トランクス「ご馳走様でした」(38)

ブルマ「トランクス、食器こっちに持って来てちょうだい!!」


トランクス「はーい、パパも持って行こうよ!!」


ベジータ「うるさい、今野球がいいとこなんだ!!」


トランクス「もう、食器が洗えないよ~」

テレビ「それでは一旦コマーシャルです。」


テレビ「ショッキアライ・・・・タイヘン・・・」


ベジータ「ん?」


テレビ「ススイダシュンカン キュキュットオチテル♪」


ベジータ「・・・・・・・な、なんだと?」

翌日


ブルマ「どうしたのよベジータ! こんなにいっぱい洗剤買ってきて!」


ベジータ「今日からこの家、それとcpではこの洗剤を使う!!いいな?」


ブルマ「洗剤ならまだ残ってるわよ!! 」


ベジータ「あと・・・・・今日から俺が洗い物をする・・・・」

ブルマ「え?」


ベジータ「何か文句あるか?」


ブルマ「ほ、本当に? やっと家事をしてくれる気になったのね!!」


ベジータ「ああ、洗い物は俺様に任せろ!!」


トランクス「やったぁ! これで僕もテレビが見れるや!」

食後の台所


ブルマ「じゃぁベジータ、置いとくからお願いね!」


ベジータ「ああ、任せとけ!!」


カチャカチャ
  

ジャー ジャー


ピュッ  シュゴッ シュゴッ


ベジータ「・・・・・・・・・・・・・」

ゴシッ ゴシッ


ゴッシ ゴッシ


ジャー ジャー


ベジータ「・・・・・・・・・・・・」


キュッキュッ! 


ベジータ「!!」


キュッキュッ!!   キュッッキュッ!!


ベジータ「ニヤッ」

悟空の家


チチ「ちょっと悟空さ~、たまには家事手伝ってけろ!!」


悟空「だめだめ、いまテレビが面白いんだから!!ハハハッ!!」


チチ「はぁ~、悟飯ちゃんが結婚して出て行ってから大変だべ・・・」


テレビ「ジョイナラ・・・・カケテクシュクシュシテオケバ・・・」


テレビ「ジョキンモデキル ジョイ♪」


悟空「悟天、このcmにでてる娘は可愛いな!」


悟天「ああ、新山千春さんって言うんですよ!!」


悟空「そうか、チチより全然かわいいじゃねぇか!!」


悟天「ちょっとお父さん! お母さんに聞こえますよ!」

悟空「おいチチ!! オラんちは洗剤何使ってんだ?」


チチ「昔からジョイしか使ってねぇべ」


悟空「そうだったんか!  ちょっとかわってやるよ!!」


チチ「悟空さ・・・熱でもあるんけ?」


悟空「いや~、cmの娘が気に入ったからよ! オラもしてみたくなったんだよ!」


チチ「はぁ~」

後日 カプセルコーポレーション


悟空「ベジータいるか? ちょっと組手してほしんだけど」


ブルマ「ああ、ベジータなら社員食堂の台所に居るわよ」


悟空「台所? なんでまたそんなところに?」


ブルマ「さぁ・・  急に皿洗いのバイトをしたいと言い出してね」

社員食堂 


ベジータ「さて、これで終わりだな。」


キュッキュッ


ベジータ「ニヤッ」


悟空「ようベジータ!! なにニヤニヤしてんだよ!」


ベジータ「カカロット! 貴様何しに来やがった!!」

悟空「ちょっと久々に組手でもやんねぇかと思ったんだけど・・・・」


ベジータ「よかろう。」


悟空「ところでおめんとこ洗剤は何使ってんだ?」


ベジータ「無論キュキュットだ!! それ以外は認めん!!」


悟空「いやいや、絶対ジョイのほうがいいぞ~!!」

ベジータ「ジョイだと・・・・あの高い声の女と関西弁のうっとおしい
      マスコットがcmしてるやつか?」


悟空「ああ、手にも優しんだぞ。それにあの娘が可愛くてよ~」


悟空「きっとベットじゃもっと甲高い声だぞきっと!」


ベジータ「お前・・・・サイヤ人の誇りを失ったのか?
      どう考えてもオトワさんの方が美人だろうが!!」

悟空「オトワさんって、あのバンダナ巻いた女け?」


ベジータ「そうだ!! ちなみにショートカットの方は妹のヒカルさんだ!」


悟空「ひゃ~、おめぇあんなのに惚れちまったのか?」


ベジータ「オトワさんを侮辱するなぁ!!」


悟空「ともかくよ、性能はジョイがすぐれてると思うぞ!! 」


ベジータ「キュキュットは色んな香りがあるんだぞ!! 」

悟空「ジョイだって色々種類あっぞ!!」


ベジータ「キュキュットの方がシェアはあるはずだ!!」


悟空「どうだベジータ!! どっちが使われているか見てみるか!」


ベジータ「ああ、この際きっちりとケリを付けてやる!!」


ブシューーン   ブシューーン

天津飯の中華料理屋


悟空「まずはここだな!!」


ベジータ「邪魔するぞ!!」


天津飯「二人とも久しぶりじゃないか! 飯食いに来たのか?」


悟空「いやさ、おめえんとこの店は食器洗剤何使ってるんだ?」

餃子「ここではジョイだけど・・・・」


悟空「やっぱり!! 流石は天津飯!!」


ベジータ「貴様ら~!! お前らもあの高音女にたぶらかされたのか!」


天津飯「まぁ・・・・その・・・・そうだな」


悟空「やっぱりそうだよな? 流石天津飯!」

ベジータ「こ、ここだけ見てもすべてではない!!
     そうだ! カメハウスに見に行くぞ!!」


悟空「ああ、この際とことんやってやるぞ!
   天津飯! おめぇもついてこい!」


ブシューーン  ブシューーン


天津飯「何のことかわからんが・・・・・とりあえず付いていくか」

カメハウス

悟空「クリリン!! 邪魔するぞ!!」


クリリン「な、なんだお前ら? 飯なら無いぞ!!」


ベジータ「クソッタレェェ!!!!」


悟空「ここもジョイ使ってるんか!! 」


クリリン「な、なんの話だ?」

天津飯「どうやらキュキュットとジョイのどちらの洗剤が優れているかを
     競っているらしいな」


クリリン「ハハッ・・・・相変わらず暇な奴らだ・・・・」


18号「ジョイは手荒れが少ないんだよ」


悟空「やっぱそうか! 」


18号「あと、小さい子にはジョイ君が人気だからね」


ベジータ「ええぃ!! 今度は神殿に行くぞ!!
      貴様らも全員ついてこい!!!」

神殿

ピッコロ「どうした、大勢で押し掛けてきて」


悟空「こ、ここでは洗剤何使ってんだ?」


ピッコロ「もちろんキュキュットだ!」


ベジータ「っしゃぁ!!!」


悟空「なんでキュキュットなんだ?」

ピッコロ「オトワさんを支援しないわけにはいかんだろ」


ベジータ「どうやらナメック星人は話が分かるらしいな」


悟空「えぇ~、絶対ジョイのほうがいいと思うぞ!!」


ピッコロ「俺はあの女は好かん!! カレー鍋をすぐ洗わんのは
      気に入らんのだ!!」


悟空「よぉし、こうなったらとことん調べるぞ!!
    次はヤムチャんとこ行くぞ!!」

ヤムチャの家


ベジータ「ヤムチャァァ!!!」


悟空「邪魔すっぞ!!!!」


ヤムチャ「おいおい、なんだよ急に? みんな揃って」


クリリン「実はですね・・・・・」

悟空「食洗器用ジョイじゃねぇか!! ひゃっほう!!」


ベジータ「ええぃ、機械に頼ってジョイを頼むとは糞だな!!」


ヤムチャ「おまえら、本当に暇なんだな・・・・・」


ピッコロ「いや、とても大事なことだぞ!!」


天津飯「そうだぞヤムチャ!!」



ヤムチャ「ピッコロと天津飯までどうしちまったんだ?」

悟空「やっぱジョイが一番だってことだぞベジータ!!」


ベジータ「そ、そんなことはない!! あってたまるものか!!」


悟空「じゃぁ悟飯のところも見に行ってみっか!!」

悟飯とビーデルの家


悟飯「邪魔すっぞ悟飯!!」


ビーデル「キャッ!」


悟飯「ど、どうしたんですか急に?」


悟空「わりぃ、取り込み中だったか!! まあいいや」


ベジータ「台所はどこだぁ!!!」

悟飯「台所ならあっちですよ・・・」


ビーデル(なんなのこの人たちは・・・・・)


クリリン「すまんな悟飯、馬鹿どもに少しの間付き合ってやってくれ」


ベジータ「こ、これは・・・・」

悟空「おめぇもジョイか!! やっぱオラの息子だな!」


悟飯「洗剤がどうかしたのですか?」


悟空「いやぁ、ベジータがキュキュットのほうがいいとかいうからさ、
    どっちがよくつかわれてるか調べてたんだよ!」


天津飯「これではっきりしたようだな!」


ベジータ「クソッタレ・・・・・でも、cmの可愛さは断然キュキュットだぞ!」

悟空「

悟空「だから、cmも新山千春の可愛さが上だってよ」


ビーデル(この人たちは、いったい何を競っているの?
      しかも人の家で・・・・)


クリリン「ハァ、とりあえず俺は帰るぞ」 ブシューン


ヤムチャ「ベジータ、ひょっとしてお前がいってるのは
      あの粘土細工みたいな人形のことか?」

ベジータ「ヤムチャァ!! 貴様ぶっ殺されたいかぁ!!!!」


ヤムチャ「悪い悪い、でもよ実在の人物にはかなわないぞ!」


ピッコロ「実際あの女は私生活では結婚しておろうが!!」


悟空「それを言ったらおめぇ、あのオトワとかいう女だってしってっぞ!」


ピッコロ「ぐぬぬ」

天津飯「それに、新山千春はジョイ君としか共演してないからな。」


天津飯「主婦の設定ではあるが、男の影を感じさせない見事な演出だ。」


天津飯「ひょっとしたら、子供もいなくて・・・家庭も旦那と上手くいっていないかもしれない」


天津飯「見てるこっちはそういう妄想と期待を楽しむことができるだろう?」

天津飯「一方キュキュットの女はどうだ?」


悟空「ちんちくりんな旦那と変なガキと共演してっからな!!」


天津飯「あれはもう、女を捨てた主婦でしか見れない。」


天津飯「主婦層に媚びた考えかも知れんが、男からすれば
     なんの魅力もかんじない」


ベジータ「クソッタレ・・・・」

ビーデル「ねぇ、この人たちいつ帰るのよ!」


悟飯「もう少ししたら帰ると思うよ・・・ハハッ」


悟空「ってことで、ジョイがすぐれてるのがわかっただろ!!」


ピッコロ「いや!!  お前らは間違ってるぞ!!」

天津飯「何?」


ピッコロ「オトワさんは・・・・・・後妻だ!!」


悟飯「ほ、本当ですかピッコロさん?」


ピッコロ「よってあの子供も本当の子供ではない、旦那の連れ子だ」


ベジータ「ピッコロ・・・・」

悟空「お、おめぇ嘘つくなよ~w」


悟空「どうみても、あの女の子供じゃねえか? なぁ?」


ヤムチャ「ああ、そっくりだぞ!」


ピッッコロ「そ、それはたまたまだ!!  オトワさんはな・・・」

ベジータ「ピッコロ・・・・・もういい・・・・」


ピッコロ「し、しかしだなベジータ!!」


悟空「とりあえず、ジョイが一番は決まったみてぇだな!!」


天津飯「そうだな、帰るとするか!!」


ヤムチャ「そうだな」

ピッコロ「いいのかベジータ?」


ベジータ「構わん。現に洗浄力ではキュキュットはno,1は間違いない」


べジータ「これからも俺たちが支援していくのが、オトワさんに対する
      愛情ってもんだろう?」


ピッコロ「そうだな・・・・・」


ベジータ「言わせたい奴には言わせておけばいい。」

悟飯「と、とりあえず一件落着ですね!! よかったよかった!」


ベジータ「よし、ここの洗剤をキュキュットに変えるとするか?」


ピッコロ「そうだな、洗い物も溜まってるみたいだから、キュキュットするか!!」


ビーデル「な、なんなのよこの人たち!!」


悟飯「早く帰って下さい!!」


キュッ キュッ  





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