俺「物心ついた時から、俺の家族は二人だった」
俺「一人は父親――だと思っていた人」
俺「そしてもう一人が姉――これも、だと思っていた人だ」
俺「もちろん子供の頃は何も気にならなかった」
俺「自分の父親にしては明らかに老け過ぎているところとか、自分の姉にしては少々年が離れすぎているところとか、まあその他諸々」
俺「少し考えるだけでおかしなことは山ほどあったのに、当時の俺は、家族の言葉を一切疑うこともなく、ただ『そういうもの』なんだと信じ切っていた」
俺「最初に引っかかりを覚えたのは6歳のときだ」
俺「俺は何とはなしに――そういえば小学校でそういう課題を出されたからだったのかもしれないが、何分昔すぎてよく覚えていない――父親だと思っていた人に、自分の母親がどこにいるのかを聞いてみたのだ」
俺「彼はすると、少しの間黙ってから、やはり黙ったままで仏壇を指差した」
俺「どうにも、その仏壇に飾られている人がお前のお母さんなんだという意思表示らしかったのだが――それはどう見ても、おばあちゃんだった」
俺「というのも、俺はずっとその写真の人のことを、自分の祖母なのだと信じて疑っていなかったのだ」
俺「写っている姿こそ若いものの、なんだか写真自体が古かったし――何より仏壇に手を合わせるときの、父親の表情を見ていると、『ああ、この人がおばあちゃんなんだな』と漠然と感じられた。というか、そうとしか思えなかった」
俺「果たしてそれは正しかったのだが――そして父親の言葉を聞いた途端に、じゃあ自分が祖母だと思っていた人は自分の母親だったのかと仰天したが――すぐに『いやいやありえねぇだろ』と打ち消した」
俺「だってあれは、明らかに祖母だ」
俺「そうは言っても明確な根拠があったわけでもないので――多分あれは本能だったのだろう」
俺「その日初めて俺は、家族に嘘を吐かれたことを自覚した」
俺「そして、それを境にして、家族を疑い始めるようになった」
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俺「先ずは父の話をしよう」
俺「この人は、結果的には俺の父親ではなかったわけだが――もうお気づきの通り、祖父だったわけだが――しかしそのせいで俺の中に憤りが生まれたかと言えば、そうではない」
俺「不器用な人で、口下手な人で、隠し事が下手で、問題の解決の仕方が面倒くさく、自分が一人で背負いこむことを生き甲斐のようにしている人なのだが」
俺「それでも俺は、彼の正体に気付いた後も、彼のことをずっと父親だと思っている」
俺「自分を育ててくれたことに関しては、感謝してもしきれない」
俺「それをここで断っておくとして――父親の話はもう終わりだ」
俺「今からする話に父親は関係ない」
俺「誤解を与えないための最低限の注釈は済んだので、本題に入ろう」
俺「姉だ」
俺「つまりは母だ」
俺「――彼女は俺より14年長く生きている。現在は市内の会社で働くOLだ」
俺「結婚はしておらず、今のところは彼氏もいない」
俺「しかし子供はいるのだった――そう俺である」
俺「姉は――ここでは敢えて姉と呼称しよう――13歳のとき、中学一年生のとき、若気の至りで過ちを犯した」
俺「詳細までは流石につかめていないが、とにかくその過ちのせいで俺を孕み、しかしそれだけならばまだよかったのだが――よりにもよって俺を産むなどという、更なる過ちを犯してしまった」
俺「そのときの、姉の決心がどのようなものだったかは分からない――彼女の父がどんな気持ちだったかなど、推し量りようもない」
俺「そして結果的に、俺は姉の父親の息子として、姉の父親に育てられることになった」
俺「中学二年生の姉に――頼るべき相手にさえ逃げられた姉に、俺を育てる力も余裕もなかったのである」
俺「思えばぶっきらぼうな人だった」
俺「昔から、素直に優しくしてこない人だった」
俺「口では『あんたのことなんてどうでもいい』的なことを散々のたまってくる癖に、俺に何か些細なことがあればそれだけで血相を変えて飛んできた」
俺「授業参観も、運動会も、毎回欠かさず、父と一緒に出席していた――唇を尖らせて、『私は嫌々ついてきているんだ』と不本意さを装わせながら」
俺「どう接していいか、分からなかったのだろうと思う」
俺「自分が育てることを放棄した息子に、母親のように接することなど、出来なかったに違いないし――かといって、姉でないのだから、姉のように接することも出来ない」
俺「その突き詰められた先が、あのツンデレ対応」
俺「我が姉ながら、我が母ながら、可愛い人だ」
俺「そう、姉は可愛い」
俺「姉は美人だ」
俺「エロいのだ」
俺「一児の母とはいえまだ29歳、肌にも身体にもまだまだ衰えは見られないし――元々の顔の造形の整い様など、もし叶うならこの場で画像をアップさせたいほどだ」
俺「これは身内びいきでもなく、シスコンでもなく、マザコンでもなく、実際職場でもかなりの人気らしいし、その素直でない言動も相まって、とにかく姉は可愛いのである」
俺「何より胸がデカい」
俺「高校一年生の、15歳の童貞の妄想力をフルに活用すれば、あれはきっとGカップあるに違いないのだ」
俺「そしてこれは俺の好みの話になるが――太ももも太ければ尻も大きい」
俺「姉の水着姿はそれはもう刺激的で、もし叶うならこの場で画像をアップさせたいほどだ」
俺「だがここでまた断っておきたい――俺が姉をレイプしようと思い立った理由は、何も姉が可愛いからだとか、姉がエロいだからとか、そういう理由によるものではない」
俺「つい先日、姉が母なのだと発覚したから」
俺「姉をレイプしようと思い立った」
俺「実の母親をレイプするのが、俺の昔からの夢だったのである」
俺「断っておこう、別に俺は変態ではない」
俺「マザコンでもなければ、変にこじらせたシスコンでもない」
俺「かといって理解を得られるとも思えないので、ここは淡々と簡潔に語ることとしよう」
俺「――既に話した通り、幼少期の俺には母親だと『認識できる』相手はいなかった」
俺「まさか姉がそうだとは長い間思いもしなかったので、つまりずっと母親というものに憧れていた」
俺「家族に不満があったわけではないが――俺にだって、母に甘えてみたいという気持ちはあったのだ」
俺「そしてその純粋な気持ちは、思春期を通り越す段階でこじれた」
俺「こじれにこじれた」
俺「自分は幼少期の頃、周囲の同級生のように母親と一緒に過ごせなかった――その失われた時間は絶対に取り戻せない」
俺「ならばもし、自分の母親と呼べるべき人が、まだ生きているのだとすれば、俺は失われた時間を埋め合わせるために、何をすればいいのだろうか」
俺「答えはセックスだ」
俺「だって他の家庭では、当然の如く、誰も親子でセックスなんてしない」
俺「セックスが男女間での、最も深く解り合えるコミュニケーションだということを、思春期を通り越した俺は重々に承知している」
俺「セックスならば、長い時間を埋められる」
俺「しかし仮に、念願かなって母親に会うことが出来たとして、土下座してセックスを頼んだとして、相手は頷いてくれるだろうか――そう、拒否される」
俺「だからレイプをする――以上だ」
俺「さて、前置きもこの辺りにして」
俺「高校一年の夏休み、八月の下旬――ちなみに俺は八月の上旬までの時間を目いっぱい使って母親のことを調べ上げたわけなのだが、真相に辿り着いたときは飛び上がって喜んだものだ――まだ蝉の泣く声が聞こえる真っ暗闇の空の下で、俺はアパートのドアの目の前に立っている」
俺「ここで一人暮らしをしているのは姉だ」
俺「姉は、俺が気付いてしまったことに、気付いていない。無論父も」
俺「正直、昔から姉のことは綺麗だし可愛いと思っていた――しかしそうはいっても実の姉だ、エロマンガみたいに、実の姉のことを性の対象として見るようなことはなかった」
俺「それが、姉が母だと解った瞬間――自分の中で、とめどない欲望が溢れてくるのを感じたのだ」
俺「今も俺は、堪え切れないほどに興奮している」
俺「さあインターフォンを押そう」ピンポーン
姉「――はいはーい」ガチャリ
姉「どなた……って、なんだ、あんたか」
姉「なに? どうしたの? あたしになんか用事?」
俺「…………」
俺(大事なことだと思うので、姉の服装についてざっくりと説明しておこう)
俺(茶髪のショートカットである姉は、仕事帰りだからだろう、黒のスーツに身を包んでいる)
俺(シャツのボタンがはじけそうになっているのは、取り敢えずおいておいて)
俺(下はパンツスーツではなく、タイトなスカート、まあこれはどっちでも――どっちでも興奮できるという意味で、どっちでもいいのだが、そしてスカートの裾から足まですっとキングが伸びている)
俺(仕事から帰ってきて、まだあまり時間が経っていないらしい)
俺(――これはいい、すぐに犯そう)
俺「いや、せっかくの夏休みだし、たまには姉ちゃんの部屋に泊まろうと思って」
姉「はぁ? あんた急に――」
俺「姉ちゃん明日会社休みだろ? 一日くらい泊めてくれよ」
姉「いやだから、私にも都合ってもんが……お父さんにはもう言ってあるの?」
俺「もちろん」
俺(嘘だ、友達の家に泊まってくるとしか言ってない)
俺(レイプするとは言っても保身は考える――姉の口も封じるつもりだ)
俺「なあお願いだって。この通り」パンッ
姉「…………」ウデクミ
俺(俺は知ってる……姉は絶対に、俺の頼み事を断らないということを)
俺(昔からそうだった――俺に対する負い目なのか、それとも母親だからなのか)
姉「……はぁ。ったく、入りなさいよ」ポリポリ
俺(――よし!)ガッツポ
俺「……ありがとう姉ちゃん」ガチャリ
姉「散らかってるから、足元気を付けなさいよー」テクテク
俺「…………」
俺(……いや、姉の整理能力のなさは今に始まったことじゃない)テクテク
姉「それにしても、なんだって泊まろうなんて思い立ったのよ?」
姉「お姉ちゃんが恋しくなったりでもした? あははっ――」
俺「ああうん、ちょっと寂しくてさ」
姉「――……、あっそ」カァァァァ
俺(やべぇ可愛い)ムクムク
俺(もうこのまま犯しちまおうかな……いやいや、わびさびを楽しもう)
姉「そ、そうだ! あんた夕飯は?」
俺「まだ食べてないけど」
姉「じゃあ作るからちょっと待ってなさいね……ったく、急に一人分も増えて面倒くさいったらありゃしない……材料が余ってたからいいけど」ウキウキ
俺(解りやすい)
姉「と、その前に。あたしリビングで着替えるから、ちょっと玄関で待っといてくれない?」
俺「――っっ!?」ムクムク
俺「…………え、なんで?」
俺「なんで俺もリビングにいちゃいけないんだ?」
姉「……は、はぁ? なんでって、そりゃー―」
俺「姉弟同士、だろ?」
姉「……そりゃ、そうだけど」
俺「別に恥ずかしいことなんて何もないし、俺も疲れてるからリビングで休みたい」
姉「…………」モジモジ
姉「……なんか、あんた変じゃない?」
俺「そう?」
姉「ま、いいけどね……実の弟に下着姿見られようが」
俺(実の息子だけどな!)
俺「…………」ジー
姉「…………」モジモジ
姉「ちょっと、そんなにガン見しないでくれる?」
俺「なんで?」
姉「脱ぎにくいじゃないのよ!」
俺「なんで?」
姉「なんでって、そりゃ……流石に、恥ずかしいし」
俺「恥ずかしい? へぇ、そりゃ変な話だ。実の弟相手に恥ずかしいなんて感情があるんだな」
姉「は、話が別よ! 誰が相手だろうと、ガン見されたらそりゃ恥ずかしくなるわよ!」
俺「……そっか、そうだよな」シュン
俺「ごめん……実は俺、年頃って奴でさ」
姉「――え?」
俺「もちろん、姉ちゃんの身体にどうこうってわけじゃないけど……やっぱりそういうのに興味があるっていうか」
俺「どんな感じなのか見てみたいなっていうのがちょっとあったんだでもごめんもう二度としないよ」シュン
姉「…………あ……」
俺(姉は俺の悲しそうな顔を見ると、決まって辛そうな顔をする)
俺(俺はそれを見て興奮する)ムクムク
姉「…………し、仕方ないわね。まあ私はあんま、そういうのぴんとこないんだけど……そっか、あんたも一応、そういうこと考える年なのね」
俺(お、ちょっと母親っぽい顔になった)
俺「じゃあ俺が脱がすのを手伝ってもいいと?」
姉「ま、まあ恥ずかしいけど……私にだって理解がないわけじゃなんですって!?」クワッ
姉「ぬ、ぬぬぬ、脱がす手伝い!?」ワナワナ
姉「な、なにを……何を言ってるのあんた!」カオマッカ
俺「え? 駄目なのか? 思春期なのに?」
姉「駄目に決まってるでしょうが!」
俺(そこからはやや説得に時間を要したので、省略する)
姉「――――~~~~~~解った! もう解ったから土下座を止めなさい!」
俺「手伝ってもいいと?」
姉「…………このエロガキ」ボソリ
俺(守備は上々……このちょろさなら、本番まであと十数分と言ったところか)ニヤリムクムク
守備→首尾
俺(実を言うと、スーツ姿の姉を脱がせるという妄想は、姉が母なのだという確信を得てからは何十回と繰り返してきたことなので、大した手間はかからなかった)
俺(まずはジャケットを脱がせる、そして、シャツのボタンを一つ一つ外していく)
姉「……なんか、手つきがいやらしい気がするんだけど?」ソッポ
俺「ぞりゃ、そういう前提でやってることだから」
姉「……その割には無表情よね、あんた」
俺「そう?」ムクムク
姉「…………姉とか弟とかはおいとてもさ。こんな30に差しかかった女の服脱がせて、あんた楽しいの?」
姉「あんたも高校生なんだし、もっと若い子の方が――いや若い子にこれをしろって言ってるわけじゃないけどね!」
俺「…………」
俺(分かってないなぁ母さんは)
俺(そしてシャツを脱がされ、ブラが露わになった姉さんは顔を赤らめたけど、特に何を言ってくることもなかった――メロンが見える)
俺(だけどタイトスカートを脱がすとき、スカートの中に頭を突っ込もうとしたら本気で蹴られた)
俺「痛っ! 何すんだよ!」
姉「それはこっちの台詞よ! 悪ふざけにも程があるわ!」
俺(あ、結構、本気で怒ってる……やりすぎたな)
俺「ごめんごめん」
姉「もう自分で脱ぐから触らないで!」
俺(そう言って、スカートを自分で摺り下ろさせていく姐さん……これはこれで)
姉「はぁっ……はぁっ……あんたまさか、今みたいなことがしたくて泊まりにきたの?」ギロッ
俺(……黒のブラに黒のパンツに黒のストッキング……姉は俺の期待を裏切らなかった)
姉「…………もしかして、学校で何かあった、とか? だってあんた、悪戯でもこんなことする子じゃないし――いや心配とかしてるわけじゃないけど!」
俺「……なあ姉ちゃん」
姉「……なによ? もし本当に悩みがあるのなら……私でよければ――」
俺「――っ」ダキツキッ
姉「――!?」オシタオサレッ
姉「――!?」オシタオサレッ
俺(ソファに押し倒してやった)
姉「ちょ、ななな、なにすんのよ!」アワアワ
俺「……姉ちゃん」
姉「さ、さては何かの仕返しね! そうよ、おかしいと思ったのよ! 寂しいだなんてそんんな殊勝な台詞あんたがいう訳――」
俺「いや母さん」
姉「…………え?」
姉改め母「……え、は? え?」
俺「俺もう全部知ってるよ。自分で調べた」
母「あ……う、嘘でしょ?」
母「し、調べたって、どうやって!」
俺「……それは」
~説明中、省略~
俺「……と、いうわけなんだ」
母「…………」
母「……そう」
母「ばれちゃった……のね」
母「それで……私のことは憎んでる?」
俺「いや、憎んでない」
母「お父さん……あんたにとってのお祖父ちゃんのことは」
俺「憎んでないよ」
母「…………本当は、もう少し大きくなってから話すつもりだったのよ。本当よ?」
母「だけど、もう知っちゃったのなら……話さなくちゃいけないわよね」
母「そう、あれは――」
俺「いやそれはどうでもいいから、セックスしよう」
母「…………なんだって?」
俺「このままだとレイプになるけど」
母「…………んんん?」
俺(俺は、ずっと自分の母親を犯してみたいと思っていたこと、そして今からそれを実行に移そうと思っていることを告げた)
母「………んんん?」
俺「さあ、早く繋がろう母さん。親子関係を構築しよう」
母「……と、取り敢えず一回どいてくれない?」
俺「駄目だって、今からお母さんからおっぱいしてもらうんだから」
母「……あんた、まさか変態なの?」
俺「そう思うんならそうなんだろうね」
母「…………嘘だと言って神様」
俺「母さんは嫌なの? 俺とセックスするの?」
母「嫌っていうか……あんた、実の母親相手なんだから分かるでしょ? 嫌とかじゃなくて駄目なの」
俺(色々ショックがあったせいか、逆に落ち着いてるな母さん)
母「……そもそもあんたは、実の母親相手になんで欲情してるのよ」
母「……そ、そうよ、おかしいじゃない」
母「おかしいわ! なによこれ! 不合理だわ!」カオマッカ
俺(あ、いつもの母さんだ)
母「わ、私はねぇ……そりゃ、あんたと親子になること、諦めようとはしてたけどね……でも心のどっかでは……いつかあんたと、お、親子になれるんじゃないかって……母親として名乗れるんじゃないかって、思ってたのよ」
母「それが、なによこれ! 私半裸だし、息子には圧し掛かられてるし、なんか息子から近親相姦持ち掛けられてるし……」
母「あ、あんた頭おかしいわ! 育て方を間違えた!」
俺「……セックスは嫌ってこと?」
母「だから嫌とかじゃなくて駄目なの! いけないことなの!」
俺「…………これが息子としての、最初のお願いだとしても?」
母「えっ……?」
俺「俺さ……自分に母親がいるなら、ずっとこんな風に触れ合えたらって思ってた」ムニュ
俺「こんな風に……母さんの温もりが感じられたらって」ムニュゥ
俺(やべぇぇぇぇどさくさに紛れて触ったらなんだこのおっぱい!)
母「……あ、あんた」
俺(正直姉を母と意識する前から一回触ってみたいと思ってたけどやべぇぇぇぇ! 指が沈みこむ!)
母「……だ、だからってね。その、親子でってのはおかしなことなのよ」
俺(ちんこだ! ちんこを挟みたい! 挟んで射精して母さんの顔にぶっかけたい!)
母「うん……これは親として、あんたに教えなくちゃいけないことだわ」
俺(ちんこ! ちんこもう我慢できない! 母さんのふとももに擦り付けて果てたい!)
母「…………きっと思春期で、頑張る方向を間違えちゃってるだけなのよ。大丈夫、母さんはその、今日のことは気にしないし……お父さんにも言わないし……あんたが私を受け入れてくれたってだけで、本当は泣きたいほど嬉し――」
俺「一回だけでいいんだ母さん!」ガシッ
母「ひゃいっ!?」ビクッ
俺「母さんのいうことはすごくよく分かる! だから一回だけでいい! もうそうしないと収まりがつかない!」
母「え、ええと……」
俺「そしたら普通の親子に――今までみたいな関係に戻るから! な、一回だけ!」
母「……い、一回だけ?」
俺「そう一回! 一回こっきり!」
母「一回……一回……」グルグル
母「…………ま、まあ一回くらいなら、スキンシップ、なのかしら?」
俺「そうだスキンシップだ! よし、出来れば俺もレイプはしたくなかった! これで和姦だ!」
俺「いただきます!」ブチュウウウ
母「んんっ~~~~」
母(あ、これなんか幸せ――)
~省略~
姉(生まれたままの姿)「…………」ジトー
俺(生まれたままの姿)「……そんなに睨まないでくれよ姉ちゃん、恥ずかしい」
姉「あ、あんたねぇ! 一回だけって言った癖に……ま、まさか六回もするなんて」
俺「最後の方は姉ちゃんも流されてたじゃないか」
姉「…………ていうか、なんで姉ちゃん呼びなの? いや別に、お母さんって呼んでもらいたいわけじゃないけど」
俺「いいだろ別に、俺の自由だ」
俺(姉と繋がってみて――姉の熟れた身体をむしゃぶり尽くしてみて――一つ、分かったことがある)
俺(なんだかんだいっても、俺は姉のことを姉だとしか思えない)
俺(姉のことを母と思えるのは――どうやら、そういう行為をしている最中だけらしかった)
姉「……ま、まあいいわ。途中から、なんかどうでもよくなっちゃったことは認める」
姉「だけど今夜限りよ。あんたも六回も、その……元気なもの、出したんだから、未練なんてもう筈だし」カァァァ
俺「……そうだな。確かに親子として、こういう行為をするのはよくないのかもしれない」
俺「だから付き合おう姉ちゃん」
姉「そうそう、それがなんですって!?」
姉「つ、付き合う!?」
俺「ああ、親子なら問題でも、恋人同士なら問題ないだろ?」
俺「年の差だってたかが14だ。俺これから出来る限り、この部屋に通うようにするよ」
俺「父さんのことなら心配しないでいい。内緒にすればいい」
俺「今夜ではっきりした――俺は姉さんが大好きだ」
姉「…………」ガクゼン
俺「付き合って、くれるよな?」
姉「…………だ、駄目に決まってるでしょうが!」
俺「じゃあ今日のこと父さんに言うよ?」
姉「…………は?」
俺「姉ちゃんは父親を二回も裏切ることになるな、全く親不孝者だ」
姉「あ、あああんた、あたしを脅す気?」
俺「脅しじゃないよ告白だよ」
俺(ベッドの上でしか相手を母親と認識出来ない俺は)
俺(どうしても、姉を恋人にしなければならないのだ)
俺(そこから6時間かけて説得し、姉は晴れて(暫定的に)彼女になった)
私「自分で言うのもなんだけれど、私は結構出来る女だ」
私「職場では後輩から頼られることも多いし、上司からの信頼もそこそこ」
私「学生時代、テストの成績で五番より下に落ちたことはない」
私「部活には入っていなかったけど……運動神経だって、クラスの中じゃ上の方だった」
私「そんな私の唯一の失敗と言えば、それは中学に入ったばかりの夏休みの――いや、あれは口に出すのも憚られる出来事だ。特にあの男、あの屑野郎の顔だけは思い出したくもない」
私「だけどその失敗のおかげで、私は何より可愛い宝物を得ることが出来たし――まあ父親には多大な迷惑をかけてしまったけれど、それは申し訳なさすぎるけれど――一概に後悔ばかりもしていない」
私「そして私は先日、実の息子と近親相姦をしてしまった」
私「……近親相姦をしてしまった」
私「弟的な存在である息子と、一日で都合6回戦も」
私「和姦であると、息子は言っていたけれど、あれはどう考えても……まあそれはいい」
私「起こってしまったことはどうしようもない」
私「晴れて息子が自分の彼氏になってしまったことについても」
私「……どうしようもなかったよね?」
私「これでも6時間ほど粘ったりはした――しかし寝室に移動して行われた四回戦の映像を、あの野郎が携帯でこっそり撮影していたことが決め手となり、要するに脅しに抗えなくなって、私は折れてしまった」
私「そして今日、私は息子――いや、ここでは敢えて弟と呼称しよう、そっちの方が幾分かマシだ」
私「私は弟に、ショッピングモールへと呼び出されていた」
私「…………そう、デートである」
私「ちなみに会うのは『あの夜』以来だ」
~午前、ショッピングモール~
弟「あ、おはよう姉ちゃん。待ち合わせの時間ぴったりだな」ニコニコ
私「……おはよー」
私(弟は可愛い)
私(これは身内びいきじゃなくて、ブラコンでもなくて……その、親馬鹿でもなくて、客観的に見て純然たる事実だと思う)
私(今年で高校生になった弟は、まだ『男』というよりも『男の子』という感じで、線とかも細いし、小学生時代なんかはそりゃあ可愛くて、女の子みたいだってもっぱらの評判で、特にこの釣り目なんかは私にそっくりで私はそれを見る度に――)
私(……いかんいかん)
私「あんた、いつから待ってたの?」
弟「つい30分前」
私「ふぅん。正直あたし、あんたは遅れてくると思ってたわ」
弟「なんで?」
私「だってあんた、そういう所ずぼらでしょ? あた――」
私(……あたしに似て、とは言わない言えるか恥ずかしい)
弟「そりゃ、いつもはそうだけどさ」
弟「今日は楽しみすぎて、絶対に遅れないようにしようって思ってたから」
姉「――!?」クラァ
姉(こ、このガキ……いやいや待て、別にこいつ大したことは言ってないぞ!)
姉(今の台詞を他の男に言われた所で、私どっちかって言うと『寒っ』とか思うタイプだし――)
姉(……いや、そうか、息子だからか)
姉(……ていうか私も、ばっちりお洒落してきちゃったし)
姉(ワンピースなんて人前で着るの何年振りよ……)
姉(……胸元、開きすぎてないかな?)
弟「それじゃ、取り敢えず映画観に行こうぜ。今ちょうど面白そうなのが――」
私「いや褒めなさいって」
弟「……え?」
私「あんた……あんたねぇ。いい? こういう時はまず女の子の服装を褒めるもんなの」
弟「そうなのか? や、ごめん、俺そういうのよくわかんなくて」
弟「確かに姉ちゃん、ワンピースなんかあんまり着ないもんな」
弟「……うん、そうだな」
弟「特にその、谷間がこぼれそうな所とか――」
私「それは褒めるって言わない!」バシッ
私(まあ、こいつにはそういう常識を求める方が間違っているのかもしれないけど)
私(なにせ私が実母だと分かった途端――謎の理論で性行為を求めてくるような男だ)
私(……どこで育て方を間違えたんだろう?)シミジミ
~映画館~
私(……これ、最近CMで流れてるのよく見るけど)
私(どこがどう面白いのか全然分からない)
私(私もおばさんになってしまったってことだろうか?)
弟「…………」ポップコーンボリボリ
私(弟は結構真剣に見てる……やっぱ若い子はこういうハリウッド映画好きなんだろうな)
私(やっぱりちゃんと観ておこう、後で感想聞かれたときに困る――いや困らない! 別にこいつがあたしをどう思おうがどーでもいいし! 時間が勿体ないから視るだけだし!)
私(……誰に言い訳してるんだろう私?)
私(って、言ってるそばから集中出来ない!)ブンブン
弟「…………」
弟「……なあ姉ちゃん」ボソボソ
私「――! なによ?」ボソボソ
私(上映中に話しかけてくるとか、非常識な……まああんまお客さん入ってないけど)
弟「映画、あんま楽しくない?」ボソボソ
私「……や、そんなことは」ボソボソ
私(いや気は遣わなくていい筈なんだけど……弟相手なんだし)
弟「……俺さ、そろそろ劇場出たくなってきた」ボソボソ
私「えっ?」
姉「な、なんでよ?」ボソボソ
弟「や、ちょっと我慢が出来なくなってきて……」ボソボソ
私「我慢?」ボソボソ
私「…………ト、トイレってこと?」ボソボソ
私(そうだとして、何故わざわざ言う? 勝手に行けば――)
弟「……そうじゃなくて――」ボソボソ
私「――っっ!?」
私(な、なななな、何を言い出すのよこの子!)カオマッカ
私「あっ、あんたねぇ!」
弟「しっ、声が大きい」ボソリ
私「……あ……」キョロキョロ
弟「な、頼むって……お願い」
私「だ、駄目に決まってるでしょ! 時と場所を考えなさい」ボソボソ
弟「お願いだ」
私「……だから駄目だって。おか――お姉ちゃんこればっかりは譲れ――」
弟「お願い母さん」テノヒラギュッ
私「……――~~~~っっ」パシッ
私「…………ど、どうしても我慢できないの?」
弟「うん、出来ない」
私「…………じゃ、じゃあ仕方ないわね」フゥ
弟「…………」ガッツポ
~女子トイレ、個室~
私「……ちなみに聞くけどなんで女子トイレ?」
弟「男子トイレの方がよかった?」
私「そういう問題ではないけど……」
私(実の息子と、女子トイレの個室で二人きり……中々に倒錯している)
私(弟の話じゃ、ここは滅多に人がこないらしい)
弟「じゃ、母さん」
私「……ちょっと、待ちなさいよ。荷物台に置くから」
弟「…………」
私(こういう時のこの子……無表情になるから何考えてるか全然分からない)
弟「……もういい?」
私(……だけどまあ、この無表情も照れ隠しだと考えたら、可愛いんだけど)
私「……はい、いいわよ」リョウテヒロゲ
弟「…………っ」ダキツキ
私「…………よしよーし」ナデナデ
弟「……っっ」カオウズメ、カオスリツケ
私(まさかいきなり、『甘えたくなったから胸触らせてほしい』、とか言われるとは思わなかったわ)ナデナデ
私(……ああ、可愛いな、こいつ)ナデナデ
私(他の男にやられても気持ち悪いだけだけど……なんだかなぁ)ナデナデ
弟「……母さん」
私「はいはい、好きにしなさい」ナデナデ
弟「…………」モミッ
私(外見の割に大人びてる弟だけど、唯一こういう時にだけ、なんだか赤ちゃんみたいに甘えてくる)
私(それが堪らなく愛おしかったりするのが――この間六回戦もやってしまった理由、なのかもしれない)
弟「――っっ」スリスリ
私「――!? ちょ、擦り付けは止めなさい!」
弟「……うるさいっ!」チュバッ
私「ひゃんっ!?」ビクンッ
~省略~
~レストラン~
弟「…………」モンモン
私「…………」ペペロンチーノモグモグ
弟「……まさか寸止めされるとは思わなかった……姉ちゃん悪魔だな」
私「し、仕方ないでしょうが。あそこですっきりしちゃったら、服も汚れてたし……そもそも押し付けてするのは、あんたの身体にもよくないのよ」
弟「…………」ムラムラ
弟「……結局姉ちゃん、気持ちよさそうな声出したのも最初に吸ったときだけだったし」
私「そりゃ、女は胸に甘えられたくらいじゃ声とかは上げないもんだしね」
弟「……あっそ」プイッ
私(……かぁいいなぁ)ニンマリ
私(この弟は、あの夜まではどうやら『子供』だったようなので――確認を取った訳ではないけれど、そんなの聞くまでもないことだ、『反応』的に――つまりあの夜にしてみても、弟は全然『上手かった』わけじゃなくて、ただ本能のまま甘えてくる、みたいな感じで、だから何が言いたいかというと滅茶苦茶に可愛かった)
私(……そういえば、あの夜にしてみても、さっきにしてみても、私は『そういうこと』をする時だけは、弟を甘やかしたり可愛がったりすることに抵抗を感じなかったな)
私(普通にしているときは、どうしてもストッパーみたいなものが掛かって、素直になれないのに)
私(……私がお母さんを出来るのは、お母さんになれるのは、もしかしたら、ベッドの上だけなのかも――)
弟「よし! カラオケに行こう!」
私「へ?」
弟「なんだか無性に歌いたい気分になってきた!」
私「え、えぇ?」オロオロ
弟「これ食べ終わったらすぐに行こう! すぐに!」ギラギラ
私(や、やらしいことする気満々だぁ……)
~カラオケ~
弟「きらり光って急降下~」
私「…………」
弟「ごーとふかして急上昇~」
私「…………」
弟「長く尾を引く――」
私「あんた、さっきから何してんの?」
弟「え?」
弟「何って、歌ってるだけだけど?」キョトン
私「……ええそーね。あたしにずっとくっつきながらね!」
私(こいつは密室に入った途端、待ちかねたように私に抱き付いてきやがった)
私(そしてそれが可愛過ぎて、暫くの間頭を撫でるだけだった私もどうかしてる)
弟「なんで? 別にくっつくのは普通だろ? 姉弟同士なんだし」
私「……姉弟同士でくっつくのがまず普通じゃないし、それに姉弟同士だとしても、今みたいに胸を枕にしたり、マイクを握ってない方の手でワンピース捲りあげてくるような弟はいないわよ」
私「……大体あんた、今さらあたしのパンツなんか見て楽しいの? 今までだって散々見て来たでしょうし――この前なんか、下着どころじゃないもの沢山見たでしょ?」
弟「……そういうんじゃないんだって」
弟「シチュエーションがいいんだよ……後で思い出して使える」
私(…………小さい頃は、間違ってもこんな事言う子じゃなかったけど)ナデナデ
私(……そして見られ慣れてるとはいえ、家の中以外でこんな格好させられるのは流石に恥ずかしい)
私(店員が入ってきたらどう説明しよう……普通に恋人同士ですって言うか?)
私(まあ間違っちゃいないけど、その場合あたし重度のショタコンだと思われるな)
私(てゆーか、これ普通に犯罪だし、年齢的に)
私「……ねぇあんた。まさかさっきみたいな方法で、その、いつもしてるの?」
弟「……え?」
弟「ええと……押し付けのこと?」
私「そうそれ。あれ絶対身体によくないわよ?」
弟「……そんなこと言われたって、手でやってもあんま気持ちよくないし」
私「――! え? ま、まさかあんた、手では一切しないの?」
弟「しない。気持ちよくないから」
私「あ、呆れた……」
私(これは……息子の健康のことを考えても……)
私「……ったく。しょうがないわね」
私「ほら、膝の上座りなさい」ポンポン
弟「え?」
私「向こう向いて、ほら……お母さんが、ちゃんと手ですっきりさせてあげるから」
~省略~
弟「あっ、ぁっっ~~~っっ」ドビュルルル
私「おー、一杯出たねぇ」
弟「……はぁ、はぁ」ビクビク
私「綺麗にするから、ちょっと動いちゃ駄目よ……ティッシュティッシュ」フキフキ
弟「…………」ビクビク
私「さっき我慢してたからね……すっきりした?」
弟「…………」コクン
私「そ、よかった。でも次からは、ちゃんと一人でもこうやってしなきゃ駄目だからね?」
弟「……うん」
私「よーし、えらいえらい」ホオヅリ
弟「…………あ、でも」
私「なに?」
弟「……一回だけじゃ……まだ、覚えきれてないかも」
私「…………はいはい」タメイキ
私「あんたは本当、しょうがない子ね。本当に高校生?」
弟「う、うるさい!」
私「じゃ、もう一回元気に……もうなってるじゃない。凄いわね高校生」
弟「…………」
弟「……あ、あのさ。今日まだ、一回も」
私「うん? ……ああ」
私「そうね、まだキスしてなかったわね」
私(これデートっていうよりも、ただ弟に甘えられてるだけな気がするけど)
私(ま、いっか……幸せだし)
今回は取り敢えずここまでです
飽きない限りは続けようと思います
エロシーンは直接の描写がない方がエロいよね?
私もこういうエロ同人ほしい
俺「遺憾だ」
俺「誠に遺憾だ」
俺「どうも最近の俺は、醜態をさらし過ぎているような気がする」
俺「姉(母)を和姦し、恋人にした辺りまではよかった」
俺「しかし先日のデートでは――あれをデートと呼んでいいのかは疑わしいものの――俺は全く無様だった」
俺「映画の上映中に我慢が出来なくなって、彼女(姉(母))にトイレでおっぱいを吸わせてもらったり」
俺「カラオケ中ずっと彼女(姉(母))抱き付きながら、彼女(姉(母))に4回も抜かれてしまったり」
俺「……とても高校生男子のそれとは思えない」
俺「そもそも俺の思い描いていた初デートとは、彼氏兼弟兼息子の特権を最大限に利用してセクハラし、姉ちゃんをエロ同人みたいに羞恥させるというものだった」
俺「それが実際はどうだろう……夢中になりすぎて恥を掻いたのは俺だけで、向こうは終始余裕そうだったではないか!」
俺「というか姉ちゃんいつもはツンデレな癖に、どうして『ああいうとき』だけは素直に優しくなるのだろう……?」
俺「……まあいい、そんなことは」
俺「とにかく、そろそろ沽券を回復させねばならない」
俺「男として、主導権を握り返さねばならない」
俺「そういう訳で、今夜はセクハラの方針を変える」
俺「狙うべきは下半身だ」
~ある日の夜、キッチン~
俺(この夏休みに入って、姉の部屋への四回目のお泊り)
俺(若干父さんが、俺がどこに泊まっているのか怪しみ始めた気配があるが、まあ今日の所はおいておこう)
姉「~~~♪♪♪」トントン
俺(姉ちゃんは現在、キッチンで二人分の夕食を作っている)
俺(呑気に鼻歌なんか歌いながら……ちなみに下はホットパンツだ)
俺「なあ姉ちゃん。今日の夕飯は?」
姉「んー? 夏野菜のカレー。あんた好きだもんね」
姉「……っ、じゃなくて! 私が食べたくなったから! カレー! 私が!」カァァァ
俺「…………」
俺(本当に、いつもはツンデレなんだよなぁ……)シミジミ
俺(さて、痴漢するか!)
俺「…………」
姉「~~~♪♪♪」グツグツ
俺「…………」サワッ
姉「――っ!?」
姉「……ちょ、ちょっとあんた……」ジトー
俺「ん? なに?」
姉「……ったく、ホントに猿なんだから」アキレ
姉「後でちゃんとしてあげるから、夕飯出来るまでは我慢しな――」
俺「…………」サワサワッ
姉「――~~っっっ!?」ビクビク
姉「……あ、あんたねぇ」
俺「だからどうしたんだよ?」キョトン
俺(今日は上半身を攻めない……狙うは尻だ)
俺(下半身だ)
俺(姉ちゃんの上半身……)
俺(つまりおっぱい)
俺(Gカップ――姉に聞いた所マジでGあるらしい――のそれは凶器であり、男子の夢であり、そして母性の象徴だ)
俺(そう)
俺(母性の象徴という所が、実に性質が悪い)
俺(思えば俺が理性を失い、まるで赤ん坊の如くなってしまうのは――決まって姉ちゃんの裸の胸を前にした時だった)
俺(それ以外なら、むしろ俺は冷静だし、逆に姉ちゃんは恥ずかしそうにしている)
俺(ならば胸に拘らなければ、胸への執着なしにセクハラをすれば――姉を辱めることが出来るのではないだろうか?)
俺(そう思い立ってこその、今日の尻攻めである)
俺(もちろん、姉ちゃんの胸は魅力的だ)
俺(顔とか声とか性格とか、姉ちゃんの魅力は色々あるが、しかしその最大の魅力はやはり母性つまり胸)
俺(そこから目を背けるということに対して、逡巡がないと言えば嘘になる)
俺(――だがしかし)
俺(身も蓋もなくなるが、俺は別に、姉ちゃんに甘えることが嫌なのではない)
俺(姉ちゃんを虐めてみたいという欲求があるだけなのだ)
俺(だから胸の方は、今晩じっくりと甘えさせてもらうこととして)
俺(今は取り敢えず、姉ちゃんを涙目にすることに全力を注ぐ)
俺「姉ちゃんの尻って凄いよな」サワ
俺「こうして掌を押し込むと弾力で跳ね返ってくるし」ムニュウ
俺「ほら、持ち上げられるくらい肉もある」タユン
姉「…………っ」トントン
俺(姉は俺を、あくまで無視するつもりらしい)
俺(だけどその割には手が進んでいない――手が進んでいるように見せかけているだけだ)
俺(こういう時に、変に強がるのが姉なのだ)
俺(そこが可愛い)
俺「やっぱり姉ちゃんが職場で人気な理由って、ここが魅力的だからなのかな?」タユンタユン
姉「…………」トントン
姉「……そ、そんな上司のおっさん連中みたいなこと、言わないでよ」
姉「あんたにはあんまり、そういうこと言われたくない……」トントントン
俺「ははっ、冗談だって」ワシヅカミ
姉「――~~っっ」ビクッ
俺(……さて、じゃあ次は中に手を入れるとするか)ツッコミ
姉「――ひゃあっ!?」ビクビクッ
姉「ちょっ、ちょ、あんた! 待ちなさいって、ちょっと!」ガクガク
俺(……もしかして姉ちゃん、下半身の方が弱いのかな?)
俺(いつも上の方ばかり目がいって、気が付かなかった)
姉「ま、まだ私お風呂入ってないし……そこはやなの! やめて!」ワタワタ
姉「胸ならいくらでも触らせてあげるからさ、ね?」
俺「…………」
俺(そんな頼みを素直に聞く息子が、母親をレイプしたりする訳がないだろ)
俺「……えいっ」クニュッ
姉「ひやぁぁぁぁぁっ!?」ガクガクガク
俺(下着の中に指を入れると、姉ちゃんの尻の割れ目の感触が直に伝わってくる)
俺(そしてホットパンツを履いているせいで、指が割れ目に押し付けられてしまう)
俺(割れ目をなぞるように撫でていく……ゆっくりと、優しく)
姉「やっ、やだって、ばか! このばか! ばかぁ!」ガクガクガク
俺(姉ちゃん……まともに立ててない、腰砕けになってる)
俺「……我慢できなくなってきた」ムクムク
俺(色々と邪魔だ)
俺(まずはホットパンツを脱がそう)ズルリ
姉「はぁっ……はぁっ……」
姉「……お願い、だからぁ……もうやめてよぉ……」ナミダメ
俺(……この状況なら行けるんじゃないのか?)
俺(――よし)
俺「……っ」オシツケ
姉「――!? ひっ!?」ビクンッ
姉「うあっ……ああっ……あああ!?」
俺「ううっ……姉ちゃん……ねえちゃん!」グリグリ
俺(割れ目に沿うように……割れ目に沿うように!)
姉「いっ、ああっ、あああああ!」ウチマタ
姉「だめっ、ホントにっ、もう駄目……!」
俺「この日の収穫を纏めよう」
俺「姉は尻が弱い」
俺「そして姉の尻の割れ目は、堪らなく気持ちいい」
俺「涙声を聞くことも出来たし、当初の目的は十分果たせたと言える」
俺「……問題は、その後」
俺「結局料理が駄目になってしまったことや、姉のいうことを最後まで無視したことなどから、俺は滅茶苦茶に怒られた」
俺「マジで怖かった」
俺「尻を出すように言われ、赤ん坊のように何回も叩かれてしまった」
俺「……男子高校生のあるべき姿じゃない」
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