勝俣「アッコさーん、6つの金貨が盗まれましたあぁー」(76)

アッコ「それがどうしたんや?」

出川「いやアッコさん、それがないと今日ロケする予定のお城の中に入れないんですよ」

勝俣「誰かがその金貨をいろんな場所に隠したらしーんすよー。そしてこの城を乗っ取って、ここの辺りに変な魔法を掛けたみたいっす

出川「あーヤバイよ。金貨を集めないと今回のロケ出来ねーよ」

アッコ「あの城、『a』ってマークがあるで。あれは何や?」

勝俣「この城を乗っ取った奴のイニシャルじゃないっすかー?」

出川「まさかアッコさんが」 バキッ 「グハッ」

アッコ「アホなこと言うな。勝俣、出川、さっさと金貨を取り戻すで!」

勝俣「オッシャァァーー! モチロン行きますよー! 冒険みたいな感じでおもしろそうだし。出川さんも早く行きますよー」

出川「マジかよー。アッコさんと冒険なんて体張るロケよりキツイっつーのに」

ツリーゾーン

勝俣「木のテッペンまで来ましたけど、ここ高いっすねえーーー」

出川「ヤバイよ、ヤバイよー。ここ落ちたら絶対死ぬって」

アッコ「ところで何やこの?って書いとるブロックは」

勝俣「それは叩くとコインとか変なアイテムが出てくるブロックっすよー」

アッコ「コイン? 金か!」 ドスッ 「えい」

勝俣「うわーアッコさん、もう叩きやがった。ガメツーーーイ」

アッコ「何かキノコが出てきたで」

出川「あ、それは」

ボヨヨヨヨーン  スーパーアッコへ変身!!

勝俣「ちょアッコさんwww ただでさえいつもでけーのに更にでかくなりやがったwww」

アッコ「ホー、何かおもろいこと出来そうやな」

スピンジャンプ

勝俣「すげー!!! アッコさんが着地した途端、地面がすげー揺れたーーー しかも遠くの足場のブロックが壊れてやがるwww」

出川「ア、アッコさん。勘弁してくださいよ。落ちたら死ぬんですから俺ら。アッコさんと違って」 バキッ 「グハッ」

アッコ「うるさいわボケ。さっさとここのボスのとこに行くで」

アッコ「なんやこのトリ」

出川「フクロウですよアッコさん。このフクロウの上に乗って次の足場まで移動するんですよ」

アッコ「次の足場まで? ボスのとこまで運んでくれへんのか?」

出川「いやこのフクロウ、多分一定の距離を往復するだけだと思いますよ」

アッコ「おい、トリ! アタシがジャンプして届く距離移動したってしょうがないやろ。さっさとボスのとこまで連れていかんかい。さもないとお前を焼き鳥にするで」 ギロッ

フクロウ「!!!」 コクッ

勝俣「wwwアッコさんwww フクロウを脅して言いくるめやがった。しかもジャンプで届く距離ってwwwww」

ボス戦  巨大カラスのクロス


勝俣「デッケーーーーー。カラスなのにデケエーーー。アッコさん程じゃないけど」

出川「うわああああ。ヤバイよヤバイよー。あのカラス俺たちに向かって来ますよーーー」

ガシッ

出川「ぎゃーーーーー。あ、頭が…わ、割れるーーー」

勝俣「アッコさーーーーん、出川さんが捕まっちゃいましたよーーーwww」

アッコ「出川の奴情けないのお。それでもあいつ芸人なんか?」

出川「ちょ、ヘルプ、ヘルプ! これマジでヤバイから、本当にヤバイから、ホントの本当にヤバイから誰か助けてえーーーー」

勝俣「www出川さん、助けて欲しいのかそうじゃないのかわかんねえwww」

アッコ「ま、そろそろ助けたるか。勝俣! あの害鳥どうすればいいんや?」

勝俣「アッコさん害鳥ってwww えーと確かボスの頭を3回踏めば倒せるらしいっすよ」

アッコ「頭踏んづければいいんやな」

クロス「カーカー」

バサバサバサ  ババババババ

アッコ「今や!」

ジャンプ!「ターン」 

ボヨヨヨーン

出川「た、助かったー」

勝俣「オッシャーまず1回!」

クロス「…」

アッコ「ん、死んだやないか?」

勝俣「アッコさんスゲー! 一回の踏みつけで倒しやがった!!!!!wwwww」

出川「あ、卵から金貨が一枚出てきましたよ」

アッコ「まず一枚か」

タートルゾーン

勝俣「亀に飲み込まれたと思ったら、今度は鯨の体内のステージかよwww」

出川「何でこんな変なとこに金貨が隠されてるんだよ。あーやだやだ」

アッコ「ウダウダ言ってないでさっさと行くで」

勝俣「このステージトゲとかあるけど、あんま特徴ねえwww」

アッコ「ん? ここにも?ブロックかいな? 今度こそ金か?」ドスッ

出川「赤いチューリップが出て来ましたよー。何すかねえこれ」

アッコ「取り敢えず食うか」

勝俣「ちょ、アッコさん! 花を食うってwww 野蛮すぎるだろ」

ボヨヨヨヨヨヨー  ファイアアッコへ変身!

勝俣「アッコさんの頭の上に羽がついたーーー それがどうしたって感じでリアクション出来ねえwwwwww」

出川「確か火の玉を出せる能力だと思うですけど、危険ですからむやみに…」

アッコ「こうか?」 パン

出川「アチーーーー!!!! け、けつに火が点いたーーーーー」

勝俣「www」

ボス戦  巨大タコのパコ

勝俣「あのタコでっけーーーーー!!!」

出川「あーヤバイよヤバイよー。何か鼻から小さいタコもだしてきてるよ」

シュルッ

出川「ギャーーーー!!!!!! タコの足に絡みつかれたー!!! しかもヌルヌルして気持ちわりいーーーーー」

勝俣「ちょ出川さんwww 出川さんの触手プレイって誰得っすかwww 気持ち悪いのは出川さんもですよwwwwwww」

アッコ「ったくアイツは… そういえば腹減ってきたなあ……金貨のついでに飯も食うか。一石二鳥や」

出川「助けてえーーー」

アッコ「おいタコ、こっち向かんかい!!」

パコ「!」

アッコ「喰らえ!」

ファイヤーーーーーー

パコ「ギャーーーーー」

勝俣「アッコさんすげー! 口から超でっけー火の玉出しやがったーーーwww」

出川「あちーーー!! アッコさん俺を巻き添えにしないで下さーーい!!」

勝俣「助かったんですからいいじゃないですかーー」

アッコ「さ、タコ焼きでも食うか」

出川「あれ食うのかよ、信じられねえ。…ん、タコ壺の中からコインが…」

勝俣「これで2枚目っすね!」

アッコゾーン

勝俣「アッコさんの体の中がステージってwww」

アッコ「アホ、アタシを似せた機械仕掛けのステージやないかい。それにしてもまだ腹減るなあ」

出川「何でわざわざアッコさんに似せたんだよ。それとあれだけでかいタコ食ってまだ食い足りないんですか?」

アッコ「あ、雑魚や」

ハネクリボー「グエッ!」

勝俣「スゲーしか俺言ってねえけどやっぱアッコさんすげー!! 敵がアッコさんにぶつかったのに敵の方が死んだーーーwwww 普通のアクションゲームならこっちが死ぬようになってんのにwwww」

出川「ここまで結構敵を倒しましたよね。これで100匹目じゃないっすか?」

アッコ「そうやな。ん? なんやこの星?」

勝俣「あーーーー!!! それは無敵スターっすよアッコさん。一定時間無敵状態になるアイテムですよー!!」

アッコ「無敵?」

ファイアアッコは一定時間、無敵アッコになった。

アッコ「オラーーー!!! 雑魚はどかんかーい」

出川「うわー、無敵になった途端に敵に向かって倒しに行っちゃったよ」

勝俣「普段の状態でも無敵なのに意味ねーーーーwwww」

ボス戦  ブー3兄弟(ブーロ、ブーチョ、ブーポン)

アッコ「何やこいつら? 森三中か?」

勝俣「ちょ、アッコさんwww  違うけど違わねえーーーwwwww」

出川「あーヤバイよヤバイよー! 今度は3匹相手かよ」

ブーロが転がって襲ってきた!!

出川「うわーこっち来るーー」

アッコ「そういえばまだ腹減ってたんよな。よし、焼き豚にしたる」

ファイヤー

ブーロ「ぶぎゃああああ」

アッコ「まず一匹目!」

ブーチョが飛び跳ねて襲って来た!

アッコ「しゃらくさい!!!」

ブーチョ「ブーーーーー」

ブーポンが高く飛び跳ねて襲って来た!

アッコ「家畜は家畜らしく人間に食われかーーーーい」

アッコファイアブレス

ブーポン「ファイヤーーーー」

勝俣「淡々と倒しやがったwww」

出川「豚に襲われないでよかったけど、襲われたリアクションないのもなんか淋しいなあ」

アッコ「さて食うか。勝俣、出川、お前らにも分けたるで」

勝俣・出川「「いや結構です」」

勝俣「それよりアッコさーん! レンガの家から金貨が出て来ましたよー!!!」

出川「これで3枚目っすね!」

パンプキンゾーン

出川「ここ進むんですか… やめましょうよ。ここマジでやばそうっすよ! 呪われちゃったり、取り憑かれたりされそうっすよ」

勝俣「何だよこの不気味なステージはwwwめちゃくちゃこうぇーーーー!!!www」

出川「…怖いのに何でそんなでかい声出す余裕はあるんですか勝俣さん?」

勝俣「いや俺こう見えても幽霊とか妖怪とかアッコさんとかめちゃくちゃ怖いですよー!! 一番怖いのはアッコさんだけどwww」 ポカッ 「イテッ」

アッコ「勝俣、あとで覚えとき」

出川(…まあ、アッコさんよりこの世に怖いものはないと思えば平気だよな)

アッコ「ところでさっきからダルマさんが転んだみたいな感じで後ろからついてくるあの白いの何や?」

勝俣「テレサですよアッコさん!! あいつって倒す方法ないから適当に逃げるしかないんですよーーーー」

出川「ほっといて進みましょうアッコさん」

アッコ「待ちや! こういうのをほっとくから世の中からストーカーって消えへんねん。それに逃げたら相手に確実に舐められるで。アタシは雑魚に舐められるのは大っ嫌いなんや」スタスタ

勝俣「ア、アッコさん!」

アッコ「おう、ワレ」

テレサ「!」ビクッ

アッコ「こそこそ後つける真似せんで正面から堂々と向かって来んかい!! 何を手で目を隠してんねん。その手引きちぎったろか」

テレサ「コウェーーー」ピューーーー

アッコ「逃げよったか。情けないやつじゃのお」

勝俣「幽霊でもアッコさん相手には逃げんのかよwwww」

出川(改めてアッコさんの恐ろしさがわかった気がする…)

ボス戦  魔女のサバーサ

サバーサ「けっけっけ、お前らを生贄の材料にしてやるよ」

ボワーーー

勝俣「すげーーーー!!! 釜の蓋が天井まで飛んだーーーーーwwww」

出川「あーこれヤバイでしょー! 絶対変な魔術とかで俺たちを狙ってくるよーーー」

サバーサ「くらえ!」

出川「うわーーー」

勝俣「今度は出川さんが飛んだーー!!!wwww」

サバーサ「フン」

ドサッ

出川「イテッ! やべよ!! こんなやつ相手にどう倒せばいいんだよ」

アッコ「ところでオバチャン、その箒に乗るとアタシも空を飛べるんか?」

サバーサ「は?」

アッコ「ちょっと借りるで」

サバーサ「ちょ、ちょっと貸すなんて一言も…」

アッコ「お前の物はアタシの物、アタシの物もアタシのもんや」

勝俣「出たーー!!  アッコさん的ジャイアニズムwwww」

アッコ「なんや飛べへんやん。何かむかつくわ。こんな箒折ったる」バキッ

サバーサ「ああ、何てことを…許さない、許さないよ。ワタシは野蛮な男が大っ嫌いなんだ。骨の髄まで残さず燃やしてやるよ」






アッコ「………今、何て言うた……」


サバーサ「へ!?」

アッコ「全く、これでもアタシは暴力が嫌いな乙女や」

勝俣「跡形もなく魔女を倒してよく言うよwwwwww」

出川「ちょっと勝っちゃん、声でかいって! 勝っちゃんも存在そのもの消されちゃうって!!!」

アッコ「釜から金貨が出てきたで。これで4枚目やな」

マクロゾーン


勝俣「変なトンネルくぐったら、スッゲー小さくなったーーーwwww  小さい小屋の中なのにすげーーー広えーーーー!!!!wwwww」

出川「笑い事じゃないっすよ。あー俺ら元に戻れるのかよー。あーヤバイよヤバイよー」

アッコ「泣き言を言ってもしゃあないやろ。ボス倒せば元に戻るはずや。さっさと行くで」

ボス戦  ネズミのリッキー


アッコ「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!! アカン、ネズミはアカン!!! アタシ、ネズミは苦手なんや」

勝俣「あのアッコさんでも苦手なものがあるなんて超珍しいーーーーwwww」

出川「どうすんだよ! アッコさんが戦えないならアイツどう倒せばいいんだよ!」
(それにしてもアッコさんがネズミが苦手とは。その内ドッキリとかでネズミを使って、日頃の恨みを晴らしてやろう)

リッキー「チューーーー!!!!!」

アッコ「ぎゃああああああ!!!! こっち来んなって……言うとやろがーーーーーーーーー!!!!!!!」

ピョーーーン  アッコスーパー必殺スピンジャンプ!!!!!



リッキー「ホギャアアアアアアアアア」

勝俣「アッコさんスゲーーーー  恐怖のあまり、ネズミを踏んだ途端、床が割れてネズミが落ちたーーーーwwww」

出川(…やっぱ復讐なんてやめよう)

アッコ「あーー怖かったわ。…ん、床の中から金貨が…」

勝俣「これで5枚目、あと一枚っすよーー!!!!」

ヒポポンステージ

アッコ「最後の一枚はどこにあるんや?」

勝俣「スペースゾーンっていう宇宙らしいっすよーーー」

出川「そんな、宇宙ロケットもないのにどうやって行くんだよ」

勝俣「このカバの鼻から出るシャボン玉の中に入って行くらしいっすよーーーwww」

アッコ「ふーん、そうかい。なら行くで」









出川「ヤバッ! 鳥とかトゲトゲとか向かって来るーーーー」

勝俣「出川さん気をつけて下さいよー!!! そいつらにやられるとシャボン玉割れて海に落ちますよーーーwwww 落ちたらスペースゾーンに行けないですし、海には危険な敵がウヨウヨいるらしいですからーーーwwwww」

パンッ!

出川「先に言えーーーーーーー!!!!」

ヒューーーーーー バシャーーーーン

スペースゾーン


出川「フー、酷い目に遭いましたよ。今まで自分がやったロケの中で一番キツかったっすよ」

勝俣「さっすが出川さん!www いつも体張ったロケ伊達にやってないっすねwwww」

アッコ「それより何やココ? 何か後ろから押されるんやけど」

勝俣「強制スクロールっすよアッコさん! 壁とか、ブロックに挟まれたら死ぬんで気をつけて下さい」

出川「ん? 何か星がいっぱいある…無敵スターか!! よっしゃー、スター無双でボスまで一気に行くぞーーーーー」

勝俣「あ! 出川さんそれは!!!!」

出川「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーー」

勝俣「敵の一種で当たるとダメージ受けるって言おうと思ったのにwwwwww」

アッコ「人の話をよく聞かずに突き進むからや。ま、それがアイツらしいっちゃらしいがな」

ボス戦  宇宙人タタンガ

タタンガ「アノお方ノ邪魔をスルモノハ排除スル」

勝俣「アッコさーーーん、こいつは以前、サラサランドっていう所を支配しようとした奴らしいです!!!! 宇宙服着ての戦いは今までとは少し違う戦いになると思うので気をつけてくださーーーいwwwwww」

タタンガ「フン」 シュッ!

出川「ぐあああああああ!!!!!! 何アイツの攻撃!!! 見たことない武器を繰り出してるよーーー!!!! あんな攻撃受けたらマジで死ぬって!! ヤバイよヤバイよー!!!!」

勝俣「そう言いながら出川さんいつも生きてるじゃないっすかーーーwwwwww」

アッコ「フン小癪な」

バッ!!

タタンガ「! イツノマニオレノメノマエニ!!!!」

アッコ「変な小細工使わんで男なら生身で………戦わんかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!」

ピキピキ パリーーーーーーん

勝俣「アッコさんすげーーーーーーーーー!!!!wwwww タタンガが乗ってた乗り物のガラスをパンチで割やがったーーーーーーー」

タタンガ「バカナ…このガラスはゾウがフンデモワレナイシロモノナノニ…オマエハイッタイ…グフッ」

アッコ「乗り物の中に金貨があるな」

勝俣「ついにやりましたねアッコさーーーーーーーーん!!!!!」

出川「これで城の中に入れますねwwwww」

アッコ「そやな。それじゃあ城に行くで」

a城入口


ゴゴゴゴゴ(扉が開く音)

デーデーデデーン

a城の前

アッコ「この城の前にある祠は一体何や?」

勝俣「この中には確かカジノがありますよー」

出川「ちょっと勝っちゃん。 そんなこと言ったら」

アッコ「カジノやて! パチンコやったら良かったけどまあええか。ちょっと寄らせてもらうで」

出川「ああもう、すぐにギャンブルに手を出すんだから」

カジノ内

アッコ「30コイン、50コイン、200コイン、999コイン? 何やコインて?」

出川「道中にときどき拾った奴じゃないですかね」

アッコ「今何枚持ってるんや?」

出川「30コインしか持ってないですね」

勝俣「ちょ、www あれだけ冒険してたった30コインかよ!!! 逆にスゲーーー」

アッコ「ふーん、まあ先急ぐし一回でいいやろ。いくで」

ルーレット開始!!

………

……



ニンジンを手に入れた!!

アッコ「ニンジン? こんなもん手に入れたってしゃーないのに」 ガブッ

勝俣「そういいながら結局食うのかよwww しかも生で硬そうなのに普通にバリボリ食いやがったwwwww」

アッコ「生は不味いのー…ん?」

ボヨヨヨヨー

ファイアアッコはバニーアッコに変身した!!

勝俣「ちょwwwwwアッコさんの頭からウサギみたいな耳が出てきやがったwwww ウサギ耳のアッコさんって気持ちわりいーーー」

バキッ

勝俣「グエッ」

アッコ「今変な言葉が聞こえたけど気のせいやな。どうや出川。アタシのこのウサギ耳、似合うか?」

出川「ええ…似合って…ますよ…」
(オエー、吐き気がする……)

最終ステージ  a城1階


勝俣「あのファイアパックンみたいな奴が吐く火の玉でけーーーーーー!!!! アッコさんのファイアブレスと比べればまだまだだけどwwwww」

出川「何でこんなに火の玉が飛んでくるんだよ! あーヤバイよヤバイよー」

アッコ「こんなもん熱くも痒くもないわ」

a城2階

勝俣「うおーーーー!!! 動く足場がありますよーーwwwww」

出川「何だよコレ!! 足場から落ちたらマグマの中にダイブじゃねえかよ!! 死ぬぞ!! 落ちたらマジで死ぬぞ!!」

アッコ「さっさと行けや出川。お前の背中押したろか?」

出川「いやアッコさん冗談でもそんなこといわないで下さいよ。今回はマジで!! 落ちたら火傷で済みませんから。ふざけて押さないでくださいよ。自分のタイミングを図って行きますから押さないでくださいよ!! 絶対、絶対、ぜーーーーーったいに『押すなよ』!!! 」

アッコ「長いフリはいいからはよ行け」

ドン

出川「うわ危ねえーーーー!!!! 何とか足場に乗れたよーーー! アッコさん押さないでっていったじゃないっすかー」

勝俣「こんなときでもさっきのネタやる出川さんスゲーーー」

アッコ「全く、こんなもの足場に乗らなくても普通に歩けばええやろが」

プシューーーーー

勝俣「信じられねえーーーwwwww アッコさんマグマの中を普通に歩いてやがるーー!!!wwww」

アッコ「勝俣お前もどうや。熱湯風呂と変わらん熱さやで」

勝俣「熱湯風呂でも普通の人は無理ですってwwwww」

グーの手部屋


勝俣「ここは何も無いみたいっすね」

出川「でもどっかにドッキリっていうかトラップがあるんじゃ…」

アッコ「ならアタシが先に行くで」

スタスタスタ

勝俣「アッコさん一歩一歩の歩幅がすげー開くなwwww」

出川「床のタイル一つ踏み越えて歩いてるよ」

アッコ「何もないでー。お前らもさっさと来いやー」

勝俣「はーい!! 今行きまーーーす!!!!」

タタタ

ドン!

勝俣「!」

勝俣の目の前に握りこぶしの手が降りかかってきた!


出川「やっぱトラップかよ!!! アッコさんがよりにもよってたまたま踏まなかった所がスイッチになってたのかよーーーー」

アッコ「勝俣―見切れーーー! お前なら出来る!!」

勝俣「オッシャーーーー!! こんなのスーパーダッシュで駆け抜けてやる!!!」

勝俣は走り抜けた!!!

床のスイッチを全部踏んだ為、握り拳のトラップがすべて作動した!!!

勝俣「出川さんも早く来てくださいよーーーwwwww」

出川「馬鹿野郎ーーーーーーー!!!! 何で走り抜けんだよ!! トラップ全部作動してそっちに行きづらくなったじゃねえかーーー!!!!!」

踏むと壊れる足場部屋


出川「ハーハー、何とかくぐり抜けた…」

勝俣「頭にたんこぶがありますよー出川さんwwwwww」

出川「お前のせいだろ!!!!」

アッコ「それにしてもまたマグマ地帯かい。あの気味の悪いブロックは踏まん方がええな」

「ターン」 ジャンプ!

アッコは高くジャンプし、バニーの力を使ってゆっくり降下しながら向こうの足場まで移動した!!

出川「アッコさんいいなー。俺もあのニンジン手に入れれば良かった」

勝俣「実際この城を攻略する為にはバニーがないときついステージっすもんねーーwwwww」

アッコ「お前ら、ここは一気に駆け抜けろや!! あのドクロみたいな足場にいつまでも踏みとどまったらアカンで!!!」

勝俣「オッシャーーーーーーー!!!! こんなの俺のスーパーダッシュとジャンプで一気に行くぜーーーーーーーー!!!!!!」

出川「あ、ちょっと勝っちゃん!!! だから!!!!」

勝俣はもうスピードで走りながら高くジャンプし、一つ目のドクロの足場に着地!!

そしてすぐにまたジャンプし、次々とドクロの足場に着地しながら移動していった!!!

ドクロの足場は勝俣が踏んだ後、粉々に砕け散った!!!

勝俣「出川サーーーん!!!! 早くこっちにきてくださーーーーーい!!!!!wwwww」

出川「いやだから何でお前勝手に進むんだよーーーー!!!!!! 足場がねえじゃねーかーーーー!!!!!!!」

アッコ「全くしゃーないのー」

アッコはマグマの中を歩き出川のいる所まで戻った!

勝俣「そうだったwww アッコさんマグマの中歩いても平気だったんだwwwww さっきバニーで飛んだ意味ねーーーーー!!!!wwwwww」

アッコ「出川、アタシがお前を担いだる」

出川「え、あ、ありがとうございますアッコさん」

アッコは出川を担ぎ、バニーの力で再び飛んだ!!

出川「ひえーーーーーーー!!!!こうぇーーーーーーーーー!!!! アッコさん絶対、絶対に離さないでくださいよーーー!!!!」

アッコ「五月蝿いわボケ」 ガツッ

出川「痛ッ!」

勝俣「wwwww」

a城3階 落ちる足場


出川「またマグマかよ」

アッコ「フン、大したことないわ」 スタスタ

勝俣「アッコさん余裕すぎwwww 実際、バニーあるし、マグマの中を歩いても平気だから仕方ねーーーーー!!!wwwww」

出川「勝っちゃん、今度は俺が先に行くからな」

勝俣「ドーゾドーゾwwww」

出川「ドーゾドーゾじゃないよ全く」

出川は落ちる足場に向かって高くジャンプした!!!

出川は天井のトゲトラップのダメージを受けた!!

出川「いてえーーーーーーーーーー!!!!!!!」

勝俣「ちょ出川さんwwww 元気あり過ぎwwwww」

アッコ「何やってねんあいつは…まあこれがあいつらしいか」

近づくと落ちてくるトゲトゲ


勝俣「今度はトゲトゲかよーーwww」

出川「ヤバイよヤバイよーあれ近付いたら絶対落ちてくるやつだよーー」

アッコ「多分一気に走り抜ければギリギリのとこでくぐれるはずや」

勝俣「ッシャーーーーーー!!!! 今度も一気に行っくぜーーーーーー!!!!!」

出川「ちょ、だから先行くなってのーーー!!!」

タタタタタタタ

出川「いやーーー死ぬかと思ったマジで。ギリギリだったもん」

勝俣「アッコさーん!!! 早くーーーー!!!!」

アッコ「急かすなや。まずこの危ないもんは片付けんと」

アッコはトゲトゲの前に立った!

トゲトゲがアッコの前に降りる!

アッコはトゲトゲの上にジャンプ!

そしてスピンジャンプを繰り出した!!

勝俣「何でアッコさんバニーの状態でスピンジャンプが出来んだよwwww」

トゲトゲはアッコのスピンジャンプに圧され、床に強く激突!!

床は割れ、トゲトゲはそのまま下に落ちた…

出川「もう突っ込む気にもなれねーーーー」

ドン・ガバメンの部屋


出川「どこまで進めばボスの元にたどり着くんだよ」

勝俣「ここを抜ければ確かつきますよーーー…って何だあのオッサンの顔した丸いヤツwwwwwwww」

ドン・ガバメン「主の元へ行きたくば我を倒してから行け」

出川「うわー! 壁にぶつかりながら動いてますよコイツ」

アッコ「ようやくこのステージで敵が出たと思ったら大したことなさそうな雑魚やないか」

ドン・ガバメン「何だと!! 貴様、我を舐める…グアーーーーーー!!!!!」

アッコ「舐めてんのはどっちやオッサン。アタシはさっさと城を取り戻してタバコ一本吸いたくてイライラしてんねん」

勝俣「wwwwアッコさんwwww タバコの禁断症状出てキターーーwwww」

出川「全く、タバコ吸ってたら長生きしませんよ」
(あれ? その方がむしろ平和じゃね?)

アッコ「この土管の先に城を乗っ取ったボスがいるんやな」

勝俣「一体誰なんですかねえーーー。城を奪った奴って」

出川「城にはaってマークがあるんですよね。aって一体?」

アッコ「ま、それはこの先にいる本人に直接聞いてみようや。二人共!! 行くで!!!」

勝俣・出川「「はい! アッコさん!!」」

タンタン

????「フフフ、ヨクキタネ。アッコ、カツマタ、デガワ」

出川「あ、あんたは!」

勝俣「チリで青森県の公費で豪邸を立てて優雅な生活を一時送っていた!!」

アッコ「アニータ!!!」

ここからはアニータのカタコトのセリフは普通のセリフに変換します。



出川「どうしてアニータさんがここに?」

アニータ「ここの城の持ち主がいなかったから私が貰っただけのことよ」

勝俣「うわー! 旦那の送った金で建てた豪邸暮らしじゃ飽き足らずに今度はお城暮しを勝手にやってんのかよーーーーwwwwww」

アニータ「元、旦那ね。そう私は元旦那の千田が送った金で暮らしていただけ。私はあの金が千田の勤め先の金だったとは知らなかっただけのこと。アハハハハハハ」

アッコ「お前ふざけるなや! お前のせいで青森に住む人達がどれだけ困ったことになったと思ってるんや!!」

アニータ「既にさっきも話した通り、私はあの金が青森の金とは知らない。それにあの豪邸は今は売り払っていくらか返金したはず。まあ返金にあたって弁護士費用が掛かり、あまりお金は残らなかったと聞いたけどね。男は馬鹿な生き物だと思ってたけど、もしかしたら馬鹿なのは日本人の方なのかしらね、アハハハハハハハハ」

アッコ「糞ったれ! もうええ! 昔のことはともかく、今のことや! さっさと城を返さんかい!!」

アニータ「日本人は私から豪邸を奪っただけでは飽き足らず、この私の城まで奪う野蛮な人種なのかしら」

出川「ここの城はそもそもアニータさんの城ではないでしょう」

勝俣「ここの城の持ち主はいないじゃなくて長い間留守にしてるだけなんですよーー」

アッコ「アタシらはここの本当の持ち主の許可を得てロケに来たんや。お前がいたらロケが出来んやろ。さっさと出て行け!!」

アニータ「そんな証拠、どこにあるのかしら? それにここは日本じゃないから法律とかは特に関係ないね」

アッコ「法律関係ないならちょうどええわ。力ずくでお前を追い出したる!!」

最終決戦  アニータ


アニータ「ふーん、あくまで力づくということね。なら私はこれを使わせてもらうわ」

勝俣「あれは!!!」

アニータはキノコを使った!!

アニータがみるみる内に巨大化する!!

出川「でけえ! アニータさんもでかくなった」

アニータ「これでも喰らいなさいね」

ジャンプ!

ドッスーーン

勝俣「すげえ地響きだ! 動けねえーwwww」

振動の影響で天井にあったフラスコ?が出川の頭に直撃する!!

出川「いってーーーーー!!!!」

アニータ「城の外まで消えな!」

アニータはアッコに向かって体当たりを仕掛けてきた!!

アッコ「フン、大したこない揺れやわ」

アッコは片足を高く上げ、そして強く床を踏みつけた!

ドドドドドドドドドドドガシャーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!

地割れがアニータに向かって襲いかかった!!
アニータ「クッ! ここはひとまず退散ね」

アニータは逃げ出した!

アッコ「待てやコラ!」

アッコ達はアニータを追う!

アニータ「今度はこれを使うね」

出川「今度はニンジン!?」

アニータはニンジンを使い、バニーアニータとなった!!

アニータ「どう、可愛いでしょう? あのオバサンと違って」

勝俣「いやいやwwwwどっちも年齢的にキツ」バキッ「オエッ!」

アッコ「アタシの方が可愛いに決まっとるやろ。さっさと来んかい!」

アニータ「なら見せてやるよ! この力を!!」

バニーアニータは羽ばたいた!

出川「今度はどんな攻撃が来るんだよ~~~~」

バニーアニータは羽ばたきを止め、出川に向かって急降下してきた!!

アニータの急降下攻撃が出川に直撃する!!

出川「ぬわーーーー!!! 何で俺ばっかり…」

アニータ「次はアンタの番ね、アッコ!!」

バニーアニータは再び羽ばたいた!!

アッコ「フン」

アッコは高くジャンプした!!

そのジャンプは天井を突き抜けアッコの姿はみるみる内に見えなくなった!

勝俣「アッコさん、ジャンプでどこまで飛んだんだよwwwwww」

アニータ「クソ、アイツは一体?」

アッコ「ここや!!」

アッコの超高度の急降下攻撃がアニータを襲う!!

アニータ「ぎえええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」

アッコ「ふーー、またスペースゾーンまで行ってきてしもうたわ」

出川「何で生身の体で宇宙空間まで行って無事なんですか!?」

アニータ「チクショオォォォォォーーーーー」

アニータは逃げだした!!

アッコ「待てや!!」

アッコ達はアニータを追いかけた!!

出川「全く、逃げ足は早いもんだ」

勝俣「でも流石にこれが最後でしょwwww」

アッコ「アニータ! お前にもう逃げ場はない!! さっさと城返さんかい!!!」

アニータ「イヤだね、私は自分の家を追われてからはずっと不自由な生活を強いられたネ。また優雅に送っていた頃の生活を夢見て探し求めてやっと見つけた城ネ。また庶民の生活なんかに戻りたくないネ!」

アッコ「お前家を追い出されてからもテレビに出て調子に乗っといてよく言うわ! 大体お前の中での庶民でも十分生きていけるやろ! お前のやってることはただの泥棒や! 庶民以下のクズや!!」

アニータ「この城の主である私をクズ呼ばわりとはネ。もう許さないネ。アッコ! お前を焼き殺してやるネ!!」

アニータはフラワーを使い、ファイアニータとなった!!

アッコ「お前が投げる火の玉をアタシが避けられないと思っとんのか」

アニータ「モチロンそうは思わないネ。だからこうするね」

アッコ「!?」

勝俣「出川さん危ない!!」

出川「へ?」

アニータは出川に向かって巨大なファイアボールを繰り出した!!

出川「う、うわああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

サッ

ジューーーーーーーー

アッコ「全く、いちいち無駄にリアクションが大げさや、出川」

出川「ア、アッコさん…お、俺をかばって……」

アッコはファイアボールのダメージを受け、バニーアッコからスーパーアッコに戻ってしまった!!

勝俣「ア、アッコさんがダメージを受けるなんて!!!!」

アニータ「お前もさっきからウルサイね。死ね!」

アニータは勝俣に向かって巨大ファイアボールを繰り出した!!

勝俣「アニータのファイアボールでけええええええええ!!!!!! アッコさん程じゃないけどwwwwwwww」

ファイアボールが勝俣に向かってくる!!

サッ

アッコ「うるさいことに関しては同感や。全く、叫ぶ暇あったらみっともなく逃げるか助けを求めんかい!! 何を火の玉見ていい大人が興奮してんねん」

アッコは勝俣を庇った!!

アニータのファイアボールを受けアッコはスーパーアッコからアッコに戻ってしまった!!

勝俣「でかかったアッコさんが元に戻りやがったーーーーーー!!!!! それでもまだでけえええええwwwwwwwwww」

アッコ「お前な」

アニータ「フン、これも私の作戦通りね。アッコ、アンタはその馬鹿な男達を庇うと思ったね。お前はその男達の代わりダメージを受けアイテムの能力を失う。これが私の作戦ね。元の状態に戻ったお前に勝ち目はないね! 3人もろとも仲良く今度こそシヌネ!!」

出川「アッコさんどうして…」

勝俣「俺たちを助けたんですか!?」

アッコ「それはお前らがいなくなるとファンが悲しむだろうし、2人がいないロケや収録なんてアタシもお茶の間のみなさんだっておもろないと思うからや。アタシがどんなにすごい人間でもアタシらをテレビで通して見てくれはる人達には敵わへん。おもろい番組を作る為には2人が絶対必要なんや!!」

勝俣「…アッコさん……俺、ただ五月蝿いだけなのに面白いって言ってくれるんすか?」

アッコ「アタシは同じことを2度も言わへん。それよりアイツどう倒そうか?」

出川「アッコさん!俺にいい作戦があります!!」 

アッコ「何や?」

出川「俺をボールにしてアニータ目掛けて投げて下さい!!」

勝俣「出川さん!?」

アッコ「お前、さっきのアタシの話し聞いてたか!」

出川「アッコさん、アッコさんが俺のことを必要としてくれる気持ちはすげー嬉しいです! でも俺はアッコさんの足を引っ張る真似は芸人としてしたくありません!! アニータなんてアッコさん1人だけなら何とかなる筈なのに俺がここにいることで戦いづらくさせています」

アッコ「出川…」

出川「ただここで突っ立てるくらいなら俺はアッコさんの力になりたいんです! お願いします!!」

アッコ「…わかった。お前のその心意気、使わさせてもらうで!!」

勝俣「出川さん無理するなよ。ヘルニアまた再発したんだろ。だったら俺が代わりに行くよ!」

出川「はいドーゾ!…って言いたいけどこればかりは譲れないよ。これは俺の芸人としての試練なんだ。俺はこの試練に挑戦したい。それに勝っちゃん子供が2人いるんだろ。勝っちゃんに何かあったら子供達が悲しむよ。そもそも勝っちゃん、こういう体張った手のもの苦手だろ。昔、ドーバー海峡横断とか断念してたし」

勝俣「バレたかwww」

出川「調子いいんだから(笑) 勝っちゃんは勝っちゃんらしく俺とアッコさんを応援してくれ」

アニータ「最後の会話は終わったかな? お前らにはそろそろ死んでもらうね!!」

アニータは3人に目掛けて巨大ファイアボールを繰り出した!!

アッコ「行くで出川!!!」

出川「はい! いつでもガッチグーですアッコさん!!」

勝俣「いやそこ普通はガッチじゃなくてバッチグーだろーwwwwww」

出川はその場にしゃがみ込み、自分の臍を見るようにして丸くなった!!

アッコ「アニータ、出川の心意気が…こいつの芸人魂のこもった火の玉を……喰らえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アッコはアニータに目掛けて出川を投げつけた!!

投げられた出川の前にファイアニータの放ったファイアボールがたちはかだかる!!

アニータ「フン、タダのポンコツのオッサンはこの炎に焼かれて燃えカスになるだけね!」

出川「上等だよ!! 不燃ごみになるくらいなら燃えてカスになった方がましだよ!!!」

出川はファイアボールを喰らい、燃えてしまった!!

勝俣「出川さーーーーーーーーん!!!!!!!」

アニータ「フフ、これで後2人ね」

アッコ「お前、出川を甘く見すぎてんのちゃう?」

アニータ「何!?」

出川「うおーーーーーー燃えてきたぜー! 俺の…芸人としての何かがーーーーー!!!!!!」

出川の服はすべて燃え尽き、そこにはたるんだ肉をつけただけのオッサンの姿があった!!

アニータ「ギャーーーーーーー!!!!! ナ、ナニを丸出しにして!!!!!」

出川「フル○ン晒すくらい朝飯前だよ! どうせ編集で隠されるしな!! さあアニータ!! これで最後だ!! 俺の………ゴールデンボール……アターーーーーーーック!!!!!!!」

出川はボール状態を自ら解除し、自分のアレをアニータの顔面に叩きつけた!!!!!!

アニータ「ギャーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

出川「やりましたよアッコさん、勝っちゃん! 見てくれました!! 俺の芸人魂がこもった攻撃を!!!」

勝俣「………」

アッコ「……魂込めて最後の最後に下ネタとかて、最低や。しかもオモロないぞ」

出川「ちょっとお! 何でそうなるんですかーーーーーーーー!!!!!!!!!」

アニータ「うえーん、うえーん」ポロポロ

勝俣「アニータさんが小さくなってる! それにめっちゃ泣いてるwwwww」

アッコ「アニータ! これに懲りたらもう悪さなんてするんやないで!!」

アニータ「ハーーーーーーーーーイ!!!」ビエエエエエエエエエエエエエエン










アニータ「ナンテネ」

ポン! トテッ!

アッコ「ん!?」

出川「アニータさん、アッコさんに向かって自分の靴を投げやがった!!」

アニータ「私は豪華で優雅な生活と自分の城を手に入れることは諦めないね。噂ではキッチン島には莫大な価値のある巨大黄金像と何でも願いを叶えてくれる魔法のランプが隠されているらしいね。私はそれらを必ず手に入れてみせるね!! それじゃサイナラ~♪」

アッコ「あ、待てやコラ!!」

勝俣「ア、アッコさん!!」

出川「追いかけちゃった」


ホワホワホワ~ン


出川「ん? アニータ城の様子が変だ」

勝俣「きっと元の城に戻るんすよー!!」


ホワワーーン


a→m

アッコ「はあ、逃げられてしもた。…ん、何や城が変わってへんか?」

出川「アッコさん戻ってきたんですね。城が変わったのは…」

???「アニータを倒したから城が元の姿に戻ったんだよ」

アッコ「誰やオッサン? 赤い帽子と青いツナギ着て髭生やして」

勝俣「えーーーーーーー!!!!! アッコさん知らないんですか!?」

出川「この城の本当の持ち主の世界でとても有名なマリオさんですよ」

アッコ「マリオ?」

勝俣「マリオさんはいつも攫われたお姫様を助けたり、ゴリラを追いかけたり、レース、テニス、ゴルフ、といったスポーツでもかなり有名な人なんですよーーーーーーーーーー!!!!!!」

マリオ「本職はただのしがない配管工なんだけどね」

アッコ「あんたそんなにすごい割には何で自分の城1つを守れなかったんや」

マリオ「ついさっきもお姫様が刺のある亀に攫われててね、弟と一緒に連れ戻す冒険をしてたんだ。冒険とかいろいろ忙しくてこの城にはあまり来れなかったんだ。実を言うとこの城は僕の家じゃないんだ」

アッコ「何やて!?」

マリオ「僕の本当の家はただの一軒家だよ。あっちの方が住みやすいし。でもこの城にもときどきは来るから別荘みたいな感じになっちゃってるんだ。その隙をアニータに突かれてしまったんだ」

アッコ「どんなに忙しくたって自分の物はちゃんと自分で管理せなアカンで」

マリオ「肝に銘じます」

勝俣「そうですよマリオさんwww ピーチ姫だってマリオさんのものでしょう! 何度も攫われてたらイケナイですよwwwww」

マリオ「いや、ピーチとはそんな関係じゃ」///

出川「あれ? でもサラサランドのときはデイジーっていうお姫様を…」

マリオ「わあーーーそれは!!」

勝俣「そういえばゴリラに攫われたポリーンちゃんとはどうなったんですかwwwww」

アッコ「なんや自分浮気してるからどっちつかずで何度も攫われるんかい」

マリオ「いや、そういう訳じゃ…」

出川「まあまあそのくらいにしときましょうよ。それよりロケの方はどうします?」

アッコ「決まっとるやないか。今からロケ始めるで」

勝俣「ッシャーーーーーー!!! やってやるぜーーーーー!!!!!!」

出川「はあ、やっぱり。冒険終わったばっかで体がキツイのに…わかりましたよ! とことんアッコさんについていきますよ!!」

マリオ「城を取り戻してくれたお礼です。自由に使ってください」

アッコ「じゃあ早速始めるでー!」








スーパーアッコランド 6つの金貨 fin

6つの金貨は自分がゲームボーイで一番最初に遊んだ思い出のあるゲームソフトです。

ここまで読んでくれた方、どうもありがとうございました。

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