【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 23】 (1000)



 この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
 多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。

 地球に芽生えた、知的生命体――人間。
 言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
 彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。

 2XX0年――。
 とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
 彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。

 星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。

 彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。


 星の力を巡る、欲しの物語



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 ――お嬢様は、友達がいらっしゃらないのですか?

 その言葉が、杭のように心臓を貫いた。

「ま、まさか…友達なんているわよ…?」

 そう、いる。
 いや、いた。
 でも今…夜にメールして雑談をしてくれるような知人はいるだろうか?
 あれ、まさか本当にわたしって…ひとりぼっち?

 いやいやいやいや、そんなはずはない。
 そんなことはあってはならない! この高円宮夜子には、友達がいる!

 ……胸を張れなかった。
 胸を張って、そう宣言することができなかった。

 何ていう屈辱!
 こうなったら、友達なんて100人作ってあげるわよ。
 今にみていなさい、この高円宮夜子にかかれば、そんなものは楽勝なんだからねっ!


 過去スレ
 冬也編1~4
 明編4~7
 ハワード編7~11
 幸晴編11~14
 独楽編14~17
 デイモン編18~21
 夜子(日常・バトル成分控えめ)編22~
 1 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル - SSまとめ速報
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 4 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 4】 - SSまとめ速報
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 5 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 5】 - SSまとめ速報
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 6 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 6】 - SSまとめ速報
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 7 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 7】 - SSまとめ速報
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 8 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 8】 - SSまとめ速報
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 10 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 10】 - SSまとめ速報
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 11 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 11】 - SSまとめ速報
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 12 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 12】 - SSまとめ速報
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 15 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 15】 - SSまとめ速報
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 16 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 16】 - SSまとめ速報
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 17 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 17】 - SSまとめ速報
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 18 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 18】 - SSまとめ速報
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 19 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 19】 - SSまとめ速報
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 20 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 20】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422435243/)
 21 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 21】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422720022/)
 22 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 22】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422969427/)



 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:43 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント65/100

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫 70
 Vi:60 Da:55 Vo:63
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花 60
 Vi:50 Da:33 Vo:43
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合 70
 Vi:75 Da:44 Vo:35
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化 40
 Vi:70 Da:66 Vo:55
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰 60
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 楽曲:『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 楽曲:『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 楽曲:『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口 ?
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒 80
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者 100
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人 200
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人 80


 ――屋上――

 ガチャ

夜子「時音、少し、お話を――」

透「!」バッ

 ドゴォォォッ

夜子「何っ…?」

時音「てめえ…! 何なんだよ!?」

氏家「俺の顔を、兄の顔を忘れたのか? 時音」

透「…」

夜子「あなた、何をしているの!? ここは学校よ、時音から離れなさい」

時音「お前――来るんじゃねえ、邪魔だ!」

氏家「目撃者は不要だな――」ダンッ

夜子「!?」

透「…」ギラッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 氏家氏、異能通りに鬼強い
 4~6 氏家氏、すげえ強い
 7~9 氏家氏、強い。けど透だって強いんだぜ!
  0  へいへいへい、0が出たってことはだぜ? ヤツが来たってことなんだぜ?


夜子(何、こいつ? 額に角が出て、肌の色が変色をして…まるで、鬼――?)

透「!」

 鬼と化した氏家が夜子へと襲いかかるが、透が立ちはだかった。
 ごつごつした、骨張った氏家の拳を透は受け止めて、出現させた円盤をぶつける。

氏家「グラスパーか…!」シュバッ

 飛来した円盤を氏家は後ろへ跳んで回避するが、そこに半人半狼の時音が飛びかかった。

時音「いきなり現れて兄貴だなんて、くだらねえこと言ってんじゃねえ!」

夜子「時音も、グラスパー…!?」

 時音が氏家の首筋に鋭い牙の並んだ口で噛みついた。
 だが、ガイアが発動されて口の中へ手が突っ込まれ、そのまま下あごを掴まれて屋上の床へと叩きつけられる。

 ドゴォォンッ

夜子「時音…!」

氏家「黙っていろ、時音」


 【安価下2】
 1 どうせ足手まといになるし、透にやっちゃえ命令
 2 誰か呼ばないと!
   A 機関? いや、ゆっきーを召喚だ!
   B がっこのせんせー?
 3 その他、どうするんよ?


夜子「透、今、野老幸晴を呼ぶから食い止めなさい!」

透「…」コクッ

氏家「助けなど呼ばせるものか…!」

 携帯を出した夜子に向かって氏家が飛び出した。
 だが、夜子を覆うようにピラーが現れ、氏家がそこにぶつかる。

氏家「ピラー…!」

透「…」ブンッ

 透が氏家の顔面へ拳を振るい、殴り飛ばす。
 高速回転をする円盤が氏家を待ち構え、脇腹からめり込んでさらに吹き飛ばした。

 ドゴォォォンッ

幸晴『もしもし?』

夜子「今すぐ、屋上に来なさい! 時音がグラスパーに襲われて、透が食い止めているの!」

幸晴『グラスパー!? わ、分かった、すぐ行く…!』

 プチッ

氏家「強いが…その程度なら、負けはしないな…」ムクッ

透「…」

夜子「透、今、連絡をしたわ」

時音「っ…くっ…」ヨロッ

夜子「時音、あなた…ケガしてるじゃない! 大人しく――」

時音「うるせえ…。むしゃくしゃするんだよ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 時音が!
 4~6 透が時音をかばって…!
 7~9 透と氏家の戦いについていけない時音さん
  0  到着はえーな、おい


 時音が狼そのものへ変貌し、うなり声をあげながら氏家へと襲いかかった。
 迎撃しようと氏家が拳を構えるが、透がそれを許さずに無数の円盤を飛ばして牽制する。
 円盤の側面は鋭く、高周波を発しながら飛び回っては屋上のフェンスを切り裂いてしまう威力を見せる。

氏家「っ…!?」バッ

透「!」

 氏家の足元をすくうように円盤が飛び、それを避けたところへ透が拳を放った。
 しかし、氏家は透のパンチを掴み、体を回転させて腕を捻り上げる。縦に透が回転しながら床に叩きつけられ、氏家に時音が噛みついた。

 ガブゥッ

時音「グルルル…!」

氏家「だが弱い――」

 腕を噛まれているものの、氏家は慌てる様子を見せない。
 激しく噛まれている腕を引いて、そこから拳を繰り出した。

 ドンッ
 メキメキィィッ

時音「ごふっ――」

 ガシャァンッ

 時音が殴り飛ばされてフェンスに背中からぶつかり、異能が解除をされる。

夜子「時音っ…!」

透「…」ググッ

氏家「大人しくしろ、時音」


 【安価下2】
 1 透と連携して、時間を稼ぐんだぜ!
 2 しゃんとしいや、透! って喝を入れておく
 3 その他、どないする?


夜子「透! わたしのボディーガードなら、しゃきっとなさい!」

透「!」

 夜子の一声で透が跳ね起きて、クラウチングの姿勢から走り出した。
 床材が蹴り出した足の衝撃で激しく砕け散り、一瞬で氏家に追いすがって拳を叩き込む。

氏家「何――」

 ドゴォォォッ

 殴り飛ばした氏家をさらに円盤が追撃する。
 軌跡が無数に重なり合いながら激しく氏家を切り刻み、屋上に鮮血が撒き散らされる。

氏家「だったら、これで…!」ダンッ

 猛攻を凌ぎながら氏家がピラーを発動した。
 無数の細かい柱が的確に円盤を跳ね上げて弾き飛ばして砕き壊す。

夜子「あら、その程度で透がどうにかなると思って?」


 【直下 コンマ判定】(氏家は強キャラ-2)
 1~3 壮絶な透との攻防! むしろ死闘の領域!
 4~6 透つええええええ
 7~9 透さんの強さは機関ならスーパーエース級(颯・シモン・猛犬時代の枢木・ジェイル・レジー)だった

ぐんちゃんはスーパーエース級じゃなかったのか


 ピラーで打ち砕かれた円盤が消え去っても、透は一切、動じなかった。
 無表情のまま氏家に迫り、ピラー発動のために手をついて低くなっていた顔に容赦ない蹴りを放つ。

 ドゴォォォンッ

氏家「っ――」

透「…」タンッ

 ブワァアアアアッ

 氏家がガイアを発動した。
 鬼と化したことで得た、人智を遥かに超越した身体能力・身体の頑強さが、莫大な星のチカラで底上げをされる。

夜子「やっておしまい、透」

氏家「うおおおおおおおおおおお――――――――――――――――――っ!」

 氏家が超威力の拳を繰り出す。
 だが、透もまたガイアを発動するのみで真っ向から打ち合いに応じる。

 ドッゴォォォォオオオオオオオオッ

 激しい衝撃が屋上を駆け巡り、凄まじい音が響き渡った。
 透と氏家の拳が正面衝突し、フィジカルで劣った透の腕がひしゃげた。

氏家「もらった――」

 拳をさらに押し込み、氏家が勝利を確信する。
 しかし、透はその状態で体移動して氏家の側面に素早く回り込んだ。

氏家「何っ!?」

 左腕はねじ折られ、右腕は今の打ち合いでヒビが入って粉砕寸前。
 その痛みを顔に出すこともなく、ただ無表情のままに透は夜子の命令通りに、「やって」おく。

 打ち合っていた負荷がなくなって姿勢を崩した氏家が前傾になった。
 あらわになった首――その延髄に透が全身のバネを用いたハイキックを叩き込む。

 ドゴォォォンッ

氏家「っ――」

 ブゥゥンッ

 床へめり込みながらも起き上がろうとした氏家に、再び現れた円盤が同時に襲いかかる。

 ドゴォッ
 ズバババッ
 ブシャアッ

透「…」


 【直下 コンマ判定】
  1  氏家撃破完了(死亡)
 2~6 逃げられた
 7~9 氏家撃破完了



 >>24 あっ、ぐんちゃん忘れてた…ぐんちゃんもスーパーエース級だね

―――――

氏家「」ピクピク

夜子「…やればできるじゃない」

透「…」コクッ

時音「っう…」

夜子「時音、平気? 透、看てあげなさい」

透「…」フルフル ←両腕が使えないんだよってさ

夜子「もう、肝心なところで…」

 バンッ

幸晴「グラスパーが出たって、大丈――終わってた…?」

夜子「あら、いいところに来たじゃない。もっと早く来ても良かったけれど」

幸晴「…何この状況?」←屋上の激戦の跡に呆然

夜子「いいから、時音を」

幸晴「あ、う、うん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ゆっきーがうっかりして、氏家まで回復させやがったもんだから逃げられた…
 4~9 いやー、回帰の異能って便利すぎるわー


 パァァァ…

幸晴「これで、完了っと」

夜子「人でも物でも、何でも直せちゃうのね…」

幸晴「あと、機関に僕から連絡もしておいたから、この人の身柄も拘束しに来てくれる」

時音「…」

透「…」つクッキー

時音「いらねえよ!」バシッ

透「…」

夜子「時音、あなたもグラスパーだったのね」

時音「…だったら何だよ?」

幸晴「て言うか、知らなかったの?」

透「…」

夜子「どうやって、グラスパーだったと知れって言うの?」

幸晴「…まあ、それはそうなんだけど…」

夜子「【安価下2】」

 1 とにかく、時音が無事で良かったわ
 2 ところで…この方は時音のご家族なの?
 3 その他、自由台詞


夜子「ところで…この方は時音のご家族なの?」

時音「知るかよ…」

幸晴「…」pipipi

幸晴「機関のデータベースにある…。北条氏家――鬼化の異能…」

夜子「あなた、バイトなのにそんなものを閲覧できるの?」

幸晴「犯罪をするグラスパーの異能を知って対策するために、閲覧権限があるんですー」

時音「…」

透「…」オソルオソル つメロンクリームソーダ

時音「いらねえって言ってんだろ!」バシッ

透「…」シュン

幸晴「もったいない…」パァァ

幸晴「…」ゴクゴク

 pipipi

夜子「…他には、載っていないの?」

幸晴「今、見てるところなんだけど…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 幸晴「別に何も載ってない…。初犯みたいだし…さっぱり」
 4~6 幸晴「北条って家は…何だか複雑みたい」
 7~9 幸晴「…時音とは異母兄に当たるみたい…だね。北条本家で、家柄…キナ臭いことをしてるみたいだけど…」

そういえばグラスバーってある日突然目覚めたりするっけ?


 >>42 しますよー

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 幸晴「…時音、キミの家のことは…打ち明けていいものなの?」
 奇数 幸晴「…何となくは、分かった…」時音「…言ったら殺す」幸晴「…」
 ※0は偶数扱いだよ


幸晴「…時音、キミの家のことは…打ち明けていいものなの?」

時音「好きにしろよ…。どうせ関係ねえ」ケッ

幸晴「…じゃあ、ここにいるのは全員グラスパーだし、今後、ないとは言い切れないから言っておくよ」

幸晴「時音の家はいわゆる…非合法の裏稼業をやってる」

夜子「裏稼業…」

幸晴「それで、この北条氏家はその第一線で動いてたんだろうね。異能も強いし、僕が駆けつけた時の状態から見るに相当の激戦だったろうし」

幸晴「でも、この北条に名を連ねてるグラスパーの数が、ここ最近になって激減してた」

幸晴「それで…どういうわけか、時音もそこに加えようとして来たんじゃないかな?」

夜子「でも、時音は知らないと…」

幸晴「そこは僕にも分からないけど…」

時音「あたしはどうせ、ろくでなしの親父が愛人に孕ませた、いらねえヤツなんだよ…」

時音「お袋だってとうに死んで、今は金だけ送られて一人暮らしの、どうでもいい存在だ」

夜子「まあ…」

時音「それなのに、ここ数ヶ月、いつもいつも、いきなり誰かがやってくるから家にもロクに帰らなかった…金だって送られてこなくなった」

時音「今まで散々放ってかれてたのに、今さらどのツラ下げて…」ギリッ

幸晴「…機関で保護をしてあげることもできるはずだけど――」

時音「冗談じゃねえよ、誰かに世話になるなんてごめんだ…。あたしは1人で生きるって決めてんだよ、関わんな」フンッ

夜子(それで、やたらお腹を減らせていたり、何の用もないのに家へ帰りたくない一心で学校に留まって…)

時音「面倒臭いだけだろ…アイパ部なんてもう辞めてやるよ、どうせ邪魔だろ…」

幸晴「邪魔なんて誰も言ってないと思うけど?」

時音「うっとうしいんだよ! あたしがどうなろうが、お前らに関係ねえだろ!?」

夜子「【安価下2】」

 1 関係なくはないし、それがアイパ部を辞める理由にはならないわよ
 2 要するに、かまってほしくないのね。…けど、そうはしないわ。あなたはアイパ部の一員だもの
 3 その他、自由台詞


夜子「関係なくはないし、それがアイパ部を辞める理由にはならないわよ」

時音「何でそこまで…うぜえんだよ」

夜子「あなたはアイパ部の仲間よ。それに、また同じようなことが起きたら、あなたは連れ去られるだけではなくて?」

時音「それがどうした!?」

夜子「あなたは大切なピースの一片よ。あなたがなければ、アイドルとして成立しないの」

夜子「それを抜きにしても…友達が危ないことに巻き込まれて、それを良しとするようなゲスではないわ」

夜子「困ったことがあれば、何でも言いなさい? 何とかしてあげるわよ」

時音「その上から目線…心底ムカつくんだよ」

夜子「そうやって怖い目をしながら、もくもくと透の出したおやつを食べるあなたは、とても可愛らしいし」

時音「っ…か、かわいいはずがねえだろ!」

幸晴「そんなことないと思うけど…。正当派のかわいいじゃなくて、ひねくれたところのかわいさっていうのが魅力的なのに」

時音「お前まで何言ってんだよ!?」

夜子「奇遇ね、野老幸晴。わたしも同意見よ。ツンツンしているのに、こうやってムキになってくるところなのよね」

幸晴「そうそう。ストレートに誉められ馴れていないからこその、嬉しさがありつつ、気恥ずかしさから否定しちゃうところ」

透「…」コクコク

時音「お、お前らっ…!///」

夜子「正当派は百合の独壇場だとして、明るさが売りのよっちゃん、マスコット枠の桜花、そして高嶺の花のわたし」

幸晴「自分で言うとかないわー…」

夜子「そして、ツンデレ枠の時音。最高のバランスなのよ?」

時音「誰がツンデレだよ!?」

幸晴「ツンデレってより、ツンツンだからいいんだよ。デレなんてなくいい、時音には」

夜子「いいえ、絶対にデレてもらうわ。この状態からのデレの破壊力は高すぎるはずだもの」

幸晴「分かってないなあ…」

夜子「あなたが分かっていないのよ」

時音「っ…い、いい加減にし――」モガッ

透「…」←時音の口にバナナを突っ込んだ

 モグモグ
 ゴクンッ

時音「何食わせてんだよ!?」

幸晴「これで大人しく食べちゃうところが魅力なんだよ、分からなかった!?」

夜子「いいえ、これで大人しく食べるというのが、デレの第一歩、なかなかデレないけど口に突っ込まれれば食べてしまうツン素直という技よ!」

時音「ああああああっ! うぜえうぜえうぜえ! お前らなんか、どこへでも消えろ! 関わるな!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 時音のツンに磨きがかかりました
 4~6 それでも、何も変わらず、放課後になるとアイパ部へやってくる時音でした
 7~9 内心、デレって何だ、って気になって、ひとりで悶々とする時音でした


 ――アイパ部部室――

依姫「あーあ…球技大会、終わっちゃった…」

桜花「よっちゃん先輩…」ゴニョゴニョ

依姫「ふむふむ…」

百合「一段落つけて、本当に良かったです…。疲れちゃいました…」

時音「…」モグモグ ←本日のおやつの低カロリードーナツむさぼり中

 ガララッ

夜子「あら、皆さん、お揃いね」

依姫「夜子! アイドルとは何だ!?」

夜子「いきなり何…?」

桜花「あんさー・ぷりーず」

夜子「アイドルとは…ねえ…」

夜子「【安価下2】」

 1 やっぱり…アイドルっていうのは、輝かしいものじゃない?
 2 歌って踊って、人々に活力を与えて…そういう、不特定多数に影響を与える存在かしら?
 3 その他、アイドルって何さ!?


夜子「歌って踊って、人々に活力を与えて…そういう、不特定多数に影響を与える存在かしら?」

依姫「?」

桜花「分かって、よっちゃん先輩」ヒソ

依姫「お、おうそうだな!」

夜子「分かってないわよね?」

依姫「要するに、人前に出なきゃいかん!」

夜子「…今度はどんな企み?」

依姫「練習はまあ…うん、大事ってことにしておいて」

夜子「大事なら、すぐにやりましょう。今日は――」

桜花「ストップ」

夜子「…何よ?」

百合「今日も必死ですね…2人とも。何だか、部活前の恒例行事のような感覚が…」

依姫「人前に出なければアイドルじゃないから、人前に出よう! アイドルなんだから!」

夜子「具体的に、何を求めているのかしら?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 依姫「え、えーと…そうっ、校外で、アイドルっぽいことしよう!」桜花「食レポきぼう」
 4~6 依姫「それは…あー…えーと…」桜花「もう一息だからねばって」
 7~9 夜子「ライブをしたいと言うのなら、ちゃんと用意してあるわよ?」依姫・桜花「「」」


 今日は何か多いなあ…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 依姫「ら、ライブの予定がなきゃ、もうやってらんないよね! ライブがあるなら、どんな練習でも――」夜子「やる気満々で嬉しいわ」
 奇数 依姫「アイドルなんだから、何かこう…アイドルっぽいことしなきゃ! ライブ以外で!」夜子「ライブ…以外で?」
 ※0は偶数扱いなのよ


依姫「アイドルなんだから、何かこう…アイドルっぽいことしなきゃ! ライブ以外で!」

夜子「ライブ…以外で?」

桜花「ライブは基本」

依姫「そう、基本! つまり、アイパ部としてはさ? もっとこう…広く、アイドルらしいことをしなきゃダメじゃん!」

夜子「ダメということはないと思うけれど」

百合「でも、ライブ以外のアイドルらしいお仕事って…何ですか?」

依姫「えっと…それはー…あー…」

桜花「ゆっきー先輩と夜子先輩の考えることのはず」

依姫「それだー!」

百合「またそんなこと言って…。困らせちゃダメですよ」

依姫「困らせたいんじゃない! ただほら…違うんだよ、サボりとかじゃなくてそのー…」

桜花「ちやほやされたい」

依姫「そう、ちやほやされたい! ――って、それでいいの?」

桜花「ちやほやは正義」

夜子「アイドルらしい、ライブ以外の仕事をさせろ…っていうこと?」

依姫「そう、そのとーり!」

桜花「しごとをよこせー」

百合「夜子さん…どうするんですか?」

夜子「…」

夜子「【安価下2】」

 1 アイドル・パフォーマンス部なんだから、パフォーマンス以外はやらなくていいの。さ、練習をするわよ
 2 …じゃあ、これで最後よ? どうにかするから、それが済んだらもう、文句は言わせないわ
 3 その他、自由台詞


夜子「グラビア写真の撮影会でもすれば満足?」

依姫「ふぁっ!?」

桜花「何でさらっと…出てくる…!?」

百合「ぐ…グラビアって…高校生なのに…」

夜子「そういうことよね? グラビアに出るアイドルなんてたくさんいるし」

依姫「い、いやっほら…その、でもさー? ほらあのー…」

夜子「具体的には、わたしに考えろということだものね? じゃあ、それで決定ね。撮影会をしましょう」

桜花「でも内輪でやったって、そんなの自己満だから…」

夜子「じゃあ、外部に写真を出していけばいいのね?」

依姫「何故そこまでためらいがないんだー!?」

百合「あの…恥ずかしい…です…///」

夜子「丁度、明日は休みだし…。明日、撮影会をしましょう」

依姫「待って待って待って、考え直そう!? 熟考しよう!?」

桜花「はやまっちゃいけない」

夜子「あら? あなた達が言い出したのだから、文句なんか言わせないわよ?」

夜子「透、手配をしなさい」

透「…」コクッ

依姫「うあー! こんなはずじゃなかったのにぃー!」

桜花「ぐぬぬぬ…! 百合先輩、何か一言…!」

百合「か…かわいい衣装とか…あるのかな…?///」

依姫「百合ー!? そうだ、時音! 時音からも一言…!」

時音「昼飯出るのか?」

夜子「お望みなら」

時音「行く」

依姫「ぐはっ…」

桜花「そんな…」

夜子「自業自得ね」


―――――

 一旦ここまでっす
 ありがとうございました


 再開準備中・・・ ▽
 以下の判定をよろしくお願いいたします ▽

 【直下 コンマ判定】
 1~3 撮影会はするけど、特にどこかに掲載したりとかは…
 4~6 撮影会で撮った写真は校内新聞の部活紹介コーナーに載せてもらうことに
 7~9 撮影会で撮った写真は高円宮グループ傘下にある小さな雑誌社のマイナー雑誌の巻頭を飾ることに


 ――某市・某撮影スタジオ――

透「…」キランッ ←カメラマン風の服装

依姫「マジでかぁ…」

桜花「結局変わらないメンツ…」ボソ

百合「本格的なところなんですね…」

時音「…」モグモグ ←用意してあったおやつに夢中

夜子「さあ、撮影を始めるわよ。これで撮った写真は新聞部に話をつけたから、5月後半の校内新聞の部活紹介コーナーに載るわ」

依姫「はいはいはーい! 校内新聞に載るなら、記者とか来るんじゃないの!?」

桜花「取材されたい」

夜子「サボることはサボって、権利だけ主張をして…見苦しいと思わないのかしら?」

依姫「さ、サボってるんじゃないしぃ!」

桜花「ないし」

百合「まあまあ…載せてもらえるだけでも…載せてもらう…? 学校中で、見られる…?」

百合「はわわわっ、や、やっぱり恥ずかしいですよ!///」

夜子「何も恥ずべきことなどないでしょう。そのワガママボディーで」ジトッ

百合「そ、そういうんじゃなくて…///」

時音「おかわり」

透「…」つスルメ

時音「…」モグモグ

夜子「さあ、始めるわよ!」

桜花「むむ…ゆっきー先輩は?」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 バイトでいない
 7~9 もちろんいるぜ!


夜子「バイトだから来られないそうよ」

桜花「ふぅ…」

百合「ほっとしますね…」

夜子「あら、どうして?」

百合「だ、だって…幸晴さんがいると…変な格好とか、衣装とか着せられそうで…///」

依姫「百合、それを危惧しながらどうして頬を染めてんだ?」

百合「っ…そ、染めてなんかないですっ…!///」

桜花「それじゃあ、撮影開始よ!」


 【安価下1】
 さあ、数字で誰が、アルファベットでどんな風な、写真を撮るか決めていこう
 1 夜子
 2 依姫
 3 桜花
 4 百合
 5 時音

 A 元気な感じで
 B エロい雰囲気で
 C かわいく
 D かっこよく
 E その他、どんな感じに?

 ※数字とアルファベットを併記してね

これって全部決めるの?
1ゴスロリ
2Ǎ
3Ⅾ
4バニー
5Ⅽ


 >>85 あ、順番にやってくスタイルっす

―――――

夜子「最初は百合ね。透、衣装を」

透「…」つエロエロな衣装がぎっしり詰まったキャスターつきラック

百合「ふぇっ…!?///」

依姫「うおー、きわど…」

桜花「これがいい」つマイクロビキニ

時音「これだろ」つパステルグリーン・ランジェリー

依姫「断然、これっしょ!」つ女医さんコス

夜子「さあ、どれにする?」

百合「こっ…こ、ここっ…こんなの着られませんよぅ…!///」

夜子「…透」

透「…」グッ ←アイマスク装着&背中を向ける

夜子「さ、着替えましょう」ジリ

依姫「うへへへ…お嬢ちゃん、かわいくしてやるぜぇ」ジリ

桜花「がんばー」

時音「これだ、これ」つバニーガールコス

百合「み…皆さん…?」

夜子「観念なさい? あなたはこういう路線が1番だから」ニコッ

百合「いやぁああああ―――――――――――――――っ!」


 【直下 コンマ判定】(ワガママボディー+エロ=+3)
 1~3 うーん…
 4~6 これこれ
 7~9 たまりませんな…
  0  校内新聞に載せていいのかレベルの凄まじいものが盗れてしまった


百合「うぅぅ…///」

夜子「うーん…さすがね」

依姫「たまりませんなあ」

桜花「これほしい」

時音「もっといけんだろ、これ…」

百合「もう勘弁してください…///」

夜子「この涙目のうるんだ瞳が最高ね」

依姫「盛り上がるな、これ」


 【安価下1】
 さて、お次は?
 1 夜子
 2 依姫
 3 桜花
 4 時音

 A 元気な感じで
 B エロい雰囲気で
 C かわいく
 D かっこよく
 E その他、どんな感じに?

 ※数字とアルファベットを併記してね


夜子「では次は…時音ね」

時音「…私服でいいだろ」

夜子「あら、いいはずないじゃない」パチンッ

透「…」つファンシー衣装

時音「」

依姫「思い切ったな…」

桜花「きゃわわっ」

百合「わたしもせめて…こういうヤツの方が良かったです…」

時音「絶対着ねえぞ!」

夜子「あら、そんなことができると思って? こういうのとかどうかしら?」つわんちゃん着ぐるみパジャマ

依姫「いやいや、こっちじゃね?」つふりふりエプロン

桜花「これとか」つ西洋お伽噺風お姫様コス

百合「時音ちゃんなら…こういうのは?」つ宅急便風魔女っ娘コス

時音「着ねえって言ってんだろ!」

夜子「時音は百合のように甘くないわね…。心してかかるわよ」ジリ

依姫「おうよ」ジリ

桜花「かくご」ジリジリ

百合「ご、ごめんなさい…」ジリ

透「…」スポッ ←アイマスク


 【直下 コンマ判定】(スレンダー美女+キューティー=+1)
 1~3 うーん…
 4~6 いい感じやん
 7~9 ぐはっ…何て威力…
  0  お…おおふ…すげえ…これが化学反応…


時音「っ…///」プルプル

夜子「いい感じね」

依姫「何でも似合うよなあ、意外と」

桜花「この写真もほしい」

百合「時音ちゃん、すごくかわいいね」

時音「かわいいとかガラじゃねえんだよ!」

依姫「で、次はどうする?」

夜子「そうね…」


 【安価下1】
 さて、お次は?
 1 夜子
 2 依姫
 3 桜花

 A 元気な感じで
 B エロい雰囲気で
 C かわいく
 D かっこよく
 E その他、どんな感じに?

 ※数字とアルファベットを併記してね


夜子「では、わたしの番といきましょう。透」パチッ

透「…」つカッコいい衣装

時音「てめえっ! こういうのはあたしだろうが!」

百合「何だかずるいです…」

夜子「ズルい? わたしはこういうのが似合うのよ? おーっほほほほっ」

桜花「こんなの紛れてた」つボンテージパンツ

夜子「透!」

透「…」フイッ

依姫「つか、全体的にクールなのが多いけど…ところどころ、女王様まじってんぞ?」つド派手蝶々仮面

時音「改造してやるよ」

百合「夜子さんにぴったりのを選びますね…」フフ

夜子「ちょっ…クール系でやるのよ、わたしは!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 女王様にされたけど、似合ってしまったのがショック…
 4~6 ワイルドに決めたぜ! いい感じや!
 7~9 クールでパンクな感じにバシっと素晴らしいのをいけたぜ!


依姫「すげー」

桜花「たまらんエロさ」

百合「何だか…いそうな感じです」

時音「ぎゃーっははははっ! 似合ってやんの!」

夜子「こんなはずじゃなかったのに…透め」ジロッ

透「…」フイッ

夜子「…いいわよ、次よ、次! 早くしなさい!」ピシッ ←ムチを掴んで放さない


 【安価下1】
 1 依姫
 2 桜花

 A 元気な感じで
 B エロい雰囲気で
 C かわいく
 D かっこよく
 E その他、どんな感じに?

 ※数字とアルファベットを併記してね


夜子「透」ピシッ

透「…」つカジュアル衣装

依姫「こりゃ、あたしかなー?」

夜子「桜花よ」

桜花「うげっ…」

百合「普通でいいじゃない、桜花ちゃん」

時音「キャラじゃねえけどな」

桜花「個人的にはスウェットが至高…」

依姫「ちぇっ、桜花か…。まあいいや。似合わねえようにしてやる」

桜花「お手柔らかに…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 何だか、かっこうは活発そうなのに無気力そうな目とあいまって、不思議な感じ…良くも悪くも如実に桜花が表現された
 4~6 イケるイケる
 7~9 満面の笑みでゼリーを食べるかわいこちゃんが撮れちゃった。こりゃあいい


依姫「おお、意外とイケんじゃーん」

夜子「そうね。思ってたよりも、いいわ」

時音「面白くねえ…」チッ

百合「桜花ちゃんはやっぱり、かわいいですからね」

桜花「ベルトきつい~脱いでいい?」

依姫「ぐふふ…脱がしてやろうか」ウネウネ

桜花「よろろー」

依姫「嫌がれよ、やりがいのない…」

夜子「さて、最後は依姫ね」


 【安価下1】
 A 元気な感じで
 B エロい雰囲気で
 C かわいく
 D かっこよく
 E その他、どんな感じに?

 ※アルファベットだけ記入してね


夜子「透」ピシッ ←まだムチを手放してない

透「…」つスポーティーなユニフォームなど

依姫「ああ、こういう感じ?」

時音「ぷぷっ…テニスのヒラヒラスカートとかいいんじゃね?」

百合「サッカーとかもいいかも知れないですね」

桜花「これこれ」つブルマ+学年とクラスとお名前入り体操服

依姫「何だって着ようじゃないの!」

夜子「じゃあ、どれにしようかしらね…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 薄手のシャツをあえて濡らすことでエロさを演出しちゃったのだ!
 4~6 イメージにどんぴしゃな感じにイイ感じ!
 7~9 予想を上回るはまり具合でかなりフレッシュかつ爽やかな写真が!
  0  本日最高の写真が撮れてしまった! まさかよっちゃんがこうなるとは…

 【下2 コンマ判定】
 1~4 何もなかった
 5~0 あいつがきたよ!


夜子「これは…」

百合「わあ、ステキな写真」

桜花「ぐぬぬ…」

時音「んの…」

依姫「やっぱ素材がいいとこうなっちゃうよね~」

夜子「百合の写真並みにデキがいいわね…。しかも、健全な魅力に溢れて…」

百合「健全じゃないってことですかっ!?///」

依姫「あっはっはっは~!」

透「…」つフリフリコス

夜子「透? これは何?」

依姫「うおー、何これ? お揃い?」

桜花「色々あるけど…5着ずつ?」

百合「あっ、5人で撮るために用意してくださったんですか?」

透「…」コクコク

時音「ほーん?」

夜子「気が利くじゃない。じゃあ、最後に5人で撮りましょうか…」

夜子「どんな感じでやろうかしら…?」


 【安価下1】
 1 正当派アイドルっぽい、色違いのフリフリヒラヒラ系だよ!
 2 かわいらしくもオーソドックスな学園制服系衣装でいくよ!
 3 和っぽい雰囲気を全面に押し出しつつもキュートさを備えた、和風アイドルコスだよ!
 4 その他、どんな感じのでいく?


夜子「いい感じじゃないかしら?」←イメージカラー:ネイビーブルー

依姫「かわいいじゃん、意外と」←イメージカラー:ブライトゴールド

桜花「ひらひらする…」←イメージカラー:アイシクルピンク

百合「何だかお揃いの衣装って、嬉しいですね」←イメージカラー:コバルトグリーン

時音「似合わねえ…」←イメージカラー:シグナルレッド

夜子「似合ってるわよ、充分。さあ、撮りましょう。透、上手に撮りなさいよ?」

透「…」グッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 バシっといったぜ!
 4~6 すごくいい感じ!
 7~9 いい、すごくいい! 最高だぜ!
  0  百夜桜乃音姫、ここに見参! って具合にばっちりハマりまくったんだぜ!


夜子「これで撮影は終わりね」

依姫「いえーい!」

桜花「やっと終わった…」

百合「自分の番さえ終わっちゃえば、とっても楽しかったですね」

時音「たるかったー…」

夜子「透、片づけなさい」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 撮影会はこうして終わったのだった…
 4~6 撮影会の後は、新聞部の取材が入ってるんだぜ!
 7~9 ゆっきーが今さらやってきやがった


 バンッ

幸晴「はぁっ…はぁっ…」

夜子「あら、遅かったわね。もう終わったところよ?」

幸晴「そんなっ…! あれこれ、いっぱい持ってきたのに…!」ゴッチャリ

百合「やっぱり…」

桜花「いなくて良かった」

依姫「でも、いっぱい持ってきたんだなー」

時音「…だったら、お前着ろよ」

幸晴「え」

夜子「【安価下1】」

 1 目が腐るからやめましょう、それは
 2 あら、いいアイデアね。野老幸晴、折角持ってきたんなら、自分で着てみたら? 撮ってあげるから
 3 その他、自由台詞


夜子「あら、いいアイデアね。野老幸晴、折角持ってきたんなら、自分で着てみたら? 撮ってあげるから」

幸晴「は?」

桜花「ナイスアイデア」

依姫「そうだよなぁ~? もったいないしぃ~?」

時音「着ろよ」グイッ

幸晴「は? えっ? 意味不明なんだけど…」

百合「…幸晴さん、きっと似合いますから」

幸晴「…はっ?」

夜子「透」パチンッ

透「…」ズイッ

幸晴「ちょっ…何でそうなるわけ? 女の子用の衣装だし…僕なんかが――」

夜子「やりなさい」

透「…」グイッ

 スポポポ----ン

幸晴「らめぇえええええええ―――――――――――――――っ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 えげつなく、本来の意味でひどい写真を最後に撮ってしまった
 4~6 悔しい…エロい…!
 7~9 何で似合うんだよ!? しかもエロかわいすぎるんだよ! 何でだよ!?
  0  パッと見で男とは思えないものすげえエロい美人写真がたんまり撮れてしまった…


幸晴「…」フルフル

夜子「…ひどすぎるわね…」

依姫「調子に乗ると…こうなるんだな…」

桜花「…」

百合「擁護はちょっと…できないかなって…」

時音「きもっ! マジきもっ!」ゲラゲラ

透「…」オロロロロ-

幸晴「勝手にやらせといてその反応おかしいから!」


 【直下 コンマ判定】(魔王幸晴-3)
 1~4 魔王様主導の撮影会が始まった…
 5~9 とりあえず、写真という脅迫のネタを手に入れた
  0  悔しがった幸晴が何故か、ものすげえ気合い入れてむだ毛処理とかお化粧とかをし始めて取り直したら激変して美女に変身した


夜子「バラ撒かれたくなければ、大人しく従うことね」ハンッ

幸晴「っ…」

桜花(ゆっきー先輩の脅迫ネタ…)

百合(これさえあれば…もしかしたら…)

依姫「でもさー、これ、テロだよ、テロ。見せられたらたまんないって」

時音「おい、データ寄越せ」

幸晴「マジやめろし!」

夜子「やめろぉ?」

幸晴「っ…」

時音「おい、言葉遣いが変じゃねえのかよ?」

夜子「口の利き方には気をつけた方がよろしいんじゃなくて?」

幸晴「ぐっ…や…やめて、ください…」グヌヌ

夜子「おーっほほほほっ! それでいいのよ、野老幸晴!」

時音「ぎゃーっはははっ! ざまあみろ!」

依姫「ノリノリだな…」

桜花「鬼の首をとった…」

百合「…///」


 【安価下1】
 1 解散したよ!
 2 さて、じゃあ学校に戻って練習しようか
   A 体力作り
   B ダンス
   C 歌
 3 ゆっきーとライブの相談


 ――某高校・アイパ部部室――

幸晴「そこ、ターンの終わり合わせる!」

幸晴「気を抜かない、手を抜かない、でも肩の力は抜いて、こうだよ、こうっ!」ビシッ

夜子(くっ…鬱憤を晴らすかのように今日は厳しすぎるわね…)

桜花「鬼ぃ…悪魔…魔王…」

依姫「マジきちぃ…」

時音「写真ばら撒くぞ…」ボソ

幸晴「もう1回、頭から! スタート!」


 【直下 コンマ判定】(魔王様+3)
 1~3 全然、成果がなかった
 4~6 しごかれまくってへとへと…ダンス練習ってか、これ…体力強化じゃね…?
 7~9 悔しいっ! すごくダンス練習がはかどった…!


幸晴「じゃあ、今日はここまでで」

夜子「はぁっ…はぁっ…」

依姫「死ぬ…」

桜花「」コヒュ-

百合「もう…へとへとです…」

時音「写真ばら撒くぞ…」ボソ

幸晴「新聞部に写真渡すんだよね? 僕が整理して、どれがいいか選んでおくからデータ――」

夜子「そんなことをしたら、あなたの写真が消されるじゃない」

幸晴「チッ…」

桜花「ゆっきー先輩ずりぃ…」

依姫「どうせなら、部室に貼ろうぜ」

幸晴「そんなことしたら訴訟する」

百合「でも…とりあえず、1人1枚と、人数分、データを複製っていうことで…」

幸晴「百合って…そんなにえげつない人だったっけ…?」ヒキッ

百合「ふぇっ!? あ、あのその…お、思い出として、ですね…!?」アタフタ

夜子「公開されないからこその脅迫材料よ、このカードを切るのであれば最適のタイミング――」

夜子「今はまだ、使うべき時ではないはずよ」

依姫「使うべき時て…」

夜子「それよりも、ライブの件ね」

幸晴「ああ、ライブ…」

夜子「何かないの? プロデューサー?」

幸晴「都合のいい時だけ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 幸晴「ないって…探してるけど…」
 4~6 幸晴「…それっぽいの、ならあったけど…」
 7~9 幸晴「機関のPRイベントで、客寄せのためのパフォーマーが欲しいってことで、話だけ聞いたんだけど…」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 幸晴「…大舞台、あるよ」
 奇数 幸晴「……あるには、あるんだけど…」
 ※0は偶数扱いなのよ!


幸晴「……あるには、あるんだけど…」

夜子「あら、意外ね」

百合「でもどうして…そんなに歯切れが悪いんですか?」

桜花(めんどうそうな予感…)

幸晴「正直、あんまり…出ない方がいいかもって…」

依姫「じゃあなしで!」

桜花「さんせー」

夜子「あら、ライブをしたいと言い出したのはあなた達よ、ライブはやる。野老幸晴、それにエントリーするわよ」

幸晴「…分かった」

時音「で?」

幸晴「…でって?」

時音「どんなだよ?」

幸晴「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 幸晴「…ケーブルテレビの、ローカル番組で…『ドキッ☆水着JKパフォーマー・生中継』っていう…深夜帯ので…」
 6~9 幸晴「煩悩まみれのオッサン向けローカル深夜番組で…『アイドル発見TV』っていうんだけど…」


幸晴「…ケーブルテレビの、ローカル番組で…『ドキッ☆水着JKパフォーマー・生中継』っていう…深夜帯ので…」

夜子「…何それ…?」

透「…」pi

TV『こんばんはー! 今週も始まりました!』

幸晴「録画っ…!?」

TV『さて、今日も生中継で、水着JKパフォーマーにパフォーマンスをしていただきまーす!』

TV『今夜、水着JKパフォーマーに迫りくるアクシデントは…こちら!』デデンッ

TV『パフォーマンス中にローションが上から落ちてくる、です!』

夜子「」

依姫「」

桜花「」

百合「」

時音「」

透「…」ワクワク

幸晴「…要するに、水着を着せた女の子に、パフォーマンスをさせて…そこに色んな妨害を与えて、エロくして笑おうっていう…」

幸晴「生中継とか言ってるけど…テレビ的に未成年は深夜帯の番組に出られないから、収録なんだけど…」

幸晴「完全ノーカット…」

幸晴「…でも、まあ…やるって言ったんだし、やるよね?」ニヤリ

幸晴「割とえげつない妨害がいっぱいくるから、気をつけてね」ニヤニヤ


 『ドキッ☆水着JKパフォーマー・生中継』に出ることが決定されました ▽


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:43 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント65/100

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:55 Vo:63
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:33 Vo:43
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:44 Vo:35
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:66 Vo:55
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 楽曲:『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 楽曲:『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 楽曲:『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人


 本日はここまでです
 ありがとうございました


 ――オマケ・ゲーム中に人格の変わっちゃう人――

幸晴「おらおらおら…」カチカチカチ

幸晴「死ね死ね死ね、ぶっ飛べ、おら」ガチャガチャ

武藤「課長…ゆっきーがゲームしながら、ひたすらおっかないことぶつぶつ言ってる…」ヒソ

手島「グラバトか…あれ、相当の中毒性があるゲームらしいし…没頭しすぎだね…」

幸晴「っし、勝った」グッ

 ピコンッ

画面『手加減しろし!』

幸晴「えーと…凪くんが弱すぎるのが悪いだけで…ハメ技に持ち込まれた時点で諦めるのが賢明だよ…と」pipipi

画面『もうお前とはやんない』

幸晴「逃げるんだ…と」pipipi

画面『逃げるんじゃねえし! えげつないことすんなよ!』

幸晴「ズルせずに勝ったんだから…こっちもの…えげつなくても勝てば官軍…強さは正義…と」pipipi

画面『今度は負けない』

幸晴「こうして煽っておけば相手してくれるんだから、凪くんって根はいいコだよね…」ボソ

幸晴「次はランダム対戦でいや…。アカ名が…『sakura@働いたら負け』…?」

幸晴「まあいいや。僕が使うボルトに勝てる相手なんてそうそういない…」ニヤリ

 ガチャガチャ

幸晴「っ…! 強い…! 何で、ルパンなんて弱キャラで、こんな…!?」ガチャガチャッ

幸晴「いやでも、僕のボルトが負けるなんてこと…!」

幸晴「そんな、まさかまさかまさか――!?」

 ガチャガチャ

幸晴「あり得ない…!?」

画面『K・O!! LUPIN13 WIN!!』

幸晴「僕が…負けた…」ワナワナ

武藤「ゲームに負けてショック受けてますよ、課長…。青少年の闇ですよ、闇。あのすごい顔」

手島「彼って、歪んでる部分あるからね…」

幸晴「もう1度…! だったら、今度は僕が、僕を使って…!」

 ガチャガチャ

幸晴「相手もキャラを変えてきた――今度は碧石さんモデルのキャラ…?」

幸晴「でもハズレの異能…! これなら、やれる…!」

 ガチャガチャ

幸晴「そんなギャンブル性のあるキャラで勝てるはずが…!」

 ガチャガチャ

幸晴「嘘だ…そんなっ…ありえない…! ありえない、嘘だ嘘だ嘘だ、こんな…僕が、僕を使って負けるなんて――!」

 ガチャッ

幸晴「…の…ノーダメで…負けた…」


 完全完璧に叩きのめされた幸晴はその日、機関でのアルバイト中に現れた犯罪者グラスパーに一切の容赦がなかったそうです。
 『大乱闘! グラスプ・バトラーズ!』のイベントPRは始まり、世間では再びグラバト熱が高まっています――。


 えー、突然ですが…
 オマケのために、グラバト参戦キャラのみで人気投票をしようかなと
 この人気投票の結果がオマケに反映されまする~

 1 朝霧冬也(2Pver.モッズコート)
 2 宮東湊(2Pver.エプロン+頭に手拭タオル)
 3 リク(2Pver.ヒーロースーツ)
 4 萑部明(2Pver.スパイスーツ)
 5 槙島軍人(2Pver.電気街の熱血アニオタ軍曹)
 6 ハワード・ロックフェラー(2Pver.黒スーツ)
 7 卍道千景(2Pver.メイド服)
 8 野老幸晴(2Pver.ボディアーマー)
 9 ボルト(2Pver.首にバンダナ)
 10 萑部律(2Pver.白衣なし)
 11 枢木イアン(2Pver.目のクマがヤバい)
 12 六星姫(2Pver.ボンテージ&ギャグボール)
 13 忍川隼実(2Pver.着流し)
 14 蔵屋敷銀侍(2Pver.鎧武者)
 15 紫藤凪(2Pver.黒スーツ)
 16 美多勝正(2Pver.紋付袴)
 17 常陸宮政仁(2Pver.黒スーツ)
 18 ギルバート・ロックフェラー(2Pver.セーラー服)
 19 アル・バイト(2Pver.イージスアーマー装着)
 20 エリオール・コンデンナー(2Pver.色黒)
 21 ライト(2Pver.白スーツ)
 22 ホフテン(2Pver.各国軍服)
 23 獅子堂将虎(2Pver.猫耳&尻尾)
 24 天上院秋雨(2Pver.腰タオル全裸)
 25 神瑠璃独楽(2Pver.ヒーロースーツ)
 26 夏伐颯(2Pver.ポロシャツ&チノパン)
 27 ジェイル・コーダー(2Pver.ワイシャツ&スラックス)
 28 レジー・バルドッグ(2Pver.レーサー)
 29 リダ・オールデス(2Pver.バスローブ)
 30 怪盗ロキ(2Pver.デイモン・ファイアストーン)
 31 怪盗ありす(2Pver.9歳)
 32 ルパン13世(2Pver.シャルル・ルパン)
 33 シックス(2Pver.フランシス・マウラ)
 34 和名ヶ谷縛(2Pver.パジャマ&ナイトキャップ)
 35 烏代雪雄(2Pver.スーツ)
 36 碧石不動(2Pver.もこもこコート)
 37 アベル・リンカーン(2Pver.エプロン)
 38 榊日和(2Pver.日傘)
 39 アルマ・ロックフェラー(2Pver.毛皮のコート)
 40 グラビアス=ラークレイン(2Pver.眼鏡+白衣)

 前回 14 18 19 が抜けちゃってたんで…入れ忘れてたキャラを新たに入れておきましたので!

 おひとり様1票で、>>180までです
 >>180までいかなくっても次の本編更新時になったら〆切ってことにしちゃいますんで

 あ、投票中でも感想とか、オマケネタのリクエストとかぶちこんでもらっても全然かまいませんので~
 ネタが思い浮かんだら、>>1もちらほら投下しちゃうんで悪しからず

 さて、誰が1位に輝いちゃうのかな
 1位になったら出番が増えるのかもね。存命キャラに限っちゃうけど…

 同率だったら…まあ、それはそれってことで
 一体、誰が1番人気なのか…千景なのかな…? >>1は動かしやすいからハワードと凪が好きだよ!

15 (これ票が割れすぎるやつや…)


 ――オマケ・サプライズって嬉しいよね――

ありす「フラーン、フランってば、どこー?」トテトテ

フラン「どうしたんだ、ありす?」

ありす「あ、発見。何してるの?」

フラン「充電中だ。星業動力と電気のハイブリットなんだ!」エッヘン

ありす「エコだね!」

フラン「ああ、エコなんだ!」グッ

フラン「それでどうした?」

ありす「デイモンとシャルが下準備に行っちゃったじゃない?」

フラン「ああ、そうだな」

ありす「でね、じーつーは、明日って、シャルのお誕生日なんだ」

フラン「誕生日か! 祝ってあげたいな」

ありす「でしょ? だから、シャルに内緒でやろうと思って。フラン、手伝ってくれるよね?」

フラン「ああ、もちろんだ!」

 ――で。

シャルル「はぁー…疲れた…。相変わらず、和名ヶ谷もシモンってのもしつこかったし…」

デイモン「まったくだな。――ところで、ありすとフラン、何を慌てて隠したんだ?」

ありす「か、隠してなんかないよ!?」

フラン「そっ、そそそそうだぞ!?」

シャルル「うわ、バレバレ…」

デイモン「?」

フラン「ば、バレるも何もないぞ! シャル、お前にはちっとも関係ないことだ! そうだ、ちなみに今、欲しいものとかあるか!?」

ありす「ちょっ、フラン、それストレートすぎるって!」

フラン「そ、そうか!? じゃ、じゃあえーと…えーと――」

デイモン「そうか…そう言えば、明日はシャルルの誕生日だったか」ポンッ

ありす・フラン「「デイモ――――ンっ!!」」

デイモン「なっ…何だ?」

シャルル「…ぐっだぐだ…」

ありす「ああもうっ、サプライズでやろうと思ってたのに! デイモンのばかばかばかーっ!」

フラン「何もかも台無しじゃないか! どうするんだ!?」

シャルル「…はぁぁ…」

デイモン「す、すまない…。だが、別にサプライズに拘らなくても――」

ありす「サプライズの方が嬉しいじゃん! 色々用意してたのに!」

フラン「そうだぞ!」

シャルル「……………ああ、急に眠たくなってきたー。眠くて何も聞こえてないからおやすみー」バタムッ

フラン「何も聞こえてなかった? てことは、セーフか、セーフなのか?」

ありす「セーフだよ、セーフ!」

 翌日、バレバレのサプライズ・バースデー・パーティーが催されて、シャルルは驚いたふりをしましたとさ。
 ちなみにありすからの1時間限定の子どもに戻してあげる権利、フランからはロケットパンチのリモコンをプレゼントされました。
 そしてデイモンは秘蔵のロリ・フォルダから厳選された芸術的美しさの幼女写真集2冊をプレゼントしたそうです。


 ――オマケ・(ゲームの)復讐鬼ゆっきー――

幸晴「『sakura@働いたら負け』の使用キャラと、キャラの使用頻度を分析…そして、ピンポイントで相性が悪いキャラを使うことで封殺する…」

幸晴「挑み続けること145回…とうとう、目論み通りのキャラの組み合わせになった…」

幸晴「ここで、145目の勝負は、絶対にとる…! 怪盗ロキに、怪盗ありすの2Pverは天敵!」

幸晴「裏特性の、ロリに攻撃をできないによって、2Pverの怪盗ありすには怪盗ロキは一切の攻撃ができないはず!」

幸晴「怪盗ロキの4Pverなんてものを解放してるのは恐れ入るけど…そんなの関係ない…!」

武藤「課長、4Pverって何ですかー?」

手島「何か、やりこんでると、どんどん、各キャラでも特殊なバージョンのが使えるようになるんだって」

手島「それが解放されないと、3人以上、同じキャラになっちゃうと単なるカラーチェンジらしいけど、解放されればデザイン変わるらしいよ」

幸晴「4Pverの解放条件は、そのキャラクターを使ったプレー時間が通算100時間だから、やりこんだ証なんです」キリッ

武藤「100時間…」

幸晴「勝負だ――『sakura@働いたら負け』…!」

 ガチャガチャ

幸晴(怪盗ロキの4Pverって…何だか、若くなってる…? 少年版? デザインによってステ変動が起きる特殊verに違いない)

幸晴(でも、裏特性の前には無意味…!)ガチャガチャ

幸晴「いけ、9歳幼女――って、そんな…!?」

幸晴「何で…怪盗ロキが、9歳幼女に攻撃できるんだ…!? 攻撃しようとしても、怯むアクションになるはずなのに…!」

幸晴「どうしてっ、こんなことが…!?」

 ガチャガチャ

幸晴「負けるもんか負けるもんか負けるもんか…! 怪盗ありすの2Pverはステータスが全て落ちてるけど…怪盗ロキ相手なら勝てるはずなのに…!」

画面『K・O!! ROKI WIN!!』

幸晴「そん、な…」

幸晴「何でだ…何でこんなことに…!?」pipipi

武藤「すぐにああやってネットで調べて…ゲームなのに」

手島「現代っこだね…」

幸晴「あった…怪盗ロキ4Pver――怪盗ロキの、不良少年時代…? このころは誰相手でも容赦がなかったとのエピソードがあり…」

幸晴「弱点である、幼女相手だろうともステオール1ランクダウンと引き換えに戦うことができる…!? そん、な…!?」ワナワナ

幸晴「クソっ…逆に、見透かされていたのか…? その上で、こんな方法で、僕を…?」

幸晴「『sakura@働いたら負け』――一体…どんなプレーヤーなんだ…」ゴクリ

 ――アイパ部部室

依姫「桜花、何してんだ?」

桜花「グラバト。これでも世界ランク上位50内に入ってる」

依姫「世界で50位? それってすげえの?」

桜花「かなり」

依姫「へえー」

桜花「『mao@犬派』って人がしつこく挑んでくるから、やっつけてる」

依姫「ふうーん…。ほどほどにしろよ。ゆっきーが明日はバイトないからって、張り切ってしごいてくるだろーし」


 その日、幸晴は負け続けて、桜花は飽きて幸晴をブロック対象に入れてしまいましたとさ。ゲームはほどほどにね!


31

25

妥当な一人(初代主人公)と
以外な一人(普通の脇役)が同列になったな


 投票ありがとうございました

 同率1位 3票
 ・朝霧冬也 ・紫藤凪

 同率2位 2票
 ・獅子堂将虎 ・榊日和 ・神様 ・独楽

 うーん…意外や
 冬也はね、まあうん、いいよ
 凪…出世しすぎやでぇ…さすが将来の右腕

 このオマケの結果はいずれということで…

 本編、始めます

 【安価下2】
 1 『ドキッ☆水着JKパフォーマー・生中継』の収録へ!
 2 いや、まだ心の準備がいる…


 ――高円宮家――

夜子「何度見ても…低俗お下劣みそっかすの酷い番組ね…」

TV『さあ、今夜のJKに襲いかかるのは天上から吊るされるヘビ!』デデンッ

夜子「ああやって嫌がらせをして涙目になるところを楽しむだなんて、酷い以外のどんな言葉で表現すればいいのか…」

夜子「よくこんなのが放送できるわね…」


 【安価下2】
 1 GS練習(ポイント65/100)
 2 コミュ
 3 出かけよう
   A 学校(部室)
   B アーケード
   C 海
   D 山
   E 百貨店
   F その他、自由
 4 作曲しようかな
 5 その他、自由


夜子「折角の休日だし、こういう時にちゃんと作っておかないと」

夜子「でも、どんなものを作ろうかしら…?」

夜子「それとも、デキのいまいちなものを編曲して、もっといいものに…?」


 【安価下2】
 1 新曲やろうぜ!
   ※どんなイメージで~とかあれば併記
 2 『rain dance』(→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ)を編曲してクオリティー高めるぜ!
 3 『戦国姫』(→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ)を編曲


 【直下 コンマ判定】
 1~6 クソっ、手を加えてより良いものにするって難しい…!
 7~9 4のデキになったぜ!
  0  5のデキになったぜ!


夜子「ぐっ…」

夜子「個人的にデキがいまいちでも…さらに良くするって、難しい…」

夜子「どんどん変な方向性に行っちゃうし…」

夜子「…うーむ…」

夜子「そもそも、こういうのって日々の色々な体験がないと発想が出てこないのよね…」

夜子「何か色々なことをして、その時の心情にマッチしたものができればおのずと…?」


 【安価下2】
 1 GS練習(ポイント65/100)
 2 コミュ
 3 出かけよう
   A 学校(部室)
   B アーケード
   C 海
   D 山
   E 百貨店
   F その他、自由
 4 作曲続行だぜ!
 5 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 ポイント 65/100


 ポイント 156/100

夜子「あら、できたわ。透、できたわよ」

透「…」パチパチ

夜子「で、これを全身に広げていったものがアーム…っていうもの、だったかしら?」

透「…」コクコク

夜子「なんだ、意外と簡単なのね」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 出かけよう
   A 学校(部室)
   B アーケード
   C 海
   D 山
   E 百貨店
   F その他、自由
 3 作曲だぜ!
 4 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 1~3 誰もいなかった
 4~6 あれ? 百合がおる
 7~9 おろろ? 時音がいる


 ――某高校・アイパ部部室――

 ガララッ

夜子「あら?」

百合「夜子さん」

夜子「どうしたの、休日なのに」

百合「生徒会の用事で来て、終わったので、ちょっとここで休んでいこうかと思ったんです」

百合「夜子さんは?」

夜子「特に用事らしい用事はないけれど、何となく、暇だったから来たのよ」


 【安価下2】
 1 部室で百合とコミュ
 2 折角だから遊びにいかないってお誘いしてみる
 3 じゃあ、折角だから歌の個人指導しておこうか
 4 その他、自由


夜子「この後は別に用事らしい用事なんて、ないのよね?」

百合「ええ、もう何も」

夜子「だったら、折角の暇をもてあました者同士、どこかへ遊びにでもいかない?」

百合「あ、いいですねっ! 行きましょう」

夜子「ふふ…あなたって、一緒にいると気持ちがいいわね」


 【安価下2】
 どこへ行こうか?
 1 アーケードをぶらりと
 2 百貨店とか?
 3 海…でも何すんねんな
 4 山…もすることないけど
 5 その他、自由
 ※やりたいことなどがあれば併記してもらっておkですよ


 ――某市・百貨店――

百合「あ、このお洋服かわいい」

夜子「ええ、よく似合いそうね、あなたに」

百合「あ、夜子さんにはこれとかはどう?」

夜子「…少し、わたしにはかわいすぎるような…」

百合「そんなことないよ」

 キャッキャ

透「…」

<あの男の人、なに?

<彼氏って感じでもないけど…

透「…」


 【安価下2】
 1 CDショップへ移動
 2 百合からデパ地下の楽しみ方・試食品巡りを教わる
 3 最上階のレストランフロアでお茶
 4 その他、どうしたい?


 ――デパ地下――

百合「夜子ちゃん、こういう風においてある、ちっちゃく分けられたのはね、食べていいんだよ」

夜子「あら、売り物とは違うの?」

百合「買ってもらうために試食してもらうの。でも、たくさん食べるのはマナー違反だから、1こずつか、よっぽどおいしければ2つとか」

夜子「ふうん…。庶民向けの知恵なのね。いただこうかしら」パクッ

百合「どう?」

夜子「あら…意外とおいしいじゃない…。ただのウインナーを焼いただけなのに」

百合「でしょう?」

百合「いっぱいあるから、順番に回っていこう?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 夜子の舌に合うのはなかったかな。割とおいしい、って感じ
 4~6 何だかやみつきに…! 楽しい!
 7~9 夜子はレンチンフライドチキン・スパイシー風味と運命的な邂逅を果たした


夜子「これは何?」

百合「ジャムの試食だね。食パンつきで」

夜子「どんな味かしら」パクッ

 モグモグ

夜子「アンズのジャムなのね。ふふっ…あ、あっちは何?」

百合「夜子さん、いっぱい食べるね」

夜子「はっ…はしたないかしら…?」

百合「何だか見てて、かわいいかも」

夜子「し、仕方ないじゃない、初めてなんだもの」

夜子「さ、早く次に行くわよ」

百合「あ、待って、夜子さん」

 パタパタ

透「…」モグモグ

透「…」コクッ

 バサッ ←買い物カゴに夜子の試食したものを片っ端から入れてる


 【安価下2】
 1 遊んだ、遊んだ…喫茶店でまたーり
 2 遊んで満足。また明日ね、ばいばーいってした


 ――某市・喫茶店――

夜子「何だか新鮮でとても楽しかったわ」

百合「良かったね」

夜子「ええ、あなたのお陰よ。ありがとう、百合」

百合「夜子さんって、あの高円宮グループのお嬢様だもんね」

夜子「あんまりわたし自身はそこまで特別なことだなんて思っていないけれどね」


 【安価下2】
 1 自由コミュ
 2 選択肢で進めるだべり


 【直下 コンマ判定】
 1~3 百合からゆっきーについての相談されちまったよ…おーのー
 4~6 アイドルをやることへの不安を相談されたよ
 7~9 皆の役に立ててるかなあって相談された


百合「あの、夜子さん…」

夜子「何かしら?

百合「実はわたし…幸晴さんのことが…」

夜子「…」

百合「…その、気になる…って言うか…何だか、目を放せなくって…」

百合「こういう気持ちって初めてで、苦手だなって印象だったんですけど…それだけじゃなくて…何だか、やさしいところとかあったりして…」

百合「分からないんです…。これってやっぱり…その、幸晴さんをわたしが…好き、なのかなって…」

夜子「何となく、そうじゃないかとは勘づいていたけれど…」

夜子「【安価下2】」

 1 あいつは、誰ともつきあうつもりはないらしいわよ
 2 はっきり言って、気の迷いよ、気の迷い。気にしたら負けだから、そう思わないことね
 3 その他、自由台詞だよ!


夜子「はっきり言って、気の迷いよ、気の迷い。気にしたら負けだから、そう思わないことね」

百合「えっ…?」

夜子「だって考えてもごらんなさい?」

夜子「いきなり猫耳メイドコスプレを着せて放置プレーをかましてきたんでしょう?」

百合「…は、はい…」

夜子「そんなろくでなしの変態に、恋? 喜劇よ、それ」

夜子「それともあなたは、そんなことをされて喜んじゃうの?」

百合「そんなことは…」

夜子「そうよ、そうでしょう?」

夜子「まあ、初めてのことで動揺をしたんでしょう。それで、次に何をされるか分からないから目を放せない」

夜子「それを勘違いした…そういうことに違いないわ」

百合「でも、意外とやさしいところも…」

夜子「あら? 逆に言うけど、やさしくない男なんてそうそういるかしら?」

夜子「世界はやさしさに満ちあふれているのよ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 この場は納得してくれた
 4~9 ものすごく納得してくれた。後顧の憂いは断ったぜ!


百合「そっか…そうだったんですね…」

夜子「ええ、そうよ」

百合「相談して良かった…」

百合「ありがとうございます」

夜子「いいのよ。また、何でも相談してちょうだい」

百合「これからもよろしくね…夜子ちゃん」

夜子「ええ」


 【安価下2】
 そして帰宅しました
 1 コミュ
 2 作曲
 3 その他、自由


夜子「透」

透「…」

夜子「…あなた、本当に無口よね。どうして?」

透「…」

夜子「…」

透「…」

夜子「まあいいわ」


 ↓1~3 透とのコミュ内容
 ※なければ「なし」でおk! 透さんは質問してもまともに答えてくれない可能性が多々あるからね!


夜子「疑問だったのだけれど、どうして…あんな番組を録画していたの?」

透「…」ギクッ

夜子「…まさか、見てたの?」

透「…」フイッ

夜子「…」

透「…」ペコペコ

夜子「まったくもう…」

夜子「まあ、あなたも男だからとは思うけど…あれのどこが楽しいのかしら…? そういえば、ずっとわたしのボディーガードよね」

夜子「喋れないくせに、どうしてずっとあなたなの?」

透「…」

夜子「…何でよ?」

透「…」

夜子「都合の悪いことにはノーリアクション? じゃあこれなら、どうかしら? あなた、意外と顔には出るし」

夜子「好きな人とか、いるのかしら?」

透「!」ギクギクッ

夜子「あら、いるの? 誰?」

透「…」フイッ

夜子「…わたしとか?」

透「…」ウ--ン

夜子「腹立つわね、その反応…。じゃあ、別の人?」

透「…」コクッ

夜子「意外ね、誰よ。姉さん?」

透「…」フリフリ

夜子「まさか…お母様なんてことは…」

透「…」

夜子「…反応なさいよ」

透「…」

夜子「本当に?」

透「…」

夜子「ああもう…分からないわね…。わたし?」

透「…」ウ--ン

夜子「面倒臭いわねえ…」

透「…」ドヤァ

夜子「その顔はやめなさい」

透「…」シュン

 【安価下2】
 1 そして寝ました
 2 まだ透に何か質問する? したければ併記してちょ


夜子「まあいいわ。もう寝るから」

透「…」コクッ

夜子「おやすみ」

透「…」パサッ

夜子「夜更かしするんじゃないわよ」

透「…」コクッ


 【安価下2】
 そして収録日! どんな悪戯が襲いかかるのかな?
 1 カルピスの原液がとろとろどばどばと上からかかってくる…
 2 熱湯風呂の上に発泡スチロールの足場を浮かせて、その上でのパフォーマンス。ひっくり返ったら…熱い
 3 その他、えげつないけどケガとかには繋がらないようなので妄想力を働かせてお願いします


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:43 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:55 Vo:63
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:33 Vo:43
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:44 Vo:35
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:66 Vo:55
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 楽曲:『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 楽曲:『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 楽曲:『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人


 ――某市・ローカル局・スタジオ――

(ディレクター→)D「はーい、よろしくね。えーと…某高の百夜桜乃音姫さん?」

夜子「よろしくお願いいたしますわ」

百合「お願いします…」

依姫「すげえ、なあ、本物みたい」

桜花「ちっさいけど本物の局だし…」

時音「ふわぁぁ…」

D「今日はあそこで歌ってもらうから。それで、えーと…歌うんだっけ?」

D「その時に上からとろとろの白くてあまーい液体が降ってくるから、いいリアクション頼むよぉ?」グヘヘ

夜子「ええ」

D「それじゃあ、よろしくね~」

幸晴「楽屋、こっちだって」


 【安価下2】
 歌えるのは1曲だけなんだって。どれにする?
 1 『rain dance』
 2 『Shadow』
 3 『戦国姫』


夜子「歌うのは『Shadow』よ」

幸晴「ちゃんと歌えるといいけど…」

依姫「つーか、とろとろの白くて甘い液体とか…変態じゃん、あのディレクター」

桜花「セクハラ」

百合「ですよねぇ…」

幸晴(やっぱハードル高いか…。1番つまらないのは、がんばってノーリアクションで済ませちゃうことなんだけど…)

幸晴(テレビ的にはお蔵入りになるだろうし…かと言って、エロすぎると学校側からお叱りも受けかねないし…)

幸晴(理想的なのは完璧なパフォーマンスをして、どこかの誰かの目に留まって、知名度が上がったり…)

幸晴(もしくは、バラエティー路線でおもしろおかしく収録終了とか…)

時音「しけてんな…せんべいしかねえじゃん」ポリポリ

透「…」つフルーツ盛り合せ

時音「あんじゃん、いいのが」

幸晴「ねえ、ちょっと…」

夜子「…何かしら?」

幸晴「どういう感じでやるつもり? そのまま普通になんて…しないよね?」ヒソ

夜子「【安価下2】」

 1 百合をセンターにして、エロエロにやるに決まってるじゃない
 2 バラエティー的なことなんて無視よ。本気で最高のパフォーマンスをするわ
 3 その他、自由台詞でどんな風にやるかの方針を


夜子「バラエティー的なことなんて無視よ。本気で最高のパフォーマンスをするわ」

幸晴「でもそれはシラケちゃうし…」

夜子「シラケる? だから何?」

夜子「妨害に負けることなく、最高のパフォーマンスを発揮するのよ」

幸晴「面白くないよ、番組的に」

夜子「知ったこっちゃないわね。ライブをしにきたんだから」

幸晴「…ライブっていうか、汚れタレント的な番組だけど」

夜子「わたしはライブを持ってきなさいと言って、あなたはこれを掴んできた」

夜子「だったら、ライブよ」

幸晴「…」

夜子「さて、最終確認をしましょうか」


 ――そして、収録が始まる。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 えげつないことされて、パフォーマンスどころじゃ…
 4~6 がんばって白濁液まみれになりながらやりきったけど…
 7~9 白濁液噴射装置が故障した…!? チャンスを掴み取って、現時点で最高のパフォーマンスをしてやったぜ!


AD「5秒前ー! 4、3、――」

 ♪~

D「今回、JKを襲うのは白濁液です。さあ、どんなことになるのか…!」

マギー新宿「股間がおっきくなっちゃいそう!」

 ワイワイ

夜子(言ってらっしゃい…最高のパフォーマンスを見せてやるわよ!)

D「あれ? 妨害は?」

マギー新宿「問題がおっきくなっちゃいそう?」

D「おい、ちょっとちょっと?」

AD「故障? ちょっと、見てきますので…!」

幸晴(こんな仕事持ってきちゃった手前…何だか良心が痛むし、妨害を妨害させてもらうよ…)

幸晴(がんばって、皆…)

AD「あの、ちょっとそこどいてもらえますか?」

幸晴「…お姉さん、何年目ですか?」

AD「え?」

幸晴「テレビ、楽しいですか? 僕とちょっとだけ…5分だけでいいんで、相手してもらえませんか?」ニヤァリ


 【直下 コンマ判定】(『Shadow』+3)
 1~3 反響はさっぱりだった…
 4~6 悪戯マシーンの故障という放送事故で注目された
 7~9 放送事故で注目されたことに加えて、パフォーマンス自体も良好だったので知る人ぞ知るレベルで認知度が!


D「アクシデントがあったけど…何だか、普通に良かったよねえ?」

マギー新宿「アイドルへの思い入れがおっきくなっちゃった…」

D「はいでは、一言ずつコメントをちょうだいしましょうか。えー、左から順番に」

時音「ノーコメント」

桜花「やっほい」

依姫「パパ、見てるー? いえーい、やったぜー。エロエロ企画潰したぜー!」

百合「あ、あの…これ、本当に大丈夫ですか?」

夜子「ふふふ、今日は最高のパフォーマンスをできて満足です」

D「そういうわけで、えー、今夜のJKは百夜桜乃音姫でした~」

 ・
 ・
 ・

幸晴「よしっと…故障も直したし…」パァァァ

AD「ゆきしゃまぁ…」

幸晴「じゃあお姉さん、もう会わないだろうけど、さようなら」


 【直下 コンマ判定】
 そして学校に戻ってきたら…
 1~3 別に何もねえ
 4~6 校内新聞で依姫と百合が大人気に!
 7~9 校内新聞に載った依姫と百合の影響で、アイパ部にファンがついた!?
  0  校内新聞の件で叱られた…。健全なことをしなさいって…


 ――アイパ部部室――

モブ男子A「あの、これどうぞ!」

モブ男子B「百合ちゃーん!」

モブ男子C「島津さん、これ…良かったら使ってください!」

夜子「ああもうっ、鬱陶しい! 透!」

透「…」コクッ

 キュッキュキュッ

看板『アイドルと話したければ授業か、個人的に』

看板『部室に入りたくば野老幸晴を倒すべし』

幸晴「えっ?」

モブ男子A「覚悟しろー!」

幸晴「ちょっ…!?」

桜花「ちやほやされてラッキー」

依姫「こんなにプレゼントもらっちゃったー」ホクホク

百合「何だか…申し訳ないです…」

時音「…」モグモグ ←もらったお菓子を食べてる

夜子「はあ…これだからミーハーっていうのは…」

夜子「番組がオンエアーしたら、もっとすごいことになりそうね…」

夜子「【安価下2】」

 1 さあ、今日も練習をするわよ
 2 今度はちゃんとしたライブをしたいわね…


夜子「今度はちゃんとしたライブをしたいわね…」

夜子「あんなバラエティーもどきのテレビじゃなくて、ちゃんとお客さんがいるライブ…」

依姫「やろうぜ!」

桜花「えー…だりぃ…」

百合「桜花ちゃん」

桜花「むぅぅ…」

時音「まずいなこれ…」


 【安価下2】
 1 よし、何かないか探そう
 2 ゆっきーに探させとくよ
 3 まあ、それはそれで後回し
   A 体力作りするでー
   B ダンスの練習するでー
   C 歌の練習するでー


夜子「何か、ライブに出られないか探しましょうか」

依姫「えー? ゆっきーにやらせりゃいーじゃーん」

桜花「いや、違う…! ここで取るべき行動は、探すと言いながらそれで時間を潰してサボること…!」

依姫「おお、さすが桜花」

百合「口にしちゃった時点でアウトなんだけど…」

時音「せこいこと考えてんじゃねえよ、いつまでも」

夜子「うーん…何かないかしら…」


 【安価下2】
 1 U20パフォーマンス大会…?
 2 全国高校生アイドル選手権…?
 3 町おこしイベント…出演者募集…?


 【直下 コンマ判定】
 1~5 日本一治安の悪い天宮市でやるみたい…
 6~0 某市のアーケードでやるみたいね

SAMURAI


夜子「町おこしイベント…出演者募集…?」

依姫「あ、何かほのぼのしてそう…」

桜花(町おこし…ジジババばっかり…ちょろい…?)

百合「地域活性化は大事ですね」

時音「場所は?」

夜子「天宮市…というところみたいね。知ってる?」

依姫「どこ?」

桜花「知らない」

百合「聞いたことないですね」

時音「知らね」

透「…」つ日本地図

夜子「あら、日本海側ね…」

依姫「へえー」

夜子「じゃあ、とりあえず、これに出演してみましょうか…。えっと、開催日が…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 1週間後だと!?
 4~6 2週間後だって
 7~9 1ヶ月の猶予があるぜ!


夜子「1週間後!?」

依姫「時間ねえー…」

夜子「今度の日曜日で…土曜にリハ…」

夜子「しかも、金曜の夜には移動もしないといけないから、正味4日?」

桜花「うげえ…」

百合「何だか、急に忙しくなっちゃいましたね」

夜子「けれどこれくらいの方がいいのかも知れないわね」

透「…」チョンチョン

夜子「透? 何かしら――って…」

依姫「どした?」

夜子「…30分のステージ…今、あるのは3曲で、合計でも14分程度しかないから…せめて、あと1曲必要…」

桜花「…てことは?」

百合「4日で新曲を作って、歌を覚えて、踊れるようにしないと…いけない…?」

夜子「…そういうこと…ね…」


 【安価下2】
 1 作戦会議!
 2 とりあえず作曲に移る! 他は練習!


夜子「わたしは、急いで作曲をするから、あなた達は練習をしてちょうだい」

夜子「あと、野老幸晴を呼び戻して、きっちり仕上げること」

桜花「えー?」

依姫「色々やったんだし、今日くらいゆっくり…」

夜子「さあ、早く」

百合「観念しましょう、2人とも」

時音「だる…」


 【安価下2】
 どんな曲作ろう…?
 1 逆境なんか跳ね返せ、っていう力強い感じの
 2 無口な男が何を考えてるか分かんないよ、つくづくっていう心情の曲
 3 その他、どんな感じでやるよ?


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ぐぬぬぬ…! ほんとによく分かんねえ! 手がつかない!
 4~6 う、うーん…うーん…難産の予感…
 7~9 ほんともう喋れよ、っていう日頃の鬱憤をぶつけたらはかどった


夜子「ぐぬぬ…」

透「…」

夜子「…」チラッ

透「?」

夜子「…」チッ

透「!?」ガタッ

夜子「喋りなさいよ…」

透「…」

夜子「もう…」


 【安価下2】
 1 退校時間まで粘って続ける
 2 いや、落ち着け。焦っちゃいけない。気分転換に体を動かしがてら、ダンスの練習をしておこう
 3 家に帰って落ち着いた環境で続けよう


 ――高円宮家――

 ポロロン
 ポロロロン

夜子「落ち着いてやらないと」

透「…」つオヤツのブタメン

夜子「なあに、これ」

透「…」

夜子「庶民のおやつ?」

夜子「おいしいのかしら?」

 ズズズッ

夜子「…おいしいっ…」

夜子「このチープさの中にたっぷり詰め込まれた、何とも言えない何か…!」

透「…」グッ

夜子「…」モグモグ

夜子「…って、ここまで落ち着く時間はないのよ!」

透「…」アタフタ

夜子「あなたが慌てる必要もないわよ」

透「…」ホッ


 【直下 コンマ判定】
 1~6 難産だぜぇ…
 7~9 透にかき乱されたお陰で逆に進み始めた!


夜子「」プシュ-

透「…」チョンチョン

夜子「Zzz…」

透「…」スッ ←毛布をかけた

透「…おやすみなさい、お嬢様」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 どんどん焦っちゃうやこたん
 7~9 寝て起きたら、何か急に浮かんできた


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:45 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:55 Vo:65
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:34 Vo:44
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:46 Vo:37
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:68 Vo:55
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 楽曲:『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 楽曲:『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 楽曲:『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人


夜子「ふわぁぁ…いけない、眠っちゃってたわね…」

夜子「早く作らないと…」

 ポロロン
 ポロロロン

夜子「あら?」

夜子「…」

夜子「何だか自然と…出てくる…」


 【直下 コンマ判定】(難産によって、最低値が4で固定)
 コンマ一桁で判定
 1<0 曲のデキ


 【安価下2】
 ほんともう喋ってよ、もどかしいなあ!
 って、気持ちで作っちゃった曲のタイトルおなしゃす!
 デキは「4」


夜子「できた…『クチナシの果実』――うん、タイトルはバッチリね」

夜子「個人的なデキは4ってところだけれど…とりあえず、これで最低限はできたはず」

 コンコン

透「…」ガチャ

透「!?」

夜子「何を驚いてるのよ?」

透「…」

夜子「すでに起きてたから?」

透「…」コクコク

夜子「…急がないと遅刻しちゃうわね。登校するわよ」


 【安価下2】
 さあ、新曲の練習やるでぇ!
 1 ゆっきー、完璧なフリつけろや! フリできるまではライブ向けの練習しとくやで!
 2 フリができるまでは新曲の歌の練習しとくで!
 3 ええい、フリなんてニュアンスだ! とりあえず、形にしてくんだぜ!


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:45 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:55 Vo:65
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:34 Vo:44
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:46 Vo:37
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:68 Vo:55
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 楽曲:『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 楽曲:『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 楽曲:『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 楽曲:『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人


幸晴「こんなで大丈夫かな…?」

幸晴(ダンスが手抜きな感じしちゃう…曲調は割とノリがいいのに…)

幸晴(急場凌ぎ…は分かるけれど…でも、何だかなあ…)

夜子「桜花、声が出てないわよ」

桜花「うぐぅ…」

依姫「なーなー、ここのとこ、こんな感じでやんのは?」フリッ

百合「でも…それはちょっと雰囲気が違うような…」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 ぐちゃぐちゃやなあ…
 6~9 ま、まあ…なんとなーくは…


幸晴(正直、見てらんない…)

夜子「あと3日…急がないとダメね…」

夜子「もう1回、通してやるわよ」

依姫「うひぃぃ…」

桜花「鬼ぃ…」

百合「大変ですね…」

時音「…こんなでいいのかよ?」

幸晴(おっ?)

夜子「こんなで…というのは?」

時音「手抜きだろ、これ」

夜子「手抜きではないわよ。徐々に形にしていくんだから」

時音「形になってねえだろ」

夜子「だからしていくの」

幸晴「まあまあ…。どっちも言い分はあるけど…このままじゃ、ちょっと…」

夜子「じゃあ、どうしろって言うの?」

幸晴「時間がないから難しいけど…僕は、ちゃんと考えてやった方がいいと思うよ」

幸晴「そもそも地力が備わってないのにこんなフリーダムにやってても、急場凌ぎの見苦しいものにしかならない」

百合「でも…時間がないし、こうでもして進めないと…それこそ、本番で恥をかいてしまいますよ」

夜子「そうよ」

時音「やってらんねえだよ…。ニュアンスって何だよ、ただの手抜きのてきとうだろ」

桜花(修羅場の予感…)

依姫(こういう空気って苦手なんだよなあ…)

夜子「【安価下2】」

 1 時間がないんだから、このままやるしかないじゃない
 2 …確かに少し、焦りすぎてるかも知れないけれど…かと言って、具体的な解決策があるの?
 3 その他、自由台詞

ゆっきーのフリができるまでは新曲の歌の練習しとくで!


夜子「…分かったわ」

夜子「だったら、歌の練習をしましょう。ダンスは野老幸晴、あなたが1秒でも早く、考えなさい。フリができ次第、それを覚えるわよ」

桜花「じゃあ、これまでのは?」

夜子「歌以外は忘れなさい」

依姫「いやいやいや、それはないっしょー」

百合「でも…現実的かと」

時音「あっちやってこっちやって…ぐだぐだすんじゃねえよ」

夜子「…さあ、やりましょう。野老幸晴、早くなさい」

時音「おい!」

夜子「…何かしら?」

時音「そうやって振り回すんじゃねえって言ってんだよ」

夜子「結果的にそうなってはいるけれど、振り回そうと思って振り回してるわけじゃないわよ」

時音「そういう問題じゃねえ」

百合「お2人とも、喧嘩は…」

幸晴「分かったよ、分かった分かった! 2時間でやるから…。何となくでやってた、あれを取り入れれば混乱もないでしょ?」

幸晴「そうするから、喧嘩なんかしたって時間のムダだからやめてよ…。外で考えてくるから…」

 ガララ
 バンッ

桜花「ゆっきー先輩、いらってた」

依姫「いらってたなあ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 割ときまずい雰囲気
 4~6 なんとなーく、きまずい雰囲気
 7~9 でも、ムキになるほど時音がマジメにやってるってことだし…いい傾向だよねって考えたらやこたんは心を広くもてました


夜子「5分だけ、休憩にしましょうか」

透「…」つ喉にいいお茶×人数分

時音「…」イライラ

夜子「…時音」

時音「んだよ?」

夜子「…ごめんなさい、少し焦ってたわ」

夜子「でも…あなたがどうでもいい、じゃあなくて…あれほどムキになってくれて、ほっとしたわ」

時音「ああ?」

夜子「それだけ、真剣なんだものね。がんばりましょうね」

時音「…」ケッ

夜子(でも…時間が足りないのよね…)

夜子(2時間でやるって言いながら、もうとっくに時間がすぎてるし…)

夜子(この調子だと、ダンスは明日に持ち越し…となると、2日でやるしかない…)

夜子(他のもきちんと詰めておきたいし…)


 【安価下2】
 1 いや、焦っちゃいけない。ハードワークはダメだよね
 2 こうなったら…朝練か。朝練しかないのか
 3 高円宮家の財力を使って、練習用スタジオをとってみっちり明日からやろう。退校時間に縛られず、夜中まで!


夜子「皆さん、明日からは朝練をするわよ」

桜花「あ…朝練…だと…?」ゴクリ

依姫「マジで…?」ガタガタ

百合「何時からにしますか?」

夜子「そうね…。7時とか」

桜花「死んだ」

依姫「起きられねえよぉー…」

時音「…」

夜子「あら、だったら透を差し向けて叩き起こしに行かせるから安心なさい?」

透「…」コクッ

桜花「」

依姫「マジでかぁ…」

 ガララッ

幸晴「できた…」ヨロッ

夜子「朝練、明日から7時に集合よ」

幸晴「え」

幸晴(朝7時? この後、バイトに行って、退勤が3時で…ボルトの朝の散歩があるから5時半には起きないといけない…?)

幸晴(2時間半しか…寝られない…!?)

夜子「透」パチッ

透「…」ガチャッ ←ビデオカメラセット

夜子「野老幸晴。踊りなさい。この映像データを共有して、各自、予習をしておくこと」

幸晴「…」

夜子「それで、今日は終わりにしましょう。遅刻は厳禁よ」


 【安価下2】
 1 そして、天宮市町おこし前日へ!
 2 いやまだや!


幸晴「わんつーすりーふぉー、桜花が揃ってないからやり直し」パンパン

桜花「うぐぅ…」

幸晴「あと百合も、ごまかしてた。それもなし」

百合「はいぃ…」

幸晴「時間ないからすぐやるよ。最初の立ち位置~」

夜子「はぁ…はぁ…」

幸晴(朝練もやって、放課後もみっちりやって…疲れてるなあ、皆…)

幸晴(体力的にまだ余裕がありそうなのは時音くらいか…)

依姫「きっちぃ…」

幸晴「弱音は吐かない。やるよー」

幸晴「わんつーすりーふぉー…」

透「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 皆さん、疲れてますなあ…
 4~6 くたくたになりながらの練習…
 7~9 疲労感と充足感がいい塩梅。形にはなってきたし


夜子「…」

依姫「死ぬぅ…」

桜花「」プシュ-

百合「はぁ…はぁ…」

時音「…」モグモグ ←まだ元気

幸晴「ちゃんと、マッサージしないと疲れが明日に残るよ」

夜子「わ…分かってるわよ…」

幸晴「じゃ、今日はこれで終わり。僕、バイトだから先に帰るよ」

 ガララ

夜子(厳しいわね…残された猶予は、明日の出発まで…)

夜子(出発時間が18時だから…放課後も2時間弱しか練習はできない…)

夜子(となると、朝練を合わせても3時間と少ししかない…)

夜子(不安ね…。これで大丈夫かしら…?)


 【安価下2】
 1 いや、ハードワークはダメだ…。ただでさえ、全員疲れてるんだし
 2 これから夜通し練習をして、朝練はなしで、仕上げに明日の放課後ということで


 ――高円宮家――

夜子「疲れた…」

透「…」モミモミ ←マッサージ中

夜子「透…どう思う?」

透「…」モミモミ

夜子「…危ないわよね?」

透「…」モミモミ

夜子「…そう、答えないのね、やっぱり」

夜子「少しくらい喋ればいいのに」

透「…」モミモミ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 心配性のパパンがまた…
 4~6 疲れきってるのに姉ちゃんが…
 7~9 ハードワークの達人、お兄ちゃんが現れた

ははさまか


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 透のマッサージ中に寝ちゃったら、ものすごく翌日は元気になったよ
 奇数 パパンと姉上がダブルでうざがらみしてきおった…
 ※0は偶数扱いだよ


夜子「疲れた…」

夜子「大丈夫かしらね…このままで…」

透「…」モミモミ

夜子「あなたは何も言わないし…」

夜子「嫌いよ…」

夜子「…」

夜子「…」

夜子「Zzz…」

透「…」モミモミ

透「…」

透「…」ナデ

透「…お嬢様なら、大丈夫です」ナデ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 まあ、やることはやったし…
 4~6 とりあえず、新曲はそれなりにはなった
 7~9 限られた時間内では万全になったんじゃないかね


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:45 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:55 Vo:65
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:34 Vo:44
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:46 Vo:37
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:68 Vo:55
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 楽曲:『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 楽曲:『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 楽曲:『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 楽曲:『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人

シャベッタアアア


 【安価下2】
 1 天宮市に到着!
 2 移動のリムジン車内でコミュる?


 ――リムジン――

透「…」ビクビク ←運転中

幸晴「…」pipipi

ボルト「ハッハッハッハッ」

百合「ボルト、いいコだね」ナデナデ

ボルト「わふっ」

桜花「…」ガチャガチャ ←グラバトしてる

依姫「リムジンすげー! 初めて乗った!」

時音「…」モグモグ ←オヤツ食べまくり

夜子「緊張感がないわね…」


 ↓1~3 アイパ部部員とのコミュ内容
 ※なければ「なし」でおkだよ


―――――

 一旦ここまでっす
 ありがとうございました

時音がグラスパーだったけど、あなたたち(依姫、桜花、百合)はグラスパーだったりする? もしくは知り合いがいる?

桜花にそれはどんなゲームなのか訊く


 そう、グラスパーってのは割と、本人が隠してる場合が多いのです
 それでも…>>362はやっとく?

 【安価下2】
 1 やったろう
 2 別の!(改めて1個だけコミュ枠をとるから併記とかしないでいいよ)


 【安価下2】
 じゃあ、代替コミュ内容
 1 >>365
 2 その他、自由内容

 今度こそ、休憩いってきまーす

一旦乙 生徒会長×幸晴 ┌(┌^o^)┐ ホモォ…
追加メンバーは学年上がってからの新入生が丁度いい
おまけ ハワードの墓参り レイン、ギルバート、ライト、アルマ


 桜トリックってのをちろっと見ちゃったけど…何やあれ…目覚めそうやったやんけ…
 あといずれ生徒会長は(>>1が忘れなければ)出るはずなんでご心配なく(?)

 ┌(┌^o^)┐にはならないはずだけどね…ゆっきーは野郎に興味ないはずだから

 再開準備中… ▽
 しばらくお待ちください ▽


夜子「やるべきことはやったのだから、堂々とやりましょう」

夜子「何も完璧を求めているわけではないわ。本番は文化祭…これはそのための練習の一環として、ベストを尽くす」

夜子「失敗をしたならば、それを糧にすればいいだけなのだから――って」

ボルト「わふ」ペロペロ

百合「きゃっ、ボルト…」←色々と舐め回されててエロい状態

依姫「グゴ-」←寝た

桜花「…」ガチャガチャ ←ゲームに夢中

時音「リムジンって冷蔵庫あんだな…」←冷蔵庫の中をあさってる

幸晴「…」チラチラ ←前屈みになりながらボルトと百合を見てる

夜子「ちゃんと人の話を聞きなさい!」

依姫「ふがっ…ん? 聞いてる聞いてる。いやー、居心地いいなあ、これ…」

夜子「全くもう…」

夜子「桜花、何をしているの?」

桜花「グラバト」

幸晴「…」ピクッ

夜子「ふうん…」

幸晴(しまった…持ってきてない…)

夜子「あら、どうしたの? 腰を浮かして」

幸晴「なっ、何でもないって…。それより、天宮市って…治安が日本一悪いらしいんだけど…大丈夫?」

夜子「透がいるもの。それに…あなだって」

幸晴「…まあ、そうなんだけど…」

夜子「それに某市だって、確かグラスパーの犯罪率が日本最悪なのよね?」

依姫「それマジ?」

夜子「グラスパーの知り合いって、皆さんはいるの?」

時音「知らね」フイッ

桜花「…」ガチャガチャ ←ゲームに夢中

依姫「うちのおとん、機関勤めで東京でずっと働いてる」

幸晴(東京支部で…島津…? …まさか、あの…島津っていう…あの人…? ヤバい…ここ、知られたら色々とあれだ…)

夜子「ふうん…」

幸晴「そう言えば…天宮市なら、ハワードさん達がいるのかな…?」ボソ

夜子「知り合いがいるの?」

幸晴「愉快な人らが…。……あっ…変態サムライもいた…」

夜子「変態サムライ…?」

幸晴「いやあれは…関わらない方がいいから、きっと…」

幸晴(でも嗅ぎつけてきそう…僕が関わってるの知られたら、紹介しろとかうるさそうだな…。避けよう…)


 【安価下2】
 1 さあ、町おこしイベント編だ!
 2 と、その前に天宮市到着からだよ!


 【安価下2】
 よく商店街で喧嘩大会を開催してるそっち系の危ないお兄さん(38歳)のお名前
 ※ゆっきーがガールズバー10万円分をかけて戦った時とか、デイモンが千景と戦った時に仕切ってたあの人だよ

ついに名前がついたか
ハワードたちは町起こしに参加してるかな


 ――天宮市・商店街・イベントスペース――

商店会長「いやあ…こんな若いコらが…。ありがたや、ありがたや…」

垣沼「明日の13時から、キミら入れて3組がこのステージでパフォーマンスしてもらうことになってるから」

垣沼「それでアンケートで1位になったら――」

幸晴「ガールズバー」ジロッ

垣沼「誰だ、お前?」

幸晴「あと3年なの覚えてますから」

夜子「何を言ってるの?」

垣沼(あと3年…? あっ…こいつ、あの時のガキか…。どんな縁だか…)

垣沼「はいはい3年な…」

垣沼(いちゃもんつけてうやむやにすりゃいいだろ…)

垣沼「で、えーと…これから一応のリハなんだけど、ライブだっけ? セトリくれ」

商店会長「じゃあ垣沼くん…あとはよろしく」

垣沼「ええ」

幸晴「セトリ…セットリスト? 忘れてた…どうする?」

夜子「そうね…」


 【安価下2】
 A 『rain dance』(バラード)
 B 『Shadow』(バラード)
 C 『戦国姫』(ダンス)
 D 『クチナシの果実』(アップテンポ)

 ※どんな順番でやるか決めてね
  例として「ABCD」だと、バラード2曲やった後で、ダンスナンバー、ノリノリ曲だぜいぇい!って感じになるよ

CADB


 セットリスト:『戦国姫』(4)→『rain dance』(2)→『クチナシの果実』(4)→『Shadow』(9)

夜子「これでいきましょう」

幸晴「最初にノリを掴んで、歌を聴かせて…呼吸を整えてからダンスナンバーを入れて、最後に1番デキのいい歌…」

幸晴「いいと思うよ」

垣沼「はいはい、じゃあ…すぐにリハやるから」

百合「よ、よろしくお願いします」

桜花「何かはずい…」

時音「…うまいもんねえのか、ここ」

依姫「にしても…こんなに堂々と見られながらのリハっていいのか…?」

夜子「さあ、やるわよ」

透「…」チョンチョン

音響「え? あんたがやるって?」

透「…」コクリ

音響「いいけど…」


 【直下 コンマ判定】
 参加者その1・ロックバンド『真城以外愉快な仲間達』の実力
 1~3 ボーカルの調子が悪そうだけどバンドとしての実力は高いな
 4~8 リハなのに圧巻
  9  あ、これ勝てないわ…
  0  幸晴「何でハワードさんが!?」

 【下2 コンマ判定】
 そして、もう1つのグループは…
 1~3 地元子供会の合唱。ほほえましいな、敵じゃあない
 4~6 地元オッサンバンド。選曲が渋い
 7~9 マジシャン? 顔を隠してる…

そうだ真城たち忘れてた!


真城「おい、何だよこのバンド名!?」

雲原「事実だろ」

音多「つかお前さー、そのカッコ何? すべりまくりだろ…。何でインディアン風なんだよ?」

夏「そう言ってやるなって、方向性を迷走してんだから…」

雲原「そうだな…」

音多「それもそうだな」

夏「だろ?」

真城「やだ、何か生暖かい!?」

 ワイワイ

幸晴「あの人達…すごい…」

桜花「かっけえ」

依姫「いやあれ…何あれ、町おこし…? プロじゃなくて…?」

時音「ロックは嫌いじゃねえな」

夜子「思わぬ伏兵ね…」

百合「それに…あのマジシャンの方…」

マジシャン「…」チャラリラリラ-

幼女A「すごーい」

幼女B「もっとやってー!」

マジシャン「ふっ…いいだろう…。明日はこのかいと――マジシャンXが良かったと、パパとママに言うのだぞ?」

幸晴「何であんなに、小さい女の子集めてるんだ…?」

夜子「ロリコンかしら?」

桜花「…ほう?」

依姫「桜花、ロリ体形だからちやほやされてみようとか考えてないよな?」

百合「体は大切にしなきゃダメですよ?」

時音「キモいだろ、ロリコンなんか」


 【安価下2】
 1 ホテルに戻って最終確認!
 2 え? ゆっきーが天宮市を知ってるって? じゃあ、案内してもらって観光しようぜー。観光場所あるか知らないけど
 3 え? ゆっきーが知り合いに会ってくる? ついてこっと
 4 ホテルに戻ってまったりするぜーい


夜子「透、あなたは彼女達についてなさい。治安が悪いみたいだから」

幸晴「来なくていいのに…」

夜子「いいじゃない、暇なんだもの」

透「…」フリフリ ←行ってらっしゃいって手を振ってる

夜子「さ、行くわよ」

幸晴「…」

幸晴(何だかなあ…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 SAMURAIに見つかった…
 4~6 ハワードに会いに行くつもりだったけど、『真城以外愉快な仲間達』と一緒にいるのを発見した
 7~9 ハワード達はお引っ越ししたらしい


ボルト「わふ」

幸晴「えっ!?」

夜子「どうしたの?」

幸晴「マズい――隠れないと…! こっち!」ギュッ

夜子「ちょっ、何をするの…! 手を放しなさい…!」

幸晴「いいから、あいつがくる…!」

ボルト「わふっ!」

 ザッ

銀侍「おお、幸晴ではないか!」

銀侍「知っているか、明日、町おこしがあるらしくてな。じぇーけーの5人組のあいどるがらいぶをするらしいのだ!」

銀侍「『どきじぇー』という略称の深夜ローカル番組での活躍を見てから、拙者、あのあいどるのふぁんでな、そうだ幸晴も――」

幸晴「えせサムライめ…」

銀侍「やややっ!? そ、そこの女子はもしや…百夜桜乃音姫の高円宮夜子嬢では!?」

幸晴「何でチェックしてるんだよ…サムライのくせに…」

夜子「あら、わたしのファン?」

銀侍「お…おお…あ、握手を!」スッ

夜子(こ…この手――何て汗まみれ…!?)


 【安価下2】
 1 握手しておく
 2 さりげなくスルーしておく

>>1『戦国姫』(4)→『rain dance』(2)→『クチナシの果実』(4)→『Shadow』(9)
「最初にノリを掴んで、歌を聴かせて…呼吸を整えてからダンスナンバーを入れて、最後に1番デキのいい歌…」
セリフ『戦国姫』と『クチナシの果実』逆になってません? 逆でもいいですけど


 >>407 しまった、すまん…! ミスってました…逆には、しませんので…

―――――

夜子「番組を見ていらっしゃったなんて、嬉しいわね。ところで、その格好…あなたは何なのかしら?」

銀侍「それよりも握手――」

幸晴「エセサムライだよ、エセサムライ…」

銀侍「エセではない!」

夜子「まあ、サムライ…。この現代にいたなんて。お目にかかれて光栄ね」

銀侍「おおふ…こ、光栄とは…///」テレテレ

銀侍「あ、明日のらいぶ、拙者は応援をしている! 是非とも、素晴らしいものを!」

夜子「ありがとう」

銀侍「ところで…その…拙者、これでも天宮市については詳しいのだが…ともに食事などは…」

幸晴「…行くなら、2人で行ってよ」ヒソ

夜子「…」

夜子「【安価下1】

 1 申し訳ないけど、用事があるの。またいつかね
 2 …あら、聞こえませんでしたわ。何と?
 3 その他、自由台詞


夜子「申し訳ないけど、用事があるの。またいつかね」

銀侍「そこを何とか…!」

 カプッ

幸晴「ピ---」←自主規制ではなく、指笛

 バサァッ

銀侍「ぬっ!? 緑丸…!?」

 バサバサッ

銀侍「痛いっ…ど、どうしたのだ、緑丸…!? 痛い痛い、そう突つくな…!」

幸晴「じゃ、これで…」

ボルト「わふっ」

夜子「ごきげんよう」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 ハワードが不在らしい。ちなみにお引っ越ししてるんだよ
 6~9 ハワードのお宅(新築)に到着


 ――天宮市・ロックフェラーカンパニー――

 ドド----ン

幸晴「でかっ…」

夜子「別に普通の5階建てのビルじゃない」

幸晴「起業したって聞いた時は驚いたけど…こんな自社ビル建てちゃうとか…」

幸晴「しかも、ここも住所だし…前のお家も広かったけど…スケール大きいな…」

 ガララ

幸晴「こんにちはー…」

夜子「1階が事務所? 誰もいなさそうね…。広々としてるけど、その割に、ものも少ないし…あまり従業員はいないのかしら?」

幸晴「呼び鈴がある…」

 チリ----ン

夜子「どんな知り合いなの?」

幸晴「前のバイト先で会った人なんだけど、アメリカ人のすごく大きくて、強いグラスパーで…」

夜子「あなたの知人って…変なのが多そうね」

幸晴「…キミに言われたくない…」

 スタスタ…

千景「いらっしゃい」

幸晴「あ、どうも…」

幸晴(あれっ? こんな人…いたっけ…?)←実は千景と初対面

千景「ご要件は?」

幸晴「え、あ、えっと…ハワードさん、いますか?」

千景「ボスのお知り合いか。失礼をした。案内をしよう」

幸晴「ボルト…あげてもいいですか?」

千景「…大丈夫だ」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 真城達と宴会真っ最中だった
 6~9 やっとハワードに会えたよ

外国人にちょちょいと刀を触らせると日銭は簡単に稼げるらしいよ
つーか一回サムライ関係のとこで出てきた女の子めっちゃ気になってるんですけど!


 ――天宮市・ロックフェラーカンパニー・3階・リビング――

幸晴「お久しぶりです」

ハワード「…ああ」

幸晴「えっと…近くまで用があって来たんで、挨拶しておこうかなって…」

ハワード「ゆっくりしていけ。…そっちは?」

夜子「はじめまして。高円宮夜子と申します」

幸晴「えっと…クラスメートで、部活を一緒にしてて…その部活繋がりで、こっちに来たんです」

 ドタドタ

政仁「おお、ゆっきー! 久しぶりだなー!」ガシッ

幸晴「どうも…」

政仁「あれ? こっちのねーちゃん…こないだ、『ドキ☆J』出てたような…」

幸晴「何でローカル局の深夜番組なのに、こんなに視聴者多いの…?」

 スタスタ…

凪「うるっせーんだよ、バカ! ドタバタすんな! 勉強中なのに!」

幸晴「あ、凪くんも久しぶり。勉強本当にしてるの? いつもグラバト…」

凪「は? よ、余計なこと言うなし…!」

ハワード「…そうか、勉強をしているとか言ってゲームをしていたのか。千景、没収をしておけ」

千景「了解した、ボス」

凪「やめろし!」

千景「…」スタスタ

凪「ちょっ…千景、待てよ! おいー!」バタバタ

夜子「…賑やかね」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 怪盗ロキ一味もいた
 4~9 何となーく、手持ち無沙汰


 >>421 あの判定の、あの台詞さ、ゆっきーだったんだ…それに考えてみよ、サムライに女の子が寄りつくはずないじゃないか(真顔

―――――

幸晴「それで学校にまた行けるようになって…」

ハワード「そうか…」

政仁「おいちびっ子ー、俺にもさせろよ」

凪「うるせえ、邪魔すんな!」

千景「開き直ってゲームをするのはどうなんだ、凪」

 ワチャワチャ

夜子(まあ…当然だけれど…何となく、疎外感ね)

夜子(そもそも、興味本位でついてきちゃっただけだし…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 邪魔しちゃ悪いし、こっそり帰ったよ
 4~6 ゆっきーのあんまり知らなかった顔がいっぱい見られたなーって思った、やこたんだった
 7~9 ボルトが暇そうにしてる夜子をみっけて、遊んで欲しそうに寄ってきた


夜子「それでは、お邪魔しました」

千景「いいのか?」

夜子「ええ、大丈夫ですわ。よろしくお伝えください。それではこれで」

 スタスタ…

夜子(ロシアの雪原を歩いて…見知らぬ外国の土地で、ビクビクしながら過ごす…だったかしら…?)

夜子(野老幸晴…彼は一体…今まで、どんな経験をしてきたのかしら…?)

夜子「…」

夜子「まあ、いいわね…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 天宮市の治安の悪さは日本一ィ!
 4~6 帰り道、同じ年くらいの女の子と遭遇した
 7~9 無事にホテルまで帰った

>>424
あ、デイモン編の時に出てきたサムライのこと名前呼びの幼なじみ風の子のことっす
あれ、出てなかったかな…なんかコンマ表だったような気がしてきた


 >>429
 ??「銀侍っ…! こんなところで何してるの。注目されてるし…帰ろう」銀侍「し、しかしっ! 拙者は金がなければ――」
 はね、
 幸晴「銀侍っ…! こんなところで何してるの。注目されてるし…帰ろう」銀侍「し、しかしっ! 拙者は金がなければ――」
 ってことだったんだよ。ゆっきーの口調なのさ、これ

―――――

夜子(もう一目だけ、明日のステージを見てから帰ろうかしら…)

夜子(意外と賑やかな町ね…。確か、日本一、治安が悪い…だったかしら?)

夜子(別にそんな感じは――)

夜子「きゃっ…!」ドンッ

 ドサッ

夜子「いきなり、何――って、あら? カバンが…ひったくり…!? 待ちなさい!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 追いかけてったら迷子になった上、カバンもひったくり犯も見つからず
 4~6 カバンとられたぁ…(泣
 7~9 颯爽と現れた紳士がひったくりを捕まえてくれた


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 怪盗ロキが日本にいるとの情報をキャッチした、鉄の精神の男が捕まえてくれた
 奇数 ひったくりはただの陽動! 高円宮の娘を誘拐して身代金を略取しようとした犯罪組織の仕業だったのさ!
 ※0は偶数扱いなんよ


夜子「確か、こっちの角を曲がったところに…」

夜子「薄暗いわね…ここ…」

夜子「ひったくりなんて日常茶飯事なのかしら…?」

夜子「ああもう、こういう時に限って透はいないし…」

 シュタッ

夜子「?」クルッ

 ゴスッ

夜子「っ…」

 バタッ

 ・
 ・
 ・


 【安価下1】
 さて、幸晴、透が動くのは確実として
 ハワード・ファミリーやサムライまでいるタイミングで夜子たんを誘拐しようとした、哀れな犯人の名前は?


 日本人が好ましかったんで、申し訳ないですがずらしますね

―――――

 ――天宮市・どこかの廃屋――

夜子「っ…」

蹴爪「お目覚めかい、高円宮のお嬢さん」

夜子「あなた…わたしを高円宮と知ってのこと…?」

蹴爪「だったら?」

夜子「…残念ね、五体満足で済めばいい方よ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あれ、意外と来るの遅い
 4~6 ほら、もう透がきた
 7~9 ゆっきー&透が揃い踏みで同時に駆けつけた
  0  オーバーキラーズ(魔王&守護者&BOSS&SAMURAI)が集合したよ


 ドッゴォォォンッ

蹴爪「何っ…!? ま、まだ犯行声明も、身代金の要求もしていないのに…」

夜子「全くもう…目が覚める前に大体、こういうのは終わっていたのに…知らない土地だと、透でも少し遅れるのね」

透「…」スタスタ

蹴爪「ち、近づいたら殺すぞ!」

蹴爪「お前っ…高円宮のもんだろ? だったら、ここに現金で1億円持ってこい…!」

夜子「あら、わたしがたったの1億円?」

蹴爪「はっ…?」

夜子「30億は最低でもいただこうっていう腹づもりじゃないと…。小物ね」

夜子「1銭たりとも手に入れることはできないでしょうけれど」

透「…」ゴキゴキィッ ←指の骨鳴らしまくり

夜子「透、早くやっておしまい。このロープ、少し痛いのよ」

透「…」コクッ

蹴爪「く、来るんじゃねえ…!」


 【安価下1】
 哀れなこの方の異能とは!?


透「…」ザッザッ

蹴爪「来るなって、言ってんだよぉおおおおお――――――――――――――っ!」

 蹴爪が拳を突き出すと、その肘から先が分離して透へと向かっていった。
 透は難なくそれを捕まえるが、そこに纏われていた星のチカラが塊になって透を殴りつける。

 ドゴォォッ

蹴爪「バーニッシュ・インクリース…!」

透「…」コキコキ

蹴爪「――はっ…? 直撃したのに…」

 平然としている透に蹴爪がたじろいだ。
 未だに透が蹴爪の飛ばされた腕を掴んでおり、文字通り、手が出ない状況になって尻込みをする。

夜子「透はね、あなた如きが逆立ちしたって勝てるようなヤワな男じゃないのよ」

透「…」コクッ

蹴爪「く、来るな…!」

透「…」スタスタ

蹴爪「来るんじゃねえよぉおおおおおおお―――――――――――――っ!」ダンッ

 蹴爪がピラーを発動し、透を突き上げる。
 だが、素早く透はそれを足場にして飛び上がり、さらに円盤を放った。
 一瞬で円盤が蹴爪の全身を切り刻み、血が噴き出す。落下しながら透が片手で大きな円盤を掴み、真上から振り下ろす。

 ズッバァアアアアアアッ

蹴爪「っ…か、は――」

 ドサァッ

夜子「もうっ…血で汚れちゃったじゃない…。早くほどいて」

透「…」グイッ

 ブチィッ

透「…」フキフキ

夜子「さて…じゃあ、ホテルに戻りましょうか。お腹もすいちゃったわね。早く戻って――」

透「…」つ腕時計

夜子「…もう遅い時間ね」

透「…」フリフリ

夜子「えっ…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 出番まで、あと10分とかいう、差し迫った状況
 4~6 出番まで、あと1時間とかいう、ギリギリなお時間
 7~9 もう日付は変わってるのよ。猶予はあるけどね


夜子「12時50分…」

透「…」コクッ

夜子「お…お昼の、12時50分…?」

透「…」コクッ

夜子「あと10分で出番じゃない! 急いで戻るわよ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 …あ
 4~6 うん…?
 7~9 ふう…


―――――

 キリが悪いって? でも今夜の本編はここまでっす
 ありがとうございました


 えー、さてと…
 本編も終わって、お手洗いも済ませたことですし…

 【安価下1】
 1 じゃあ、後半のグラバト人気投票に移りましょうか?
 2 オマケ投下してけ
 3 恋せよ、乙女


 【安価下2】
 1 恋せよ、乙女~ファミリー旅行で近づこう~
 2 恋せよ、乙女~さっぱり振り向いてもらえない同志と出会った~
 3 恋せよ、乙女~その他、何か作戦とかネタありゃ>>1におせーて~

おっと、下1だったぜべいべー

連投して取るのはどうなの……
後半の人気投票ってどうゆうことですか?
また人気投票やるのかそれとも人気投票の結果に応じてって奴か


 >>464
 下1だったんで、まあ変わりゃしないだろうという判断でごぜえます
 あと人気投票って言葉足らずだったね、申し訳ない。要するに、連作オマケのグラバト人気投票編っちゅーことです。その後半って意味で

 とりあえず恋せよ乙女、はーじまーりまーす
 ので、少々お待ちくだされ…


 ――恋せよ乙女~ハワードファミリー、京都へいく~――

凪「京都旅行って…修学旅行で行くんだけど…」

政仁「すげー、なーなー、この…なんとか寺? 高いとこにあんだな!」

千景「清水寺、だ。清水の舞台と言われている」

凪「だから、行く予定あんのに何で京都なんだよ…」

ハワード「…高いな」

千景「思い切って何かをすることを、清水の舞台から飛び降りるつもりで…などと言うらしい」

凪「だーかーらー」

政仁「おいちびっ子、あっちも行こうぜ!」グイッ

凪「話聞けよ…」ズルズル ←引きずられてく

千景「勝正もアベルも来られずに残念だったな、ボス」

ハワード「…別に構わない」

千景「…勝手に決めてしまったが、他にどこか、行きたいところはあっただろうか?」

ハワード「特にない。さっさと行くぞ」

千景「ああ」


 【安価下1】
 1 焦らずにやるぜ。とりあえず、京都旅行として楽しむのだ
 2 縁結びで有名なお寺さ来たどすえ
 3 凪にハワードと2人にしてほしいとこっそり相談してみる


千景「凪」チョイチョイ

凪「…何?」

千景「ボスと、どうにか2人きりになれないだろうか?」

凪「は?」

千景「2人きりにしてほしい。どうにかならないか?」

凪「…なろうと思えばなれんじゃん」

千景「いや、バカの行動が読めない。邪魔はされたくない」

凪「…」

千景「何か」

凪「…ハワードと2人…」

<なーなーハワード、あの滝すごくねー?

<おっ、あっちのお姉ちゃんすげー美人! なあ、ハワード、どれが1番?

凪「…それ、実質、俺にバカ相手しろって言ってる?」

千景「…結果的にはそうなると思われる」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 凪「ヤダし、バカの相手なんか。自分でやれよ」
 4~6 凪「…じゃあ、バカと別行動するから小遣い。はずめよ」
 7~9 凪「……新京極ってとこで、バカ連れて土産見とくから、その間にハワードと店とか見て回れば?」


凪「…じゃあ、バカと別行動するから小遣い。はずめよ」

千景「…1000円でいいか?」

凪「中学生なめんな、2倍寄越せ」

千景(2倍でいいのか…凪、ちょろいな…)

千景「これでいいな?」つ英世2人

凪「んじゃ、バカ連れて、適当に時間潰すから」

千景「助かる」

凪「…でもハワードって、なびかないと思うけど」

千景「これは勝負だ。負けるわけにはいかない」

凪「勝負って?」

千景「…凪にはまだ早い。感謝する」

凪「…あっそ」


 【安価下1】
 1 お土産屋さんをハワードと一緒にまわるよ
 2 宇治茶の喫茶店だって!
 3 その他、どんなとこで、どうやってハワードと過ごす?


ハワード「うじちゃ? …ウジ…?」

千景「ボスが想像するものとは関係がない」

千景「京都には、宇治という土地がある。そこのお茶がとても有名だ」

千景「そしてこの喫茶店では、質の高い宇治茶と、お菓子を出してくれる」

ハワード「…そうか」

千景「凪がバカに連れられてはぐれてしまったから、落ち合うまでここでゆっくりしようと思うのだが」

ハワード「…いいだろう」

 カランッ

千景「コーヒーばかりボスは飲むが…日本のお茶はどうなんだ?」

ハワード「…飲んだことがない」

千景「口に合うといいが…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ハワード「…まずい」
 4~6 ハワード「…にがい」
 7~9 ハワード「…うまい…?」


ハワード「…にがい」

千景「…まずいか?」

ハワード「…そうではない」

千景「では、その苦味がうまかったり…」

ハワード「…しない」

千景「…」

ハワード「…にがい」

千景「…そうか」シュン

千景(悪くはないが、良くもない…か)

千景「【安価下1】」

 1 こういうのは、日本の伝統的な甘いおかしと食べることで、よりおいしくなるはずだ。注文しよう
   A 宇治抹茶ロールケーキ
   B 抹茶ぜんざい
   C その他、どんな和菓子?
 2 ボス、京都のガイドマップを用意してある。どこか、行きたいところはあるだろうか?
 3 その他、自由台詞


千景「こういうのは、日本の伝統的な甘いおかしと食べることで、よりおいしくなるはずだ。注文しよう」

ハワード「…見繕え」

千景「…では、この宇治抹茶ロールケーキで」

ハワード(日本はロールケーキが伝統的なおかしなのか…?)

 ・
 ・
 ・

店員「お待たせいたしました」

千景「ボス、お茶と一緒に召し上がってくれ」

ハワード「…」カチャ

ハワード「…」パクッ

 モグモグ

ハワード「…」

千景「そこで、お茶を一口」

ハワード「…」ゴクッ

千景「どうだろうか?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ハワード「…別に変わりはしない」
 4~6 ハワード「…組み合わせはいいが、好きではない」
 7~9 ハワード「…うまい」


ハワード「…組み合わせはいいが、好きではない」

千景「…そう、か…」

ハワード「…それより、凪とバカはまだうろついているのか?」

ハワード「さっさと呼び戻せ。時間がなくなる」

千景「…分かった」

千景「今、電話をしてみる…」

千景(ボスに甘味はあまり効果がない…か)

千景(だが…まだ明日がある。諦めるにはまだ、早いはず…)


 【安価下1】
 1 高校を卒業してから堂々と酒を飲むようになったハワードと一緒に、京都の地酒を飲んで親睦を深める!
 2 がっついたらまたうざいとか言われかねないし…そうだ、湯上がりののんびりした時間を使っておしゃべりしよう
 3 その他、夜の旅館でできることで自由(18禁はNGだよ!)


凪「あー…いい湯だった…」ホカホカ

政仁「だなー…」ゴロゴロ ←お布団でごろごろ

ハワード「…」ホカホカ

千景「…」

千景(しまった…! 2人きりじゃなくなった…!)

千景(い、いやしかし…こういう非日常でのコミュニケーションは重要だとどこかで誰かが言っていた気がする…)

千景(それに、がっついたと思われたらまたボスにうざいと言われかねない…)

千景(凪とバカを交えつつ、わたしを意識させるような何かこう、うまい話題を提供することで…)

政仁「なーなー、こういうのって何か修学旅行っぽいよな! 夜だし、恋バナしよーぜ!」

千景(ストレートすぎる…!)

凪「何バカ言ってんだよ…。するかっつーの…。勝正がいればバカのストッパーになんのに…」

千景(勝正の話題…いやしかし、ボスは恐らく、わたしよりも勝正の方が重用をしている…この話題は何だか嫌だ…)

ハワード「…」

千景(一体、どんな話題を出すべきか…)


 【安価下1】
 1 恋バナ…あえての?
 2 勝正トーク?
 3 そうだ、旅行の思い出! これについて…
 4 その他、自由話題


千景「勝正も…いられれば良かったとはわたしも思う」

凪「だよな…」

政仁「折角だしなー」

ハワード「…」

凪「折角つーか…お前がいるからだっつーの…」

政仁「でもさー、かっちゃんいたら、あれこれ色々言いそうじゃねー?」

凪「あー…それはあるかも。この寺はなんとかかんとかという由来で…話を聞いてるのか、お前らーって」

政仁「ぎゃははっ、似てる似てる!」

ハワード「…」フフッ

千景(ボスが、勝正のマネで笑った!?)

凪「マジで、似てた? あーあー…コホン…」

凪「『いいかバカ、よく聞け。お前の頭でも分かるように説明をしてやる。この寺はなんとか何年に建立されて…話を聞け、バカども』」キリッ

政仁「あっはっはっ!」

凪「そんな似てる?」

ハワード「本当に言い出しそうだな…」

千景「【安価下1】」

 1 では、わたしも勝正のモノマネをする
   A 『ええいっ、どうしてこの雨戸はこんなに立てつけが悪いんだ!?』←ハワード・ファミリー、朝の風物詩より
   B 『これからの日本はどうなってしまうんだ…』←勝正の愛国心より
 2 勝正で連想ゲームというのはどうだろうか?
 3 その他、自由台詞


千景「では、わたしも勝正のモノマネをする」

政仁「ちーちゃんが? うわ、マジで?」

凪「千景、モノマネなんてできんのか…?」

ハワード「…」

千景「コホン…では、やるぞ」

千景「『これからの日本はどうなってしまうんだ…』」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 すべった…馴れないことはするもんじゃなかった…
 7~8 モノマネのデキはともかく、千景がやったことによるシュールな笑いがツボに入った様子
  9  大爆笑が起きた。ハワードまで手を叩いて大笑いをしてる。激レアや!


千景「…」

凪「…」

政仁「…」

ハワード「…」

千景「…すまない」

政仁「ちーちゃんだしな」

凪「まあ…馴れないことはしない方がいいってことだろ…」

ハワード「…」

千景「…」

政仁「まあいいじゃん、それよかさー、土産開けて食おうぜー」

凪「土産なのにここで食ってどうすんだよ」

政仁「だって食いてーじゃん」

ハワード「開けろ」

凪「マジで?」

千景「やろう…」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 そのまま夜は明けてしまった…
 7~9 こっそりハワードが何か囁いてきた


千景「生八つ橋…か。京都の名物だな」

政仁「これうめーんだよなー」

凪「へー…初めて」モグッ

凪「…うまっ」

政仁「だろー?」

凪「お前が誇ってどうすんだよ」

千景「ボス、食べないのか?」

ハワード「…笑わなかったが、おかしかった」

ハワード「お前がああいうことをするとは、思っていなかったぞ」

千景「ボス――」

政仁「ハワードも食えって、ほれほれ」

ハワード「うるさい。置いておけ。勝手に食べる」

凪「茶! 千景、茶、淹れろよ」

千景「あ、ああ…」

 トポトポトポ…

千景「コーヒーはないから、緑茶ですまない、ボス」

ハワード「ああ…」ズズ

 【直下 コンマ判定】
 1~6 そして、夜は明けた
 7~9 生八つ橋×緑茶のコンボでハワードはぐらっときたらしい!


 こ ん な タ イ ミ ン グ で ・ ・ ・

 【00】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 生八つ橋の新味(実際には多分ないよ!)のウイスキーボンボン味で意外にもハワードが酔っ払って…
 奇数 生八つ橋の新味(実際には多分ないよ!)のウイスキーボンボン味でハワード以外が酔っ払って…
 ※0は偶数扱いなんだよ


凪「何か…これ、変な味じゃね?」モグモグ

政仁「ういすきーぼんぼん…あじ?」

千景「凪はあまり食べない方がいい」

凪「ガキ扱いすんなし…」モグモグ

千景「ボス、口に合っただろう、か――って…ボス…?」

 モグモグ

凪「えっ…5箱も空いてる…? 食い過ぎだろ、ハワード!」

ハワード「…///」ヒック

凪「えっ…顔、赤くね?」

政仁「おおっ? ハワードが酔った?」

凪「ハワード、酔った?」

ハワード「酔うだと…? この俺が…こんな菓子で酔うはずがない…」ヒック

千景「ボス…横になった方がいい」

ハワード「千景…誰に指図をしている…?」

凪「いやでも…時々、酒飲んでたけど、そんなになったことないじゃん…」

政仁「いいじゃん、いいじゃん、酔っ払いの方がおもしれーし!」

千景「しかし、ボス…」

ハワード「俺が…酒も飲まないで酔うはずがない…」

ハワード「それとも、そうやっていつも…献身的に尽くして…本当に勝つ…つもりか…?」グイッ

千景「ぼ、ボスっ…?」

凪「うおー、ハワードが千景抱き寄せた…」

政仁「どうなるどうなるっ?」

ハワード「…だが…近くで見ると…お前は…」ジィィッ

凪「何これエロい…」

政仁「いけいけっ」

千景「ボス…? あまり見つめられると、照れる…///」

ハワード「こうして見ると…美人だな、千景…」

千景「ひゃっ…!?///」ボンッ

凪「嘘ぉーっ!? ハワードに、そんな感情あったの!?」

政仁「盛り上がってきたぁー!」

ハワード「はははっ…あははははっ…! 顔を赤くするな…ただの…戯れ…だ――」ドサッ

凪「寝た!?」

千景「ボス、ボスっ…!?///」

政仁「あっはっはー!」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 さっぱりハワードはこのことを覚えてませんでした
 7~9 何かやらかしたことはハワードはしっかり覚えてたようです
  0  あやふやな記憶から、何かしたことは覚えてて、何をしたか覚えてなくて、思い詰めるハワード


ハワード「…」ムクッ

 ズキッ

ハワード「…何故…俺はあんなこと…」

凪「Zzz…」

政仁「Zzz…」

ハワード「…」

 pi

TV『京都の生八つ橋の新味、ウイスキーボンボン味の一部商品でアルコールが通常の50倍もアルコールが混入されていた事件で…』

ハワード「…」

 ガチャ…

千景「もう朝だ、皆、起きて――」

ハワード「…」チラッ

千景「ボスっ…///」

ハワード「…このニュースのせい…らしいな」

千景「…ニュース?」

TV『ウイスキーボンボン味は商品を回収をした上で…』

千景「…そ、そうだったか…」

ハワード「…すまなかった」

千景「【安価下1】」

 1 あ、謝る必要などはない…
 2 …で…では、責任を取る…という方向で…いいのだろうか…?
 3 勝負は…わたしに優勢になったと…考えていいのか…?
 4 その他、自由台詞


千景「あ、謝る必要などはない…」

千景「そもそも…あれはわたしが買って、ボスに食べてもらおうと思っていたもので…」

ハワード「…そうか」

千景「…」

ハワード「…」

千景「…もう体は、大丈夫だろうか…?」

ハワード「…少し、頭痛は残っている。だが、問題ない…」

千景「それなら良かった…」

ハワード「…」

千景「ボス…」

ハワード「…何だ?」

千景「…その…」

千景「…ボスが、あんなに笑ったのは、初めて見た」

千景「…これからも…ボスのああいう顔を、見てみたいと思った」

ハワード「…」

千景「また、こうして旅行にきたい。連れていって、もらえるだろうか?」

ハワード「…ああ」

ハワード「…俺のそばにいる限り…また、いつか、連れてきてやる」

凪(いつまで寝たふりしてりゃいいんだろ…?)


 ハワードと千景は、少し距離が縮まったようでした。
 ――恋せよ、乙女。美人だとは言われたのだから、脈は多少はあるはずだ。


 いやはや…
 ハワードは、めっちゃ酒強い設定よ、一応…

 でもね、時々、ザルな人でも酔っ払っちゃうことあるやん?
 うん…ハワードはさ、ウワバミレベルで酒には強いけど【00】のせいでああなっただけだから…うん…

 じゃ、これで今夜は安価もコンマも終わりです
 ありがとうございました~


 ――オマケ・ロリコン紳士の執念――

デイモン「ハワード、いい加減、露崎にこちゃんに会わせてもらおう」

ハワード「断る」ギラッ

デイモン「ハハハ、冗談にしては目が本気すぎるぞ?」

ハワード「冗談ではない。断る」

デイモン「どうしてもか?」

ハワード「応じぬのならば、ぶっ飛ばす」バチィィッ

デイモン「ふっ…いいだろう。キミとて、俺の幼女への執念の前には立っていられなくなるはずだ」

ハワード「だったら、ぶっ飛べぇええええええええええ―――――――――――――――――っ!!」

 カッ
 ドッゴォォォォオオオオオオオオッ

デイモン「どこを狙った?」シュタッ

ハワード「!?」

デイモン「ガイア――!」

 ブワァアアアアッ
 ドッゴォォォォォッ

ハワード「っ…!」

デイモン「一撃では終わらんぞ? フィジカルでは圧倒的に劣る。手数で、攻めさせてもらう!」

 ドゴォォッ
 ドガァッ
 ズドドドドッ

ハワード「舐めるなァ…!」

 バチバチバチィィッ

デイモン「それも、お見通しだ――コート!」

 シュバァッ

デイモん「俺の幼女への執念、甘く見たな、ハワード・ロックフェラー!」

 ドゴォォオオオオンッ…

 ――で。

デイモン「はじめまして、にこちゃん」ボロッ

にこ「おいたん、だれ?」

デイモン「俺はデイモン・ファイアストーン。にこちゃんとお友達になりにきたんだ」キラリ--ン

にこ「うんっ! じゃあねじゃあね、おままごとね」

デイモン「ああ、いいだろう」

 ワイワイ
 キャッキャッ

ハワード「…」ギロォッ

凪「…ハワード、目、ヤバいことになってる…」

ハワード「黙れ凪」

凪「…でもさ…何で、総動員して見張るんだよ…?」

ハワード「にこに不審な動きを見せた瞬間、抹殺を許可する。ぶち殺せ」ゴゴゴ


 デイモンは心ゆくまでにこと戯れ、日が沈むまでハワード・ファミリーは全力で監視をしましたとさ。


 ――オマケ・酒豪2人――

 ガララ…

冬也「久しぶり…湊…」ゲッソリ

湊「おう、もう閉店だぞ。家に帰れ」

冬也「そんなこと言わずに…。用意してきたから…せめて、場所貸して…」←ビニール袋に大量の酒

湊「俺は明日も仕事だ、つきあってやれねえぞ」

冬也「そこを何とか…。3ヶ月も中東で追いかけ回されてようやくなんだよ…。お願い…つきあって…一升でいいから…」

ハワード「酒か…」←バイトしてた

冬也「湊じゃなくてもいいよ、この際…。タダ酒だからつきあって…」

ハワード「…いいだろう」

冬也「ほんと? やった、思わぬ酒飲み発見。じゃあ、大五郎の4リットル、3本空けるまで終わらないから」

湊「お前…肝臓壊すぞ…?」

冬也「3ヶ月分なんだからこれくらい一気に飲まないとやってらんないよ…。コップとかいいよ、ラッパね」

ハワード「いいだろう…」

冬也「かんぱーい」

 ゴツッ ←ペットボトル同士の乾杯

 グビグビグビ…
 ゴクゴクゴク…

冬也「っぷはぁーっ…これこれ…」

ハワード「安い酒だな…」

冬也「質より量だよ…」ヘッ

湊「…ゲロまみれになってたらぶっ殺すからな。んじゃあな。俺は寝る…」

 prrrr

湊「見計らったように電話してきやがって…」トットットッ

冬也「熱々でうらやましいこって…。でも、イケる口なんだね、ハワード」

ハワード「…普通だ」グビグビ

冬也「いや、なかなかつきあって飲んでくれる人いなくて…」ゴクゴク

冬也「そうだ…。大五郎終わったら、ウォッカとかもあるんだけど」

ハワード「いいだろう…。その袋の中の酒、全部飲み干してやる」

冬也「いいね…。こういう人、欲しかった…。ガンガン飲もうよ。2度目の乾杯、いえーい」

ハワード(こいつ…すでに酔ってるが…さっぱり飲むペースは衰えないな…)

 グビグビグビ
 ゴクゴクゴク

冬也「はぁー…離婚したい…」ボソッ

ハワード「…いいのか、そんなことを言って」

冬也「聞いてよ…。うちの読め束縛酷くって…。子どものこと考えたらできないんだけど…この間――って言っても3ヶ月前なんだけど…」

 ウダウダ
 グビグビ
 ウダウダ
 ゴクゴク

 予定通りに大五郎(4リットル×3)を飲み干し、ウォッカを経由して最終的にブランデーまで手を伸ばしたそうです。
 そしてハワードは延々と酒を飲みながら愚痴をこぼしまくる冬也とはもう2度と一緒に酒を飲まないと堅く心に誓いましたとさ――。


 ――オマケ・グラバトイベントはもうすぐ――

律「冬也兄ちゃんはまあ…予想の範疇だったとして…」

明「紫藤凪…まだ15歳の少年じゃないですか…。モデルが」

律「ううーん…でも…本人も、グラバトファンで、この結果、めちゃくちゃ喜んでたから…やっぱりなしとはちょっと…」

明「どうするんですか?」

律「リアルグラバト…ちょっと、中身を考えないとダメっぽいです…」

明「まさか、中身を考えてなかったんですか?」

律「まっ…ままままさかっ…」ダラダラ

明「考えてなかったんですね…」ジロ

律「あぅぅ…」

明「それで、どうするつもりですか?」

律「とっ、とにかくっ…えーとえーと…冬也兄ちゃんが来るとなったら…色々ヤバいです…」

明「ですね…。歩く激戦地ですし…」

律「その対策をして…」

明「具体的には?」

律「…」

明「いいでしょう。その次は?」

律「えーっと…ケガはしたくないから、その対策をして…」

明「具体的には?」

律「…」

明「次をどうぞ」

律「どうせなら、グラバトを忠実に再現したいです。とりあえず、2人をモデルにしたキャラのステータスはこんな具合なんです」つフリップ

 朝霧冬也(2Pver.モッズコート)
 攻撃力★★★★☆  耐久力★★★★☆  敏捷性★★★☆☆  HP:3900  武装:コルト・スターバースト
 必殺技:フルバースト  超必殺技:光蝶展開(GS・異能使用不可空間)  特性:遠距離攻撃の湾曲反射

 紫藤凪(2Pver.黒スーツ)
 攻撃力★★★☆☆  耐久力★★☆☆☆  敏捷性★★★☆☆  HP:2800  武装:ロッド
 必殺技:耐久力無視攻撃  超必殺技:当たれば確殺  特性:フィールド障害物破壊可能

律「でも、相性的に冬也兄ちゃんの特性の遠距離攻撃の湾曲反射は、全くと言っていいほど無意味です」

明「そもそも、遠距離攻撃がないんですね…。このコには」

律「でもって、凪くんのフィールド障害物破壊ができるという特性も、どんなフィールドにするかで無意味になっちゃいます」

明「なるほど」

律「となると…互いの特性が活かせないんです」

明「折角のリアルグラバトなのに、何だか勿体ないですね」

律「だから、どうにかしたいんですけど…うーん…」

明「…いっそ、2対2のタッグとかにしては? 戦略の幅が広がりますし」

律「それです! 同率2位票が、えーと…あっ」

明「獅子堂将虎は死亡…榊日和なんて、わたしは絶対嫌ですから…。となると、あの神様と…機関の長官とは…」

律「う、うーん…どうしよう…。い、いや、そうだ! あえて、この2人のベストパートナー的な感じで、再募集をして!」

律「ゲームのファンなら、この2名のキャラとタッグを組ませた時の相性の良いキャラは、きっと分かってるはずですから!」

 着々と(?)、『大乱闘! グラスプ・バトラーズ!』のリアルグラバト企画は進行をしているようです――。


 ――オマケ・ベストパートナー~冬也の場合~――

冬也「律に声かけられたら断るわけにはいかないけど…幸晴が夢中になってた、あのゲームだよね…。やったことないんだよな…」

冬也「でも、ゲーム的な内容を踏襲しつつも、リアルなグラスパー同士の戦いってことだし…」

冬也「だとしたら…やっぱり…湊…とか…?」

冬也「でも、幸晴もありっちゃあり…」

冬也「…これもまた、ゲームやってる人の投票なんだっけ…?」

冬也「一体、誰になるんだろ…? 面識ない人とかだったらどうしよう…?」

 prrrr…

冬也「あれ…?」

冬也「もしもし…幸晴…?」

幸晴『冬也さん、グラバトの、1位になったって…! おめでとうございます!』

冬也「早いね…。さっき聞いたばっかなのに」

幸晴『それであの…何だか、ベストパートナーを募集するとかってことで…』

冬也「そうそう」

幸晴『…掌握の異能で操作してもらって…僕にしてもらうこととか…』

冬也「え?」

幸晴『だ、だってグラバトですよ? そのメインイベント出られるなんて、そんなすごいことなかなか、ないですし…』

幸晴『出たいんです!』

冬也「いや…それはほら…不正はダメだよ」

幸晴『じゃあ…もしも、例えば…マゾ豚とかと一緒になってもいいんですか…?』

冬也「マゾ豚…?」

幸晴『ゲームにいるんです、防御力だけ高くて、ダメージ受けると動きが速くなるんですけど、ザコザコで…』

幸晴『挙句、そいつの裏特性でタッグバトルをすると、仲間同士でダメージ受ける仕様になるんです』

幸晴『どんどん不利になるごとにスピードだけがガンガン上がってって、それでハメるっていう上級プレーヤー向けキャラなんですけど』

幸晴『そんなのともしも組まされて、エリカさんに見つかりでもしたら…』

冬也「…それは、ヤバい…」

幸晴『ですよね!?』

冬也「でもそれはそれだよ…」

幸晴『…』

冬也「人気投票で入ればいいだけなんだから、そんな必死にならなくてもいいじゃない」

幸晴『ストーリーモードで用意されてるキャラは…軒並み、票入ったんです』

冬也「?」

幸晴『なのに…僕だけ…人気上位に入れなくて…』

幸晴『僕も…ストーリーモードがあるキャラだったのに…入れなかったんです…グスッ…』

幸晴『難易度は高いけど…熱い展開もある…いいストーリーだったのに…さっぱりで…このままじゃ…悔しいんです…』

幸晴『しかもっ! 僕のストーリーのラスボスの獅子堂をモデルにしたキャラが、同率2位で食い込んだんです!』

幸晴『だから…グスッ…必死になっちゃって…ヒック…』

冬也「ああ…そう、なの…。ご愁傷さま…。あと、まだ泣虫…直ってなかったんだね…」

 地味なダメージを受けているゆっきーでしたとさ。


 ――オマケ・ベストパートナー~凪の場合~――

凪「よっしゃああああああああっ!」ガシッ

ハワード「うるさい、黙れ」

凪「ハワード、知らないだろ? 俺、グラバトで超人気キャラになったんだぜ?」

政仁「あのゲーム?」

凪「そうそう。あれで人気投票、第1位ゲット! ストーリーモードでも取り上げられなかったのに、超大人気」

凪「で、今度は俺とどのキャラが組んだら最強タッグになるかって投票もするんだって」

凪「人気者すぎて参っちゃった~」

政仁「すげーな、チビっこ!」

凪「チビって言うな」

ハワード「…そんなゲームごときで勝ち誇って楽しいか?」

凪「あ、ハワードもちょびっとは人気な方だったみたいだけど、全然、俺の足元に及ばない感じだったってさ~」

ハワード「」ピキッ

凪「やっぱさ、時代は俺なわけ」

政仁「すげーな」

凪「だろー? でもって、ゲームを再現したリアルグラバトってイベントで、出られるんだぜ」

凪「しかも相手が、あの朝霧冬也…堂々とぶっ倒してやる…。あいつのせいで、某市でさんざんな目に遭ったし…」

ハワード「凪」

凪「何?」

ハワード「ボス命令だ。――お前をぶっ飛ばすために、朝霧冬也の側で出られるようにしろ」ゴゴゴ

凪「は、はああっ!? できるはずないじゃん、そんなの!」

ハワード「命令だ」

凪「そんな命令聞けるかよ!」

政仁「俺も出たい!」

千景「わたしも出たい」

凪「だからっ、だったら人気になりゃいいじゃん! 今からゲームのオンライン対戦で使って勝ちまくって、人気あげてみたら?」

凪「ムリだろうけど」プププ-

ハワード「…表へ出ろ」

凪「出ねえよ!」

ハワード「だったら、放り出す!」ガシッ

凪「はっ――?」

 ブンッ
 ガッシャアア-----ン

凪「ちょっ、待て、ハワード、待て待て待て――」

ハワード「ぶっ飛ばす――!」ダンッ

 バチバチィッ

凪「そんなだから人気ないんだよこの脳き――」

 ドッゴォォォォオオオオオオオオオオッ

 ハワードが「ぶっ飛ばす」と宣言をして、実際にぶっ飛ばされている回数は現在、凪がぶっちりぎのトップになっています。



 そんなわけで、投票の第2回目は『冬也のパートナーに相応しいと思うキャラクター』ですよ
 明日の夜らへんに第3回で凪のパートナーをやろうかな…と
 まあ、フツーに登場させたいキャラで選んでもらってもおkっす!
 もしくは凪と戦わせたい、っていう理由でもおkだったり…とりあえず、冬也と一緒にグラバト参戦するヤツです!

 2 宮東湊(2Pver.エプロン+頭に手拭タオル)
 3 リク(2Pver.ヒーロースーツ)
 4 萑部明(2Pver.スパイスーツ)
 5 槙島軍人(2Pver.電気街の熱血アニオタ軍曹)
 6 ハワード・ロックフェラー(2Pver.黒スーツ)
 7 卍道千景(2Pver.メイド服)
 8 野老幸晴(2Pver.ボディアーマー)
 9 ボルト(2Pver.首にバンダナ)
 10 萑部律(2Pver.白衣なし)
 11 枢木イアン(2Pver.目のクマがヤバい)
 12 六星姫(2Pver.ボンテージ&ギャグボール)
 13 忍川隼実(2Pver.着流し)
 14 蔵屋敷銀侍(2Pver.鎧武者)
 16 美多勝正(2Pver.紋付袴)
 17 常陸宮政仁(2Pver.黒スーツ)
 20 エリオール・コンデンナー(2Pver.色黒)
 25 神瑠璃独楽(2Pver.ヒーロースーツ)
 26 夏伐颯(2Pver.ポロシャツ&チノパン)
 29 リダ・オールデス(2Pver.バスローブ)
 30 怪盗ロキ(2Pver.デイモン・ファイアストーン)
 31 怪盗ありす(2Pver.9歳)
 32 ルパン13世(2Pver.シャルル・ルパン)
 33 シックス(2Pver.フランシス・マウラ)
 34 和名ヶ谷縛(2Pver.パジャマ&ナイトキャップ)
 35 烏代雪雄(2Pver.スーツ)
 36 碧石不動(2Pver.もこもこコート)
 37 アベル・リンカーン(2Pver.エプロン)

 ちょっと、前回、票割れが酷くてビクビクして怖かったんで、(ビミョーに?)減らしました
 (それでも…全然多いけど…)
 それに伴って欠番も出ちゃいましたが、それを選んじゃったらNGでノーカンにしちゃうんでお気をつけてください
 ご理解願います

 今回は>>1は投票しないようにするね
 票には関係ないけど、やっぱ、冬也のベストパートナーと言えば湊だよね! >>1的には
 でも凪vsハワードもちょろっと見たい

 【>>555までの投票】です。次回更新時に>>555到達してなかったら、その時点で〆切にしちゃいますんで
 おひとり様、1票ですよ
 前回のようにオマケが思い浮かんだら投下もしちゃいますんで!

 では、よろしくおなしゃす


 ――オマケ・彼女の名前はフェアリークイーン――

 カチャカチャ…

デイモン「できた…」

<デイモーン

デイモン「とうとう…この日が、来た…」

デイモン「この道を志して、ようやく…」

<メシー

 ゴクリ

デイモン「俺としたことが…起動のための手が震える…」

<デイモン、メシだってばー、冷めるぞー

デイモン「さあ…目覚めろ、フェアリーク――」

 バンッ

シャルル「メシだっつーの! 返事しろよ!」

デイモン「っ――シャルル、邪魔をするな。いいところなんだ」

シャルル「はあ? …何してんの?」

デイモン「聞いて驚いて腰を抜かすんじゃないぞ。とうとう、完成したんだ。人工知能が」

シャルル「人工知能? フランみたいの?」

デイモン「あれは人間と同じ脳みそだ。人工知能というのは、人為的に作り出した、思考をする機械…いや…何と言うべきか…」

デイモン「とにかく、素晴らしいものだ」

<デイモン、シャルー? ご飯だよ~?

シャルル「ふーん?」

デイモン「そして、これを起動し、これから初期設定をしなければならない。それをミスしたら、とんでもないことになるんだ」

<おーい、ご飯~

デイモン「邪魔をせずに見守っていてくれ」

デイモン「いくぞ…」ポチッ

AI『初期設定を行います。まずは名前をつけてください』

デイモン「キミの名は、フェアリークイーンだ。そして、俺の名はデイモン・ファイアストーン。怪盗ロキ、とも言う」

(AI→)FQ『デイモン様、了解をしました』

FQ『続いて、人格設定をいたします』

 バンッ

ありす「ご飯だよ?」

フラン「早く食べようぜ!」

デイモン「ありすっ…!? 何てタイミングで、フェアリークイーン、待て、待ってくれ!」

FQ『キーワード認識。ご飯だよ。人格設定完了――』

FQ『お腹が減ったでごわすっ! デイモン殿、ごっつぁんです!』

デイモン「やっ…やり直しだぁああああああああ――――――――――――――――――――っ!」

フラン「それは可哀相だぞ、デイモン。ちゃんとした知能があるのにやり直しだなんて」


 フェアリークイーンの人格設定は12時間にも及ぶ、フランシスとの問答の末、リセットされました。
 そしてデイモンは新たな仲間として、AI・フェアリークイーン(幼女人格)を迎え入れることに成功しましたとさ――。

2


 〆切でございまーす

 1位 湊 6票
 2位 ハワード 幸晴 4票
 3位 フランシス 3票

 いやー…さすがは湊さんといったところかな?
 ゆっきーもハワードも惜しかったね
 でもフランが意外と票を集めて意外です

 さて、今夜の終わりに今度は凪の相方募集しますんで

 投票していただいて、どうもありがとうございました

 再開準備中です… ▽

 【安価下2】
 1 やこたん視点で
 2 やこたんが消えてからアイパ部部員達がどうしていたのか…

2


 ――天宮市・ホテル――

幸晴「んんーっ…疲れた…」グイッ

幸晴「さてと…一応、明日の確認だし、皆の部屋行っておこ…」

 コンコン
 バンッ

透「っ…」

幸晴「な、何…?」

透「…!」ダッ

幸晴「えっ…? どうしたの、あの人?」

 バタム

依姫「ずっと夜子の帰り待って、そわそわしてたけど…いきなりどうしたんだろな。夜子は?」

幸晴「え? 先に帰ったと思ったんだけど…帰ってないの?」

桜花「帰ってない」

百合「てっきり、ずっと幸晴さんと一緒かと…」

時音「夜遊びかよ」

幸晴「夜遊びって…でももう、11時過ぎだし…」

桜花「時間の香り?」

依姫「まっさかー」

幸晴「いや…あり得るかも…」

百合「少し、どこかで寄り道してるだけ…にしては、遅いですもんね…」

幸晴「ここ、すごく治安悪いんだ。…心配だし、ちょっと見てく――」

 ガシッ

時音「何で目ぇ放したんだよ?」

幸晴「放したっていうか…勝手に…」

依姫「でも心配だし…皆でちょっと探すか?」

幸晴「ダメだよ、それこそ危ないし…。とにかく、僕が行ってくるから…」

時音「話になんねえ」ガチャッ

幸晴「時音っ?」

百合「皆で探した方が早く見つかりますし」

幸晴「いや、ダメダメ。時音、時音…待って! 皆は、ここいてよ、絶対だよ?」

 バタバタ

桜花「…おおごと?」

依姫「そんなにここって、治安悪いのか?」

百合「なんですかね…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ゆっきーvs時音(バトルではない)
 4~6 ゆっきーに噛みつく時音(物理ではない)
 7~9 時音を無理やり連れ戻すゆっきー(物理)


幸晴「時音っ…!」ガシッ

 バシッ

時音「触んじゃねえよ!」

幸晴「僕が探してくるから、時音は皆と一緒にいてよ」

時音「お前じゃ頼りねえからこうしてんだろ」グイッ

幸晴「どこが頼りないのか分からないけど、本当に何かしらの大事になってたら危ないから大人しくしてて」

時音「ああ?」

幸晴「そうやって凄んだところで、何も解決なんかできないよ」

時音「なめんじゃねえよ!」

 ガッ

時音「っ…!?」

幸晴「喧嘩じゃないんだよ、これは」ググッ

時音「放せ…!」

幸晴「放さない」

時音「放せ、放せよ…!」グッ

幸晴「もしも…悪い人が関与してて、今みたいなことをしてたら時音はすでに死んでるかも知れないんだよ」

幸晴「そんな危険なこと、させらんない」

時音「だったらお前はどうなんだよ!? お前だったら、死なないってのか!? タメだろうが、お前だってただの高校生だろうが!」

幸晴「僕だってグラスパーだよ。それに機関に腕を見込まれて、半強制的にバイトさせられてる。荒事には馴れてる」

幸晴「時音、戻ってて」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 時音に思いきり嫌われながら、ゆっきーは1人で夜子探しをすることに
 4~6 言うことを聞いてくれない…ので、時音と同行することにした
 7~9 実力の差を見せつけられて、時音は大人しく戻っていった


時音「嫌だ」

幸晴「嫌じゃないよ」

時音「嫌だっつったら嫌なんだよ…!」バシッ

 スタスタ

幸晴「~っ…分かったよ、じゃあ一緒にいく。離れないでよ」

時音「ついてくんな」

幸晴「そうもいかないでしょ」

幸晴(部屋にボルトを残してきたし、ないとは思うけど…ホテルは大丈夫なはず…)

幸晴(でも…ボルトに臭いを追いかけてもらう目論みは消えちゃったな…)

幸晴「そう言えば、狼になれるんでしょ? 臭いとか」

時音「んな犬みてえなことできるはずねえだろ」グルルル

幸晴(そんな犬みたいな威嚇されても…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 翌朝、結局、まだ夜子は見つからず、不安からちゃんと寝つけなかった面々
 4~6 翌朝、やっぱり夜子は見つからないので、不安ばかりの面々
 7~9 翌朝、何だかんだで図太い面々…


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 結局見つからず…でもメンバーを不安にさせないために、ゆっきーはがんばる
 奇数 ゆっきーに内緒でよっちゃん達3名も、こっそり夜子捜索に出てた…! そして、天宮市の治安の悪さは日本一ィ!
 ※0は偶数扱いだよ


 ――天宮市・ホテル・1階食堂――

依姫「――結局、まだ見つからないんだ…?」

桜花「割かし不安になってきた…」

百合「そう、ですね…」

時音「…」モグモグ

幸晴「あのボディーガードが出てったきりなんだし、大丈夫だよ、きっと」

幸晴「それより、ライブに集中しなきゃ。戻ってきた時にくたくただったりしたら叱られるよ」

百合「そう…そうですよねっ…」

幸晴「だからちゃんと朝ご飯食べて、そうしたら…最終確認で、練習してさ」

時音「んな気分じゃねえだろ…」ペッ

依姫「…まあ、じゃあ夜子に叱られないようにするしかないよな!」

桜花「よっちゃん先輩、単純~」

百合「そうですね…。案外、本人はけろっとしてるかも知れませんし…」

時音「…」ケッ

幸晴「その意気、その意気」

依姫「でもさー、間に合わなかったらどうする?」

幸晴「じゃあ…4人でのフォーメーションとかも一応だけ…」

桜花「覚え直すのやだ…」

百合「何だか、ごちゃごちゃにこんがらがっちゃいそうですし…」

時音「…………おい、言い出しっぺの役立たず」

幸晴「役立たっ…どこが役立たずなのか教えて欲しいよ…」

時音「じゃあお前、あいつの代わりやれよ」

幸晴「えっ?」

依姫「お、ナイスアイデア!」

桜花「…また、あの悲劇が…」ププッ

百合「あれはあれで…」

幸晴「何…何言ってるの…?」

依姫「ゆっきーががんばるしかないよなあ~? だって、夜子が消えたのはゆっきーのせいでもあるんだろ?」

幸晴「いや、違うっ…! 絶対にそれはない!」

桜花「ゆっきー先輩の、ちょっといいとこ見てみたい?」

幸晴「マジで? やだやだやだ…意外と知り合いが多いからっ…皆が思ってる以上に、知り合いがこの町にたくさんいるから――!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ミラクル・ゲロ以下アイドル・ゆっきー爆誕
 4~6 ミラクル・男の娘アイドル・ゆっきー爆誕
 7~9 ミラクル・性別不明美少女(?)アイドル・ゆっきー爆誕
  0  100人の男女が絶対に振り向く(良い意味で)レベルのスーパーかわいこちゃんアイドル・ゆっきー爆誕


幸晴「…」

依姫「うん…なんだ…」

桜花「ひどい…」

百合「やっぱり擁護不能ですね…」

時音「ぎゃーっはははははっ!」

幸晴「…いいよ…」

依姫「ん?」

桜花「何がいいの?」

幸晴「…要望通り…これでやってあげるよ…」

幸晴「歌とか音痴だけど、ダンスだけでシュールな笑いを生み出してあげるよ!」

幸晴「お笑いグループとしてまとめて注目浴びさせてやるから覚悟しろよ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 錯乱ではなく、本気のゆっきー
 4~6 って、言って止めてもらう作戦のはずだったのに…
 7~9 錯乱したまま飛び出したゆっきーは周囲の視線で目が覚めた


依姫「そ、そこまで言ってないだろ?」

百合「そうですよ、その格好は公害――」

時音「やれよ、言ったな?」

桜花「ぜひ」

幸晴「えっ…」

依姫「お前ら、マジでか…?」

百合「……………でもまあ…ちょっとはその…衣装から覗いてるすごい腹筋とか…笑い取れそうですよね…」

幸晴「はっ…?」

依姫「…まあ…出オチは確実だけど…」

幸晴「ちょっ…えっ…?」

時音「間に合わなかったら、1人で出ろよ?」

桜花「楽しみすぎる」

百合「あっ、そろそろ行かないと…」

幸晴「待って待って待って、嘘でしょ? 嘘なんでしょ? 冗談にしても笑えないから――」

時音「てめえで言ったことには責任持てよ」

幸晴「」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 そして…出番が…
 4~6 どうにか順番を後回しにしてもらった…
 7~9 順番を後回しにしてもらって、いよいよゆっきーが衆目に晒される時――!

はっはっはっはこいつあ傑作だぜ


 ――天宮市・商店街・イベントスペース――

垣沼「えー…と、では最初は某市の某高校から…百夜桜――」

百合「あ、すみません。それ変更で…えーと…出オチくん…でお願いします」

垣沼「……出オチくんの出番です、どぞー」

 パチパチ…

幸晴(マジで? マジで、マジで、マジで?)

幸晴(本当にこれで上がるの?)

幸晴(銀侍が最前列にいるんだけど…マジで、マジで?)

幸晴(やだやだやだやだやだやだやだ…)

 ブルブル

桜花「…何かどんまい」

依姫「こうなっちゃったらなあ…」

百合「…ちょっと悪のりがすぎましたけど…引き返せませんし…」

垣沼「早くして、変態ガールズバーボーイ」

幸晴「や…やるしかない…こうなったら…やってやる…」

幸晴「やってやるよ、こんtくしょおうぬn――!」

桜花「噛みまくった…」

時音「キモ…」


 【直下 コンマ判定】(雑食性モテ体質-3)
 1~5 治安の悪い天宮市には、特殊な性癖を持った人々もたくさんいた…そしてカオスへ…
 6~9 音痴な歌と、やたらキビキビしたダンスと、公害レベルの女装…ブーイングの嵐…
  0  ??「ちょーっと待ったー!」


 ゆっきー…本領発揮だなあ…
 00だったから、偶数で丸く収まるぜ!
 奇数だったら? あー…うん、まあ…フツーに0が出たんだと思ってもらって…

 【00】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 夜子ちゃん登場! さすが透だぜ! あと5分で出番の状況から間に合わせた!
 奇数 銀侍「ちょーっと待ったー!」
 ※0は偶数扱いよ

ここで奇数が出るあたり流石と言わざるを得ませんね


銀侍「ちょーっと待ったー!」

 バンッ

幸晴「ぎ、銀侍っ…!?」

銀侍「ちらりと衣装が見えたから、どのような顔の女子かと思えば…幸晴、どうしてそのような格好を!?」

幸晴「こっ…これには色々とあの、深い事情とかがあって…」

銀侍「司会殿、このような汚物の如き格好をした男を舞台へ上げても良いと、本当に思っているのか!?」

垣沼「別にいいけど」

銀侍「そうであろう、良いはずがないはず!」

銀侍「であれば、出番は百夜桜乃音姫の出番は後回し! それでもダメであれば!」

銀侍「……………拙者、すとらいきを起こす」

幸晴「ストライキ?」

垣沼「はあ?」

銀侍「暴動だ、この日のために何度、『どきじぇー』を見たと思っている!?」

銀侍「百夜桜乃音姫が出ないのならば、拙者がこんなイベントは叩き斬ってくれるわ!」クワッ

幸晴「助かったような…さらに大事にしたような…」

銀侍「順番を変更せねば、叩き斬るぞ!」チャキッ

垣沼「…お、オーケーオーケー…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ちゃんとしたライブのできない呪いか何かにかかってるのかな?
 4~6 ぎりちょんで間に合った!
 7~9 繰り上げで最初の出番になったマジシャンXのパフォーマンス中に夜子が到着!

幸晴のために自分が……とか漢前なことをするのかと思ったけどそんなことはなかった


 ――天宮市・商店街・控え室――

<さあ、ここに集ったかわいらしい将来の淑女の皆に、マジシャンXからのプレゼントだ――!

<お花だ!

<鳩さんでてきたー!

<チョコレートだ!

<ちゃらららりらりら~♪ さあ、続いて出てくるものは――

 ワイワイ

幸晴「生殺しにされてる気分…」←まだ衣装を脱いでない

百合「後回しにはしてもらえましたけど…」

桜花「あのマジックすごい」

依姫「何でもでてくるなあ…」

時音「腹減った…」

 バンッ

夜子「待たせたわね。出番は…!?」

依姫「夜子ー!」ギュッ

桜花「何してたの、何してたの?」ヨジヨジ

百合「心配してたんですよ?」

時音「…チッ…まあ間に合えばいいのか…」

幸晴「…」

夜子「悪かったわね…。まさか、こんなギリギリになるなんて…あら、野老幸晴…その格好――」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ゆっきーが周りを心配させんなよ、って怒った。もちろん、ものすごく酷い格好のまま
 4~6 ゆっきーが泣き出した。泣虫なんだよね、ゆっきーって
 7~9 一瞬で切り替えて、魔王様モードになるゆっきー


幸晴「…」カツカツカツ

夜子「な、何よ…?」

幸晴「…」

 スッ
 パンッ

透「!」ガタッ

夜子「っ…な…何をするのよ!?」

幸晴「そりゃ、気づかなかった僕も悪いけど…今、何時だと思ってるの!?」

幸晴「僕がどんなカッコで、どんな感じになっても…まあ百歩譲るとして、他の皆に心配かけるなんて何様だよ!?」

夜子「…っ…」

幸晴「…出番は、トリだから」

 スタスタ…

桜花「ゆっきー先輩がマジキレした」

依姫「しかも平手でいったぜ」

時音「…」

百合「や…夜子ちゃん、大丈夫…?」

夜子「…そこまで、痛くはなかったけど…」


 【安価下2】
 出番まで、ちょびっとは時間あるよ
 1 ライブの最終確認しておこう
 2 ゆっきーを追いかけとく?
 3 その他どうする?


夜子「と、とりあえず!」

夜子「気を取り直して…ライブの最終確認をするわよ」

夜子「曲順が、『戦国姫』、『rain dance』、『クチナシの果実』、『Shadow』だったわよね」

夜子「最初のダンスでばっちり掴むわよ」

依姫「ほんとにへーぜんとしてるな」

桜花「図太い」

夜子「何よ、めそめそした方がいいのかしら?」

百合「でも…夜子ちゃんらしいね」

夜子「いいから、さ、フォーメーションとか、限られた時間でやっておくわよ」


 【直下 コンマ判定】
 さて、トリで出たけど…
 1~3 完全に真城以外愉快な仲間達が空気を奪ってた
 4~6 マジシャンXが本職らしく、空気を奪い去ってた
 7~9 世の男性達は待望の女の子の登場にさぞや盛り上がる


 ザッ…

幸晴(…どうにか…間に合った…)←着替えた

銀侍「おおっ…! こんなにも近くで見られるとは…! 幸晴、見ているか、幸晴!?」グイグイ

幸晴「見てるって…」

銀侍「うおおおおおっ! 百合殿~! こっちだー!」

<あれは…合法ロリか…!? レベルが高い…日本のアイドル文化…素晴らしいな…

<ふっ…わたしも1年若ければ…

<真城、どれがいい?

<えー? 何かSっ気のありそうなセンターの娘とか?

<うわ、出たよ…。センターだからってそうやって…

<何だよ、センターはすごいんだぞ!?

<ハワードがまじまじ見てる…

<若いのは有利…なのか…?

幸晴(1発目でも緊張はするだろうけど…トリはトリで、プレッシャーかと思ったら…意外と大丈夫そう…)

幸晴(まあ…幼女びいきのマジシャンに、ちょっと場違いすぎる、ガチなバンドと続いたらこうもなるか…)

幸晴(歓迎ムードでプレッシャーとかなくなってくれればいいけど…)

 ♪~

銀侍「ふぉおおおおおおおおおお――――――――――――――――――っ!」

銀侍「始まるぞ、始まったぞー!」


 【直下 コンマ判定】
 大事な1曲目『戦国姫』のデキは…!
 1~3 やっぱ、ダンスはちょっと苦手なんだよなあ…全体的に
 4~6 ゆっきーのしごきの成果が出てる…
 7~9 すごくいいデキだ…
  0  練習でも見たことのない、完璧なダンスだ…!


夜子(次は『rain dance』…!)

夜子(手応えはよく分からないけど…大きなミスはまだしていないはず…!)

夜子(でも桜花がへばり始めてるわね…)

桜花「が…がんばるもん…」

<桜花殿ー!

<いいぞ、がんばれ、合法ロリ…!

夜子(この勢いで…!)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あ、歌詞とんだ。それが連鎖して、何かぐだりまくった…
 4~6 て…手応えが何だかなくなってきた…?
 7~9 よしよし、大きなミスはなかったはず…
  0  完璧にやれたぜ!


幸晴「嘘…」

銀侍「おおっ…何だか、今の歌…とても心に沁みた」

銀侍「そう…まるで、雨に打たれながら寂しい道を歩き続け、それでも尚、前を見据えようというような…そういう想いがしかと伝わった!」

幸晴(こんなの、練習でもできてなかったのに…すごくよくできてた…)

幸晴(むしろ…完璧…?)

幸晴(ライブっていう本番でどうしてこんなことできちゃうかな…)

 ♪~

幸晴(次は…『クチナシの果実』――)

幸晴(このまま、勢いに乗れたら鉄板の『Shadow』…完璧な流れになるはず…!)

幸晴(ここが正念場、がんばれ…!)


 【直下 コンマ判定】(勢い+1)
 1~3 ヤバい…! 盛り上がりすぎて、歌もダンスも雑になった…! 流れが良かっただけに、これは痛い…!
 4~6 疲れ? 疲れなのか!? パフォーマンスが少し落ちてる…! でもまだごまかせてる…!
 7~9 いいよいいよ、この調子だよ! これはもう、もらえるはず…!


夜子「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

依姫「盛り上がってるか、いえーい!」

<いえーい!!

百合「え、えーと…最後は、テレビに出させていただいた時の歌で…」

桜花「しゃどー?」

時音「あれシャドーって読むのか…」

依姫「って、キミら読めてなかったんかーい!」

<わはははは

幸晴(こんなので笑いを取れちゃうとは…)

幸晴(いい流れすぎる…逆に怖いけど…いけるのか…!?)

夜子「では皆さん、聞いてくださいまし」


 【直下 コンマ判定】(流れ+2)
 1~3 ここにきて…ガス欠…だと…!?
 4~6 よかった…何かそれしか感想は出てこない
 7~9 最初のライブで、こんな大成功をして良かったのだろうかって心配になるくらい

サムライの講評がガチ過ぎるぜ
なんだかんだ一緒に見てるしやっぱ仲良いのかんね


銀侍「ふぅぅ…」

銀侍「幸晴、次のらいぶ…必ずや、どこであろうとも駆けつける」

銀侍「必ず、連絡をしろ…!」ガシッ

幸晴「…うん…」

銀侍「幸晴?」

幸晴「いや…良かったな…って」

幸晴「とりあえず、もう行くから。じゃあね、銀侍」

銀侍「うむ! で、後でさいんを――」

幸晴「そういうのないから。じゃっ」

 タタタッ

 ・
 ・
 ・

夜子「はぁ…疲れたわね…」

依姫「何か…一瞬で終わったなあ…」

桜花「疲れた…」

百合「でも…成功、ですよね? 良かったですもんね?」

時音「あちぃ」

透「…」つご褒美オヤツの高カロリー&超有名店のシューケーキ×人数分

桜花「おおっ!」

依姫「やりぃ!」

時音「…うめえ」モグモグ

百合「ありがとうございます」

 ガチャ

幸晴「お疲れさま。良かったよ、皆」

夜子「あら、当たり前じゃない」

幸晴「…一時はどうなるかと思ったけど…」

垣沼「はい、出演者の皆さーん、結果発表は1時間後なんで、それまではお好きにどうぞー」

幸晴「そう言えば…これって、何か賞品とかあるんだっけ…?」

夜子「あったような気もするけれど…何だったかしら…」

依姫「もらった時に驚けて嬉しいじゃん、何だろうと。それより、どうする?」

夜子「疲れたからのんびりしたいわね…」


 【安価下2】
 1 と、思ったけど…気づいたらメシ食ってねえ! 皆でご飯行こう
 2 誰かとコミュ
   ※併記よ
 3 控え室でのんびりまったりするよ
 4 その他、どうしたい?


夜子「まあ…それはそれとして、皆さん」

依姫「ん?」

夜子「…心配をかけて、悪かったわ…。本当に、ごめんなさい」

依姫「別にいいって、無事だったんだし」

桜花「そーそー」

百合「ですね。ライブもうまくいきましたし…自分から、迷惑をかけようとしてそうしてしまったわけでもはいはずですし」

時音「…これに免じて許してやるよ」モグモグ ←ケーキに夢中

夜子「…あなたは…やっぱり…そう簡単には許さないかしら…?」

幸晴「…いいよ、もう。僕も…さっきは叩いてごめん」

幸晴「ライブ見てたら…どうでも良くなった。…良かったよ、本当に」

夜子「…ありがとう」

夜子「透、あなたも…いつも悪いわね」

透「…」フリフリ

夜子「そういう時は何か喋るべきじゃなくて?」

桜花「おっ?」

依姫「喋るのか、喋るのか?」

百合「…」ドキドキ

幸晴(むしろ喋れるの? この人…)


 【直下 コンマ判定】
 1~9 注目されて照れただけの透さん
  9  シャベッタァァァ


夜子「透」

透「…///」テレテレ

依姫「って、照れるだけかよ…」

桜花「なかなか喋んない…」

百合「どんなお声か、ちょっと気になりますね」

幸晴(まあ…そうだろうなとは思った…)

夜子「まったくもう…」

時音「腹減った」

夜子「そういえば…わたしも、昨日から何も食べてないのよね」

夜子「ご飯にでも行きましょうか」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 サムライが出待ちしてた
 4~9 そしてご飯を食べた


垣沼「えー、それでは…3組に町おこしのために色々やってもらって、その集計結果が出ました…と」

垣沼「発表でーす」

幸晴(やる気ないなあ…あの人…)

夜子「…」ドキドキ

依姫「な、何か緊張するな、ライブより」

桜花「賞品なんだろ」

百合「できるなら、1番にはなりたいですね」

時音「…」モグモグ ←ミフラーのハムカツ食べてる

マジシャンX(幼女票と、それに付随する両親の票は確実…! もらった!)

真城「うわ、緊張する」

雲原「まあ、いらないもんもらったら真城にやるって」

音多「換金できるもんもらえたら、売って飲み会しようぜ」

夏「お、いいな。真城以外でやっか」

真城「何で仲間外れにすんの!?」

夏「うるせえよ、黙ってろ」

真城「はい」

垣沼「えー…優勝は」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 垣沼「マジシャンX」
 4~6 垣沼「真城以外愉快な仲間達」
 7~9 垣沼「百夜桜乃音姫」


垣沼「百夜桜乃音姫」

夜子「!」

依姫「嘘っ!?」

桜花「わあ」

百合「やった…やりましたね!」

時音「マジか」

幸晴「…えっ、夢じゃなくて…?」

夜子「やった…やったわ。ふふふっ…この程度、楽勝ね! おーっほほほほっ!」

垣沼「では賞品を会長。代表者さん、来て」

商店会長「おほんっ…えー…百夜桜乃音姫殿…汝はえー…老眼がひどくて読めない…おめでとう」

夜子「ええ、ありがとうございます」

依姫「やりい!」

桜花「うちあげ希望」

百合「夢みたいですね」

時音「うまいもん食わせろ」

幸晴(…正直…今日のはすごかったし…)

幸晴(……もしかして、アイパ部って…すごいポテンシャルを秘めてる…?)


 【直下 コンマ判定】
 そして、賞品は…
 1~3 天宮市のゆるキャラ・天狗牛くんストラップを人数分だった…限定版らしいけど知らんし、あんまかわいくない
 4~6 何故か自転車をもらった
 7~9 商店街の飲食代10万円分無料券


夜子「自転車…」

依姫「スポーツモデルのすげーヤツだ」

桜花「漕ぐのだるいからいらない」

百合「通学用の自転車、ありますし…」

夜子「時音はほしい?」

時音「邪魔」

夜子「わたしも通学は透の運転だし…」

幸晴「…」ジィッ

夜子「…」チラッ


 【安価下2】
 ゆっきーが物欲しそうな目で見ている!
 1 アイパ部のものってことで
 2 仕方ねえなあ、くれてやるよ
 3 その他、この自転車どうする?


夜子「卑しい目つきね」

幸晴「っ…そんな目をした覚えはないんだけど」

夜子「じゃあ、異論がなければあなたにあげるわ」

幸晴「!」

依姫「良かったじゃん、ゆっきー」

桜花「…後ろ乗っけて、ゆっきー先輩」

百合「荷台はないですけど…」

時音「…」

幸晴「も、もらっていいの? ほんとに?」

夜子「ええ。これを手にできたのはわたし達のライブの結果ではあるけれど、あなたの指導もあってのことだから」

夜子「けれど、文句なんて当分は言わせないから、これからもアイパ部のために身を粉にして働きなさいよ? おーっほほほほ!」


 【安価下2】
 1 そうして、天宮市町おこし編は終わった
 2 と、終わる前に…
   A 出演者・関係者勢揃いの打上げやるけど、来る?ってお誘いあったからいく
   B その他、何か天宮市でやっときたいことある?

冬也と湊直伝・伝統のチャリバーニッシュ不可避


 ――天宮市・商店街・某居酒屋――

商店会長「では、乾杯」

<かんぱーい!

 ワイワイ
 ガヤガヤ

夜子「透、あなたも今夜くらい、お酒を飲んでもいいわよ?」

透「…」ブンブン

夜子「そう」

依姫「これ、飲み食いタダ?」

桜花「うまい…」モグモグ

百合「桜花ちゃん、口の周りに食べかす…」フキフキ

時音「手羽先と唐揚げとモツ焼き」

夜子「あら…幸晴は、どこに…?」

透「…」スッ

夜子「あんなところ…あれは、マジシャン? 何を話してるのかしら…?」


 【安価下2】
 1 コンマで誰かに話しかけられるのを待つ
 2 誰かおしゃべりしたい人いる? いれば併記


 【直下 コンマ判定】
 1~3 垣沼がきたやで
 4~6 マジシャンXが桜花目当てできたよ
 7~9 仲間達に除け者にされた真城と目があった


幸晴「だから、そのコは高1で…」

デイモン「失礼。よろしいかな、淑女の諸君」スッ

桜花「あ、ロリコン」

デイモン「はははは、ロリコンではない。わたしは紳士だ」キラリ--ン

夜子「あなた、マジックをしていた方…よね?」

デイモン「俺はデイモン・ファイアストーン。長宗我部桜花さん、お話をしたいのですが」

桜花「…」チラッ

幸晴「?」

依姫「どした、桜花」

桜花「…………ふむ」

桜花「苦しゅうない、ちこうよれ」

デイモン「有り難き幸せにございます、姫よ」キラリ--ン

桜花(…これはいい…! 絶対、ちやほやしてくれる…!)

百合「何だか…紳士的な方ですね」

時音「ロリコンとかきめえけどな」

幸晴(…………機関のブラックリストに載ってたような気がするんだけどなあ…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 デイモンいるところ、この男あり
 4~6 仕事の時間とか言って、惜しみながらデイモンは帰った
 7~9 真城以外愉快な仲間達は社交的なので、各テーブルを回ってる様子。そしてここにきた

さすが縛
そろそろ銭形のとっつぁんも凌駕しかねない執念だ
撒かれる度に実力も上げてるみたいだし


デイモン「そうして俺は、世界中の恵まれない子ども達のために…」

夜子「意外と立派なことを考えてる方なのね」

桜花(この人の話、退屈…)

 バァンッ

依姫「うおっ…何だ何だ? 貸し切りなのに…」

縛「逮捕だ、怪盗ロキ!」

夜子「怪盗ロキ…?」

百合「確か…世界中で盗みをしてるとか…」

デイモン「ふっ…和名ヶ谷、キミは熱心だな」スクッ

桜花「?」

デイモン「それでは、紳士淑女の皆さん、マジシャンXこと――このデイモン・ファイアストーン」

デイモン「その真の姿である、怪盗ロキは、これにて失礼をさせてもらおう! さらばだ!」バサァッ

夜子「っ…!? 一瞬で、変なコスチュームに…!?」

縛「待て、怪盗ロキー!」

デイモン「待てと言われて待つ怪盗はいまい。それに、何人たりとも、この怪盗ロキには触れられんぞ?」

 ブンッ
 ドバァッ
 モクモクモク…

夜子「煙幕…!?」

デイモン「人体にも、食事にも害はない! 楽しみながら歓談を続けたまえ! さらばだ!」

縛「くっ…待てー! 逮捕してやるぅー!」

 ドドドドド…

夜子「…嵐のように過ぎたわね」

依姫「あれ、怪盗だったんだ…」

桜花「ちやほや係が消えた…」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 そして、解散した
 6~9 真城だよ! こいつが次のステージを教えてくれる役割なんだよ…!


真城「ここいい?」ヒョコッ

夜子「あなたは…確か…」

依姫「愉快じゃない人!」

桜花「ぼーかる」

百合「その覚え方も…」

真城「むしろ俺が1番愉快なんだよ! あいつらがさ?」

真城「お前と飲んでるとすぐに飽きるから3分置きにどっか行けって除け者にするからさ…」ブツブツ

幸晴(……可哀相な人だなあ)

真城「はい、そういうわけで!」

夜子「何かしら?」

真城「高校生なんでしょ?」

依姫「お兄さんは?」

真城「去年まで高校生でした」

真城「でさ、高校生でアイドルってことは、あれ目指してたりすんの?」

夜子「…あれ?」

依姫「あれって?」

桜花「どれ?」

百合「何ですか?」

真城「知らないの? ふっふふーん、教えてやろう!」


 【直下 コンマ判定】
 偶数 全国高校生パフォーマンス大会!
 奇数 U20パフォーマンス大会! in Japan
 ※0は偶数扱いだよ


真城「その名もぜ――」

雲原「全国高校生パフォーマンス大会!」

音多「高校生限定の、エンターテインメントの大会なのよな」

夏「まあ、運動部のインターハイ的な」

真城「何で俺の台詞取るんだよ!? 折角、女の子と話してるのに!」

雲原「お前だけ抜けがけでJKと話させるわけないだろ」

真城「何をー!?」

音多「ジャンル不問でさ、要するに会場の客の審査と投票で優勝決めるわけ」

夏「ちなみに、去年の優勝は東京の学校の、アイドルチーム」

夜子「アイドル…」

真城「それでそれで、やっぱ、そういうの目指してたりすんの?」

雲原「ちなみに俺ら、去年、記念で出てみたんだけどさ」

依姫「ほうほう」

桜花「どんなよ?」

雲原「態度デカいな、キミら…」

夏「堂々の!」

音多「真城のせいで!」

真城「…」フイッ

雲原・音多・夏「「「本戦どころか、予選敗退! 死ね真城!!」」」

真城「だからごめんってばー!」

 バタバタ

<待てこら!

<思い出したら腹立ってきた!

<てめえ、逃げんな!

<ごめんってー! 当日にお腹壊して遅刻してほんとにごめんなさーい!!

 ドタバタ

夜子「そんなのがあったなんて、知らなかったわね…」

依姫「おもしれーな、あの人ら」

幸晴「全国高校生パフォーマンス大会…。そんなのあるなんて、知らなかったけど…出る?」

夜子「【安価下2】」

 1 もちろん、出るに決まってるじゃない
 2 出る、出ないじゃないわよ。優勝をする。それが目標よ
 3 その他、自由台詞なんだよ!

……インターハイに素人メンバーを集めた結成3ヶ月ぐらいのチームが出るのか(頭痛)


夜子「もちろん、出るに決まってるじゃない」

夜子「その全国高校生パフォーマンス大会で優勝をして、凱旋で文化祭ライブ…」

夜子「これが完璧なプランね」

幸晴(また大きく出たな…)

依姫「またでっかく出たなー」

幸晴(そしてストレートに言うな…)

桜花「大舞台…だるそう…」

百合「でも、大きな目標ってやりがいありますし」

夜子「そうよね」

時音「好きにしろよ」

夜子「あなたは他人事みたいに…当事者なの忘れてないかしら?」

時音「おかわり」

透「…」つオレンジジュース

幸晴(………まあ…うん…記念的な感じ…だよね…?)

幸晴(さすがに、インターハイレベルのものにいきなり出て、いきなり優勝とかムリだろうし…)

夜子「さあ、英気を養いなさい? また明日から、ビシビシやるわよ。おーっほほほほ!」

幸晴(いや…本気で狙ってそう…)



 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:47 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:57 Vo:66
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:35 Vo:45
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:47 Vo:39
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:69 Vo:56
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 楽曲:『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 楽曲:『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 楽曲:『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 楽曲:『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人
 蔵屋敷銀侍:サムライ
 デイモン・ファイストーン:ロリコン紳士 怪盗ロキ
 真城以外愉快な仲間達:Vo真城 Gt雲原 Ba音多 Dr夏


 ――某市・高円宮家――

夜子「はぁ…疲れた…」

透「…」モミモミ ←マッサージ中

夜子「次は全国高校生パフォーマンス大会ね…」

透「…」つ概要

夜子「用意がいいじゃない。どれどれ…」

夜子「あら…予選なんてものがあるのね…」

夜子「ふうん…7月から始まって…本戦が8月…」

透「…」つネット記事

夜子「全国高校生パフォーマンス大会の優勝チームは…大手プロダクションでデビュー…」

夜子「あら…そんなことになってるの」

夜子「…まあ、これはこれね。目標はあくまでも優勝で、こんなものには今のところ興味はないし…」


 【安価下2】
 夜ターン
 1 GS練習
   A ポイント156/100
   B アーム0/200
 2 コミュ
 3 作曲
 4 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 アーム 0/200


 アーム 17/200

透「…」

夜子「その顔は何よ?」

透「!?」ブンブン

夜子「…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 作曲
 3 疲れたから寝る!
 4 その他、自由


夜子「また前に1歩進んだことだし…」

夜子「この気持ちのまま、また曲を作っておきましょう」

透「…」←正座待機

夜子「でも…どんな曲を作ろうかしら…」

 【安価下2】
 1 順風満帆・絶好調! 怖いものなんてない人生最高だぜ! ってイメージで
 2 親にもぶたれたことがないのに! 何でぶったんだよ!? ってイメージで
 3 その他、どんなイメージで?


 【直下 コンマ判定】(まんま+2)
 1~3 くっ…なんかだめだ…!
 4~6 まあまあまあまあ…馴れてたな、作曲
 7~9 ここをこうして、ああすりゃいいんだろ? 馴れた、馴れた。いい感じにできてくるぜぃ!
  0  神様がおりてきた

優勝した東京の高校生←これでラブライブを思い付いた、もしかして出る・・・訳ないよね


夜子「曲作りも、何だか馴れてきたわね…」

夜子「でも、肝心のデキが良くなければ曲を作るのが早くなっても無意味…」

夜子「雑な作業にならないようにしなくちゃ」

夜子「んんーっ」ノビッ

夜子「おやすみ、透」

透「…」コクッ



 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:47 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100 アーム17/200

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:57 Vo:66
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:35 Vo:45
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:47 Vo:39
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:69 Vo:56
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 楽曲:『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 楽曲:『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 楽曲:『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 楽曲:『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人
 蔵屋敷銀侍:サムライ
 デイモン・ファイストーン:ロリコン紳士 怪盗ロキ
 真城以外愉快な仲間達:Vo真城 Gt雲原 Ba音多 Dr夏


 >>668 出ません。悪しからず

―――――

 ――アイパ部部室――

幸晴「はぁぁ…」グダァ

桜花「…」ツンツン

幸晴「…なに…?」

桜花「何でつかれてんの、ゆっきー先輩」

幸晴「…バイトで…」

桜花「何の?」

幸晴「…内緒」

 ガララッ

夜子「あら、2人とも早かったわね」

依姫「おーっす! 桜花、みーっけ!」フニッ

桜花「ふいふいひはいへぇ…」

時音「だるかった…」

幸晴「もうすぐ…中間テストか…」

夜子「そう言えばそうね」

桜花「おーまいがっ…」

依姫「テストかー…テストはやだなあ…」

時音「関係ねえ…」

 パラララ…
 ダンッ

夜子「透? わたしの生徒手帳を開いて…どうしたの?」

透「…」スッ

夜子「どれどれ…部活動所属生徒は…部の半数以上が赤点を取った場合、連帯責任で補講を受けるものとする…」

夜子「心配しすぎよ」

透「…」バサッ

幸晴「何それ…?」

依姫「去年の学年末テストの結果? よく持ってんな、こんなん」

夜子「…わたしはもちろん、学年2位だとして…百合が…23位…よっちゃんが………………………?」

夜子「そう言えば、時音も、どこかしら…?」

依姫「………その、折り畳まれてるとこ」

夜子「あら、こんな端っこ…下から数えて…ワンツーフィニッシュ!?」

夜子「……幸晴、あなたは…どうなの…?」

幸晴「……………英語以外…あんまり…」

 【安価下2】
 1 これは補講回避すべく、皆でお勉強イベントですわ
 2 まあ…個人でちゃんと勉強しとけば大丈夫でしょ。さ、練習すっぺ


夜子「……勉強会よ」

桜花「うげえ」

依姫「はんたーい」

時音「だるい」

幸晴「あ、バイトが…」ソソクサ

夜子「勉強から逃げた人間が、何かを成し遂げられると思って?」

夜子「中間テストまで、練習時間を削ってでも全員揃ってテスト勉強をするわよ」

夜子「さて、まずはそれぞれの現在の学力を把握しておきましょうか」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ヤバい&ヤバい&ヤバい
 4~6 ヤバい&ヤバい
 7~9 や、ヤバい…


夜子「ぎゃ…逆にどうやったら、これほど壊滅的になれるの?」

夜子「教えてちょうだい。どうやったら、これほどまでに勉強ができなくなれるの?」

依姫「悪意のない言い方でわたしのライフポイントはゼロだぜー!」

桜花「もうやめてー、よっちゃん先輩のライフポイントはゼロよー!」

依姫「…桜花、同じネタを使うな」

桜花「てへぺろ」

夜子「何で危機感がないのよ…。それに時音、あなたもよ」

夜子「そういう風貌で逆に勉強が意外とできるのがギャップというものでしょう?」

時音「知るか、んなの」

夜子「あと野老幸晴! 英語以外とか言いながら、英語だって中の下くらいじゃない!」

幸晴「す…スピーキングが得意だから…」

夜子「これは想像以上に酷いわね…」


 【安価下2】
 1 よーし、高円宮家で勉強会だ!
 2 よーし、ゆっきーん家で勉強会だ!
 3 よーし、部室で徹底的にやったるぜえ!

超人ママのパーフェクトスタディー教室


 ――某市・高円宮家――

依姫「お邪魔しまーす」

照夜「いらっしゃい」

桜花「お邪魔ですぅー」

照夜「よく来たね」

百合「失礼します…。あの、つまらないものですが…」

照夜「これはこれは。ありがとう。ごゆっくり」

時音「…」フイッ

照夜「ははは、恥ずかしがりやさんなのかな」

幸晴「お…お邪魔しま――」

 ガシッ

照夜「…」ジィッ


 【直下 コンマ判定】
 1~6 照夜「夜子に近づく男は、わたしが許さん!」
 7~9 照夜「キミも、夜子の友達かね?」ジィィッ


照夜「キミも、夜子の友達かね?」ジィィッ

幸晴「…は、はい…」タラタラ

照夜「…」ジロジロ

幸晴「あ、あの…?」

照夜「…」

夜子(あら、すっかり忘れてた…)

夜子(お父様をどうしようかしら…)


 【安価下2】
 1 めんどいから、ゆっきーは自分で勉強しいや
 2 魔法の言葉「透」
 3 その他、何て声かけて、どうパパンを説得するよ?


夜子「透」

透「…」コクッ

照夜「ん? どうした、朝藤」

 ガシッ

幸晴「えっ? ちょっ…何…?」ズルズル

照夜「うむうむ、分かっているではないか。それでいいのだ」

夜子(どうするつもりかしら…?)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 見苦しい女装姿で性別を偽って上がる作戦だった
 4~6 照夜が書斎へ戻ったのを見計らって連れてきた
 7~9 ものすごく女の子にしか見えないメイクと女装姿でゆっきーが戻ってきて、パパンの目を欺いた


 コソコソ…

 バタム

幸晴「こんなでいいの?」

透「…」コクッ

夜子「お父様は1度仕事を始めれば、しばらく出てこないから大丈夫よ」

依姫「にしても、すげー広いな、夜子の部屋」

桜花「ベッドもふもふ~」

百合「何だか…お姫様のお部屋みたい…。ベッドも天蓋つきで…」

時音「おかわり」

透「…」つゼリー

夜子「さ、始めるわよ。教科書を開きなさい」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 遊び始めちゃう高校生
 4~6 すぐに集中力の途切れちゃう高校生
 7~9 雑談をしながらのお勉強


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 完璧超人ママンのスーパー・スタディー・タイム!!
 奇数 男が上がり込んだことをパパンが察知した! ゆっきーが強制排除された
 ※0は偶数扱いなんよ


 バンッ

夜子「!?」

照夜「やはり…朝藤、これはどういうことだ!?」

透「…」オロオロ

照夜「まあいい。夜子の命令か」

照夜「だが! 排除する…!」

 ゾロゾロ

幸晴「イージスソルジャー自宅配備!?」

照夜「外へ放り出せ」

幸晴「ちょっ…えっ…待って、待って待って、手荒なこと――」ゾクッ

幸晴「誰か僕のお尻触った!? っ――また!? ちょっ…やめてぇえええええええ――――――――――――――っ!」

夜子「…」

依姫「過激…」

桜花「ゆっきー先輩がホモに…薄い本がはかどりそう」

百合「幸晴さんって…何だか不憫ですよね」

時音「ざまあ」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 パパン襲来で完全に勉強の空気じゃなくなっちゃった☆テヘペロ
 7~9 ゆっきー抜きでやったよ

忘れがちだが幸晴には何でもできる多才もいいところだぜバカヤローの湊さんがいるから大丈夫だろう
東大卒だろ?東京の国立ったら候補は東大だし


依姫「お邪魔しましたー」

桜花「しましたー」

百合「ご馳走さまでした」

時音「んじゃ」

夜子「皆さん、気をつけて」

照夜「そうだ、1人ずつ、ハイヤーで送ろう。誰か手配――」

夜子「そういう過剰なのはいらないわよ」

照夜「そ…そうか?」


 【安価下2】
 夜ターン
 1 GS練習
   A ポイント 156/100
   B アーム 17/200
 2 コミュ
 3 作曲
 4 ゆっきーどうなったかなって連絡してみる
 5 その他、自由

4


 prrrr…

幸晴『もしもし…』

夜子「で、あれからどうなったの?」

幸晴『…………もうお宅には近づきませんって念書押しました…』

夜子「……………そんなの、無視していいわよ?」

幸晴『……………………貞操の危機を感じたから…』

夜子(一体何をされたのかしら…?)

夜子「で…大丈夫なの、あなた。自分で勉強できる?」

幸晴『…どうだろ…』

夜子「半数が赤点を回避すれば連帯責任はなくなるけど…赤点になれば、部活返上で補講は免れないわよ?」

幸晴『それは、そうなんだけど…』


 【直下 コンマ判定】
 1~3 幸晴『どうにか…まあ…やれたら、してみる』
 4~6 幸晴『バイト先の人に…空き時間で教われそうなら、教わってみるから…』
 7~9 幸晴『……夜原さ――先生に…見てもらえばワンチャン…』

oh……幸晴とコミュして勉強教えてくれそうな人は?か私が教えてあげるか武藤ミラクルこないと赤点だな


幸晴『どうにか…まあ…やれたら、してみる』

夜子「そう…」

幸晴『…じゃあ…一応今、バイト中だから』

夜子「ええ」

夜子(バイトをして、朝練に来て、学校で過ごして、部活をやって、またバイトをして…)

夜子(勉強する時間なんて…そもそもあるのかしら…?)


 【安価下2】
 夜ターン
 1 GS練習
   A ポイント 156/100
   B アーム 17/200
 2 コミュ
 3 作曲
 4 その他、自由


パパん

あーそっか、某市高校だから夜原先生がいるのか
ほうほう(悪い顔


夜子「こういう気持ちになっている人が…」

夜子「この曲を聴いた時、やっぱりどうとでもなる、と思わせられるような…」

夜子「そういう曲になったら、それってすごくステキだと思わない?」

透「…」コクコク

夜子「さて…もうひと頑張り…」

夜子「いいのを作ってやるわよ」


 【安価下2】
 順風満帆・絶好調! 怖いものなんてない人生最高だぜ! ってイメージの曲のタイトル

 【採用安価のコンマ判定】(馴れによって最低値が4で固定)
 コンマ一桁で判定
 曲のデキ 1<0

青春街道


夜子「『天下人』――これね」

夜子「デキは…うーん…これもまあ、4ってところかしら…」

夜子「……わたしって、作曲の才能はあんまりない…?」

透「…」ブンブンブン

夜子「…」

夜子「そう」

 【安価下2】
 1 このまま続行
 2 ゆっきー視点


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:47 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100 アーム17/200

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:57 Vo:66
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:35 Vo:45
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:47 Vo:39
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:69 Vo:56
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ
 『天下人』→順風満帆・絶好調! 怖いものなんてない人生最高だぜ! っていうダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人
 蔵屋敷銀侍:サムライ
 デイモン・ファイストーン:ロリコン紳士 怪盗ロキ
 真城以外愉快な仲間達:Vo真城 Gt雲原 Ba音多 Dr夏

2


 ――某市・某高校――

幸晴「今日、バイトだからこれで…」フラフラ

夜子「少し疲れているんじゃなくて? 休まないの?」

幸晴「某市の機関支部ってさ、全体で1位の忙しさなんだよ、知ってた? ハハハ…」フラフラ

夜子「…何だか、最近、やつれてるわね…」


 【安価下2】
 1 勉強も大事だけど、合間に体を動かすことで効率アップを目指す! 勉強&ダンス&勉強&歌! 完璧や!
 2 貴様をガリ勉にしてやろうか? な勢いでやるよ!
 3 勉強も大事だけど、アイパ部としても練習をしないと! 練習後にみっちり勉強だよ!

あっ(治安の悪さは天宮市だけどグラスパー犯罪率は段違いだったのかと納得する音)
唐突なおまけネタ
イアンに冬也と湊のこと聞く幸晴
安価下


透「…」ピピ-----

夜子「はぁっ…はぁっ…さあ、勉強よ!」

依姫「うがー! 体動かして勉強してって…全然休めねえー!」

桜花「鬼ぃ…悪魔ぁ…」

百合「でもどっちも大切にしないと…。高校生の本文は勉強ですし」

時音「だりぃ…」

夜子「キビキビやりましょう」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 このやり方はアイパ部には不評らしかった…
 4~6 これ、しんどいなあ…意外と
 7~9 はかどるわー、何だかはかどってる感じするわー


夜子「もう時間ね…。今日はここまでにしましょう」

依姫「死んだ…」プシュ-

桜花「もうやだ…」

時音「明日もこれかよ?」

夜子「いけないかしら?」

依姫「はんたーい!」

桜花「たーい」

時音「嫌だ」

百合「皆、そんなワガママ…」

夜子(…これは、あんまりしない方が良さそうね…。いいと思ったのだけれど…)


 【安価下2】
 1 で、帰った
 2 帰りのリムジンでゆっきーを見かけて停車した


 ドゴォォォォン…

夜子「あら、今の音…」

夜子「あっちの方…あいつかしら」

夜子「大変ね、機関っていうのも」

 ブゥゥゥン

透「…」ピクッ

 キキィィィッ

夜子「っ…何?」

 ザッ

幸晴「逃がさない、よ…!」

 ズドォォォンッ

*「っ…かは…」ガクッ

幸晴「ふぅ…」

夜子「あら、奇遇ね」ウィ--ン ←窓開けた

幸晴「あ…今、帰り?」

夜子「ええ」

夜子「【安価下2】」

 1 何時までアルバイトなの? 時間が合うならついでに送ってあげるわよ?
 2 …あなた、どうにかしてみるって言ったけれど…本当に大丈夫なの?
 3 その他、自由台詞

勉強おせーてくれる人はいるのん


夜子「…あなた、どうにかしてみるって言ったけれど…本当に大丈夫なの?」

幸晴「…分かんないけど…」

夜子「分からないじゃないわよ。あなたがいないと面倒なことが増えるの」

幸晴「…」

夜子「具体的にはどうするつもりかしら?」

幸晴「具体的、に…?」

夜子「誰かに教わるとか、時間をどうやって確保するかとか」

幸晴「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 幸晴「………何も…」
 4~6 幸晴「…一夜漬け、で…」
 7~9 幸晴「周りの人を頼ろうとは思ってるけど…」


幸晴「周りの人を頼ろうとは思ってるけど…」

夜子「あら、意外と考えているのね」

夜子「誰に頼るかを聞いてもいいのかしら?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 幸晴「…実は、未来が分かるグラスパーの大親友がいるんだ。だから、それで山を張って…」
 4~6 幸晴「夜原先生…とか」夜子「…確か、現代文の教師よね? それ以外は?」
 7~9 幸晴「…バイト先のところで、頭のいい人がいるから…教わろうかなって」

バイト先の頭いい人だれだろ
課長かな


幸晴「夜原先生…とか」

夜子「…確か、現代文の教師よね? それ以外は?」

幸晴「…」

夜子「…数学は? 化学は? 歴史は?」

幸晴「…と、得意そうな人を…見繕って…」

夜子「呆れた…。行き当たりばったりじゃない」

幸晴「時間がないんだよ!」

夜子「だったらバイトを休ませてもらったら?」

幸晴「そうしたいんだけど、人手不足で…。上司とか、1年で休日が2日や3日とかなんだし…」

夜子「機関ってブラックね」

幸晴「某市支部だけなんだって…こんなブラック環境は…。異動で人が消えても、多忙ぶりにすぐ辞めちゃうか、別に異動で…」

夜子「【安価下2】」

 1 そんな事情はどうでもいいけれど、信じてあげるから。必ずどうにかなさいよ?
 2 仕方ないわね…。バイトが終わるのは何時? あなたの家で教えてあげるわよ
 3 その他、自由台詞

勉強のできる知り合いいないの?
東大卒とか!
と2


夜子「そんな事情はどうでもいいけれど、信じてあげるから。必ずどうにかなさいよ?」

幸晴「…するよ…」

夜子「約束よ。では、ご機嫌よう。透」

透「…」ウィ--ン ←窓開けた

透「…」つ板チョコ

幸晴「…何で、板チョコ…? ありがとうございます…」

夜子「少量のチョコレートは集中力を高めてくれる働きがあるのよ。他にも、カレーとかはいい食べものね」

夜子「それじゃあ、がんばりなさい」

 ブゥゥゥン

幸晴「…はぁ…」

幸晴「さてと…壊れた場所を直して回らないと…」

幸晴「逃げ回られまくったから…被害箇所多すぎ…早く終わるといいなあ…」

 トボトボ…


―――――

 一旦ここまでっす!
 ありがとうございました

 あと…湊って東大設定してたっけ…? 記憶にないけど…忘れてるだけ…?
 勝正は東大だけどね。どっちにしろ、某市と東京は地味に距離があるから教わりにいくのは現実的じゃないんだけどね


東大と明確な記述はないけど東京の国立大学だったはず
湊頭いいだったら東大じゃね?的な
あれ……違う?違う気が


 うーん…>>1的には湊は冬也とどっこいな学力のつもりだから東大でも、国立大でもあり得ないと思われるんだけど…
 でも>>1の脳みそはすぐにあれこれ忘れちゃう欠陥品だから信用ならないし…
 湊が「東京にある大学」を出た、ってのは確かにその通りなはずなんだけどね

 ぶっちゃけゆっきー周辺(物理ではない)人物で頭いいのはごろごろいるんだけどね!
 某市にいるかどうかは置いといて


 【安価下1】
 さて、再開にあたり…
 1 もちろん、やこたん視点
 2 くたびれゆっきー視点


夜子「透、そう言えばあなたって…今のわたしよりも若いころから、ここで仕えてたわよね?」

透「…」コクッ

夜子「どういう経緯でここに来たの?」

透「…?」

夜子「覚えていなさいよ、それくらい…」

透「…」

夜子「まあいいわ」


 【安価下1】
 夜ターン!
 1 GS練習
   A ポイント 156/100
   B アーム 17/200
 2 コミュ
 3 作曲
 4 その他、自由


夜子「透、あなた、勉強は得意?」

透「…」ウ--ン

夜子「どっちよ、はっきりなさい」

透「…」ウ--ン

夜子「…ちなみにあなた、最終学歴は? 大学…は行ってない…わよね?」

透「…」コクッ

夜子「じゃあ、高校?」

透「…」

夜子「えっ…? 中学校はちゃんと通った?」

透「…」

夜子「ま、まさかの小学校は…」

透「…」

夜子「あなたって…謎よね」

透「…?」

夜子「それくらい自分で分かりなさいよ…」

夜子「ちなみに、勉強は? 例えば…こういう問題をパッと出されて、解ける?」つ数学問題種

透「…」スッ ←ペンを持った


 【直下 コンマ判定】
 1~3 そのまま5分間完全にフリーズした。ダメっぽい
 4~6 どうにか解こうとはしてるけどダメっぽい
 7~9 さらっと解くのかと思いつつ、あれこれ考えながら10分かけて解いた
  0  ものの数秒で解いちゃった


透「…」

夜子(…5分間、微動だにしないとは…)

夜子「もういいわ」

透「…」

夜子「透?」

透「…」

夜子「…透、聞いてる?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 寝てた
 4~6 目を覚ました
 7~9 平然と反応してきた、ほんとに謎


透「!」パチッ

夜子「…寝てた?」

透「…」ブンブンブン

夜子「…」

透「…」シュン

夜子「正直におっしゃい」

透「…」ペコペコ

夜子「全くもう…。勉強アレルギー?」

透「…」フイッ

夜子「あなた、あんまり頭は良くないのね」

透「…」ドヤァ

夜子「ドヤ顔しない」

透「…」シュン


 【安価下1】
 夜ターン!
 1 GS練習
   A ポイント 156/100
   B アーム 17/200
 2 コミュ
 3 作曲
 4 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 アーム 17/200


 アーム 114/200

夜子「体半分…ってところね」

透「…」パチパチ

夜子「あら、その拍手は何?」

透「…」

夜子「…何よ?」

透「…」スリスリ

夜子「手もみしない。あなた、そういうおふざけ好きよね」

夜子「じゃあ、おやすみなさい」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 そして、中間テストが始まる…前日!
 6~9 まだ、時間はあるんだぜぇ…ちょびっと

 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:47 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100 アーム17/200

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:57 Vo:66
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:35 Vo:45
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:47 Vo:39
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:69 Vo:56
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ
 『天下人』→順風満帆・絶好調! 怖いものなんてない人生最高だぜ! っていうダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人
 蔵屋敷銀侍:サムライ
 デイモン・ファイストーン:ロリコン紳士 怪盗ロキ
 真城以外愉快な仲間達:Vo真城 Gt雲原 Ba音多 Dr夏


―――――

 すまん、ちょっとあかんものをこぼしたから一旦ここまで本編はもう終わりですありがとうございました


 お酒が…大好きなお酒ちゃんが倒れてかなり減った…
 酒臭くなるし…ラッパ飲みなんてするもんじゃねえのか…
 キャップはちゃんとしないといけないのか…PCにかからなかったのは良かったけど…

 えっと…どうします?
 バタバタしてすんません…

 オマケ投下?
 恋せよ乙女?(安価とコンマ)
 ゆっきー勉強するの巻き?(安価とコンマ?)

 他に何かリクあります?


炭酸でもこぼした?
まだ1スレ目しか流し読みしてないけど湊頭良さげだったよ
それと>>1も一回冬也編読んだ方がいいと思いまする
……その、矛盾が


 >>775
 マジですか
 後で読み返しておきます…(震え声

 嘘つきではないのです、忘れてしまうのです…(震え声


 【安価下1】
 何も聞かずに、お名前をよろしくお願いします
 ※日本人名でおなしゃす


 【安価下1】
 凛ちゃんの異能おなしゃす!


 にゃんこか…
 最近、動物変身系の異能増えてきたかも…?

 とりあえずあざっす!
 オマケ書きますんで…


 ――オマケ・某市の愉快な対策課――

幸晴「…」ウツラウツラ

武藤「課長、課長、ゆっきーが船漕いでます」

手島「そりゃ、連日連夜…こうもたくさん、仕事してもらってればそうなるよ…。昼は学校、夕方は部活、朝も早いみたいだし…」

武藤「そこまで分かっててゆっきーのシフトを減らさないとは…鬼課長め」

手島「じゃあ、その穴、武藤が埋める?」

武藤「ムリです」

手島「だよねえ…」

 ウィ----ン

本田「お疲れっす」

武藤「凛ちゃーん!」

本田「寄るな、アホ」ゲシッ

本田「おい、幸晴。来てやったぞー? 起きろー」ゲシゲシ

幸晴「ん…あ…本田さん…おはようございま…ふわぁぁぁ…。数学なんですけど…この単元、できますか…?」

本田「あー、これなー…。とりあえず解けよ。分かんなかったら聞け、あたしは仕事あるから」

幸晴「……実はその…どう手をつけたらいいかも…」

本田「…バカだな、お前」

幸晴「…」

武藤「凛ちゃん、ほらほら、猫じゃらし~」フリフリ

本田「ぶっ殺すぞ、こら」

武藤「課長ー! 凛ちゃんが怖いー!」

手島「仕事しなさい。あと凛、今度の防犯キャンペーンの件で、総務と打合せがあるから、明日の14時に会議室行って」

本田「うーっす」

武藤「凛ちゃん、凛ちゃん、ねこまんま食べる?」

本田「だからぶっ殺すぞ、武藤、てめえ」

幸晴「あの…解き方教えてもらえません…?」

本田「教科書見やがれ」

幸晴(女の人なのに…やたら口調が厳しいんだよなあ…この人…)

幸晴「はぁ…」カキカキ

幸晴(こんなのさっぱり分かんないよ…授業中も眠くなって、全然頭に入ってこないし…)

幸晴(そうだ…ボルトのドッグフード、もうなかったんだっけ…? 帰りに買う…? いや、そんな体力ないし…手作りにしよ…)

幸晴(最近ちゃんとかまってあげられてないし…)

本田「幸晴、教科書のここんとこ書いてあるから、読んで自分でやってみろ」バンッ

幸晴「あ、はい」

本田「おい武藤! お前、またこの間、あたしの机に猫じゃらし置いてったろ? 仕事中にふざけんじゃねえぞ、こら」

武藤「だって凛ちゃんがかまってくれないから…」

本田「今度の非番まで待ってろ、遊んでやるから」

手島(いやほんと…凛がいてくれると、何も言わずに済むから助かるよ…。ありがたや…)

 凛ちゃんは奔放なやさしさの持ち主にして、某市支部の異能犯罪対策課の中核を担っています――。


 ――オマケ・枢木おじさんと思い出話――

 ウィ----ン

幸晴「失礼します…手島課長から、書類、持ってけって言われてきました…」

枢木「おう」

幸晴「これです。じゃ…」

枢木「お前さん、目の下、クマできてんぞ?」

幸晴「…司令パワーで…高校生らしい勤務体系に…」

枢木「人手不足は昔からだ。そればっかは変わんねえからムリな相談だ」

枢木「まあでも、ちょっとくれえここでゆっくりしてけ。ソファーにでも座って、コーヒー1杯飲んでろ。ついでに俺にも淹れろ」

幸晴「…はあい…」

 トポトポトポ…

幸晴「どうぞ」

枢木「おう…」ゴクッ

枢木「ん? このコーヒー…」

幸晴「どうかしました?」

枢木「…湊のと同じ味だな」

幸晴「湊風で働いてた時に、こうして淹れろって…」

枢木「あいつが、まさか飲食店とはなあ…」ズズ

幸晴「…そう言えば湊さんって、枢木司令と…親子…みたいな? でしたっけ…?」

枢木「反抗的だったけどな…。随分と丸くはなったもんだ、互いに…」

幸晴「あと、冬也さんと湊さんも、高校生のころ、僕みたいに機関でバイトしてたんですよね?」

枢木「ん? ああ…まあ、色々あったな…。もう、10年以上も前のことか…。時間が経つのは早いもんだぜ…」

枢木「今のお前の方が、当時のあいつらよか全然強いんだろうなあ…。いや、湊と比べたらどっこい、か…?」

幸晴「えっ…冬也さんは?」

枢木「冬也は全然だったな、しばらく…いや、結局、高校出るまでは。けど、その後になってから、随分とまあ…」

枢木「経験ってのはデカいからな。相当、壮絶なこともしてたらしいし。…ま、お前さんも壮絶って言えば壮絶だけどな」

幸晴「…昔から、あの2人って仲が良かったんですか?」

枢木「最初はまあ…湊も尖ってたから、そこまでってわけじゃなさそうだったけどな」

枢木「でもだんだん…色んなことを乗り越えて、互いにいい方向に影響し合って…時間にしてみりゃ、割と短い期間で仲は良くなっただろうな」

幸晴「…何だか、喧嘩したり、互いに悪口言いながらも仲は良さそうで…ちょっと羨ましいんです」

枢木「お前にだってできるだろ。それに、新太から聞いたけど、お前だって熱心に部活してんだろ?」

幸晴「まあ…一応…」

枢木「それでいいじゃねえか。貴重だぜ、高校時代なんて。一生でたった3年しかねえんだ」

枢木「バイト、バイトで忙しいかも知れねえが、できるだけ学業だの部活だのは優先させてやれって言ってある」

枢木「だから、毎日きっちりかっちりやってくれ」

幸晴「…はい」

枢木「んじゃ、がんばれよ。しんどくなったら、またここにサボりに来い。コーヒー1杯分だけ、見逃してやるよ」


 これからも司令室にコーヒー1杯分の休憩をしに来ようと思う幸晴でしたとさ――。



 ――オマケ・バレンタインの湊風――

湊「へいてーん」

 ガラガラ

湊「はぁー…疲れた…」カチッ

湊「仕事終わりの一服がたまんねえ…」スパ-

夜原「煙たい」

湊「るせえ。吸わせろ。全くもう…」

湊「先に上行ってていいぞ、後は厨房の片付けだけだから」

夜原「じゃあ、お先に」

湊「さーて、やるか――あ、バレンタインイベントのチョコ…余ってたな…」

 ゴソゴソ

湊「こんなちっちぇえのもそもそ食うのもな…。溶かしてひとまとめにするか。あ、畜生、鍋洗うの後回しにすりゃ良かった…」

湊「まあいいか…。しっかし…世間様はこうやってチョコ溶かして固めるだけで手作りだもんなあ…」

湊「せめて、成形した後にトッピングだの何だのしろってことだよな…。そういや、デザートでそろそろ悪くなんのあったし…」

湊「型どうすっか…鍋じゃ見た目悪いし…。何かいい器…」ゴソゴソ

湊「ん? おお、懐かしい…。イアンと知恵の結婚式の引き出物の使い道皆無だったハート形の皿…。これでいいか」

湊「ここに溶かしたチョコを流して…と。冷蔵庫に突っ込んで、冷やしてる間に店で出せなくなりそうなフルーツをカットして…」

湊「…まだ、何か足りねえな…。チョコがまだ残ってるし…生チョコでも作ってみるか? 確か、生クリームを…」

 ――で

湊「ああ、疲れた…」

夜原「遅かったのね。何かしてたの?」

湊「ん? おう。あと、あれ、女連れ以外の客に配ってたチョコ。あれで作ってみたから、食ってみろよ。ほれ」

夜原「!?」

夜原「な…何この…すごく、豪華な感じ…?」

湊「やり始めたら凝っちゃってな。意外といいデキだろ? そろそろ悪くなりかけのギリギリのフルーツとかも盛りつけてな」

湊「でもって、こっちが普通に溶かして固めたチョコで、こっちのは生チョコ。ココアパウダーあったからまぶしてやったんだぜ」

湊「作ったはいいけどこんなに甘いの食いたくねえし。日頃のあれこれだ、これでも食っとけ。給料は出してやれねえけど」

夜原「あ…ありがと…」←後ろ手に用意しておいたチョコを隠し持ってる

湊「ん? 何か隠してんのか?」

夜原「えっ!? い、いや別に何もっ?」

湊「何隠してんだよ、見せろ、おら」グイッ

夜原「ちょっ…待って――」

湊「あん? 何だ、このラッピング…。いかにもバレンタインだし、誰かのために作ったからこうして包んだらいいんじゃね的な…」

夜原「…」

湊「…誰に渡すんだよ、こんなん。つか、明日になんぞ?」←スキル:鈍感保持者

湊「まさかこれ、チョコ溶かして型に流して固めただけとかじゃねえよな? なんなら、これやるか? 包んで渡しちまえ」

夜原「ああもうっ!」バンッ

夜原「何でいつも湊ってそうやって…! いいわよ、あげないから! 今後一切、永久に、湊なんかにチョコあげないから!」

 そうしていつも通りに2人は喧嘩をして、でも互いのチョコを食べ合ってあれこれ文句を言い合いましたとさ。


 ――オマケ・怪盗一味のバレンタイン――

ありす「~♪」

シャルル「何してんの、ありす」

ありす「チョコ作ってるんだよ。日本はね、製菓会社の陰謀でバレンタインデーは女の人が、男の人にチョコを渡すっていう文化があるの」

シャルル「ふーん…。俺の故郷はさ、街中が真っ赤なハートばっかになるんだぜ。で、カップルがいちゃつきまくる」

シャルル「真っ赤なバラを渡してさ、一緒にディナーするんだ」

ありす「へえー…。フランスってそういう感じなんだ」

フラン「バレンタインって、すごいんだな!」ヒョコッ

シャルル「お前、すぐ沸いてくるよな…」

フラン「で、ありすはそのチョコ、俺達にくれるのか?」ワクワク

ありす「うん。ちょっと味見する?」

フラン「する!」

シャルル「ちなみにさ、その日本のバレンタインって…やっぱ、女が渡すってことは、男に愛をささやくわけ?」

シャルル「となると、本命とかそういうのもあったりして、本命があれば義理で渡すのとかもあったりして?」

ありす(シャルが鋭い…!)

シャルル「でもって、その本命用が、このおっきいカップに入れるヤツだったり?」ニヤリ

ありす「シャル…!」

シャルル「デイモン、いいなー、ありすにこーんなたっぷりサイズのチョコもらえるなんて」

ありす「うぅ…/// シャルの意地悪…」

シャルル「ちっくていいけど、おいしいので!」

フラン「味見したけど、おいしいぞ、ありす!」

 ――で

ありす「デイモン、ちょっといい?」

 コンコン

ありす「…………あれ、反応がない…?」

ありす「また何か作業してるのかな…? 邪魔しちゃ悪いし…ここに置いておこうっと。カードも書いたし。どんな反応してくれるかな…?」

 ――そしてっ

デイモン「フェアリークイーン…キミはやはり美しい。俺の持つ語彙ではキミの美しさを語りきることができない…」

デイモン「だが、残念なことにキミは機械で、俺は生身の人間…。そろそろ眠らないと明日の仕事に差し支えてしまうな」

デイモン「また明日も、よろしく頼むぞ、フェアリークイーン…」

 ガチャ…
 ポトッ

デイモン「ん? 何だ…これは…ラッピング…」

カード『My Dear Damon, I'll be with you forever』

デイモン「そうか、今日はバレンタインデーか――ハッ!?」

デイモン「まさか、このカードと…このラッピングの中身にあると思われるプレゼント――」

デイモン「フェアリークイーン…! キミからなのか!?」ガバッ

デイモン「ああ、フェアリークイーン…! 今日はここでともに眠ろう。俺も、キミを愛しているぞ!」


 翌日、ありすはすっかり勘違いしているデイモンからチョコレートを取り上げ、朝食のカレーに全てぶちこみましたとさ。


 では、投票のお時間です!
 今度は冬也&湊のタッグに挑む凪の『相方』を投票ですよ

 3 リク(2Pver.ヒーロースーツ)
 4 萑部明(2Pver.スパイスーツ)
 5 槙島軍人(2Pver.電気街の熱血アニオタ軍曹)
 6 ハワード・ロックフェラー(2Pver.黒スーツ)
 7 卍道千景(2Pver.メイド服)
 8 野老幸晴(2Pver.ボディアーマー)
 9 ボルト(2Pver.首にバンダナ)
 10 萑部律(2Pver.白衣なし)
 11 枢木イアン(2Pver.目のクマがヤバい)
 12 六星姫(2Pver.ボンテージ&ギャグボール)
 13 忍川隼実(2Pver.着流し)
 14 蔵屋敷銀侍(2Pver.鎧武者)
 16 美多勝正(2Pver.紋付袴)
 17 常陸宮政仁(2Pver.黒スーツ)
 20 エリオール・コンデンナー(2Pver.色黒)
 25 神瑠璃独楽(2Pver.ヒーロースーツ)
 26 夏伐颯(2Pver.ポロシャツ&チノパン)
 29 リダ・オールデス(2Pver.バスローブ)
 30 怪盗ロキ(2Pver.デイモン・ファイアストーン)
 31 怪盗ありす(2Pver.9歳)
 32 ルパン13世(2Pver.シャルル・ルパン)
 33 シックス(2Pver.フランシス・マウラ)
 34 和名ヶ谷縛(2Pver.パジャマ&ナイトキャップ)
 35 烏代雪雄(2Pver.スーツ)
 36 碧石不動(2Pver.もこもこコート)
 37 アベル・リンカーン(2Pver.エプロン)

 さてさて、冬也&湊という作中トップレベルのコンビに挑むことになる凪のベストパートナーとは一体どなたなのか

 >>1的には鉄板のハワードかな?
 ハワード・ファミリーなら相性は誰とでも良さげだけども…

 まあでもこいつを見たい!とかって理由で入れてもらっても全然ありっすよ
 基本的に凪はツッコミポジだからそれなりに賑やかにしてくれる…はずですので

 欠番に入れちゃわないように気をつけてくださいね!
 あと、あんまりミスらないようにお願いしますね
 集計時に「あれがなしでこっちで!」とかなるとお粗末な>>1の脳みそが間違っちゃうかも知れないから

 >>810までの投票でお願いいたします
 次回更新時に>>810に到着してなくてもその時点で〆切になっちゃいますんで!

8グラバトを愛する者同士で


 おおふ…同率になってもうたな…
 では、決選投票ということで

 【多数決】↓5まで
 凪の相方に相応しいと思われるのは…
 6 ハワード・ロックフェラー
 8 野老幸晴
 ※いずれかにおなしゃす!

 尚、この両名の『グラバトにおける』ステはこんな具合…

 ハワード・ロックフェラー(2Pver.黒スーツ)
 攻撃力★★★★☆  耐久力★★★★☆  敏捷性★★★☆☆  HP:3800  武装:長ドス
 必殺技:レールガン  超必殺技:スーパー・ハワード(一定時間全ステータス+3)  特性:怯み耐性高め

 野老幸晴(2Pver.ボディアーマー)
 攻撃力★★★☆☆  耐久力★★☆☆☆  敏捷性★★★★☆  HP:3100  武装:銃&ナイフ
 必殺技:人体破壊三連突き  超必殺技:耐久無視固定ダメージ2000突き  特性:タッグバトル時仲間快復可能

 ゆっきーが凶悪仕様になってる時のだね…

6


 あらま、ハワード大人気…
 ゆっきーってつくづく…うんまあ…うん…ガンバだね

 対戦カードは 冬也&湊vs凪&ハワード に決定!
 いやー…これはかなり、ベストなパートナー同士の戦いになりますな

 冬也と湊は言うまでもないとして
 凪とハワードも戦闘時にはよく一緒になったり、行動をともにすることは多いし…

 この結果はオマケに反映されますので気長にお待ちくださいまし~


 ――オマケ・もうすぐリアルグラバト!――

律「冬也兄ちゃんのパートナーが湊兄ちゃんとは…これは熱い」

明「でも何だか、目新しさはないですよね」

律「冬也兄ちゃんは最初からプレーできるストーリーモードのプレイアブルキャラになってて、そのサポートで湊兄ちゃんでまくりだったんです」

律「言わば、グラバトっていうゲームにおいて、最初にプレーヤーが出会う最高のコンビなんです!」

律「目新しさとかそんなのいらないんです! リアルでこのコンビを見られるという、そこにこそ意義があるんです!」

明「熱弁しますね」

律「そして、多分…こっちも似たような理由で選ばれたと思われるのです」

律「ハワードは3番目に解放されるストーリーモードのプレイアブルキャラで、凪はその正式な仲間1号っていう立ち位置なんです」

律「スペック的にはそう強くはないけど将来的には強くなってくれるだろうという、そういう期待を背負って活躍するキャラなんです」

律「何だかんだでストーリー中でもこの2人のタッグは多く登場をしてくるから、そういう意味でもパートナーとして選ばれたはずです」

明「それで、どういう風にリアルグラバトを再現するんですか? そろそろ、どうするか考えましたよね?」

律「もっちろんです!」

明「おや、てっきり、また泣きついてくるかと思っていたのに…」

律「まず、外骨格パワーアシストウェアを作りました。イージスアーマーみたいなものです」

律「でもこれは骨組みだけで、この上に服を着てもらいます。すると、こっちのコントローラーで動かすままに外骨格が稼働します」

明「まさか…それを使って、本当に操って戦うなんて…」

律「そのとーりです! …と、言いたいけれど、これはポーズです。実際にはこの外骨格パワーアシストウェアの宣伝のために出すだけです」

律「電源は切っておいて、実際に操作をしていると見せる人は何もしません。本人達に戦ってもらいます」

明「外骨格パワーアシストウェア…色々な使い道が考えられそうですね。介護の分野とか」

律「ロボットよりも安いですし! ――って、そうじゃなくて! ケガはしたくないんで、全身の各部にセンサーをつけるんです」

律「で、このセンサーに衝撃を加えることで数値化されたダメージがヒットポイントを削るんです!」

明「普通に戦いながらセンサーだけを狙うのは難しいんじゃないですか?」

律「ふっふっふ…センサーは僅かな振動さえも探知して、それがダメージになりうるかを測定できるのです!」

律「つまり、全身のどこへ攻撃を繰り出したところでダメージに換算をされるのです!」

明「またムダにハイスペックなものを作って…」

律「ついでに、外骨格パワーアシストウェアでオーバーキルや、事故に繋がりそうな攻撃行動は制限するんです。これで完璧です!」

明「それはそれは…」

律「独楽ちゃんの協力を仰いで、機関に厳重な警備体制を敷いてもらうことで冬也兄ちゃんの追手も抑制します」

律「ゲーム内の服装に合わせた衣装もデザインして、発注済みです! いやー…ここまで漕ぎ着けるのは大変でした」

明「毎度のことながら、やればちゃんとできる人ですね」

律「むふふ、これでも僕は優秀な人間なんです!」エッヘン

律「それで…まだ話は終わりじゃないんです」

明「何ですか?」

律「…実はその、グラバトのステージの費用なんですけど…」

明「ええ」

律「そこに1番お金かかっちゃって…事後承諾で悪いんですけど、3億円…かかっちゃいました」テヘッ

明「」

 SASABEが放つ、究極のゲーム・イベント――その準備に使われた金は二桁億円にも上ったそうです。

グラスプスキルにあまり関係ない
エセ「ラブライブ!」だったのに
……たちまち元に戻ったな(@_@)


 再開準備中… ▽
 しばらくお待ちくだされ… ▽


 ――某市・某高校――

 キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

鈴木「今日から部活はなしだから、ちゃんと勉強をするように」

鈴木「じゃあ解散」

夜子「部活がなし…。これは、みっちりやるチャンスね」


 【安価下2】
 1 部室でみっちりやるんやで
 2 高円宮家でみっちり(ゆっきーは入れないので除外して)やるんやで
 3 狭そうだけどゆっきーん家でやっぺ
 4 各自、ちゃんとやんのよ号令という名の丸投げ


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:47 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100 アーム114/200

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:57 Vo:66
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:35 Vo:45
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:47 Vo:39
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:69 Vo:56
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ
 『天下人』→順風満帆・絶好調! 怖いものなんてない人生最高だぜ! っていうダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人
 蔵屋敷銀侍:サムライ
 デイモン・ファイストーン:ロリコン紳士 怪盗ロキ
 真城以外愉快な仲間達:Vo真城 Gt雲原 Ba音多 Dr夏

2


夜子「さて…わたしも勉強しておいた方がいいかしら…?」

夜子「特に勉強なんかしなくても成績に響くとは思わないけれど…」

夜子「正直、余裕なのよね…」


 【安価下2】
 1 しなくていいよ、帰ろう
 2 家帰って一応やっとくか
 3 しないでいいや、どっか遊び行こっと
   ※行きたいところがあれば併記、なければコンマ


 ――某市・海岸――

 ザザ----ン…

夜子「こんな時季じゃ、やっぱり人はいないわねぇ…」

透「…」

夜子「でもいい天気…」

夜子「…」

透「…」

夜子「暇ね…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 某市のグラスパー犯罪率は世界一ィ!
 4~6 砂浜で体育座りをしてうなだれている人を発見した
 7~9 やることないなあ、何しよう


 【安価下2】
 異能を使った破壊活動に日夜いそしむ犯罪者グラスパーさんのお名前


 ありすは破壊活動に日夜いそしまないもん!
 ありすは日夜デイモンにハートブレイク食らってるんだもん!

 というわけで、ずらしますね

 【安価下2】
 柊さんの異能とは!?


 パシュンッ…

夜子「?」

透「…」ピクッ

夜子「今のって、何かしら?」

透「…」キョロキョロ

夜子「透?」

 ズザァッ

透「!」

 ガバッ

夜子「ちょっ…透――!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 名前からしてただ者じゃあないと思ってたぜぇ…強いグラスパーだぜぇ
 4~6 名前からしてモブっぽくないとは思ったけど普通になかなか強めなグラスパーだぜぇ
 7~9 まあ透さんいますしおすし


 夜子が透に抱えられながらその場を後にする。
 直後、夜子のいたところへ液体がぶちまけられ、砂が煙を上げながら解けた。

柊「チッ…両方グラスパーなんてついてないなあ…」

夜子「グラスパー…?」

透「…」ザッ

 ステルスを解いて姿を現した柊が拳を構える。
 すかさず透が円盤を出現させ、宙に滞空させ始めた。

柊「まあいいか…」

夜子「全く、息抜きに来たというのに邪魔をして…。透、やっておしまい」

透「…」コクッ

柊「とりあえず、ぶっ殺してぶっ壊して、楽しませろよな…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 溶解液の異能で透の円盤が全く機能しない! それに触れない!
 4~6 触れない溶液の異能が意外に厄介…! 攻めあぐねる透
 7~9 やったれ透


柊「でろでろに溶けちまえよぉ…!」

 柊が溶解液を周囲に撒き飛ばし始めた。
 透が円盤を盾にして夜子を守りながら駆け出し、柊に拳を繰り出す。

 パシッ
 ドロォッ

柊「溶けろよ――」

 わざと柊が透の拳を受け止めた。瞬時に肌から滲み出た溶解液が透の拳を溶解させる。
 だが、コートを腕だけに適用して、透はそのまま溶解液を振り払いながら思いきり柊の顔面を殴り通した。

柊「!?」

 ドッゴォォォッ

夜子「おーっほほほほ! 透がその程度でどうにかなると思って?」

柊「そんなただの生身のパンチでどうにかなると思ったかよ!?」

 思わぬ方法でやり返された柊はすぐに起き上がったが、その足元を円盤が通過した。
 両足の膝から下が切断されて、踏ん張ることもできずに柊が砂浜の上へ倒れ込んでいく。

透「…」グッ

柊「っ…やめ――」

 柊がよろけ、砂浜へ倒れ込む前に透は動いている。
 固く握った拳を後ろへ大きく引いて、そのまま激しく繰り出す。

 ドッゴォォォォッ

 ガイアを発動し、溶解液を無傷でやり過ごして透が文字通りに柊を殴り倒した。
 砂浜の砂を激しく巻き上げながら柊はそこにめり込み、白目を剥いてピクピクと四肢を動かす。

夜子「あなた、腕っ節は本当にあるのね」

透「…」コクッ


 【安価下2】
 1 とりあえず帰ろう…
 2 場所変えよう。何かつまらん!
   ※行きたいところとかあれば併記
 3 で、海でどうするよ? 何したかったん?


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あれ? 何か見たことあるロリコン紳士が幼女を集めてる…
 4~6 ボルトがひとり(一匹?)で散歩して子ども達に遊んでもらってる…
 7~9 タバコをふかして哀愁をただよわせてるおっさんがいた
  0  何だかかっこいいポーズの練習をしてる謎の青年がいた


デイモン(裏声)「はじめまして! ぼく怪盗ロキだよ!」

デイモン(裏声)「悪いやつから宝物を返してもらって、世界中の子ども達のためにたくさんいいことをしてるんだよ!」

 キャッキャッ

デイモン(裏声)「もうすぐ5時だよ! 良い子はちゃんとお家に帰ろうね! 怪盗ロキとのお約束だよ!」

 『はーい』

デイモン「おや、怪盗ロキくんがポケットに帰ってしまった」

デイモン「キミ達、テレビで怪盗ロキの活躍が見たくなったら、今夜のテレビを録画しておいてとパパかママに言うんだぞ」

夜子(あれって…天宮市の時の怪盗…よね?)

夜子(怪盗なだけに神出鬼没なの? でもこんな公園に…)


 【安価下2】
 1 見なかったことにする
 2 話しかけてみる
   A 通報してもいい? って
   B 裏声が気持ち悪かったよ、って
   C その他、どう声をかける?
 3 その他、どうするよ?


夜子「もし、あなた」

デイモン「ん? これは奇遇だな。いつぞやのアイドルの…確か、高円宮夜子さんだったか」

デイモン「あなたのような淑女に声をかけていただけるとは、光栄の極みだ」

夜子「何だか小さな女の子達に人形を使って話しかけていたようだったけれど…酷く身の毛がよだつ声だったわよ」

デイモン(裏声)「この声のことかねっ?」

夜子「っ…近くで聞くと、余計にひどいわね…」

デイモン「そうか…。子どもには受けると思っていたのだが…」

夜子「はっきり言って、公害よ」

デイモン「それはいけないな」

夜子「【安価下2】」

 1 機関に追いかけられてるのに、どうしてこんな場所へいるの? 支部だってあるのに
 2 それと、どう見ても怪しいロリコンに見えていたわよ。通報されないの?
 3 その他、自由台詞だよ


夜子「それと、どう見ても怪しいロリコンに見えていたわよ。通報されないの?」

デイモン「俺は怪盗だ」

デイモン「追いかけ回されるのは常というもの。いくらでも逃げる術などはある」

夜子「通報される前提って…」

デイモン「それに俺はこれでも顔がいいからな。こうして笑顔を見せておけば、そうそう通報はされないさ」キラリ--ン

夜子「…確かに、何も後ろめたいことなんてないってばかりの顔ね…」

透「…」ニカァッ

夜子「あなたがやっても怪しいだけよ、透」

透「…」シュン

デイモン「さて、人目につく場所に2時間以上もいるとしつこいのがやって来てしまう」

デイモン「俺はこの辺りで帰るとしよう。念のために聞いておくが、俺にこうして話しかけてきておいて、用事などはあるまい?」

夜子「【安価下2】」

 1 ええ、特にないわ。ご機嫌よう
 2 その他、自由台詞だよ!


夜子「どうして某市にいるの? 何かを盗むつもりなのかしら?」

デイモン「ああ、その通りだ。予告状の呼びがある。あなたにもあげようじゃないか」

 スッ

夜子「…」

予告状『今宵、月が雲に隠れる時。月より零れた黄金の輝きをいただきに参上する。――怪盗ロキ』

夜子「古風ね、こんなものを作るなんて。月より零れた黄金の輝きというのは何かしら?」

デイモン「ムーン・ドロップと呼ばれる、涙型の大きな黄金だ」

デイモン「活躍が見たければ来るといい。そして、見事に俺がムーン・ドロップを手に入れた時は寄付をしてくれたまえ」

デイモン「例え100円であっても、それで救われる、未来ある幼き命がたくさんある」

デイモン「ではな」


 【安価下2】
 怪盗ロキのお仕事…
 1 見に行こうかな
 2 別に興味ないし、いいよ


 ――某市・高円宮家――

夜子「正確な時刻が分からないのよね…」

夜子「それも作戦の内…だとは思うのだけれど」

透「…」

夜子「何時だと思う、透」

透「…」ウ--ン

夜子「そうよね…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 156/100
   B アーム 17/200
 2 コミュ
 3 作曲
 4 早めに行って待つべ
 5 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 ポイント 156/100


 ポイント 203/100

夜子「んんーっ…」ノビィッ

夜子「そろそろかしら?」

透「…」

夜子「行くわよ、透。怪盗ロキを見に」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怪盗ロキ逮捕のために某市の異能犯罪対策課からゆっきーと凛ちゃんが駆り出されてた。勉強しろよ!
 4~6 依姫と桜花が揃って見にきてた。勉強しろよ!
 7~9 丁度いいタイミングで始まった


 ――某市・とある会社の前――

 ザワザワ

夜子「そろそろかしら? 割と大勢いるのね」

透「…」

夜子「警官もいるし…あれは打上げにいきなり現れた機関の人よね…」

縛「…」キョロキョロ

夜子「その横にいるのも、あからさまに機関の人みたいだし…」

シモン「…」

夜子「どんな風に現れるのかしら…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 毎度お馴染み、七色発煙筒
 4~6 ビルを跨げるくらい巨大な怪盗ロキが現れた!?
 7~9 颯爽と登場した――と思ったら、すでにお宝が手中に!?


デイモン『レディース&ジェントルメン!』

 コォォォン…

夜子「どこから声が…拡声器?」

 ザワザワ

デイモン『本日はこれほど多数のギャラリーにお越しいただき、喜ばしく思っています』

デイモン『今宵、わたくし――怪盗ロキがちょうだいするのは、ムーン・ドロップ。月より零れた、黄金の雫』

デイモン『さしあたって、月を手中に掴むにはあなた方と同じ体躯のわたしでも難しい』

デイモン『よって! 本日はこのように大きな姿で参った次第です!』

 ズゥゥン…

夜子「!?」

透「…」アゼン

夜子「お…大きい…。何あのサイズ…? ビルなんて、一跨ぎできそうな…」

縛「総員、構えー! 麻酔弾、発射ー!」

 ズドドドドッ

デイモン『さて、見事にわたしがムーン・ドロップを華麗に奪い去った時は、全ての恵まれぬ子ども達のために寄付を』

デイモン『今宵、ムーン・ドロップをいただき、それを換金してわたしも募金をいたしましょう』

デイモン『怪盗ロキの勇姿をごらんあれ!』

 巨大な怪盗ロキに麻酔弾が撃ち込まれ、大きく膨れ上がった。
 それは本物そっくりでサイズを大きくしただけの巨大な風船だった。

 パァァンッ

夜子「っ…!?」

 サラサラァ

 風船の中に仕込まれていた粉末状の何かが広範囲に撒き散らされ、透が素早くハンカチで夜子と自分の口元を押さえる。
 ばたばたと集まっていたギャラリーや、警察が昏倒していき、弾けた風船から3つの影が飛び出していく。

縛「今度は睡眠作用のある粉…! なんて卑怯な…! 覚悟しろ、怪盗ロキー!」

デイモン「和名ヶ谷…同じ成分を俺が使いすぎたばっかりに抗体でもできてしまったのか…?」

 シュボォォォッ

 シモンの体が炎に包まれると、竜人の姿となった。
 落ちて来た影の1つ――フランシスがシモンの前で着地し、2人がアイコンタクトを交わすと壮絶な戦いを繰り広げる。

 ドゴォォォォッ

夜子「何これ…とんでもないじゃない…!」

透「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 フランvsシモン、怪盗ロキvs縛の戦いで色々と周囲がヤバす…見てる場合じゃねえ!
 4~6 ぽかーんとしちゃうやこたん
 7~9 凄まじい攻防の最中、誰もがそれに気を取られている状況で、こそこそとビルから出てきたありすを発見。声をかけてみた


夜子「…」ポカ--ン

透「…」シュバッ ←飛来した瓦礫を掴み取って捨てた

<相変わらずつえーなー!

<お前は以前より弱くなった

 ドガガガッ
 シュボボボボッ
 ドッゴォォォォンッ

<怪盗ロキ、待てー!

<ええい、しつこいぞ、和名ヶ谷! 13世、頼んだ!

<俺かよ!? いいけどさ…

<ルパン13世! そこをどけぇっ!

<どかねえよ!

 スパァンッ
 ジャララララッ
 ガシィッ
 スルッ
 ドゴォンッ

夜子「…」ポカ--ン

透「…」シュバッ ←流れ弾を素手で掴み取った


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ばっくん、成長したなあ…
 4~9 そして、いつも通り賑やかに怪盗ロキが逃走して、嵐のように色々と過ぎ去っていった


デイモン『ムーン・ドロップは、この怪盗ロキが手に入れた!』

デイモン『捕まえたくば捕まえてみろ、機関や警察の諸君! 怪盗ロキには、何人たりとも触れられぬがな!』

 ブゥゥゥン

縛「しまった――!」

シャルル「ほい、隙あり」パァンッ

 グサッ

縛「ふにゃっ…これ…」

シャルル「ただの針だからチクっとするだけだって。ま…ツボに撃ち込めば眠らせられるんだけど。じゃーな~」

縛「待てぇ…」ドサッ

フラン「おっと、今日はここまでだな! トカゲ人間!」

シモン「待て、サイボーグ。まだ終わってはいない…!」

フラン「また今度な!」

 ウィ----ン
 ガシャンッ

フラン「13世、行くぞ!」

シャルル「おう!」

 キィィィンッ

夜子「…飛んでった…」

透「…」

夜子「…怪盗はバイクに乗って…仲間は飛行機に変形して、それで逃げた…」

透「…」コクッ

夜子「…めちゃくちゃな怪盗ね…」


 【安価下2】
 1 募金しておこう
 2 帰って寝よう


夜子「…募金、しておこうかしら」

透「…」コクッ

夜子「いるのね、義賊って…」

透「…」コクコク

夜子「透、募金しておいてちょうだい」

透「…」コクッ

夜子「…帰るわよ」

夜子「何だか…驚きすぎて、逆に落ち着いちゃった…」


 【直下 コンマ判定】
 ちなみに、怪盗ロキ効果は…
 1~3 その時だけ募金額がちょびっと増える程度
 4~6 出現の度に募金額がひと月分集まるんだって
 7~9 年間の募金額が40%もアップしたんだってさ。すげえ
  0  1回の活躍で募金額が半年分に相当するくらいなんだって。すげえ


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:47 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント156/100 アーム114/200

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:57 Vo:66
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:35 Vo:45
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:47 Vo:39
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:69 Vo:56
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ
 『天下人』→順風満帆・絶好調! 怖いものなんてない人生最高だぜ! っていうダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人
 蔵屋敷銀侍:サムライ
 デイモン・ファイストーン:ロリコン紳士 怪盗ロキ
 真城以外愉快な仲間達:Vo真城 Gt雲原 Ba音多 Dr夏


 ――某市・某高校――

鈴木「えー、明日からいよいよ、中間テストですので、しっかり勉強をしておいてください。では解散」

夜子(いよいよ明日ね…)

夜子(赤点が1人も出なければいいけれど…)


 【安価下2】
 1 皆がどんなもんか、チェックしておきましょうか
 2 部室に全員集めて最後の勉強会やでぇ!
 3 まあ、それぞれちゃんとやってることを期待しておく…という方針で


 訂正しました ▽

 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:47 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント203/100 アーム114/200

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:57 Vo:66
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:35 Vo:45
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:47 Vo:39
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:69 Vo:56
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ
 『天下人』→順風満帆・絶好調! 怖いものなんてない人生最高だぜ! っていうダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人
 蔵屋敷銀侍:サムライ
 デイモン・ファイストーン:ロリコン紳士 怪盗ロキ
 真城以外愉快な仲間達:Vo真城 Gt雲原 Ba音多 Dr夏


 ――アイパ部部室――

夜子「ちゃんと勉強してるのかしら?」

百合「してますよ」

依姫「…」

桜花「…」

時音「…」

幸晴「…」グッタリ

夜子(すごく心配な反応…)

夜子(過半数が赤点だったら部活停止で連帯責任補講…)

夜子(わたしと百合は平気だとして、あと2人は最低でも赤点回避しないと…)

夜子(そもそも、1人も赤点を出させたくはないけど…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 案の定、やこたんと百合以外は超ヤバい
 4~6 案の定、やこたんと百合以外はヤバい
 7~9 おや? 割と桜花は大丈夫そうじゃん
  0  き、奇跡だ…! 皆、ちゃんとそれぞれに勉強してたんじゃん…! 赤点レベルかどうかは置いといて


夜子「…」フルフル

百合「これは…」

夜子「ヤバいじゃない! 何であなた達、まともに勉強さえもできないの!?」

依姫「いやー、昨日の怪盗ロキ? あれ、テレビでやっててつい見ちゃった」

桜花「燃えた」

依姫「だよな、だよな! あの竜のと、サイボーグの戦い! 映画みたいだったよな!」

桜花「うんうん」

夜子「何で勉強中にテレビなんかを見るのよ…」

夜子「時音、あなたは言い訳あるの?」

時音「あたしが勉強なんかできるはずねえだろ」

夜子「開き直らないでちょうだい。幸晴、あなたは?」

幸晴「昨日のあれで…徹夜…」ゲッソリ

百合「このままじゃ…連帯責任で補講ですね…」

夜子「そ、そんなことさせられないわよ!」


 【安価下2】
 1 このまま部室で勉強会だ! 理数系は夜子、文系は百合がみるよ!
 2 ゆっきーんチで勉強会だ! 頭に叩き込むまで誰も寝かせねえ!
 3 その他、どうするよ? ちなみに夜子ちゃんチはゆっきーだけ上がれないよ


 ――某市・安アパート・幸晴の家――

ボルト「わふっ」パタパタ

幸晴「ただいま…」ドサッ ←布団の上に倒れ込んだ

夜子「寝ている暇なんかないわよ」

百合「ちょっと…狭いですね…」

依姫「お? 何これ、エアガン? すげー。つか重っ」

幸晴「ああああっ、それ、触らないでっ…!」

桜花「ゆっきー先輩の家…」スンスン

幸晴「臭いも嗅がないで…!」

時音「狭いんだよ」チッ

幸晴「今片づけるから待っててよ…」ゴソゴソ

夜子「本当に狭いわね。わたしのソファー置いたら、それだけでもう足の踏み場が…」

幸晴「置かないでよ…」

ボルト「わふ」パタパタ

幸晴「ボルト、お散歩は後でね…」

ボルト「くぅ~ん…」

依姫「お、じゃ、あたしが散歩してやろうか?」

夜子「あなたは勉強するのよ」

桜花「あ、グラバト。据え置きのがある」

幸晴「やる?」

桜花「やりたい」

夜子「やらないわよ! 勉強よ、勉強!」

百合「皆さん、自由ですね…」

透「…」←ボルトがいるから外で待機してる


 【直下 コンマ判定】
 1~3 色々と誘惑のありすぎるお部屋なもんで、バカ組が集中できない様子
 4~6 まあ、何だかんだで明日に迫ってるからね。がんばっちゃあいるんだけど…
 7~9 何だ、ちゃんと監禁してやりゃあマジメにやるじゃん


依姫「日本史のさあ…」

百合「そこはセットでここと、ここを覚えておくんです」

桜花「世界史の人の名前が覚えらんない」

百合「それはもう…覚えてくださいとしか…」

幸晴「…」ウツラウツラ

夜子「…」ゴツッ

幸晴「いたっ…」

夜子「寝ない」

時音「あー、わけわかんね…。化合式とか死ね…」

夜子「死なないわよ」

ボルト「わふ」

透「…」ビクビク

夜子(ちゃんとやりはしているけれど…何だか、あんまりって感じね…)


 【安価下2】
 1 まあ、続行だよね。がんばれ、みんな
 2 ちょっとだけ息抜き兼ねて、ご飯タイムにしとこうかな。お腹が減ったら集中できないし
 3 お風呂入りたいな。すっきりしゃっきりすれば、皆、集中力を取り戻すかも
 4 その他、自由


夜子「お風呂入りたいわね」

依姫「お、いいねえ」

桜花「じゃあ、ゆっきー先輩の浴室を拝見…」グヘヘ

幸晴「ダメ、やめて」

百合「お風呂までお借りするのは申し訳ないですし…」

時音「だりい」

幸晴「そう言えば…近くに銭湯あるけど、皆で行ってくれば?」

夜子「銭湯…そう言えば、入ったことないのよね」

依姫「マジで? 銭湯の風呂上がりのフルーツオレは最強だぜ」

桜花「コーヒー牛乳が正義」

百合「火照った体で、冷たい飲み物…おいしいですよね」

時音「んじゃ行くか」


 【安価下2】
 1 どきどきバスターイム
 2 キンクリ


 ――某市・銭湯――

 ガララッ

夜子「…平凡ね」ボイン

依姫「そういうもんだって」ボイン

百合「ですよね」ボヨン

桜花「…」ペッタンコ

時音「ふわぁぁ…」ツルン

依姫「まず体洗ってー、それから入浴と」

夜子「透がこれを慌てて買ってきたのは、備えてなかったからなのね」←透が買ってきたシャンプーと石鹸とタオルを持参

桜花「夜子先輩、夜子先輩」

夜子「何かしら?」

桜花「洗う?」

夜子「洗ってくれるの? じゃあお願いするわ」

桜花「グフフフ…」

桜花「あわあわ~」

桜花「そして、ごしごし~」

夜子「あら、意外といい――」

 モミィッ

夜子「っ…///」

桜花「お、おお…」モミモミ

依姫「何その反応、そんなにか?」モミッ

夜子「ちょっ…やめなさい」

百合「…」フイッ ←巻き込まれないように見ないふり

桜花「これはこれは…」

依姫「うーん、すげえな…」

夜子「やめなさいって言ってるでしょう!」

 ・
 ・
 ・

 ――男湯――

<で、百合は~?

<ぐふふふ…

<えっ、やめっ…ダメですって…!///

幸晴「…」

幸晴(男湯は貸し切り状態で良かった…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 お風呂入ってさっぱりしたら、とうとうゆっきーの電池がきれた!
 4~6 しゃっきりぽんとしたし、がんばるよー
 7~9 お風呂効果はなかなか大きかったようですな。はかどる、はかどる


夜子「やればできるじゃない」

時音「当たり前だろ…」カリカリ

夜子「で、よっちゃんは?」

依姫「うがーっ! わかんねーよー!」バタバタ

桜花「うるさい…」

百合「騒いじゃダメですよ」

幸晴「…」カリカリ

ボルト「くぅーん」←幸晴の膝の上におさまってる

幸晴「どしたの、ボルト…」ナデナデ

ボルト「わふ」←撫でてもらえて満足気

夜子「あなた、ちゃんとやってる?」

幸晴「やってるって…ほら」

夜子「間違ってるわよ、そこ」

幸晴「えっ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 まあでも、次第に1人ずつ寝落ちしていったわけで
 4~6 そうして夜は更けていったわけで
 7~9 ばっちり勉強はしておいたわけで


 ――某市・某高校――

夜原「はい、じゃあ始め」

 バッ
 カリカリ…

夜原(どれどれ…皆、ちゃんと勉強してきたかな…?)

夜原(幸晴くん…目の下のクマがすごいけど…)

幸晴「…」カリカリ

夜原(うーん…どうなんだろうなあ、これは…)

夜子「…」カリカリ

夜原(試験監督って、割と暇なのよね…)


 【直下 コンマ判定】(勉強会したもんね!+2)
 1~3 結局、赤点連帯責任補講…現実って無情だ
 4~6 あんだけやったのに、時音とゆっきーが補講で連れていかれた…よっちゃんは運任せでいったらイケちゃったラッキーガール
 7~9 全員、赤点回避!


 ――アイパ部部室――

夜子「連帯責任は免れたものの…」

百合「結局…時音ちゃんと幸晴さんは補講コースでしたね」

依姫「いやー、あたしもギリギリで赤点回避できて良かった。事前にコロコロ鉛筆作っといてラッキー」

桜花「なにそれほしい」

依姫「いいだろー?」

夜子「まあ…仕方ないわね…」

夜子「4人でやれることをやっておきましょう」

百合「あっ…すみません、生徒会があるんで…今日は…」

夜子「あなたも忙しいのね」

百合「じゃあ、今日はこれで…」

 ガララ

桜花「3人ぼっち」

依姫「それはぼっちか?」

夜子「一応、透はいるけれどね」

透「…」


 【安価下2】
 1 まあ、赤点を免れたことだし、今日は2人にご褒美をくれてやるか
   A あまーいお菓子をたっぷり召し上がれ
   B ご褒美の、いつもよりちょっと少なめの練習メニューだよ~
   C その他、どんなご褒美あげる?
 2 さて、テストも終わったし…ガンガンやろう!
 3 その他、どうしたい?


夜子「がんばったあなた達に、ご褒美をあげるわ」

桜花「ごほーび!」キラキラ

依姫「とか言って、いつもより少なめの練習メニューとか言わないよなあ…?」

夜子「それがいいならそうするけど…」

依姫「やだー!」

夜子「だろうと思ったわ。透」

透「…」パカッ ←冷蔵庫を開けた

依姫「こっ…これは…!?」

桜花「あ…甘そうなお菓子がわんさか…!」

夜子「たっぷり召し上がりなさい? よくがんばったわね」

依姫「夜子ぉー!」ダキッ

桜花「夜子せんぱーい!」ダキッ

夜子「おーほほほっ! がんばった者に褒美を出すのは、当たり前のことよ。そんなに感動しなくてもいいわ」


 【安価下2】
 1 スイーツタイムが終わったら、みっちり練習するけどね
 2 一方、補講を受けてるゆっきーと時音…


 ――教室――

鈴木「この20枚のプリントが終わったら、補講は終わり」

鈴木「終わらないと、永遠に補講は続くからちゃかちゃかやるように」

鈴木「先生はちょこちょこ、職員室とここを行ったり来たりするから、分からないところがあったら後回しで、来た時にきいて」

鈴木「それじゃあ」

 ガララ

幸晴「…はぁ…」

時音「だるぅ…」

幸晴「…」カリカリ

時音「…」ボ-


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ひたすら無言な2人
 4~6 ゆっきーが沈黙にたまりかねて喋りかけるけど、会話が成り立たない
 7~9 時音からサボろうぜってゆっきーにお誘い


幸晴「…」カリカリ

時音「…」ボ-

幸晴「…」チラッ

時音「…」ボ-

幸晴「…あのさ」

時音「サボるか…」

幸晴「えっ?」

時音「こんなん、やってらんねえし。サボろうぜ」

幸晴「いやでも…」

時音「…ケッ…マジメ野郎」ガタッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 時音がいっちゃった
 4~6 ゆっきーもサボった
 7~9 ゆっきーがどういう気持ちで学校に通ってるか喋り出した


幸晴「僕もいく」

時音「ああ?」

幸晴「勉強とバイトばっかでしばらくしんどかったし…今日くらい」

時音「…」

幸晴「どこ行くの?」

時音「知らね」

幸晴「…じゃあさ、ハムカツ食べにいかない?」

時音「はあ?」

幸晴「日本一――いや、世界一、ハムカツにうるさい人が大好きなハムカツ売ってるお店がアーケードにあるからさ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 何となく、2人は打ち解けたようです
 4~6 傍から見たらデートだよ、これ
 7~9 あれ、割といい雰囲気? ゆっきーめ…


 ――某市・アーケード――

時音「これがそのハムカツ?」

幸晴「おいしいんだよ」ザクッ

 モグモグ

幸晴「うまい…」

時音「…」モグ

 モグモグ

時音「うめえっ…」

 ガツガツ

時音「もう1枚」

おばちゃん「はーい、どうも」

時音「…」ガツガツ

幸晴「あ、口元、カスついてるよ」ヒョイ

時音「あ?」

幸晴「取れた」

時音「…」ジロッ

幸晴「…何?」

時音「気安く触んな」

幸晴「なっ…折角、とってあげたのに…」

時音「はあ? とってあげた? 何様だ」

幸晴「何様って…友達じゃん」

時音「友達ぃ? 友達なんかじゃねえよ、てめえなんか」

幸晴「…」ムカッ

時音「…ぷ…」

幸晴「?」

時音「プロデューサー…なんだろ?」フイッ

 モグモグ

幸晴「…」

幸晴「もしかして今、照れて顔背けた? そうだよね? そうだよね?」

時音「ああ?」

幸晴「そんなにすごむと、口の中のハムカツ丸見えだよ?」

時音「っ…てめ、見るな!」バッ

幸晴「いやでも見えちゃったし…はしたないんだね、時音って…」ニヤニヤ

時音「てんめえっ…!」

幸晴「そういう言葉遣いもどうかと思うよ? あ、プロデューサーとして、ね? 女の子なんだし? アイドルなんだし?」

時音「嫌味ったらしく言いやがって…!」

幸晴「おっと…。別に嫌味ったらしく言った覚えないんだけど、自覚症状あるのかな? いやー、意外と気にしてるなんて、かわいいね」

時音「っ…!?/// 絶対許さねえ…! 待て、てめえっ…!」



 ――某市・高円宮家――

夜子「さて…テストも終わったし、全国高校生パフォーマンス大会予選に向けて、調整していかないと…」

夜子「でも…これまで通りの感じでやっていてもいいのかしら…?」

夜子「まず、レベルの高い楽曲は必須ね…。堂々と胸を張れるのは『Shadow』くらいのものだし…」

夜子「最低でも、これと同等のがあと3、4曲はあった方が心強い…」

夜子「その上で…全体として歌とダンスをもっと強化して…」

夜子「…あとは何かしら?」

透「…」

夜子「…ビジュアル?」

透「…」

夜子「…でも、これはなかなか、変えられないわよね…」

夜子「となると…やっぱり、楽曲と、歌と、ダンス…これを全体的に底上げして高めるしかないわね…」

夜子「その上で、ライブの練習として、何度かやってステージ馴れもしておきたい…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B アーム 114/200
 2 コミュ
 3 作曲
 4 何か、練習のためのライブないかなって探してみる
 5 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 1~3 見つからんのう…
 4~6 ライブハウスに進出してみちゃう?
 7~9 百貨店の屋上でのイベントを盛り上げてくれるパフォーマー募集だって


 カチカチ…

夜子「ライブハウス…」

夜子「バンドのイメージしかないけれど…出ようと思えば、出られないことはない…わよね」

夜子「…」

夜子「でも、ジャンルの垣根は大きすぎるような気も…」


 【安価下2】
 1 思い立ったが吉日! とりあえず、出るだけ出ちゃおう! ブッキングするぜ!
 2 いや、やめとこう…これは


夜子「…まあいいわ」

夜子「アウェーの状況でのライブっていうのも、経験だものね」

透「…」

夜子「何よ、その顔?」

透「…」ブンブン

夜子「不安?」

透「…」コクッ

夜子「でもやるって決めたの。だからやるわ」

透「…」コクコク

夜子「じゃあこれ、ブッキングしておいて」

透「…」コクッ


 【安価下2】
 1 そして、ライブ当日!
 2 いや、まだだ!


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:47 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント203/100 アーム114/200

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:57 Vo:66
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:35 Vo:45
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:47 Vo:39
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:69 Vo:56
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ
 『天下人』→順風満帆・絶好調! 怖いものなんてない人生最高だぜ! っていうダンサブルナンバー・4のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人
 蔵屋敷銀侍:サムライ
 デイモン・ファイアストーン:ロリコン紳士 怪盗ロキ
 真城以外愉快な仲間達:Vo真城 Gt雲原 Ba音多 Dr夏


 ――アイパ部部室――

 ~♪

幸晴(この中じゃ僕が1番下手くそだから口出しはできないけど…)

幸晴「やっぱり…どう考えても、百合が上手じゃないんだよなあ…」

透「…」コクコク

幸晴「ですよね?」

透「…」コクッ

幸晴「それに、1人だけズバ抜けて上手すぎて…奇妙なことになってるし…」

夜子「じゃあ、一旦ここまでよ」パンパン

依姫「百合ー、もうちょっと声出してこうぜ?」

桜花「こうぜ」

夜子「桜花、あなたもあまり他人をとやかく言えないわよ?」

桜花「…うい」

百合「何だか…昔っから、歌って苦手で…」

時音「てきとーでいいだろ…」

夜子「ダンスもそうだけど、歌の方が個人パートですごく目立っちゃうのよね…」


 【安価下2】
 1 百合を個人指導だ!
 2 いや、ビジュアルで目を惹いている分、これでダンスと歌があまり上手でないのはそういうキャラづけになっていいのか?
 3 百合と桜花を集中的にやるか
 4 まあいいや。歌は調和だ、皆で声を合わせりゃどうにかなるさ


夜子「桜花と百合、あなた達2人を集中的にしごくわよ」

依姫「覚悟しろよ~」

桜花「うげえ…」

百合「お…お手柔らかに…」

夜子「まず、自分の歌がどう聞こえているのか知りましょう。透」パチッ

透「…」カチッ ←ボイスレコーダーの再生ボタン押した

ボイレコ『~♪゛』

夜子「これが桜花の歌」

桜花「個性は強み」

依姫「個性じゃなくて、ヘタさな?」

ボイレコ『ボエ゛-♪゛』

夜子「それでこれが、百合」

百合「あぅぅ…///」

時音「こうすると騒音だな」

夜子「まずは正しい発声と滑舌を良くする舌の運動。それと、肺活量も鍛えたいわね」

夜子「その最低限が済んでから、歌の特訓よ」

百合「がんばりますぅ…」

桜花「これが羞恥プレー…」

幸晴「羞恥プレーしてほしいなら、してあげるよ?」

桜花「…後でね」

依姫「後でかよ!」

幸晴「え、ほんとにいいの?」

夜子「いいはずないでしょう。変なことしたらタダじゃおかないわよ」

幸晴「分かってるって…」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 筋金入りに上手じゃない2人。こりゃ厳しい
 6~8 う、うーん…うん…? あんま効果出ないなあ…
  9  よりヘタなゆっきーと比べることで自信を持たせていく斬新な方法で一定の効果が!


夜子「…」

依姫「これは…」

時音「音痴ども」

百合「うぅ…///」

桜花「がんばってるもん。誉めて伸ばしてほしいタイプだもん」

依姫「誉められるところを探すのは難しいけどな」

夜子「厳しいわね、このままじゃ…」

幸晴(正直…僕がこれよりひどいと思うと泣きたくなる…)


 【安価下2】
 1 まあ、まだ焦る時じゃない。気長にちょっとずつやろう…
 2 これは次のライブまではしごきまくって特訓期間にするしかないな
 3 その他、どう対策するよ?


 ――某市・高円宮家――

夜子「なかなか…先が長いわね…」

透「…」

夜子「まだ時間はあるし、そこまで焦るべきじゃないけれど…」

夜子「何だか、もどかしいのよね…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 203/100
   B アーム 114/200
 2 コミュ
 3 作曲
 4 その他、自由


夜子「クオリティーの高い楽曲…」

夜子「前に1度、編曲していいのにしようと思ったけど失敗したし…」

夜子「新しいのを作っていく方がやっぱりいいかしら…?」


 【安価下2】
 1 新曲やっぺ
   A アッパーソング作ろう
   B 歌唱力を活かす歌を作ろう
   C ダンサブルナンバーを作ろう
   D その他、どんな感じの、どんなイメージ?
 2 編曲してみようかな
   A rain dance
   B 戦国姫
   C クチナシの果実
   D 天下人

 ※「1」を選択時、どんなイメージなのかとか併記してもらってもおkっす


夜子「盛り上がれるようなアッパーソングでも作るべきね」

夜子「盛り上がって、かつ、クオリティーの高い楽曲があればアイドルとしては強みになるし」

透「…」

夜子「でも…どんなイメージでやろうかしら…?」


 【安価下2】
 1 仲良しが集まって、皆でわいわいしている時の賑やかな楽しさを歌う、パーリーソング
 2 お月様は雲に隠れて見えない時もあるけど、夜になれば必ずそこにあるんだよ、希望ってそういうものだよね、って感じの応援歌
 3 その他、どんな感じよ?


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あれ、イメージに釣られてアッパーソングじゃあなくなってきた…
 4~6 作曲も馴れてきたなあ…デキはともかく
 7~9 あっ、何かイイ感じの手応えが…
  0  神様降りてきた


夜子「あら…?」

 ポロロン
 ポロロロン

夜子「…何だか、アッパーソングからは外れてきちゃったかも…」

夜子「…まあでも、これはこれ…よね」

夜子「イメージにつられてるってことは、それだけ自然に沸き上がってきてるものなんだし…?」

夜子「そうよね?」

透「…」コクコク

夜子「違うとは言わないくせに」

透「…」コクッ

夜子「認めてきちゃったし…」


 【安価下2】
 1 このまま続行して完成を目指す!
 2 慌てるこたぁないさ。おやすみー


 【安価下2】
 お月様と希望を重ねた、割としっとりめな感じの応援歌のタイトル

 【採用安価のコンマ判定】(馴れによって最低値5で固定)
 コンマ一桁で判定
 楽曲のデキ 1<0


夜子「これ、は…」ゾクッ

夜子「『idol for you』――この感じ、すごい…」

透「…」パチパチ

夜子「何だか…舞い降りてきたわね…」ゴクリ

夜子「『Shadow』も最高のデキだったけど…これはさらにそれを上回った気がする…」

夜子「何だか、すごいパワーを感じられるデキね…」

透「…」コクコク

夜子「すごいのができちゃったわね…。ふふふ…とうとう、わたしの才能が開花しちゃったかしら」


 ――個人情報――
 名前:高円宮夜子 性別:女 職業:女子高生 年齢:17
 身体能力:低い 頭脳:優秀 精神:普通
 Vi:60 Da:47 Vo:95
 異能:鏡 特技:ピアノ 願望:友達100人作る
 GS:ポイント203/100 アーム114/200

 ――アイドル・パフォーマンス部――
 島津依姫
 Vi:60 Da:57 Vo:66
 備考:特技・逆立ち 合唱部と兼部
 長宗我部桜花
 Vi:50 Da:35 Vo:45
 備考:趣味・読書 モノグサガール
 園城寺百合
 Vi:75 Da:47 Vo:39
 備考:生徒会書記 シャイガール
 北条時音 異能:狼化
 Vi:70 Da:69 Vo:56
 備考:不良 ロンリーウルフガール
 野老幸晴 異能:回帰
 Vi:50 Da:70 Vo:20
 備考:マネージャー兼プロデューサーという名の雑用係 機関でバイト中

 ユニット名:百夜桜乃音姫
 『rain dance』→静かな歌を聴かせるバラード曲・2のデキ
 『Shadow』→不安がどこからか這い寄ってくるのではという気持ちのバラード曲・9のデキ
 『戦国姫』→若者の特権である無根拠の自信によるスタートダッシュを歌うダンサブルナンバー・4のデキ
 『クチナシの果実』→無口な男が何を考えているか分からないから、喋ってよ、って気持ちのアップテンポ曲・4のデキ
 『天下人』→順風満帆・絶好調! 怖いものなんてない人生最高だぜ! っていうダンサブルナンバー・4のデキ
 『idol for you』→お月様と希望を重ねた、しっとりめの応援歌・最高のデキ

 ――知人――
 朝藤透:使用人 円盤の異能 無口
 高円宮暁:お姉ちゃん 破天荒
 高円宮月見:お母さん 完璧超人かつ人格者
 高円宮照夜:お父さん 夜子を溺愛する面倒臭い人
 高円宮朝仁:お兄ちゃん 1日48時間の生活リズム 苦労人
 蔵屋敷銀侍:サムライ
 デイモン・ファイアストーン:ロリコン紳士 怪盗ロキ
 真城以外愉快な仲間達:Vo真城 Gt雲原 Ba音多 Dr夏


 一旦ここまでっすー
 ありがとうございました


 ――オマケ・お叱り――

夜原「幸晴くん?」ゴゴゴ

幸晴「…はい」

夜原「赤点を取っちゃったことは、百歩譲ります」

幸晴「…はい」

夜原「でも、その補講から逃げ出すってどういうこと?」

幸晴「…出来心で…」

夜原「出来心で?」

幸晴「…ごめんなさい」

夜原「わたしは困らないからいいけど、困るのは幸晴くんなのよ?」

幸晴「はい…」

夜原「湊だって、補講から逃げるなんてことはしてなかったのに…」

幸晴「…」

夜原「とにかく、これからはちゃんとやること」

幸晴「はい」

夜原「…それで、楽しかった?」

幸晴「はい?」

夜原「クラスメートと一緒にサボっちゃったんでしょ?」

夜原「…お友達できたみたいで良かったね」

幸晴「…はい。…割と、ツンツンされてるんですけど」

夜原「でも、あんまり悪い遊びとかしちゃダメだからね?」

幸晴「それは…もちろん」

夜原「分かったならいいんだけど…さて、これは誰に言っておいた方がいいか…」

幸晴「えっ、誰にって…!」

夜原「やっぱり湊?」

幸晴「ぶっ飛ばされちゃうからやめてください、それだけは!」

夜原「…じゃあ、冬也くん?」

幸晴「あー…まあ…でも…うーん…」

夜原「やっぱり湊ね」

幸晴「ええっ…それはほんともう…勘弁してください…」

夜原「あ、碧石さん? よくお店に来てたし…何だか、幸晴くんのことも気にかけてた雰囲気だったし」

幸晴「ある意味、1番怖いかも…」

夜原「…言わないでほしい?」

幸晴「はい!」

夜原「でもダメ~」

夜原「ちゃんと叱られて、もう二度としませんって誓うことね。何のために学校に通ってるか、ちゃんと考えてね」

幸晴「そんなっ…!」

夜原「あと、湊に全然連絡とかしてないでしょ? あれで割と気にしてたから、今度、電話でもかけてあげたら?」

 後日、幸晴は湊経由で枢木おじさんからゲンコツ3発をもらってしまいましたとさ――。


 デレマスが…デレマスが始まったけど…再開!
 と思ったら残り少ないから建ててくるね!


 そんなわけで、次スレどーん!
 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 24】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423840108/)

 テンプレ貼ってくるね!
 もうちょい待っててね!


 テンプレ貼りも終了いたしやした~
 では次スレにて再開でござる~

 今度の1000は何だろうね、わくわく

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月11日 (水) 18:31:22   ID: a7x5igQZ

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