初音ミク「…はい!マスター!」 (68)


男「はぁ、今日も学校か。行くか…」




男「うわぁ、雨降ってる…傘、おばあちゃんの形見しかない…花柄…」




男「仕方ないか…」


ガチャ


ザーザー ザーザー



男「はぁ。」



女1「見てよwあいつ花柄の傘とか持ってるw」


女2「うわぁwきもww」





男「やっぱ持ってこなきゃ良かったな…」



ビュン!!



男「うお!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424913601

男「あ!傘が!?」




女1「うわぁw傘飛ばられてるwww」




女2「www」



男「…」

ザーザー


ザーザー


にゃー


男「なんだよ…ノラ猫」



ペタペタ



男「くそ、あの猫わざと僕の足踏んで行きやがった…」



男「今から帰っても間に合わないか…」




男「はぁ、行くか」

ガラガラ


DQN1「あいつ超濡れてるぞwww」



女1「あいつ傘飛ばられたんだよwww」



DQN2「バカ過ぎるwww」




男「トイレ行こう…」


ガラガラ


先生「お、丁度よかった。男この紙DQN1に渡しといてくれ」




男「え!?ちょっと先生!」



男「くそ、なんでだよ…」



ガラガラ



男「あの、DQN1くん、これ先生から」



DQN1「うわぁ…お前が触ったのなんていらねぇーよwww」



女1「www」




男「なんで…そんな事言うんだよ…」




DQN1「なんとなく?www」



DQN2「それ傑作www」




男「…」

ー放課後ー


男「さっさと帰ろう…」


ガラガラ


男「…」



男「あれ、こんなところにゲーム屋とかあったかな」



男「入ってみるか」


カランカラン


店員「いらっしゃいませー」



男「へー、古いのとかも結構あるなぁ」



男「ん?ボーカロイドか」



男「12万!?」



男「おかしい」



店員「ボーカロイドはSUGAとハマヤにプリプトン、三つの有名な会社が作った人工知能ロボットですからねぇ。」



男「今そんなになってたんですか」

店員「っていっても、もう何十年も前からですよ。初めて人工知能に成功した会社がこの3会社ですからね」



男「でも12万ってすごく高くないですか?」



店員「こちらは最新モデルなのでやっぱりそれくらいするんですよねぇ」



男「最新?旧型もあるんですか?」



店員「はい」



男「違いとかわ?」




店員「そうですねぇ、初期モデルは完全に人工知能まかせだったので。ご購入になって起動する時などに不具合がありまして」



店員「人工知能ですからもちろん性格などもありまして、ご購入した本人つまりマスターですね、ミクが気に入らなかったら自分でシャットダウンをすることもあったんです」



男「それってまた再起動すればよくないですか?」



店員「初期モデルはミク自身からしかシャットダウンが出来ないようになってまして、シャットダウンをしたらミク自身でも再起動出来るように、プログラムされてないんですよ」



男「プログラム?」



店員「はい、つまり教えられてないって事ですね」



男「なるほど」

店員「それに、初期モデルは歌う事しか出来ないんです、もちろん会話は出来ますが。自身で、歌詞、曲、楽器を使えないんです。最新モデルですと、作ってもらいたい希望の曲などがあれば、ミクが作ってくれるようになってるのですが」



店員「初期モデルは容量が少ないので無理をさせると自動的にシャットダウンとデータの削除がされてしまうんです。」



男「それ不具合どころじゃないですよね…」



店員「はは…そうなんですよ。」




男「でも、ミクに頼めば曲なども作ってくれません?人工知能なら」




店員「はい、頼めばやってくれますが、さっきも言ったように容量が少ないんです、歌詞など自身で考えようものならすぐに自動シャットダウンがされます」




男「はは…なるほど」




男「ん?でもここにはパッケージひとつしかないですよね」




店員「あぁ、もう初期は制作されてないんですよ」




男「ふむ…」




店員「気になりますか?」




男「はは…ちょっと」




店員「…」




店員「わかりました。」





男「?」

店員「じつわ、一つ初期モデルがここにあるんですよ」




男「それってやっぱりプレミアムついてるんじゃ…」




店員「いえ、ボーカロイドはご購入いただいたら、返品に販売、出来ないんですよ、それに初期モデルは作りにくいって評価があって買う人なんて皆無なんですよねー」




男「おいくらくらいですか、12万は無理です…」




店員「初期モデルですので3万ほどです」




男「いっきに落ちましたね」



店員「初期モデルが発売した当初は今の最新モデルの倍でしたよ」




男「え!?そ、それって売れたんですか?」




店員「はい、かなり。海外からもいろんな人たちが我先にと」




男「それで、起動すら出来ない人たちがいたって、大丈夫だったんですか?」




店員「いえ、もうすごかったですよ。戦争だのの話しも出たりして、ニュースにもなりましたよ?」




男「なにそれ全然知らない」

店員「…テレビの方は?」




男「ちゃんとみてるんですけどねぇ…」



男「運が悪いんで、それが原因かと…」




店員「なるほど…」



男「で、どうなったんですか?」




店員「3会社はかなりの赤字でしたねー」



店員「でも海外の方からも資金を出してくれる国などがありまして、最新モデルが完成しました」




男「国…」



店員「初期モデルは、もしシャットダウンになった場合は修理などが出来ません、もちろん返品もです」




男「初期モデルはって事は最新モデルは出来るんですか?」




店員「はい、しかし最新モデルはシャットダウンをしたと言う情報は今まで一度もありませんね」



男「なるほど…」



男(3万かぁ、ギリギリ買えるかな)




男「ならお願いします」




店員「はい、ありがとうございます」

店員「2万9千円になります」



男「はい」スッ




店員「では次にこちらのライセンスにご登録お願いします」




男「ライセンス?」




店員「はい、ボーカロイドをご購入いただいた方はご登録するようになってるんです。内容は3会社独自の回線。支払いに、受け取り、の契約書です。」




男「回線と受け取りとは?」




店員「回線はボーカロイドLIVEに出演させる時にこちらの回線でアクセス出来るようになります、ボーカロイドLIVE専用の回線ですね。受け取りはボーカロイドLIVEのリスナーが観賞する時に発生する金額の受け取りです」




男「え!?見るのにお金かかってるんですか!?」




店員「はい、10円です」




男「1人10円ですか?」




店員「はい、ちなみにこのボーカロイドLIVEで生活してる方もいますよ、もっとも一握り程度ですが」




男「そんなのあるんですね」




カキカキ



男「はい、書きました」




店員「はい、男様ですね。ボーカロイドLIVEでの名前もこちらになります。住所などは目的以外の使用は絶対にありませんのでご安心ください。本社の方にお送り後、こちらでは処分していただきます。」



男「はい」

店員「それではこちらがパッケージと人民書とボーカロイドLIVE管理パスワードです」




男「人民書!?」




店員「はい、人工知能なので、互いの了承なしの行動、ボーカロイドへの暴力行為などは犯罪になりますのでご理解していただきますように。」



男「なるほど…」





男「最新モデルのミクと初期モデルのミクって服が違いますね」



店員「よく気づきましたねー、服の色彩が明るくなってるんですよ」




店員「それと、こちらのボーカロイドLIVE管理パスワードはサイトの方にとんでいただいて、管理ページのパスワード登録という欄にお書きください、そうしていただくとボーカロイドをLIVEに参加させる事が出来ます。」




男「はい」



店員「こちらの3点は絶対になくさないようにお願いします」




男「わかりました」




店員「ボーカロイドにかんしてわからない事があればパッケージに説明書が入っています、それでもわからない場合はボーカロイドに聞いていただければ大丈夫です」




男「はい、ありがとうございます」




店員「大事にしてあげてくださいね」



男「はい」



店員「ありがとうございましたー」



カランカラン



男「買ってしまった…なにやってんだ僕…」




男「帰ろう…」

オ○ニーでして行きます

店員さんに言言わせたいこと全部詰め込んだら書いた本人ですら意味がわからなくった

ガチャ


男「ただいま、って誰もいないか」




男「早速開けてみよう」




男「うわ、人形みたいだな、これ本当に動くのか。柔らかい…」




男「あ、説明書読まないと、まず起動からだな」




男「起動からこのオワタ式まじやばい」




ー説明書ー


ステップ1、起動。

起動するには、あなたの声で「ミクと呼びましょう、呼んだ声の主がボーカロイドのマスターとなります。」



男「名前を呼ぶのか。…よし」




男「み、ミクー」




カチッ




ミク「」パチリ



男「おぉ、お、おはよう」




ミク「マスター?」




男「う、うん。僕が君のマスターだよ」




ミク「!!」




ミク「よろしくお願いします!マスター!!」

男「よ、よろしく」



男(元気いいな…)




ミク「あ!初めまして!私は人工知能ボーカロイド初期モデル製品番号47589初音ミクです!」




男「お、おう」




初音ミク「早速歌わせてください!!」



初音ミク「歌詞はどれですか!私、マスターのために頑張ります!」




男「ご、ごめん。まだなにもしてないんだ…」




初音ミク「そうでしたか!それなら一緒頑張りましょう!どんなのがいいでしょう!」



男「お、落ち着いて」




ミク「あ、すいません…つい嬉くて…」




男「ます、なにからしたらいいかな?」




ミク「そうですね!マスターは楽器はなにが得意ですか?」




男「楽器はピアノしかやったことがなくて」

ミク「ピアノですか!いいですよね!」



男「お、おう」



ミク「だけど、ピアノの他にも入れた方がいいですね!」




男「でも、うちピアノしかないんだよね」




ミク「大丈夫です!そんな時はMIDIを使いましょう!音源は初めてボーカロイドを、買った人は無料でたくさんついて来ます!」




男「MIDIならたしかPCにいてそのまんまだったな」




ミク「それなら早速作っていきましょう!!」

男(それから一ヶ月が過ぎた。ミクと一緒に曲を作って、歌詞を作った)

ミク「そろそろ完成ですね!マスター!」



男「うん!後は少し編集すれば!」



ミク「あ!!」




男「な、なに!?」




ミク「衣装忘れてました!」




男「衣装って、僕、裁縫とか無理だよ」




ミク「大丈夫です!絵に描いてメールで送ればモジュールを作ってくれるんです!」



男「へー、そんな機能あったのか」




男「まぁ、それは暇が出来たらやろう、それよりもうすぐ!」




ミク「はい!」


ーーー


男「出来た!出来たよミク!!」




ミク「はい!マスター!!」





男「あとは、ミクが練習すれば、ボーカロイドLIVEでお披露目できるよ!」




ミク「ふっふっふー」




男「?」





ミク「私たちはボーカロイドです!歌詞を一目みれば絶対に間違えたり忘れたりしません!」





男「ほう!」




ミク「なので早速LIVEしましょーう!」

男「ボーカロイドLIVEのアカウントはもう登録してる!」




男「後は、ここにカメラを置いてスタートを押せばLIVEがはじまるっと」





ミク「どんとこいです!!」




男「PCに接続して。この画面からコメントとか観れるんだね」





男「よし!スタート押すよ!」





ミク「はい!」





スタート カチッ




ミク「こんにちは!初めまして!私は人工知能ボーカロイド初期モデル製品番号47589初音ミクです!」


10:15

わこつ初見


10:16

初見、初期モデルとかまじかよ



男「おぉ、早速人が来てる!」




ミク「それでは!早速歌わせていただきます!」



10:17


はよ


10:17


はよ



ミク「〜♪、〜♪」



10:18


お、なかなか




10:18

ピアノいいな

男「出だしはいい方なんじゃないか!?」



ミク「〜♪」(マスターの為に!マスターが作った歌を!)




10:19


ここ好き



10:20


ちょっと宣伝してくるわ!




10:20


俺も宣伝してくる




ーお知らせー

3人宣伝しました



男「宣伝?なんだそれ」




ミク「〜♪〜♪」




ミク「ありがとうございました!」



10:22

8888



10:22

やべぇ!まじ感動



10:22


鬼才あらわるか…

10:23


初期モデルがいると聞いて



10:23



初期モデルの可愛いミクがいると聞いて



10:23



俺の服ないんだが



男「おぉ、なんか凄い来た、これ宣伝の効果?」




10:24



残念もう終わったぞ




10:24


アンコール




10:24



アンコールはよ




10:24


職人さんアンコール弾幕はよ




ミク「マスター、どうしましょう」

10:25


マスターはよ



10:25



マスター服脱げよ




男「じゃ、じゃあアンコールで」





ミク「はい!もう一曲いきますよー!」



ーそれから2回ほど続けてミクは歌った




ミク「終わりましたねー!マスター!」




男「うん!お疲れ様」




ミク「凄いですよ!初めてのLIVEで来場者数50人ですよ!」




男「凄いの?」




ミク「はい!ボーカロイドLIVEは何万のボーカロイドがLIVEしてるんです!」



ミク「初めては2人くればいい方なんです!」




男「おぉ!それを聞くと凄く思えてきた!」




ミク「さすが、マスターです!!」

ミク「また明日頑張りましょうね!!」




男「うん!」



ー次の日ー



ミク「マスター!朝ですよ!学校ですよ!」




男「…うーん」




ミク「起きてください!」ガサガサ




男「起きます、起きます…」




男「はぁ、じゃあ行って来ます」




ミク「マスター行ってらっしゃーい!!」



ガチャ




ー学校ー



DQN1「おい、男」




男「な、なに?」




DQN1「お前だよな?昨日のボーカロイドLIVEで凄い宣伝されてたの」




男「!?な、なんで」

DQN1「はぁ?ボーカロイドLIVEは本名登録だろ」





男(そうだった…、またなにか言われるのか…)




DQN1「いや!すげぇーよ男!」




男「!?」




クラスメイト「!?」




DQN1「初めてで、あそこまでリスナー来るなんて初めてみた!」




男「あ、ありがとう…」



DQN1「まじで、気に入ってアンコール弾幕打ちまくってたわwww」




男「え!?あれDQN1くんだったの?」





DQN1「いやー、すまん。荒らしみたいになっちゃってたかも」




男「う、ううん!ありがとう!凄く嬉しかったよ!」





DQN2「おーい、男!昨日の見たぜ、超感動したわ!」




男「あ、ありがとう」



別クラスメート1「ね、ねぇ!昨日の凄い宣伝されてた男って人君だよね!」




男「う、うん」

別クラスメート1「次いつLIVEするの!?」




男「え?、き、今日の夕方くらいから」




DQN1「まじかよ!ぜってぇ見るからな!」




DQN2「DQN1俺ん家こいよ、でけぇテレビで見てるからw」




DQN1「行くに決まってんだろw」




男(クラスにもLIVE見てくれてる人いたんだ…)




女1「ちょっとDQN1そんな奴と話してないでこっち来てよぉー」




DQN1「あぁ?黙ってろ」




女1「むっ!ボーカロイドってあれでしょ!キンキン声でまじうるさい奴!機械の癖になんなの!まじキモい!」



ガタ


きもオタ「そ、そそそその言葉は聞き捨てならない!」

女1「はぁ、なによ!きもオタ!」



きもオタ「み、ミクたんの声よりも!お、おおおおおまえの方がきもいわ!」





女1「いや、お前の方がきもいよ」




きもオタ「」



ガタ



DQN1「さっきのは俺も許せんなぁ」




女1「な、なによ!DQN1まで!」




女2「お、女1。もう、やめよ…」





女1「…ふん!」




ー家ー



ガチャ


男「たっだいまー」

ミク「あ!マスターお帰りなさい!」




男「ただいまー、ミク」




ミク「マスター!上機嫌ですね!!」




男「あ、わかる?」




ミク「はい!顔が凄く緩んでよ!」




男「いやー、わかっちゃうかー ははは」




ミク「そんなマスターにもっといい話がありますよ!」




男「んー?何かなぁ?」




ミク「今月のボーカロイドLIVEPVに曲を使わせてくれって本社からメールです!」




男「…」




男「は?」




ミク「まじです!ほら!」メール





男「まじだ…」




ミク「早速返信しましょう!!」




男「ま、待って整理出来てない…だいたいLIVEしたの昨日だよ?」





ミク「はい!それだけマスターの曲が素晴らしかったんです!」





タッタッタ



ミク「あれ!?マスター!?どこ行くんですか!」




バシャバシャ




タッタッタ



ミク「ま、マスター!びしょ濡れじゃないですか!?」





男「まじか…」ビショ

ミク「ま、マスター!早く拭かないと!タオルタオル!」


タッタッタ



ミク「ど、どうぞ!」




男「ありがとう」




男「ふぅ…」



男「返信しようか」




ミク「はい!」




男「こちらこそお願いします!っと」




男「….よし」




ミク「あ!そろそろLIVEの時間です!」




男「あ、よしやろうか!」




ミク「はい!」

ちょっと休憩

それから、いろんな人がマスターの歌を聞いて、感動して、評価してくれた。一緒に作り上げた歌が人気になって私も鼻が高い。



男「さて、LIVE始めるよ」





ミク「はーい!」




ミク「〜♪〜♪」



12:27


やっぱいいよなぁ



12:27



まじ最高



12:28


★★★★三



男「来場者数5000弱かぁー、いい感じ!」


12:29


まじすげええぇえ




12:29


虎の威を借る狐のくせに!




男「…え」



12:30


来たwwwアンチwww




12:31


虎の威を借る狐のくせにwwwカッコ付け過ぎwww




12:32



きめぇwww




12:32


ただのアンチだからマスターさん気にすんな



男「なんだよ…それ…」

ミク「〜♪ありがとうございましたー!」



12:33


おつ



12:33



おつ



12:34



また楽しみしてる、おつ




ミク「終わりましたね!マスター!」




ミク「凄いですよマスター!5000人こしてます!」




男「…うん」




ミク「マスター?」




男「ごめん…疲れたから寝る」




ミク「あ、はい!おやすみなさい!」

ミク「??」


翌日



ミク「マスター!朝です!学校学校!」




ミク「あれ!マスター起きてる…いつも朝おきないですよね!」




男「あ、あぁ」




ミク「?ちょんと寝れました?」




男「学校行ってくる」



ミク「あ、はい!行ってらっしゃい!」



ガチャ



ー学校ー



DQN1「おー、男!お前昨日凄かったな!」




男「あ、うん。ありがとう」


スタスタ



DQN1「あれ?」




DQN2「あいつどうしたんだろ」

男「…くそ」



ガチャ


ミク「あ!お帰りなさい!マスター!」




男「うん」




ミク「マスターマスター!」



ガチャ



ミク「マスター…?」




ミク「マスター、どうしちゃったんだろう…こんな時の私!歌うことしか出来ないけど頑張ります!!」

翌日


ー学校ー


DQN1「お、おい男」




DQN2「お、お前凄いクマだぞ!」




DQN1「なんか悩みあんだろ?言えよ、相談乗るから」




DQN2「俺たちが出来る事ならなwww」




男「…だよ」




DQN1「ん?」




男「なんなんだよ!前まで虐めてたくせに!!」




DQN1.DQN2「…」




男「ごめん…」




DQN1「男…」

ー家ー


ミク「あ!マスターお帰りなさい!LIVEやりましょう!LIVE!」





男「いい」




ミク「えー、なんでですかぁ!LIVEしましょうよぉ!」





男「…うるさい」




ミク「え?」




男「うるさいっていってるんだよ!!」




ミク「っ…」




男「もう機械の声なんてたくさんだ!!」




男「僕は僕自身なんだよ!」




ミク「マスター…」


虎の威を借る狐のくせに!




男「っ…!お前なんかに会わなきゃよかった…」




ミク「…え」



スタスタ


ガチャ

ミク「マスター…」




ミク「…謝らないと。なにか私がしちゃったんだ…」




ミク「あの!マスター…」




男「…くそ!最低じゃないか!ミクと一緒に作った曲だろ!…くそ」ボロボロ



ミク「マスター…わかってます。マスターは誰よりも優しい人だって。」




ミク「マスターの為に出来ること…そうだ!これなら喜んでくれるかも!」

ミク「紙とペンっと!よし!衣装をまだ作ってなかった!」




ミク「えーっと、ん〜。」




ミク「ダメだぁ、全然想像出来ない…マスターと一緒にならいっぱい思いを伝えれたのに…」




ミク「でも!マスターが笑ってくれるなら!」




ミク(マスター!マスター!)カキカキ




ミク(マスター…ごめんなさい…私がマスターを楽しませなきゃいけないのに…)カキカキ



ミク「うっ…あれ一瞬真っ暗に…」




ミク「描かなきゃ」カキカキ


ミク「体が重い…」くらっ





ミク「っ!ダメ、もう少し!」





ミク「もう…すこし…」



バタンッ



ミク(もう…すこし…なのに…)




ミク(夢…だったのかなぁ…素敵なマスターに出会えて、楽しかったなぁ)ニコッ




男「ミク!さっきはごめん!」




男「ミク?寝てるのか…」




男「なんだこれ、ミクの衣装?誰がこんなの」




男「!?まさかっ」

男「ミク!!ミク!ねぇ!」




ミク「」




男「そんな!」



お前なんかに会わなきゃよかった



男「俺のせいだ…」



お前が望んだんだろ



男「俺のせいだ…!」ボロボロ




男「くそ!くそ!!」




男「僕は…無力だ!ガラクタ一つだって救えやしない!!」




男「うっ…う…」ボロボロ

ミク(マスター…?泣いてるんですか…?)




ミク(私がマスターを楽しませなきゃ!マスターがそうしてくれたように!)





ミク(でも、もうなにも出来ない…)

男「全部自分で成し遂げた事だって勘違いしてたんだ!全部ミクがいてくれたからこそ出来た事なのに…!」ボロボロ





ミク(マスター、泣かないで…笑ってください…)





男「ミク…!うっ… 会いたい…」ボロボロ




ミク(私も…マスターに会いたい…)





ミク(神様…)





男「神様!!」






ミク「ま、すたー」





男「ミク!!」





ミク「マスター!!」だきっ





男「ミク!!」だきっ

ミク「マスター!!」ボロボロ





男「ごめん!!ごめん!!」ボロボロ





ミク「ごめんなさい!!」ボロボロ





ミク「もう離れません!」





男「うん!絶対に離さないからね!!」ボロボロ





ミク「マスター!」





男「うん」




ミク「マスターの歌!歌わせてください!」





男「うん!歌ってくれるかい?」





ミク「…はい!マスター!」ニコッ




おわり

おお!知ってくれてる人いたんですね!!


最後に要素あったら書こうとおもってました!



ODDS&ENDSという作詞作曲royさん歌ミクの曲です。


https://m.youtube.com/watch?v=iOFZKwv_LfA


良かったら聴いてください、聴いてまた読み直してくれると、私の文才の無さに絶望します。



ありがとうございました。








このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom