魔族剣士「魔王様最近人使い荒いよな」 ダークエルフ「そうだね」(14)

立った?

ダークエルフ(以下ダルフ、呼ばれ方エルフ)「まあ、しょうがないよね。勇者が次から次へと出てくるから」

魔族剣士(以下魔剣士)「それはそうなんだが……。そしたらお前と一緒にいられる時間が減るんだよな」

ダルフ「だったら、一緒にいられる時間はめいっぱいいちゃいちゃしようね♪」

魔剣士「ああ、そうだな」

他魔族(他所でやれよ)

したっぱ悪魔「魔剣士、魔王様がお呼びだぞ」

魔剣士「またか……。わかった、すぐに行く」ガタッ

ダルフ「あ、魔剣士」ガタッ

魔剣士「ん?」

ダルフ「いってらっしゃいのキス///」チュッ

魔剣士「お、おう、いってきます///」

ダルフ「えへへ///」

他魔族(爆発しろ)

[魔王の間 ノック必須]

魔剣士「魔王様、魔剣士です」コンコン

魔王『入れ』

魔剣士「失礼します」ガチャ

魔王「よし、早速だが勇者討伐に行ってくるのじゃ」

魔剣士「了解(相変わらず小さいな)」

魔王「ん? 今失礼なことを考えなかったか?」ギロッ

魔剣士「いいえ何も。では、行ってまいります」

[魔剣士とダルフの部屋]

魔剣士「あれ……? 俺の鎧が無い……」ガサゴソ

ダルフ「あ、それ洗濯しといたからあっちだよ」ヒョコッ

魔剣士「そうか、ありがとう」

ダルフ「また勇者討伐?」

魔剣士「ああ、でもすぐに帰ってこれるだろ」ガチャガチャ

ダルフ「ならいっぱいいちゃいちゃ出来るね!」ウキウキ

魔剣士「そうだな。じゃ、行ってくるよ」ガチャ

ダルフ「あっ、待って!」ギュ

魔剣士「お、おい」

ダルフ「いってらっしゃいのキスはさっきしたから今度はいってらしゃいのギューだよ」ギュウ

魔剣士「いや、俺今鎧着てるから冷たくてゴツゴツしかしないだろ?」

ダルフ「そんなことないよ……。魔剣士の体温が鎧ごしに伝わってくる」

魔剣士「そ、そうなのか///」

ダルフ「はい、おしまい。気を付けてね」

魔剣士「ああ」

[魔界と人間界を繋ぐ扉]

門番「おー魔剣士。また勇者討伐か」

魔剣士「まただ」

門番「そういや噂で聞いたんだが、お前魔王様に気に入られてるらしいな」

魔剣士「そうなのか? 俺は初耳だ」

門番「その噂が本当だとして、魔王様に求婚されたらどうする?」

魔剣士「そりゃ断るさ。俺にはエルフがいるからな」

門番「受けなかったらクビと言われてもか?」

魔剣士「言われてもだ」

門番「そうか。流石だよお前達は」

魔剣士「? どういうことだ?」

門番「エルフちゃんにも聞いたんだよ。魔将軍様が求婚してきたらどうするかってな」

魔剣士「そ、それでエルフは何て言ったんだ!?」

門番「お前とまったく同じ答えだ」

魔剣士「そうか……」ホッ

門番「ちっこいが魔界一の可愛いさを持つ魔王様と魔界一の頭脳と顔を持つ魔将軍様を出してもまったく揺るがないなんて尊敬するよ」

魔剣士「そりゃどうも。そして魔界一可愛いのはエルフだ」

門番「はいはいバカップル乙。さっさと行け」ガスッ

魔剣士「うおっ……!」

ヒュン

門番「魔王様聞いてましたよね? 脈無しのようです」

通信機『ヒック……グスッ……』

門番「今夜は俺が慰めてあげましょうか?」

通信機『……いらんっ』ブツッ

門番「振られちまったよ」

[人間界]

ドサッ

魔剣士「ってーな……。門番後で覚えておけよ」

魔剣士「さて、そろそろ来るころのはず……」キョロキョロ

勇者「誰だっ!?」

魔剣士「おっ、ナイスタイミング」

僧侶「禍々しい魔力……。恐らく魔族です、気を付けてください勇者様」

勇者「わかった」

魔剣士「ん゙っんー……よし」

魔剣士「我が名は魔剣士! 魔王様の命により、貴様達を殺すッ!」

勇者「殺されてたまるか! 戦士、行くぞ! 僧侶と魔法使いは援護だ!」

戦士「応!」ダッ

魔法&僧侶『はいっ!』

魔剣士「少し遊んで行きたいところだが、約束があるのでな。さっさと終わらさせてもらうぞ」スウゥゥ…

魔剣士「疾風斬り!」ズバァッ

魔剣士「ふぅ、よし……」スチャ

勇者「そんな……みんな一撃で……」

魔剣士「まだ生きてたか。まあ、これで終わりだ」ザシュ!

勇者「」ゴロリ

魔剣士「さて、帰るか」

???「……」

今日は終わる

即興で書くの楽しすぎ



[魔界]

ヒュン!

魔剣士「ふう」

魔剣士「まずは魔王様のところに行かないとな」

[魔王の間 ノック必須]

魔剣士「魔王様、魔剣士です」

魔王『そのままでよい』

魔剣士「? 勇者討伐完了しました」

魔王『ご苦労。報酬は指定のところに振り込んでおく』

魔剣士「わかりました。では、失礼します」

魔剣士(魔王様、どうしたんだ?)

[魔剣士とダルフの部屋]

魔剣士「ただいま」

ダルフ「おかえりー!」ガバッ

魔剣士「エルフ、いきなり抱き付くのはやめような?」

ダルフ「だって寂しかったんだもん」

魔剣士「今風呂入って着替えてくるからもうちょっと待ってろ」ナデナデ

ダルフ「えーやだー。もう待ってらんないー」

魔剣士「何でお前はしばらく会わないと幼児化するんだ……? しばらくつっても一時間ぐらいだが」

ダルフ「早くいちゃいちゃしようよ」

魔剣士「はいはい後でな」ポスッ

ダルフ「うー」

[十数分後]

ダルフって表記だとロードオブザリングのガンダルフが浮かんで来てしゃーない…

ロードオブザリングのdvd借りてこようかな

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