【安価・コンマ】ファンタジー世界であれこれ【バトル?育成?】 (1000)


 安価とコンマで、ファンタジー的な世界であれこれしちゃおうという感じっす
 とりあえず主人公キャラを安価とコンマで色々設定して決めて、やってこうぜとアバウトな雰囲気で
 育成要素強め? 何かこう、バトろうぜ、ストーリーは安価とコンマや!てイメージです

 よければおつきあいどうぞ~



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432114338


 じゃあまず、色々と安価でやってこうかと思いまする
 ドラクエイメージな感じでやってもらえればと

 人がいるといいなあ…
 どうぞよろしゅうねがいます

 【安価下2】
 お名前と、性別と、年齢の3つをまとめてお願いいたしやす~


 名前:モニカ
 性別:女
 年齢:14

 そいじゃあ、次の設定参ります~

 【安価下2】
 モニカたんの容姿と、ざっくりとどんなめな性格なのか、おなしゃーす


 ほほう…イイ

 名前:モニカ
 性別:女
 年齢:14

 容姿:銀髪ツインテール ひんぬー
 性格:素直クール

 そいじゃあ、何かこう、ファンタジー要素をつけくわえてきますぞ~

 【安価下2】
 属性! 火・水・風・土・雷 の5つの中からひとつだけ選んでどうぞ
 ※「時」とか「無」とか、そういうの今はいりませんのですみませんご了承願います


 いぶし銀ですな

 名前:モニカ
 性別:女
 年齢:14

 容姿:銀髪ツインテール ひんぬー
 性格:素直クール

 属性:土

 えーと、お次は、どんな感じに戦うのか、です

 【安価下2】
 1 オーソドックスに、剣とか槍とか斧とか使っちゃう前衛タイプ
 2 これまたオーソドックスに、魔法とかそういうの使っちゃう後衛タイプ
 3 その他、どんなん? 併記してくだされ。でもダメなものはズラしてくスタイルです


 おおう、いいよ?
 いいんだけど…うん、いいよいいよ

 名前:モニカ
 性別:女
 年齢:14

 容姿:銀髪ツインテール ひんぬー
 性格:素直クール

 属性:土
 獲物:銃

 んでもって、お次は、ご職業でーす
 選択肢に出してるのは一例なんで、「4」で選んでくれても全然おkですよ~

 【安価下2】
 1 町娘…?(何で銃なんてもんを持ってるんや疑惑
 2 傭兵? その年で? マジでかー
 3 踊子。この年で? そんな危なそうなものを持って? あっ…(察して
 4 その他、どんなん? 併記してね。何かこう、ファンタジーな香りのする感じでお願いしますね?


 武器商人兼傭兵…とな?
 ………あれか、武器を売り歩きつつ護衛のお金を浮かそうとして
 どっかの誰かと一緒に目的地を目指してその護衛とかしちゃう感じでさらにお金をもらうという…

 そんな感じの解釈にしますね?


 名前:モニカ
 性別:女
 年齢:14

 容姿:銀髪ツインテール ひんぬー
 性格:素直クール

 属性:土
 武器:銃

 職業:武器商人兼傭兵

 では、モニカたんの能力値の判定に参ります~
 職業と戦闘スタイルをもとに、最低値を定めまする
 数字が大きいほど優秀ということになります

 【直下 コンマ判定】(職業補正:最低値3)
 身体 1<0
 ※どれだけ体力があって動き回れるのか、って感じ

 【下2 コンマ判定】(職業補正:最低値3)
 頭脳 1<0
 ※どれだけ頭が良くて、表示される選択肢にハズレがないか、って感じ

 【下3 コンマ判定】(職業補正:なし)
 精神 1<0
 ※どれだけ精神的にタフで、これが低くて悪いこと続きまくると悪堕ちしちゃうよって感じ

 【下4 コンマ判定】(職業補正:なし)
 魔力 1<0
 ※まあ、うん。あればあるだけ、ええんとちゃうん?

 では、お願いしまーす




 ファッ!? ファッ!? っときて、おおう…ですね
 スペックは高いけど、中身がちと脆い…
 武器が銃なもんで折角の「傭兵」って職業なのに戦闘はつらたんかなあ…と思ってたらですね

 名前:モニカ
 性別:女
 年齢:14

 容姿:銀髪ツインテール ひんぬー
 性格:素直クール

 属性:土
 武器:銃

 職業:武器商人兼傭兵

 身体:9
 頭脳:9
 精神:2
 魔力:3

 さて、じゃあ予定してる初期設定では最後の安価です

 【安価下2】
 モニカの夢って、なあに?
 1 自由気ままにあちこち歩き回れればいいや系
 2 お金大好き。大金持ちになるぞー、おー
 3 いろんな場所を見て回って見識を広めるのだ
 4 その他、自由

 ※まあ、モニカたんの行動指針みたいなもんです
  あんまり重大に考えずにどうぞ~


 重い…
 何があったんや、このコ…
 もう気軽にモニカたんとは呼べねえわ…

 すでに堕ちてたもん…
 でもあれだ、精神が弱いってことは、案外ころりと…いくのかも?
 ああでも頭がいいから口先だけの綺麗ごとは否定的なのかな? 気になりますね、その辺

 まあ、そこら辺はね、おいおい、安価だのコンマで掘り起こされるということで…

 名前:モニカ
 性別:女
 年齢:14

 容姿:銀髪ツインテール ひんぬー
 性格:素直クール

 属性:土
 武器:銃

 職業:武器商人兼傭兵

 身体:9
 頭脳:9
 精神:2
 魔力:3

 で、武器が、ちょっとまあ、うんだったから…ここんとこだけ、今の内に決めときまする
 途中でね、新しく自分で武器を仕入れるなりして、いいものになってく可能性は多いにあるんで、最初はマスケット銃ってことで

 【安価下2】
 1 魔力で弾丸を作って撃つんだぜ! デメリットは魔力切れ=ただの棒切れってことだぜ!
 2 実弾銃なんやで! 安定した威力を持つけど装填の手間がいるし、弾切れ注意やで!
 3 「1」と「2」のハイブリッドなんだぜ! デメリットは乱暴な扱いすれば壊れるってことなんだぜ!


 獲物の銃は、実弾のマスケット銃ということになりました
 残弾が少なくなったら、そういう描写なり、勧告なりを入れまする
 でもって、多少なら乱暴に扱ってもおkです。要するにぶん回してもおkっす
 名前:モニカ
 性別:女
 年齢:14

 容姿:銀髪ツインテール ひんぬー
 性格:素直クール

 属性:土
 武器:銃

 職業:武器商人兼傭兵

 身体:9
 頭脳:9
 精神:2
 魔力:3

 夢(?):国家・国民への復讐

 そいじゃあ、始めます~
 しばらくお待ちくだされ


 ――王国・辺境の町――

モニカ「よってらっしゃい、見てらっしゃい」

モニカ「各地を渡り歩いて仕入れてきた、色んなところの武器だよー」

モニカ「飾るもよし、遣うもよし、美術品としても、実用品としてもいけちゃうよー」

モニカ「さーさー、見てって、見てって」

モニカ「そこのナイスガイすぎてキモい骨格になってるおにーさーん? ……そこの三重顎がチャーミングなマダムー?」

モニカ「どーですかー?」

モニカ「……」

モニカ「…………客こない」ボソ

モニカ(だから嫌いだ、こんな国に住んでるヤツら…)


 【安価下2】
 1 おや、随分とボロの剣を持ってる冒険者風の人がいる。声をかけて営業だ
 2 もう店仕舞いだ。こんなシケたとこ、さっさと出てってやるもん
   A さて、次の町へ行きたがってる人がいないかな? 護衛料まきあげないと
   B さっさと行く。護衛? んなもん片手間にやってるだけだからいらないもーん
 3 その他、どうする?


モニカ「そこの冒険者風のおにーさん」

冒険者「ん?」クルッ

モニカ「そんなにボロボロの剣じゃこころもとないんじゃない?」

モニカ「新調とかしていったら? 別におにーさんが死んじゃっても、どぉーでもいいけど、おにーさん的にはそれじゃ良くないでしょ?」

モニカ「お互い、ウィンウィンの関係で、いっちょう、取引しましょーよー」

冒険者「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 冒険者「何だ、この人を小馬鹿にしたような小娘…? お前みたいな流れ者と売買するつもりはない」
 4~6 冒険者「いや…これは大事なものだからいいんだ。それじゃあ」
 7~9 冒険者「…それもそうかも知れない。よし、品を見せてくれ」


冒険者「いや…これは大事なものだからいいんだ。それじゃあ」

モニカ「あっ…」

モニカ「………」

モニカ「……………チッ」

モニカ「もう…愛想良くしてるのに…」

モニカ「一体、何が気に食わないの…? 理解できない…」


 【安価下2】
 1 店仕舞いしてやる
   A はい営業おわりー。大量の在庫を詰んでる馬車の中が乙女の寝室なのよー。寝る!
   B こうなったら次の町に行こう。傭兵稼業にシフトやで。どっかに行きたがってる人を探しにいく
 2 意地でも売るし
   A 媚びた衣装を着るんだぜ
   B いっそ、客を脅して強制的に買わせる
   C その他の方法で売る。併記
 3 その他、自由行動


モニカ「…」ゴソゴソ

モニカ「…よし、よぉーし」

モニカ「この格好なら、きっとバカなヤツは引っかかって買う!」

モニカ「全部ビミョーに高値でふっかけてやる」

モニカ「この際どい衣装と、ネコ耳&ネコ尻尾、絶対領域まで完備した萌えの権化たるわたしにかかれば…」


 【直下 コンマ判定】(ひんぬー:-2)
 1~3 ひやかしの客ばかりになって、不愉快すぎて営業をやめた
 4~6 閑古鳥が鳴いた
 7~9 商売とかマジちょろいわぁー


 ポツ----ン

モニカ「…………………何で」

モニカ「………………やっぱり、ないから…?」ペタッ ←自分のお胸タッチ

モニカ「……これから、おっきくなるもん…」ジワァ ←悔し涙

モニカ「…」グスン

モニカ「…」グシグシ

モニカ「…いいもん、いいもん」

モニカ「見る目のないヤツばっかなだけだもん…。マニア受け要素あるもん…」

モニカ「マジョリティーにはなれなくっても、マイノリティーからの一定の需要はあるもん…」

モニカ「供給先がここにちょっといなかっただけだもん…そうだもん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 でも精神的にキタから閉店ガラガラ
 4~6 お店であってお家でもある馬車をひいてる、愛馬に慰めてもらった
 7~9 さっきの冒険者風おにーさんがやってきた


 【安価下2】
 今のところ、唯一、モニカが心を開いてる相手でもある、愛馬のお名前おなしゃーす


モニカ「ゲルニカ~」

ゲルニカ「ヒヒン」スリスリ

モニカ「この衣装ね、高かったの…。1950ゴールドもしたの、なのにね、売れないの」

モニカ「費用対効果が悪すぎるの。この町の人ってね、全然、ちっとも、なーんにも、見る目がないの」

ゲルニカ「ヒヒン」スリスリ

モニカ「ゲルニカだけよ、わたしのお友達…」

モニカ「一緒にいてね、約束ね?」

ゲルニカ「ヒヒン」


 【安価下2】
 1 この町に留まる(夜になります)
 2 町を出よう
   A 傭兵稼業やで
   B 傭兵稼業はなしで出発やで


モニカ「今日は何も売れなかった…」

モニカ「このままじゃ、飢える」

モニカ「……ゲルニカはその辺の草をはむとして…わたしの食事、どうしよ…?」

モニカ「使えるお金は、これだけか…」

 所持金:400G

モニカ「……宿はいらないけど、ご飯食べたら、半分にはなっちゃいそう…」

モニカ「……うーん…」


 【安価下2】
 1 商人としての腕の見せどころや! 格安食材買って料理して食うんや! →所持金:350G
 2 いいメシ食わんと何もできん! ふつーに飲食店いくんや! →所持金:200G
 3 いいもん、一食くらい抜いたっていいもん。得意だもん、ダイエット


 グゥゥゥ…

モニカ「…」

モニカ「…この棍棒…パンみたい…」

モニカ「ちぎれたりしたら、案外おいしく…」

モニカ「……ハッ」

モニカ「いけないいけない…これは売り物だから食べられない…」

モニカ「………ん?」

モニカ「……そもそも食べないじゃなかった…」orz


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ひもじい夜を過ごした…
 4~6 我慢できなくなって、ちょびっとパンだけ買ってきて食べた。→所持金:390G
 7~9 冒険者風のあの人。ここで出なかったら、このままこのキャラはもう出ないね、うん


 グゥギュルルゥゥゥ…

モニカ「…」

モニカ「…寝られない…」

 グゥゥゥ…
 ギュルルル…

モニカ「…お腹、へった…」

<コンコン

モニカ「…?」

モニカ「……だあれ?」

<何か、不審な音が聞こえるけどどうかしたのかい?

モニカ「…」

モニカ「【安価下2】」

 1 かまわないで、どっか行って
   ※採用された場合、そのコンマが5以上で成功
 2 (居留守しよ…)
 3 ……お腹へってるだけだから気にしないで。それとも、何か買ってくの?
 4 その他、自由台詞


モニカ「……お腹へってるだけだから気にしないで。それとも、何か買ってくの?」

<お腹がへってる…?

モニカ「…」スクッ

 ガチャッ

モニカ「買うの、買わないの?」

冒険者「……そう、だな」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 冒険者「…………今、手持ちが500ゴールドしかないんだけど、それで買えるものはあるかい?」
 4~6 冒険者「………手持ちがないんだ。でも、こういうものならあってね。食べきれないから、もらってくれないかい?」
 7~9 冒険者「…じゃあ、キミの笑顔を買いたい」


冒険者「…………今、手持ちが500ゴールドしかないんだけど、それで買えるものはあるかい?」

モニカ「…このツボの中のものなら、全部1つ500ゴールド」

冒険者「じゃあ、剣を1本」

モニカ「……はい」

冒険者「ありがとう。はい、500ゴールド」

モニカ「…どうも」チャリン

冒険者「ねえ、キミ」

モニカ「…何?」

冒険者「何て、名前なんだい?」

モニカ「【安価下2】」

 1 モニカ
 2 今、それどころじゃないの。これからご飯食べに行かなくちゃいけないんだから。お店しまっちゃうでしょ、明日出直して
 3 自分から名乗るが礼儀でしょ? そんなのも知らないの?
 4 その他、自由台詞


モニカ「…ナンパ? ロリコンなの?」

冒険者「なっ!? ち、違う!」

モニカ「願い下げ。500ゴールドしか持ってない男なんてアウト・オブ・眼中」

モニカ「それじゃあね」

冒険者「待て、待って、待ってくれ、誤解だ!」

モニカ「証明できるの?」

冒険者「しょ、証明? 証明って言われてもな…。えっと、ええーと…」

モニカ「…」ジト-


 【直下 コンマ判定】
 1~3 冒険者「俺は大人の女性が好きだ、何なら誘惑してみてくれ!」モニカ「ロリコン変態」冒険者「」
 4~6 冒険者「その目はやめてくれ、本当に違う! ただのお人好しだ!」モニカ「自分で言うのって…怪しい」
 7~9 冒険者「ほ、ほら! ほら、これを見てくれ、この剣の紋章! これに誓って、俺はロリコンではない!」
  0  冒険者「…………バレたなら仕方ないな…」モニカ「えっ…」


冒険者「俺は大人の女性が好きだ、何なら誘惑してみてくれ!」

モニカ「ロリコン変態」

冒険者「」

モニカ「通報されたくなかったら、さっさとどっか行って」

冒険者「いや、違う違う! キミみたいな子どもに誘惑されたって、俺はさっぱり食指が動かないぞ、ということであってだな!」

冒険者「決して、全然、ちっとも、ロリコンでもないし、ナンパをしてるわけでもないんだ!」

モニカ「必死すぎて怪しい」

冒険者「うぐっ…」

モニカ「…じゃあね」

冒険者「お、俺の名前は【安価下2】! 明日も来るから、その時にちゃんと誤解を解かせてもら――」

 バタムッ

<……う、ぞ…? おーい? ………くっ…変態ロリコンのレッテルを貼られてしまうとは…不覚っ…!

モニカ「…………変なの」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 翌朝は、土砂降りの大雨。外を出歩く人の姿はほとんどない
 4~6 ふつーの朝がやってきた。唯一、いつも通りじゃないのは、冒険者が誤解をとくためにやってきたこと
 7~9 冒険者が仲間を引き連れてやってきた。売上にちゃんと貢献するからロリコン疑惑を払拭してほしいとのこと。…カモるチャンス?

 ――個人情報――
 名前:モニカ 武器:銃 職業:武器商人兼傭兵 属性:土
 残弾:120発 所持金:600G

 ――知人――
 ゲルニカ:愛馬
 冒険者:ロリコン変態(?)


 ――王国・辺境の町――

モニカ「…」ジト

トーヤ「俺はロリコンじゃない。こうして、ちゃんと、大人の女の仲間だっている」

巨乳A「ふーん、品揃えは……まあまあ?」

巨乳B「でも、別に今、欲しい武具とかないしな」

巨乳C「必死すぎるな、トーヤ…」

モニカ「…」ムカッ

トーヤ「どうした? 顔が険しい…ような」

モニカ「…別に」

モニカ「【安価下2】」

 1 変態なのは間違ってなかったのね、って思っただけ。この色魔
 2 で、何買うの? お金あるの?
   A 10万ゴールド分くらい買い物してもらわないと、イメージ払拭できないかなー
   B 一見どこからどう見ても売値さえつけられないようなものだけど、選ばれた者しか扱えない剣が今なら安いんだけどなー
   C あ、今それ触った? そこの巨乳、触った? あーあ、指紋つけちゃった。買い取りね、買い取り。700ゴールドだから
 3 その他、自由台詞


モニカ「で、何買うの? お金あるの?」

モニカ「あ、今それ触った? そこの巨乳、触った? あーあ、指紋つけちゃった。買い取りね、買い取り。700ゴールドだから」

巨乳A「700ゴールド!? こんな、どこにでもありそうな量産チックな剣が!?」

巨乳B「指紋ついただけで買い取りになるものが、700ゴールド…?」ボソ

巨乳C「いんねんをつけられてると見ていいのか? いいんだよな、トーヤ」

トーヤ「え、いやいやいや、待って待って、落ち着こう、皆」

モニカ「扱ってる商品にケチつけるなんてサイテー。その胸のぜい肉に良心ってのは詰まってないんだ? あーあ、かわいそー」

巨乳C「んだと、こら」ピキッ

モニカ「…」ツ-ン

トーヤ「待った待った、買う、買うから!」

モニカ「700ゴールド」

トーヤ「……B、頼む…立て替えて…」

巨乳B「……利子はトイチだから」

トーヤ「」

 チャリン

モニカ(よし、成功っ)グッ

巨乳A「なあ、こいつ、してやったぜみたいなポーズしてるぞ」

モニカ「しっ、してないもん!」

巨乳C「わかりやすすぎる…」

トーヤ「なあ、頼むよ、ロリコンじゃないんだ、俺は! 分かってくれ!」

モニカ「【安価下2】」

 1 あれとこれと、それも買ってくれたら、儲かった喜びで忘れられるかもー
 2 じゃあ変態ね
 3 やだもん、ロリコンで変態ってことにしとかないと、弱味握って買わせられなくなっちゃうから認めないもん
 4 その他、自由台詞


モニカ「じゃあ変態ね」

トーヤ「」

巨乳A「…」フイッ

巨乳B「…///」

巨乳C「…やっぱり、そう見られるか…」

トーヤ「ちょっと!?」

モニカ(やっぱりそうなんだ…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 逃げてった。あんまり儲けられなかったか
 4~6 必死になって弁解されて、うざくなったから追い返しちゃった
 7~9 ちょろすぎて色々買わせた。ラッキー


モニカ「…あーあ、逃げた」

モニカ「図星突きすぎたか…否定しなかったし…」

モニカ「………てことは、夜になると、あの3人と…あれこれ…」

モニカ「…///」

モニカ「ハッ」ブンブンブン

モニカ「だめだめ、やらしいコになっちゃう…」

モニカ「50ゴールドで仕入れたのを700ゴールドで売れたし、よしとしこう」


 【安価下2】
 1 そろそろ、別の町へ行こうかな
   A 傭兵稼業
   B 傭兵なし
 2 とりあえず、お昼にしよう
   A そこら辺のお店で食べよう →所持金:1000G
   B 安く買って、自分で料理して食べるのだ →所持金:1150G
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】
 1~3 買い物中、街道が封鎖されてるという噂が聞こえてきた
 4~6 この町の近くに賊が出て、略奪などをしてるらしい
 7~9 何事もないよ、平和だよ


 ワイワイ

<なあ、またやられたらしいぞ?

<またぁ? やんなっちゃうわね…

モニカ「…?」チラッ

<自警団が賊の退治に行くらしい。でもって、同行する傭兵も探してるんだと

<やっと重い腰上げたのね

モニカ(賊の出現…。ひとりで通過するのはちょっと危ない…かも…?)

モニカ(それに傭兵の募集…。小遣い稼ぎにはなりそうだけど…こんなヤツらのためになっちゃうのは、ヤダかも…)


 【安価下2】
 お昼食べたよ! 所持金:1150G
 1 営業再開なんです
 2 さて、この町からはおさらばして次へいこう
   A 賊が退治されちゃう前に出発ってことにすれば、護衛料をまきあげられるかも?
   B 単身突破に限るわ。いや、いっそ、賊に武器でも売りつけてやるか?
   C 賊がいるってところを大きく迂回する形でしゅっぱーつ
 3 その他、自由行動


モニカ「よし、必要物資の調達完了」

モニカ「ゲルニカ、行こう」

ゲルニカ「ヒヒン」

 ガラガラ…

モニカ「賊がいるのは街道…多分、山道らへんで待ち伏せでもしてるのかな…?」

モニカ「んー…武器を売って、この町の人間を困らせるのも一興だけど…そもそも商売できる相手かどうかも怪しいかも…?」

モニカ「…どうしよっかな…?」


 【安価下2】
 1 まあいいや、交渉するだけしよう。ダメだったら…その時、考えよう!
 2 賊は無視していこう。襲われたりしたら迎撃だね! ぶっ殺しまくりんぐだよ!
 3 その他、妙案求む


 ――王国・辺境の街道――

 ガラガラ…
 ゴトゴト…

モニカ「~♪」

ゲルニカ「…」

 ガサッ…

モニカ「…」ピク

モニカ「…ゲルニカ、ストップ」グイッ

ゲルニカ「ヒヒンッ」ブルブル

モニカ「…山の中にいるなら、山賊さん?」

モニカ「そこら辺にいるんでしょ? わたしね、武器商人なの。親分とかいるでしょ? 会わせてくれない?」

 ガサガサッ…

モニカ「…」


 【直下 コンマ判定】(小娘だと侮られてる:+1)
 1~3 問答無用らしく、攻撃を受けた。敵は5人
 4~6 攻撃されたよ。敵は3人
 7~9 この場は成功。親分とごたいめーん


 ガサガサァッ

モニカ「出てきた――」

 ダダダッ

山賊A「やっちまえ!」

山賊B「ヒャッハァー!」

山賊C「馬と荷馬車は傷つけんなよ!」

モニカ「…これだから、嫌い」


 【安価下2】
 1 とりあえず発砲して様子見。いきなりぶっ殺したら交渉は完全にできなくなっちゃうし、ビビらしとこう
 2 マスケットを鈍器として活用して、殺さないように痛めつけてやる
 3 ぶっころぉーす!
 4 その他、どうする?


モニカ「よいしょ…っと」スタッ

山賊A「馬車を降りたぞ、やっちまえ!」

山賊B「ヒャッハァー!」

山賊C「奴隷として売れそうだな! 顔はきずつけんなよ!」

モニカ「ほんっと、バカね」チャキィッ

山賊A「何だぁ――?」

 スパァァァンッ


 【直下 コンマ判定】(未知の武器の脅威:+2)
 1~3 ビビらせはしたけど、向かってくる。こりゃ、殺すか痛めつけないとダメぽ
 4~6 ビビらせたのはいいけど逃げられた。おい、逃げんなよ
 7~9 ビビらせて、親分のとこまで案内させることに成功した。やったぜ!


モニカ「ドタマぶち抜かれたいなら、そうしてあげる」

モニカ「でも、別にあんた達と戦うつもりはないから、親分のところへ連れてってくれない?」

モニカ「ちょっと商売したいだけだから」チャキィッ

山賊A「…」コクコク

山賊B「ヒャッ――ハ?」

山賊C「…………こっちどうぞ」

モニカ「それでいいの」

 ガラガラ…

 ――王国・辺境の街道・山賊の拠点――

モニカ「あなたが親玉?」

親分「そうだ」

モニカ「わたしね、武器商人なの。ちょっと取引しない?」

親分(この小娘が持ってる、あの棒っきれが…わけの分からねえ脅威か…)

親分(…さて、どうしてやるか…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 不意を突かれて銃を奪われた(白目
 4~6 おもてなしを受けた。なぜ?
 7~9 とりあえず商談に入れたぜ!


親分「武器なんて揃ってらあ、必要はねえな」

モニカ「…略奪とかしてるんでしょ? その中に武器はあったの?」

親分「ああ、この時勢だ。自衛のために外をぶらつくヤツは武器を持ってる。それを奪ってんだよ」

親分「だから武器に不自由はしねえ」

モニカ「でも見た感じ、どれもこれも、手入れなんかしてないし、いつダメになるか分からないんじゃない?」

親分「まあ、やすぅーく売るってんなら考えてやらねえこともないなあ?」ニヤニヤ

モニカ「…」

モニカ「【安価下2】」

 1 いいこと教えてあげよっか? きっと、このことを知ったら、武器欲しくなると思うなあ。でも、武器を買ってから、情報は教えてあげる
 2 別にそれでもいいよ。その代わり、ちゃーんとこの道を通る人のことを襲って、ついでにあのケチな町も大いに困らせてね?
 3 その他、自由台詞


モニカ「別にそれでもいいよ。その代わり、ちゃーんとこの道を通る人のことを襲って、ついでにあのケチな町も多いに困らせてね?」

親分「ああ?」

モニカ「それじゃあ…このツボの中身、全部1つ500ゴールドなんだけど、全部まとめて2000ゴールドにしてあげる」

モニカ「これでどう?」

親分「おいお前、どういうつもりだ? そんな大セールまでして、どうしてそんな条件を出す?」

モニカ「嫌いなの」

親分「だから困らせろって?」

モニカ「変?」

親分「ああ、変だ」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 親分「まあいい、買ってやる」
 4~6 親分「…気に入ったぜ、小娘。名前は?」
 7~9 親分「だが、嫌いじゃねえ。小娘、どうせなら、これからも仲良くするつもりはねえか?」


親分「まあいい、買ってやる」

モニカ「2000ゴールド」

親分「おい、金ぇ持ってこい!」

山賊A「ヘイ、親分!」

モニカ(また粗悪品を仕入れておかないと…)

モニカ(でも、これでこの山賊達が自警団とまともに戦えるようになるんなら、両方とも人が死ぬし…)

モニカ(ふふっ…いい気味…)

親分「小娘、ほらよ」チャリン

モニカ「じゃあこれね」スッ

親分「ひいふうみい…14本か」

モニカ「【安価下2】」

 1 じゃあ、これで取引はおしまい。じゃあね
 2 ねえ、もうちょっとここにいてもいい? 山賊さん達のおしごと、見てたいの
 3 その他、自由台詞


モニカ「ねえ、もうちょっとここにいてもいい? 山賊さん達のおしごと、見てみたいの」

親分「物好きな小娘だな」

モニカ「だめ?」

親分「好きにしやがれ。だが、うちのは穴さえありゃあ、魔物だろうが犯そうとするサルもいるから気ぃつけな」

モニカ「そしたら撃ち殺すけど、それでもいい?」

親分「ふざけんじゃねえ、だったらてめえをぶっ殺すか、奴隷にして売っぱらってやる」

モニカ「じゃあ、そうしないようにがんばってみる」


 【安価下2】
 1 早く自警団がきて殺し合い始めないかなー?って待機
 2 親分とコミュってみる?
 3 アジトをうろうろしてみる
 4 その他、自由行動


 【安価下2】
 山賊の親分のお名前をおなしゃーす

 あと、コミュは1度につき3つまで自由安価で内容を求めますんで、かんがえといてね☆
 コミュの時は安価の連取りとかなしなんで、コミュする!てした人も、このお名前の安価取った人も参加して大丈夫なので


モニカ「ねえ、親分さん」

ポラリス「親分さんなんて、妙ちきりんな呼び方するんじゃねえ」

ポラリス「親分か、ポラリス様と呼べ」

モニカ「じゃあポラリスでいい? わたしはモニカ」

ポラリス「好きにしやがれ、小娘」

モニカ「親分さんて呼ぶのやめたんだから、そっちも小娘はやめて」

ポラリス「けっ…」


 ↓1~3 ポラリス親分とのコミュ内容
 ※1レスにつき、内容は1つまでね
  特にないなら、なし、ってしてもらえれば


モニカ「これからも仲良くしてもらいたいんだけど、どう?」

モニカ「ダメだったら断ってもらってもいいけど」

ポラリス「仲良くだあ?」

モニカ「何か変?」

ポラリス「どうしてお前みたいな小娘と仲良くせにゃあならん」

モニカ「だって、商売相手でしょ? それに、わたしの嫌いなものに意地悪してくれるから、それだけでポイント高いの」

ポラリス「ひねくれてやがんな」

モニカ「してくれるの?」

ポラリス「するもんか」

モニカ「…何で?」

ポラリス「何でもだ。お前みたいな小娘、気味が悪くて仕方がねえ」

モニカ「…」シュン

ポラリス「…」ソワソワ

モニカ「…じゃあ、ここ、仲間入りの試練とかあるの?」

ポラリス「それを聞いてどうする?」

モニカ「それやったら、仲間でしょ? 仲間は、仲良しでしょ?」

ポラリス「んなもんはねえ。俺に従う、ついてくる、それが条件だ。お前みたいのができるってのか? ええ?」

モニカ「…従うなんてやだ。わたしはわたしで、やることがちゃんとあるの」

ポラリス「じゃあムリだ」

モニカ「…それなら、ポラリスはどんな武器を使うの?」

ポラリス「営業でもかけるってか? 商魂逞しい小娘だな」

モニカ「興味があるだけ。だって武器商人なんだもん。教えてよ」

ポラリス「別にこだわりなんかねえ。見栄えだけ重視した長物か、でかい獲物だけだ」

モニカ「見栄えだけ? どうして?」

ポラリス「その方がビビるだろ?」

モニカ「…ふーん。今は何使ってるの?」

ポラリス「斧だ。あっちにたてかけてあんだろ」

モニカ「…錆びてる」

ポラリス「放っておけ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 山賊A「お、親分! 町の方から、武装した連中がぞろぞろと!」
 4~6 ポラリス「何でお前はそんなに嫌ってんだ、あの町の連中を」
 7~9 モニカ「…つまんない人」ポラリス「っ…」


ポラリス「何でお前はそんなに嫌ってんだ、あの町の連中を」

モニカ「あの町だけじゃない」

ポラリス「ああ?」

モニカ「この国が憎い。この国の人間が憎い。全部ひっくるめて、大嫌い」

ポラリス「…何でだ?」

モニカ「…それは…」

ポラリス「…」

モニカ「【安価下2】」

 1 わたしの周りにいた皆が、殺されたから。誰も助けてくれなかった。国に殺されて、国民は知らんぷりした。だから…滅んじゃえばいい
 2 言いたくない…内緒
 3 その他、自由台詞

 ※この選択肢で、モニカが「国・国民へ復讐する理由」が決まりますよ~
  「2」が選ばれたら先送りって感じっす! インスピレーションと閃きと想像力でどうぞ


モニカ「わたしの周りにいた皆が、殺されたから。誰も助けてくれなかった。国に殺されて、国民は知らんぷりした。だから…滅んじゃえばいい」

ポラリス「国に殺されただあ…?」

モニカ「…」

ポラリス「…ハッ、不幸なのは自分だけってか、小娘」

モニカ「…」ジロッ

ポラリス「何があったか知らねえし、知ろうともしねえがな、不幸なんてのはそこら中に転がってんだ」

ポラリス「悲劇のヒロイン気取るくれえなら、白馬に乗った王子様でも夢見るんだな」

ポラリス「その方がよっぽど健全だぜ?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 モニカ「その王子様が、全部悪いのに?」
 4~6 モニカ「…やっぱり、ポラリスも嫌い」プイッ
 7~9 モニカ「そんなの趣味じゃない。白馬に乗った王子様なんて、お話の中にしかいないもん」


モニカ「…やっぱり、ポラリスも嫌い」プイッ

ポラリス「…けっ」

モニカ「…」

ポラリス「…」ソワソワ

モニカ「…」

ポラリス「おい、A!」

山賊A「ヘイ、親分!」

ポラリス「こないだの略奪品に砂糖菓子あっただろ、あんな甘ったるいもん食うヤツいねえんだ。この小娘に押しつけちまえ!」

山賊A「ヘイ、おやぶ――ん?」

ポラリス「さっさとしやがれ!」

山賊A「へ、ヘイ!」タタタッ

山賊A(親分…あれ食うの、めっちゃ楽しみにしてなかったか…?)

ポラリス「…急げってんだ、のろまが!」

山賊A「も、持ってきやした!」

ポラリス「おら小娘、こいつでも食ってろ、ガキはガキらしくな!」バッ

モニカ「痛っ…何でもの投げるの、サイテー」

ポラリス「ふんっ」スタスタ

山賊A「親分、どこへ行かれるんで!?」タタッ

モニカ「…何これ、砂糖菓子…?」

モニカ「…」ジュルリ

モニカ「っ…」ブンブン

モニカ「……」キョロキョロ

モニカ「…」ゴソゴソ

モニカ「…」パクッ

モニカ「あまい…おいしい…もひとつ食べちゃお」モゴモゴ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 自警団+トーヤ一行が襲撃してきた。こいつら超つえー
 4~6 自警団の襲撃! 山賊達はたじたじだ!
 7~9 自警団の接近を山賊達は早期に確認した! 戦いが始まるようです

―――――

 ここまでで終わりまーす
 おつき合いいただき、どうもありがとうございました


 再開の構えでござる
 しばしの後に始めるでござるよ、ニンニン!


<うぉおおおおおおお―――――――――――――――っ!

モニカ「っ…自警団が、きた…?」

<野郎ども、一旦退けぇ!

<ボワンッ

モニカ「すごい煙…」

 ダダダッ

ポラリス「クソ、いきなりか、見張りは何してやがった!?」

山賊A「そ、それが、ますかいてたらしくて…そのままもうぶっ殺されてまさぁ」

ポラリス「んだとぉ?」

モニカ「ねえ、自警団きたの?」

ポラリス「ああ!? 小娘は引っ込んでろ、それともこういうのを見たがってたってか?」

モニカ「【安価下2】」

 1 じゃあ捕まってたふりして見てるからがんばって
 2 じゃあ遠くから見てるから
 3 じゃあ一緒に戦ってあげようか?
 4 その他、自由台詞


モニカ「じゃあ一緒に戦ってあげようか?」

ポラリス「ああ?」

モニカ「ここで自警団を全滅させたら、あの町はきっと痛手でしょ?」

モニカ「唯一の街道を塞がられて、でも戦える人はいなくって」

モニカ「そしたらいっぱい困る人が出るし、家族が殺されちゃった~って人も出る」

モニカ「いいザマだもん」

ポラリス「…ふんっ、どうでもいい」

ポラリス「戦いたきゃあ勝手に戦え。逃げたきゃ逃げろ」

モニカ「じゃあ戦うね」

山賊A「親分、きやした!」

山賊B「ヒャッハァー!」

山賊C「狭いとこに誘い込めよ! 山賊流の戦い方見せてやれ!」

ポラリス「野郎ども、生かして帰すんじゃねえぞ!」

山賊達「おおおおおおお―――――――――――――っ!」


 【安価下2】
 山賊達は洞穴にたてこもって、その内部で戦うらしい
 1 じゃあ、その入口部分を狙える場所に隠れて狙い撃ちコースかな
 2 洞穴の出入り口付近に潜んで、そこで入ってきたのを片っ端から撃ってくスタンス
 3 ポラリスのそばで戦おうっと
 4 その他、どうする?


 ――王国・辺境の街道付近・山賊のアジト・洞穴入口付近――

モニカ「よし、準備完了」ジャキッ

モニカ「あーあ、皆、奥の方に行っちゃった…」

モニカ「ひとりじゃ寂しいのに…」ボソ

<この洞穴か?

<罠に気をつけろ

モニカ(来た~)

モニカ(敵って何人なんだろ…? ここに陣取ったのはいいけど、地味に逆光で狙いづらいかも…)

モニカ(でも奥の方行くと暗くて馴れてないからあれだし…)

モニカ(…………でも、そう広くないし、あっちの獲物は剣ばっかり…大立ち回りはできないから有利かも?)

<慎重に行くぞ

モニカ(……影が見えてる…)

モニカ(来い来い来い…さっさと来ーい)

モニカ(……来た)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 撃ってやったけど、重装備の鎧相手だと威力不足が否めなかった…厳しいかも
 4~6 足とか腹とかを撃って、引きずり出そうとする仲間を射殺する外道スタンス
 7~9 自警団が大したことない人数すぎて、みんな殺っちゃった☆テヘペロ
  0  なにこれてきつよい


 あれま1割の危機をひいちゃった

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 優秀な魔法使いが自警団にいちゃった。銃vs魔法の激戦の火蓋が切られた
 奇数 魔物を飼い馴らして戦わせる魔物使いが自警団にいちゃった。特攻してくる狼型の魔物は動きも速いし獰猛だしでやべえ
 ※0は偶数扱いね
  どっちも、ヤバいからね


 


モニカ「そこ――!」

 パァァンッ

自警団A「ぐああっ!?」

自警団B「何だ、今、何が起きた!? 大丈夫か!?」

モニカ「はい、次のカモ~♪」

 パァァンッ

<入るな、止まれぇ!

モニカ「チッ…」

<お前ら、何かいるのは確かだ。行ってこい

モニカ「行ってこい…?」ボソ

<バァァウッ!

モニカ「獣の声…? まさか――」

 ズザァッ

魔物「バアウッ!」

モニカ「っ――速い!」パァァンッ

モニカ「かわされっ――」

 【安価下2】
 1 飛びかかってきた魔物の顔を殴打&殴打&殴打ァ!
 2 距離をとって銃撃! 脳天ぶち抜きゃさすがにいけるっしょ!?
 3 その他、どうする?


魔物「バアゥッ!」

 パァァンッ

モニカ(音には敏感に反応してビクつく――この隙に後退して、素早く装填からの!)

 ズザァッ

モニカ「ドタマかち割られろぉ!」

 パァァァンッ

魔物「バッ!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 避けられて噛みつかれた! でもって後退しちゃったから自警団が洞穴内部に侵入開始! 魔物使いもやってきた!
 4~6 顔半分ぶっ飛ばされながらも向かってきやがった! 魔物使いもやってきたし
 7~9 ヘッドショット成功! だけど、さらに魔物が2頭も投入されてきた…。ここでくじいとけば、いけそうなんだけど


モニカ「嘘っ、どんな動体視力――!?」

(魔物→)魔物A「ガァァッ!」ガブゥッ

モニカ「痛っ――」

<今の内だ、中へ! ここは俺が食い止めさせる!

モニカ「放し、てぇっ!」ガンッ

魔物A「ガァゥッ…! グルルル…」

 ザッ

魔物使い「どんなのがいるかと思えば…何だ、お前?」

魔物B「ガルルル…」

モニカ(魔物2頭と、こいつらを動かしてるヤツがひとり…)

モニカ(噛みつかれた腕はまだ浅いし、銃は撃てる…でも、他の自警団を中に入れちゃった…)

モニカ「ああもう…サイテー」


 【安価下2】
 ① 魔物使いのお名前おなしゃーす
 ②ー1 魔物使いから倒す!
   2 先に魔物どもをかたづけーる! 近づいてくんならマスケットでぶん殴るし、蹴りつけてやるし、接射すれば殺せるっしょ
   3 その他、自由行動
 ※①のお名前と、②の行動を両方とも併記してね


ガンズ「奇妙な武器だな…あれは魔法の類か…? だが、魔力は感じられないし…」

魔物A「バアウッ!」ダッ

ガンズ「まあいい、行け!」

魔物B「ガァアアアウッ!」

モニカ「先に畜生から片づける…!」ジャキィッ

 パァァァンッ

モニカ(やっぱり躱される…! こいつらの動きが速くて、捉えられない!)

 ダンッ

ガンズ「武器を奪って無力化しろ!」

モニカ「そんなこと、させないっ!」

 ブンッ
 ドガァッ
 パァァァンッ

魔物B「キャウンっ…」ブルッ

魔物A「バァァッ!」

モニカ「死ねぇえええええ―――――――――っ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 1対2はやっぱつらたん
 4~6 魔物Aの心臓ぶっ飛ばしたぜ、残り1匹!
 7~9 魔物2頭ともぶっ殺したったぜ!


 ドゴォォッ

ガンズ「な、こ、拳っ――!?」

魔物A「グルル――ガバッ!?」

モニカ「こんな鉄の塊は、さすがに噛み砕けないでしょ?」チャキッ

ガンズ「口の中に…まさか、やめろっ!」

モニカ「死んじゃえ」

 パァァンッ
 ビチャアッ

魔物B「グルル…クゥゥン…」

ガンズ「っ…大丈夫だ、怖がるな、俺がついてる…」ギリッ

モニカ「次――」

 ジャキィッ
 スッ


 【安価下2】
 1 なんかもう1頭はビビってるし、ガンズを撃ってやる
 2 もう1頭もきっちりぶっ殺すんだよぉー!
 3 その他、どうしちゃう?


モニカ「死んじゃえ」

 パァァンッ

魔物B「バウッ!」バッ

ガンズ「っ!?」

 ドサァッ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 魔物Bにかばわれる形でガンズは助かってた。でもって、装填を狙われた(白目
 4~6 魔物Bが先になっちゃったぜ。ガンズが立ち向かってきた
 7~9 ガンズと魔物Bは仲良く死んでったぜ


ガンズ「っ…お前…俺をかばって…」

魔物B「クゥゥン…」

ガンズ「でもお前…とろいんだよ…やっぱ…」ナデ

モニカ「…」

ガンズ「一緒にやられちゃ…どうしよう、も――」バタッ

魔物B「」

モニカ「…ふんっ」


 【安価下2】
 1 さて、洞穴の中で出会い頭に撃ちまくって殲滅するか
 2 ケガしちゃったし、洞穴出て手当てしよ。別に山賊が勝とうが、自警団が勝とうが、どうでもいいし。成り行きを見守る
 3 その他、どうする?


モニカ「…」スタスタ

モニカ(薄暗い…目が暗いのに馴れてきたけど、それでもよく見えない…)

モニカ(こんなところを山賊達は自由に動けるの…?)

<うおおおおっ!

<何っ!?

モニカ(…時々、ああいうの聞こえるけど…どっちが勝って――)

モニカ「っ…ああもう、何これ、邪魔っ。足元に何捨てて…死体…?」

モニカ「……あ、ヒャッハー言ってた人だ…」

山賊B「」

モニカ「…邪魔」ゲシ

モニカ「…なかなか会わないけど…ここ、どれくらい深いんだろ…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 追い詰められてとち狂った山賊Aと山賊Cが襲いかかってきた!
 4~6 開けたとこに出たらポラリスが1対3で戦ってた!
 7~9 ポラリスとばったり


モニカ(あ、あそこ明るい――松明?)タタッ

 ギィィィンッ

ポラリス「おおおおおらぁあああああああっ!」ブゥンッ

 ドゴォンッ

自警団C「チィッ…!」

自警団D「親玉だけあるか」

自警団E「でも疲れてきてるぞ、このままなぶり殺しだ!」

ポラリス「やれるもんなら、やってみやがれってんだ!」


 【安価下2】
 1 よーし、まだ気づかれてないし、後ろから撃って自警団を殺しちゃおう
 2 身を潜めて傍観
 3 そうだ、ここでポラリスを撃ち殺したら協力した、ってことになって報酬金とかもらえちゃったりしないかな? 作戦:お金大事に発動
 4 その他、どうしよう?


モニカ「…そうだ」ピコ--ン

モニカ「ふふっ…ごめんね、ポラリス」チャキッ

モニカ「街道の通行止めまでしてたくらいだし…仕留められればお金もらえるよね」スッ

ポラリス「ん?」

自警団C「よそ見をしたな――!」

ポラリス「うるせえ!」

 ギィィンッ
 ドサッ

ポラリス「おい小娘――!」

モニカ「バイバイ」

 パァァァンッ

ポラリス「ぐふぁっ…!?」ドサッ

自警団D「な、何だ!?」

ポラリス「っ…やっぱりそういう――」

モニカ「まだ生きてる…これで、トドメ」

ポラリス「うぉぉおおおおおお――――――――――――っ!」

自警団E「まだ動けるのか、タフなヤツめ!」

 パァァァンッ

ポラリス「っ…」ドサッ

モニカ「…死んだ? ……死んだね、うん」

モニカ「【安価下2】」

 1 ねえ、3人がかりでもこんな体がおっきいだけの人を殺せなかったおにーさん達、これってお礼金とか、報酬とかもらえる?
 2 あっ…でも入ってくる時に色々と撃っちゃったし…ここの人全員殺しておかないと、マズいかも…? おにーさん達、死んでね?
 3 その他、自由台詞


モニカ「あっ…でも入ってくる時に色々と撃っちゃったし…ここの人全員殺しておかないと、マズいかも…?」

自警団C「キミ…キミは、一体、何なんだい…?」

自警団D「今の音…入口で聞いたヤツじゃ…? ガンズはどうなった?」

事件団E「っ…まさか――」

モニカ「おにーさん達、死んでね?」チャキッ

自警団C「散開しろ!」

モニカ「遅いもん」

 パァァァンッ

自警団D「ぐあっ…!」

自警団E「D!」ザッ

モニカ「そうやって助けるんだ? その人のことは」チャキッ

自警団C「うおおおおっ!」タタタッ

モニカ「わたしの家族は、見捨てたくせに――」

 パァァァンッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 とりあえず殲滅した。…と思ってたら生き残りの山賊Aに奇襲されちった☆
 4~6 ポラリスの首もって辺境の町まで戻ったら、めちゃんこ怖がられた上、自警団はボランティアだから何の報酬も出ないよって言われた
 7~9 ポラリスの首もって辺境の町まで戻ったら1000Gもらえた。でもすぐに追い返された。怖がられた


モニカ「んぅ~っ…」

モニカ「あーあ、外もまっくらになっちゃった…」

モニカ「ちょっと休憩してから行こっと」

モニカ「あ、ゲルニカ~」

ゲルニカ「ヒヒン」

モニカ「何にもされてないね、良かった」

モニカ「ご飯でも食べて…何だろう、この足跡?」ジロ

モニカ「…? 馬車の方に、繋がって――」

 ダンッ

山賊A「こ、この悪魔がぁっ!」

モニカ「!?」


 【直下 コンマ判定】(奇襲:-1)
 1~3 思いっきり刺された。でも撃ち殺せた
 4~6 利き腕やられたけど撃ち殺せた
 7~9 やられる前に殺れた。ふぅ、あぶないあぶない


 ザクゥッ

モニカ「っ――」

山賊A「親分の、仇ィ…!」

 パァァンッ

山賊A「っ…」フラッ

山賊A「…」バタッ

モニカ「うっ…痛っ…」

ゲルニカ「ヒヒン…」スリスリ

モニカ「右腕…これじゃ…不便…」グッ

モニカ「っ…痛い…痛いよぅ…」ポロポロ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 魔物Aにも噛まれてたしね、傷口からね、良くないの感染してね。熱出したぜ、弱ったねこりゃ
 4~6 山賊と自警団両方の残党に追われる形で、ケガをおしながら夜通し逃げ続けたんだぜ
 7~9 山賊と自警団の使ってた武器を全部回収しちゃう商人魂は持ってたんだぜ


 ――個人情報――
 名前:モニカ 武器:銃 職業:武器商人兼傭兵 属性:土
 残弾:60発 所持金:1300G

 ――知人――
 ゲルニカ:愛馬
 トーヤ:変態(断定) 巨乳女3人と旅してる

 ※知人欄は死んだら削除されるんで、ポラリスとガンズは載らずに終わりました


モニカ「んぅ…もう、朝…?」モゾモゾ

モニカ「…ねむたい…」

ゲルニカ「ヒヒン」

モニカ「…また、あの町戻るの面倒臭いなあ…」

モニカ「仕入れないで商品とか手に入れられたし…いいかなあ…?」

モニカ「ポラリスに売った武器も丸ごと戻ったんだし…2000ゴールドも丸儲けしちゃったし…」

モニカ「…」


 【安価下2】
 1 いや、戻ろう。でもってポラリスの首叩きつけてさらに報酬ゲットだ
 2 戻るのはやっぱりやーめた。さっさと行こう
 3 その他、どうする?


モニカ「…うん、いいや。出発」

モニカ「ゲルニカ、ゴーゴゴー!」

ゲルニカ「ヒヒーン」

 ゴロゴロ
 ガタガタ…

モニカ「…」

モニカ「えーと…確か、この山道を抜けたら道が2つあったんだっけ…」

モニカ「どっち行こうかな…?」


 【安価下2】
 1 西:長閑な農村がある。そこを抜けると交易の盛んな町
 2 東:川沿いのコース。途中に宿場町。その先は内陸の海があって、さらに行くと国の中心地へ近づく


モニカ「…とりあえず、東かな」

モニカ「宿場町があって…内陸の海にぶち当たって…湾岸に沿っていくと王都方面…」

モニカ「…」

モニカ「…よし、そうしよっと」

モニカ「~♪」


 【安価下2】
 1 行き倒れを発見した
   ※どんな行き倒れなのかはコンマで判定
 2 キャラバンと出会った。宿場町方面へ向かってるけど、魔物に襲われちゃって傭兵がダウンしてるらしいので、護衛を引き受けた(報酬:800G)
 3 途中、泉を発見した。…ちょっと水浴びしよう、そうしよう


モニカ「ゲルニカ、ストップ」グイッ

ゲルニカ「ヒヒン」

モニカ「…周り、誰もいない…よね?」キョロキョロ

モニカ「泥まみれ、血まみれじゃ気持ち悪かったし、良かった」

モニカ「るんるんるーん♪」

 スルスルスル…

モニカ「綺麗な水…ヒルとか、いない…ね? うん、いない」

モニカ「そーっと、そーっと…」ピチョン

モニカ「~っ」ブルッ

モニカ「この冷たいのが気持ちい~」

モニカ「よく晴れてるし…ふふっ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 水浴びを楽しんでたら、馬車の方に何か動くものを見てしまった…あれは、人影…?
 4~6 水浴びを済ませて気分はさっぱり、体はぴかぴか。汚れた服は捨てといた。リフレッシュ完了!
 7~9 おや、底の方に何かある…? これは…指輪? ラッキー! 綺麗な指輪ゲット!


モニカ「ふぅっ…えいっ」ブルブルッ

モニカ「あははっ、水飛沫飛ん――」

ゲルニカ「ブルルッ」ブルブルッ

 バシャシャッ

モニカ「…」チラ

ゲルニカ「…?」キョトン

モニカ「もーっ、折角、ぶるってやったのに!」

モニカ「ふふっ…あはははっ、ゲルニカの方が上手だね」ナデナデ

ゲルニカ「ヒヒン」

モニカ「ゲルニカも気持ちよかった?」

ゲルニカ「ヒヒン」

モニカ「じゃあ出発しよっか」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ものものしい傭兵の一団と出会った
 4~6 行き倒れを発見した
 7~9 宿場町に無事、辿り着いた


 お、有言実行すごい
 まあ、こっからのコンマなんですけどね

 【直下 コンマ判定】
 行き倒れは…
 1~3 みすぼらしいおっさん。ネズミを彷彿とさせる、なんとなーくいやしい感じの拭えないひと
 4~6 ちょびっと年上くらいの少年。きっと旅馴れてなくて行き倒れてる
 7~9 巨乳のおねーさん。神職に携わってる人っぽく、豊満なお胸の谷間に十字架が挟まれてた。モニカの心証はあまりよろしくない


 ガタガタ…

ゲルニカ「ヒヒン」

モニカ「どーしたの、ゲルニカ、急に止まって。こびりついた血錆び落とすのに忙しいんだけど…」

行き倒れ「…お…おお…主よ…」

行き倒れ「これは…試練だったの…です、ね…感謝し…ま…す…」

モニカ(行き倒れだ…)


 【安価下2】
 1 よし、殺そう。この国の人間は無条件に殺したっていいくらい嫌い
 2 行き倒れ→食事を恵む→金をせびる→払えないなら殺せばいい→これだ!
 3 その他、どうする?


モニカ(……よし、売り飛ばして金にしちゃおう)

行き倒れ「そこの…道往くお嬢さん…」

行き倒れ「どうか…この迷える…哀れな女に…お食事を恵んでは…」

モニカ(餓死されたら輸送の手間が面倒だし…手頃なところで縛り上げればいっか…?)

モニカ「…ちょっと待って」ゴソゴソ

行き倒れ「おおっ…きっと、あなたのその行為を…主は…見ておられます…」

モニカ「はい、すぐ食べられるのこれくらいしかないの」

行き倒れ「ありがとうございます」サッ

 パクッ
 モグモグ

行き倒れ「はぁ…」

モニカ(腐りかけてたヤツの処分できる! やった!)

モニカ「これとこれもね、食べていいよ」

行き倒れ「およよよ…ありがとうございますありがとうございます…」

 ――で

行き倒れ「ふぅ…ごちそうさまでした」

行き倒れ「わたくし、【安価下2】と申します。洗礼の旅をしております」

モニカ「…わたしはモニカ」


 【安価下2】
 行き倒れてた、けしからん乳の持ち主のシスターさんのお名前おなしゃす


マリリー「このご恩、決して忘れはいたしません」

モニカ「ふうん…」

マリリー「モニカさんは…何をなさっている方です?」

マリリー「馬車に乗って、一人旅…いえ、お馬さんとご一緒の旅…?」

モニカ「………商人」

マリリー「まあ、それはそれは…。ご立派なお仕事ですね」

マリリー「こんなに若くて、まだ小さくてかわいらしいのにおひとりで…」

マリリー「何か、困っていることはございませんか? わたくしにできることがあれば何でも仰ってください」

モニカ「何でも…?」

マリリー「ええ」

モニカ「【安価下2】」

 1 この先に宿場町があるでしょ? そこでね、ちょっとつきあってほしいことあるの
 2 ………………おっきくなる方法……っ…な、何でもない、何もない
 3 その他、自由台詞


モニカ「この先に宿場町があるでしょ? そこでね、ちょっとつきあってほしいことがあるの」

マリリー「まあ、わたくしに?」

モニカ「うん、丁度いいの」

マリリー「どんなことです?」

モニカ「…………それは…内緒」

マリリー「ふふ、そうですか。では、その時にあなたのお役に立てることを楽しみにしていますね」

マリリー「わたくしも、宿場町を経由するつもりでしたので渡りに船です」

モニカ「じゃあ行こう。あっ…馬車の中は、覗いちゃダメ。商品あるから。分かった?」

マリリー「ええ、分かりました」ニッコリ


 【安価下2】
 1 マリリーとコミュる?
 2 馬車の中にこもって商品管理(宿場町到着前までに回収した武器を1つでも多く売れる状態にしなくては)
 3 キンクリで宿場町到着なんだぜぇ~
 4 その他、自由行動


モニカ「覗いちゃダメだからね?」

<はい、存じていますよ

モニカ「…」

モニカ「よーし」

 ゴソゴソ
 フキフキ

モニカ「はぁ~…」←息ふきかけてる

 ゴシゴシ

モニカ「しぶとい汚れ…死んでまで迷惑かけるとか…」ブツブツ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 500Gツボいきの粗悪品3つくらいしか終わらんかった
 4~6 ポラリスの斧が意外と手入れしたら良さそうなのだった
 7~9 よーし、はかどった! しつこい血錆も、モニカの手にかかればこんなもんよ!(腕力


 ――王国・川沿いの宿場町――

モニカ「到着っ」

マリリー「どうもありがとうございます、ゲルニカさん」ポン

ゲルニカ「ヒヒン」

モニカ「あーっ! ダメ、ゲルニカと仲良くしないでっ!」バッ

マリリー「およ…? す、すみません…」

モニカ「ゲルニカも、ダメでしょ」

ゲルニカ「ヒヒン」

マリリー「あの、ところで…」

モニカ「?」

マリリー「こうして、町についたことですし、お礼をさせていただけませんか?」

モニカ「お礼…?」

マリリー「はい…。僅かではありますが、お金の持ち合わせがありますので、お食事をご馳走したいなと」

モニカ「【安価下2】」

 1 いらない
 2 じゃあご馳走になる! わーい
 3 その他、自由台詞


モニカ「いらない」

マリリー「およ…?」

モニカ「あっ…1時間後に、ここまた戻ってきて。そしたら、つきあって」

モニカ「それまでじゃあね」

マリリー「はい…」

モニカ(えーと、どこに売ろうかな、あの人…?)


 【安価下2】
 1 奴隷商人
 2 娼館
 3 宿場町でデカい顔してる色狂いの大商人


 ――王国・川沿いの宿場町・大商人の邸宅――

大商人「お前か? いい品があるとか言って謁見を申し出たのは…?」

モニカ(うわ、デブ…。しかも、謁見って…貴族でも何でもない、ただのちょぉーっと儲かってる商人のくせに…)

モニカ「ねーねー、おじさま」

大商人「ねー、ねー? 何だ、その口の利き方は…この小娘め、からかってるのか?」

モニカ「わたしの頭くらいおっぱい大きい、シスターの女がいるの」

大商人「…?」

モニカ「欲しくない? 安くするよ? 傷はなし」

大商人「お前…」

モニカ「武器がメインで扱ってる商品だからね、人を売るルートってないの」

モニカ「あの感じだと、きっと処女」

モニカ「だってシスターだし、そういうもんでしょ?」

モニカ「でも、ほんとにおっぱい大きいの。どう?」

大商人「…」ゴクリ


 【直下 コンマ判定】(色狂い:+2)
 1~3 大商人「……それも欲しいが…お前も、イイ見た目じゃないか」モニカ「…え」
 4~6 大商人「いくらのつもりだ?」モニカ(相場しらない…)
 7~9 モニカ「あの見た目なら…そうだなあ…20万ゴールド」


大商人「……それも欲しいが…お前も、イイ見た目じゃないか」

モニカ「…え」

大商人「ふふふ…」パチンッ

 ゾロゾロ…

モニカ「っ…」ガタッ

大商人「ここで痛い目に遭いたいか? それとも…イイことをしながら、よがる悦びを知りたいか?」ニタニタ

ごろつきA「大商人さん、こんなのにまで手ぇ出すのかよwww」

ごろつきB「いや俺いける、絶対いける」

ごろつきC「ぎゃははっ、マジかよ、きもっ」

モニカ(…撃ってもいいけど…3人同時で、この距離だと1人やった後にやられちゃうかも…)

大商人「さて…じゃあ、そのシスターの場所を教えてもらおう」

大商人「それと…わたしの前に、こいつらにいじめられるか、大人しくするか」


 【安価下2】
 1 大商人を撃ち殺してから、その金山分けしようぜってごろつきに持ちかけてみる
 2 強攻突破で逃げる
 3 その他、どうする?


モニカ「…答えは、これね」ジャキッ

大商人「…?」

モニカ「死んで」

 パァァァンッ

大商人「うぐっ…」ドサッ

ごろつきA「おい、てめえ――!」

モニカ「こいつのお金、山分けしよ?」

ごろつきB「はぁあああ~?」

ごろつきC「…あり、か…?」

モニカ「何が嫌なの? お金もらって雇われてるんでしょ?」

モニカ「ケチケチせびるよりも、どーんっておっきくもらった方がいいじゃん」

モニカ「それとも…」ジャキンッ

モニカ「もう1人減らして、3等分にする?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ごろつきA「何にも分かってねえな…。こうなったら、減るのはてめえだ、小娘!」
 4~6 ごろつきA「てめえみたいなゲスじゃね――」モニカ「じゃあまとめて死んで」パァァァンッ
 7~9 ごろつきA「……いいだろう、乗ってやる」ニヤァリ モニカ「ついでにね、人身売買してる人教えてくれない?」


ごろつきA「てめえみたいなゲスじゃね――」

モニカ「じゃあまとめて死んで」パァァァンッ

 ドサッ

ごろつきB「だったら強引に犯す…!」バッ

ごろつきC「2等分か、一人占めのがいいな!」ニヤリ

モニカ(っ…装填が、間に合わな――)

 ガッ

モニカ「あぐっ…」

ごろつきB「そんな物騒なもん、持ってんじゃ――うぶっ」ゴボォッ

ごろつきC「一人占めだな、やっぱ、うん」ザシュッ

ごろつきB「て…めえ…」

ごろつきC「金はあった方がい――」

 パァァァンッ

モニカ「…手間省けちゃった、ラッキー☆」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 銃声を聞きつけて駐留騎士が駆けつけてきやがった…やべえ…
 4~6 死にかけのごろつきBが屋敷に火を放った! こんにゃろう!
 7~9 あれれー? 銃声を聞いて、愛人さんが出てきた。お金をどこにしまってるか聞き出しちゃおーっと☆


ごろつきB「この、ゲス女ぁっ…」シュボッ

モニカ「っ――」

 ポイッ
 シュボォォォッ

ごろつきB「焼け死ね…でなきゃ…放火犯だって追い回され――」

 パァァンッ

ごろつきB「」

モニカ「ああもうっ…放火するとか…これじゃ、お金探す時間とかないじゃんっ…!」

モニカ「それとも…焼け落ちる前に…? でも出るの遅れたら怪しまれちゃうかもだし…」


 【安価下2】
 1 脱出優先
 2 ええい、ギリギリまでお金を捜しまわる! 1ゴールドでも多くもらう!
 3 そうだ、火事だって喧伝して、他の家とかで火事場ドロすりゃいいんじゃね?
 4 その他、自由行動


 バタバタ

モニカ「熱いっ…熱っつ…!」

モニカ「もうっ、もうもうもうっ! サイテー!」

モニカ「お金――もしくは金目のものっ!」

モニカ「持ち運びやすくて、いい感じの値がつきそうなのでも…!」

モニカ「何かないの、何かないの?」

モニカ「あああああっ、もうっ! 熱いーっ!」


 【直下 コンマ判定】(曲がりなりにも大商人の邸宅:+2)
 1~3 何も見つけられなかった
 4~6 ひとつかみずつポッケにお金を詰め込んだ
 7~9 指輪とか首飾りみたいな宝飾品を、それを入れてた箱ごと2つゲット! はっはー!

 【下2 コンマ判定】
 1~3 駐留騎士に脱出したとこを見つかった
 4~6 脱出したところをふつーに目撃された。その場では、追いかけられなかった
 7~9 人目を忍んで脱出完了!


 宝飾品入れの箱×2ゲット!
 でもって…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 裏口から出てったから完璧に誰の目にも触れなかった。痕跡も火事で消えてくれるから真実は闇の中
 奇数 出てきたら思いっきり、衆目にさらされた。両脇にあからさまな略奪品持ってるし、駐留騎士いるし…アカン
 ※0は偶数扱いなんや


モニカ「やった、出口…! 抜けられる…!」

 バッ
 ゴロゴロ

モニカ「ふぅ…脱出できた…金目のものもゲットできたし――ん?」

 ザワザワ…

<何だ、あの女の子…?

<おい、あのコが持ってるのって、確か大商人さんが自慢してた宝箱じゃ…

<火事場泥棒?

<もしかして、盗みのために放火をしたんじゃ

モニカ「」

 ザッ

駐留騎士「名を名乗れ、この町の安全を任されている者だ。事情を聴かせてもらうぞ?」


 【安価下2】
 ① 駐留してる騎士さんのお名前と性別
 ② 1 逃げよう
   2 騎士? 知らん、撃つ! 見てる野次馬も撃ち殺す! 火事も消されずに燃え広がれば目撃者ゼロ! 丸くおさまーる!
   3 その他、どーする?

サリー 女
弁明して信じてもらえないようなら逃げる


 あ、すまん
 ①②みたいな表記の時は、両方を併記してくだされ…という注意書き忘れてたね
 >>323を採用さしてもらいますね、ごめんなさい

―――――

モニカ「わ、わたしはっ、違うもん!」

サリー「事情は別所で聞かせてもらう」

モニカ「やだ、そうやって濡れ衣きせるんでしょ! 絶対やだ、行かない!」

サリー「この態度はクロ、か…。力ずくでやらせてもらうぞ」

モニカ「っ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 銃は鎧でダメージ通らないし、近づけば剣だし、離れても魔法だしで一瞬で制圧された。騎士は強い
 4~6 あきらかに犯人だって認証を持たれた上に顔も野次馬に覚えられちゃったけど、どーにかこーにか逃げ出せた
 7~9 人質とって逃げ仰せた。騎士なんてちょろいぜ


サリー「行くぞ…」シャッ

モニカ(うっ…顔まで覆われた…でも関節狙えば――)ジャキッ

 ダンッ
 ヒュオッ

モニカ「速っ――」

サリー「はぁああああああっ!」ブンッ

 ギャリリリッ
 ガンッ

サリー「受けた!?」

 パァァァンッ
 ギィィィンッ

モニカ「嘘っ、銃弾、弾いた――?」

サリー「だったら、これでどうだ…! 中熱線魔法!」

 シュボォォォォッ

モニカ「っ――」バッ

サリー「身のこなしといい、ただ者じゃないな。だが――!」

モニカ「そこ!」ジャキィッ

 パァァァンッ
 ガッ
 カラァンッ

サリー「何っ――振り上げた剣の、柄尻を…!」

モニカ「っ…!」ダッ

サリー「………取り逃がしたか」


 【安価下2】
 1 一刻も早く逃げねば!
   A マリリーは別のとこで売る! とりあえず馬車に隠れて、マリリーを御者にしてさっさと出てく!
   B マリリー? んなのもうどうでもいいわ!
 2 馬車の中に隠れて、騒ぎがおさまるまでやり過ごそう
 3 その他、どうにか逃げられたけどどうするよ?


モニカ「はぁっ、はぁっ…!」

モニカ「ゲルニカ、行くよ!」

ゲルニカ「ヒヒン」

モニカ「顔っ…顔隠して…上からえーと…ローブでも着とけばいいや」

モニカ「早く逃げないと…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 出口のとこでサリーに見つかったぁー!!!!
 4~6 やったー、宿場町から逃げられたー
 7~9 マリリーに見つかったけど、火事との関わりはバレてないっぽいし逃げられた。よし、次のとこで売ろう。面倒になったらその辺に捨てよう


モニカ「ゲルニカ、急いで急いで」←小声

 ガタガタ…

サリー「止まれ、そこの馬車!」

モニカ「っ…」ビクッ

サリー「すぐに済む。顔を改めさせてくれ」

モニカ(どうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよ…)


 【安価下2】
 1 強 攻 突 破
 2 鎧の薄そうな部分を…狙い撃つぜぇええええええ! そして逃げる
   ※コンマが7以上で成功
 3 その他、どーする?


サリー「どうした?」

モニカ「………………ゲルニカ、ゴォオオオオオオオ――――――――――――――――っ!」ピシィッ

ゲルニカ「ヒヒィィイ――――――――ン!」ダッ

サリー「っ――やはり!」

モニカ「この!」

 パァァァンッ

サリー「はあっ!」

 ガィンッ

モニカ「何で銃弾を弾けるの、あの人…!」ジャキッ

サリー「逃げられると思うなよ! 中熱線魔法!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 げ、ゲルニカぁーっ!!
 4~6 前方の木を燃やされてゲルニカを止められた!? 戦うしか…ない? もしくは降参?
 7~9 サリーは中熱線魔法をとなえた! しかし、狙いは大ハズレだった! 逃げられたぜ、やっほう


 シュボォォォッ

ゲルニカ「ヒヒィインッ!」

モニカ「ゲルニカ!?」

 ガッ
 ドゴォォォンッ

モニカ「っ…ゲルニカ、足が…火傷…」

ゲルニカ「ヒヒ…ン…」

モニカ「っ…」

サリー「覚悟しろ、放火窃盗犯!」

モニカ(今なら逃げられるけど…でも、そしたら荷馬車も、ゲルニカも――)

ゲルニカ「ヒヒン…」フイフイ

モニカ「ゲルニカ…行けって、言ってるの…?」

ゲルニカ「ヒヒン…」

モニカ「でも…」


 【安価下2】
 1 見捨てるなんてできない! 騎士だろうが、ここで倒す!
 2 ゲルニカを残して逃げる
 3 投降して、ゲルニカの治療をお願いする
 4 その他、自由行動


―――――

 ここまでっす!
 モニカさんがなかなかにゲスいっつーか、ふつーに悪人になってますね…
 まあ、それも一興だよね!


 モニカさんは本当は(多分)やさしいコなんやね
 でも、お馬さんはね、足は命だからねえ…

 どうもありがとうございました

こういうクズらしいクズキャラも面白い(クズになったのは安価のせいだけど)

ちなみにモニカが死んだら新キャラでスタートするのですか?

>>365
前スレの方式だと、死んだら前3つくらいまでのレスからどれかを安価で選んで、そこからコンティニュー
1回だけあったダブル主人公の時は残機制で、片方の残機が尽きたらソイツは生き返らずにもう片方だけで進行する方式だったけど、結局残機使いきらずふたりで生き残れた


 >>365>>366な感じっす
 まあ、コンティニュー回数は特に定めてませんので、ご安心ください

 でははじめますね
 少々、お待ちくだされ~


 ――王国・川沿いの宿場町・駐留騎士屯所――

サリー「…おい」

モニカ「…」ツン

サリー「…治癒術の使い手はすでに手配をした」

サリー「だからさっさと話せ、全部だ」

モニカ「…」ツン

サリー「黙秘しても良いことなどはないぞ」

モニカ「…ゲルニカ治ったら喋る」

サリー「だから、治癒術の使い手を手配した。到着次第だ」

モニカ「…」

サリー「…」


 【安価下2】
 1 ゲルニカを治してもらい次第、そっこーで逃げる腹づもり
 2 こう、お金とかちらつかせたら懐柔できるんじゃかろうか。よし、やってみよう
 3 その他、どうする? 取調中なうやで


サリー「おい」

モニカ「………あのね」

サリー「?」

モニカ「ああするしかなかったの」

サリー「何をしたと言う? わたしが聞いているのは、そこだ」

モニカ「…ゲルニカしかね、もう家族はいないの」

サリー「…泣き落としなんかに、このわたしが引っかかると?」

モニカ「お父さんもお母さんも、他の皆もね、わたしのこと残していっちゃったの」

モニカ「だからひとりで生きてくしかないの」

サリー「それがどうした、犯罪行為を容認することなどできない」

モニカ「こういうやり方しか知らないの」

サリー「商売もしているんだろう? あの荷馬車を見れば分かる」

モニカ「…」

モニカ「【安価下2】」

 1 ……商会のボスが…やれって…。あんなの…ただのカモフラージュだもん…
 2 …………ねえ、騎士なんでしょ…? 助けてよ…
 3 その他、自由台詞


モニカ「だからがんばって…商売しようと思って行ったの」

サリー「そして、金品…実に100万ゴールド以上を奪ったか」

モニカ「襲われたんだもん、仕方ないじゃん」

サリー「仕方がない?」

モニカ「だって、いきなり、乱暴なことしようとしてきたんだもん」

モニカ「そしたらそうするしかないもん」

サリー「…正当防衛を訴えたいのか?」

モニカ「そう」

サリー「火を放って、金品を奪ったのが目的ではなく?」

モニカ「本当に本当だもん。放火なんかしてないし」

サリー「だが、金品は強奪した」

モニカ「あれは…な、なりゆきで全部燃やしたらかわいそうだと思って…」

モニカ「そしたらいきなり、あんな風にされたから逃げたんじゃない。それなのに…」

サリー「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 さっぱり信じてくれなさそう…懐柔策に移行
 4~6 何やら考え始めた。おっ? いける?
 7~9 マリリーさん登場


サリー(最初は事情を聴こうとしただけだったが、それに抵抗を見せた…)

サリー(あの態度から、この少女が犯人だろうとあたりをつけていたが…)

サリー(いや…しかし、あの奇妙な武器と、身のこなし…ためらいのない行動…)

サリー(何より、金品を持っていたのは事実…)

サリー「…ふむ」

サリー「では聞くが、どうして逃げた?」

サリー「ただ動揺しただけならば、弁解しようとするんじゃないのか?」

サリー「何か後ろめたいことがあったから、お前はあの場を逃げようとしたのではないか?」

モニカ「…そんなの、ないもん」プイッ

サリー(…あやしい)

サリー「ないならわたしの目を見て言ってみろ」

モニカ「っ…」

モニカ「【安価下2】」

 1 だ、だって、襲われたんだもん…怖かったんだもん、なのにあんな風に注目されたら逃げたくなるもん…
 2 ………あの宝物…諦めるから見逃して…。あれ全部…自分のにしちゃっていいから…わたし黙ってる。だから…
 3 その他、自由台詞だぜ!


モニカ「だ、だって、襲われたんだもん…怖かったんだもん、なのにあんな風に注目されたら逃げたくなるもん…」

サリー「…」

モニカ「…」

サリー「…本当か?」

モニカ「本当」

サリー「……そうか」

モニカ(……いけた…?)

サリー「…」

モニカ「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 サリー「………わたしの目を欺けると思うなよ、盗人が」モニカ「っ…」ビクッ
 4~6 サリー「……他に、本当のことを喋るつもりはないのか?」モニカ「…」
 7~9 サリー「…だが、それはそれとして、お前は公務執行を妨げた。それは揺らぎようのない事実だ」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 サリー「…っ…グスッ…」モニカ「…?」サリー「そうか…そうだったのかっ…すまない、怖かったな…!」ガバッ
 奇数 サリー「先日のことだ、辺境の町へ続く街道の途中で山賊が出たと問題になったことがある」モニカ「…?」
 ※0は偶数扱いやで


サリー「…っ…グスッ…」

モニカ「…?」

サリー「そうか…そうだったのかっ…すまない、怖かったな…!」ガバッ

モニカ「っ…な、何っ…?」

サリー「親もなく、頼れる者もなく、ひとりで生きてきて…お前は方法がっ…ヒック…分からなかったんだな…?」

サリー「人々に裏切られ続けて、横行する暴力にさらされてっ…金くらいしか身を守れるものがなかったんだな!」

サリー「泣け、泣くといいっ…わたしの胸で今は泣いてっ…それから、じっくり、ゆっくりと…!」

モニカ「っ…何、放してよ、もうっ」バッ

サリー「ぞんな゛がなじいごど…言わなぐで、いいんだぞっ!」ヒシッ

モニカ(なにこのひとこわい)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 サリー「情状酌量は、訴えてやるからな…!」モニカ「」
 4~6 サリー「だがっ…ごのままじゃ、お前に向けられた疑惑は払拭されない…わたしも王都まで行って、お前の無実を訴えてやるぞ!」
 7~9 サリー「悪いのはお前じゃない…お前もまた…被害者だ! こんな罪っ…罪にはしない、私が、揉み消しておいてやるからな!」


サリー「だがっ…ごのままじゃ、お前に向けられた疑惑は払拭されない…わたしも王都まで行って、お前の無実を訴えてやるぞ!」

モニカ「へっ…?」

サリー「本当なら罪状を記した書状とともに護送馬車へぶち込むだけだが…わたしが証人として、お前の無実を訴える!」

サリー「そうすればきっと、無実になるはずだから、何も心配をしなくていいぞ」

モニカ「…え、あ…」

サリー「そうと決まれば旅支度をしなければ」パッ

モニカ「あうっ…」ドサッ

サリー「ああでも、あの馬の手当てが先か…ええい、治癒術の使い手はまだこないのか」

サリー「催促を入れてやる」スタスタ

モニカ「…何、あれ…?」

モニカ「このままじゃ…王都に連れてかれちゃう…の…?」


 【安価下2】
 1 お人好しにつけこんで、ゲルニカよろしくってだけ書き置き残して、ひとりで王都行ったことにしとこう
 2 と、いうことは王都までの旅費は何も考えなくて済むんじゃあるまいか? ラッキー
 3 よーし、油断してるっぽいとこを殺しちゃおう。幸い、鎧も脱いでるし…隙をついて後ろから首を締め落とせば…
 4 その他、自由行動


モニカ(それはそれで…あり…?)

モニカ(……お金かからないし…)

モニカ「よしっ…」グッ

 バンッ

モニカ「っ…」ビクッ

サリー「治癒術の使い手が偶然、この町にいてな! 治してもらったら、あの馬に見覚えがあるとか言っているのだが――」

 ヒョコッ

マリリー「モニカさん、こんなところにいたんですね」

モニカ「…?」

サリー「知り合いか?」

マリリー「はい、この方はわたくしが空腹に行き倒れていたところをお助けしてくださったのです」

サリー「何…? や、やっぱり…お前は、本当、はっ…」ブワァッ

モニカ「…そ、そーそーそのとーりなのー」

マリリー「あれ? でも、どうしてこんなところへ…?」

サリー「主のお導き、といったところだな」キリッ

マリリー「まあっ、そうですね」ニッコリ

モニカ(………………こういう人達、嫌い…)ケッ


 【安価下2】
 とりあえず、ここで一泊することに
 1 よし、逃げよう。ゲルニカも治してもらえたっぽいし! 朝がくる前に!
 2 大人しくしとく
   A コミュ
     ※相手も併記してね
   B お風呂!
   C さっさと、寝る!


サリー「ちゃんと暖まるんだぞ!」

モニカ「覗かないで!」

 ガララッ
 ピシャッ

モニカ「…もう…」

モニカ「でも…あったかいお湯につかれるのなんて…いつぶりだろ…?」

 チャポン

モニカ「はぁぁ…」

モニカ「…アヒルさんが浮いてる」ツンツン

 チャプチャプ

モニカ「…生き返る…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 マリリーが入ってきた!
 4~6 サリーが入ってきた!
 7~9 幸い、乱入者はなく、安らぎの時間を満喫した!
  0  マリリー&サリーが乱入してきた! 合計4つのたわわな果実にモニカは機嫌をすこぶる損ねた!!


 ガララッ
 バンッ

モニカ「!?」

サリー「何も遠慮することも、恥ずかしがることもない」ボイン

サリー「同じ釜のメシを食らい、裸のつきあいをすることで深まるものがある」ボイン

サリー「それは人生を鮮やかに彩ってくれるもののはずだ。さあ、お前のこわばった心を少しずつ、一緒にときほぐそう」ボイン

モニカ「っ…」ペタン

サリー「ん、どうした…?」

モニカ「で、出てって! ひとりで入る!」

サリー「っ…そんなに、人を拒絶して…」フルフル

サリー「ダメだ、そんなじゃダメだ! 何がお前をかたくなにしているかまだ分からないが、それじゃダメだぞ!」

モニカ「~っ…」

サリー「さあ、体を洗ってやるから湯船を出ろ」

モニカ「やだぁっ!」

サリー「そうか、そのつもりならば――力ずくだ!」

モニカ「ひっ…いやだってば、このホルスタイン――――――――っ!」

サリー「マリリーほどではないぞ、安心しろ!」ガバッ


 ――別室

マリリー「へっくちっ」

マリリー「…?」


 ――浴室

 コチョコチョコチョ

モニカ「ひゃっ、あはははっ、やっ…あはははっ、らめぇーっ!」

サリー「ならば大人しく、体を洗われるのだな!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 モニカはサリーに苦手意識を持った
 4~6 モニカのライフは0近くまで虐め抜かれた…そして寝た
 7~9 サリーとのおしゃべりタイム?


モニカ「サリーきらいサリーきらいサリーきらいサリーきらいサリーきらい…」ブツブツ

モニカ「なにあれなにあれ、意味不明」

モニカ「何であんなにかまってくるの」

モニカ「何であんなに人の話きかないの」

モニカ「何であんなリンゴサイズのおっぱいなの」

モニカ「何であんなくすぐり方できるの」

モニカ「サリーきらいサリーきらいサリーきらいサリーきらいサリーきらい…」



 ――個人情報――
 名前:モニカ 武器:銃 職業:武器商人兼傭兵→放火窃盗容疑者 属性:土
 残弾:40発 所持金:ー(身柄拘束中につき無一文)

 ――知人――
 ゲルニカ:愛馬
 トーヤ:変態 巨乳女3人と旅してる
 マリリー:シスター 爆乳 おっとり
 サリー:騎士 涙もろい?


 ――王国・川沿いの街道――

 ゴロゴロ…

モニカ「…」

マリリー「元気になって良かったですね、ゲルニカさん」

ゲルニカ「ヒヒン」

サリー「どうしたんだ、モニカ。不満そうな顔をして」

モニカ「…」フイッ

サリー「…」

マリリー「ところでこれは、どこへ向かってるんでしょう?」

モニカ「……何でついてきてるの?」

マリリー「だってまだ、モニカさんにお礼をお返しできてませんから」ニッコリ

モニカ「…」

サリー「ふっ、何も言わなくても分かるぞ、モニカ」

サリー「情けは人のためならず、と言ってな。誰かのための善行はいずれ、巡り巡って自分の身に戻ってくるのだ」

サリー「それを実感して言葉にならないんだろう?」ポン

モニカ「…全然違うし…」


 【安価下2】
 1 おしゃべりターイム!
   ※コミュとは違うよ、あとマリリーか、サリーかを併記してね
 2 道中で困り果ててるキャラバンと遭遇したら、サリーが…
 3 その他、どんなイベントほしい?
   ※ダメなのは無言でずらすね!


 ゴトゴト…

マリリー「いいお天気ですね」ノホホン

サリー「そうだな、つい…うとうとしそうになる…」

モニカ(逃げるチャンスかも…?)

モニカ(そうだ…何かこう、睡眠薬みたいのを盛って…でも、そう都合よく持ってないし…)

モニカ(何か…あった)

モニカ「………ねえ、あそこの森の入口のお花きれい」

マリリー「あ、本当だ」

モニカ「摘んで来ていい?」

サリー「まあ、それくらいなら」

モニカ「よしっ」グッ

 タタタッ

モニカ(この花の根っこをすり潰して乾燥させれば睡眠薬のできあがり…!)

モニカ「ふふっ…」

 ブチブチ
 ガサガサッ

モニカ「…ん?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 レアな分だけ、つよーい、よ!
 4~6 レアなんだけど、すばしっこいのだ
 7~9 レアでしかも弱い! そのくせ凶暴という絶滅寸前希少種
  0  ガチにヤバい系


サリー「あんな、何の変哲もない花をかわいい…か」

サリー「荒れた風ではあるが、やはり根っこの部分では少女なのだな…」

マリリー「やさしいコですよ、モニカさんは」

<わああああっ!

サリー「っ――どうし…あ…あれ、は…」

マリリー「………あら…?」

 ズゥゥン…
 ズゥゥン…

モニカ「な、な、な…何、何あれ…あの、おっきい…顔…?」

マリリー「森が…持ち上がりましたね…」

サリー「背中に木々さえも生やす…超巨大な竜…」ゴクリ

マリリー「聞いたことがあります。亀さんみたいな甲羅があって、長いこと動かないからその上に森ができてしまうとか」

モニカ「…ふぉ…フォレストドラゴン…?」

マリリー「そういうお名前でしたね」

サリー「…そして、目が覚めると空腹から周りのありとあらゆるものを食い尽くす…」

森林竜「…」ジロォ

マリリー「うふふ…寝起きは竜さんでもぼんやりしてて、何だかかわいいんですね」

サリー「し…刺激をしないようにゆっくり離れるぞ…こっちへこい、モニカ」

モニカ「言われなくてもそうしてるし…」ソロソロ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 でもダメだった。戦闘へ
 4~8 ねぼけながら襲ってきた。戦闘へ
  9  逃げられた。よかったよかった
  0  ちょっと目が覚めただけらしかった。また寝ちゃった。…折角だから、顔周りの鱗(貴重品)をびりびり剥がしてゲットした


森林竜「ヴォ…」

モニカ「っ…」ビクッ

森林竜「ヴォオオオオオオオッ!」

 ズズゥゥゥンッ

サリー「ダメか…!」チャキッ

マリリー「あ、あらあら…」

モニカ「え、えっ…あ、あんなのと戦うつもり!?」

サリー「ここでどうにかせねば、周囲一帯がめちゃくちゃになる! 阻止するまでだ!」


 【安価下2】
 1 ……………戦闘中に後ろからサリーを襲えば…
 2 ええいヤケだ、やるしかない
 3 がんばってー、て見てるだけ


サリー「お前達は下がっていろ!」

モニカ「だからって…あんたが死んだら旅費がタダじゃなくな――じゃなくてっ…あれでしょ!」ザッ

サリー「っ…モニカ…」

マリリー「モニカさん、どうぞ」つマスケット銃

モニカ「…」ジャキィッ

サリー「仕方がないな…。わたしが前衛だ、サポートをしてくれよ」

森林竜「ヴォオオウ…ヴォォオオオオオオオオオオオオ―――――――――――――――――ッ!!」

モニカ(残弾が少ない…無駄撃ちできないし、こいつらいたんじゃ弾丸調達も難しいし…節約考えないとかも…?)

モニカ(でも…こいつ…100発撃っても、きかなそう…)


 【安価下2】
 1 まずは目玉から狙ってく残虐スタイル
 2 ええい、とりあえず撃ちまくる!
 3 折角マスケットを渡されたけど、荷馬車から品物の重量武器でも取り出して戦うか
 4 その他、どうする?


森林竜「ヴォオオウ!」

 ズォッ…

サリー「頭突き――いや、噛みつきか、避けろ!」

 バッ
 ゴロッ

モニカ「おっきい的…!」

 パァァァンッ


 【直下 コンマ判定】
 1~6 硬すぎた眼球。ダメージがない…だと…?
 7~9 目にゴミが入ってくらい…?
  0  ちゃんとダメージ入った


森林竜「ヴォオオオオオオッ!?」

 グラァッ
 ズドォォォンッ

モニカ「やった!」

サリー「よくやった――はぁああああああっ!」

マリリー「がんばってくださーい」

 ザシュッ

森林竜「ヴォオウ!」

 ズォォォォッ

サリー「何の!」

 ガッ
 ズッドォォォォォンッ
 ドサッ

サリー「っ…さすがに…無茶だったか…」ボロッ

モニカ(ナチュラルに、あの巨体を真正面から受け止めようとしてた…なにこのひとこわい)

マリリー「大丈夫ですか、サリーさん」ポゥゥゥ

サリー「助かる」

森林竜「ヴォオオオオオオッ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 フォレストドラゴンの咆哮とともに、大地から無数のモミの木が突き出された! 全滅一歩手前
 4~6 完全に怒り狂ってる…ああ、やりすぎたかも…?
 7~9 フォレストドラゴンは地面に顔をうずめた! …しかし、何も起きない?


 ズドドドドドォォッ

モニカ「きゃあっ…!」

マリリー「およよっ!?」

サリー「ぐはあっ…!」

 ドサドサァッ

森林竜「…」フス- フス-

 ズシィィン…

モニカ「っ…う…痛い…」

 ジャキッ

森林竜「…」ギロ

モニカ「う…」ビクッ


 【安価下2】
 1 死んだふり
 2 もっかい、目玉撃っとく
 3 急成長して突き出された木の影に隠れながら逃亡をはかる
 4 その他、どうするよ?


モニカ「来ないでってばああああああ―――――――――――――っ!」

 パァァァンッ

森林竜「ヴォオオオオオ―――――――――――ッ!?」

 グラァッ

モニカ「やっ…倒れて――」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 死んだ
 6~9 助かった


モニカ「やだ、やだ、やだ――」

 グラァッ

モニカ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」

モニカ「ぁ…ぁ――」

 ズズズゥゥゥンッ
 プチッ…



 …うん
 勝ち目はぶっちゃけ0です

 竜ってやつはね、ちょーつおいっす
 こいつはそんなに強い方じゃないにしろ、めっちゃ強いっす


 【安価下2】
 1 >>419からやり直す。森林竜とのバトルなんてしない方がいい
 2 >>443からやり直す
 3 >>447からやり直す


モニカ「来ないでってばああああああ―――――――――――――っ!」

 パァァァンッ

森林竜「ヴォオオオオオ―――――――――――ッ!?」

 グラァッ

モニカ「やっ…倒れて――」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 死んだ
 6~9 助かった


モニカ「やだ、やだ、やだ――」

 グラァッ

モニカ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」

モニカ「ぁ…ぁ――」

 ズズズゥゥゥンッ
 プチッ…



 …うん
 勝ち目はない
 せいぜい、どうにか逃げられたよ、くらいしかいい終わり方はない

 もう1回、こいつとの戦いで死んだら、強制的にイベント選択まで戻しちゃいますね


 【安価下2】
 1 >>419からやり直す。森林竜とのバトルなんてしない方がいい
 2 >>443からやり直す
 3 >>447からやり直す


 ――王国・川沿いの街道――

 ゴロゴロ…

モニカ「…」

マリリー「元気になって良かったですね、ゲルニカさん」

ゲルニカ「ヒヒン」

サリー「どうしたんだ、モニカ。不満そうな顔をして」

モニカ「…」フイッ

サリー「…」

マリリー「ところでこれは、どこへ向かってるんでしょう?」

モニカ「……何でついてきてるの?」

マリリー「だってまだ、モニカさんにお礼をお返しできてませんから」ニッコリ

モニカ「…」

サリー「ふっ、何も言わなくても分かるぞ、モニカ」

サリー「情けは人のためならず、と言ってな。誰かのための善行はいずれ、巡り巡って自分の身に戻ってくるのだ」

サリー「それを実感して言葉にならないんだろう?」ポン

モニカ「…全然違うし…」


 【安価下2】
 1 おしゃべりターイム!
   ※コミュとは違うよ、あとマリリーか、サリーかを併記してね
 2 道中で困り果ててるキャラバンと遭遇したら、サリーが…
 3 その他、どんなイベントほしい?
   ※ダメなのは無言でずらすね!


 ゴトゴト…

マリリー「いいお天気ですね」ノホホン

サリー「そうだな、つい…うとうとしそうになる…」

モニカ(逃げるチャンスかも…?)

モニカ(そうだ…何かこう、睡眠薬みたいのを盛って…でも、そう都合よく持ってないし…)

モニカ(何か…あった)

モニカ「………ねえ、あそこの森の入口のお花きれい」

マリリー「あ、本当だ」

モニカ「摘んで来ていい?」

サリー「まあ、それくらいなら」

モニカ「よしっ」グッ

 タタタッ

モニカ(この花の根っこをすり潰して乾燥させれば睡眠薬のできあがり…!)

モニカ「ふふっ…」

 ブチブチ

モニカ「…ん?」

 ファサァッ…

モニカ「…とり…?」


 【直下 コンマ判定】(幸運の鳥:-9)
 1~9 盛った!と確信したら突然の強風で睡眠薬を混入したカップごと煽られて飲ませるのに失敗した


モニカ「はい、飲んで」

サリー「っ…モニカがお茶を淹れてっ…」グスッ

マリリー「いい香りですね」ホッコリ

サリー「いただこう…いただこうじゃないか!」

マリリー「そうですね」

 スッ…

モニカ(よし…疑いもない! これで飲めば――!)

 ビュォォォォォッ

サリー「うおっ!?」

マリリー「およっ…」

 ガシャン
 ザバッ…

モニカ「」

サリー「なっ…何だと…?」

マリリー「およよ…これは…もう飲めませんね…」

マリリー「乾いた土がしっかり吸ってしまいました…」

モニカ「…そん、な…」

サリー「ハッ――そ、そう落ち込むな!」

サリー「お前がお茶を淹れてくれた…ただそれだけで、こう…なんというか、とても嬉しかった」

サリー「その気持ちは、しっかりとわたしの心に届いたぞ!」

モニカ(何も届いてない、何にも、何ひとつとして、通じてなんかないし!)

マリリー「そんなお顔しちゃダメですよ。折角のかわいいお顔なのに」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 そして、いやいや、お茶を淹れさせられた…睡眠薬は失われた
 4~6 キャラバンと遭遇
 7~9 魔法について


 ゴトゴト…

サリー「ん? あれはキャラバンか…?」

マリリー「まあっ」

モニカ(…ちぇっ、商品はあるのに…この女がいるからできないし…何も面白くない…)

サリー「だが…少し様子が変だな…。見てくる」タッ

マリリー「何となく…困ってるような顔ですね」

モニカ「関係ないもーん」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 この道の先で、強盗に遭ったらしい。正義感を発揮したサリーが退治すると張り切り始めた
 4~6 キャラバンの女性が、女好きの魔物にさらわれてしまったらしい。正義感を発揮したサリーが以下同上
 7~9 原因不明の病気に苦しむ人がいるらしい。正義感を以下同上


サリー「――と、いう症状らしいんだが…マリリー、分かるか?」

マリリー「…うーん…もしかしたら…」

サリー「分かるのか」

マリリー「お薬があれば助かるとは思うんですけど…」

サリー「薬か…。宿場町へ引き返すのも、次の町まで行くのも、時間がかかるな…」

マリリー「それにちょっと珍しいお薬なので、ふつうの町では手に入らないかも知れません」

マリリー「素材さえあればお薬を作れるんですけど」

サリー「薬の素材、か…。それは手に入りやすいのか?」

マリリー「丁度、この近くの森の中なら…」

モニカ「…王都行くんじゃないの…?」

サリー「困っている人がいるんだ、放ってはおけまい」

サリー「よし、では薬の素材を採りに行こう」

マリリー「はい」

モニカ「パス」

サリー「照れ臭がらなくていいんだぞ、モニカ。さあ、出発だ」

モニカ「照れ臭くなんてない!」

サリー「ははは、その年頃だとそう言ってしまいたくもなるか。だが、気持ちのいいものだからな!」

モニカ「ぐぬぬ…」


 【安価下2】
 1 でもあれじゃね? 薬の素材を首尾よく自分で見つけられたら、お礼にお金もらえたり…?
 2 そうだ、森の中へ入るんなら絶好の暗殺のチャンスじゃないか。背後から撃ってやる…げへへ…
 3 その他、どんなスタンスで臨んじゃう?


 ――森の中――

 ゴソゴソ

サリー「なかなか見当たらないな…」

モニカ「…」ジャキッ

サリー「そっちはどうだ、モニカ」クルッ

モニカ「っ…み、見つからないけど…?」

サリー「そうか…」ゴソゴソ

モニカ(ふぅ…よぉーし…)

モニカ(鎧の隙間を狙って…首の後ろ…)

モニカ(あそこをぶち抜けば…この女でも…死ぬ…はず――)スッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 撃った! けどまだ生きてる…!?
 4~6 ハズレ…た…だと…?
 7~9 撃った! けどハズれて…その拍子に茂みの向こうの魔物仕留めちゃった…


モニカ「死ねっ――!」

サリー「?」クルッ

 パァァァンッ
 ガサッ

魔物「バッ――キャウンッ」ドサッ

サリー「なっ…!?」

モニカ「えっ…?」

サリー「魔物…探すのに夢中で気づかなかった…」

サリー「まるでわたしを殺しにかかってきたかのような殺気と声に驚いて振り返ったが…魔物に気づいていたのか…」

サリー「ありがとう、モニカ」ニカッ

モニカ「ぁ…う、うん…」

サリー「ふふっ…そう照れるな」

モニカ「照れてないっ!」

サリー「うりうり、素直になれ」

モニカ「だからっ…! もうっ!」

サリー「まったく…」フッ

モニカ(何なのこいつ…何でなの…?)

サリー「だが、次からいきなり、それを向けるのはなしだ。一声かけろよ」

サリー「もしも、見つけたら…これだぞ?」ワキワキ

モニカ「ひっ…」ビクッ

サリー「はははっ、まあお前に限ってないだろうがな」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 その後もことごとく失敗した…。サリーはスキル:幸運を手に入れた
 4~6 くすぐりの罰がトラウマすぎてもう銃口を向けられなかった…
 7~9 サリーからの心証:照れ屋のいいコを取得してしまった。モニカとしては嬉しくない


モニカ「はぁっ…はぁっ…」

マリリー「見つかって良かったです。それじゃ、お薬の調合を始めますね」

サリー「ああ」

モニカ(何で…何で、ことごとく…)

モニカ(毒を盛ってもおじゃんだし、撃っても外れるし、罠をしかけても魔物が先にひっかかるし…)

モニカ(沼に突き落とそうとしたらこっちが落ちちゃったし、毒キノコを食べさせようとしたら先に食べろとか言ってくるし…)

モニカ(サリーきらい)

サリー「いやあ、いいことをした後は気分がいいな」キリッ

サリー「モニカもそうだろう?」

モニカ「ふんっ」プイッ


 【安価下2】
 そして、夜になっちゃった
 1 サリー暗殺計画:寝込みを襲う
 2 サリー暗殺計画:酒を飲ませてへべれけになったところで襲う
 3 サリー暗殺計画? そんな徒労に終わること間違いなしのことはもうしないと心に誓って寝た
 4 その他、自由行動


 ――翌朝!――

旅商人「どうもありがとうございます、お陰で助かりました」

サリー「騎士として当然のことをしたまでだ」

マリリー「わたくしも、女神様に仕える者としてできることをしたまでですから」

旅商人「いえ、そんな。あなた方がいなければ…」

 ペチャクチャ

モニカ(偽善とか…大嫌い)ムスッ

モニカ(あんなのは助けといて…わたしのことは誰も助けてくれなかったのに…)

モニカ(…ムカつく…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 キャラバンの人にこっそり、おいしいから食べてね、って言ってサリーに食べさせるのに失敗した毒キノコを大量に渡しといた
 4~6 キャラバンの子どもと目が合った
 7~9 お礼にってお金を渡されたのをサリーが断って、代わりのものをもらえた


モニカ「…?」チラッ

男の子「…あ」

モニカ「…何?」

男の子「…」モジモジ

モニカ「…」

男の子「あ…あのね、おかあさんたすけてくれて、ありがと」

モニカ「…………は?」

男の子「これね、すごくあまいおいもだから、あげる」スッ

モニカ「…」

男の子「はいっ」グッ

モニカ「ちょっと…こんなの、別にいらな――」

 タタタッ

モニカ「…いらないのに」モグ

モニカ「甘っ…おいしい…」モグモグ

モニカ「…」モグモグ

 スタスタ

サリー「そろそろ行こう。…何を食べてるんだ?」

モニカ「…もらった」

マリリー「おいしそうな香りですね」

サリー「わたしにもひとつ…」ジュルリ

モニカ「…………………あげない」モグモグ

サリー「何…?」

マリリー「およよ…おいもは、たくさん食べるとご飯が食べられなくなっちゃいますよ?」

モニカ「いいもん」プイッ

モニカ「あ、ゲルニカにはあげる。はい、食べてね」スッ

ゲルニカ「ヒヒン」モグモグ

サリー「……うまそうなのに…」ボソ

モニカ(ざまあ)


 【安価下2】
 次に到着したのは…
 1 漁村
 2 霧の村
 3 鉱山近くの町

 ――個人情報――
 名前:モニカ 武器:銃 職業:武器商人兼傭兵→放火窃盗容疑者 属性:土
 残弾:40発 所持金:ー(身柄拘束中につき無一文)

 ――知人――
 ゲルニカ:愛馬
 トーヤ:変態 巨乳女3人と旅してる
 マリリー:シスター 爆乳 おっとり
 サリー:騎士 幸運


―――――

 本日はここまでです~
 ありがとうございました


 あらすじ
 一応窃盗と放火の容疑で逮捕(?)されちゃったモニカ(14)氏
 しかしさらっとお涙ちょうだいのつもりもなく身の上を放したら尋問中の女騎士サリーに激しく同情されてしまった
 そこに爆乳シスターのマリリーを加えた3人で、一路、王都を目指していた
 そして、一行は鉱山の近くの町に立ち寄ることに…

 【安価下2】
 1 実はこの町の近くの鉱山をめぐってトラブルが起きている模様
 2 実はこの町はモニカとちょっとした縁がある場所でして…サリーから逃れられるか!?
 3 実はこの町は…絶賛、紛☆争☆中

 安価をとって、ちょびっと待っててね


 ――王国・鉱山近隣の町――

サリー「どうにか日暮れ前に到着できたな」

マリリー「賑やかなところですね」

サリー「うむ、あそこに山が見えるだろう? あの山は国内有数の鉱山でな、採掘量は随一だ」

サリー「多くの鉱夫がいるし、取引などで訪れる者も多く、大勢が行き来する場所になっているんだ」

モニカ「ぶっぶー」

サリー「ん?」

モニカ「単純に鉱山としての採掘量がすぐれてるからじゃなくて、あそこから取れる含有魔力の多い鉱石の希少性から人が集まってるの」

サリー「モニカは物知りだな」ナデ

モニカ「むかっ…」パシッ

マリリー「希少な鉱石って、どのようなものですか?」

モニカ「そんなの教える筋合いないもん…」

サリー「まあ、そう口を尖らせるな。かわいいだけだぞ」

モニカ「っ…かわいいのはもともとですぅー」

サリー「ははははっ、そうだったな」

モニカ(ムカつく…サリーきらい)


 【安価下2】
 1 とりあえずご飯
 2 宿屋でまたーり
 3 だまくらかして逃走するつもりで、工芸品とか見たいって言ったら同行されちまったぜべいべー…


モニカ「何で一緒の部屋なの…?」ジロ

サリー「一応は護送中だからな。ずっと監視していなければならん」

サリー「まあ、万に一つもないとは思うが」

モニカ「マリリーは別室なのに…」

サリー「彼女はただの同行者だからな」

モニカ「…」ムスッ


 【安価下2】
 1 コミュ
   ※相手も併記してね
 2 宿屋の主人が部屋を訪ねてきた
 3 寝るもん


モニカ「…」←ベッドの上で体育座り

サリー「ふむ…」バサッ ←新聞よんでる

モニカ「…」ジトォ ←睨むだけで人殺しできたら便利なのになあってがんばってる

サリー「…」←新聞よんでる

新聞の人生相談欄『Q:年頃の娘が素っ気なくて家庭内が何だか落ち着きません。どうしたらいいでしょう?』

新聞の人生相談欄『A:健やかに健康をしている証拠です。本人はかまわれたくないのでしょうが、かと言って無視をするでもなく、話を聞く姿勢を見せましょう』

新聞の人生相談欄『もしかしたら何かの悩みを抱えていて、それを吐き出すのが難しくなっているのかも知れません』

新聞の人生相談欄『態度が素っ気なくても話しかけてあげて、相談されやすい環境を作るようにしてみてはどうでしょう』

サリー「……なるほど…」ボソ

サリー「…………モニカ、悩みがあるだろう、言ってみろ」

モニカ「は?」

サリー「何でもいいんだ、どんなことでもいい。少し話そう」

モニカ「何もない」フイッ

サリー「では…こうするしかないか?」ワキワキ

モニカ「っ…や、やだっ…それは…」

サリー「よし、ではどんとこい」

モニカ(どういう風の吹き回し…?)


 ↓1~3 サリーとのコミュ内容
 ※なければ「なし」としてくだされ


モニカ「………じゃあ」

サリー「ああ、どんとこい」

モニカ「サリーは騎士の中だと強い方なの?」

サリー「…………正直なことを言えば、上の下くらいだな」

モニカ(基準が分からない…)

サリー「いや本当はわたしは出世に問題ない腕前はあるんだが…前に、少しやらかしてしまってな。それ以来――」

モニカ「どーでもいーもん」

サリー「なに?」

モニカ「その話終わりー」

サリー「態度が悪いぞ、モニカ」

モニカ「じゃあ何で騎士になったの?」

サリー「世襲だ」キリッ

モニカ「つまんない…」

サリー「何を期待しているんだ…?」

モニカ「……じゃあ、どうしても許せない、憎くて仕方ないものがあるとしたら…サリーはどうする?」

サリー「どうしても許せない、憎くて仕方のないもの…? そうだな…」

サリー「……まあ、そういうこともある…ということだな」

モニカ「何が?」

サリー「個人的に許せないことだろうと、法が許しているのであれば…従う他はあるまいな」

モニカ「じゃあ泣き寝入り? そんだけ偉そうな口ぶりしといて、結局? ださっ」

サリー「本当に許せないのであれば、正攻法で是正すればいいだけだ」

サリー「法が許しているのなら、法を変えればいい。世界が許しているのなら、世界を変えればいい」

サリー「ただしその方法はまた新たな禍根を招くものではなく、正当な手段に則るべきだな」

サリー「法を変えるために国のお偉方に混じって孤軍奮闘すればいいだけだ。最後まで諦めずにな」

モニカ「…そんなのムリに決まってるじゃん」

サリー「何故そう言い切れる? 試したことはあるのか?」

モニカ「試すまでもなくムリなものはムリだもん」

サリー「……モニカ、お前は…」

モニカ「…」プイッ


 【直下 コンマ判定】(モニカ→サリー感情はきらい:-2)
 1~3 コミュ終了
 4~6 サリーがモニカの過去に興味を持ちました
 7~9 サリー「言い方を誤ったな」


サリー「…モニカ、今さらだが…過去に何かがあったんだろう?」

サリー「それを教えてはくれないのか?」

モニカ「やだ」フイッ

サリー「…」

モニカ「寝る」ガバッ

サリー「……そうか」

サリー(憎い、か――)

サリー(モニカは…一体、何を憎んでいる…?)

サリー(……………だが、このままじゃ口を割りそうにもない…)


 すまぬ、誤爆った

―――――

サリー「…モニカ、今さらだが…過去に何かがあったんだろう?」

サリー「それを教えてはくれないのか?」

モニカ「やだ」フイッ

サリー「…」

モニカ「寝る」ガバッ

サリー「……そうか」

サリー(憎い、か――)

サリー(モニカは…一体、何を憎んでいる…?)

サリー(……………だが、このままじゃ口を割りそうにもない…)

サリー(モニカの持つ、あの特異な銃と…何か関係でもあるのか…?)


 ――翌朝

サリー『マリリーとともに観光をしていいぞ。昼まで、だがな』

モニカ(何でいきなり、あんなこと言い出したんだろ…? 目を放さないとか言ってたくせに)

マリリー「賑やかなところですね。たくさんの商人さんもいらっしゃいますし」

モニカ「…」

マリリー「どうしました?」

モニカ「…別に」


 【安価下2】
 1 …………よし、マリリーを売ろう
   A 娼館
   B 奴隷商人
 2 ふつーに見て回っちゃう
 3 その他、自由行動


地元商人「おっ、そこのシスターさん! ちょっと、見ていってよ!」

マリリー「およ…? わたくしですか…?」

モニカ(言われるまま行っちゃうとか…ちょろっ)

地元商人「どうだい、これ?」

地元商人「これはね、特A級の魔鉱石を加工した指輪なのさ」

マリリー「まあ、とってもお綺麗ですね…」

モニカ(………特A級…? これが…?)

地元商人「シスターさんを通じて、女神様にあっしの祈りが届くように、スーパープライスで、はい、どんと定価を爆下げして!」

地元商人「どどんと20万ゴールド! これ、本当は300万ゴールドはしちゃうようなものだよ? どうだい?」

マリリー「およよよっ…!? 20万…? わ、わたくし…そんなに持ち合わせが…」

モニカ(…………パチモンだ、絶対…)

地元商人「ええい、じゃああっしも信仰心はちょっとはある身だ、2万ゴールド、2万ゴールドでどうだい!?」

マリリー「およよ…し、しかしですね…あの…わたくし、そのような立派な装飾品を持っても…質素倹約と清貧の教えが…」

地元商人「何を言ってるんだい、シスターさん。これはね、あなたが困ってる人にいざという時、施せるように持っておく財産じゃないか」

マリリー「およ…?」

地元商人「健気な女の子が雪の降る町の中をさまよい歩いて、マッチを売るわけです。たった1万ゴールドで、病に伏した母の病気を治す薬が買えると」

地元商人「だがマッチなんて、100個売っても、200個売っても、とても1万ゴールドには届かない…そんな時にあなたが、通りかかる!」ビシッ

マリリー「と…通りかかるのですね…?」

地元商人「そして言う、迷える子羊さん、これを売ってお金になさい、と…。あなたは大金をそう持ち歩かないでしょうが、人助けには金がいる」

地元商人「でもねえ、こういう形にして持っておけば、いざという時に困らないでしょう? だから、ここはひとつ! 未来の人助けを!」

マリリー「まあっ…それはステキですね」


 【安価下2】
 1 パチモンでしょ?ってぶっ込む
 2 静観。マリリーは大金を支払って、ちょびぃーっと見た目をよくしたほぼ無価値の指輪を買った


マリリー「で、では…虎の子の、このお金を…」

地元商人「はい、どうも、毎度あ――」

 ガシッ

地元商人「へっ…? な、何かな…? お嬢さん?」

モニカ「パチモンじゃん」

地元商人「」

マリリー「およよっ…? も、モニカさん、そんなことを言っては失礼ですよ…?」

地元商人「そ、そうだそうだ! うちの商品に、け、ケチつけようっていうのか?」

モニカ「鑑定書」スッ

地元商人「えっ…」サ-

モニカ「特A級なら、あるんでしょ? 一緒に出してよ、見せてよ。本当に、これが特A級魔鉱石だって言うんなら。ねえ?」

地元商人「す…すみませんでしたー!」ズザァッ ←スライディング土下座

マリリー「……およ、よ…?」

地元商人「ああシスターさん、あなたにお許しを請いますから、どうか女神様にあっしを地獄逝きにはしないようお祈りをっ…」

マリリー「お、落ち着いてください…。つまり…詐欺…だったのですか…?」

モニカ「詐欺。特A級とかはっきり言ったから。そんな余計なこと言わなきゃ、ただのぼったくりで済んだのに」

地元商人「すみません、つい出来心で…!」

マリリー「いえ…いいんですよ、心から反省をして、まっとうな商売をしていれば主も、認めてくださりますから」

地元商人「おおっ…シスターさんっ…!」

モニカ「…」←シラケた目

マリリー「けれど…どうして、こんなことを…? 何か事情でもあるのですか…?」

モニカ「ただの金儲けでしょ…? ここでしか扱ってないものを売ってるんだから、旅人なんていいカモだもん」

地元商人「そ…そちらのお嬢さんの言い分もあるにはあるんですが…ここんとこ、鉱山の騒動で、どこも資金繰りに苦しんでまして…」

マリリー「鉱山の、騒動…?」

モニカ(………………ヤな予感がする…)


 【安価下2】
 1 でも何も言わない
 2 さー、こんな詐欺商店どうでもいいから次にいこう、とマリリーを引っ張ってってトラブル回避をはかる
   ※6以上で成功してトラブル回避


 判定:4 失敗

―――――

地元商人「はい…それがですね、ここんとこ――」

モニカ「早く行こっ!」ガシッ

マリリー「も、モニカさんっ…?」ズルズル

モニカ(こんなの関わったら、また人助けの偽善につきあわされるに決まってるもん…!)

マリリー「待ってください、モニカさん」グイッ

モニカ「えっ…」

マリリー「困っている人を放っておくことはできません。わたくしは巡礼の度の途中でございますから」

マリリー「モニカさん、お話を聞いてあげましょう? ねっ?」パシッ

 ググッ…

モニカ「や・だ…」

マリリー「そう仰らずに」

モニカ(何で、こんな、力が、強い、の…?)グググッ

マリリー「それで…どのような事情が?」←がっちりモニカの手を掴んで放さない

モニカ「ぬぐぐぐ…」←必死に振り払おうとするけどマリリーの力が強くて動かせない

地元商人「は…はい…ここのところ、鉱山を王国が買収するとか、しないとかで大揉めしてまして…」

マリリー「鉱山を…買収…?」

地元商人「へえ…代々、あの鉱山は町のものとして、領主が代表者として、町そのもので所有してたんですが」

地元商人「いきなり、王国から買収をするとかで役人が来たんです。領主は抵抗してるんですが、金を握らされた鉱夫の一部が反発をして、分裂状態」

地元商人「鉱夫が採掘した分量は変わらないんですが、王国側についたのが国に直接、流したもんで、仕入れにとんでもない値がつきまして」

マリリー「それは大変ですね…」

地元商人「ああ、シスターさん…どうか、助けてくだせえ。役人でも女神信仰者なら、あなたの話に耳を傾けてくれるかも知れません!」

マリリー「およっ…そ、そのような大役はわたしには…」

地元商人「どうか、どうかっ…シスターさん…!」

マリリー「およよよよ…」

モニカ(もー…だからさっさと離れたかったのにぃ…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ちゃんと巻き込まれて鉱山に行ったら…一触即発の剣呑なご様子
 4~6 とりあえず鉱山まで連れてこられちゃった。でも、この分裂状態を煽ったら大勢を困らせられるんじゃ…と画策するモニカさん
 7~9 鉱山まで気づいた。そう言えばここなら、銃弾を作れる職人もいるかも知れない


マリリー「ここが鉱山ですか…すごいですね」

モニカ「好きにさせればいいじゃん…関係ないのに…」ムスッ

マリリー「いいえ、ダメです。困っている人がいるのなら、救いの手を差し伸べなければなりません」

モニカ「…偽善者…」ボソッ

マリリー「何か…仰られましたか?」

モニカ「別にぃー…」

モニカ(そうだ…協力するふりして、どんどん対立を煽ったら、色々と大変なことになるんじゃ…?)

モニカ(よしっ、これだ)

マリリー「もし…すみません、鉱夫さんですか? 少し、お話をうかがいたいのですが…」

鉱夫「あん? 何だい、こんなとこにシスターさんなんて…」

マリリー「実は、鉱山を巡って、町と国が対立していると聞き及びまして…」

鉱夫「そのことか…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 この鉱夫さんは王国側だった
 4~6 この鉱夫さんは領主側だった
 7~9 この鉱夫さんは中立派だった


モニカ「…どっち側なの?」

マリリー「モニカさん…」

鉱夫「俺は王国側さ。国がちゃんと管理してくれるって言ってんだ。坑道の事故なんかが起きた時を考えれば、そっちの方がいいに決まってる」

マリリー「およ…そうですか…。ですが、あの…贈賄を受けていらっしゃる…とか…」

鉱夫「違うさ、これは委託されて働いてるだけだ」

鉱夫「そもそも領主って言おうが、国からこの土地を任されてるだけで、大本としての所有者は国だろうが」

鉱夫「だから、そのお国の方から直接給料をもらって、採掘をして、それを渡しているだけだ」

マリリー「し、しかし…それだと、これまで採掘された鉱石を扱ってきた町の方々が…」

鉱夫「だから王国が一括して管理すればそれだって解消されるだろう。鉱石が流れてくルートが2つになってるのが問題なんだ」

鉱夫「さっさと諦めて、国に管理してもらえばいいもんを…。さて…休憩は終わりでな。もう行かしてもらうぞ」

マリリー「およっ…お気をつけて…」

 スタスタ…

マリリー「なるほど…王国の管理を受けた方が万一の場合は安全なのですね…。でも、どうしてそれに反対するのでしょうか…?」

モニカ「だって、王国は大口の取引先じゃない。鉱山が王国所有になっちゃえばそれまで、高値をつけてたものを安く買い叩かれちゃう」

モニカ「鉱夫はいいかも知れないけど、商人からしたらそんなの大損よ」

マリリー「そうなのですか…」

モニカ「あと、こういうところの鉱夫って、加工する職人とか、それを販売する商人とかと一緒に商売してるのもいるの」

モニカ「そういう連中は、ただ採掘するだけの鉱夫よりも多い収入を持ってるけど、職人と商人との連携があってこそ」

モニカ「だから鉱夫が一枚岩じゃなくて分裂してるのね」

マリリー「モニカさんはお詳しいのですね」

モニカ「……わたしだって武器商人だもん」

マリリー「そうでしたね。とっても頼もしいです」ニッコリ

モニカ「…」

モニカ(何でこんなぺらぺら喋っちゃったんだろ…? マリリーって何か…苦手…勝手にペースに巻き込まれる感じ…?)

マリリー「今度は鉱山を手放したくない考えを持ってる方にお話をうかがいたいですね…。どなたか、手隙の方は…」キョロキョロ


 【安価下2】
 1 あれ、サリーがいる?
 2 声をかけた相手は、この町の領主だった!
 3 若い鉱夫から話を聞いた


マリリー「もし、少々よろしいでしょうか…?」

領主「…?」チラッ

領主「これはこれは、シスターさん。このような場所に…。どうかなされましたか?」

マリリー「鉱山を巡って、住民の方と、王国側についた鉱夫さんとで、揉めていると耳にいたしまして」

マリリー「どうにか、皆様が納得する解決法がないかと考えて、皆様にお話をうかがっているのですが…」

領主「そうですか…いや、お恥ずかしい」

モニカ「恥ずかしいって…」

領主「申し遅れました。わたくしは、ここの領主の【安価下2】と申します」

マリリー「およよっ…!? りょ、領主様とは存じ上げず、申し訳ありません…」

領主「いえ、お気になさらず」

モニカ(つまり…こいつを煽りに煽って、対立にもっていけば…。よしっ…)


 【安価下2】
 領主のお名前


マルティナ「ここが鉱山だと分かり、採掘が始まったのは祖父の代でした」

マルティナ「坑道を整備して、どうにか今のように安定して採掘ができる環境にしたのは、わたしの父の功績です」

マルティナ「それまでこの町は寂れていて、特にこれといった特産や、名産のようなものもなく、貧しい町でした」

マルティナ「しかし、採掘によってみるみる内に町の財政は潤い、多くの人が足を止めてくれるようになりました」

マルティナ「この鉱山は、この町の発展になくてはならぬもの。それ以上に、町を救ってくれた…そう、皆の夢そのものなんです」

マリリー「そうだったのですか…」

マルティナ「確かに、王国が管理を開始すれば坑道もより安全になるでしょう」

マルティナ「財政に多少のダメージも受けてしまう。しかし、この鉱山を切り拓いたのはこの町の老人達や、その父母の世代です」

マルティナ「坑道を掘るに当たって、多くの人命が犠牲にもなりました。そうして、ようやく切り拓かれたものなのです」

マルティナ「それを横からいきなり現れて寄越せと言われるのは…住民の本意ではありません」

マルティナ「お金や、採掘されるものよりも大切なものが、この鉱山にはあるのです」

マリリー「およよ…それはそれは…。尊い犠牲者に冥福を祈ります…」ギュッ

モニカ(とか何とか言っちゃって…綺麗ごとでしょ?)

モニカ(どうやって煽っちゃおうかな…? うーん…何か、効果的な方法…)


 また誤爆しちゃった…すまぬ

―――――

マルティナ「ここが鉱山だと分かり、採掘が始まったのは祖父の代でした」

マルティナ「坑道を整備して、どうにか今のように安定して採掘ができる環境にしたのは、わたしの父の功績です」

マルティナ「それまでこの町は寂れていて、特にこれといった特産や、名産のようなものもなく、貧しい町でした」

マルティナ「しかし、採掘によってみるみる内に町の財政は潤い、多くの人が足を止めてくれるようになりました」

マルティナ「この鉱山は、この町の発展になくてはならぬもの。それ以上に、町を救ってくれた…そう、皆の夢そのものなんです」

マリリー「そうだったのですか…」

マルティナ「確かに、王国が管理を開始すれば坑道もより安全になるでしょう」

マルティナ「財政に多少のダメージも受けてしまう。しかし、この鉱山を切り拓いたのはこの町の老人達や、その父母の世代です」

マルティナ「坑道を掘るに当たって、多くの人命が犠牲にもなりました。そうして、ようやく切り拓かれたものなのです」

マルティナ「それを横からいきなり現れて寄越せと言われるのは…住民の本意ではありません」

マルティナ「お金や、採掘されるものよりも大切なものが、この鉱山にはあるのです」

マリリー「およよ…それはそれは…。尊い犠牲者に冥福を祈ります…」ギュッ

モニカ(とか何とか言っちゃって…綺麗ごとでしょ?)

モニカ(どうやって煽っちゃおうかな…? うーん…何か、効果的な方法…)


 【安価下2】
 1 デマを流して領主をはめよう
   A 王国側と手を結んだらしいぜ、って領主側の鉱夫達に吹き込む
   B 王国側が強攻策に出て、武装占拠するつもりらしいから追い出した方がいいぜ、って領主に吹き込む
   C その他、どんなデマを誰に流してはめるよ?
 2 そうだ、王国の買収反対派の筆頭でもあるこの領主を暗殺とかしちゃえばいいんじゃね?
 3 その他、妙案求む


マリリー「どちらの言い分も、分かるつもりです…。どうにか、皆が納得できる方法があればいいんですが…」

マルティナ「しかし…王国のものにすることは認められません」

マルティナ「先人が切り拓き、確立した町の宝も同然です。今の時代を生きる我々が守らずして、顔向けができない」

マリリー「うーん…」

モニカ「…」

モニカ「どうして、こんなに魔鉱石が採れるか…知ってる?」

マルティナ「どうして…? 考えたことはありませんが…キミは?」

マリリー「あ…このコは、モニカさんと言って、武器商人さんなんです。とっても物知りで、いいコなんですよ」

マルティナ「…それで、どうして…なんだい?」

モニカ「ここって、魔界との境界が薄いところなの。深魔の穴って、知ってる?」

マリリー「魔界と地上を隔てているゲートのようなものですね」

モニカ「そう。きっと、ここで魔鉱石が採れ始めるようになったから、その価値に目をつけて王国が買収しようとしてるんじゃないの」

マルティナ「どういうことだい?」

モニカ「…深魔の穴を通じて、魔界との戦争を始めようとしてるの」

マリリー「せ…戦争…」

マルティナ「魔界との戦争…? ま、まさかそんな…」

モニカ「根拠はある。この国の状況は分かる? そこら辺に賊が出没して、近隣諸国は侵略戦争に熱を入れて、いつその戦火が降りかかるか分かんない」

モニカ「中も外も、ガッタガタ。でも、もしも魔界との戦争を始めたらどうなると思う?」

マルティナ「それこそナンセンスだ、弱ったところを攻め込まれてしまう」

モニカ「逆よ、逆。全世界共通の、魔物っていう悪と戦って一枚岩になるの。滅ぼされたくない一念で、どこも協力せざるをえない」

モニカ「それを利用して、立場を強固なものにして、ついでに王国内のガタガタの情勢も、直しちゃおうってこと。雨降って地固まるって」

マルティナ「だが…自分で深魔の穴を開いておいて、そんなことをしても批判されるだけでは…?」

モニカ「だから、ここでわざと揉めてるの。だって相手は王国なのよ? 領主の罷免権だって持ってるんでしょ?」

マルティナ「…確かに」

モニカ「あんたに全責任を押しつけて、正義面で事態を治めてっていうマッチポンプを画策してるに違いないわよ」

モニカ「ただでさえ、この町は人の出入りが多いから工作員が紛れ込んでても不思議じゃないし…早くどうにかしないと…」

マルティナ「…それは、大変なことになってしまうな…」

マリリー「い、一体どうすれば…?」

モニカ「【安価下2】」

 1 どんなに強引にでも即刻、役人とか、王国側の鉱夫を追い出して、鉱山に厳戒態勢を敷くことね
 2 鉱山って…事故が多いんでしょ? 役人が中に入ってる間に事故とか起きたら…とりあえずの時間稼ぎにはなるんじゃない?
 3 その他、自由台詞でそそのかせ!


モニカ「鉱山って…事故が多いんでしょ? 役人が中に入ってる間に事故とか起きたら…とりあえずの時間稼ぎにはなるんじゃない?」

マリリー「も…モニカさん、何てことを言うんですかっ!」

モニカ「えっ…?」

マリリー「そ、そんなまるで…人殺しを助長するみたいな言い方…主は許されません」

モニカ「…………もしも、の話してるだけじゃん」

マリリー「それでも――」

モニカ「しかもマリリー、何か勘違いしてるんじゃない?」

モニカ「わたしは、事故が起きたらって言っただけでしょ? 人殺しを助長って、どういうこと?」

モニカ「落盤で閉じ込められるのも事故でしょ?」

モニカ「マリリー…わたしのこと、そういう風に見てたの?」

モニカ「【安価下2】」

 1 サイッテー
 2 …あーあ、マリリーまで、そういう風に見てたんだ…?
 3 その他、自由台詞でマリリーに精神的ダメージを与えちゃえ!


モニカ「…あーあ、マリリーまで、そういう風に見てたんだ…?」

マリリー「およよっ…? あ、あの、モニカさ――」

モニカ「触んないでっ!」パシッ

マリリー「およ…」

モニカ「…いいよ…別に? 馴れてるもん…」

モニカ「どうせ…誰も…」

マリリー「あ…あの…わたくしはそういうつもりではなくて、ただ…あの…」

モニカ「…」プイッ

マリリー「っ…」シュン

モニカ(効いた…? ふんっ、偽善者には丁度よくてすかっとする)

モニカ(そもそもどっかに売り飛ばすつもりだったのに、馴れ馴れしくしてきて…うざいし…)

マルティナ「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 マリリーを落ち込ませたまま、無言で町まで降りてサリーと合流したよ
 4~6 マリリーが弁解しようとするのにガン無視決め込んで下山したよ
 7~9 マリリーつよい娘、めげない娘


マリリー「モニカさん」

モニカ「…」プイッ

マリリー「モニカさん、わたくしの方を見てください」

モニカ「…」ツン

マリリー「……モニカっ!」

モニカ「っ…」ビクッ

マリリー「わたくしが咎めたのは、あなたの言動です」

マリリー「どんな理由があろうとも、他者を傷つけ、陥れるなんて主が許しません」

モニカ「またそんなこと言って…マリリーは――」

マリリー「あなたを否定したのは事実です」

モニカ「っ――開き直って、何様のつもりなの!?」

マリリー「ですが、それは! …あなたが憎くて言った言葉ではありません」

マリリー「モニカさん、心が痛かったんですよね? それはきっと、わたしに裏切られたのだとあなたが感じたからです」

マリリー「ならば、その痛みと一緒に、このことを忘れないでください」

マリリー「わたくしはあなたの味方です。不当にあなたを傷つけ、虐げる者ではありません」

マリリー「誤ったことをすれば正す。それは憎いからではなくて、愛しているからなのですよ」

マリリー「まだ、モニカさんは14歳の女の子です。頭がよくっても、心が追いつかないこともあるでしょう」

マリリー「それが今、わたくしの目に見えたから叱ったのです。人は人を傷つけた分だけ、自分の心も痛めてしまうんです」

マリリー「簡単に人を傷つけてしまうようなことは、お願いだから言わないでください。やらないでください」

マリリー「…モニカさん、約束をしてくださいますか?」

モニカ「っ…」

モニカ「【安価下2】」

 1 そ、そんなの知らないっ!
 2 ……………やだもん
 3 偽善者


モニカ「そ、そんなの知らないもん!」

マリリー「本当に知りませんか?」

モニカ「知らない」

マリリー「……………嘘は、いけませんよ?」

モニカ「っ…何、嘘って…?」

マリリー「モニカさんは、本当はとってもやさしいコです」

マリリー「やさしい人がどうやってやさしくなるかを、知っていますか?」

マリリー「それは、周りの人にやさしくされたからです」

モニカ「知らないったら知らないもん!」

マリリー「何があなたをそこまで頑なにしているか分かりません。ですが…きっと、あなたはちゃんと、愛を知ってます」

マリリー「だから…やさしくしてくださった人の分まで、あなたも人にやさしくしてください」

モニカ「…」プイッ

マリリー「…」

モニカ「…」

マリリー「ゲルニカさんへの接し方で、分かってるんですよ」

マリリー「それにお腹を減らせていたわたしを助けてくださいました」

マリリー「詐欺に遭いかけた時も助けてくださいました」

マリリー「ほら…あなたは、とってもやさしいコです」

マリリー「だから…今度はわたしが、ちゃんとやさしさをお返ししていきますね」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 モニカからマリリーへの心証が、偽善者になりました
 4~6 ちょっと胸にひっかかったモニカ
 7~9 モニカなりに思うところはあるけど、それでも…って感じ


モニカ(偽善者…)

モニカ(綺麗ごとばっかり言って…)

モニカ(一番、大っ嫌いなタイプ…)

モニカ(どうせ、口先だけでいざとなったら見捨てるんだ…)

モニカ(嘘つきだ)

モニカ(あんなの…あんな、耳障りだけがいい言葉なんて信じない…)

モニカ(化けの皮を剥いでやる…)

サリー「………どうしたんだ、一体」

マリリー「………いえ…後でお話しますね…」

サリー「…?」

モニカ「…」

<大変だ、大変だぞー!

 ザワザワ

サリー「ん? 何かあったのか…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 *「王国が騎士を出してきて、鉱山を占拠した! あいつら、武力で俺達を閉め出すつもりだ!」
 4~6 *「役人が鉱山内の落盤で閉じ込められた!」
 7~9 *「鉱山の奥から魔物がぞろぞろと、溢れ出てきたんだ! このままじゃ、魔物に町が飲み込まれちまう!」


*「王国が騎士を出してきて、鉱山を占拠した! あいつら、武力で俺達を閉め出すつもりだ!」

 ザワッ…

<何だと…!?

<クソっ、うちの爺さんが苦労して開通させたんだぞ! 何だと思ってるんだ、あいつら!

<こうなったら俺達で騎士に反発してやり合うしかない!

<そうだ、それしかないっ!

<俺達で守るんだ、俺達の鉱山を!

<おおーっ!

マリリー「そんな…」

モニカ(いいザマ…)

サリー「騎士が…占拠…? 一体どういう…」

*「おい、あんたも騎士だよな? どういうつもりだ!?」

サリー「っ…わたしは関与していない。だが、そうだな、騎士団に名を連ねる者だ。事情を聴いてくるから、落ち着け」

サリー「ヘタなマネをすれば怪我人が出るぞ」

*「そんなこと言って、足止めしてる間に全部塞いじまうつもりだろう!?」

サリー「そんなことはない!」

マリリー「み、皆さん、落ち着いて…!」

 ワラワラ…
 ガヤガヤ

モニカ(そう言えば扱ってる商品に…騎士の剣とかがあったはず…。あれを使って、鉱夫を刺し殺したりすればもう取り返しもつかない…)

モニカ(この騒ぎに紛れれば逃げることもできるし…ううん、マリリーに思い知らせてやらなきゃ…偽善を突きつけてやらなきゃ…)

モニカ(逃げるのはなし…。状況を煽るか…静観して、どんなに必死になったって現実はこんなもんだって思い知らせるか…)


 【安価下2】
 1 騎士の剣を使って、鉱夫を殺すか、傷つけるかして、対立を悪化させて争わせる
 2 静観する
 3 その他、どうする?


<おい騎士!

<やめろ、わたしは関わっていないことだ!

<皆さん、落ち着いてください…!

<出て行け、騎士!

モニカ「今の内…」

 タタタッ…


 【直下 コンマ判定】
 1~3 鉱夫を殺害――しようとしたところで、サリーとマリリーに察知されて止められちゃった…
 4~6 鉱夫を殺害――しようとしたけど、生かしたまま逃げられた…顔バレしたか、してないかで変わってくるのう
 7~9 鉱夫を殺害完了。死体が発見されて、もくろみ通りになったぜ、ひゃっはー
  0  殺害しようとしたところ、で…? 何か起きちゃうのか? 心境の変化的なものが?


モニカ「…よし」チャキッ

モニカ「これで…もう、止められないはず…」

<クソっ、何だってんだ…あの騎士どもめっ…!

モニカ「…あいつをこの剣で、斬り殺せば…」グッ

 ダンッ

モニカ(背後から、心臓めがけて一突きで――)

サリー「何を、しているっ!」ヒュバっ

モニカ「っ!?」

 ギィィィィンッ

鉱夫「なっ…!?」

マリリー「あなたは、逃げてください…どうぞ、お早く」

鉱夫「あ、ああ…」タタタッ

モニカ「っ…そんな…」

サリー「モニカ…今、お前は何をしようとした…?」

マリリー「モニカさん…」

モニカ「っ…」

サリー「…残念だ…。モニカ、お前の罪は白日の下にさらされる」

モニカ「だったら何…」

サリー「一切の自由を奪い、投獄する。それが、道を違えたお前の末路だ」


 【多数決】↓5までの最多票獲得選択肢を採用
 重要選択肢です。この選択次第で、『BAD END(=モニカの物語終了)』も存在しえます
 1 こうなったら、サリーもマリリーも、ここで殺す
 2 逃げる。全力で逃げる。着の身着のまま、ゲルニカも連れずに逃げる
 ※安価とは別なので、この【多数決】の前後で取る、取っている、は気にせず投票してくだされ


マリリー「モニカさん…お願いですから、その剣を下ろしてください」

マリリー「あなたと争うなんて――」

モニカ「うるさい、偽善者」

マリリー「モニカさん!」

サリー「モニカ…抗うつもりか?」チャキッ

モニカ「何であんたを助けたと思ってるの? 宿場町で、売り飛ばすため」

マリリー「っ…」

モニカ「それで大商人の家に行ったら、わたしまで慰みものにしようとしたから殺したの!」

モニカ「連れてたボディーガードのごろつきが死に際に放火したから、金目のもの持って出てきたの!」

サリー「モニカ…」

モニカ「なのに、ずっとあんた達は騙され続けて…バッカじゃないの!?」

モニカ「いいコって何? 勝手に勘違いして、そういう風に色眼鏡で見てただけでしょ!?」

マリリー「もうやめてください、モニカさんっ!」

サリー「何故…鉱夫を殺そうとした…?」

モニカ「大っ嫌いなの、こんな国も、この国に住む人間も、全部!」

モニカ「だから復讐する…。ここであんた達を殺したら、騎士の方が住民への圧力強めるし、結果オーライだよ」

モニカ「…死んじゃえ」

サリー「っ――」


 【安価下2】
 1 剣と銃を使って戦うんだぜ
 2 やっぱり銃でしょ! でも残弾注意やで
 3 銃は温存して、剣で勝負をかける!
 4 その他、どう戦う?


 チャキッ
 パァァァンッ

 ヒュバッ
 ギィィィィンッ

モニカ(やっぱり、銃弾が見切られてる…!)

サリー「はぁあああああああっ!」

 タタタッ
 ダンッ

モニカ「させ、ないっ!」ブンッ

 ガィンッ

サリー「腕か足、1本は諦めろ!」

 ギィィンッ

モニカ「あぐっ…!」

サリー(崩した――今だ!)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 右肩を刺し貫かれた…
 4~6 粘る
 7~9 ギリチョン、やり返して装甲の薄い腰部に弾丸ぶちこんだ


モニカ「そんなのでぇっ…!」ガッ

サリー「何っ――」

 ザシュシュッ

マリリー「自分から飛び込んでっ!?」

モニカ「この距離で、そこにならっ!」

 パァァァンッ
 ズドォッ

サリー「ぐ、うおおおおっ…」ヨロッ

サリー「ハッ、ハッ、ハッ…」

モニカ(背中がやられたけど…両腕とも動くし…腰にぶち込めた…!)

マリリー「サリーさんっ…!」

モニカ「偽善者っ! サリーに近づいたら、こっから撃つけどどうするの?」ジャキッ

サリー「やめ、ろっ…! 中熱線魔法…!」

 シュボォォォッ
 バッ

モニカ「それはもう、何度か見た…!」チャキッ

モニカ「ねえ、マリリー…このままなら、サリーはずっと痛い思いするけど、治しにくるなら、あんたから撃つ」

モニカ「それでも来るの? ねえ、これ防ぐ手段はないでしょ? 自分から無駄死にできる? ほら、痛がってるけど、できるの? ねえ!?」

サリー「っ…」ダラダラ

マリリー「…」キッ

 スタスタ…

モニカ「っ…何でっ…」

マリリー「偽善に見えるかも知れません。それでも…わたしは、誰かを救って命を落とせるのなら本望です」


 【直下 コンマ判定】
 1~2 気圧された
 3~9 撃ち殺したよ


モニカ「っ…何でっ…」

マリリー「これが、わたしの道なのです」

マリリー「人はいずれ死んでしまいます。それは遅いか速いかの違いのみです」

マリリー「わたしは、いつ、どこで死んでしまおうと悔いを残さないように生きています。だから、怖くはありません」

モニカ「そんなの…そんなの、ありえないっ!」

 パァァァンッ
 ヒュオッ…

マリリー「…」

モニカ「は…ハズレた…?」

マリリー「サリーさん、大丈夫ですか…?」ポゥゥゥ

サリー「っ…あ、ああ…」

モニカ「認めない、そんなの…そんなの絶対に認めないんだから!」

モニカ「じゃあどうしてあの時、助けてくれなかったの! あんたのは偽善! どうせ、どうせっ…!」

サリー「ゆっくり考えればいいさ、モニカ。――獄に繋がれて、な」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 サリー「行くぞぉっ…!」モニカ「ひっ…や、やだっ…! 捕まるくらいなら、それくらいなら、いっそ…!」マリリー「モニカさんっ!」
 4~6 サリー「大爆裂魔法ッ!!」
 7~9 サリー「行くぞぉっ…!」モニカ「ひっ…や、やだっ…! 捕まるくらいなら――」マリリー「ダメです、モニカさんっ!」


サリー「行くぞぉっ…!」ダンッ

モニカ「ひっ…や、やだっ…! 捕まるくらいなら、それくらいなら、いっそ…!」チャキッ

マリリー「モニカさんっ!」

モニカ「何が放っとけないなのよ! だからって無意味だって教えてあげる!」

モニカ「わたしのことを、あんた達は救えなかったの!」

モニカ「だから全部ムダだったの! ――ざまあ、みろ」

 パァァァンッ

サリー「っ…!」

マリリー「モニカさんっ…!」

 バタッ…

モニカ「」

サリー「………クソ」グッ

マリリー「そんな…自分で、自分を…」

サリー「何がそこまで…駆り立てたんだ…? 方法なら、別にいくらでも…!」

マリリー「モニカさん…モニカさんっ」ポゥゥゥ

サリー「…」

マリリー「いけません、そんなこと…主は、お許しにはなりません、だからっ…」ポゥゥゥ

サリー「マリリー…もう…手遅れだ…」

サリー「……………モニカは…死んだ――」



                            BAD END ―――――― 愚かな復讐者


 ……………うん
 コンマが悪かったとしか…

 多数決がね、逃げてればまだ…って感じだったんだけど、惜しくも立ち向かうのが採用されちゃったからね
 だけど、こっちの選択肢でもコンマさえ良ければ、3人とも死なずに済む可能性はあった…はず

 ただまあ、なかなかモニカが心を開けなかったのが大きかったね
 マリリー&サリーっていう、超善玉コンビをもってしても、コンマが振るわずにほとんど感化されなかったからね

 でもモニカ的には最後まで復讐心を掲げたままで、それを結果として残して、マリリーとサリーには勝った…のかな?
 勝負に勝って、試合に負けた的な?

 とりあえず…モニカさんのお話は終わりになります
 モニカ編におつきあいいただいて、どうもありがとうございました


まあ次の主人公が頑張ってくれるでしょう
ちなみに引継ぎステータス的なのはあるのでして?

質問です
主人公設定の際に魔物とかには出来ないのですかね?

サリーとマリリーを主人公には出来ない?

やっぱり悪に染まるときは完全に染まりきらなかったのが死亡原因かな?


 たくさんのご感想ありがとうございます
 ご質問への回答

 >>617
 引き継ぎのステータスは…なし…ですな
 せめてね、トゥルーorハッピーエンドだったなら…とは思ったけども、まだ明かされてないもろもろとかありますし…

 >>618
 主人公設定時に魔物…ですか
 ………むむ、まあ…人型なら…とも思うけど…それは、後々、ってことで!
 とりあえず、人間主人公を無事にクリアできたら解放…という形でいかがざんしょ? というか、そうさせてもらいます
 なのでがんばってください。モニカの分まで

 >>621
 サリー&マリリーは脇役ですね
 また新しく冒険(?)する主人公が出会って、仲間になれれば仲間になれるかと
 その時にはきっと、モニカのことが彼女達の口から語られたり…する…かも…?

 >>622
 死亡原因としては、もろもろありますね
 ・武器が致命的にサリーと相性が悪かった
 ・モニカは能力こそ高いけど、精神が低いようにまだまだ未熟で騎士とやり合う実力が不足してたこと
 ・マリリーという回復役兼モニカの精神揺さぶり係が相手にいちゃったこと
 などなどですね
 それに、モニカは「悪」ってよりかは、歪んじまった人間であって、やってることは悪でも、単にひねくれた女の子でしたからね
 もしも、舞台になってた「王国」から出ちゃえば、ふつーにいいコですよ。憎いのは、この国と国民のみ、ですので

>>1に質問でこの世界の住人にはゴーレム使いとかモンスター使いっているのでしょうか?


 >>630
 名称は違いますが、モンスター使い的な、魔物使いというのが登場しておりまする~
 すぐにやられちゃったから印象薄いですが、ガンズさんという方がおりました
 ゴーレムは…こいつを、魔物としてのゴーレムにするか、人間が作り出した強い泥人形とするかで…考え中でござんすね

>>632
天然物;魔物 養殖物:人工とかどうでしょうか


 >>633
 採用即決!
 どうもありがとうございます!

 なかなか悪人ロールってないし、おいらとしてもとっても楽しゅうござんした
 ただ、あれじゃなかなかバッドにはならんよね、と…
 悪人ロールでハッピーエンドになったら大したもんだと思います、本当に

 でもって…次の主人公についてなんですが…
 明日、作成でよござんすでしょうか…?

 設定項目としては…
 ・名前
 ・性別
 ・年齢
 ・容姿
 ・職業
 ・属性
 ・武器
 ・身体能力値
 ・頭脳値
 ・精神値
 ・魔力値
 ・夢(行動指針)
 って、ところでごぜえます

 他に何か…つけ加えるべき項目とかって…感じました?
 あ、モニカの性格が「クール素直」からはずれちゃったのは…ほんと、申し訳なかったです…


 割と明日は午後くらいから暇なんで、暇をもてあましてお昼すぎから始めるとか…あるかもです!

 ぼく、TRPGはしたことないんですよね…
 まあ、要するに特技とか、思わずせずにはいられないクセってことです…よね?
 特技:料理 とか 癖:幼女を見ると観察せずにはいられない とか…?

 年齢は…
 せいぜい…20代前半くらいまでが…いいなあ…と
 35歳とか採用になったらどうしようかと、ガクブルしておりましたゆえ…

 あ、そうだ!
 こう…あれだ、家柄的な要素つけます?
 コンマ判定で、数字が低いほど、ロクな生まれじゃなく、高いほどすごい!
 0だったらもう、一国の主レベル…とか?

ただ一国の主だったら職業がどうなるんだろう…
お忍びでやってるとか?

なんかごめんね > 35歳とか採用

良いと思います!
癖は、一例だとこんな感じです、不利な特徴的な
http://www5.atwiki.jp/gurps/pages/220.html


 >>642
 何かこう…
 父上「見聞を広めるために旅をしてこい!」
 主人公「なななな、なんだってー!? 自由だー!」
 父上「おい」
 って具合に、フリーダムになればいいんじゃないですかね…?
 べ、べべべべべ別に考えてないとかじゃなくてですよ…?

 それにね!
 いくらすごい家柄でもね、貴種流離譚とかいうお話の類型みたいのとかありましてね
 何かがあって、国を追われちゃったからどうにかこうにか、何かを目的にがんばる!とかもできますしね、うん

 だから、うん
 皆さんの安価次第で、どうにもなるとぼくは信じてます!
 決して丸投げではございません! ええ、決して!

 >>643
 ああいえいえ、あまりお気になさらず…
 素敵なおじさま物語もかっこいいですしね、ぼくも好きです
 でも書けやコラってされると困っちゃうだけでして…すみません、むしろ


 >>644
 なるほど!
 ………TRPGをたしなんだことがないんで、後でじっくり見ておきますね
 わざわざURLまでありがとうございまする

ファンタジーだし、ネクロマンサーとかフランケン的なアレでモニカ復活とかあるかな…?
外見はモニカだけど記憶なくしてる的な脇役で…

>>646
じゃあナチュラルに出来てるんですね、すみませんでした

サリー、正義感強いし上司とかに煙たがれてるはず。前もなんか起こしてたって言ってたし。
そこに来て王都に運ぶ予定のモニカを死なせたんだから…サリー!逃げろ!


 >>648
 さあ…あるかなあ…?
 ないかなあ…? コンマ神のみぞ知ることかと…

 >>649
 いえいえ
 URLはどのような形かで、今後の参考にさしていただく所存ですので
 どうもご提案ありがとうございます

 >>650
 次の主人公でのサリーとの出会いが楽しみですね(ゲス顔


 あと、次の主人公設定のためにテンプレートをふたつ、ご用意してみました
 よろしければ参考にしてくださいまし

 名前:テンプ・レート
 性別:男
 年齢:15
 種族:魔族
 容姿:品の良さそうな温室育ち系男子
 性格:ヘタレで純真でお調子者
 職業:王子
 家柄:00/国どころか世界を丸まる1つ治めてしまっているクラスの血筋に連なる
 悪癖:調子にのると余計なことをしでかす
 属性:火
 武器:双剣
 身体:6/並より少し上
 頭脳:6/並より少し上
 精神:4/打たれ弱い
 魔力:7/多い方
 夢(行動指針):嫁探し

 名前:モニカ
 性別:女
 年齢:14
 種族:人間
 容姿:銀髪ツインテール ひんぬー
 性格:クール(?)素直(?)
 職業:武器商人兼傭兵
 家柄:7/名門・上流階級
 悪癖:復讐心から進んで混乱を引き起こそうとする
 属性:土
 武器:銃
 身体:9/超優良
 頭脳:9/超優良
 精神:2/一度崩れたらそうそう持ち直せない
 魔力:3/あんまり実用的じゃない
 夢(行動指針):国民・国家への復讐

 モニカともうひとり、ご用意しましたが…
 このテンプ・レートというあからさまな仮名のキャラをどこかで見たことがあるなあ、と思ったあなた!
 心底、頭が上がりません。どうもありがとうございます

 あ、別にこいつが何者というのは、このスレとは関係がありませぬので、分からなくてもご心配はいりませぬので

 そしてこの両名、スペックに差があるように見えますが、実は身体・頭脳・精神・魔力の値の合計は一緒なのです。バランスって、大事ですね
 あと思い起こすと、夢(行動指針)が超重要になっちゃってましたね

 とにかく、こんな具合に定まっていけばいいなあ、という感じでございます
 できる限り、取得された安価は採用する方向でやらせてもらいますので、どうぞよろしくお願いします

 考えておいていただければ幸いでございますゆえ…
 ではでは、本日はもうおやすみなさい
 ありがとうございました


 13時過ぎくらい目安に、始まりますよ~


 では、始まりますゾ!
 準備はよござんすか!?

 最初は名前と性別からでござるよ!
 同時にとる予定だけど、大丈夫かい!?


 では、張りついてくれてる人がいるのなら、その人に報いようということで…!
 早いもの勝ちだぜ!

 【安価下1】
 新主人公の名前と性別!
 おなしゃーす!


 年は、これからですよ
 そんでもって、名前と性別が決まりました!

 名前:シリウス
 性別:男

 では、お待ちかねの年齢いきますぞ

 【安価下2】
 シリウスの年齢は!?


 名前からすると、ものっそいイケメンやろうな、この人…

 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間

 ではでは、次ですよ!

 【安価下2】
 シリウスの容姿は!?
 ほんのり分かればいいやで!


 個人的なイメージだとシリウスって響きは細身だったけど…まあいいか!

 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯 半裸 筋骨隆々 大男

 ではでは、ここ大事だけどちゃんと反映されるかどうか、おいらの腕次第ということで…がんばります!

 【安価下2】
 シリウスの性格とは、どんな!?


 やだこのひとステキ

 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯上裸の筋肉もりもり大男
 性格:平和主義

 ではでは、大事なものいきますよ

 【安価下2】
 シリウスの職業とは!?
 ※職業と、扱う武器で能力値判定に補正がつきますよ


 トレジャーハンター…
 ダンジョン探索をしてお宝を掘り起こして生計を立ててる感じかな?

 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯上裸の筋肉もりもり大男
 性格:平和主義
 職業:トレジャーハンター

 【安価下2】
 では、シリウスの扱う武器とは!?
 ※剣とか槍とかおなしゃす
  「魔法」をメインにしたいんなら、杖とか、そんな感じに書いちゃってくだせえ


 槍がきた!
 じゃあ、ついでに初期に持ってる槍がどんなものかだけ…
 お話を進めていけば、新しい装備を手に入れたりもできるかもなんでね、はい

 【安価下2】
 1 長物なら何でも
 2 オーソドックスにグレイブ系
 3 ランスみたいな感じ?
 4 その他、どんな形状のもの?

 【採用安価のコンマ判定】
 コンマ一桁で判定
 1<0で、数値が大きいほどちゃんとしてる


 長物なら何でも:5=無銘のそこら辺にあるような普通の槍
 ……うん、まあ、最初に所持してる武器ってだけだし、いいんじゃないですかね?

 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯上裸の筋肉もりもり大男
 性格:平和主義
 職業:トレジャーハンター
 武器:槍全般

 そいじゃあ、次も判定でござんすよ

 【直下 コンマ判定】
 家柄
 コンマ一桁で判定
 1<0


 家柄:4
 一般階級よりやや下
 でも特別貧乏ってわけでもないお家の出身

 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯上裸の筋肉もりもり大男
 性格:平和主義
 職業:トレジャーハンター
 武器:槍全般
 家柄:4
 悪癖:

 悪癖は…後回しにしておきます

 【安価下2】
 ではでは、シリウスの属性は!?
 火・水・風・土・雷の中から1つ選んでね!


 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯上裸の筋肉もりもり大男
 性格:平和主義
 職業:トレジャーハンター
 武器:槍全般
 家柄:4
 悪癖:
 属性:雷

 ふむ…
 ではでは、各種能力値判定を一気に参りますよ

 職業:トレーじゃハンター×武器:槍全般の結果…
 身体と頭脳に補正がつきます

 【直下 コンマ判定】(最低値5で固定)
 身体
 【下2 コンマ判定】(最低値5で固定)
 頭脳
 【下3 コンマ判定】
 精神
 【下4 コンマ判定】
 魔力

 おなしゃーす!


 すこぶる安定感がありますな…

 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯上裸の筋肉もりもり大男
 性格:平和主義
 職業:トレジャーハンター
 武器:槍全般
 家柄:4
 悪癖:
 属性:雷
 身体:7(上の中)
 頭脳:6(並より少し上)
 精神:6(そこそこ頑丈)
 魔力:5(ふつー)

 ではでは…
 夢の前に、悪癖にしておきますか

 【安価下2】
 シリウスの悪癖とは!?
 1 普通に見られるのが嫌で間違った方向に個性を出そうとする
 2 その他、自由!


 平和主義で怖いもの知らず…?
 ………………無謀っぽそうな感じがそこはかとなく…
 無鉄砲、なんて言葉でまとめておきますね

 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯上裸の筋肉もりもり大男
 性格:平和主義
 職業:トレジャーハンター
 武器:槍全般
 家柄:4
 悪癖:無鉄砲
 属性:雷
 身体:7
 頭脳:6
 精神:6
 魔力:5

 ではでは、行動指針ですよ

 【安価下2】
 シリウスの夢(行動指針)とは、何ぞや!?


 家族を養うために金稼ぎ…
 …………ふつーだ

 大変だよ、この人、とってもとっても普遍的だよー!(格好から目を背けつつ


 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯上裸の筋肉もりもり大男
 性格:平和主義
 職業:トレジャーハンター
 武器:槍全般
 家柄:4
 悪癖:無鉄砲
 属性:雷
 身体:7
 頭脳:6
 精神:6
 魔力:5
 夢/行動指針:家族を養う


 いや、でも案外こう…
 この家族ってのが、ミソになるのかも知れん

 【安価下2】
 で、家族を養う理由は!?
 1 いや、働けるのがシリウスしかいないからでしょ? 当然でしょ?
 2 きっと病気か何かなんだよ!
   ※家族の「誰が」病気なのかも併記してね! 父・母・姉・妹・兄・弟…なんでもいいから
 3 きっと莫大な借金を残して親が蒸発して、兄弟と暮らしてるんだよ!
 4 その他、どんな理由?


 そっか、養わないといけない兄弟がいるからなんだね!!
 それでも蒸発した親を恨むことなく、危険なダンジョンへ赴いて養うと…ええ男やで

 あ、でもね、あんまり兄弟が多いとね、書き分けるの大変だから…

 【安価下2】
 1 弟がいる
 2 妹がいる
 どっちかだぜ、ベイベー!!


 圧倒的・妹!!!!

 ほんじゃま、一応、その妹の名前だけ…
 あ、でも、だよ? もしもね、マリリー狙いの人がいるんなら言っとくけど…
 巡礼の旅に出ちゃってるから、養えてへんよ!? それでもええなら、「マリリー 21」と表記すればええと思います!

 【安価下2】
 妹のお名前と年齢


 把握!
 ではでは…本編へ入らせてもらいまする~

 名前:シリウス
 性別:男
 年齢:23
 種族:人間
 容姿:眼帯上裸の筋肉もりもり大男
 性格:平和主義
 職業:トレジャーハンター
 武器:槍全般
 家柄:4
 悪癖:無鉄砲
 属性:雷
 身体:7
 頭脳:6
 精神:6
 魔力:5
 夢/行動指針:家族(妹:アリア:14)を養う


 【安価下2】
 1 突然ですが、ここは王国・採掘量一位鉱山の奥地。出てきたら…何だか、すげえ、大変なことに…(モニカ編のほんと直後の現地
 2 密林奥地の遺跡探索なう
 3 その他、どんなダンジョン? ざっくりね?


 ――王国・鉱山の町――

シリウス「何なんだ…このピリピリした雰囲気は…?」

<騎士を追い出せ!

<もう戦うしかねえよ! 後のことなんか知るか!

シリウス「…穏やかじゃない」

シリウス「ざっと2週間は潜ってたからなあ…」


 【安価下2】
 1 いきり立ってる住民に声をかけて、何があったか尋ねる
 2 とりあえず、宿屋に待たせてるアリアのところへ
 3 その他、自由行動
   ※メタ的な行動とかなしよ?


シリウス「おい、何かあったのか?」ポンポン

*「ああ? おお、お前も鉱夫か!」

シリウス「いや俺は――」

*「王国が騎士を派遣してきて、鉱山を占拠しちまったんだ」

シリウス「それは分かってる。それで追い出されたも同然だからな。だが、どうして?」

*「何も知らねえのか? 鉱山を力ずくで取り上げようって腹だ」

シリウス「力ずくで?」

*「でもって、騎士を使って入口を全部押さえちまったんだ」

シリウス「…そうか」

シリウス「【安価下2】」

 1 だが、物騒な言動が目立つな。…いいことを教えてやる。流血沙汰を起こそうものなら、俺が力ずくでも止めるぞ? じゃあな
 2 …………ケガはするなよ
 3 その他、自由台詞


シリウス「…………ケガはするなよ」ザッ

*「ああ…?」

*「…何だ、あいつ…?」

 スタスタ

シリウス「…」

シリウス「…この調子だと、武力制圧でもされそうなものだな…」


 【安価下2】
 1 鉱山に続く道にありとあらゆるトラップをしかけまくって、物理的に住民と騎士の接触を阻むか。もちろん、ケガはしない罠で
 2 騎士を退かせた方が争いには発展しなさそうな気がするから、そうしよう
 3 一旦、宿屋のアリアのところへ戻ろう
 4 その他、自由行動


シリウス「住民はここに根ざして暮らしている…」

シリウス「となれば、ここに到着したばかりであろう騎士にお帰りいただいた方がいいか」

シリウス「…やれやれ、どうしてこうも世の中は対立ばかりが生まれてしまうのか」

 スタスタ…


 【直下 コンマ判定】
 1~3 騎士が20人…
 4~6 騎士が10人
 7~9 騎士に退いてもらおうと思って到着したら、すでに先客が


シリウス「壮観だな…」

シリウス「騎士がこんなに出てくるとは…」

シリウス「よっぽど、この鉱山に執着してるらしいが…一体、何があるのか…」

<今すぐに騎士を退かせないと、住民が…!

<マルティナ卿、それはあなたの管理不足では?

<先に挑発をしてきたのはそちらだ

シリウス(見たところ、あの両名がそれぞれの代表者といったところ、か…?)


 【安価下2】
 1 領主と役人の言い合いに口を挟んで妥協案を探るよ!
 2 領主に味方して、騎士を退かせるようにがんばってみる
 3 その他、どうするよ?

 【安価下4】
 鉱山買収のために遣わされてる役人のお名前


マルティナ「トルナコ殿、一刻も早い騎士の帰還を」

トルナコ「そう言って退けさせた後でバリケードでも築くか?」

マルティナ「わたしに対する侮辱か!」

 ヌッ

シリウス「両人、まあ落ち着いた方がいい」

トルナコ「っ…何だ、お前は?」

マルティナ「…確か先日、採掘権の申請に来ていた者だな…?」

シリウス「言い争ったところで、平行線になるのは互いに分かっているはずだ」

シリウス「だったら交渉をして、双方の妥協点を見つけた方が建設的ではないのか?」

トルナコ「部外者は黙っていたまえ」

シリウス「俺も採掘権を期限つきで持っていてね。だから無関係ではないのさ」

マルティナ「しかし、キミは――」

シリウス「腹を割って話そうじゃないか、ご両人」

シリウス「どういう理由で、それぞれに反発をしているのか。その1番大きな理由を打ち明けようじゃないか」

シリウス「何を譲れないのか、というのをハッキリさせないことには交渉なんてできないだろう?」

マルティナ「…わたしは何度も言っている。先人が苦労して、犠牲者を出しながら、この山を切り開いたんだ」

マルティナ「それをいきなり、よそからしゃしゃり出てきて寄越せ、というのはとても容認できる話ではない」

シリウス「つまり、鉱山の所有権は譲れない…と。では、トルナコ殿――といったか、あなたは?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 トルナコ「おい、こいつをつまみ出せ。それと領主殿もお帰りだ」
 4~6 トルナコ「マルティナ卿、あなたは王より、この土地を預けられているにすぎない。それ以上反発するのならば、貴族の立場を失うぞ」
 7~9 トルナコ「この鉱山の奥地に、特別な魔鉱石が眠るという情報を掴んだのだ。それさえ手に入れば――」シリウス「ん?」


トルナコ「この鉱山の奥地に、特別な魔鉱石が眠るという情報を掴んだのだ。それさえ手に入れば――」

シリウス「ん?」

シリウス「…特別な魔鉱石というのは…」ゴソゴソ

トルナコ「なっ…」

マルティナ「そ、それはっ…」

シリウス「これか?」スッ

トルナコ「これをどこでっ…!?」

シリウス「2週間ばかり、最奥部まで潜って採掘してきたんだ」

マルティナ「2週間…? 最奥部…?」

シリウス「これが目当てならくれてやってもいい」

トルナコ「何!?」

シリウス「【安価下2】」

 1 だから、もうここで争いを引き起こすようなマネはするな
 2 ところで、これはどれくらいの値打ちだ? 半額でもいいから金は欲しいのだが
 3 名乗り遅れていたな。俺はトレジャーハンターのシリウス。欲しいものがあるなら依頼しろ。代わりに、こんな無益を争いを生むマネはよせ
 4 その他、自由台詞


シリウス「だから、もうここで争いを引き起こすようなマネはするな」ポンッ

トルナコ「っ…よ、寄越すというのか?」

マルティナ「あなたは…」

シリウス「名乗り遅れていたな。俺はトレジャーハンターのシリウス」

シリウス「欲しいものがあるなら依頼しろ。代わりに、こんな無益な争いを生むようなことはやめろ」

トルナコ「っ…トレジャーハンター如きが…」

シリウス「さて、では騎士にはお帰りいただくしかないな」

シリウス「それを受け取るのであれば。どうだ? トルナコ殿」

トルナコ「…………よかろう、これさえあればいい」

マルティナ「!」

シリウス「ならばよかった」

シリウス「これにて一件落着だな。失礼させてもらうぞ」


 ――個人情報――
 名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
 所持金:3000G

 ――知人――
 アリア:妹
 マルティナ:鉱山の町領主
 トルナコ:王国役人


―――――

 ちょっとお手洗い代行がこないから、自分でいってきますね
 すみませんね、待っててちょ


 さて、プロローグ的な一区切りがついたところで…
 ひとつね、決め忘れてたことがありました

 【安価下2】
 妹:アリアとどんな感じよ?
 1 ふつーに仲良しな兄妹
 2 ツンケンされてるけど、嫌われてるわけではない
 3 妹のくせにしっかり者
 4 その他、どんなん?


 ――王国・鉱山の町・宿屋――

 ガチャ…

シリウス「ただいま、アリア」

アリア「おかえりなさい、お兄ちゃん」

シリウス「すまないな、もうちょっと早く戻るつもりだったんだが…少し長引いた」

アリア「それで、いっぱい採れた?」

シリウス「いや…ちょっとした事情で、目当てのものは手放してしまってな」

シリウス「値打ちものを取り尽くしたら鉱夫にも悪いと思って、他はほとんど手をつけなかったから…」ポリポリ

アリア「またお節介?」

シリウス「…面目ない」

アリア「いいよ、もう…。馴れたし」

シリウス「…すまないな」


 【安価下2】
 1 ご飯でも食べにいこう
 2 疲れたし、もう寝るよ
 3 その他、自由行動(夜やで)



 ワイワイ

シリウス「海が近いから海産物が豊富だな」

アリア「あ、わたしこれにする」

シリウス「俺も決めた」

アリア「すみませーん」

店員「はーい」タタタッ

シリウス「おまかせ魚の焼きもの30品盛り」

アリア「サラダライスください」

店員「はい、かしこまりました。しばらくお待ちください」

シリウス「ちゃんとした食事は久しぶりだな…。薄暗い中で、もそもそと保存食ばかりだった…」

アリア「いっぱい食べるよね、お兄ちゃん」

シリウス「腹が減ってるんだ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 店員「すみません、相席よろしいですか…?」
 4~6 マルティナ「いたっ…シリウスさん」シリウス「ん?」
 7~9 トルナコ「おい、トレジャーハンター」シリウス「ん?」


 カランカラン

<らっしゃいませー

アリア「でね…」

シリウス「ああ…」

 スッ

トルナコ「おい、トレジャーハンター」

シリウス「ん?」

アリア「…?」

シリウス「これはこれは、先ほどぶりだな」

トルナコ「お前は依頼も受けるのか?」ガタッ

店員「いらっしゃいませ、お連れ様ですか。ご注文は?」

トルナコ「いらんから下がっていろ」

店員「っ…はあ…」

アリア(何だか、感じ悪い…)

シリウス「…依頼を受けて働くこともあるが」

トルナコ「そうか…。ならばひとつ、雇われてはみないか?」

シリウス「雇われる…? 俺は宝探ししかしないぞ?」

トルナコ「それでいい。だが、いちいち見つけて声をかけるのも億劫だ」

トルナコ「他に依頼を受けたからと後回しにされるのも本意ではない」

シリウス「なるほど」

トルナコ「安定した給料を支払おう。その上で、依頼したものを持ってくれば、それにボーナスを払う」

トルナコ「ある程度の経費も負担はしてやる。どうだね?」

シリウス(安定した金をもらえるのであれば…アリアを引き連れてあちこちに行く必要もなくなるかも知れないな…)

シリウス(そうなれば、なかなか足を踏み入れることも難しい場所へも行けるようになる…)


 【安価下2】
 1 雇われようじゃないか
 2 だが断る


シリウス「…ふむ」

トルナコ「忙しいんだ、早くしてもらいたい」

シリウス「いいだろう、その話を受けさせてもらう」

アリア「お兄ちゃん…」

トルナコ「それは良かった。では早速だが、こいつを手に入れてもらいたい」ピラッ

シリウス「風の結晶――? いきなり、またとんでもないものを…」

トルナコ「ついでにこれをやる。これさえあれば、国内のおおよその場所には立ち入れる」

トルナコ「速やかな仕事を期待している。わたしは王都の城に務めている。名前を出せば会えるだろう」

シリウス「分かった」

トルナコ「給金の受け取りはどうする?」

シリウス「【安価下2】」

 1 王都にでも安い部屋を借りる。追って、後で場所を知らせるからそこに届けてくれ
 2 俺か、妹のアリアが受け取りに行くからその都度、貯まっている分を渡してくれ


シリウス「王都にでも安い部屋を借りる。追って、後で場所を知らせるからそこに届けさせてくれ」

トルナコ「良かろう。ではな」

 カランカラン

アリア「…お兄ちゃん?」

シリウス「そういうことだ、アリア。お前は王都で、給金を使って生活してくれ」

アリア「何で? わたし、お兄ちゃんと一緒に旅するよ」

シリウス「お前を連れたままでは、立ち入るのが難しい場所だってある」

シリウス「大丈夫だ、ちゃんと帰るから…待っててくれ。な?」ポン

 ナデナデ

アリア「………分かった」

店員「お待たせしやしたー」

シリウス「明日には王都へ発とう。家を借りたら、すぐにでも風の結晶を探しにいく」


 【安価下2】
 1 そんなわけで、キンクリして王都からスタート!
 2 王都ですって。…装備、ちょろっと整える? 所持金は3000Gしかないけど
 3 出発前にトルナコと会ったら…?


 さてさて、主要舞台の王国ですね
 ここら辺の設定をちょっと、安価とりますね

 ちょいちょい、話の腰折って申し訳ないです

 【安価下2】
 王国の名前おねがいします
 ○○王国の、○○の部分っす!


 暗夜王国
 暗夜:暗い夜。闇夜。

 …うん
 まあ、何も言うまい

 でもって、もひとつ

 【安価下2】
 暗夜王国の王都のお名前おなしゃす
 王都・○○の○○の部分ですね


 ――暗夜王国・王都デーモン・武器屋――

シリウス(所持金は3000G…)

シリウス(ちょっとしたものなら、買えると思うが…)

店主「どんなものをお探しで?」

シリウス「槍などの長物をな」

店主「そうですか、そうですか…」

店主「最近ね、色々と流れてきたんで、ゆっくり見てってくださいな」


 【安価下2】
 1 聖樹の槍:2200G
   聖樹と呼ばれる、とても頑丈な木を削り出して作られた槍。軽くて扱いやすいけど、重みがない
 2 謎の棒きれ:500G
   長物と呼べるかも分からない。ちょっとした装飾は施されてるものの、やっぱりよく分からない。振るとがちゃがちゃ鳴る。血塗れ
 3 鋼の大槍:2800G
   鋼でできている、長くて大きな槍。重量もあって威力は申し分なさそう
 4 その他、どんなん?
   ※ものによって、こっちで値段つけまするので、それを参考に再安価で買うかどうか決定しまする


シリウス「これは、何なんだ?」

店主「ああ…それはね、何でも流れの武器商人が品物残して死んだとかで、流れてきたんだ」

店主「よく分からないんだけどな。特に刃がついてるわけでもないし…先っぽに穴が空いてる程度」

シリウス「ふむ…」スッ

店主「おっと、いじるのはいいが、壊さないでくれよ」

店主「ちょっと触ったらバラバラになっちゃって、苦労して戻したんだ」

シリウス「そ、そうか…」

シリウス「……だが、これをもらおう」

店主「いいのかい? そんな、どう使うかも分からないようなもんを」

シリウス「ああ」

店主「…それと一緒に、こんなのもあったんだ」ジャラッ

シリウス「…石…ではないな…。加工されている…」

店主「セットで、これもやるよ」

シリウス「ありがとう」


 シリウスは『血塗れのマスケット銃』と『弾丸30発』を手に入れた ▽


 【安価下2】
 風の結晶を求めて旅立ったシリウス。最初に辿り着いたのは…
 1 牧畜の村
 2 霧の町
 3 森の村


 ――個人情報――
 名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
 所持金:2500G 残弾:30発 目標物:風の結晶
 所持品:無銘の槍 血塗れのマスケット銃 立入許可証

 ――知人――
 アリア:妹
 マルティナ:鉱山の町領主
 トルナコ:王国役人


 ――暗夜王国・牧畜の村――

シリウス「気持ちのいいところだな…」

シリウス「風が吹いて、一面の草原が揺れて光を反射する…」

シリウス「家畜が草をはんでいるのも、また長閑な風景によく合っている…」

シリウス「しばらく歩き通しだったことだし、ここで少し休んでいくか」


 【安価下2】
 1 宿屋を探す
 2 木陰で昼寝でも
 3 そういえば、王都の武器屋で買ったアレが何なのかまだ分かってない。調べてみる
 4 その他、自由行動


シリウス「宿屋は…ない…?」

*「こんなとこに泊まってくような人はおらんでのう」

シリウス「…そ、そうか…」

*「ああでも…村長さとこなら、泊めてくれんでねえか?」

シリウス「村長?」

*「あそこの家におるよ、行ってみな。んじゃな」

シリウス「……行くだけ行くか…」

 スタスタ

シリウス「この家か…」

 コンコン

シリウス「すまない、旅の者なのだが…」

 ガチャ

村長「あんれ、めんずらしい…。お客が1日に2人もくるなんて」

シリウス「…?」

村長「あんたもここに泊まりたい口かい? いいよ、ここへ泊まりな」


 【安価下2】
 1 お言葉に甘えて
   ※コンマ判定で新キャラっすよー
 2 いや、悪いし…そこらで野宿するからいいよ
 3 その他、どうする?


 【直下 コンマ判定】(暗夜王国、王都デーモンというネーミングのアレよ:-1)
 1~3 みすぼらしい格好の少年
 4~6 みすぼらしい格好の少女
 7~9 くたびれた様子の女性
  0  さらに判定


 ――暗夜王国・牧畜の村・村長宅――

村長「なぁんもないとこだども、くつろいでっておくれ」

シリウス「恩に着る。……あそこの少女は?」

村長「さあなあ…? あの格好で、裏の林ん中に倒れてたとかで、村のもんが連れてきたんだども…」

村長「なぁんも喋らないし…ずっとあれでなあ…。ご飯もちょっとしか口にしない」

シリウス「…そうか」


 【安価下2】
 1 血塗れのマスケット銃を調べてみる
 2 みすぼらしい少女に話しかけてみる
   ※何かこう、話しかける際の台詞みたいの併記してくれると嬉しいなあ
 3 その他、自由台詞


シリウス「さて…」

シリウス「一体、これは何なんだ…?」

血塗れのマスケット銃『…』

シリウス「…バラせるような構造になっている…んだろうか?」

シリウス「バラけて、戻したと店主は言っていたな…」

シリウス「いや、構造を見る前に洗った方がいいか…? これは少し…」


 【安価下2】
 1 洗う
 2 構造を調べる
 3 いや、それよりも、こっちの(弾丸)は何なんだ?


シリウス「これは、一体…?」

シリウス「…横から見ると流線形だな」

シリウス「だが、こんなに小さいものを一体、どうするんだ…?」

シリウス「…むむ、む」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 結局何も分からなかった
 7~9 発見


 ――2時間後

村長「お客人、ご飯ができましたから、どうぞ」

シリウス「ああ…すまない、ありがとう」

シリウス「すぐにご馳走になるよ」

村長「へえ…それじゃ、向こうの部屋で待ってますからねえ」

 バタム

シリウス「…さっぱり、何も分からなかったな…」

シリウス「また今度、じっくり調べてみるか」

シリウス「ん?」チラッ

シリウス「【安価下2】」

 1 キミは食事に行かないのか?
 2 …………キミ、食事だそうだ。一緒にいこう。さあ、立って
 3 ……………………まあ、いいか


シリウス「…………キミ、食事だそうだ。一緒にいこう。さあ、立って」

 スッ
 ビクゥッ

少女「…」フルフル

シリウス「…大丈夫だ。さあ、行こう」ギュッ

 グッ

シリウス「立てるじゃないか。よし、食事だ」

 スタスタ

少女「…」ビクビク

シリウス(何に怯えているんだ…?)

村長「あんれ…おじょうさんも来たか、そうかそうか…」

村長「さ、どうぞ…。この村でとれたチーズとミルクをな、たっぷり使ってるから栄養満点だ」

シリウス「いい香りだな」

少女「…」

シリウス「…いただくよ」

 モグモグ

シリウス「っ…これはうまいな」

村長「ええ…そうでしょう…? 新鮮なものですからなあ…」

シリウス「キミは食べないのか?」

少女「…」

シリウス「…」


 【安価下2】
 1 やたら大袈裟にうまい、うまいって食べる
 2 食べられないなら食べさせてやる
 3 放っておこう
 4 その他、自由行動


シリウス「おおっ、このチーズ…すごい伸びだな」

村長「ええ…自慢のものですから…」

シリウス「それにこのシチュー、絶品だ。これほどうまいのは初めて食べる」モグモグ

シリウス「芋にこのとろけたチーズを乗せるだけで、もうご馳走だな。……んんっ!? 村長、最高だ!」

村長「ええ…それはそれは…」

シリウス「…いや、うまいな」チラッ

少女「…」

シリウス(反応はないな…)

シリウス「村長、卑しくてすまないがおかわりをもらってもいいだろうか?」

村長「ええ、どうぞどうぞ…」

シリウス「ああ、ありがとう。こんなにもうまい食事を食べられるとは思っていなかった」

シリウス「うまい!」チラッ

村長「…」チラッ

少女「…」

シリウス「………ふむ、うまいな、しかし本当に」

シリウス(……………困った少女だな…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 どうにも…
 4~6 夜中に…
 7~9 おや?


シリウス「ご馳走さまだ。はあ…食べた、食べた」

村長「こんなに綺麗に食べていただいて…ありがとうございます」

シリウス「いや、例を言うのはこちらの方だ」

少女「…」

シリウス(結局、食べなかったな…)

シリウス「……村長、少し話をしたいんだが…いいだろうか」パチッ ←ウインク

村長「ええ、何です…?」←気づいてない

シリウス「少し、こちらで…」

 バタム

シリウス「…………と、移動をしたところで」スッ ←閉じたドアの隙間から中を覗き見た

村長「…」コトッ ←グラスを壁に当てた

<カチャ…

<カチャ…

<モグモグ…

シリウス「……ふむ」

村長「いつもより、昼に出した食事よりは食べているようですのう…」ボソ


 【安価下2】
 1 食べてるとこに乱入して、おいしかった?って尋ねる
 2 食べ終わるまで、そっとしておいた
 3 食事が終わる前にやることがある…
   A それは、彼女にちゃんとした服を用意すること!
   B それは、彼女の持ち物をあさって事情を探ること!
   C その他、あるのん?


シリウス「さて、今の内に…」

シリウス「村長、何か布はないだろうか? さっと、あのコの服を作ってやりたいんだが」

村長「でしたらこちらへ…」

シリウス「さて…どんなものを作るか…」


 【安価下2】
 1 簡素ながら清潔感のあるシンプルなワンピース
 2 年頃の女の子が喜びそうなキャピってした感じの
 3 その他、どんな?

 【採用安価のコンマ判定】
 1~3 めちゃめちゃ、指が血塗れになりつつできた
 4~6 ずっとアリアのお世話を見てきたから、これくらいは簡単
 7~9 裁縫は得意分野なんだぜ


シリウス「できた…」バサッ

シリウス「うん…服に俺の血はついてない」

シリウス「さて…あの娘は食べ終わったころか…?」

 スタスタ
 ガチャッ

少女「Zzz」

シリウス「…何だ、寝てしまっていたのか」

シリウス「…枕元に置いておくとしよう」

シリウス「気に入ってくれるだろうか…?」

少女「…」

シリウス「ん?」

少女「Zzz」

シリウス「…?」

少女「…」

シリウス「…」

シリウス「【安価下2】」

 1 昔昔、あるところに…
   A ふつうにお伽噺
   B ふつうに怖い話
 2 …まあいいか
 3 さて、俺も寝るか


シリウス「昔昔、あるところに…」

少女「…」

シリウス「――で、――が…」

少女「…」ウトウト

シリウス「その時、――を――して…」

少女「Zzz…」

シリウス「…」チラッ

少女「Zzz…」

シリウス「…」パサッ ←毛布をかけてあげた

シリウス「アリアは…寂しくしてないだろうか…?」


 【安価下2】
 翌朝…
 1 村長に泊めてもらったお礼をせねば
 2 少女を連れ出して、村の中を見てまわる
 3 早くアリアのところへ戻るためにも、早々に出発せねば


 ――個人情報――
 名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
 所持金:2500G 残弾:30発 目標物:風の結晶
 所持品:無銘の槍 血塗れのマスケット銃 立入許可証

 ――知人――
 アリア:妹
 マルティナ:鉱山の町領主
 トルナコ:王国役人


<メェェェ~

<メェェ~

シリウス「子羊と、羊には、実は違いがあるんだ。体の大きさではなく、な」

シリウス「特に…というか、人間に飼育されているものに限られるんだが、知っているか?」

少女「…」

シリウス「よぉーく観察してみるといい」

少女「…」

シリウス「降参するか?」

少女「…」

シリウス「…………尻尾を見てみるといい」

少女「…」

シリウス「大きな、大人の羊の尻尾はどこにあるか、パッと身では分からないだろう?」

シリウス「お尻のくるっとまとまった塊のあたりだな」

シリウス「だが、子ども羊はほら、尻尾が長い」

少女「…」

シリウス「あれはな、人間が子羊の内に切り落としてしまうんだ」

シリウス「毛が長いからうんちが尻尾の毛についてしまって、衛生的に問題…いや、ばっちくて病気になってしまう」

シリウス「だから、尻尾を切ってあげて、それを防いであげるんだ。知っていたか?」

少女「…」

シリウス「…そうか、物知りだな、偉いぞ」ポンポン

少女「…」

シリウス(ふむ…怯えるような感じはなくなったか…。昨日、苦労して作った服も着てくれている…)


 【安価下2】
 1 おっと、もうそろそろ出発しなくては
 2 もうちょびっと…だけ
 3 その他、自由行動


シリウス「その鉱山の奥には魔物が生息しているから、なかなか採掘も難しいんだ」

シリウス「鉱夫が作業に専念をして、その間に傭兵がぞろぞろ集ってくる魔物を退治する…」

シリウス「鉱夫の作業速度と、傭兵がちゃんと魔物をやっつけてくれる、という互いの信頼関係がないと奥地の採掘はできない」

シリウス「それを俺は、単身でやってみたんだが、これがまた大変でな」

シリウス「1週間ほどで出ようとしていたんだが、2週間もかかってしまって…」

シリウス「お陰で、ちゃんと目当ての品は手に入れられはしたんだが…」

シリウス「まあ、何事もひとりだけの力では難しいということだな」

少女「…」

シリウス「…」

シリウス「何か質問はあるか?」

少女「…」

シリウス「…そうか」

シリウス「【安価下2】」

 1 …そろそろ、行く時間なんだ。元気でな
 2 そうだ、まだ自己紹介をしていなかったな。俺はシリウスだ。キミの名前は?
 3 その他、自由台詞やで


シリウス「そうだ、まだ自己紹介をしていなかったな」

少女「…」

シリウス「俺はシリウスだ。キミの名前は?」

少女「…」

シリウス「…」

少女「…」

シリウス「…ふむ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 警戒は解かれたけど、口はきいてもらえなかった…
 4~6 おやっ?
 7~9 ん、んん…?


 【安価下2】
 やたらと無口な、この少女のお名前は?


シリウス(…まあ、仕方がない…か)

シリウス「…名も知らぬ少女よ、俺はもう行かなくちゃならない」

シリウス「元気でな」ポン

少女「…」

シリウス「さて…さようならだ」スクッ

シリウス「じゃあな」

 スタスタ…

少女「…」スクッ

シリウス(何があったか、気にはなるが…長居するわけにもいかない…)

シリウス(帰りにまた立ち寄るだけ、立ち寄ってみ――)

 ギュッ

シリウス「…?」クルッ

少女「…いっちゃうの…?」←シリウスのズボン掴んでる

シリウス「…ああ、すまないな」

少女「…リリ」

シリウス「…リリ? …ああ、キミの名か。とてもかわいらしい」

シリウス「いい名前だ」

(少女→)リリ「…」ギュゥッ

シリウス「…放してもらえないか? これでは歩けない」

リリ「…」ギュゥッ

シリウス「…行かせたくないのか?」

リリ「…」ギュゥッ

シリウス「…そうか…」

シリウス「【安価下2】」

 1 じゃあ一緒に来るか?
 2 …だが、ダメだ
 3 その他、自由台詞


シリウス「じゃあ一緒に来るか?」

リリ「…」ギュゥッ

シリウス「…一緒に来い」

リリ「…」パッ

シリウス「…」スタスタ

リリ「…」トコトコ

シリウス(…………まあ、いいか)

 スタスタ
 トコトコ

リリ「…」

シリウス「…」チラッ

リリ「…」

シリウス「…リリ、高い景色を見せてやる」ヒョイッ

リリ「っ…」ジタバタ

シリウス「よっし…どうだ?」←肩車

リリ「…」ポンポン←シリウスの頭叩いた

シリウス「そうか、気に入ってくれたか」


 【安価下2】
 そうして、牧畜の村の村長に挨拶をしてから出発しました
 1 次の町到着で
 2 道中のこと


 ――個人情報――
 名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
 所持金:2500G 残弾:30発 目標物:風の結晶
 所持品:無銘の槍 血塗れのマスケット銃 立入許可証

 ――知人――
 アリア:妹
 マルティナ:鉱山の町領主
 トルナコ:王国役人
 リリ:無口少女 謎


 安価、把握
 でもってちと小休憩を…

 18時前後目安に再開しますんで

 いやあ、このシリウスの安定感ね
 とっても凄まじい安定感だね

 そして同行者が、見事に女限定ですね
 モニカ編といい、シリウス編でまで…


 お、オッサン…
 オッサンとはどのようなオッサンを言うのかが問題でござんすね
 オッサンと自称をすることで免罪符を得てはやらかして制裁されるタイプなのか
 人生の酸いも甘いも知ってるぜ、って感じで哀愁をただよわせるタイプなのか
 それとも単に大人のかっこよさを持っているタイプなのか…

 安価による行動次第だけどシリウスなら3つ目はできるんじゃないかと…
 そ、それにほら、マルティナとかトルナコとか村長とか、大人の野郎は出てるし…

 同行者は、安価とコンマ次第で…

 あと、なに、モニカ編での謎?
 まあ…出会って交流を持てるようになれば…明かされるんじゃないかなあ?

 あと、なに、ファンタジー要素?
 ……………ほ、ほら魔物が出てきたり…?
 魔力はね、うん…モニカ編で出そうとしたのに安価が選ばれなかったし、コンマもハズレたから後回しになったままで…


 そんなわけで、始めますぞよ?
 ぞよよ?


 ――暗夜王国・どこかの街道――

 スタスタ

シリウス「…」チラッ

 トコトコ…

リリ「…」

シリウス「…」ピタッ

リリ「…」

 トトトッ
 ギュッ

シリウス「疲れたなら、今日は休むか?」

リリ「…」

シリウス「…よし、ではそうしておこう」


 【安価下2】
 1 血塗れのマスケット銃を調べる
 2 リリとコミュる
 3 その他、自由行動


シリウス「どれどれ…」

 ゴシゴシ
 キュッキュ

シリウス「…こびりついてるな…」

シリウス「血…だな」

シリウス「…頑固な汚れだな…」

 ゴシゴシ

シリウス「水辺のそばなら、洗い流せそうなものを…」

シリウス「飲み水は貴重だし…磨いて綺麗になるものだろうか…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 頑固な汚れでした…
 4~6 何となく…こう、あからさまな雰囲気は醸し出さない程度に綺麗にしておいた
 7~9 ある程度は磨いて綺麗にして、構造観察へ


シリウス「とりあえず、こんなものか」

シリウス「…見栄えはそれなりになったな」

シリウス「さてさて…これが――」ガチャッ

 バラッ
 ボトボトッ…

シリウス「…」

シリウス「…………勝手に、バラけた…だと…?」

シリウス「………………お、落ち着け、落ち着くんだ、俺…」

シリウス「そう、ダンジョンで侵入者除けの罠を踏んづけてしまった時のように、落ち着いて、よく観察をして…」

シリウス「…」

シリウス「……ふむ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 元の形に組み直すので精一杯だった!
 4~6 なんとなーく、分かってきた
 7~9 把握


 なにこの偶然を装ったおいらへの圧力…コンマ神と結託したの?
 モニカのことは出てくると仮定をしても後でなの! こんな序盤でいらないの!

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 シリウス「なるほど…ここに、これを装填して、このでっぱりで狙いを定め、ここを指で引く…と。なるほど」
 奇数 シリウス「……………………………元に戻せない…」プルプル
 ※0は偶数扱いやで


シリウス「なるほど…ここに、これを装填して、このでっぱりで狙いを定め、ここを指で引く…と。なるほど」

シリウス「一発試しておきたいが…これは30発しかないから無駄撃ちはできないな」

シリウス「よし、構造も、どんな道具かも把握はした」

シリウス「これは緊急用だな…。槍をメインで、仕方なくなった時にでも使うとしよう」

シリウス「…」チラッ

リリ「Zzz…」

シリウス「…リリは、何があったのか…」


 【安価下2】
 1 翌日は…大雨(白目
 2 リリの観察日記
 3 おや、こんなところに洞穴が…トレジャーハンターとして入ってみなければ


リリ「…」ムクッ

シリウス「…」サラサラ

日記『起床。こちらを一瞥して確認。寝床にぺたんと座り込んだままになる』

シリウス「おはよう、リリ」

リリ「…」

シリウス「…」サラサラ

日記『いつものように声をかけても大した反応はない』

シリウス「リリ、朝ご飯だ。食べろ」スッ

リリ「…」パクッ

シリウス「…足りるか?」

リリ「…」モグモグ

シリウス「そうか」サラサラ

日記『朝食のサンドイッチを与えると、無言で食べる。げっ歯類のように両手でサンドイッチを持って、頬にいっぱい詰め込んで食べる』

日記『表情の変化は極めて乏しい。自発的に何かをすることはほとんどない』

日記『しかし、最初はみすぼらしい格好で、不健康そうにやつれた顔をしていたが最近は少女の瑞々しさをともなってきたように見える』

日記『年のころは…【安価下2】くらいだろうか』

シリウス「…おかわりはいるか?」

リリ「…」

シリウス「…じゃあ、このポーチに一切れ入れておくから、お腹が減ったら好きに食べていいぞ」ゴソゴソ

シリウス「似合うな、このポーチ。昨日、作っておいたんだ。どうだ?」

リリ「…」

シリウス「そうか」

日記『正直、好意を押しつけているのではないかと不安になることもある』


 【安価下2】
 リリって、何歳くらい?
 ※上限は10くらいにしとく? 下限は…6? うん、これで


 一応、次スレたてときました 【安価・コンマ】ファンタジー世界であれこれ【バトル?育成?2スレ目?】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432459818/)

―――――

シリウス「リリ…何歳なんだ?」

リリ「…」

シリウス「…好きな食べものはあるか?」

リリ「…」

シリウス「そうか」

シリウス「…だが、全部ちゃんと食べていて偉いな」ポン

 ナデナデ

リリ「…」

シリウス「…」サラサラ

日記『はじめは何かと怯えるような素振りを見せていたが、最近ではそんなこともない』

日記『うっかり目を放してしまった時でも気づいたらすぐ傍にいる。俺の近くにいたい、というのは何となく分かる』

日記『リリがどんなものに興味を示すのか気になったので、少し試してみることにした』


 【安価下2】
 1 字の読み書きを教えてみる
 2 自慢の筋肉をピクピク動かして見せつけてみる
 3 その他、自由



シリウス「あ、い、う、え、お、だ」カキカキ ←地面に木の枝で書いてる

シリウス「…」チラッ

リリ「…」

シリウス「…か、き、く、け、こ」カキカキ

シリウス「…」チラッ

リリ「…」

シリウス「…こうしたら、青。青は、空のああいう、色だ。海や空、清らかな色だな」カキカキ

シリウス「リリも書くか?」つ木の枝

リリ「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~9 無反応


リリ「…」

シリウス「つまらないか?」

リリ「…」

シリウス「そうか…これができると、自分で本を読んだりできるんだぞ」

シリウス「紙に書いて、それを送れば離れていても相手とお話だってできる」

リリ「…」

シリウス「…それとな、実は字の読み書きができる人間はそう多くないんだ」

シリウス「俺もがんばって覚えてな。大変だった、うん」

シリウス「リリも、がんばってみるか?」

リリ「…」

シリウス「…」サラサラ

日記『字の読み書きを教えてみたが、興味どころか、やっぱり反応がないようだった』

日記『少しずつ時間をかけて、心を開いてもらいたいものだ』


 【直下 コンマ判定】
 1~3 大雨が降ってきた…
 4~6 おや、洞穴がある…。入らなければ
 7~9 歩いてたら小屋を発見。今夜は小屋で休むことに


シリウス「ふぅ…おあつらえ向きに小屋があって良かったな…」

シリウス「…旅人が立ち寄って使っているのか…? 生活感はあるが…手入れはされてないな…」

シリウス「…それとも住人がいる…のか…?」

リリ「…」

シリウス「…………その時はその時か」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 夜中に鳴った、ノックの音…
 4~6 ふつーに住人がいたの巻き
 7~9 無人だよ、ふつーに休めるよ


 グツグツ…

シリウス「よし、できた…。シチューだ、食べるといい」コトッ

リリ「…」パクッ

シリウス「…」

シリウス(…何かしら、反応があった方が張り合いがあるんだがな…)

シリウス(…仕方ないか)

シリウス(だが、リリをこれからどうするか…)

シリウス(とりあえずは連れて来てしまったが、ずっと俺と一緒にいるわけにも…)

シリウス(どこかでリリが気に入った人間でも現れて、その人が引き取ってくれるのであれば任せた方が彼女のためになるだろうか…?)

シリウス(それとも、アリアのところへ帰った時にでも預けてしまうか…?)

シリウス(…………まあ、なりゆきに任せるとするか)


 【安価下2】
 そんなこんなで、平和な道中が終わって町に到着しました
 1 霧の町
 2 砂漠の入口の町
 3 山峡の村


 ――暗夜王国・砂漠入口の町――

 カァッ
 ギラギラ…

シリウス「ふぅー…ようやく着いたが、日差しが強いな」

シリウス「リリ、平気か?」

リリ「…」

シリウス「これから砂漠超えだ、もっとつらくなるぞ」

リリ「…」

シリウス「リリなら大丈夫か…。さて、宿へ行くとしよう」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 傭兵の一団がクソうるさい大宴会してた
 4~6 やけに貧乏すぎる町なご様子
 7~9 やっとやすめた~


シリウス「ふぅ…ようやく、一息だな」ボフッ

シリウス「ああ、暑かった…」

リリ「…」

シリウス「…しばらくしたら、食事に行くか?」

リリ「…」

シリウス「…では、そうしよう」

シリウス「サボテン料理があるらしい。サボテンは見たことがあるか? トゲがいっぱいついてるんだ」

リリ「…」

シリウス「触るとチクチクして痛いぞ」


 【安価下2】
 1 サボテン料理を堪能した
 2 食後に、町から見渡せる広大すぎる砂漠をリリに見せた
 3 さて、砂漠を渡るために足を探そう


シリウス「凄まじく広いぞ、まさに圧巻だ」

 スタスタ

リリ「…」

シリウス「どれくらい広いと思う? これくらいだと思うか?」スッ ←腕を広げた

シリウス「そんなものじゃないぞ?」

リリ「…」

 ザッ…

シリウス「あのなだらかな丘から見渡せる」

シリウス「どうせだから、目隠ししながら行くか。転ばないように気をつけろよ」スッ ←リリの目を両手で隠した

 スタスタ…

シリウス「よしっ…じゃあ、見せてやろう」パッ

リリ「…」パチッ

 ヒュォォォ…

シリウス「…どうだ、見渡す限り、砂の大海。寒暖差も激しく、昼は暑くて夜は寒い」

シリウス「厳しい環境だ。ここにしかいない魔物や植物もたくさんだ。見るのは何もかも初めてになるぞ」

リリ「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 なんて言ってたら…
 4~6 やっぱり反応なしか…
 7~9 ズボンをぎゅってされた


 やっと波乱が起きてくれた!!!!

 さて、じゃあ次スレいきますか
 【安価・コンマ】ファンタジー世界であれこれ【バトル?育成?2スレ目?】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432459818/)

 このスレの残りは…そうねえ
 何か質問とかあれば答えるコーナーにしておく? 解説とか?

 もしも、要望があるんなら、鍵括弧でキャラにでも喋らせるよ? あ、本編には関係ない別次元としてね?
 質問があって、キャラに喋らせたいんなら、何かこう…分かるように書いちょくり~

 あ、判定だけやって、次スレ書くね
 【直下 コンマ判定】
 1~3 クソでっかい砂漠のヘビが村の目の前の砂の中からあらわれた。…やるしかないなあ
 4~6 砂漠の方から、人間くらいのサイズがあるサソリ魔物の群れが猛烈な勢いでやってきた。…やるしかないね
 7~9 ガラのわるーい傭兵どもがぞろぞろやってきて、何かからかってきやがった


(モニカちゃん、そこにおるんか?)o。

サリーさんとマリリーさんのおっぱいはどうしてそんなにおっきくなったの?

あと魔法について今解説出来る範囲で知りたい

シリウスよ、何故お前は上半身裸なんだ

リリはデイモンの好みですか怪盗紳士さん?


??「つまり、キャラ解説がいいってことだよね!? ねっ、そうなんだよね!?」

??「はじめまして、あなたの王子です。別名、テンプ・レートです。やだ、こんな名前」

王子「そんなわけで、俺が質問に答えるのだ!」

 >>986

王子「俺でごめんね! ごめんね、ほんと! でも最初から、このつもりだったの、ごめんね!!」

王子「いちいち変えるのとか面倒臭いからさ、俺が一括するの! 気が向いたらゲストで一緒に誰か呼ぶから! その時はこのスレ登場キャラだから!」

 >>987

王子「はい、お二方に聞いてきました」

王子「まずは爆乳マリリーさん、21歳。ほんとにもうけしからん乳の持ち主で…回答は、こんな感じでした」

マリリー『およよっ…こ、これはその、自然になってしまったものでして、あの…』

王子「とってもとっても、恥ずかしそうでありながら、律儀に答えてくれる、素晴らしい人ですね! かわいい!」

王子「でもって、サリーさん」

サリー『この痴れ者が!』

王子「殴られました…痛かったです…」

 >>988

王子「魔法はね、モニカはもともとの魔力が少ないこともあって、未習得だったんです」

王子「どっかの選択肢で、お喋りっていうのが出てきて、注意書きでコミュじゃないよ、ってのがあったと思うんです」

王子「あれでサリーを選んでたら、魔法について教われたのだ!」

王子「でもって、魔法っていうのはね、弱いのから、小・中・大・極大とランクが分かれてます」

王子「火・水・風・土・雷の5属性があって、それに応じてね、まあ思いつきの名称の攻撃魔法があります」

王子「あと、それぞれの属性で、性質みたいのを活かした補助系魔法とかもあるんです」

王子「水と風と土はね、回復ができたりするかも。火と雷は…おいおい、分かるんじゃない…かな?」

王子「経験を積む中で魔法も強いのを覚えていったりするんだけど、モニカは最初は魔法を習得さえしてなかったから使えずじまいだったね」

 >>989-990

王子「何故上裸なのかって? ポリシーじゃない?」

王子「いやでも、これからストーリーが進んでいく中で明かされちゃったり!?」

王子「砂漠越えだから、肌を隠すのが基本になるんだけど…そこら辺、どうなるんでしょうね!? 俺、気になります!!」

 >>991

王子「ドストライクじゃない? て言うか、地味にシリウスってヤツと被らない? 俺だけ?」

王子「何かこう、そつなくこなして、紳士的でさ、できた人間って感じ? でもさー、人間としてどーなのよって俺は思うよ?」

王子「ダメダメだから輝くものがあったりするんじゃん、俺はそー思うよ? ………別に、俺のこと言ってるんじゃないけどね?」

王子「何か、答える前にスレが埋まっちゃいそうだから、一旦ここまで!」

王子「また後で答えるよ! 1000取るならがんばってね! それじゃあ!」

王子「以上、あなたの王子でした」キリッ


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