カナ「今年のバレンタインデーは土曜日だった」 (55)

みなみけのSS

安価がちょい出る、今日と明日の二日で完結予定、内容もちょっと変わる

じゃ、始める

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カナ「今年のバレンタインデーは土曜日だった」

カナ「だから、私たちがチョコレートを渡すのは必然的に明日になってしまう」

カナ「まあ、藤岡とかだったら家に呼べばいいだけの話だが、そこは色々あるんだ」

カナ「…ところで、お前たちはチョコレートを欲しくないか?」

カナ「だからな、今日は安価でそういうシーンをてんこ盛りでお送りしようと考えてるんだ」

カナ「え? 私だったらどう渡すのかって? そうだな…」

カナ「今日はバレンタインデーだな。お前はチョコレートを貰ったのか?」

カナ「なんだ、貰ってないのか。仕方ない、モテない君に私のチョコレートを分けてやろう!」

カナ「早速食べてみてくれ! …どうだ、うまいか?」

カナ「そうかそうか、それは何よりだ」

カナ「…頑張って作ったかいがあったな」ボソッ

カナ「え、何か言ったかって? な、何も言ってないぞ//」

カナ「…とまあ、こんな感じだ」

カナ「早速だが>>5、私の知り合いでチョコレートを貰いたい相手とかはいるか?」

みなみけ女性キャラ(名前あり)、いない以外のレスは安価下

熊田

熊田「あら、私のチョコレートが欲しいの?」

熊田「仕方ないわね、君だけ特別よ」

熊田「ちなみに、君の将来性とかは…」

熊田「なんてね、冗談よ、冗談」

熊田「私の愛情を前借りさせてあげるから、ビッグな男になるのよ?」

熊田「どう、甘い? …ふふっ、それは良かった」

カナ「チアキ、熊田先生と言うのはこんな感じなのか?」

チアキ「さあ? 白衣に覆われていない部分があまり出ていないような気もするが」

カナ「?」

カナ「まあいいや。ところで、>>7はどうだ? チョコを貰いたい相手はいるか?」

カナ「いかん、>>7は私か」

カナ「>>9だ、>>9はチョコを貰いたい相手はいるか?」

マコちゃん

マコちゃん「え、オレのチョコが欲しいのか?」

マコちゃん「いいぞー、ハルカさんのを手伝った分があるから、一つあげるよ」

マコちゃん「どうだ、うまいか?」

マコちゃん「あまりこういうのは得意じゃないから、自信ないんだけど…」ドキドキ

マコちゃん「え、ほんとか? 良かった~」

マコちゃん「せっかくだから、もう一つどうだ?」

マコちゃん「愛情をたっぷり込めたからな。味が大丈夫だってわかった以上、よく味わってくれ!」

チアキ「マコちゃんのチョコを貰えるとは、幸せだな」

カナ(…こいつ、きちんと男に戻れるのか?)

カナ「まあいい、>>12はどうだ? 同じ奴を指名してもいいぞ?」

速水

速水「え? 私のチョコが欲しいの? 私は食べる専門なんだけど…」

速水「あ、そうだ。あのカフェに美味しいチョコレートケーキを売ってる店があるのよ。それでいい?」

速水「ほんと? ありがとー。それじゃ、行きましょ」ムギュ

速水「…ん? もしかして、チョコレートよりマシュマロの方がお好み?」ニヤッ

速水「そうかそうか~。それじゃ、ホワイトデーには特製マシュマロをプレゼントしてあげよう!」

速水「あれ、顔が赤いね。イチゴ味が好みって事かな?」

カナ「あれ、これ速水ちゃんチョコあげてなくない?」

速水「でも、私が顔を赤くしながらチョコレートを渡す姿なんて想像できないでしょ?」

カナ「確かに」

速水「即答するのはそれで失礼だと思うんだけど…」

カナ「まあいいじゃないか。さて、>>15はどうだ?」

トウマ

トウマ「え、オレ? チョコなんて作ってねーぞ」

トウマ「…そんな顔すんなよ。わかったわかった、ちょっと待っててくれ」

―数時間後―

トウマ「…ごめん、結局こんなのしか出来なかった」グチャア…

トウマ「え、食べてくれるのか? ありがと…//」

トウマ「どうだ? マズイならマズイって…」

トウマ「え、愛情が一杯こもってるから美味しい?」

トウマ「な、何恥ずかしい事言ってんだよ! バカ//」

チアキ「ほうほう、ちょっとは女の子らしかったな。誰かさんと違って」チラッ

カナ「どうしたチアキ、姉の美少女顔に惚れたか?」

チアキ「…」ハア

カナ「そうかそうか、ため息が出るほど私は美少女か!」

カナ「何か気分が良くなって来たぞ! さあ、>>18はどうだ!?」

リコ

リコ「私からのチョコが欲しい?」

リコ「ダメよ! 私のチョコは藤岡くんのなの!」

リコ「…そこまでがっかりする? 仕方ないわね、ちょっと分けてあげる」

リコ「言っておくけど、これは万が一の保険として取っておいた奴だから。貴方の為に用意した訳じゃないから」

リコ「…ほんと? これなら藤岡くんもイチコロ?」

リコ「やった! それじゃあ早速渡してくる! …あっ」

リコ「一応ありがと、今度お礼するわね」ニコッ

カナ「なるほど。と言う事は、今私が食べてるのはリコが作った奴か」モグモグ

リコ「…なんでカナが食べてるのよ~!?」バシッ

カナ「イタッ!? だって、一杯貰ったからあげるって…」

リコ「そんなー…」

カナ「ところで、>>21はチョコを貰いたい奴はいるか? もし貰えたら私にも分けてくれよ」

ケイコ

ケイコ「チョコが欲しい? いいよ、作って来てるから、あげる」

ケイコ「おいしい? そう、良かった」

ケイコ「…え? それはちょっと…」

ケイコ「それが100点のバレンタインデー…。うん、わかったわ」

ケイコ「はい、あーん…」

ケイコ「…うん、何だかこっちも甘い気分になってきたよ…//」

カナ「随分淡白なリアクションだな、チョコなのに」

カナ「これが100点のバレンタインデーなのか?」

カナ「まあいいや。時間的に、今日は最後の安価になるな」

カナ「>>25よ、チョコを貰いたい相手はいるか? 貰えるのは最後になるかもしれないから、慎重にな」

アツコ

アツコ「私のチョコレート? いいよ、どうぞ」

アツコ「美味しい? ふふっ、良かった」

アツコ「えっ? うん、あ~ん…」モグモグ

アツコ「うん、味見はしたからもう分かってるけど…」

アツコ「え、指?」

アツコ「な、何を言ってるの!?//」

アツコ「うん、その…。甘かったよ。チョコの粉がとかじゃなくて、君の指だったから…//」

カナ「魔女だな」

マキ「うん、魔女ね」

アツコ「ええ~っ…」

カナ「さて、みんな協力してくれてありがとう。おかげでどんな風にチョコを渡せばいいか、何となくわかったよ」

カナ「今日の経験を元に、明日はあいつにチョコを渡す、楽しみにしていてくれ!」

と言う訳で、今日は終わりです、ご協力ありがとうございました

ちなみに明日も書きますが、明日の安価はみなみけ女性キャラから男性キャラにチョコを渡す為の安価になります

では、また明日

カナ「今日は学校に行って来た、そして撮って来たぞ!」

カナ「チアキやハルカの分も含めて、チョコレートを渡す様子をまとめて動画にして来た。見たいか?」

カナ「そーかー、そんなに見たいかー。しょうがないなー、特別だぞ?」

カナ「それじゃあ、>>31、見たい組み合わせを選んでくれ!」

みなみけ女キャラ→男キャラ、別に見たくねーよ、以外の安価は下

マキ→なつき

マキ「おーい、ナツキー!」

ナツキ「何スか?」

マキ「今日バレンタインだろ? ほら、チョコレートやるよ~」

ナツキ「…すんません、オレ甘い物嫌いなんで」

マキ「えー…。頑張って作ったのに」ショボン

ナツキ「…妹がチョコ好きなんで、それでよければ」

マキ「うーん、わかった。ちゃんと感想聞いてくれよ?」

ナツキ「ウッス」

カナ「マキちゃんのチョコはビターだったな」

マキ「うるさいよ! どうせ私には甘いバレンタインの思い出なんて…!」

カナ「あーほら、泣かない泣かない」

マキ「ぐすっ…」

カナ「さ、さ~て、>>34はどうだ? 見たいのはあるか?」

カナ→アキラ

カナ「アキラー」

アキラ「何ですか?」

カナ「ほら、バレンタインのチョコレート」

アキラ「…えっ!?」

カナ「何だ、その不思議そうな顔は?」

アキラ「だ、だって、カナさんからチョコなんて…//」

カナ「バーカ、何勘違いしてるんだよ。義理だよ義理」

アキラ「あ、そうですよね…」

カナ「お前、そうやってありもしない妄想するからモテないんじゃないか?」

アキラ「…」ズーン

カナ「アキラはほんとに勘違い男だな~」

カナ「…だが、男にそういう考えをさせるほど、私は美少女なのか」

カナ「うんうん、間違いないな!」

カナ「さあ、テンションが上がって来た所で、>>37はどうだ!?」

リコ 藤岡

リコ「ふっ、藤岡くん!」

藤岡「何?」

リコ「こここれ、バレンタインの…」

藤岡「…ああ。ありがと」ニコッ

リコ(藤岡くんの笑顔! ああ、もう死んでもいい…!)

藤岡「感想は明日でもいいかな?」

リコ「も、もちろん! じゃあね」タタタッ

藤岡「…」

藤岡「さて、どうやって隠そう。南にこれが見つかったら、南からのチョコレートが…!」

カナ「藤岡の奴、リコからもチョコレート貰ってたのか」

カナ「なーんだ、じゃあ私がやる必要無かったじゃないか。むしろ、藤岡からチョコを頂くべきだった」

カナ「まあいい、今度なんかおごってもらおう」

カナ「さあ、次に行こうか。>>40は見たい奴あるか?」

ケイコ→ふじおか

ケイコ「藤岡くん、ハッピーバレンタイン」スッ

藤岡「くれるの? ありがと」

ケイコ「すぐ食べちゃった方が良いよ。カナに見つかると大変でしょ?」

藤岡「あ、うん」

ケイコ「カナからも貰えるといいね」

藤岡「…そうだね、貰えるといいんだけど」

ケイコ「あまりアピールし過ぎない様に、自然体のままがいいと思うよ」

藤岡「わかった! 自然に自然に…」

ケイコ(かえって不自然になってる…)

カナ「…藤岡、ケイコからも貰ってたのか。その上私からも欲しいだと?」

カナ「なんて強欲な奴なんだ! こうなったら、今すぐ奴からチョコを強奪してやる!」ダッ

カナ「えっ、動画? ああ、そうだったな、じゃあ>>43はどうだ!?」

内田から藤岡

内田「藤岡くん! はい、チョコレート!」

藤岡「くれるの? ありがと」ニコッ

内田「あっ、えへへっ…//」

チアキ「…」ジーッ

藤岡「あれ、チアキちゃんどうしたの?」

チアキ「…何でもない」フイッ

藤岡「良かったらチアキちゃんも食べる?」

チアキ「」アーン

藤岡「はい」

チアキ「」パクッ

内田「あっ、チアキずるい! 私もー!」

カナ「あれとこれとそれと…、こんな所か」

藤岡「ううっ、財布の中身がビターチョコレートに…」

カナ「散々チョコ貰ってるんだからいいだろ!? 私には一つも分けてくれなかったくせに!」

藤岡(チョコ貰ったなんて、南に教えられる訳無いじゃないか…)

カナ「もぐもぐ…。ふぎは>>46だ」

ハルカからおじさん

ハルカ「はい、おじさん。バレンタインのチョコレートです」

タケル「あ、ありがとう、ハルカちゃん」

ハルカ「どう致しまして」

カナ「感謝しろよ~? どうせ彼女からは貰えないだろうって、わざわざ用意してやったんだから」

ハルカ「ちょっと、カナ!」

タケル「…」

ハルカ「あのですね、えっと…」

タケル「ははは、いいんだよ…。去年もあれだったしね、今年も無理かなとは思ってたし…」ズーン

カナ「タケルは相変わらず暗いな、だから彼女に振られるんだ」

カナ「さて、私はそろそろバレンタインの残りカスを回収しに行かねばならない。なので、次がラストになる」

カナ「形の無い思いを伝えて、その道具で満たされる奴がいる。バレンタインは本当に素敵なイベントだ」

カナ「そんな訳で、最後は>>50だ! 見たい組み合わせはあるか?」

↑+カナから藤岡

速水「保坂ー」

保坂「どうした速水?」

速水「あんた、バレンタインのチョコ貰ったでしょ? 私にも分けてよ~」

保坂「なぜだ?」

速水「その代わり、ハルカちゃんをイチコロに出来る逆チョコをあげるから~」

保坂「…ふむ」スッ

速水「ありがとー。じゃ、これ」

保坂「…見た所、ただのアルコール入チョコのようだが」

速水「だからいいんじゃない。頑張って渡しなさいよ。じゃ」タタッ

保坂「うむ。…なんだ? 下にもう一つ別のチョコが」

保坂「…なるほど」パクッ

カナ「藤岡、お前チョコ貰ったか?」

藤岡「えっ!? も、貰ってないよ!」

カナ「そうか、それは残念だ。それなら先に貸しを作ってやるから、貰ったら私にも分けろよ!」

藤岡「これって…」

カナ「私からのバレンタインチョコだ! ありがたく受け取るがいい」

藤岡「うん…、ありがとう、南!」

カナ「そ、そんなに嬉しいか。大げさな奴だな、見ている方が恥ずかしいぞ」

藤岡「だって、南からのチョコレートだから!」

カナ「…そ、そうか//」フイッ

カナ「…」

チアキ「どうした、チョコを渡しただけで胸が一杯か?」

カナ「うるさいよ!」

チアキ「仕方ない、お前が貰って来たチョコは私が…」

カナ「ダメだ、私のチョコは私の物、お前のチョコも私の物だ!」

チアキ「どこのガキ大将だよ、バカ野郎!」

ハルカ「ほらほら、二人とも喧嘩しないの。仲良く食べなさい」

―END―

完結、バレンタイン特別企画、ご協力ありがとうございました

あーあ、みなみけの女の子からチョコ欲しい…

では

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