エイリーク「兄上……スマブラに参戦するというのは本当ですか?」 (34)

時は2007年……

エフラム「ああ、本当だ……桜井と名乗る男から招待状が来た……絶対に行かなければならないと……」

エイリーク「兄上……」

エフラム「エイリーク……俺がいなくて寂しくなるだろうな……」

エイリーク「そうでしょうか……?」

エフラム「寧ろそうなってくれ」

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エフラム「しかし参戦など夢のまた夢かと思ったが……」

ゼト「確かに……FE枠は2つしかありませんからね……一作目と最新作の主人公が参戦するかと思われたのですが……」

エフラム「俺がその最新作の主人公よりイケメンだからだろうか?」

ゼト「絶対ないですね」

エイリーク「私が思うには……兄上のその武器じゃないかと思います」

エフラム「……この槍か?」

エイリーク「槍を扱う主人公は珍しいですし……」

エフラム「成る程……」

ゼト「しかし剣以外を扱う主人公を選ぶならセリカやヘクトルでもいいのでは?」

エフラム「そこはやっぱり俺がイケmゼト「ないです」

エフラム「じゃあなエイリーク……俺はもう行く」

エイリーク「兄上……」

エフラム「何か辛いことがあったら……俺を思い出せ」

エイリーク「はい……」

エフラム「ご飯は大丈夫か? 一人で作れるか?」

エイリーク「いつも私が一人で作ってますけど……」

エフラム「トイレには行けるか?」

エイリーク「何歳だと思ってるんですか」

ゼト「エフラム様……とうとう行ってしまったか……」

ヒーニアス「そのままそのスマブラとやらに参戦している女性とくっついてくれればいいのだが……」

ゼト「それは無理でしょう……女性陣は五人しかいないらしいですから。 それに……」

ヒーニアス「それに……?」

ゼト「エイリーク様に勝る女性がいるとは思えないです」

ヒーニアス「一理あるな……」

エイリーク「兄上……」

2008年1月31日

エフラム「遂に来てしまった……俺のデビュー戦が……」

手「次呼ばれたやつは試合だからスタンバッてー……エフラム!」

エフラム「はい!」

エフラム(いよいよか……)

エフラム「ええと……あとの対戦相手は……」

ピカチュウ「ピッカー!」

エフラム「!!? なんだこいつは! 新種の魔物か!?」

ピカチュウ「ピカ?」

エフラム「くっ、言葉が通じない……」

ピカチュウ「ピカー」

エフラム「言葉の壁とは恐ろしいな……」

ピカチュウ「ピッカッチュウ!」

エフラム「手を差し伸べた……握手しようということか?」

ピカチュウ「ピカ!」コクリ

エフラム「ああ……よろしくな魔物」

ピカチュウ「ピカーー!」

エフラム「な、何で怒ってるんだ?」

??「彼にはピカチュウって名前があるんですよ」

エフラム「……お前は?」

??「始めまして、この度参戦が決まったリンクです」

エフラム「お前も初参戦なのか?」

リンク「はい、よろしくお願いします、エフラム王子」

エフラム「何故俺の名前を……?」

リンク「参戦キャラリストは事前に拝見済みですから」

エフラム「そうか……俺はエイリークの事が気掛かりで全然見てなかった」

リンク「エイリーク?」

エフラム「何でもない、こっちの話だ」

マリオ「やぁ、次の対戦相手は君達かな?」

リンク「マリオさん!」

ピカチュウ「ピッカー!」

エフラム「な、なんだ……この髭男から放たれるベテランのオーラは」

リンク「知らないんですか!? ミスタービデオゲームことマリオ・マリオさんですよ!」

マリオ「良く知ってるねリンク! ええと、ハイラルヒストリアによると……君は4代目リンクか」

リンク「はい、今までは3代目がお世話になりました」

マリオ「3代目はCVの所為で暑苦しかったからね、君になってくれて嬉しいよ」

リンク「ありがとうございます」

マリオ「そしてあなたはエフラム王子ですね……よろしくお願いします」

エフラム「ああ……あと、別に俺が王子だからって敬語を使わなくてもいいんだぞ?」

マリオ「えっ! いいんですか!?」

エフラム「別にここでは俺はただの一般人だからな」

マリオ「……よろしくエフラム!」

エフラム「よろしくマリオ……」

エフラム(なんで嬉しそうなんだ?)

??「あっれー、君達新入りーー?」

マリオ「マ、マルス王子! おはようございます!」

マルス「おはようマリオ! ……で、そこの二人は挨拶なし?」

リンク「お、おはようございます……」

エフラム「お前はアカネイアの……」

マルス「おー、誰かと思えばシスコン王子のエフラム君……君は別に挨拶しなくていいや」

マルス「それよりもマリオくん、最近新人の教育がなってないんじゃないのー?」

マリオ「はい、すいません……」

エフラム(この二人はどういう関係なんだ?)

マリオ「マルス王子は王子という地位を利用してあれやこれややらすんだ」

エフラム「俺の中では爽やかなイメージだったんだが……」

リンク「マリオさん、大変ですね……」

マリオ「僕だけじゃないよ、ほかの人達も……」

マルス「はーい、じゃあ今日の肩もみ担当はマリオくん、ファルコンくん、フォックスくん!」

マリオ「はいはいただいまーー!」ダッ

リンク「……僕たち、やって行けるんでしょうか」

エフラム「エイリーク……」

エフラム「言っちゃ悪いがここは華がないな……」

リンク「女性ならいますよ、良かったら一緒に挨拶に回りませんか?」

エフラム「ああ」













ピーチ「あら、新入りさん?」

エフラム「ああ、エフラムだ、よろしく」

リンク「4代目リンクです、よろしくお願いします」

ピーチ「よろしくね」

エフラム(老けた姫だな……やっぱりエイリークの方が可愛い)

ゼルダ「あら、リンク」

リンク「ゼルダ姫! ……紹介します、ハイラルの王女です」

エフラム「あんたも王族か……」

ゼルダ「はい……」

リンク「これから二人で挨拶に回る所なんですけどどうですか?」

ゼルダ「本当? じゃあ一緒に行こうかしら」

エフラム(上品さはあるが無駄な装飾が難点だな。 やはりエイリークが一番だ)

サムス「どうだ、馴染めてきたか?」

リンク「あ、サムスさん!」

エフラム「なんだこのロボット」

ゼルダ「彼女はロボットではありませんよ」

リンク「今回はスーツを脱いで戦うとお聞きしたのですが……」

サムス「ああ、これから脱いで戦う所だ」

ヌギッ

ゼルダ「まぁ……」

リンク「綺麗な人だ……」

エフラム「なんだその服は、誘ってるのか?」

リンク「エフラムさん!?」

サムス「誘う?」

エフラム「何でもない、所でそのスーツはどこで発注した?」

サムス「欲しいのか?」

エフラム「ああ、妹が服を欲しがっていてな……」

リンク(日常生活で着る物ではないと思う……)

エフラム「女は三人か?」

リンク「あと二人います……あ、彼女です」

プリン「プリ〜」

エフラム「!? なんだこいつは!? 新種のビグルか!?」

プリン「プリーーーーー!」

エフラム「いだだだだだ!」

リンク「プリン(♀)ですよ」

プリン「プリ〜」

ゼルダ「可愛いわね」

エフラム「……悪いが俺はケモナーではなくてな……」

ポポ「ナナー」

ナナ「あ、ポポー」

エフラム「子どももいるのか」

リンク「アイスクライマーですね」

ポポ「明日用のホテル予約しといたよ!」

ナナ「ありがとう!」

エフラム「……」ゴゴゴ

ゼルダ「怒りの嫉妬だわ……」

リンク「お、落ち着いてくださいエフラムさん」

ルネス城

エイリーク「はぁ……」

ゼト「エイリーク様……お昼は?」

エイリーク「今はいいです」

ゼト「……分かりました」

バタン

ヒーニアス「エイリークの様子は?」

ゼト「……」ブンブン

ヒーニアス「……そうか」

ゼト「……こうなったら!」














エイリーク(兄上……今どうしているんですか?)

エイリーク(なんだか兄上がいなくなってから……私の胸に大きな穴が空いたような……)

エイリーク(……会いたい)

ガチャッ

ゼト「エイリーク様ーーーーー! ゼトだぴょ〜〜ん!」←変顔

エイリーク「ゼト……私、兄上に会いに行きます!」

タッタッタッ

ゼト「……」

ヒーニアス「哀れだなゼト」

ヒーニアス(私も便乗してやろうとしたが……やらなくて良かった)

手「次はエフラム対マルス、アイテムありねー」

マルス「いよいよ対決だね、エフラム君」

エフラム「ああ……」

リンク「そういえばエフラムさんの必殺技ってなんですか?」

エフラム「これだ」

NB・レギンレイヴ(意味深)

横B・エイリークの写真をバラまく

上B・真上のエイリーク(幻)に向かって大ジャンプ

下B・エイリークで自慰(十秒間やることで体力回復)

切り札・ジークムント(意味深)

リンク「ひどい……」

試合開始

エフラム「先手必勝!」バッ

マルス「危ない! カウンター!」ササッ

エフラム「……」

マルス「……ん? 攻撃して来ない!?」

エフラム「カウンター読みだ!俺の槍を喰らえ!」グサッ

マルス「うわっ!」

エフラム「槍は剣に強い……本来俺の溜めなし横スマッシュは15%だが剣使いのお前には倍の……」

マルス「いてて……」15%

エフラム「何!?」

マルス「知ってる? 三すくみは聖戦からだよ」

エフラム「まさかお前の方のルールが優先だとはな……」

パッ

エフラム「アイテムが出現した!?」

マルス「あれは……アシストフィギュア! もらった!」ガシッ

エフラム「しまった!」

マルス「出でよ、アシスト!」

パァァ…

リン「……」

エフラム「お前は烈火の……」

リン「……二人に問題よ」

マルス「問題?」

リン「『リン』といえば?」

マルス「……君?」

エフラム「星空凛だろ」

リン「てえい!」ザシュ

エフラム「ぐわっ!」

リン「マルス……あなたは良く分かってるじゃない」

マルス「勿論だよ、リンディス」

リン「最近の若者はみんな遠坂凛、渋谷凛、星空凛のどれか……なんで私じゃないのよ!」

マルス「大丈夫だよ、僕はずっと君を見ているから……」

リン「マルス……」

マルス「リンディス……」

リン「でも私、ヘクトルがいるから」ザシュ

マルス「ぐわっ!」

エフラム(エリウッドじゃないのか……)

エフラム「くそ……これだけアイテムがあるとどれをどう使えばいいか分からないな」

ボム兵「あの……ずっと持ってると爆発しますけど」

エフラム「何っ!?」

BOMB!

エフラム「げほっ、げほっ!」

マルス「まだまだだね……おっと、僕の前にまたアシストフィギュアが……」

エフラム「何!?」

マルス「出でよ、アシスト!」

パァァ…

エイリーク「……兄上!!」

エフラム・マルス「「!?」」

エフラム「エ、エイリーク!? どうしてお前がここに!?」

エイリーク「私、ずっと兄上に会いたくて……会いたくて……!」

エフラム「エイリーク……」

マルス「おやおや、シスコンウイルスが感染してブラコンウイルスになったのかな?」

エイリーク「あなたは黙ってください!!」

マルス「!?」

エイリーク「私、兄上がいなくなってから……やっと兄上の大切さが分かりました!」

エフラム「そうか……俺がいない間、辛かっただろう……」

エイリーク「はいっ……うぅ」

エフラム「泣くな……俺まで泣い……うぅ」

エイリーク「兄上……ずっと会いたかった……」

エフラム「俺もだ……エイリーク……」

マルス(なんだこの疎外感)

エイリーク「……兄上」

エフラム「……なんだ?」

エイリーク「……結婚してください」

エフラム「ああ」

マルス「えっ」

ユグドラル大陸

シグルド「では二人とも、結婚を誓いますか?」

エフラム「誓います!」

エイリーク「誓います!」

パチパチパチパチ

ターナ「おめでとうエイリーク!」

ヒーニアス「悔しいが私の完全敗北だ……」

ゼト「私はこれから何を生き甲斐にしていけば……」

ヴァルター「いつか寝取ってやる……」

リオン「ノール……早く性石を完成させよう」

ノール「はい……」

アイク「そうか……俺の参戦の裏にはそんな事が……」

マルス「うん……でも君なら安心だ、彼のようにブラコンの妹がいるわけでもないし君もシスコンではないしね」

アイク「そうか……」

パッ

マルス「……おっ、アシストフィギュア」

アイク「そういえば試合中だったな……」

パァァ…

ミスト「お兄ちゃーーーーーーーん!」

アイク「ミスト!?」

マルス「」

クソ軍師◆LYNKFR8PTk

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VCで聖魔にハマりSSを書く。しかしあまりにも酷いキャラ崩壊、無駄に多いパロディにより、読者からは酷評の嵐、SS速報から追放された。
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〜THE END〜

一度でいいからシリーズ物を書いて見たかった
今回だけ読んでくれた方も今まで読んでくれた方もありがとうございました

あと前スレの>>31さん、結局FEss書けなくてごめんなさい

おつ
やっぱり聖魔は良い

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