彼女は源しずか。趣味は風呂に入ること、バイオリンを引くこと……そして

しずか「なになに…『スマブラ最強です！』…？ チッ、ガキが」

…スマブラでガキを煽ることである。

彼女が今パソコンで開いているのは、ニンテンドーが運営する『ミーバース』である。
この世に数あるSNSの中でも、ガキの巣窟として最低の民度を誇る。

しずか「まったく、ゴミーバースはやっぱりゴミよね〜？」パソコンカタカタ

スマブラコミュニティに建てられた投稿、2ちゃんねるでいうスマブラ板に建てられたスレに書き込むしずか。

しずか『・・・・さん凄い！お強いんですね！』

相手を持ち上げるしずか。勿論本心ではない。

『そりゃもうwwww友達とやって負けたことないしwwww』

しずか「ハッ、でたわね、ガキに勝っただけで俺TUEEEとか思っちゃうガキ。ハイハイ分かったからタヒろうね」カタカタ

そろそろ落とすか。しずかは戦いの旨を伝えた。

しずか『戦ってみたいです！フレリク送りますね！』

『いいですよwwww ダッシュアッパーじごくをみせてあげますwwww』

しずか「うわ、こいつ雑魚だわ。戦わなくても分かるわね」カタカタ

暴言は欠かさない。

しずか『部屋開きましたー^ ^』

『今行きまーすwwww」

しずか「さて…今日はどう煽るかな…？」ワクワク

クソキッズを煽る。これがしずかにとって最大の喜びの一つである。

ーーーー

「このしずかって人とフレ戦かwwww」

「まあ僕はたかしにもけんとにも勝ってるし？負けやしないだろwwww」

「ピットで弓矢を撃ちまくって…相手が突っ込んできたらダッシュアッパーで倒すwwww最強だwwww」

「おwwww始まるなwwww」3,2,1,GO！

「喰らえ弓矢っwwww........！？」バシュッ

メタナイト「……」ガキン！ガキン！

「全部ガードで弾いてる…！？ し、しかも…」

メタナイト「……」ガキン！ペコッ ガキン！ペコッ

「ガードの間にしゃがんでる……遊ばれてるのか！」

「クソッ、このまま撃ち続けてやる！」バシュッ

メタナイト「……」ガキン！ペコッ ガキン！ペコッ…

「……」バシュッ バシュッ

メタナイト「……」ガキン！ペコッ ガキン！ペコッ…

「……」バシュッ バシュッ

メタナイト「……」ガキン！ペコッ ガキン！ペコッ…

「……」バシュッ バシュッ

メタナイト「……」ガキン！ペコッ ガキン！ペコッ…

「……ああもう！不意を突いてダッシュアッパーだ！」シュッ、ダッシュアッパー！

メタナイト「……！」ガキン！ ウリャリャリャ！

「……あっ」

ーーーー

しずか「DADA空上空上シャトルシャトル……」タタタッ！ ドカーン！

ゲームセット！

しずか「『思ったより弱かったですね^ ^ 自称最強さん^ ^』っと…あ、投稿消したこいつwww」カタカタ…

しずか「やっぱりガキを煽って顔面灼熱波動拳にするのは楽しいわね」

しずかの煽りの道はまだまだ続くのであった…。

おわり

スネーク大好き>>1がお送りしました。
最初の予定から大幅に路線変更を行ったので、長さも中身も変に縮こまってしまいました。メタナイトも細かいこと分かんねえし…
話の筋をしっかり作っておくのは大切ですね
もしかしたらドラえもんではもう書かないかも知れません

それではまた。

この程度じゃ煽り全一でもなさそう