おじさん｢それがないとおじさん…困るんだよね…｣

男｢知るかよ…｣

おじさん｢最近じゃあおじさん…自分がおじさんなのかおばさんなのか分からなくなってきちゃってさ…｣

男｢いや、どう見たっておじさんだろ…｣

おじさん｢そっか…ありがとね…おかげで少し自信取り戻せたよ…｣

男｢お、おう…｣

おじさん｢…で､おじさんのおじさん返してよ…｣

男｢またそれかよ…｣

男｢とりあえず小便させてくれよ｣

おじさん｢いいよ…｣

男｢……ふぅ｣ｼｬｰ…ﾁｮﾛﾛﾛ…

おじさん｢…おおぅ｣ﾌﾞﾙｯ!

男｢いきなり変な声出すなよ気持ち悪い｣


おじさん｢だって…おじさんのおじさんが急にあったかくなったから…｣

男｢…は？｣

おじさん｢おじさんのおじさんが…急にあったくなったから…///｣

男｢二回も言うな…あと照れるな｣

おじさん｢ねぇ…どうやったら返してくれるの？｣

男｢返すも何も…やれねぇもんはやれねぇよ｣

おじさん｢よし…じゃあわかった…｣

男｢やっと分かってくれたか…｣

おじさん｢おじさんのおばさんと交換しよう…｣ｺﾞｿｺﾞｿ…ｽﾙﾘ…

(i)｢ちわっス!｣

男｢…｣

男｢何それ…？｣

おじさん｢何って…見て分かんない？｣くぱぁ…

(i)｢あんまり…じろじろ見んなよ…///｣

男｢分からん…お前の話は分からん…｣

おじさん｢これはおじさんのおばさんだよ…｣

男｢じゃあお前はおばさんじゃないのか？｣

おじさん｢おじさんが…おばさん……？｣

男｢…｣

おじさん｢…｣

男｢…｣

おじさん｢…｣

男｢すまん…少し言い過ぎたような気がする｣

おじさん｢あ…あぁ…いいよ…気にしないで｣

男｢なぁ、おばs…おじさんはなんでそんなややこしい事になってんだ？｣

おじさん｢おじさん…ひと月前におじさん狩りに遭ったんだ…

男｢おじさん狩り…？｣

おじさん｢うん…｣

男｢何それ？オヤジ狩りとは違うの？｣

おじさん｢違うよ違う…全然違う…狙われるのがオヤジかおじさんじゃあ全く違うよ…｣

男｢ますます分からん…｣