名探偵コナン 犯人視点でSS (691)

コンセプトは金田一のセガサターンのゲームのコナンバージョンと思っていただければ。

安価などで主人公やルート変更、誰が推理してくれるのかがあります。

では、まずは主人公の名前から↓1

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430403308

性格や生い立ち、特徴など↓1、↓2

タイトル↓1
(例:世紀末の魔術師)

動機↓1

名探偵コナン〜帝丹高校殺人事件〜
ルート:伊能蒔人編

最初の設定が決まりました。
これよりルート(分岐)を作ります。
しばしお待ちを。

関係者の名前とかも安価で決めたいなあ

>>20
それなら関係者を決めてしまいましょうか。

適当に7人ぐらいの関係者を作りたいと思います。
今から↓1〜7までプロフィールを書いてください。

ではここから何人死ぬか…誰が出てくるのか…そして誰が解決するのかルートを決めさせていただきます。お楽しみください。

更新ペースは速くはないです。
時間帯は今ぐらいです。

7人から漏れたけど大丈夫かな

>>34
キリが良いので8人に変更します。
安心してください。

俺は高校生探偵、工藤新一。

幼馴染で同級生の毛利蘭と遊園地へ遊びに行って、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。

取引を見るのに夢中になっていた俺は、背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった。

俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら…

体が縮んでしまっていた。

工藤新一が生きているとやつらにばれたら、また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。

阿笠博士の助言で正体を隠すことにした俺は、蘭に名前を聞かれて、とっさに江戸川コナンと名乗り、やつらの情報をつかむ為に、父親が探偵をやっている蘭の家に転がり込んだ。

オレは毛利のおっちゃんを名探偵に仕立てるべく、時計型麻酔銃でおっちゃんを眠らせ、蝶ネクタイ型変声機を使って、おっちゃんの声でかわりに事件を解いている。

この二つのメカは、阿笠博士の発明品だ。博士は他にも…ターボエンジン付きスケードボードや、犯人追跡メガネ、キック力増強シューズなど次々とユニークなメカを作り出してくれた。

蘭もおっちゃんも、オレの正体には気付いていない。知っているのは阿笠博士と、西の高校生探偵、服部平次、それに同級生の灰原哀。
彼女は黒ずくめの男の仲間だったが、組織から逃げ出す際、オレが飲まされたのと同じ薬を飲んで体が縮んでしまった。

黒の組織の正体は、依然として謎のまま…!

小さくなっても頭脳は同じ!迷宮なしの名探偵!真実はいつもひとつ!

ーーーまもるーーー

この行動はとても勇気のある行動だと僕は思う。

誰かをまもるために自分が犠牲になる。
だが…そこまでしてその人を助ける価値があるのかと言われると疑問が残る。

自分の身を犠牲にしてまでまもる人間なんて一人か二人しかいない。

その人を見つけれるかは本人次第である。

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーープロローグーーー

『伊能 蒔人』

『イノウ マキト』

これが僕の名前。

『帝丹高等学校』

ここが僕の通う高校だ。

僕は現在、普通の高校に通学中の普通の高校生。
それで僕は満足している。

趣味は読書…といってもマンガである。そこらへんにいる高校生たちと何一つ変わらない。

友達もそこそこいる。一緒に話したり、遊んだりする。だが、自慢できる友達ではない。

あえて言うなら…

田辺「よう!何暗い顔してんだよマキ!」

伊能「いつもこんな顔だよ。」

田辺「そんな暗い顔してっと彼女できねぇぞ〜。」

伊能「うるせえよ。」

『田辺 大翔』

『タナベ ヒロト』

こいつが一番仲の良い友達だ。中学校からの仲で、たいていのことはお互い知っている。

田辺「お!アリスちゃんだ。声かけなくていいのか?」

伊能「え?」

田辺が指差した方向を見るとそこには綺麗な女の子が通学していた。

『氷川 アリス』

『ヒカワ アリス』

僕が恋している同じクラスの女の子だ。

僕の片思いだが、心優しくてこんな僕でも話しかけてくれる。

近くで見たらど緊張してしまうため、遠くからいつも見ることにしている。

ストーカーのようだが、これは青春時代の男の子であれば分かることであると信じている。

田辺「また遠くから見てるだけかよ。情けねえな〜。」

伊能「はいはい…どうせ僕は情けない男ですよー……」

田辺「ダメだ。マキがスネモードになっちまった………ごめんってマキ!」

伊能「あとで宿題見せろよ。」

田辺「それとこれとは話が別だ。」

伊能「こいつ!!」

田辺「お、おい!頭を掴むな!イテーって!」

伊能「ハハハ。」

他の高校生と何一つ変わらない生活を送っているようにみえるだろう。だが、これはあくまで『表』の僕である。

学校ではつねに普通に生活している。真面目に勉強し、帰宅部の活動を全うする。

そして家に帰る。

ガチャ

伊能「ただいま。」

………………

家に帰っても誰もいない。

僕の両親は若い頃に他界している。だから今は一人暮らしをしているのだ。

最初は悲しかったが、今は慣れて帰っても時間を潰せるようになった。

僕はふとテレビを点けた。

そこには最近売れてきた芸人がコントをしていた。

高校生の間では噂のようだが、ぼくには何が面白いのかわからない。

こうやって他の高校生との違いを出してみる。

伊能「………………」

ペラッ

僕はふと、家のテーブルに置いてあるノートを広げた。

『算数ノート』

表紙には僕の小学生時代の字が書かれていた。こうやって古いノートを使い回している。

ペラッ

『1 1=2 5 3=9』

さすが小学生…こんなのも分からなかったのか……

ペラッ

『二階から転落死をみせかける殺し方。』

『教師に罪をかぶせる殺し方。』

『恥かしい殺し方』

『全生徒に死体を見せびらかす殺し方。』

このノートには僕が今まで考えたいろんな殺し方が載っている。

そう…これがみんなには見せれない『裏』の顔だ。

どうやって人を殺すのかを考えるのが最大の時間の潰し方だ。

もちろん人を殺す気はない。だけど、もしものために作っているのだ。

ーーー完全犯罪ーーー

これが達成できた時の犯人の気持ちを僕は知りたい。

どんな感情が湧いてくるのか…どんか気持ちなのか…そしてその後はどうなるのか………

変かもしれないが、これが僕だ。

変人というよりは変態の方が正しいかもしれない。

これを外へ持ち運ばない限り何の問題もないのだ。ただ、計画を立てているだけ。それだけでは罪にはならないのだ。

だが、その感情も最近は崩れて始めている。

ーーー試してみたいーーー

ーーー実際の犯行してみたいーーー

ーーー果たして完全犯罪は成立するのかーーー

ーーーその時は僕はどうなるのかーーー

この気持ちが僕の理性を揺らがせる。

何とか理性を保てているが、いつ崩壊するか分からない。

自分が自分でなくなるのが怖い。

僕は犯罪者になりたくない。

怖い…!

怖い……!

怖い………!

自分が怖い!

………こんな感じでいつも1日を過ごしている。

僕は普通の高校生になりたがっている。犯罪者になんかなりたくない。

僕は毎日、罪悪感と戦い続けているんだ。

ーーーーーーーーーーーーーー

翌朝、僕は………

ーーー選択肢1ーーー
1.普通に学校に通う
2.寄り道をする
3.学校をサボる

↓1

普通に学校に通うことにした。

ここでサボってしまうと普通の高校生ではなくなってしまう。

あくまでも目指すのは普通の高校生なのだから。

授業はいつもどおり始まる。

チャイムが鳴り、担任が入ってくる。

四十川「みんなおはよう!今日も元気よくいこう!」

『四十川 実』

『アイカワ ミノル』

いかにも体育教師のような先生だが、新任の理科教師だ。

生徒の面倒見は良いと評判で、生徒からは高い信頼を得ている。

そんなこんなで暑苦しい朝のHRが終わろうとしていた。

四十川「最後になったが、最近いじめが問題になってきている。君たちはしないと信じているが、何かあれば私に相談しなさい。いいね?」

いじめ…

僕が思うに無くなることはまずないだろう。

もしいじめの場面に遭遇したとしても、助けないのが最善の策。

もし遭遇すればの場合だ…

授業は進み、昼休みになった。

ーーー選択肢2ーーー
1.お腹が空いたので食堂へ
2.部活に顔を出す
3.屋上へ

↓1


暇な時は屋上へ。

いつからか自分はそうするようになっていた。

屋上はほとんど誰もいないため、僕一人の空間になる。

今日も屋上は…

ボコッ

? 誰かいるのか?

僕は扉を少し開け、屋上の様子を伺う事にした。

宮本「おいボケェッ!」ガン

唐沢「う……」

町家「…………」

そこではいじめが行われていた。

いじめているのは『宮本 竜二』。

隣のクラスの男子だ。普段は真面目を装っているが、裏ではこんな事をしていたのか。

その隣にいるのは『町家 葉月』。

宮本といるのをよく見るが、一緒にいじめをしていたという事になる。

いじめられているのは…

『唐沢 淳』

『カラサワ アツシ』

…………………

唐沢には昔、助けてもらった恩があった。

それ以来あまり話した事はなかったが、こうしていじめられているのを見ると、はらわたが煮えくりかえってくる。

だが、いじめの現場に遭遇した場合はスルーするのが良い。それが最善の策なのだ。

宮本「お前の姉ちゃん可愛いんだってな?なぁ?紹介してくれよ。」

唐沢「そ…それは……」

宮本「もし拒否するならお前の家に行ってお前の秘密バラすぞ…?」

唐沢「やめてくれ!それだけは…!」

宮本「それなら紹介しろよ?なぁ?」

唐沢「うう………」

唐沢の顔からは赤い血が流れていた。

だが、唐沢の顔についてる血は固まっている。おそらく涙と血が混ざって出来たものだろう。

………だが、唐沢には悪いがここは帰ったほうが良さそうだ。僕は普通の高校生なのだから。

ーーーーーーーーーーー

屋上での一件を見た僕はあの光景を忘れられなかった。

その事を頭に残しながら僕は放課後…

ーーー選択肢3ーーー
1.家に帰る
2.職員室へ
3.隣のクラスへ

↓1

僕は隣のクラスへ移動した。

隣のクラスでは唐沢が楽しそうに会話していた。

周りには町家や他の生徒がいた。

宮本「今度さ、唐沢の姉ちゃんと会うことになったんだよ。あいつの姉ちゃん可愛いからどんな方法でやるか考えてるんだよ。」

モブ「よくあいつも紹介する気になったな。」

宮本「なぁに。あいつは俺に逆らえない秘密があるんだよ。お前らには教えねえけどな。」

モブ「なんだよ教えてくれ!」

宮本「どうしよっかな〜?」

町家「……そろそろおれ帰るわ。」

宮本「なんだよ町家〜。これからが楽しいのに。」

町家「悪い。明日ジュースおごってやるから。」

宮本「いいって。また唐沢から金を奪えばいいだけだからな。」

モブ「さすが!」

宮本「唐沢銀行は無限にお金を無利息で貸してくれるからな。」

モブ「ハッハッハッ!」

………そろそろ家に帰るか。

ーーーーーーーーーーーー

そういえば家の帰り道にカフェがあったな…

ーーー選択肢4ーーー
1.カフェに寄る
2.家に帰る

↓1

カランコローン

店員「いらっしゃいませ。」

僕は店員の言うことに従い、席に座り、アイスコーヒーを一つ頼んだ。

待っている間、暇だったので周りを見渡してみた。目に入ったのは…

ーーー選択肢5ーーー
1.小学生たち
2.新聞を読んでいる男
3.カップル

↓1

男「そうなんだ。それじゃあまだ連絡とれてないんだ。」

女「そうなのよ。あいつまったく連絡よこさないし、どうせどっかの事件に巻き込まれてるんでしょうね!」

男「あはは…」

あの制服は帝丹高校のものか…まあ帰り道だから当然といえば当然………

いままで男と思っていた子…スカート穿いてるな………僕の勘違いだったのか………

周りを見ているとちょうどアイスコーヒーがきた。

ここのアイスコーヒーはなかなかのお味だ。身体が冷えてくる。

アイスコーヒーを飲み終えた僕は席を立った。

ゴツッ

伊能「あ、すみません。」

女「こちらこそごめんなさい!お怪我はないですか?」

伊能「大丈夫です。それでは…」

いきなり女性とぶつかって焦った僕は急いでお金を払い、家へと帰った。

今回はここまでです。
しっかりとルート分岐してます。

>>54
訂正
唐沢ではなく宮本です

家に帰った僕は、唐沢の事を思い出していた。

唐沢は中学の頃から知っていた。

お姉さんの事も唐沢から話を聞いていた。

なぜ唐沢の事に詳しいのか。

それは中学までは唐沢と親友だったからだ。

唐沢には中学の頃、命を助けてもらったのだ。

………詳しい話は話したくないが、おおまかに言えばそんなものだ。

僕は…

ーーー選択肢6ーーー
1.ノートを見た
2.ちょっと落ち着こう

↓1

ちょっと落ち着こう…

あくまでも僕は普通の高校生なんだ。ここで変な気を起こしたらダメだ。

唐沢には悪いが、僕は何もできない。

………すまない。

ーーーーーーーーーーーーー

朝起きると目覚めが悪いように感じた。

最近はこんなことなかったのに、なぜだろう。

………唐沢のことか。

こんな時はメシを食うに限る。

ーーー選択肢7ーーー
1.パン
2.ご飯
3.メシ抜き

↓1

メシは…やめておこう。気分が乗らない………

ーーーーーーーーーーーーー

通学のため家を出た僕はお腹の減りに気付いた。

やっぱり朝ごはんを食うべきだった。

そんな後悔が頭をよぎった時、目の前で人だかりが出来ていた。

何か事件か?

そう思い、様子を伺ってみた。

女刑事「また高校生が狙われたのね………これで5件目よ。」

男刑事「犯人の目的が分かりませんね…」

女刑事「警部に報告して。今回は初めて女性が狙われたって。」

刑事たちが話しているのに聞き耳を立てた。

『高校生連続傷害事件』

ここ最近巷で噂になっている事件だ。

帝丹高校に通う高校生が無差別に狙われているらしい。

今回は初めての女性か…犯人の犯行にはいくつか疑問が残る。

なぜ帝丹高校なのか。
なぜ傷害にとどめているのか。
僕の推理では犯人は帝丹高校に恨みがある者、しかも人を殺すまではしたくないと考えている。

それならなぜ傷害を続けるのか。
犯人の思考に興味がある。

そろそろ急ぐか。

ーーーーーーーーーーーーーーー

今日も唐沢は屋上でいじめられていた。

こうして何ヶ月もいじめられているのだろうか。

僕ならばきっと耐えられないだろう。

ボコッ

ボコッ

唐沢「うぅ…」

宮本「今日もストレス発散させてくれよ!」

唐沢「助けて……!誰か……!」

僕はただ見つめるだけだった。

ーーーーーーーーーーーーーーー

…………………

本当にこれでいいのだろうか…

唐沢がいじめられているのをこれ以上見るのは辛いが………

パラッ

? 何かが落ちたようだ。

どうやらテーブルの上に置いていたノートが床に落ちたみたいだ。

その拍子に適当なページが開いていた。

『関係のない自分が殺せば捕まるリスクは少ない』

これは僕が思いついた犯罪のリスクを下げる方法だ。

……………

ーーー選択肢8ーーー
1.決意する
2.思いとどまる

↓1

僕はふと、思いついてしまった。






『あんな奴殺しても誰も損しない…!!!』






その思いつきは僕が抑えていた犯罪者へのトビラを開いてしまったのだ。

唐沢のために宮本を殺そう。

今このノートを役立てる時じゃないのか。

しかしどうやって…殺すとしても何かを利用しないと…

ーーー選択肢9ーーー
1.高校生連続傷害事件
2.いじめのもつれ
3.男女の関係

↓1

『高校生連続傷害事件』

これを利用すれば宮本を殺せる…

あとは計画だ…

僕はもう普通の高校生ではいられない…犯罪者になるんだ。

人のために人を殺す。

人を守るために人を殺す。

これこそが僕の望んでた犯罪だ。

ーーープロローグ完ーーー

ーーーーーーーーーーーー

ーーー第1章 計画ーーー

明日は学校で文化祭が行われる。

そのため、僕はクラスの催し物の準備をしている。

僕たちのクラスはお化け屋敷だ。

簡単なようで意外と忙しい。

まずは教室をセットしなければならない。

あとは小道具、それに化粧など準備しなければならないものがたくさんあった。

僕はその買い出し係を担当している。

そのために今は近くにある百均に来ている。

百均はたいていのものなら安く買うことができる。

そう…人殺しの凶器も……

ここで宮本を殺す凶器も購入することができる。

お金とレシートを別にすれば僕が凶器を買った事はバレないはずだ。

問題は宮本をどうやって殺すかだ。

ーーー選択肢9ーーー
1.刺殺
2.首絞め
3.撲殺

↓1

首絞め…相手の首を力強く絞めるだけで簡単に人に殺す事ができる。

買うならば…

ーーー選択肢10ーーー
1.ビニールひも
2.ワイヤー
3.ガムテープ
4.お化け屋敷の小道具

↓1

ガムテープ…

一見首を締めるのには向かないが、これを半分に折るだけで紐状にすることができる。

しかも、捨てる際も丸めれば誰もこれを凶器にしたなんて気づかないはずだ。

あとは…場所か……

ーーー選択肢11ーーー
1.トイレ
2.お化け屋敷
3.屋上

↓1

トイレだ。

トイレならば殺した時間や誰にも見られずに殺す事が可能だ。

ここで宮本をどうやって殺すかを整理してみよう。

まず、『高校生連続傷害事件』を利用して僕が犯人から遠ざける。そして『ガムテープ』を使って宮本の『首を絞める』。殺害する場所は『トイレ』だ。

これが明日の『計画』だ。

唐沢…明日からお前をいじめる奴はいなくなる。これが僕の恩返しだ…

ーーーーーーーーーーーーーーー

ーーー翌日ーーー

ついに計画当日になった。

宮本は今日も町家と行動を共にしているらしい。

まずはあの2人を引き離す必要があるな。

女性「こら!待ちなさい!」

ゴツン

何かが脚にぶつかってきた。

男の子「あ!ごめんなさいお兄さん!よそ見していました!」

女性「すみません!お怪我はないですか?」

伊能「はい…大丈夫です。」

女性「そうですか…こら『コナン君』!謝りなさい!」

コナン「ごめんなさい。」

女性「あれ…?そういえば…あのー、どこかでお会いしたことありませんか?」

え?どこかで?……あ!もしかして…

伊能「カフェでお会いしたような……」

女性「あ!やっぱり!あの時の!あの時はすみませんでした。」

伊能「いえいえ。お気を使わずに。」

女性「私、2年B組の毛利蘭です。よろしくお願いします。」

伊能「同じ学年だったんですね。僕は2年D組の伊能蒔人です。こちらこそよろしくお願いします。」

コナン「……………」

コナン「ねえねえお兄さん。」

伊能「ん?」

コナン「なんで手にガムテープ持ってるの?」

伊能「こ、これかい?これは催し物の準備で使うんだよ。まだセットが完成していなくてね。だからさ。」

コナン「そうなんだ!ありがとうお兄さん!」

蘭「この子は江戸川コナン君って言います。」

伊能「コナン君か。よろしくね。」

コナン「よろしく!」

コナン「…………」

? 一瞬コナン君がため息をついたような……

蘭「それじゃあ私たちはこれで。伊能さんの催し物もあとで見学させていただきます。」

コナン「バイバイ!」

伊能「元気でねコナン君。」

コナン「………………」

2人はどこか他の催し物を見に行ったようだ。

あの江戸川コナンとかいう子供…大人のように感じたのは気のせいか…

今回はここまで。
ルートは果たして正規に向かっているのか…

まもなくお化け屋敷の準備も整おうとしていた。

催し物のお化け屋敷はいったんどうでもよさそうに見えるが、実はこの計画で重要な役を担っている…それは…

ーーー選択肢12ーーー
1.アリバイ
2.証拠隠滅
3.カップルに復讐

↓1

アリバイだ。

僕はこの催し物の途中で提灯を飛び出させる役割だ。

この提灯を飛び出させる役割はお客さんが来た瞬間にしなければならない。つまり、その現場にいなければできないのだ。

だが、僕はここを裏手にとり、アリバイを完成させる。

次のお客さんが来るまでの間に犯行を行うのは不可能に近い。ならば、僕がそこにいたことにすればいいのだ。

誰も一回や二回提灯が出てこなかったぐらいで不思議に思う人はいないはずだ。

仲間も、真っ暗の中で僕を確認することは難しい。つまり、抜け出すこと自体は簡単にできる。

あとはその抜け出した時間を短くすれば、アリバイは完成する。

あとはどうやって宮本を殺すかだ。

ーーー選択肢13ーーー
1.女を装う
2.力づくで
3.上手く話をつける

↓1

女を装うことにしよう。

やるなら完璧に女の子になりきって、僕じゃないことにすればいいんだ。

そのために僕はお化け屋敷の化粧のために買った化粧道具を集めた。

口紅からマニュキア、アイラインに髪留め。女の子がつけそうなものをつけてみた。

ーーーーーーーーーーーーーーー

我ながら上手くいった。

どっからどうみても女の子だ。

これならば誰にもバレることはないはずだ。

この姿で宮本をトイレに誘い、そこで首を絞める。

女の子と思っていた宮本は抵抗できるはずがない。

これで準備が整った。

計画を実行に移そう。

まずはお化け屋敷にいつもの僕で姿を見せる。

お化け屋敷が始まり、続々とお客さんが入ってきた。

僕は役割通り提灯でお客さんをびびらしていく。

昼頃になるとお客さんも少なくなってきた。

今がチャンス…!

僕は誰にも見られないように出口から出て行く。

出口には人は誰もおらず、まさに絶好の機会であった。

そそくさと教室から出た僕はトイレへと走り込んだ。

そして個室に入り、手鏡を見ながら化粧を始める。

ここで時間をかけてしまえば僕がいないのがバレてしまう。早くしなければ…

化粧を終え、個室から出た僕はそのまま宮本のいる場所へ向かった。

いじめっ子の宮本がいる場所といえば屋上だ。

ガチャ

扉を開けるとそこには宮本がいた。

宮本はこれから殺されようとしているとは知らず、こちらの方を見ていた。

どうやら町家はいないようだ。

宮本「そこのお姉ちゃん。ここは関係者以外立ち入り禁止だ。出て行きな。」

ここでひるまずにいこう。

伊能「あの…トイレってどちらにありますか?初めてで分からないんですが……」

宮本「トイレ……?」

ここで宮本は必ず僕をトイレへ案内するはずだ。

宮本「……しょうがねえな。案内してやるよ。ついてきな。」

女の子に良い所を見せようとするのは予想していた。ここまで上手くいくとは。

宮本に言われるがままトイレへやってきた。

案内されたのはなぜか校舎から離れたトイレだった。

宮本「トイレに行ってきな。俺は帰るわ。」

伊能「ありがとうございます。」

おそらく…このままトイレに入ると……

ガシッ

宮本「なぁ……?案内したんだからお礼してくれてもいいんじゃないかな〜?」

きた…!

宮本なら来ると思った。

伊能「いや……その……」

宮本「キスだけで許しちゃうからさ。お願いだよ。」

バカな男だ。

伊能「………わかりました。」

宮本「え!?本当に!?」

伊能「でも……恥ずかしいので目を閉じてください。」

宮本「わかった!頼むぜ!」

宮本は目を閉じた。

もう幸せな光景は見ることがないだろう。

僕は宮本の首に手を回し……

ギュゥゥゥ!!

宮本の首をガムテープで強く絞めた。

宮本「ぐぁっっっ!!」

女の子と思って油断していた宮本は力が入らないようだ。

宮本の力は弱くなり…そして……

ガクッ

最後は頭をこちらに傾けて力尽きた。

やった……!

ついに……!

『人を殺した!!!!!!』

僕は今、とてつもない快感を覚えていた。

これが犯罪者の気持ちか……

おっと…余韻に浸っている時間はない……早くここから逃げるとしよう。

唐沢……もう苦しまなくていいぞ………

ーーーーーーーーーーーーーー

「犯人は女性らしいぜ……」

「宮本くんだからみんな悲しまないけどね……」

時間が経つと、周りが騒ぎ出したのがお化け屋敷の中にまで聞こえてきた。

ついに遺体が発見されたんだ。

これで僕は……

ガラララ

突然出口が開いた。

おかしいな……出口の方からは入れないはずじゃ……

目暮「すまない。ここに伊能蒔人くんはいるかね?」

え?

どういう事だ?

伊能「ぼ、ぼくですが…?」

目暮「君か……すまないがここでは話し辛い。少しついてきてくれ。」

伊能「は、はぁ……」

なんなんだ。まさか…

僕は男の人に着いていった。するとそこには……

小五郎「よく来てくれました。伊能蒔人さん。あなたにお話があります。」

この人は……!

テレビや新聞で噂になっている『眠りの小五郎』!こんなところで会えるなんて…!今回はちゃんと起きてるのか。

でも…その人がなんで僕に…?

ま…まさかね……

小五郎「伊能さん……あなた…その口紅はどうなされたんですか?」

口紅?

小五郎「まさか、お化け屋敷の化粧で使ったわけではないでしょう。あなたは裏方に徹していたはずですから。」

小五郎「うちの子供があなたと遭遇した時は口紅は付いていなかったそうです。」

子供……?……!!

毛利蘭!!!!まさか!!

小五郎「伊能さん。もう逃げられませんよ。」

!!?

そんなバカな!!!!!!

バレるはずがない!

僕が犯人ということに!?

なぜ……!

完璧に準備したのになぜ……!

完全犯罪が!!!!!!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

蘭「コナン君。さっきの口紅返してよ。」

コナン「ごめんなさい蘭姉ちゃん。」

小五郎「まぁまぁ。今日はこのガキのおかげで事件が早く解決できた。乗る気じゃないが、焼肉にでも行くか。」

コナン「やったー!」

蘭「お父さん太っ腹!」

小五郎「まぁな…ガハハハハ!」

コナン(あそこまで分かりやすい事件だと麻酔銃を使わなくても大丈夫だとは思ったけどな……)

BAD END7

ヒント

浅井成美「小さな探偵さんを侮りすぎたね。次からは慎重に計画をし、かつ大胆にしたほうがいいな。」

どの選択肢からやり直しますか?

↓1

今回はここまでにしておきましょう。
次回は選択肢12から再開します。

リトライ

ーーー選択肢12ーーー
1.アリバイ
2.証拠隠滅
3.カップルに復讐

↓1

証拠隠滅………

お化け屋敷にガムテープがあったところで不思議がる人はいるだろうか…

いや…いないはずだ……!

最後に片付けする時に紛れ込ませれば成功する…

あとはどうやって宮本を殺すかだ。

ーーー選択肢13ーーー
1.女を装う
2.力づくで
3.上手く話をつける

↓1

うまく話をつけよう。

宮本とは面識はないが、何とかなるはずだ。

あとは不意に首を絞めれば…

よし。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

上手いことお化け屋敷から抜け出し、宮本を探す。

見つけるのは簡単だった。

廊下を一人で歩いているのを見かけた。

バカなやつだ。

今から殺されようとしているのに。

僕は後ろから宮本に近づき、声をかけた。

伊能「宮本くん…だよね?」

宮本「あん?誰だおまえは?」

伊能「ちょっと話があるんだけど…トイレに行かないかな?」

宮本「はぁ?おまえ気持ち悪いな。」

伊能「君にとって悪い話じゃないよ。お金を稼がせてあげようとしているだけだよ。」

宮本「お金?そんな胡散臭い話に……」

伊能「3万円。1日働けば…いや、半日働けばそれだけ稼げるよ。」

宮本「3万円……?」

金額を聞いて宮本は目の色を変えた。

ここが勝負だ。

伊能「詳しい話はトイレで…ここだと人目につくしね。」

宮本「………話によってはぶん殴るぞ。」

釣れた…!!

計画通りだ!

あとは…

ーーーーーーーーーーーーーーーー

宮本「それで?話は?」

伊能「ちょっと待って。後ろに誰かいる。」

宮本「なに?」

宮本は後ろを振り返った。

この時だ!!!

僕はガムテープを宮本の首に回した!

ギュゥゥゥ

宮本「うぐぁっっっっ!」

宮本は苦しそうに僕の腕をひっかいてくる。

だが、痛みは感じなかった。

これが人を殺す瞬間なのだから…

次第に宮本の力は弱まり、ついに…

ガクッ

力尽きた。

これで僕も犯罪者だ。

後戻りはできない。

早くお化け屋敷に戻るとしよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

僕はお化け屋敷に戻り、ガムテープを床に捨てた。

これであとはシラを切れば大丈夫だ。

完全犯罪のかんせ………

ピンポンパンポーン

『2年D組 伊能くん。至急応接室にきてください。』

ピンポンパンポーン

? なんかあったのだろうか。

僕は駆け足で応接室に向かった。

ガラララ

扉を開けるとそこには…

園子「待っていたわよ伊能くん。」

そこにはイスに座り、寝ているような女の子がいた。

隣には男性が3人。それに蘭さんやコナン君がいた。

伊能「蘭さん。僕に何か用ですか?」

蘭「………伊能さん。正直に答えてください。」

え?

蘭「人を………宮本くんを殺してないですよね…?」

!!?

な、なんだと!?

園子「蘭。間違いないのよ。伊能さんは間違いなく宮本くんを殺してるの。」

な、なぜだ!

計画は完璧なはずだ…

こんな女の子にバレるはずが…

園子「伊能さん…あなたはなぜばれたのか疑問に思っているでしょう。」



コナン「あっれれ〜?お兄ちゃん、なんで腕に傷があるの〜?」

伊能「え!?」

コナン「確か初めて会った時は何もなかったのになんでぇ?」

ま…まさか!?

園子「その腕の傷…宮本くんに引っ掻かれたものですね。宮本くんの爪を調べればあなたの皮膚が見つかるはずです。」

園子「あとは…お化け屋敷に落ちているガムテープでも調べれば決定的かも…」

そんな…バカな……

全てが見破られている……

こんな女の子に…!!

完全犯罪なんてこの世にないのか………

後から聞いた話によると、殺人現場を見た彼女は一発で分かったらしい。

そして、犯人が僕であることを突き止めた………

僕は………普通の高校生になればよかったのか……

BAD END4

ヒント

包帯男「最初に出会った時から目をつけられていたのかもしれないぜ。誰かは言わなくても分かるな?」

どこからやり直しますか?

選択肢↓1

リトライ

ーーー選択肢8ーーー
1.決意する
2.思いとどまる

↓1

………まて…落ち着こう。

ここで僕が宮本を殺したところで完全犯罪は成立するのか?

………可能性は0に近いだろう。

僕は普通の高校生だ…そうだ……落ち着こう………

人殺しなんかするもんじゃない………これでいいんだ……

気分が悪い……今日は寝ることにしよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

朝目覚めると随分と気持ちが良くなっていた。

学校まで時間があるな…今日は寄り道しながら学校まで通学するか。

僕は普段歩いている道を逸れて通学した。

そこは小学生たちの通学路でちょうど小学生が登校していた。

太った男の子「それオレにもちょっと食わしてくれよ!」

細い男の子「ダメですよ!これは僕が買ったおにぎりなんですから!」

太った男の子「一口でいいから!な?」

細い男の子「ダメです!」

明るい女の子「もう〜。二人とも。ケンカしちゃダメだよ。」

クールな女の子「たかがおにぎりじゃない。」

細い男の子・太った男の子「されどおにぎり!!」

クールな女の子「もういいわ………」

メガネの男の子「ほっとけよ。もうあいつらおにぎりにしか目がいってないから。」

クールな女の子「そういうあなたもトーストをくわえているわね。」

メガネの男の子「お前もいちごミルク飲んでるじゃねえか。」

クールな女の子「女の子は甘い物に目がないのよ?」

メガネの男の子「はいはい………」

中身は小学生らしい話だった。

朝から明るくなるな。

明るい女の子「あ!ちょうちょだ!珍しい色だ!」

明るい女の子はちょうちょを見つけると、そのちょうちょを見ながら歩いていた。

その横からは自転車に乗りながらよそ見をしている高校生が明るい女の子めがけて走っていた!

伊能「危ない!!」

僕は、気づかないうちに女の子をかばうため走り出し、自転車を体で止めた。

今回はここまでです。
伊能編はバッドエンド40
グッドエンド2を用意しています。

高校生「あ!!」

ゴツン

体に自転車が直撃し、その勢いのまま僕は倒れた。

バタン

明るい女の子「だ、大丈夫ですか!?」

細い男の子「意識はあります!早く救急車を呼びましょう。」

太い男の子「道の真ん中じゃ危ねえし、端っこへ避難させようぜ。」

メガネの男の子「待て。もしかしたら頭を打っているかもしれない。まずはケガの確認だ。」

クールな女の子「そこのあなた。ボーっとしてないで110と119に連絡して。」

高校生「は、はい!」

この子達は本当に小学生か?

冷静に僕の応急処置をしてくれている。

伊能「だ、大丈夫だよ。ケガはないから。」

明るい女の子「ほっ…よかった〜……」

高校生「すみませんでした…」

この子達はこの高校生よりも大人かもしれないな…

ーーー選択肢9ーーー
1.感謝する
2.その場を去る
3.何かおごる

↓1

何か助けた側なのに申し訳ないな…

食べ物でもおごってあげよう。

伊能「あの…もしよかったらお礼に甘い物でもおごってあげようか?」

細い男の子「え!?いいんですか?」

太い男の子「やったぜー!!」

明るい女の子「で…でも……私が助けられた側なのに…」

伊能「助けたのは当然のことだけど、僕は君たちが僕のことを心配してくれたことが嬉しかったんだ。だからお礼をさせてくれ。僕は帝丹高校に通っている伊能蒔人って言うんだ。怪しいものじゃないからね。」

実際に僕は嬉しかった。

最近の小学生は宮本なんかより人間が出来ているのかもしれないと思った。

メガネの男の子「本当にいいんですか伊能さん?」

伊能「あぁ。構わないよ。コンビニでいいかな?君たちも登校途中だし。」

クールな女の子「お言葉に甘えたら?」

細い男の子「そ、それじゃあ……」

太い男の子「お言葉に甘えて……」

明るい女の子「ありがとう伊能さん!」

子供に優しくするのも悪くないものだな……

ーーーーーーーーーーーーーーーー

コンビニに立ち寄った小学生たちは思い思いの物を買っていく。

太った男の子はビックモナカ。

細い男の子はいちごバット。

明るい女の子はチョコビー。

メガネの男の子はガム。

クールな女の子はバナナミルクだった。

ちょっとお金は減ったが、損した気分にはならなかった。

5人「ありがとう伊能さん!」

伊能「いえいえ。」

歩美「そういえばまだ名前を言ってなかったですよね?わたしは吉田歩美って言います。助けていただいてありがとうございました。」

光彦「僕は円谷光彦です。体を張った行動素晴らしかったです!」

元太「俺は小嶋元太って言うんだ!あんまり無理してるといつかケガするぜ!」

灰原「灰原哀です。よろしく。」

コナン「江戸川コナンです。珍しい名前だけど覚えてね。」

伊能「みんな今日はありがとう。また会えたらコンビニでおごってあげるよ。」

元太・光彦「それじゃあ…」

歩美「二人とも!」

元太・光彦「はい!!」

伊能「それじゃあ僕は行くね。バイバイ。」

僕は5人に別れを告げ、その場を後にした。

5人とも手を振りながら僕の方を見てくれている。

あの子達は将来僕みたいにならないで欲しいな。

ーーーーーーーーーーーーーーー

学校へ来た僕はいつも通りの日を送っていた。

だけど、僕は今日気分がいいのでいつもは行かない場所へ行くことにした。

ーーー選択肢10ーーー
1.放送室
2.図書室
3.自分の教室
4.理科室
5.校舎裏

↓1

僕は放送室に向かう事にした。

放送室は誰でも入れることが出来る。

中にはたいていあの子がいるのだが…

ガチャ

中に入るとそこには…

氷川「あれ?伊能くんじゃない。どうしたの?」

憧れの氷川アリスがいた。

僕はなぜここにいるのだろうか。

恥ずかしい僕は一歩後ろへ下がった。

氷川「何か相談事?なんでも相談に乗るけど…」

この優しさがさらに僕を照れさせる。

氷川さんはみんなの相談に乗る事から、絶大な人気を誇っている。

僕ごときが近づこうものなら白い目で見られるだろう。

しかし、たまたまこの時間帯はだれも氷川さんに会いに来ていないようだ。

………どうしよう。

ーーー選択肢11ーーー
1.いじめの相談
2.恋の相談
3.やめておこう
4.会いに来ただけと伝える

↓1

伊能「実は…好きな人がいるんですが、上手く喋れないんです。どうしたらいいですか?」

好きな人に何を相談しているんだ…

氷川「それでもいいと思うけどなー…だけど、好きならいつも通りの伊能くんでいけば大丈夫よ。私が言ってるんだから安心して。」

伊能「は、はい。」

いつも通り…無理だな。

僕は今の自分で満足している。

普通の高校生なんだから氷川さんと付き合おうなんてかんがえることは普通じゃない。

よくよく考えてみれば僕がバカだったな。

伊能「氷川さんありがとう。もう行くよ。」

もうここには用がない。

氷川さんと僕とじゃ天と地の差がある。

会うこと自体が間違っていたんだ。

氷川「もう行くの!? まだ時間はあるよ?」

伊能「氷川さんと話せただけで元気が出ました。ありがとうございます。」

氷川「そ、そう。それじゃあ頑張ってね。」

氷川さんならお似合いの人に会えるだろう。

僕は急ぎ足で部屋から出て行った。

ーーーーーーーーーーーーーーー

家に帰った僕は考え事をしていた。

そういえば一週間後にでかいイベントがあったな…

ーーー選択肢12ーーー
1.文化祭
2.修学旅行
3.お祭り

↓1

修学旅行だったかな。

場所は…

ーーー選択肢13ーーー
1.大阪
2.京都
3.群馬

↓1

京都だったはずだ。

京都といえば観光名所の場所で有名で観光客でごった返している。

そんなとこに修学旅行で行きたくないのが気持ちだが、仕方のないことだ。

プルルルルルル

そんな時に僕の携帯に着信が来た。

僕に電話をかけてくるやつなんかいたかな?親からかかってくるはずもないし…

僕が携帯に出ると…

?「もしもし!あなた伊能くんよね?早く帝丹病院に来て!!304号室に!!」

そう言うと向こうは携帯を切った。

唐突に言われたせいで状況が理解できなかった。

まず、僕に電話してきたのは誰なのか。

そしてなぜ病院なのか。

色々とわからないことがあったが、時間があったため向かってみることにした。

殺されるわけじゃあるまいし…

ーーーーーーーーーーーーーーー

304号室の扉の前に着いた。

ここに誰が待っているのだろう。

ガラララ

扉を開けるとそこには1人の女性が座っていた。

その隣には…










唐沢がベッドに横になっていた。










突然のことに頭は真っ白になった。

唐沢…?

本当に唐沢なのだろうか?

?「唐沢くんは死んでないわよ。ただ、ストレスのせいで胃に穴が空いてしばらくはベッドで横になり続けなきゃならないらしいわ。」

この子が僕に電話をしてきた子だろうか。

鋭い目つきで僕をにらんできている。

髪が短めの女の子だ。

忍谷「わたしは忍谷魅咲。唐沢くんの友達よ。」

唐沢に友達がいたのか。

高校になってからは誰とも仲よさそうにしてなかったので、意外だった。

それよりも今は…

伊能「何故僕を呼び出したんですか?」

忍谷「唐沢くんが唯一話してくれた名前があなただったのよ。」

唐沢が僕を…?

それより彼女は彼のなんなんだ?

友達…?彼女…?

気になって仕方がない。

忍谷「唐沢くんとはただの友達だから安心して。まだそこまでいってないから。」

そこまで?どういう意味だ…

忍谷「……ちゃんとした話をするわよ。あなた…唐沢くんがいじめられているのを知ってるんでしょ?」



忍谷「どうなの?」

…………言えない。

知っているのに見過ごしていたなんて……

唐沢がこうなったのは自分のせいなのかもしれない。

唐沢を助けていれば今ごろ………

ーーーーーーーーーーーーーーーー

中学時代僕は両親を亡くし、自殺しようとしていた。

支えがない僕は川に飛び込もうとしていたのだ。

生きる希望なんてない。

夢はその時なかった。

今もないが、その時は考えてさえいなかったのだ。

そして今まさに飛び込もうとした時…

唐沢「何してるの伊能くん?」

伊能「!」

唐沢「伊能くん……だったよね?」

伊能「………そうだけど。」

この時唐沢とは同じクラスだった。

話したことはあまりなかった。

だがこの時、周りの人はどうでもよかった。

死にたい。

それだけだった。

唐沢「自殺なんかしちゃダメだよ。」

伊能「え?」

僕はその一言で目が覚めた。

唐沢「自殺したらもう命が終わるんだよ?生きようよ。」

唐沢「でも…もし死ぬ時は僕も死んであげようか?僕も死にたいと毎日思ってるからさ。」

伊能「え?え?」

あまりの唐突さに戸惑いを隠せなかった。

こいつは一体何を考えているんだ?

唐沢「でも死ぬのは大変だから一緒に生きた方が楽だと僕は思うな。さ!生きよう!」

唐沢は僕に手を差し伸べていた。

その手は距離よりも近くにあると感じた。

僕は自然と右手を差し出していた。

この時から唐沢と仲良くなった。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

忍谷「伊能……くん?」

僕は涙を流していた。

過去の事を思い出していたら自分が最低な野郎だと確信したからだ。

僕は…

ーーー選択肢14ーーー
1.宮本を殺す
2.思いとどまる

↓1

…………そうだ。

唐沢。

僕は生きることにするよ。

精一杯……君の分まで。

だから君も生きてくれ。

一緒に生きるんだ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

その後、唐沢は死んだ。

僕は唐沢に恩返しができなかった。

だけど、僕は唐沢の分まで生きることにした。

唐沢…見ててくれ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

10年後、僕はサラリーマンとして会社に勤めていた。

嫁や子供もでき、幸せな日々。

何も困っていなかった。

そして今日も営業回りをする。

伊能「いつもお世話になっております。マルックスの伊能です。」

こうやって毎日一生懸命生きている。

宮本「毎度お世話になっております。門脇書店の宮本です。」

宮本…?

宮本!?

伊能「あの……失礼ですが、下の名前は?」

宮本「え?……竜二ですが……?」

………………………………

これも運命なのかな唐沢……

チャンスをくれたのか。

わかったよ。

僕はそれに従う。

僕はネクタイを外し…それで……

ギュウウウウウ!

宮本の首を絞めた。

宮本「うぐっっっ!」

宮本!!!!!!!!!!

宮本!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


宮……………

僕は首を絞めた後のことは覚えていない。

なんでだろう。

そうか………

君が乗り移ったのか……

それならば仕方ないな……

唐沢。

BAD END12

ヒント

ウォッカ「へへ……ある意味グッドエンドみたいなもんだが、なんか納得がいかねーな。重要なのはタイミングだ。兄貴が言ってたから間違いないぜ。」

どこからやり直しますか?

選択肢↓1

僕は…

ーーー選択肢14ーーー
1.宮本を殺す
2.思いとどまる

↓1

宮本を殺す……!

今度こそ!!

唐沢がこうなったのは宮本のせいだ。

まずは計画を練らなければ…

ーーー選択肢15ーーー
1.仕掛けを作る
2.共犯者を作る
3.事故を装う

↓1

事故を装うか。

これは殺人事件じゃないと思わせればいいんだ。

そうなると…

ーーー選択肢16ーーー
1.清水の舞台から転落死
2.池で溺死
3.感電死

↓1

池で溺死…

安直だが、殺し方としては簡単にできる。

早速やろう……

ーーーーーーーーーーーーーーー

僕は宮本を呼び出した。

呼び出すと言っても女子を装って呼び出した。

ザッザッ

宮本がきた。

宮本は周りをキョロキョロしていた。

宮本は女の子を探しているはずだから僕が近づいてきたところで気づかない。

僕は宮本にそばを通り過ぎるような感じで近づいていった。

宮本の横に近づき…

ドン

宮本「な!?」

ドボォン

宮本が池に落ちた。

宮本「な、何してんだテメェー!!」バシャバシャ

宮本は泳げないようだ。

バシャバシャと手をばたつかせている。

これであとは宮本が溺れるのを待つだけ………

世良「何してるの君!!」

!!?

ばしゃん!

声が聞こえた時、人が池に飛び込むのが見えた。

その人は手に空のバケツを持っていた。

そして、それを宮本につかませ、池から上がってきた。

世良「君、今この人を突き落としたよね?」

その一言で頭が真っ白になってしまった。

その後の事は何も覚えていない。

気づけば僕は職員室に呼び出されていた。

僕は………何をしてたんだろう。

BAD END3

ヒント

西条「一人だとよっぽど犯罪に自信がない限り完全犯罪なんて無理や。自信がないんやったら仲間とかを見つけてみ。義経みたいにな。」

どこからやり直しますか?

選択肢↓1

ーーー選択肢15ーーー
1.仕掛けを作る
2.共犯者を作る
3.事故を装う

↓1

共犯者…

今まで考えたこともなかった犯罪の手段だ。

でも誰と?

ーーー選択肢16ーーー
1.氷川アリス
2.忍谷魅咲
3.田辺大翔
4.町家葉月

↓1

では共犯者は忍谷さんでいきます。
今回はここまでです。
次回からは共犯者ルートに入ります。

『忍谷 魅咲』

『シノブダニ ミサキ』

彼女はきっと友達である唐沢をいじめられていたはずだから宮本の事を恨んでいるはずだ。

協力してくれるならこの子が一番してくれるだろう。

だが、問題は殺人に協力してくれるかだ。

僕は今から犯罪者になろうとしている。

忍谷さんにはその覚悟があるのかが重要だ。

忍谷さんを説得するには…

ーーー選択肢17ーーー
1.遠回しに言う
2.正直に言う
3.ベッドに押し倒す

↓1

正直に話してみよう…

変に説得しようとすると、逆に断られる可能性がある。

ここはストレートにいこう。

伊能「………忍谷さん。少し話を聞いてくれませんか?」

忍谷「なに?」

この一言を発する重みを僕は感じていた。

伊能「………一緒に宮本を殺しませんか?」

忍谷「え!?」

伊能「唐沢をここまで酷い目に合わせた主犯はあいつです。僕もその犯人の中の一人ですが、せめてもの罪滅ぼしをしたいんです。忍谷さん、あなたはどうしますか?」

忍谷「と…突然何言ってるの伊能くん?そんなことしたら…」

伊能「そうです。捕まります。ですが、完全犯罪を成立させれば捕まる事はありません。」

忍谷「完全犯罪?」

伊能「僕が完全犯罪を成立させてみせます。それに忍谷さんは協力してくれるだけでいいんです。バレなければ何も悪くないんですから。」

忍谷「だ…だけど……」

もう一押しだ。

もう一押しすれば忍谷さんは落ちる。

ーーー選択肢18ーーー
1.唐沢との過去を語る
2.忍谷さんを褒めまくる
3.無理やりキスをする

↓1

僕は唐沢との昔話をする事にした。

他人には話すのは、これが最初で最後だろう。

忍谷さんは一生懸命僕の話を聞いてくれた。

忍谷「あなたが唐沢くんに恩を感じてるのは分かったわ。でも、それならなぜいじめを見過ごしてたの?」

今までの自分なら何も言い返せなかっただろう。

だが、今は殺意に満ちている。

その気持ちが僕を後押ししてくれた。

伊能「怖かったからです………やられるのが…唐沢には悪いと思っています。」

忍谷「…………」

伊能「そんな自分にできるのはこんなことぐらいです。忍谷さん…協力してくれませんか…?」

忍谷「……分かったわ…………唐沢くんのため……なんだよね?」

落ちた。

これで忍谷さんも犯罪者への扉を叩いたんだ。

もう戻れない。

行くしかないんだ………

ーーープロローグ完ーーー

ーーーーーーーーーーーー

ーーー第1章 共犯ーーー

今回は短いですがここまでです。
次回からは京都編に突入です。
忍谷さんとのルートは果たしてグッドエンドに向かえるのか…

氷川さんルートはリトライになれば可能性はあります。

ーーー京都ーーー

日本の観光名所としてこれほどまで有名な町はないだろう。

外国人に聞けば二人に一人は京都を知っているぐらいだ。

修学旅行の行き先としても有名だ。

帝丹高校は今まさに修学旅行に来ていた。

そして自由行動である。

現在僕と行動しているのは…

忍谷「………………」

もちろん忍谷さんである。

他の生徒は忍谷さんとデートをしているとか噂しているらしいが、実際はもっとえぐい話だ。

忍谷「どうやって殺すの?」

忍谷さんはシンプルに質問してきた。

どうやって殺すか…

ここが重要になってくるだろう……

ーーー選択肢19ーーー
1.溺死
2.感電死
3.撲殺
4.挟殺
5.絞殺
6.転落死
7.刺死
8.圧死
9.餓死
10.安楽死

↓1

ーーー刺死ーーー

シンプルかつ凶器もひとつで済む。

だが、これにはひとつ問題がある。

必ず犯人が存在しなければならないのだ。

この場合、完全犯罪を完成させるには『嘘の犯人』を作らなければならない。

その『嘘の犯人』は…

ーーー選択肢20ーーー
1.氷川アリス
2.忍谷魅咲
3.町家葉月
4.四十川実
5.田辺大翔
6.…………

↓1

氷川アリス…

誰とでも接点がある彼女なら…

いや…彼女を犯人に仕立て上げるのは難しい。

というよりしたくない気持ちが強い。

なぜなら好きな人だから。

その一点のせいで僕は戸惑っていた。

だけど…

今の僕は『犯罪者』になろうとしているんだ。

たとえその人が好きな人だったとしても、やり遂げなければならない。

唐沢のためならばなおさらだ。

あとは…殺すタイミングだ。

ーーー選択肢21ーーー
1.旅館
2.観光地
3.その時に任せる…

↓1

観光地………

観光地で殺すか。

人が多いため、犯人を捜すのは大変だろう。

刺した後に人ごみに紛れればバレる可能性は低くなる。

そして忍谷さんを利用する。

ーーー選択肢22ーーー
1.アリバイ工作
2.カップルを装い近づく
3.罪を被せる

↓1

忍谷さんとは2人で自由行動していた事にしてもらう。

そうすればアリバイも大丈夫だ。

口裏を合わせれば警察にバレることはないだろう。

さっそく行動に移そう。

ーーーーーーーーーーーーーーー

祇園通り。

ここは昼間から賑わっている。

僕はここに宮本がいることを知っていた。

なぜならやつは芸者さんをさがすはずだからだ。

……

…………

………………

いた!

宮本だ!!

やつはちょうど後ろを向いていた。

このまま後ろから近づき、あとはナイフで刺すだけだ。

ナイフはそこら辺で拾ったものだ。

そのままナイフは宮本に突き刺した逃げる。

これなら大丈夫だ。

指紋からはこのナイフの前の所有者しか出ないはずだ。

ザッザッ

ガヤガヤ

後ろから宮本の歩幅より大きくあるき…

ザッザッ

ガヤガヤ

直前に近づいた時、僕はナイフを取り出した。

あとは刺すだけだ…!!

シュッ

僕はナイフを…!

ガシッ

!!?

だ、誰かに腕を掴まれた!?

平次「ちょっとええか兄ちゃん。その手に持っとるん…ちょっと預からせてもらうで。」

僕の手を掴んだのは色黒の関西弁をしゃべる青年だった。

平次「あとはゆっくり警察のおっちゃんが話聞いてくれるさかいに、安心しいや。」

平次「西の高校生探偵の目…侮ったらあかんで。」

な、なぜこうも上手くいかないんだ!

完全犯罪というのはこうも難しいのか……!!!!

BAD END11

ヒント

レイ「なぜ彼が京都にいたのか。それを解明するべきかな。」

どこからやり直しますか?
選択肢↓1

修学旅行だったかな。

場所は…

ーーー選択肢13ーーー
1.大阪
2.京都
3.群馬

↓1

今回はここまで。
次回からは群馬編に突入です。
あのへっぽこ警部に出番はあるのか………

群馬………

よりによってなぜ群馬が修学旅行なんだ……

群馬名物………なにがあるんだ?

………楽しい旅にはならなさそうだな。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

僕は今、バスに乗っている。

群馬に着いた僕たちは、現在旅館へ向けてバスに乗っていた。

そして、まさかのハプニングに僕たちは遭遇した。

僕たちが乗るはずだったバスが、バス会社の予約違いで来ないことになったのだ。

困っていた僕たちは違うバスに乗ることになったのだが、そこには他の乗客が乗っていた。

コナン「あ!伊能さんだ!」

そこにはコナン君が乗っていたのだ。

伊能「コナンくんじゃないか!」

歩美「あ!伊能さんだ!」

光彦「元気にしてましたか?」

元太「また怪我してんじゃねーかと思ってたぞ。」

阿笠「こらこら。あんまり失礼な事を言うんじゃないぞ。」

灰原「いいんじゃない?伊能さんも嬉しそうだし。」

阿笠「灰原くんまで………」

この五人のことはよく覚えてる。

僕のけがを心配してくれた心優しい小学生たちだ。

その隣にいるおじいさんは保護者かな?

ともかくたまたま乗ったバスにコナンくんたちが乗っているとは。

これもまた運命なのかもしれない。

何を話そうかな。

ーーー選択肢14ーーー
1.なぜここに?
2.隣のおじいさんは?
3.コナンくんのこと教えて
4.歩美ちゃんのこと教えて
5.灰原さんのこと教えて
6.そこの二人のこと教えて

↓1

伊能「コナンくんたちは群馬に何しに来たの?」

コナン「僕のお姉ちゃんが群馬に修学旅行行くんだ。それで僕たちも着いてきたってわけ。」

伊能「つ…ついてきた?」

ーーーーーーーーーーーーーーー

元太「いいなぁ〜。蘭ねえちゃんたち修学旅行らしいぜ。」

光彦「でも群馬ってなにかありますかね〜?」

歩美「群馬の名物……歩美わかんない。」

灰原「草津温泉などの温泉の観光地として有名ね。」

歩美「さすが灰原さん!すっご〜い!」

光彦「ぼ、僕も知ってましたけどね!」

阿笠「それじゃあここでクイズじゃ!」

元太・光彦・歩美「えぇ……………」

阿笠「そこまで引かなくてもいいじゃろ…」

コナン「みんな…博士のクイズ聞いてやろうぜ。」

元太「しゃーなしだぜ。」

光彦「仕方ないですね。」

歩美「しょうがないなー。」

阿笠「ゴホンゴホン……それじゃああらためてクイズじゃ!」

阿笠「草津温泉に入っている動物はなんじゃろな?」

ーーー選択肢15ーーー
1.スカンク
2.ゴリラ
3.シカ

↓1

光彦「草津……あ!わかった!博士のことだから臭い動物でスカンクだ!」

元太「それに違いねえ!」

歩美「うんうん!」

阿笠「ブッブー!不正解じゃ!」

元太「えー!なんでだよー!」

歩美「博士のいじ張り!」

光彦「絶対あってますよ!」

コナン「おまえらな…あまり博士を責めてやるなよ。」

阿笠「しょうがないのぅ。それじゃあヒントじゃ!」

灰原「草津温泉に入ってるんだから草津温泉にいるはずよ。よーく見てみなさい。」

阿笠「哀くん…ワシの出番を奪わんでくれ………」

元太「草津温泉に行くのか?」

コナン「ちげーよ。草津温泉って漢字で書いてみな。そしたら分かるぜ。」

光彦「草津温泉………あ!僕分かっちゃいました!」

歩美「あ!私も!!」

元太「お!オレも分かったぜ!」

阿笠「それじゃあ皆で正解を言ってみなさい。せーの…」

光彦・元太・歩美「シカ!」

阿笠「ピンポンピンポーン!正解じゃ!!」

コナン「『津』って漢字をよく見ると『シカ』ってカタカナで書いてあるって言ういじわるな問題さ。」

光彦「それでも、少年探偵団にはお見通しでしたけどね!」

歩美「私たちに解けない謎はない!」

元太「おうよ!」

阿笠「それじゃあご褒美に蘭くんたちが修学旅行へ行くときに、ワシたちも一緒に行くかの。」

歩美「本当に!?やったー!博士大好き!!」

元太「さすが博士!!」

光彦「尊敬してますよ博士!!」

コナン「こいつら本当に小学生かよ…」

灰原「ふふ…いいじゃない。私たちも行きましょ。どうせ土日で休みなんだし。それとも、彼女と会いたくないの?」

コナン「バーロー…行きゃあいいんだろ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

伊能「へ、へぇ…そんな事があったんだ…」

この子達はやはりただの小学生ではないことがわかった。

ただ、僕にとっては小さいお友達だ。

彼らとは仲良くしておこう。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

バスを降りると、小学生たちは同じ学年の女の子たちに近寄った。

ーーー選択肢16ーーー
1.蘭AND世良
2.蘭AND園子

↓1

蘭「あ!コナンくん!」

世良「それに少年探偵団のみんなと博士もいるじゃないか。」

コナン「ついてきちゃった。」

歩美「園子お姉ちゃんはいないの?」

蘭「園子は修学旅行委員だから忙しいんだって。今回は世良ちゃんと一緒に回るんだ。」

世良「みんなも一緒に回る?」

元太・歩美・光彦「やったー!」

阿笠「すまんのぅ蘭くん。それに世良くんも。」

蘭「いえいえ。お構いなく。」

世良「人数が多い方が楽しいですし。」

コナン「伊能さんはどうするの?」

伊能「ぼ、僕?」

蘭「コナンくんの知り合い?」

コナン「うん!色々あったんだ。」

蘭「初めまして。2年B組の毛利蘭です。コナンくんがお世話になりました。」

世良「同じく、2年B組の世良真純です。よろしくね。伊能さん。」

可愛い女の子2人が僕に話しかけてきている。

なんか恥ずかしいな…

ーーー選択肢17ーーー
1.一緒に回る
2.一緒に回らない

↓1

一緒に回ろうかな…

伊能「僕も一緒にいいかな?」

蘭「もちろんです。コナンくんの知り合いならなおさらです。」

世良「まずはどこに行きますか?」

元太「メシ行こうぜメシ!」

光彦「お土産屋です!」

歩美「どこでも!」

灰原「ひとつにまとめなさい。」

コナン「まぁまぁ、ここは伊能さんに決めてもらおうよ。」

伊能「え?僕?」

コナン「伊能さんが決めてくれるのなら誰も文句言わないよ。」

伊能「うーん……そうだな……」

ーーー選択肢18ーーー
1.飯屋
2.お土産屋
3.草津温泉

↓1

伊能「草津温泉とかは?」

蘭「いいわね。行きましょう。」

どんどん仲間が増えていくな。

だが…本来の目的を忘れてはいけない。

『宮本を殺す』

その目的を達成しなければ僕はここに来た意味がない。

隙を見て殺人計画を立ててみるか。

ーーーーーーーーーーーーーーー

草津温泉にやってきた。

さすがに人が多いな。

コナン「ねえ。あそこやけに人が多くない?」

コナンくんが指差した方向には人だかりができていた。

世良「そうだね…誰か有名人でも来てるのかな?行ってみようかコナンくん。」

コナン「うん!」

ダダダダダ

蘭「ちょっと二人とも!」

蘭「もう…いつもあの二人勝手に行くんだから……」

阿笠「ワシらはここで待っておこう。」

光彦「えー。行きましょうよ。」

歩美「行きたい!」

元太「そんな事より腹が減ったぜ……」

僕はみんなにはバレないようにコナンくんのあとをついていった。

ーーーーーーーーーーーーーーー

コナンくんは世良さんと一緒に人だかりの中にいた。

どうやら事件が起きたようだ。

刑事が先ほどからうろちょろしていた。

コナンくんはその中の一人の警察と話していた。

うっすらだけど会話が聞こえてくる。

コナン「こんにちは山村さん。今日は何があったの?」

山村「やあコナンくん。久しぶりだね。でもねコナンくん…たとえコナンくんでも何があったかは教えられないんだ。」

コナン「おじさんから聞いてくるように言われたんだけどな………」

山村「え!?毛利さんから!?」

山村「…………バラさないでよ?実は………」

会話はここまでしか聞こえなかった。

先ほどまで子供の目をしていたコナンくんは真剣そのものだった。

隣にいる世良さんはメモを取っていた。

まるで二人は探偵のようだった。

……………コナンくんは子供らしくない。

言動がどこか大人に感じる時がある。

気のせいかもしれないが、コナンくんは………

コナン「あ!伊能さん、待たせてごめんなさい!」

世良「ただの事故だったみたいです。早くみんなと合流しましょう!」

………気のせい……だよな……

今回はここまで。
このまま逃げ切れるか……

僕たちは男女別で温泉に入ることにした。

蘭「いいお湯だね〜。」

歩美「気持ちいい〜。」

世良「疲れが取れるね。」

灰原「ふぅ……」

ーーーーーーーーーーーーーーー

僕は隣から聞こえる女の子たちの声が気になって仕方がなかった。

男として興奮しないわけがない。

コナン「……………」

あれ?もしかしてコナンくんも興味があるのかな?

さっきから聞き耳立ててるけど…

……………どうしよう。

ーーー選択肢19ーーー
1.のぞき見する
2.聞き耳を立てる
3.欲を抑える
4.コナンくんを利用する

↓1

コナンくんみたいに聞き耳を立ててみよう。

コナン「しぃ………」

伊能「………」コクッ

…………

世良「蘭ちゃんスタイルすごく良いね。僕ももうちょっとあればなぁ…」

蘭「拗ねないで世良ちゃん。世良ちゃんはじゅうぶんかわいいと思うよ!」

歩美「わたし将来世良さんみたいになりたいな!かっこいい探偵さんみたいに!」

世良「あはは。ありがとう。おかけで元気が出てきたよ。」

灰原「わたし先に上がるわ。」

歩美「哀ちゃんもういいの?」

灰原「あんまり入りすぎちゃうとお肌がふやけるのよ。ごめんなさい。」

世良「哀ちゃんってあの歳にしてはスタイル良いね………」

蘭「拗ねないで世良ちゃん!」

……………

元太「二人して何やってんだ?」

ギクッ。

コナン「いや…ちゃっとのぼせちゃってさ。僕もう上がるね!」

コナンくんが逃げた!

伊能「ぼ、僕も………」

そそくさとここはコナンくんと逃げよう。

光彦「怪しいですねコナンくんと伊能さん……」

阿笠「二人とも思春期じゃのぅ………」

ーーーーーーーーーーーーーーー

僕はみんなが上がってくるまでコナンくんと行動する事にした。

どこに行こうかな?

ーーー選択肢20ーーー
1.外をぶらり
2.卓球
3.話し込む

↓1

コナンくんと話すことにした。

コナンくんの何を話そうかな。

ーーー選択肢21ーーー
1.コナンくんのこと
2.友達のこと
3.あの警察のこと

↓1

伊能「コナンくんの事について知りたいな。」

コナン「え?僕?僕なんかでいいの?」

伊能「コナンくんって頭良いから小学生に見えない時があるんだよ。」

コナン「そ…それは……よく言われるね。」

伊能「コナンくんはどうやって育ってきたのか知りたいんだ。」

コナン「普通だよ。お父さんとお母さんは海外にお仕事に行ってるから、蘭姉ちゃんのお父さんの所に転がり込んだんだ。」

コナン「コナンくんのお父さんって何の仕事してるの?」

コナン「わからない。お父さんとお母さんは海外ばっかりだからそんなに会ったこともないんだ。」

なんと言うか強い子だなコナンくん。

僕なんかよりもしっかりしているし。

伊能「蘭さんとは仲良くやってるの?」

コナン「うん!蘭姉ちゃんは優しくてすっごく強いんだ!」

強い?

あ、そういえば空手で全国制覇をしまくっている生徒がうちにいるって言ってたけど…

伊能「もしかして蘭さんって空手とかやってる?」

コナン「うん。それもかなりの強さだってさ。」

間違いなくそうだ。

蘭さんを仮に殺そうとしても確実に失敗するだろうなー。

殺す…?

あ!肝心のことを忘れてた!

宮本を殺さなければ…!

コナン「………どうしたの伊能さん?顔色が悪いよ?」

伊能「え?……い、いやぁ……ちょっとのぼせちゃったかもしれないな〜。コナンくんも顔が真っ赤っかだよ?」

コナン「え?本当に?」

こうして見ると普通の小学生に見える。

だけど、時折見せる表情は大人の顔だ。

いったいコナンくんは何者なんだろう。

蘭「コナンくん、伊能さんお待たせ〜。」

そうしてる間に蘭さんたちが風呂から上がったようだ。

僕たち帝丹高校とコナンくんたちは旅館が違うため、ここで一旦お別れをする。

コナンくんのことはまだ知りたいけど、時間はまだあるし明日聞こう。

3人になった僕たちは旅館へ戻る事にした。

道中僕は…

ーーー選択肢22ーーー
1.蘭さんと話してみよう
2.世良さんと話してみよう

↓1

伊能「世良さんって女の子から人気あるんじゃないの?」

世良「え?なんで分かるの?」

伊能「なんとなくだけど…」

世良「そうだねぇ……男の子よりも女の子からのプレゼントが多いかな。でも男友達は多いよ。」

蘭「世良ちゃんってジークンドーって言う珍しい格闘術を使うのよ。」

伊能「へ、へぇ〜……」

僕なんかよりこの二人の方が強そうだ。

世良「兄から教えてもらったんだ。それでも蘭ちゃんには勝てないかな?」

蘭「そんな事ないよ。やってみなきゃ分からないって。」

この二人が戦ったらどっちが勝つんだろう……

ーーーーーーーーーーーーーーー

旅館に帰った僕は、計画を練ることにした。

宮本を殺す方法だ。

そのために僕は修学旅行に来たんだ。

まずは殺し方だが………

ーーー選択肢23ーーー
1.溺死
2.感電死
3.撲殺
4.挟殺
5.絞殺
6.転落死
7.刺死
8.圧死
9.餓死
10.安楽死

↓1

溺死。

溺死は自殺と事故、殺人と様々な方法があるため、捜査が他のと比べると複雑である。

今回僕は…

ーーー選択肢24ーーー
1.自殺にみせかける
2.事故にみせかける
3.他殺にみせかける

↓1

自殺にみせかけることにした。

唐沢を病気に追いやってしまった責任感…といった事にしてしまえばいいだろう。

場所だが…

ーーー選択肢25ーーー
1.宮本のシャワールーム
2.大浴場
3.池

↓1

当然自殺にみせかけるんだから宮本のシャワールームだ。

四十川が夜の見張りをしているが、そこをかいくぐれば宮本の部屋にたどり着ける。

あとは僕が上手いこと導けば…

ーーーーーーーーーーーーーーー

PM10:34

僕は自分の部屋を出た。

やはり四十川の見張りは甘い。

ここをかいくぐれば!

コンマ60以下で成功!!

↓1

四十川「お前なにやってんだ!!」

伊能「!!」

クソッ!

あと少しだったのに!!

その後、伊能は四十川に説教をくらい、殺人を犯さずに済んだ。

BAD END20

ヒント

津川「夜の見回りか………明かりなんかに気をつけないとね……」

どこからやり直しますか?

選択肢↓1

場所だが…

ーーー選択肢25ーーー
1.宮本のシャワールーム
2.大浴場
3.池

↓1

当然自殺にみせかけるんだから宮本のシャワールームだ。

四十川が夜の見張りをしているが、そこをかいくぐれば宮本の部屋にたどり着ける。

あとは僕が上手いこと導けば…

ーーーーーーーーーーーーーーー

PM10:34

僕は自分の部屋を出た。

やはり四十川の見張りは甘い。

ここをかいくぐれば!

コンマ60以下で成功!!

↓1

………

四十川の監視をかいくぐり、なんとか宮本の部屋にたどり着いた。

問題はここからだ。

僕は宮本の部屋をノックした。

トントン

宮本「あん?誰だ。」

伊能「宮本くん?2年D組の伊能だけど、修学旅行のパンフレットの変更で言わないといけないことがあるんだ。」

宮本「そんなのどうでもいい。」

伊能「お願いだよ。これを言わないと怒られるんだ。」

宮本「………わかったよ。」

ガチャ

宮本はまんまと顔を出してきた。

僕はそのまま宮本に嘘のパンフレット情報を教えた。

これがバレたらシャレにならないが、宮本ごときにバレるはずがない。

あとは宮本を…

ーーー選択肢26ーーー
1.睡眠薬で眠らせる
2.口を塞ぐ
3.ペットボトルを口に入れる

↓1

ここに、睡眠薬を入れたコーラがある。

伊能「宮本くん。これ、お詫びにあげるよ。夜遅くにごめんね。」

宮本「お、気がきくじゃねえか。いただくぜ。」

ゴクッ











宮本くんはバカだなぁ……





これから殺されるのに。

バタン

即効性の薬だったため、宮本はすぐに倒れた。

僕は急いで風呂の水を溜め、遺書を用意した。

スマホならば指紋さえ拭き取ればバレないはずだ。

スマホのメモに遺書を書き終わった時、水が溜まり宮本を裸にして沈めた。

宮本は苦しい表情を一瞬見せたが、そのまま死んでいった。

ここでルート説明。

スキップしてるものの、共犯者の存在や唐沢の病気は継続しています。

しかし、現在進んでいるルートでは共犯者の登場はありません。

なぜそうなっているのかは説明はできませんが…

ついに…人を殺した!!!

この快感はやった者にしかわからないだろう。

………………

さてと…あとは部屋に帰るだけだ。

ガチャ

!?

だ、誰だ?

忍谷「……………」

伊能「忍谷さん?」

そういえば忍谷さんには共犯者を頼んだんだった。

つい忘れてしまっていた。

伊能「ごめん忍谷さん。先に宮本くんを………」

ズサッ

ん?なんだろう。

僕の腹から音が…

………そこにあったのは僕の腹に突き刺さったナイフだった。

伊能「し…忍谷さん……?」

忍谷「…………………」

なぜ!!

なぜ忍谷さんが僕を!?

なぜ!!!!

なぜ………………

BAD END26

ヒント

テキーラ「ルート分岐は慎重にした方がいいぞ。どこかに穴があるはずだ。しかも、今回は3人の探偵が近くにいるからなおさらだな。」

どこからやり直しますか?

選択肢↓1

ーーー選択肢10ーーー

1.放送室
2.図書室
3.自分の教室
4.理科室
5.校舎裏

↓1

図書室へ寄ってみよう。

ーーーーーーーーーーーーーーー

図書室というだけあってなかなか静かだな。

タッタッ

スタン

僕の目の前に一人の男が座った。

僕はこの子を知っている

『鶫 仁人』

『ツグミ ナリト』

学年でもトップクラスの賢さを誇っている。

彼は常にクールだ。

だけど、そんな子の目の前で本を読むのは気まずいな…

今日は本を借りて家で読むか。

鶫「………宮本の事ならオレに任せろ。」

!?

鶫「……………………」

き、気のせいだよな?

今、鶫くんが何か言ったような気がししたけど…

読書してるし偶然だ!!きっとそうだ!

僕はそそくさと図書室を出て行った。

ーーーーーーーーーーーーーーー

家に帰った僕は考え事をしていた。

そういえば一週間後にでかいイベントがあったな…

ーーー選択肢12ーーー
1.文化祭
2.修学旅行
3.お祭り

↓1

今回はここまで。

次回からは再び文化祭ルートです。

途中で積み始めたらどれが一番グッドエンドに近いか言います。

文化祭を迎えた。

僕らの文化祭の出し物は…

ーーー選択肢13ーーー
1.お化け屋敷
2.飲食
3.劇

↓1

劇をするんだったな。

確かタイトルは…

ーーー選択肢14ーーー
1.ロミオとジュリエット
2.オペラ座の怪人
3.浦島太郎

↓1

ロミオとジュリエットだった。

僕の役はロミオの部下だ。

これといって出番はないが、かといってないわけではない。

………僕は唐沢にもチケットを送ってみた。

果たして来てくれるだろうか。

(唐沢病気イベントスキップ)

ーーー選択肢15ーーー
1.仕掛けを作る
2.共犯者を作る
3.事故を装う

↓1

どうやって殺すかだが…

ーーー選択肢16ーーー
1.劇中に照明を宮本に落とす
2.劇中に宮本を階段から突き落とす
3.劇中に宮本がセットの下敷きになる

↓1

僕は舞台のセットも担当してるので、セットの仕組みも理解してる。

どこに宮本を誘えば殺せるかわかる。

ロミオとジュリエットの有名なシーン。

あの場面で観客は舞台に集中している。

その時に後ろの方では次のセットの準備をしている。

そこでセットの下に宮本がいればあとはセットを事故に装い、落とすだけ。

これならばいける…!

ーーーーーーーーーーーーーーー

ついに舞台が始まった。

ジュリエット「どうしてあなたはロミオなの?」

観客は当然のことながらステージを見ている。

なぜ宮本が後ろにいるのが確信できるのか。

それはもちろん女で釣ったからだ。

バカな宮本にしか通用しない作戦だ。

あとはこの糸を切れば上からセットが落ちる。

そしていよいよ…

ロミオ「ジュリエットー!」

ジュリエット「ロミオー!」

ここでセットを落と…

ガァァァァン!

!!?

な、なんだ!?

観客「キャァァァァァ!!」

観客「人が下敷きになったぞ!!」

そんな……

まだ僕はセットのひもを切ってないぞ………

僕は急いでセットの下敷きになった人を確認した。

そこで下敷きになっていたのは……








『宮本ではなく…氷川アリスだった。』

今回はここまで。
短いですが、ルートが変更になりました。

僕が氷川さんを殺した…?

そんなはずは………

ピーポーピーポー

遠くの方からパトカーの音が聞こえてきた。

か、隠さなくては!

僕が細工したって証拠を消さなくては………え、えーと……

僕は上にセットしていた月のセットのひもを切れかけの状態にしていた。

あとはひもを切るだけだったはず。

なのになぜ…氷川さんが……

とりあえず今は隠すのに集中しよう……隠すのは……

ーーー選択肢17ーーー
1.ひも
2.はさみ
3.ガムテープ

↓1

はさみを隠そう!

はさみがバレたら終わりだ。

隠す場所は…

ーーー選択肢18ーーー
1.セット
2.ポケット
3.死体のそば

↓1

セ…セットだ!

セットに隠そう!

セットなら自然に紛れ込ますことができる。

僕ははさみをセットに隠すことにした。

ーーーーーーーーーーーーーーー

警察が現場の捜査を行う。

目暮「ということは、伊能くんはセットを作ったが、ヒモが切れかけていたことを知らなかったわけですね?」

伊能「はい。僕が作ったので一番よく知っています。2階から吊り下げるものなので細心の注意をはらいました。」

目暮「なるほど…」

警察から事情聴取を受ける。

だが、あまり僕のことを疑っていないようだ。

これはもしかしたら…

世良「セットの中からこんな物が出てきましたよ。」

!!?

蘭「世良ちゃん!勝手に入っちゃダメだよ!」

だ、誰だ?

彼女たち…どこかで見た気がするな。

世良「なんだこれ?」

!!

世良「はさみだ。セットの草むらから出てきました。草むらにはさみを忘れてたのかな〜。」

名前も知らない高校生が僕の隠したはさみを見つけた。

しかし、まだバレないはず…

世良「……わかった!犯人は事故にみせかけるためにわざとひもを切れかけにしてたんじゃないかな?」

なに!?

目暮「こらこら!勝手に入ってきちゃダメだ!」

世良「おそらく犯人はこの舞台劇に出てた人の中にいます。そして、出番がないときにこのヒモを切った。」

世良「しかし、そこで思わぬアクシデントが発生した。殺したかった相手じゃなくて、誰からも恨みをかいそうにない氷川さんを殺してしまったんだろうね。」

世良「犯人は今も焦ってるはずだよ。犯人だとバレたらみんなから恨まれるからさ。」

………ここまでくると、時間の問題だろう。

わずか5分。

その時間で僕の犯罪はバレてしまった。

だが、氷川さんを殺したのは僕じゃない!!

氷川さんを殺すもんか!

誰かが…誰かが殺ったんだ!!

僕はこの意思を変えるつもりはない。

僕は、愛している人を殺すほど、サイコパスにはなっていないからだ…!

BAD END18

ヒント

ゴロ「にゃ〜。」

どこからやり直しますか?

選択肢↓1



ーーー選択肢17ーーー
1.ひも
2.はさみ
3.ガムテープ

↓1

ひもを隠そう。

警察ならば、ひもを調べれば誰かが細工したのを見つけることなんて容易いことだろう。

それならばそのひもを隠してしまえば調べられることはない。

代わりに仕込み中に切れたひもを落としておけばバレる心配はないはず。

………どこに隠そう。

ーーー選択肢18ーーー
1.セット
2.ポケット
3.死体のそば

↓1

死体のそばに隠そう。

普通ならば見つかるだろう。

だけど、このひもをガムテープでグルグル巻きにして捨てればバレないはずだ。

誰がどう見てもセットのゴミにしか見えないはずだ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

僕は警察をなめていた。

死体のそばにあるんだから当然鑑識が調べるに決まってるのに。

焦るすぎた。

僕はそのまま警察に連行された。

BAD END8

ヒント

ナイトバロン「果たして今回の事件は伊能くんがやったことなのかを見極めなくてはいけないな。」

どこからやり直しますか?

選択肢↓1

自分のミスで申し訳ないんですが、氷川さんの選択肢11でよろしいですか?

………どうしよう。

ーーー選択肢11ーーー
1.いじめの相談
2.恋の相談
3.やめておこう
4.会いに来ただけと伝える

↓1

正直に話そう。

氷川さんになら…相談できる。

伊能「………いじめ…です。」

氷川「え…?」

伊能「隣のクラスに…唐沢くんっていう友人がいるんですが、その子がいじめられているんです。」

氷川「そ…そうなんだ。」

伊能「自分はそれを見ているだけ…最低な男ですかね僕は……」

氷川「………………」

伊能「氷川さん?」

氷川「あ、ご、ごめんなさい。今日はちょっと疲れてるみたいなの。一人にさせてくれない?」



いつもの氷川さんと違うな…

何か氷川さんに嫌なことでもあったのかな。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

家に帰った僕は考え事をしていた。

そういえば一週間後にでかいイベントがあったな…

ーーー選択肢12ーーー
1.文化祭
2.修学旅行
3.お祭り

↓1

今回はここまで。
次回からは新たなルートお祭りルートに行きます。

(唐沢病気イベントスキップ、選択肢13犯罪作戦は出ず。)

今日はお祭りの日だ。

この日ばかりは僕も楽しみにしていた。

誰かと一緒に回ろうと思っていたからだ。

ーーー選択肢13ーーー
1.氷川アリス
2.忍谷魅咲
3.田辺大翔
4.…………

↓1

一人で行こう。

どうせ僕とお祭りに行く人なんかいないし…

ーーーーーーーーーーーーーーーー

帝丹祭りはたくさんの人で賑わっていた。

それなのに僕は一人…

なかなか傷つくな………

そんな時は………

ーーー選択肢14ーーー
1.金魚すくい
2.りんご飴
3.おみくじ
4.寝る

↓1

おみくじでも引くか…

これで今後の運勢が決まるぞ!

※コンマの大きさによって決まります。

↓1

『大凶』

あぁ………

僕はなんて不幸な人間なんだろう…

やっぱり僕はダメな人間なんだ……

ーーーーーーーーーーーーーーーー

その後、僕は普通の生活を送った。

幸せでも不幸でもない、ただ普通の生活。

それが一番嫌な生き方かもしれない。

唐沢の事はもう忘れた。

犯罪なんてやるべきじゃないんだ!!

フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!

BAD END1

ヒント

車椅子の人「へっ!一番最悪なバッドエンドじゃ!呆れすぎてものもいえん!」

どこからやり直しますか?

選択肢↓1

おみくじでも引くか…

これで今後の運勢が決まるぞ!

※コンマの大きさによって決まります。

↓1

『大吉』!!

やった!!

一人なのにこんなに嬉しい!

何か良い事が起こりそうだな!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

何も起こらない…

特にハプニングもなく、祭りも終盤。

大吉なんて信じるんじゃなかった。

期待してた僕がバカみたいじゃないか。

パァーン

ついに花火が打ちあがってしまった。

その花火は空中で大きく咲き、綺麗な花を作っていた。

これを誰かと見たかったなー。

ん?

氷川「……………」

あれは氷川さんだ。

一人でどうしたんだろう?

僕と同じなはずないし…

ーーー選択肢15ーーー
1.声をかける
2.あとをつける
3.まあいいか

↓1

あとをつけてみるか。

氷川さんのストーカーみたいだけど、気になるもの仕方ない。

僕は氷川さんの後ろからこっそりとつけることにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

少し歩くと氷川さんは橋の下でぼーっとしていた。

そんな氷川さんの顔は美しかった。

そこへ一人の男がやってきた。

無論宮本ではない。

町家だった。

町家と氷川さん。

美男美女でお揃いである。

2人は少しすると話し出した。

僕はその話に耳を傾けた。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

氷川「本当にやるの町家くん…?」

町家「最近のあいつはやりすぎだ……そのせいであいつは病気になっちまった。これ以上あいつを野放しにはできない。」

氷川「それでもやりすぎよ……『殺す』だなんて………」

!?

こ…殺す?

宮本と仲が良いはずの町家が宮本を殺すだと?

話が分からないぞ……

町家「これは俺が宮本を許せないからやるだけだ。あいつは痛い目を見たところで治るやつじゃあねえ。殺す以外方法はねえんだ。」

氷川「………なら私も協力させて。」

氷川さんまで!?

町家「ダメだ。氷川さんまで犯罪者になるこたぁねえ。俺一人で十分だ。」

氷川「私が宮本くんを誘って町家くんが殺す………これなら簡単に殺せるはずよ………」

氷川さんが人殺し………?

僕のイメージとかけ離れたことを氷川さんは話していた。

頭は真っ白になっていた。

氷川「元はと言えば私が宮本くんのいじめを止めれなかったのが原因よ。だからお願い!町家くん!」

町家「……………く。」

ぼ…僕は………

ーーー選択肢16ーーー
1.飛び出す
2.逃げる
3.そのまま隠れる

↓1

……………

動かないのがベストだ。

ここはこのまま………

町家「………修学旅行と文化祭。どちらかで殺す。いいな?」

氷川「わかった………唐沢くんのためよね。」

町家「………そうだ。」

話が見えてこない。

2人はなぜ唐沢のために宮本を殺そうとするのか。

果たして僕のように唐沢に恩があるのか。

………僕はこの二人の犯行を…

ーーー選択肢17ーーー
1,協力する
2.陰ながら協力する
3.阻止する
4.自分が先にやる

↓1

………我ながら最低な考えを思いついてしまった。

この2人の犯行をサポートする。

2人にはばれずに。

そうすれば僕が捕まることはない。

そして宮本も殺せる。

一石二鳥だ。

氷川さんと町家。

2人がどういう関係かは知らないが、ここは目を瞑り、陰ながら協力させてもらおう。

文化祭か修学旅行。

2人の動きに警戒しよう。

今回はここまで。
次回からは協力ルートです。
捕まる確率はひくくなるはずですが、果たして…

ーーーーーーーーーーーーーーーー

文化祭の日を迎えた。

僕は楽しむよりも緊張していた。

あの2人が犯行を行うのか警戒していたからだ。

氷川さんは女子グループと、町家は宮本グループと行動を共にしていた。

つまり、2人が合流した時が犯行を行う時だろう。

僕は彼らがどういう手口で宮本を殺すのか知らない。

彼らが犯行を行う瞬間にどうやって協力するか…それが重要になってくる。

氷川さんと町家、どちらについて行こう………

ーーー選択肢18ーーー
1.氷川さん
2.町家
3.あえての宮本

↓1

氷川さんについて行こう。

女の子グループなので気まずいが、きっと犯行の瞬間に立ち会えるはずだ。

ーーーーーーーーーーーー

氷川さんはしばらく女友達とブラブラしていた。

暇だな…

ん?一人でどこか行くのか?

これは犯行を行うために別行動をとるつもりだ!あとをつけよう!

ダダダダ

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ぜ、全然追いつけない…

どこへ行ったんだ?

このままでは犯行の瞬間に立ち会えないぞ………

ーーー選択肢19ーーー
1.放送室
2.とにかくまっすぐ
3.屋上

↓1

とにかくまっすぐだ!

ダダダダダダ

あ!

宮本だ!

ということは周りには…

いた!

氷川さんと町家だ。

つまり今から犯行を行うのか。

人の少ないこの場所なら人気のない場所に誘い出して殺すのが手っ取り早い。

だが、その途中で誰かに見られれば一巻の終わりだ。

となれば…

氷川さんが宮本に近づき声をかける。

そしてそのまま氷川さんだけどこかへ行った。

これはどこかを集合場所に指定し、そこで殺すつもりなんだろう。

あとは町家が………

僕はそのまま宮本のうしろをついていくことにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

宮本が向かっていたのは屋上だった。

ということは転落死の可能性が高いな。

転落死ならば頑張れば事故死や自殺で片付けられる。

そこら辺は僕が手伝ってあげよう。

宮本が扉を開け、屋上へと向かった。

僕も隠れてその扉を開けようとした時…

宮本「う…うわぁあああああああ!」

!?

宮本の叫び声だ!

僕は急いでその扉を開いた。

そこには………













『血の海の真ん中にポツンと横になっている氷川さんがいた』

伊能「こ…これは……!!!!!」

意味がわからなかった。

氷川さんが?

なぜ氷川さんが殺されているんだ?

意味がわからない。

氷川さんの体は刃物で引き裂かれており、傷だらけだった。

顔は……………

なんでこんな悲しそうな顔をしているんだろう。

なんで?

宮本が殺されれば良かったのに。

誰が?

誰が氷川さんを殺したんだ?

それだけしか頭になかった。

今回はここまで。
次回からは文化祭氷川さん殺害ルート突入です。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

警察がやってきて、全生徒に事情聴取、来訪者に手荷物検査が行われていた。

誰一人、この学校から抜け出すことはできないようになっている。

初めての捜査に僕は興味津々だった。

誰が殺されたかなんてこの際………いや、やはりダメだ。

殺されたのは片思いの氷川アリス。

しかも無残な姿になってだ。

犯人として僕が疑われる確率は極めて低いだろう。

だが、この場合犯人扱いされる人物は限られてくるのだ。

まずは第一発見者の宮本。

彼はいろんな人から恨みを買っている。

ほとんどの人は彼が殺したと思っていることだろう。

そして2人目は町家。

彼は氷川さんと屋上で会う約束をしていたはずだ。

ならば、何かのもつれで彼女を殺してしまった可能性もある。

3人目は四十川。

彼は一見何の関係もなさそうに見えるが、氷川さんの大ファンである。

昼休みにかかる放送を毎日かかさず録音してるほどだ。

そんな彼もまた何かのもつれで氷川さんを殺す可能性がある。

あとは…ほとんどいないはずだ。

彼女を恨む人間なんてこの学校にいるとしたらただの妬みぐらいだ。

だとすれば僕が行動は一つだ。

ーーー選択肢20ーーー
1.犯人を見つける
2.犯人を殺す
3.犯人を隠す

↓1

犯人を見つけよう。

その後のことはまだいい。

今は犯人を僕だけで見つけるんだ。

僕の中で犯人は絞れていた。

恐らくだが…いや、多分そうだ。

犯人は…

※今回は特別バージョン
↓3までに多かった人が容疑者とします。

ーーー選択肢21ーーー
1.宮本 竜二
2.四十川 実
3.町家 葉月
4.他にいる

犯人は宮本だ。

とにかく犯人は宮本だ。

そうに違いない!

宮本の元へ向おう!

ダダダダダ

宮本は自分の教室で寝ているはずだ。

自分の殺った事を忘れようとしているんだ!

そんなやつに……!

そんなやつにッ!!!

氷川さんは殺されたのかよ!!

ガラララ

伊能「宮も………」

僕は扉の先の光景に驚きを隠せなかった。

そこには………














『心臓をナイフで刺された宮本が倒れていた。』

そのナイフは僕が文化祭の準備で使っていた物だった。

とっさに僕はその凶器を隠そうとした。

しかし…

ベト

そのナイフには血が付着していた。

僕から見えない位置にだ。

図られた!!

これは僕を犯人に仕立て上げる真犯人の………

佐藤「そこまでよ!」

!?

高木「動くな!その凶器を今すぐおろしなさい!」

白鳥「これ以上人を殺せば未成年でも罪は重くなりますよ………」

な、なにが起こっているんだ…?

コナン「………………」

あ、あの子はコナンくん…?

コナン「違う………」

え?

コナン「あの人は犯人じゃ………」

蘭「コナン君!何してるの!!ここは入っちゃダメ!!」

コナン「で、でも!」

蘭「逃げるわよ!」

ダダダダダ

コナン………くん?

僕はそのコナン君の後の言葉が気になった。

もしかしたあの子は…気づいてくれたのか?

『僕が犯人じゃない事に………』

BAD END30

ヒント

小五郎「俺は犯人じゃねーよ!た、確かに容疑者になった事はあるけどよ………俺からアドバイス出来ること?んなもんあるわけねえだろ!ヨウコちゃんのテレビがあるからもう帰るぞ!」

ヨウコ「コナン君がなぜ助けなかったのか…それはきっと約束事をしていたからじゃないかな?」

どこからやり直しますか?

選択肢↓1

犯人は…

※今回は特別バージョン
↓3までに多かった人が容疑者とします。

ーーー選択肢21ーーー
1.宮本 竜二
2.四十川 実
3.町家 葉月
4.他にいる

町家葉月………

イケメンでクールで成績も上位。

そんなやつが人殺しをしたなんて誰も信じないだろう。

だが、僕は知っていた。

氷川さんと町家が宮本を殺そうとしていた事を。

それを聞いていた僕は町家が人殺しをしたとしても疑いを持たなかった。

彼がなぜ氷川さんを殺したのか。

突き止めてやる…!

僕は駆け足で町家の元へ向かった。

走ってる最中、ある少年を見かけた。

あれは………コナン君だ!

………だけど僕はコナン君と話している暇は…

ーーー選択肢22ーーー
1.ある
2.ない
3.どうしよう

↓1

ある。

僕はコナン君の元へ走っていった。

伊能「コナン君!久しぶり!」

コナン「あ!伊能さん!お久しぶり!なんか大変な事になっちゃってるね!」

伊能「そうだね…まぁ警察がなんとかしてくれるよ。ところでコナン君はここに何しに来たの?」

コナン「お姉ちゃんと一緒に来たんだけどはぐれちゃったんだ。」

伊能「そうなの?探してあげようか?」

コナン「いや、多分大丈夫だよ。さっきメールしたからもう少しで返信くると思うし…それにこの後おじさんの家でパーティーがあるんだ。」

伊能「そうなんだ。」

さてと…

コナン君とも話したし、そろそろ行くか……

町家は今、宮本と行動を共にしているはずだ。

ならば、2-Eの教室で寝ているはずだ。

コナン「どこ行くの?」

伊能「学校の中だけしか行動できないからね。図書室で寝ようかと思ってね。」

コナン「ふーん…そうなんだ。」


コナン「でも、そっちは確か2年の教室じゃなかったけ?図書室は反対側だよ…?」



コナン「………伊能さん。変な真似はしちゃダメだよ。」

伊能「な、何のことだいコナン君?」

コナン「とぼけても無駄だよ。ズボンのポケットから飛び出ている物はなに?」

へ?

僕はズボンのポケットを見た!

伊能「こ…これは!」

ポケットを見ると、そこにはナイフが飛び出ていた。

コナン「伊能さんはそんなことしちゃダメだよ。そんな事して捕まったらもうまともに伊能さんと会うことができなくなっちゃうよ?」

コナン「歩美ちゃんや元太、光彦たちがまた伊能さんにお菓子おごってもらいたいって話してた………捕まって少年院に入ったらあいつらはどんな気持ちで伊能さんを待つんだろうね………本当にそれでいいの?」

………この子は本当に小学生か?

僕が説得されている。

そして、正気に戻れた。

僕は犯人を見つけた後、殺そうとしていたのか。

………自分でもナイフをポケットに入れた記憶がなかった。

コナン君のおかげで踏みとどまることができた。

伊能「………ごめんねコナン君。心配させちゃって。」

コナン「大丈夫だよ!伊能さんが踏みとどまってくれたのなら僕嬉しいな!」

伊能「………殺された人は僕が好きな人だったんだ。だから、知らないうちに犯人を殺そうとしていたよ。でも、絶対に犯人を許したくないんだ……!………小学生のコナン君にはちょっと重いかな?」

コナン「………伊能さん。犯人を探すなら証拠からだよ。」

伊能「え?」

コナン「証拠を集めてないのにその人を犯人って決めつけちゃダメだよ………って探偵のおじさんが言ってたよ!」

伊能「………そうか。ありがとうコナン君!」

コナン「うん!バイバイ!」

ダダダダダ

あの子はただの小学生じゃない。

それだけは確信を持てた。

それ以外のことはこの際考えるのはよしとしよう。

僕はコナン君の言った通り、証拠を集めることにした。

今回はここまで。
次回からは真犯人解明ルートへ行きます。

『探索モード』

このルートでは伊能が探偵側になり、真犯人を突き止めるルートになります。

いろんな事柄を調べ、証拠や証言を集めて、最後には真犯人を突き止めらるということです。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1

隣の教室を調べてみよう。

ここには町家や宮本がいるはずだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ガラララ

宮本「あ?誰だよおまえ?」

町家「………………」

想像通りだった。

宮本はケンカを売り。町家はそれを見守る。

このパターンだと思っていた。

ーーー質問ーーー
・氷川さんについて
・二人の関係
・殺したのは誰?

↓1

伊能「二人はどういう関係なの?」

宮本「はぁ?」

伊能「そ、そんな深い意味とかじゃなくて………」

宮本「ぶち殺すぞ……!」

町家「!」



今、町家が宮本の発言に反応した?

やっぱり町家は宮本の事を殺そうと考えてるのか、はたまた…

『町家の反応』ゲット。

さっさと次の場所へ行こう。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1

放送室…

いつも氷川さんがいた場所だ。

ここで僕は彼女と会っていた。

そう……

彼女と……

………………

調べるか。

ーーー選択肢ーーー
・録音機
・ノート
・服
・人参

↓1

人参…?

え?人参?

ひ、氷川さんが好きだったのかな?

………もらっていこう。

『人参』ゲット。

時間的に次が最後か………

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1

図書室に来てみた。

ここは…何かあるかな?

ーーー選択肢ーーー
・書類
・イス
・本
・玉ねぎ

↓1

書類か………

最近の貸し出しなんかが書いている。

『………氷川アリス………町家葉月………鶫仁人………』

よく知った名前が出てきた。

借りた本は…

『………復興………青い日々………ヤンキー物語………』

氷川さんが政治本、町家が恋愛小説、鶫がヤンキー漫画……なんかおかしいな………

そうか、この書類はバラバラになっているんだ。

『バラバラになった貸し出し書類』

………もうこんな時間か…

今集まった証拠で犯人を突き止めないと…

今回はここまで。
次回から推理に入ります。

『町家の反応』
『人参』
『バラバラになった貸し出し書類』

この3つで犯人を導き出せるのか…

町家「決定的な証拠はないじゃないか!」

伊能「あるんだよ」スッ

町家「それは・・!まさか・・」

伊能「そう、人参だよ」キリッ

こんな展開になったら笑うしかない

町家「決定的な証拠はないじゃないか!」

伊能「あるんだよ」スッ

町家「それは・・!まさか・・」

伊能「そう、人参だよ」キリッ

こんな展開になったら笑うしかない

いろんな証拠が集まったな…

犯人はある程度決まっている。

あとは………

コナン「あ!伊能さんこんな所にいたんだ!」

伊能「あれ?コナンくんどうしたの?」

コナン「僕のおじさんが探偵やってるんだけど、そのおじさんが数人に集まって欲しいって言ってたんだ。伊能さんもだって。」

おじさん?

犯人がわかったのか?

………僕が考えてる犯人はあの人だが…探偵の人と意見が一致するのだろうか………

ーーーーーーーーーーーーーーーー

僕たちは氷川さんが殺された屋上に集められた。

宮本や町家など僕が知っている人ばかり集められた。

やはりこの中に氷川さんを殺した犯人がいるんだ。

そう確信した。

しばらく待つとそこに一人のおじさんが現れた。

小五郎「え〜…ごほんごほん。皆さん、忙しい中集まっていただきありがとうございます。探偵の毛利小五郎です。」

毛利小五郎!?

宮本「ウソだろ……?本物かよ。」

忍谷「…………」

鶫「…………」

町家「……」

四十川「すごいな……」

あの眠りの小五郎がこんな所に来てたのか。

それはそれで驚きだが、コナンくんのおじさんが毛利小五郎ということになるのか…なんか納得だな。

小五郎「それでは早速ですが、犯人の方を………」

僕はちらっとコナンくんがいるか確認してみた。

? コナンくんは何してるんだろう。

小五郎さんの方を腕時計で見ている……のか?

パシッ



今、コナンくんの腕時計から何か出たぞ!?

小五郎「ボヘッ!?」

小五郎「フニャラァ〜……マォノ。」

バタン

ね、眠りの小五郎!?

い、今のはコナン君が……?

小五郎「まぁ…いきなり犯人を言ってもなんですなぁ………伊能さん。あなたならお分かりでしょう?」

………僕には見えている。

コナン君が毛利小五郎さんの後ろにいる事に。

訳がわからないが、後でコナン君から話を聞こう…

ここで突っ込むのはバカらしい。

小五郎「まずは証拠を見せてもらいましょう。彼には捜査を協力してもらっていたんです。」

証拠か………

ーーー選択肢ーーー

『町家の反応』
『人参』
『バラバラになった貸し出し書類』

↓1
↓2

『バラバラになった貸し出し書類』

伊能「そ、そうですね………聞き込み調査をしていたんですが、気になるできごとがありました。」

小五郎「ほぉ…それは気になりますなぁ。教えていただいてもよろしいですか?」

伊能「それは2-Eの教室を訪れた時でした。宮本くんに聞き込みをしたんですが、殺すぞと言われてしまいました。」

宮本「何チクってんだよ。」

伊能「ですがその時、町家くんがその言葉に反応したんです。僕に対して言った言葉なのに、なんで町家くんが反応したのか不思議でした。」

小五郎「なるほど…」

町家「…………」

小五郎「その証言は確かに重要かもしれませんな。ですが、それはあくまでも町家くんが何をしたかと言う証拠にはならないです。」

『人参』

小五郎「そう…人参……え?」

伊能「人参です。」

小五郎「そ、それは何ですか?」

伊能「氷川さんがよくいる放送室にあったものです。これは重要な証拠です。」

小五郎「………どこら辺が?」

伊能「この部分を見てください。誰かが刃物で切った後があります。おそらくですが、何か料理に使ったんじゃないでしょうか?」

小五郎「…………な、なるほど………」

伊能「ですが、これを切った刃物はどこにあったんでしょうか?放送室にはどこにもありませんでした。」

小五郎「!」

伊能「わざわざ違うところで切った人参を放送室に持ち込むほど氷川さんはバカじゃないはずです。となると考えられる可能性があります。」

伊能「僕の見た感じだと氷川さんの死因は刺殺だと思いました。」

伊能「そして、この人参を切った刃物は氷川さんを殺した時に使われたもので、本当の殺害現場は放送室だったんじゃないかという可能性です。」

伊能「犯人は放送室で氷川さんを殺した後に屋上に連れて行き、そこで何度も刺すことによって殺害現場を変えようとした。」

だが、犯人が放送室に人参を置いていったのはなんでなんだろう?

放送室に人参ってどう考えもおかしいはずなのに。

小五郎「………それでは犯人は誰だと思われますか?」

伊能「犯人は…」

犯人を指名↓1

伊能「鶫 仁人くん…君が犯人だ!」

鶫「………理由は?」

伊能「人参だ!!」

鶫「………出直したまえ。」

小五郎「伊能さん。あなたは少し下がっていてください………」

え?

なんで?

人参じゃだめなの?

人参だけじゃ決定的証拠にならないの?

ーーーーーーーーーーーーーーーー

その後、小五郎さんの名推理により真犯人は逮捕された。

ぼくは…なんの役に立ったのだろうか………

BAD END2

ヒント

五島緑「………動機なんて意外としょうもないことが多いわよ。」

どこからやり直しますか?

↓1

放送室…

いつも氷川さんがいた場所だ。

ここで僕は彼女と会っていた。

そう……

彼女と……

………………

調べるか。

ーーー選択肢ーーー
・録音機
・ノート
・服
・人参

↓1

今回はここまで。
果たして次回は真犯人を突き止められるのか。

録音機を再生してみることにした。

カチャン

…………

『それではここでリクエストナンバーの方を流したいと思います。沖野ヨーコさんでムーン・レディです。お聞きください。どうぞ。」

録音機からは落ち着いた声が聞こえてきた。

昼休みに氷川さんは校内ラジオを行っている。

ほとんどの生徒はこの昼休みのラジオを楽しみにしているのだ。

僕にとってこの声は昼休みの癒しだった。

……もう二度とこの声は聞けない。

そう思っているうちに、気になる音声が聞こえてきた。

ガチャ

『…………くん…君に話があ…………』

『やめ………! なにす…………!!』

『………!!』

『…じ………か……さん!』

『だいじ………怖い思い………ないから!』

録音機はここで止まっていた。

残念ながら、途切れ途切れの声しか聞こえてこなかった。

だが、氷川さんが誰かを拒絶していることがわかった。

この放送は昨日の昼に行われたものだ。

つまり昨日の昼休みに彼女は誰かと接触をし、嫌な思いをしているということ。

相手が誰か………そこまで確定できればこれは重要な証拠になるはずだ!

『謎の音声』ゲット

次の場所が最後かな。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1

ガラララ

扉を開けると、そこには2人の生徒がいた。

1人は鶫 仁人。

もう1人は田辺 大翔だった。

この二人の組み合わせって不思議だな。

鶫「……………」

田辺「zzz………」

鶫くんはいつも通り、田辺は寝てるだけか…

何を聞こう…

ーーー選択肢ーーー
・氷川さんについて
・宮本を殺したい?
・田辺を起こす

↓1

『氷川さんについて』

鶫「………なぜきみがそんなことを聞くんだ?探偵気取りか?」

伊能「いや、そんなつもりでは………」

鶫「俺の目の前から消えろ。」

伊能「は、はい!」

ガラララ

無理か…

鶫君に関しては情報が少なすぎる………彼について何か情報を手に入れなければ………

ガラララ

田辺「おい探偵気取りさん。なーに俺をスルーしてるんだよ。」

寝ていた田辺が教室から出てきた。

こいつを事件に巻き込ませるわけには………

田辺「突然だけど、鶫って女性人気すげーよな。でもさー、まったく付き合う気は無いらしいぜ。なぜかっていうと昔に外国の女生徒と付き合ってたんだけど、その子と別れて以来女性と付き合うことを拒絶してるらしいんだ。」

なぜこいつがそんな情報を知っているんだ………

田辺「お前がなんで探偵みてえなことをしてるか理由は知らねえけど、こんなことでよかったら協力はさせてもらうぜ。がんばれよ。」

………こいつと友達でよかったと思った。

田辺のおかげで鶫の情報が手に入った。

だが、それが事件に役立つのか…?

『鶫の女性関係』ゲット。

ついに時間か………

イベントスキップ

小五郎「まずは証拠を見せてもらいましょう。彼には捜査を協力してもらっていたんです。」

証拠か………

ーーー選択肢ーーー

『町家の反応』
『謎の音声』
『鶫の女性関係』

↓1
↓2

町家の反応スキップ

『鶫の女性関係』

伊能「鶫くんはかつて女性と付き合ってたらしいですね?」

鶫「!………おまえどこでそれを…!」

田辺「……へへへ。」

伊能「その子は外国の女の子で、その子と別れて以来女性と付き合うことをやめたらしいです。」

小五郎「………それで?」

伊能「以上です。」

鶫「………俺の女性関係をバラしただけか?」

伊能「そうです。」

鶫「帰れよおまえ。」

心の中で僕はスッキリした。

それでは犯人は誰だと思われますか?」

伊能「犯人は…」

犯人を指名↓1

伊能「宮本 竜二!おまえだ!」

宮本「え?」

小五郎「………証拠は?」

伊能「感です!僕の!」

…………

僕は何かを失った気がした。

何だろう…

そうか!

みんなからの信頼だ!

ーーーーーーーーーーーーーーー

その後、僕は屋上から追い出され、小五郎さんの名推理で事件は解決した。

僕は………何をしていたのだろう。

BAD END3

ヒント

寺原麻理「女性関係……ね。それが原因で人を殺す事だってあるんだから気をつけないとね。それから証拠は関連のあるものを集めるべきね。」

どこからやり直しますか?

↓1

『探索モード』

このルートでは伊能が探偵側になり、真犯人を突き止めるルートになります。

いろんな事柄を調べ、証拠や証言を集めて、最後には真犯人を突き止めらるということです。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1

>>507
これどういうこと?
謎の音声もスキップされちゃったってこと?

>>513
ミスです。
間違えて鶫の女性関係の方を選択してしまいました。

すみませんでした。

屋上………

氷川さんが死んでいた場所だ。

行きたくはないが、これも調査のためだ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

屋上は鑑識により、だいたいの証拠などは回収されていた。

代わりに写真が置いてあった。

この写真だけで何かヒントを得られないかな…

ーーー選択肢ーーー
・氷川の死体
・腕時計
・散乱している粉
・はさみ

↓1

なるほど音声は1の間違いだったのか。俺もスキップされてるのかと思った。
音声の反応をもう一回選んだら何か見れる可能性があるということか。

>>517
勘違いさせて申し訳ないです。
ゲームのバグと思っていただきたいです…


調べるか。

ーーー選択肢ーーー
・録音機
・ノート
・服
・人参

↓1

ノートか…

氷川さんのノートなのかな……

本当は覗いてはダメだ。

だが、僕は捜査のためにこのノートを開く事にしよう。

あくまでも捜査のためだ。

ペラッ

中には日記が記されていた。

『○月××日
宮本くんは今日も唐沢くんをいじめていた。

見ているのも辛くなってきた。

町家くんに相談してみよう。

彼なら何とかしてくれるはず。

あとは…《カジカワさん》に相談しよう。』

僕が知らない内容が出てきた。

《カジカワさん》?

この人がどうやら重要人物のようだ。

『《カジカワさん》』ゲット。

イベントスキップ

小五郎「まずは証拠を見せてもらいましょう。彼には捜査を協力してもらっていたんです。」

証拠か………

ーーー選択肢ーーー

『か……か…………と』
『おかしな時計』
『《カジカワさん》』

↓1
↓2

『《カジカワさん》』

伊能「このノートは放送室で見つかったものです。持ち主は被害者の氷川さんです。彼女はこのノートに日記を記していました。」

伊能「その中には町家くんに相談しようと書かれていました。」

町家「!」

町家くんが驚きの表情を見せてくれた。

間違いなく町家は氷川さん殺しに関与している。

小五郎「………話を続けてください。」

伊能「しかし、彼女は町家くん以外にも相談相手がいたそうです。」

小五郎「ほぅ…」

伊能「《カジカワさん》…とノートには書かれています。この人物は間違いなくこの事件に関与しているはずです。」

小五郎「なるほど。よく分かりました。」

『おかしな時計』

伊能「氷川さんがつけていた腕時計は午前11:50で止まっていました。死亡推定時間は出ましたか?」

小五郎「死亡推定時間は午前11:00〜正午です。」

伊能「ということはこの止まっている時間は氷川さんが死亡した時間の可能性があります。その時間帯にアリバイがない人が犯人でしょう。」

小五郎「それはそうでしょうな。」

あれ?いまいち反応が薄いな…

それでは犯人は誰だと思われますか?」

伊能「犯人は…」

犯人を指名↓1

伊能「町家 葉月!おまえだ!」

町家「?」

小五郎「………証拠は?」

伊能「感です!僕の!」

…………

僕は何かを失った気がした。

何だろう…

そうか!

みんなからの信頼だ!

ーーーーーーーーーーーーーーー

その後、僕は屋上から追い出され、小五郎さんの名推理で事件は解決した。

僕は………何をしていたのだろう。

BAD END3

ヒント

寺原麻理「女性関係……ね。それが原因で人を殺す事だってあるんだから気をつけないとね。それから証拠は関連のあるものを集めるべきね。」

どこからやり直しますか?

↓1

今回はここまで。
かかとの意味とは果たして…


イベントスキップ

小五郎「まずは証拠を見せてもらいましょう。彼には捜査を協力してもらっていたんです。」

証拠か………

ーーー選択肢ーーー

『か……か…………と』
『おかしな時計』
『《カジカワさん》』

↓1
↓2

『か……か…………と。』

伊能「氷川さんの死体の近くにあった粉を見てください。」

コナン「あれ?何か書いてあるね?」

伊能「こ、コナンくん?」

コナン「か……か…………と?かかとって書いてあるよ?これがどうしたの?」

コナンくんは僕に何か訴えかけてきてるのか?

こ…この意味は……

ーーー選択肢ーーー
1.犯人の名前
2.かかとの説明
3.まだ分からない

↓1

ちょっと寝ぼけているので更新するのは明日か明後日にさせてください。
申し訳ない!

伊能「犯人の名前を意味しているんではないでしょうか?」

小五郎「では、この証拠は被害者が残したダイイングメッセージということですな?」

伊能「か……か…………と。この文字だけ見れば確かに犯人の名前には程遠いです。しかし、間に文字を入れれば犯人の名前が浮かび上がるはずです。」

小五郎「その言い方だと、あなたには犯人の目星がついているのですか?」

伊能「はい。」

小五郎「それでは答えてください。」

『か……か…………と。』

間の文字を埋めてください。

文字数は…と関係ないです。

↓1

『かじかわさんと』

伊能「氷川さんはかじかわさんがこの事件に関与していることを教えたかったんですよ。」

伊能「間違いなくかじかわさんという人物は氷川さん殺しの重要人物です。」

小五郎「なるほど。では犯人を教えてもらってもよろしいですかな?」

犯人は…

犯人を指名↓1

伊能「かじかわさんです!」

小五郎「………その方を探せばいいんですね?」

伊能「はい!」

その後、確かに犯人は捕まった。

だが、解決したのは僕ではない。

小五郎さんだ。

僕は自分で事件を解したかったんだ。

僕は………何をしていたのだろう。

BAD END3

ヒント

寺原麻理「女性関係……ね。それが原因で人を殺す事だってあるんだから気をつけないとね。それから証拠は関連のあるものを集めるべきね。」

どこからやり直しますか?

↓1

『探索モード』

このルートでは伊能が探偵側になり、真犯人を突き止めるルートになります。

いろんな事柄を調べ、証拠や証言を集めて、最後には真犯人を突き止めらるということです。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1


ガラララ

扉を開けると、そこには2人の生徒がいた。

1人は鶫 仁人。

もう1人は田辺 大翔だった。

この二人の組み合わせって不思議だな。

鶫「……………」

田辺「zzz………」

鶫くんはいつも通り、田辺は寝てるだけか…

何を聞こう…

ーーー選択肢ーーー
・氷川さんについて
・宮本を殺したい?
・田辺を起こす

↓1

田辺を起こそう。

ゴスゴス

田辺「ん?……誰?」

伊能「僕だよ。」

田辺「マキ…?何の用だ?美女の刑事さんとの事情聴取に本気出しすぎて眠いんだけど。」

田辺には…何を聞こう。

ーーー選択肢ーーー
・犯人候補の情報
・氷川さん情報
・田辺は事件当時何してた?

↓1

伊能「なぁ田辺。お前氷川さんについて何か情報を知らないか?」

田辺「ひ、氷川さん?なんでいまさら…」

伊能「頼むよ。」

田辺「………氷川さんは外国生まれで本名はアルベーゼ・アリスって言うらしい。そんでもって親が再婚したかなんかで氷川って名前に変わったらしいぞ。」

伊能「………他には?」

田辺「昔はある男と付き合ってたらしい。確か名前は………かじ………なんだっけ?とにかく付き合ってたらしいぞ!」

田辺「それでなんか大きなケンカをしたらしくて別れたってとこまでは知ってる。そんぐらいだ。」

伊能「………ありがとう田辺。感謝するよ。」

田辺「マキ。お前が何したいかは知らねえが頑張れよ。応援してんぜ。何か情報知りたかったらまた聞きにきな。」

伊能「恩にきる。」

これで氷川さんのことは知れたぞ。

『氷川さんの恋愛事情』ゲット。

次はどこへ行こう。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1

隣の教室を調べてみよう。

ここには町家や宮本がいるはずだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ガラララ

宮本「あ?誰だよおまえ?」

町家「………………」

想像通りだった。

宮本はケンカを売り。町家はそれを見守る。

このパターンだと思っていた。

ーーー質問ーーー
・氷川さんについて
・二人の関係
・殺したのは誰?

↓1

伊能「二人はどういう関係なの?」

宮本「はぁ?」

伊能「そ、そんな深い意味とかじゃなくて………」

宮本「ぶち殺すぞ……!」

町家「!」



今、町家が宮本の発言に反応した?

やっぱり町家は宮本の事を殺そうと考えてるのか、はたまた…

『町家の反応』ゲット。

さっさと次の場所へ行こう。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1

屋上………

氷川さんが死んでいた場所だ。

行きたくはないが、これも調査のためだ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

屋上は鑑識により、だいたいの証拠などは回収されていた。

代わりに写真が置いてあった。

この写真だけで何かヒントを得られないかな…

ーーー選択肢ーーー
・氷川の死体
・腕時計
・散乱している粉
・はさみ

↓1

地面に散乱している粉に注目してみた。

色は白く、細かい粒になっている。

考えられるのは薬とか料理に使う粉…あとは考えたくもないが、危険薬物だ。

氷川さんが使うはずはないが、もしもの可能性がある。

…?

よく見ると、何か文字が書いてある。

『か……か…………と』

途切れ途切れで何か分からなかった。

ダイイングメッセージなのかもしれないな…………

『か……か…………と』ゲット


イベントスキップ

小五郎「まずは証拠を見せてもらいましょう。彼には捜査を協力してもらっていたんです。」

証拠か………

ーーー選択肢ーーー

『か……か…………と』
『氷川さんの恋愛事情』
『町家の反応』

↓1
↓2

伊能「犯人の名前を意味しているんではないでしょうか?」

小五郎「では、この証拠は被害者が残したダイイングメッセージということですな?」

伊能「か……か…………と。この文字だけ見れば確かに犯人の名前には程遠いです。しかし、間に文字を入れれば犯人の名前が浮かび上がるはずです。」

小五郎「その言い方だと、あなたには犯人の目星がついているのですか?」

伊能「はい。」

小五郎「それでは答えてください。」

『か……か…………と』

間の文字を埋めてください。

文字数は…と関係ないです。

↓1

自分のミスですが、もう一つの証拠安価お願いします。

↓1

『かじかわさんと』

伊能「氷川さんは『かじかわさんと。』と書いていたのではないでしょうか。」

小五郎「かじかわさんと…つまりかじかわさんと言う人物と誰か、または行動を書いていたということですかな?」

伊能「はい。」

コナン「ねえねえ。この句読点ってどういう意味?」



句読点?

あぁ。時々僕が忘れる『。』のことか。

あまりにもどうでもいいので飛ばしてたな。

伊能「これは文の終わりを意味するんだよ。」

コナン「それじゃあ『かじかわさんと。』ってことだよね?」

伊能「うん。」

伊能「あ!」

そういうことか…!

小五郎「もしこれが『かじかわさんと』…という文ならわかります。ですが、『かじかわさんと。』なら意味が異なってくるはずです。この『。』は重要な句読点なのです。」

僕はなんという見落としをしていたんだ…

こんなんじゃこれは証拠にはならない!!

『氷川さんの恋愛事情』

伊能「氷川さんの本名はアルベーゼ・アリスという名前で、ハーフではなく外国生まれの女性でした。」

伊能「そして彼女の親が再婚をし、名前が氷川になった。そんな彼女はある男性と付き合ってたそうです。」

小五郎「その男性とは?」

伊能「……すみませんが、そこまではわかりません。」

何かもう一つ組み合わさればこの証拠は強力な証拠になるはずだ!

小五郎「なるほど。では犯人を教えてもらってもよろしいですかな?」

犯人は…

犯人を指名↓1

伊能「田辺おまえだ!!」

田辺「え!?オレェ!?」

伊能「信じたくないが、お前がやったという証拠は揃っている…!自首しろ!」

田辺「お…オレは……」

忍谷「田辺くんなら体育館で寝てたわよ。」

伊能「え?」

田辺「………伊能!!おまえってやつは……なんて酷いことを!」

…………

僕は何かを失った気がした。

何だろう…

そうか!

みんなからの信頼だ!

ーーーーーーーーーーーーーーー

その後、僕は屋上から追い出され、小五郎さんの名推理で事件は解決した。

僕は………何をしていたのだろう。

BAD END3

ヒント

寺原麻理「女性関係……ね。それが原因で人を殺す事だってあるんだから気をつけないとね。それから証拠は関連のあるものを集めるべきね。」

スペシャルコナンズヒント!

コンマ30以下ならスペシャルなヒントがもらえます。↓1

どこからやり直しますか?

↓1

スペシャルコナンズヒント!

コンマ30以下ならスペシャルなヒントがもらえます。↓1

スペシャルコナンズヒント!

キッド「レディース!エン!ジェントルメン!」

キッド「今宵、私が登場したのは皆様に予告状を届けに来たからです。どうぞお受け取りください。」

シュッ

『重要な品物を二つ集め 正義の髭に見せれば 新たな扉が開く。その品物は互いに繋がっている。織姫と彦星のように。』

キッド「それではまたお会いしましょう。ちなみにルートによってはこの私も本編に登場します。シーユーアゲイン。」

どこからやり直しますか?

↓1

『探索モード』

このルートでは伊能が探偵側になり、真犯人を突き止めるルートになります。

いろんな事柄を調べ、証拠や証言を集めて、最後には真犯人を突き止めらるということです。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1


ガラララ

扉を開けると、そこには2人の生徒がいた。

1人は鶫 仁人。

もう1人は田辺 大翔だった。

この二人の組み合わせって不思議だな。

鶫「……………」

田辺「zzz………」

鶫くんはいつも通り、田辺は寝てるだけか…

何を聞こう…

ーーー選択肢ーーー
・氷川さんについて
・宮本を殺したい?
・田辺を起こす

↓1

田辺を起こそう。

ゴスゴス

田辺「ん?……誰?」

伊能「僕だよ。」

田辺「マキ…?何の用だ?美女の刑事さんとの事情聴取に本気出しすぎて眠いんだけど。」

田辺には…何を聞こう。

ーーー選択肢ーーー
・犯人候補の情報
・氷川さん情報
・田辺は事件当時何してた?

↓1


伊能「なぁ田辺。お前氷川さんについて何か情報を知らないか?」

田辺「ひ、氷川さん?なんでいまさら…」

伊能「頼むよ。」

田辺「………氷川さんは外国生まれで本名はアルベーゼ・アリスって言うらしい。そんでもって親が再婚したかなんかで氷川って名前に変わったらしいぞ。」

伊能「………他には?」

田辺「昔はある男と付き合ってたらしい。確か名前は………かじ………なんだっけ?とにかく付き合ってたらしいぞ!」

田辺「それでなんか大きなケンカをしたらしくて別れたってとこまでは知ってる。そんぐらいだ。」

伊能「………ありがとう田辺。感謝するよ。」

田辺「マキ。お前が何したいかは知らねえが頑張れよ。応援してんぜ。何か情報知りたかったらまた聞きにきな。」

伊能「恩にきる。」

これで氷川さんのことは知れたぞ。

『氷川さんの恋愛事情』ゲット。

次はどこへ行こう。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1

田辺「お、また来たな。なんの情報が欲しいんだ?」

ーーー選択肢ーーー
・犯人候補の情報
・カレーライス
・田辺は事件当時何してた?

↓1

田辺「誰の情報だ?」

知りたい人↓1

田辺「鶫か…あいつの事はあまり知らないけど、離婚して今の名前になったのは知ってるぜ。昔の名前は確か…『加治川』だったかな?」

伊能「!」

田辺「どうかしたのか?」

伊能「い…いや……なんでもない。」

これは凄い情報になるかもしれない。

『鶫の家庭事情』ゲット

次はどこへ行こう。

ーーー場所ーーー
・屋上
・2-Dの教室
・2-E隣の教室
・図書室
・放送室

↓1

屋上………

氷川さんが死んでいた場所だ。

行きたくはないが、これも調査のためだ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

屋上は鑑識により、だいたいの証拠などは回収されていた。

代わりに写真が置いてあった。

この写真だけで何かヒントを得られないかな…

ーーー選択肢ーーー
・氷川の死体
・腕時計
・散乱している粉
・はさみ

↓1

目してみた。

色は白く、細かい粒になっている。

考えられるのは薬とか料理に使う粉…あとは考えたくもないが、危険薬物だ。

氷川さんが使うはずはないが、もしもの可能性がある。

…?

よく見ると、何か文字が書いてある。

『か……か…………と』

途切れ途切れで何か分からなかった。

ダイイングメッセージなのかもしれないな…………

『か……か…………と。』ゲット


イベントスキップ

小五郎「まずは証拠を見せてもらいましょう。彼には捜査を協力してもらっていたんです。」

証拠か………

ーーー選択肢ーーー

『か……か…………と。』
『鶫の家庭事情』
『氷川さんの恋愛事情』

↓1
↓2

『氷川さんの恋愛事情』スキップ

『か……か…………と。』

間を省略

伊能「この文字は犯人の名前を意味しているんではないでしょうか?」

小五郎「では、この証拠は被害者が残したダイイングメッセージということですな?」

伊能「か……か…………と。この文字だけ見れば確かに犯人の名前には程遠いです。しかし、間に文字を入れれば犯人の名前が浮かび上がるはずです。」

小五郎「その言い方だと、あなたには犯人の目星がついているのですか?」

伊能「はい。」

小五郎「それでは答えてください。」

『か……か…………と』

間の文字を埋めてください。

文字数は…と関係ないです。

↓1

『かじかわなりと。』

伊能「かじかわなりとです。」

小五郎「どなたでしょうかその方は?」

町家「………!」

伊能「鶫くん。君の本当の名前を教えてもらってもいいかな?」

鶫「…なぜ?」

伊能「それでこの名前の意味が分かります。」

鶫「…………」

伊能「言いたくないんですか?」

鶫「そうだ。」

伊能「ならば証拠を突き出すまでです。」

証拠をつきだせ!↓1

『鶫の家庭事情』

伊能「それはそうですよね…『かじかわなりと』さん!」

鶫「!」

伊能「鶫くんは親の離婚によって鶫という名前になったんです。その前の名前は『加治川』です。そして鶫くんの下の名前は『ナリト』…繋がるんですよ。」

鶫「………ふ。」

伊能「何がおかしいんだ?」

鶫「それは君が勝手に推測したんだろう?それは『かじかわなりと』と君が思ったにすぎない。もしかしたら犯人の名前ではないかもしれないだろう?」

伊能「そ…それは……」

鶫「そんな憶測で犯人にしようとしてるなら最低だな君は。」

小五郎「少し…よろしいでしょうか?」

鶫「はい?」

小五郎「鶫さん…確かにあなたの言いたい事は分かります。今、伊能さんがおっしゃった事はあくまでも可能性の一つに過ぎません。」

鶫「何が言いたいんですか?」

小五郎「おいコナン。あれを持ってきてくれ。」

コナン「はぁーい!」

小五郎「これは放送室で見つけたものです。ノートには氷川アリス…被害者の名前が書かれています。」

パラパラ

小五郎「このノートはどうやら氷川さんの日記のようなものらしいですな…その中にちょっと気になる文章があったんです。みてもらえますか?」

『○月××日
宮本くんは今日も唐沢くんをいじめていた。

見ているのも辛くなってきた。

町家くんに相談してみよう。

彼なら何とかしてくれるはず。

あとは…《カジカワさん》に相談しよう。』

鶫「な!?」

小五郎「カジカワ…偶然にもあなたの名前と一緒なんですよ。」

鶫「…………」ジワァ

小五郎「町家さん。あなたのところに氷川さんは相談に来ましたか?」

町家「…………はい。」

小五郎「ということはあなたの元へも氷川さんはきてるはずなんですよ。どうなんですか?」

鶫「………きました。ただそれだけです。」

小五郎「そうですか。」

鶫「あなた方は僕を犯人に仕立て上げるつもりなんですか?」

小五郎「そんなつもりはありません。あくまでも確認です。」

小五郎「そういえば鶫さん。あなた確か…私と初めて会った時にこうおっしゃってましたね。」

鶫『料理が趣味でね。いつもペティーナイフを持ち歩いてるんだ。』

小五郎「氷川さんの死因は小さい刃物で何回も刺されたのが原因でした。鶫さん。あなたのペティーナイフを見せてもらってもよろしいですか?」

鶫「………今は持っていない。」

小五郎「どうしてですか?」

小五郎「まさか放送室に置いていたペティーナイフがなくなっていたとかですか?」

鶫「!!」

小五郎「それならばコナンくんが見つけてくれましたよ。鶫さんの忘れ物だってね。」

鶫「う…」

小五郎「私の推測で申し訳ないですが、このナイフにはあなたの指紋と…氷川さんの血痕が見つかるはずです。」

小五郎「はっきりさせましょう鶫さん。身の潔白を証明する………」

鶫「もういい!!これ以上は我慢できない!!」

鶫「俺がやったんだよ氷川のやつを!!どうせあんたなら知ってるんだろ!俺と氷川が付き合っていたのを!」

鶫「あいつはな…町家!お前と付き合っていたんだよな?」

町家「……あぁ。そうだ。」

鶫「それで俺は料理を作るのを口実に氷川に会いにあった。そしたらなんて言ったと思う?」

氷川『鶫くん…私、町家くんと付き合ってるの。お願いだから町家くんに何もしないであげて。」

鶫「きっと俺が嫉妬深く氷川に会いに行ってたからそう言ったんだろうな。」

鶫「だから殺した。」

鶫「これであいつを恨むことはなくなるからな。ハハハハハハハハハハ!!!」

………

こいつだけは…!

こいつだけは!!!!!

殺してや…

ガシィ

ん?僕のズボンが引っ張られているのか?

コナン「犯罪者を殴っても、犯罪者になっちゃうんだ…」

伊能「え?」

コナン「大丈夫。氷川さんも感謝してると思うよ。伊能さんのおかげで事件も解決したんだから。」

コナンくん………

その後、鶫くんは警察に連行され、無事事件は解決した。

コナンくんとはその後もよく会っている。

もちろん他の子たちとも。

だが、一つだか気がかりな事がある。













『コナンくんの前で完全犯罪は出来るのか?』

BAD END39

ヒント

ジン「一応クリアだ。だが、本来の目的を忘れるな。」

どこからやり直しますか?

↓1

ーーーーーーーーーーーーーーー

学校へ来た僕はいつも通りの日を送っていた。

だけど、僕は今日気分がいいのでいつもは行かない場所へ行くことにした。

ーーー選択肢10ーーー
1.放送室
2.図書室
3.自分の教室
4.理科室
5.校舎裏

↓1



ーーーーーーーーーーーーーーー

図書室というだけあってなかなか静かだな。

タッタッ

スタン

僕の目の前に一人の男が座った。

僕はこの子を知っている

『鶫 仁人』

『ツグミ ナリト』

学年でもトップクラスの賢さを誇っている。

彼は常にクールだ。

だけど、そんな子の目の前で本を読むのは気まずいな…

今日は本を借りて家で読むか。

鶫「………宮本の事ならオレに任せろ。」

!?

鶫「……………………」

き、気のせいだよな?

今、鶫くんが何か言ったような気がししたけど…

読書してるし偶然だ!!きっとそうだ!

僕はそそくさと図書室を出て行った。

ーーーーーーーーーーーーーーー

家に帰った僕は考え事をしていた。

そういえば一週間後にでかいイベントがあったな…

ーーー選択肢12ーーー
1.文化祭
2.修学旅行
3.お祭り

↓1

(唐沢病気イベントスキップ、選択肢13犯罪作戦は出ず。)

今日はお祭りの日だ。

この日ばかりは僕も楽しみにしていた。

誰かと一緒に回ろうと思っていたからだ。

ーーー選択肢13ーーー
1.氷川アリス
2.忍谷魅咲
3.田辺大翔
4.…………

↓1


一人で行こう。

どうせ僕とお祭りに行く人なんかいないし…

ーーーーーーーーーーーーーーーー

帝丹祭りはたくさんの人で賑わっていた。

それなのに僕は一人…

なかなか傷つくな………

そんな時は………

ーーー選択肢14ーーー
1.金魚すくい
2.りんご飴
3.おみくじ
4.寝る

↓1

おみくじでも引くか…

これで今後の運勢が決まるぞ!

※コンマの大きさによって決まります。

↓1

小吉か……

まぁ自分にはお似合いかな。

目立たず、目立ちすぎず。

僕は静かに暮らしたいんだ。

ーーーーーーーーーーーー

特に何もなく祭りを終えた。

こんなんでよかったのか……僕は。

ザッザッ

……………

後ろに誰かいる………

それは先ほどから知っていたが、段々と距離を詰めてきている。

振り返れば……どうなるんだ。

僕は…

ーーー選択肢ーーー
1.振り返る
2.振り返らない
3.ふざける
4.助けを呼ぶ

↓1

振り返るとそこには誰もいなかった。

僕の気のせいだよな…

忍谷「伊能くんよね…?」

伊能「うわぁぁぁぁぁ!!」

ゆ、ゆ、幽霊だ!!

本物だ!!!

忍谷「何をそんなに驚いているの?祭りを一人で楽しんでいたあなたに私は驚いたのに。」

な、なぜそれを…!

というかこの人は誰なんだ?

………顔は可愛いな…あれ?どこかで会ったことのあるようなないような……

忍谷「私のことをストーカーや幽霊と思っているのならそれは誤解よ。あなたが“行動”を起こすか見せてもらったの。」

伊能「“行動”?」

忍谷「『観客が花火に見とれている時に背後からナイフで刺す。これならば誰にも見られずに完全犯罪ができるはずだ。』だったかしら?」

伊能「!!」

それは僕のノートに書いてある完全犯罪候補の一つだった。

なぜそれをこの女の子が……?

忍谷「あなたは慎重派なの?それともただ臆病なだけ?どっち?」

ぼ、僕は……

ーーー選択肢16ーーー
1.臆病だ
2.慎重派だ
3.どっちもだ
4.逆に大胆な方だ

↓1

伊能「どっちもかな。」

臆病でもあり、慎重でもある。

それが今の僕だ。

ゆっくりと計画を立てて………

忍谷「宮本……くんだったかしら?あなたが気になっているのは。」

伊能「!」

忍谷「殺害………いいわね。で、どうやって?」

伊能「な…何話を進めてるんですか。僕は殺害だなんて………」

忍谷「私に嘘はつけないの。残念ね。」

伊能「どういう意味だ?」

忍谷「唐沢くん………元気にしてるわよ。」

伊能「!!」

か、唐沢だと!?

唐沢は確か現在学校を休学していたはず。

なのになぜこいつは唐沢を知っているんだ!?

伊能「か、唐沢は何をしてるんだ!」

忍谷「………なら取引しない?私が唐沢くんと会わせてあげるからあなたは私の“殺人計画”に協力して。『完全犯罪』を成立させましょう。」

な、何を言ってるんだ…?

“殺人計画”

そんなバカげた事………

伊能「わかった。取引成立だ。」

忍谷「やっと重い腰をあげたわね。“殺人者”としての自覚に芽生えたのよあなたは。」

『完全犯罪』

僕はこの言葉を聞いた瞬間にスイッチが切り替わった。

『完全犯罪』…

『完全犯罪』……

『完全犯罪』………

必ず………成功させよう。

完全犯罪を………

忍谷「ふふふ…………」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

今、僕は忍谷さんとカフェに来ている。

忍谷「何飲むの?」

伊能「ココアミルクで。」

忍谷「あら?以外とお子様なのね伊能くんって。」

伊能「え?そうかな……」

忍谷「冗談よ。」

忍谷さんとはあれから仲良くさせてもらっている。

関係は恋人…なら良かったが、友達にもなれていない。

僕たちはあくまで“共犯”なのだ。

共に『宮本』を殺す仲間…

忍谷「砂糖はいる?」

伊能「うーん…どうしようかな……」

忍谷「じゃあいらないわね。」

伊能「か、勝手に決めないでよ!」

忍谷「それじゃあいれるわね。」ポチャ

伊能「なんで5個も入れるの!?」

忍谷「え?伊能くんってお子様じゃないの?」

伊能「はぁ…忍谷さんには敵わないよ………」

忍谷「………で、どうやって“やる”の?」

伊能「…………」

ーーー選択肢16ーーー
1.忍谷さんをおとりに使う
2.誰かを犯人に仕立て上げる
3.あえて直接やらない
4.忍谷さんは砂糖いる?

↓1

伊能「………僕たちは直接手を加えない…でどう?」

忍谷「へぇ…面白そうね。どういうことかしら?」

それは…

ーーー選択肢17ーーー
1.精神的に追い詰める
2.密室で殺す
3.殺人者を用意する

↓1

伊能「精神的に追い詰めるつもりだ。」

忍谷「ふーん…結構面白そうね。」

伊能「そうでしょ?」

忍谷「で、どんな計画?」

伊能「まず、宮本を眠らせて部屋に閉じ込めて一人っきりにさせる。そして、目を隠し、体を椅子に固定する。感じるのは耳と匂い、そして肌の感覚だけ。あえて目を隠すんだ。」

忍谷「そして首をナイフでなぞり、そこに水をかける…それで血の匂いを嗅せる……」

忍谷「確か、昔実験でそれと同じ状況下に置かれた実験者が死んだはずよね。」

伊能「さすが忍谷さん。よくご存知で。」

伊能「だけど、それじゃないんだ。」

忍谷「え?」

伊能「精神的に追い詰めるつもりだ。」

忍谷「ふーん…結構面白そうね。」

伊能「そうでしょ?」

忍谷「で、どんな計画?」

伊能「まず、宮本を眠らせて部屋に閉じ込めて一人っきりにさせる。そして、目を隠し、体を椅子に固定する。感じるのは耳と匂い、そして肌の感覚だけ。あえて目を隠すんだ。」

忍谷「そして首をナイフでなぞり、そこに水をかける…それで血の匂いを嗅せる……」

忍谷「確か、昔実験でそれと同じ状況下に置かれた実験者が死んだはずよね。」

伊能「さすが忍谷さん。よくご存知で。」

伊能「だけど、それじゃないんだ。」

忍谷「え?」

伊能「宮本にはある音声を聞かせるだけさ。」

忍谷「音声?」

伊能「宮本が唐沢に行ったいじめを事細かに朗読するんだ。それもヘッドフォンでね。」

伊能「そして僕たちはそれと似た行動を宮本にすればいいんだ。」

忍谷「………成功するかしら?」

伊能「確率は高いよ。直接手を加えたわけじゃないから証拠も見つかりにくいし、何より僕たちは宮本本人に恨みを抱いている風にはみんなには思われていないはずだよ。」

忍谷「完全犯罪成立ね。おめでとう。」

伊能「か、からかわないでよ!」

忍谷「伊能くんはすぐに怒るから嫌ね…」

伊能「え…?」

忍谷「そこが伊能くんの可愛い所だけどね。」

伊能「忍谷さん!」

忍谷「うふふ。」

こんな時間がずっと続けばいい。

それが僕が思った本音だった。

僕はいつの間にか忍谷さんといることが楽しいと思ってきていた。

だけど、それもいつまで続くのか…

犯行当日まであと2日………

ザワザワ…

いつものように登校してきたのだが、何か学校の雰囲気が違った。

今日の学校はやけに騒がしかった。

なぜなら…

ーーー選択肢18ーーー
1.有名人のライブ
2.連続傷害事件
3.謎の光景
4.謎の行動に走る男

↓1

男「事件だってよ。やばくねえか?」

女「まさか帝丹高校で起こるなんて…次は誰なのかしら……」

伊能「事件…?」

田辺「刺されたのは隣のクラスのやつだって。」

伊能「いつの間に!?」

田辺「オレはお前が油断した時に現れるのさ。」

伊能「で…事件ってなん?」

田辺「連続傷害事件だよ。『高校生狩り』としてこの噂は広まっているんだ。」

田辺「仮面をかぶったやつが目の前に現れてそいつがこう囁くんだ…」

『調子にのるな…!』

田辺「そして刃物で体を刺して逃亡する…これが今までの犯行だ。」

伊能「お前詳しいな。」

田辺「伊達にこの学校の情報通を語ってねえよ。」

『高校生狩り』か………

ーーーーーーーーーーーーーーー

伊能「……てなわけ。」

忍谷「それになりきりつもり?」

伊能「その通り。犯行をそいつになすりつけるんだ。」

忍谷「でも、私たちが考えている犯行とは全然違う犯行じゃない?」

伊能「最終的に刃物をつかえばいいんだよ。」

忍谷「どういう意味?」

ーーー選択肢19ーーー
1.宮本に刃物で自害させる
2.死んだ宮本を刃物で刺す
3.刃物をあえて使わない

↓1

伊能「精神的に追い詰め殺した後にナイフで刺す。これで宮本が苦しんだ末に自殺したように見えるはずだ。」

忍谷「バレないの?」

伊能「僕らはあくまでナイフを刺すだけさ。僕らがいた証拠を出さなければ完全犯罪の完成だ。」

忍谷「へぇ〜。自信があるのね。」

伊能「伊達にノートを書いてきてないからね。」

忍谷「冗談も言えるようになったわね。」

伊能「そういえばそうだね。」

忍谷「うふふ…本当に面白いわね伊能くんは。」

コナン「あれれ〜?伊能さんどうしたの?」

伊能「あ!コナンくん。」

コナン「ひょっとして邪魔しちゃった?」

伊能「な、何を言ってるんだい?」

小さいのに勘が鋭いな………

コナン「ちょうどよかった!伊能さん日曜日に少年探偵団のみんなが伊能さんに会いたがってるんだけどどう?」

伊能「今度の日曜日…明日か。」

明日は犯行予定当日…どうする?

ーーー選択肢20ーーー
1.犯行を行う
2.少年探偵団に付き合う
3.どちらも行く

↓1

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年02月11日 (日) 01:11:02   ID: 8hGET2QU

これまた中途半端な終わりかたしてるな

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom