のび太「いいからシーク弱体化するかシーク以上の強キャラ出してえ！」

ドラえもん「シーク以上の強キャラなんて…いや待てよ？」モゾモゾ

ドラえもん「ニンテンドープリペイドカード〜！」テッテレー

のび太「課金してどうするの？」

ドラえもん「まあ見てなって」カチャカチャ

ドラえもん「よし、ダウンロード出来た！」

リュウ参戦！

のび太「こ、このキャラ！ ストファイのリュウじゃないか！」

ドラえもん「そう！ 今回のDLCで追加されたんだ！」

のび太「強いの？」

ドラえもん「可能性の塊とだけ言っておくよ」

のび太「公式サイトに説明があるね、なになに……えぇ！？ コマンド入力対応だって！？」

ドラえもん「そう！ リュウは波動拳や昇竜拳とかがコマンド入力で出せるんだ！」

のび太「あれ？ B技でも出せるじゃん、コマンド入力する必要ないじゃないの」

ドラえもん「いや、コマンド入力することで吹っ飛ばしやダメージが上がるんだ！」

ドラえもん「マリオ相手の場合、昇竜は上Bで打つと102%がバーストラインだけど、コマンドならなんと81%でバーストするんだよ！」

のび太「81%で！？ 壊れじゃないか！」

ドラえもん「しかもコアコア昇竜といって、小足二回から昇竜が繋がるんだ！」

のび太「あの出の早いことで有名な小足！？ ますます壊れじゃないか！」

ドラえもん「さらに強攻撃が優秀で、マリオ上強連打の様にダメージをゴッソリ貯めれるんだ！」

のび太「ドラえもん！ 早く使いたいよぉ！」

ドラえもん「いいよ、でも一つ言っておく」

ドラえもん「このキャラはキッズお断りの超テクニカルキャラだ。22世紀でも沢山の人が手を出して、殆どが儚く散っていったんだ」

のび太「そんなに難しいの！？」

ドラえもん「ハンパな覚悟じゃおすすめしないよ。よく考えてね」

のび太「考えた考えた！ はやく使わせて！」

ドラえもん「まったくもう…」


のび太「あれ？ 22世紀でもスマブラforってあるの？」

ドラえもん「スネークが参戦したからね、今でも桜井が調整を続ける程大人気だよ」

のび太「スネークが参戦するの！？ まったくもう！ リークしないでよお！」

一週間後


のび太「小足小足…昇竜っと」カチャチャッ

のび太「コアコア昇竜も安定してきた」

ドラえもん「リュウは意外とバーストに困るからね、バーストの要のコアコア昇竜はしっかりコマンドでだせるようにしなきゃいけないよ」

のび太「わかってるよ、コマンドミスなんてしないから」ハドーケン！

のび太「ドラえも〜ん！ 昇竜が波動拳に化けない道具出してよぉ〜！」

ドラえもん「練習しロイ！」

そのまた一週間後

のび太「よし、使いこなせるようになったぞ！」

ドラえもん「それじゃ僕とタイマンしようよ。ミラーをすればキャラ差ないし」

のび太「やだよ、ドラえもんはあらゆる技を1Fで判断して超反応で勝ち択をぶつけてくる22世紀のアミーボじゃないか」

ドラえもん「大丈夫、未来のアミーボはCPレベルも落とせるから。僕だってやりたいし」

のび太「まったくもう…」

次の日

のび太「スネ夫！ リベンジだ、僕と勝負しろ！」

スネ夫「なんだよのび太。また負けに来たのか？」

しずか「スネ夫さん、受けるの？」

スネ夫「しょうがないな、付き合ってやるよ」 シーク！

のび太「今日の僕は一味違うぞ！」 リュウ！

スネ夫「リュウだって！？」

スネ夫(今回のDLCの目玉と言えるキャラ…僕も手を出したけどあまりに難しくてやめてしまった。そんなキャラをこいつは使いこなすってのか…？)

スネ夫「…アハハ、そんなの弱キャラじゃないか！」

のび太「そう言ってられるのも今のうちだぞ！」

しずか「開幕プリンは私がするわ」

のび太「ステージは終点化神殿か…」

しずか「始まるわよ…」…プリー！ ドカーン！

のび太(プリンがガークラ！ 始まった！)

スネ夫「僕の跳魚でバーストしてやるよ！」

のび太「やられるもんか！」ハドーケン！

ジャイアン『さあ始まった！ のび太リュウはステップ波動拳で様子見、スネ夫シークは針を溜める！』

しずか『たけしさん居たの？ 』

のび太「今だ！」タタン！

ジャイアン『のび太リュウが波動拳をジャスガしたスネ夫シークにダッシュ！ラインを詰めて…』

スネ夫(掴まれるか…？ ならその場回避して掴み返して…！)カチャッ

ジャイアン『上弱だぁ！』

スネ夫(なにっ！ 読み違えた！)ガチャガチャ

ジャイアン『まさかダッシュから上弱ハメを狙うとは、これは読めない〜！』

しずか『掴みを警戒したんでしょうが…SJ空前の択が良かったですね』

スネ夫「抜けられない…！」ガチャガチャ

のび太(上弱ハメはいいダメソだ…もう50%溜まってる！)

スネ夫「…ここだ！」タタン！

ジャイアン『スネ夫シーク抜け出したあ！ あっとそこに…！』

のび太「はっ！」昇竜拳！

ジャイアン『SJ昇竜ーーー！真芯で捉えたあ！』

しずか『よく当てましたね。それも根元から』

スネ夫「ダメージが溜まってもOP相殺があるんじゃないか？」ズダダッ！

ジャイアン『着地を針でごまかす！』

のび太(OP相殺…そんなのわかってるよ)


ーーー昨日

ドラえもん「のび太くん、昇竜はバーストの時まで取っておいてね」

のび太「OP相殺が起きてふっとばしが弱まるから？」

ドラえもん「そう、リュウはバースト手段に困るからね、ここで決める！ってとき以外は振らない方がいいよ」

のび太「わかったよ」

ーーーーーー

のび太(最後までとっておかなきゃ…)

スネ夫(今だ！)タタン！

ジャイアン『スネ夫シークがダッシュ掴みに向かう！』

のび太「しまっ…！」

ジャイアン『反応が少し遅れたか？ のび太捕まれる！ そして…』

スネ夫「……」スタタタン！

ジャイアン『前投げ！そして空前、空前、空前ぇ！』

のび太(もう%追いつかれた！)

ジャイアン『シークはコレが凶悪！%が一気に溜まる！』

しずか『シークブラやね…』

ジャイアン『あっと、のび太リュウまた掴まれる！空前空前…フィニッシュの跳魚でバーストだあ！』

スネ夫「なんだ、やっぱりのび太じゃないか

のび太(70%しか与えれずにバースト…シーク相手にこれはまずいぞ！)

ジャイアン『のび太リュウ復活してまた掴まれる！また投げられるぞ！』

のび太(負けるのか？このままじゃ…)

のび太(いや…負けたくない！)

ジャイアン『前投げ空前空ま…おっと！』

のび太「はあああ！」昇竜拳！

ジャイアン『空前を昇竜拳で差し込んだ！ コマンド昇竜の威力にやられたスネ夫シークはバーストォ！』

しずか『流石の差し込み。高いところですからバーストは仕方ないですね』

スネ夫「なっ…！」

のび太(僕は負けないぞ！)

スネ夫「クソッのび太のくせに…」チャッチャッ

ジャイアン『無敵時間を針溜めに使うシーク！ おっとのび太リュウが…』

のび太「……」タァン！

ジャイアン『DAだあ！』

スネ夫(クッ、無敵が切れるかどうかのギリギリを狙ってきやがった！)

ジャイアン『さあここからだ！のび太リュウが空N二回入れて…ここでセービング！』

ジャイアン『リスクはデカイが当てるとデカイ！ Level2を当てて怯ませたあ！』

しずか『ここで当てましたか！』

スネ夫(繋がってやがる…空Nでダウン連か！)

のび太「……」タタタタン！

ジャイアン『掴んで叩きを二回入れ、下投げぇ！』

スネ夫(よし、下投げからは技は繋がらないはず…！)

のび太「……」カチャチャッ！

ジャイアン『あっと、のび太リュウジャンプからの灼熱波動拳で追撃！まだつながるぅ！』

スネ夫（なんだと！？)

しずか『すごい！これアドリブコンボですか！？』

ジャイアン『のび太リュウの空下！ そして下弱を二回入れて…！』

のび太「くらえ！！」昇竜拳！！

ジャイアン『昇竜で決めたあああああああああああああ！！！』

スネ夫「うわあああああ！！！」

ドカアアアン！ ゲームセット！

ジャイアン『圧倒的な投げコンにも屈せず！ リュウで魅せた、魅せられた！』

ジャイアン『この勝負、のび太の勝ち！』

のび太「やったあ！」

スネ夫「負けたよ…」

しずか「やるじゃないの、のび太さん！」

ジャイアン「見直したぜ！」

ドラえもん「で、そのあとはみんなと楽しくらんチムしてきたんだね」

のび太「うん！ 楽しかったよ！」

のび太「じゃあ熱帯でガチ部屋に潜ってくるね！」

ドラえもん「行ってらっしゃい」

ドラえもん(いやあ、のび太くんも成長したなあ)ジーン

のび太「ドラえも〜ん！」ワーン

ドラえもん「ど、どうしたんだい！」

のび太「クソラグキッズとマッチングして、煽られたよお〜！ ラグで空後が竜巻に化けて自爆しただけなのにぃ〜！」

のび太「クソラグキッズを熱帯から消し去る道具だしてぇ〜！！」ワーン

ドラえもん(前言撤回だ…キッズに煽られただけで顔面灼熱波動拳だなんて、まったくのび太くんは情けないなあ)

おわり