ラウラ「チカレタ…」ヌギヌギ
箒「キツかったね、今日は」ヌギヌギ
ラウラ「今日はすっげえきつかったゾ~(SNNSK)」ヌギヌギ
箒「やめたくなりますよ~学校ぅ…」ヌギヌギ
ラウラ「どうすっかな俺もな~(意味深)」ヌギヌギ
箒「ラウラ、着替えるの早いっスね」ヌギヌギ
ラウラ「シャツがもう…、ビショビショだよ」ヌギヌギ
箒「風呂入ってさっぱりしましょうよ」ヌギヌギ
ラウラ「早く入ろうぜ早く」
箒「頑張ってくださいよ(奨励)」
セシリア(二人の様子が…何か変ですわ…?)ヌギヌギ
シャルル「……」ヌギヌギ
ラウラ「お、二人とも早くしろ」
箒「二人とも早くしろよ~(便乗)」
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-シャワー後-
バンババンバン!
箒「ひゃあああ」
ラウラ「あっつう~」
箒「ふぁぁ、ビールビール」
ラウラ「あー冷えてるかぁ~?」
箒「大丈夫ですよ、バッチェ冷えてますよ」
セシリア(ビール...?私たちは未成年では…?)
シャルル「……」
箒「Foo~↑」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
―和室―
箒「You have a… 夕方 腹減んないすか~?」
ラウラ「腹減ったな~(池沼)」
箒「ですよね~」
セシリア(今日の箒さんはいつもよりラウラさんにベッタリですわ…?)
シャルル「......」
箒「この辺にィ、上手いラーメン屋の屋台、来てるらしいっスよ」
ラウラ「あ、そっかぁ…(無関心)」
箒「行きませんか?」
ラウラ「行きてえな」
箒「行きましょーよ(念押し)」
セシリア(どうして箒さんは敬語をお使いに…?)
箒「邪犬、夜行きましょーね」
ラウラ「おっ、そうだな」
セシリア(二人とも目に活気がありませんわ…)
ラウラ「あっそうだ(唐突)。おいセシリア」
セシリア「!?な、何ですの…?」
シャルル「……」
ラウラ「お前さっき私らが着替えてた時チラチラ見てただろ(因縁)」
セシリア「見、見ていませんでしたわ…」
ラウラ「嘘つけ、絶対 見てたゾ(言いがかり)」
セシリア「なぜ見る必要がありますの…?」
箒「お前さ、CCLAさ、さっきぬっ、脱ぎ終わった時にさ、なかなか風呂 来なかったよな」
LUL「そうだよ(便乗)」
セシリア「い、いえ そんな事…」
LUL「見たけりゃ見せてやるよ(震え声)」ヌギッ
セシリア「キャッ…////」
千冬「お前たち、何をやっている!」
箒「ファッ!?」
シャルル「あ、織斑先生」
千冬「まさかラウラ貴様…、セシリアによからぬことをしていたんじゃないだろうな…」
ラウラ「……あれ…?」
セシリア「そ、そんなことはありませんわ!」
千冬「本当か?」
ラウラ「……ここはどこだ…?」
セシリア「ええ、さっきラウラさんに胸の大きくなる方法をご教授しようとしていて…、それでラウラさんはその自慢にもならないほどの胸を晒していらっしゃるのですわ!」
千冬「ラウラ、本当だな?」
ラウラ「え?あ、はい」
千冬「もし嘘をついているようならタダではすまさんぞ…」
シャルル「本当です、信じてあげてください。僕 見てました」
千冬「ならいいんだが…」
シャルル「それより、織斑先生はどうしてここに…?」
千冬「職員室で仕事をしていたら『ビールビール』と聞こえてきたのでな…、これはいかんと…」
セシリア(職員室からここまではかなり離れていると思うのですが…)
千冬「とにかく もう直に暗くなる、さっさと支度を済ませて帰れ!あとお前達の部屋にビールがないか調べさせてもらう!」
シャルル「そんな…」
ラウラ「な、なあセシリア…」
セシリア「いいんですよラウラさん、さっきのことは別に気にしてなど…」
ラウラ「そのことなんだが…」
セシリア「はい…?」
箒「う~ん、私は一体…」
ラウラ「私はさっきまで何をしていたんだ?」
セシリア「え?」
千冬「ラウラ、さっさと乳をしまえ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
―千冬の部屋―
一夏「記憶喪失?」
千冬「ああ、そうだ」
一夏「箒とラウラが…?」
千冬「授業の終わりごろから私が現れるまでの間、何をしていたか全くと言っていいほど覚えてないらしい」
一夏「……」
千冬「しかもこれはただの記憶喪失ではない」
一夏「というと…?」
千冬「セシリアの話では『まるで二人が何者かに憑りつかれているようだった』らしい」
一夏「『憑りつく』って…、よくある怪談話とかの…?」
千冬「私は非科学的なものは信じないがな。ただ、セシリアによれば二人の目には活気が失われていて、話していることも本人のものとは思えないほど品がなかったらしい」
一夏「品がない?」
千冬「よく分からん例えだが、セシリア曰く『まるで二人の糞汚い鬼畜ホモが、襲う間際の後輩に難癖を付けているようだった』らしい」
一夏「……」
千冬「まあアレだ。二人について何か変わったことがあれば教えてくれ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
―どこかのアジト―
???「フフフ、もうすぐだ…、もうすぐで我々の夢が現実のものになる…」
部下の一人「いよいよ…ですね…」
???「ああ、我々の5年間にものぼる無念がようやく晴らされる時が来たのだ…」
部下の一人「この時をどんなに待ちわびたことか…」シクシク
???「私もだ、私もこの時を待っていた…」ウルウル
部下の一人「必ず成し遂げましょう!」
???「ああ、この…」
???&部下の一人「『全日本国民淫夢化計画』を!」
―翌日・朝-
鈴「おはよう、二人とも!」
箒「ああ、おはよう」
鈴「ちょっと、アンタもあいさつしなさいよ!」
一夏「……」じ~~~~~~~~~っ
箒「なんだ?私の顔に何かついているのか?」
一夏「いや、昨日のことでお前のことが心配になってしまってな…。何か変わりはないかな…と…」
箒「……//////」
鈴「フン」ドゴオッ
一夏「ガハアッ」バキィ
セシリア「い、一夏さん!お怪我はありませんか!?」
一夏「セシリアか…」ゴホッゴホッ
箒「コラ、鈴!一夏は私のことを心配していただけなのに、双天牙月で攻撃することは無いだろう!」
セシリア「箒さんの言う通りですわ!」
鈴「峰打ちだから大丈夫よ」
一夏「十分 致命傷なんですが…」オエエエエエエエ ゲロゲロゲロ
セシリア「ああ、一夏さんの血液が滝のように…!」
シャルル「一夏、またISで攻撃されたの!?」
鈴「こいつが挨拶をしないからよ!」
シャルル「またそんなこと言って…」
ラウラ「大丈夫か、一夏?」
一夏「ラウラ…、ありがとう…。それより昨日のこと千冬姉から聞いたよ。何かあったらいつでも言ってくれよ?」
ラウラ「……」
セシリア「ラウラさん…」
アイエスハシンチョウニツカウベキデアッテ、ソウカンタンニツカウドウグジャ… ウルサイワネシャルル! ソモソモイチカガアイサツシナイカラ…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
―学校のとある場所-
千冬「…ということだ」
束『マメだなあ、ちーちゃんは』
千冬「朝から晩まで逃亡生活を送ってるやつに言われたくないよ」
束『別に一日中 走り回ってるわけじゃないし~、この生活も映画の主人公みたいで楽しいよ?』
千冬「相変わらずだな、お前は」
束『ちーちゃんもね』
千冬「とにかく箒のことはこちらでちゃんと見ておくから心配する必要はない、お前も自由に逃亡生活をするがいい」
束「ごめんねちーちゃん、忙しいのに…」
千冬「忙しいのはお互い様だろう?本当は昨日に電話したんだがつながらなかったぞ?」
束「いろいろあってね~。それよりちーちゃん、具体的に箒ちゃんはどんなことを言っていたの?』
千冬「私は直接 見たわけじゃないんだが…授業後、『ぬああん疲れたもおおおおおおん』と叫んだり、ビールもないのに『ビールビール』などと言っていたらしい」
束『あ、やっぱり…』
千冬(やっぱり…?)
束『ちーちゃん、私もそっちに行ってい~い?』
千冬「正気か?ただでさえお前は多くの人間に狙われているというのに…」
束『止めても無駄だよ?だって…』
ドゴオオオオオオオオオンッ
瞬間、部屋の壁が巨大な人参で壊された。すると中から見覚えのあるウサ耳のシルエ
ットが見えた
束「もう来ちゃったから」ニコッ♡
―放課後-
一夏「じゃあ、箒たちは一種の洗脳を受けてるってことですか?」
束「洗脳っちゃあ洗脳なんだけど、正式にはウイルスだね」ニコニコ
千冬「ウイルス?」
束「このウイルスについて知りたいよね…?知りたくない?」ニコニコ
一夏「あ~、知りたいっすね~」
千冬「何なんだ、そのウイルスは?」
束「電子ウイルス『INM』。通称『真夏の夜の淫夢』だね」ニコニコ
一夏「真夏の夜の…淫夢…?」
千冬「電子ウイルス…?」
束「非常に耐久力の強い厄介なウイルスさ、人から人への感染がないのが救いだけど。でも感染した人間はウイルスが完全に消えるまで、不定期な時間帯で体を乗っ取られたかのように行動しちゃうんだ」ニコニコ
千冬「そのウイルスが完全に消えるまでどれくらいかかるんだ?」
束「人によって微妙に違うけど平均は114514時間らしいね」ニコニコ
一夏「114514時間って…」
千冬「13年以上も…!?」
束「でも安心して、あることをしなければ1週間以上長引くことは無いから」ニコニコ
一夏「あること?」
千冬「それは何だ?箒を呼ばなかったのもそれと関係があるのか?」
束「勿論そうだよ~♪これはデリカシーに関わることなんだけど~…」ニコニコ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ピンポーン
箒「はいはい、誰だ?」
一夏「俺だ、今ちょっといいか?」
箒「一夏?どうしたんだそんなに慌てて…」
一夏「今、部屋で何しているんだ?」
箒「!?何って…、動画を見ているが…」
一夏「何の動画だ?」
箒「ええっと…、ミュージックビデオの動画だが?」
一夏「嘘をつくな」
箒「な、なあどうしたんだ?いつものお前らしk「真夏の夜の淫夢」
箒「!?」
一夏「見ているんだな?」
箒「あ、ああ…」
一夏「中に入れてくれ…」
ラウラがLUL表記になったのはINMウイルスが強くなったからなんですかね…?
>>20
MUR先輩の名台詞なんで...。
でも、INMウイルスが強くなったと考えていただいても結構だと思います。
―学校のとある部屋―
千冬「そうか…見ていたか…」
一夏「信じたくはないけど、まさか箒がホモビを見ていたなんて…」
束「箒ちゃんはムッツリ、はっきり分かんだね」ニコニコ
千冬「ラウラも見ていたらしい、これで二人の感染はほぼ確定だな」
一夏「そういえば箒とラウラはどこにいるんですか?」
束「その二人ならここにいるよ~」ポチッ
一夏「モ、モニターが…」
千冬「!?箒とラウラが…それぞれ独房に!?」
一夏「箒には冷暖房完備、フカフカベッドとソファー付きの、VIP顔負け高級娯楽室!!」
束「パソコンはとある事情でないけど、雑誌と漫画とテレビとコンボ、ゲームはあるよ♪」ニコニコ
千冬「それに対してラウラは…」
一夏「布団一枚すらない、現役刑務者も真っ青の極寒牢獄!!」
束「ムカデやゴキブリもいるよ?」ニコニコ
千冬「なんたってこんなむごすぎる差を…」
束「ま、多少はね…?」ニコッ?
一夏(多少かな、コレ…)
束「実の妹と妹の友達では天と地ほどの差があるからね、仕方ないね」ニコニコ
一夏「おいラウラ、大丈夫か!?」
ラウラ「いいいいいいいいいいちtちちちtttちちちttちちかかかかkkkかかkかかか?????????」ガタガタガタ ヒュオオオオオオオオオ~
一夏「そうだ、一夏だ!それよりお前、顔色悪いぞ!?」
ラウラ「さささssssさむくてttててtててttてててしにそうだだだだだdddddだだdddddだだ、これはいったいいいiiいいiiiいいいiiiiiいいiい????」ガタガタガタ ザザアアアアアア
一夏「すまんがラウラ、『INM』の病気が完全に収まるまでその部屋にいてくれるか?」
ラウラ「いっしゅうかんももmmもももmmmmも????むりだっだだだだだだだddddddだだだdddd…」ガタガタガタ フシュウウウウウウウウウ
一夏「大丈夫だラウラ、お前ならできる!」
ラウラ「嫁がそういうならrrrっらららっらら…頑張ってみるるるるうるるるうるるるうr」ガタガタガタ ブオオオオオオオオオオオオオオ
千冬(どうして室内に吹雪が吹いているんだ…?)
ラウラ「あ、ゴキブリ」パシッ
一夏「あ、ほんとだ。ゴキブリってこんなに寒くても活動できるんだ、すごいなぁ~」
千冬(うわあ…、ゴキブリ直で掴んでる…、うわあ…)ドンビキ..
束(いっくんは私以上の鬼畜かもしれない…)ヒヤア..
掃除用具スレかと思ったのに……
>>25
なんかすいません...
―数分後―
束「さて、今日5人に集まってもらったのはほかでもない、箒ちゃんとラーちゃんのことについてだよ?」ニコニコ
千冬「すまないなお前達…、わざわざ集まってもらって…」
セシリア「とんでもございませんわ!!」
鈴「友達を助けるのは当然のことじゃない!!」
シャルル「むしろ二人のためなら僕たち、喜んで立ち上がるよ!!」
一夏「お願いします、手伝わせてください…。なんでもしますから…」
束「今回5人には頑張ってもらうけど仕事なのはホント、簡単な仕事だからさ、まあ安心してよ」ニコニコ
一・セ・鈴・シ「はあ…」
束「まあまあ、そう、焦んないで」ニコニコ
束「30分でドカン!すげえよ簡単だから、ホントだから、簡単簡単」ニコニコ
束「ちゃちゃちゃっとやればいーよ」ニコニコ
束「√で回るとかじゃないから、ちょっとこう~とやって、パパパッとやって、終わり」ニコニコ
セシリア「あのぉ…、ところでどこを攻撃するんですか…?」
束「…………………………………………」ニコニコ
一夏「えっと、どこを攻撃するんですか?」
束「よくぞ聞いてくれましたぁ~」ニパア
束「いっくん達には、『INMウイルス』をまき散らす元凶である、とある組織の本拠地を攻撃してもらいま~す☆」ニコニコ
鈴「どこの何という場所なんですか?」
束「…………………………………………」ニコニコ
千冬「どこの何という場所なんだ?」
束「豊島区東池袋にある『ニコニコ本社』という施設を攻めてもらうよぉ~?」ニコニコ
一夏「ニコニコ本社?」
シャルル「一体、どこの組織が運営している施設なんですか?」
束「…………………………………………」ニコニコ
一夏「あの、何という組織が運営しているんですか?」
束「『株式会社ニワンゴ』という悪徳企業さ☆」ニコッ☆
セ・鈴・シ(この人……なんかヤバい…………………………)
千冬(『株式会社ニワンゴ』……。ユーザーから毎月540円ずつ巻き上げているという噂の、あの悪名高い企業か…!)
その頃のモップさん
箒(どうしてこんな落ち着きのない部屋に…)
箒(雑誌と漫画にテレビにコンボ、そしてゲーム…)
箒(下らん…、こんなもの、志の低い者が嗜むものだ…)チラッ
箒(週刊号特集『異性を引き付ける小悪魔テクニック…』)
箒(ま、まあ…、参考程度に読んでみてもいいだろう…/////////)
箒「……………………////////////」ドサア
箒(ソファーがフカフカだぁ….////)(*´ω`)ホッコリ
―豊島区東池袋 ニコニコ本社前―
???(俺が中国に逃亡してる間、ニワンゴがここまで大きくなるなんてな...)
???(だがその巨大化の裏に、社長の…、考えただけでも吐き気の催すようなドス黒い野望があることをどれだけの人間が気づいているのだろうか…)
???(まあ、俺にも責任はあるがな…)
ニコニコ正社員「いたぞー、捕まえろーっ!!」
ニコニコ派遣社員’s「オーーーーーーーーーッ!!」ドドドドドドド
???「ええい、見つかった!スナックス・ロッド・ミルヒー(じゃがりこ・チーズ味)!!
ニコニコ派遣社員’s「ぐわああああああああ、じゃがりこが放たれた矢のように…!!」トトトトトッ
ニコニコ派遣社員’s「うん、おいしい!」ポリポリ
???「じゃがりこは飲み物、はっきり分かんだね」
ニコニコ正社員「いたぞーっ!挟み撃ちにしろーっ!!」
ニコニコ派遣社員「オーーーーーーーーーッ!!」ドドドドドドドド
???「クソっ!ここは一旦 引くしかない!」ダッ ババババッ
ニコニコ正社員「アイツ…、ビルを身軽に登って…!?」
???(俺にできる唯一の罪滅ぼしはニワンゴの野望を阻止することだ…)バッ バッ
???「だからそれまで持ってくれよ…、俺のロンリーウルフ(一匹狼)...」シュタタッ
ゾウシガヤノホウニニゲタゾー ゼッタイニニガスナー
シャルル「誰かがもうすでに戦ってる…?」
一夏「一体、どこの誰が…」
セシリア「でもこれでニコニコ本社の警備は薄くなりましたわ♪」
鈴「ところでお義姉さ…織斑先生は?」
一夏「千冬姉なら俺に『お前達だけでやってみろ、いい勉強になるぞ』とか言って、単独行動してる」
シャルル「お義姉さ…織斑先生らしいね」
セシリア「お義姉さ…織斑先生は大丈夫なのでしょうか…」
一夏「千冬姉なら大丈夫だろ。さあ、俺たちも行動しようぜ!」ダッ
ゾウシガヤノホウニニゲタゾー ゼッタイニニガスナー
シャルル「誰かがもうすでに戦ってる…?」
一夏「一体、どこの誰が…」
セシリア「でもこれでニコニコ本社の警備は薄くなりましたわ♪」
鈴「ところでお義姉さ…織斑先生は?」
一夏「千冬姉なら俺に『お前達だけでやってみろ、いい勉強になるぞ』とか言って、単独行動してる」
シャルル「お義姉さ…織斑先生らしいね」
セシリア「お義姉さ…織斑先生は大丈夫なのでしょうか…」
一夏「千冬姉なら大丈夫だろ。さあ、俺たちも行動しようぜ!」ダッ
―ニコニコ本社―
ニコニコ正社員「申し上げます!本社を攻撃する者が現れまし、たぁー!!」
社長「どうせまたあいつ一人だろう?」
ニコニコ正社員「それが、少なくとも4人が本社を攻めてきているそうです!」
社長「なんだと、4人!?」
ニコニコ正社員「はい、どうやら全員ISを使っているようです」
社長「ISなら男のあいつは使えないはず…、ま、まさか…篠ノn…」
ドカ―――――――――ンッ!!!!!!
ニコニコ社長&正社員「ファッ!?」
千冬「二人とも大人しく投降しろ、でなければ砲撃も辞さない」
ニコニコ正社員「社長…」
ニコニコ社長「IS…、貴様も4人のうちの一人か…?」
千冬「その4人はただの囮だ…。それより答えろ、お前たちの目的はなんだ?」
ニコニコ社長「お前に何が分かる…、わが社の無念と悔しさが…」
千冬「話を聞いてやろうじゃないか」
ニコニコ社長「……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
―回想:12月13日―
ニコニコ正社員A「サーバーの問題で日にちが一日ずれたけど、ついにニコニコ動画が開設されたぞバンザーイ(歓喜)!」
ニコニコ正社員B「このサイトを通じて、多くの人を笑顔にするぞー、バンザーイ(歓喜)!」
ニコニコ取締役管理人「うわっ、2chの賠償額がまた増えてる…。これは国外に逃げるしかないかな…(悲観)」
そう、あの頃はまだ社内では活気と希望に溢れていた…。ここ以上の職場はどこにもないとさえ思えるようなところだった…。打ち込んだコメントがそのまま
動画内に表示されるという、今までにないシステムを売りにニコニコ動画は順調に会員数を増やしていった…
だがその約3年後、悲劇は起こった
「TDN選手が出演していたホモビシリーズの発掘をしようぜ」
2009年の終わり…、サイト内ではなぜかホモビと、それを素材にしたMADが頻繁に投稿されるようになった…。
勿論 社内はパニックに陥り、職場は騒然となった…
ニコニコ正社員A「どうしてホモガキがこんなに湧いてくるんだ(焦燥)!!」
ニコニコ正社員B「なんだこれは…、たまげたなあ…(絶望)」
ニコニコ正社員C「アカウントを消しても、また次へと湧いてきやがる(激怒)!!」
ニコニコ正社員D「アカウントを消してもムダ…、また作り直されるだけ…(悟り)」
ニコニコ正社員E「これもうわかんねぇな(混乱)」
ニコニコ社長「一体 何が起こっているんだ…?」
私たちのサイトはなすがままに蹂躙された…。動画のコメントを見ても「イキ過ぎィ!イクイクイク……」や「ンアーッ(野獣の咆哮)」などのクソ汚いコメントばかり…
ニコニコ動画は、開設時に掲げた「誰にでも使いやすく、誰でも楽しめる動画サイト」という理念からはあまりにも程遠いものになった…
ニコニコ正社員は次々と命を落とし、当時の取締役管理人は中国に逃亡…
ニコニコ動画のホモガキの支配は確定的となった…。そして私たちは思った、
「こんな国、潰れてしまえばいい…」
それからの私たちの行動は早かった。
私たちは今までの逆の発想…、つまり「ホモガキを迫害、追放する」のではなく「ホモガキを歓迎、生産する」ことにした
そしてこの活動を一気に拡大させる決め手となったのが…、 そうその通り。アンタの言う「INMウイルス」。通称「真夏の夜の淫夢」と呼ばれる電子ウイルスだ。『電子』という名が入る通り、これは我々の研究スタッフが独自に開発したものだ。
だがあくまでこのウイルスは「真夏の夜の淫夢」タグの動画の中毒性を1.5倍から2倍に上げる程度のもので、ウイルスなんかなくてもユーザーの洗脳、病気の発症は始めからあった。
分かっている、だからと言ってわたしたちの罪が薄れるわけじゃないということは…
ん?この行動の目的?決まっているだろう?ニコニコ動画を使用するほぼすべてのユーザーを男ならホモ、女ならレズに洗脳し、さらに自分の今まで作り上げてきた「人格」すらも奪い、ゆくゆくはニワンゴの「軍隊」を作り上げることだ…
待て、そんなに怒るな。話はすぐに終わる
だが現在、その計画もバレてアンタに銃口を向けられているというありさまさ…。あと少しだと思ったんだけどなぁ…
勿論、自主はするさ。所詮ホモの脅威など、一つのサイトは支配出来ても、一つの国をまるまる支配しようだなんてことは始めから無理だったんだ…
さあ…、警察なり裁判所なり、好きなところに連れていくがいい…
その頃の黒ウサギ隊
クラリッサ「………!?」キュピーン
隊員A「どうしたんですか、お姉さま!?」
クラリッサ「隊長が危ない!!」
隊員A「隊長が!?」
隊員B「隊長に何かあったんですか!?」
クラリッサ「よくわからんが…、なんというかこう…えげつないほどの寒さを感じる…。それも、死の恐怖を連想させるような…」
隊員A「でももうすぐアニメフェスティバルInドイツの開幕ですよ!?」
隊員B「ずっと前から楽しみにしていたのに…」
クラリッサ「それもそうだな。それに隊長のことだ、案外 大丈夫だろ」
隊員A「そうですよ、隊長ならどんな危機だって乗り越えられますよ」
隊員B「あ、そろそろ始まりますよ」
アナウンス「ウィルコメン、イェーダー!第6回 アニメフェスティバルinドイツの開幕です!」
クラリッサ「行くぞ、お前達!」
隊員ら「おお―――――――――っ!!」
その頃のラウラ
ラウラ「誰か…………、助けてくれ…………」
ゴキブリ「…………………………(頑張れ、姉貴!!)」カサカサ
ヒュオオオオオオオオオ~ ザザアアアアアアアアアア~ (吹雪)
その頃のモップさん
箒「なるほど、さりげなく手を握ればいいのか…。だがセシリアは手どころか腕を組んでいるぞ?」ペラッ
―テレビ―
アナウンサー『昨日、株式会社ニワンゴの社長を務めていた杉本 ○司氏が逮捕されました』
アナウンサー『同氏は二年以上前から自ら開発した電子ウイルス「INM」を使用したニコニコ動画の使用者に対する洗脳活動を行っていたことを自白し、世界の懸念を集めています』
とあるアメリカ人『ワーオ、『電子ウイルス』だなんていかにも日本人らしいね!悪用されたのは残念だけど、ぜひそのような技術を世の中のために使ってほしい』
とあるフランス人『同性愛だなんて不潔よ!!そのスギモトっていう人は永遠に檻から出さないで欲しいわ』
とあるドイツ人『杉本さんが逮捕されてもニコニコ動画の運営は続けてほしい…。何故なら私は…、ホモも含めて日本文化を愛しているから…!』
ドイツ人の少女ら『素敵です、お姉様!!』
とある韓国人『日本人が逮捕?知るか。そんな事より反日だ!』
~~~~~~~~~
シャルル「テレビはこの話題でもちきりだね~」
一夏「今、知ってる人たちが映ったような…」
セシリア「そういえばラウラさんは?」
鈴「病院に入院だって。何があったんだろうね」
箒「何って…、私とラウラは個室にいたはずだが?」
一夏(黙っていた方が身のためだな…)
千冬「お前達、こんなところで何をしている?」
一夏「この辺にィ、うまいラーメン屋の屋台、来てるらしいから…、箒の診察結果を聞いてからみんなで一緒に行こうかな…と…」
シャルル「ラウラのお見舞いも兼ねてね」
千冬「外食はいいが、寮の門限までには帰ってくるんだぞ」
一夏「分かってるよ」
千冬「とりあえず箒、これが『INMウイルス』に関する診察結果だ」
箒「陽性反応なし…ってことは…」
一夏「治ったってことか」
シャルル「よかったね、箒」
千冬「だが、まだ安心はできない。『INMウイルス』がどういったメカニズムで人に作用するのか、まだ分からんからな」
一夏「束さんは教えてくれなかったのか?」
千冬「う~ん、知ってるようだったが教えてくれなかった」
一夏(何なんだよあの人…)
千冬「とにかく、大事がなくてよかったな、箒」
箒「はい!」
千冬「あとそれから…、シャルル。お前、今回のことについて何か知らないか?」
シャルル「…僕ですか…?」
千冬「今回の事件でニワンゴのことを調べていたら提携先に『デュノア社』の名前があったのでな...」
シャルル「!!」
千冬「知らなければいいんだが…」
シャルル「し…、知りません!」
千冬「そうか、疑ってすまなかった」
セシリア(箒さんとラウラさんが感染症を発症したあの時…、シャルルさんは一向に冷静だった…)
千冬「じゃあな」
一夏「シャルル、そんなに気にしなくても俺たちはお前を疑ったりしてないぜ?」
鈴「そうよ、でなきゃ私たちと一緒に戦うはずないもの」
箒「みんなから聞いたぞ、色々とありがとうな、シャルル」
シャルル「みんな…」
セシリア(友人を疑いたくはありませんが…シャルルさん、何か私たちに隠し事をしていませんか…?)
―ドラマによく出てくる渋谷の交差点―
アナウンサーin巨大テレビ「このニワンゴのネット犯罪に対し、総務省の長○川 岳政務官は『誠に遺憾である』とし…」
???(どこの誰だか分からんがニワンゴの野望を阻止してくれたようだな…)
アナウンサーin巨大テレビ「続いてのニュースです。ISの使用に関して、依然 肯定派と反対派の意見が分かれており…」
???(だが、まだ終わっちゃいねえ…。この事件の首謀者は他にいる…)
???(この事件の裏にはもっと大きな組織が関与しているに違いねえ…)
???(ニワンゴなんて可愛く見てくるくらいの…、もっと大きな組織が…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
―南極のとあるアジト―
???「先輩、聞きましたか、ニコニコ本社の事…」
???「あーあれだろ?ニワンゴの社長が逮捕されたっていう…」
???「どうなるんですかね僕たち、今回のことで国家権力が関与したら身バレもいいとこですよ?」
???「身バレしないためにわざわざ南極まで来たっていうのに…、嫌になりますよホント…」
???「あ、そろそろ束さんが来る頃だゾ」
ドカ―――――――――ンッ
???「毎回毎回、どうしてロケットで突っ込んでくるんですかね…」
束「やっほー、皆 元気にしてたー?」ニコニコ
???「束さん久しぶりだゾ、俺らは元気にしてたゾ」
???「束さん、お久しぶりですね。そちらこそお元気でしたか?」
束「うん元気元気、久しぶりに身内にも会ったし、元気ありまくりだよ~?」ニコニコ
???(束さんほどの人が、身内の人に会いに行く余裕なんてあるのかゾ…?)
???「それよりTBNさあ~、何か用があってここに来たんじゃないの?」
???「!?先輩っ!(そんなタメ口きいたら…)」
???「先輩、まずいですよ!?(束さんに殺されてしまう…!)」
???「いいんだゾKMR、遠野…」
KMR「でもMUR先輩…」ヒソヒソ
遠野「あれじゃ先輩が危ないんじゃ…」ヒソヒソ
MUR「田所は束さんほどの知能はないが…、戦闘力自体は束さんと同等以上なんだゾ」ヒソヒソ
遠野「そ…そうなんですか…?」ヒソヒソ
MUR「そして田所はあんな風に舐めた口を叩いているが…、アレは束さんに同等の力を持っているゾ、という牽制の意味があるんだゾ…」ヒソヒソ
KMR「一体何のために…」ヒソヒソ
MUR「おそらく俺たちのためだゾ」ボソッ
遠野「!」
KMR「!」
MUR「人里離れた南極の真ん中で、俺たちが人並みの生活を送れるほどの援助を束さんがしてくれるのは…、俺たちがいつか使える駒であると同時に、田所の目があるからなんだゾ」ヒソヒソ
KMR「……」
遠野「もし先輩がいなかったら…」
MUR「ああ…、俺たちは奴隷と何も変わらない生活を強いられていたかもしれないゾ…」
KMR「先輩…」
束「そうそう、実はここにいる4人に協力してほしいことがあるんだ☆」ニコニコ
田所「協力?」
束「まあ、そんな大したことじゃないから心配しないでよ」ニコニコ
MUR「今度は一体、どんな仕事なんだゾ?」
束「ぶっ潰して欲しい学校があるんだ☆」ニコニコ
田所「学校…?」
MUR「……」
KMR「一体、どこの学校なんですか…?」
束「うん、その名も…
国立『IS学園』だよ☆」ニコッ☆
―どこかの場所―
一夏「どこだ…ここ…」
一夏「宇宙空間…?でも俺 息できるし…。もしかして俺、死んじまったのか…?」
一夏「まあ思い返してみれば…、いつ死んでもおかしくない環境だったからなあ…」
一夏「せめて最後に…、千冬姉や皆に感謝の気持ちをつt「そんなわけないだろ」
一夏「!?」
???「あー、やっと気付かれた」
一夏「あなたは…一体…」
???「ん、俺?俺はねぇ~、君たちから創造主、あるいはこの世のすべてと言われている者さ」
一夏「…?」
???「ごめんごめん難しかったね。まあ、簡単に言うと神様っていうやつさ」
一夏「神様!?それにしてはずいぶん若いような…」
一夏(ていうか一昔前のギャル男じゃねえか…)
神?「ん?一昔前のギャル男?傷つくなぁ~。これでも人間界の流行に遅れまいと頑張ってるんだけどなあ~」
一夏「!?」
神?「ああごめんごめん。俺 全能だからさ、君らの考えてることみんな分かっちゃうんだよねぇ~、ていうか謝ってばっかりだな…俺…」
一夏「じゃあ、本当に神様…なんですか…?」
神?「だからそう言ってるじゃん。まあ『神様だ』って言ってそのまま信じる奴もいないけどね」
一夏「その…神様が…一体 俺に何の用なんですか…?」
神?「ああ、いいよいいよそんなにかしこまらなくて。天使たちからは『GO』って呼ばれてるからそう呼んで?」
一夏(GO……)
GO「で、君に会いに来たのは君の通う学校の危機を伝える必要があったからなんだよね」
一夏「!?一体何の危機なんですか?」
GO「まあまあそう焦んないで?そんなに怖いことじゃないから」
一夏(神様からしたら何が起きても怖くなさそうだけどな…)
GO「君の学校…IS学園だっけか、で、そのIS学園に、う~ん、何というか奇妙な奴らがこぞって攻めてくるんだよね」
一夏「奇妙な奴ら?」
GO「君と同じ、男のIS搭乗者だよ」
一夏「IS!?そいつらはISを使ってくるんですか!?」
GO「そう、かなり強力なヤツをね。まあ、勝てるかどうかは君次第だけど」
一夏「俺…ですか…」
GO「君はどうやらあの学校の中心的存在だからね」
一夏「中心的存在?まあ、男は俺だけなんで浮いてるとは思いますけど…」
GO「いやそうじゃなくて、みんなの心自体が君に向いているという意味さ」
一夏「どういうことですか…?」
GO「いいかい?人はね…、好きな人、大切な人のことを思うだけで、それだけで別人のように強くなれるものなんだ」
一夏「はぁ…」
GO「つまり、君はみんなの力を引き出す鍵になれるんだ」
一夏「言ってる意味がよく分かりません」
GO(こいつの鈍感さは指折りだな…。そんな風に生み出したのは俺だけど…)
GO「まあいいや、今は分からなくてもいいよ。とにかく、今度の危機は君次第で大きく変わるってことだけ伝えとく」
一夏「?」
GO(コイツは……)
GO「それより…、いい体してんねぇ」サワッ
一夏「ちょっ……!?」
GO「何?ISで鍛えてたらこんななんの?」サワサワ
一夏「ま、まあ………..////」
GO「はぁ~、通りでねえ(神の眼)!!」サワサワ
一夏(なんだこの人…、めちゃくちゃ触るの上手い…!神だから…?神だからなのか…!?)
GO「こっちはどうなってんのかな~?」グイーッ
一夏「なっ!?それ以上いかれたら…///!!」
「嫁!しっかりしろ、嫁!」
一夏「ファッ!?」
ラウラ「起きたか…」
一夏「助かった…のか…」
ラウラ「何に襲われてたというのだお前は」
一夏「チャラ男の神様…」ボソッ
ラウラ(訳わからん…)
一夏「それよりラウラ…、お前 確か入院してたはずなんじゃ…」
ラウラ「退院したんだ、昨日の夜にな…」
一夏「退院してすぐに来たのか…」
ラウラ「夫婦はできるだけ一緒にいるものだからな」
一夏「それもそうか…」ハハハ
ラウラ「…………」
一夏「ラウラ……?」
ラウラ「カンノミホ…」ボソッ
一夏「……………え?」
インフィニット・ストラトス 淫夢編
~第1章「ウイルスの脅威!白騎士たちの逆襲!」
― 終-
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