雪美「雅に……ガー不起き攻め…………。ペロ…合わせて……」 (20)

・デレマスとGUILTY GEAR Xrd -SIGN- のクロス(GGxrdのキャラは直接出てきません)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437595751

紗南「モバPさん、EVO2015見た?」

紗南「ギルティ面白かったよね。モバPさんはどのキャラが好き?」

紗南「へぇ、ザトーかぁ……なるほど、確かに2体操作でガー起き攻めって魅力的だよね!」



雪美(モバP……お話…してる…。 ゲームの、話……? がーふおきぜめ……みりょく……? 私も……魅力的になれる……?)

雪美(こっそり……調べて……モバP……驚かせる……)


http://i.imgur.com/Dkx2E1Q.jpg

――――――――――

雪美「モバP……こっち……来て……」

モバP「ん?どうした?」

雪美「ここ……立って………」

モバP「コレでいいか?」

HERE COMES DAREDEVIL

MobaP Yukimi

モバP「えっ?なにこれどっから聞こえてるの?」

雪美「がーふおきぜめ………みてて…………」

HEAVEN OR HELL

DUEL 1
LET'S ROCK
-Jimusho-

どこからか聞こえたラウンドコールを合図に雪美はモバPに向かって走りだす。

彼はひどく同様しており立ち尽くしている。

雪美が彼の方へ走っている間にスカートの下からペロが出てきて勢い良く彼に突進をかます。

あわてて、モバPは後ろへ飛び退くがそれに合わせるかのように雪美が飛び蹴りを放つ。

少し吹き飛ばされて壁に貼り付けられたモバPを雪美は更にもう一度跳躍し追撃をする。

モバPは地面に倒れこんだが、すぐに起き上がるとまた雪美が跳躍して襲い掛かってきた。

とっさに、防御する姿勢をとったおかげで雪美の飛び蹴りを防ぐことが出来た。

しかし、飛び蹴り手で受け止めた刹那、足元にいたペロがおもいっきり顎に向けてアッパーをかました。

SLASH

――――――――――

モバP「うぅん、一体さっきのは何だったんだ。雪美は?」

ちひろ「雪美ちゃんならお仕事に行きましたよ?」

モバP「まずい、早く雪美を止めないと!」

ちひろ「どうかしたんですか?」

モバP「なんかよくわからないんですけど雪美がめちゃめちゃ凶暴になったんですよ」

ちひろ「えっ?」

モバP「なんか飛び蹴りとかしてきてペロなんかアッパーかましてきたんですよ!?」

ちひろ「落ち着いてください。雪美ちゃんがそんなことするはずないじゃないですか」

モバP「でも現に俺はボコられてここで気絶してたじゃないですか」

ちひろ「え? ずっとお昼寝してたじゃないですか」

モバP「えっ」

ちひろ「夢でも見たんじゃないですか? とりあえず午後からもお仕事がんばりましょう」

モバP「はい……」

モバP(夢だったのか……)

―――――翌日

晶葉「雪美、どうだ上手くいったか?」

雪美「うん………ありがとう……」

晶葉「こちらこそありがとう。発明品のテスターになってくれて助かる」

泉「格闘ゲームのプログラムは結構難しいけど、楽しいし私も感謝してるよ」

晶葉「後はもっと色んな人のデータがほしいな……」

晶葉「しかし、モバP以外に寝てる間に無理やり頭に装置をつけて強制参加させるのは忍びない」

泉(モバPさん無理やりだったんだ、かわいそうに)

晶葉「案の定ぼこぼこだったしな。 おかげで良いデータはとれたが」

泉(しかもボコボコだったんだ。雪美ちゃんにボコボコにされるモバPさん……ちょっと見てみたいかも)

晶葉「というわけで雪美、誰か協力してくれそうな人を探してきてくれ。できれば種類の違う人達がいい」

雪美「わかった……頑張る……」

――――――――――

紗南「というわけで来たよ! ゲームと聞いてあたしが出ないわけにはいかないもんね!」

晶葉「よし、じゃぁまずはこのヘッドギアをつけてくれ」

紗南「了解!」

泉「紗南ちゃんの身体データを元に自動でキャラクターが選ばれるから、ちょっとまってね」

紗南「なるほど、脳波でキャラを操作するからまるで自分が戦ってるような感じになるんだね!」

晶葉「ゲーマーは理解が早くて助かるな」

紗南「あたしの持ちキャラは何かな?」

泉「それは始まってのお楽しみ」

紗南「ちなみに誰と戦うの?」

雪美「私と……しよ…………」

紗南「いいよ!」

――――――――――

HEAVEN OR HELL

DUEL 1
LET'S ROCK
-Akiha's Lab-

「手に錨をもってるってことは……メイだね」

紗南はしゃがんで守る態勢に入りながら雪美を観察する。

跳躍し、空中で全身して紗南の頭頂部を狙うように足蹴りを放つ。

しかしその刹那、地面から突如イルカが現れ紗南を乗せて飛び上がる。

イルカにぶつかった雪美は空中に投げ出された。それを紗南が追いかけ追撃する。

雪美はなんとか空中で姿勢を立て直し紗南の攻撃を防いだ。互いが着地する。

(雪美ちゃんには悪いけどゲームだから本気でいくよ!)

おもむろに紗南は雪美に歩み寄り雪美を掴んで後ろへ放り投げた。

空を舞った雪美はやがて壁にぶつかりバウンドする。待ってましたと言わんばかりにイルカに乗った紗南が追撃する。

SLASH

――――――――――

雪美「流石紗南……強かった……」

紗南「GGxrdはモバPさんと結構やったからね」

泉「仲間内でしか遊ばないからまるまるコピーしたんだけどどうだったかな?」

紗南「なんか体力少なくない?」

晶葉「理論的には体力を100倍にしても問題ないが、一応脳への影響を考えてな」

紗南「なるほどね」

泉「そこはもう少しデータが揃ってから調整したほうが良さそうだね」

紗南「それじゃぁ早速ロケテだね!」

――――――――――

千秋「なるほど、それでたまたま休憩室にいた私達に協力をってことね」

美波「ゲームはよくわかりませんけど……やってみましょうっ!」

紗南「かくかくじかじかっていうゲームです」

千秋「佐城さんもやっているの?」

雪美「うん……」

千秋(佐城さんが人を叩いたりするの?)

千秋(こういうのってゲームではよくあることなのかしら?)

紗南「ち、千秋さんどうかしたの?」

千秋「これ、相手を叩いたりするのよね」

紗南「うん」

千秋「なんだか野蛮じゃないかしら」

紗南「確かに格闘ゲームって野蛮に見えるけどあたしは柔道とか剣道みたいな競技だと思ってるよ」

紗南「実際にe-sportsって行って他のスポーツ競技みたいに大会が開かれたりもしてるんだよ」

千秋「ふぅん」

晶葉「大丈夫、攻撃を受けてもほとんど痛くないように設定しているから安心したまえ」

泉(モバPさんのときはそんな設定してなかったから痛かったんだろうなぁ……)

千秋(でも人を叩いたりする佐城さんってどんな風なのかしら……)

千秋「わかったわ、試験体になるわ」

泉「ありがとうございます」

千秋「その代わり、佐城さんとお相手したいのだけれど」

晶葉「え? 雪美さえよければかまわないが……」

雪美「いいよ…………」

千秋「ねぇ佐城さん、ただやってもつまらないし勝ったほうが負けた方にお願いを聞いてもらうっていうのはどうかしら?」

千秋「経験者の佐城さんに分があるから悪くないと思うのだけれど」

雪美「…………?………いいよ………」

HEAVEN OR HELL

DUEL 1
LET'S ROCK
-Restroom-

(なるほど、どうやら私は髪の毛で攻撃するタイプ?らしいわね)

千秋の頭の中に自分がどのように攻撃すればいいのかがインストールされていく。

――――――

紗南「そっか、だから自分の身体に合わせてキャラクターが選ばれるんだね」

晶葉「あぁ、どうしても髪の短い人では此のキャラクターを使えなかったからな」

――――――

小さく飛び上がり千秋へ向かって加速する雪美を、髪の毛で上へと叩き上げる。

追いかけるように千秋が飛び上がり、空中で姿勢を崩した雪美に髪の毛を振り回して追撃する。

雪美が地面に叩きつけられて倒れる。

「……勝った?」

千秋は勝利を確信し、雪美にどんな命令をしようか考えた。

――――――

千秋「それじゃぁ佐城さんは今日一日私のことお姉さんって呼んで」

雪美「お……お姉さん……」

千秋「ふふっ、そうよ」

雪美「お姉さん……頭撫でて……」

千秋「ふふっ」


――――――

ふと気が付くと千秋の身体は宙を舞っていた。

「えッ?えっ?」

雪美とペロがものすごい連携で連続攻撃を決めている。

(もしかして何度か倒れさせないとダメだったの?)

千秋は攻撃を受けながらも冷静に分析をし、反撃にうつろうとしたが身体が動かない。

そのまま雪美にされるがままにトドメをさされた。

――――――――――

紗南「千秋さん、どうしてダウン奪った後動かなったの?」

千秋「てっきりもう勝ったと思っちゃって……倒れさせたら勝ちではないのね? 勘違いしてたわ」

紗南「あ~相手を倒したら勝ちだと確かにそう思っちゃうよね。ごめんなさい」

紗南(もしかして千秋さんEVO見てた?)

千秋「いいのよ。それにしても全然痛くないから途中まで気づかなかったわ」

晶葉「なるほど、感覚がなさすぎるのも問題だな……もう少し調整してみよう」

紗南「でも開幕はほんとよかったよ。エリアルもちゃんと出来てたし!」

泉「初心者でも上級者と同じように動けるように動画の動きをプレイヤーの脳にインストールしたんだ」

紗南「Let it oooooooooout!!! だね」

泉「え?」

紗南「すいませんなんでもないです」

千秋「そういえば負けたほうがお願いを聞くって言ってたわよね。 佐城さん、どうする?」

雪美「ちょっと…待って……考える……………」

雪美「………あのね……おねえさんって……呼んで……いい……?

HELL FIRE!!

紗南「うわっ!千秋さんが鼻血出して倒れた! 誰か救急車!!」

美波「と、とにかくティッシュで拭きますね!!!」

泉(千秋さんって意外と……やめておこう……)

晶葉「う~ん、ヘッドギアからの刺激が強すぎたのか? 泉、一度ラボに戻って見直そう」

泉「う、うん……」

泉(そういうことではないと思うんだけど)

――――――――――

モバP「やっぱりザトーはいいなぁ。2体操作は浪漫があるよ」

ちひろ「アニメなんか見てないで仕事してください」

モバP「アニメじゃないですよ。ゲームですよゲーム!」

ちひろ「どっちでもいいですから!」

モバP「でも見て下さいよこれ、すごくないですか?」

ちひろ「いや私が見てもわかりませんよ」

雪美「モバP……私も……がーふおきぜめ……できるよ……」

モバP「えっ!?」

雪美「すごい……?…………みりょくてき…?………」

モバP「お、おう? ってかどうしたんだそのヘルメットみたいなの」

雪美「じゃぁ……また……しよ……………」

モバP「なんだそのヘルメットは、うわなにをするやめ」

――――――――――
HEAVEN OR HELL

DUEL 1
LET'S ROCK
-Office-

むりやりヘッドギアを被せられたモバPは脳内に流れてくる情報から一瞬で状況を理解する。

「なるほど、この前の夢だと思ってたのはこれだったのか」

「モバP……行くよ……」

雪美はいきなり距離を詰める。

タイミングよくモバPは雪美を炎をまとったアッパーで打ち上げる。

「この前の仕返しだ! インフェルノディ……っとこれは違うな」

(同じPでも俺は佐城雪美Botに話しかけたりはしないからな!)

打ち上げた雪美を容赦なく蹴り落とすモバP。

――――――

ちひろ「雪美ちゃんとモバPさん、ヘルメットを被った瞬間眠っちゃいましたけど……」

泉「ちなみに今二人の頭の中はこんな感じだよ」

ちひろ「えっ、これ雪美ちゃん大丈夫なんですか?」

かな子「痛くないから大丈夫だよ」



―――――

「ガンフレイッ!」

雪美が起き上がると同時に火柱が襲いくる。

火柱を防御すると真上からモバPが迫ってくる。

モバPが剣を振りかざした瞬間、雪美は全身にチカラを込めた。

REJECTED!

剣は弾かれモバPは空中で姿勢を崩した。

その瞬間、ペロが腕を上に伸ばしてモバPにアッパーをかます。

(なかなかやるじゃん……)

モバPは雪美とペロの空中連続攻撃を喰らい倒れる。

「モバP……行くよ……」

雪美はペロに準備をするように指示して跳躍する。

(雪美……すまん……)

モバPは起き上がった瞬間に全身にチカラを込める。

REVERSAL!

先ほどとは同じように雪美の蹴りが弾かれて空中で姿勢を崩す。

――――――

紗南「すごい攻防だね……」

泉「そうなの?」

ちひろ「モバPさん刃物もってますけど本当に大丈夫なんですか?」

かな子「痛くないから大丈夫だよ」

―――――

その後も一進一退の攻防が続いた。

(そろそろ身体が暖まってきたし、いっちょきめるか)

モバPはおもむろに雄叫びをあげる。

「何…………?」

たちまち、モバPは竜人に変身した。

「モバP……怖い……」

雪美は恐怖を感じ、まもりを固めた。

「そうくると思ったぜ!」

モバPは全速力で雪美に走りこみ、雪美の胸ぐらを掴むとぶっきらぼうに地面に叩きつけるように投げた。

地面にたたきつけられバウンドした雪美を火炎をまとった拳で殴り上げ、そのまま空高く突き上げた。

SLASH

――――――――――

雪美「流石………モバP……強かった……」

モバP「いや雪美もすごかったよ。びっくりした」

雪美「みりょくてきだった……?」

モバP「もちろん」

雪美「……褒めて」

モバP「うん、よしよし」

雪美「ふふっ……」

紗南「モバPさんはてっきりガー不起き攻めされたいドMかと思ったらそうでもなかったんだね」

モバP「なんじゃそりゃ」

ちひろ「私もてっきり雪美ちゃんにわざと殴られにいくんじゃないかと思ってました……もしかして現実でやって欲しいタイプですか?」

紗南「えっ、モバPさんリアルファイトで起き攻めされたいの? 流石にそれはちょっと……」

モバP「おいおい殴られたり起き攻めされるのはゲームだけでたくさんだよ……」

紗南「そうだよね、ははは」

ちひろ(でもモバPさんっていつも雪美ちゃんに膝に乗られてますし……)

紗南(あれって実質ガー不の起き攻めだよね)

雪美(ふふっ……ガー不起き攻め……私……一人でも……ね…………)

以上です。
GGxrdでザトーにボコボコにされてこれが雪美ちゃんだったら腹が立たないのになと思って書きました。
これからも膝の上の恋人こと佐城雪美をよろしくお願いします。


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