千早「10thライブ?知らないわ。」 (17)

春香「はぁ?何言ってるの千早ちゃん!」

千早「日本語。」

春香「うざ!小学生か!」

春香「というか、一緒に出てたじゃん!」

千早「出てないわよ。私は昨日も一昨日も西武ドームなんかに行っていないわ。」

春香「いや、思いっきり知ってるじゃん!」

千早「知らないわ。」


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P「おーい、新しい衣装が届いたぞ。」

春香「うわー、この衣装可愛い。」

響「へへーん、自分のもすごい可愛いぞ!」

千早「我那覇さん…」

響「ん?どうした千早?」

千早「我那覇さん、自分の衣装以外だと誰の衣装が好きかしら?」

響「えっ…」

春香「千早ちゃん、10thライブ知ってるでしょ…」

千早「知らないわ。」

春香「あれ千早ちゃん、どうしたの?」

千早「疲れたわね。」

春香「えっ、まだ事務所来たばっかりだよ?」

千早「お茶飲みたーい、お家帰りたーい。」

春香「…」

千早「知らないわ。」

高木「きみぃ、ここなんだがね…」

P「はい、その件でしたら…」

カクカクシカシガ

小鳥「社長って、なんで顔に黒い影が入っているのかしらね?」

千早「えっ?音無さんも昔は入ってましたよね?」

小鳥「ピヨッ?」

春香「絶対10th知ってるじゃん!」

千早「知らないわ。」

雪歩「」シクシク

伊織「全く、雪歩は本当に泣き虫ね。」

雪歩「伊織ちゃんは私より年下なのに強いんだね…」

千早「ふふ、どうかしらね?」

伊織「な、なによ?私がいつ泣いたりなんかしたのよ!」

千早「さぁ、知らないわ。」

伊織「ちょっと千早、ちゃんと説明しなさいよ!」

千早「ごめんなさい、もう収録の時間なの。またね。」

千早「プロデューサー。 」

P「ん?どうした千早?」

千早「昨日、我那覇さんが若くてイケメンなプロデューサーにスカウトされていました。」

P「なに?本当なのか響?」

千早「けっこうまんざらでもない顔をしていましたよ。」

響「ち、違うぞ!あ、あれはパフォーマンスで…」

春香「10th…」

千早「知らないわ。」

千早「あずささん。」

あずさ「なあに千早ちゃん?」

千早「遅れてしまいましたが、誕生日おめでとうございます。」

あずさ「あらあら~、ありがとう。でもまた一つ歳をとってしまって困ったわ~。」

千早「…」

あずさ「あら、どうかしたの千早ちゃん?」

千早「なんで、隣に…歌ってくれなかったんですか?」

春香「10…」

千早「知らないわ。」

千早「プロデューサー、こっちに来てもらえますか?」

P「ん、どうした?」

千早「そこに立ってください。」

P「こうか?」

千早「お座り!!!!」

P「か、身体が勝手に…」オスワリ

千早「一人でもこんなに気持ちいいんだから、大勢ならさぞ気持ちいいでしょうね。ね、春香?」

春香「…//」カァァ

カラオケ

千早「始まってゆく 果てなく続くひとつの道を」

春香「…」

千早「駆け出してゆく まっさらな 名もない希望を抱いて」

亜美「あれ、なんでだろう…」

真美「もう何回も聞いてる曲なのに…」

千早「どんな行き先でも 喜びと悲しみは廻る」

真「涙が…」

千早「辛くても進んでゆけるのは 大切な夢があるから」

伊織「…ちょっと、なんで真が泣いてるのよ。」

7人「Start このMy Life Song 私の歌声で どこまでも響け」

7人「Feel 感じるまま好きなメロディーでいいそれを心と呼ぼう」

7人「Stay このMy Love Song エールくれる人よ 愛を込め贈ろう」

7人「Shine 輝いて ねぇ幸せあれいま明日が生まれる」

あずさ「本当に良い曲よね~」

千早「あずささん、いたんですか。」

真美「カラオケ終わりだって→」

真「ちぇっ、もうお終いか。」

亜美「もっと歌ってたかったしょ→」

伊織「亜美、わがまま言わないの!」

あずさ「あらあら~残念ね。」

千早「じゃぁ帰りましょう。」



千早「春香?帰るわよ?」

春香「うん、分かってる…」

千早「もう…時間ないわよ…」




終わり

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