【安価】高遠「安価で犯罪計画を授けますよ」 (43)

高遠「この頃私もルーツ探しばかりで本腰にそんなに力を入れてなかった気がしてきました。」

高遠「私は復讐心、もしくは殺意を秘めた人間に芸術的犯罪計画を持ち掛け実行するのが家業なものでしてね。まぁ…安価でやるのも芸術的と言えるのではないでしょうか?」

高遠「今回私が計画を持ち掛けたのは>>3……さて、上手く行ってくれるのやら…」

>>3「………」

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巴マミ

マミ「・・・貴方ね。『地獄の傀儡師』は。」

高遠「貴方が今回の依頼者…巴マミさん。まだ中学三年生ですか。しかし……貴方のその眼、実にどす黒い。殺意と悲しみに満ちた目だ。」

マミ「…紅茶でもどうかしら?淹れてきましょう。」

高遠「おっと、これは有難い。中々いい趣味を持っていらっしゃる…」


高遠「さて…単刀直入に聞かせて貰いましょう……今回のターゲット、貴方を駆り立てたものについて…」

マミ「…私は……」


ターゲット >>5(2人以上)
動機 >>6

金田一一、七瀬美雪

裸を見られた

高遠「えーと、ターゲットは金田一一と七瀬美雪……えっ!?」

高遠「(嘘じゃないのか、これは……)」

マミ「そうよ……!彼らは私の裸を……!」グヌヌ

高遠「ええー……(金田一くんならともかく何故七瀬くんまで…?)」


高遠「…本当に彼らを殺すんですか?」

マミ「殺しはしないでしょ?流石に?」

高遠「………」

マミ「少~し懲らしめるぐらいでいいのよあの人達を…」

高遠「……困りましたねえ」

どうする? >>9

安価ミス>>11

拉致監禁して美雪を輪姦、一は石抱き

高遠「(どうやってこれを芸術的にしろと?)」

高遠「………まぁ、やるだけのことはやってみますか」

マミ「でも中学生の私達と高校生のあの人たちじゃ接点が中々見当たらないのよねー。」

高遠「そこも困ったところですね。まぁ、適当な舞台を考えておきますか。後、そちらから少し人数を足してもらって宜しいでしょうか?」

マミ「ええ、いいわ。後輩を呼んでおきます。」



高遠「さて。」

高遠「(…この穢れた計画を芸術的にするには、あの要素が必要だ。)」

高遠「>>13 >>14 >>15 の要素でこの事件を彩るしかないでしょう…!」

裏切り

強姦

魔女

高遠(大丈夫かなあ本当に)


――事件当日
マミ「傀儡師さん、準備は出来てる?」

高遠「ええ。私はツアーコンダクターとして変装し犯行の手引きをいたします。一応念を押しておきますが、あくまでも私は計画に参加しませんし手を貸しません。貴方が実行するのを見守るだけ……宜しいですね?」

マミ「構わないわ。……あっ!来たみたい!」


まどか「あっマミさーん!こんにちは~!」

さやか「いや~マミさん太っ腹ですよ~こんなツアーに連れてってくれるなんて!」

マミ「ふふっ。当然でしょ?友達なんだから…ね?」

まどか「マミさん……♡」


美雪「ハジメちゃんこっちよ~!」

金田一「おーっ!他にも先客がいらっしゃるぞー!あの金髪の人美人だな~。高3かな?」

美雪「……!?(あ、あの人…)」

金田一「どうした美雪?」

美雪「ああ、うん、なんでもないの……」


高遠「えー皆さん、お揃いのようで。今回は当社のツアーに参加頂き心より感謝申し上げます。私、当ツアーの司会をさせて頂きます、「遠川」と申します。」

高遠「皆さんご存知の通り、今回は>>18でのツアーとなります。」

さやか「わー!一度行ってみたかったんだよなー!>>18!」

まどか「・・・」

マミ「み、美樹さん?貴方本当にこんなところに行きたかったのかしら…?」

さやか「勿論ですよ!こういう曰く付きの場所って大好きなんですよ!ほら、大学に入ったら廃墟探索部に入るって決めてますし!後それから……」

金田一「(ひょえ~…中々面倒な子がいるもので……)」


金田一「……(しかしだ)」

金田一「(このツアーコンダクター、初めて会った気がしない。それも何度も居合わせたような雰囲気だ………)」

金田一「(まさか……"アイツ"なのか……)」

高遠「(ふふっ。金田一君はもう私の正体に感付いたようだ。そこそこ気合は入れたんだけどね…)」

高遠「(こんな事件で再び合間見えるとは少々残念だが、今までにない絶望が君を待ち受けているだろう…!)」

高遠(てかここんとこ結構なペースで会ってる気がする)


ゴソッ

高遠「…(今、何やら人影が……)」


???「………」


高遠「さて、こちらのバスに乗って洋館の方へ参りましょうか。」

さやか「ひゃっほー!待ってましたー!」

ブロロロロ ワイワイガヤガヤ

金田一「うっそ~!?マミさんって中学生だったの!?おムネなんか超発達してるじゃん!」

さやか「全くけしからんボディですな~」モミモミ

マミ「ちょっ、やめてよ~!」
ハハハハハ
美雪「…………」ビクビク

美雪「あ、あの……貴方って以前…」

マミ「……いえ。貴方とは会った記憶が御座いません。人違いでは?」

美雪「は、はは・・・そうですよね?」



高遠「(どういうことだ…?)」

高遠「(私はてっきり金田一君が覗き見でもしたとでもばかり……何故七瀬さんが怯えてる?)」

高遠「(…中々カルマが深い事件になりそうだ)」

高遠「…さて、そろそろ見えてまいりましたよ。あの洋館が私達の泊まる…>>23です。」

まどか「あの、遠川さん。殺人事件っていっても、具体的にどんなことがあった場所なんですか?」

高遠「そうですねぇ……どうやら>>24 >>25が立て続けに起こったとか。」

洋館の名前→>>23
起こった事件の概要 >>24 >>25

橋本館

愛の巣

犯人が他の9人を精神的に追い詰めて殺し合わせた

高遠「この『橋本館』……建築形式はイギリス風の作りになっているのですが…」

「30年前に宿泊客10人が無惨な死体で見つかったという逸話を持つ館でして…」

「以降館は閉鎖、当社が手を付けるまで30年間一切の間行政以外の手が付けられなかった場所でございます…」

まどか「へぇ~結構広いんですねえ…」

金田一「……」

高遠「しかし奇妙なのがその事件でして……なんでも当時の心理鑑定の結果によると、10人のうちの一人が他の9人を精神的に追い詰めて殺し合わせたという事が明らかになっておりまして。」

さやか「うひょ~こわっ!人を操らせて殺すなんて最近話題の"地獄の傀儡師"みたい!」

高遠「」ピクッ
マミ「」ピクッ

金田一「そ、そ~っすね…」

金田一「(館に地獄の傀儡師……か。もしかしたら、ここも……)」

高遠「それで、一番奥の方に見えるあの扉の先は大広間に繋がっておりまして……」ギイッ

「最終日に残った4人と犯人が血腥い殺し合いを演じ、最後には死体が重なり合い発見された場所……

―――通称、"愛の巣"と呼ばれる広間でございます。」

金田一「・・・・・・愛の巣・・・」

高遠「大丈夫ですよ。”愛の巣”はレクリエーションにしか使いませんから。」

高遠「さて…ここからは各自自由行動です。今から鍵と見取り図を渡しますのでそれに従って部屋でくつろぐなり、当館を探検するなりしていってください。
あ、くれぐれも8時からの夕食の時間に遅れないように。」

さやか「そんじゃ一緒に行きましょーよマミさんまどかー!」

まどか「うん、行こっさやかちゃん。」

マミ「あ…私はちょっと準備してから行くわ。」


金田一「そんじゃ俺も見て回りますか。行くぞ美雪。」

美雪「ああ…うん。いこっか。」


――地下室
高遠「さて…早速計画開始といきましょうか。」

マミ「ええ。準備は出来てるわ。」

高遠「今回の計画は実質七瀬くん、金田一くんの捕獲が目的となります…なので…」

①睡眠薬
②麻酔銃
③スタンガン
④網、落とし穴等の罠
⑤その他自由

高遠「あらかじめ用意しておいた、この内のどれかを使います。複数使っても勿論構いませんよ。」

マミ「うーん……私は……」

どれを使う?(5は使うものも) >>29 >>30 >>31で出たものを使用」

隠し部屋

5人体模型

自前の捕縛魔法あるけどそれはダメかな。

しかし安価処理上手いな。愛の巣とか

マミ「探索途中に見つけた隠し部屋、あそこを使わせて貰うわ。それと……

この人体模型なんてどうかしら?」

高遠「人体模型ですか。ダミーとしても使えますし、中々悪くないかもしれない。ですが肝心の捕獲は…」

マミ「私の捕縛魔法を使わせて貰うわ。」

高遠「……今、なんと?」

マミ「私の捕縛魔法。実は私、"魔法少女"なんです。」

高遠「…は?」

マミ「ついでに言えばあの青髪の美樹さんも魔法少女よ。」

高遠「…………」

高遠「(ジゼル、こういう時どうすればいいんですか)」


何やかんやで魔法少女について説明


マミ「……どうだったかしら?」

高遠「…成程。中世の魔女狩りの例も考えれば有り得ない話では無い。むしろ興味深い。実際に今見せてもらったわけですしね」

高遠「それとそのリボン、捕縛以外にも使えそうだ。中々面白い芸術犯罪が堪能出来そうですね…」


高遠「それでは……始めましょうか。」

――夕食の時間

金田一「イギリス料理はやっぱマズいな」モグモグ

さやか「私も好きじゃない」モグモグ

高遠「えーそうですか?」

マミ「ちょっと傀儡師さん料理下手なんじゃ?」ヒソヒソ

高遠「とんでもない。これでも幽月さんは結構喜んでくれてましたよ」ヒソヒソ

マミ「…!幽月って、あの生首で死んだ挿絵画家…そんな人とも関わりが」ヒソヒソ

高遠「………」


高遠「そうだ。あの時言い忘れてたことがありましたが…」

「最後に残ったとされる犯人、公には死亡と公表されましたが…」

「実は死体が見つかってないとか。今でもここら辺を彷徨っているのかもしれませんね。」


さやか「ええー嘘!?やっばい、ここに来てかなり怖くなってきた…」

まどか「大丈夫なのかな…」

マミ「大丈夫よ鹿目さん美樹さん。見たところ周囲は時速時給も出来そうだし、十分に生き長らえる事も出来そうだけど30年もの間サバイバル生活だったし身体もボロボロ……」


すぅーっ………


「!?」

まどか「い、今……窓を誰かが横切りませんでした…?」

さやか「き……きっと動物か何かだよ!ここって自然が多いから多分熊なんか…」


すぅーーーっ……


高マ「!?」

高遠(おかしい、1体しか人形は用意していない筈……)

マミ(動物……なのかしら?それとも……)

さやか「や……やっぱ生きていたんだ!残った犯人は生きていたんだ!!」

金田一「生きていた………!?」

美雪「・・・・」

――地下室
 
高遠「中々面白いことになりましたね。」

マミ「あら、楽しんでいる場合かしら?さっきの仕掛け、何だかんだでバレなかったですけど。」

高遠「そうですね。台座に載せた人形にフードを被せて、端っこの窓に仕掛けてあった仕掛けを解除することで紐に繋いであった外の台座は滑っていき、あたかも何者かが通ったように見える……」

高遠「奇妙な事にこの洋館の立地に僅かな傾斜がついていたからこそ出来たトリックですね。」

高遠「(傾斜……たしかあそこもあのような場所でしたね………)」

高遠「(やはり間違いなさそうだ。ここも私の父が建築した……)」

マミ「でも、最後に通った影は何だったのかしら…」

高遠「動物って線は無いと思いますよ。熊なら食糧庫でも荒らしに来るはずですし…周囲をさっき見てきましたが毛一本落ちてなかった」

高遠「このツアーに紛れ込んだ人間がいたか、それとも本当に生きていたか……
何にせよ計画に支障は出ませんがね。」

高遠「さて、いよいよ貴方のお手並み拝見と行かせて貰いますよ。」

マミ「ええ。そろそろ後発の"彼女"もここに到着する頃合いでしょうし……
遠慮なく行かせて貰うわ。」

高遠「……」

高遠「雨、降ってきましたね」


???「………」

金田一「ふあ~風呂も入ったし今日は寝るか……マミちゃんの裸見たかったな~~~」


マミ「………」コソッ

マミ(やっぱりアイツ……!あの変態っ……!!)

マミ(そろそろだわ。隠し部屋はもうすぐ。近づいて…近づいて……)


金田一「ん~・・・?なんだこの壁?妙な切れ目が…」ゴソッ

ガタッ
金田一「!?」(しまった!?回転扉!?)」

金田一「まずい、落ちっ……」

ヒュゥゥゥーーー…………

ズドン

マミ「……金田一一の捕獲に成功したわ。」

『こちら地獄の傀儡師。ご苦労。彼は結構頭が切れる少年のようだ。速やかに捕縛を行ってください。』

マミ「了解。」プツッ


高遠「…今のところは順調…ですか……一番邪魔な人間を排除出来ましたからね…」

高遠「さて…お楽しみといきましょう。金田一君。」

ヒュルルルル ギチィッ

金田一「」グッタリ

マミ「悪く思わないでね。全部貴方がいけないのだから……」

マミ「一応スタンガンでも一発」ビリィッ

金田一「はぅっ」

マミ「うん。これで完全に落としたわ。後は……」



美雪「ハジメちゃん……遅いなあ…」

さやか「きっと女風呂でも覗こうとしたら頭ぶつけたんじゃないですか~?」

まどか「私…見てこよっかな」

高遠「大丈夫ですよ。私が見てきます。」


高遠「…(さて、今晩は余すことなく金田一君を前々からしたかった石抱に…)」ワクワク

高遠「………!?」

高遠「こ……これは…!?」

何があった? >>38

ksk↓

オオオオォォォォォ………… 


高遠「(なんですか…この薄気味悪い空間は……)」

高遠「……それにあれは………」


魔女「オォォォォ………」

高遠「…成程。あれが魔女ですか。なんともおぞましい……」

使い魔「ヒャハハハハ」

高遠「おっと危ないっ!」ザクッ

使い魔「ウグェッ」

高遠「あまり私を舐めない方がいい。私は少々斬り慣れているので……」

高遠「(だとしても魔女は無理そうですね……ここは逃げて…)」

魔女「ズォォォォ…」

高遠「ま、まずいっ…か、母さんっ!」


『ティロ・フィナーレ!』


ズドォォォォオオオオ


「オォォォォォ………」


マミ「…危ない所だったわね?」

高遠「…感謝します。」

高遠「しかし……変ですね。魔女は一般人には見えない筈なのでは…?」

マミ「うーん………相当のカルマを背負ってきたんじゃないの?貴方?」

高遠「……そんなもんですかね。」


高遠「そうだ!金田一くんは!?」

マミ「大丈夫よ。さっき縛ってきたから。」

高遠「そうですか(ホッ)」

マミ「…もしかしてあの人とお知り合い?」

高遠「いえ、そういう訳では。ただ、拷問こそがこの計画の目的、死なせてしまえばそれこそ失敗を意味するのでね。」

「それより次の計画の手筈は覚えてますよね?」

マミ「ええ。>>43だったわね。」

一がまだ消えていないと見せかける為の工作

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