女｢嫌だよ……｣ｼｸｼｸ

男｢で、話はそれだけか？｣

女｢まだ終わってもないよ！！ 何でそんなに冷たいんだー！｣ｳｶﾞｰｯ

男｢叫ぶな、うるさい。それよりほれ、もう学校着くぞ｣

女｢あぅ……どうしよ……｣

―教室

友(女)｢おっはよー！ 女ちゃんっ！ いやぁ、今日も良い乳ですなぁ…｣ﾜｷﾜｷ

ｽｶｯ ｽｶｯ

友｢…あ、あり？｣ｽｶｽｶ

男｢利点一、レズ女のセクハラを回避できる｣

女｢それはそうかもだけど……｣

友｢な……あがががあが。私の嫁の乳が！？｣

女｢嫁じゃないよ友ちゃん……｣

女 貧乳化の報、瞬く間に波となりて、クラスに広がる。

ｻﾞﾜ…ｻﾞﾜ…

男子｢マジかよ……俺のオカズが……｣

男子2｢アリエンティ｣

女｢///｣

男｢良かったな、猿の邪な目から逃れられて｣ﾎﾟﾝ

女｢うぅ……///｣

―体を育成する健全なる時。

男｢体育、マラソンかぁ｣ｶﾞﾀｯ

友｢はいっ、ナチュラルに保健室行こうとしないの｣ｶﾞｼｯ

男｢ﾎｹﾞｯ｣

女｢じゃあ男……後でね？｣

男｢ｹﾞﾎｯ ｹﾞﾎｯ…ｳｨ｣

男(合同だっけか…)

―校庭

男｢……｣

ｻﾞﾜ

男｢ん？｣

女｢……｣

男｢…ああ、胸囲が変わったから胸だけぶかぶかなのな｣

友｢エア・バスト……ｳﾍｳﾍ｣ﾌｶﾌｶ

男｢自重しろ｣

女｢予備の用意しとけば良かった……｣

体育係｢男、12分38秒｣

男｢おけ｣

男｢はぁ、疲れた｣

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

男子｢マジかよ……全然揺れねぇ……｣

男子2｢神よ！｣

体育係｢女、17分58秒だ｣

女｢はぁー…はぁー…｣ｾﾞｪｾﾞｪ

男｢ほら、肉が減ったからタイムが縮んだぞ｣ﾎﾟｽ

女｢ありがとー…｣ﾌｷﾌｷ

女(複雑……)

―食堂

男｢今日のゴハンはなんだろっな～｣ｳｷｳｷ

友｢こん時だけテンション高いわねあんたは｣

男｢いいじゃねぇか。さ、何にしようかな｣

級友｢カレーライスゥ！｣ﾋﾟｯ

男｢……俺もカレーにするか｣ﾋﾟｯ

友｢カツ丼！ 女ちゃんは？｣ﾄﾞﾝ！

女｢えーと……じゃあ、a定食…｣ﾋﾟｯ

友｢席とっといたわよ｣

男｢サンキュー｣ｶﾞﾀｯ

女｢ありがとう、友ちゃん｣ｶﾀｯ

友｢いえいえ、嫁の為ですから…ﾊｧﾊｧ｣ｷﾞﾗｯ

男(無視)ﾊﾟｸﾊﾟｸ

友｢乳が……机に乗らない……だと……！？｣

男｢食い易くなったな｣

女｢……｣

―放課後

女｢はぁぁ……｣

友｢帰っろー！｣ｶﾞﾊﾞｯ

女｢……｣

男｢嫌がってるだろうが｣

友｢えぇ！？ 嘘ーっ！ 嫌じゃないよねーっ、女ちゃん？｣

女｢嫌だけど……｣

友｢ガーン｣ｶﾞｰﾝ ｶﾞｰﾝ…(ｴｺｰ

男｢随分憂鬱そうだな？ どうした、コイツのセクハラは今に始まった事じゃねぇだろ。……ついに、完全に嫌気がさしたか｣

友｢う、嘘よ……｣ｶﾞｸｶﾞｸ

女｢……違うの、その……胸、元に戻らないなーっ……て｣

友｢な、なんだ｣ﾎｯ

男｢でも自重しろな｣

女｢……｣

男｢つぅか、何で小さくなったんだ？ 手術した訳じゃないんだろ？｣

女｢しないよ！ ……昨日寝るまではいつも通りだったの。……だけど今日起きたら｣

友｢う～……いったい誰が女ちゃんの胸を縮めたのよぉ……｣

男｢つぅか、普通胸が小さくなるとか無くね？ それも一晩で、病気じゃねぇだろうな。病院には行ってないんだよな？｣

女｢え？ う、うん……行ってない｣

男｢じゃあ行くぞ。……考えてたら恐ろしくなってきたぜ｣ｸｲｯ

女｢ぁ……。うん///｣

～

友｢私は置いてきぼりデスカー？(泣)｣