銀時「おい神楽、tosh先生がお前を描いたらしいぞ」 (35)

新八「おいいいいいい! 何そっちの名義で言ってんの!! ここはジャンプらしく佐伯先生って言えよおおおおお!」

神楽「落ち着くアル新八、絵柄も誕生日も一緒なんだしもうバレバレネ」

新八「ガモウひろしだって頑張って正体隠してんだよ! それをジャンプキャラの僕達が言ったらおしまいだよ!」

銀時「まーまー……それより見てみろよ、お前みたいな色気ゼロのキャラがこんなエロエロになっちまってるぞ」

ゴリラ
神楽「空知が描くのが下手くそなだけで実際、私はエロの塊アル」

新八「後者はともかく……前者はその通りだよね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436446781

銀時「しっかしアレだなー……エロ漫画家を引き連れてくるだなんてジャンプも変わっちまったなー」

神楽「きっとそのうち、殆どのジャンプで連載している漫画家が成人コミック誌出身になるアル」

新八「ねーよ!! それじゃ週刊成年ジャンプになるよ!!」

銀時「次は彩◯堂あたりが来そうだな」

神楽「私はポン貴◯田がいいアル」

新八「だからこねーって!!」

銀時「分かんねーぞ新八、成年誌から少年誌に来た漫画家なんて幾らでもいるんだからな」

新八「例えば……?」

銀時「真倉翔だって成年誌出身だしな」

新八「そういえば……」

神楽「小野◯利もエロゲの歌を歌ってるアル」

新八「それ漫画家じゃねーよ!! しかも成年誌から少年誌の話なのになんで逆なんだよ!!」

銀時「そこでだお前ら」

神楽「ん?」

新八「なんですか?」

銀時「そろそろこの漫画もネンマリしてきた頃だしな……そろそろ次のステップに踏み込もうじゃねーか」

新八「次のステップ……ですか?」

銀時「題して……」

カキカキ……

新八「……」

神楽「……」

バンッ!

『銀魂、エロで媚びる』

銀時「これだ」

新八「次のステップでもなんでもねーよ!! 完全に打ち切り寸前のステップじゃねーか!!!」

ゴリラ
銀時「空知にできるかどうか分からねーが……こっちもソーマに負けじとハードなエロを展開していくんだ」

ゴリラ
新八「空知に頼ってる時点で絶望的だよ!! 絶対無理だよ!!」

ゴリラ
神楽「新八、そんなこと言ったら空知が可哀想アル」

新八「神楽ちゃん……でも……」

ゴリラ
銀時「そうだぞ新八、空知でもこれぐらいならできる……」カキカキ……

新八「これ……?」

『銀魂、モザイク解禁』

銀時「勝ったな」

新八「圧倒的に負けてるじゃねーか!!! 現状で汚いのに余計汚くなるだけだって!!!」

新八「モザイクじゃくて乳首を解禁しろよ!」


銀時「しょーがねーだろ、空知(ゴリラ)は女の乳首描けねーんだから」

新八「た、確かに……」

銀時「しょーがねー……諦めるか」

新八「そうですよ……大体そういう展開は二次創作で……」

銀時「乳首が描けないならエッチい展開で行きましょう」

新八「だからエロから離れろって言ってんだろうがあああああ!!」

銀時「ケース1。 新八、うっかり転んで神楽の胸を揉みます」

神楽「銀ちゃん、私に掴めるほどの胸がないアル」

銀時「……チッ」

神楽「だったらこれで行くネ」

新八「これ……?」

神楽「ケース2。 女全員巨乳になるアル」

新八「……まあそんな話ぐらいなら長編とかでできそうだよね」

銀時「それと同時に男の刀と玉も……」

新八「結局そっちかよ!!」

銀時「ケース3。 実はみんなデビルーク星人でした」

新八「夜兎族の設定どこに行ったんだよ!?」

銀時「そして男にも尻尾が生えて、尻尾を触られると同時に野糞を……」

新八「だからその汚くするのをやめろおおおお!」

新八「もういいよ! エロに媚びるほど惨めなことなんてないよ!!」

神楽「じゃあお前はなんか思いついたアルか?」

新八「いや……それは……」

銀時「心配すんなよ、他にもアイデアはある」

新八「なんですか?」

銀時「色んな漫画家に銀魂を描いてもらう」

新八「ああ……ワンピースとかナルトでもありましたよね」

銀時「そうだ、銀魂は10周年でもなんもやらなかった、今こそやる時だ」

新八「でもそれだけで人気が回復するとは思えないし、お祝いイラストだけじゃ、漫画の展開自体は何も変わらないですよね?」

銀時「おい新八、誰がお祝いイラストっつった?」

新八「へ……?」

銀時「俺が言いたいのは」

カキカキ……

神楽「……」

新八「……」

バンッ!

『銀魂、色んな漫画家に連載してもらう』

銀時「これだ」

新八「『これだ』じゃねーよ!! 完全に他力本願じゃねーか!!」

ゴリラ
神楽「銀ちゃん、空知はどうなるアルか?」

ゴリラ
銀時「空知は原作担当に回ってもらう」

ゴリラ
新八「空知が原作って……下ネタばっかなのに変わりはなさそうですね」

銀時「まあな」

神楽「誰が描くアルか?」

銀時「驚くなよお前ら……なんと三人が一週間おきに交替で連載します」

新八「さ、三人!?」

銀時「そしてその三人は tosh、彩◯堂、ポン貴◯田です」

新八「結局エロじゃねーか!!」

銀時「クソみたいな下ネタでもこの三人にかかれば素晴らしい玉と刀が……」

新八「モザイク解禁引き継いでんじゃねーよ!! そこから離れろよ!!」

神楽「矢吹神も入れるネ」

新八「いれなくていいよ!!」

銀時「というわけでお前ら、サンプル持ってきたぞ」

新八「サ、サンプル?」

神楽「いつのまにこんなに漫画買ったアルか」

銀時「これ見て模倣できるようにしてくださーい」

新八「ちょっ……銀さんこれ……」

銀時「tosh、彩◯堂、ポン貴◯田の本でーす」

新八「あんたの僕らにはエロ本見せない設定どこに行ったんだよ!?」

銀時「安心しろ、乳首とアソコは俺が加工済みだ……うぅっ」

新八「泣くぐらいなら加工すんなよ!!」

新八「ていうかなんで模倣できるようにならなきゃいけないんですか?」

銀時「新八、俺が今言った三人がマジで描いてくれると思うか?」

新八「いや、思わないですよ……」

銀時「だろ? だったら俺たち三人で描くしかねーじゃねーか」

新八「結局そのアイデアで行くんですか!?」

神楽「よっしゃー、私はポン貴◯田を模倣するアル!」

定春「ワン!!」

新八「神楽ちゃん!?」

銀時「ほれ見ろ、神楽はもうやる気満々だぜ」

新八「そもそも絵柄が良くても内容が……」


銀時「やっぱり空知(ゴリラ)じゃダメか……じゃあ原作は長谷見沙貴にするか」

新八「そこもエロかよ!! ……まああいつの汚い下ネタがあるよりかはマシか」

銀時「ほら新八、お前の手で寺門通を彩◯堂風に描け」

新八「!!! ぼ、僕の手で……?」

通『ほら、新八くん……私がエスコートしてあげるか卵巣……///』

新八『お、お通ちゃん……///』

通『私、28歳ぐらいなっちゃったけど……いいか南無三?』

新八『お、お通ちゃんが……お通ちゃんが……』












新八「オネショタアアアアアアアアアア!!!!」ブー!!

銀時「はい、じゃあお願いね」

銀時「さてと……俺はtosh風に……」

神楽「銀ちゃーん」

銀時「どうした?」

神楽「ポン貴◯田の本、これだけアルか?」

銀時「おう、そうだけど」

神楽「『こま◯ン』ないとか分かってないネ」

銀時「バッカお前、一番いいのは『女子ア◯でもいーですか?』だろ。 お前の方が分かってねーよ」

新八「二人とも静かにしてください!! こっちはお通ちゃん描いてる途中なんですよ!!!」

神楽「新八、完全に熱が入ったアル」

銀時「これはこれでなんかウゼエな……」

数時間後

銀時「よーしお前ら、どれぐらい描けたか見せ合いっこだ」

神楽「ポン貴◯田風の私アル!」バンッ

定春「ワン!」

新八「おおっ! なんかそれっぽいよ神楽ちゃん!」

銀時「流石だな神楽、お前は殺る時は殺る女だと思ってたぜ」

新八「銀さん字!! 字が大変な事になってる!!!」

銀時「そういう新八は描けたのかよ?」

新八「あっ、描けましたよ。 はい」
バンッ

神楽「おーっ、新八のクセにやるアル」

新八「『新八のクセに』ってなんだよ!!」

銀時「そしてこれがtosh風の俺だ」バンッ

神楽「いかにも芽生えそうアル」

新八「……これだけ模倣ができるって……僕達、高スペック過ぎませんか?」

銀時「伊達に連載10年もやってねえからな。 それに万屋だし」

銀時「そんじゃ、このサンプルを早速集英社に持っていくか」

神楽「郵送よりも直接届けた方が意欲があるように見えるネ」

銀時「おう……ところで新八」

新八「な、なんですか?」

銀時「お前が懐に隠している『おたくの◯ガミさん』は俺が後で回収するからな」

新八「バ、バレてたんですか……」

近藤「ふふふ……隠し方が甘いな少年よ」

銀時「おいおっさん、なに押入れからいきなり現れてるの」

近藤「話は全て聞かせてもらったぞ」

銀時「そーね、全部聞けて良かったね、行くぞお前らー」

神楽・新八「はーい」

近藤「待って!! 話を聞いて!!」

銀時「なんだよ」

近藤「原作の件だが……長谷見沙貴ではなく俺にやらせてくれないか?」

神楽「『ゴリラの惑星』でも新連載するアルか?」

近藤「しないから!!」

銀時「じゃあどんなストーリーなんだよ」

近藤「決まっているだろ、お前達の絵柄で俺とお妙さんがTo LOVEってお互いポロリな展開を毎回繰り広げる!!」

新八「だそうですよ姉上」

近藤「!!?」

妙「へぇ……」ゴゴゴゴ

近藤「え……なんで……」

妙「なんだが知らないけど新ちゃん達が一生懸命やっているから差し入れを持っていこうと思ったら……」

近藤「いや、今のはですね……」

妙「ちょうどいいところにサンドバッグが……」ゴキゴキ

近藤「ゴキゴキ言ってる!! お妙さん、なんか変な音鳴ってる!!」

妙「はああああああああ!!」

ドゴォン!!

近藤「」

銀時「証拠隠滅は任せろ」

妙「お願いね♪」

九兵衛「原作者が死んだということは代わりが必要だ……僕が代わりになって僕と妙ちゃんの……」

新八「これ以上やると変な展開になるからやめて!!!」

銀時「しかしあれだな、やっぱこの絵柄でエロなしはなんか損している気分だよな」

神楽「掲載誌変えるように言ったらどうアルか? 彩◯堂とポン貴◯田がいるからアクションピ◯ッツとかでヨロシ」

新八「出版社自体変わってるじゃねぇか!!」

銀時「何言ってんだ新八、聖闘士星矢だって集英社から徳間書店に変わってるんだぞ」

神楽「折角だからタイトルも変えるネ。 『僕の銀魂にならないか!』とかがいいアル。 結野アナと花野アナに変わって有川アナがレギュラーキャラになるアル」

銀時「いや、ここは『ぎんたま!』でいいだろ」

新八「『めんくい!』のパロディって言わないと分かんないよーなタイトルにするなよ! ただの萌え漫画に便乗しただけに見えるじゃねーか!!」

神楽「そういうお前だって『派遣の銀魂さん』とかにしたいとか思ってるアル」

新八「思ってねーよ!」

銀時「折角だから空知(ゴリラ)の名前も変えるか……鉄仮面とか」

新八「それあんたの中の人の名前!!」

ガラッ

銀時「ん?」

神楽「誰か来たアル」

新八「! あ、あなたは……!!」

空知「ウホッ」

銀時「どうした空知(ゴリラ)、スーツなんか着て」

神楽「お前らしくないアル」

空知「ウホッ」

新八「待ってください、何か持ってますよ」

神楽「封筒アル」

銀時「……ん? 集英社からだ」

新八「もしかして……もう僕達の話を?」

神楽「長谷見先生が原作担当になってくれるっていうお知らせアルか!?」

銀時「へぇ、仕事がはえーじゃねーか。 ていうことはこの封筒には……」












『打ち切り』

三人「えっ」






第◯訓 ルビがずれても気にするな

〜終わり〜

エレ速さん、ルビのズレを直してくれてありがとうございます

と思ったら自己流にズラしてるだけだった……

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom