阿良々木暦「なんだこれ デスノート?」 (6)

暦「何々……このノートに名前を書かれた人間は死ぬ……」

忍「ふん 子供騙しじゃな どれ、お前様の名前でも書いてやろう」

暦「待てよ ほんとに死んだらどうする」

忍「死ぬわけなかろう ほら、何も起こらんじゃろ?」

暦「うっ」

忍「悪い冗談はよさんか お前様? おい、お前様! そうじゃ、儂の血を……」ブシャアアア

暦「死ぬかと思った」

忍「うわぁああん よかったぁああ」

リ「まさかデスノートで死なない人間がいるとは…… っていうかお前らの寿命それ何桁あるんだよ」

暦「誰だお前 いつの間に僕の部屋に」

リ「俺はそのノートの落とし主 死神のリュークだ」

暦「死神? どんな怪異なんだ 忍、知ってるか?」

忍「儂が知っておる死神とはどうやら違うようじゃのう」

リ「俺は死神界に住む死神だからな」

暦「死神界? 天国や地獄と違うのか? なんだかややこしいことになってるな」

リ「ところでノートは使わないのか?」

暦「このノート、名前書いたら死ぬんだろ? そんな怖い物いらねえよ」

リ「わかった じゃあ他の人間に回すか」

暦「他の人間って…… 危ないやつに渡ったらどうするんだよ 貝木とか」

リ「俺は危ないやつに渡した方が面白いと思うがな」

暦「おい忍 こいつどう思う 放っておいたら危険じゃないか?」

忍「そうじゃな 儂が喰ってやろう」

リ「悪いが俺は人間界の者には触れられ……うわ」

?「おい見ろ リュークのやつ人間に喰われたぞ」

?「人間怖ぇー……」

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