竜「非日常系ぐだぐだ系」 龍「需要あるのそれ?」 (30)

・短編です

・オリジナルです

・初心者です

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竜「でもこれ最近はやってるらしいですよ」

龍「はやりねー」

ドラゴン「お、お前ら二人何してんの」

龍「あ、ドラっち」


竜「この本が流行ってる、っていう話ですよ」

ドラゴン「あー、そのオチのない4コマみたいなやつ?」

龍「承と転もあやしいけどね」

竜「そこまで言わなくても」


竜「でも存在しない奴らがこういう日常過ごしてたら面白いな―。みたいな気持ちにはなるでしょ?」

龍「定番だけどね、人間についての妄想小話」

ドラゴン「俺が知ってるのだと、俺達に乗って戦いに赴くのもあったな」

龍「乗れるのかな?」


竜「そんなファンタジーにリアルを求めなくても」

龍「いやー、でもどんなファンタジー作品だろうとそういう批判は湧くんだよ」

ドラゴン「そもそも俺は誰かを乗せない」


竜「そういう批判っていうと」

龍「例えば水の中で火が起こせるのは魔術による作用がうんたらとか書くじゃん?」

竜「うん」

龍「火の活性術式は水の中だと書けない、書くとしても多がりな装置が――とかね」

竜「あー」

ドラゴン「俺なら一発だな」


竜「ファンタジーの作品だからそういう術式もファンタジー……とは受け止めてくれないんだね」

龍「常識ぶりたいんだよ、きっと」



ドラゴン「やってみるか」


龍「あるいは伝統的なものは覆せない、という事かもね」

竜「伝統」



ドラゴン「どこかに水桶は……」


龍「例えば"おいてけぼり"っていう話があるんだけど」

竜「ああ、あの獲物を置いてけーって言われる話」



ドラゴン「ないな……」


龍「あれも[獲物を狩って][置いてかないと変えれない]っていうのが伝統じゃない?」

竜「まあそうっすね、自分が知ってるのもそんな感じっす」



ドラゴン「あ、ファフニール先輩、チッス」

ファフニール「ああドラゴン君」


龍「あれも諸説あって、そもそも堀を見ただけで帰れなくなる、だとか」

龍「帰れるけど、寝て覚めると堀にいる。だとか色々あるんだよ」


竜「へー!」

龍「でもそういう話を書くと"おいてけぼり"じゃない!って言われるんだよ」





ファフニール「大丈夫?ご飯食べてるかい?なにか困ってることあったら言ってくれよ?」

ドラゴン「いえいえそんな先輩のお手を借りるなんて……」


竜「あー、それは残念な感じですねえ」

龍「"そういう解釈もあるのか"って受け止めてくれないんだよねえ」



ファフニール「そうかい?じゃあ僕はちょっと侵入者案件をぶち殺してくるから……」

ドラゴン「先輩!殺しはマズイですって!前回もそれで色々あったじゃないですか!」


竜「悲しいっすね」

龍「残念だね」



ファフニール「そうか、じゃあ呪いだけにしとくわ!」ニッコリ

ドラゴン「呪いもマズイですって!結果死ぬじゃないですか!」

ファフニール「じゃあな!」バサア


龍「で、なんの話だっけ?」

竜「えーっと、女子のどこが一番エロイか?」


ドラゴン「いや違うだろ、その本の話だろ」

ドラゴン「あ、急に入ってきてゴメンな、突っ込みたくて。あとエロいのはお腹から足へのライン」


竜「いやいやいや、まってくださいよ。尻尾ですよ」

竜「これはドラゴンさんでも譲れないっすよ」


龍「まあ落ち着きなよ、首もとだよ」

ドラゴン「む、これは決着をつける必要があるな……」


龍「先手必勝!"三択会議"!」



モブA「あーっと!あれは魔法でヤンスー!」

モブB「知っているのかモブA!」

モブA「あれは閉じ込めた中で会議を行い、答えが出るまで誰も入れないし出れない高度な結界でヤンス!」


ドラゴン「お腹のなだらかなライン!そこに水が滴る!エロいだろ!そうだろ!?」



モブA「ただし声は丸聞こえでヤンス」

モブB「なんの意味があるんだ……」

モブA「こっちからの声は聞こえないから厄介でヤンス」


竜「水を滴せるのが有りなら、それは尻尾が一歩勝っていると言わせてもらおう!」

竜「このグラビア本の数がそれを物語っている!」ドバァァァン





モブB「本の重量が出す音じゃないぞ」

モブA「圧縮空間でヤンスかね?」


龍「ふふ、君たちも幼稚だねえ。顔と顔が近づき、攻めるとしたら首だろうに」

龍「経験ないのかい?」




モブA「おっとココで龍さんの経験アピールでヤンス!」

モブB「え、龍さん経験あるの」

モブA「多分ないでヤンス、本の知識のみのむっつりスケベでやんす」


ドラゴン「そ、そりゃあ経験ぐらい?あるし? でもお腹も撫でるだろ!?」

竜「そ、そうっすよ。 尻尾舐めるぐらいはAですよA!」




モブB「お二方にはダメージがあったようだ」

モブA「三人共経験なしっと、この情報は高く売れそうでヤンス」


ドラゴン「でも枕にするならお腹だろ!?あの素晴らしい弾力と兼ね備えた筋力!」

竜「それこそ尻尾ですよ!程よい柔らかさと筋肉の硬さ!」

龍「君たちは相手を抱きしめないのかい?抱きしめたら肩越し……つまり首だ」




モブB「どこまでも平行線だねえ」

モブA「性癖の話なんて決着がつくはずがないでヤンス」


竜「巻きつけられるシチュも可能なんですよ!?」

ドラゴン「巻きつけられ……? ハッ、二人のお腹に挟まれる……?」

龍「二人の……数人の……!?」




モブB「よくわからない方向に飛躍したぞ」

モブA「たぶん本人たちもよく解ってないでヤンス」


龍「つまりハーレムプレイが最強だということだな!?」

ドラゴン「複数いれば複数対応できる……完璧だな」

竜「なるほど、全員の欲望を満たす……」


ガシイ



モブB「謎の握手」

モブA「あ、結界が解けるでヤンス」

ドラゴン「そうときまればナンパしに行こうぜ!」

龍「この時間帯での女子の多い場所は調べてある、まかせなよ」

竜「キャー!龍さんカッコイイ-!」



三匹「」バサア パリーン



モブB「何だこの落ちは」

モブA「落ちてないでヤンス」


モブB「ひどい三方だったねえ」

モブA「まあいつもの事でヤンス、先生が来て爆発させるよりはマシでヤンス」





モブB「因みにモブAは何好き?」

モブA「シチュにこだわりたいでヤンス」





おわれ

龍→蛇型の身体に髭手足のシェンロンタイプ
竜→蜥蜴型の身体に前腕が翼のワイバーンタイプ
ドラゴン→蜥蜴型の身体に翼の生えたスタンダードなドラゴン

でいいのかな

乙です。
いつもの人でいいのかな?先生はウィルムだっけ?

>>26
自分の作ったやつでは

ドラゴン→翼、前脚、後脚の「いわゆるドラゴン」
竜→翼なし、前脚、後脚 シェンロンみたいな
龍→ワイバーン。前脚がないヤツ

という想定です

>>27
いつもの人です、ありがとうございます。
先生はウィルムです

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