【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part32 (1000)



 この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
 多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。

 地球に芽生えた、知的生命体――人間。
 言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
 彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。

 2XX0年――。
 とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
 彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。

 星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。

 彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。


 星の力を巡る、欲しの物語




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426432863


 ある日を境に、それは始まった。
 三・三〇事件――あの、東京を半壊にまで追い込んだ、あの日以来。

 瀕発をする、怪事件。
 ポルターガイスト、ラップ音、ドッペルゲンガー、実態のない人影。

 東京でのみ瀕発する、数々の怪異。
 これがグラスパーの異能なのか、それとも物理的現象であるか、この世ならざる者の仕業かは、判明していない。

 綱野杜神社に、お祓いの依頼がきたのは夏が終わるころだった。
 でもそれは、わたし達の日常を揺らがす、怪異との邂逅だった。

「この現象は、よく分からん」

「神主、だったら、この俺が必ずや、困っている人達のために解決をしてみせます!」

「まつり。晃星とともに少し、調べてみなさい。この世ならざる者であれば、巫女たる使命を帯びたお前もチカラになれ」

 無用な正義感と、無用な使命感の押しつけ。
 そのダブルパンチがあたしを襲い、その事件へと引きずり込む。

「さあ、まつり、東京の怪異に怯える人々を、俺達で救うぞ!」

 神様、御狐様。
 わたし、何か悪いことしましたっけ?


 その時は、そんな程度の認識だった。
 て言うか、幽霊なら夏と一緒に消えてくれて良かったのに――。


 過去スレ
 30までの前スレは、30の>>4を参照してください
 1部 意志を継ぐ者(冬也編)1~4
 2部 暁に咲く黒鉄(明編)4~7
 3部 万雷纏いし闊歩(ハワード編)7~11
 4部 零へ至る道(幸晴編)11~14
 5部 穢れざる黄金(独楽編)14~17
 6部 闇を蠢く救済(デイモン編)18~21
 7部 輝きの乙女(夜子編)22~25
 8部 対峙する宿命(怜&御門編)25~
 9部 まつり編30~

 30 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part30 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425809140/)
 31 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part31 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426154148/)




 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント595/100 アームMAX ガイア 12/400

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー 80
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能 60
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが? ー
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員 40
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ 60
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員 50
 豊臣レイラ:弾機の異能 徳川の仲間 ー
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き ?
 美多勝正:美多組次期組長 70


 前スレ1000がまさかだったね
 まあ、よくあるよくある

 たくさん、オマケのリクエストありがとうございました


 ――オマケ・同好の徒――

愛香「ぐふふふ…御門と怜のBL小説、投下完了…。これは受けるに違いありませんな」

 ピコ----ン

愛香「お、もう感想が…。『sakura@あいどってる』ちゃんじゃーん」

愛香「なになに…えーと…?」

 『れい×みかよりも、みか×れいで、オーソドックスにいくべき』

愛香「何だって…!? いや、これはれい×みかだからいいのであって…!」

 ピコ----ン

愛香「あれ、今度は…『AFter 5』さんだ」

愛香「何何~…?」

 『純愛ではなく、背徳感と、その陶酔感の表現に期待。ただ期待。もっと怜をいじめた方がいい』

愛香「えー? いじめるんなら、御門だと思うんだけどな…」

 カタカタ タンッ

愛香「よし、返事もしたし…」

 ヒョコッ

神子「何してるの?」

愛香「見る? 見たい?」キラキラキラ

神子「…えっと、何を?」

愛香「いいから、見ようよ~。これ、これなんだけどね。はい、ここ座って。最初のページこれね。はい、読んで♪」

神子「…ネット小説…? 『耽溺の探偵事務所~サイボーグの変~』…?」

 ガチャッ

御門「はぁ~…クソ、なーんで、あのボケ犬、噛みやがって…。おい、事務所のパソコンで何してる? つか、勝手に入んな」

愛香「いいじゃん、別に」

御門「良くねえよ。お前のせいで、ネット使う度にBLだの何だのって余計なバナーが…」

愛香「目覚めた?」

御門「目覚めるはずねえだろうが、ああん?」ガシッ

愛香「ふぎゅっ…ほっへ、かはへで…おはへん…なっ!」ブンッ

御門「ったく…おい神子、お前も使ってねえで…」

神子「これ、怜と御門くん…?」

御門「ああ?」

愛香「うpしてみた」グッ

神子「これさ、どういうこと? 怜が御門にさ、『ねえ…僕のこと嫌いになった? そうじゃないなら…』って」

愛香「是非、次のページに!」

御門「何してやがんだ、てめえは!? んなもん、削除だ!」

愛香「ちょっ、マジ、ダメ、待て、御門、バカっ、死ね! それ書くのに何時間…!」

 カチッ

御門「削除完了」

愛香「はぁあああああああああああ―――――――――――――――――――――っ!?」

 その後、御門はひたすら愛香に暴行され、怜が手当てをしにくるとエサにされると踏んで逃げました。
 そしてその逃げていくところで、愛香はさらに妄想を膨らませて、削除されたものの3倍ボリュームを2日で書き上げたそうです。

質問です
主人公を決めるときに架空の国名とか書いてもいいのですかね?

1としてはあと何人ぐらい主人公を作りますか? 別に2、30人目指してもいいのよ?


 ――オマケ・BOSS~男の威厳~――

凪「ハワードって…ちんこたたないのかな?」ヒソ

政仁「そうなのか? 俺なんか、朝はびんびんだけどなー」

勝正「何故、そんな話題が…。久しぶりにこっちへ来たのに」

凪「だって、千景を思いっきり振ったし? 全然そういう素振りねえじゃん。おかしくね?」

勝正「凪兄さんが…とうとう、そういうことを認める年に…今夜は、赤飯か?」

凪「何で俺のことを…ああもう、バカ、死ね、勝正。とにかくさ、ハワードがもし、たたないんだったら…キレられるけど、絶対恥かかせられる」

勝正「そうだな…。確かに、それは見物かも知れない。やってみよう、凪兄さん」

 ――実験1・美女が誘惑してきたら

美女A「あら、ステキっ」

美女B「やだ、かっこいい~」

ハワード「…何だ、お前ら」

美女A「ねえ…わたし、あなたに惚れちゃったの…。抱いて…?」

美女B「いえ、わたしよ! ねえ、お願い」

ハワード「消えろ、ビッチが」ギロッ

凪「…まあ…そうなると思った。けど、何あの女の人達」

勝正「まあ、組のツテでな。次をやってみよう、凪兄さん」

 ――実験2・執拗に股間タッチしてくる女の子に反応するのか

幼女A「あ、おっきいがいこくじんさん!」

ハワード「…?」チラッ

幼女A「ねえねえ、ポケット、何はいってる? わたしねー、ビー玉とねー、おはじきとねー」

ハワード「…」

幼女A「おじさんは? ここはいってないの?」グイグイ

凪「どうやって用意したんだよ、あれ…? てかあれ、ハワードが子ども好きでも、キレねえ? 平気?」

勝正「奇跡のロリ系AV女優と謳われている女性だ。中身は24だ。手をあげそうになったら、俺の異能で止めるから安心しろ」

凪「あ、ハワードがしゃがんだ…!」

ハワード「飴くらいしかない、食べろ。それと知らない大人には話しかけても挨拶程度にしておけ」つ飴

幼女にしか見えないAV女優(何この感じ…)モゴモゴ ←飴なめた

勝正「…ハワードは、いつも飴を持ってるのか…?」

凪「…レモンとミルクとコーラとソーダとハッカとブドウの6種類持ち歩いてる」←地味に押しつけられてたから中身知ってる

 ――実験3・ファミリーの野郎どもでAVを見ながら反応するか探る

TV『あんあんあんっ…』

ハワード「どうして日本は、こういうものばかり…」←AVのパッケージにしかめっ面

凪(…何で俺が前屈みにならなくちゃいけないんだよっ…!)

勝正(凪兄さん、俺もだ…! 若い衆に最強にエロいものを用意しろと言いつけた甲斐があったが…これは予想外、観測する俺達まで…!)

政仁「これ飽きたなー。俺、時間止めるのが好き」

ハワード「ふんっ…くだらん…」

凪(とか言っちゃって…あ、ちんぽじ直しに手が動いた…! どうなんだ…!? あるのか、ハワードに、性欲――あっ…)


 その日、凪と勝正は男として完璧に負けを認めましたとさ――。


 >>7
 全然ありっすよ~
 (架空の)○○王国!みたいな風に、分かるように表記してくれれば

 >>8
 そうねえ…
 ま、別に何人ってのは考えてないんですけども…
 終わりどころとか、完全に考えてないですしおすし…
 …気分次第?


 さてさて、ではでは参りますわよ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 そろそろ、色々と放っておけなくなってきた系
 4~6 誰かやってきたかも?
 7~9 平和、平和。うん、平和


 ――東京某所・綱野杜神社・境内――

まつり「おっでーんーは~♪」

まつり「いろいろ~種があって~♪」

まつり「すごく、おいしーいーよー♪」

まつり「…」

まつり「ハッ…これでいいのか、あたし」


 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 12/400
   C コート 0/300
   D バーニッシュ 0/200
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 かっちゃん訓練
 5 その他、自由行動

すまん、安価下2だった


まつり「殿下~」

まつり「おでんだよー」

殿下「うむ」

 ハムッ
 ムシャムシャ

まつり「あれ、殿下、毛のトリートメントかえた?」

殿下「ふっふっふっ、分かるか?」

まつり「適当に言ったんだけど…してるんだ、そういうの…」



 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 12/400
   C コート 0/300
   D バーニッシュ 0/200
 2 コミュ
 3 かっちゃん訓練
 4 その他、自由行動

またやっちまったよ…安価下2ね?


勝正「…」

まつり「どうしたの?」

勝正「いや、正直、別にやることがなくてな…」

まつり「そんなことないよ、勝正さんに全然勝てないし」

勝正「負ける気が俺にはないから、それを目標にされても…」

勝正「まあ、いつも通りでもいいんだが…」


 【安価下2】
 1 いつも通りで
 2 その他、自由要望


勝正「バーニッシュ?」

まつり「うん」

勝正「自分でやらないのか?」

まつり「何か、教わった方がうまくいきそうじゃん」

勝正「…別に、見てやれるほどの何かはないと思うんだが…」


 【直下 コンマ判定】(精神:ちくわぶ+10)(殿下の加護+10)(勝正の指導+5)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 0/200


 バーニッシュ 27/200

勝正「…地道に、自分でやった方がいいと思うぞ」

勝正「こんなこと、俺がいなくたってできる」

まつり「うーん、勝正さん、意外と使えない…」ボソ

勝正「…」


 【安価下2】
 1 コミュる
 2 おでん販売
 3 出歩く
   ※行き先とかあれば併記
 4 その他、自由行動


 すまん、MAX補正が+20だったね
 バーニッシュ 47/200 だね。あれ、20だったよね…?

―――――

まつり「…」

まつり「別に誰もこないなあ…」

まつり「…そりゃ、その辺を跋扈してる幽霊をどうにかしないと、何にもならないよね…」

まつり「…」

まつり「あーあ…おでんが売れないと収入が…」



 【直下 コンマ判定】
 1~3 閑古鳥が鳴く神社
 4~6 物好きなお嬢様と従者らしき人が参拝にやってきた
 7~9 お客さんがきた…だと…?


まつり「何か、変わり種とかがあれば…」

まつり「いっそ…こう、奇抜な…何かこう…」

明「アイスとか、どうですか?」

まつり「アイスじゃ、おでんに溶けちゃうし…」

明「おでん味のアイス、というのも乙ではないかと思うんですがね…」

まつり「おでん味のアイス…新しいっ」

明「そうでしょう、そうでしょう?」

明「あ、がんもとダイコンとコンブもらえますか?」

まつり「はいどうぞ――うわあっ、お客さんがいたっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 すぐ帰っちゃった…何しにきたんだろう…?
 4~6 熱い食べ物が至高か、冷たい食べ物が究極かという議論が
 7~9 独楽ちゃんに用事?


明「ご馳走さまです。では」

 スタスタ

まつり「…何だったんだろう、あの人…?」

まつり「…まあ、いっか…」

まつり「おでん売れたし…」


 【安価下2】
 1 コミュる
 2 おでん販売
 3 出歩く
   ※行き先とかあれば併記
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】
 1~3 何もなかったよ
 4~6 また客がっ!?
 7~9 あ、戻ってきた…


まつり「…」

まつり「何日ぶりのお客さんか分かんなかったけど…」

まつり「とりあえず、来たし…今日の営業はおしまい」

まつり「…何だったんだろう、あの人…?」

まつり「夕ご飯食べたら…また、晃星と一緒に幽霊退治行かなきゃ…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 おでん献上
 3 あれ、晃星がまたパソコンでカチカチしてる…
 4 その他、自由行動


まつり「こまちゃーん、ご飯だよー」

 ガチャッ

独楽「あと53分で日が暮れちゃう…」

独楽「あと53分したら、また…また、オバケの出る夜…」

独楽「やだやだやだやだやだ…怖いよぉ…お母さぁん…」

 ブルブル

まつり「…」


 【安価下2】
 1 無言でドアを閉めた
 2 声をかけてみる
   ※なんて声をかけるか、併記してね


まつり「…独楽ちゃん」

独楽「まつりちゃぁん…」ヨロヨロ

 ダキッ

独楽「こわいよぉ…」グスッ

まつり「よしよし、大丈夫だよ」ギュッ

独楽「だいじょぶ…?」

まつり「うん、ここには御狐様もいるし、そうそうないから」

独楽「でもこないだ…」ブルブル

まつり「大丈夫、大丈夫」ナデナデ


 【安価下2】
 1 とりあえず、おでんをあーんしておいた
 2 コミュをとってみる


まつり「よしよし」

独楽「ふぇぇぇ…」グスン

まつり「はい、おでん。熱いよ、ふーふー…はい、あーん」

独楽「うん…はむっ」

 モグモグ

まつり「おいしい?」

独楽「…ちょっと、飽きてきた…」


 ↓1~3 コマちゃんとのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええんやで

昨日の骸影との出来事を報告しておく

狐仲間を紹介して落ち着かせる

殿下の話


まつり「独楽ちゃんって、いつからオバケそんなに怖くなっちゃったの?」

独楽「べっ、べべべべつにこここわくなんかなななないもんっ!」

独楽「いいいいない、いないもんいないもんっ」

独楽「ただちょっとどうしても説明つけらんない現象とかがあれこれなだけであって信じてないもんっ」

独楽「いないもん、いるってことにしたらやだもんっ」

まつり「…そ、そっか…」

独楽「うぅ…」ブルブル

まつり「…独楽ちゃん、助けてくれる人とかいないの? カレシさんとか?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 いないもん、って強がってきた
 4~6 まだ、よりが戻ってない…
 7~9 連絡つかないんだってー


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 無自覚で怖がらせにかかってくるから絶対に呼びたくないんだって
 奇数 別れたもん、だからいないもん、の一点張り
 ※0は偶数扱いなんやで


独楽「いなくないけど…」

まつり「ほんとっ? かっこいい人?」

独楽「無自覚で、怖がらせにかかってくるから…絶対、こんなの言えないもん…」

独楽「ありもしないところ指差して何かいるとか言って…」

独楽「いるのに…」ボソ

まつり「ん?」

独楽「ハッ…い、いないいないいない、ゆゆゆ、ゆゆううれいなんか、みみみ見たこととか、ぜぜっ、全然っ、な、ないしっ…」

まつり「…もしかして、独楽ちゃん…」

独楽「ないもんないもんないもん、見たことないもんっ」

独楽「だから幽霊なんかいないもーんっ」

まつり(…もしかして、独楽ちゃん…視える人…?)


 【安価下2】
 1 >>72
 2 >>73
 3 >>74
 ※「1」は、してもいいけど…独楽ちゃんの恐怖ポイントのドツボだからね…うん…


まつり「…この前ね?」

独楽「うん」

まつり「坊主さん? みたいな悪いグラスパーがいたの」

独楽「グラスパー? それは機関に言わないと」

まつり「でもね、いきなり出てきちゃった幽霊さんが、その人を一瞬でやっつけちゃって――」

独楽「ひゃあああっ、い、いない、いないよっ」

独楽「突発的な心不全か何かで…!」

まつり「首をぶちいって…」

独楽「や―――――――だ――――――――――――――っ!」

 ガバッ
 ブルブルブル…

まつり(あ、お布団被っちゃった…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 出たな、巨大悪霊…スケールダウンしてるけど…
 4~6 ジャック
 7~9 こまごまとした悪霊退治です


晃星「はあっ!」

 ドゴォォッ

晃星「まつり、そっちにもいる!」

まつり「オッケー!」

 ブンッ
 ズッバァァァッ

晃星「…やはり、御狐様の加護はすごいな…」

晃星「力ずくで滅してやれるとは…」

まつり「殿下、普段はおでん大好きの狐なのにね…」

晃星「まつりは御狐様と親しくしすぎだ。無礼だろ」

まつり「巫女だから、お世話するのは当然の務めなんです~」

 ズォォォォ…

晃星「ん…?」

まつり「何だろ…?」

 「女…殺す…殺す…」

晃星「あれは…切り裂きジャックチックな、幽霊…!」

まつり「あ、前よりはっきり見える…」

晃星「加護だろうな…」

まつり「でもさ? ここ日本だし、切り裂きジャックて、変じゃない?」

晃星「だったら、切り裂き権兵衛でいい!

 「殺す…殺す…殺すぅ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 切り裂き権兵衛さんは、どこからともなく刃物とかがんがん出して攻撃してくる。つえー
 4~6 2人がかりでいい勝負…
 7~9 触れるって、すごいね。物理で抵抗を食らうのに馴れてないから、切り裂き権兵衛もたじたじよ


 「殺す…殺、すぅ…!」

晃星「来るぞ、まつり…!」

まつり「うわ、速い――」

 ズォォォォッ

 切り裂き権兵衛が一目散にまつりに襲いかかった。
 とっさに大薙刀を振るうが、それを切り裂き権兵衛が幽体であることを生かしてすり抜けようとし、ぶち当たる。

 ドゴォッ

まつり「あれっ…?」

晃星「加護があるからな、すり抜けようとしてできなかったんだろう」

 「ぐぎ…ぎぎ…」

晃星「やるぞ!」

まつり「案外、あっさりいけたり…?」


 【安価下2】
 1 攻め、あるのみ
 2 大薙刀と尻尾のコンビネーションをみよ!
 3 その他、どんな感じにいくよ?


晃星「油断はするなよ」

まつり「分かってる、って…!」

 ダッ
 ヒュバババッ

 まつりが飛び出し、尻尾で切り裂き権兵衛の四肢を捕まえた。
 残った尻尾でタコ殴りにしていき、思いきり大薙刀を振り下ろす――。

 ドッゴォォォッ

 「殺す…殺すぅ…」

まつり(手応えはあるけど、タフだな…)

 「殺す…女――!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怪異・いきなり切れるの現象
 4~6 怪異・神出鬼没の現象
 7~9 晃星の正義ぱーんち


まつり「でも、まだまだー!」

 ギィィィンッ
 ブシャアッ

まつり「えっ――」

 大薙刀が、切り裂き権兵衛に受け止められた。
 薙刀を握っていたまつりの腕に裂傷が刻まれて、押し返される。

晃星「まつりっ…!」

 「殺す…!」

 切り裂き権兵衛とまつりの間に晃星が割り込み、攻撃を受けた。
 だが、それをコートで受け流し、回し蹴りを切り裂き権兵衛に叩きつける。

 ドッゴォォォンッ

まつり「痛った…何で、急に…」

晃星「何でも何も、そういう存在だ…。攻撃がかち合っただけでそれなら、直撃を受ければ…」

まつり「…ヤバいね」

晃星「我慢はできるか?」

まつり「う、うん…」

晃星「だったら、もう少し我慢をしてくれ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 切り裂き権兵衛の無差別攻撃!
 4~6 晃星の砂塵サポートを受けながら仕掛けてくよ!
 7~9 晃星がピラーで閉じ込めた! いっけえ、まつりん!


 「殺す…殺すぅ…!」

 ズォォォォッ

 晃星が砂塵を巻き上げ、突撃してきた切り裂き権兵衛を閉じ込めた。
 砂塵の濃度をバラバラにすることで、閉じ込めた内部から人影のようなダミーを見せて切り裂き権兵衛がそれに反応する。
 そうして位置を誘導し、晃星が手を地面についてピラーを発動した。

 ドンッ

 「出せぇ…!

 ガンッ
 ガァンッ

晃星「長くは保たない、まつり、やれ…!」

まつり「分かった…! でぇええええええ―――――――――――――い!」

 ブゥゥゥンッ
 ガッ
 バリィィィィンッ

 晃星のピラーを破壊し、閉じ込めていた切り裂き権兵衛にそのまま刃を振り落とす。
 突撃をしてきた切り裂き権兵衛を尻尾で殴り、押し返して、大薙刀の刃の下に戻した――。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 おう?
 4~9 成敗


 ズバァアアアアッ

 「こ…殺、す…」

 シュゥゥゥ…

 切り裂き権兵衛が真っ二つになり、そのまま消えていく。
 後には何も残らなかったが、またうようよと悪霊がまつりと晃星に寄り集まってくる。

晃星「キリがないな…」ジリ

まつり「うん…」


 【安価下2】
 1 切り裂き権兵衛は倒したし、今夜はこの辺で。傷もあるし
 2 まだまだ夜は長いぜぇ!


 【直下 コンマ判定】
 1~3 巨大(だった)悪霊出現
 4~6 殴られて消えてくのを危惧したのが、悪霊が合体することを覚えた…
 7~9 明け方までこまごましたのを狩ってったお


 ザンッ…

まつり「はぁ…はぁ…もう、くたくた…」

晃星「うじゃうじゃと沸いてくるな…」

晃星「これだけ狩っても、明日にはまた同じ数だけ出てきそうだ…」

まつり「キリがない…」

晃星「そうだな…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 そしてズレてく生活サイクル。昼過ぎにおきたお
 4~6 若いからね、明け方に寝て、昼前に起きちゃえるよね
 7~9 で、殿下っ…!


 ――東京某所・綱野杜神社・轟家――

まつり「んぅぅ…」

まつり「…今、何時だろ…?」キョロキョロ

まつり「…あれっ…もうこんな時間っ…?」

 ウジャウジャ

まつり「うわ、コン太郎、コン次郎、コン三郎、コン四郎、コン吉、コン六郎…! なに、ご飯待ってたの?」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 12/400
   C コート 0/300
   D バーニッシュ 47/200
 2 コミュ
 3 かっちゃん訓練
 4 おでん献上
 5 その他、自由行動


 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント595/100 アームMAX ガイア12/400 バーニッシュ47/200

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが?
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員
 豊臣レイラ:弾機の異能 徳川の仲間
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き
 美多勝正:美多組次期組長


 【直下 コンマ判定】(精神:ちくわぶ+10)(アームMAX+20)
 コンマ二桁分加算
 コート 0/300


 コート 126/300

まつり「あー、もうすぐ夕方になっちゃう…」

まつり「これ…ダメ人間の生活リズムっぽい…」

まつり「でも、眠らないとダメだし…」

まつり「…色々と、これは早めに終わらせなくちゃなあ…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 かっちゃん訓練
 3 おでん献上
 4 その他、自由行動


勝正「…で、今日はどうする?」

まつり「どうって言われても…」

勝正「グラスプスキルの練習は、もう今日はしてしまったんだろう?」

勝正「いつも通りにやるか?」


 【安価下2】
 1 いつも通り
 2 まだ、ダメ?
 3 その他、自由要望


 コートの練習しちゃったから、できませんよ~
 下にずらすんで、改めてどうぞ~


まつり「うん」

勝正「…まあ、後は経験だけというところだしな…」

勝正「だが、こんな練習をいくらしたところで…」

まつり「じゃあ、何をどうしたらよくなる?」

勝正「…せめて、えグラスプスキルを覚えてくれ」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 うん、特に得るものはなかった
 7~9 そういえば、異能強度をあげたい、ってお話…


勝正「――今日はここまでにしよう」

まつり「はーい」

勝正「…」

まつり「…どうかしたの?」

勝正「いや…」

勝正「俺は、今のままでは危険だから、ヤツらの居場所を教えるつもりはない」

勝正「だが、きみが望むのであれば…教えてやらないことはない」

勝正「それだけ、頭には留めておいてくれ」

まつり「【安価下2】」

 1 うん
 2 じゃあ、すぐ教えて


まつり「うん」

勝正「…じゃあな」

まつり「勝正さんて、いつも何してるの?」

勝正「これでも学生だからな。…まつりちゃん、学校は?」

まつり「幽霊騒動で、休校中…」

勝正「…そ、そうか…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 おでん献上
 3 おでん販売
 4 その他、自由行動


まつり「殿下~おで――」

 トトトッ
 ハムッ
 ムシャムシャ

殿下「遅い、余を待たせるとは、このうつけめ」ムシャムシャ

まつり「ごめん、ごめん」

殿下「全く…余はな、空腹になると…」ゴックン

殿下「とりあえず、おでん食べてからにしてやろう」

 ムシャムシャ

まつり(いつも、朝にもってきてるから、夕方くらいになるとお腹すいちゃうのか…)

殿下「ふぅ…」

殿下「不問にしてやる、次は遅れるな」ポム

まつり「うん」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 幽霊退治いくべ~


 【直下 コンマ判定】
 1~3 切り裂き権兵衛を倒したから、徳川が今度こそ始末しにかかってきた…
 4~6 巨大(だった)悪霊があらわれた
 7~9 相変わらず、こまごましたのを…


まつり「キリがないよ…!」

晃星「泣き言を吐くな!」

 ドゴォォッ
 ズバァッ

まつり「ねえ、晃星…これさ…?」

晃星「何だ?」

まつり「…やっぱり、あいつらやっつけないと、ダメなのかな…?」

晃星「…だが、居場所が分からなければどうにもならない」

晃星「まつり、左側を頼む」ダッ

まつり(…勝正さんは、まだっぽい感じだけど…言えば教えてはくれるんだし…)

まつり(晃星も同行してくる…って考えたら…いいんじゃないかなあって思っちゃうけど…)

まつり「まあいいや…」

 ズォォォッ

まつり「こっちに、来ないでぇ…!」

 ブゥンッ
 ドッゴォォォッ


 【直下 コンマ判定】(殿下の加護+3)
 1~3 どんどん生活リズムが崩れてく…昼下がりに起きてもうた
 4~6 お昼に起きちゃった
 7~9 あれ、あんまり寝てなかったけど、午前9時には元気に目がさめた


 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント595/100 アームMAX ガイア12/400 コート126/300 バーニッシュ47/200

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが?
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員
 豊臣レイラ:弾機の異能 徳川の仲間
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き
 美多勝正:美多組次期組長


 ――東京某所・綱野杜神社・轟家――

まつり「ふわぁぁ…」

まつり「…昨日ほど、ひどい時間じゃない…セーフ、うん、セーフ」

まつり「でも、着々と昼夜逆転してるような…」

まつり「…うーん…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 12/400
   C コート 126/300
   D バーニッシュ 47/200
 2 コミュ
 3 かっちゃん訓練
 4 おでん献上
 5 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:ちくわぶ+10)(アームMAX+20)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 47/200


 バーニッシュ 161/200

まつり「はぁ…」

まつり「…最近、ルーティンワーク…」

まつり(勝正さんと訓練しても、別になーんにもないって感じだし…)

まつり(どうしようかなあ…?)


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 かっちゃん訓練
   A いつも通り
   B その他、要望だしてみる
 3 おでん献上
 4 おでん販売
 5 その他、自由行動


 【安価下2】
 1 ひとから?
 2 誘うなら、誰を誘うか併記おなしゃす


 【直下 コンマ判定】
 1~5 それどころじゃないだろ、って叱られてついてきてくれなかった…
 6~0 おーけーだって


 ――東京某所・カラオケ個室――

まつり「晃星のケチ、ケチケチケチ、ケチーっ!」

まつり「それどころじゃないって何、もう…気分転換なのに…」

まつり「ほんっとに晃星って、ケチでバカで変態なんだから…」

まつり「もうっ…」プンプン

まつり「いいもん、いいもん、歌うもん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 でも寂しさに負けて、ひとから挫折…
 4~6 まつりん、逞しく初めてのひとからを楽しんだ
 7~9 歌ってたら見知らぬ女の子がいきなりドアを開けてきた


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ドリンクバーを取りにいったら、うっかりさんな女の子(?)にジュースかけられた…!
 奇数 気持ちよく歌ってたら、フロントから電話がかかってきた…。ものすごく音痴すぎて、申し訳ありませんが…って…何それひどすぎる
 ※0は偶数扱いなんやで


まつり「るんるんるん~♪」

まつり「やっぱり、ドリンクバーと言えばメロンソーダだよね」

 ポチッ
 ジャ----

?「あっ」コテッ

まつり「っ…?」

 バシャッ

まつり「…」ベタァ

?「ご、ごめんなさい、大丈夫? 拭くもの…あ、これ、ハンカチ…」

まつり(…何だこの娘、かわええ!)


 【安価下2】
 1 汚しちゃった服のクリーニング代を渡された
 2 ひとから中で寂しいから、お詫びとかいらないからつきあってよ~って
 3 その他、何かこう、自由台詞とかでコミュとってみていいよ


まつり「ねえ、何て名前? あたし、まつり」

怜「え? あ、僕は…怜」

まつり(僕…?)

怜「それよりえっと…クリーニング代…これで足りるかな? ごめんね?」

まつり「ううん、そんなのいいからさ、お願いあるんだけど」

怜「何…?」

まつり「今ね、カラオケ…ひとりでさ。寂しいから、ちょっとつきあってくれない?」

怜「えっと…でも、僕もその…」

まつり「誰かと一緒?」

怜「うん…デート中で…」

まつり「デート? カレシとかいるの?」

怜「えっ…?」

まつり「え…?」

 ヒョコッ

御門「おい、何してんだよ? またうっかりして、やらかしたか?」

まつり「えー…? もうちょっと、いいとこ目指しても…」

怜「いや、違う、違くてっ…!」

御門「ナンパ? お前、浮気性だな、案外…」

怜「違うっ…!」

まつり「デートの邪魔しちゃ、悪いよね…。うん、分かった…」シュン

怜「え、あの…違うんだよ? 御門とは別に何もなくって…」

御門(ははーん…?)

御門「そっか、そっか、怜、まあ好きにしろよ。あっちのフォローはしといてやるから。な?」ポン

怜「御門…」

怜(御門が、やさしい…?)

御門(腹減ってんのに、カラオケメシは高えからって止めやがって…。怜のいねえ間に、腹いっぱい食っとくぜ…)

御門「ほい、んじゃ、そういうわけで、行ってこい。1時間くらい音沙汰なくていいぞー」ゲシッ

怜「あ、うん…?」

まつり「いいの? え、ほんとにいいの?」

怜「…ああ…うん…。まあ、悪いことしちゃったし…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 まつりん、音痴
 4~6 ふつーな歌声のまつりん
 7~9 まつりん、お上手

 【下2 コンマ判定】(カラオケでいいところを見せるために!+3)(うっかり-3)
 1~3 怜さん、努力の方向を間違ってひたすら音程をなぞる、歌らしくない歌い方
 4~6 怜さん、機械チックな歌声。逆にすごい
 7~9 歌う曲がないと言っていたころから、がんばったんやで


怜「~♪」

まつり「っ…ふふっ…」プルプル

怜「…ふぅ、あれ…? 何で、震えてるの…?」

まつり「だって…何か、こう…棒読みじゃない、けど…ふふっ…」クスクス

怜「…あれ…?」←何にうっかりしたのか、考えだした

怜「え、何がおかしいの?」

まつり「歌っぽくない…」クスクス

怜「え…」


 【安価下2】
 1 おしゃべりしてみる
 2 そろそろ、皆のとこ戻るねー、って怜がいっちゃった
 3 自由内容でコミュる


まつり「ねえねえ、さっきのカレシさん、どこがいいの?」

怜「いや、カレシとかじゃなくて…」

まつり「何かこう…顔つき悪いところとか? ワイルド系がいいの?」

怜「あの…」

まつり「でもかわいい…。ねえ、このお洋服、どこで買った?」

怜「自作」キリッ

まつり「え、すごいっ」


 ↓1~3 怜とのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええで~


まつり「ねえねえ、さっきのあのカレシさん、どう知り合ったの?」

怜「だから、カレシじゃ…」

まつり「まあまあまあ、そういう建前は置いといて…」

怜「…違うんだけど…」

まつり「どんな出会い?」

怜「…ちょっと、ケガみたいのしてて…その時に忍び込んで、そこで会って、なし崩し的に…」

まつり「え、ロマンチック…。それで、命の恩人みたいな…?」

怜「いや、むしろ僕が何度か…いや何度も御門のこと助けてるし…」

まつり「へえー、何かそういうのもいいね。そうだ、うちの神社、来ない? おでん、売ってるの。おいしいよ?」

怜「おでん…。でも、季節的には、もうちょっと…」

まつり「うちのおでんは、季節を問わないから」ガシッ

怜「あ…うん…」

まつり「それにさ、最近、ここら辺で怪事件とか起きてるし…。何も遭ってない?」

怜「怪事件…?」

まつり「うん。知らない?」

怜「…別に、特には…。東京に住んでるわけでもなくて…」

まつり「あ、そうなんだ…」

怜「でも、泊まるところがまだ見つからなくて…。このままじゃ、漫画喫茶か、ラブホか…カラオケか…」

まつり「…すすんでる…」ゴクリ

怜「…?」←勘違いされてることにうっかりきづいてない


 【安価下2】
 1 うちに泊まる?て誘ってみた
 2 ばいばいしたよ


まつり「じゃあ、うち泊まる?」

怜「えっ…?」

まつり「泊まるところ、ないんでしょ? 物騒だし…嫌じゃなきゃ、うちは大丈夫だけど」

怜「でも…悪いし」

まつり「ううん、悪くないよ」

まつり「まあ…夜はちょっといないかもなんだけど…」

まつり「そうだ、狐。狐がね、6…7匹? 住んでてね、かわいいんだよ?」

怜「狐…」

怜(神子って、狐好きかな…? いやでも、動物好きそうだし…喜ぶかも…)

怜(それで、狐と戯れながら雰囲気作って…)

まつり「…どうかした?」

怜「…是非」

まつり「うん」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 殿下はおこだよ!
 4~6 殿下が妬いたよ
 7~9 晃星が(何故か)妬いたよ


 ――東京某所・綱野杜神社・境内――

 ゾロゾロ…

怜「…荒れてる…」

御門「タダならいいあろ、別に」

神子「でも、いいの?」

まつり「うん。ゆっくりしてってね」

魁「…狐がいるっ」トトトッ

まつり「あ、そのコはコン次郎だよ。あれがコン太郎で、その隣がコン三郎、でもって、コン四郎、コン吉、ちょっと離れてるのがコン六郎」

御門「何で五郎がいねえんだ…」

怜「…うん」

神子「かわいい…」ナデナデ

魁「もこもこしてる」モフモフ

まつり(あ、そう言えば殿下におでん持ってくの忘れてた…)

まつり(急いで作って、持ってかないと…)

 ・
 ・
 ・

まつり「殿下ー、おでんだよー?」

 ヒョコッ
 トトトッ

殿下「…」ムッスゥ

まつり「ごめんね、殿下…つい」

殿下「余は、おこであるぞ?」

まつり「【安価下2】」

 1 はい、おでん
 2 今日はね、お詫びのつもりで油揚げももってきたよ
 3 その他、自由台詞


まつり「今日はね、お詫びのつもりで油揚げももってきたよ」

殿下「おお、何やらそそられ――ハッ…よ、余をもので釣ろうとは…!」

まつり「ごめんね、殿下~」ギュッ

 モフモフ

殿下「むむ…」

まつり「ああ、殿下におでん持ってこれなくて、寂しかった…」ホロリ

まつり「でも仕方ないことってあるじゃない?」

殿下「むむむ…」

まつり「…殿下、今日も凛々しくてかわいくて、かっこよくて、偉そうでかわいくて、ふわふわで、ステキっ。よ、殿下」

殿下「そ…そこまで言うなら、許さんでもない。余は寛大であるからな」フフン

まつり「はい、どうぞ」

殿下「うむ」

 ハムッ
 ムシャムシャ

まつり(ちょろい…)

殿下「そう言えば、人間が4人もきたな。どうした?」

まつり「お客さんだよ」

殿下「ふむ…。まあいい、余には関係ない」ムシャムシャ

殿下「ちくわぶをよこせ」

まつり「はい、どうぞ」


 【直下 コンマ判定】
 戻ってみたら…
 1~3 あ、晃星と御門が…
 4~6 怜がものすっげーうまいおでんをこしらえてた。何やこれぇ!?
 7~9 あれ、怜が…


まつり「ふぅ…ご機嫌取りも終わったし…」

まつり「今、ご飯作るね、待って、て――ってあれ…?」

怜「うん?」←スウェット上下

まつり「…あんなに女子力高いかっこしてたのに…そんな、田舎の中学生みたいな…まあ、家の中だからいいんだけど、何かこう…」

怜「あの…僕、男の子です…」

まつり「えっ…?」

怜「…」

まつり「…え?」

怜「…男です」

まつり「【安価下2】」

 1 へ、変態だー!
 2 …それで…御門とデートってこと、は…?
 3 その他、自由台詞


まつり「へ、変態だー!」

怜「っ…!?」

怜「ち、違う、違うんだ、これは、色々とあって…!」

まつり「晃星、晃星、晃星ー! お客さんが変態だったー!」

 ドタドタ

晃星「まつりに何をした!?」バッ

怜「誤解っ! 誤解だから!」

晃星「疑わしきは罰せよ…!」

まつり「はい、薙刀」

晃星「任せろ!」パシッ

怜「違うのにぃいいいい――――――――――――――っ!」

 ドンガラガッシャ-------ン

 ・
 ・
 ・

御門「だからお前、女装やめろっつってんのに…」モグモグ

怜「…だって…かわいい服、東京多かったから…つい…」

神子「あたしは、好きだけどなあ、怜の女装」

怜「ほんとっ?」

御門(女装が、な。お前のことをまんまで言ってるんじゃねえぞ…)

魁「ウインナーおいしい」モグモグ

まつり「がんもは?」

魁「あんまり…」

まつり「…子どもを取り込むためには…やっぱり、ウインナーみたいな、はっきりしたおいしさの方がいいのかな…?」

晃星「…まつり、そろそろ行くぞ」

まつり「あ、うん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 徳川だー
 4~6 巨大(だった)悪霊だー
 7~9 ザコ悪霊は、合体を覚えた


 コンマ、把握
 ちょいと休憩さしてくだされ~
 ありがとうございました

 怜のうっかりは、使いやすくていいわー、ほんと


晃星「チィッ…今日も今日とて…」

まつり「うじゃうじゃだね…」

晃星「本体を倒さねば、やはり収まりそうにないな…」

まつり「本体、かあ…」

晃星「ああ、あのグラスパーを…」

 ザッ

徳川「そうだな。邪魔すぎだ、お前らは」

まつり「っ――」

 ドンッッ

 徳川がどこからともなく現れ、地を蹴った。
 蹴られたアスファルトが爆発を起こしたように割れ、徳川が飛び出す。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 晃星がぶっ飛ばされたー
 4~6 まつりんのカウンター! しかし、大薙刀の刃ががが
 7~9 晃星から片づけようとしたみたいだけど、コートで免れた


徳川「まずは、お前からだっ――!」

晃星「好都合だ、ここで殺してやる…!」

 ドゴォッ
 スルッ

まつり「ぜぇええええええ――――――――――――――いっ!」

 晃星がコートで徳川の攻撃をやり過ごし、まつりが大薙刀を振り下ろした。
 しかし、徳川はそれを避けて距離を取り、悪霊を呼び集めてまつりと晃星に向かわせる。

 ズォォォォッ

晃星「くっ…!」

まつり「邪魔だなあ…!」

徳川「だったら、女からだ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 晃星と分断されて、徳川が向かってきた…
 4~6 晃星が悪霊に取り囲まれて、フォローしてくれそうにないのに徳川がやってきた
 7~9 悪霊なんぞ、何のその!


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 妖刀さんがね、悪霊の気配を感じ取ったらしいよ
 奇数 豊臣と、さらにもひとり、お仲間が参戦してきた
 ※0は偶数扱いなんやで


 【安価下2】
 徳川、豊臣ときて、さらなるお仲間のお名前をおなしゃす


 【安価下2】
 織田の異能とは!?


 黒炎って、何や…

 【直下 コンマ判定】
 1~3 火傷と一緒に、何かよくない不浄的なもんを残してって、どんどんサイコハザードを深刻化させちゃう
 4~6 黒いから夜の戦いだとね、もうね、視界不良もいいとこだよね
 7~9 ロマンで。ふつーの炎との違い? かっけーだろ? そんだけだよ


晃星「まつり、離れるな」

まつり「うん」

 ザッ
 ザッ

豊臣「また会ったねえ、相手したげる」

晃星「っ――お前は…!」

 シュボォォォッ

まつり「何、黒い…何か、揺らめいて…熱っ…!」

豊臣「こっちに来な、ぼくちゃん?」

 ズドォォォッ

晃星「ぐっ…!?」

織田「分断、完了だ」

まつり「晃星…!」

徳川「順番に、あの世へ逝かせてやるから安心しろ」ダッ

まつり「きたっ…!?」

 ブワァァァァッ

徳川「ガイアっ…!」


 【安価下2】
 1 大薙刀で応戦
 2 大薙刀で受け止めて、そのままうけながーす!
 3 その他、どないしよう!?


徳川「消えろっ…!」

まつり「消えないっ…!」

 ガッ

まつり(うぐっ…力が、強すぎ、てっ…!)

 ググッ

徳川「ムダなんだよ」

 ドゴォォォォッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 無理ゲーだよ…
 4~6 ぶっ飛ばされた…
 7~9 どーにかこーにか、受け流せた…


まつり「つつ…あんなの、どうやったって――」

 ダンッ

まつり「また、来るしぃっ…!」

 再び徳川が迫ってきて、大薙刀を振るった。
 しかし、刃を片手で掴まれてぴたりと止められ、そのまま持ち上げられて地面に叩きつけられる。

 ドッゴォォォッ

まつり「っ――」

徳川「俺の邪魔をしたことを、恨め…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無
 4~6 こ、晃星っ…!
 7~9 おい妖刀!


まつり「誰が、お前なんかに――」

 ガシッ
 ギギギッ…

まつり「ぐっ…ぅ…っ…」ジタバタ

徳川「目障りなんだよ」

 ゴキィッ
 プラ---ン…

 ポイッ
 ドサッ

徳川「レイラ、翔太郎、そっちもさっさと消せ」


                           ――――――― DEAD END


 いやー…
 せめて、ガイアをちゃんと習得か、コート、もしくはバーニッシュがあればね…
 ガイアがあればフィジカルで張れるし、コートがあれば攻撃を避けられるし、バーニッシュあれば薙刀が活かせるんだけど…

 これはちと、つらいで?


 【安価下2】
 リトライ先を選んでね☆
 1 >>228
 2 >>231
 3 >>234


まつり「つつ…あんなの、どうやったって――」

 ダンッ

まつり「また、来るしぃっ…!」

 再び徳川が迫ってきて、大薙刀を振るった。
 しかし、刃を片手で掴まれてぴたりと止められ、そのまま持ち上げられて地面に叩きつけられる。

 ドッゴォォォッ

まつり「っ――」

徳川「俺の邪魔をしたことを、恨め…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無
 4~6 こ、晃星っ…!
 7~9 おい妖刀!


まつり「誰が、お前なんかに――」

 ガシッ
 ギギギッ…

まつり「ぐっ…ぅ…っ…」ジタバタ

徳川「目障りなんだよ」

 ゴキィッ
 プラ---ン…

 ポイッ
 ドサッ

徳川「レイラ、翔太郎、そっちもさっさと消せ」


                           ――――――― DEAD END



 …うん
 まあ、うん
 あれの判定でね、いちばん上が出ればね…そういう意味じゃ、いい選択だったよ


 【安価下2】
 リトライ先を選んでね☆
 1 >>228
 2 >>231
 3 >>234


晃星「まつり、離れるな」

まつり「うん」

 ザッ
 ザッ

豊臣「また会ったねえ、相手したげる」

晃星「っ――お前は…!」

 シュボォォォッ

まつり「何、黒い…何か、揺らめいて…熱っ…!」

豊臣「こっちに来な、ぼくちゃん?」

 ズドォォォッ

晃星「ぐっ…!?」

織田「分断、完了だ」

まつり「晃星…!」

徳川「順番に、あの世へ逝かせてやるから安心しろ」ダッ

まつり「きたっ…!?」

 ブワァァァァッ

徳川「ガイアっ…!」


 【安価下2】
 1 大薙刀で応戦
 2 大薙刀で受け止めて、そのままうけながーす!
 3 その他、どないしよう!?


まつり「こうなったら、逃げる…!」ダッ

徳川「逃げるだあ? ふざけたこと言ってんじゃねえ」ダンッ

 ガシィッ

まつり「っ――尻尾、掴まないでよぉ…!」

徳川「例え逃げようが、お前らの住んでるとこなんて把握してんだよ…!」

 ドッゴォォォンッ

 まつりの尻尾を捕まえた徳川が、思いきり振り回して地面に叩きつけた。
 アスファルトが割れてまつりがそこに顔からぶつかってめり込む。

まつり「っ…ぅ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無
 4~6 尻尾がぁぁぁ
 7~9 超強引に黒炎の壁を突破して、晃星が庇いにきた…さすがケモナー


徳川「死ね――」

 ブンッ
 ドガッ

 まつりが尻尾で、見下ろすように立った徳川を殴打した。
 だが、ガイアを使っている徳川にはゴムボールがぶつかる程度の衝撃にしかならない。

まつり「っ…やだ、来ないで、来るなっ…!」

徳川「邪魔な尻尾だな…」

 ガシッ

まつり「やめっ――」

 ブチブチィィィッ

まつり「あっががががああああああああああああああああああああ――――――――――――――――――――――――っ!!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無
 4~6 尻尾全部、ちぎり取られてもうまつりんは戦えないよ…
 7~9 誰かたすけて


徳川「うるせえな…」

徳川「黙って死ねねえのかよ!」

まつり「ひっ…ぁ――」

 グシャアアッ…

徳川「そっちも早く終わらせろ」



                      ――――――― DEAD END


 逃げるのは、ムリだよ
 あわよくば逃げられても、どこに住んでるかバレてるしね

 それに晃星を置いてっちゃうことになりかねないから…
 あと、晃星と黒炎で分断もされてるからね…

 どうにかするには、どうにかお助けを求めるしか…


 【安価下2】
 リトライ先を選んでね☆
 1 >>228
 2 >>231
 3 >>234


晃星「まつり、離れるな」

まつり「うん」

 ザッ
 ザッ

豊臣「また会ったねえ、相手したげる」

晃星「っ――お前は…!」

 シュボォォォッ

まつり「何、黒い…何か、揺らめいて…熱っ…!」

豊臣「こっちに来な、ぼくちゃん?」

 ズドォォォッ

晃星「ぐっ…!?」

織田「分断、完了だ」

まつり「晃星…!」

徳川「順番に、あの世へ逝かせてやるから安心しろ」ダッ

まつり「きたっ…!?」

 ブワァァァァッ

徳川「ガイアっ…!」


 【安価下2】
 1 大薙刀で応戦
 2 大薙刀で受け止めて、そのままうけながーす!
 3 その他、どないしよう!?


徳川「消えろっ…!」

まつり「消えないっ…!」

 ガッ

まつり(うぐっ…力が、強すぎ、てっ…!)

 ググッ

徳川「ムダなんだよ」

 ドゴォォォォッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 無理ゲーだよ…
 4~6 ぶっ飛ばされた…
 7~9 どーにかこーにか、受け流せた…


まつり「つつ…あんなの、どうやったって――」

 ダンッ

まつり「また、来るしぃっ…!」

 再び徳川が迫ってきて、大薙刀を振るった。
 しかし、刃を片手で掴まれてぴたりと止められ、そのまま持ち上げられて地面に叩きつけられる。

 ドッゴォォォッ

まつり「っ――」

徳川「俺の邪魔をしたことを、恨め…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無
 4~6 こ、晃星っ…!
 7~9 おい妖刀!


まつり「誰が、お前なんかに――」

 ガシッ
 ギギギッ…

まつり「ぐっ…ぅ…っ…」ジタバタ

徳川「目障りなんだよ」

 ゴキィッ
 プラ---ン…

 ポイッ
 ドサッ

徳川「レイラ、翔太郎、そっちもさっさと消せ」


                           ――――――― DEAD END


 う、うーん…
 うん…コンマ神が、鬼畜になってきた…?

 【安価下2】
 リトライ先を選んでね☆
 1 >>228
 2 >>231
 3 >>234


晃星「まつり、離れるな」

まつり「うん」

 ザッ
 ザッ

豊臣「また会ったねえ、相手したげる」

晃星「っ――お前は…!」

 シュボォォォッ

まつり「何、黒い…何か、揺らめいて…熱っ…!」

豊臣「こっちに来な、ぼくちゃん?」

 ズドォォォッ

晃星「ぐっ…!?」

織田「分断、完了だ」

まつり「晃星…!」

徳川「順番に、あの世へ逝かせてやるから安心しろ」ダッ

まつり「きたっ…!?」

 ブワァァァァッ

徳川「ガイアっ…!」


 【安価下2】
 1 大薙刀で応戦
 2 大薙刀で受け止めて、そのままうけながーす!
 3 殿下、おでん食べられくなっちゃうかも知れなくてごめんねー!て叫んでみる
 4 その他、自由行動


まつり「殿下、ごめんねー!」

まつり「おでん、食べれなくなっちゃうかもー!」

 ズォォォッ

徳川「死ね、小娘――!」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 南無…
 7~9 妖刀
  0  殿下「それは困る」


 バチッ

徳川「何だっ…? 今、何かに、遮られ――」

 ズザァッ
 ヒュォォォッ

御門「レイプにしちゃ、雰囲気ありすぎだろーが!」

徳川「っ…!?」

 ズバァァッ

 まつりを障壁の異能が守り、警戒して飛び退いた徳川に白刃が閃いた。
 反応すれども回避にはいたらず、徳川が浅く胸を斬られながら後退する。

御門「ったく…ガタガタ抜かすから来てみりゃ、どーゆーこった…」

まつり「み…御門…?」

御門「何そのかっこ、コスプレか?」

まつり「み、巫女の装束! 本物だよ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ちなみに、きてるのは御門だけ
 4~6 何で怜抜きで御門と魁だけなんや…
 7~9 御門と怜できとるんやで


 ヒュォォォォォッ

怜「御門、そっちは頼んだよ。あっちは、2人がかりみたいだ」

まつり「飛んでるっ…!?」

御門「めんどくせー…」

徳川「まあいい…。邪魔をするなら、まとめて殺すだけだ」

御門「ああん? やれるもんなら、やってみやがれってんだ、ボケが」チャキ

まつり「…銃刀法違反」

御門「てめえのそれ見て言え」

まつり「…あはは」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 まつりんよか、強いけど徳川相手だとねえ…
 4~6 2人がかりなら徳川も割と
 7~9 あれ、何か変な声がきこえる…?


御門「とりあえず…ぶった斬る」チャキッ

まつり「何だろ…心強いかも…?」

徳川「ガキがいくら出て来ようが、どうにもならないぞ」

御門「へいへい、じゃあ、大人らしく生意気なガキは懲らしめろよっ…!」

 御門が飛び出し、宗門を振るった。
 徳川は身を引きながら刃を寸でのところで回避しきってから踏み込む。

まつり「でぇえええええいっ!」

徳川「チッ…!」

御門「おら、どうした? おらおらおら!」

 まつりが御門の後ろから、大薙刀のリーチを活かして徳川を牽制する。
 後退したところで御門が宗門を突き込みまくり、押されるままに徳川が下がったが、その背が御門の障壁にぶつかった。

 ドンッ…

徳川「っ――」

御門「パントマイムがお上手なこって…!」

まつり「そっこぉおおおおお――――――――――――――っ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 いやでも、徳川やっぱつえーわ
 4~6 浅いけど傷をあたえた!
 7~9 撤退してく模様


徳川「調子に、乗るな!」

 ほぼ同時に放たれた攻撃を、徳川はコートで受け流した。
 御門の腹部に蹴りをぶち込み、吹き飛ばしてまつりまで巻き込ませる。

 ドゴォッ

徳川「悪霊ども、やれ!」

 ズォォォォッ

御門「うげ、何だ――?」

まつり「ああもうっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 巨大(だった)悪霊を支配下に入れて、猛威を振るってきやがった
 4~6 悪霊群衆が文字通りの足止めにかかってきてピンチ!
 7~9 妖刀ってさすがだわ


 ズバァァッ

まつり「え、御門…加護なしで、幽霊切れるの?」

御門「はあ? 俺に斬れねえもんはねえんだよ…!」

徳川「だったら、これも斬ってみろ」

 ズズズ…

まつり「っ…で、出た…」

御門「でかっ…」

 ギュゥゥゥッ…

まつり「って、ちっちゃく、なって…」

御門「はあ?」

徳川「悪霊ども1000体以上が、ひとまとまりになっただけだ」

徳川「そう簡単に、殺せるとは思うなよ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無…
 4~6 やばいやばいやばい
 7~9 あかんっ!


 ズォォォォ…

御門「何だ…腕、上げたぞ…?」

まつり「来るっ――!」

 ブンッ
 ズガァアアアアアアッ

 成人男性サイズになった悪霊が、腕を振り下ろす。
 ただそれだけで、その衝撃が指向性を持ってまつりと御門に襲いかかってきた。

御門「ぐっ…んの、ボケがぁっ…!」

 ズバァアアアッ

まつり「でもって、斬っちゃった…!?」

御門「何度もできねえぞ、これは…! やべえ、やばすぎる…」

御門「めんどくせぇー…」


 【安価下2】
 1 逃げるっきゃねえ!!
 2 とりあえず、攻撃をしかけてみて…あれを倒せるかだけでも…?
 3 その他、どうする?


まつり「これ…ムリ、さすがにムリ…」

まつり「に、逃げよう! ねえ、晃星と怜のとこ…行けない?」

御門「ああ? 放っとけ、怜なら俺よか強えから大丈夫だろ。おい、怜! こっちは逃げるからな!」

<分かった…!

<ドゴォォォォッ

御門「これでよし…あとは、どう逃げるかだな」

まつり「ほ、ほんとに…だいじょぶ?」

御門「他人の心配なんざしてられっかっつーの!」

徳川「逃すはずが、ないだろう」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 逃げるにも、一苦労しそうだなあ…(白目
 4~6 走るぜ
 7~9 御門さんさすがっすわー


御門「めんどくせぇぇ…」

 ズォォォォッ

まつり「またくる…!」

御門「だったら、手足斬り飛ばして動けなくしてやるよ…!」ダッ

 御門が走り出し、悪霊に接近して刃をぶつけた。
 だが、切り裂くどころか、霊体に刃が立たずに滑らせてしまう。

御門「くそっ…!」

 ブンッ
 ズドォォォォォッ

まつり「御門――!」

徳川「余計な心配をしている場合か…!」

まつり「忘れてたっ…!」

 徳川がまつりに迫り、拳を振るう。
 大薙刀を振り回し、突き出された腕を真横に弾き返す。
 しかしすぐに徳川は踏みとどまり、さらに跳んできた。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 うぎゃー
 4~6 怜さん…!
 7~9 ??「仕方がないのう」


 ドッゴォォォォォッ

まつり「ぐっ…あ…うぐ…」

 盛大に殴り飛ばされ、まつりが呻きながら起き上がる。
 そこへ、悪霊が音もなく滑るように飛んできて、大薙刀を振るった。

 ガッ…

まつり「ヤバい…重いとか、硬いとかじゃなくて…何これ――?」

御門「んの、クソボケがぁあああああああ―――――――――――――――――――っ!」

 ズドォォォォッ

 悪態を叫びながら御門が悪霊に宗門を突き刺した。
 相対していたまつりの鼻先にその刃が突き出て身を引くと、悪霊が悶え始める。

 「――――――――――!!」

 キィィィィィン…

まつり「うるっさ…」

御門「~っ…んだ、この、声…!」



 【直下 コンマ判定】
 1~3 悪霊は激おこ&南無
 4~6 悪霊が逃げた
 7~9 怜きゅん!


まつり「お、怒っちゃったんだ――!」

御門「てめ、抜けねえっ…放せ、放――な、んだよその、手は…!?」

 突き刺した宗門が刺さったまま抜けなくなり、御門が必死に引く。
 しかし、悪霊の身体から無数の真っ黒の手が現れて、御門を包み込んだ。

まつり「御門っ…!」

 ズォォォォッ

まつり「あたしにまで…!?」

 ペタ…
 ペタペタペタ…

 ズズ…
 ズズズゥ…

 手はまつりと御門を掴み、本体の方へと引きずりこんでいく。
 どうあがいても、次々と手は身体を覆ってきて、そのままずるずると引っ張られていた。

徳川「死んでおけ――」

 とうとう、悪霊の中へと取り込まれる。
 何もかもが黒く、暗く、そして怨念に満ちあふれていた。

 怨嗟の声が幾重にも響く空間で、まつりは恐怖に声を張り上げるが、怨嗟の声に飲まれて消える。

 そのまま、永遠に意識を途絶えさせた――。



                                      ―――――― DEAD END


 う、うーん…
 何だこのラスボス戦みたいな死亡率(白目

 逃げよう、とにかく逃げりゃ、一旦終われる
 そしたら状況も動く…と思うんだけど…うーん…

 【安価下2】
 1 >>316
 2 >>319
 3 >>322

御門「めんどくせぇぇ…」

 ズォォォォッ

まつり「またくる…!」

御門「だったら、手足斬り飛ばして動けなくしてやるよ…!」ダッ

 御門が走り出し、悪霊に接近して刃をぶつけた。
 だが、切り裂くどころか、霊体に刃が立たずに滑らせてしまう。

御門「くそっ…!」

 ブンッ
 ズドォォォォォッ

まつり「御門――!」

徳川「余計な心配をしている場合か…!」

まつり「忘れてたっ…!」

 徳川がまつりに迫り、拳を振るう。
 大薙刀を振り回し、突き出された腕を真横に弾き返す。
 しかしすぐに徳川は踏みとどまり、さらに跳んできた。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 うぎゃー
 4~6 怜さん…!
 7~9 ??「仕方がないのう」


 ピョンッ…

殿下「仕方がないのう」

まつり「っ――殿下っ!?」

徳川「どけェ…!」

殿下「無礼者め」

 ビッシィィィッ

徳川「っ――!?」

殿下「余は、おでんが食べられなくなるのが嫌なだけだぞ」

殿下「だからこうして出てきてやっただけのこと、勘違いするでないぞ?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 神通力・雷
 4~6 神通力・瞬間移動!
 7~9 神通力・瞬間移動&悪霊封印(ちょびっとだけよ?)


まつり「で、殿下…ありがと…」

殿下「うむ。ではゆくぞ? ついでに、目障りで、余への無礼を働いた仕置きをしてやろう」

 ポゥゥゥ…

まつり「何、したの…?」

殿下「少しの間だけ、礼儀知らずの悪霊どもを眠らせてやっただけである」

殿下「さ、戻るぞ」

 バシュンッ

 ――東京某所・綱野杜神社・境内――

 ドサッ
 ドサドサッ
 スタッ

まつり「あいたっ…え、あれ…?」

怜「っ…あれ…何で、何が…?」

御門「あん? ここ…神社か…? ………まあいいや、戻れたし…。俺はもう寝る…」スタスタ

晃星「…御狐様の、お力か…?」

まつり「っ…そうだ、殿下、殿下ー?」

 シ-----ン…

まつり「…ちょっと、殿下探してくる」タタタッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 疲れちゃったから、少し寝るわーって、殿下が
 4~6 疲れちゃったから、朝になるまで寝かせろって、殿下が
 7~9 今からおでんを作ってもってこいって命令された


まつり「殿下~」

殿下「んむ」

まつり「あ、いた…」

まつり「ありがとうね、助けてくれて」

殿下「うむ。疲れてしまったから、余は少し寝る」

まつり「うん。じゃあ、明日、またおでん持ってくるね」

殿下「余はお前らと時間の感覚が違う」

まつり「それが、何…?」

殿下「余の少しが…お前らの少しと同じであるといいな」

殿下「眠っていても、供え物があれば受け取っておく。持ってこい」

殿下「ではな。ふわぁぁ…」

 トトトッ…

まつり「…どれくらい、寝るつもりなんだろ…?」




 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント595/100 アームMAX ガイア12/400 コート126/300 バーニッシュ161/200

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが?
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員
 豊臣レイラ:弾機の異能 徳川の仲間
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き
 美多勝正:美多組次期組長
 天宮怜:風の異能 男の娘(?)
 三笠宮御門:障壁の異能 妖刀持ち
 物部神子:怜が好きな女の子
 吉前魁:男の子



―――――

 休憩っす、ありがとうございました
 いやー、死んだ死んだ…


 すまんが、ちと疲れた
 ので、やっぱり今日は本編終わりとゆーことで…

 どうもありがとうございました


 ――オマケ・努力の方向性――

御門「くっだらねー…催眠術なんか、かかるかっつーの…」

怜「本当に、かかるの…?」

魁「やってやって、面白そう」

愛香「じゃあ、3人とも、この5円玉を見て。リラックス、りらーっくす…あなたはだんだん、眠たくなーる…だんだんだんだん眠たくなーる…」

御門「あほく…ぐおー…」

怜「早いっ…」

魁「…」ジィッ

愛香「そしたら、催眠状態になっちゃって、あたしの言うことは何でもきいちゃーう…試しに…えーと…お腹をだしちゃーう…」

怜「…」ペロッ

魁「…」グッ

御門「…」ポリポリ

愛香「やだ、怜くん、いいお腹…引き締まってて、かつムキムキでもなく…魁は…まだ幼児体形…御門は…ひんそーだなあ…」

愛香「さてさてー…そしたら、催眠にはかかってるから…怜が御門に迫ってキスをしようとしてー、御門はそれにはっとしながら怯えてー…」

愛香「でもって魁はー…あー…興味津々でみちゃーう…」

怜「…」スッ

御門「…」ヒキッ

魁「…」ジィッ

愛香「でもって、一言…怜くん、ささやいちゃう…」

怜「御門…よく見ると、睫毛長いね…」

愛香「そういうことじゃなくてっ…愛、愛をささやこう…」

怜「御門…神子って…かわいいんだ…」

愛香「御門に対する愛だってば…!」

怜「…」

愛香「なさすぎて、黙っちゃった…!? ええい、じゃあ次のシーン…御門はー…そだなー…俺には魁がいるからーっていっちゃおう」

御門「俺には…魁がいる…」

愛香「でもって、魁くん、返し…!」

魁「いらない」

愛香「ストレートだなあ…ああもう…何でこう、うまくいかないんだろう…」

 ガチャッ

神子「何してるの?」

愛香「あっ…これはほら…さ、催眠術中…」

神子「催眠、術…? できるの?」

愛香「ほらほら、思いのままに、今、怜が御門に対して…」

神子「えっ…やだ、だめっ! 怜はあたしのなんだから」

愛香「えー? いいじゃんいいじゃーん、こっからがいいところなんだからー!」

神子「やだもん」

愛香「いいじゃん、何かこう、そそられるからっ。ね、見るだけ、見るだけ。どうせ催眠で本心じゃないから」


 強引に進めようとした愛香でしたが、神子は頑として認めず、催眠も解けましたとさ。良かったね、怜。


 ――オマケ・萑部リム――

由司「ねえリム、しゃべってよ」

リム「めんどいにゃ…。ネコ型ロボットにゃら、ネコ型ロボットとしてまったりしときたいのにゃ」

由司「ネコ型ロボットは、ダメダメ少年の世話を焼くんだよ」

リム「にゃんで?」

由司「だって、ネコ型ロボットだもん」

リム「にゃ?」

由司「…そうなの」

リム「でもオイラはただのネコ型ロボットだから、にゃーんもできにゃい」

由司「何もできなくないよ、パパにリムの説明書もらってよんだから」

リム「オイラの説明書?」

由司「えーと…ボケればツッコミをしてくれるって! ほら、じゃあ、ボケるね!? えーと、えーと…一発芸、ママが絶対言わないこと」

由司「コホン…おっぱいはでっかい方がサイコーです!」

明「とうっ」ガンッ

由司「~~っ…痛いぃぃ…」

明「全く…ダメですよ、そんなこと言ってちゃ。では」スタスタ

リム「体張りすぎにゃ」

由司「うーん…じゃあ…えーと、えーと…そうだ、ねえ、リムって確か、パパの脳みそをどうこうしてあるんでしょ?」

リム「正確みゃあ、りっちゃんの脳みそをあれこれなんのこんのをして、りっちゃんと同じ脳みそから弾き出せる色々ができるにゃ」

由司「じゃあ、パパとおんなじ発明とかできるの?」

リム「オイラは手が肉球だから作れないにゃ」

由司「えー…? それじゃあ意味ないじゃん」

リム「りっちゃんのバックアップみたいなもんにゃ。機械に繋げばてきとーに弄くり回して、色々できちゃうのにゃ」

由司「ほんとっ? じゃあさじゃあさ、5メートル立方パズルであそぼ? 作って、作って」

リム「オイラはそんなのやっても面白くにゃい…」

由司「あそんでよ…」ムスッ

リム「みゃあ…しゃあにゃいにゃあ…」シュタッ

 ウィ----ン ガンガンガン
 シャキィ----ン

リム「作ってやったにゃ」

由司「これ、3メートル立方になってない?」

リム「大きさは問題じゃにゃい。遊びたきゃ遊べにゃ」

由司「うん、ありがと、リム。ねえねえ、ヒントは?」カチャカチャ

リム「にゃんこにヒントにゃんかもらうにゃ」

由司「これ、難しい…手加減してよ…」カチャカチャ

 ――で、2時間後

由司「できたっ!」

リム「それ…りっちゃんが10歳の時に2日かけて解いたやつ…。ゆーじは頭いいみゃ」ポム

由司「ほんとっ? リム、もっと作って、ねっ?」

 リムのメモリーには3世紀先の技術と未来の夢がいっぱい詰まっています――。


 ――オマケ・悪友シャルル――

シャルル「お、凪じゃーん。お前さ、知ってる? 繁華街に、すっげえおっぱぶあんだぜ?」クイクイ ←肘で小突いてる

凪「ロリコン怪盗と来てたのか…。つか、おっぱぶ…って、あのいかがわしいとこだろ? だから何だよ?」

シャルル「ありすにさ、ちょびぃーっと大人にしてもらえば、もうおっぱいぺろぺろちゅぱちゅぱもみ砲台だぜ? 行こうぜ?」

凪「…いや、別に…気持ち悪いし。知らねえおっさんとかだって、そういうとこ行ってんだろ? そういうの、興味ねえし」

シャルル「はあ? 日本のエロ産業全然使えねえじゃん」

凪「使う気ねえし」

シャルル「それ絶対損だっつーの。見てるだけでもいいから行こうぜ? いや、絶対に行ったらお前、ハマる。絶対ハマるから」

凪「だ、大体、大人にしてもらうって、そんなんしてくれるはずねえじゃん。お前、それやってもらって前に何かされてんだろ? 聞いたし」

シャルル「あの手この手で騙くらかすんだっての」

凪「興味ない」

シャルル「…じゃ、ソープは? いいとこあんだぜ? 8万の高級ソープ、もうやべえの。マジ、これマジで美人揃い」

凪「…そういうの、素人童貞って言うんだろ」

シャルル「お前、あてあんの?」

凪「…………あて、ってほどじゃないけど…」

シャルル「いんの!? マジで? なあ、美人? なあ、おっぱい、どんくらい? 遊ばれてんじゃなくて? お前が、女? マジで?」

凪「だぁーっ、うるっせえな、バカ! お前に関係ねえだろ!」

シャルル「愛のことなら、俺に任せとけって。お前なんかより、よっぽど知ってるから。何、惚れてる段階? それともつきあってんの?」

凪「…こ、交換日記中…」

シャルル「ぷっ…ぷぷぷっ、交換日記? 交換日記ぃ~? 時代錯誤っつーか、何それ、小学生?」クスクス

凪「っ…じゃ、じゃあ、どうすればいいんだよ?」

シャルル「デート」

凪「…いやでも…まだ、早いっつーか…」

シャルル「何ビビってんだよ? これだからドーテーは」

凪「はあああっ!? じゃあお前、違うのかよ!?」

シャルル「…」ニヤニヤ

凪「え…マジで?」

シャルル「さあ~? でもぉ? お前みたいな、奥手すぎるのじゃ、いつまで経ってもなーんもならねえんじゃねえの?」

凪「…いや、絶対嘘。嘘に決まってるし」

シャルル「別に信じなくてもいいし? つーか、交換日記って何書くんだよ?」

凪「こないだは…料理談義した。めっちゃめちゃ料理上手いらしくて、レシピ書いてくれたから、それで作ったらもう最高すぎて」

シャルル「…はぁぁ…」

凪「何だよ!?」

シャルル「ガキだな」ニヤァ

凪「ぶっ飛ばす!」

シャルル「やめろ、お前、シャレにならなっ、死ぬ、それマジで死ぬか――」

凪「だから死ねぇええええええ―――――――――――――――っ!!」

 ドッゴォォォォォォォッ

 コートが使えなかったら、シャルルは死んでいました。
 その後もしつこくシャルルに色々と誘われまくったものの、凪はビビりなのか、固い決意なのか、絶対に行きませんでしたとさ――。


 日高屋の油そばて、お腹にたまるね
 そんなわけで、再開でござるよ~

 ちとお待ちくだされ~


 ――東京某所・綱野杜神社・轟家・キッチン――

まつり「ねむい…」

まつり「でも…おでん、作らなきゃ…おでんの神様が、あたしを待って…」

 クンクン

まつり「すごくいい匂い」

 クンクン
 フラフラ

まつり「そこにいるのは、誰だー!?」バッ

怜「あ、おはよう」

まつり「ぐはっ…お、男の子なのに…大胆に太腿を見せてくホットパンツと、あざとくないレベルにフリルのついたエプロン…」

まつり「ついでにこのすごくおいしそうなご飯の香り…」

まつり「怜くんて、生まれてくる性別間違ってない?」

怜「…そ、そんなことは…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 12/400
   C コート 126/300
   D バーニッシュ 47/200
 2 コミュ
 3 かっちゃん訓練
 4 おでん献上
 5 その他、自由行動



 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント595/100 アームMAX ガイア12/400 コート126/300 バーニッシュ161/200

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが?
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員
 豊臣レイラ:弾機の異能 徳川の仲間
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き
 美多勝正:美多組次期組長
 天宮怜:風の異能 男の娘(?)
 三笠宮御門:障壁の異能 妖刀持ち
 物部神子:怜が好きな女の子
 吉前魁:男の子
 織田翔太郎:黒炎の異能 徳川の仲間


 すまんの、バーニッシュが反映してなかった…
 とりあえず、気にせずにやっとくれ。これは安価に数えんので


まつり「殿下~」

まつり「…」

まつり「…いない…」

まつり「…うーん…」

まつり「どれくらい、寝ちゃうつもりなんだろう…?」

まつり「2、3日…数ヶ月、数年…数十年…さすがに、数百年単位なんてことは…」

まつり「……………ないと信じたいけど…」

まつり「…殿下、おでん、ここに置いておくからね」

まつり「…」

まつり「…ちゃんと、ちくわぶ入れといたからね」



 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 12/400
   C コート 126/300
   D バーニッシュ 161/200
 2 コミュ
 3 かっちゃん訓練
 4 その他、自由行動


 コートかバーニッシュはね、覚えた方がいいね
 でも、折角、アームをMAXにしたから、ガイアも覚えた方がええで
 いい塩梅で、ね☆

 【直下 コンマ判定】(精神:ちくわぶ+10)(アームMAX+20)(殿下の加護+10)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 161/200


 バーニッシュ 262/200

まつり「よーし、覚えた」

まつり「…」

まつり「…でも、要するに武器強くしちゃうだけなんだよね…」

まつり「…」

まつり「…まあいいや」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 かっちゃん訓練
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】
 1~3 徳川達が攻めてきたでぇ…
 4~6 御門と魁がどこかへ出かけていった
 7~9 お嬢と従者


まつり「~♪」

 スタスタ

まつり「あれ、御門と魁…おでかけ?」

御門「仕事…」

魁「ついてくの」

まつり「ふうん…。ついでに、おでん買ってかない?」

魁「ウインナー!」

御門「はあ? …んじゃ、怜に請求しといてくれ。おでんなあ…」

御門「ダイコンとモチ巾着と牛スジとこんにゃくを2つずつ」

まつり「まいど~♪」

御門「おら、持て」

魁「うん」

まつり「行ってらっしゃーい」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 と、徳川達が攻めてきたー
 4~6 そして閑古鳥がなく
 7~9 境内の隅で怜と神子がコン太郎達とたわむれてた。平和


まつり「…」

まつり「…暇だ」

まつり「…はあ…何か、身内にしか売れてない現状って、すごく良くない…」

まつり「でも、幽霊騒動をどうにかしなきゃ、それどころじゃないし…」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 かっちゃん訓練
 4 その他、自由行動


まつり「バーニッシュ覚えたよ」

勝正「そうか」

まつり「うん」

勝正「…だったら、バーニッシュの応用的な使い方でも教えてやろうか?」


 【安価下2】
 1 それで
 2 異能強度…やっぱ、ムリ?
 3 徳川達の居場所おせーて
 4 いつもどーりで
 5 その他、自由要望




まつり「異能強度の件って…」

まつり「やっぱり、ムリそう?」

勝正「そういえば、そういうのもあったな…」

まつり「ダメ?」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 すまんの
 7~9 今、東京に来てるんだって。直接教わってみて、ダメだったらダメっていう方向で…ってことに
  0  かっちゃん有能


勝正「いや、無理だな…」

勝正「どうも俺には理解が及ばない」

勝正「それに、有している異能の種類にもよって方法などが違うらしい」

勝正「だから悪いな」

まつり「そっか…」

勝正「じゃあ、やるか――」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 何も変わらず…
 7~9 バーニッシュの応用的な使い方を教わったで


勝正「よし、今日はここまでだ」

勝正「バーニッシュをかければ、そうそう獲物が壊れるということもなくなる」

勝正「そう考えれば多少の戦略の幅も広がるだろう」

まつり「分かった」

勝正「じゃあな」


 【安価下2】
 1 おでん献上
 2 コミュ
 3 一応日暮れまで、おでん屋台で待機するか
 4 その他、自由行動


怜「シール、ルール、ルーク、クール、ルーレット、トーク、クック、クルー、る…ルッコラ…蘭学、クインテット、トーン…」

怜「あっ…」

まつり「…何、してるの…?」

怜「…ひとりしりとり…」

まつり「あえての、ル攻めと、意外な負け方に驚きだよ」


 ↓1~3 怜とのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええで~


まつり「あのさー、ダメ元で聞いてみるんだけど」

怜「うん」

まつり「…異能強度? を上げる…訓練? トレーニング? みたいな方法って…ご存知?」

怜「異能強度、か…」


 【直下 コンマ判定】
 1~9 知らへん
  0  元フォース・ナンバースはダテじゃねえ


怜「いや、悪いけど…聞いたこともない」

まつり「そうだよねぇ…」

怜「…そもそも、あるの?」

まつり「あるらしい…っていうのは、聞いたことあるんだけど…」

怜「…そうなんだ…」

まつり「あとさ、これは割と信憑性もって聞くんだけどね?」

怜「?」

まつり「怜くん、好きな人いるんだっけ? 何か、デートみたいなこと、カラオケで言ってたじゃん?」

まつり「いるよね? ねっ?」

怜「……いる、けど…」

まつり「ふっふふーん♪ じゃあ、この御狐様の使いとして、巫女として、協力をするよ? おやすくしとくよ?」

怜「…いくら…? ていうか、お金とるの…?」

まつり「おでん、4種買ってくれたら」

怜「安い…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 最近、女の子としての友達扱いがぱないんだけど、どうすればいい?て
 4~6 2人きりでデートしたいから、いい場所教えて、って
 7~9 いっそ、このままの関係性でいいんじゃないかなって最近思っちゃってきてるらしい


怜「…2人きりで、デートしたいんだけどさ」

まつり「うんうん」

怜「何か、いい場所とか知らない?」

まつり「ざっくりだなあ…」

怜「雰囲気が良くって、楽しんでもらえて、あんまり小難しい知識とかいらなくて、でもありきたりじゃない、特別なような…」

まつり「ああ、条件が厳しい…」

怜「…ないかな?」

まつり「うーん…」

まつり「【安価下2】」

 1 ………あえての、登山、みたいな?
 2 スポーツ観戦…とか?
 3 その他、雰囲気が良くて楽しんでもらえて、小難しい知識がいらなくて、でもありきたりじゃない特別なデートスポット教えてあげて


まつり「オシャレなカフェとかは?」

怜「カフェ…」

まつり「うん」

怜「…でも、何すればいいんだろ?」

まつり「甘いスイーツ食べるだけでも嬉しいじゃん」

怜「そうだけど…カフェにデート行こう、っていうのも、何か…」

怜「話題とか…すぐに忘れちゃいそうで…」

まつり「注文が多いなあ…。あとは、いかにいいカフェを見つけるかだよ」

まつり「カフェ巡りとかは?」

怜「あ、それいいかも」

まつり「あらかじめ調べておいて、次から次へと面白いカフェに行けばさ、いいじゃん」

怜「ありがとう」

まつり「どういたしまして」

まつり「でさ?」

怜「まだあるの?」

まつり「…何か、用事があってこの辺に来たんだよね? 何しにきたの?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 落とし物捜索の依頼
 4~6 人探し
 7~9 ネコ探し


怜「御門がさ、あれでも探偵なんだ」

まつり「探偵? すごい、じゃあ殺人事件とか…」

怜「浮気調査とか、そういうのばっかりなんだけど」

まつり「ちぇっ…」

怜「で、人探しで来てて…。東京にいるんじゃないか、くらいの情報しかないから」

まつり「うわあ…」

怜「でも、報酬がいいからって御門が乗り気で、実際に探し出してから、めんどくさいってぼやき出しちゃって…」

怜「それで、東京行くならと思って…一緒についてきただけ」

まつり「へえ…仲いいんだね」

怜「…そうだね」


 【安価下2】
 さて、夜になった…
 1 今日も悪霊退治…いやでも、また出てくるんだろうなあ…
 2 切り裂き権兵衛は処理したし…ちょっとくらい…休んでもいいんじゃね…?


晃星「行かないのか?」

まつり「だって、絶対にまた、出てくるじゃん…」

まつり「そしたら、また危ない目に遭うだろうし…あの切り裂き魔は倒しちゃったしさ、ちょっとくらい…」

晃星「それはそうだが…」

晃星「でも、1日放置しただけでも悪霊が…」

まつり「だからって、永遠に繰り返すことになるだけだよ」

晃星「…分かった」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 12/400
   C コート 126/300
   D バーニッシュ 261/200
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:ちくわぶ+10)(アームMAX+20)
 コンマ二桁分加算
 コート 126/300


 コート 217/300

まつり「あー…夜に家にいるって…いいなあ…」

まつり「…」

まつり「心配はあるけど…」

まつり「でも、今のままじゃ、ダメだし…」


 【直下 コンマ判定】(夜-2)
 1~3 徳川達が攻めてきたぞー
 4~6 何か、町の方が騒がしい…暴れてんのかな…?
 7~9 平穏


まつり「…」

まつり「…町の方が、騒がしいかも…」

まつり「…暴れてるのかな…?」

まつり(そう言えば…御門と、魁って…まだ帰ってきてない…?)

まつり(あれに巻き込まれてたり…しない…よね…?)


 【安価下2】
 1 さらっと、様子見るだけ
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 寝よう
 5 その他、自由行動


まつり「殿下、まだ起きないかな…?」

まつり「おでん持ってきたよ~」

まつり「…」

まつり「朝持ってきたおでんが…減ってる…だと…!?」

まつり「殿下、食べたの…?」

<こーん

 ウジャウジャ

まつり「…て、コン太郎達か…」

まつり「…まあいいや…」

まつり「殿下、置いとくよー」

まつり「コン太郎達に食べられちゃわない内に食べるんだよ~」

まつり「…」

まつり「…うーん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~4 丑三つ時の襲撃…
 5~9 朝になったで


 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント595/100 アームMAX ガイア12/400 コート217/300 バーニッシュ261/200

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが?
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員
 豊臣レイラ:弾機の異能 徳川の仲間
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き
 美多勝正:美多組次期組長
 天宮怜:風の異能 男の娘(?)
 三笠宮御門:障壁の異能 妖刀持ち
 物部神子:怜が好きな女の子
 吉前魁:男の子
 織田翔太郎:黒炎の異能 徳川の仲間

徳川暇かよ


 >>435 まつりん達が邪魔だからね、消したいんだね、きっと

―――――

 ――東京某所・綱野杜神社・轟家・まつりの寝室――

まつり「Zzz…」

<ドッゴォォォォォォッ

まつり「っ…!?」

まつり「な、何…何の音…?」

 バンッ

晃星「まつり、ヤツらだ、すぐ起きろ!」

まつり「わ、分かった…」

晃星「先に行く」ダッ

まつり「今、何時…うわ、こんな時間に…もうっ…!」


 【直下 コンマ判定】(殿下の加護により、判定表変化)
 1~6 ザコっちい悪霊は鳥居さえくぐれないらしい。でも、あの悪霊集合体は入ってきとるわ…
 7~9 徳川・豊臣・織田、三者揃い踏みやでぇ…


徳川「出てきたな…ガキども」

晃星「夜を狙うとはな…」

まつり「だったら、今日こそ…負けない」

豊臣「威勢がいいねえ…」

織田「だが、ここで死ぬ」

晃星(2対3、か…。だが、鳥居から中へは悪霊が入れていない…)

晃星(となれば、あのリーダーらしいヤツの異能は封じているも同然だな…)

まつり(また境内で戦うとか…ほんっとに…何か、ヤダ…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 織田が黒炎で敷地中を燃やし始めおった。何かこう、不浄的なあれこれで殿下の加護的な感じに悪霊の侵入阻んでるのに弱まってく…(白目
 4~6 総攻撃とか…もうね、もう…
 7~9 怜参戦。御門はまだ帰ってないんだと


 ヒュォォォォォッ

怜「――昨日に引き続いて、今日もなんてね」

怜「協力するよ、2人とも。泊めてもらってるし、ご飯もご馳走になってるから」

まつり「怜…ありがと」

晃星「これで、3対3、か…」

徳川「それがどうした」

徳川「殺すぞ」

豊臣「ああ」

織田「分かっている…」


 【直下 コンマ判定】
 まつりんのお相手は…
 1~3 徳川
 4~6 織田
 7~9 豊臣


豊臣「それじゃあ、一番乗りっ…!」

 ググッ
 バシュンッ

 豊臣が両足をバネに変え、飛び出した。
 弾かれながら飛び出してきてまつりに迫り、引き抜いたナイフを振るう。

 ギィィィンッ

晃星「まつりっ――」

織田「相手をしてやる、小僧。かかってこい」

 シュボォォォォォッ

晃星「くっ…!」

豊臣「あの神主って、あんたの父親なんだろ?」

豊臣「あっけなく死んじゃったよねえ。…どうせ、娘のあんたも、とっとと死ぬんだろうけど」

まつり「っ――!」

 大薙刀を振り切り、豊臣を弾き飛ばす。
 しかし、着地と同時にバネになり、その勢いでさらに速く飛んできた。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 速え! 追いつけねえ! つえー!
 4~6 ああ…どんどん、速くなってく…後手に回るしかないのに、後手に回ったらどんどんスピードアップされてまう…
 7~9 まつりんナメんなよ


まつり「速っ――」

 ドッゴォォォォッ

 大薙刀をかいくぐり、豊臣の拳がまつりの腹部に炸裂した。
 弾き飛ばされながら大薙刀を地面に突き刺し、勢いを殺しながら止まるが、すでに豊臣が追撃に出ていた。

豊臣「勇ましいこと言っちゃって、しょせん、その程度だなっ…!」

 ブンッ
 ギャリィンッ

 すかさず、尻尾で大薙刀の柄を握り直し、ナイフを受け止める。
 甲高い金属音が響くものの、受けたナイフが大薙刀をすり抜けるように動いた。
 腕だけをバネに変えて、関節を全く無視した動きで強引にすり抜けてきていた。

 ズバァァッ

まつり「っ――」

豊臣「ほら、かわいい顔が台無しじゃないか」


 【安価下2】
 1 尻尾で捕まえる
 2 だったら、バネで向かってくるとこにカウンターだ
 3 その他、どう戦うよ?


まつり「っ…この…!」

 シュルルルッ
 ガシィッ

 頬をナイフで引き裂かれながら、まつりは豊臣の体を捕まえた。
 思いきり大薙刀を振り上げて切りつけにかかったが、身体がバネに変わって伸び、その隙間を刃が通過してしまう。

豊臣「あら、残念――」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 バネの間に尻尾を挟み込まれて痛い! しかもさらに攻撃しかけてきた…!
 4~6 捕まえてたのに逃れられた!
 7~9 まだまつりんの攻撃は終わってへん!


 バシンッ

まつり「あぐっ…!?」

 豊臣が伸びていた身体を戻すと、まつりの尻尾がバネの間に挟み込まれた。
 潰し切られてしまったかのような痛みに奥歯を噛み締めると、豊臣がまつりの後頭部の髪を掴む。

豊臣「ねえ今、どんな気分? 惨め? 悔しい?」

豊臣「そのまま死んじゃえよ」

 ドッゴォォォォッ

 顔面に思いきり膝蹴りを食らって、まつりが蹴り飛ばされた。
 さらに豊臣がピラーを発動し、吹き飛ばされていたまつりの体を強く突き上げる。

まつり「っ…」

豊臣「はい、ゲームオーバー」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無
 4~6 どうにか避けたけど、ダメージはでかいでぇ…
 7~9 カウンター食らわしてやったけど、ダメージはあるでぇ…


まつり「負けない…!」

 トドメを刺しに来た豊臣に、大薙刀を繰り出した。
 難なく避けられてしまったが、すかさず尻尾で持ち替えて大きく弧を描きながらさらに振るう。

 ブゥンッ
 ザシュゥゥッ

豊臣「っ…!」

 浅かったが、豊臣の脇腹から血が滲んだ。
 大薙刀を杖のようにして体重を預け、まつりが立ち上がる。

まつり「ふぅーっ…ふぅーっ…」

豊臣「生意気…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 キレやがった…
 4~6 油断と容赦ゼロで向かってきおった
 7~9 幽霊がいなけりゃね、うん


豊臣「だったら…徹底的に殺す」

豊臣「もう二度と、反撃なんかさせない」

豊臣「惨めったらしく、死んでいけ…!」

 バシュンッ

まつり(やっぱり、速いっ…!)

 ギィィィンッ
 スルッ
 ズバァッ

まつり「ぐっ…!」

 豊臣の攻撃を受け止めても、瞬間的にバネになった腕が薙刀をすり抜けてくる。
 距離を詰められてしまうと尚更、大薙刀のリーチが仇となって対処の難易度を引き上げてしまっていた。

豊臣「ほら、ほら、ほらぁっ!」

 ザシュッ
 ズバッ
 ズンッ

豊臣「動けなくしてから、念入りに殺してやるよ!」

まつり「っ…ぐっ…!」


 【安価下2】
 防戦一方…
 1 だったらこっちも、ダメージ覚悟で9本の尻尾で猛攻撃じゃい!
 2 凌ぎながら勝機を伺ってみる…勝機あるかは不明
 3 その他、どうする?


まつり「っ…ぐぐっ…!」

 ギィンッ
 ザシュッ
 ズバッ

豊臣「どうしたの? 負けないとか抜かしてたよな? なぁっ!?」

 ドゴォォォッ

まつり「っ…ふぅ…はぁっ…」

豊臣「…じゃあ、終わり」

まつり「…独楽ちゃーん! 幽霊、いないよー! 助けてー!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 思い届かず
 4~6 声届かず
 7~9 聞き届けた


豊臣「今さら誰に、助けを求めてる?」

豊臣「どうせ誰も来やしな――」

 ヒュォォォッ
 ドッゴォォォォォッ

豊臣「っ…!?」

 飛来したボールが、豊臣にぶつかって弾き飛ばした。

まつり「はぁっ…はぁっ…こ…独楽ちゃん…」

独楽「ほ…ほんとに、いない…?」

まつり「大丈夫!」

独楽「ふぅ…だったら…コホン…もう大丈夫だよ」

まつり「独楽ちゃん…!」

豊臣「チッ…今さら…」

独楽「異能管理機関の名において、異能の不正使用の現行犯で捕縛します」チャキッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 コマちゃんはほら…現場から離れてたから…
 4~6 いけいけこまちゃん
 7~9 こまちゃんつえー


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 独楽の「応援を呼ぶ」攻撃! ちょびっとすれば、長官直々の要請で、ガンガン機関がやってくるぜ!
 奇数 黒炎が燃えまくっちゃって、殿下の加護的な結界みたいのが破られて悪霊入ってきて、こまちゃんが失神した。つかえねー…
 ※0は偶数扱いなんや


 ズズ…
 ズズズ…

独楽「じゃあ、ちゃっちゃとやっつけちゃおう」

まつり「うん」

豊臣「まあいい…。どうせ、邪魔するなら殺すだけだ」

独楽「唸れ、ピースメーカー!」チャキッ

 パァンッ
 パァンパァンッ

 独楽が拳銃を抜き、発砲をした。
 バーニッシュのかけられた弾丸を豊臣が避けていくが、直線的な動きを見切った上での発砲は避けた先で被弾をする。

豊臣「っ…!」

独楽「怯んだ――そこだっ!」ダッ

まつり「いけ、独楽ちゃん!」

 ズズズ…
 ズォォォォォォッ

まつり「あれっ…この、感じ――」

 境内が揺れ、鳥居の方から何かが押し寄せてきた。
 そして、悪霊の大軍が境内になだれ込んでくる。

独楽「えっ――」ブワァァァッ

 それを目視して、独楽が全身を粟立たせた。
 まつりが状況を認識する前に独楽が泡を吹きながらどさりと倒れ込む。

まつり「こ…独楽ちゃーん!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 でもって豊臣にやられた…南無…
 4~6 あかん…もうこれ、あかん…
 7~9 悪霊を相手にしながら、豊臣まで相手せにゃならんとかね…もうね…


豊臣「口先だけか…だったら後回しにしてやる…!」

まつり「うわあ、こ、こっちきたー!?」

 オォォォオオオオオオオオオ…

 亡者が雄叫びを上げた。
 豊臣が飛び出し、まつりに向かう。

 ギィィィンッ
 ガシッ

まつり「っ…悪霊がっ…離れて――!」

豊臣「その前に、目の前のあたしに集中しな!」

 ズッバァァァッ


 【安価下2】
 1 それでも、戦うしかあらへん…
 2 神社捨てて逃げる…しか…
 3 その他、どないしよ?


 豊臣の一撃が、まつりの左腕を切り裂いた。
 骨まで刃は到達して、激痛とともに夥しい血が流れ出す。

まつり「っ…!」ブンッ

 ヒョイッ

豊臣「今の時間なら、この悪霊どもは絶好調だ」

豊臣「あたしと悪霊、同時に相手できるならしてみな」

まつり(ヤバい…ヤバいヤバい、これは、ヤバすぎる…!)

豊臣「何をしようが、死ぬだけなんだけどねぇ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無…
 4~6 なぶられる…
 7~9 どーにかこーにか…


まつり「っ…!」

 ズバッ

 血飛沫が舞う。
 大薙刀は避けられ、踏みつけられて地面に刃を叩き落とされる。

豊臣「そらぁっ!」

 ザシュゥゥッ

まつり「ぐっ…!」

豊臣「痛いか? 苦しいか? 怖いか? ――そのまま、死んじまえ!」

 ズブゥゥゥッ…

 豊臣のナイフが、とうとうまつりの心臓を突き刺した。
 力が入らなくなって倒れこむと、悪霊が群がってまつりの体を飲み込んでいく。

豊臣「邪魔するから、こうなったんだよ」


                                ―――――― DEAD END


 独楽ちゃんがなあ…
 0奇数で呆気なかったからなあ…

 状況は最悪です
 ぶっちゃけ、これ、昨日に引き続いて死にまくりになるかも…

 【安価下2】
 リトライ先を選んでね☆
 1 >>472
 2 >>474
 3 >>478


豊臣「口先だけか…だったら後回しにしてやる…!」

まつり「うわあ、こ、こっちきたー!?」

 オォォォオオオオオオオオオ…

 亡者が雄叫びを上げた。
 豊臣が飛び出し、まつりに向かう。

 ギィィィンッ
 ガシッ

まつり「っ…悪霊がっ…離れて――!」

豊臣「その前に、目の前のあたしに集中しな!」

 ズッバァァァッ


 【安価下2】
 1 それでも、戦うしかあらへん…
 2 神社捨てて逃げる…しか…
 3 その他、どないしよ?


 豊臣の一撃が、まつりの左腕を切り裂いた。
 骨まで刃は到達して、激痛とともに夥しい血が流れ出す。

まつり「っ…!」ブンッ

 ヒョイッ

豊臣「今の時間なら、この悪霊どもは絶好調だ」

豊臣「あたしと悪霊、同時に相手できるならしてみな」

まつり(ヤバい…ヤバいヤバい、これは、ヤバすぎる…!)

豊臣「何をしようが、死ぬだけなんだけどねぇ!」

まつり(こうなったら、もう――)キッ

まつり「でぇえええええい!」

 大薙刀を振り上げて、同時に土煙を巻き上げた。
 尻尾で失神した独楽を掴み、周囲を見る。

まつり「晃星、怜! もう、逃げよう! どっかに、でなきゃっ…!」

豊臣「逃すはずないんだよ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無…
 4~6 怜はフットワーク軽いからね
 7~9 めっちゃくちゃな砂塵が舞い上がった。晃星の異能だ!


豊臣「ここで死ねよ、小娘ぇっ…!」

 ズバッ

 血飛沫が舞う。
 大薙刀は避けられ、踏みつけられて地面に刃を叩き落とされる。

豊臣「そらぁっ!」

 ザシュゥゥッ

まつり「ぐっ…!」

豊臣「痛いか? 苦しいか? 怖いか? ――そのまま、死んじまえ!」

 ズブゥゥゥッ…

 豊臣のナイフが、とうとうまつりの心臓を突き刺した。
 力が入らなくなって倒れこむと、悪霊が群がってまつりの体を飲み込んでいく。

豊臣「邪魔するから、こうなったんだよ」


                                ―――――― DEAD END


 うん…
 状況は、悪いです

 ぶっちゃけ、コンマに死亡が必ず入ってきちゃうレベルであかん
 0奇数のせいで、もう詰みかけ。こりゃ、また0を出すしかねえな!

 【安価下2】
 リトライ先を選んでね☆
 1 >>472
 2 >>474
 3 >>478


 ズズ…
 ズズズ…

独楽「じゃあ、ちゃっちゃとやっつけちゃおう」

まつり「うん」

豊臣「まあいい…。どうせ、邪魔するなら殺すだけだ」

独楽「唸れ、ピースメーカー!」チャキッ

 パァンッ
 パァンパァンッ

 独楽が拳銃を抜き、発砲をした。
 バーニッシュのかけられた弾丸を豊臣が避けていくが、直線的な動きを見切った上での発砲は避けた先で被弾をする。

豊臣「っ…!」

独楽「怯んだ――そこだっ!」ダッ

まつり「いけ、独楽ちゃん!」

 ズズズ…
 ズォォォォォォッ

まつり「あれっ…この、感じ――」

 境内が揺れ、鳥居の方から何かが押し寄せてきた。
 そして、悪霊の大軍が境内になだれ込んでくる。

独楽「えっ――」ブワァァァッ

 それを目視して、独楽が全身を粟立たせた。
 まつりが状況を認識する前に独楽が泡を吹きながらどさりと倒れ込む。

まつり「こ…独楽ちゃーん!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 でもって豊臣にやられた…南無…
 4~6 あかん…もうこれ、あかん…
 7~9 悪霊を相手にしながら、豊臣まで相手せにゃならんとかね…もうね…


豊臣「人の心配してる場合かよっ!」

 バシュンッ

まつり「っ…!?」

 失神した独楽に気を取られたまつりの前に、豊臣が現れる。
 逆手に握られたナイフがまつりの首に当たり、そのまま勢いで押し切られた。

 すぽんと外れるようにして頭が飛ぶ――。

豊臣「あと2人――」


                                ―――――― DEAD END


 う、うーん…
 うん…うん…

 あかん…
 死亡エンドしか見えへん…


【安価下2】
 リトライ先を選んでね☆
 1 >>472
 2 >>474
 3 >>478


 ズズ…
 ズズズ…

独楽「じゃあ、ちゃっちゃとやっつけちゃおう」

まつり「うん」

豊臣「まあいい…。どうせ、邪魔するなら殺すだけだ」

独楽「唸れ、ピースメーカー!」チャキッ

 パァンッ
 パァンパァンッ

 独楽が拳銃を抜き、発砲をした。
 バーニッシュのかけられた弾丸を豊臣が避けていくが、直線的な動きを見切った上での発砲は避けた先で被弾をする。

豊臣「っ…!」

独楽「怯んだ――そこだっ!」ダッ

まつり「いけ、独楽ちゃん!」

 ズズズ…
 ズォォォォォォッ

まつり「あれっ…この、感じ――」

 境内が揺れ、鳥居の方から何かが押し寄せてきた。
 そして、悪霊の大軍が境内になだれ込んでくる。

独楽「えっ――」ブワァァァッ

 それを目視して、独楽が全身を粟立たせた。
 まつりが状況を認識する前に独楽が泡を吹きながらどさりと倒れ込む。

まつり「こ…独楽ちゃーん!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 でもって豊臣にやられた…南無…
 4~6 あかん…もうこれ、あかん…
 7~9 悪霊を相手にしながら、豊臣まで相手せにゃならんとかね…もうね…


まつり「っ…こん、のぉっ…!」

 ブゥンッ
 ズッバァァァッ

 バーニッシュをかけた大薙刀の一撃で、群がってきた悪霊をまとめて切り裂いた。
 振り切った後の隙を突くようにして豊臣が突撃をしてくるが、振り切った大薙刀の勢いを殺さぬまま尻尾で持ち替えてさらに振るう。

 ブンッ
 ガシィッ

豊臣「甘いんだよ…!」

 大薙刀が受け止められ、逆に振り回された。
 そのまま地面に叩きつけられるが、尻尾を使って跳ね起きる。

まつり「はぁっ…ふぅっ…」


 【安価下2】
 1 この際、悪霊は無視して豊臣に猛攻しかけてみよう
 2 悪霊が邪魔すぎるよ…こいつら先にやっつけよう
 3 その他、どうしよ?


まつり「だったら…先に悪霊から…!」ダッ

 ブンッ
 ズバァァァッ

豊臣「それを待ってやると思ってんのか!?」ダンッ

まつり「邪魔、しないでぇっ…!」

 迫ってきた豊臣を、尻尾で受け流す。
 同時に体を回転させて大薙刀で悪霊を散らしたが、豊臣は跳ね返りながら襲ってくる。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無…
 4~6 豊臣と悪霊のコンビネーションがヤバい
 7~9 つーかこれ、悪霊とか際限なく沸いてくるから…蹴散らしても意味ねえよ…


豊臣「そらよぉ!」

まつり「ああ、もうっ…!」

 悪霊を巻き込みながら大薙刀を振るい、豊臣の攻撃を受ける。
 腕をバネにして、すり抜けてくる攻撃もさらに尻尾で弾き落として後退することで難を逃れる。

まつり(て言うか…この悪霊…どんだけ倒しても、キリないよ…!)

まつり(ほんとに無尽蔵に出てきちゃう…!)

豊臣「もうおしまいか?」

まつり「っ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 皆が皆、劣勢だよ…
 4~6 てゆーか、悪霊と同時に相手取っちゃって、もう体力的にもつらたんなんだよ…
 7~9 妖刀と鬼の手が戻ってきた


<ドゴォォォォォッ

<ズガァァァッ

まつり「っ…」

豊臣「他の小僧どもも、随分苦戦してるじゃないか」

豊臣「さっさと消えちまえ」

まつり「…でも…負けたくない…」

まつり「絶対に、負けないっ…!」

豊臣「…口だけは、立派だな」


 【安価下2】
 1 玉砕覚悟で猛攻撃や!
 2 そうだ、朝を待とう! 持ちこたえればええんや! …あと、2時間弱くらい…かな…?
 3 その他、どうしよ?

まともな案がないな、あたまが悪いからか?


まつり(こうなったら…朝を待つしかない…?)

まつり(夜明けが来れば、この幽霊達も活動ができなくなるはずだし…)

まつり(あとどれくらいだろ…? まだまだ、時間はあるけど、持ちこたえられれば…!)

豊臣「何考えてるか知らないけど、どうせそんなの通用しないんだよっ…!」

まつり「っ…!」

 バシュンッ
 ギィィィンッ
 ガシッ

まつり「足が、掴まれ――」

豊臣「そうらっ…!」

 豊臣の攻撃を受けるが、悪霊に足を掴まれて引きずられた。
 体勢を崩し、豊臣のナイフが迫ったが尻尾で弾き返し、体も尻尾で支えきる。

豊臣「だったら、こうだ…!」

 ズガガガガッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無…
 4~6 うぎゃー…
 7~9 朝までとか…これ、ムリやろ…


 >>527-528 是非とも、その他自由選択肢を活用してくだされ! …うまくいくかは、保証できませんが…(震え声

―――――

 豊臣が連続でナイフを突き出しまくった。
 捌ききれずにまつりの体に何度もナイフが突き刺さる。

まつり「~っ…!」

豊臣「悪霊!」

 ガシガシィッ

まつり「っ…しまっ――」

豊臣「そらよぉっ…!」

 ズッバァァァッ

 まつりの脇腹を、深くまでナイフが抉り、切り裂いた。
 激痛と傷口の凄まじい熱でまつりは息を止めながら痛みに耐える。


 【直下 コンマ判定】
 1~6 南無…
 7~9 虫の息…


豊臣「すぐに楽にしてやるよ…」

まつり「っふ…っは…」

 片手で傷口を押さえ、まつりはどうにか立つ。
 尻尾で悪霊を振り払うものの、僅かな動きの振動だけでも膝から崩れ落ちそうだった。

豊臣「さっさと、楽になっちまえ…!」

 ダンッ

まつり「っぐう…!」

 ブゥンッ

 気力を振り絞り、まつりが大薙刀を振るった。
 だが、豊臣は容易くそれをかいくぐって、まつりの鎖骨から心臓まで、ナイフを突き立て引き下ろす。

 ズッバァァァッ
 ブシャアッ…

まつり「っ――」

 ドサッ…

豊臣「ふんっ…」


                                         ―――――― DEAD END


 うーむ…うーむ…
 どうしよう…これはちょっと、ひどくなってきてる…

 うーむ…うむむむ…
 ……………どないしよう…

 0偶数出りゃいけるやろ~ってやってたんだけど、出る気配がねえ…
 うーむ、うーむ…やべえな、これ…

 …………0、出そう(提案
 次にまた死んじゃったら…うーん…何か、考える…

 【安価下2】
 1 >>524
 2 >>529
 3 >>533


<ドゴォォォォォッ

<ズガァァァッ

まつり「っ…」

豊臣「他の小僧どもも、随分苦戦してるじゃないか」

豊臣「さっさと消えちまえ」

まつり「…でも…負けたくない…」

まつり「絶対に、負けないっ…!」

豊臣「…口だけは、立派だな」


 【安価下2】
 1 玉砕覚悟で猛攻撃や!
 2 そうだ、朝を待とう! 持ちこたえればええんや! …あと、2時間弱くらい…かな…?
 3 その他、どうしよ?


まつり「口だけじゃ、ないっ…!」ダンッ

 まつりから豊臣に向かっていく。
 同時に豊臣もバネを使った加速で対峙した。
 交錯と同時に放たれたナイフの一撃を尻尾で捕まえ、他の尻尾で殴りつける。

豊臣「コート…!」

まつり「まだ、まだァッ…!」

 コートで初撃を受け流されるが、さらに連打を重ねた。
 さらに大薙刀を振り回すが受け流される。掴んでいた尻尾で豊臣を地面に叩きつけるが、その勢いを反動にして飛び上がる。

 ズッガァァァァァッ

 渾身の一撃がまつりの腹部に撃ち込まれたが、そのまま尻尾で短く持った大薙刀を振り下ろした。

 ドッゴォォォォォッ

豊臣「っ…」

まつり「はぁっ…はぁっ…まだ、やれる…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ぼろっぼろになりながらも攻めまくるで
 4~6 徐々に押し始めたで
 7~9 火事場のクソ力やで


豊臣「だったら、真正面からボロ雑巾にしてやるよっ…!」

まつり「望むところぉっ…!」

 尻尾を使ってまつりが飛び出した。
 大薙刀を振るうがコートで受け流され、顔面に拳を受ける。
 それでも尚、両足で豊臣の体を挟んで固定し、9本の尻尾でタコ殴りにしていく。

 ドゴゴゴゴッ

豊臣「うざってえ…!」

 ダンッ
 ドッゴォォォォォッ

 豊臣が片足でピラーを使い、まつりを跳ね上げた。
 それでも尻尾で大薙刀の柄の一番下を持ち、遠心力を乗せながら一気に振り下ろす。

 ズガァァァァッ

 地面を砕き、その跳ね上がった土塊で豊臣を攻撃した。
 たまりかねてコートを使ったところへ、さらに尻尾で猛攻撃をしかけたが、尻尾を掴まれて叩きつけられる。

豊臣「しぶてえな…!」

まつり「あたしが…この神社を…守るんだっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アウチな一撃もらってもーた…
 4~6 とうとう、まともに一撃ぶち当てた!
 7~9 助っ人こいやぁ!


豊臣「そういうのが、1番――うぜえっ!」

 ドッゴォォォォォォォッ

 豊臣の拳が、まつりのこめかみに直撃した。
 脳を揺らされながら地面に思いきり叩きつけられてしまう。

まつり「っ…」ヨロッ

豊臣「威勢のいいこと言って、結局それだ」

豊臣「力もねえのにイキガルな…」

まつり「それ…で、も…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 南無…
 4~6 もうすぐ朝だ…
 7~9 助っ人きてぇ…


豊臣「いいから、死ねよ…!」

 ダンッ

 豊臣が飛び出す。
 尻尾で反撃を試みるが、大した力などなかった。

 ぺしん、と力なく豊臣に尻尾がぶつかる。
 それを無視し、無慈悲に豊臣がナイフを振り下ろす。

 ドスゥゥゥッ…

まつり「っ…」

豊臣「勝てやしねえんだよ、現実を知れ」


                       ――――― DEAD END

殿下の加護でコンマ表が変わったのが全ての間違いだったんや…


 おいコンマ神
 おいら、けっこーコンマ神には媚びへつらってるんやで?

 なのに何でいつもいつも天の邪鬼みたいなマネすんねん…
 やっぱさ、ここのコンマ神て>>1のこと嫌ってると思うよ、うん

 >>569
 殿下の加護がなかったら、最初っから悪霊がうじゃうじゃと境内に入ってましたよ、っと
 呆気なく神社が丸ごと燃やされちゃって、行く宛てがなくなっていたんですよ…っと


 【安価下2】
 リトライ先を選択してちょんまげ。コンマ表甘くしてるから! 底コンマ連発なんて確率の低いことにならなきゃだいじょぶやから!
 1 >>553
 2 >>557
 3 >>561


まつり「口だけじゃ、ないっ…!」ダンッ

 まつりから豊臣に向かっていく。
 同時に豊臣もバネを使った加速で対峙した。
 交錯と同時に放たれたナイフの一撃を尻尾で捕まえ、他の尻尾で殴りつける。

豊臣「コート…!」

まつり「まだ、まだァッ…!」

 コートで初撃を受け流されるが、さらに連打を重ねた。
 さらに大薙刀を振り回すが受け流される。掴んでいた尻尾で豊臣を地面に叩きつけるが、その勢いを反動にして飛び上がる。

 ズッガァァァァァッ

 渾身の一撃がまつりの腹部に撃ち込まれたが、そのまま尻尾で短く持った大薙刀を振り下ろした。

 ドッゴォォォォォッ

豊臣「っ…」

まつり「はぁっ…はぁっ…まだ、やれる…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ぼろっぼろになりながらも攻めまくるで
 4~6 徐々に押し始めたで
 7~9 火事場のクソ力やで


豊臣「だったら、真正面からボロ雑巾にしてやるよっ…!」

まつり「望むところぉっ…!」

 尻尾を使ってまつりが飛び出した。
 大薙刀を振るうがコートで受け流され、顔面に拳を受ける。
 それでも尚、両足で豊臣の体を挟んで固定し、9本の尻尾でタコ殴りにしていく。

 ドゴゴゴゴッ

豊臣「うざってえ…!」

 ダンッ
 ドッゴォォォォォッ

 豊臣が片足でピラーを使い、まつりを跳ね上げた。
 それでも尻尾で大薙刀の柄の一番下を持ち、遠心力を乗せながら一気に振り下ろす。

 ズガァァァァッ

 地面を砕き、その跳ね上がった土塊で豊臣を攻撃した。
 たまりかねてコートを使ったところへ、さらに尻尾で猛攻撃をしかけたが、尻尾を掴まれて叩きつけられる。

豊臣「しぶてえな…!」

まつり「あたしが…この神社を…守るんだっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アウチな一撃もらってもーた…
 4~6 とうとう、まともに一撃ぶち当てた!
 7~9 助っ人こいやぁ!




豊臣「そういうのが、1番――うぜえっ!」

 豊臣が飛び出し、ボロボロのまつりに向かっていった。
 どうにか大薙刀を構えようとしたが、その前に豊臣が迫る。

まつり「っ――」

勝正「命令だ、全員、その場で気をつけ、3秒!!」

 ビッシィィィィッ

 その声がすると、誰もがぴしっと気をつけの姿勢を取った。
 直後、まつりに迫っていた豊臣が現れた勝正に殴り飛ばされる。

 ドッゴォォォォォッ

まつり「…か…勝正、さん…?」

勝正「済まないな、遅れた。ヤツらが動いたことは掴んだんだが、あふれ返った幽霊のせいで手間取った」

勝正「徳川唯一、豊臣レイラ、織田翔太郎、お前らのことは掴んでいる」

勝正「これ以上、この場に留まるのであれば美多組次期組長、この美多勝正が全員、タダでは置かないぞ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 帰る気なんて毛頭ないらしい
 4~9 撤退してった


徳川「ヤクザが何だ」

豊臣「退けって言われて、退くヤツがどこにいるんだよ?」

織田「美多組か…邪魔をするなら、お前も消してやる」

勝正「そうか、退くつもりはないか」

勝正「だったら、いいだろう。警告はしたぞ」

豊臣「いきなり出てきて、ぶん殴りやがって…。ぶっ殺してやるよ!」ダンッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 勝正が助っ人参戦するだけとか…もうね…
 4~6 機関にも通報しておいてくれたらしい
 7~9 美多組の腕利きも多数参戦で状況をひっくり返されて、撤退してった


勝正「頭が弱いらしいな」

勝正「俺に牙を剥いたこと、後悔させてやるぞ…!」スラァァンッ

 ギィィィンッ

 勝正が長ドスを抜き、迫ってきた豊臣に斬りかかった。
 腕がバネに変化して長ドスをすり抜けるが、それをコートでさらに無効化して勝正が蹴りを叩き込む。

 ドッゴォォォッ

勝正「まつりちゃん、コートはこういう使い方だ。覚えた方がいい」

まつり「あ…うん…」

豊臣「何をレクチャーしてんだ…!」

勝正「弱小グラスパーを痛めつけて悦に浸る外道など、教材で充分だ!」

 豊臣がさらに加速して向かっていき、勝正の反応を上回って攻撃した。
 首筋を切り裂かれるが、すかさず勝正は振り返り、逃れゆく豊臣の足を掴んで地面に叩きつける。
 それと同時にピラーを発動し、顔面にそれをぶつけた。

豊臣「っ――」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 頑丈だな、豊臣
 4~6 いけ、勝正
 7~9 勝正さん、さすがやでぇ


 ドッゴォォォォッ

勝正「俺は義理人情は通すが、外道には容赦しないぞ」

 顔面を叩き上げられて浮いた豊臣に、勝正が長ドスを向けた。
 容赦なく振り切った攻撃を豊臣はとっさにコートで受け流したが、すかさず勝正は蹴りを叩き込んだ。

 ドッガァァァンッ…

豊臣(こいつ…戦い馴れてる…)

勝正「腕の2本でも切り落とせば、撤退せざるをえないだろうな?」

 チャキッ

豊臣「やれるもんなら、やってみろ――!」

 ダンッ

 豊臣が思いきり跳ねた。
 勝正が腰だめから長ドスを振り切ったが、その刃はまだ届かない。

豊臣「早まったな…!」

勝正「バーニッシュ・インクリース!」

 ズバァァァッ
 ドゴォォォッ…

 延伸された刃が、豊臣を切り裂いた。
 彼女の体に赤い線が刻みつけられて、切られた衝撃で地面に転がる。

豊臣「っ…ふ…ぁ…」

勝正「まだ、やるか?」チャキッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 豊臣の人質攻撃…こ、こまちゃーん!
 4~6 向かってきたから、宣言通りに両腕をかっちゃんが切り落としたぜ
 7~9 撤退してった


豊臣「だ、ったら…!」

 ガシッ

まつり「あっ…独楽ちゃん…!」

豊臣「…人質だ…。殺されたくなかったら、武器を捨てろ」

勝正「…」

豊臣「おい…どうすんだよ?」ギリッ

まつり「っ…か、勝正さん…?」

勝正「はぁ…」

勝正「命令する。――人質を解放しろ!」

 ビッシィィィッ

豊臣「っ…!」

勝正「重ねて命じる、俺にかかってこい」

豊臣「この…この野郎がぁあああああ――――――――――――――っ!」ダンッ

勝正「そんな卑怯な戦法で、俺に勝てると思うな」

 一直線に、豊臣が勝正へと突撃する。
 ふぅーっと息を吐き出し、それを勝正が止めた。
 同時に長ドスが動き出して、バネになってばらけた豊臣の体を空振りする。

勝正「っ――」

豊臣「調子に乗るんじゃねえ…!」

勝正「なるほど――だが、一歩、及ばないな」

 豊臣のナイフが、勝正の首を狙った。
 だが、それをコートで受け流して、同時にピラーを発動。

 ドッゴォォォォッ

 再び突き上げられた豊臣の、無防備な体に勝正が長ドスを振り下ろす――。

 ズッバァァァァッ


 【直下 コンマ判定】(仲間撃破+3)
 1~4 それでも、徳川と織田は撤退しようとしない…
 5~9 さすがに撤退していった…


 ドサァッ…

勝正「まだ、やるつもりか!?」

 豊臣が胴切りにされ、絶命した。
 離れたところで戦闘を続けていた徳川と織田が、アイコンタクトをかわす。

徳川「美多勝正――いいだろう、その気なら、お前も消す」

織田「…仲間の仇だ、眠れない夜を過ごせ」

勝正「その手の脅し文句など、聞き飽きた。海外まで逃げれば、こちらも追いはしない」

勝正「退け」

 ザッ
 ザッ

まつり「…か…帰ってく…」

勝正「…」チンッ

勝正「大丈夫か?」

まつり「…っ…痛っ…今に、なって…」

 タタタッ

晃星「まつりっ…大丈夫か?」

まつり「うっ…痛い…」

晃星「命に別状は、なさそうだな、良かった…」

勝正「…随分と、荒れてしまったな。こっちで、人を集めて直すか?」

晃星「…」ジロッ

勝正「…何だ?」


 【直下 コンマ判定】(恩+3)
 1~3 晃星は勝正を追い払った
 4~6 堪えながら丁寧にお断りした
 7~9 晃星がかっちゃんにお礼を言った


 0くるのおせーよ!!

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 新しい正義の形を見つけた
 奇数 こ、晃星とかっちゃんが…し、親戚だってー!? でもって、晃星が正義厨になったのは美多組絡みだってー!?
 ※0は偶数扱いなんや


晃星「覚えてないのか…」ギリッ

勝正「…?」

晃星「礼は言っといてやる。だが、俺は、お前が憎い」

晃星「…俺は、久河晃星」

勝正「久河…? じゃあ――」

晃星「お前のせいで、お前ら美多組のせいで、俺はっ…!」

まつり「…晃星…?」

勝正「…禍根は認めよう。…ならば、今は去る」

晃星「…」ギリッ

勝正「だが…いや、何も言うまい…」ザッ

晃星「…」

まつり「晃星…?」

晃星「…」


 【直下 コンマ判定】
 偶数 晃星「美多組のせいで…生まれてくるはずだった、兄弟が死んだんだ…。許せるはずが、ない…」ギリッ
 奇数 晃星「美多組のせいで、俺の家は…」ギリッ
 ※0は偶数扱いなんやで


晃星「美多組のせいで、俺の家は…」ギリッ

まつり「…晃星…」

晃星「…まつり、手当てをする。家に」

まつり「…うん」

晃星「それと、怜、ありがとう…。助かった」

怜「…うん、いいよ。無事だったから」ボロッ



 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント595/100 アームMAX ガイア12/400 コート217/300 バーニッシュ261/200

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが?
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き
 美多勝正:命令の異能 美多組次期組長
 天宮怜:風の異能 男の娘(?)
 三笠宮御門:障壁の異能 妖刀持ち
 物部神子:怜が好きな女の子
 吉前魁:男の子
 織田翔太郎:黒炎の異能 徳川の仲間


<何だ、こりゃ?

<ぼろぼろだった

<あ、御門、魁っ…良かった、夜、すごいことになってて…

<ほおーん…? 無事だったのか?

<どうにかね…

まつり「んぅ…御門と…魁、帰ってきたのか…」

まつり「…今、何時だろ…14時…寝た気が、しない…」ムクッ


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 12/400
   C コート 217/300
   D バーニッシュ 261/200
   E ピラー 0/250
   F アンテナ 0/200
   G ステルス 0/300
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 勝正訓練
 5 その他、自由行動



 【直下 コンマ判定】(精神:ちくわぶ+10)(アームMAX+20)
 コンマ二桁分加算
 コート 217/300


 コート 306/300

まつり「はぁー…」

まつり「うっ…全身、ガタガタ…」

まつり「…」

まつり「また…来るのかな…?」

まつり「………独楽ちゃん、まだ目を覚まさないし…ずっとうなされてたし、可哀想に…」

まつり「…どうしよ、これから…」

まつり「はぁ…憂鬱…」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 勝正訓練
 5 その他、自由行動


―――――

 一旦ここまでです
 ありがとうございました

 いやー…うん…
 徳川さんはね、少数精鋭だからね、うん
 ぶっちゃけ、いつも主人公サイドでやってることを、徳川さん達がやってることだからね、行動的には。そら強いわ


 ――東京某所・綱野杜神社・境内――

まつり「盛大に、色々壊れちゃったなあ…」

まつり「殿下が目を覚ます前に元に戻しておきたいけど、人力じゃなあ…」

まつり「それに、あの黒い炎が燃えてたとこ、変になってるし…」

まつり「お祓い…的なことしないと、また幽霊寄ってきちゃいそう…」

まつり「晃星なら、できるのかな…?」

まつり「…また来られたら、今直したって意味ないかもだけど…」


 【安価下1】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 勝正訓練
 5 その他、自由行動


まつり「…」

まつり「こんな有様で、誰か買いに来たりするのかな…?」

まつり「いや…そもそも、来ないか…」

まつり「…それでもお客さんを待っちゃうらへん、何だかなあ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ひま
 4~6 晃星がきた
 7~9 参拝客…だと…!?


 スタスタ…

まつり「あれ…」

まつり「こんな時に…人がきた…だと…?」ゴクリ

夜子「あら、何だか…ぼろぼろねえ…」

透「…」コクコク

夜子「巫女さん、ここ…綱野杜神社で合ってるのかしら? …何で、巫女さんがおでん屋台にいるのか、謎だけれど」

まつり「綱野杜神社ですけど…」

夜子「そう、参拝できるの? 何だか、奥のあれ…ぼろっぼろに見えるけど」

まつり「ま、まあ…お賽銭箱とかは、生きてるから…。どうぞどうぞ」

夜子「ありがとう」

 スタスタ…
 ポイッ
 カランカランッ
 パンパンッ

夜子「…」

透「…」

夜子「…よし。透、あなた、何をお願いしたの?」

透「…」

夜子「…まあいいわ、喋るなんて思ってないし」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 帰ってった
 4~6 おでん買って、帰っちゃった
 7~9 おでん屋台で飲み食いに憧れてたお嬢様


夜子「巫女さん、ここって、持ち帰りじゃなくて、ここで食べていってもいいのよね?」

まつり「どうぞ~」

夜子「ふふっ…何だか、こういうところで食事するのって前から少し憧れてたの。透、あなたも座りなさい?」

透「…」コクッ

夜子「でも…どうやって注文すればいいのかしら?」

まつり「食べたいのを言ってくれれば出しますよ」

夜子「そう…」ジィッ

まつり「…何にします?」

夜子「…………何が何だか、分からないのだけれど」

まつり「えっ…おでん、食べたことないんですか…?」

夜子「ええ、初めてなの」

まつり「…じゃあこっちで出しましょうか? 練り物が嫌いとか、あります?」

夜子「食べられないものはないわ。いいようにしてちょうだい」

まつり「じゃあ…最初は、定番の、ダイコンと、イワシのつみれと、がんもどき。はい、どうぞ。そっちのお兄さんは?」

透「…」スッ

まつり「コンブ? はい、どうぞ」

夜子「どれどれ…」パクッ

夜子「…あら、おいしい…。おだしがよく染みてるのね。これが、イワシ? …これもいいわね。…で、がんもどき…だったかしら?」

夜子「……どれもおいしいじゃない。あら、それってゆで卵?」

まつり「食べますか?」

夜子「ええ。それと…そっちの、くしゃくしゃの、白いのは…?」

まつり「はんぺんですよ」

夜子「じゃあ、それとたまごをちょうだい」

まつり「【安価下1】」

 1 何をお願いされたんですか?
 2 オススメは、ちくわぶですよ、ちくわぶ
 3 その他、自由台詞


まつり「何をお願いされたんですか?」

夜子「そういうのって、喋ってしまっても叶うものなの?」

まつり「多分、御狐様的には大丈夫じゃないかなあ…って」

夜子「御狐様?」

まつり「ここに祀られてる神様ですよ」

夜子「ふうん…」

夜子「大したことをお願いしたわけじゃないの」

まつり「じゃあ、何を?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 夜子「誰も病気や怪我をせずに、健康に過ごせますように、っていうだけよ」
 4~6 夜子「友達が100人できますように、っていうだけ」
 7~9 夜子「ちょっとした、わたしの下僕2号がもう半年くらい、音沙汰なしだから、無事なら顔を出しますようにって。それだけよ」


夜子「友達が100人できますように、っていうだけ」

まつり「えっ…そんな、小学生的な…」

夜子「むっ…悪かったわね…」フイッ

まつり「あ、いやいやいや…で、今、何人くらい…?」

夜子「ここで言う友達っていうのは、ただ気軽にお喋りできる相手じゃないの」

夜子「夜中にいきなり遠慮なく電話をできるような、親密なお友達なの。分かるかしら?」

まつり「ああ…そう言われると、確かに…それ100人はすごそう…」

夜子「でしょう? …まあ、二桁届いてないけれど…」

まつり「…そのレベルだと難しいですよねぇ…」

夜子「で、透は?」

透「っ…」ゲホゲホッ ←いきなり振られてむせた

まつり「あ、大丈夫ですか? はい、お水」

透「…」ゴクゴク

透「…」ホッ

夜子「いちいちいちいち、オーバーリアクションを…」


 【直下 コンマ判定】
 1~9 喋らぬ
  0  シャベッタァァァ


透「…」スッ

まつり「ちくわ? はい、どうぞ」

透「…」モグモグ

夜子「で、黙秘ね…。全くもう…」

まつり「寡黙なんですね…」

夜子「寡黙じゃなくて、無口よ。滅多に喋らないの」

まつり「へえ…」

透「…」モグモグ

夜子「おじさまというのは、こういうところでお酒を飲むのよね」

まつり「そうですねー。一応、揃えてはあるんですけど、お酒まで飲んでく人はいないですけどね」

夜子「やってみたい気持ちはあるけど、まだ大人じゃないからダメなのよね、わたしも…。そうだ、透、飲みなさいよ」

透「…」ブンブン

夜子「車の運転なんていいわよ、気にしなくても」

透「…」ブンブン

夜子「つまらないの…」

まつり(何か、面白い2人だなあ…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 帰ったよ
 4~6 お守りとか売ってないの?て
 7~9 またくるね、って帰った


夜子「ふぅ…おいしかった」

夜子「それじゃあ、そろそろおいとまするわね」

透「…」つカード

まつり「あ、カードは…」

透「…」ゴソゴソ

透「…」つ1000円

まつり「えーと、じゃあ、お釣りは…170円ですね。どうぞ」

透「…」ブンブン

まつり「…?」

夜子「お賽銭っていうことにしておいてもらえるかしら?」

夜子「またくるわね」

まつり「あ、はーい…。どうもありがとうございました~」

夜子「ええ、また」スタスタ

透「ご馳走さまでした」ペコッ

<透~、早く来なさい

まつり「…喋った…」

透「…」スタスタ


 【安価下1】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 勝正訓練
 5 その他、自由行動


まつり「…」

まつり「お賽銭ついでに、おでん持ってこーっと」

まつり「殿下、まだ起きないかなあ…?」

 スタスタ

まつり「殿下~」

まつり「おでんだよー」

まつり「…」

まつり「…反応なし」

まつり「ついでに、前にもってきてたのはコン太郎達が感触済みか…」

まつり「…」

まつり「ここに置いておくからね」

まつり「早く起きないと、あたし、おばあちゃんになっちゃうよ~?」

まつり「…」

まつり「うーん…殿下の、あのふわふわが恋しい…」


 【安価下1】
 夜ターン
 1 コミュ
 2 ケガしてるけど…悪霊退治、行った方がいいのかなあ…?
 3 安静にしてようっと…
 4 その他、自由行動


まつり「こーせー」

晃星「…何だ…?」グッタリ

まつり「どうかしたの…?」

晃星「…一応…気休め程度だが、悪霊が立ち入れないように結界を敷いておいた…」

まつり「さすが晃星」

晃星「神主には及ばないし、御狐様がお眠りになられている現状としては、どこまで効果が出るかは分からないがな」

まつり「晃星も、割とケガ酷かったんだから、安静にしてなきゃダメだよ?」

晃星「ああ、分かってる…」

晃星「さすがに、昨日、あれだけのことをしておいて連夜、襲撃にくるとも思えないしな…」

晃星「気は抜けないが…」


 ↓1~3 晃星とのコミュ内容
 ※なければ「なし」でもええんやで

(すまん…人質になったのは、独楽ちゃんなんやでぇ…これはコミュ範囲に数えんで…)


まつり「…昨日さ、あんまり無茶はしなかったから…ほんとはちょっとやだけど、もふもふしてもいいよ…?」ボンッ

晃星「…」モフモフ

まつり(無言でもふってきた…!)

晃星「…」モフモフモフ

まつり「…んっ…そこ…」

晃星「ここがいいんだろ…?」モフモフ

まつり「良くなんかっ…ん、ない…」

晃星「…じゃあ、こっちでいい…」モフモフ

まつり「あっ…」

晃星「やっぱり、こっちか?」モフッ

まつり「んぅっ…意地悪ぅ…」

晃星「…」モフモフ

まつり「て言うか、さ…? あの人達に、ここの場所バレちゃったし…どうしよ、っか…?」

まつり「もしかしたら、また今夜も来るかも知れないし…だったら、どこか、別のところに避難するとか…」

晃星「…そうだな…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 晃星「…俺は…最後まで、ここにいるつもりだ…。でも、まつりが危険な目に遭うのは嫌だから、どこかに避難した方がいいと思う」モフモフ
 4~6 晃星「避難するのであれば…不本意極まりないが、俺の実家へ、今度はまつりが行ってもいいと思う…」モフモフ
 7~9 晃星「…まつりが、決めろ」モフモフ


晃星「避難するのであれば…不本意極まりないが、俺の実家へ、今度はまつりが行ってもいいと思う…」モフモフ

まつり「晃星の、実家…って、どこだっけ?」

晃星「都内だ」モフモフ

晃星「…」モフモフ

まつり「晃星…?」

晃星「っ…何だ…?」モフッ

まつり「いや、急に、黙っちゃったから」

晃星「…嫌なんだ、あの家に戻るのは」モフモフ

まつり「どうして?」

まつり「…勝正さんのと、関係あるの?」

晃星「美多組が…あいつらが、いたせいで…うちの家族は、もう…ダメになった。表面上は、普通だけど…」モフモフ

まつり「…何があったの?」

晃星「流産した。それで、母さんがそのショックで…おかしくなった」モフモフ

晃星「父さんもすぐ、母さんに引きずられるようにして…」モフモフ

まつり「…」

晃星「美多組の組長とは、親類に当たる。母方の家なんだが、父さんと母さんが結婚する時に、いざこざがあったらしい」モフモフ

晃星「それを引きずって…嫌がらせをずっと受けて、とうとう…それで、流産したんだ…母さんが」モフモフ

晃星「とうとう、母さんはおかしくなって、父さんも引きずられるように…」モフモフ

晃星「…あの美多組のせいで…あいつらのせいで、うちは、もうボロボロになった…」モフモフ

晃星「許せない…。生まれてくるはずだった兄弟まで、殺されたも同然だ。だから…」モフモフ

まつり「…勝正さんは…そんなことする人には、見えないけど…」

晃星「トップがどうあれ、ヤクザなんていうものは規模がデカくなるほど、末端までコントロールはできない」モフモフ

晃星「直接、組長が何か指示したんじゃないことは分かる。だけど…そもそも、あんなのと関係がなければ…母さんだって、壊れなかった…」モフモフ

晃星「一皮剥けば、義理人情だなんて言葉で、平気で身内以外を荒らして、何もかもを、あらゆる手段で壊してくる…」モフモフ

晃星「あんなのが堂々と、闊歩しているなんて…俺には許せない…」モフモフ

まつり「【安価下1】」

 1 …うん…
 2 その他、自由台詞


まつり「晃星」

晃星「…?」モフ

 ギュッ

晃星「…まつり…?」モフモフモフモフモフ

まつり「…」ナデナデ

晃星「…」モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ

まつり「…つらかったね」

晃星「…うん…」モフモフモフモフモフモフモフモフモフ

まつり「…全然、知らなかった」

晃星「…」モフモフモフモフモフモフ


 【安価下1】
 1 無言で抱き締めて、もふられ続けてあげたお
 2 なんか、言うことあるん? あるなら、併記してちょんまげ


まつり「…」

晃星「…」モフモフモフ

まつり「…」

晃星「…」モフモフモフモフ

まつり(…いつまで、こうしてあげてればいいんだろう…?)

晃星「…」モフモフモフモフ

まつり「…」

晃星「…」モフモフモフモフ

まつり「…」

晃星「…何もできなかったのが…悔しかったんだ…」モフモフ

まつり「…うん」

晃星「…だから…今度は…何も、誰にも…壊されたくない…」モフモフモフ

まつり「…」

晃星「…まつりは…まつりの、このもふもふは…絶対に守る…」モフモフモフモフ

まつり(…………もふもふかよっ)



 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント595/100 アームMAX ガイア12/400 コート2306/300 バーニッシュ261/200

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが?
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き
 美多勝正:命令の異能 美多組次期組長
 天宮怜:風の異能 男の娘(?)
 三笠宮御門:障壁の異能 妖刀持ち
 物部神子:怜が好きな女の子
 吉前魁:男の子
 織田翔太郎:黒炎の異能 徳川の仲間




―――――

 本編は、ここまでっす
 ありがとうございました


 あっ、そうそう
 ボリュームの心配をなされてる方がいましたが、まあ、ちゃんと考えてますので

 いやーでも、まつりんは願望達成ボーナスつくのかねえ…
 よーやっとコートとバーニッシュ覚えられたから、後はどんなGSを習得してくか…

 折角、アームMAXにしたんなら、ガイアも覚えちゃうのをおすすめするけどね
 でもハワードみたいな脳筋プレーはまつりんだと、ものすっげー難しいので要注意どすえ


 ――オマケ・はじめてのもふもふっ!――

囁「まつり、こっちへおいで」

まつり「はーい」トコトコ

こうせい「…」ギュッ ←囁の袴掴んでる

囁「まつり、今日から、うちで預かることになった、晃星だ。仲良くしてあげなさい」

まつり「うん」

囁「晃星、おじさんの娘のまつりだ。仲良くしてくれるかな?」

こうせい「…」コクッ

まつり「あそぼ、こうちゃん」

こうせい「…こうちゃんじゃない、こうせい」

まつり「こうちゃん、こっちこっち。きつねいるの」

こうせい「きつね?」

まつり「うん、ここはね、おきつねさまがいるんだよ。だからきつねもいるの。こっちだよ」ギュッ

 トトトッ

囁「…」

 ――で

まつり「ね、かわいいでしょ?」

こうせい「かまない…?」

まつり「かまないよ、ほら、なでなで」ナデナデ

コン五郎「こーん」スリスリ

こうせい「…」スッ

 モフッ

こうせい「っ…やらかい…もふってした、もふってした!」

まつり「コン五郎はね、今、1番の長老なんだよ」ナデナデ

コン五郎「こーん」

こうせい「もふもふ…」

まつり「なでなで」

 ――で、その夜

こうせい「…グスン…」

まつり「んぅ…? こうちゃん…泣いてるの…?」グシグシ ←目をこすった

こうせい「ないてない…」グシグシ ←涙を袖でふいてる

まつり「…どうしたの?」

こうせい「なにもない…ヒック…」グシグシ

まつり「…ねえねえ、おとうさんにね、やっちゃダメっていわれてるけど、見せてあげる。見てて」ボフンッ ←異能使った

こうせい「…きつねになった…しっぽ、おおい…」

まつり「えいえい」サワサワ ←尻尾で晃星をもふった

こうせい「もふもふだ…」

まつり「いいよ、もふもふして」

 この原体験が、晃星をケモナーにしたとか、そうじゃないとか。
 晃星が寂しがって泣いてる夜がくる度、まつりはこっそりもふらせて慰めてあげていました――。


 ――オマケ・無口系男子のモテ期(?)――

夜子「はぁ…ようやく、今日も授業が終わった…。部室でお茶でもしようかしら…」

女生徒「あ…あのっ…」

夜子「あら…何かしら?」

女生徒「あ、や、夜子さんじゃなくて…」

夜子「…?」

女生徒「こ…これ、受け取ってくださいっ」グイッ

透「っ…!?」パシッ

女生徒「そ、それじゃあっ…!」パタパタ

透「…」ボ-ゼン

夜子「…何もらったの?」

透「…」ジィッ

透「!?」ササッ ←後ろに隠した

夜子「何よ?」

透「…」キョドキョド

夜子「見せなさいよ、見せられないようなものもらったの?」

透「…」アセアセ

夜子「透?」

透「…」シュン ←差し出した

夜子「ら…ラブレター!? 高円宮さんといつも一緒にいる男の人へ…って…『へ』の長いところにちょんちょんついてる古式な『へ』まで使って…」

透「…」

夜子「しかも…5時に学校裏で待ってますって…どうするのよ?」

透「…」グッ

夜子「行くの?」

透「…」コクコク

夜子「……………ふぅぅぅ~ん…?」ジト-

透「!?」アセアセ

夜子「行けば? 行けばいいじゃない、仕事を放り出して、わたしを放っておいて、言われるままに呼び出しに応じて告白されれば?」

夜子「ぜ、全然そんなのわたしには関係ないし、気になんてしないんだからねっ…!」プイッ

 ――で

夜子(透め…ほんとに行くなんて、信じらんない)コソッ ←隠れて覗いてる

女生徒「あ、あの…す、好きです。つきあってくださいっ…! 入学した時から、あの人何なんだろうって気になってて…好きになってたんです」

夜子(ふんっ…透が喋るはずないじゃない…)

透「そのお気持ち、嬉しくちょうだいいたします」

夜子(喋るんかい! でもって、嬉しくちょうだいするって、透…あなた…!)グヌヌ

透「ですが、申し訳ありません」ペコッ

夜子(透…!)

透「…………バストは、C以上に限りますので」キリッ

 その後3週間、透は学校中の女子生徒(夜子含む)から、軽蔑の目で見られ続けましたとさ。
 でも、その日の帰り道で夜子は寄り道をして、透を連れ回してアーケードで買い食いにつきあわせたそうです。


 ――オマケ・男の永遠の課題――

政仁「なーなー、俺って、何でモテるんだろーなー」

凪「は?」

ハワード「お前が、モテる…? とうとう、取り返しのつかないところまで、バカが進んだか」

勝正「何を根拠に、そんなありもしない勘違いをしたんだ?」

政仁「だってよー、去年のバレンタインで俺、チョコもらったぜ? 知らねー女から」

凪「は? は? は?」

ハワード「そんな理由か…下らん…」

政仁「それに武藤とか、何かやたらべたべたしてきたし、モテてんじゃん」

凪「は? はあ? バカがモテるはずねーだろ、バーカ、バーカ、バーカ、このバーカ」

政仁「まー、チビじゃモテねーもんな! 身長わけてやろっか?」

凪「うるっせえな、このバカ! 誰がチビだ、誰が! 成長期だ、このぶゎーか!」

勝正「だったら、誰が1番モテるか、検証してみるか? ナンパをして、何人の電話番号をゲットできるかで勝負だ。ハワードはやるか?」

ハワード「勝手にやっていろ」

凪「おいバカ、どんだけナンパ成功しても電話番号ゲットしないと、認めねえかんな」

 ――で、凪の場合

凪(な…ナンパ…ナンパって、どうすりゃいいんだ…? いやでも、俺にはあの娘がいるし…)

凪(も、もしもナンパしてるところとか目撃されたら、俺ががんばって築き上げてる途中の硬派なイメージとかが…)

凪(けど勝正にも、あのバカにも負けたくねえし…え、どうしよ…? お、俺が1号としての威厳を保ちつつ、ナンパでイメージを損なわず…)

凪「うがあああああっ、どうすりゃいいんだよっ…クソ、くっそ…!」

 ――で、勝正の場合

勝正「ナンパ、か…。よし、ここは古典的に、道を尋ねる方法でやるか…。凪兄さん、すまないが俺が勝たせてもらうぞ」ニヤッ

勝正「コホン…あの、道を尋ねたいんですが、いいですか?」キラリン ←爽やかスマイル

通行人「…はい?」

勝正「この近くのおいしいって評判の洋食屋を探しているんですが」

 ドンッ

チンピラ「ってーな、どこに目ぇつけてやがる?」

勝正「っ…何だと? もう一度、言ってみろ。俺を美多勝正と知っての狼藉か? 日本海に沈めるぞ」ギロッ

チンピラ「ひぃっ…す…すみませーんっ…!」

勝正「チンピラ風情が――ハッ…あ、あのっ…いない…。って、あれ…? いなくなって…」

 ヒソヒソ

<ヤクザよ…

<ふっ…高校のころ一緒だった勝正くん…家がヤクザって噂は本当だったのか…。おっかなっ…

勝正「し、しまった…! これじゃ、ナンパどころじゃ…」

 ――で、政仁の場合

政仁「なーなー、電話番号教えてくんね? つか、俺、やり方分かんないんだけどさー」

ギャル「はあ? つか、何そのケータイ、うける。古臭っ、いいよ、やったげるー」

政仁「マジで? やさしいんだな、あんがと!」

 凪0人、勝正0人、政仁8人で、ファミリー1のモテ男は政仁になってしまいました。
 知能がない代わりに、政仁は色々なところでとんでもないスペックの持ち主になっています。運の良さは最高クラスのはずです――。


 ――オマケ・純情少年は見た――

凪「確か、この辺を歩いてれば、あの娘と…交換日記、早く渡したい…」ソワソワ

凪「今日はいないのかな…? 大体、この時間に買い物してるはず…。そうだ、買い物に思い切って、同行してみたり…」

凪「いやでも…それはいきすぎ…? ま、まだ…交換日記でお互いのことを…そ、そう、その方が…」

 スタスタ

凪「っ…! 来た…! 怜ちゃ――えっ…?」

フラン「にしても、怜、ほんっとにかわいいよなあ」

怜「そう? 今日はちょっと気合い入れてみたから、そう言ってもらえると…照れるかも」

フラン「いやー、すげえ。ほんっとに、怜ってすげえかわいいよなあ…女の子として見たら」

怜「そんなこと言ったって、何も出ないから」

フラン「知ってるって」

凪「」

怜「…?」チラッ

怜「あっ…」

フラン「ん? あ、ハワードのとこの、凪じゃん」

凪「」←固まってる

怜「え、えっと…凪…くん…?」フリフリ ←目の前で手を振ってみた

 パサッ…

フラン「おーい、ノート落としたぞ?」

凪「…そ、そんな…そんなのが、いいなんてっ…!」

怜「えっ…?」

フラン「?」

凪「うわぁあああああっ…!」ダッ

 タタタタッ

フラン「どうしたんだ、凪…?」

怜「…フランの、知り合い…?」

フラン「ああ、友達だ」

 ――で

凪「おいバカ、この、バーカ!」

政仁「どしたー? いきなり」

凪「バカ、バカバカバカ、バーカバーカバーカ! うわぁぁぁん…」←泣き崩れた

政仁「…おーい、ちびっこ、どしたー?」ツンツン

凪「グスッ…何でだよぉ…何で、バカっぽいのばっか…俺、がんばって勉強したのに…」

政仁「何かあったのか? ほれ、せんべい食うか? うまいぞ」つおせんべい

凪「…そうだ…俺も、バカっぽくなれば、いいのか…?」ハッ

政仁「ちびっこ、だいじょぶか? 俺に心配されるって、なかなかねーぞ?」

凪「うるせえ、バカ! 黙って――じゃなかった…お、俺もバカだから、わ、わかんねー。せんべいうめーわー」バリバリ ←ヤケ食い

政仁「…おーい、ハワード、ハワードー! ちびっこがおかしくなったぞー!」

 凪が立ち直るのに3日を要したそうです。
 でもって、懲りずに凪はフランを恋敵として認識するようになりました。うっかり、怜はまだ誤解を解きそびれているそうです。


 ――オマケ・NINJAの日本文化普及活動~神様編~――

エリオ「――わたしは、いいと思うのですがね」

忍川「やややっ、拙者としてもそれは譲れぬでござるよ」

エリオ「しかし、世界的に見て、こういったものにはつきものであるのでは?」

忍川「確かにそういう文化はよくあるでござるが、これはそのままが1番――むしろ、他文化にはない独自性でござるよ」

忍川「そういう方法で召すことを否定はしないまでも、純然とした日本人として、その方法ではとても飲めはしないでござる」

エリオ「それが正統な飲用方法だとしても、これはこれでおいしいですよ」

忍川「やややっ…好みまでは否定せぬが…受け入れ難い行為であると、NINJAとして…あいや、日本人としては具申するでござる」

忍川「何と言っても、この渋み。これが良い。どこのものでも大抵はそうであるが、甘い菓子とともにいただくからこそ、これが良い」

忍川「口の中の甘味を、すっきりさっぱりと洗い流し、かつ、口内に残るほんわかとした、後味の苦味が、また甘い菓子と合うでござる」

エリオ「しかし、少々、このままでは苦くて飲めないのですが」

忍川「これが、本来の緑茶でござるよ」

エリオ「…やはり、わたしとしてはミルクか、砂糖を…いや、両方を入れたいですが」

エリオ「紅茶とも同じ茶葉だそうですし」

忍川「むむむ…確かに、茶葉自体はそうでござるが…これは、日本人ならば譲れぬところでござる」

忍川「聞きかじった知識で日本国外の地で緑茶を広めてくれた、大勢の人々には感謝もあるが、この誤った飲み方ばかりは看過できないでござる」

エリオ「どうしてもダメですか?」

忍川「止めはしないでござる。しかし、緑茶というのはそのままで」

エリオ「…難しいものですね、理解し合うというのは」

忍川「こればかりは、文化の壁でござる」

エリオ「…わたしは、やはり、ミルクと砂糖を」スッ

忍川「やややっ、待たれよ、待ーたーれーよ~。エリオール殿、ここはひとつ、騙されたと思って」

エリオ「苦くて飲み干せませんが」

忍川「ここに、日本の伝統的な菓子のひとつである、みたらし団子があるでござる」

エリオ「おだんご…聞いたことがあります。もちもちしていて、甘いとか」

忍川「これを一口頬張り、よく噛んで喉に詰まらせないように飲み下してから、一口、ずずずっとお茶を召し上がってもらいたい」

忍川「それでもダメであるならば、エリオール殿は残念ながら、緑茶を正しい方法でおいしく召し上がれぬと拙者も諦めよう」

エリオ「…」

エリオ「そこまで言うのならば、それでいただきましょう」

 パクッ
 モグモグ
 ゴクンッ

忍川「ささっ…熱いお茶を、ずずっと」

エリオ「…」

 ゴクッ

エリオ「っ…これは…」

忍川「どうでござるか?」

エリオ「…なるほど、これは合うかも知れません。むしろ、少しクセになりそうな…。奥深いものですね」ニッコリ

忍川「おおっ、分かってもらえたでござるか! 拙者としても嬉しく思うでござる。ささ、みたらし団子だけでなく、草餅もあるでござるよ」

 たまには、のほほんとしている世界最強の一角のお2人です。
 けれどNINJAが、本来の忍者とは全然違うということは一言も言わないので余計な誤解も普及しています。


 ――オマケ・怪盗ロキ一味のモテ勝負――

シャルル「凪から聞いたんだけど…あの解体屋んとこで、誰が1番モテるか勝負したら、あのバカだったんだって」

フラン「政仁か、意外だな」

デイモン「ほう? 面白そうなことをしているな…」

シャルル「でも、あそこってむさいヤツらしかいないし、ぶっちゃけ、ドングリの背比べだよな」

フラン「そんなこと言うのは失礼だろ、シャル」

デイモン「ならば、この3人でやってみるか?」

シャルル「デイモンはロリコンなのに? ルールは、ナンパして誰が1番多く携帯番号をゲットできるかだって」

フラン「ふうん…。でも楽しそうだな。やってみようぜ!」

 ――で、フランシスの場合

フラン「なあなあ、ちょっといいか?」

ギャル「何――って、外人…イケメン…」ボソ

フラン「今さ、友達と誰が1番モテるかって勝負してるんだ。だから、携帯番号教えてくれね?」

ギャル「は? 女を何だと思ってるの? 知らないっ」フイッ

フラン「…あれ?」

 ――で、シャルルの場合

シャルル「お姉さん、お姉さん、お姉さんっ…! ねえ、めっちゃ綺麗、俺、こんな綺麗なお姉さんに会ったの初めて」

OL「え? な、何…?」

シャルル「良かったらさ、そこでお茶しない? 俺、お姉さんみたいな、美人の日本人に合いたくて、フランスから出てきたんだ」

シャルル「俺さ、ファミリーネームが、ルパンって言うんだ。モンキーパンチのあれと一緒。モノマネしよっか? ふ~じこちゅわぁ~ん」

OL「似てないよ」クスクス

シャルル「ええ、そう? ねえねえねえ、今、忙しい? ダメならさ、後でまた会いたいから、連絡先教えて。いや、俺の教えるからさ」

OL「いいよ、教えてあげる」

 ――で、デイモンの場合

デイモン「ふっ…俺の手にかかればナンパなど容易――あれはっ…幼女が、泣いている…!」

デイモン「どうしたのかな? 大丈夫かい?」

幼女「ふぇぇぇん…」

デイモン「困ったレディーだ…。何を怖がっているのかな? コホン…ぼく、怪盗ロキだよっ、きみ、大丈夫っ?(裏声)」←怪盗ロキ人形出した

幼女「ふぇ…? かいとー…ろき…?」

デイモン「パパやママはどうしたの? このぼく、怪盗ロキと、この紳士のお兄さんがいるから、安心していいんだよっ?(裏声)」

幼女ママ「幼女っ…こんなところにいたの?」

デイモン「親御さんですか、良かった。泣いていたので、あやしていたのですが、怪しいものではございません」キラリ--ン

幼女ママ(やだ、イケメン紳士…)キュンッ

デイモン「では、これで…。そうだ、お嬢さん。このロキ人形をあげよう」

幼女ママ「あの、お名前だけでも…お礼を…」

デイモン「名乗るほどの者ではございません。お子様の健やかな成長を期待しています」

幼女ママ「お礼をしたいので、是非…」

デイモン「そこまで言われては仕方がありません。では、連絡先だけ」キラリ--ン

 デイモン13人、シャルル5人、フランシス0人で、デイモンが1番のモテ男になりました。
 でも、その結果を3人で集まってうだうだ話しているところにありすが現れ、デイモンは1ヶ月カリーを作ってもらえませんでしたとさ――。


 ほいじゃ、今日もがんばりませう
 …今日は、死亡まつりなんてことに…ならんことを祈って…(震え声

 【直下 コンマ判定】
 1~3 御門が仕事終わらせたから、怜達帰っちゃった
 4~6 あとちょいしたら、御門が仕事終わるから帰るってさ
 7~9 なーんもないでぇ。平和な朝やで


 ――東京某所・綱野杜神社・轟家・晃星の部屋――

 チュンチュン…

まつり「んぅ~」ノビッ

 ウジャウジャ

まつり「コン太郎達…いつの間に…」

まつり「…あれ、晃星がいない…」

まつり「晃星って朝早いからなあ…」

 スタスタ
 ジュワァッ…

まつり「あー、いい香りが…怜のご飯…おいしいからなあ…」クンクン

御門「お、家主がいた」

まつり「御門…どしたの?」

御門「今日か明日にゃ、仕事終わるし、そしたらとっとと帰るわ。世話になったな」

まつり「あ、うん」

御門「そんだけ」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 12/400
   C コート 306/300
   D バーニッシュ 261/200
   E ピラー 0/250
   F アンテナ 0/200
   G ステルス 0/300
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 勝正訓練
 5 晃星と今後についての相談
 6 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:ちくわぶ+10)
 コンマ二桁分加算
 ガイア 12/400


 ガイア 89/400

まつり「…」

まつり「はぁぁ…」

まつり「何だか、眠いなあ…」

まつり「うたた寝の秋…とかって、ないな」

まつり「秋はやっぱ、活動的に何かした方がいい季節…?」

まつり「…おでんの入口の秋、かな」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 勝正訓練
 5 晃星と今後についての相談
 6 その他、自由行動


勝正「ケガは大丈夫か?」

まつり「うーん…まあ、とりあえずは…?」

まつり「痛くて動けない状態は脱したかなって、感じ」

勝正「そうか、ならば良かった」

まつり「うん」


 【安価下2】
 1 さて、コートとバーニッシュを覚えたところで、勝正とどこまでやり合えるか…
 2 …晃星とのこと、って…
 3 その他、自由要望をしてみるなら併記してちょ


 もう帰っちゃうから、っていう気持ちは分かるんすけど…
 これは、「勝正との訓練」なもんで…コミュをとってやってもらう分にはいいんですけど…すんません、NGっす

 なので、改めて下1でおなしゃす、すみません


まつり「じゃあ、よろしくお願いします」

勝正「ああ、かかってこい」

勝正「一応、峰打ちで相手をしてやるが、まともに受けると危険だぞ」

まつり「うん」

勝正「では…」スラァンッ

まつり「よーし…」ギュッ

勝正「――勝負っ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 かっちゃんとは年季が違うからねー
 4~6 かっちゃんつえーな
 7~9 ま、強い分だけまつりんが吸収してっちゃうんだけどねー


 ダッ

 勝正が飛び出し、長ドスを振るった。
 後退しながらまつりがそれを回避するが、踏み込んだ足を軸にして勝正が砂利を蹴り上げる。

 ジャッ

まつり「っ――」

 砂利にバーニッシュがかけられ、微細な散弾銃のようにまつりへ襲いかかる。
 そうして怯ませたところに勝正がさらにもう一撃、長ドスを切り上げた。

 ギィィィンッ

勝正「受けたか、だが――!」

 大薙刀の柄を掴み、勝正がそこにかけられていたバーニッシュを引き剥がした。
 コートの応用で相手のかけている星のチカラを剥がし、無効化をする高等技術――とっさにまつりがバーニッシュをかけ直す隙を、勝正は逃さない。

勝正「後手に回ったら、それだけ不利になるぞ…!」

 ダンッ
 ドゴォォォッ

 すかさずピラーがまつりを突き上げた。
 尻尾を使ってピラーを避けながら勝正を捕まえ、まつりは打ち上げられた勢いのまま縦に一回転しながら大薙刀を振り下ろした。

 パシィッ

まつり「嘘っ…!? 受け止めちゃったの…!?」

勝正「バーニッシュをちゃんとかけないと、威力は低いぞ」

勝正「そして、これにはどう対処する?」スゥッ

 勝正の姿が消えた。
 大薙刀を放されてしまい、完全に位置を見失う。

まつり「…」ジリ

勝正「さあ――どうするか、答えを聞こう…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 どーにもならんかったんや
 4~6 コートで避けるんや!
 7~9 攻撃は最大の防御と申します


 ヒュォォッ

まつり「っ――ここでっ…!」

 スルッ

勝正「ああ、いい反応だ。が、しかし――!」

 勝正の攻撃を、コートで受け流す。
 それには成功したが、コートを使った後の無防備なまつりに勝正の蹴りが迫った。

 ピタッ
 ブォォォォッ

まつり「あっ――っ…ぅ…あれ…?」

勝正「これが実戦だったら、これで終わりだ」

勝正「ただ覚えて、何も考えずに使うのは諸刃の剣だ。熟練度をきちんと上げて、備えた方がいい」

まつり「………はい…」

勝正「俺が披露した技術も、熟練度を上げればできるようにはなるだろう」

勝正「もっとも、まだポイントと、アームと、コート、バーニッシュのみ…。戦闘に活かすのであれば、ピラーは攻防に優れるからおすすめだ」

勝正「もっと、精進した方がいい」

まつり「うん、分かった。じゃ、もう1本!」

 ・
 ・
 ・

 ズザァッ…

まつり「はぁー…もう、だめ…」

勝正「傷口は大丈夫なのか?」

まつり「へーき、へーき…」

勝正「それならいいが…」


 【安価下2】
 1 かっちゃん、おつかれっしたー
 2 まだ、実力はだめそうですか?
 3 その他、喋りたい内容があれば併記


まつり「はぁー…」

まつり「勝正さん…強いな…」

まつり「…うん…強い」

まつり「…」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 晃星と今後についての相談
 5 その他、自由行動


まつり「怜ー」

まつり「…」

まつり「あれっ…? れーいー?」

 トテトテ
 コンコン

まつり「入るよー」

 ガチャッ

怜「絶対領域…いや、まだニーソの位置が…」←姿見と対峙中

怜「これくらい…違う…ミリ単位でやらないと…」←ニーソ調節中

まつり「…」

怜「…?」クルッ

怜「ハッ…」

まつり「…まあ、うん…何も、見てないことにしたよ…」


 ↓1~3 怜とのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええで

怜の風や御門の剣と模擬戦闘をして返し技とかを勝正に指導してもらう

コミュでってことはここでいいよね?


 >>742
 あー…かっちゃんはもう、お疲れさんで帰っちゃったから…ただ単に怜・御門との模擬戦ってことでなら取れますが…それでいいすか?
 ちなみに、かっちゃんと怜達を絡ませたいなら…それはね、うん…すまんがってことになるんよ。とりあえず、他2つやってますんで、ご返答おなしゃす
 すみません


まつり「ねえねえ、神子ちゃんと進展あった?」

怜「…」フイッ

まつり「…えっ…」

怜「…何も…」

まつり「ええー…?」

怜「だって…何か、どこにいても変わらなすぎるっていうか…」

まつり「デート誘おうよ、デート! カフェ巡りとか!」

怜「そうしたいけど、神子ってさ」

まつり「…うん」

怜「…ここで、狐と戯れてる方が楽しいらしくて、相手してくれない…」ブワッ

まつり「…ご、強引に行かなきゃ、多少は!」

怜「うん…」

まつり「ね、行こう!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 でも、狐と戯れてる神子を眺めてるだけで満足だからいいよ、って。こ、このへたれい!
 4~6 踏ん切りのつかない模様。強引に後押ししたぜ
 7~9 分かった、と男らしく決意をする、絶対領域追究ボーイ


怜「いや、でも…ほら、狐と戯れててさ、顔とかなめられて…」

怜「毛玉がうじゃうじゃになりながら遊んでる無邪気な顔見てると…」

まつり「怜はそれでいいの!?」バンッ

怜「っ…い、今は…ここにいる間はっていうことで…」

まつり「明日やろうはバカ野郎だよ!!」

怜「い、イエスマム…」

まつり「マムって年じゃないんだけど…」

怜「…イエスボス」

まつり「あ、ちょっといい響きかも」

怜「…」

まつり「でも、御門が今日か明日には、もう行っちゃう、って言ってたよね…?」

怜「あ、うん。何かはかどったらしいから」

まつり「そっか…。ほんとにちょびっとだけだったなあ…」

怜「お世話になりました」

まつり「いえいえ、こちらこそ…おいしいご飯を――じゃあなくてっ!」ビシッ

怜(ノリツッコミ…)

まつり「何か寂しいしさ、記念に皆で遊び行こうよ、ねっ?」

怜「…御門の仕事次第、かな…? 次の仕事とかあったら、さすがにって感じだから…」

まつり「えー…?」

怜「御門のことだから、そんなにがんがんスケジュール入れるはずはないんだけど…。ちょっと、確認してみるね」


 【直下 コンマ判定】
 1~2 み、御門のくせにっ…!
 3~0 もちろん、スケジュールなんて後にはなーんもつかえてないんだぜ


怜「うん、分かった…」pi

まつり「どうだった?」

怜「予測通り、完璧に何も予定はないって」

まつり「うわあ…」

怜「めんどくさがりだから、あれこれ依頼とか受けたくないんだよ」

怜「…そのせいで金欠に陥って、僕が稼ぐしかなくなるっていうのに…」ボソ

まつり(何か、大変そう…)

怜「でも、何もないし、滞在もここが迷惑じゃなければ伸ばせるっていうことだからさ」

怜「皆で行きたいよ、僕も」

まつり「うんっ」


 【安価下2】
 1 スケジュールが白紙ということは…それが終わったら、空くってことだし…? お願い、してみる…?
 2 コミュ終わり
 ※「1」選んでもいいいけど…ほら、助っ人の協力を得て敵倒しても…ねえ…? ただでさえ、判明してる敵はあと2人だけだし…


まつり「…あのさ、怜」

怜「うん?」

まつり「…この間とかの、色々…あったでしょ?」

怜「…うん」

まつり「実は…ってほどのこと…でもないような、そうなような…ちょっと、あれなんだけどね…」

まつり「できれば…怜達にも、協力してもらえたらなって、思ってて…」

怜「…とりあえず、聞くよ」

 ・
 ・
 ・

まつり「――ってことで…依頼? みたいこと、できないかな…?」

怜「うーん…」

まつり「やっぱり…危ないし…だめだよね…?」

怜「僕だけの一存じゃ…。て言うか、僕は別に探偵事務所の人じゃないし、御門に言わないとね…」


 【直下 コンマ判定】(面倒臭がり-2)
 1~4 やだって
 5~9 金次第


怜「ええ…? 御門、恩とか、そういうの…」

怜「…だけど、困ってるんだよ?」

怜「…うん…うん…? それ、面倒臭がってるだけじゃ…」

まつり(何か、難航してる…?)

怜「…………うん…」

怜「…分かった…」pi

まつり「…どうだった…?」

怜「…報酬次第、だってさ…」

怜「ごめん、あんなで…」

まつり「あー…」

怜「それに、探偵がどうして荒事しなきゃいけないんだー、とか言ってて…」

怜「本来は請けない依頼っていうのと、危険手当とか言って…10万円だって」

まつり「10万円…」

まつり(……………………今、神社にお金が全然入ってこないから…ちと、これは…痛すぎる出費…)


 【安価下2】
 1 …払います…
 2 …なかったことで…
 3 …(無言)
 4 その他、自由台詞


まつり「…払います…」

怜「…だ、大丈夫…? 本当に…?」

怜「御門、ほんとにがめついから、本気で金受け取りにくるよ…?」

まつり「だって…」

怜「…気持ちは、分からないでもないけど…」

まつり「…」

怜「…ごめん、御門が…あんなで…」


 【直下 コンマ判定】(精神:白金+2)
 1~3 10万円払うで
 4~6 申し訳なくなった怜が、無利子で立て替えてくれた。返済なんて、いつでもいいよ、ってやさしい言葉つき
 7~9 怜が一銭も払わずに済むようにはからってくれた…!


まつり「お金、とりあえず用意してくるね」

怜「…いや、大丈夫」

まつり「え…?」

怜「だって、悪いよ」

怜「友達なのに、そんな…お金取るなんて」

まつり(…相談に乗るとか言って、おでん買わせちゃったあたしは…?)

怜「…大丈夫、お金なんていらない」

まつり「でも…」

怜「御門とそこら辺について、きっちり話し合うから任せておいて」

怜「だって、友達でしょ?」

まつり「…怜…」

まつり「……………女装してなければ、ちょっと揺らいだ」

怜「…えっ…」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 晃星と今後についての相談
 5 その他、自由行動


まつり「殿下ー」

まつり「殿下、殿下、殿下、殿下、殿下~」

まつり「おでん、持ってきたよー」

まつり「…」

まつり「…音沙汰なし…」

まつり「うーん…」

まつり「…ここ、置いておくからね」


 【直下 コンマ判定】
 88、99、00のいずれかが出ると…?



まつり「…いつまで寝てるんだか…」

まつり「…コン太郎、だーめ」

まつり「殿下が食べてからにするんだよ?」

<こーん…

まつり「めっ、だからね」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 晃星と今後についての相談
 4 その他、自由行動


まつり「はぁ~…」

まつり「おでん…誰か、買いにこないかな…」

まつり「…」

まつり「…アボカドとか、巾着に詰めたらおいしかったりするかな…?」

まつり「…巾着とアボカド…合うのかな…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ひたすらお暇でしたわ
 4~6 穏やかな秋の気配を境内で感じながら過ごしました
 7~9 晃星がきたよ~


まつり「…チーズとかと一緒に、入れてみたり…?」

まつり「…割と、おいしいのかな…?」

まつり「…明太モチなんちゃら~とかも、世間じゃはやってるみたいだし…モチ巾着の要領で詰めてみたり…」

まつり「……でも、何か…本来のおでんから遠ざかって、それをおでんと呼んでいいのか、ちょっと不安になるな…」

まつり「いやいやいや、でもおでんの広い普及のためには…?」

まつり「……うーん…」

 ザッ

晃星「まつり、何を考えてるんだ?」

まつり「あ、晃星。…おでん、食べる?」

晃星「……ちくわと、こんにゃくと、あとは…そうだな…1番染みてるところのダイコンを」

まつり「はいはーい」

晃星「…まつり、これから、夜がくる」

まつり「…? うん、まあ…夜はくるよね…」

晃星「また、あいつらがくるかもしれない。…避難をするなら、今の内だ」

晃星「…どうする?」


 【安価下2】
 1 避難するよ
   A 行き先は、晃星の実家…とか?
   B 行き先は、うーん…一緒に考えよ
   C 行き先は…その他、自由併記
 2 避難しないよ


まつり「避難は、しない」

晃星「…だが」

まつり「だって、ここには殿下もいるし、コン太郎達だって」

まつり「ここに間借りしてる、怜達は? 独楽ちゃんは?」

まつり「…そんな、ほっぽり出しちゃうなんて、できないよ」

晃星「…」

まつり「…」

晃星「…分かった、なら言わない」

まつり「うん」

晃星「それに、絶対にくるとは限らない」

晃星「…どうせなら、こっちから仕掛けたいくらいだ…」

まつり「…」


 【安価下2】
 夜ターン1
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 89/400
   C コート 306/300
   D バーニッシュ 261/200
   E ピラー 0/250
   F アンテナ 0/200
   G ステルス 0/300
 2 コミュ
 3 境内で待機
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:ちくわぶ+10)
 コンマ二桁分加算
 ガイア 89/400


 ガイア 197/400
 ※未完成ガイアが発動できるようになりました

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ?
 4~9 平穏


まつり「まだ、静か…」

まつり「でも…夜中にいきなり来ちゃったから、油断はできないよね…」

まつり「…」

まつり「…うーん、不安…」

まつり「静かなのが、逆に…」


 【安価下2】
 1 枕元に薙刀を置いて眠るスタイル
 2 コミュ
 3 その他、自由行動


 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント595/100 アームMAX ガイア197/400 コート2306/300 バーニッシュ261/200

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが?
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き
 美多勝正:命令の異能 美多組次期組長
 天宮怜:風の異能 男の娘(?)
 三笠宮御門:障壁の異能 妖刀持ち
 物部神子:怜が好きな女の子
 吉前魁:男の子
 織田翔太郎:黒炎の異能 徳川の仲間


まつり「…晃星、ずっと境内にいるつもり?」

晃星「いつくるか、分からないからな」

まつり「はい…あったかいおでん」

まつり「だんだん、寒くなってくるからね」

晃星「ああ…ありがとう」

まつり「…」

晃星「…」


 ↓1~3 晃星とのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええんやで~


 ポイント 203/100
 コート 306/300 ですね、すんません。どっかでタイプミスして引きずってましたね、きっと

―――――

まつり「…ねえ、晃星」

晃星「何だ?」

まつり「…だめもとだけど、異能強度を上げるトレーニングとか、知ってる?」

晃星「…」

 【直下 コンマ判定】
 1~9 知らないよ
  0  どことなーく、聞き覚えがあるよーな、ないよーな…?


晃星「知らない」

まつり「ですよねー…」

晃星「…まつり、お前は早く寝たらどうだ? 何かあれば、叩き起こす」

まつり「…でも…」

晃星「用事でもあるのか?」

まつり「何か不安で…別に理由とかないけど、晃星のそばにいた方が落ち着くかなって」

晃星「…俺も…」

まつり「…」

晃星「…まつりが、尻尾を出してくれればシベリアの真冬の夜でも耐えられる気がする」

まつり「…尻尾なかったら?」ジト

晃星「凍え死ぬ…」

まつり「はぁぁー…」

晃星「…おでん、熱いな。うまい」

まつり「当たり前じゃん」

晃星「…」

まつり「…あとさ、勝正さん…」

晃星「…」ピク

まつり「わたしが接した中では…少なくとも勝正さんは、いい人だよ」

晃星「…だから、何だ?」

まつり「【安価下2】」

 1 …何ってほどでもないけど…
 2 その他、自由台詞なんやで


まつり「晃星が昔、ひどいことをされちゃったことは、頭では理解したよ」

まつり「でも…勝正さんが駆けつけてくれなかったら、どうなってたか分からなかった」

まつり「そういう意味では恩人でもあるんだし…もう少し、やさしく接してくれたらなー…って」

晃星「…」

晃星「…その借りがなければ、あの場で殴っていた」

まつり「…」

まつり「もっと、フツーに…」

晃星「…じゃあ、あの女――バネ女を、別の仲のいい誰かが、本当はいいヤツだと言ったら…許せるのか?」

晃星「神主を殺したのは…あいつなのに…」ギリッ

まつり「…」

まつり「それは…」

晃星「同じように…あいつが…あいつのいる、ヤクザが、めちゃくちゃにしたんだ」

晃星「あんなのと同じ血が、少しでも流れているだけで…」ギリッ

まつり「…」

まつり「【多数決】」

 【多数決】最多4票獲得選択肢を採用
 1 全部、忘れろなんて言わないよ。でも…そうやって、誰かを恨む人のことは…見ていたくない…。晃星だと、尚更…
 2 人間って、1つの側面しか持ってないわけじゃないよ。悪い人だって、いいことはする。逆もする。間違うし、失敗もする。だから…


 すまん、最「多」やのうて、最「速」だった…
 申し訳ない…多数決の結果、「1」を採用ですね

―――――

まつり「全部、忘れろなんて言わないよ。でも…そうやって、誰かを恨む人のことは…見ていたくない…。晃星だと、尚更…」

晃星「…まつりには、関わりがないことだ」

まつり「あるよ」

晃星「ない」

まつり「…恨みは、怨念になるよ」

まつり「それに取り憑かれたまま、もしも晃星が死んじゃったりしたら、きっと…悪霊に身を落としちゃう」

晃星「っ…」

まつり「何がどう転んだって、そんな晃星にはならないって信じる」

まつり「だからさ…許すことが難しくても、許そうとすることは…してほしいかな、って」

まつり「ごめんね、押しつけがましくて」

晃星「…」

まつり「けど晃星が、そんなに辛そうな顔で、誰かを憎んでるのって…悲しいよ」

晃星「…」

まつり「…」

晃星「…」

まつり「…星、よく見えるね」

晃星「…そうだな…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ?
 4~9 夜は去った


 ――東京某所・綱野杜神社・境内――

 チュンチュン

まつり「Zzz…」

晃星「Zzz…」

魁「あ、まつりと晃星がねてる…」

御門「けっ…仲良く2人で、お外でおねんねかよ…爆発しやがれってんだ…」

御門「…起こさねえように、向こうでやんぞ」

魁「うん」

 ・
 ・
 ・

まつり「ん…」ブルッ

まつり「寒っ…」

晃星「っ…? ここで…寝てたか…」グシグシ

まつり「おー、さぶさぶ…。おでん、おでんであったまらないと…」イソイソ

晃星「…無事、朝になって良かったな…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B ガイア 197/400
   C コート 306/300
   D バーニッシュ 261/200
   E ピラー 0/250
   F アンテナ 0/200
   G ステルス 0/300
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 その他、自由行動


 ――個人情報――
 名前:轟まつり 性別:女 職業:巫女(おでん係)兼女子高生 年齢:16
 身体能力:運動音痴 頭脳:平均以下 精神:ちくわぶ
 異能:九尾狐、加速 特技:演技 願望:怪異解決
 GS:ポイント203/100 アームMAX ガイア197/400 コート306/300 バーニッシュ261/200

 ――知人――
 久河晃星:砂塵の異能 正義厨 ケモナー
 神瑠璃独楽:オカルト恐怖症(深刻) 蹴球の異能
 徳川唯一:反魂の異能 幽霊騒動に関わりが?
 夏伐颯:熱風と軟泥の異能 異能管理機関職員
 リダ・オールデス:独楽の秘書 ビッチ
 槙島軍人:炎の異能 異能管理機関職員
 殿下:御狐様 神通力を持つ おでん好き
 美多勝正:命令の異能 美多組次期組長
 天宮怜:風の異能 男の娘(?)
 三笠宮御門:障壁の異能 妖刀持ち
 物部神子:怜が好きな女の子
 吉前魁:男の子
 織田翔太郎:黒炎の異能 徳川の仲間


 【直下 コンマ判定】(精神:ちくわぶ+10)
 コンマ二桁分加算
 アンテナ 0/200


 アンテナ 84/200

まつり「ふぅ~っ…おでん、最高っ…」

まつり「冷えた体が、ほぐれる…」

まつり「…食欲の秋、だね」

晃星「まつりは、おでんに関しては年がら年中だろう」

まつり「年がら年中、あたしに発情するくせに…」

晃星「尻尾と耳ともこもこのあるまつりに、だ。誤解を招く言い方はよせ」

まつり「へんたい…」

晃星「変態じゃない」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 勝正特訓
 5 その他、自由行動


まつり「さて…アボカドチーズ巾着包み…完成」

まつり「たっぷり、ダシを染み込ませたし…どれ、お味の、方は――!?」

 パクッ
 モグモグ

まつり「…」

まつり「…」

まつり「…」

まつり「…」

まつり「…」

まつり「うーん…」

まつり「マズくはない…けど、アボカドとチーズの主張、絶妙なコンビネーション…これは、おでんじゃなくてもいいんじゃないか感が…」

まつり「…むむむ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ひたすら、変わり種研究にいそしんだけど、これだ!てのはなかった
 4~6 おや? 境内の奥の方で、御門と魁が何かやってる
 7~9 さ、参拝客っ…!?


<えいっ…!

<アホか

<痛っ…たぁぁい…

<ムダなんだよ、いちいちいちいち…ムダなことしてんじゃねえ、隙があるっつーんだよ、ボケが

まつり「…何か、やってる…」

まつり「…」ジィッ

<御門の…意地、悪っ!

<文句言ってんじゃ、ねえっ!

 バシッ

<~~っ…

<おら、終わりか? ああ? 俺はいいんだぜ?

<っ――隙あり!

 シュパッ
 キィンッ

<お前…いつの間に、手裏剣なんか…

まつり「…」

まつり(…何してるんだろ…?)

まつり(チャンバラごっこ…?)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 にしても、御門が容赦ないなー、って見てたら神子が止めにきて、御門を叱った
 4~6 …チャンバラやのうて、あれ、剣の稽古か!て気づいた。…気づいただけ
 7~9 おでん食べにきた


まつり「…」

<えいっ!

<おら、脇っ!

 ビシッ

<うぐっ‥

<やめっか? やめていいんだぜ? むしろやめちまえ、めんどくせー…

まつり「…」

まつり「あれは…剣の、稽古的な感じ…なのかな?」

まつり「…………単なる、無慈悲なしごきにも見えなくないけど…」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 勝正特訓
 5 その他、自由行動


まつり「殿下~」

まつり「おでん、持ってきーたよー」

まつり「…」

まつり「…起きないか」

まつり「何か、冬眠中の動物を観察してる気分になってきた…」

まつり「おでん、ここに置いておくね」

まつり「また、持ってくるからね」


 【直下 コンマ判定】
 77、88、99、00が出ると…?


まつり「起きないなあ…」

まつり「…」

まつり「…これ、先が長いかも…」

まつり「ああ、殿下の毛…もっと、もふもふしとけば良かった…」


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 勝正特訓
 4 その他、自由行動


まつり「はぁ…」

まつり「…そろそろ、明太モチ巾着、染みたかな…?」

まつり「いざ、実食!」

 パクッ
 モグモグ…

まつり「…やっぱ、明太子とおもちは、最強のコンビだ…」

まつり「カツオだしにお醤油くらい、最強のコンビだよね…」

まつり「うーん、でも…明太子に火が完璧に入っちゃってるのが、何だかなあ…」

まつり「…ほかほかご飯の上に、半生で炙った明太子とか、最高なんだけど…これは、何だか…うーん…」

まつり「おいしいっちゃ、おいしいけど…おでん的に、いいのかな…?」

まつり「いやいや、おでんはどんな具材でも受け止めようとしてくれるものではあるけど…」

まつり「…………でも、何だかなあ…。頭固いのかなあ…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 悶々としながら、現代から未来へのおでんについての思考を巡らせた
 4~6 参拝客っ…と思いきや、独楽ちゃんあての機関のお客さんだった…ちぇっ
 7~9 怜がデートから帰ってきた。表情を見るに楽しかったのは伝わる。…でも、いつも神子といるとあの顔だよねえ



 スタスタ…

まつり「あ、怜、神子ちゃん、おかえり~」

神子「ただいまっ」

怜「ただいま」

まつり「どこ行ってたの?」

神子「怜と一緒に、色んな喫茶店行ってきたよ。3軒だけど」

まつり「どうだった?」

怜「…」ドギマギ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 割と退屈だったって
 4~6 フツー、だってさ
 7~9 楽しかったって。良かったね


神子「楽しかったよ」

神子「あのね、カウンターのテーブルが、木を切り出した、1枚になってるお店とかで、すっごく雰囲気良かったの」

神子「それとね、メタリックなお店にその後行ったの。ギラギラしてて、かっこよくて、音楽とかもそういう感じの流れてた」

神子「最後に行ったのが、たかーいカフェっていう感じで、ちゃんと店員さんが椅子引いてくれたりしたの」

神子「あそこのホットケーキ、すんっ…ごく、おいしかった。あれ食べられただけで、もう満足」

まつり「良かったね」

神子「うんっ」

怜「…」ホッ

まつり「怜も、良かったね」

怜「…ありがと」


―――――

 一旦、休憩さしてくだされ~
 ありがとうございました

 一旦じゃなくなったら、すんません…
 何か今日、とっても眠たい…春だから、なのだろうか…?

>>808のガイアと>>850のアンテナってアームMAX補正つくんじゃないんですか?

一旦乙 >>878アームMAX補正がつくのは未修得のコートとバーニッシュOnly

>>1バストサイズは
A:明(貧乳)
B:独楽(大きくも小さくもない)、千景(シャルルの証言から消去法)
C:ありす(確定)、まつり(発展途上)
D:夜子(シャルルの証言から消去法)
で合ってますか?


 今日はやっぱ、ムリっす…
 もーだめ、すみませんがまた明日ということで…

 ありがとーごぜえました

 >>878については
 >>879の通りでございます
 未習得時のコートとバーニッシュにのみ、補正が追加をされるのです

 でもって、バスト?
 ……………それ、だいじ?
 うん、まあ…合ってると思われます。ちゃんと確かめてはいませんが、>>1の記憶とは一致しているはずです

 順位つけをするのであれば、
 夜子>ありす>まつり?千景>独楽>明かなあ…と
 千景が、さっぱり覚えておらんのです、すまん

 ではでは~
 今日はここまででござる~どろん


 ――オマケ・ゆっきー、やさぐれる――

*『ユキぃ~、先日の仕事は見事だったぞ、お陰でうちの補給戦線がずたぼろで、兵の指揮までガタ落ちだ!!』

幸晴「だって、向こうから金積まれたんだから、仕方ないでしょ…。誰の敵にもなりはするけど、味方じゃないんだから…」

*『ああそうだ、もっともだ、言い分は正しい、まるでホフテンみたいだな! ハッハッハッ、この、ジャァアアアアア――――――――ップ!』

幸晴「うるっさ…」

*『お前には何度も世話になっているが、これほどとは思ってもいなかった! うちの精鋭を送り込んでやったぞ、喚きながら死んでしまえ!』

*『それじゃあな! 助かったがそれ以上にお前の仕打ちで頭にきてるんだ! せいぜい、化けて出てくるなよ!』ブチッ

幸晴「はぁぁ…」

ボルト「わふ」パタパタ

幸晴「…ほんっともう…やだ、この仕事…」ナデナデ

ボルト「わふっ」ペロペロ

<ドドドドドド…

幸晴「来るなら、やるけど…」

幸晴「…いつになったら、あの情報が手に入るのか…」

幸晴「このセーフハウス、場所がすっかり割れてるし…壊されたことにしておこう…。おいで、ボルト。シェルターに隠れるよ」

ボルト「わふっ!」

 ガチャッ
 ギィィィィ…
 ガコンッ

幸晴「…1日もこもってればいいか…」

幸晴「…」

ボルト「わふ」グイグイ

幸晴「疲れてるんだから、後にしてー」

ボルト「わふっ」ペロペロ

幸晴「聞いてますかー? 分かってますかー? もう…寝かしてよ…」

<ドッゴォォォォォォォッ

幸晴「あ、始まった…」

幸晴「核だろうが何だろうが、落とせっつーの…どうせ、核汚染されたって直せるのに張り切っちゃって…」

幸晴「…百夜桜乃音姫のライブ映像見てよ」

 ピピッ

幸晴「~♪」

ボルト「わふっ」ノソッ

幸晴「はいはい…。枕にしてもいいから、大人しくしててね…」ナデナデ

ボルト「わふ」パタパタ

幸晴「…」

TV『おーっほほほほっ!』

幸晴「…このステージの袖に、いられたんだけどなあ…」

幸晴「て言うか…最近、踊りがおざなりなような…。ちゃんと、ビシって揃えて…ああまた揃ってないし…」ブツブツ

幸晴「……さみしい…」

 二代目ワンマンアーミー・ユキこと、幸晴は最近、よくシェルターに引きこもります。
 それでも数日すると何事もなかったかのようにセーフハウスが復活するので、幽霊屋敷だなんて地元では言われているとかいないとか――。


 ――東京某所・綱野杜神社・境内――

まつり「…」

まつり「…うーん」

まつり「…これは、難しい…」

まつり「…」

まつり「…」

まつり「…でも、これさえ…できれば…」

まつり「…」

まつり「いや、でもだめだ…」

まつり「こんな方法で…」

まつり「…うーん…」

まつり「…うん、やっぱりだめだ、おでんをカレーにしちゃうなんてっ!」

まつり「おでんは、あくまでもおでんとしてだよねっ!」グッ


 【安価下2】
 1 おでん販売
 2 コミュ
 3 おでん献上
 4 かっちゃん
   A 特訓
   B 場所おしえてよー
   C その他、要望
 5 その他、自由行動


まつり「はぁ…」

まつり「参拝客、取り戻したい…」

まつり「…」

まつり「でも…その前に、近隣の住民が戻って来れるようにしなきゃなあ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 閑古鳥
 4~6 こまちゃんへのお客さん
 7~9 リダがおでんを買ってくれた


 いきなりですな

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 こまちゃんが屋台にやってきた
 奇数 あっ…
 ※0は偶数扱い


まつり「お客さんこないかなー…ん?」

まつり「誰か来る! お客さ――」

 ドサッ…

まつり「倒れた…?」

まつり「あ、あのっ…大丈夫ですか?」

 トトトッ

黒服「っ…とどろ…き…まつり…さま…ですか…?」

まつり「そ、そうですけど…?」

黒服「若が…」

まつり「若…? 勝正さん? どうかしたの?」

黒服「組に…あい…らが…来て…」ガクッ

まつり「…えっ」

まつり「こ、晃星、人が倒れちゃっ――」

まつり「でも…晃星は、この人のこと…手当てなんて…」


 【安価下2】
 1 いやでも、晃星呼んで手当てするように頼んでみよう
 2 美多組へ急いでいってみよう


まつり「晃星、晃星っ…!」

まつり「とにかく、運ばなきゃ…よっと」

まつり「晃星ーっ!」

 ・
 ・
 ・

晃星「どうした、まつり?」

まつり「この人が、倒れちゃってて…」

晃星「分かった、すぐに看――こいつ…美多組、の…」

まつり「お願い、このままじゃっ…!」

晃星「…」

まつり「晃星っ…!」

晃星「…救急箱を持ってきてくれ。それから、湯を沸かせ」

まつり「うんっ…!」



 【直下 コンマ判定】
 1~3 手当てだけして、放り出しちゃった…
 4~6 目が覚めたらすぐに追い出すって
 7~9 何も言わないけど手当てだけして客間に寝かした晃星


晃星「これで手当ては済んだ。後は関与することじゃない」

晃星「外に捨てておけ」

まつり「っ…でも」

晃星「…関わったところで、ロクなことにはならない」

晃星「…」スタスタ

まつり「…」

まつり「何か、勝正さんに…ううん、あの組に起きたんだ…」

まつり「あの人達が、攻めていったのかな…?」

まつり「だとしたら、勝正さんが、危ない…」


 【安価下2】
 1 ひとりでいくよ
 2 晃星にいこうよ、って
 3 その他、どーするー?


まつり「晃星、何かあったんだよ」

まつり「きっと…あの人達が、襲撃したんだと思う」

まつり「一緒に行こう」

晃星「…」

まつり「晃星っ」

晃星「関わりたくない」

まつり「でもっ…!」

晃星「悪党同士が、何をしていようが関係はないっ!」

まつり「っ…」

まつり「…お願い、晃星」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 いかないって…
 4~6 まつりが心配だからついてくだけだって
 7~9 渋々…


晃星「…嫌だ」

まつり「ケチっ…じゃあいいよ、ひとりで行く」

晃星「…でも」

まつり「…?」

晃星「まつりが行くんなら、俺も行く」

晃星「…何かがあったら、その方が嫌だ」

まつり「…素直じゃない…」

晃星「行かないなら、それでいい。行くなら、さっさとしろ」

まつり「うん」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 かっちゃんが…重態や…
 4~6 なに、かっちゃんがひとりだけで追撃に出てる? ケガをおして?
 7~9 かっちゃんがどうにかこうにか押し出して、そのまま追撃に出とるんやと




 ――東京某所・美多組――

 タタタッ

まつり「はぁっ…着いた、けど…」

晃星「…」

まつり「すごく…壊れてるし、人もたくさん…」

*「綱野杜神社の、轟さん…ですか…?」ヨロッ

まつり「あ、はい…。うちに、組の人が来て…勝正さんは?」

*「若は、今、おひとりで、撤退していったあいつらを…」

まつり「ひとりで?」

*「目的は…我々への、攻撃だったらしく…」

*「若もケガをされているのに、止めきれずにっ…」ギリッ

まつり「そんな…」

晃星「…」

*「…? そちらの、方…」

晃星「…」フイッ

まつり「うちの人なんで、お気にせず…」

まつり「とにかく、えーと…えっとぉー…」


 【安価下2】
 1 怪我人の治療とかを手伝う
 2 勝正と合流しなきゃ! 居場所分かる?
 3 その他、どうする?


まつり「そう、勝正さんの居場所って、分かりますか?」

*「若の…?」

まつり「だって、勝正さんが巻き込まれたのは、あたしのせ――」

晃星「いいから、場所を教えろ。まつり、自分のせいなんてことは、こいつら相手には口を滑らせても言うな、つけあがるぞ」ヒソ

*「…」

まつり「…晃星…」

*「若は連中の居場所を知っているようで、そこに行ったようです」

*「それを調べたもんに聞いてきやすので、しばらくお待ちを…」


 【安価下2】
 1 場所を把握次第、乗り込もうぜ
 2 怜と御門にも場所を教えて、現地合流せにゃ
 3 とりあえず、現地に向かって偵察…的な?
 4 その他、乗り込む前に何かしたいことなんてあるのん? あれば併記しておくれやす


 ――東京某所・廃教会――

まつり「…夜になっちゃって、さらに何か…あやしい雰囲気が…」

晃星「…ついでだ、今夜こそ…あいつらを消す…」グッ

まつり「…」

まつり「怜と御門にも、場所教えたから、すぐ来ると思うけど…」

まつり「何か静かだし、勝正さんが心配…」

まつり「…」


 【安価下2】
 1 乗り込むぜ
 2 いや、合流を待ってからにしよう


 【直下 コンマ判定】
 1~3 待ってたら、襲撃受けちまった。しかも、やつらの陣地なんだぜ?
 4~9 無事合流、さあ行くで!


晃星「…」

まつり「…」

まつり(まだ、来ないかな…?)

まつり(…勝正さん…大丈夫、だよね…?)

 ズズ…

まつり(…何か、不安だな…)

 ズズズ…

晃星「…?」キョロキョロ

まつり「…晃星、どうかした?」

晃星「…気配がする。悪霊だ」

まつり「え…」

晃星「来るぞ――」

 ズズズズッ
 ズォォォォォォォォッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 悪霊・豊臣があらわれた…
 4~6 悪霊・集合体(あのヤバいやーつ)があらわれた…
 7~9 数百くらいの悪霊…


まつり「な、何この数…!?」

晃星「あいつらのホームだからな…」ジリ

まつり「これじゃ、突撃もできないよ…。うじゃうじゃうじゃうじゃ…」

晃星「まだこの世をさまようのなら、滅するまでだ」

まつり「う、うん…でも…」

晃星「やるぞ…!」


 【安価下2】
 1 いや、この場は任せた! 先に行くから、怜と御門とちゃんときてね!
 2 しゃあねえ、やるか


 ズォォォォォォッ

 悪霊が同時に襲いかかってきて、まつりが大薙刀にバーニッシュをかけて振り回した。
 リーチを活かして悪霊を振り払い、晃星が吹き飛ばされた悪霊に追撃をしかけてトドメを刺していく。

まつり「晃星!」

晃星「どうしたっ!?」

まつり「やっぱり、ここは任せたから怜と御門が来たら、一緒に来て!」ダッ

晃星「何――まつりっ!?」

まつり「だって心配なんだもん!」

 道を塞ぐ悪霊を大薙刀で蹴散らし、まつりが直進する。
 晃星が追おうとしたものの、まつりが切り拓いた道はすぐに悪霊で埋められてしまう。

晃星「っ…仕方がない…」

晃星「後から沸いて出ないよう、ここで全て昇天させてやる」



 【直下 コンマ判定】
 1~3 勝正がぶっ倒されたとこだった
 4~6 ボロ雑巾かっちゃん…
 7~9 ぼろっぼろで、まだ戦ってるかっちゃん


 ――東京某所・廃教会・礼拝室――

 バンッ

勝正「はぁあああああ―――――――――っ!」

織田「消えろぉっ…!」

 織田が黒炎で勝正を包み込んだ。
 その中から強引に勝正は飛び出し、衣服を燃やされながら迫って長ドスを振るう。

 ギィィィィンッ

徳川「邪魔をするなっ…!」

 織田がナイフで長ドスを受け止め、横から徳川が勝正に攻撃を仕掛けた。
 ピラーを使って徳川の攻撃を防ごうとしたが、ガイアを使っている徳川を止められず、ピラーごと破られて殴り飛ばされる。

 ドッゴォォォォッ…

まつり「っ…勝正さんっ…!」

徳川「…入ってきたか…」

勝正「ふぅ…はぁ…まつりちゃん、か…」

勝正「大丈夫だ…下がって、いろ…。こいつらは、強い…」

まつり「ううん、あたしもやる…」

織田「…唯一」

徳川「ああ、ついでだ。ここで、終わらせる」

勝正「…チィッ…」

まつり「大丈夫、やれる。やる…!」


 【安価下2】
 1 かっちゃんにはサポートに回ってもらおう。まつりんは、攻める
 2 サシで勝負!
   A 徳川と
   B 織田と
 3 その他、どーしよ?


まつり「勝正さん、あたしがやるから…!」ダッ

勝正「それは、無茶だ…!」

 まつりが駆け出し、織田に大薙刀を突き出した。
 連続で大薙刀を突き出していくが、織田はナイフでそれを捌き、その度に火花が散った。

 ギィンッ
 ガッ
 ギギッ

織田「弱い――!」

勝正「っ…させる、か!」ダンッ

 勝正がピラーを使い、踏み出した織田の足を下から突き上げた。
 まつりがすかさず、大きく振り回した大薙刀で仕掛けたがコートで受け流され、後退される。

まつり「逃さないっ…!」

勝正「違う、命令だ、退けっ!」

 追撃に出ようとしたまつりが、勝正の異能で命令され、意思に反して後ろに下がった。
 まつりが出ようとしたところへ直後に凄まじい黒炎が燃え上がってしまう。

まつり「うわっ…」

 ブワァッ

徳川「何を、安堵している?」

 黒炎の中から、徳川がガイアを使って飛び出してきた。
 繰り出される拳を大薙刀で受けるが、凄まじい力に負けてそのまま後ろに飛ばされる。


 【安価下2】
 1 未完成ガイアで対抗や!
 2 コートで一撃を受け流して、その隙を突く感じでいこう!
 3 その他、どうする!?


 ズザァァァッ…

まつり「やっぱ、あれ、すごい…」

徳川「死ね――!」

まつり「でも、こっちだって…!」

 ブワァァァッ

 まつりがガイアを発動する。
 未完成であるために、アームを遥かに超える星のチカラをまとうだけだ。
 それでも引き上げられる身体能力はアームを凌ぎ、九尾狐化の異能によってさらなる向上をもたらす。

 ガシッ
 ドッゴォォォォォッ

まつり「ぐぬっ…ぬぬぬっ…!」

徳川「組み合えただけで、満足か!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 徳川つえーな、もー…
 4~6 まつりんの物騒な才能なめちゃあかんぜ?
 7~9 そんなはずないじゃーん


 おおーう…
 ほんと、ちょっと違うタイミングでこういうのは出てほしいよねえ…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 脳筋もいけたまつりん…まあ、頭は割と粗末な方だからね…
 奇数 徳川の奥の手、発動! 悪霊を自分の体にどんどん取り込んでって、めっちゃんこパワーアップ…
 ※0は偶数扱いなんや


まつり「でも、これで――対等っ!!」

 ガッ

 まつりが徳川を押し込んだ。
 力負けを感じ取り、徳川がすかさずまつりを放り投げにかかる。

 ガシッ
 ブンッ

 しかし、尻尾を使って叩きつけられる前に受け身を取る。
 そのまま大薙刀を力の限りに振るい、同時に尻尾で猛連打をかけた。

 ドッゴォォォッ
 ズドドドドッ

まつり「逃さないんだからっ…!」

 ガシィッ

 吹き飛ばされないように徳川を尻尾で捕まえたまま、まつりが猛攻を仕掛ける。
 どうにか捌いていた徳川だったが、8本の尻尾の物量と、そこに混じって繰り出される大薙刀の斬撃が続くと徐々に防げなくなる。

徳川「くっ…!」

 シュボォォォォッ

 まつりに黒炎が迫った。
 ハッとして振り返ったのと同時に、徳川がまつりに反撃を仕掛けて殴り飛ばす。

勝正「命令だ、全員――伏せろ!」

 ビッタァァァンッ

 黒炎を回避できないと踏み、勝正が命令した。
 まつりもろとも、3人まとめて自らの力で地面に叩きつけさせ、黒炎を避けさせる。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あ、かっちゃんから狙われた…
 4~6 やりづれーな…
 7~9 助っ人登場なんやで


徳川「っ――翔太郎、あいつからだ!」

織田「分かった…!」

 ダンッ

勝正「チィ…来るなら、来い」チャキッ

まつり「勝正さ――」

徳川「よそ見をするなっ…!」

 徳川がまつりの尻尾を掴んで、引いた。
 引かれる力を使いながらまつりが大薙刀の柄を叩き込むが、それも掴まれて止められてしまう。

織田「消えろ――」

 シュボォォォォッ

勝正「消えるのは、貴様らだ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 かっちゃーん…
 4~6 かっちゃん、戦闘不能…
 7~9 相討ち…?


 シュバァッ

 勝正が黒炎をコートで脱した。
 同時にステルスで身を隠し、そのまま織田へ迫って長ドスを振るう――。

織田「分かるんだよ――」

勝正「何っ…!?」

 ギィィィィンッ

 織田が手に黒炎をまとわせ、それで長ドスを受け止めた。
 熱で焼かれ、衝撃で溶解された箇所が弾けて飛んだ。織田が勝正の腹部へ、さらに黒炎をまとわせた一撃を叩き込む。

 ズッドォォォォォッ…

勝正「っ…」

織田「アンテナは、得意でな」

 ズボォォッ

 腹部を貫通した腕を引き、織田が吐き捨てた。
 黒い炎が患部から、勝正に広がっていく――。

織田「そのまま、死ね」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あかん…
 4~6 死にゃしない
 7~9 ようやく助っ人到着


織田「次から次へと…唯一、新手だ」

 ダンッ

 開け放たれていたドアから、影が飛び出してきた。
 一直線に織田へと迫り、拳が振るわれてそれを受け止めるが、その見た目に違う重量で殴り飛ばされる。

 ドッゴォォォォッ

怜「ごめん、遅れた」

御門「おい、何カッコつけてんだ、お前」

晃星「外は、粗方、片づけた。これで、4対2だ」

まつり「皆…! それより、勝正さんが…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 めんどくさがりの御門が、戦いを放棄してかっちゃんの命優先てことで、かっちゃん連れて離脱した
 4~6 晃星が黒い炎の穢れ的なそういうのを祓ってから手当てにかかった
 7~9 宗門の一振りで黒い炎なんか消え消えよ。すげー


御門「あー、これな」

 ヒュンッ

 御門が一振りする。
 それだけで勝正の患部から広がろうとしていた黒炎がかき消された。

晃星「…とんでもない現象を簡単に…」

勝正「はぁ…はぁ…」

怜「それでも、手当てをして、早く病院に連れていかないと重傷だよ」

晃星「…さっさと終わらせればいいだけだ」

怜「…手当てを」

織田「…唯一」

徳川「…ああ、分かっている…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 徳川、スーパーパワーアップ。さあ、決戦やの
 4~6 教会を燃やし始めた。焼き崩れてく教会で決戦なんやで
 7~9 て、撤退しただと…!?


徳川「お前の異能で、ここには不浄がすでに蔓延している」

徳川「ここで一気に蹴散らす。――悪霊ども、ここへ集え。俺が取り込んでやる…!」

 ズズズッ…

まつり「っ…何…?」

怜「…?」

晃星「悪霊が、取り込まれて…?」

御門「おいおい…目に見えて、ヤバくなってんじゃねえか…」

怜(ただ、力んでるだけにしか…僕には見えないんだけど…この人達、霊感強いな…)

まつり「…っ…これ…って…」

晃星「自身を霊媒にして、悪霊の力を…」

御門「めんどくせー…」

怜(いや…何も変わってるようには、僕には…)

 ズォォォォ…

徳川「覚悟をしろ…。皆殺しだ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あっ…
 4~6 ガイアの比じゃない、スーパーパワーですわ…
 7~9 4人がかりでもひいこらしちゃうわ、これ


 タンッ…

 徳川が、床を蹴った。
 瞬時に御門が障壁を張ったが破られ、前に出た怜が一瞬で弾き飛ばされる。

晃星「まつりっ…!」

 晃星がまつりを押し倒すようにしながら庇った。
 それが通過し、衝撃波が礼拝室に発散されて何もかもが破壊される。

 ドッゴォォォォォォッ

御門「…これ、やべえぞ…」

怜「早すぎる…」ムクッ

まつり「あ、ありがと…晃星」

晃星「ああ…」

徳川「…チッ…面倒だ…」

織田「俺が追い込む。やれ」

徳川「任せた」

御門「…なあ怜、やっぱさ…」

怜「だめだよ。大体、あんなの放っておけない」

御門「…けっ…」

晃星「来るぞっ…!」

 シュボォォォォッ

 黒炎が4人へ襲いかかり、怜が風で4人を持ち上げた。
 徳川が浮かび上がった4人へ再び、突撃をするが御門が障壁の異能で作った足場を蹴り、居合いで撃退に出た。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 御門からやられたか…
 4~6 あかん、止めきれん
 7~9 攻撃は最大の防御なんや! 攻めて攻めて、攻めきらないとこれはあかんぞ


御門「そら、よぉっ…!」

 ザァンッ

 閃いた白刃が、徳川を切り裂いた。
 軌道が逸れて怜が風の刃をぶつけ、追撃をする。

晃星「攻めきって仕留めるぞ!」ダンッ

 シュボォォォォッ

 着地した晃星がすかさず徳川へ向かうが、黒炎がその前に立ちはだかった。
 だが黒炎に砂塵をぶつけて、燃やすことの叶わない灰で晃星は突破していく。

徳川「非力な身で、ムダなことを…!」

晃星「――――」

徳川「っ…!」

 晃星が呪文を唱え、徳川の中に取り込まれた悪霊へ攻撃をする。
 怯んだところへ晃星は拳を突き込んだ。それに続き、飛び出したまつりが尻尾を使って思いきり大薙刀を振るって、さらに追撃する。

 ドッゴォォォォォォッ

御門「つーか、黒くてメラメラしてんのが邪魔くせんだよ…! そっちは勝手にやってろ!」

織田「こっちだって、お前のそれは邪魔だ…!」

 ギィィィンッ


 【安価下2】
 1 ガイア使って、ガンガンいこう
 2 とにかく反撃の隙を与えないように仕掛けていこう
 3 その他、どーしていこう?


まつり「ぜぇえええええ―――――――――――いっ!」

 ブンッ
 ガシッ

 大薙刀が、徳川に止められる。
 だが、尻尾でまつりは徳川の顔面を殴打した。

晃星「そのままにしていろ!」

徳川「っ…!」

 体勢の崩れた徳川に晃星が回し蹴りを叩き込んだ。
 突風がそれをアシストして思いきり壁へ叩きつけ、さらに風の刃が放たれまくる。

 ズドォォッ
 ヒュババババッ

怜(何だろう、この違和感――?)

 ダンッ

晃星「神社を、御狐様を、何より神主をっ…!」

晃星「お前は必ず、今日っ! ここで俺が必ず殺してやる…!」

 ドッゴォォォォォッ

まつり「幽霊を、死んじゃった人を使って悪さするなんて、許さない…!」

 ブゥゥゥンッ
 ズッバァァァァァッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 猛攻に次ぐ猛攻…しかし…
 4~6 手応えあり! …なの、に…
 7~9 こんだけ、やってるのに…あまりダメージ食らってねえ…だと…?


まつり「手応えあり…!」

 強い手応え。
 大薙刀が、確かに徳川を切り裂いたことを確信する。

徳川「――それがどうした」

 ズォォォッ

 舞い上がっていた粉塵から、徳川が腕を伸ばした。
 とっさに怜が突風を起こし、徳川を押さえつけてしまう。

 ちらされた粉塵。
 徳川の姿があらわになり、まつりが息を飲む。

 グシュッ…
 ジュワァ…

まつり「っ…」

晃星「どういう、ことだ…」

怜「傷が…再生してく…?」

徳川「この身に取り込んだ魂が、お前らの攻撃などは肩代わりをしていく」

徳川「死に至るダメージだろうが、そんなものは魂を切り捨てれば消えるだけだ」

徳川「お前らに、勝ち目は一切ない。俺の異能は本来、他人の魂を使った俺自身の蘇生の異能だ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あかん、流れが途切れた
 4~6 キリがなさすぎるよぉー!
 7~9 だ、だったら…死ぬくらいのダメージを与えるほど、弱体化するってことやろ!? 諦めへんで! だからどーしたんや!


 おおーう…
 今日は多いのう…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 なーんか、こいつつえー!て流れからの自爆がお約束になってきてる感じが…
 奇数 でもって、その再生を見せつけて絶望を煽ってからの、本気を出すってゆー性格悪すぎの徳川さん
 ※0は偶数扱いなんや


徳川「さっさと…殺してやる…!」

まつり「っ…!」

 ガッ
 ドッゴォォォォォォッ

 徳川が飛び出し、まつりがガイアを使って受け止めた。
 しかし、一瞬で弾き飛ばされてしまい、近くにいた晃星に徳川が拳を振るう。

晃星「くっ…!」

徳川「弱い…!」

 ガッ
 ドッゴォォォォォォォッ

 たやすく晃星の防御を打ち砕き、まつりと同じところへ殴り飛ばした。
 向かってきた晃星を尻尾で受け止めると、さらに徳川が向かってくるが、怜が前傾になりながらのタックルでどうにか上へはね飛ばす。

徳川「っ…」

怜「確かに強いけど…大きすぎるチカラの制御が追いついてない」

怜「大丈夫、やれるよ」

晃星「…分かっている」モフモフ

まつり「あんまり…そういう感じは見えないけど…」

怜「ううん、証拠に単純な攻撃しか仕掛けてこないし、焦ってるようにも見える」

徳川「だったら、そうしてみろ――!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ゴリ押しで死にかけるくらいパワーはあるんだけどね
 4~6 カウンター主体でやってくよ
 7~9 ほら、ボロが出た


 徳川が飛び出す。
 その速さに、まつりは馴れていた。
 初動を見切って、来るべきタイミングをはかって大薙刀を繰り出す。

 ドスッ
 ズドォォォォッ

まつり「っ…へっへへーん…」ググッ

晃星「そこだっ…!」

 ドゴォッ

怜「まだまだ…!」

 ドッゴォォォッ

 大薙刀が徳川の心臓を穿ち、晃星と怜が攻撃を仕掛けた。
 左右から揺さぶられる強い衝撃で、地団駄を踏むように徳川が床を踏み鳴らし、発生した衝撃波が駆け回る。

徳川「調子に乗るなァ――!」

 ダンッ

 再び飛び出してきた徳川をまつりが尻尾で絡め取り、振り回し、投げ飛ばした。
 晃星が向かってきた徳川に踵落としを炸裂させて飛び退くと、風の刃が徳川の背を切り刻む。

徳川「そんなものを、いくら食らったところで通用することは――」

 ピシィィッ

徳川「っ…」

晃星「通用することは、何だ?」


 【安価下2】
 1 晃星に呪文で、取り込まれてる幽霊への攻撃をしてもらって、物理はまつりんと怜でやる
 2 晃星と一緒になって、呪文で取り込まれてる幽霊にダイレクトアタック!
 3 ガンガンいこうぜ!
 4 その他、どーしませう?


晃星「――――」

 晃星が呪文を唱え始めた。
 徳川が取り込んだ悪霊が、その体を離れていく。

徳川「っ…この、小僧が…やめろぉっ…!」

まつり「続けて、晃星っ!」

 ドッゴォォォッ

怜「実際、効くんだ…こういうのって…」

 ヒュォォォォッ
 ズドォォォォォッ

 晃星に襲いかかった徳川に横から突きを食らわせ、まつりが振り払った。
 その先へ怜が風の刃を飛ばしていく。まつりがそこへ駆け込み、風の刃と入れ違いに大薙刀を振り下ろした。

徳川「舐めるな…!」

 ガシッ

 徳川が大薙刀を掴み、そのまままつりを振り回して叩きつける。
 尻尾を使って受け身を取りながらまつりは大薙刀をさらに振るい、徳川の左足を斬り飛ばした。

 ザシュゥゥッ

徳川「ぐぅっ…!」

晃星「――――」

 傷口から次々と幽霊が飛び出していく。
 再生が追いつかない徳川に、怜が機械の左腕で拳を叩き込んだ。

 ドッゴォォォォッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あーう…暴走始めよったでぇ…何でこう、いつも自爆で倒すことになるんだか…
 4~6 しぶといな
 7~9 トドメはまーつりんっ


 ヨロッ…
 ダンッ

 徳川が怜の一撃で倒れ込もうとしたが、踏ん張った。
 まつりはすでに動きだし、駆け込んでいた。

 シュルルルッ
 ガシガシィィッ

徳川「くっ…」

晃星「――――」

徳川「放せ、やめろぉ――――――――――っ!」

まつり「やめない」

まつり「幽霊を自分勝手に操って、色んな人を怖がらせて」

まつり「たくさん、人も、ものも、傷つけて、あなたがやってきたことを許さない。だからっ――」

 まつりが大薙刀を振り上げた。
 ポルターガイストを起こして徳川が瓦礫をまつりにぶつけたが、ガイアを使ったまつりは、その程度で揺らがない。

まつり「ここで、終わりにするっ――!」

 ズバァァァッ

 徳川が頭から両断された。
 切断面から、最後の一押しとばかりに悪霊が溢れ出して消えていく。

徳川「っ…」

晃星「――――」

まつり「…悪霊、退散っ」

 ボロッ
 シュゥゥゥ…

 徳川の死体が消え去り、ECが転がり出した。
 溢れていた悪霊も次々と消えていく。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 織田が自爆攻撃しかけてきおった
 4~6 織田は御門にやられたで。地味にやるやん、御門
 7~9 織田は戦意喪失で一件落着


 ギィィィィンッ

御門「こんの、野郎…!」

怜「そうだ、御門――」

織田「徳川まで、やられたか…」ゼィゼィ

織田「だったら…まとめて、消し炭にしてやる」

織田「お前ら全員、ここで死ね…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 徳川のECを使っての自爆…あかん…これは止めきれへんで?
 4~6 教会の奥に逃げ込んでった。追いかけたら、どんだけ爆弾集めてんねん!
 7~9 上着の下に大量の爆弾ががが…点火されたけど防ぎきった。無駄死にしおって…


―――――

 次スレね
 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part33 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426766587/)



 おいおい…
 テンプレ貼ってたら、何でこんなとこで…

 せめて、0だったらなあ…


 【00】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 大爆発が起きたと同時に、黒炎だの、幽霊騒動だので、色々と乱れに乱れちゃって…パラレル的なとこから、異世界人がやってきた
 奇数 新型星業動力の完成版が、どうしてこんなところにあるんや…
 ※0は偶数なんや


 この判定が済み次第、次スレってことで
 テンプレ貼り終わったら報告しますんで


 テンプレを貼り終わりました~
 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part33 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426766587/)

 奇数、か…
 そうか…王子は出ないか、あいよ…


このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom