【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】 その5 (1000)

どうも初めましての方は初めまして、お読みいただいてる方はありがとうございます、風来坊と申す者です
DASHと艦これが好きで見切り発進でスレを建てました。正直どうなるか見通しは立ってませんが頑張ります(一応SP的なのりやこんな企画的なアイディアはありますが)
ちなみに一応提督です。宿毛湾泊地に在籍しております。嫁艦は神通です、異論は認めません(キリ

注意や要望
●TOKIOメンバーが好き勝手やります(やらせます)
●艦娘が農業します(村並感)
●人型の体を成している深海棲艦が喋ります
●他の企画ネタも引っ張る可能性が大(特にDASH島あたり)
●荒らしはお止め下さい
●感想、意見。艦娘の矛盾点やTOKIOのキャラについての指摘などありましたらよろしくお願いします
●【重要!】最近雑談マナーが守れていない時があります。雑談は許可してますが投下してから50レス程度を目安にお止めいただくようお願いします【重要!】

~安価について~
どのレシピでどの艦娘が出るか安価で取って行きたいと思います
数値に関しては下二桁でとっていきます

また、何名かの艦娘に関しては固定で着任させますのでその点お願いします

こんな感じですがよろしくお願いします
前スレリンク↓
【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409752282

【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】その2
【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411831643/)

【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】その3
【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】その3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418313978/)

【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】その4
【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】その4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422895202/)

登場人物の増加に伴いSSWikiを活用する事になりました。登場人物、概要、ルール等を見たい方は↓のURLをどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429108734

さて新スレ建てて早速なのですが前スレの安価の続き行きます。危うく間違えそうでしたが駆逐艦でした。ごめんなさい
それではいきます!
―――――
00~32 睦月型
33~65 陽炎型
66~99 夕雲型
―――――
そーいや夕雲型も居なかったなぁ。まぁイベント限定だから仕方ないか
↓2でお願いします!

01なので睦月型ですね。数が多いから揃うの大変だと思ってたんですが着々と着任してきますね
それじゃいきますよ
―――――
00~49 弥生
50~99 卯月
―――――
↓2でお願いします!

立て乙

とりあえず5スレ目のSSwikiリンク、リダイレクト作っておく?

71なので睦月型駆逐艦4番艦の卯月になりました! ぷっぷくぷ~!
うちには居ないぜ! TOKIOが羨ましいっす。島つながりで兎と一緒でもいいかもしんないっすねぇ~
さてすぐに次行きますよ!
―――――
下二桁が
20~30,60~70の間、もしくはゾロ目でレア艦(銀以上)
―――――
前回と同じで少し厳しめに。↓2でお願いします

もう一度レア艦チャンス!(アタック並感
と言う事で行きますよー!
―――――
00~24 駆逐艦
25~44 軽巡洋艦
45~69 重巡洋艦
70~89 潜水艦
90~99 戦艦
―――――
↓2でお願いします!

今度こそ重巡洋艦ですね。それでは…
―――――
00~33 衣笠
34~65 鈴谷
66~99 熊野
―――――
↓2でお願いします!

しかしこのペースでのドロップ、新寮建設がまたすぐ始まりそうww

73なので最上型重巡洋艦4番艦熊野になりました。とぉー↓おー↑
ここでちょっと返信を
>>26
すいません、お願いします
>>55
これでもまだ35人なんですよね。春雨と今回のドロップ艦で。あ、でも大淀さんも…と思ったら寮とは別室だったww

今回重巡出ましたし、この先の海域まだまだ艦娘が来るので1000レスについては申し訳ありません
それではサクッと書き足して投下します。30分で書きますので! 自分にプレッシャー掛けて書いてきますww
また後でー

それでは投下開始しますね
―――――
DASH鎮守府―――
E-1事、『北方AL海域』攻略の翌日、E-2へ突入。の前の休息日となっていた
本日TOKIOは広島へライブの為、昨日の攻略を終えた午後。広島へ出発した。その為、現在泊まり込みの番組スタッフと艦娘しかいない

大淀「報告書類、本営への連絡を完了しました。報酬艦、白露型5番艦『春雨』の到着を明日に調節して貰いましたよ」

山城「ご苦労様。じゃあやる事は終わりね」

書類整理と報告書製作が終わり、2人も一息ついた。ちなみに5人の荷物は隅にまとめて置かれ、布団は5段に積まれていた

大淀(高く積まれてますね…)

山城「今頃提督達はライブの最中かしら」

大淀「そうですね。大規模作戦真っ只中とは言え本業の方も疎かには出来ませんし」

山城「何が本業だか分からなくなるけどね、あの人達は」

大淀「フフ、ホントそうですね」

と、執務室の扉が開く

高雄「どうですか?」

島風「遊びに来ちゃいましたー!」

山城「ここは遊ぶところじゃないわよ…。書類の方は終わったわ。明日例の白露型の子が来るわよ」

島風「何気に白露型と陽炎型の駆逐艦居ないよね。うちの鎮守府」

高雄「また、賑やかになりますね」

山城「ほーんと、新入りがどんどん入って…で、どんどん変な方に感化されて…」

大淀「でも戦闘以外の大切な事を提督は教えてくれてますから。本当に凄い方達だと思います」

高雄「ホントに素敵な提督だと思います」

島風「かっこいいし、アイドルだし、何でもできるし。すっごい提督だよ!」

山城「…まぁそんな私も変な方向に感化された内の1人だけどね。…一応感謝してるわよ。提督達には」

高雄「…そうですか」ニコッ

山城「えぇ」クスリ

夏本番。照りつける太陽が開いた窓から降り注ぐ。翌日の正午に帰ってくる5人を待ちながら次の作戦を待つのであった…




11日正午―――

城島「ただいまー」

鳳翔「あら、おかえりなさい提督」

山口「くぁー疲れたー!」

5人が鎮守府に帰ってきた。鳳翔や駆逐艦の子達が迎えに来る

電「おかえりなさい! なのです!」

暁「留守は預かってたわ!」

松岡「ただいま、えらいぞー」ナデナデ

国分「後お土産。椛饅頭買って来たから皆で分けて食べてね」

初春「広島名物じゃな」

漣「お菓子ktkr!」

長瀬「あ、俺の分も残しておいて!」

松岡「オメーのは自分の買っただろww!」パシッ

長瀬「いって!」

曙「全く、強欲過ぎんのよ、クソ提督」

長瀬「アハハハ」

城島「仲よー分けるんやで?」

文月「はーい」

そこに畑から戻ってきた山城達が合流する

山城「あら、帰ってきてたのね。お帰りなさい提督」

最上「お帰りー、提督」

城島「ただいま、皆」

古鷹「ライブどうでした?」

山口「うん、成功したよ!」

松岡「盛り上がったなぁー」

天龍「いいなぁ。今度俺もライブいってみてぇぜ」

鳳翔「確かにミニライブは見ましたけど本場のライブでファンの皆さんと一緒にライブに参加したいです…」

山口「お、阿賀野ちゃんに名取ちゃん。どう? 昨日一昨日で鎮守府に慣れた?」

阿賀野「驚かないって宣言した手前でいきなりビックリした訳なんだけど…」

名取「ここでは野菜を自給してるんですね。最初案内された時には驚きました」

三日月「普通の鎮守府でしたら畑はありませんからね。驚く気持ちは分かります」

阿賀野「しかも提督、アイドルなんだって? 今日だってライブから帰って来たんでしょ?」

城島「一応本業はアイドルやね」

那珂「那珂ちゃん、提督見てるとぉ、アイドルって何だっけってついつい思っちゃう!」キャハッ

松岡「半ば芸人染みた事やってるって言われてるしなぁww」

長瀬「あれ、他の人は?」

山城「敷地内出歩いているか部屋でゴロゴロしているかどっちかね」

長瀬「そっか」

玄関先でそんなやり取りをしていると大淀がやってきた

大淀「提督! おかえりなさい!」パタパタ

城島「ただいまー、どうしたん? そんなに慌てて」

大淀「E-1、北方AL海域攻略の報酬艦として先行配備された白露型駆逐艦5番艦『春雨』がそろそろ鎮守府に到着するのでそれを知らせようと思いまして」

松岡「そう言えば海域攻略によって鎮守府にそう言う風な待遇が受けられるんだっけか」

長瀬「やべ、すっかり忘れてた!」

国分「まぁ、そろそろでしょ? 一回荷物を部屋に置いてから戻って来るよ。先に皆集めて行ってて」

大淀「分かりました」

城島「ほな荷物置いてこよっか」





数分後―――

~鎮守府正面港~

非番だったので艦娘とTOKIOで駆逐艦春雨の出迎えに出た

川内「また駆逐艦が増えて賑やかになるね!」

神通「そうですね」

2人も楽しみのようだ

深雪「仲良くできっかなー!」

山口「大丈夫大丈夫! 深雪ちゃんなら誰とでも仲良くなれるさ」

国分「それにまだうち、白露型1人も居ないからさ。仲良くなってあげてね」

深雪「おう!」

白雪「友達は沢山いると楽しいですもんね」

駆逐艦も心待ちにしているようだ、そしていよいよ海上に護衛艦隊が到着する

明石「輪形陣組んできますね。本営直属の艦娘達みたいです」

伊勢「おぉ! じゃああの真ん中にいる桃色の髪の子が…!」

明石、伊勢が目を凝らし遠くにいる艦隊を発見する。しばらくするとTOKIOも目視できる距離まで近づいてきた

城島「護衛艦も強そうやなぁ…。あの真ん中に居る子が春雨ちゃんかな?」

山口「そうみたいだね、リーダー」

松岡「おぉー。かわいいねぇ」

国分「どれどれ…あ、ホントだー」

龍田「あら~。それは私達が可愛くないって事ですか~」

松岡「そう言う意味じゃないよ!」

長瀬「そうだよ、皆可愛いから!」

瑞鳳「そ、そう言われると照れる…//」

龍田「悪い気がしないわ~」

天龍「…元からそう言うつもりで言った訳じゃ無いと分かってからかっただろ…」

龍田「ふふ、いいじゃないの」

そう言っている内に艦隊が到着した

春雨「ありがとうございます、姉さん」

白露*「いいよいいよ。これからはここの鎮守府で頑張って!」

時雨*「今僕達と同型艦がいるかどうかは分からないけど、頑張ってね」

村雨*「新しい所でも頑張ってね」

夕立*「春雨なら大丈夫っぽい!」

春雨「はい、頑張ります! それじゃあ、元帥さんによろしくお願いします」

白露*「分かった。…ここの司令官ですか?」

城島「そうやで。ここまで春雨ちゃんの事、ありがとうね」

時雨*「僕達の妹、春雨をよろしくお願いします」

夕立*「ここに姉妹艦はいるっぽい?」

山口「申し訳ないけど白露型はまだ居ないんだ」

村雨*「あ、あら。そうですか。…ではこれから来る姉妹艦、同艦とも共よろしくお願いします」

松岡「勿論!」

時雨*「それでは」サーッ

そう言うと護衛艦の白露型4人は所属する本営へと帰って行った
そして残された白露型5番艦の少女

松岡「君が春雨ちゃんかな?」

春雨「はい。白露型駆逐艦5番艦の春雨です。輸送作戦はお任せください…です」

先程から言う白露型とは初春型の重武装と軽量化を改善した中型駆逐艦の事である。10隻まで建造された後、排水量を2000tクラスまで大型化した朝潮型が建造されることになった。主へ移送は12.7㎝連装砲C型を2基4門、12.7㎝単装砲B型を1基、4連装魚雷発射管2基4門を搭載。ちなみにこの4連装魚雷は白露型が初搭載とされている
ちなみに前期白露型は雨、後期白露型は風が名前の由来となっており、海外からは「名前が詩的でいい」と言う評判を受けている

その中の5番艦である春雨は最初の方はフィリピン方面の攻略作戦に参加。その後、護衛および輸送任務を中心に数多くの任務に従事。最後は渾作戦(インドネシア周辺)で撃沈し、その役目を終えた

城島「ここの提督の城島茂や。よろしくね、それでこっちも提督の…」

山口「山口達也だよ、よろしくね」

松岡「松岡昌宏。よろしく!」

国分「国分太一! よろしくね」

長瀬「長瀬智也、よろしくー!」

春雨「5人も司令官さんがいるんですね。他の白露型の艦が居ないみたいですけど姉さんや妹達が来ても大丈夫な様に頑張ります!」

城島「頼りになるなぁ。今は大規模作戦中やから練度上げは出来へんけど一緒に頑張ってこうな」

春雨「はい!」

あ、書くの忘れてましたが。今回呉の方の提督にも名前を急きょ付けました。何時までも名無しだと他のオリ提督とさべつになっちゃうんで。名前の由来は広島の地名+αです
―――――
と、ここで長瀬―――

長瀬「やっぱあの食べる方の春雨と何か関係…」

春雨「か、関係ないですぅ!」

松岡「バカヤローww」パシッ

長瀬「いった!」

松岡「ビビってんじゃねーかよww」

長瀬「だってだって…聞かずにはいられなかったんだよーww」

高雄「全く、長瀬提督ったら…」

山城「まぁ、こんな調子で変わった提督だけどいい人達だから安心して」

春雨「は、はい…」

そして新入りの春雨も交え、明日の作戦会議を行う事になった





~会議室~

城島「昨日の午後と今日じっくり休んだところで明日から作戦を再開するで」

海図をボードに張る

大淀「本作戦は北方AL海域奥地に居る深海棲艦の地上施設の破壊、及びそれによる陽動作戦が目標です」

松岡「だから確実にここにある地上施設を叩く!」バンッ

長瀬「そこである人から情報を貰ったんだ」

長瀬が言うと達也が1枚の紙と名刺を取り出す

山城「? 一体誰から?」

山口「広島に行ったとき、実は前に演習して貰った提督さん…呉島提督さんから情報を貰ったんだ」

城島「こっちでライブするって話を聞いて今朝、新幹線に乗る前にちょっと駅前でわざわざ会ってくれたんや」

国分「前は名前を教えそびれて申し訳ありませんでした。だって」

以前呉鎮守府と演習を行った提督。本名『呉島 広(くれしま ひろし)』提督からこれから挑もうとしているE-2について教えて貰ったのであった

川内「へぇ、あの提督、呉島広って言うんだ」

電「懐かしいのです。まだ鎮守府を運営が始まったばかりの事ですね」

山城「結構ボコボコにやられたの覚えてるわ」

日向「それで? その有益な情報と言うのは?」

松岡「そう、それなのよ。まず1つ。地上施設を破壊するにはその中枢を握っている地上施設型の深海棲艦を倒さないといけないらしいんだ」

大淀「地上施設破壊の段階で予想はしていましたが以前には地上施設型の深海棲艦は居ました」パシッパシッ

そう言うと深海棲艦の絵が3枚張られた。どちらも見た事のない禍々しい姿。一体こいつらは―――

城島「なんやこのえらいおっかない深海棲艦は…」

大淀「以前の作戦に出てきた地上施設型の深海棲艦です。このようなル級やヲ級のカテゴリーに属さずそれより強い個体の深海棲艦を鬼、もしくは姫級と呼んでいます。いずれも強力なステータスを持っており撃破は容易ではありません」

鬼級。姫級。一帯の深海棲艦を統率する存在と言われている。過去大規模作戦には必ずと言っていい頻度でこの個体が出て来るらしい。この3枚の深海棲艦はそれぞれ『飛行場姫』、『港湾棲姫』、『離島棲鬼』と言われていた
そして今回も―――

長瀬「ってことはこの地上施設は…」

大淀「えぇ。恐らく鬼、もしくは姫級の敵かと」

山口「うーん、深海棲艦って言ってたけどまさかそこまで強い奴らだとは思ってなかったよ」

天龍「でもよぉ、地上施設なんだからそれぐれぇ強いのはある意味想定しねぇとダメだろ?」

山口「いや、そう言う種類の深海棲艦が居るって事が分かんなかったんだよ。会議の方では地上施設破壊だけだったしその護衛をしている艦隊を倒してから破壊するのかなって思ってたんだよ」

城島「そんで、その地上施設の深海棲艦に有効な武器がある事を教えて貰ったんや。それが2つ目」

山城「有効な武器?」

長瀬「何か『三式弾』って言う弾が地上施設に対して有効なんだって」

高雄「三式弾? あの対空武器ですか?」

隼鷹「だよな。何で三式弾なんだよ?」

明石「それには私が答えましょう!」

国分「わ、ビックリした!」

明石「あ、ごめんなさい。ついついテンションが上がって…」

鳳翔「あはは…。一旦落ち着いて説明しましょう」

明石「そうですね…。コホン、えっとですね、太平洋戦争時にもちろん三式弾は対空兵器として使われていましたがそれ以外にも使用例があったと言われていたんですよ」

三式弾というのは時限式で打ち出した後、空中で内蔵された焼夷弾子を円錐状にまき散らす。これにより上空の艦載機を打ち落とす、と言う目的で使われていた。ここまでは普通の使い方である

伊勢「まぁここまでは…」

古鷹「私達も知っている三式弾の使い方と動作ですよね」

明石「この拡散する焼夷弾子を利用して地上基地を破壊できないか? と言う事で戦艦『金剛』と『榛名』がヘンダーソン飛行場をその三式弾を使って攻撃したんです。そしたら何と効率的に敵基地を破壊することが出来た。と言う報告が残されたんですよ」

明石の言うとおり、過去、基地に向けて発射された三式弾は効率的に基地を破壊できたと言うエピソードがある

暁「へぇー!」

長瀬「そうなんだ!」

祥鳳「成程、ある意味応用的と言うか、規格外な使い方をして成功した、と言う事ですね」

明石「なので近年の作戦でも地上基地攻撃に対して三式弾に使用を推奨しています。勿論、効果の方は本営のお墨付きなので実証済みです!」

山口「そこいら辺の情報を貰ったんだよ」

山城「そう、で? 肝心の三式弾はあるの?」

城島「…」

山城「…」

TOKIO「…」

松岡「三式弾はねぇ、心の中に…」

曙「冗談言ってる場合かぁぁぁ! このクソ提督!! 三式弾一個も持って無いって事じゃないの!」

山口「そういえば意図的に砲弾を作ろうと思った事が無いからなぁ」

伊勢「どうするの?」

城島「今日は出撃は無いから戦艦と明石さんに手伝って貰って三式弾を作ろうと思う」

最上「確か戦艦と重巡に装備できるから…2人分。2個必要だね」

長瀬「そうだね。よーし、もうひと頑張りだね」

城島「とりあえず会議は解散。後、駆逐艦の子達で春雨ちゃんを鎮守府の中案内してあげて。名取ちゃんも着いてって部屋の方にもお願いなー」

電「了解なのです!」

春雨「ありがとうございますっ」

名取「わ、私も部屋の方に案内しますね。実は新しい寮の方なんですけど何せ私一人しかいなくて寂しかったんですよ…」

春雨「あの真新しい寮の方に入れるんですか? ちょっと嬉しいです!」

暁「まぁ寮建設の話は案内しながら追々していくわ」

長月「その話、私も一緒にいいか? 何せ私も寮が完成してから来たものでな。一応寮は自分たちでやったと聞いたからどんなものか…」

三日月「じゃあ長月姉さんも一緒に案内しながらその話をしましょうよ」

漣「あ~、いっすねぇ!」

春雨(…寮の建設? 自分たちで? えっ、えっ?)

城島「よし、ほんじゃあ解散! お疲れ様でした!」

艦娘「お疲れ様でしたー!」ガタガタガタ

曙「さて、じゃあ行くわよー」

初春「妾達と来るが良いぞ、春雨」スタスタ

春雨「ちょっと待ってください、寮の建設って一体…!?」タッタッタ

その様子を見て5人―――

城島「うん、仲良さそうやな」

山口「まぁ今までの子達を見てからだと大丈夫だと思うけどね」

松岡「確かに。兄ぃの言うとおりすぐ馴染むっしょ!」

山城「いや、明らかに戸惑いの色混じってたでしょ」

伊勢「これからあの子も阿賀野や名取辺りも染まって行くから無問題無問題」

日向「まぁ、そうなるな。さて、提督、明石よ。工廠に行くのではないのか?」

明石「あ、そうでしたね。三式弾2個、目指して頑張りましょう!」

大淀「資材が作戦に影響しない程度にお願いしますね。私は事務に戻ります」

城島「大淀さんも適度に休んでね。無理したら大変やから」

大淀「大丈夫ですよ。意外と私、丈夫ですから!」ガッツポーズ

山口「天龍さんが筋トレで割と早くにへばるとかって聞いたんだけど…。まぁいいや。俺らも行こう」

そして戦艦、明石、大淀、TOKIOも会議室を後にする
この日、開発を行い、何とか三式弾を2つ揃えることが出来たDASH鎮守府
いよいよ明日出撃。果たしてどうなるか―――



翌日―――
~鎮守府正面港~
初日同様、午前中は太一は朝の番組の為仕事へ。更に山口もZIPの出演の為、今日の午前中は城島、松岡、長瀬の3人となった
古鷹は地上施設に魚雷は通じないと言う事で魚雷と三式弾を入れ替え、山城は電探を下ろし、三式弾。水上偵察機を瑞雲に戻した

城島「それじゃあ今日も出撃やな」

山城「ぶっちゃけていいかしら」

松岡「何?」

山城「…出撃続きが無かったせいで他の作業してないと何かソワソワする」

長瀬「アッハッハッハwww」

球磨「wwwもうwwすっかり毒されてるクマwww」

瑞鳳「私達は艦娘、仕事は深海棲艦と戦う事。おっけーww?」

祥鳳「まぁ色々やってきましたから気持ちは分からなくもないですけどww」

城島「大丈夫、大規模作戦が終わったらやる事多いからww」

山城「やー、もうすっかり毒れさちゃったわね、自分で言うのも何だけど」フー

本業を忘れてはいけない―――

城島「まぁ改めて行こっか」

神通「そ、そうですね」

山城「それじゃあ…扶桑型戦艦、山城。出撃します!」

大淀「頑張って下さいね!」

松岡「いってらっしゃい!」

こうしてE-2『北方AL海域奥地』に出撃を開始。果たして一体どんな敵が待ち受けているのか?





~北方AL海域奥地~

空はE-1の作戦海域より心なしか淀んでいる。作戦開始地点に着いた山城率いる第1艦隊は鎮守府へ連絡する

山城「こちら山城。城島提督聞こえる?」

城島『はいはい、聞こえとるでー』

大淀『通信状況は良好みたいですね』

松岡『よぉーし、兄ぃと太一くんが戻ってくるまでに一回は撃破しよう!』

長瀬『がんがん行こう!』

山城「ふふ、相変わらずの盛り上がりね。じゃあ行ってくるわ。羅針盤は東。それじゃあ切るわね」

城島『気を付けてなー』

山城「了解。それじゃあ進路東、索敵しながら侵攻よ」

神通「分かりました」

球磨「了解クマー」



そして数十分後―――

神通「あ…。水上電探に反応です。敵艦隊を捉えました」

山城「敵艦隊の編成は?」

神通「えっと、旗艦は軽母ヌ級flagship。随伴艦は戦艦タ級elite、重巡リ級elite。軽巡ト級elite。駆逐イ級後期型2隻です」

山城「戦艦タ級…実際に戦うのは初めてね…。こちら山城、敵艦隊を発見したわ」

城島『こちら城島。敵艦隊の編成は?』

山城「軽母ヌ級flagship、戦艦タ級elite、重巡リ級elite、軽巡ト級elite、駆逐イ級後期型2隻よ」

松岡『戦艦タ級? 初めて聞くね』

大淀『戦艦タ級とはル級とは異なる戦艦タイプの深海棲艦です。ル級に比べると一撃の火力は低めですが命中率に優れていると言われています』

長瀬『じゃあ力のル級に技のタ級だね』

城島『それなんか違うでww まぁとにかく、新しいタイプの敵やし的確に当ててこようとするから。陣は複縦陣で気を付けて行ってね』

山城「了解」ブチ

山城「陣は複縦陣、タ級は実戦では初めてだから気を付けて行くわよ!」

祥鳳「それでは…第1次攻撃隊、編成。発艦してください!」パシュン!!

ヌ級F「…! ア゛ア゛ア゛!」ヒュン! ヒュン!

軽母ヌ級flagshipが艦載機を発艦させるが烈風の前に歯が立たない。忽ち制空権を確保され

ドガァァァン!!

爆弾が爆発する―――

リ級E「グアアアア!!」大破!

イ級後期型1「ギュルアアアアア!!」撃沈!

祥鳳「いたた…! まだ、発着艦出来ます!」小破!

敵の艦載機を粗方打ち落としたため、余り被害は出なかった。砲戦にそのまま移る

山城「主砲、良く狙って…撃てぇ!」ドォン!!

ト級E「ガアアアアアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!

タ級E「ウフフ…シズメ…!」ドォン!!

山城「ッ! …危なかった…」ヒュン

タ級が撃った弾は一直線に山城へ。的確な砲撃は本当かもしれない、気を付けなければ!

古鷹「弾着射撃を行います!」カチャ…

水偵『…-500…-250…-50…0。ホウゲキドウゾ!」

古鷹「主砲、狙って…そう、うてぇぇぇ!」ドォン!!

ヌ級F「!」

イ級後期型2「! ガアアアアアアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!

古鷹「か、庇われてしまいました…」

リ級E「クラエ!」ドォン!!

球磨「回避クマー!」ヒュン!!

神通「当たって…っ!」ドォン!!

ヌ級F「アア゛!?」ドガァン!

球磨「喰らえクマ!」ドォン!!

リ級E「アタラナイヨ!」ヒュン!!

祥鳳「第2次攻撃隊、行けます? ではお願いします!」パシュン!!

タ級E「キャッ!?」ドガァン!! 小破!

瑞鳳「攻撃隊、発艦開始!」パシュン!!

ヌ級F「アアアア…!!」ドガァァァン!! 中破!

ヌ級flagshipを中破に追い込み、攻撃を封じる。敵艦隊の残りはヌ級、タ級、リ級のみ

山城「残りも一気に片付けるわ!」ドォン!!

リ級E「グワアアアァァァ!」ドガァァァン! 撃沈!

古鷹「もう一度!」カチャ…

水偵『1000…+500…+100…-50イキスギデス。…0、ウッテクダサイ!』

古鷹「主砲、良く狙って撃て!」ドォン!!

タ級E「ク、ヤルナ…ッ」ドガァァァン!! 中破!

球磨「左舷に敵艦だクマー!」ドォン!!

ヌ級F「アアア…!」ドガァン!!

神通「撃ちますっ!」ドォン!!

タ級E「クラワナイワヨ!」ドガァン!!

祥鳳「艦載機の皆さん、お願いします!」パシュン!!

ヌ級F「アア゛ッ!」ドガァァァン!! 中破!

瑞鳳「これで最後!」パシュン!!

ヌ級F「ア゛ア゛ア゛!」ドガァァァン!! 大破!

そして最後に雷撃戦。トドメをさせるか?

古鷹「雷撃戦、行ってください!」パシュン!!

ドガァァァン!!

ヌ級F「アアア…」撃沈!

タ級E「ウゥ…イタイ…テ、テッタイ…!」大破!

雷撃戦でヌ級flagshipを仕留めた物の、タ級eliteは仕留めきれなかった
逃げゆく敵艦を見つつ、城島へ連絡

山城「こちら山城。敵艦隊を壊滅させました。タ級eliteは大破で撤退。どうする?」

城島『追撃はいらんで。このまま羅針盤に任せて進撃でええよ』

山城「了解。それじゃ、艦隊このまま進撃。羅針盤は北東を指してるからそっちに行くわ」

先には一層と雲が厚い海域。夜戦海域になりそうだがどうなるか―――?





結果、敵艦隊はル級flagship、elite、イ級後期型2隻の夜戦艦隊だったが…

山城「やだ!? 被弾!?」大破!

球磨「球磨をこんな姿にするなんて…屈辱クマ…!」中破!

ル級flagship、イ級後期型によるカットインにより山城と球磨が損害を受けた。これにより、旗艦大破で指揮困難と判定され、あえなく撤退してしまった
帰投後、2海域について報告し、作戦を簡単に練る

神通「戦艦についてはカットインは無いと思いますが…一撃に関してはそのままなので気を付けた方がいいかと…」

球磨「後、報告通りイ級後期型のカットインは中々に強力だったクマー。この身で受けたから分かるクマー」

山城「タ級についても火力ではル級に負けてるけど数値的に見ると大差ないから気を付けて行くに越したことは無いわね」

松岡「ある意味鍵はこの夜戦海域か…」

城島「回避重視で行くしかないからね。こればかりは」

長瀬「そうだねぇ」

そして再び出撃―――



先程の確認した事気を付けながら―――

タ級E「キャアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!

瑞鳳「よっし!」

神通「来ないでって言ったのにー!」パシュン!!

ル級F「ギャアアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!

1戦目、2戦目と突破。さらにAL防衛哨戒ラインも

山城「主砲、良く狙って…撃て!!」ドォン!!

リ級E「グアァァ…! ホ、ホッポウ…セイキサマ…!」ドガァァァン!! 撃沈!

少数艦隊だった為、カットインや一撃必殺火力の心配は2戦目よりもなかった。撃破後、すぐさま索敵に入る。すると―――

瑞鳳「! 彩雲から連絡! 敵地上施設発見だって!」

山城「いよいよね…。地上施設の中枢になってる深海棲艦と護衛艦は?」

瑞鳳「…随分少ないみたい。護衛艦はイ級後期型2隻と無印のイ級2隻。地上施設の中枢、北方棲姫も確認したって」

山城「イ級だけ…? ずいぶん手薄ね。こちら山城、城島提督、敵地上施設を発見したわ。護衛艦はイ級後期型2隻と無印のイ級2隻よ」

城島『こちら城島。いよいよやな…。初めての姫級って事やな』

大淀『緊張せずリラックスしていきましょう。確かに鬼や姫は特殊な敵ですがだからと言って緊張しては良い指揮が出来ませんよ』

大淀『いつも通りで行きましょう、ね?』ニコッ

城島『お、大淀さん』ジーン

松岡『リーダーww もー感動してないでほら、指示指示!』

城島『おっと、そうやった。えっと単縦陣でええかな。護衛艦を昼の内に殲滅して夜戦連撃で三式弾による大ダメージを狙うで』

長瀬『頑張ってこう!』

山城「了解。単縦陣で進撃。敵地上施設が見つかり次第、護衛艦から片付けて地上施設を袋叩きにするわ。行くわよ!」

祥鳳「了解!」

球磨「大暴れだクマー!」

敵艦隊に向け進撃する、いよいよ敵地上施設…!



山城「見えた…! …え!?」

敵の地上施設を発見した山城達。しかし、中枢を担っていた深海棲艦の姿は…

北方棲姫「…! カンムス…!」

子供。そう言っても差し支えが無い容姿であった。敵地上施設、改め北方棲姫の声に護衛艦の駆逐艦も気付く

イ級1「ギュルアアアアア!!」

イ級後期型1「ガアアアアアアア!!」

古鷹「子供…駆逐艦よりも幼い感じがします…」

山城「でも…深海棲艦よ。…倒さなくちゃ」

祥鳳「分かりました、まずは護衛艦を倒します!」パシュン!

北方棲姫「コナイデ…ッテ…イッテルノ…」ヒュンヒュン!!

北方棲姫も艦載機を飛ばす。その艦載機が見た事も無い形だった

祥鳳「!? が、骸骨!?」

瑞鳳「見た事無い艦載機…!」

恐らく今までの敵の艦載機よりも強力な物だろうと簡単に推測できる、その証拠に

祥鳳「…! 制空権均衡。確保できませんでした…!」

神通「これは結構な性能を持っていると言う事ですね…」

古鷹「そうみたい…っ! 回避!」

ドガァァァン!!

強力な爆撃が襲い掛かる―――

祥鳳「うぅ、やられた…これじゃ、戦えないよ…」大破!

祥鳳に爆弾が直撃。一撃で大破に持って行かれてしまった。一方の敵艦隊は

イ級後期型1「ギャアアアアア!!」撃沈!

イ級2「ガアアアア…!」撃沈!

流石に駆逐艦の耐久では耐えられず一撃で落ちる2隻
いよいよ開戦―――

山城「三式弾の威力…喰らいなさいっ!」ドォン!

北方棲姫「ゼロ…オイテケ…」ドガァン!!

北方棲姫「シズンデェ!」ドォン!

神通「!? こ、これじゃあ…戦いにくいです…」ドガァァァン!! 大破!

古鷹「主砲、撃てぇ!」ドォン!!

イ級後期型2「ギュルアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!

球磨「舐めるなクマ!」ドォン!!

イ級1「イギュア!」ドガァァァン!! 撃沈!

早速敵駆逐艦を殲滅、後は北方棲姫のみ。大破した祥鳳をとばして瑞鳳の攻撃、だが…

瑞鳳「…艦爆じゃあ地上施設を攻撃できない!」

艦爆は急降下爆撃による対艦専用機の為、地上施設の攻撃を行えない。その為更に順番をとばし2巡目へ

瑞鳳「お願い、山城!」

山城「やってやるわ。今度こそまともに当てるわ。三式弾装填、主砲、撃て!」ドォン!!

北方棲姫「キャアアア!!」ドガァァァン!! 混乱!

北方棲姫「ウゥ…シズンデェ!」ドォン!!

瑞鳳「うわっ!?」ドガァァァン!!

瑞鳳に地上からの砲撃が当たる―――!

瑞鳳「やら…れたぁ…! でも、エンガノ岬のようには…いかないんだからっ…!」大破!

次々に大破に追い込まれる。見た目は子供でもその一帯の部隊を率いる姫級だけあってかその火力、装甲は本物のようだ

古鷹「私も続きます。三式弾、撃てぇ!」ドォン!!

北方棲姫「ゼロ…!」ドガァァァン!! 損害!

負けじと三式弾で応戦。放たれる焼夷弾子が北方棲姫とその周辺施設を炎に包む

神通「当たってください…!」ドン!

球磨「舐めるなクマー!」ドォン!!

北方棲姫「イタクナイッ!」ドガァン!

神通、球磨も続くが微小なダメージしか与えられない。そして本来だったら雷撃戦に移行するのだが…

古鷹「地上施設に対して雷撃攻撃は出来ません…」

敵は地上の為、水中から放たれる魚雷では攻撃できない

山城「こちら山城、城島提督。北方棲姫を損害まで追い詰めたわ。どうする?」

城島『こちら城島。このまま夜戦突入やな。山城さんと古鷹さんの三式弾で倒したって』

山城「了解。このまま夜戦に突入するわ。古鷹、決めるわよ」

古鷹「はい!」

三式弾を三度装填。夜戦突入に備える。北方棲姫も夜戦に突入するべく周りを暗くする

北方棲姫「ウオオオオオオ!」ズズズズズ…

夜戦に突入、果たして倒し切れるか?



山城「夜戦突入! 主砲2門、一斉射!」ドガァン! ドガァン!

北方棲姫「ウワ…アアアア!」ドガァン! ドガァァァン!! 損壊!

戦艦の主砲2門から放たれる強力な連撃。三式弾が昼間よりも多く襲い掛かる。北方棲姫は損壊により攻撃手段を失う

北方棲姫「ウゥ…ウウ…」

古鷹「…」

山城「古鷹、辛いかもしれないけどこれで終わりじゃないから…覚悟決めて」

古鷹「分かってる…分かってるよ…」カチャ

古鷹が改造した20.3㎝3連装砲2門を構える。そして―――

古鷹「てぇーーー!」ドガァン! ドガァン!

北方棲姫「キャアアアア!!」ドガァァァン!! 破壊!

まず一角を破壊、よろめきながらも北方棲姫は一時的に島の奥に撤退する

古鷹「…」

山城「良くやったわ…古鷹…。こちら山城。敵地上施設の中枢、北方棲姫を撃退。及び基地の一角を破壊完了したわ」

城島『よくやったで、お疲れさん! …なんやえらい浮かない感じやけど…』

山城「帰ったら報告するわ。…古鷹結構ショック受けたみたいだから。こっちは神通、祥鳳、瑞鳳が大破したわ」

松岡『お疲れー、それぞれ曳航して気を付けて帰ってきてね』

山城「了解。…さ、帰るわよ」

古鷹「は、はい…」

敵地上施設を破壊したものの、どこか重い足取りで帰投していく第1艦隊であった…



~執務室~

艦隊帰投後、大破した3人は高速修復材を使いすぐに作戦会議に参加し、報告を行った

城島「…だからか…古鷹さん元気無いの」

古鷹「ごめんなさい、敵とは言え、子供の容姿をしていたものですから…」

松岡「まぁ…動揺するよね。俺らもまさか北方棲姫が子供の姿をしているとは思わなかったから」

長瀬「子供の姿をした深海棲艦かぁ…」

スタッフの映像を写真にし、ホワイトボードに張りつける。確かに子供の容姿をしているのがTOKIOにも窺えた

城島「相手もそれだけ必死なのか、その年でも相当な実力を持ってるから実戦投入されたか…どっちかって事やね」

大淀「あの容姿でも姫級ですからね。どちらの可能性も否定できません」

城島「…悲しいかもしれんけど、今は割り切るしかないね」

松岡「そう、だね。リーダー」

長瀬「でもリーダー、かわいそうじゃん」

城島「長瀬、ボク達は国を深海棲艦の脅威から守るためにここに来たんやで」

長瀬「リーダー…」

瑞鳳「提督…」

城島「…それじゃあ報告した事を踏まえて作戦を練り直すで」

山城「…」

後味が悪い中、城島、松岡、長瀬を中心に作戦を練り直す
とは言え、現段階ではあまり三式弾以外に差異は無いと判断。その後、待機させていた支援艦隊の鳳翔を呼び出す

城島「道中は何とかなりそうやから決戦支援艦隊で護衛艦の駆逐艦を倒して欲しいんや」

鳳翔「分かりました」

決戦支援艦隊にし、支援砲撃で少しでも護衛艦を減らし、北方棲姫に向ける攻撃の数を増やす事に
数十分後、今度は支援艦隊も第1艦隊と共に見送る事に

山城「扶桑型戦艦、山城、出撃します!」

鳳翔「鳳翔、出撃致します!」

城島「頑張ってね」

小さくなっていく背中。見送る城島、松岡、長瀬

長瀬「リーダー…」

城島「…」

松岡「…」

長瀬が見た2人の表情は何かに堪えるような複雑な表情をしていたのであった…



こうして数日に及ぶ北方棲姫との戦いが始まった。合流した達也と太一にも情報を伝え攻略作戦に参加する
仕事で何人か抜けながらもAL海域の攻略を進めるのであった

道中、潜水艦隊が出る事もあった

山城「キャアアア!?」ドガァァァン!! 大破!

神通「! 山城さん!」

ここでは必ず出るとは限ら無かった為、仕方ないが魚雷を回避し、通り抜けることに
鳳翔率いる支援艦隊も効果的に駆逐艦を落とし、攻略の成功率を上げていた

鳳翔「やるときは、やるのです!」パシュン!

ドガァン! ドガァン! ドガァン! ドガァァァン!!

イ級1「ギュアアアア!」撃沈!

イ級2「ギアアアア!」撃沈!

隼鷹「しゃあ! 駆逐艦2隻仕留めたぜぇ!」

鳳翔「こちら支援艦隊旗艦鳳翔。敵駆逐艦を2隻仕留めました!」

城島『おぉー! ありがとう鳳翔さん、これで第1艦隊が楽になるで』

山城『このまま護衛艦を倒して北方棲姫を叩くわ』

しかし敵艦隊も負けていない
道中の夜戦海域で弾き返されることが何度もあった

ドガァァァン!!

球磨「クマー!?」大破!

ル級F「アハハハハハ! ザマァミロ!」

そして北方棲姫もかなりの強敵だった。地上施設に対する攻撃は山城と古鷹が鍵となる。その2人が大破状態になるとまず倒せなくなってしまう

山城「うぅ…」大破!

北方棲姫「クラエッ!」ドォン!!

古鷹「うわぁ!? ま、まだ沈むわけには…!」ドガァァァン!! 大破!

結局この時は北方棲姫に対して有効打を叩けずに終わってしまった

山口「あぁー倒し損ねちゃったか…」

国分「でも装備と編成はベストだから…あとは無事を祈るしかないんだよね」

長瀬「そうだね…」

男達の戦いは11日から数日に及んだ





時にはこんな事にも

龍田「提督~、差し入れのお茶…」ビクッ

初春「おーおー、死屍累々じゃな…」

チーン…

この時、夜戦海域で撤退となり、この日の午前中の1回しか撃破出来ず、この日の出撃を終えた
机にうつ伏せになる城島。ソファに寝転がり顔を覆う達也。床にうつ伏せになる松岡に壁に寄りかかる太一。積み重ねた布団に頭から挟まる長瀬

初春「これは…酷いのう…」

大淀「提督、そろそろ出撃していた艦隊が…ってわぁ!?」

龍田「この通り死屍累々よー」

大淀「し、しっかりしてください提督! 提督~!」

この後、滅茶苦茶慰められた―――



その次の日

ドガァァァン!!

北方棲姫「グググ…オボエテロッ!」破壊!

攻略開始から3日目、ようやく4度目の撃破。これで残すところ2回となった。数にして13度目の出撃だった

山城「ハァハァ…痛かったわ…。こちら山城、4度目となる北方棲姫の撃破及び基地の一角の破壊成功したわ」中破!

松岡『お疲れ様ー。気を付けて戻ってきてね。山城さんも損傷してるからゆっくり帰ってきて良いから』

山口『瑞鳳ちゃんは祥鳳さんが曳航してあげてね』

山城「了解。それじゃあ帰るわよ。瑞鳳は祥鳳が曳航してあげて。速度は申し訳ないけど私に合わせて帰るわ」

古鷹「いいんですよ。それに今回山城さん、昼間の内に損壊まで追い詰めてましたし凄いですよ!」

神通「昼間の砲戦は本当に凄かったです」

こうして鎮守府に帰ろうとすると―――

球磨「クマ? 何か艦娘がいるみたいだクマ。おーい!」

沖合に艦娘を発見。早速呼んでみる事に。近付いてきたのはどうやら駆逐艦の子の様だ

卯月「んー? うーちゃんに何の様だぴょん?」

祥鳳「? う、うーちゃん?」

山城「えっと、あなた名前は?」

卯月「うーちゃんは卯月って言うっぴょん!」

桃色の元気のあるこの子は睦月型駆逐艦4番艦の卯月のようである

瑞鳳「元気ある子ですね」

山城「むしろ今までウチに居なかったタイプよ…。卯月って言ったかしら? どう? うちの鎮守府に来ないかしら?」

古鷹「今妹さん達が何人か着任してますよ」

卯月「ぴょん? ホントかぴょん?」

古鷹「えぇ」

卯月「決めた! ついていくぴょん! これからよろしくぅ~」キャッキャ

山城(これは…ある意味扱いに苦労しそう…)

元気いっぱいの卯月を仲間に迎え入れ、艦隊は帰投する



14日午後―――
この日6度目の撃破に向けて動いていた。翌日は千葉に入り、16日開催のサマーソニックに向けてリハーサルを行わなくてはいけない
その為、出来ればこの日の内に決めたかった

山城「地上施設発見! 編成はいつも通りよ」

城島『よし、それじゃあ護衛要塞に気を付けながら単縦陣で行くで』

山城「了解。陣は単縦陣。提督は明日サマーソニックのリハーサルがあるから鎮守府に居られないわ。今日中で決めるわよ!」

神通「は、はい!」

球磨「行くクマー!」

現在、山城が小破、祥鳳が中破している。しかしこの日も後1回出撃できるかどうか。TOKIOがサマーソニックを成功させるためにも明日、千葉に行かせなければ
前日、5度目の撃破をし、午後に6度目の撃破を目指そうとしたのだが新たに護衛要塞が増え、更に北方棲姫の雰囲気も変わった

北方棲姫「カエレ…カエレッ!!」

瑞鳳「そうはいかない、こっちも譲れない物があるの!」パシュン!!

北方棲姫「ワカラズヤ! カエレッテイッテルノッ!」シュン! シュン!

護衛要塞「…」シュン!

北方棲姫、そして護衛要塞も艦載機を放つ。そして…

ドガァァァン!!

護衛要塞の艦載機、そして北方棲姫の性能が上がった艦載機により水柱が5度目以前より高く、多く立っていた

古鷹「やっちゃった…!」中破!

イ級1「ガガガガ…」ゴポゴポ… 撃沈!

護衛要塞「…」小破!

そして鳳翔から通信が入る

鳳翔『こちら支援艦隊、敵艦隊を補足! 攻撃します!』パシュン!

…ドガァン! ドガァン! ドガァァァン!!

放たれた艦載機、砲撃からの弾幕が相手艦隊に襲い掛かる。そして―――

イ級2「グルアアア…」撃沈!

護衛要塞「…! …!?」中破!

無印のイ級2隻。そして護衛要塞を中破まで追い込んだ。ここから砲戦が始まる。果たして―――!?

山城「砲戦開始! 主砲、撃て!!」ドォン!!

護衛要塞「…!!?」ドガァァァン!! 撃沈!

中破状態だった護衛要塞が落ちる。これで護衛艦の残りは2隻

北方棲姫「シズメッ!」ドォン!!

山城「! しま…!」

瑞鳳「! 山城!」バッ

ドガァァァン!!

山城「瑞鳳…! 何て無茶を…!」

瑞鳳「いてて…ごめん。でも三式弾を持ってるの、山城さんと古鷹さんだけだから…。今まで何回も2人が中破以上で倒し切れなかった事あったから…お願い、山城さん」大破!

古鷹「瑞鳳さん…だったら頑張らなくちゃ…ダメだよね。…主砲、三式弾装填、撃て!」ドォン!! ドォン!!

北方棲姫「レップウ…オイテケ…!」ドォン!! ドガァァァン!! 混乱!

神通「私達も負けてられませんね。当てますっ!」ドォン!!

イ級後期型1「ガァ!?」ドガァァァン!! 中破!

球磨「トドメクマ!」ドォン!!

イ級後期型1「ギュアアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!

イ級後期型2「ギャア!」ドォン!!

球磨「甘いクマ!」

残ったイ級の攻撃を避け、2人係でイ級後期型を1隻沈める。空母2人は攻撃できない為、2巡目へ

山城「今度は当てるわ! 三式弾装填、撃て!」ドォン!! ドォン!!

北方棲姫「レ、レップウ…! オイテ…ケ…!」ドガァァァン!!

北方棲姫「オイテ…カエレッ!」ドォン!!

古鷹「! 危なかった…!」

山城「大丈夫?」

古鷹「大丈夫です! こっちから行きます!」ドォン!!

北方棲姫「キャア!?」ドガァァァン!! 損害!

損害まで追い詰める、そして

神通「当たって下さいっ!」ドォン!!

球磨「当たれクマー!」ドォン!!

イ級後期型2「ギュルアアアア!!」ドガァァァン!! 大破!

雷撃戦に移り、イ級後期型に向け魚雷が発射される

古鷹「雷撃戦、開始! 撃てぇ!」パシュン!

イ級後期型2「ガアアアアアアアアア!」ドガァァァン!! 撃沈!

こうして残った北方棲姫―――

山城「こちら山城。敵艦隊は損害状態の北方棲姫のみ、どうするの?」

城島『よし、夜戦で倒すで』

山口『敵も逃がす気…無いでしょ?』

山城「そうね…」

北方棲姫「オオオオオオオ!」ズズズズズ…

早くも辺りを暗くし始める北方棲姫。最後まで戦うつもりのようだ

城島『…それじゃあ山城さん、お願いね』

山城「了解。夜戦に突入するわ!」

通信を切る頃には既に辺りは暗くなっていた。北方棲姫は尚もこちらを倒そうと睨んでくる

古鷹「…これで終わりなんですね…」

山城「えぇ…」

北方棲姫「マダオワラナイ…! ナメルナ! ワタシダッテヒメキュウノシンカイセイカンダ! コノバショヲマカセラレタ、ダカラココヲオトサレルワケニハイカナイッ!」

山城「こっちだって譲れない物はあるわよ。提督達、日本…守る物はこっちにだってあるわ。だから…」カチャリ…

覚悟を決めた様に北方棲姫に主砲を向ける。そして

山城「ごめんなさいね…。主砲、撃てぇ!」ドォン!! ドォン!!

北方棲姫「!! イヤダ…イヤダ…ウワアアアア!!」ドガァァァン!! ドガァァァン!!

三式弾が空中で炸裂。北方棲姫に被弾し…

北方棲姫「アァ…イツカ…タノシイウミデ…イツ…カ…」バタリ… 破壊!

基地を完全破壊。中枢を担っていた北方棲姫を倒し、E-2海域『北方AL海域奥地』の攻略を完了した

山城「…終わったわね…」

古鷹「そう、ですね…」

球磨「なーんか後味悪いクマ…」

山城「さて、提督に報告…」

ドォン!! ドォン!!

山城「!?」

突如鳴り響く砲撃音。幸い当たらなかったが一体何処から…!?

祥鳳「! あそこです!」

瑞鳳「な!?」

それは基地があったはずの場所、1隻の深海棲艦が北方棲姫を抱きかかえていた

神通「じ、重巡リ級flagship…!」

リ級F「ッチ、ハズシタカ…。マァイイ。シバラクネムルトハオモウガホッポウセイキサマヲココデオワラセルワケニハイカナイ…」

山城「く、もう弾は撃ち切った…。あなたどういうつもり!?」

リ級F「コノカタハコウワンセイキサマノイモウト。カノジョカラモシモノコトガアッタラサクセンカイイキカラカノジョヲツレテリダツセヨ、トメイレイサレマシタ」

祥鳳「港湾棲姫の妹!? どうりで何処か見た事あると想ったら…資料で見た港湾棲姫の雰囲気に似ていましたね」

リ級F「ホッポウセイキサマハマダノビシロガアル。ソレヲココデウシナウノハアマリニモオシイトイウウエノハンダンモアッタガナ」

リ級F「ソレデハワタシモテッタイスルトシヨウ…サラバダカンムスドモ。イズレホッポウセイキサマトマタタタカウヒガチカイキガスルナ」ザザー

古鷹「待て!」カチャ

二級1・2・3「ニギャァァァ!」ドォン!! ドォン!! ドドドン!!

神通「きゃ!?」

山城「! 水飛沫で…!」

威嚇射撃により足止めを喰らい、リ級flagshipと北方棲姫を逃がしてしまった
しかし、地上施設の破壊は完了。もうここを使うことは出来ないだろう

山城「まさか連れて帰られるなんてね…。こちら山城。敵地上施設の破壊完了したわ」

城島『お疲れ様。って事は…』

山城「一応北方棲姫は倒した。でも潜んでいたリ級flagshipに連れられて逃してしまったわ」

城島『えぇ!? 逃げられた!?』

山口『マジか…。でも地上施設は壊したんでしょ?』

山城「えぇ」

山城『それじゃあ大丈夫かな。一応地上施設破壊が第一目的だし』

国分『そーだね。とりあえず今は帰ってきて。戻ってゆっくり休もう』

山城「了解。それじゃ帰るわよ」

球磨「クマー、ホントに後味悪い終わり方だクマー」

神通「そうですね…」

瑞鳳「でも何はともあれ、AL作戦は完遂で来たわね」

祥鳳「あのリ級の言う事も気になりますけど、今は喜びましょう」

山城「まぁ…そうね」

古鷹「…」

こうして帰って行く第1艦隊

するとまたも沖合に艦娘が―――

山城「…艦娘ね。さて、今度はどんな子かしら…おーい!」

気付いた艦娘がこちらに近付いてきた。装備を見るとどうやら重巡洋艦の様だ

熊野「熊野に何か御用?」

古鷹「あ、最上型の!」

熊野「そう、最上型重巡洋艦4番艦の熊野とは私の事ですわ」

茶髪のポニーテールのこの艦娘は最上型重巡洋艦4番熊野だった

神通「あの、今から私達帰投するんですけど…」

球磨「良かったらウチに来るクマか? 最上が今前線で頑張ってるクマー」

熊野「あら、最上お姉様が? 三隈お姉様と鈴谷は?」

瑞鳳「まだ着任してないわね」

熊野「そうですの。でも最上お姉様が頑張っていると言うのであれば私も一緒に戦いますわ」

山城「じゃあ来てくれるのね?」

熊野「この熊野に二言はありません事よ?」

山城「それじゃあ行くわよ。生憎中破しててゆっくりだけど…」

こうしてこの海域2人目の仲間、熊野を引き連れDASH鎮守府に帰投した



~鎮守府正面港~
AL方面から帰投―――

山城「艦隊帰投しました…ふぅ、疲れたわ」

鳳翔「支援艦隊も帰投しました」

隼鷹「あ~疲れた。酒酒」

山口「早いよ隼鷹さんww」

深雪「酒しか考えてねぇww」

城島「お疲れ様ー。ほい、バスタオル」

瑞鳳「ありがと!」パサッ

古鷹「ごめんなさい、いつも」

山口「いいのいいの! さ、入渠ドッグでゆっくり休んで来てね」

古鷹「ありがとうございます」

祥鳳「私も一緒に行きますか」

中破、大破した3人はドッグへ

城島「鳳翔さんも、ありがとうね。次はMI作戦の方やから明日からゆっくり休んで備えてね」

鳳翔「いえいえ、私の出来る事をやっただけですから」

城島が鳳翔にねぎらいの言葉をかける

山城「そうそう、新しい艦娘よ」

松岡「おー、今回凄い来るね」

長瀬「こりゃ大規模作戦終わったら新寮建設かな?」

山城「そうね…」

国分「とりあえず、そこの…茶髪の子でいいのかな? 自己紹介お願いできるかな?」

熊野「えぇ、こほん。ごきげんよう、わたくしが重巡、熊野ですわ」

城島「卯月ちゃんとは対称な落ち着いた子やなぁ」

山口「て言うか、お嬢様っぽい感じかな」

城島「ボクが提督の城島茂や。よろしくね、熊野さん」

山口「提督の山口達也。よろしく、熊野さん」

国分「提督の国分太一だよ。よろしくー」

松岡「俺も提督の松岡昌宏。よろしくね!」

長瀬「最後に長瀬智也。俺も提督だから。熊野ちゃんよろしくね!」

熊野「ここでは5人で提督をやってらっしゃるのね。よろしくお願いしますわ」

鳳翔「また賑やかになりそうでいいですね」

白雪「そうですね~」

神通「でも重巡の皆さんにとってはうれしいですよね。やっと4人目ですから」

球磨「それは否定できないクマー。今まで3人で良く頑張ったと言えるクマ」

熊野「まぁ、そうなんですの? …ふふ、この神戸生まれのお洒落な重巡、熊野にお任せ下さいな。姉の最上お姉様同様、いずれ航空巡洋艦として活躍する事を約束いたしますわ」

城島「おぉー、頼りにしてるで!」

松岡「まぁお洒落だったら俺も負けないけどね」

国分「変な所で張り合うなっつのww」

こうしてようやく4人目を迎えた重巡洋艦、熊野。DASH鎮守府でのこれからの活躍が期待できる―――



その日の夜―――
軽く食堂で慰労会をし、終わった後…

~鎮守府正面港~

古鷹「…」

寂しそうに海を見つめる古鷹。そこに

城島「古鷹さん」

古鷹「提督…それに第1艦隊の皆…」

いつの間にかやってきたTOKIOと今回AL作戦に参加した5人の艦娘

城島「お疲れ様。…何か考え事しとったん?」

古鷹「…」

山城「…やっぱり北方棲姫の事?」

古鷹「そう、ですね」

山口「俺も最初聞かされたとき驚いたよ。あんな幼い子供の容姿をした深海棲艦が居るって聞いた時はさ」

国分「こういうのも居るんだって思ったなぁ…」

今回、北方棲姫によって驚かされたDASH鎮守府の面々

古鷹「私、戸惑って戦っていました。あんな幼い子に三式弾を撃ち込んでいいものかと」

城島「そうやね」

古鷹「でも提督は強いですね。北方棲姫がああいう容姿をしていると知った後でも作戦を遂行しようとしていましたもん」

城島「や、言うほど強くないで。正直ボクも動揺したもん」

古鷹「でもそんな態度、出してるようには…」

長瀬「俺、リーダーと…松岡くん見て思ったもん。あぁ動揺してるなって。でも同時にその動揺で皆を不安にさせちゃいけないって思ってるのも分かったもん」

古鷹「! そうなんですか?」

城島「そうやね…ボク達は深海棲艦と戦うためにここにおる。現場を指揮するのに動揺したり不安な態度見せたら皆不安になっちゃうやろ?」

松岡「だからリーダーはそれを作戦中は必死に仕舞い込んでいたんだよ。だから俺もそうしなきゃなって思ったのさ」

山城「見送る時のあの表情は何処か堪えてたわね…」

城島「ホンマは子供に手を上げたりしたくなかった。けど最初に鎮守府に来た時に今までお世話になった人たちや場所、そして思い入れの多い海を守ろうって」

城島「それを揺るがすような事をしちゃいけないって思い出したんや」

神通「提督…」

国分「そうだよね。古鷹さんもリーダーと同じ思いだったんだよね」

山口「古鷹さん、人一倍優しくて他人を気にかける性格だから…。だからこそそう考えたんだね」

古鷹「いえ、そんな私は…」

祥鳳「謙遜しなくても良いんですよ。古鷹さん」

瑞鳳「そうだよ! 古鷹さんいつも優しいじゃないの」

古鷹「皆さん…」

城島「古鷹さん、ごめんな。作戦中だったとはいえ古鷹さんの気持ち考えないで作戦を優先しちゃって」

古鷹「い、いえ。最初はムッとなりましたけど…。でも! 城島提督や皆さんがそういう気持ちで臨んでいたって聞いて…悩んでたの私だけじゃ無かったんだって知って…」

山口「うんうん、古鷹さんはさ、優し過ぎるんだよ。いい意味でも悪い意味でも」

松岡「そうだね。優しいからこういう事で悩んじゃうんだよ。俺達みたいにさ、もうちょっと色々好き勝手にさ、自分優先で動いてもいいんだよww?」

瑞鳳「ちょっとww!」

国分「ちょww 僕等みたいな古鷹さんってヤバいじゃんww」

山城「それは色々とまずいんじゃないかしら…」

長瀬「アハハハww!」

球磨「wwwww」

真面目な雰囲気から一転するこの場に

古鷹「…」クスッ

古鷹が小さく笑う

神通「? 古鷹さん?」

古鷹「いえ、皆さん見てたら悩みも吹き飛んだなぁって…。ありがとうございます」

城島「古鷹さんの悩みを聞こうと思って真面目に聞いてたら元に戻っちゃっただけなんやどなー」ニガワライ

古鷹「そのいつもどおりが私は大好きなんです」ニコッ

山口「古鷹さん…」

松岡「やっぱ笑顔が眩しいぜ…」

長瀬「うんうん。やっぱ笑顔が一番だよ!」

古鷹「北方棲姫の方も、いずれまた戦う事になるかもしれませんけど…その時は迷わない様に心も体も強くなってたら良いな」

国分「そうだね。その想いは大事にしていこうね、古鷹さん」

古鷹「はいっ!」

山城「何か、思ってたのと違うけど古鷹の悩みも解決できたわね」

城島「良かった良かった」

こうして悩みが解決した所で―――

松岡「それじゃあ改めてになりますけど! AL作戦完遂!」

TOKIO&第1艦隊「お疲れ様でしたー!!」

DASH鎮守府AL作戦完遂!
明日からはTOKIOが千葉に入るため3日間の休み。次の週からMI方面への出撃となるDASH鎮守府。初の連合艦隊による攻略、果たして―――!?
次回に続く―――

投下終了しました。如何でしたでしょうか?
投下が遅くなって申し訳ございません。どうしても書く時間が取れなくて…土日も部活でしたから…
前も言いましたが時間1時間で少しずつ書いていく事が大事になってきますね、これからは。時間管理しっかりしたいと思います

最近TOKIOの曲を聞きながらss書く事が多いんですけど『glider』って曲、結構好きになりました。自分は知ってる、もしくは気に入った1曲をひたすら聞くタイプなのでどうしてもアルバムだと聞かない曲って出てきてしまうんですよ。それで最近はシャッフル機能を使って色々聞くようにしてるんですけど、いやはや新しい発見が多くてシャッフルもいいなぁって思いました
是非聞いてみてください。夢に向かって頑張れる曲です

そろそろお開きにします。この新しいスレもよろしくお願いします。また、コメント、乙、いつもありがとうございます!
それではおやすみなさいです!

乙です

おつおつ
また一層にぎやかになったDASH鎮守府、だが深海棲艦も一筋縄ではいかない…
無事AL作戦完遂したTOKIO達の前に再び大きな壁が!?がんばれ、TOKIO!負けるな、艦娘達!

乙ー
まあ、本来ならそういう幼い子は守るのが軍艦だもんな、普通だったら戸惑うわ
大規模作戦はまだまだ続く、どんな作戦が行われることやら
TOKIOと艦娘に幸あれ

乙です
このSSが面白すぎて艦これはもとより
DASHにも興味湧いてしまった
艦これは今アニメだけどブラにも手を出してみようかなと思ったり
DASHも毎週録画して見るようになりましたw

そういや今回レア艦とか出たんですね
なるほどだから前のDASHは
リーダーのアレがリーダーェな結果に…wwwwwwww

乙!

>長瀬「やっぱあの食べる方の春雨と何か関係…」
やっぱやってくれたかwwwwww
これも含めて何回声出して笑ったかwwwwww

そして次回以降、神戸のお嬢様が新寮建設とかで困惑する姿が見えるぜ・・・

16、17日がサマソニ
間が開いて30、31日が24時間テレビ
次のライブツアーが
9月7日(新潟)、15日(北海道)、23日(愛媛)
10月5日(愛知)、11日(石川)、13日(宮城)、18日(兵庫)、19日(大阪)、26日(福岡)
11月1日&2日(東京)
だから、艦娘がライブに行くとなると、やっぱ最後の武道館かな


提督達のボケが多すぎて山城さんのツッコミ技能上昇が止まりませんww

一つ考えたけど艦娘達のパワーと速力ならトローリングできそう、出撃、遠征先も基本外洋だし
遠征後の帰港途中にお土産で大はマグロ、小はサワラやシイラ等持って帰ったりできそう

それと何気ない台詞だけど、新しく着任するたびに出る
「また賑やかになりますね」的な台詞がめっちゃくちゃ気に入ってます


鳳翔さんが現実のライブに興味持ってるということは、ライブDVDも集めてるのかな

…城島SONG2006だけは聞かないで欲しい

>>1乙です
卯月「う~ちゃんも作業がんばるぴょん!!」
熊野「何で私がこんなことを~以下略」ブツブツ


新しく着任した二人はこんな感じになるだろうな。
そして今回出てこなかった赤城さんは畑で色々と食べ頃を収穫していたんだろうなwwww

乙!!
守るもののためとは言え 子供に手を出すのはやっぱりいい気分じゃないですね...戦争がどれだけ辛いのかが良く判ります
そういえば最初の演習相手の提督はまだ名無しでしたね 呉島か.....どっかのメロンに変身して会社の主任もやってそうだww

乙です!
今回古鷹にスポットがあたったり最後の最後でリ級がかっこよく出てきたりで、艦娘と深海だとこの二人が好きな自分としてはとても嬉しかったですわ。
ところで某動画サイトの艦これノベル動画でも、散っていった北方棲姫のことを古鷹が憂いていたけど、
やっぱり彼女は性格的にそういう敵であっても哀れみを抱く的な立ち位置が似合うんだろうか。

リーダー「エステは明石さんの整体位しかあらへんが、お灸ならあるで」



呉島提督か……秘書艦は夕張だな、間違いない。

UP乙です。

>>113
DASH島でもテロップ出てますもんね。
他人に施すなら免許がいるけど、自分でやるなら自己責任でって。
ただ、外でやるもんだから風で飛ばされて熱い思いをするっていうオチがありますが(笑)。


あと春雨といえばこれかな。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=45869223

艦名を継承した護衛艦「はるさめ」に飾られたイラストです。


最終どの程度まで艦娘増やせるんだ?
寮は作るとかじゃなくて>>1のイメージ的に

>>105
確かに、城島ソング聞いちゃったら
皆大変な事になるかもね…ww

乙。
我が義妹熊野着任か。

我が嫁達に農作業させたらどうなるか想像してみた。

大和「旗艦大和、推して参ります!」→結構ノリノリ、つまみ食いもノリノリ(赤城とむしゃむしゃ食ってる)
羽黒「美味しくなって下さいね・・・」→優しく水やり、でも小さい芽を摘めない(戦場以外では弱気)・・・
鈴谷「虫嫌ーい、蚊に刺されたぁ、最悪!」→農場に近づかない(褒めておだてればやるかも)

もうすぐ嫁の舞風→那珂ちゃんと四水戦のポーズを取ってる。

山雲が家庭菜園が趣味なんだよね 着任が楽しみ

次は空母ないし戦艦のドロップ欲しいね


               _
              /i:i:i:i\
      ,       /i:i:i:i:i:i:i:i\
.     /i|  ------< ̄ ̄ ̄ ≧o。..         __
.     」i|7./i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i `¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨`    __∠i:i:i:i|
.     }i |}.|i:i:i:i:i:ii:|i:i:i:i:i:i:i:i____i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i_>Y
.     | i|  、:i:i:i ノi:i:i:i:i:i:i:八i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i:i:i:i:i:i:____.、i:i:i:i:\
.     ∨  `¨¨¨¨¨¨ ≧=-` i:i:i:i:i:i:i:i:\ ̄      `ー―‐
.              /     ∨  、i:i:i:i:i:〉
             |     r---`¨¨¨   ,.へ __八
.             ,   /  .ノ    /  ´    `    、

              〉__. -----ヽ.   / 〈 ̄ /.         \_
.             /´ニニニニニニニ 〉 . ′  ノ ´  ̄`ー― ´レヘ   八ニ’,      ぶーん
            〈ニ., Y  ¨∨¨´ /   /           \   'ニ′
             `¨¨¨,     /.   /ィ笊ミx   ,ィ笊ミx.  '    iト、
                ′ //   《. Vzり    Vzり 》  |.   i| :.
.                 , ′   ⊂⊃   '     ⊂⊃ ,     i|  :.
                  |i|    〉――- r 、   ___ イ.     i|   :.
                  ,从  |ニニニニニニ二二ニ=-  __フ.      从    :.
                 人 {  八ニニニニニニニニニニニニ /      /      :..
.                /. ∧ }ノ7 ̄ ̄ ̄¨  -  _ニ/        /        :..
                / / ∧ /           |ハ.    /          :.

提督LOVE勢の扱いがめんどくさいな

乙です
金剛型と妙高型が揃ってないからMI方面では支援艦隊を出せないのか…?
あと、微妙に気になるのが弾着観測で0って言うんかな?
---近100…近50…遠30…夾叉!!---
--撃て撃て撃て!!!--
って感じかと
まぁ、本当の海戦じゃないからこうなってるはず、なんてのは無いんだけどさ

現実だとそうだろうけど一応これ艦これだしなぁ
艦の時はこんな風にやってたけど今は艦娘と妖精のパワーを使ってこんな風になった
という風に考えればいいんじゃないかと

今思ったがTOKIO以外にも色んな提督がALに行ってるということは
ほっぽちゃんは複数の艦隊から同じ回数だけボコられたわけか
それが同一の個体なのか
ほっぽちゃんは複数存在=地上施設も同数あってその内の1つをTOKIOが担当しただけなのか・・・

>>136
複数存在なら


ほっぽa「トキオノヒキイルカンタイニデアッタ」
ほっぽb「マジデ!?」
ほっぽc「イイナァ~」


って感じだろうな


海底調査に送り込んだ水中カメラに町を歩く素人みたいに写り込んでる深海棲艦

今後の展開が本格的に気になるな……つかMIだと空母足りてない気がする。赤城さん以外の正規空母が二名以上いないとどうにもならない予感

確かMI終了後にはダイソンが待ち構えてるんだっけ?
だとすると艦娘の数が足りない気が・・・

ダイソン「TOKIOのライブ見に来ました。」

>>145
E-3のドロップで蒼龍、加賀、瑞鶴を狙えるこた狙える。

どうもこんばんわ、風来坊です
本日DASHの放送が無くて残念でしたがこちらの方も投下できそうにありません
と言う事で1時間くらいで書いた短編を投下したいと思います。本編の方はまた1週間後と言う事でよろしくお願いします
コメレスの方も後日しますので…それでは投下しますー

艦娘とTOKIO
城島編
~執務室~

城島「~♪」ジャーン

ギターを弾く城島。何人かの艦娘の前でTOKIOの曲をギターで弾く

那珂「すごーい!」パチパチ!

古鷹「やっぱりすごいですね。以前ミニライブをやった時に皆さんの演奏姿見ましたけど何時もと違った感じで楽器を上手に引いていてやっぱりアイドルなんだなぁ、って思いました」

那珂「でもアイドルって歌って踊るでしょ? 何で楽器使ってるの?」

城島「メンバーの中でボクと太一が踊れなくてなー。それでバンドアイドルになったんや」

初春「成程」

城島「んで譜面を読めるように勉強して、楽器の練習して…今に至る訳や」

那珂「んー。でも確かにアイドルって注目を浴びてる中で来てくれたファンの皆を楽しませるかって言うのが大事だからねー

城島「那珂ちゃん良く分かっとるなー」

文月「私は提督やってる提督もアイドルやってる提督も大好きだよ~」

城島「ありがとなー、文月ちゃん」

古鷹「そうだ。那珂さんもギター弾いてみたらどうですか?」

那珂「え? 私が?」

城島「面白そうやね。ええで、ちょっと弾いてみ」

那珂「でも那珂ちゃん路線変更しないって決めてるしー…」

城島「ええやんか。まだ来て2,3週間しかたってへんし、大丈夫やって」

那珂「そ、そういうならー…」

ギターを持つ那珂

初春「中々様になっとるでないか那珂殿」

那珂「そうかなぁ?」

古鷹「似合ってますよ!」

那珂「えへへ、ありがとー!」

城島「うんうん。よし、じゃあ弾き方やけどな。ネックの部分をこうやって左手で持って抑えて…」

TOKIOを結成して今年で20年。ギターを弾き続けてきた城島が那珂に教える

城島「よし。じゃあそれで右手で弦を弾いてみ?」

那珂「こ、こう?」ジャーン

那珂「わぁ!」

城島「そうそう。そうやってネックとボディの部分で音を出すのがギターや」

文月「山口司令官のベースも似たような感じ?」

城島「ベースは確かにギターと似とるけど役割が違うんや。ギターはメインメロディーやけど、ベースはどっちかっていうとリズムをとる事がおおいで」

初春「むむ、妾にはどちらも同じに見えるんじゃがのぉ」

城島「慣れてない人から見ると中々見分けつかんからなぁww」

古鷹「そうなんですか」

話をしている横で適当に音を出してみる那珂

那珂「…」ジャーン ジャーン

城島「どうや? 那珂ちゃん」

那珂「うーん、路線変更しないって言ったけどぉ…バンドアイドルも悪くないかなー、何て思ってみたり」

城島「まぁ、そこはゆっくり考えたらええで。今度うちにある古いギター持ってきたげるわ」

那珂「ホント? ありがとー!」

城島「大分奥の方に仕舞ってた気がするんよなー。でも眠ってるより使って貰った方がギターも嬉しいよな。うん」

古鷹「いつか那珂さんのギター聞いてみたいですね」

初春「ギターを弾く那珂殿…うむ、面白そうじゃな」

こうしてギターの面白さを知った那珂であった―――

山口編
~工廠~

飛龍「むー…」

山口「や、何度見ても俺は多聞丸と関係ないからねww」

飛龍「分かってるんですけどねー…何かなぁ」ガックシ

川内「まぁ、同じ山口だけどねー」

山口「とにかくここに来たからには農業、大工仕事は出来ないとダメだからね」

山城「本業そっちのけ感半端無いんだけど…」

天龍「お互い様だけどな。ある意味」

飛龍「確かに裏の畑にも案内されて、寮の建設についても話は聞いたけど…」

山城「まぁ、1から作ったのは事実ね」

山口「で、大規模作戦の後にまた建設が始まるから…」

飛龍「本営所属の設営隊も真っ青でしょ、それ」

山口「簡単な大工工作で工具の扱いに慣れて貰おうかなーって。家具作ろうかと」

天龍「つーかここに来てから家具、ほとんど自作なんだよな。昔の艦のプラモとかは流石に家具コイン使って発注してっけど」

川内「私の部屋、ベッド以外全部作ったものなんだよね」

飛龍「え゛、そうだったの!? 前に用事あって行ったことあるけどあれ全部自作!?」

山城「そーよ。基本的には家具は作ってるわね。自作家具が8割くらい占めてるわ」

基本的には艦娘が住む寮の部屋は最初、ベッドしかない。家具を揃えるには通常遠征や任務の報酬で手に入る『家具コイン』と呼ばれる鎮守府内で使用する事の出来る家具引換硬貨があるのだが…

山口「まぁそういう事だから。机の方は俺達で作るから飛龍さん川内ちゃんと一緒に本棚作ってみて」

川内「了解!」

飛龍「いきなりで大丈夫かなー…」

天龍「意外とこういうのは慣れだよな」

山口「俺も最初は下手くそだったからさ。やって行くことが大事だよ。それじゃやってみよう」

作業する事1時間―――

山口「はい出来た!」

山城「家作ってから机作ると大分楽に感じるわ」

天龍「あっと言う間だな。引き出しも全然引っかからねぇし」

3人が担当した机があっと言う間に完成。一方の飛龍と川内の方は…

飛龍「ニスを塗って…」ペタペタ

川内「乾かして完成かな」

こちらも完成。作業慣れしていない飛龍がいたのもあってか作業自体はゆっくりだったが曲がったり、ガタガタ揺れたりせず、ちゃんと本を立てかけても大丈夫な本棚が出来た

山口「どれどれ。おー! いいじゃん」

川内「結構筋良かったよ。これは山城みたいに期待していいかもねww」

山城「期待していいのか悪いのか…」ハァ

天龍「んで? どうだった? 飛龍よぉ。大工仕事も悪くねぇだろ?」

天龍が飛龍に聞く。すると満更でも無いように

飛龍「う~ん、確かに楽しいかもしんない…!」

川内「楽しさに気付けたならいいかもね」

山城「これでまた一人おかしい方向に向かったわね…」

山口「実際に触れてみて分かるって事も多いからね」

山口「…おい! テレビの前のちびっ子! 前に材木屋の社長さんが言ってたかもしれないけどホームセンターで木材買って触って見たり切ったり釘を打ったりしてごらん! 木の良さ、工作の楽しさが分かるから!」ビシッ

川内「wwwww」

山城「熱弁してるわ…」

飛龍「また今度、何か欲しいのあったら作り方教えてね。また一緒に作りましょ!」

山口「勿論!」

今度の寮建設がいつになるかは分からないが、備えるに越したことは無いかもしれない―――

国分編
~畑~

国分「うーまそー!」

畑で今日も野菜の収穫をしている太一と艦娘達

赤城「こうやって収穫してとりたてを食べるのが楽しみだったりします」

国分「あー、それ分かる!」

龍田「そうよねー。でも国分提督も赤城さんも食べ過ぎない様にね~」

赤城「分かってますよ!」

電「でも司令官さん達のお蔭で嫌いな茄子も食べれるようになったのです!」

暁「私もピーマン、食べれるようになったわ。まぁ1人前のレディーだったらこれくらい克服できて当たり前ね!」

隼鷹「1人前のレディーだったら最初から好き嫌いは無しだろー」ケラケラ

暁「もー! それは言わない約束!」

国分「あははww でもこうやって自分たちで作って自分たちで食べるっていいよね。村とか、出張DASH村やってて一番思った事だもん」

龍田「今までの経験から得た考えって事かしら」

国分「そうだね~」

赤城「確かにそれは思いますね。それにここの景色も好きですよ。朝なんて最近朝露が葉っぱについて日の出の太陽に当てられてとても綺麗ですもん」

暁「この間一緒に行ったとき見たわね。あれは凄かったわ!」

隼鷹「そう言う見方もあるかぁ。それ以前にあたしは最初、驚いたね。裏を見たら一面の畑でさぁ。何やってんのこの鎮守府って思ったし」

国分「まぁ、それは…」

電「思いますよね…」

隼鷹「ははは! でもこうして収穫する楽しさってのが味わえて良いね。是非とも今度は種から育ててみたいもんだ」

国分「これの収穫が終わったら今度は大根とか、ネギとか。またほうれん草も植えるよ」

隼鷹「そいつぁ、楽しみだねぇ!」ケラケラ

電「電も、最初にトマトを植えて。その後育つ様子を見てワクワクしてました」

そう言ってトマトの葉に触れる電

電「まだかな、まだかな、って。そしていよいよ収穫できるようになってとっても感動したのです」

国分「そっか。電ちゃんにも分かって貰えたのかな?」

電「なのです!」

国分「そう言って貰えると嬉しいなぁ、何か」

赤城「就任するのが遅かった私も隼鷹さんの言う様に種とか、苗から育てたいですね。多分、今回とはまた違う感動を感じられそうです」

龍田「私的には新しい作物に挑戦してみたいわ~。まだ敷地空いてる所あるし~」

国分「やる事がたくさんあって良いね! 僕も2年目は米とかコーヒーとかやりたいなぁ…」

夢の広がるDASH鎮守府の裏にある畑。今日も色とりどりの野菜が収穫されています―――

松岡編
~厨房~
今日は間宮や伊良湖と一緒に料理をしている松岡
他にも料理スキルを身に付けたい、手伝いたいと言う鳳翔、高雄、曙が居た

松岡「~♪」フンフーン

間宮「凄く手際が良いんですね」

伊良湖「普段からやってるんですか?」

松岡「まぁねー。基本的にうちでは自炊だから。んで、前に後輩からマグロ送られてきたんだよ」

間宮「マグロですか!」

鳳翔「その後輩さんも凄いですね…」

松岡「俺に見せたいっつって俺に送って来たの! それを捌いたのさ」

高雄「えぇ!? 捌いたんですか! マグロを」

松岡「捌いたよー。それで切り身にして刺身にしたら中落ち合わせて50人前くらいなって…あん時は大変だったわー」

曙「マグロの捌けるアイドルって…」

松岡「曙ちゃんも今度魚捌いてみる? いきなりマグロはアレだからアイナメとか近場の魚でさ」

曙「ん、考えとくわ」

高雄「私もいいですか? 一応捌けるには捌けるんですけど身がボロボロになってしまって…」

松岡「皆最初はそう言うもんだよ。やり方覚えれば綺麗に出来るようになるから」

手を動かしながら料理をする6人

松岡「よし、出来た!」

松岡が作ったのは夏野菜を大きめに切ったタポナータ。イタリアなどの代表的な炒め煮料理だ

間宮「あ、ちょっと味見して見て良いですか? 松岡提督の料理、一度食べてみたかったんです!」

松岡「おお、いいよー! 一応味見しながら作ったんだけど…」

伊良湖「じゃあ頂きます!」パクッ

松岡「どうかな?」

感想を聞く松岡

間宮「トマトの酸味が利いていてとってもおいしいです!」

伊良湖「うん、さっぱりしていていいですね。これ、ご飯にかけてどんぶりに出来ますし、魚や肉の付け合せにも…」

間宮「あぁ、いいですね!」

鳳翔「私もいいですか? …ホント、美味しいですね」モグモグ

高雄「これは食用がそそられますね」モグモグ

曙「おいしい。高雄の言うとおり、夏バテ防止にはいいかもしんないわ」モグモグ

間宮「レシピ聞いてみていいですか?」

松岡「いいよー。あ、でもかわりに間宮さんこの間作ってたあの料理…何だっけ」

間宮「ババロアでしたっけ?」

松岡「そうそう。抹茶ババロアのレシピ教えてよ。あれ、家でも作ってみたいんだよね」

鳳翔「私もレシピ宜しいでしょうか?」

松岡「おっけーおっけー! あ、鳳翔さんもこの間の卵焼きの出汁のレシピ教えてよ。すっげぇ旨かったんだよ」

鳳翔「出汁のレシピですね? いいですよ。ついでに卵焼きの方もある程度教えますね」

松岡「ありがと!」

レシピを交換し合う4人。それを見ている高雄と曙

高雄「あはは、ちょっと置いてけぼりくらっちゃったわね」

曙「料理スキルが高すぎるのよ、あの4人は」

高雄「でも曙ちゃんも料理できるようになって食べて貰いたいんでしょ? 提督さん達に」

曙「ん、ま、まぁね…」

高雄「私も最近始めたばかりですし、一緒に頑張りましょ?」ニコッ

曙「…うん」

料理スキルの上達を目指す2人。目指せ流れ板の称号―――!

長瀬編
~談話室~
談話室にて長瀬が艦娘達と共にトランプをしていた
やっているのはババ抜き―――
長月「…よしこっちだ」スッ

長瀬「!」

長月「…揃った、上がりだ」パシッ

長瀬「あぁー、また残っちゃったなぁ」シャッシャッシャ…

1対1になり、長瀬が2枚の手札を良く切る。相手は瑞鳳
2枚の手札をじっと見つめる

瑞鳳「…」スッ

長瀬「…」

瑞鳳「…」スッ

長瀬「…」ピクッ

瑞鳳「こっち!」ピッ

瑞鳳「やった! 上がりー!」

長瀬「わぁぁ! まぁた負けたー!!」バタリ

大の字に倒れる長瀬。これで5連敗!

長瀬「ちくしょー、何で勝てないんだ!」

白雪「えぇー、それは…ww」クスクス

長月「そうだな。そろそろ教えても良いんじゃないか?」

最上「そうだねぇ…ww」

長瀬「どういう事どういう事?」

最上「ふふ、長瀬提督ってばジョーカー選ぶときちょっと口元がちょっとにやけるんだよ。僕達は口元を見てジョーカーかどうか判断していたのさ」

長瀬「マジで! うっわー。それちょっと分からなかった!」

白雪「ちょっと見てて面白かったです」

長月「相手を観察する事は戦いで慣れているからな。直ぐに分かったぞ」

瑞鳳「まぁ、長瀬提督は素直だからねー。顔にすぐ出ちゃうのかも」

長瀬「よっし、じゃあ今度からは気を付けてやるぞー!」シャッシャッシャ…

最上「もう一回? よーし、受けて立つよ」

トランプを山札にして再びシャッフル。結局この後幾場か勝ったものの、なかなか癖が抜ける事が無かったのであった

長瀬「どうだった?」

長月「あんまり変わって無かったぞ」

白雪「そうですねぇ」

長瀬「マジでっ!?」ガーン

投下終了しました! 本編は来週投下しますのでよろしくお願いします
後、この番外編について何ですがAL/MI作戦前と言う事なので春雨や熊野等々の艦娘はまだ居ないと言う事にしてください

それではまた会いましょう、おやすみなさいです!

乙!

いやぁ、平和だなぁ・・・

乙です
しかしこう見るとみんなどんどんTOKIO化しているなwwww
見ながらふと思ったんだが自衛隊の一般公開?(詳しくないんでこういう風な言い方になりますが一般の人が
自衛隊基地内で戦闘機飛ばすのを間近で見れたりアスロックとかの艤装の展開を見れたりする日)
はDASH鎮守府でもやるのかな?まあどちらかと言うと村のときのような感じになりそうだけど

乙です!
家具コインのことはずっと疑問だったのもあって8割自作に声出して笑いました

リーダーはとてもアイドルっぽい感じだったね。

それ以外は、まぁ、うん・・・

アイドル・・・アイドルってなんだっけ・・・


DASH鎮守府に新たな工作艦が…
駆逐艦代表…初春
軽巡代表…川内
戦艦代表…山城
空母代表…飛龍
赤城さんは工作より農業に比重を置いてそうだしね。早いとこ工作に熱心な重巡、潜水艦をスカウトするか建造して工作艦隊を編成しなきゃ

ぐっさんがNHKの工作のお兄さんみたいな感じだなww

・・・あったら超見てみたいww

乙です
こういったほのぼの感がDASHらしくていいですね

太一は踊れたような

ふむ、結構たくさん集まってきたな
しかし潜水艦がそろそろ欲しいな

クリスマスほっぽや菱餅イベントどうすんやろ?

リーダー「女の子のお祭りやし、全国の提督さんに配ろうと作ったら菱餅落っことしてもた・・・(公式4コマ風)」

元帥「回収させましょう。」

ほっぽ「チカクニカンムスキタラワタソ」

1回DASH的なドロップがあっても良いと思いますよ?

>>195
ドロップ<硬い木だぜぇ

松岡「硬ぇっ!こりゃ栗だな」

川内「松だよこれ」

こうですか?

そもそもクリスマスや菱餅の時期に差し掛かるまであとどの位かかるのかも分からんしな
俺としてはここに着任した秋月の反応がすごい気になるけど秋イベにもまだ遠そうだし

どうもこんばんわ、風来坊です。生存報告を兼ねてコメレスに参りました
E-3編が中々書けずに申し訳ありません。日付変わる前に書き終わろうとしたら寝落ちしてて…10時くらいまで寝てましたww
今ゲージ破壊の段階まで書きました。明日の朝に安価を取りに来ますので午前中(9時前後くらい)には投下したいと考えています
それではコメレスに移りますね。毎度の事ですが乙ありです!
―――――
>>99
確かにあいそうですねww

>>100
まぁ、一応この後も北方棲姫は出てきますからね~。その為の演出になりました。あそこに随伴艦にリ級flagshipいましたし

>>101 >>108 >>110
子供に手を上げるのは自分も嫌ですしね。深海側はそう言う精神攻撃的な狙いで出して来たのか、実力があるから出したのか…分かりませんね。ここいら辺考えるのも面白いです
古鷹さんはマジで大天使だと思ってます。でも、その優しくて周りに気配りできる性格からこうなるって言うのを表現で来て良かったです

>>102
おー! ここにまたDASH視聴者と提督候補生が…嬉しいですね、こういう報告を見ると

>>103
長瀬と言ったらやっぱりこういう発言でしょ!!
神戸のお嬢様がどのように染まって行くか乞うご期待ww

>>104
大工スキルだけで無くてツッコミスキルも上がっていると言う。でもTOKIOの事をよく分かっているからこそのこのポジションな気がします
トローリングかぁ…まずは長瀬のトローリング講座からですねww
後最後ですけど何か無意識に結構な頻度で使っていたみたいですね、でもこういう風に仲間が増えて賑やかになるのは好きなのでこういうセリフを使うのかなーなんて

>>105 >>121
歌詞見ましたがリーダーが自分含めてメンバーのブラックな部分に触れてますから…スタッフが全力で止めてそうww

>>106
赤城「きゅうりおいしいです」ムシャムシャ
飛龍「採れたて最高ですね」ムシャムシャ

>>113
今度は明石さんの整体マッサージする所的な場所でリーダーが効果とやり方教えて熊野にやってもらおうww!

>>115-118
呉島は正直狙いましたww 呉島主任大好きです、強いし何より全員を助けようとしていたあの姿勢が
後、>>118さんのイラスト紹介ですがあのイラストがホントに飾られてると考えると何か嬉しいですねww

>>119
これ見て どうしよう→そろそろ打ち止めてもいいんだよなぁ、暇な子増えそうだし→でも出さなかったら出さないで苦情きそう→何より出さないのもアレだしどーせ報酬艦もあるんだからほっといても増える→(思考停止)→やれるだけやっちまおうぜ!!(思考放棄)←今ここ
と言う事でノープラン! 増やせるとこまで増やします。まぁ遠征で今いない、とかTOKIOみたいに全員出せる訳でないのでそう言う理由付して人数は調節します

>>127
…これ唯一すんなり馴染むパターン来るんじゃね?

>>128
明日の朝安価しますのでそこで頑張りましょう!

>>129
職 人 降 臨 ! すげぇ!

>>130-131
そうなんですよねぇ。金剛さんがある意味扱いが難しい…。意見あれば参考にしたいと思いますのでよろしくお願いします

>>132
妙高型も揃えるの…と思って確認したらマジだった…どうしよう…

よし、妙高型を無かったことにして金剛型揃ったらおっけーにしようww…いや本気でそれで勘弁してください。そうしないとマジで無理そうなんで…

>>132-136
一応作中の表現は変えました。でも皆さん色々な弾着のやり方を提示してくるのでどれが本当なのか見当つかなくて…
調べるにも中々そう言うの見つからなかったので拙い表現になると思いますがご了承ください

>>137
複数は無し…と言いたいのですが。Wダイソンの存在がありますからね…それに何度も現れる空母棲鬼と棲姫…
まぁ一応複数居ると言う認識でも構いません。その場合は上位に行くほど個体数が減ると言う事で(食物連鎖的な図)

>>140-143
ホントにありそうで怖いww

>>145
そこは…気合でなんとかします。鳳翔さん頑張りますよ、今回

>>146
それは後のお楽しみです…どうなるのやら

>>147
カ エ レ !

>>167-168 >>176
正直平和ほのぼの回書きたくて仕方ないです。多分反動で戦闘殆ど書かなくなると思いますよ、AL/MI編終わったら…;

>>169
TOKIO化はどんどん広がる…!(オイ
場所は分かれど曲がりなりにも軍事施設ですし立ち入り禁止にはなってます

>>170
ほぼ自作になってます、流石に電気機器や模型の類はコイン使って注文してるそうですが

>>171-172
そうだよ! …あれ?

>>173
重巡だと誰だろう…潜水艦も大工のイメージないんだよなぁ…

>>175
以前に材木屋の社長が言った事を言わせてみましたww

>>178
あれ? そうでしたっけ? 踊れないのリーダーだけ?

>>180
そうですよねぇ。今度1-5編で強制ドロップにするかなぁ…

>>186
菱餅はなんとかなりそうですがクリスマスは…どうしよう。これから考えます。期待はしないで下さい、下手したらスルーかも…

>>197
ここの更新は最近おちおちなので…ゆっくり行きます。僕自身続けたい思いがあるので
―――――
最後飛ばし飛ばしでしたがレス終了…いくら寝落ちしててもそろそろ眠くなってきた&明日に支障でる…
とりあえず明日安価だしてドロップ艦決定します。今回は1回のみです
後、ノルマはE-3となってますが正直艦隊練度的には自分が挑んだ時と同じくらいなんですよ。面子が違うだけで
E-4,E-5行けるかなぁ、と思いまして。金剛とも共、意見よろしくお願いします
そろそろヤバいんで寝ます。それではまたお会いしましょう。おやすみなさいです

おはようございます、風来坊です
9時投下と言っときながら起きたのは一時間前と言う…しかもまだ書いてすらない…
安価取りに来ましたのでご協力よろしくお願いします。では次から始めます

安価取ります~それでは行きますよー
―――――
下二桁が
20~30,60~70,90~99の間、もしくはゾロ目でレア艦(銀以上)
―――――
↓2でお願いします!

92なので銀以上に固定します。それでは次ー
―――――
下2桁が…
00~19 駆逐艦
20~29 軽巡洋艦
30~49 重巡洋艦
50~64 空母・水上機母艦・潜水母艦
65~84 潜水艦
85~99 戦艦
―――――
適当に割り振りましたがご了承を…
↓2でお願いします

空母・水上機母艦・潜水母艦となりました
軽空母に関してですが出過ぎなので補正をかけさせて頂きます
―――――
下2桁が
00~19 軽空母
20~54 正規空母
55~74 水上機母艦
75~99 潜水母艦(大鯨)
―――――
軽空母は低め、その代り大鯨さんの確立を上げました。サービスサービスゥ(葛城感
↓2でお願いします

…うん? 何かおかしい…
金以上の軽空母はもう出たし、水上機母艦はコモン…あ、ヤバイ安価ミスった!
…でももう大鯨さん出たか…取り下げるのもキツイ物があるか…。うん、このままいっちゃおう(オイコラ

安価ミスした事申し訳ございません。結果オーライですが大鯨が当たったと言う事でお許しください…

気を取り直して潜水母艦1番艦大鯨となりました。まだ潜水艦の子は居ませんが1-5には作戦後行かせたいと思います
それでは安価ご協力ありがとうございました。課題のレポート書きがあるので直は書けませんが今日中には投下する予定です
それではまた!

こんばんわ、DASH放送時間に合わせました、早速投下開始したいと思います!

DASH鎮守府―――
先週の放送でAL方面への作戦を成功させ、千葉で開催されたサマーソニックへ間に合ったTOKIO
土、日とLIVEをしてきたTOKIOは日曜日の夕方に鎮守府へ帰ってきた

~DASH鎮守府玄関~

城島「ただいま」

山城「帰って来たのね提督、おかえりなさい」

松岡「ただいまー。留守中変わった事無かった?」

山城「無い、と言いたいけど…」

長瀬「何かあったの?」

山城「前に行ったAL海域に制海権を維持するのに滞在するから下見に行ったんだけど北方棲姫の居た地上施設で艦娘の艤装が見つかったのよ」

今回の作戦では制海権維持の為、作戦参加した艦は一定期間、その海域に留まらなくてはいけないと言う
こうなると適当な島に宿営地を建てなければいけないのだが、この鎮守府の艦娘なら心配は無いだろう
問題は、その発見された艦娘の艤装である
と、そこに他の艦娘達が―――

古鷹「コンテナの輸送と陸揚げ終わったよ」

最上「って、提督! おかえりなさい」

山口「はい、ただいま。っと、それより今はその艤装の事だよ」

国分「荷物置いたら直ぐ行くよ。先に行ってて」

高雄「分かりました」





~鎮守府正面港~

港の前には丁度ワンボックス1台分くらいの大きさのコンテナが置いてあった。この中に例の艤装が入っているのだろう
古参から新入りまで全員が集まる中、5人はコンテナの前に立っていた

ガヤガヤ…

大淀「これが…例の艤装の入ったコンテナだそうです」

城島「しかし、何で艦娘の艤装が、敵の地上施設に…」

大淀「調べた所、AL海域周辺で艦娘の艤装を搬送していた所を襲撃された、と言う報告が作戦開始の数日前にありました。おそらくその時の物かと思われます」

山口「成程…」

川内「もったいぶってないで開けようよ!」

島風「開けるのおっそーい!」

伊勢「早く開けようよ提督!」

国分「皆落ち着いて落ち着いて!」

飛龍「まぁー…皆もはやる気持ちは分かるけどねぇww」

そろそろ中身も気になってくる所

城島「それじゃ、開けるでー」ガチャガチャ キィー

城島がコンテナの扉を開ける。すると―――

山口「これが…」

松岡「例の艤装」

電「どんなのですか?」

暁「見えないー!」

艤装にはまるで司令塔と思われるようなアンテナと、内部にカタパルト2台。そして腕と脚に着けると思われるもう1台のカタパルト、魚雷、そして主砲
装備に詳しい明石が装備を一通り見る

明石「これは…まるで水上偵察機による索敵と後方からの司令に特化したような装備ですね」

神通「この艤装を見ると、軽巡のような感じがします」

明石「神通さんの言うとおりですね。主砲は15.5㎝3連装砲ですか…」

最上「あ、僕達と同じ主砲だ」

熊野「条約の関係上、最初に配備された主砲ですわね。あの3連装砲から放たれる弾が評判だったと言うのを今でも覚えていますわ」

松岡「でも一体誰の艤装なの? これ」

明石「そこが問題なんですよ。…まぁ、本人はもう分かってるみたいですけど」

国分「え! って事はここの鎮守府に居る誰かって事?」

山口「…そしたら1人しかいないじゃん。艤装が無い、でも艦娘として扱われている人」

そう言うと先程から騒がしい中、たった1人、静かに艤装を見つめる人物が―――

城島「大淀さん…?」

大淀「…えぇ、確かにこの艤装は私の物です。噂程度には聞いていましたが…そうですか、いよいよ私も実戦配備されるのですね…」

そっと艤装に歩み寄り、感触を確かめるように艤装に触れる

城島「…やっぱり、分かるもんなん?」

大淀「えぇ。直感と言うか、艦の本能と言うか。何となく分かってしまったんですよ」

山口「正直な話、実戦配備が決まって辛くない?」

大淀「辛くない、と言えば嘘になります。でも…それ以上に皆さんと一緒に戦えることが嬉しいです。これで守られるだけじゃないんだって。だから…」

そして立ち上がり、全員に向き直る

大淀「軽巡大淀、戦列に加わりました。艦隊指揮、運営はどうぞお任せください! 改めて…皆さん、よろしくお願いします!」ピッ

海軍式敬礼をし、挨拶をする大淀

城島「うん、それくらいの覚悟があるって事は大丈夫やな」

長瀬「改めてよろしくね、大淀さん!」

他の艦娘達も―――

名取「お、同じ軽巡として…よ、よろしくお願いします…!」

阿賀野「私も同じ尖鋭艦として頑張ろ~」

電「改めてよろしくお願いします!」

日向「連合艦隊旗艦、か。北号作戦でもそうだったがまた頼んだぞ」

赤城「一緒にがんばりましょう!」

激励の言葉を投げかける

大淀「…」

国分「? 大淀さん?」

大淀「あ、すいません。皆さんにここまで歓迎して貰えて…嬉しくてつい」

山口「あははは! まぁ、ここまで皆に言われたらね、分かる分かる」

城島「ほな改めて…、よろしくな! 大淀さん」

大淀「はい!」

こうして戦列に大淀を加えたDASH鎮守府。いよいよ明日からMI方面への作戦が展開される…!



~翌日~
別番組へ収録に行った達也と太一、そして練習に行った城島を除く松岡と長瀬の2人で指揮をする事になったDASH鎮守府

~鎮守府正面港~

山城「なーんか頼りないわね」

長瀬「何だよー!」

松岡「俺達だって出来るっつの!」

末っ子2人。果たしてどうなるのか?
山城率いる北方AL海域の制海権維持の為の部隊とMI方面への作戦の艦隊が出揃う

山城「まぁ、定時連絡はするけど開けている間、鎮守府を頼むわ」

松岡「任せろ!」

長瀬「留守は俺達が守るよ!」ドン!

まずはAL方面へ向かう艦隊が出発。幾らかの資材やドラム缶、設営の為の木材、機材等を運ぶ

球磨「それじゃー行ってくるクマー!」

神通「ち、鎮守府をお願いします…」

瑞鳳「じゃーねー!」

古鷹「皆さん…、無事を祈ります」

祥鳳「頑張って下さいね!」

山城「松岡提督、長瀬提督。頼んだわよ」

そう言ってAL方面へ向かう艦隊が水平線へ消えて行った

松岡「AL方面の方、大丈夫だよな?」

長瀬「うん、大丈夫っしょ。皆を信じよ、ね?」

そして今度はMI作戦へ参加する艦の見送り―――

赤城「松岡提督、長瀬提督…」

松岡「まぁ、俺達じゃ頼りねぇかもしんねぇし、リーダーとか、兄ぃとか、太一くんみたいに頼りになる言葉をかけられる訳じゃ無いけどね」

長瀬「元気だけは取り柄だから!」ガシッ!(カタクミ

松岡「と、そんな所だからさ、元気よく、緊張しすぎない様に行こう! ね?」ガシッ! (カタクミ

飛龍「ぷっ…提督ったら…」

隼鷹「確かにしみったれた面で行ったら出来るモンもできねぇよなー! よーっし、パァーッと行こうぜぇ、パーッと!」

鳳翔「私も…自分の出来る限りの力で皆さんの艦載機を守ります」

鳳翔は改になったものの、他の空母に比べると搭載数は少ない。そこで紫電改二を全てのスロットに積みこむ事により戦闘参加こそは出来ないが艦載機を守り、制海権確保への足掛かりにすることになった

赤城「今回、加賀さんと蒼龍は居ませんが…今いる人達でこの作戦を敢行したいと思います!」

長瀬「頼りになるなー…。よし、俺達も頑張って指揮しないとね」

松岡「腹減ったらいつでも簡単な飯くらいは作るよ!」

長瀬「第2艦隊の皆も大丈夫?」

川内「勿論! さ、早く夜戦しよーよ!」

最上「久々に川内の夜戦を聞いた様な気がするなぁ」アハハ

高雄「でもそれは私達も同じですね。重巡の夜戦の一撃、相手に当ててやりましょう!」

電「わ、私達も」

暁「やってやるわ!」

島風「おうっ!」

第2艦隊もやる気十分。いよいよ出撃の時―――

松岡「よーっし、敵艦隊の居ると思われるMI方面へ…出撃!」

赤城「第1艦隊旗艦、一航戦、赤城!」

川内「第2艦隊旗艦! 川内、水雷戦隊!」

赤城・川内「出撃しますッ!」

こうして合計12人による大規模な艦隊が出撃した。DASH鎮守府のMI方面への大きな一歩である―――



~北太平洋海域~

AL海域ほどでは無いがそこそこ北に行ったこの海域
この先に攻略対象であるMI島があると言われているが、まずはここの前線を護衛する主力艦隊を倒さねばならない

赤城「それではまず陣形を整えましょう」

今回、作戦と共に公表された連合艦隊だが、陣形も特殊なものとなっていた
第一から第四までの警戒航行序列があり、それぞれ通常対応陣形で言う所の単横、複縦、輪形、単縦に対応している

赤城「移動の間は前方警戒の第二警戒航行序列で移動。その後、敵艦隊を発見し次第、提督の指示を仰ぎ、陣形を逐次変更したいと思います」

飛龍「分かりました」

川内「それじゃ、ぱぱっと陣形を組んで進むよ」

陣形を組みながら赤城は鎮守府に通信を繋げる

赤城「こちら連合艦隊第一艦隊旗艦赤城。松岡提督、聞こえますか?」

松岡『はーい、こちら松岡。作戦開始地点に着いた様やね』

赤城「はい。これより北太平洋海域にてMI作戦開始したいと思います」

松岡『了解、敵艦隊を発見したらもう一度連絡してね』

赤城「分かりました」ブツッ

通信を切り陣形が整ったのを確認

赤城「それでは進撃します。偵察機を発艦し、敵部隊を索敵してください!」

隼鷹「あいよっ」ブーン!

鳳翔「行きます!」パシュン!

それぞれ彩雲、水上偵察機などを飛ばし、索敵を開始する
敵艦隊を索敵し、数十分後―――

赤城「! 敵艦隊を発見! 敵は航空部隊のようです!」

飛龍「いよいよですね…」

川内「編成は!?」

赤城「空母ヲ級flagship、戦艦タ級elite、重巡リ級elite、軽巡ト級elite、駆逐ロ級後期型2隻です。提督に通信を入れいます」

すぐさま、鎮守府へ―――

赤城「…こちら赤城、敵艦隊を発見しました」

松岡『いよいよだね』

長瀬『編成は?』

赤城「航空部隊、ヲ級flagship、タ級elite、リ級elite、ト級elite、ロ級後期型2隻です」

松岡『って事は航空戦になるのか…一番制空権が採りやすい第3警戒航行序列で。第2艦隊はひたすら回避に集中してこう』

長瀬『最初が肝心だからね。頑張って!』

赤城「了解です。…皆さん、第3警戒航行序列をとり、航空戦に入ります! 第2艦隊の人達は回避行動に専念してください!」

川内「了解! さぁ、皆避けるよ!」

最上「ここで大破したら撤退だからね。攻撃の無い分、回避に集中しよう!」

電「なのですっ!」

島風「ふっふーん、自慢の速さで全部避けちゃうんだから!」

伊勢「私達も微力ながら加勢しようか」

日向「まぁ、ヲ級1体程度なら大丈夫だろうが…念には念を、だな」

弓や巻物を広げ、発艦の用意をする
ちなみに実戦での隼鷹の発艦を放送するのは今回が初めて。艦娘の中でも特に不思議な力を持った彼女は艦載機を紙に変換させ、飛ばす時にもう一度艦載機に戻して発艦すると言う
スタッフのカメラを介して映像を見ている2人だが

松岡「…やっぱ不思議だよなー」

長瀬「ねぇー」

大淀「私も思わず目を疑いたくなりますね」

さて、航空戦は通常1回だけ行われる艦載機による戦闘を2回行うと言うもの。しかし、通常の戦闘は発生せず、2回目の航空戦が終わったら速やかに次の海域に向かうと言う物である
まず一度目の航空戦

赤城「第1次攻撃隊、発艦開始!」パシュン!

ヲ級F「レンゴウカンタイカ…イケッ」ブーン! ブーン!

開始する航空戦。しかしヲ級flagshipとはいえ、圧倒的な数の差

ドガァァァァン!!

ト級E「ガアアアアアアア!!」

ロ級後期型1「グギャアアアア!!」

大半が打ち落とされ、こちらの被害は0

そして2度目の航空戦

赤城「第2次攻撃隊、発艦開始!」パシュン!

ヲ級F「クッ…」ブーン! ブーン!

ドガァァァァン!!

ヲ級F「キャア!」ドガァァン!! 中破!

タ級E「イヤァ!!」ドガァァァン!! 大破!

リ級E「グワアアアアア!」ドガァァァァン!! 撃沈!

敵艦隊を半壊。初めての航空戦にしては上々の結果となった

赤城「…敵艦隊半壊、撤退を開始したようです」

鳳翔「良かった…!」

暁「このまま次に行こう!」

赤城「こちら赤城。敵艦隊を半壊に成功。こちらの被害は0、次の海域に向かいます」

松岡『分かった。初めての航空戦にしては上手く行ったね』

長瀬『そうだねぇ。…赤城さん、この先も気を付けてね』

赤城「分かりました。それでは、先に進みましょう」



その後の航空戦も被害は最上の小破のみとなり3戦目に差し掛かると…

飛龍「敵艦隊を発見…ってこれは…!!」

伊勢「どうしたの?」

飛龍「近くの島から艦載機が…偵察機によるとこの先のMI島に居座っている地上施設の姫級が護衛要塞と一緒に飛ばしているって!」

攻略目標である島の地上施設から艦載機だけを飛ばしてきているらしい。ここを切り抜けなければ!

赤城「提督! こちら赤城! この先に居ると思われる敵地上施設から艦載機が発艦したのを確認! こちらに向かってるらしいです!」

松岡『はぁ!? マジで!?』

大淀『敵地上施設、おそらく中間棲姫の事でしょうか』

長瀬『中間棲姫? 何か中間管理職みたいな響きだなぁ』

松岡『おいおいww』

大淀『えっと…元々MIの意味の中に『中間』が含まれていたのでそう名付けられたそうです』

資料を見ながら答える大淀

長瀬『あ、マジで?』

松岡『おいおいww …っと指示出さないと。そうは言ってもまともに攻撃も出来ないだろうし、兎に角第3警戒航行で切り抜けて!』

赤城「了解。全員回避重視。敵にはある適度攻撃は仕掛けますが倒す事よりこの先に居る主力艦隊を倒す事を優先としましょう」

暁「了解!」

日向「さ、行こうか」

襲い掛かる艦載機!

ドガァァァァン!!

果たして―――

電「はわわわ! は、恥ずかしいよぉ…」中破!

暁「電!」

電に被弾、相手の被害状況も分からないまま2回目の航空戦に入る

飛龍「第2次攻撃隊、いっけぇ!」パシュン!!

ドガァァァン!!

赤城「…ッ! 皆さん、大丈夫ですか!?」

隼鷹「いっつー…でも当たったは当たったけど至近弾だから大丈夫さね」小破!

何とか切り抜けた第1艦隊。敵艦載機も弾を撃ち尽くしたのかは定かではないが飛んできた方向へ戻って行く

鳳翔「…護衛要塞1体こそ落としたものの、中間棲姫自体は無傷だそうです」

川内「まぁ、だよねー」

航空戦だけで姫級を倒せるとは思えない、それに―――

高雄「でも私達の目標はこの先の主力艦隊ですから」

伊勢「そーだね。中間棲姫は後々!」

赤城「気は緩めず、主力艦隊の索敵に入りましょう。彩雲、お願いします!」パシュン!!

再び偵察機を出す赤城達。主力艦隊を見つける事は出来るのか―――!?



数十分後―――

飛龍「! 偵察機から入電! 敵主力艦隊を発見したそうです!」

歓喜の声が上がる。いよいよ主力艦隊との本格的交戦となる

赤城「こちら赤城、敵主力艦隊を発見!」

松岡『よっしゃ、敵艦隊の編成は?』

飛龍「えっと、大型…多分空母型の鬼か姫。随伴艦は軽母ヌ級flagship2隻、旗艦とは違う空母型の鬼が1隻。駆逐ロ級後期型2隻です!」

長瀬『空母系の鬼、姫か。大淀さん、何かわかる?』

大淀『おそらく空母棲鬼…鬼級の大型深海棲艦かと思われます。今回の作戦から投入されたと言う報告を聞きます。…随伴艦鬼、姫級の特徴は?」

飛龍「見た感じ下半身は艤装に埋まってて、髪は後ろにリボンで束ねてるって」

大淀『それですと過去に現れた装甲空母鬼ですかね。同じく鬼級の敵です。しかし、能力は空母棲鬼には遠く及ば無い筈です』

松岡『鬼級2隻に気を付けながら第4警戒航行序列で倒そう!』

赤城「分かりました。それでは序列を第4警戒航行序列に変えて敵艦隊に攻撃を仕掛けます!」

鳳翔「それでは紫電改二の準備をします」チャキ

川内「私達は夜戦まで被弾をしないようにするよ!」

高雄「了解!」

暁「やってやるわ!」

赤城「それでは敵艦載機を迎え撃ちます! 第1次攻撃隊、全機発艦!!」パシュン!!

敵の艦載機や新型艦載機を迎撃し、相手に向かい攻撃を仕掛ける

隼鷹「流石にやるな…ッ!」

川内「回避行動!!」

ドガァァァァン!!

爆弾が投下される。切り抜けたか?
が―――!

鳳翔「こ、このまま沈むわけには行きません!」大破!

暁「いったぁ! もう許さない、許さないんだからぁ!」大破!

元々装甲が強い訳では無い鳳翔。強力な敵艦載機の爆撃で一撃で大破に追い込まれてしまった
そして暁も大破、コレは痛い

赤城「鳳翔さん…!」

鳳翔「赤城さん、私に構わず、第2次攻撃の準備を…!」

空母系の鬼率いる航空主力艦隊だけあってか搭載している艦載機の威力がヲ級と比べ物にならなかった
一方相手は―――

ロ級後期型1「ギュルアアアア!!」撃沈!

ロ級1隻撃沈。そして通信が入る、制空権はどうなったのか

赤城「…! やりました、辛うじて制空権優勢! これなら…!」

日向「あぁ、我々の弾着観測射撃が生きると言う訳だ」

伊勢「思いっきりかますよぉ!」

敵艦隊に接近する。見えてきた―――!

空母棲鬼「ナンドデモ…ナンドデモ…シズンデイケ…!」

船体の上に優雅に座っているあの深海棲艦こそが旗艦、空母棲鬼のようだ

空母棲鬼「オマエラモ…アノトキノヨウニモウイチドシズムガイイ!!」

赤城「川内さん、お願いします!」

川内「よし、第2艦隊、先行して攻撃するよ!」

まず空母機動部隊においては第2艦隊が先行して攻撃を行う

高雄「左弦、敵艦発見です!」ドォン!!

ヌ級F1「ア゛ア゛!?」ドガァァァン! 中破!

空母棲鬼「ヤレオマエラ!」

装甲空母鬼「リョーカイ! アッハハハ、シズンデシマエ!」ドォン!!

最上「ッ…! でも至近弾。やり返すよ!」ドガァン! 小破!

最上「いっけぇ!」ドォン!

ロ級後期型2「ギュルアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!

ヌ級F2「アアア…!」ブーン! ブーン!

島風「何処狙ってるの? おっそーい!」ヒュン!

川内「砲戦、よーい!」ドォン!

装甲空母鬼「ヌルイワ!」ドガァン!

空母棲鬼「テッキチョクジョウ…キュウコウカ!」ブーン! ブーン!

電「はわわ…!」ヒュン!

何とか回避した電、駆逐艦の攻撃に移行するが…

電「なのです!」ドォン!

暁「やぁ!」ドォン!

島風「私には誰も追いつけないよ!」ドォン!

装甲空母鬼「! ッ…!」ドガァン! ドガァン!

ヌ級F2「…」ドガァン!

火力が足りずに決定打を与えられない。彼女らには夜戦で頑張って貰いたい所
雷撃戦は相手ヌ級を撃沈

ヌ級F1「アアア…」撃沈!

島風「よっし!」

そして後方で待機していた第1艦隊が2巡目の攻撃を与える

川内「お願い!」

伊勢「あいよっと! 主砲、4基2門一斉射!」ドォン!

ヌ級F2「ヌア゛ア゛ア゛…!」ドガァァァン!! 撃沈!

装甲空母鬼「シズメェ!」ドォン!

隼鷹「いってぇ! …う、うわ~!? こんな恰好やだぁ!?」ドガァァァン!! 中破!

飛龍「隼鷹さん!」

隼鷹「あててて…もう砲撃戦には参加できねぇ、頼む!」

日向「私が一矢報いるか…瑞雲!」ドォン!

瑞雲『…キン100』

日向「もう少し…」ドォン!

瑞雲『…エン20』

日向「そこか…!」ドォン!

瑞雲『キョウシャ、ウテ!』

日向「よし、突撃ィ!」ドォン! ドォン! ドガァァァン!!

装甲空母鬼「ガアアアアア! コシャクナァァァ!」大破!

弾着観測射撃によって装甲空母鬼に有効打撃を与える

空母棲鬼「チッ、モウイチド、チョクジョウ!」ブーン! ブーン!

赤城「! あの時と…ですがやられはしません!」ヒュン!

回避し、弓を構える

赤城「全機発艦! 突撃してください!」パシュン!!

空母棲鬼「!? グア!?」ドガァン!! 小破!

飛龍「たとえ最後の一艦になっても叩いて見せます!」パシュン!!

空母棲鬼「マタカ! ウットオシイ!」ドガァン!!

残った相手は鬼の2体。旗艦の空母棲鬼は小破。随伴艦の装甲空母鬼は大破状態だった

赤城「こちら赤城、敵艦は鬼の2体。空母棲鬼は小破、装甲空母鬼は大破となってます!」

松岡『お~、いいねぇ』

大淀『こちらも被害を受けていますがこのまま夜戦に持ち込んでも問題は無いでしょう』

長瀬『えっと、連合艦隊だと第1艦隊は最初に撤退して、第2艦隊が夜戦する為に残るんだっけ?』

大淀『そうですね』

ここが連合艦隊のシステムのある意味一番の強みかもしれない
来れのお蔭で夜戦に強い駆逐艦、軽巡、重巡を集中的に第2艦隊に運用する事によって夜戦を有利かつ空母を危険にさらす事無く戦えるのだ

松岡『このまま夜戦突入、このまま赤城さん達は帰還して川内ちゃんが指示出すようにして!』

赤城「了解、それでは第1艦隊、海域を離脱します! それでは川内さん、お願いしますね」

川内「おっけー! それじゃあ突撃するよ」

松岡『前みたいに夜間でも艦載機飛ばしてくるかもしれないから気を付けてね!』

川内「はいよっと!」

高雄「本領発揮ですね」

島風「それじゃあ行こう!」

空母棲鬼「カカッテコイ!」ズズズズズ…

夜戦に突入する第2艦隊、果たして―――!?





川内「やったぁ! 待ちに待った夜戦だぁぁ!!」

電「川内さん、嬉しそうなのです」

最上「取りあえず落ち着いて敵艦隊を倒してこう、ね?」

そう言うともうすぐ近くに2隻の深海棲艦が!

川内「よーし、私と夜戦しよっ!」ドォン!

空母棲鬼「グア!? …ヤルナ…ダガ」ドガァァァン!! 中破!

空母棲鬼「ダマッテヤラレルホドアマクハナイ!」ブーン! ブーン!

高雄「!? キャアアア!」ドガァァァン!!

高雄に被弾!

高雄「な、なによ…これで勝ったつもり!?」大破!

中破状態でも一撃で大破に持ち込む辺り、相手の強さが伺える―――

最上「次は僕の番だよ!」シャッシャッシャ

主砲と魚雷を構え、一斉に放つ

最上「やぁ!!」ドォン! パシュン!

空母棲鬼「!? カ、カットイ…ガアアアアア!?」ドガァァァン!! 撃沈!

重巡による強力な一撃で中破状態だった空母棲鬼はその火力を持ってして沈んで行った

装甲空母鬼「ク、クソ! テッタイダ!」

電「ま、待つのです!」ドォン!

島風「魚雷発射! いっけぇ!」パシュン!

逃げる装甲空母鬼に追い打ちをかける2人。大破状態だった装甲空母鬼はなすすべなく―――

装甲空母鬼「ギャアアア! シ、シズム…!」ドガァァァン!! 撃沈!

こうして夜戦で2体の鬼を撃退した第2艦隊

川内「やったね!」

電「は、はい。でも逃げる相手に追い打ちをかけるのは心痛いのです…」

島風「でも敵何だから仕方ないでしょー」

高雄「まぁまぁ、電ちゃんも良く頑張って撃ちましたよ」

川内「やー、夜戦できるっていいねぇ。…そうだ、報告報告…。こちら川内、敵艦隊を殲滅したよ!」

松岡『うぃー、お疲れ様!』

長瀬『鬼級2体相手取るだなんてホント凄いよ!』

川内「いやー、皆も頑張ってくれたからだよ。夜戦も楽しかったし」

松岡『川内ちゃん何気に夜戦久々だからねー。よっし、第2艦隊も帰還して次の出撃に備えよう! 被害にあった高雄さんは最上さんが、暁ちゃんは電ちゃんが曳航して帰ってね』

大淀『気を付けて帰ってきてくださいね』

川内「はいよー」ブツッ

川内「それじゃあ艦隊帰投するから」

最上「了解。高雄、肩貸して」

高雄「ごめんなさいね」

最上「いいのいいの。こういうのは助け合いさ」

こうして1戦目は勝利を飾ったDASH鎮守府。討伐規定回数は後7回、果たしてどうなるか―――?



その後、もう1度出撃するが、今度は装甲空母鬼が健在で夜戦で庇われてしまい、倒し切ることが出来なかった

装甲空母鬼「イタイ…」大破!

空母棲鬼「テッタイスルゾ」中破!

川内「うっわー! 倒し切れなかったぁ!」

川内が悔しい声を響かせる

~執務室~

2回の出撃を経てもう一度作戦会議を行う

赤城「とは言え途中の海戦はあまり被弾しませんし…」

鳳翔「索敵は足りてますから見つけられないなんて事もありませんしね」

長瀬「順調だもんね。今の所」

大淀「航路に関しては今の編成ですと一番上でもう固定と見て良いかもしれません」

索敵に関してはAL作戦の反省を生かし、彩雲は鳳翔以外に持たせているし、電探も活用している

飛龍「問題は2つ。道中の中間棲姫による嫌がらせと…」

隼鷹「決戦での装甲空母鬼…か」

装甲空母鬼自信はそこまで高い能力を持っている訳では無いのだが先程の出撃の様に無傷だと旗艦に対する攻撃を庇う

伊勢「これのせいでこう、なんていうの?」

高雄「攻撃がワンテンポ遅れる、と言うのでしょうか?」

伊勢「そう、それ」

松岡「中間棲姫の嫌がらせは回避を頑張るしかないとして…。じゃあ支援艦隊出しちゃうか。AL海域からこっちに支援に来てもらう様にしよう」

作戦自体の参加は出来なくなるが支援艦隊となれば一応参加は出来る
今AL海域に制海権維持の為に出張している祥鳳と瑞鳳を呼び海上で駆逐艦と合流し、支援に向かう、と言う形だ

長瀬「そうやって周りの護衛艦の数を減らして確実に倒してく、って事だね!」

松岡「そーいう事」

赤城「装備は今、もうどうしようもありませんし…後は私達の動きでカバーするしかありませんね」

暁「最初夜戦にまともに参加できなかったし、今度こそ頑張るわよ!」

最上「うん、空は空母の皆さんが頑張ってるんだ。夜戦は僕達が頑張るしかないね」

松岡「それじゃあ10時くらいだしちょっとお握り握って来るよ。少し腹にいれとかないとね」

電「わぁ、松岡司令官のお握りなのです!」

赤城「私、3個くらい欲しいです」

長瀬「ダメだよww すぐ動くんだからせめて2個で抑えてww」

飛龍「もー、食べるの好きなのは分かりますけどここは抑えましょうよww」

こうして士気を上げながら午前3度目の出撃へ―――



この後もう一度空母棲鬼を撃破

祥鳳「支援砲撃、開始します!」パシュン!

白雪「支援で弾幕張ります!」ドドドドォン!

装甲空母鬼「シエンホウゲキカ…!」ドガァァァン!! 小破!

ロ級後期型1「ギャアアアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!

艦隊決戦支援はやはり効果的であった。敵の数を減らす事によってそれだけ他の艦に対しての攻撃を増やせるからである
昼の内に装甲空母鬼を撃沈

装甲空母鬼「ガァァ…」ゴポゴポ… 撃沈!

夜戦では残ったヌ級flagshipと空母棲鬼を撃破

川内「いっけぇぇぇ!!」シャッシャッシャ…パシュン!

空母棲鬼「グアアアア!」ドガァァァン!! 撃沈!

暁「お子様言うな!」ドォン! ドォン!

ヌ級F「アア…ヌア…」ドガァァァン!! 撃沈!

2度目の主力艦隊の撃破!
その日の午後から達也と太一が合流

山口「どうだった?」

松岡「2回撃破したぜ兄ぃ!」ビシッ

長瀬「支援艦隊出したけど大丈夫かな?」

国分「まだ資材に余裕はあるし大丈夫じゃない? 効率よく撃破するんだったらその方がいいかもしれないし」

高雄「末っ子2人と兄2人、て感じですかね」

最上「そうだね…」アハハ

その日の午後、城島が帰って来るまでに2度出撃し1回撃破

城島「ただいまー」

鳳翔「おかえりなさい、マラソンの練習お疲れ様でした」

城島「ありがとね。鳳翔さんも作戦で一杯や言うのに」

鳳翔「いえいえ。そんな事無いですよ」

城島が帰ってきてから更にもう1度出撃し撃破。この日4度の撃破をした



~執務室~
男達が布団を敷き、そろぞれ眠ろうとする

国分「あ~、布団が気持ちいい~!」

山口「今日も働いた働いたぁww」

寝る前に出撃を振り返る

長瀬「今日さ、4回撃破したんだよね。…あれ? 結構余裕じゃない?」

城島「まぁ確かに余裕なんやけどね」

山口「でもそう言うのが一番怖いんだよな」

長瀬「…そうだったね。前に飛龍さん言ってたもん」

国分「何て?」

長瀬「『慢心、ダメ、絶対』だったっけか」

松岡「何かポスターの標語っぽいなww」

城島「でもミッドウェー海戦で沈んだ彼女だからこその言葉なのかもしれんな」

過去、ミッドウェー海戦で沈んで行った栄光の一航戦と二航戦の4隻の船。これまで華々しい活躍をしていた彼女らの敗因
それは慢心
装備換装が遅れ、索敵不足で発見できなかった敵艦隊によって一気に壊滅。そんな中、飛龍は最後まで戦い続けていたと言う

山口「もうあんな思いさせたくないよね」

城島「せやなぁ…」

松岡「だからこその俺等じゃん、リーダー。兄ぃ」

山口「松岡…。そうだな」

国分「明日も頑張ろ…」Zzzz…

松岡「あ、太一くん寝ちゃった」

長瀬「グーグー…」Zzzz…

山口「長瀬何てもう寝てるしwww じゃあ俺らも寝っか」

城島「おやすみー」

松岡「おやすみー」

彼女らを2度と沈めない為に―――



次の日―――
今日は城島、太一が朝からいない。今日の艦隊運営は達也、松岡、長瀬の3人で始める事に

隼鷹「昨日の2人と比べると頼りがいがあるなぁ」

松岡「おいおい俺達だって頑張ってただろー!」

長瀬「頑張ってたよねぇ~?」

隼鷹「冗談だって冗談!」アッハッハ

川内「あははww でも山口提督あたりの居る居ないは大きいかもしれないね」

松岡「頑張ったのになー、昨日」ショボーン

赤城「でも、松岡提督の指揮も中々でしたよ。いつも後ろで城島提督の指揮を見ていたからじゃないんですか?」

最上「あ、それ僕も思いました」

高雄「どことなく指揮の仕方と言うか、雰囲気が城島提督に似ていましたからね」

松岡「そ、そーかぁ?」テレテレ

島風(あ、照れてる)

伊勢「まぁ、長瀬提督は後ろで騒いでただけだったけどねww」

長瀬「何だよぉ!」

日向「まぁ、そうなるな。だが長瀬提督の励ましも私達にとって糧になっているのは事実だ」

電「なのです!」

山口「良かったな長瀬」

長瀬「そう言って貰えると嬉しいよ」アハハ

今日も出撃―――!



午前の出撃を終えて2度敵艦隊を撃破し、残すところ1回となった
城島と太一が再び合流。5人全員で北太平洋海域突破を目指す!

~北太平洋海域~

航空戦を切り抜け、中間棲姫の遠距離からの航空戦も切り抜けた
現在被害を受けているのは最上と川内が小破しているのみ

赤城「…」

現在索敵中。敵を探しているだけあって緊張感が走っている
と―――

隼鷹「お、入電だ。敵艦隊発見!」

隼鷹の彩雲が敵艦隊を発見したようだ

赤城「こちら赤城、敵艦隊を発見したようです!」

城島『おぉ、いよいよやな。編成はどうなっとる?』

隼鷹「旗艦は相変わらず空母棲鬼。だけど随伴艦がヌ級flagshipと装甲空母鬼が抜けて空母ヲ級flagship2隻、戦艦タ級elite、駆逐イ級後期型2隻になってるね」

城島『あら、どうしたんやろ』

山口『でも鬼が一体だけ。ある意味チャンスだよ』

国分『ここで一気に畳みかけよう!』

長瀬『よーし、頑張れ!』

松岡『第4警戒航行序列…でいいんだっけか?』

城島『そうやね。最後だからって気を抜かない様に。慢心せぇへんでしっかり敵艦隊を叩いてきなさい!』

赤城「了解。それではいよいよ最後です。しかし、敵艦隊を無力化するまでしっかりと戦い抜きましょう!」

飛龍「了解! 慢心、ダメ、絶対…よし、イケるイケる!」

川内「それじゃあ先制攻撃は頼んだよ!」

赤城「任せてください! 第1次攻撃隊、発艦!」パシュン!

赤城達から烈風、流星、彗星が発艦される。そして鳳翔からは

鳳翔「お願いします、皆さんの艦載機を…守って!」パシュン!

護るために放たれた鳳翔の紫電改二部隊―――
烈風に負けずに紫電改二は流星、烈風を狙う相手の艦載機を迎撃。敵の艦隊へ送り届ける

空母棲鬼「! カイヒコウドウ!」

ドガァァァン!!

水柱が大きく立つ、果たして無事か…!?

伊勢「…こっちは大丈夫!」

川内「第2艦隊も被害無し! 大丈夫だよ!」

こちらは切り抜けた模様。一方相手は

空母棲姫「イキュウガシズンダカ…」

イ級後期型1「ガガガ…」ゴポゴポ… 撃沈!

イ級後期型を1隻撃沈、更に…

祥鳳『こちら支援艦隊、ただ今から支援砲撃を開始します!』

赤城「祥鳳さん! お願いします!」

祥鳳『はい! 支援砲撃開始!』パシュン!!

弓が放たれる音から数十秒後、高速で相手艦隊に向かう艦載機と弾

ドガァァァァン!!

相手に被弾! 結果は…!?

イ級後期型2「ギュアアアア…」ゴポゴポ… 撃沈!

タ級E「イタイジャナイノ!」小破!

もう一隻のイ級後期型を撃沈。タ級eliteに小破と被害を与え相手艦隊の駆逐艦を全滅させ残り4隻となった

赤城「…制空権優勢! 行けます!」

鳳翔「良かった…!」

鳳翔(皆さんを守る事が出来ました…!)

鳳翔の想いが通じたのか最終決戦も制空権を優勢にした。このまま第2艦隊が攻撃に移る

川内「よーし、第2艦隊先行するよ!」

高雄「弾着射撃を行います」ドォン!

水偵『…エン100』

高雄「もう一発!」ドォン!

水偵『エン20』

高雄「てぇ!」ドォン!

高雄『キョウシャー! ウテウテー!』

高雄「一斉射! てぇー!」ドォン! ドォン! ドガァァァン!

ヲ級F1「ヲ!?」ドガァァァン! 中破!

タ級E「オカエシヨ!」ドォン!

最上「!? うわぁ!?」ドガァァァン!

最上に被弾!

最上「こ、これじゃあ戦えないよ…!」中破!

川内「最上! このっ!」ドォン!

タ級E「キカナイワネェ…」ドガァン!

空母棲鬼「テッキチョクジョウ! シズメ!」ブーン! ブーン!

島風「あうぅ! 痛いってばぁ!」ドガァァァン! 大破!

最上「いっけー!!」ドン

ヲ級F2「オソイ…!」ヒュン!

ヲ級F2「カンサイキハッカン!」ブーン! ブーン!

暁「そんな攻撃当たらないわよ!」

電「当たって下さい!」ドォン!

ヲ級F1「イタ…」ドガァン!

暁「えい!」ドォン!

空母棲鬼「フン…」ドガァン!

島風「連装砲ちゃん、いっけー!」ドン

タ級E「…ドコニウッテルノカシラ?」ヒュン!

命中精度が落ちているせいかタ級eliteの横を通り過ぎる

川内「雷撃戦、開始ー!」パシュン!

魚雷を発射する―――

ドガァァァン!!

空母棲鬼「チッ、コシャクナ」微小ダメージ

タ級E「ヒガイジョウキョウ…チュウハ…!」中破!

タ級eliteを追い込み、第1艦隊と攻撃を交代

日向「今度は私達の番だな…主砲、撃て!」ドォン!

ヲ級F1「キャアアアア!」ドガァァァン! 撃沈!

タ級E「オカエシヨ!」ドォン!

飛龍「! ゆ、誘爆を防いで!」ドガァァァン! 中破!

伊勢「右舷、敵艦発見!」

ヲ級F2「ヲ!」ヒュン!

空母棲鬼「ナンドデモ…シズメ…!」

日向「ぐ、この恰好は…提督に見せられないな…っ!」ドガァァァン! 大破!

これまでにも何度か2人を大破に追い込んだ攻撃。やはり一筋縄ではいかない

赤城「第2次攻撃隊、発艦!」パシュン!

ヲ級F2「ヲギュ!?」ドガァァァン! 中破!

隼鷹「よーし、攻撃隊発艦! やっちゃってぇ!」ブーン! ブーン!

空母棲鬼「クソ、シツコイ!」ドガァン!

1巡目が終わり敵艦隊は残り空母棲鬼、ヲ級flagship、タ級eliteの3隻のみ

伊勢「主砲、4基2門、一斉射!」ドォン!

タ級E「ウワアアア!!」ドガァァァン! 撃沈!

空母棲鬼「シズメ! シズメェ!」ブーン! ブーン!

赤城「キャア!? 一航戦の誇り…こんな所で失う訳には…!!」ドガァァァン! 中破!

その後、日向の砲撃と隼鷹の艦載機による攻撃を敢行するが火力が足らず決定打は与えられなかった
残るはほぼ無傷の空母棲鬼と中破したヲ級flagship―――

赤城「こちら赤城。敵は空母棲鬼、ヲ級flagship1隻除いて撃沈しました!」

城島『うん。第1艦隊の皆お疲れ! それじゃあ第1艦隊は撤退。第2艦隊はそのまま夜戦に突入して!』

松岡『後一踏ん張り! 頑張って!』

長瀬『このまま押し切るよ~!』

赤城「了解。それでは第1艦隊は撤退。第2艦隊はそのまま夜戦に突入してください」

川内「よーし、夜戦行くよー!」

辺りが暗くなり始めるいよいよ空母棲鬼との最終決戦だ



川内「出し惜しみはしないよ!」シャッシャッシャ…

川内のカットインが入る

川内「いっけぇぇぇ!」パシュン! ドォン! ドォォン!!

空母棲鬼「キャアアアア!」ドガァァァン! 中破!

一撃で空母棲鬼を中破まで追い込む、しかし敵も黙っていない

空母棲鬼「テッキチョクジョウ、シズメ!」ブーン! ブーン!

暁「危ないじゃないの!」ヒュン!

空母棲鬼「ナニ!?」

何とか回避、そして高雄―――

高雄「油断したようね、バカめ、と言って差し上げますわ!!」ドォン! ドォォォン!!

空母棲鬼「グアアアア!!」ドガァァァン! 大破!

連撃で大破まで追い込む。ヲ級flagshipの攻撃も回避し

電「電の本気を見るのです!」ドォン! ドォォォン!!

ヲ級F2「キャアアア!!」ドガァァァン! 撃沈!

中破していたヲ級flagshipを撃沈! 最後は彼女が決めてくれた―――

暁「最初の出撃のお返しよ!」シャッシャッシャ…

空母棲鬼「ク、コンナ…クチクカンノコドモナンカニ…!」

暁「この…お子様言うな!!」パシュン! ドォン! ドォォォン!

そして―――

空母棲鬼「ガアアアアアア!!」ドガァァァン! 撃沈!

最後粘りに粘った空母棲鬼だがここで撃破。E-3『北太平洋海域』を突破した

空母棲鬼「ハ、ハハハ…! カッタト…オモッテイルノカ…ダトシタラ…カワ…イイナァ…」ゴポゴポ…

恨めしそうに沈んで行く空母棲鬼

川内「ハァハァ…ハァー。ようやく倒したぁ…!」

高雄「皆さんお疲れ様でした」

最上「僕は早く帰ってドックで修復したい…」

川内「報告っと…こちら川内。夜戦で敵艦隊を殲滅! 無事北太平洋海域突破したわ!」

城島『おー、お疲れ様!』

山口『良く頑張ったよ! お疲れ!』

松岡『今回テンポよく行けたね』

城島『それじゃあ川内ちゃん達も帰還してくれ。被害はどうなっとる?』

川内「最上と島風が大破してるかな?」

城島『じゃあ高雄さんが最上さんを、川内ちゃん島風ちゃん曳航して帰還して』

長瀬『気を付けて帰ってきてね』

川内「了解。それじゃあ帰還…おっと」

遠くの方、空が晴れて来て水平線が太陽の光を浴び始めている時、遠くの方で艦娘の姿が確認された

川内「んー…何か見た事無いタイプ…おーい! 誰ー!?」

遠くからやって来たのはショートのふわふわした黒髪、そしてセーラー服を着ていた艦娘。何より特徴的だったのは背中の大きな煙突のついた艤装と魚雷と食料の入った大きな鞄
あまり大きな武装はしていなかった。彼女は一体?

高雄「…? あなたは?」

大鯨「どこかの鎮守府の艦隊ですか? 初めまして、潜水母艦の大鯨と言います」

電「潜水母艦…ですか?」

大鯨「はい。簡単に言えば潜水艦の皆さんを引率するの為に作られた艦。それが私なんです」

潜水母艦とは、元々居住性、及び食料備蓄性が低い潜水艦を支援するために作られた艦と言われ、潜水艦と母艦を入れ替わりで乗っていたとされている
特に遠方への作戦時には重要な艦とされており、高い居住性、食料備蓄機能。そして潜水艦との通信機能など戦闘向けでは無い物の、潜水艦の船員が高い士気を保つ為には大切な艦であった
そんな大鯨は後に空母にする為に建造され、改造すると名前が変わると言われている

暁「これから鎮守府へ帰還する所なの。あなたも鎮守府にくる?」

大鯨「そうですねぇ…潜水艦の皆さんが居ないと私の役割も果たせませんし、何より私一人だといつ沈むか分かりません」

確かに先程言ったように自己防衛する武装もあまり持っていない

大鯨「それでは不束者ですがよろしくお願いします」

潜水母艦の大鯨が仲間に! しかし―――

川内「まぁまだうちの所には潜水艦いないんだけどねぇー」

大鯨「え、そうなんですか?」

潜水艦が、いない(チーン
それは後で何とかするとして。とりあえず鎮守府へ一向は帰還する事になった―――



~鎮守府正面港~

帰投した第2艦隊。第1艦隊で損害を受けていない艦娘とTOKIO5人が出迎えてくれた

川内「艦隊が帰投したよ!」

城島「はい、お疲れ様!」

松岡「はい、大破した最上さんと島風ちゃん。バスタオルはい」サッサッ

最上「あ、ありがとう」

島風「うー、早く修理したい~」

国分「それじゃあドラム缶にまた入渠のお湯入れるかー」

松岡「よし、じゃあ2人とも来て! 今日はゆっくりとドラム缶風呂だよ!」

最上「あ、いいねぇ。一度入って見たかったんだ」

島風「早く行ってゆっくり浸かる~!」

山口「そーいや確か一番被害の軽かった飛龍さんが先に入ってたなぁ」

城島「入渠ドックまで送って帰ってくるときにはもう入ってたもんなぁww」

長瀬「いずれは入渠ドックも増やしたいっすねぇ」

流石に何個もドラム缶を並べる光景はシュールなのでいずれは入渠ドックも増設したい所

川内「そーそー。新しい子、はい」

大鯨「こんにちは、潜水母艦大鯨です。不束者ですが、よろしくお願い致します」ペコリ

城島「潜水母艦? 初めて聞く艦種やなぁ。ボク、城島茂。よろしくね」

山口「同じく提督の山口達也。主に大工仕事と整備関係だったら任せて」

国分「僕は国分太一。火周り管理は俺の担当だからよろしくね、大鯨さん」

松岡「俺の名前は松岡昌宏! 料理関係だったら俺に任せろ!」

長瀬「提督兼漁担当の長瀬智也だよ。あそこにある漁船で美味しい魚提供するから!」

大鯨「…えっと、突っ込みどころがたくさんある様な気がしますが…まず提督は5人ですか?」

城島「そうやねぇ。ちなみに5人でTOKIOって言うんや」

鳳翔「アイドルの活動がてら、ここの鎮守府の提督もやっているんです」

大鯨「ア、アイドルやってるんですか?」

山口「まぁね」

松岡「あまり最近実感ねぇけどなww」

国分「それ言ったらお終いだよww!」

大鯨「それから色々と出来るみたいですけど…」

城島「まぁこれ番組なんやけど」

大鯨「あ、だからカメラあるんですね」

山口「企画で過去色々なことやって来たから身に着いちゃったんだよねぇ」

電「農作業、大工、漁、陶芸、新装備開発…」

暁「数えたらキリ無いわねー」

番組が始まってから色々とやってきました―――

伊勢「まぁ、そんな感じで。結構変わり種の提督ってことだよ」

一抹の不安を抱えていそうな表情を浮かべる大鯨

城島「緊張せぇへんでもええんやで! リラックスリラックス」

川内「原因ある意味提督のせいだけどねぇ~」

山口「あはははww まぁ一緒にがんばろうよ!」アクシュ

大鯨「は、はい。よろしくお願いします」アクシュ

まだ緊張気味だが一日でも早く馴染めることを願う

新たな仲間を迎えると共に北太平洋海域を抜け、いよいよMI島へ突入するDASH鎮守府
次回いよいよMI島攻略! 中間棲姫の姿が明らかになる!
次回へ続く―――

投下終了しました
道中なんで地上施設の奴が移動できるんだろー的な事考えて「じゃあ遠方から嫌がらせしてるってことでいいや」と言う考えに落ち着いてこういう表現にしました。まぁ通り抜け(防戦一方?)に近い海域マスになりましたがいかがでしたでしょうか?
忙しくて中々かけぬぇ…でも続けたいです。まだまだこの人達の絡みは書きたいですし、何より幸せな艦娘を見ていたいので…
後、AL方面への制海権維持に関しては艦々日和を参考にしました。実際の海に留まって制海権維持で、適当な島にキャンプ(野営)張って、みたいな感じ。他の所より充実した野営ライフ送ってそうです、DASH鎮守府の艦娘達は。だって頑丈なテント(ビニールシート的なの使って)作れそうだし、ドラム缶で風呂は焚けるし食料だって魚に限っては取り放題ですから。野菜と資材だけ定期的に送って貰えば何とかなりそう感がありますww 
壊血病(かかるのかな?)だけ注意ですね。コロンブスとかの時代の船員は良く患ったと聞きますが…太平洋戦争時もそうだったのかな?

イベントの方ですがE-4まではクリアしました。葛城ちゃんかわいいっすねぇ。雲龍型の中だと断トツかもしんない
リットリーも手に入れ後はE-5ですけど…行けるか聊か不安です。まぁ、明雄さんも言ってましたけど「まずやってみる事が大事」みたいな事、言ってましたからね。編成は軽く決めているので後は出撃して祈るだけです。頑張れ長門さん!

さて、雑談も一段落してここまでにしておきますか。もう少しレポートやらないと(使命感
後、意見の方、ありがとうございますと共にまだ募集はしてるのでこうしたらええやん、と言うのがあったらどーぞ。取りあえずE-4,E-5辺りまでは視野に入れておきました
ここまでお読みいただき、またコメント、乙ありがとうございました!
また次回まで~

投下乙です!
SSWikiの方も更新しました。
実戦配備されたということで、大淀を鎮守府スタッフ→艦娘項に移動したけど、どうなんかなぁ。
(着任順の番号つけとか)

島風以降のキャラクター紹介が相変わらず寂しいので、書いていただければ幸いです。

>>254
>スタッフのカメラを介して映像を見ている2人だが


海戦場にDASHスタッフいたのか。恐るべし

!すでのな乙

たしかに潜水艦が欲しい頃合い
あまり無理はならさず まずは課題をこなす事から(まあ自分にも言えるんだけれど)頑張ってください

乙でした!
なにげにスタッフも高性能だから戦場にいてもおかしくは…(錯乱)
しかし潜水艦組のTOKIO化も近いか、でちでちなのなのダンケダンケの大工仕事姿は想像出来ない自分が情けない

>>283
来ても来なくてもいずれスキル付きそうなんですがそれは・・・

おつおつ
大鯨は工作艦より耕作艦になりそうじゃね?元が補給艦だし

潜水艦はおらんが、海女ならリーダーとぐっさん直伝でやってそうだな・・・。

壊血病予防にカレーが船乗りの間で流行ったんじゃないっけ?そのうちに曜日感覚を取り戻すために金曜日に固定されたとも。
イギリス海軍の蔑称としての「ライミー」も、壊血病予防のためのライムジュースが元だとか。

潜水艦がいない状態で大鯨って珍しいな


あえて先にユーを着任させて工作艦にさせよう
ユー着任(TOKIO度0%)→一次改装さつき一号(TOKIO度50%)→二次改装ろーちゃん(TOKIO度100%)みたいな感じで
ろーちゃんが日焼けしていたのはそういう理由だったんだよ
工作重巡はメガネ枠で鳥海とか?

乙です。
潜水母艦が先にあって、潜水艦があとに来ると言う、世にも珍しい鎮守府がここに爆誕。

島P「同じ中間管理職として、中間棲姫にお土産渡さないと」

>>292 四コマの提督かな?

>>249
大淀型は魚雷を装備していませんよ。
ゲームで慣れると勘違いしがちですが、ちゃんと確認したほうがいいですよ。

オイゲンちゃんは次イベからやね。イタリア勢はリアルで現在進行形のイベから参戦だからまだかかる
金剛ちゃんとビス子は・・・建造安価頑張ろう、な?

このssのおかげで艦これを再開しました。
そして神通さんの可愛さに目覚めた ありがとう ありがとう
これからも応援してます。ゆっくりお待ちしてますので、どうかご無理なさらず。

中間棲姫か~・・・。・・・胸が高まるな・・・。

TOKIOが鎮守府に寝泊りしてるところを見ると
大規模作戦は2時間SPで放送してるのか

このSSのおまけ・短編も放送されてるっていう体裁なのかな
改二実装インタビューとか球磨が謎吠えされるとか那珂ちゃんがギター弾くとか
如月の救出はさすがに違うだろうけど

ちなみにライミー(ライム野郎)はドイツがイギリスを罵る言葉
イギリスはライムでビタミンCを補っていた。
逆にドイツはキャベツ野郎と呼ばれています。
こっちはザワークラフトでビタミン補ったため
ちなみに以外なことにジャガイモはビタミンCの宝庫だったりします。
しかもでんぷん質が加熱からビタミンCを守るので、
加熱野菜の中ではかなり多量にビタミンCが取れます。

>>259
瑞雲が言っているキョウシャって、狭差(きょうさ)の間違いじゃないか?

>>304
ホントはそう言いたかったけど噛んだんじゃない?

>>268
日向の見せられない姿をゴールデンで流していいのだろうかwww

伊勢の4基2門って、なんだ?ww

追いついた

艦が増えてきてこのスレでのそれぞれのキャラクターを把握するのがしんどくなってきたな
初期艦主力艦個別のエピソード有の艦だけで精一杯
最近加入の駆逐軽巡あたりの印象が弱い気がする


ところで上で金剛とかの提督love艦の扱いについて出てたけど(ジャニオタ的な意味で)提督loveとかどうでしょ
恋愛的な意味でなくアイドルTOKIOの熱烈なファンってことならあんまり変な雰囲気にならないんじゃね?

いや、今はイベント攻略中なんだから攻撃部隊中心になるのは仕方ないよ
作戦終了後のほのぼの(?)パートを待とう、具体的には24時間テレビとか窯の完成とか第二新寮建設着手とか

あとスタッフの高すぎる随伴能力については2スレ目か3スレ目で既に通った道だww

スタッフ(戦場カメラマン)は凄いな

艦むすたちが戦場に入る~♪

カメラマンと照明さんの後に入る~♪

ちなみにカメラマンと照明さんも艦娘です。

40レス越え、スピードダウンしなきゃね・・・

>>314
「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」かよwwwwww

いくら望遠レンズで遠くから撮影してるとはいっても
基本的にスタッフ陣は武装無しだろうし
その辺考えたら優先的に狙われそうなもんだが・・・

意外と深海棲艦もカメラに映りたいのかね?

うーちゃん忘れられてる気がするっぴょん!司令官に挨拶してない気がする…

残り1レス

E-5視野に入れてるのならドロップで扶桑姉さま狙いたいなぁ、ALで哨戒頑張ってる山城のご褒美にもなるし……あるいは金剛型の誰か、そろそろ戦艦を増やしたいところ
あるいは潜水艦でもいい、ドイツ艦の足掛かりにもなるし(レーベ呼ばんとマックスもビス子も建造されてくれんし……)

城島ソングについてなんだがここの鳳翔さんなら大丈夫じゃないかなぁ
むしろ「ファンならこういうところも受け止めてなんぼでしょうに!」(フンス)ってなりそうww

携帯から失礼します、風来坊です
本来でしたら投下したかったのですが想像以上に眠かったのと作業開始時間が遅れたのが原因で終わりませんでしたorz
明日、というか木曜には投下したいと考えて降ります、ドロップ安価も取りに来ますのでよろしくお願いします
それでは…

こんばんわ、風来坊です。唐突ですが安価を取りに来ました、あと少しで書き上げられそうです
それでは早速安価行きたいと思います
―――――
下二桁が
20~30,60~70,90~99の間、もしくはゾロ目でレア艦(銀以上)
―――――
↓2でお願いします

29なのでレア艦とします。銀以上に絞ります
―――――
00~24 駆逐艦
25~50 重巡洋艦
51~74 正規空母
75~99 戦艦
―――――
↓2でお願いします

67なので正規空母ですね、となると加賀さんか蒼龍か…判定行きます
―――――
下1桁が…
偶数…加賀
奇数…蒼龍
―――――
で行きます
↓2でお願いします

と言う事で加賀型正規空母1番艦加賀となりました。やっとこれで3隻目の正規空母ですね…
それではラストスパート書きたいと思います。ではまた後で!

書き終わりました! 先程言い忘れましたが安価ご協力ありがとうございました
今回戦闘シーンはカット多めで送りたいと思います。それでは投下開始します

DASH鎮守府―――
前回、北太平洋海域を突破したDASH鎮守府はE-4となる『MI島攻略』へと向けて準備を進めていた

~執務室~

城島「北太平洋海域を突破したから敵が占拠しとるMI島に攻撃を仕掛けるで」

赤城「いよいよですね」

山口「敵の増援が来る前に叩きたいね」

そう言うと海図を張る山口。航路は島の周りを回るように張り巡らされ、中心、つまりMI島に向けて行くようになっている
そしてその中央には…

大淀「今回攻略対象となるMI島に居座っている地上施設、『中間棲姫』です」ピタ

本部から送られてきた画像資料を張り付ける

松岡「でけぇ!(色々と」

長瀬「ホントだ、でけぇ!(色々と」

高雄「何処か含みがある言い方な感じがするのは気のせいでしょうか」

中間棲姫。大きな繭みたいな艤装の中に座り、腰回りには元のMI島にあった三角型の飛行場を模した発着板
そしてふわりとした服装に身を包んでいる

飛龍「嫌がらせして来たのはこいつって事ですね」

国分「まぁ、そうなるね」

伊勢「日向の口癖移ってるよ国分提督ww」

国分「あ、マジだww!」

川内「あはははww」

城島「ほらほら、話進まんで」

国分「ごめんごめんww 地上施設って事は三式弾欲しいよね? うち、今2個しかないけどどうする?」

山口「夜戦で最後まで攻撃出来る第2艦隊の方がいいんじゃない?」

日向「それについては賛成だ。第1艦隊は2度攻撃出来るとはいえ、夜戦で大きく三式弾の補正がかかる。だとしたら第2艦隊の高雄と最上に装備した方が効果は大きいだろう」

最上「僕も三式弾積んで欲しいです。少しでも中間棲姫にダメージを与えたいですし」

松岡「じゃあ装備を主砲2つ、魚雷、水偵から魚雷と三式弾入れ替えて連撃仕様に変えよう」

城島「皆もそれでええかな?」

島風「おう!」

電「良いと思います」

松岡「よっし、それで決まりだね。後何か要望とかある?」

鳳翔「装備に関してはもうこれ以上どうしようもできませんし…」

隼鷹「後は私達のコンディションしだいさね。当たって見なきゃわからないって奴さぁ」

長瀬「そっか。じゃあ後は頑張るしかないって事だね」

隼鷹「そういう事さ」

山口「それじゃあ装備を変更、整備、点検して30分後に出撃するから! 皆でてきぱき準備するように!」

第1・2艦隊「はい!」

城島「一旦解散にするで。今日も頑張るよ!」

こうしてE-4『MI島攻略』に向けてDASH艦隊は今日も動き出す―――!



~MI島近海~

出撃した第1、第2艦隊は先日攻略した北太平洋海域を通り、MI島近海へ到着
島に近付くにつれ雲が濃くなっていく

伊勢「うっわー、気味悪い」

電「曇り空ですね」

日向「本当にヤツらがこの暗雲を作り出してるんじゃないかと思う時がある」

飛龍「本当ですよね。深海棲艦が集まっている所って特にこういう風な曇り空になってますよね」

赤城「それでは鎮守府に通信しますか…」ピッ

赤城が通信を開始する―――

赤城「こちら赤城、MI島近海に到着。ただいまより作戦行動開始したいと思います」

城島『はいこちら城島。無事に着いた様やね』

山口『敵の中間棲姫は島の南部分に居るらしいから島を回って索敵して行ってね』

国分『道中気を付けてね!』

赤城「了解」ブツッ

赤城「それでは第2警戒航行序列で前方を警戒。偵察機や水上機を使って敵を索敵しながら侵攻します」

川内「よーし、しまってこうか」ザザー

島風「おう! いっくよー!」ザザー

各々彩雲、電探、水上偵察機を使い、敵を探す――――





南東に進路を進める。すると

鳳翔「敵艦隊を発見しました! 空母ヲ級flagshipが旗艦の様です」

赤城「こちら赤城、敵艦隊を発見しました!」

城島『こちら城島。敵の編成はどうや?』

鳳翔「旗艦は空母ヲ級flagship、随伴艦は重巡リ級elite2隻、戦艦タ級、駆逐ロ級後期型2隻です」

松岡『前の海域の1戦目みたいだね』

城島『第3警戒航行序列で航空戦を切り抜けてこう』

長瀬『もしかしたら新型の骸骨? みたいなやつかもしんないから気を付けてね!』

赤城「了解。これより航空戦に突入します、陣形を第3警戒航行序列に陣形を変えてください」

飛龍「了解!」

日向「分かった」

川内「第2艦隊は回避に集中。敵主力艦隊戦まで耐えるよ!」

高雄「はい!」

電「了解なのです!」

矢や艦載機を象った紙を取り出し、発艦の準備をする

赤城「第1次攻撃隊、発艦!」パシュン!

向かってくる艦載機の数は少ないが新型の艦載機のようだ。油断は出来ない

最上「来る!」

暁「回避ー!」

ドガァァァン!! ドォォン!!

爆弾が投下される! 無事か…?

川内「皆大丈夫!?」

高雄「えぇ、何とか!」

島風「避けきったよ!」

鳳翔「まだです、次が来ます!」

赤城「装備換装完了! 第2次攻撃隊、発艦!」パシュン!!

2度目の航空戦。相手も残った艦載機を全て発艦させてくる

ドガァァァン!! ドォォォン!!

再び被害確認

伊勢「至近弾だから大丈夫、掠り傷だよ!」

伊勢に損傷があったものの、小破まで行かなかったようだ
そして敵艦隊の損害を確認

飛龍「…ロ級後期型2隻撃沈! 重巡リ級elite1隻中破を確認とのことです!」

赤城「良かった…こちら赤城。敵艦隊の駆逐ロ級後期型2隻撃沈、重巡リ級elite1隻中破しました」

城島『よし、このまま進撃や』

山口『この調子で頑張ろう!』

赤城「了解、では第2警戒航行序列で進撃します。行きますよ」

飛龍「了解!」

次の戦闘海域へ進撃する。進路は更に南東。MI島に徐々に近づいていく―――





進撃していく連合艦隊
MI島付近では空母機動部隊で固められていた。2戦目、同じく新型艦載機を搭載したヲ級flagshipと遭遇
eliteも加えていたが航空戦では…

ドガァァァァン! ドォォォン!
ドガァァァァン! ドォォォン!

高雄「被害大丈夫!?」

最上「大丈夫だよ、皆は?」

暁「大丈夫よ」

日向「私も問題ない」

無傷で乗り越える!
そして3戦目となるMI島防衛艦隊戦。敵艦隊を見つけたのは最上の瑞雲だった

最上「敵艦隊を発見したよ!」

赤城「編成は?」

最上「重巡リ級flagship、1隻elite2隻。軽巡へ級elite1隻、駆逐イ級後期型2隻です。多分MI島防衛艦隊だと思う」

赤城「分かったわ。…こちら赤城、敵艦隊を発見しました」

国分『そろそろMI島かな?』

赤城「そうですね…最上さんも言ってましたがMI島防衛艦隊だと思います。遠目でもう島が見えてますし」

城島『ってことはこれを乗り越えればMI島に到達やな。編成はどうや?』

赤城「はい、重巡リ級flagship1隻、elite2隻。軽巡へ級elite1隻、駆逐イ級後期型2隻。重巡を中心にした防衛艦隊ですね」

山口『ここ乗り切ればいよいよ本隊との決戦だ』

松岡『気を抜かずに。しっかりいこう』

城島『第4警戒航行序列に陣形を変えて迎撃するで。頑張ってな』

赤城「了解。第4警戒航行序列に変えて敵艦隊を迎え撃ちます。川内さん」

川内「ん?」

赤城「先行して攻撃、お願いします!」

川内「あいよ! 三水戦旗艦を務めた川内さんに、任せて!」

川内「第二艦隊、突撃するよ!」ザザー

高雄「分かりました!」

電「なのです!」

先行する第二艦隊。そして艦載機を発艦させる準備をする

隼鷹「あいつらが少しでも楽出来るようにすっかぁ」

鳳翔「そうですね。発艦の準備をしましょう」

赤城「行きますよ! 第1次攻撃隊、発艦開始!」パシュン!

艦載機、そして第2艦隊共に敵艦隊を確認

リ級F「キタゾ、カンムスダ!」

制空権は言わずとも確保。そして…

ドガァァァァン!

ト級E「ガアアアアアア!!」ドガァァァァン! 撃沈!

イ級後期型1「ギャアアアアア!」ドガァァァァン! 撃沈!

2隻を撃沈、そして第2艦隊が到着

川内「いっくよぉ! 突撃!」

高雄「左舷! 敵艦隊発見! 砲撃開始!」ドォン!

リ級E1「グア!?」ドガァァァァン! 中破!

リ級E2「クラエッ!」ドォン!

電「回避なのです!」ヒュン!

最上「五月雨を集めてはやし…って芭蕉だっけ?」ドォン!

リ級E2「グ!? ヤルナ…」ドガァァン! 小破!

リ級F「シズメ! カンムス!」ドォン!

島風「あっぶな!」ヒュン!

持ち前のスピードで回避する島風

川内「砲戦よーい!」ドォン!

リ級E1「ッ…!」ドガァァン!

リ級E1「コノ…イタイジャナイカ!」ドォン!

高雄「この程度、どうってことないわ!」ドガァァン! 小破!

電「なのです!」ドォン!

リ級F「オソイ!」ヒュン!

イ級後期型2「ギュアアア!」ドォン!

川内「見える見える! 避けれるよっと!」ヒュン!

島風「連装砲ちゃんやっちゃってー!」ドォン!

イ級後期型2「ギュルア!?」ドガァァン! 中破!

暁「やあ!」ドォン!

リ級E2「イッテ!」ドガァァン!

第2艦隊の攻撃が終わり、こちらの被害は高雄の小破のみ。両者魚雷を構え、雷撃戦が始まろうとする

川内「雷撃戦、よーい!」パシュン!

リ級F「ギョライハッシャ!」パシュン!

魚雷が迫る。そして…

ドガァァァァン!

果たして―――!?

リ級E1「グア…シズム…!」ゴポゴポ… 撃沈!

イ級後期型2「ギュルアアア…」ゴポゴポ… 撃沈!

中破していた2隻が撃沈。残るは無傷のリ級flagshipと小破のリ級elite。そこに第1艦隊が到着

川内「頼んだよ!」

赤城「分かりました!」

ここでバトンタッチ。残った2隻を倒しに行く

伊勢「主砲! 4基八門! 一斉射!」ドォン!

リ級E2「グアアアア!?」ドガァァァン!!

リ級F「クソッ! フットベ!」ドォン!

鳳翔「ッ!」ヒュン!

赤城「鳳翔さん!」

鳳翔「だ、大丈夫です。それより攻撃を」

日向「航空戦艦の真の力…思い知れ!」ドォン!

リ級F「グギャアアアア!」ドガァァァン!! 中破!

飛龍「艦載機の皆さん、やっちゃってください!」パシュン!

リ級F「グアアアアアアア!」ドガァァァン!! 撃沈!

リ級flagshipを沈め、MI島防衛艦隊を壊滅させる事に成功した

飛龍「えへへ、やりました!」ブイv

隼鷹「何だよぉ、いいとこ持って行きやがってぇ!」バシバシ

赤城「何はともあれ、これでMI島に向かえますね。…こちら赤城、MI島防衛艦隊を撃破しました」

城島『お疲れ様、後は主力艦隊…中間棲姫だけやな』

長瀬『後は北に向かって進むだけでしょ?』

大淀『そうですね…このまま北に向かえばMI島に着きます。恐らくそこに』

松岡『分かってる、中間棲姫でしょ?』

大淀『えぇ』

赤城「前の海域では凌ぐので精一杯でしたが一矢報いてきます」

山口『心強いね』

城島『大きな被害も無いみたいやし、このまま進撃するで』

赤城「了解。皆さん、いよいよMI島にいる中間棲姫への直接攻撃です。気を抜かずに、全力で参りましょう!」

鳳翔「勿論です」

電「皆で頑張るのです」

赤城「それでは…行きましょう」

北に向かって北上する連合艦隊。この先にMI島、そして中間棲姫が待ち構えている…!



数十分後、艦載機から連絡が来た

赤城「敵艦隊を発見! MI島にいる中間棲姫と護衛艦を確認したようです!」

飛龍「いよいよね…!」

暁「やってやるわ!」

赤城「こちら赤城、敵の地上施設を発見!」

城島『中間棲姫と護衛艦の編成はどうなっとる?』

赤城「護衛艦は駆逐ハ級後期型、駆逐イ級後期型3隻の合計4隻です」

護衛艦は前回の北方棲姫同様に駆逐艦のみとなっていた。しかも護衛要塞の姿も確認されない

隼鷹「何だ、えらい手薄だな」

伊勢「日中の内に早い段階で駆逐艦を殲滅させて後は中間棲姫をタコ殴りにすればいいんだよ」

日向「今回は伊勢の言うとおりだな。敵の数を少しでも減らし、第2艦隊に夜戦を任せる時には中間棲姫だけにしておきたい所だ」

国分『駆逐艦の殲滅を優先してその後中間棲姫を集中砲火…って感じかな?』

島風「それがいーと思う!」

松岡『よっしゃ、決まりだな』

城島『ほんじゃ駆逐艦を倒して中間棲姫を集中砲火。遅くとも夜戦突入までには敵駆逐艦を全て殲滅させる勢いで行くで』

赤城「分かりました」

城島『よし、陣形を第4警戒航行序列にしてMI島の中間棲姫を攻撃や!』

赤城「了解。それではみなさん、いよいよMI島に攻撃を仕掛けます! 第4警戒航行序列に変更し、攻撃を加えます!」

川内「よーし、また私達だね。なるべく駆逐艦の数は減らすよ」

最上「そうだね。その為にも1体1体確実に行こう」

暁「急がば回れって奴ね?」

高雄「うーん、少し違うかしら」

暁「あれ?」

何はともあれ―――
MI島に進撃しながら陣形を組み直す

赤城「第1次攻撃隊、発艦!」パシュン!

航空戦が始まる。敵の地上施設から放たれた艦載機と交戦。果たして制空権はどうなるか?

ドガァァァァン!!

川内「…ッ、爆弾が少なかったね…」

島風「他に空母が居ないからかな?」

赤城「…制空権優勢! 上々です!」

鳳翔「敵艦隊は駆逐イ級後期型2隻を撃沈!」

制空権も優勢をとることが出来た。第2艦隊が近付くにつれ地上施設の姿が露わになる

中間棲姫「ヒノカタマリトナッテ…シズンデイケ…!」

地上で佇む彼女こそが中間棲姫。MI島を占拠している深海棲艦の姫級である

中間棲姫「ヤレ、クチクカンドモ…!」

川内「先行するよ! 砲戦、よーい!」ドォン!

ハ級後期型1「ギュルアアアアア!」ドガァァァァン!! 撃沈!

中間棲姫「バカメ…!」ブーン! ブーン!

暁「いったーい!? も、もう許さない、許さないんだからぁ!」大破!

高雄「その台詞は私の物ですッ!」ドォン!

最上「突っ込む所かい? それ」

中間棲姫「トラエテ…イルワ…!」ドガァァン!!

三式弾がやはり有効の様で昼戦でもそこそこのダメージを与える

イ級後期型3「ギュルアアア!」ドォン!

島風「おっそーい!」ヒュン!

最上「甘い甘い!」ドォン!

中間棲姫「グアァ…!?」ドガァァン!! 混乱!

電「電の本気をみるのです!」ドォン!

イ級後期型3「グオオオオ!?」ドガァァァァン!! 大破!

暁「砲撃しちゃうからね!」ドン!

イ級後期型3「ギュア…!」ヒュン!

島風「あなたって遅いのね!」ドォン!

中間棲姫「…クチクカンテイドノホウゲキナドイタクナイ…」カァン

そして雷撃戦。地上施設には雷撃が届かないので必然的に残ったイ級後期型に攻撃が集中する

川内「雷撃戦、いっけぇぇぇ!」パシュン!

ドガァァァァン!!

イ級後期型3「…」ゴポゴポ… 撃沈!

木端微塵に吹き飛んだイ級後期型。これで残るは中間棲姫のみ

伊勢「さぁて、今度は私達の番だ! 主砲、4基8門! 一斉射!」ドォン!

中間棲姫「グゥゥ…!?」ドガァァァァン!!

中間棲姫「マダヤレル、イケ!」ブーン! ブーン!

隼鷹「!? いってぇ!?」ドガァァァァン!!

隼鷹に被弾!

隼鷹「うわ~ん、こんな恰好嫌だぁ~!?」大破!

日向「ク…だったら」カチャ ドォン!

瑞雲『エン300…』

日向「全然だな…なら!」ドォン!

瑞雲『エン80…』

日向「もう少し…!」ドォン!

中間棲姫「グア!?」ドガァン!!

瑞雲『キョウサ! ウテウテー!』

日向「うむ、やはり瑞雲を放って突撃、これだな!」ドォン! ドォン!

中間棲姫「ダンチャク…!? グウウウウ…!!」ドガァァァァン!! ドガァァァァン!! 損害!

日向の弾着観測射撃により損害まで持ち込む。このまま空母、となるのだが…

赤城「艦爆があるので地上施設に攻撃が出来ません…!」

そう、AL作戦でもそうだったが艦載機の中で艦爆機を積んでいると空母は地上施設を攻撃できない

再び伊勢の攻撃が回る

伊勢「今度が私が!」ドォン!

瑞雲『…キン100デス』

伊勢「えいや!」ドォン!

瑞雲『エン20…モウスコシ…』

伊勢「てやぁ!」ドォン!

中間棲姫「グ…マサカマタカ…!」ドガァン!!

瑞雲『アタリマシタ! ウテウテー!』

伊勢「主砲、撃て撃てぇ!!」ドォン! ドォン!

中間棲姫「ナメルナァ!」ドガァァン!! ドガァァン!!

ダメージを抑え込み、損害を保つ

中間棲姫「ヒダルマニナレ…!」ブーン! ブーン!

伊勢「がーん! 大切な飛行甲板がぁ…!」ドガァァァァン!! 中破!

やり返しと言わんばかりに伊勢に艦載機から攻撃を仕掛ける

日向「航空戦艦の真の力、思い知れ!」ドォン!

中間棲姫「キカヌワ!」ドガァァン!!

損害状態まで持ち込み、昼戦が終わる

飛龍「むー、攻撃できないのが悔しいです…」

赤城「そこは帰ってからの反省ですね。取りあえず提督に判断を…こちら赤城、中間棲姫の護衛艦は全て撃沈。残る中間棲姫も損害状態となりました」

城島『お、結構ええとこまでやったなぁ』

山口『このまま夜戦に持ち込もうよ』

松岡『押し切っても問題無いでしょ』

城島『そうやね。第1艦隊は撤退して第2艦隊に夜戦に突入するように言って置いて』

赤城「了解しました。このまま第2艦隊は夜戦に突入するようにしてください。私達は先に帰投します」

日向「む、分かった」

鳳翔「大丈夫ですか?」

隼鷹「いつつ、大丈夫大丈夫…!」

伊勢「無理してんじゃん…ほら、肩貸すよ」

隼鷹「サンキュー…!」

曳航されながら撤退する隼鷹

中間棲姫「シズメテヤル…ヒトリノコラズ…!」ズズズズズ…

既に辺りは暗くなり始めていた

川内「よっし、待ちに待った夜戦だ! 行くよ皆!」

川内の掛け声とともに夜戦が始まる



そして夜戦開始―――
中間棲姫の近くまで肉薄する

川内「さぁ、私と夜戦しよっ!」ドォン!

中間棲姫「トラエテイルナ…!」ドガァァァァン!

中間棲姫「コンドハコチラノバンダ…!」ブーン! ブーン!

電「! きゃあ!?」ドガァァァァン!

電「うぅ、恥ずかしいよぉ…」中破!

損害状態ながら最後まで抵抗する中間棲姫、電を中破まで追い込んだ
しかしこちらも負けていられない。三式弾を装填した高雄と最上が攻撃にかかる

高雄「バカめ、と言って差し上げますわ!」ドォン! ドォン!

三式弾が連撃により発射される。大量の焼夷弾子をばら撒き、中間棲姫に次々当たる

中間棲姫「サンシキダン…!? グアアア!!」ドガァァァァン! 損壊!

最上「これで…終わりだよ。いっけー!」ドォン! ドォン!

中間棲姫「ガアアアアアアアア!」ドガァァァァン! 破壊!

中間棲姫の艤装が破壊され、基地の一角の破壊が成功した

中間棲姫「コレデ…オワッタト…オモウナ…」

中間棲姫は奥へ撤退する。一度目の襲撃は成功した
しかし目的は基地の完全破壊と施設の奪還。まだ倒しに来なければいけない

川内「やった! 基地の破壊成功だよ!」

最上「でもまだ来る必要はある感じだね。完全じゃないし」

電「まだ1回目ですからね」

高雄「気はまだ抜けませんね…」

とりあえず鎮守府に居る城島達へ連絡する

川内「こちら川内、敵地上施設中間棲姫、及び基地の一角の破壊に成功しました!」

城島『はい、こちら城島。お疲れさん、とりあえず1回やな』

川内「そうだね」

松岡『やっぱり護衛艦が少ないのが幸いだね』

山口『うん、ル級とかヲ級が居ないのがね』

城島『気を付けて帰ってきてね。待っとるから。被害受けた電ちゃんと暁ちゃんは高雄さんと最上さんで曳航してってね』

川内「了解、被害のあった電は高雄さん、暁は最上さんが曳航してってね。それじゃあ艦隊帰投するよー!」

電「ごめんなさいなのです」

高雄「大丈夫よ、ほら艤装に掴まって」

最上「暁ちゃんもほら」

暁「あ、ありがとう。お礼位言えるしっ」

最上「あはは。それじゃあ行くよー」

1度目の出撃で中間棲姫を倒した連合艦隊
この調子で中間棲姫を倒し切ることが出来るのか―――!?



しかし

赤城「羅針盤の進路が東…」

その後、2回程出撃を行うがどちらも進路が東へと進みその先の潜水艦艦隊にぶつかる

城島『第1警戒航行序列で対潜用意!』

赤城「了解。それでは川内さん、お願いします」

川内「あいよ!」

潜水艦を倒すものの…

赤城「進路は北東ですね」

飛龍「あー、またですか」

北東に待ち構えるヲ級flagshipが率いる航空部隊と対峙する事に
航空戦の為、被害はそれほどでもなかったものの航路が如何せん逸れてしまう

伊勢「これは一旦帰って作戦会議だね」

日向「うむ。そうなるな」

赤城「こちら赤城、島への航路から外れてしまいました。これより帰投します」

城島『了解。帰ったら執務室に集まってね』

赤城「了解しました。それではみなさん、帰投しますよ」

3度の出撃で分かった事を纏めるため、一度執務室で作戦を立て直す事に



~執務室~

松岡「せま!」

国分「まぁそりゃあ俺らと連合艦隊12人で一杯一杯でしょww」

計17人。スタッフ、大淀も含めれば20人くらいいる事に

赤城「それではこれまでの出撃について纏めましょうか」

山口「そうすっとまずは道中についてだね」

海図のコピーをホワイトボードに張りつけ、航空戦を行う海域に印をつける

隼鷹「そうだねぇ。下の航路で行くと2回航空戦やった後にそこの島の前で護衛部隊と戦ったね」

更に山口が書き込む。そうすると島までに3回の戦闘を行う事になる

川内「んで、北東にも航路があってそっちに行くと潜水艦部隊がいるんだよね」

島の北には潜水艦部隊が潜んでいた。対潜装備をしていない状態では数隻沈めるのがやっとだった

高雄「ここが問題なんですよね」

長瀬「そうだよね。ほとんど上の方に行っちゃうんだよなー」

まだ2回しか行っていないが2回とも上に行ってしまうのはあまりにも不自然だ

最上「索敵値が足りないとか?」

暁「でもそしたら下の航路でも見失うなんて事なかったし…」

国分「もしかしたら特定の条件か何か?」

鳳翔「可能性は否定できませんね」

う~ん、と唸るTOKIOと艦娘。ここで―――

松岡「ちょっといいかな?」

城島「うん? どうしたん松岡」

松岡「ここでこそ沖ノ島海域と同じ様な戦法を採るべきだと思うんだよね」

電「沖ノ島海域…ですか?」

沖ノ島海域。DASH鎮守府が一丸となり、数日かけて攻略したあの海域。常時開放している海域にしてはかなり難易度が高い海域だった
松岡はそこの戦法を採るべきというのだ

赤城「どういう事ですか?」

松岡「そん時航路を絞って攻略してたじゃん。ほら、北東の航路とると戦闘が多いから弾薬が空になるからって」

伊勢「あ、そういえばそうだった!」

そう、ここで採ろうと言う戦法は航路選択
無闇に航路を進まず、確実に主力艦隊に辿り着ける航路に絞って行こうと言うのだ

日向「成程、航路を絞って攻略、か」

松岡「悪く無いと思うんだよ。どう?」

松岡が意見を聞くと

赤城「そうですね。今の所確実に行けそうな航路は下の方ですし」

島風「早く攻略したいし、それでいいと思う!」

鳳翔「松岡提督の意見には賛成ですね。いたずらに資材を使う訳にも行きませんし」

城島「それじゃあ上の航路は切るって事でええな?」

艦娘「はーい」

山口「じゃあ上は切る…と」

山口が上の航路にバツを付ける。もし北東の航空戦、もしくは潜水艦隊に着いてしまったらすぐに撤退を選ぶ事となった

城島「他なんかある?」

赤城「敷いて言えば搭載している艦載機の種類を変えたいです。艦爆を1つでも持っていると攻撃できないんですよ」

山口「そこいらへんは微妙に調節していくしかないかな。後でそこいら辺調節しようか」

飛龍「お願いします。提督の意見も聞いておきたいので」

松岡「任せて!」

赤城「後は…大丈夫でしょうか。…制空権はギリギリですがどの海域でも優勢を保てています」

隼鷹「鳳翔さんの紫電改二部隊のお蔭だねぇ」

鳳翔「そんな…私のお蔭だなんて…」

長瀬「何言ってるんですか鳳翔さん! 実際鳳翔さんに紫電改二載せてるから制空権をとれてるんだよ!」

松岡「確かに赤城さんと飛龍さんの烈風もあると思うけどさ。やっぱり中心になって皆の艦載機を守ってたのは紛れも無い鳳翔さんの紫電改二部隊なんだからさ」

鳳翔「そう、ですか…。ふふ、そう言われると嬉しいです。ありがとうございます、先程はああ言いましたけど内心嬉しかったんです」

赤城「今回の作戦、ホントに助かってます」

飛龍「ありがとうございますね」

隼鷹「私も紫電改二積んでるし、ささやかながら鳳翔さんの紫電改二と一緒に頑張るさね」

空母3人が鳳翔に感謝する―――

川内「まぁ、空母の皆さんが空の方頑張ってるみたいだし」

高雄「そうですね。第2艦隊は夜戦が主体。主力艦隊まで被害を抑えてしっかりと中間棲姫を倒せるように万全な状態で挑みたいですね」

島風「その為に回避頑張らないとね」

暁「そういう時島風の速力が羨ましいのよねぇ…」

最上「無い物ねだりしても仕方ないし、自分の速力で全力で頑張ろう」

電「はい、なのです!」

山口「第2艦隊も大丈夫かな?」

川内「今んとこは大丈夫かな」

国分「伊勢さんと日向さんは?」

伊勢「私達も大丈夫」

日向「うむ、空母の方々のお蔭で弾着観測射撃を行えるからな。確保した制空権の中で精一杯暴れるだけさ」

伊勢「あははww 日向、気合十分だね。私も精一杯頑張るだけだよ。後は気合だね」

長瀬「気合かぁ」

国分「そうだね。もう後は頑張るっきゃないからね」

城島「ほんじゃもうそろそろお昼やし、午前の出撃はこれでお終い。お昼食べた後、午後の出撃あるから1時30分に集合、出撃するで」

TOKIO&艦娘「了解!」

午前の出撃を終え今後の方針と作戦を決めたDASH鎮守府



その後の出撃は作戦通り、東に進路が行った場合、撤退する事となった

赤城「こちら赤城、北東の機動部隊を撃破。東に進路が逸れた為撤退します」

城島『了解、気を付けて帰ってきてなー』

また、潜水艦隊に遭遇した場合も

川内「こちら川内、潜水艦隊と遭遇。東に進路が逸れたから撤退するね」

山口『あいよー。艦隊帰投してね』

こうして下のルートに絞った攻略を行っていた
確実に下ルートで中間棲姫を狙って行く。しかし中間棲姫の討伐目標回数も半端な物では無かった
午後の3度目の出撃で中間棲姫の2度目の撃破。通信を切り一息ついた城島が大淀に聞いた

城島「そーいや中間棲姫って何回倒せばええんや?」

松岡「まだ聞いてなかったね。何回だっけか」

大淀「中間棲姫の規定討伐回数は…9回ですね。今回で2度目ですから…後7回です」

9回―――

山口「ブッ、きゅ、9回!?」

長瀬「やっばー!」

国分「今までで一番多いよ。強固過ぎるでしょ!」

大淀「それだけ徹底的に叩け、と言う事なんでしょうか…」

今までのル級改flagship、北方棲姫、空母棲鬼より多いのである

松岡「耐久戦だねぇ。じっくりやってこうよ」

城島「そうやね」

後7回の撃破が必要な中間棲姫、粘り強く臨むしかない
結局この日の撃破はこの2回だけとなり、次の日以降にに持ち越しに





この後は日数こそかかったものの中間棲姫を確実に追い詰めていくことが出来た
そしてE-4開始から4日後…
中間棲姫撃破まで後1回となった。今回出撃に掛かった回数は20回以上。しかし、下ルートでの撤退、及び撃破できなかったのはは2,3回しかなく撤退の背反の理由は東に羅針盤が逸れた事にあった

~執務室~

大淀「結構回数掛かってしまいましたね」

国分「そうだね、データってか数値にして見てみると結構撤退してるね」ペラ

長瀬「まぁ仕方ないよね。東の方からだとどうしてもいけないんじゃないかって言う可能性があるから」

大淀「でもその分下のルートだと2,3回程度ですし、問題は無いかと」

長瀬「時間がかかる分、この方が確実だしね」

確かに時間こそは掛かったものの、資材をあまり無駄にすることなく中間棲姫撃破に踏み切ることが出来た
今日は既に2回目の出撃。作戦開始地点に到着するまで待っていた所だ

ジジジジジ…

城島「あ、来た来た」

ピッ

赤城『こちら赤城、作戦開始到達地点に到着。これより作戦行動を開始します』

城島「はい、こちら城島。決戦支援艦隊も到着したようやから開始してもええで」

山口「さっきは護衛要塞が増えて少し手間取ったけど今度はしっかりと倒してこう」

赤城『了解しました。それでは行きますね』ブツッ

松岡「どうなるかな」

長瀬「頑張って欲しいね」



~MI島近海~

下ルートへと進んだ連合艦隊は2度の航空戦を潜り抜けMI島護衛艦隊も被害を川内の小破のみで抑え中間棲姫の居るMI島へ進んで行った
そして…

高雄「…水偵から連絡! 中間棲姫、及び護衛艦隊を発見したようです!」

赤城「こちら赤城。中間棲姫の居る地上施設を発見しました」

城島『いよいよやね。これを倒せば島を取り返せるって事やな。でも気を張り過ぎて無理はせぇへんようにな』

山口『それで編成は? さっきと同じ?」

高雄「えっと…そうですね。先程と同じ中間棲姫、護衛要塞、駆逐ハ級後期型、駆逐イ級後期型2隻。ですね」

長瀬『中間棲姫も耐久が上がってるみたいだから気を付けてね』

国分『無理しすぎない様に行こうね』

赤城「了解です。それではいよいよ最終攻撃です。先程の出撃では倒し損ねてしまいましたが今度こそ決めましょう!」

飛龍「了解! 徹底的に叩いてこう!」

川内「それじゃあいつものように第2艦隊先行していくよ、赤城お願い!」

赤城「分かったわ、第1次攻撃隊、発艦!」パシュン!

放たれる艦載機。そして先行して突っ込んで行く第2艦隊

中間棲姫「ユウバクシテ…シズンデイケ…!」ブーン! ブーン!

護衛要塞「…」ブーン!

中間棲姫、そして護衛要塞から放たれる艦載機。制空権をとるために烈風、紫電改二の妖精達が仲間の艦載機を守る

烈風「ウオオオオ!」ダダダダダ!

紫電改二「イヤァァァァ!」ダダダダダ!

そしてお互いの艦載機の数が減り、残った艦載機がお互いの艦隊に向け爆弾を放つ

ドガァァァァァン! ドガァァァァァン!

川内「うわぁぁぁぁぁ!」ドガァァァァァン!

川内の叫び声が! 無事か―――!?

川内「た、大破しちゃった…!」大破!

強力な艦載機の爆撃をまともに受けた川内

川内「うっわー! これじゃあ夜戦出来ないー!?」

電「そっちですか!?」

暁「夜戦より自分の身の心配しなさいよ!」

やはりいくら大工仕事に打ち込むようになったとはいえ、元からの夜戦好きの性格は抜けていない様だ
敵艦隊の方はというと…

駆逐イ級後期型1「グアアア…」ゴポゴポ… 撃沈!

駆逐ハ級後期型「ギュア…」大破!

敵艦隊の駆逐艦を追い込んだ。そこに追い打ちをかけるように

ピピピッ

川内「こ、こちら川内…」

祥鳳『こちら決戦支援艦隊! これより支援砲撃を開始します!』

川内「お、来た来た。お願い!」

そしてその数秒後、支援艦隊が艦載機、弾幕を放つ

祥鳳「艦載機の皆さん、思いっきりやっちゃってください!」パシュン!

瑞鳳「お姉ちゃんの航空部隊に続いて!」パシュン!

漣「いっけぇ!」ドォン! ドォン! ドォォン!

曙「やぁぁぁ!!」ドォン! ドォン! ドォォン!

砲身が火をふき、艦載機から無数の機銃による弾丸が放たれる

ドガァァァァァン! ドガァァァァァン!

駆逐イ級後期型2「ギュアアアア!」撃沈!

駆逐ハ級後期型「ギャアアアアア!」撃沈!

これで相手の駆逐艦は一隻も居なくなった。残るは中間棲姫と護衛要塞

中間棲姫「クソ、チョウシニノルナヨ…!」

護衛要塞「…」

高雄「まずは私よ! 右舷、敵艦発見!」ドォン!

中間棲姫「グウ!? …サンシキダンハヤハリキクナ…」ドガァァァァァン!

中間棲姫「シズメ! カンムスドモ!」ブーン! ブーン!

電「はわわ! 避けるのです!」ヒュン!

最上「次は僕の番だ!」ドォン!

中間棲姫「イタイ…グアアア!」ドガァァァァァン! 混乱!

川内「撃て!」ドン!

電「なのです!」ドォン!

暁「やぁ!」ドォン!

島風「あなたって遅いのね!」ドォン!

川内、電、暁、島風が同時に攻撃を仕掛ける

中間棲姫「グ、コザカシイ…!」ドガァン! ドガァン!
ここで魚雷攻撃。護衛要塞を何とか沈めることが出来た

護衛要塞「…! …! !?」

そして後から来た第1艦隊に交代する

伊勢「重巡にはまだまだ負けてらんないよ! 瑞雲!」ドォン!

瑞雲『エン200デス』

伊勢「今度はどうかな!?」ドォン!

瑞雲『キン100デス』

伊勢「今度こそ、たぁ!」

中間棲姫「グア!?」ドガァン!

瑞雲『アタリマシタ! キョウサキョウサ!」

伊勢「うおおおおお!」ドォン! ドォン! ドォン!

中間棲姫「グアアアアア!?」ドガァァァァァン! ドガァァァァァン!

伊勢の弾着観測射撃が決まった。中間棲姫の耐久を減らす

中間棲姫「ッ…コノ…!」ブーン! ブーン!

赤城「!」ドガァァァァァン!

爆弾が当たる赤城―――!

赤城「い、一航戦の誇り、ここで失う訳にはッ…!」中破!

これでは攻撃が出来ない。残りは艦爆を積んでいない飛龍だけだ

飛龍「よし、友永隊、頼んだわよ!」パシュン!

艦攻機で攻撃を仕掛ける―――

艦爆を積んでいる隼鷹、そして艦載機だけの鳳翔をとばし、再び伊勢に回る

伊勢「いっけぇぇぇ!」ドォン!

中間棲姫「グウ…!」ドガァァァァァン! 損害!

中間棲姫「オオオ…! シズメ…!」ブーン! ブーン!

日向「ぬ…! この程度、どうって事無い…! 主砲、撃てぇぇ!」ドガァァン! 小破!

中間棲姫「グウウウ! コノ…!」ドガァァァァァン!

飛龍「昼戦最後の一撃だね…徹底的に叩くわ!」パシュン!

中間棲姫「イタイ!?」ドガァァァァァン!

中間棲姫を損害まで追い込んだ。後は夜戦で倒すのみ―――

赤城「損害まで追い込みましたね…後はお願いします」

川内「任せて!」

赤城「こちら赤城、敵艦隊残るは中間棲姫のみです、夜戦突入の許可をお願いします」

城島『そうやね。夜戦でしっかり中間棲姫を倒してこう。夜戦の許可を出すで』

国分『被害状況どう?』

赤城「第1艦隊被害は小破が日向さん、中破が私です」

城島『それじゃあ赤城さんは飛龍さんに曳航しながら帰還してきてね』

松岡『第2艦隊はそのまま夜戦だね』

川内「私参加できないけどねー」

最上「ぼ、僕達が決めるから! ね?」

高雄「任せてください!」

川内「そーいう事じゃないんだけどね…まぁいいや。行くよ! 皆!」

第2艦隊「おう!」

中間棲姫「ゼンインシズメテヤル!」ズズズズズ…!

夜戦に突入する第2艦隊。いよいよ中間棲姫との最終決戦が始まる―――!





夜戦突入、しかし川内は大破状態なので攻撃することが出来ない

中間棲姫「ユウバクシテ…シズンデイケ!」ブーン! ブーン!

艦載機を放つ中間棲姫、目標は…

高雄「ッ、私…!」

高雄、果たして回避できるか―――!?

ドガァァァァァン! ドガァァァァァン!

水柱が立つ、高雄は無事か

中間棲姫「フフフ、ヤッタカ…?」

高雄「…ッ 切り抜けたわ…!」

中間棲姫「ナ、ナニ!?」

高雄「戦いの中安心しきるだなんて…」カチャリ

中間棲姫「グ!?」

2つの主砲を中間棲姫に向ける

高雄「バカめ、と言って差し上げますわ!」ドォン! ドォン!

中間棲姫「グアアアア!」ドガァァァァァン! ドガァァァァァン! 損壊!

三式弾による連撃が中間棲姫の耐久を大きく削り取る
そして

最上「いっけーっ!!」ドォン! ドォン!

中間棲姫「アアアアア!!」ドガァァァァァン! ドガァァァァァン! 破壊!

出撃20数回にして中間棲姫を撃破した!

中間棲姫『ソンナ…ワタシガ…オチルト…いうの…?』

膝から崩れ落ち、爆発に呑み込まれる中間棲姫。爆発が収まった後、跡形も無く中間棲姫の姿は消えていた

川内「ハァハァ…や、やった。ついに倒した!」

高雄「最後凄かったですよ、最上さん!」

最上「いやぁ、高雄のお蔭だよ。あそこまで耐久減らしてもらえなかったら倒せていたかどうか怪しかったもん」

電「でも、島を取り返すことが出来ました!」

島風「でも私達あまり活躍できなかったなー。陸上型の深海棲艦じゃ魚雷攻撃通じないし」

暁「そうねぇ。私も一人前のレディーとして活躍したかったわ」

高雄「ふふ、水上型の深海棲艦の時はお願いね」

最上「駆逐艦の皆の攻撃も頼りにしているから」

重巡2人によるフォローで3人は次に頑張ろうと声を上げる、川内は鎮守府に連絡を入れた

川内「こちら第2艦隊。中間棲姫を撃破! 基地も完全破壊したよ!」

城島『おおー! お疲れ様! とうとうやな!」

山口『東の方にそれての撤退が多かったからねぇ』

長瀬『でも何とか攻略できて良かったね』

城島『えっと、確か川内ちゃんが大破やったな。それじゃあ高雄さんか最上さんに曳航して貰ってきてね』

川内「りょうかーい。さて、んじゃあ…高雄お願い」

高雄「いいわよ」

川内「それじゃあ第2艦隊帰投するよ。鎮守府に向けて…おっと」

川内が遠くに艦娘の姿を確認する

川内「見て、あれ」

電「え、あ。艦娘みたいですね」

暁「最近続々と入って来るわね」

高雄「こういう大規模作戦だと他の鎮守府でも普段より艦娘が多く入ってくるって聞きますけど何かあるんでしょうかね?」

最上「さぁ、どうなんだろう?」

川内「とにかく誰か確かめなきゃ。おーい!」

呼びかけてみると赤城と対となっている青色の袴。凛とした表情とサイドに結った髪。一度演習で見たあの正規空母だった

加賀「…私に何か用?」

正規空母、加賀―――

島風「お、おお…!」

加賀「? 私の顔に何かついて…」

高雄「正規空母の加賀さん…ですよね?」

加賀「そうよ。私は正規空母の加賀よ、それがどうかしたの?」

最上「よ、ようやくうちの鎮守府にも3人目の正規空母来たぁ!」

暁「2人だけだとどうしてもこういう時に苦労しちゃうからね」

川内「やぁー、ありがとう来てくれて! 早速だけどうちの鎮守府来る? てか拒否権ないよ、貴重な正規空母だし」

加賀「皆さんが正規空母が待望なのはよく分かりましたが…まぁ、いいでしょう。このままだと艦載機の整備も出来ません。貴方方の鎮守府にお世話になるとしましょう」

こうしてDASH鎮守府3人目の正規空母となる加賀が仲間に加わった! 加賀を引き連れ川内旗艦の第2艦隊が帰投する



~鎮守府正面港~

川内「艦隊が帰投したよ~…」

城島「あぁ、無理したらアカンで。ほら、バスタオル」バサッ

川内「ありがと~城島提督…。ごめん、流石にヤバイかも、先にドックに入って良いかな?」

城島「ええでええで。怪我しとるんやから。あ、この後会議あるから高速修復材使ってね!」

川内「分かった! それじゃあ先に失礼するね」

松岡「気を付けてねー!」

川内がドックへ向かう。代わりに報告は高雄がする事に

高雄「それでは代わりに報告しますね。今回の出撃を持って中間棲姫を撃破。MI島を奪還する事に成功しました!」

山口「改めてだけどお疲れ様。ホントに良く頑張ったよ」

国分「お疲れー!」

最上「やぁ、頑張ったよ。ホントに」

高雄「それで…新しい艦娘も海域で見つけました。こちらです」

後ろにいた加賀が前に出て提督に挨拶する

加賀「航空母艦、加賀です。貴方方が私の提督なの?」

城島「そうやで、提督の城島茂や」

山口「俺は2人目の提督の山口達也だよ」

国分「僕3人目ね。名前は国分太一、よろしくね」

松岡「俺は4人目。松岡昌宏って言うんだ。よろしく!

長瀬「5人目の長瀬智也だよ。よろしく加賀さん」

加賀「そう、それなりに期待はしているわ」

城島「やっぱ凛々しいな、加賀さんは」

松岡「前に演習で見たけどね、改めて凛としてる感じがしてかっこいいなぁ~」

加賀「そう、でしょうか」

長瀬「あ、そう言えば第1艦隊の人達読んだ方良いかな? 赤城さんと飛龍さんも居るし」

加賀「赤城さんと飛龍が居るのですか?」

山口「うん、いるよ。さっき赤城さんと伊勢さん高速修復材使って出たから…」

大淀「呼んできましょうか?」

山口「あ、じゃあお願い」

大淀が鎮守府に戻り、放送をかける

数分後―――

赤城「加賀さん!」

飛龍「加賀さ~ん!」

加賀「赤城さん。それに飛龍まで…久しぶりね」

赤城「もう、ホントに今までどこをぶらついてたんですか」

加賀「すいません。でも気付いたらMI島の近くにいました。何か…運命みたいなものを感じます」

飛龍「加賀さん…」

そう、ここの3人は全員、あのMI島近海で昔沈んでいるのだ。今回加賀が発見されたのはMI島近海。加賀の言うとおり運命のような物を感じる

赤城「ですが今。昔と同じような作戦を決行していますが提督、そして皆さんのお蔭で乗り越えられそうです」

飛龍「はい! 皆さん一丸となって作戦に臨んでいます!」

加賀「赤城さん、飛龍…」

赤城「今回加賀さんはこの作戦に参加できないと思いますが、どうか見守っていてください。必ず成し遂げて見せます」

強い意志。普段の赤城では無い、紛れも無い一航戦の誇りを持った赤城の姿がそこにあった

加賀「…分かりました。ここまで作戦が進んでいると言う事は提督達も良い指揮を出してると言う事ね」

飛龍「まぁ確かに良い提督だよ。あの5人は」

加賀「貴女がそう言うのなら安心だわ」

正規空母3人で盛り上がっていると…

隼鷹「何だ何だ正規空母だけで盛り上がってるんじゃねーよ! 私も混ぜてくれ!」

鳳翔「お久しぶりです、加賀さん」

加賀「隼鷹、それに鳳翔さん」

過去に多くの空母を送った鳳翔。そして加賀から異動したパイロットを引き連れてダッチハーバー空襲に参加した隼鷹。南雲部隊程では無い物の加賀と縁のある2人だった

加賀「鳳翔さんも前線に立っているのですね」

鳳翔「はい」

加賀「すいません、私の配属が遅れたばかりに鳳翔さんに負担をかけてしまって…」

鳳翔「いいんですよ。私は昔航行距離があまり無くて大きな戦いに参加できずに皆さんを見送る事しか出来なかった。けれどこうして今、前線に立って直接戦っている訳じゃ無いけど皆さんの艦載機を守ることが出来る…私に出来る精一杯が出来て私は今幸せですよ」

加賀「でも…いや、鳳翔さんがそう言うのであればこれ以上は言いません。でも本当にありがとうございます」

鳳翔「いえいえ」

加賀「隼鷹も頑張ってるのかしら?」

隼鷹「あたぼうよ! 千切っては投げ千切っては投げの活躍だかんな!」

加賀「ふふ、そう。頼りになるわね」

隼鷹「今回だってなぁ…」

空母5人で話が盛り上がっている横で見ているTOKIOと他の艦娘達

城島「会話に参加できんなぁ」

伊勢「そうだねぇ」

松岡「でも、いいんじゃないかな。久しぶりにこうしてあったんだし。ゆっくり話させとくべきだよ」

日向「まぁ、そうなるな」

大淀「加賀さんも、赤城さんも飛龍さんも嬉しいでしょうね」

会話で盛り上がる中…

飛龍(まだ会えないかぁ、蒼龍…)

飛龍(赤城さんと加賀さんはもう居るんだから。早く蒼龍もここに来てね)

南雲部隊最後の1人を想う飛龍であった…



~会議室~

E-4が終わり一息。と言いたい所なのだが…

城島「恐らく次で最後になるよー」

山口「さっき大淀さんが他の鎮守府の提督さん達と一緒にMI島を奪還した訳だけど、敵が反攻戦力をこっちに向けてるんだってさ」

海図のコピーを張り付けでっかく丸を沖合に書く

赤城「増援部隊…!」

龍田「その増援部隊を倒すのが~…」

国分「そう、龍田さんの言うとおり。E-5って事。一応増援部隊に関しては想定してたんだって。そしたら案の定来ちゃったって言う」

長瀬「出来れば来てほしくなかったよ…」

松岡「敵も必死だからね」

城島「でもここで止めるって言う選択肢もあるんや。元々僕達はE-3くらいがノルマやったから一応クリアはしとるし。作戦期間もあと8日くらいやから他の鎮守府の提督さん達に任せて僕達はMI島の警備に専念するって選択しもあるんよ」

確かにここで止めて資材を温存、MI島の警備に当たり他の鎮守府の提督に任せると言う選択肢はある

天龍「確かにここで止めりゃあ安全だし資材も減らねぇしな」

名取「そ、そうですね。負担は確かに掛からないと思います」

城島「あくまで提案何やけどね。皆には無理して貰いたくないし」

しかし―――

飛龍「なーに言ってるんですか!」

赤城「ここまで来たら最後までやり遂げましょう。MI島を奪還した今の士気なら絶対に行けます!」

伊勢「私も赤城達に賛成!」

日向「私もだ。ここまで来て引き下がるのはあんまりだな」

川内「私達まだまだ行けるよ。ね? 皆!」

高雄「そうですね、行けるる所までは行きたいです」

島風「もっと活躍したーい! 陸上型じゃ活躍できなかったしぃ」

城島「資材の方は…」

天龍「遠慮すんな! 俺達が取ってきてやる!」

龍田「一旦作戦を停止して資材集めに集中しても良いかもしれませんね~」

長月「遠征なら任せろ」

文月「そうそう~。頑張って資材集めちゃうよー!」

白雪「支援艦隊だってまだ行けます!」

深雪「おう! 頑張るぜ! DASH版深雪スペシャルを炸裂させてやる!」

漣「ご主人様達の為なら頑張れます!」

曙「ふん、ここで終わるだなんて言わないでしょうね? クソ提督。あんた達の指揮だったら何処にだって行けるわ。そして生きて帰って来れる気がする」

初春「だから妾達はこの先の戦いに関しては参加する気満々じゃ」

城島「皆…」

城島が艦娘達の意見を聞き、胸を打たれる

そしてここで…

長瀬「ちょっといいかな?」

長瀬が手をあげた―――

山口「どうした?」

長瀬「次の作戦に参加するかしないかだけど…もうね、後はやるしかない。って言うのは俺の中ではあるよ」

長瀬「艦娘の皆には勝手な事いってるかもしれないけど。でも、やるか。このまま終わっちゃうか。どっちを取るって言ったら…」

長瀬が一通り艦娘を眺めてから言った―――

長瀬「俺らはやる方を取る」

握り拳を作りながら言い放った

長瀬「そうでしょ? 皆」

艦娘からは当然賛成の声があがる。勿論、TOKIOからも

山口「まぁ、大方長瀬の言うとおりだよ。俺らも勿論やる気だったし。後は艦娘の皆が賛成だしてくれればやろうと思ってたかな」

松岡「そうだね。増援部隊かなんかしんねーけどさ、俺達で倒しちゃおうぜ!」

国分「艦娘と一丸となって頑張ってこう、もう少しだからさ」

山口「そういう事だよ、しげちゃん」

城島「そっか…ホンマ僕はええ仲間持ったなぁ…。嬉しいで」

山口「なぁにを今更ww」

城島「アハハww 皆ありがとうな。こんな提督やけど、最後まで付き合って下さい! …それじゃあ明日からE-5、敵増援部隊の迎撃を開始するで。ラストスパートや、皆、頑張るぞー!!」

TOKIO&艦娘「おおーーーっ!」

E-5、敵増援部隊の迎撃に参加することが決まったDASH鎮守府。待ち受けていたのは沈んだはずのアイツだった!
次回に続く―――!

と言う事で本日の投下終わりました。如何でしたでしょうか?
本音をぶっちゃけるとそろそろほのぼの回書きたい…でも次で終わりですし頑張るっきゃない!
戦闘シーンも皆さんそろそろ飽きたでしょうからね

コメレスについてはまた別の日に行います。それではお読みいただき、ありがとうございました!
コメント、乙もありがとうございます。おやすみなさいです!

あ、御免なさい、追記です
作中の長瀬の熱弁についてはこれが元ネタです→ http://www.nicovideo.jp/watch/sm25760741
3分20秒当たりです、あのセリフカッコいいと思って使っちゃいました
曲も相まっていい動画ですので是非見てみてください。それでは今度こそおやすみなさいなのです!

乙……と言いたいんだがちょい待って、E-5はMI沖の空母棲姫が対象で本土進攻はE-6だぞ



>>394
だからMI奪還のための敵増援部隊だろ

>>395
ごめん、読み落としてた

とりあえず作戦終結後は24時間やって窯完成させて食器作って、やるようなら鬼ごっこ的レクやってって感じかね>ほのぼの
ブラ鎮篇はそれ以降、と思えばよさそう



「次で終わり」ってことはE-6までは書かないってことかな
本土進攻の迎撃は他の提督方にお任せするってわけやね

しかし燃えに燃える展開なんだけど
戦闘中だというのに笑わせに来る艦娘たちの姿がもうDASHそのままだなぁと思うと・・・和んじゃうww

乙!
…その動画は反則だよ…。
イベントは「まだまだ」、艦娘…特に赤城達にとって運命を完全に超えるのはこれからだ。

乙です
ところで、E6を別鎮守府が突破→磯風派遣→そこがブラ鎮→TOKIO叱責→磯風救出、とすればE6なしで磯風が来るなとふと思いついた。
駄長文失礼

乙です
加賀さん着任か。裏の畑や自分で家具を作る姿を見てどう思うのやら

投下乙です!
対ブラ鎮は、ただブラ鎮なんじゃなくて、カッコカリまでした嫁艦を轟沈させてヤケ起こしてるとかだったら、切り口変わると思う


時津風の登場は次回かな?


加賀さんは大工か料理人か農民か鍛冶屋か釣りキチか・・・・
酒飲み達多いし酒造というのもありか

同じひさちゅう氏じゃねーかwww

マスクザJ氏は毎週「鉄腕DASHのOAを見てる艦娘の様子」の絵をツイッターで載せてたな。
明石さんが同じ技術屋として共感してたり、那珂ちゃんが「普通のアイドルはあんなこと出来ないよ」って涙目になってたり、赤城さんが料理コーナーでお腹鳴らしてたりしてたわ。

そういや赤城さん、史実だと甘味が充実してたな・・・。お菓子作りが上手な所もぜひ見てみたいです。

どうもこんばんわ! 風来坊です! コメレスに参りました。それでは早速始めたいと思います
いつも乙、ありがとうございます!
―――――
>>277
更新ありがとうございます 今の所はそれで行きましょう

>>279 >>313
スタッフはかなり高い戦場カメラ技術を持っていますww

>>280 >>289 >>291
まだ潜水艦が居ないのがねぇ…前にも言いましたが大規模作戦終了後に1-5行かせますのでそこでドロップさせようかと思います

>>282
彼女らには潜水があるじゃないか! まだDASH鎮守府の面々はサザエとかの類食べてませんからね

>>284 >>286
ほんとそれなんですよね(他人事
でも実際農業向きだと思います、彼女は

>>288 >>303
はぁー成程! カレーライスの中のじゃがいもか… そういう蔑称もあったんですね、勉強になります

>>290
ユーちゃんは冬イベまで待ってて下さいね
成程、鳥海か。個人的には那智さんもいいかなって思ってましたけど参考になります

>>292 >>294
この中間管理職発言については4コマが元ネタですねww ネタとして拾って使いました

>>295
脚の艤装を見てついてんのかなって思って書いて、指摘を受けて改めてみたらこれ砲台だったんですね…申し訳ありません、指摘ありがとうございます
最近の艦娘は足にも砲台着けてる事多いですから気を付けないと…

>>297
実はドイツ艦については固定着任枠なんですよね(前にも言った気がする 一定海域を突破したら来るように考えています。ですがまだ先の話になりそうです
まずは建造組3人を着任させますのでお楽しみに、できればプリンツ来る前にやっちゃいたい所…

>>298
ありがとうございます、おぉ! 復活なされましたか、楽しい提督ライフ、一緒に楽しみましょう! 神通可愛いですよね!

>>299
そうですね、ホント胸が高まると言うか、デカいと言うか…(主砲デュクシ

>>300
3時間SPくらいでやってるのかなーと思っていて結構です

>>301
如月以外は他のコーナーの合間や番組冒頭のちょっとした小窓ネタだと思って頂ければいいですよ

>>304 >>305
誤字ってますね…指摘ありがとうございます。キョウサの間違いです

>>306
ここも間違ってるぅ! 4基2門じゃなくて4基8門です!

>>309 >>312
>>312さんの言うとおり今は主力面子を中心に書いてます。大規模作戦が終わったら彼女達との交流をたくさん書いていきたいと思います!

>>314 >>316
これ見て前に松岡が蛇にビビッて小屋に入ろうとしなかった時にそういえば照明さん先に入れようとしてたなぁ、何て思い出していました

>>315
いいえ、スタッフ(人間)です

>>317
うーちゃんの描写かっ飛ばしてました。一応挨拶した体になってます、その証拠に熊野が挨拶した時(>>93)に卯月について触れていますので一応確認して貰えれば幸いです

>>323
中々扶桑姉さん来ないなー。建造も考えていますのでそこで来てもらいたいんですけど金剛姉妹も揃えなきゃいけない状況ですから厳しいですね、色々と
ぶっちゃけ歌詞見た時あー、まぁ奥底の部分はこんなんだろーなーみたいな想像しやすかったので(良くも悪くも分かり易い人達なので)そこまで衝撃は受けませんでした、鳳翔さんも大丈夫かな?
―――――
コメレス終了しました
後、お知らせですが阿賀野から加賀の項まで説明を追加しました。とはいえまだTOKIOと大きく関わって無いのであくまでカッコカリですけど現時点での状態を書いておきました
他にもいろいろと大幅追記されていて見応えあって良いと思います。是非ssWikiも見てみて下さいね!
それでは! おやすみなさいです!

全員揃った川内姉妹が何気に凄い

>>418
しかも長女(大工に目覚めた)、次女、末っ子の順番なんだよね

このSSからTOKIO関連の動画なんか見てるけど、TOKIOって超面白かったんだな。鉄腕ダッシュとかも見とけば良かった…。
リーダー(茂子ver)とぐっさんのリセッシュのCMとか笑い転げたわ。

独艦が固定枠ならば痛艦2人もでしょうか?

厄払いの弓は空母系専用の装備で装備してもあんまステ上がんないけど幸運がチートレベルに上がるとか

ふと、思ったけど都城で艦娘用の弓を作っているんやろか?
妖精さんと一緒に

更新乙です!
>>392の動画見たけど泣きそうになった
福島県民としてはずっとDASHを見てたいですね

家の近くの造船所にはああいうドックがないから眼福だったわ
あと、リーダーは漢ですな

あれほど実況禁止言われてんのに....弓出て来た時は真っ先に一航戦が浮かんだけどww

ふと考えてみた。
こどもの日限定アイテム『DASH弓』
雲龍型以外の正規空母専用の改修素材アイテム。近代化改修で使用すると改修値全MAX、運+10される。

TOKIO自作の弓となると、普段一歩引いて譲る鳳翔さんが珍しくワガママ言いそう
それを許してくれそうな仲間達なのも事実だけど
それか放送を見て、弓とはこう引くものですと指導員になるか

前スレ辺りで言っていたご当地PRの巨大雪だるまでW武蔵ネタと深雪汁ネタは是非読んでみたいから
正直大和より武蔵着任を希望してる

E-5がイベント海域攻略ラストダンス(ちと意味が違うか)だったらドロップ回数を弾んでほしいな、大規模作戦お疲れ様の御祝儀みたいな感じで
規定討伐回数=ゲージ削り回数も増えている分ドロップの機会も増えている訳だし


>>431
実況かな?>>422-423はともかく、>>424とか明らかに違うし(痛艦じゃなくて伊艦って書こうぜ)
放送後にここと絡めたネタが出る分には問題無いんじゃ、前はそれこそ規定レス数超えてるのに20レスとか実況するのが問題だった訳で
まあお目こぼしが重なってルールが形骸化するのはまずいんだけどもさ、かといってキツく詰るのも何だかなあとモニョる……そこらへんのバランスって難しいね

>>438

弓は「引く」というより「割る」イメージらしい
私も門外漢なのでそこまで詳しく無いが

まあ、その辺りは鳳翔先生の弓術講座で学ぼう

天龍「あ、そうだ弓作れるんだったら刀とか作れないか?」

松岡「包丁なら作れるかな」

極端に言えばそう。だけど、中るのとは別問題。
きちんと構えると、弓がきちんと引けてちゃんと当たるようになる

構えが汚いと、上とか地面とかとんでもないところに飛んでいくよ。

最近このSSを知りました!
TOKIO好きで提督もやってる俺としてはなぜこんな俺得なSSを見つけられなかったのか・・・
次の投下を楽しみにしてます!!
イベントで加賀さん沈めて凹んでた俺の癒しになってます!
コレ見て加賀掘り頑張ります!

0円食堂やラーメンなどの料理関連企画に普通に溶け込んでいる鳳翔と大鯨。

          +          +          +

               +    ___     +
             +    ,  ´: : : : : : : :`ヽ、
    マチクタビレタ~   /: : : : : : : : : : : : : ::\   +

        +     / : : : / : : : : : : : : : :l : : :ヽ、
      .       /: : : : l: : : : : ノ'、: : : :l::ヽ : : :',    +

           +  ,,::: :: : :! : : :メ   \N´ ̄ヽ: : ノ
             .l::「ヽi :ヽ/ ィ==    ==、:i: |    +
       +     .|: ヽィi : :| ////     ///|: |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        へ   |: : : :| : |  ┌------  .|: | <   料理まだぁー?

         \\ l: : : :|\\,  ヽ、_____ノ  .ィ|: |  \____________
チン        \\: : : | :|\\-t--r-ァイ/ .|:.|
   チン      \\ :l :l〆\\ヽ//、::iЕ) リ マチクタビレタ~

      \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄丿 ( ̄ノヽ:/ ヾ    _
        \ 赤城専用 / ̄  ソ     / ̄ ̄ /|
         \___/     ヽ__/   /  .|
                           /    |
   ________________/     |

                          |      |

こんばんわ、風来坊です。生存報告諸々かねてコメレスに参りました。ごめんなさい、私生活が多忙で中々書けずにいる状態です…
今の進捗はE-5クリアまで書きました。後はE-6のやりとり、雲龍参入、ドロップ艦のくだりを書けば終わりますね
それではコメレスに行きます。いつも乙アリです!
―――――
>>394 >>395
そうです。本土進攻とはまた別の増援部隊ですね

>>396
ブラ鎮に居た駆逐艦と馴染むためにレクやります。ネタバレをするとレクは水鉄砲合戦をしようかな、と思っています

>>397
戦闘の中にあるほのぼのがDASHらしさかなぁ、なんて思ってます。逆に言えばそれだけ肩の力抜いて戦闘に臨んでいると言う事になります

>>404
磯風が安価で引っかかればそう言う流れで行こうかと思います

>>407
大規模作戦終わってからのお楽しみですね~

>>408
あぁ、そういうのもありますね。自分の中では戦果を追い求めて、みたいなスタイルのブラ鎮にしようかと思っていましたのでそう言う視点はありませんでした

>>409
そうですね、次の投下になります

>>410
加賀さんはそうですね…意見にもあったんですけど稲作。後は自分の中だと釣りですかね、4コマでも良く釣りやってましたし。キャラについては徐々に固めて行こうかと

>>418 >>419
個性豊か(特に長女)の姉妹が揃ったのは素直に嬉しかったです

>>420 >>428
ちょいちょい見てますね、動画に関しては。面白くて思わず何回も見てしまうんですよ

>>424
報酬で来ますよー。ローマについての処置は追々考えます

>>426 >>427 >>434
何それすごい
弓に関しては2種類あると考えました。1つ目は普通に妖精さんが作る弓、2つ目は一般で売られていたり有名どころ(都城のような)から取り寄せた物を妖精さんの力で発艦可能なものにするの2つあります
こう言う解釈をすればいいかな、なんて思いました

>>430 >>431
見てて僕も思ってしまいました。弓って言ったらどうしても空母の皆さんを思い浮かべてしまうww

>>438-440 >>446 >>453-455
逆に見ててちんぷんかんぷんでした…理解力ぷりーす;
実際この数年間は野球しかやってないので全然弓道に関しては詳しくないんですよねぇ。でも見ててすごく興味が湧きました

>>441
自分も一番書きたいネタですから是非武蔵さんには来てもらいたいですねぇww

>>442
今回は2回安価取ろうかと思っています。この後少ししたら携帯経由になりますが安価取りに来ますのでよろしくお願いします

>>449-451
一回ぐっさんが鉄取りに行った後、妖精に頼んで資材用の鋼材に変換しましたので一応工廠で加工は可能ですよ

>>463
轟沈してしまいましたか…ご愁傷様です。この轟沈を次に生かして別の子を沈めない様にすればいいんですよ
楽しみと言う声についてもありがとうございます!

>>465 >466
0円には参入できるかなぁ。ラーメンの方はTOKIOの5人で集中して貰いたいって言うのと混ぜれる自信が無いので絡められないかなぁ。視ている所だったら多分番外編的な感じで駆けると思うんですけど
―――――
投下終了です
最後になりますが>>467以降の雑談に関する事なのですが…。ホントに守って貰いたいです。以前にも言いましたが雑談の中にあるネタも個人的な楽しみなので
しかしここまで守れないとなると処置を考える必要があります。次回投下以降、ノルマを守れなかった場合(度合はこちらで見ますが55以上がグレー。60以上アウト)、雑談禁止処分とします。またさらに守れない様であれば自分にスレの管理責任が無いと見てss中止も視野に入れています。自分の管理不行き届きのせいでこんな言い争いになっているので…
そういう事なので50回程度の制限は続けますが守れなかった場合の処置は以上となりますので注意してください。いずれssWikiにも追記したいと思います。またこちらもスマホ経由でスレの監視をしときます。てか、最初からスレの監視して50越えそうなら警告出すとかやり方があったな、と今更ながら思っています…
重ね重ね言いますがご協力よろしくお願いします。そしてスレの管理が行き届かなくて申し訳ありません
それでは寝る準備して、後は布団にもぐりながら安価取りたいと思います。それでは5分後くらいにお会いしましょう。では

それでは安価とります、携帯からなんで遅いですがご了承ください
ーーーーー
下二桁が
11~20 59~60 もしくはゾロ目の場合…レア艦
ーーーーー
↓2でお願いします

96なのでコモンも含みますね
それでら次行きます
ーーーーー
00~19 駆逐艦
20~29 軽巡洋艦
30~49 重巡洋艦
50~59 工作艦
60~79 空母
80~99 戦艦
ーーーーー
↓2でお願いします

軽巡洋艦ですね、次行きます
ーーーーー
下1桁が
偶数なら長良型
奇数なら球磨型
ーーーーー
阿賀野型の報告はなかったですね…
↓2でお願いします

球磨型となりました、次行きますよー
ーーーーー
下二桁が
00~29 多摩
30~54 北上
55~69 大井
70~99 木曾
ーーーーー
↓2でお願いします

おはようございます、風来坊です
あの後寝落ちしてしまいました; とりあえず今回は球磨型軽巡洋艦5番艦木曽となりました
最初の方は大井の代わりに活躍してたなぁ。2回目は今晩又取りに来ますのでよろしくお願いします。それでは

レス伸ばすのはアレだけど、軽巡多すぎ問題とコンマ判定についてちょっと意見があるので

木曾とE-4報酬の時津風を入れると軽巡10隻に駆逐14隻、雷巡候補の木曾を外しても9:14で水雷組ませるにもこのバランスでは……
そこで提案だけど、しばらく通常・レアコンマ判定で軽巡に制限をかけてしまうのもありなのでは?
雷巡枠もう少し欲しいなら軽巡内でハイパーズ有利に傾斜かけるとかでどうだろうか(木曾は育つまで長いし)

こんばんわ! 二回目の安価を取りに来ました。えっと、>>527さんの意見を取り入れてですね、しばらく軽巡洋艦は項目から外すようにしようかと思います。
今回は北上・大井の雷巡コンビが居るので安価の範囲を狭くして制限かけます。雷巡洋艦は居ないとこの先辛いですし…
前回と同じ様に範囲は10にしますが当たってもこの2人の安価に絞ります。で、他の艦種がいい塩梅に増えたらまた軽巡洋艦は復活させます。艦隊バランス的な意味でご了承ください
それでは行きますよー
―――――
レア艦判定。下2桁が…
10~19 50~59 90~99 もしくはゾロ目でレア艦
―――――
↓2でお願いします!

はい、判定に引っ掛かったのでレア艦に絞ります
次に艦種判定をします
―――――
下2桁が…
00~19 駆逐艦
20~29 軽巡洋艦
30~49 重巡洋艦
50~59 工作艦
60~79 空母系
80~99 戦艦
―――――
↓2でお願いします

56…となると明石さん、と言うか正確に言えば明石の艤装ですね
と言う事で2人目のドロップは明石型工作艦1番艦明石となりました! 艤装か…またコンテナ的な感じの展開で何とかしましょうかww
それでは2回にわたる安価判定のご協力ありがとうございました!
一旦今日は明石さんの介入まで書いて後半、と言うか最後の部分は明日投下したいと思いますのでよろしくお願いします

そういえば潜水艦の枠ないのな

投下に参りました!>>541さんのコメントに関してですが潜水艦のドロップ報告が無かったのでこうなりました
今回、戦闘シーン飛ばしまくりです。予めご了承ください
それでは前半部分投下開始します
―――――
DASH鎮守府―――
前回、MI島を奪還することが出来たDASH鎮守府。しかし、安心はできない。MI島沖から増援部隊が来たのである
これを迎撃する為、次の日、再びMI島に向かう事に
しかし、出撃前にある艦娘を迎える事に―――

~鎮守府正面港~

今日は太一と長瀬が午前の仕事の為、3人での指揮で始まる事に。しかし、午後から今度は城島が居なくなる

大淀「今回の報酬艦は陽炎型駆逐艦10番艦時津風と言う駆逐艦です」

城島「そーいや陽炎型駆逐艦って初めてやね」

陽炎型駆逐艦は最後の平時建造計画で企画量産建造された量産型駆逐艦とされ、島風を除くと海軍が建造した艦隊型航洋駆逐艦としては決定版とされた
甲型駆逐艦とも言われ、特型駆逐艦の1980tの排水量に対し、2500tと大型の物になった
全体的に高性能とされ、前線に送られ続けた為、終戦時までに生き残った艦はたった1艦だけだった

白雪「私達特型と比べても大型の駆逐艦なんですよ」

漣「悔しいんだけど強いんだよねぇ、陽炎型の駆逐艦は」

神通「私がかつて務めていた二水戦にも陽炎型の子達がいましたね」

川内「私んとこもそうだねぇ。那珂もでしょ?」

那珂「うん、舞風ちゃんと野分ちゃんだったかな。まだ来ないかなぁ」

ちなみに舞風は既に存在と艤装が確認され、どこかの鎮守府に配属されているかもしれない
そうこうしていると前の様に護衛艦を引き連れてやって来た

松岡「おー、来た来た!」

山口「時津風って子、どんな子だろうね」

そして港に到着―――

時津風「ふぅー、疲れた疲れた~」

陽炎*「お疲れ様、時津風」

時津風「やっと着いたよぉ」

不知火*「今日からここに配属になるわ。頑張りなさいね」

黒潮*「リラックスしてなぁ。肩の力抜いてやってくんやで?」

時津風「はいはーい」

初風*「ホントに分かってんのかしらこの子…」

時津風「えへへ、それじゃああっちの時津風にもよろしくねぇ」

陽炎*「勿論よ。…こちらの…城島司令官。そして山口司令官、松岡司令官ね?」

城島「そうやで、陽炎ちゃんやっけか?」

陽炎*「えぇ。城島司令官、妹の時津風をよろしくね!」ビシッ

海軍式敬礼をしながら言う本営所属の陽炎。断る理由は、無い

城島「勿論やで、時津風ちゃんに頑張って貰えるように僕達も全力でサポートするで」

山口「頑張ってこうか、皆で」

不知火*「それでは、お願いします」

黒潮*「時津風、ほら、自己紹介自己紹介!」

時津風「あ、そうだった」

前に出てきた時津風、改めて自己紹介を行う

時津風「陽炎型駆逐艦十番艦。時津風、よろしくね、しれぇ!」

城島「ん、よろしくな、時津風ちゃん。僕提督の城島茂や」

山口「同じく提督の山口達也。よろしくね」

松岡「俺は松岡昌宏。同じく提督やってるよ。よろしくね」

初風*「話は本営で良く聞くけどやっぱり複数人で提督やってるってのは違和感あるわね…」

黒潮*「まぁまぁ、そう言わんの初風」

松岡「まぁ。慣れたよねww」

城島「そうやねぇ」

不知火*「陽炎、そろそろ…」

陽炎*「あ、そうだった。まだ仕事あるんだっけ。それじゃあ申し訳ないけどもう行くね!」

城島「気を付けてなー!」

陽炎*「さよーならー!」ザザー

こうして護衛艦の陽炎を始めとする4人は帰って行ってしまった

城島「それじゃあ駆逐艦の子達に案内して貰おうか。連合艦隊の人達は出撃の準備しておいてね」

赤城「分かりました!」

川内「りょうかーい!」

出撃組は足早に準備する。残った駆逐艦や軽巡の艦娘を中心に時津風を案内する事に

時津風「案内してくれるの? 嬉しい嬉しい~」

初春「それじゃあ行くかのぉ」

春雨「ひとまず寮に案内しましょう、こっちですよー」

三日月「あ、待ってください! 時津風さん、行きましょう」

時津風「はぁ~い」

駆逐艦達に連れられ案内される時津風。と、その背中を見つめる男が1人―――

城島「ん? どうしたん松岡」

松岡「何かねぇ、同じシンパシーを感じる」

山口「アハハww 何じゃそりゃww」

もしや―――


~PV~
ある時は…

松岡『アオダイショウだよ、アオダイショウだよ、アオダイショウ。…え、アオダイショウ?』

またある時は…

松岡『うわ! 潰れてるトカゲが生きてる!』

国分『えぇ!?』

松岡『うわ! 潰れてるトカゲが生きてる! うわ、トカゲだ! トカゲぞ…トカゲいっぱいいる!』

国分『うるせぇよwww!』

極めつけは…

松岡『まな板にしようぜ! まな板に!』

山口『まな板じゃないからww!』

松岡『まな板にしたら! まな板にしようぜ!』

城島『ホンマやねww』

山口『オッケーww!』

松岡『かなりまな板だよこれ!』

~終了~

確かに、似ている―――



新たな仲間、時津風を迎えたDASH鎮守府だがまだ安心できない。最後の作戦、敵増援部隊の迎撃が残っているのである
出撃の準備が整った連合艦隊は再び鎮守府正面港に集まる

赤城「それでは敵増援部隊迎撃へと向かいたいと思います」

城島「うん、それじゃあ…頼んだで」

山口「あと一息だから。過去の壁を乗り越えてこう」

松岡「終わったらまたパーティしてそれで美味しいもん作ってやるから。だから頑張ろう!」

赤城「はい。楽しみにしていますね」

隼鷹「それ言われるとがんばざるをえないねぇ」

川内「よし、第2艦隊も一丸となって頑張るよ!」

電「なのです!」

最上「松岡提督の料理、美味しいもんね。よーし、僕も頑張るよ!」

高雄「ふふ、私も頑張りましょうか」

城島「よーし、連合艦隊出撃や!」

赤城「はい! 一航戦、赤城。出ます!」

川内「川内、水雷戦隊、出撃します!」

こうして最後の作戦の為の出撃が開始された。そして敵の増援部隊本隊を引き連れていたのは…!?





~北太平洋MI諸島沖~

作戦開始地点に到着した連合艦隊。陣形を整えながら連絡をする赤城

赤城「こちら赤城。北太平洋MI諸島沖に到着。これより作戦行動を開始します」

城島『こちら城島。うん、通信状況は大丈夫やな。よし、これが最後の作戦やけど慢心せずに全力で戦ってな』

松岡『MI島完全に奪還するまであと少しだから! 張り切ってこう!』

赤城「了解です。それでは羅針盤の進路が東なので東に向かって進路をとります。皆さん、最後まで気を抜かずに全力で参りましょう!」

飛龍「了解! それじゃあ偵察機発艦しますね!」パシュン!

島風「はーい! こっちは電探だよー!」

航路を東にとる艦隊―――



数分後、簡易ソナーに反応が

ピコーン ピコーン

川内「! 簡易ソナーに感アリ! 潜水艦部隊だ!」

赤城「潜水艦…ですか。こちら赤城、潜水艦部隊に遭遇しました」

城島『潜水艦の部隊かぁ…』

大淀『おそらく増援の先行部隊ですね』

松岡『えっと、潜水艦にはどの警戒航行序列がいいんだっけ?』

山口『覚えとけよww 確か第1警戒航行序列だったよね?』

大淀『えぇ。合っていますよ』

城島『それじゃあ第1警戒航行序列で第2艦隊が潜水艦を少しでも倒してこう。雷撃には気を付けてね』

赤城「了解。それでは第1警戒航行序列に変更。第1艦隊は後方待機、潜水艦の対処、第2艦隊の皆さんお願いします」

川内「簡易ソナーと爆雷しかないけど出来るだけの事はやるよ」

暁「! 魚雷来てるわ! 全部で4本!」

川内「回避! 回避!」

ドガァァァン! ドガァァァン!

水柱が立つ、大丈夫か…!?

伊勢「あっぶな…!」微小!

高雄「至近弾が当たりましたが、大丈夫です!」微小!

敵艦隊が梯形陣の為、雷撃値に補正がかからないお蔭で被害が減った
そして一斉に爆雷を投下する

川内「爆雷投下ー!」ポチャ ポチャ

…ドーン…ドーン

微かに水面が揺れ、水面下からは爆撃音が起こる
再びソナーで探知をすると…

川内「潜水艦1隻撃沈、もう1隻中破確認!」

高雄「魚雷が来るようです!」

赤城「回避行動!」

ドガァァァン!!

しかし、今度は数が少ないため、回避し切ることが出来た

赤城「被害は無いようですね…こちら赤城、潜水艦部隊を突破! このまま切り抜けます」

城島『潜水艦部隊は無理に倒さんでええからね。この先に進む事が大事や。進路はどっちむいとる?』

赤城「えっと…東ですね」

山口『東かぁ…』

松岡『どうなるか分からないからね。気を付けて進んでこう』

赤城「了解です。それでは陣形を戻して索敵しつつ進みましょう」

伊勢「了解っ」

潜水艦部隊を切り抜け、次に待っていたのは…



暫く進むと突然夜の様に暗い海域に差し掛かる。ここは―――

川内「や、夜戦!?」ガタッ

高雄「落ち着きなさい」

赤城「ッ…夜戦海域の様ですね。提督、こちら赤城。夜戦海域に入ってしまいました」

城島『あら、てことは東の方は夜戦海域やったか…。とりあえず敵艦隊がいきなりあらわれるかもしれんから索敵をより一層気を付けて進んでね』

赤城「了解。ひとまず目と電探による索敵を行いましょう」

電「はい!」

島風「電探なら任せてー!」

さらにしばらく進むと電探に反応が!

島風「! 電探に感アリ! 敵艦隊を発見!」

赤城「来たわね、編成は?」

島風「えっとー…軽巡ホ級flagship、重巡リ級elite、雷巡チ級elite2隻、駆逐ロ級後期型2隻だね」

赤城「分かったわ。提督、敵艦隊を発見しました。ホ級flagship、リ級elite、チ級elite2隻、ロ級後期型2隻です」

城島『夜戦海域やから第1艦隊は後方待機やな。第2艦隊は単縦陣で撃破してって』

山口『特にチ級とロ級後期型はカットインがやばいからね。注意してって』

赤城「了解。それでは第1艦隊は後方待機の為に待機します。夜戦部隊の対処は第2艦隊がお願いします」

川内「りょうかーい! よっし、夜戦だぁぁぁ!」ザザー

電「はわわ! 待ってくださいなのです~」ザザー

暁「ちょっと! 先行すると危ないわよ!」

最上「突出すると危ないって祥鳳さんいつも言ってるのにねぇ」

高雄「置いてかれない様に追い掛けましょうか」

島風「うん、待てー!」ザザー

敵艦隊と接触する。夜戦になると一気に肉薄し、人間で言う所の殴り合いの喧嘩みたいなものになる
川内から攻撃が開始された

川内「よーし、私と夜戦しよっ!!」ドォン! ドォン!

チ級E1「グアアアア!」ドガァァァン!! 撃沈!

ホ級F「グギャアアアアア!!」ドォン! ドォン!

暁「そんな攻撃当たらないわ!」ヒュン! ヒュン!

高雄「バカめ、と言って差し上げますわ!」ドォン! ドォン!

リ級E「クッソ! シズム…!」ドガァァァン! 撃沈!

最上「甘い甘い!」シャッシャッシャ…パシュン!

チ級E2「カットイン!?」ドガァァァン! 撃沈!

電「電の本気を見るのです!」ドォン! ドォン!

ロ級後期型2「ギギギギギギギ…!」ドガァァァン! 撃沈!

ロ級後期型1「ギュアアア!」ドォン! ドォン!

島風「おっそーい!」ヒュン! ヒュン!

暁「攻撃しちゃうからねっ!」ドォン! ドォン!

ロ級後期型1「ガアアアアアア!!」ドガァァァン! 撃沈!

島風「これで最後! 5連装酸素魚雷いっちゃってー!」シャッシャッシャ… パシュン!

ホ級F「ギャアアアアア!!」ドガァァァン! 撃沈!

何度か相手に攻撃を許したものの何とか撃破

川内「やったぁ! 勝った勝った!」

高雄「落ち着きましょう、ね?」

最上「夜戦好きなのはやっぱり相変わらずだねぇ」

赤城「すいません、第1艦隊ではどうすることも出来ないので…」

暁「困ったらお互い様よっ!」

隼鷹「ははは、こいつぁ頼りになるねぇ!」

鳳翔「そうだ、赤城さん、報告を…」

赤城「あ、そうでした。こちら赤城、第2艦隊が夜戦部隊を撃退しました」

山口『おー、そっかそっか。良かったね、被害はどう?』

川内「全員無傷!」

山口『皆頑張ったね』

松岡『進路はどうなってる?』

赤城「北東を示してますね」

城島『分かった。それじゃあ被害も無いみたいやし、進撃許可出すで。この先も慎重にな』

赤城「了解。それでは北東に進路をとります。第2警戒航行序列に切り替え、索敵を行いながら進撃します」

伊勢「りょうかーい!」

飛龍「よーし、今度こそ私達も戦うよ!」

意気込む飛龍。夜戦明けで意気揚々と川内も続いていく



北東に進むと…

赤城「!?」

飛龍「また夜戦海域!?」

北東の海域もさっきと同様の暗雲が立ち込め夜戦海域と化していた

城島『まさか2回連続で夜戦海域なんてなぁ…』

松岡『確かに』

今度の相手艦隊の編成は重巡リ級flagship、戦艦ル級elite、雷巡チ級elite2隻、駆逐イ級後期型2隻
先程より重い相手編成。運悪く敵リ級とチ級からカットインを受けてしまい…

川内「うわああああああ!」ドガァァァン! 大破

島風「あうぅ! 痛いってばぁ!?」ドガァァァン! 大破!

川内、島風が大破。それにより帰還せざるをえなくなってしまった

赤城「それでは撤退しますね」

山口『おーう、気を付けて帰ってね』

今回の夜戦海域の2連続を受け執務室で再び作戦会議が開かれることになった





~執務室~

またも集まった連合艦隊とTOKIO3人

城島「この海域をどういくかやな」

赤城「そうですね…。一番初めの潜水艦部隊に関しては完全にスルーで良いと思います」

伊勢「確かに。雷撃値の補正があまりないし対潜装備はする必要ないよね?」

松岡「それはいいとしてもさー。もう1つ問題あるっしょ?」

山口「二回連続の夜戦海域かぁ…」

海図のコピーを張り付け、戦闘を行った海域に印をつける達也。夜戦海域は戦闘こそそれぞれ1巡のみだが以前も言ったように雷撃値が火力に足され軽巡や駆逐艦までもが戦艦を超す攻撃力を得る
ましてや敵の駆逐艦の後期型のカットインは侮ることが出来ない

島風「雷巡も凄かったよ…痛かったぁ」

山口「良く耐えたよ、偉い偉い」ナデナデ

川内「こっち通ろう! 提督!」

そう言って夜戦海域を指し示す川内

松岡「おまww ばっかじゃねぇのww!」

高雄「夜戦が出来て嬉しいのは分かるけど…とりあえず艦隊の事優先に考えて」

川内「ちぇー」

拗ねてもダメ―――

暁「とりあえず上の航路はダメじゃないかしら? 何処通っても絶対に夜戦海域1回は通るし…」

鳳翔「ましてや今回の様に2回やる必要のある航路を通る可能性も否定できませんからね」

確かに上の航路を選択すると…必ず夜戦海域を通る事に
とすると残るは…

城島「下の航路やな」

そう言って下の航路に矢印を付ける

赤城「ですね」

日向「まぁ、そうなるな。上の航路の夜戦海域のリスクを考えると尚更だな」

川内「えぇー。夜戦はー?」

隼鷹「我慢しろってぇのww」

駄々をこねる川内に、城島が―――

城島「我慢せんと夜戦させんでっ!」

川内「はいっ!」ビシッ

山口「www」

隼鷹「完全におかんじゃねぇかww」

鳳翔「まぁ主力艦隊まで行けば否が応でも夜戦はすると思うので…」

松岡「夜戦はそれまでお預けって事でww」

城島「ww それじゃあちょっと休憩したらもっかい行くでー」

赤城「分かりました。それではみなさん行きましょう」

各々準備する為に部屋を出て行く。果たして下の航路を選択したがどうなるか…?





結果だけを言うと下の航路は大正解だった
始めの潜水艦隊こそは同じな物の…

赤城「第1次攻撃隊、発艦してください!」パシュン!

飛龍「いっけー!」パシュン!

その後は航空戦が2回あるのみで夜戦や通常の海戦は発生しなかった。元々道中損害のリスクが低い機動部隊の為下のこの航路は正解の様だった

~執務室~

赤城『…こちら赤城。敵増援機動部隊を撃破。そろそろ敵の主力艦隊に接触します』

城島「損害はどうや? 大丈夫?」

赤城『大丈夫ですよ、最上さんが小破、他微小の損害を受けていますがそれ以外は大きな損害を受けていないです』

城島「良かったぁ。やっぱり下の航路が正解やったんや。な?」

山口「そうだねぇ」

松岡「これからは上に行ったらすぐに撤退だね」

大淀「それでは今いない国分提督と長瀬提督にもこの旨伝えときますね」

山口「ありがとう、大淀さん。よし、それじゃあ進撃だ! 敵の主力艦隊を見つけて倒してしまおう」

赤城『了解しました。それでは主力艦隊を見つけ次第連絡を入れます』ブツッ

城島「うん、順調やね」

松岡「でもさぁ、何か順調すぎるのも怖いね。何かあるかもしれないって考えちゃうんだよなぁ」

城島「考えすぎやって。松岡は」

松岡「そーかぁ?」

山口「とりあえず今はこの作戦に集中しよう。これが終わったらMI島が奪還出来て。もしかしたら旅客機が復活するかもしれないじゃん」

城島「そうやね。よーし、皆の為にも頑張るで!」

大淀「はい!」

松岡「おう!」

この時は特に気にも留めなかった松岡の発言。しかし―――
後になってこの言葉が現実になる事はこの場にいる4人、誰一人として知る由も無かった…





一方の連合艦隊―――
~MI諸島沖合~

赤城「ッ! 敵艦隊を発見! …これは…!」

鳳翔「どうしましたか? 赤城さん!」

赤城「敵艦隊、旗艦に…空母棲鬼の姿が…!」

隼鷹「な、何!?」

飛龍「そんな…あの時沈めた筈じゃ!」

しかし、赤城の彩雲は確かに捉えたと言う。水上をこちらに向かって走ってくる空母棲鬼と思われる深海棲艦の姿を

伊勢「いずれにせよ目視できる距離まで行かないと判断できないね」

日向「そうなるな。よし、それでは行こうか…」

赤城「こちら赤城! 敵艦隊を発見、敵艦隊の旗艦は沈めた筈の空母棲鬼、随伴艦は軽母ヌ級elite2隻、戦艦ル級flagship、駆逐ロ級後期型、イ級後期型です!」

城島『な、なんやて!?』

山口『沈めた筈の空母棲鬼がまたなんでこんな所に…?』

松岡『どーいうことだよ!?』

赤城「分かりません。しかし、戦うしかないでしょう、提督、指示を!」

城島『と、とりあえず第4警戒航行序列で敵を迎え撃って。敵艦隊の旗艦の特徴を掴んどいてほしいんや』

大淀『帰還後、こちらで調べます。お手数をおかけしますがよろしくお願いします』

赤城「了解しました。それでは第4警戒航行序列に陣形をかけて敵艦隊を迎え撃ちます。第2艦隊、先行お願いします!」チャキ…

川内「おっけぇ! それじゃあ行っくよー!」ザザー

電「なのです!」ザザー

いよいよ始まった敵増援部隊との戦い。まずは航空戦から始まる

赤城「第1次攻撃隊、発艦してください!」パシュン!

敵の方の艦載機も中々の数。しかも―――

飛龍「ッ、ヌ級が居るのもあるかもしれないけど数が多いっ…!?」

鳳翔「もしかしたら空母棲鬼と似て非なる存在かもしれません」

伊勢「空母棲鬼以上の奴って事?」

鳳翔「恐らく、ですが…」

日向「成程、だがこの艦載機の数、納得かもしれんな」

敵の艦載機が襲い来る、そして―――

ドガァァァン! ドガァァァン!

高雄「うぅ…何よ、これで勝ったつもり!?」大破!

伊勢「いてて…」小破!

強力な艦載機の攻撃。しかし、辛うじて制空権は優勢に持って行くことが出来た

赤城「敵艦隊、駆逐艦2隻撃沈! 制空権は優勢!」

隼鷹「やりぃ! それじゃあいっちょ暴れますかぁ!」

そして敵艦隊に近付く、すると敵艦隊の旗艦が見えてきた―――

空母棲鬼?「ヒノ…カタマリトナッテ…シズンデシマエ…!!」

空母棲鬼と思われる深海棲艦が。しかし微妙に異なる点が幾つかある。それはちゃんと服を着ていた空母棲鬼と違い、服があちこち破れ、まるで戦いに負けた後のような有様であった
そして艦載機の搭載数も先程と比べると増えている。これは一体―――!?

川内「空母棲鬼…? でも少し違うな…何だろう」

違和感を覚えるが、それでも戦わなくては!

高雄「四の五の言ってられないわ…砲戦よーい、てぇー!」ドン!

ヌ級E1「ヌア…ア…」ヒュン!

ル級F「シズメカンムス!」ドォン!

島風「貴女って遅いのね!」ヒュン!

最上「よし、それじゃあ…」ドォン!!

瑞雲『エン100…』

最上「やぁ!」ドォン!

瑞雲『エン50…』

最上「もう一回!」ドォン!

ヌ級E2「ヌア…!?」ドガァン!

瑞雲『キョウサキョウサ! ウテー!」

最上「撃て撃てぇ!」ドォン! ドォン!

ヌ級E2「ヌ…ヌア…ア゛…」ドガァァァン! ドガァァァン! 撃沈!

空母棲鬼?「シズメ…!」ブーン! ブーン!

電「きゃあ!? は、恥ずかしいよぉ…」ドガァァァン! 中破!

暁「い、電!」

川内「やったな…撃てぇ!」ドォン!

空母棲鬼?「フン、キカヌワ!」ドガァン!

ヌ級E1「ヌアア…!」ブーン! ブーン!

最上「よっと…危ないね!」ヒュン!

暁「攻撃しちゃうからねっ!」ドォン!

ル級F「クッ…」ドガァン!

島風「私には誰も追いつけないよ!」ドォン!

ヌ級E1「ヌ」ヒュン!

こうして第2艦隊による攻撃を終え、相手の残りは正体不明の深海棲艦、ヌ級elite、ル級flagshipのみ

川内「雷撃戦、よーい!」パシュン!

魚雷を相手に向けて放つ

ドガァァァン!

ヌ級E1「ヌア…ア゛ア゛…!」中破!

ヌ級eliteを中破まで追い込み、ここで第1艦隊と交代

伊勢「よーし。主砲! 4基八門、一斉射!」ドォン!

ル級F「グアアア! ウ、グ…ヤルジャ、ナイカ…!」大破!

空母棲鬼?「シズメ…!」ブーン! ブーン!

飛龍「あっと…危なかったぁ…!」ヒュン!

日向「主砲、狙って…てぇ!」ドォン!

ヌ級E1「ヌアアアアア!!」ドガァァァン! 撃沈!

ル級F「クソッ…アタレ!」ドン!

隼鷹「当たんないねぇ。何処を狙ってるんだい?」

隼鷹「攻撃ってのは…こうするんだよ!」ブーン! ブーン!

ル級F「ギャアアアア!」ドガァァァン! 撃沈!

隼鷹の反撃により敵艦隊は残り1隻

赤城「装備換装を急いで!」パシュン!

空母棲鬼?「ウグ!?」ドガァァァン!

飛龍「第2次攻撃隊、発艦始め!」パシュン!

空母棲鬼?「サクテキヲ…オロソカニスルカラダ…」ドガァァァン! 小破!

1巡目が終わり小破まで追い詰め、2巡目―――

ドガァァァン!

飛龍「被弾!? 誘爆を防いで!」中破!

飛龍に攻撃が当たる物の、敵の深海棲艦も中破まで追い詰めた

空母棲鬼?「ク、クゥ…」中破!

赤城「ハァハァ…強い…。こちら赤城、敵の旗艦を中破まで追い詰めました。夜戦の許可をお願いします」

城島『よし、このまま畳みかけるで。第2艦隊、お願いな』

川内「分かった!」

赤城「了解。それでは第1艦隊は海域を離脱。第2艦隊の皆さん、お願いします」

川内「よぉーし! 夜戦だ夜戦だ!」

暁「ホント危なっかしいわね」

最上「アハハ…ある意味川内さんらしいけどね」

島風「何時もの大工バカに戻す為にも早くこの作戦終わらせようよ」

高雄「そうですね」

空母棲鬼?「ウオオオオオオオオオオ!」ズズズズズ…

空が暗くなっていく、いよいよ夜戦開始―――

先頭を切ったのは川内

川内「主砲、撃てぇ!」ドォン! ドォン!

空母棲鬼?「グ…ダガアマイ。コンドハコチラカラダ!」ドガァァァン! ブーン! ブーン!

暁「うわ! 危ないわね!」

最上「よーし、よーく狙って…撃てっ!」シャッシャッシャ…パシュン!

空母棲鬼?「ウグァァ!?」ドガァァァン! 大破!

電「当たって下さいっ!」ドォン! ドォン!

空母棲鬼「キカヌワ!」ドン!

暁「あと一押し…!」ドォン!

空母棲鬼?「ヌ…!」ヒュン!

暁「あ…! …島風、お願い!」

島風「おっけー! 5連装…じゃなかった。4連装酸素魚雷、いっちゃってぇ!」シャッシャッシャ…パシュン!

空母棲鬼?「グアアアアアアア!」ドガァァァン! 撃沈!

撃沈した正体不明の深海棲艦。何はともあれ正体は帰ってから大淀に確かめてもらうしかない

川内「こちら第2艦隊、敵深海棲艦を撃破したよ!」

城島『お~お疲れ様!』

山口『これでまず1回目だね』

松岡『そうだねぇ。あ、気を付けて帰投してきてね』

川内「了解。それじゃあ帰投するよ。高雄は最上に、電は暁に曳航して貰って」

最上「了解!」

暁「分かったわ」

川内「良いかな? じゃあ行くよー」

まず1度目の撃破を終えたDASH鎮守府―――
帰投後、この深海棲艦の正体は空母棲姫。つまり姫級になった空母棲鬼ではないかと言う結果が大淀から教えられた
空母棲姫率いる増援部隊との戦いはこの後、数日に掛け続けられた―――



そんな中
~鎮守府正面港~
新しい艦娘が海域で現れたと聞き、この日山口、松岡の2人が正面の港で第2艦隊の帰りを待っていた
ちなみに他の3人はトレーニングや仕事で鎮守府に居ない

山口「どんな子だろうね」

松岡「そうだね」

すると帰投してきた第2艦隊。大破、中破した川内、高雄、電の3人はすぐにバスタオルをかけられる

山口「はい、お疲れ様ー」

松岡「バスタオル。はいこれ」パサ

電「ありがとう、なのです」

川内「あー、しくったなぁ。昼で攻撃受けちゃって…もー夜戦したかったのにー!」

最上「あはは…次から気を付ければいいんですよ」

川内「やれやれ…。それじゃあドックに入るね」

山口「ゆっくり入ってね!」

そう言ってドックに向かう3人。代わりに最上が報告と新しい艦娘を紹介した

最上「敵艦隊は無事に撃破。後4回の撃破が必要ですね」

松岡「まだもう少しかかるね。これは粘るしかないか」

最上「そして新しい艦娘です。どうぞ」

後ろで待機していた艦娘―――

木曾「木曾だ、お前等に最高の勝利を与えてやる」

球磨型軽巡洋艦5番艦の木曾であった―――

木曾「ここの提督か?」

山口「そうだよ。俺は山口達也。よろしくね、木曾さん」

松岡「俺は松岡昌宏。よろしく!」

木曾「2人? ここの提督は2人なのか?」

最上「そーだよー」

暁「まぁホントは後3人いるんだけど仕事の都合で今いない感じだね」

木曾「仕事の都合…? まぁ、いい、ここに俺の球磨型の姉妹艦はいるか?」

山口「球磨型? 今はいないけど、今AL方面の方に球磨ちゃんが留まってるかな」

松岡「この作戦終わったら会えるからね」

木曾「そーか…姉貴が居たか。これからよろしくな、山口提督、松岡提督」

山口「よろしくー」

松岡「よろしくね!」

こうして新たな仲間を迎えながら



そして…
9度目の迎撃戦。いよいよ最後の戦いとなったDASH鎮守府。この日、午後最後の出撃。鎮守府には5人が指揮していた
MI諸島沖を走る艦娘達。航空戦を既に2度切り抜け、最後の増援主力部隊との戦いに差し掛かろうとしていた

赤城「…これで最後ですね」

飛龍「そうなりますね。赤城さん」

赤城「鎮守府で待っている加賀さんの為にも…勝ちましょう。この戦い」

飛龍「はい!」

隼鷹「よーし、それを聞くと気合を入れざるを得ないねぇ」

鳳翔「そうですね、皆さん。最後まで気を抜かずに行きましょう」

彼女達にとって因縁のある今回の作戦、赤城達にとってもTOKIOにとっても負けられない
遂に―――

飛龍「! 彩雲から入電! 敵艦隊を発見!」

赤城「来ましたね…編成は?」

飛龍「空母棲姫、軽母ヌ級flagship2隻、戦艦ル級flagship、駆逐ロ級後期型2隻です」

赤城「こちら赤城! 敵艦隊を発見しました」

城島『最後やな。しっかり決めるで』

国分『編成はどう?』

赤城『ヌ級がeliteからflagshipに、イ級後期型がロ級後期型に変わりました』

長瀬『最後だね。後もう一踏ん張りだよ!』

山口『陣形は第4警戒航行序列でいいかな?』

松岡『それしかないでしょww』

城島『まぁ、最後。って事やけどあんま気負わず、いつも通りにやればええから。リラックスしてな?』

長瀬『リラックスリラックス!』

赤城「分かりました。それでは…」ブツッ

そして息を整え、艦隊に指示を出す


赤城「提督からですけど、気負わずにいつも通りに、と言う事です。それでは第4警戒航行序列にし、敵艦隊を迎え撃ちます」

伊勢「了解!」

日向「よし、決めて行くぞ」カチャリ

いよいよ最後の戦い。第2艦隊が先行し、第1艦隊は発艦の準備を始める

赤城「第1次攻撃隊、発艦!」パシュン!

敵の艦載機はヌ級がflagshipになった事により少し強くなっている。しかし、それでも負ける訳にはいかない

鳳翔「お願い、皆さんの艦載機を守って…!」

艦載機がぶつかり合う、そして―――

ドガァァァン! ドガァァァン!

爆弾が投下され、水柱が立つ。無事か―――?

川内「く…大丈夫!?」

電「だ、大丈夫なのです!」

島風「平気よ!」

赤城「第1艦隊は!?」

伊勢「何とか!」

隼鷹「乗り切ったよぉ」

飛龍「…敵艦隊、ヌ級flagship1隻中破、タ級flagship小破、ロ級後期型1隻撃沈! 制空権はわずかに優勢!」

赤城「良かった…!」

航空戦を乗り越えた所で通信が入る

祥鳳『こちら艦隊決戦支援部隊! これから支援砲撃を開始します!』

赤城「祥鳳さん! お願いします!」

祥鳳『全艦、発艦! 攻撃開始!』パシュン!

ドガァァァン! ドガァァァン!

ロ級後期型2「ギギギギギギ…!」ゴポゴポ… 撃沈!

ヌ級F1「ア゛…ア゛ア゛…」大破!

更に敵艦隊を減らす。これで相手は残り4隻―――

川内「よーし、それじゃあいっくよー!」ザザー

敵艦隊に接近していく。そして敵艦隊が見えてきた!

空母棲姫「ヒノカタマリトナッテ…シズンデイケ…!」

いよいよ最終決戦―――!

高雄「右舷、敵艦隊を発見!」ドォン!

ヌ級F2「ヌアアアアア…!」ドガァァァン! 撃沈!

ル級F「シズメシズメェ!」ドォン!

川内「当たらないよッ!」ヒュン!

最上「敵艦発見! 攻撃開始っ!」ドォン!

ヌ級F2「ヌアッ…!?」ドガァァァン! 中破!

空母棲姫「シズメ…!」ブーン! ブーン!

最上「うわぁ!?」ドガァァァン!

最上に着弾! 無事か―――!?

最上「うぅ、これじゃあ戦えないよう…」大破!

川内「砲戦よーい、撃てぇ!」ドォン!

ル級F「キカナイネェ…!」ドガァン!

電「電の本気を見るのですっ!」ドォン!

ル級F「ムダダトイッテルダロウ!」ドガァン!

暁「やぁ!」ドォン!

島風「おっそーい!」ドォン!

空母棲姫「フン…」ドン! カァン!

第2艦隊の攻撃を終え、雷撃戦が始まる

川内「魚雷発射よーい!」パシュン!

ドガァァァン!

タ級F「ウグ…クソ…!」大破!

空母棲姫「サクテキガ…タリナイカラコウナルノカ…」微小

残り2隻になった所で第1艦隊と交代する

赤城「それでは行きますよ!」

日向「任せろ! 主砲、撃てぇ!!」ドォン!

空母棲姫「グゥ…!?」ドガァァァン!

ル級F「シュホウ、イッセイシャ!」ドォン!

隼鷹「おっとっと、危ないねぇ」ヒュン!

伊勢「よーし、瑞雲、頼んだよ!」ドォン!

瑞雲『キン100…』

伊勢「もう少しかな?」ドォン!

瑞雲『エン50…』

伊勢「行き過ぎたか…これでどうだ!」ドォン!

空母棲姫「!?」ドガァァァン!

瑞雲『ウテウテーーー!』

伊勢「よーし、主砲、一斉射!!」ドォン! ドォン!

空母棲姫「ウグゥ…ッ!? ヤ、ヤルナ…! ダガ…」ドガァァァン! ドガァァァン!

空母棲姫「マケルカ! シズメカンムス!」ブーン! ブーン!

日向「グ!? この恰好は…提督に見せられないなッ…!」ドガァァァン! 中破!

赤城「第2次攻撃隊、発艦開始!」パシュン!

ル級F「グガアアアアア!!」ドガァァァン! 撃沈!

隼鷹「パァー、っと行こうぜパァーッと!」ブーン! ブーン!

空母棲姫「クソ、ウットオシイ!」ドガァン!

飛龍「たとえ最後の一艦になっても叩いて見せます!」パシュン!

空母棲姫「グアアアア!?」ドガァァァン! 中破!

中破まで追い込み、昼間の攻撃を不可能に追い込む

伊勢「ラストスパート行くよ!」

こうして1巡目が終了。2巡目まで終えて空母棲姫を更に追い込むが中破止まり

赤城「空母棲姫は中破…こちら赤城! 空母棲姫を中破まで追い込みました」

城島『となると夜戦やな。川内ちゃん、行ける?』

川内「勿論!」

山口『あと一息だよ。頑張ってこう!』

松岡『夜戦突入!』

赤城「了解。それでは第1艦隊は撤退、第2艦隊は夜戦に突入して貰います。川内さん、お願いします」

川内「分かった。それじゃあ第2艦隊、夜戦突入するよ! 準備は良い?」

島風「いいよー!」

高雄「いつでも行けます!」

川内「よーし、夜戦突入!」

空母棲姫「シズメ、シズメェェェ!!」ズズズズズ…





川内「私と夜戦しよっ!」シャッシャッシャ! パシュン!

空母棲姫「サクテキ…!? グウ!?」ドガァァァン!

空母棲姫「シズメ…!」ブーン! ブーン!

暁「いやぁ!? ゆ、許さない、許さないんだからぁ!!」ドガァァァン! 大破!

高雄「暁ちゃん! この…!」ドォン! ドォン!

空母棲姫「ウグアアア!?」ドガァァァン! ドガァァァン! 大破!

電「当たって下さいっ!」ドォン! ドォン!

空母棲姫「グ…ア…コノワタシガ…コノワタシガァ…!!」ドガァァァン! ドガァァァン!

島風「ひひ、あなたってば遅いのね!」シャッシャッシャ…パシュン!

一直線に向かって行く魚雷、そして

空母棲姫「ガアアアアアア!!」ドガァァァン! ドガァァァン! 撃沈!

空母棲姫に直撃。こうしてDASH鎮守府が初めて参加した大規模作戦は幕を下ろした―――

空母棲姫「シズカナ…キモチニ…ソウカ…だから私は…」ゴポゴポ…

沈んで行く空母棲姫

川内「やった! 勝った勝った!」

高雄「やりましたね。島風ちゃん、最後のカットイン凄かったですよ」

島風「えへへ~、だってやっと活躍できたんだもん! 地上施設だとカットイン決められないし…」

最上「あはは、確かにそうだね。あいつつ…」

電「はわわ! 無理しちゃダメなのです! …暁お姉ちゃんも!」

暁「いてて…ごめんね、電」

川内「あー、これは報告してさっさと帰った方がいいね。こちら川内、MI島沖合の増援部隊を壊滅。作戦成功しました!」

城島『おおー!!』

TOKIO『おおおおおおおお!!』

川内「!?」

城島『あ、いやゴメンな。皆テンションあがり切っちゃって…おめでとう! 帰ってきた第1艦隊の皆にも言わんとなぁ』

山口『良かったよ。やぁ~これで一安心だ!』

長瀬『良かったぁぁぁ。もう緊張状態が続いてもうヘトヘトだよー』

国分『おめぇそれ戦場に行ってる艦娘の方が疲れてるんだからよぉww』

城島『とにかく気を付けて帰ってきて、後はゆっくり休もう! お疲れ様!』

川内「はいはーい。それじゃあ艦隊帰投するよー!」

最上「やれやれ、これでゆっくり休めるね」

高雄「そうですね」

帰還を始める第2艦隊、すると…

川内「…コンテナ?」

海面を漂うコンテナ。一体どこから流れて来たのか分からなかった

高雄「デジャブを感じますね…」

電「どうしますか…?」

川内「…持って帰ってみよう! 中身が何であれ確認しないといけないし」

高雄「そうですね、それではロープでくくりつけて曳航していきましょう」

こうして持ち替えられたコンテナ。一体中には何が入っているのか…!?



~鎮守府正面港~

川内「艦隊帰投~お疲れ様~」

山口「はい、お疲れ様~」

国分「はい、バスタオル! 暁ちゃんと最上さん」パサ

暁「あ、ありがとう。お礼はちゃんと言えるしっ」

最上「ありがとう、提督」

長瀬「2人は先にドックに行っていいよ。早く修理したいだろうし」

暁「それじゃあ遠慮なく行くわ」

最上「重ね重ねすいません」

松岡「いいよいいよー」

赤城「お疲れ様でした。夜戦の一押しが無かったら私達だけでは勝てませんでした」

高雄「いえいえ。第1艦隊の皆さんの航空戦力があったからこそですよ」

城島「いや、お互いがお互い助け合ったから出来た事や。お互いに誇ってええんやで」

飛龍「城島提督…!」

鳳翔「でもこれで無事に乗り越えることが出来ましたね。因縁の作戦を」

隼鷹「そうだな。な? 赤城」

赤城「えぇ、そうですね…。その事に関しては本当に皆さんのお蔭だと思います」

そう言って第1、第2艦隊。そしてTOKIOに向かって頭を下げる

赤城「ありがとうございました。私1人では絶対に成し遂げられなかったこの作戦を皆さんの力を借りて乗り越えることが出来ました。この日を…どれほど待ちわびた事か…」

飛龍「赤城さん…」

城島「ホンマ…良かったよ、赤城さん。でも赤城さんも頑張ったんやから胸張ってええんやで」

山口「ホントだよ。赤城さんも頑張ってたよ!」

長瀬「うん、一丸になって戦う事が出来て良かったと思うよ。ホントに」

松岡「まとめると、皆のお蔭って事だね」

赤城「皆さん…。ふふ、ありがとうございます。何度も言うようですけど本当に今嬉しいです」

山口「良かった…誰一人沈める事無く作戦を遂行できたね」

こうしてDASH鎮守府は戦いを終えた。と、ここで

高雄「あ、そうでした。提督、海上で拾ったコンテナなんですが…」

国分「そういやすっかり忘れてた。後ろにあるそのコンテナ一体何?」

電「えっと、海上を漂ってたのです」

高雄「いずれにせよ、中身を確認して何処の物なのかを判明させないといけないかなと思いまして」

城島「そうやね…」

コンテナが陸に揚げられる

そして―――

城島「開けるでー!」ガチャガチャ…ギィー

扉を開けた。その、中には―――

伊勢「何これ…」

日向「ふむ、また艤装か…」

艦娘の艤装であった。今度は沢山の機銃、そして最大の特徴としてクレーンのような構造があり、明らかに戦闘向きな感じはしなかった

長瀬「え、何これ」

松岡「艦娘の艤装っぽいけど…誰なんだろう」

伊勢「こういう時、明石さん呼ぶしかないね」

城島「じゃあちょっと鎮守府の中探してくるわぁ」

山口「おー、シゲちゃん頼んだよ!」

数分後―――
艤装を鑑定してもらう為、明石に来てもらった

明石「また艤装だけ、ですか」

城島「そうなんや。見て貰ってもええかな?」

明石「分かりました。その艤装と言うのは…?」

長瀬「こっちこっち!」

案内される明石、早速コンテナの中に入り、艤装を見る

明石「これが問題のぎそ… !?」

飛龍「明石さん?」

明石の様子がおかしい、一体どうしたのか?

明石「こ、これ…私の艤装です…!」

松岡「えぇ!?」

山口「明石さんの艤装!?」

明石「はい、確か前に私の艤装の開発が成功したって聞いたんですよ。はー成程、こういう事ですか」

山口「って事は明石さんも正式に前線入りって事?」

明石「そうなりますね…でも戦いがメインでは無いですよ?」

国分「まぁ流石に工作艦ってのじゃあねぇ」

長瀬「工作艦って事はあれでしょ? 建築とかそういう事でしょ?」

明石「あながち最近の行動を考えれば間違ってませんが違います! …まぁ工作艦としての私の運用は大規模作戦終了後に説明します」

そう言ってこっちを向く明石。そして

明石「工作艦、明石です。少々の損傷だったら、私が泊地でばっちり直してあげますね。お任せください!」ビシッ

海軍式敬礼をしながら改めて挨拶した

松岡「これからもよろしく! 明石さん!」

山口「これからは明石さんみたいな特殊な艦娘の運営方法も覚えてかなきゃ行けないね」

城島「そうやねぇ」

こうして明石も正式に前線メンバーの仲間入りを果たし、大規模作戦はこれにて幕を閉じる事に
…なると思っていた…

一旦投下終了。今思ったけど明日に投下できるかなぁ…まぁぼちぼち書いていきます
文章が雑になってきてしまった…余裕持って書かないとダメだなぁ。
とりあえず今日はここまで。ありがとうございました、おやすみなさいです!
…あ、雑談のラインについても守って下さいね、それでは

乙!! 最後の文章が気になる...一体何が起こるのか...

>>1も艦娘もTOKIOも乙です!!
赤城さんの感謝の言葉にしみじみしてしまいました
けれどまだ宴会パートには行かなさそうな……
そういやリーダーのマラソンもまだでしたっけ……


潜水艦娘が来たら
自給自足ばかりやらされて「オリョクルの方がマシ」とか言いそう

乙です。これ何気に雲nyゲフンゲフン 雲龍がくるの?

乙~。
E-6突入ですかね。別働隊が本土近海に来襲するわけだから迎撃せんとね。

> 日向「主砲、狙って…てぇ!」
これ、山城のセリフのような。

死闘激闘を乗り越え、遂に制圧

お疲れ様



そして明石参戦

そういえばTOKIOのせいですっかり忘れていたが、工作艦って本来は衛生兵みたいな感じなんだよな

乙!楽しみにしてた!
でも無理するなよー。

軽巡多いから候補から外します→工作艦
コンマ神よ、違う、そうじゃない
大規模作戦終わったら駆逐限定のオール30や重巡戦艦レシピ回した方がいいかも…

乙です
時津風着任時に長瀬いたら時津風親方と関連あるか聞いただろうな

乙です。

そろそろ戦艦がもう一隻登場して欲しい頃ですね〜

ある意味TOKIOらしい、安価だなと思った。

戦闘よりも日常重視だから。

そろそろ、長門さん欲しい


AL/MIが終わったら24時間とライブツアーと、ついでにブラ鎮絡みとまだまだ忙しいな・・・
それにしても>>544、また雨音少将と龍驤に弾丸が・・・

前から色々言われてるブラ鎮制圧だけど、実際どんな風に関わることになるんだろうか
軍部から「どうにかしてくれ」と頼んでくるというのは組織として普通はありえないし
ましてTOKIOは提督業やってるとはいってもほぼ一般人だし(軍属扱いかどうかもわからんし・・・)
いくらなんでもわざわざ自分たちから潰しに行こうって考えるとは・・・

何らかの形で偶然知って、偶然出会って、偶然トラブルになって、で結果的に潰しちゃうってとこかな・・・

>>581
お前は罵倒のためだけに貴重なレス消費しないでいいよ

茂子と川内のやり取りがツボった

もう、出来ているな



我が嫁艦「木曾」キタ━(゚∀゚)━!<コノシュンカンヲマッテイタンダー!

ブラ鎮編って相当描写に気をつけないと思想の押し付けになりそう

こんばんわ、風来坊です。昨日投下すると言っていましたが…あれは嘘だ
…はい、ごめんなさい。金曜日にテストあるんです、かんべんしてつかぁさい…
と言う事でE-6について触れるのと、リーダーのマラソンは確実に入れたのを次回。と言う扱いにします。今回は今回で一旦終わりといことで
あともう1つ。ssWikiに木曾、時津風の内容を追記。スタッフの方を諸々追記したりしました。明石さんの項は移動してもらっていました。毎度編集のご協力ありがとうございます。是非皆さんも見てみて下さい、僕も見ていてとても楽しいです

ついでに艦娘エピソードも良くばか考えました。エピソード発生条件も書いてみましたのでちょっと参考にしてみて下さい。とは言え駆逐艦ばっかりになってしまったような気がする…

1「姉妹」 発生条件…『秋雲』と『陽炎』(状況次第で不知火か黒潮でも発生かも)がいると発生
2「死神」 発生条件…『雪風』が着任で発生
3「再開」 発生条件…『阿武隈』が着任で『島風』がいると発生
4「後悔」 発生条件…『舞風』が着任で『赤城』がいると発生
5「待望」 発生条件…『扶桑』が着任で『山城』がいると発生
6「侮蔑」 発生条件…『翔鶴』もしくは『瑞鶴』が着任で『加賀』がいると発生
7「恐怖」 発生条件…『初風』と『妙高』がいると発生

ちょっとした雑談のおつまみにしてください。エピソードタイトルが2文字で中二臭がするのはクウガの二文字サブタイトルが大好きで影響された結果です…
一番個人的に書きたいのは1番のエピソード書いてみたいんですよね。良く2次創作で見る陽炎型と夕雲型の間で揺れる秋雲。姉として見て貰いたい陽炎。そう言う風な話を見てるとグッときますね。雪風はベターでしょうかねー
後その他諸々…って感じでしょうか。てか明るいエピソード2つくらいしかねぇww 後シリアスまっしぐらww

長文だらだら書いてしまいましたがいい気分転換になりました。テスト勉強しないと(使命感
現在のレス数(連投は1つとします)はこれを除いて『29』です。制限を守るように重ね重ねよろしくお願いします
それではまたお会いしましょう。おやすみなさいです!


そろそろ扶桑に会わせてあげたいですね。
他のシナリオはガチシリアスっぽいから鉄腕DASHとの組み合わせはちょっと難しそう。

クウガ、というか平成ライダーホント大好き。東映クウガとアギトのブルーレイ化あくしろよ。

おお、テストの合間に乙です
エピソード発生条件の艦娘は若干補正掛けてもいいかもしれませんね……他にも時雨や満潮も山城さんに会わせてあげたい

あとすごく個人的な要望なのですが、いつか松岡に焦点を当てた話も書いてくださると嬉しいです
長瀬と曙、太一と島風、年長2人と山城さんみたいな艦娘との交流エピソードがまだ無いので……

乙乙です。テスト頑張って!

駆逐艦の流れ来るか!?w
キツめの性格な駆逐艦好きの俺提督、ぼのちゃん救済もすっごい嬉しかった。そして満潮ちゃんとかもこの鎮守府に配属されたらいいなぁ…とか夢見てる。「なんでこんな部隊に~」の台詞がある意味どはまりだしw
上辺の物言いだけに囚われず艦娘に寄り添ってくれるTOKIO提督は、やっぱ素敵だよなぁ。


五航戦の搭乗員に対する「妾の子」云々は軍上層部が言ってただけで、それを聞いて憤慨した一航戦搭乗員から励ましの手紙が贈られる位には仲が良かったとの証言もある。
史実だと加賀さんとこはかなり風紀が悪かったとのことだから、自分自身を戒めるためにああいう物言いになったんだろうね。

>>596
乙です
流石に駆逐艦ばかりってのもあれなので自分もエピソードを考えてみました。
参考にして頂ければ幸いです。
「重圧」発生条件…『大和』が着任で発生
「確執」発生条件…『大和』と『長門』がいると発生
「重圧」は着任した大和さんが「世界最強の戦艦」の称号から来るプレッシャーに苦しむ話、「確執」は戦後、日本を代表する戦艦となった大和さんとその座を取って代わられた長門さんの確執の話です。

>>596
乙です
流石に駆逐艦ばかりってのもあれなので自分もエピソードを考えてみました。
参考にして頂ければ幸いです。
「重圧」発生条件…『大和』が着任で発生

「確執」発生条件…『大和』と『長門』がいると発生
「重圧」は着任した大和さんが「世界最強の戦艦」の称号から来るプレッシャーに苦しむ話、「確執」は戦後、日本を代表する戦艦となった大和さんとその座を取って代わられた長門さんの確執の話です。

>>605-606
すみません連投してしまいました

>>605-606
すみません連投してしまいました

こんばんわ。風来坊です。雑談ラインを守って頂きありがとうございます。日曜日から書き始めて前半部分書き終えました。後半は明日仕上げて投下します。後半は24時間テレビの小ネタをちょいちょい入れます。流れとすれば…
前半…E-5終了後の様子、及びE-6の対応
後半…24時間テレビ編
次回…祝勝会
で行きたいと思います。で、祝勝会では西瓜の収穫と…流しそうめんをしようかと。あ、流石に何時ものようなカラクリ、もしくは超ロング流しそうめんはしませんよww ある程度普通の流しそうめんにしようかと思っておりますのでご了承ください
コメレスは明日以降と言う事で今日は投下しちゃいます。では

DASH鎮守府―――
前日、MI島に接近してきた増援部隊を撃退したDASH鎮守府。今日は作戦を終え、最後の報酬艦である『雲龍』と言う艦娘を迎え入れようとしていた
しかし、この日、TOKIOは午前中に別々の仕事があったため鎮守府を空けていた。本営に連絡をし、到着を午後に送らせてもらっていた

~執務室~

鳳翔「こうみるとやっぱり皆さんアイドルなんだなって思いますよね」

電「普段色々なことをやってるのでついつい忘れちゃうのです」」

大淀「ふふ、まぁそうですね。午後には報酬艦の雲龍さんが来ますし、今のうちに書類を片付けてしまいましょうか」カリカリ

川内「初期艦の私達も手伝うよー。しかし山城っていつもこんなことやってたんだね」カリカリ

鳳翔「何時も山城さんは頑張ってますよ。鎮守府の皆さんの為にって」

普段は山城、そして大淀を中心に秘書艦の業務を行っている。しかし山城は現在AL海域の制海権維持のためにあちらに残っているので秘書艦の仕事をする事が出来ない
なので今日は初期艦である電、川内。そして普段から業務を手伝っている鳳翔が大淀の手伝いをする事に
と、ここで川内の書く字を見た電が

電「はわ、川内さん字が上手いのですね」ハンコポン

川内「んー? そうかな?」ショルイハイ

大淀「あ、ホント、川内さんって意外と字が上手いんですね」

川内「何よー! 何気に失礼じゃないのーそれー!」

鳳翔「でも字が綺麗なのはいいことですよ。こういう書類などを書くときには相手に読みやすい字が求められますからね」カリカリ

川内「そ、そうかな。やー、鳳翔さんに褒められると悪い気がしないなぁww」テレテレ

大淀「ふふ、嬉しい気持ちは分かりますけど手が止まってますよ」ペラペラ

川内「あ、やっぱ」

電「それではお昼まで頑張っちゃうのです!」

こうしてゆっくりと流れる時間。執務室にはしばらくペンを走らせる音が響いていた





~廊下~

そして疎らながら仕事から帰ってきたTOKIOの5人。お昼を食べ終えた5人は会議室に向かう

城島「やーなんか久々にゆっくりした感じやね」

国分「そうだよね。最近仕事から帰ってきてもまともにゆっくりできたの夜くらいだったからね」

松岡「それがこれからしばらくゆっくり出来るって事だよ」

確かに忙しかった5人―――

山口「昨日は爆睡だったからねww」

長瀬「久々に枕投げしよーぜ! 枕投げ!」

城島「ww まぁ、ええよ、久々にやろかww」

国分「マジかww!」

松岡「無理すんなよリーダーww」

そんな事をいいつつ会議室へ辿り着く

~会議室~
ガラッ

城島「こんにちはー!」

艦娘「こんにちは!」

山口「うん、今日も皆元気だね」

城島「全員この場にいないんやけどとりあえず! 大規模作戦お疲れさま! DASH鎮守府で初めて大規模作戦を乗り越える事が出来たで」

赤城「皆さんと一緒にMIを乗り越えられました」

飛龍「ありがとう、皆!」

川内「連合艦隊は確かに一丸となってやった感じがあるよね」

暁「そうねっ」

松岡「それで…今回最後に仲間になる子、雲龍って子が来るんだ」

長瀬「正規空母らしいよ」

赤城「雲龍…知らない子ですね」

鳳翔「雲龍。あの子がいよいよ配備になるのですね」

加賀「知ってるのですか? 鳳翔さん」

雲龍型1番艦雲龍。彼女達は飛龍型の改良型として起工、竣工されたのだが就役が遅すぎた為、搭載機も出撃機会も無かった正規空母である
その中でも雲龍は最初にして最後の任務として輸送任務を担った。しかし、マニラに向かう途中、米潜水艦レッドフィッシュに撃沈され、その短い生涯を終えた

山口「って事は…」

鳳翔「えぇ。彼女以降は艦載機の発艦経験すらありませんでした」

松岡「えぇ!? そうなんだ! …まぁだったら、ねぇ?」

長瀬「そうだね、思いっきり艦載機を飛ばして貰いたいね! 今度こそ」

城島「丁度加賀さんも入ったばかりやし、実戦経験も豊富やから彼女に何か教えれる事あったら教えてあげてな」

加賀「分かりました、とは言え艦娘としての実戦はまだ私にもありません。彼女と一緒のスタートなのは肝に銘じて置きます」

国分「後なんて言うかな…従姉妹? くらいの感じかもしれないけど飛龍さんをベースにしてるから飛龍さんも面倒見て上げてね」

飛龍「わっかりましたー!」ビシッ

と、ここで―――

大淀「提督、雲龍さんを連れてきました」

長瀬「お、噂をすれば」

城島「入ってええで!」

大淀「分かりました。それでは…雲龍さん、どうぞ」

そう言って入って来たのはどこか不思議な雰囲気を漂わせる女性。かなり短いスカートに布の面積が小さい上着。そして名前の通り雲みたいにうねった白い髪の毛

雲龍「雲龍型航空母艦、雲龍、推参しました。提督、皆さん、よろしくお願いしますね」

城島「よろしくな、雲龍さん。提督の城島 茂や。よろしくな」

山口「同じく提督の山口達也。よろしく」

国分「提督の国分太一だよ。よろしくね、雲龍さん」

松岡「俺も提督の松岡昌宏。よろしく!」

長瀬「長瀬智也だよ。よろしく雲龍さん!」

雲龍「うん、大淀から話は聞いてたけど本当に5人体制なのね…」

天龍「まぁ、最初はそう思うだろうな」

那珂「普通提督は1人だもんね~」

城島「まぁ僕達は5人で1人みたいなもんやから。で、雲龍ちゃんも来てこの部屋に新しく入った子達が揃った訳やけど…」

松岡「また祝勝会兼歓迎会やる時に言うから今は簡単に。うちの鎮守府にようこそ!」

長瀬「皆で一丸になって頑張ってこうね!」

3人がそう言うと一番初めに来た阿賀野を始めとした新入りの艦娘達が返事をする

山口「うん。いい返事だよ。これから頑張って貰いたいね」

城島「そうやねー」

深雪「まぁ、驚きはこれだけじゃないだろーなぁ」

熊野「あ! そういえば! 提督!」バンッ

国分「わ、ビックリしたww」

松岡「何、どうしたの?」

熊野「ここの鎮守府に来て仕事だ、と言われて何をするのだろうと裏庭に連れていかれたと思ったら畑があって…いやそれも十分驚きですけども! このレディーの私に雑草取りをやらせるとは…!」

漣「あー、そういや熊野さん畑に連れて行った時ぶつくさ文句いいながら雑草毟りしてたねww」

卯月「卯月もその時一緒だったよ! うーちゃんも頑張ったぴょん!」

熊野「卯月さんはもう少し疑問を持って下さいまし! 何で鎮守府で畑仕事をするのです!?」

その疑問に―――

川内・赤城・白雪・三日月・龍田etc…「?」

川内「何々何。も、もっかい言ってくれる?」

天龍「畑仕事をするんですか? って言われてもそれが当たり前だからなぁ…」

文月「何で疑問に思うかが文月には分からない~」

熊野「ど、どういう事…ですのこれは…」ガクッ

城島「www まぁ他の鎮守府に比べたら確かに色んな事やっとるけどなぁww」

松岡「戦う事だけって言うのも寂しいからね。農業を通して作る事の喜びを知って貰いたいんだ」

熊野「そう言う狙いが…でも、しかし…」

最上「まーまー、熊野。慣れればって言うか。やってるうちに楽しくなってくるよ? 僕も結構楽しんでるし」

熊野「最上お姉様まで…」

山口「でもゆっくりでいいからさ。少しずつ慣れて、楽しんで貰えばいいから。ね?」

熊野「うー…わ、分かりましたわ。提督もそう言う狙いがあると言うならばわたくしもやってみようかと思います」

木曾「畑仕事か…話には聞いていたがまだ俺は言った事無いんだよな」

白雪「あ、でしたら雲龍さんの案内ついでに畑に一緒に行きますか? 今日は他の駆逐艦の皆で行こうかと思っていたんです」

木曾「そうか。それじゃあ俺も行ってみるか」

時津風「いやぁ、ホントにびっくりしたよぉ、あれは」

大鯨「しかも今私達が住んでいる寮も提督と皆さんで作ったとか…」

阿賀野「あれは…うん、凄いとしか言いようが無かったね」

伊勢「あ、そうそう。前に山口提督がまた新しい寮の建設の話が出てたから多分君らも体験すると思うよ~」

名取「えぇ!?」

日向「まぁ、当たり前の反応だな。今度は1から私もかかわるのか…」

ガヤガヤと騒がしくなる会議室。一旦終わらせねば

城島「はいはーい! 一旦静かにしてー!」

シーン

城島「積もる話もあると思うから解散にするで。赤城さん達はMI島に行って貰うからその準備。他の子達は木曾さんと雲龍さんの鎮守府の案内頼むで」

曙「クソ提督達はどうすんの?」

山口「んー、一応執務室戻って書類作業かなぁ…」

大淀「あ、その事ですけど既に私達で終わらせました」

松岡「早っ!」

大淀「電さんや川内さん、鳳翔さんにお礼を言って置いてください。彼女達にも手伝って貰ったので」

長瀬「ありがとう!」

電「い、いえ!」

川内「提督も考えるより動く派なのに指揮してたんだからさ。私達もそれくらい手伝わないとね」

鳳翔「それに最近ずっと根を詰めてましたし、どうでしょう。木曾さんと雲龍さんの案内を兼ねて息抜きでも」

国分「鳳翔さん…それに電ちゃんも川内ちゃんもありがとう」

城島「それじゃあお言葉に甘えて案内役やりますか」

山口「そうだね」

城島「よし、じゃあ解散するで! 赤城さん達以外明日の予定は明日8時くらいに連絡するからよろしくなー」

天龍「あー、資材回復させんのに遠征行かなきゃいけねぇのか」

龍田「ふふ、輸送任務なら私の本領よ~」

長月「明日も早そうだな。案内が終わったらゆっくり休むか…」

三日月「そうだね。明日から遠征で忙しくなりそう」

漣「そんじゃま、木曽さんと雲龍さんの案内に行きましょうか」

各々の方へ解散していく艦娘達―――



~執務室~
夜。執務室で城島達はAL方面に滞在している山城と連絡していた

山城『もしもし。こちら山城』

城島「はいこちら城島。山城さん、ビックニュースやで!」

山城『どうしたのかしら? もしかして扶桑姉様が見つかったとか?』

山口「それ言われると痛いなぁ…」

山城『あら、違ったかしら』クスクス

松岡「もー、からかわないでよww」

山城『ふふ、悪かったわ。で? ビックニュースって何かしら。まぁ時期的にも大体予想はつくけど…』

城島「何とMI作戦完遂! MI島を奪還したで!」

山城『そう、やっぱりそうなのね』

長瀬「あれ? 反応薄いなぁ…」

松岡「もうちょっと盛り上がるかと思ったんだけど…」

山城『いや、貴方達ならきっと成功するだろうなって思ってだけよ。とにかく、作戦完遂おめでとう、提督』

国分「山城さんから褒めてもらうって中々ないからむず痒いなぁww」

山城『何よ! 全く…偶に褒めればこれなんだもの…』ブツブツ

国分「あははww ごめんごめん! 拗ねないでよ!」

山城『誰のせいだと思ってんの! 誰の!』

城島「太一そこまでにせぇww 山城さんこまっとるやろww」

国分「分かったよww やー、珍しく山城さんがからかって来たから少しやり返したかっただけww」

山口「はははww あ、こっちは成功したけどそっちはどう? 異常なし?」

山城『全く…。えっと、海域の方は相変わらず異常なしね。他の所と交代しながら警備してるわ』

長瀬「なら良かった。他の皆はどう?」

山城『他の5人も大丈夫、至って健康そのものよ』

松岡「そっかそっか。良かった」

山城『でも1つ言うのなら長らくこっちに滞在しっぱなしのせいかいい加減本土の土が恋しくなって来たわ』

城島「まぁそれは仕方ないよ。とりあえずお疲れ様」

山城『それはお互い様よ。城島提督』

山口「じゃあそろそろ切るね。ゆっくり休んであと少しだけ頑張ってね」

山城『えぇ。そっちも鎮守府をよろしく。それじゃあ」ブツッ

ツーツー…

城島「あっちも元気そうで良かったね」

松岡「そうだね」

長瀬「あっちも頑張ってるし、俺達も明日から資材の立て直しだね」

山口「大量に資材使っちゃったしね。よし、俺も明日から台船でついてけるならついてこう」

長瀬「俺は久しぶりに漁に行って魚獲ろっと」

松岡「忙しさは収まるけどやる事はまだあるね」

国分「今日の所は寝ようか。疲れちゃったし」

長瀬「えぇ~? 枕投げは?」

国分「明日も出来るだろww!」

山口「お前どんだけやりたいんだよww」

城島「やりたい気持ちは分かるけど今日は我慢して寝るで」

長瀬「はぁい」

城島「んじゃ…寝ようか。おやすみー!」

TOKIO「おやすみー」

この日、久しぶりにゆっくりとしたTOKIO。しかし、翌日、あんなことになろうとは…



~次の日の夜~

赤城達をMI島に送り出し、各々の仕事を終わらせてまた寝る支度をしていた

松岡「やれやれ、今日も終わった終わった」

山口「後1週間くらい? で終わるけどまだ気は抜けないね」

城島「そうやね。後少しやけど留守はあずかっとるしね」

布団を敷き終え、一度横になる男達。しかし―――

長瀬「ちょっと…布団入るとテンションあがるよねww」

松岡「ww 来た来た来たww!」

長瀬の一言から枕投げに発展―――

城島「やぁ!」ヒュン!

山口「いったww! この野郎ww!」バシ! ヒュン!

松岡「アハハハハハ!!」

国分「ちょ、飛ばし過ぎ! まだ早いww まだ早いってww!!」

山口「おらぁww!」ブォン!

城島「それ布団やんか…ぶぉww!」バフン

長瀬「ひぃーww 腹いてぇww」ヒュン!

国分「あぶねっww」ヒュン

松岡「おらおらおらぁww!」ヒュン!

良い歳した男達が枕投げをしていると、大淀が大慌てで入ってくる

大淀「提督! 緊急電文…きゃあ!?」バフン!

松岡「あ゛」

TOKIO「あ゛」

松岡の投げた顔面に枕が直撃。後ろにそのまま倒れる

城島「大淀さん! 大丈夫ですか!?」

松岡「ごめん大淀さん!」

大淀「うぅ~…もうっ! 枕投げなんてしないで下さいよ! 下の階まで響いていたんですからねっ!」

山口「すんません、もしよろしければ…」

大淀「もしよろしければでは無いですよ、もー! …ってこんな事してる場合じゃないです! 本営から緊急電文が来たんです! これを!!」

枕投げはさて置き…
尋常でない慌てよう。一体何が…

城島「えぇっと…何やて…」

山口「『敵艦隊が南東方向より本土へ侵攻中。この作戦に失敗すれば本土に戦艦級や空母級が来る恐れアリ』…」

松岡「…これってヤバいんじゃないの?」

国分「そうだよ! これやべぇじゃん!」

長瀬「うわうわ!! え!? 日本に深海棲艦来てんの!!?」

大淀「本営の遠征部隊がこちらに進路を向けた大規模な艦隊を発見したらしいんです。これは至急会議を開かないと…!」

城島「一旦落ち着いて! それじゃあ緊急館内放送で全員叩き起こすで。気持ちよく寝てたりゆっくりしてる所申し訳ないかもしれんけどホンマにマズイで!」

山口「じゃあ俺が館内放送しとくよ!」

城島「それじゃあ会議室に向かうで。大淀さん、他に送られた物は?」

大淀「いえ…まだこれしか…一度通信室に戻って見ます。もしかしたら資料が送られている可能性も…」

松岡「何だい何だい急に慌ただしくなってきたよ…!」

長瀬「急がないと!」

国分「そうだね…!」

先程の状況から一転、緊張状態に―――!



~会議室~

城島「夜分遅くにすまん! 内容はぐっさんが放送で言った通り、本土に向けて侵攻部隊が来とるらしいんや」

山口「緊急性の高い物で明日の朝には領域内に侵入してくるかもしれないって。それでAL,MIどちらにも参加していない艦が参加するように来たんだけど…」

しかし…

松岡「一番高くて…龍田さんの43…」

龍田「そうなのよねぇ…」

天龍「空母も戦艦も使い切っちまった。最高火力は重巡の熊野だけど練度が足りなさすぎる!」

熊野「むう…悔しいけどその通りですわ…。まだ練度1ですし…」

国分「空母だって…」

雲龍「やってみせるわ」

長瀬「絶対に無理! 同じ練度1だし今日来たばかりじゃん!」

雲龍「うーん…」

圧倒的に足りない戦力に…

城島「完全に出し抜かれたなぁ…。これは」

山口「敵の方が一枚上手だったねぇ…」

曙「つまりどういう事よ。2カ所に向けて大規模作戦だったって言うのに何で本土進攻…?」

国分「…囮」

曙「ん?」

国分「あのAL作戦、MI作戦すら囮だったって事じゃないかな? それで戦力を分散させてその間に本土を叩くって事じゃないの?」

大淀「まだ本営は声明を発表していませんが恐らくその通りじゃないかと」

山口「だ、よねぇ…」

松岡「あいつらの方が上手だったって事だね…」

DASH鎮守府に残された戦力は殆どない。もともと戦艦も空母も最低限しか配備していない現在のDASH鎮守府には厳しい状況だ

城島「…ここまで、か…」

どうしようもない事実に暗くなる会議室。その時―――

ピピピ…

大淀「? …本営から通信…失礼しますね」

大淀のポケットから通信室に通信が来た事を知らせるアラームが鳴り、退室する。すると数分後

大淀「提督! 本営の元帥から連絡です!」

城島「あの元帥さんから?」

山口「何だろう…?」

長瀬「とりあえず行ってみよーよ!」

国分「そうだね」

松岡「じゃ皆一旦ここで待機! ちょっと待ってて!」

元帥から直々の連絡。一体何が―――





~通信室~

城島「はい、城島です」

元帥『DASH鎮守府の城島提督。そして山口提督、国分提督、松岡提督、長瀬提督、大淀。揃ったかね?』

大淀「はい、城島提督。そして以下5人揃いました」

元帥『うむ…こちらの通信担当がそちらに連絡したとおり本土へ向かって深海棲艦が侵攻を続けているようだ。このままでは間違いなく領海に侵入、本土への攻撃が始まってしまうだろう』

山口「そうですね。こっちでも迎撃部隊を揃えたかったんですけど…」

長瀬「僕達、今の部隊の状態だと迎撃部隊を出せないんですよ」

国分「練度が低いのもあるし、戦艦と空母をもうすべて使い果たしちゃったからね…」

城島「ホントでしたら参加すべきだったかもしれませんけど…申し訳無いです」

元帥『いや、我々としても本土強襲を見越していなかった。我々の落ち度でもある。こちらからも謝らせてくれ。…すまない』

松岡「いやいやいや! 元帥さんが謝る事じゃないですよ!」

元帥『そんなことは無い。完全にわしを始めとする本営の見極めの甘さが原因じゃ』

城島「元帥さん…。僕達どうすればいいですか? このまま引き下がるわけには…」

元帥『…君たちの鎮守府の状態は十分に報告書を通して分かっとる。君たちの主力艦の筆頭、山城を中心に全てAL作戦、MI作戦に投入してしまった。待機している艦娘の練度、艦種を見ても迎撃は難しいだろう』

国分「それなんですよね…。艦娘に無理させたくないってのが本音なんですけどね」

元帥『大丈夫じゃ。戦力が十分では無い君達に無理な迎撃作戦への参加は薦めない…と言うより参加は見送ってくれ。さっきも言ったが彼女らに無理はさせたくない』

長瀬「じゃあどうするんですか!!」

長瀬が声を荒げる。迎撃しなければ国が危ない…しかし彼らは忘れていた

元帥『何、鎮守府は何も君達だけでは無い。各鎮守府に今全力で迎撃要請を出しておる。…今回は他の鎮守府…そして我々本営に任せてくれ。秘書官の大和達に出撃して貰おうかとおもっとる』

長瀬「…そっか。僕達だけじゃないんですもんね」

元帥『そうじゃよ』

山口「…分かりました。リーダーもいいでしょ?」

城島「そうやね…。元帥さん、今回は御言葉に甘えさせてもらいます、皆に無理をして貰いたくないですし。どうか…日本をお願いします」

元帥『任せてくれ。わしらのミスはわしらで少しでも挽回する。そして日本を守る。…それでは次の鎮守府に連絡や作戦指示をしなければならん。大規模作戦、お疲れだった。AL、MI方面の制海権の維持、そして鎮守府の資材の回復。そして何より城島提督』

城島「はい?」

元帥『1週間後、走るんだろう? 事後処理でずっと見る事は出来ないと思うが応援はしておる。そっちの方に力を注いでくれ』

城島「あ、ありがとうございます!」

元帥『うむ。それでは連絡は以上だ。そちらはそちらのすべき事に全力を注いでくれ。では』ガチャリ…

通信を終え、肩の力を抜く6人

大淀「それでは…私達の鎮守府では迎撃作戦には参加しない。と」

松岡「まぁ、妥当だよね。もう俺達に戦う力は残ってないし…」

城島「悔しいけど、後は先輩提督さん達に任せよう。元帥さんも言ってたけど後は僕達のすべき事をするだけや」

山口「そうだね」

その後、会議室に戻り連絡された内容を発表。こうして他の提督に任せる形になってしまったが本当にDASH鎮守府の大規模作戦に幕を閉じた



次の日、食堂でZIPを見ていた艦娘達。トップニュースで深海棲艦の本土強襲の内容が取り上げられていた
朝6時に声明を発表した本営は沿岸部の住人に警戒レベルを引き上げた事を発表。夜の間の外出は禁じられ、家の明かりはつけない様にとされた

<今後、沿岸沿いの住民の皆さんは気を付けてください。続いては…

白雪「大変な事になっちゃたね…」

深雪「そぉだなー」

文月「怖いよぉ…」

卯月「妹達はうーちゃんが守るっぴょん!」

長月「緊張感が無いな…」

もちろん鎮守府も例外では無い。山口は何があるか分からない為、台船での遠征同行は出来ず

山口「…暇だねぇ」

松岡「そうだね兄ぃ」

山口「駆逐艦位だったら仕留められんだけどなぁ」

国分「www またやる気だよこの人ww」

長瀬「とりあえず俺達に出来ることやろうよ」

山口「だな」

また夜間の間は特に隠密行動を余儀なくされた

天龍「…いねぇな?」

三日月「…大丈夫ですっ」

天龍「わりぃな。今電達がいねぇから練度の高くないお前達までこんな危険な状況だってのに遠征に行かせるような真似させちまって」

春雨「いえっ。少しでも皆さんのお力になれたらと思いまして…」

時津風「平気平気~。時津風は大丈夫だよぉ」

天龍「おめぇらはつえぇな。よし、帰ったら明日間宮アイス奢ってやる。だからあと少し、気ぃ抜かずに帰んぞ!」

三日月「はい!」

そしてTOKIO、特に城島も最後のスパートをかけていた。24時間マラソンに向けて最終調整

城島「はっはっは…」タッタッタ…

坂本「はい、頑張って下さーい! あと少しですよー」

城島「は、はい! はっはっは…」タッタッタ…

こうして大規模作戦終了予定29日の前日、28日の朝…

~食堂~

小熊(ZIPキャスター)「おはようございます。今朝のニュースをお届けします。先週、本土強襲を受けたと発表をした深海棲艦対策本部が深海棲艦の本土強襲部隊を撃退し、領海からの撤退を確認。沿岸部の警戒レベルを最低まで引き下げ、夜の外出制限を解除しました」

<深海棲艦対策本部は…

城島「おー。終わったんやな」

松岡「良かったー。これで安心して眠れるよ」

山口「地味に松岡眠れて無かったからなww」

長瀬「もぞもぞしてたからねww」

TOKIO4人(太一は朝の番組で不在)、そして食堂に居た他の艦娘達も安堵の表情を浮かべていた

城島「でもまた課題が出来たね」

山口「うん。まだ戦略の層が薄いから。そしてまだ第4艦隊未開放だし」

松岡「金剛型を揃えながら…後は正規空母もう1隻? で戦力強化かな」

長瀬「やる事たくさんだー!」

山口「後は何にせよ、あんただよ。しげちゃん」

城島「そうやね…」

長瀬「あれ? 今日も練習だよね?」

城島「言うてももう後はホントに調節なんやけどね」

山口「土曜日曜にしげちゃん走り切って…月曜日にご苦労さん会開くから」

城島「うん」

山口「頑張って」ポンポン

城島「勿論」

短く言葉をかわす2人。それを見ていた艦娘達は

漣「20年の信頼関係か…」

曙「言葉は要らないって奴?」

漣「多分ねぇ」

熊野「何ででしょうか。妙な信頼関係って言うか…」

大鯨「こちらも見ていて安心するような感じの関係ですね」

熊野「あぁ、それですわ」

阿賀野「長い間、一緒に活動しているああ言う風な感じにあるのかなぁ?」

名取「多分、そうだと思いますよ」

改めてTOKIOの決断力の高さを認識していたのであった
そして2日後…



~DASH鎮守府~
お昼時のDASH鎮守府
AL,MI方面から続々と帰ってきた

山城「艦隊帰投、皆お疲れ様」

球磨「久々に帰ってきたクマー!」

瑞鳳「本土の土が恋しくなって来たんだよね」

赤城「艦隊帰投しました。皆さん、お疲れ様です」

伊勢「たっだいまー!」

鳳翔「あら、山城さん達も今着いたのですね」

山城「えぇ、今着いたばかり。本土強襲を聞いた時はホント慌てたけど…流石は本営ね。他の鎮守府と協力しながらって言ってたけど撃退しちゃうなんて」

鳳翔「大和型2隻総動員させたらしいですからね」

飛龍「えぇ! それってすごい事じゃ…」

山城「それだけ今回の本土強襲は大事って事だったのよ」

帰投して鎮守府に戻ろうとすると、4人が出迎えた

山口「皆お疲れ様」

長瀬「お疲れー!」

松岡「やー、山城さん久しぶりだなぁ。AL方面に行った人たちはホントに久しぶりな感じがするよ」

山城「そうね。…あれ? 城島提督は?」

神通「そう言えばいませんね…」

国分「リーダーならもう24時間マラソンの為に行ったよ。俺達ももう少ししたら行かないと」

祥鳳「そうでしたか…」

古鷹「危ぶまれたんでしたっけ? 今回の本土襲撃で」

山口「そうそう。でも色々と手配しちゃって…ギリギリまで粘って何とか今日出来るようになったんだってさ」

古鷹「良かった。24時間テレビがどういうものか分かりませんけど、折角の休暇期間ですし見てみようかと」

山口「あ、山城さん俺達と一緒に来て。リーダーのスタート見送るから」

山城「わ、私? 何で?」

松岡「うちん所の秘書艦でしょ? だったら行かないと」

山城「ベ、別に構わないけど…いいのかしら? TOKIO5人の所に水差しちゃって…」

国分「だーいじょうぶ大丈夫。他の人達もちょいちょい応援で来る予定だから」

長瀬「一緒にリーダー見送ろうよ」

山城「そこまで言うんだったら…うん。折角だし行かせて貰おうかしら」

川内「いいなぁ、山城」

山口「確か川内ちゃんと電ちゃんもスタジオの方に呼ばれてたよ」

川内「マジで!?」

電「はわわ! そ、そうなのですか?」

松岡「スタジオ経由だけどリーダーに応援できるから。あとパーソナリティやってる俺達の後輩の事、よろしくね」

川内「りょうかーい! 楽しみだなぁ、テレビに出れるのかぁ!」

電「電は緊張するのです…」

こうして24時間テレビに向け着々と準備が進んで行く
そして―――

はい、一旦ここできりますね。来週またテストあるんでもう一回更新できるかどうか…
とりあえずE-6はこんな感じでスルーと言う事で…最高練度が龍田さんの43だからなぁ、仕方ないです
後ZIPキャスター、今のキャスターの名前を書いたんですけど大丈夫ですか? 去年の夏も小熊って人なのかなぁ…
あ、ちなみに僕はめざましテレビです(オイ

さて、最近雑談の方で空気が悪くなるのを良く見かけます。書き込む人も見る人も一度投下した後、他人にそういう事を言われるような内容ではないか確認したり、仮にそういうレスがあっても反応せずにスルーするなどの対応を心がけてください。喧嘩罵倒で貴重なレスが消費されるのも忍びないので…
スレの空気を良くするためにもお互いに気を付けて行きましょう。それではまた明日。おやすみなさいです

乙です!
枕投げは10周年記念旅行のあれかwww
E-6のやりきれなさやDASH鎮守府世界の情勢も垣間見えて面白い回でした
マラソン本番も楽しみに待っています!

ただ、24時間テレビなら川内と電の行き先はスタジオじゃなくて武道館では……


新人以外の艦娘は大工仕事や畑仕事をやることが
当たり前に思うようになってるけど
洗脳してるように見えて怖い
TOKIOって催眠術も使えるんだね

艦これはよくわからんがE-6でレベル43は低いのか?

にしてもいよいよ24時間マラソンか~
リーダーが走った姿を見られなかったから楽しみだわ
頑張れ!リーダー!



9月7日の放送で
ゴール前に合流するTOKIOに艦娘が追加されて
で「この後すぐ島だから」が「この後すぐ鎮守府だから」になるのか・・・
それから日を開けて9月28日の放送でリゾラバってことになるわけやね

・・・そういや今回の放送でDASH鎮守府、多分45回目だろうけど
45回で過ぎた時間が4ヶ月強?
特番とかあることを考えて、現実の放送は年間平均約37回(で1年分を放送、最高が97年の50回)だったりするんだが
もしかしてDASH鎮守府の放送って毎週日曜日だけじゃなかったり?
というか、他の曜日にも枠もらってるかしてないと回数的に無理だよね・・・?


この時空の大本営は有能だな!

>>644
そこらへんに突っ込んではいけない。いいね?

乙!
大和型2隻って....グロ画像待ったなしだ!
枕投げは某動画で見ましたが女将さんに止められたり面白かったです でもその後のV6で更にお腹が痛くなりましたww

>>647
ん?昼戦一回のみで燃料50に弾薬60(ちなみに扶桑・伊勢型が燃料17に弾薬24)溶かす超暴食艦がなんだって?(白目


いよいよマラソンか

DASHということで、完走後控え室でリーダーに次の仕事宣告するメンバーに引く艦娘が眼に浮かぶ

乙です

>山城『でも1つ言うのなら長らくこっちに滞在しっぱなしのせいかいい加減本土の土が恋しくなって来たわ』

>瑞鳳「本土の土が恋しくなって来たんだよね」

この場合「本土の土」は“鎮守府の畑”のことですねわかります

祝勝会の料理が出たら、雲龍がショック死するな。
豪華すぎて



>>657
豪華な料理(自給自足)だからきっと大丈夫

乙です

多分二回か三回で一放送分なんでしょう
…多分…おそらく

DASHが3日に1回とか最高やんけ

新しい娘が来る度に畑とかの反応が毎回欠かさずあるのはにやけて仕方ないね

!すでのな乙

キャー雲龍サーン
と言うのはともかく大和型が二人とも動員されるとは… それだけ大規模な侵攻だったのか まあなんとかなって良きかな


実生活に支障をきたさない程度にSSも頑張ってください

乙!テストも大事だ無理すんなよ。
山城さんと曙、ホントに明るくなって良かった。
摩耶様はまた違うカンジの口の悪さだからなー。満潮がどうなるか楽しみだな。

乙です。
やはり本土強襲部隊迎撃までは無理だったか……。

でも他の提督たちが出撃したってことは、TOKIOの演習相手になった呉島広提督と雨音雫提督も出撃してるだろうし、
24時間テレビ終了後にその時の話を土産に鎮守府に来る……ってならないかなぁ?

こんばんわ! 風来坊です。申し訳ありませんがまた分割投下になります。続きは更に明日と言う事で…
とりあえず投下します

~談話室~

間宮「お飲物お持ちしましたー」

伊良湖「どうぞ」

鳳翔「あ、すいません任せきりにしてしまって」

間宮「いえいえ。今日は早めに片付けましたし、一緒に見ようかと」

伊良湖「張り切っちゃいました」エヘヘ

高雄「なんたって城島提督の晴れ舞台ですからね」

球磨「それを抜きにしても24時間テレビって初めて見るクマ。楽しみだクマ」

赤城「録画大丈夫ですか?」

隼鷹「おう! ばっちりだぜ!」

天龍「録画セット完了だ。これで安心だぜ」

長月「ってか…」

長月が談話室を見回す

長月「少々狭いな…」

卯月「皆提督の雄姿を見たがってるぴょん!」

木曾「おーい! 物置からベンチ持って来たぞ!」

古鷹「開けて貰えませんか?」

祥鳳「はーい」カチャ

木曾「と言うかこのベンチ一体どうしたんだよ。何か手作り感半端ないんだけど…」

神通「あ、それ姉さんと一緒に作ったベンチです。暇だと言われた時に作ったんですけど置く場所が決まらなくて…」

木曾「は? ベンチ作ったのかよ!?」

球磨「いずれ木曾もやる事になるクマ。ここ、家具は基本的に手作りだクマ」

木曾「マジかよ!」

雲龍「ここ、家具まで自給自足してるのね。なんか、昔を思い出す…昔でもそこまでしてないか」

飛龍「今度家具作り一緒にやろうよ。作り方教えてやるから!」

那珂「その時は川内ちゃんと一緒だね! 私も手伝おうかなぁ…」

現在時刻は6時29分

大淀「まだ大丈夫ですか!?」バン

明石「慌てすぎですよ~、大淀」

瑞鳳「まだ大丈夫だよ」

祥鳳「でももう始まりますね」

漣「正座待機だぁ!」

白雪「あ、ベンチに座る人クッションを…」

木曾「あ、サンキュ」

加賀「頂いておきます」

そして―――

TV「24時間テレビ!」

暁「始まったわ!」

大鯨「あ、あの人達が提督の後輩ですか?」

鳳翔「関ジャニ∞でしたよね?」

深雪「確かそんな感じ!」

<いやー、いよいよ始まりましたねぇ
<そうやね!
<最初っからとばしてくでー!

伊勢「あと24時間。大変だろうけど後輩さん達には頑張って貰いたいね」

日向「そうだな」

こうして始まった24時間テレビ。場面を30分後、スタート地点へと移す…



~スタート地点~

羽鳥『中継が繋がっております。城島さーん!』

城島「はい、どうも~」

三ト「こちら24時間チャリティーマラソンのスタート地点です! こちらにTOKIOの城島茂さんが今、スタートに向けて待機しております!」

城島「いやー、緊張しますね」

三ト「やはりそうですか」

城島「でもここまで来たら…もう走るしかないですね。前に言ったように泥臭く、色んな人の想いを背負って走りたいです」

三ト「熱いですねー! 私も全力で応援します! 頑張って下さい!」

城島「はい!」

村上『城島さーん!』

城島「お、この声は…村上やな」

村上『僕達関ジャニ全員で武道館で待ってますんで!』

城島「絶対行ったるからな! 待っててなぁ!」

村上『頑張って下さーい!』

三ト「村上さんからもコメント頂きました! さてこれからスタートするにあたり、TOKIOの皆さんに来てもらっています! どうぞー!」

山口「こんばんはー」

国分「どうもどうも!」

三ト「これからリーダーである城島さんが走りますがここまで来るのに始め反対したとか…」

山口「そうですね。言ってもこの人おじさんですから」

城島「www」

山口「でもね、この人頑固だから」

松岡「認めざるを得なかったってのに近かったですね」

長瀬「もうそしたら応援するしかねぇってなって」

城島「ありがとな、皆」

三ト「と、ここで更に1人。TOKIOの皆さんが活躍する『鉄腕DASH』の企画内にある『DASH鎮守府』からいつもTOKIOの5人を支えている人が来てくれました! 艦娘の山城さんです、どーぞ!」

山城「こんばんは、えっと…扶桑型戦艦2番艦の山城です」

三ト「こんばんは! いつも企画内でTOKIOと色々な事をしているそうですがどうですか?」

山城「そうですね…最初の頃は突拍子の無い事ばかりやらされて…何でこんな事やってんだろうと。私は艦娘なのに陸での活動が多すぎるんじゃないかと思ってましたよ」

国分「ww この言い返せない辺りがねww」

三ト「まぁ、企画の内容を見ると…そうですよねww」

山城「でも城島提督を始めとしてTOKIOのお蔭で戦う事以外の事を学べて。欠陥戦艦の私自身も必要としてくれて…今とても充実してます」

三ト「ふむ、やはり5人のお力は凄いですね。最後に城島さんに一言」

山城「城島提督…いや、ここではリーダーって言った方がいいかしら。リーダーのお蔭で私を始め鎮守府の皆、そして他の4人もここまで来ることが出来たんだと思うわ。だから今度は私達がリーダーを応援する。だから…武道館まで走り切ってその雄姿を私達に見せて頂戴」

城島「分かった! …やーでもちょっとプレッシャーやなww」

山城「ふふ。…頑張ってね、リーダー」

三ト「はい! 山城さんから応援のメッセージを頂きました。そして最後にスペシャルゲスト、そしてスターターとしてこの御方をお呼びしました!」

城島「? 誰やろ」

三ト「城島さんの憧れの先輩である東山紀之さんです!」

東山「どうもー!」

城島「!! ひ、東山さん!」

東山「久しぶりだなぁ、城島! 山口、松岡、太一、長瀬も久しぶり」

山口「お久しぶりです」

松岡「お、お久しぶりです!」

国分「ど、どうも!」

長瀬「どうも、東山さん!」

東山「最初聞いた時は心配だったよ。でも今まで精一杯練習して来たって言ってたし、後は全力でぶつかるだけだ」

城島「はい!」

東山「うん、いい返事。きっと走り切れるさ」

山城(この人が、城島提督の先輩…)

東山「そこの女性は…」

山城「は、はい。山城と言います。DASH鎮守府の秘書官です。い、いつもうちの提督達がお世話になってます!」

東山「アハハww そう固くならなくていいよ。海の平和を守ってるんでしょ?」

山城「そ、そうですね」

東山「うん、良い目をしてる。…これからもうちの後輩を頼んだよ、山城さん」

山城「は、はい!」

松岡「あははww 珍しく山城さん緊張してるww」

山城「だって…貴方達の先輩って聞いて」

東山「だから緊張しなくてもいいよww」

城島「まぁ東山さんの前じゃ仕方ないね」

三ト「…おっと、そろそろスタートしなければいけませんね。すいません、そろそろ…」

城島「あ、分かりました」

ピンマイクを外し、東山はスターターの為のピストルを受け取る

山口「頑張って、しげちゃん」ポンポン

城島「うん、絶対に走り切ったるで」

肩を軽く叩き、励ます―――
そして19時7分

パンッ!

三ト「今スタートしました!」

城島「いってきまーす!」

山口「しげちゃーん! 頑張れ!」

国分「リーダー! 頑張ってー!」

松岡「待ってるからなぁ!」

長瀬「頑張れーーー!」

山城「皆待ってるからね!」

東山「自分を信じて走り抜け!」

7人と大勢のギャラリーに見送られてスタートした城島、果たして走り切れるのか?

~鎮守府 談話室~

暁「スタートしたわ!」

名取「いよいよ始まりましたね…!」

天龍「っつかよー、山城のテンパり具合が半端無かったんだけどww」

球磨「最初落ち着いてたのに先輩出た途端だったクマなー」

鳳翔「城島提督がジャニーズに入ったのも彼、東山紀之さんがいたからだそうですよ」

熊野「提督の憧れ…ですか」

最上「凄いよね。何か貫禄を感じたもん」

漣「今スマホで少し調べたけどアイドルの一時代を築いていたらしいよ!」

三日月「凄い人ですね…」

那珂「那珂ちゃんもあの人から感じるアイドルオーラが凄かったなぁ、なんて!」

島風「そんなのあるんだっ!?」

赤城「でもしばらく中継は無いんですよね?」

加賀「まぁ、次の中継があるまで待ちましょう」

鳳翔「マラソンだけが24時間テレビじゃないですからね」

こうしてゆっくりと見る鎮守府待機組



~休憩所~
23時15分、武道館から中継が城島の下へ

横山『城島さーん! お疲れ様です!』

城島「おー横山」

安田『僕も居ますよ!』

城島「安田もか!」

横山『今どうですか? 足の方大丈夫ですか?』

城島「今ねー、まだ大丈夫かな? でも少しずつきちゃってるかもしれへん」

安田『実際どうなんですか? 坂本さん』

坂本「うん、まだ大丈夫だと思います。しかし痛みがいつ来るか分からないのでしっかりとマッサージだけはしていきたいと」

安田『成程』

横山『城島さん! あのですね、リーダーに応援メッセージを届けたいって事で武道館に来てもらった子達が居ます!』

城島「うん? 誰や?」

安田『この人達です! どーぞ!』

川内『どーもー!』

電『はわわわ…』

横山『DASH鎮守府から来ました、川内ちゃんと電ちゃんです!』

川内『はーい! 川内でーす!』

電『い、電…なのです』

安田『あははww 緊張してるかな? 電ちゃん』

電『は、はい…テレビは慣れてるんですけど…な、生放送でこんなに人が居るのは…は、恥ずかしいのです…』

城島「川内ちゃんと電ちゃんか! やー、ごめんなぁ。こんな遅くに」

川内『大丈夫! まだ私は眠くないからね!』

横山『お2人は企画当初からTOKIOを支えていたって事なんやけど城島さんってどんな感じやった?』

電『は、はい。えっと、私が最初に着任していきなり裏庭の開墾をするって言われた時は驚きました。でも色んなことをやって行く内に優しい人なんだ、って思いました。今では司令官さんの事、大好きなのです』

川内『私もねぇ同じ様な感じだったよ。提督って感じじゃ無くて近所のお兄さんみたいな感じで。あ、でもリーダーだとおじさんかなww?』

城島「おぉいww!」

横山『ww容赦ないねww』

川内『へへへww でもこうやって冗談を言い合えるようになったし私も城島提督の事、信頼してるよ。今の鎮守府生活楽しいしね』

安田『そっかぁ。やっぱリーダーの人柄に惹かれたんやな。最後にリーダーに応援の一言!』

川内『リーダー! 頑張れぇ!』

電『鎮守府で応援してます! 頑張って下さい! なのです!』

城島「電ちゃん、川内ちゃんありがとう!」

横山『以上、休憩所からの中継でした!』





~鎮守府~

山城「何か、テレビで見ると新鮮」

山城は少し前に戻ってきた

文月「さっきまでテレビの向こうがわだったからねぇ」

神通「姉さん、ちゃんと出来てて安心しました…」

暁「電も様になってたわね、やるじゃない」

雲龍「このまま頑張って欲しいわね」

阿賀野「そうだねぇ」

鳳翔「…そろそろ時間ですね。この先は録画してますし後で見ましょう」

伊勢「おっと、もう11時半になりそうだ」

山城「消灯ね…ほら、寝るわよー!」

深雪「もう少し見たかったぜぇ」

天龍「だな。でもボチボチ切り上げねぇとキリが無いからな」

こうして談話室から撤退する艦娘達―――



次の日―――
~休憩所~

昼頃。辛そうにしている城島の下にこの2人が

松岡「よぉ!」

城島「おぉ! 松岡!」

鳳翔「おはようございます」

城島「鳳翔さんまで!」

松岡「ほらリーダー頑張ってるみたいだからさ。塩分補給に塩持って来た」

城島「あ、ラーメン企画の奴か? どれどれ…あ、美味しい塩やん」

松岡「塩田で作った塩だからうめぇぜ」

鳳翔「私はカレーを作って来ました。何でも村で作っていた懐かしい味とか…レシピを参考に作って見ました。食べてみて下さい」

城島「カレー! あ、だから何か懐かしい香りがすると…」パクッ

2,3口食べる城島

城島「あー! これやこれ! 村の味や。…鳳翔さんありがとうな」パクッ

鳳翔「いえ、そんな…。レシピを提供してくれた人にお礼を…」

城島「いやいや。そんな事無いで。鳳翔さんも頑張ってくれたんやから」

鳳翔「そうですか…。ふふ、ありがとうございます」

こうして更に数分休憩し、城島は再び駆け出した

松岡「…でもなぁ」

鳳翔「心配、ですか?」

松岡「まぁね。あの人、ポーカーフェイスだから。中継見てる時思ってたかもしんないけどずっとあの人笑顔でしょ?」

鳳翔「そうですね」

松岡「昔っからあの人全部背負って辛い所絶対に見せないんだよ。だから今回もポーカーフェイスで隠してるんじゃないかって思っちゃんだよね」

鳳翔「…信じましょう。今は。城島提督が走り切ってくれるって」

松岡「そー…だな。うん、そうだね! ここでうじうじ考えても仕方ない。後はリーダーが最後まで走り切ってくれることを祈るしかないね」

鳳翔「えぇ。…頑張って下さいね、城島提督」



更に道中―――

電「頑張れー!」

暁「一人前のレディーとして応援するわ! ファイトー!」

初春「ほら、日本男児ならこの程度で弱気になるでない!」

漣「ご主人様ー! 頑張ってぇ!)

最初の頃からいた駆逐艦を中心として応援していた

文月「頑張れぇ」

三日月「ファイトです! 司令官!」

城島「皆…ありがとう!」

こうして背中を押されて前に更に進んで行く
その足はゆっくりながらも確実に武道館へと向かって行った
そして―――



はい、一旦ここまで。最近かく時間がとれにぃ…申し訳ありませんがもう少しお付き合いください

ついでに残りはスレは『20』です、よろしくお願いします

それではまた!

>>675
水ト(みうら)アナの名前の'み'は三じゃなくて水だよ。


設定としては世間的に艦娘はどう言う扱いなんだろうな
テレビに普通に出てる辺り基本は人間と同じ扱いなのかな?

飛龍…すっかり毒され(TOKIO化し)ちゃって…
>686 魔法の言葉「この作品に出てくる登場人物は全員18歳以上です」

乙!
残り20?レスのカウント、前はいっちーがレスしてから50だったけどかわったのか?基準がようわからん...

乙、リーダーがゴールする瞬間は鎮守府も大盛り上がりするだろうなあ
祝勝会も楽しみ

>>688
駆逐艦でお酒飲んでる子もいるし人間とは年齢の基準が違うんじゃないかね

こんばんわ! 風来坊です。最後の部分の投下、及びコメレスをしにきました。遅くなったので色々とまきで行きたいと思います。まずはコメレスからです。いつも乙、ありがとうございます!
―――――
>>565
E-6の事ですね。まぁ、参加はできませんでしたが…

>>567
赤城さんにとっては越えたい壁でしたからね。感謝の言葉にも重みがあると思いますよ

>>568
そこまで過酷じゃ無いっすよ! …多分(オイ

>>569
オイコラ、今なんて言おうとしたww

>>570
まぁ、前回にもあった通り、戦力不足で参戦は見送りとなりました
セリフについてですけどゲーム内セリフ以外で適当につけてますけどそうすると被っちゃう時あるんですよね…

>>571
AL/MI作戦を乗り越えましたね。ありがとうございます
彼ら衛生兵(前衛)ですからww

>>573
はい、ありがとうございます!

>>575 >>578 >>582
そうですね…金剛姉妹は秋イベまでには揃えたいです

>>576
力士ネタですね。僕的には松岡と同じ同じことを何回か繰り返す、って言う方で見てたのであのネタにしました
駆逐艦と力士の名前のつけかたって何処か似てますよね

>>585 >>595
ブラック鎮守府はあと4,5回挟んだ後、ですかね…
色々気を付けて書かなきゃいけないとは思ってますけど多分勢いで書いちゃう気がしてならないんですよね…
皆さんに納得のいく言い分、等々を気にして書きたい、と思っています

>>589
動画で肉が捌けないぐっさんに冗談交じりに似たような事言ってたので書きました。それが元ネタです

>>590
これ見た瞬間保存余裕でしたww

>>591-594
おめでとうございます! 木曾さんはかっこいいですからね。長瀬だとテンションガン上がりでしょうねww
最初の改二は…多分川内じゃないかと。川内改二回設ける予定であるのでお楽しみに

>>600
一応ソフトシリアスにします。ガチシリアスだとDASHらしくないので…前にあった山城や島風、曙程度にサクッと解決程度で行く方針です

>>602 >>603
西村艦隊、今の所山城と最上だけですからね。姉である扶桑さんや色んなの抱えてそうな時雨。やけくそ気味になった満潮
TOKIOに会わせてやりたいですねぇ

>>604
加賀さんと五航戦ネタは一度書きたいと思ってましたからねぇ。しかし昔そんなエピソードが…一概に仲が悪かった。と言う訳では無いんですね
2人が喧嘩したらリーダーが仲裁に入りそうww
加賀「五航戦の子なんかと一緒にしないで」ツーン
瑞鶴「何よ! あんた! 偉そうに!!」
城島「まーまー、2人とも落ち着いて落ち着いて。そんな喧嘩せんで仲良くいこーや」

>>641
そうですねww あの動画は面白かったww 女将さんが止めに入った時は特にww

>>642
自分も見直してたらそう思ってしまった。TOKIO怖い

>>643
レスにもありましたが最終海域で43はちょっと足りないですね…

>>644 >>659 >>660
最初の方は長期休暇で2,3日に一回投下だったのでハイペースだったんですよ。だから毎週投下で考えると若干ズレが生じるんですよね
あまりそこいら辺考えない方がいいですよ~

>>645 >>663
実際本営に落ち度があったりましたから、本営も本気出して迎撃したんじゃないかな、と

>>647 >>648
グロ画像待ったなしですね。演習の時に資材消費見たらたまげましたよ;

>>650
あの発言には僕もビックリでした。三日位は間置くかと思ったら次の日にはもう収録ですからねww

>>657 >>658
はい、自給自足なので大丈夫です(暴論

>>662
これがお約束なのでww 皆さんもう飽きたって言っても続けますからね!(オイコラ

>>664
ある意味どうしてこうなった、ですからね。すっかり山城さんの元のネガティブキャラが消えてると言う。TOKIO流石徒しか言いようが無いですよね

>>670
あの2人の再登場のタイミングどうしようか…。追々考えておきますね

>>685
やらかした…スイマセンご指摘ありがとうございます

>>686
出た当初は結構敬遠されてたけど今では徐々に受け入れつつある、みたいな感じですね
前にも話はありましたがそう言う意図でこの企画を受け入れた部分もあるって考察もありましたし、前に廃船を貰った漁港の管理人の人の話の内容からも関係性が見えて来ると思います

>>691
レスについてですがこれ、前後編分けてたのでレスの数は続行にしようかと思ったのですが思った以上大丈夫そうなので一度リセットしたいと思います。コメレス後改めて告知しますので

>>693
次回やろうかと。お楽しみにしてて下さいね!
―――――
コメレス終了しました。
改めてレスについてなのですが一旦リセットしてまた『50』からにしたいと思います。コメントマナー、お守りしますようよろしくお願いします!
それでは投下開始します

~休憩所~

城島「…」

そろそろ辛くなってきた城島。ここでまた、中継が

渋谷『城島さーん!』

城島「え? あ、はーい! こちら城島ですー」

大倉『大変そうですね…大丈夫ですか?』

城島「やー、結構きつくなって来たね。両足痛み出してきてもうて…」

渋谷『そうですか…。無理はしないで下さいね!』

城島「いや、ここまで来たら這ってでも武道館にいったるで! 待っててな!」

大倉『待ってますよ、リーダー!』

錦戸『おーい! 鎮守府さんからまた呼んできたでー』

大倉『おー、錦戸やん。って事は最後になるかな?』

渋谷『そうやね』

城島「ん? また来たんか?」

錦戸『はい! リーダーの応援の為に呼んでまいりました。この2人です!』

高雄『こんにちは、重巡高雄です』

古鷹『同じく重巡の古鷹です。よろしくお願いしますね、渋谷さん、大倉さん、安田さん』

渋谷『よろしくー』

大倉『あれ? 予定だと後1人来るんじゃなかったっけか?』

古鷹『あ、最上さんでしたら熊野さん置いてく訳には行かないって言って断りました。多分今観てるんじゃないでしょうか?』

渋谷『あー、成程。聞いた話だと、姉妹なんやっけ?』

錦戸『いい姉妹関係やねぇ。うちも沢山兄弟おったからなぁ』

大倉『高雄さんと古鷹さんには今姉妹はおるんかな?』

高雄『まだうちの鎮守府にはいませんね』

古鷹『私もです。まぁ私達ではどうしようもありませんので…TOKIOの皆さんの建造運に掛かってますね』クスリ

錦戸『成程! ですってよリーダー!』

城島「何でここでプレッシャーかけんねんな、錦戸ww!」

錦戸『アハハハww でもツッコミするくらいの余裕あるって事は大丈夫そうですね。良かったっす』

城島「まぁ関ジャニもそうやけど、街道の皆さんの応援もあったからね。頑張らなって思うよ」

大倉『皆さんの応援が力になる、って事ですね?』

城島「そうやね」

大倉『成程…。さてそろそろ休憩時間も終わっちゃうので高雄さん、古鷹さん! 一言ずつお願いします!』

高雄『はい、それでは失礼して…城島提督! 鎮守府で待ってますからゴールして、一緒に祝勝会楽しみましょう! 応援してまーす!』

古鷹『私もこれからも戻りますけど…テレビの前で応援します! だから…だから走り切って下さい!』

城島「高雄さん、古鷹さん…ありがとう! うん、元気で出てきたで!」

渋谷『おぉ! それは…やっぱ若い子からの応援ってパワーになるんやね』

坂本「それではそろそろ行きましょう」

城島「分かりました。…それじゃまた行ってきます」

大倉『リーダー行ってらっしゃい!』

高雄『後一踏ん張りです!』

古鷹『走り抜きましょう!』

渋谷『いってらっしゃーい!』

錦戸『リーダー走り出しました。会場の皆さんもリーダーを応援しましょう!』

こうして最後の城島との中継を終えた。そして―――



~夜 20:38~

気象庁前を通過。流石の城島も苦痛の表情を浮かべていた

城島「…」ハァハァ…ゼェ…

しかし、それでも尚、街道からの声援には―――

城島「どうも!」ニコッ

苦痛の表情を決して向けなかった

坂本「急がないと…時間内のゴールは…」

あと数キロ。ラストスパートをかけなければ、時間内のゴールは出来ない
体は既にガタがきている。しかし―――

城島「…よしっ」

この男は最後まで諦めなかった―――

~鎮守府 談話室~
談話室には昨日の様にほぼ全ての艦娘が集まっていた

木曾「おいおい、大丈夫か? 後20分…いや、余裕持つんだったらあと15分でつかなきゃなんねぇのに3,4キロ近く残ってるぞ」

名取「こ、これ…間に合うのでしょうか…?」

加賀「やはり43歳で101キロは無謀だったのでしょうか…」

大鯨「じ、城島提督…!」オロオロ

熊野「…」

今回の作戦で入ってきた艦娘達には不安の色が広がっていた。このまま時間内ゴールが出来るのだろうかと
しかし、作戦前に入ってきた艦娘にはそんな色は無かった

雲龍「ねぇ、鳳翔さん」

鳳翔「何でしょうか?」

雲龍「何故、こんなせっぱつまった状況なのに落ち着いて見れるのですか?」

隼鷹「そんな事か! あっはっは! 今更だねぇ」

鳳翔「ふふ、それはですね…あの人なら出来る。そう思ってるからですよ」

雲龍「そう…なんですか?」

鳳翔「普段はほんわかしてて、どこか頼りない部分もあります。でも包容力があって、皆を纏めて惹きつける力を持っていて…。そんな城島提督だからこそできるって思えるのでしょうね」

加賀「鳳翔さん…」

鳳翔「さぁ、見守りましょう。そして走り抜けれるように応援しましょう」

白雪「あぁ!」

瑞鳳「どうしたの!?」

白雪「城島提督がスパートを! しかも信じられないペースです!」

最上「えぇ! 本当かい!」

全員画面にくぎ付けになる

~平川門交差点付近~

城島は最後の力を振り絞り

城島「ハッハッハ…」タッタッタ

走っていた。武道館に向けて

城島「…ッ…ハッハッハ…」タッタッタ

仲間との約束を果たす為、待っている彼女達の為

城島「ハァ…ッ…ハァハァ…」タッタッタ

自分を応援してくれている日本全国のファン。そして雄姿を見せたい農家さん、漁師さん、同じ世代の人々

城島「ハッハッハ…」タッタッタ

そして何より…天国にいる明雄さんに頑張っている、頑張れる姿を見せる為に

坂本「その調子で行きましょう、城島さん!」

城島「は、はい!」タッタッタ

男城島、武道館を目指す





~鎮守府 談話室~

球磨「すげぇクマ! やっぱりやってくれると信じてたクマ!」

熊野「どこからこんな力が…あ、ありえませんわ!」

赤城「熊野さん」

熊野「あ、赤城さん…」

赤城「これが城島茂と言う男です。約束と、背負ってる物の為に全力でやり切ろうとする、そう言う男なんです」

熊野「…」ポカーン

最上「あはは、空いた口が塞がらないって感じだね。でも…ホントに凄いよ」

高雄「普通ならペースが遅くなってもおかしくないのにそれでも尚走り続ける」

曙「何がアイツをそうさせるか…何て今更ね…。ここまで来たら走り抜きなさいよ、城島提督」

漣「ご主人様ー! そのまま走り切っちまえー!」

卯月「いっけぇ!」

春雨「司令官さん、頑張って下さい!」

談話室も異様な熱気に包まれる。全員走れる事を祈って…

~武道館前の坂~

サライBGM → https://www.youtube.com/watch?v=lMkso1T6BM0

羽鳥『さぁ今城島さんが! 城島さんが坂に入った!』

村上『リーダー!』

羽鳥『そしてスタッフが離れます。そろそろ離れます!』

そしてここでサプライズが…!

羽鳥『スタッフが離れ…あっと! ここでTOKIOの4人と艦娘が! 飛び出して城島さんと並走しています!』

道路横からTOKIOの達也、太一、松岡、長瀬。そして鎮守府を古くから支えた5人。電、川内、暁、山城、龍田
ここまで走り抜いた城島を労わる様に、そして祝う様に並走する

羽鳥『城島さんと共に走っています! 別な形ではありますけど! 城島さんを支えてきた人達です、さぁ武道館内に入りました!」

~武道館内~

長瀬「さ! リーダー!」

山口「ラストだ!」

松岡「行ってこいリーダー!」

国分「最後までだよ!」

ゴールに続く扉を開ける4人。そして城島がその扉を潜る
さらに艦娘も続こうとする。が―――

山口「ダメだよ!」

松岡「これ以上はダメだ!」

暁「!? な、何でよ!」

川内「何でダメなのよ!」

山城「5人だけでゴールするつもり? それなら別にいいけれど…」

国分「いや、僕等もダメだ」

山城「!? 私達がダメな理由なら分かるけど、何でよ?」

龍田「TOKIOなんだから5人でゴールしないと」

山口「だからこそ…だよ」

電「…?」

そうしている間にも城島は一緒にゴールしようと促すが

山口「1人で!」

松岡「1人で行けー!!」

長瀬「早く!」

国分「放送終わっちゃうよ! 早く!」

尚も拒否する4人。仕方なくゴールする城島。その様子を見て電達は声を思わず荒げた

川内「幾らなんでもこれは酷いんじゃないの!?」

電「これまで一緒にいたんですよね…? …そんな、なんで1人で…」グスグス…

暁「電…」

龍田「電ちゃん…。提督、納得のいく理由が欲しいわ」キッ

山城「そうね。城島提督を、1人でゴールさせた理由、何かあるんでしょうね?」

山口「…ダメなんだよ。俺達が行ったら」

国分「そうなんだよ」

山城「だからその理由を…!」

松岡「山城さん、あくまでこれは『関ジャニ∞』の24時間テレビだから。俺達の24時間テレビじゃないんだよ」

長瀬「俺達でゴールしちゃったら俺達の話で終わっちゃうからね」

暁「? どういう…」

山城「…ふふ、そういう事ね。貴方達らしいわ」

龍田「後輩への気配りが出来るのね。…ごめんなさい、さっきは少し怒っちゃって。でもちゃんとした理由があるんだったら納得だわ~」

電「つ、つまりどういう事なのです?」

川内「つまり、TOKIO5人でゴールしちゃうと関ジャニの話で終われなくなっちゃう。印象がTOKIOで終わってしまうからダメなんだって」

電「…あ」

川内「気付いた? …ははは! 何だ、理由に気付いたらやっぱり何時もの提督らしい理由じゃん。ごめんね、声荒げちゃって」

山口「いいのいいの。直前まで理由話さなかった俺らも俺らだし」

松岡「この事、羽鳥アナウンサーには話してるから多分今頃リーダーに伝えてるんじゃないかな?」

長瀬「でもなんにせよ…良かったよ。完走出来て」

暁「理由分かったらホッとしたわ」

国分「でも龍田さん怖かったよww」

松岡「眼光がヤバかったもんww 視線だけで殺されんじゃねぇかってww」

龍田「あら~、そこまで凄かったかしら~」

長瀬「まぁねぇww」

こうして9時を過ぎ。全ての行程を終えた24時間テレビ。城島を迎えるため控室へ向かう



~鎮守府 談話室~

9時。談話室は歓喜の声に包まれていた

飛龍「は、走り切ったぁぁぁぁ!!」

球磨「うおーーー! うおーーー!」

天龍「やべぇぜ提督! やりやがった!」

文月「すごかったよぉ!」

曙「凄いとしか言いようが無いわ…おめでとう提督」

ちなみに1人でのゴールの理由は鳳翔の口から既に語られた。本人は推測と言っていたがほぼTOKIOが言っていた事と同じことだった

鳳翔「やり切りましたね…おめでとうございます。提督」

木曾「やり切りやがった…」

阿賀野「これが私達の提督…」

加賀「…まさか走り切るとは…」

雲龍「うん、私も今驚いてる」

隼鷹「ヒャッハー! 完走だ! 酒祝いだぁ!」グビグビ!

大淀「やりましたね、提督…」ホロリ…

明石「あーもー! 泣いちゃったよこの子ww!」

那珂「うー! 感動したよぉ!」ウルウル

神通「ゴール出来て…良かったです」

時津風「お疲れお疲れ~」

こうして談話室で盛り上がってる頃…



~武道館 控室~

城島「ふぅ~」

松岡「お疲れー」

国分「お疲れ様!」

長瀬「お疲れー!」

山口「…」

城島を迎えるTOKIO、そして

電「お疲れ様なのです!」

川内「お疲れ、提督!」

龍田「お疲れ様~」

暁「良く頑張ったわね。お疲れ、司令官!」

山城「ホント、良くやったと思うわ…お疲れ様。提督」

城島「皆。ホンマ、ありがとうな。皆の応援のお蔭で走り切ることが出来たで」

ここまで様々な思いを背負って走り、ゴールした城島
サポーターを外しながら労いの言葉をかける

松岡「決めたね、最後ねぇ」ベリベリ

長瀬「すごいよ!」

城島「でも正直坂本さんに間に合わん言われて…。スパートかけんとダメって言われてね」

国分「そうだったの? それまでさだって90キロ以上走ってる訳じゃん。どうだったの?」ベリベリ

城島「もう、意地だったね。最後」

国分「そうだったんだ」

松岡「見てて驚いてたよ。スタッフも皆」

城島「ゴールせんかったら申し訳立たんわ皆にって思って」

松岡「凄かったよ。ホントに…」

長瀬「あ、はいタオル」

城島「あぁ、ありがと」

山口「…」

暁「ちょっとちょっと…山口提督からは何もないの?」ヒソヒソ

龍田「ふふふ。良く見て暁ちゃん」ヒソヒソ

暁「え?」

龍田「経験者だから、そして…一番城島提督と一緒にやってきたからこその表情よ。良くやり切ったな…って思ってるのじゃないかしら」ヒソヒソ

暁「そ、そうなの?」ヒソヒソ

龍田「うふふ、暁ちゃんには少し早かったかしら」

暁「むー、ちょっと悔しいかも…」

龍田「少しずつ分かって行けばいいのよ」ポンポン

暁「うー…」

山口「うん? 俺がどうかした?」

龍田「何でも無いわ~」

山口「そっか。…しげちゃん」

城島「うん?」

山口「お疲れ」

城島「うん、ありがとな。ぐっさん」

短い言葉。しかし、お互い伝えたい事は伝わっただろう

川内「もー、何入り辛い空気にしちゃってんのさぁ!」

城島「おわ! 川内ちゃん!」

川内「改めてお疲れ! 提督!」

電「凄かったのです!」

山城「全く…途中で倒れないか…はらはらしたわ」

城島「ははは、でも皆の声援があったからね。何より…皆が応援してくれてるんだって思ったから走り切れたんやないかな」

山城「…恥ずかしい事を全く恥ずかしがらずに言えるものね」

城島「いやぁ、褒められても困るでww」

国分「多分褒めてないよww」

龍田「でも、城島提督の雄姿は日本全国に伝わったんじゃないかしら」

暁「絶対に伝わったわよ。きっと」

城島「それなら良かった」

松岡「伝わって無い筈無いって」

長瀬「リーダーの頑張りは伝わったよ!」

城島「そう言われると改めて走って良かったと思うわ。…ありがとう」

こうして城島の今年最大の挑戦が終了を告げた―――



山口「安心してる所悪いけど明日鎮守府だからねww」

城島「あ、そうやったww」

松岡「明後日には島行くからね」

電・川内・暁・龍田・山城「…」

国分「休んでる暇ないよww」

電・川内・暁・龍田・山城「」

長瀬「明日祝勝会でまたミニライブするからね!」

川内「鬼かっ!」

電「す、少しは休ませてあげましょうよぉ」

城島「大丈夫大丈夫。寝れば疲れはとれるから」

山城「そう言う問題じゃないでしょう!? 自分の体少しは労わりなさい!」

松岡「お、俺らもほら。良くライブ終わった次の日収録もざらだし…」

国分「僕も収録終わって地方に新幹線も良くあったから…」

山城「ダメだって言ってるでしょうが!」

結局明日、城島が来るのは昼過ぎと言う折衷案で決まった―――

明日から通常の活動へと戻って行くDASH鎮守府。しかし、TOKIOは20周年、そしてその先に向け『まだまだ』走り続けるのである―――

続く―――

―――――
投下完了しました。ようやく45回終了…
これ終わった後メモ帳の容量見たら45KB行ってて目ん玉飛び出ました。もう少し短く行きたいぜ…開始当初みたいにサクッと
まぁそれは追々改善するとして一区切り付きましたのでしばらくの放送予定をば。ただし変更する可能性が多大にあるのでご了承ください
1.祝勝&リーダー完走達成会
2.登り窯完成
3.焼き物と木でお椀作り
4.1-5出撃
5.川内改二
6.ブラック鎮守府編
7.ブラック鎮守府から異動した艦娘との交流
8.レクレーション回(水鉄砲合戦)(前後編分けるかも)
大体こんな感じかな?さっきも言いましたが特別な回以外はなるべくサクッと書きたいと思います
それではもう眠いので…寝ます!(ドドン
お読みいただき、そしてコメントありがとうございました。何回も言うようですがレス数は一旦リセット。50程度を目安にお止めいただくようお願いします
それでは…おやすみなさいです!

警告! 後4スレで60スレに到達します。想像以上に大変な事になっていたので管理通達に来ました
ルールを守るようよろしくお願いします。尚この書き込みに関して、及び直前までのスレに関する書き込みはこれ以降しないで下さい
よろしくお願いします

艦これのSS民度ホント低いね 見てるスレの大体が荒れてる気がする
艦これに限らずだいたいの場合は雑談多すぎ→自治厨→荒れる→荒しの登場→もっと荒れるパターン
スルースキル低いし、売り言葉に買い言葉 ROMってりゃ荒れないし作品は読めるのに それすらもできないんだからな

専ブラでjane使ってる人はこうしとくべき
これで少しはマシになる

[ツール]→[設定]→[機能]→[あぼーん]→[NGEx]→DASH鎮守府→[追加]
対象URI/タイトル:タイプ=「含む」 キーワード DASH鎮守府
NGID:タイプ=「正規(含む)」 キーワード O$
左下のリストボックスを「透明あぼ~ん」に設定

>>829
ここは元々こんなに荒れてなかったが
荒らし依頼スレと化してる
艦これSS議論スレに晒された結果がこの有様だろ
>>1が想定してた事態かどうかは知らんが
今まで荒れなかったのが奇跡と言えるか

こんばんは、風来坊です
話したい事は色々ありますがまずは来なかった理由は2つあります
1つ目は荒らされてしまって荒らしが過ぎて落ち着くまで見ていました。ある程度落ち着いたかな…って思ったらまたぶり返してと言う繰り返しで中々入るタイミングが掴めませんでした。とは言えスレが荒れているのに対応しなかった僕にも落ち度はありますけど…。本当に申し訳ありませんでした
2つ目はリアルが忙しかったことです。テスト終えてから大量のレポートと課題をやらなければならず、それの処理に追われていました

それでこれからの事なんですが…ssは続けます
明日投下しますがその際に一回このスレは依頼出して落とします。で、新しいスレでまた改めて再出発を図りたいと思います
で、ルールに関してなんですけど当初雑談はOKとしましたがそれが原因で色々と揉め事が発生してしまったので雑談は禁止にします。書き込み可能なのは作品に関する感想、意見、指摘のみにします

荒らしの対応については完全に無視の方向で行きます。皆さんも完全にスルーの方針でお願いします。少しでも触れるとそこから売り言葉買い言葉になってしまうので…

最後になりますが、艦これもTOKIOもどちらも好きなので出来る事なら続けたいのが本音です。つまりは僕のわがままなんですけど、よろしくお願いします
そして荒らしの対応が出来ずに純粋にssを楽しみに待っていた皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした

今日の所は以上です。投下は明日。その際にスレも新しく立てたいと思います
それではおやすみなさいです

こんばんわ、風来坊です
大変申し訳ないのですが今晩の投下が出来そうにないです
色々とやらかしてしまって時間を潰してしまいました…今から少し書きますが投下できるほどの量がありません

部活も数週間後に大会を控えて夜間練習が始まってしまったので休みである火曜日までには投下したいです

後、意見色々とありがとうございます。特に議論ページを利用してのネタの提供は成程、と思いました。これならネタバレしにくく、かつ雑談も防げますね。他にも本当にありがとうございます

申し訳ありませんが今日はこれで、おやすみなさいです

こんばんは、風来坊です。今日は前半部分を投下します。最近早く書けない…

雑談スレについてですがとりあえず試験的に導入してみます、これで上手く行くようであれば続行、ダメな様であれば雑談スレも廃止します。
とりあえず住み分けだと

本スレ→ssの感想、意見、指摘
雑談スレ→雑談、ネタetc…

こんな感じでどうでしょうか? こうすれば本スレが荒れる可能性が低いのではないかと思っています。また、本スレも雑談スレでも一応注意書きで書きますが相手の書いた事に関しては一切触れないようにする方針で行きたいと思います
また、コメレスも止めようかと思っています

色々と考えましたがとりあえず試験的にこんな感じでやってみます。明雄さんも言ってましたが「とりあえずやってみる、んでダメだったら別な方法を考えればいい」と言っていました。現状うだうだ考えても仕方ないので色々と試しながらやってこうかと思います

最後にHTML化の依頼の方は出しておきました。雑談スレと本スレが建て終わったらこちらの方にURL張って置きます
それでは


…もう何やってんだろ…スレの建てすぎで弾かれました…
したらばですか。うーん、確かに良いかもしれませんね。機能とか諸々勉強しておきます
今日の所はまたあげられそうにないです…ごめんなさい

したらばの方に移動しようかと思います。今日の所は遅いので寝ますけど明日もし移動してこのスレが残ってたらURL貼りますがもしダメだった場合はお手数をお掛けしますが検索よろしくお願いします。多分「TOKIOは海の平和を守れるか」と「したらば」で出ると思います

皆様には度々お手数をお掛けして申し訳ございません。ssはもうしばらくお待ちください
それでは今度こそ投下できることを願って今日はここまでとします。それではおやすみなさいです

こんばんわ、風来坊です。今日は最終判断の告知に来ました

しらたばに移動する、と言いましたが、あの時焦っていて他の事を全く考えずに書き込んでしまいました
その後の書き込みを見て一度落ち着いてからしらたばを含めてPixiv、ハーメルン等、他のssサイトも視野に入れて考え直しました

で、結局どうするかって話なんですけど最終的にPixivに移動する、と言う形になりました。今までの投下分はメモ帳にあるので1話から修正入れながら投稿しなおそうと思っています
しらたばに移動する、と言ってそのつもりで動いていた皆様、大変申し訳ございません。自分の勝手になってしまいますがPixivでゆっくりやって行こうかと思います
URLの方はまだ貼れません。なのでまだ見てやってもいいぜ、と言う方は適当に検索をかけて見つけてください。お手数おかけしますがよろしくお願いします。方式とか色々変えるべき点があると思いますが追々考えながらやって行きたいと思います

最後に約半年の間でしたがここでお読み頂いた読者の皆様、ありがとうございました。そして自分勝手、かつ考えないで行動ばかりして結果的にこのような形になってしまった事を心からお詫び申し上げます

今までありがとうございました。また1からのスタートで書いていきたいと思います
それではさようなら

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月16日 (木) 03:10:39   ID: he3Kpv_Z

みんなほっぽちゃん、ほっぽちゃんいってるけど本来はほくほうと読むそうです。気にさわったらごめんねm(__)m

2 :  SS好きの774さん   2015年04月16日 (木) 19:35:02   ID: bOpp9Weg

ほくほう海域だもんな
ホクホちゃんだと語呂悪いし
やっぱりほっぽちゃんが一番呼びやすいな

3 :  SS好きの774さん   2015年04月20日 (月) 17:46:10   ID: bZeNaiCn

最近の子供はプラモとかもあんまりやらないし、学校でもカッターとか怪我しやすい工具あんまり弄らせないらしいし。
技術の授業もっといろんなことやらないかなー。

4 :  SS好きの774さん   2015年05月04日 (月) 15:04:43   ID: 0In0xVhG

潜水艦のいない状況で大鯨ちゃんか……と思ったけど
姉でもある祥鳳瑞鳳はいるんだよな

5 :  SS好きの774さん   2015年05月06日 (水) 20:16:46   ID: 7QXbFWDN

大鯨ktkr
祥鳳との潜水母艦談義と瑞鳳との迷彩談義が楽しみ、まだ改装設計図無いから龍鳳になるのはしばらくかかりそうだけど。

6 :  SS好きの774さん   2015年05月19日 (火) 06:06:41   ID: houpU3mF

次の更新お願いします。

7 :  SS好きの774さん   2015年05月20日 (水) 11:10:18   ID: Q6EH9U5O

金剛や長門はいつごろ登場するのか楽しみにです。

8 :  SS好きの774さん   2015年06月03日 (水) 12:19:26   ID: fqlYVNNW

改めて考えるとAL/MI/本土近海なんて三正面作戦できるだけの深海棲艦トンデモねー

9 :  SS好きの774さん   2015年06月03日 (水) 20:30:41   ID: yEy8ewk1

更新乙です!次回も楽しみです!

10 :  SS好きの774さん   2015年06月11日 (木) 07:15:59   ID: -y1_YWlf

ブラック鎮守府ネタは正直不安でしかないなぁ

11 :  SS好きの774さん   2015年06月15日 (月) 01:29:18   ID: juRyy7gn

元スレ、動物園から脱走したゴリラが周りにウンコ投げつけてるような惨状になってるな…
作品が面白いだけに、対策のしっかりした他所で更新を継続できるようにできないだろうか

12 :  SS好きの774さん   2015年06月21日 (日) 14:56:24   ID: sIOE-JiR

荒らし対策、考えないといけないね。続き楽しみにしているのに、邪魔やわ。暇人たちの荒らし。

13 :  SS好きの774さん   2015年06月27日 (土) 19:59:51   ID: -IUivB23

どうやら渋で再出発するみたいだな
あそこなら荒らされても本編の進行に支障は無いけど建造安価とかどうするんだろう?

14 :  SS好きの774さん   2015年06月30日 (火) 21:19:23   ID: c1px4th1

渋だと今までのように反応が得られないしモチベーションが保たなくて頓挫しそうだが…
癪だけどこのSSはやり直しの意味も含めてこのスレで終わりと思った方が良いね

15 :  SS好きの774さん   2015年06月30日 (火) 22:40:56   ID: hXMFMyIw

そろそろ長門、金剛、扶桑等を登場してほしいな。ついでにつれたか丸を登場してほしい。

16 :  SS好きの774さん   2015年08月19日 (水) 07:23:40   ID: mz8bY5Pa

同じく荒らしに潰された前浜鎮守府とかあるし
安価なしor安価重要度低い作品はもうみんな渋でやってくれるのが一番だと思う

17 :  SS好きの774さん   2015年09月10日 (木) 23:09:27   ID: 2SxpvlkD

>>1さん頑張ったなぁ……お疲れ様ですよ

18 :  SS好きの774さん   2017年07月16日 (日) 00:40:41   ID: uN8yaB30

お疲れ様です

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