父「そんな装備で大丈夫か?」(16)

    勇者「大丈夫だ、問題ない」


 父「ねぇ、ほんとにいいの?? 他にもいっぱいあるんだよ??」

勇者「あぁ・・・ これさえあれば百人力さ。」ナデナデ ウットリ

 父「いやほんとそんなんで魔王とかどーやって倒すのさ!遊びじゃないんだからさ!!」

 父「仲間も連れてかない、防具もいらない、武器もそれじゃあ死ににいくようなもんだって!!」

勇者「大丈夫、俺は必ず魔王を倒して 世界を平和にするよ。この愛剣で。」ウットリ

 父「はぁ~~~・・・・・」


勇者「じゃぁ、そろそろ行くよ。こうしてる間にも魔王軍は領土を広げていってるんだ」

 父「ま、まって!!ほんと無理だって! 行くんだったらお父さんをたおしてからn 
勇者「ふんっ!!」バチーーーン!!!    父「んぎぉええええぇぇーーーー!!」

勇者「。。。。じゃぁ、行って来るよ!」ガチャ

 父「あっ!ま、まちなさーーい!!    。。。行ってしまった」

 父(油断してたとしても、あいつあんな強かったんか・・・)←元戦士lv28

 父(でもあの武器じゃ無理っぽいし、すぐ帰ってくるか~)イテテテッ

  ~~~ウノ城 城下ウノタウン~~~ 
 
 ワイワイガヤガヤ キャッキャウフフ オーイヤスイヨヤスイヨー、、、アッーアッーアッー!

勇者「平和だな。」テクテク 
彼がつぶやいた様にこの街の住人は戦時とは思えぬ穏やかな暮らしをしていた。
それは、この街が大陸の最南端に位置する事が原因だろう。

勇者(つい最近ノヴェ城が魔王軍に制圧されたなんて嘘みたいだな。。。)トントン

 女「おはよー よしお!なにしてんの~??」 

勇者「よしおじゃない。俺の名は勇者だ!」

 女「あははww なに言ってんの よしおw もう16才なんだしそーゆー遊びはおしまいっ!」

勇者「うるさい!俺は魔王を倒す、だから勇者だ!!!」ダッ、、、

 女「ア・・・行っちゃった」

勇者(女の奴め!バカにしやがって!絶対見返してやる!とにかく北に行こう。魔王は北にいる)テクテク
この大陸は10の城がそれぞれの地方を治めていた、しかし2年前最北のディエテ城でクーデタが起きた。
首謀はその国の大臣 彼は魔界と手を組み、王と王子を殺害した後 国名を魔国と改名し自身を魔王と名乗った。

勇者(魔王が全土を支配下にすると宣言したの聞いたのは先月だった。)

勇者(その数日後の新聞ではノヴェ制圧だった。このままじゃこの国もいつか・・・)カタトントン 

  
 母「よしお、何してるの? 今日はパパと畑仕事の日でしょ?」 

勇者「かあさん・・・俺、旅に出るんだ。それで 魔王を倒しに行こうと思ってさ」

 母「あら、そうなの~ じゃぁ勇者なのねw 気をつけて行ってきなさいw」 

勇者「うん!!行ってきます!!」
 
 母「行ってらっしゃ~いw」(うふふwまだあんな遊びしてw)


勇者(この門から出たら旅の始まりだな・・・)テクテク

門番「おはよう よしおw おつかいでも行くのかい?」ニコッ

勇者「いえ、魔王を倒しに行くんです。だから勇者って呼んでください。」

門番「はははwなにいってるんだwそれじゃあおじさんを倒しt
勇者「せいっ」バッチーーーン!!  門番「」ピクピク・・・

勇者「じゃぁ、行って来ます。」


勇者「さて、とにかく北だな。」

勇者(次の城までは歩いて1日位だったかな 街道も整備されてるし中間に宿もあったはずだ)

勇者(で、でもせっかくだし冒険がしたいな。街道をそれてなんか狩ろう。)テクテク

スライム「」 ピョンピョン
勇者(お!あれはたしかスライム 魔王軍の斥候だったな)


勇者(貴様は魔王討伐の記念すべき1匹目だ!)

勇者「おりゃー!!」 スライム「ピィィ!!!」 
勇者は一気に近寄り大きく愛剣を振った! バッチーーーン!!

スライム「」ぐちゃ~  勇者「ふぅ やはりこの剣はすばらしいな」ウットリ
スライムを倒した 勇者はいままでの素振りの成果を実感した。

勇者「よ~し、この感じでがんがん行くぜ!」タッタッタッ

勇者「ふんっ!」 スライム「」ぐちゃ 
勇者「せいっ!」 猪「」バタッ 鳥「」バッチーーーン!
街を出てから勇者は、街道を逸れて宿までの道を半円を描きながら 魔物、動物を狩って歩いた。

~~数時間前、自宅~~~

母「ただいま~」がちゃ  

父「あ、おかえりママ」イテテテ

母「な~にその顔w真っ赤っかじゃないのよw」

母「そうそう、さっきよしおに会ったわよ~ なんか魔王を倒すー なんて言ってたわw」


父「え!? それで彼は!?」

母「さぁ?どこかで遊んでるんでしょ?w 夕飯までには帰ってくるわよw」 

父「だ、だめだよ止めなきゃ! 彼ほんきで魔王倒すつもりなんだから!!」

母「なに言ってんのよw あんな格好じゃぁ旅なんて出来ないわよw」

母「それにほんきだったなら、パパが昔使ってた鎧とか剣とか持って行くじゃないのw」
うふふ と母は笑ってから言った。

母「布団叩きで倒せるなら、魔王なんてとっくにやられてるわよw」

父「ワタシソレデキゼツシタンデスヨ・・・」 母「うふふw嘘ばっかりw」

勇者は今までの素振りの成果を実感した。

↑にそこはかとなくpsのmoon臭を感じた。

勇者「おりゃぁぁーーー!!」バッチーーーン!バキ  オオカミ「ぐぇ」ボロボロ

勇者「あ、折れちゃった・・・」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
その後、破竹の勢いで人間の国を制圧していった魔王軍だったが。
魔王の魔物に対する扱いが、ブラック企業ばりの酷さだったのでストライキが起きた。
それでも魔王は謝罪しなかったのでみんな魔界に帰ってしまったのだ。

こうして世界は平和になった。

よしおは布団叩き代行師の資格を取り、女と結婚した。


~~~完~~~

すみません、大長編を書くつもりでしたが、飽きてしまいました。

moon大好きです。 moonオチでもよかったな

そうか、乙

初めて書いたssをこんな半端に終わらせたのを後悔してきたのでゆっくりひっそり書いていきます。


勇者「おりゃぁぁーーー!!」バッチーーーン!バキ  オオカミ「ぐぇ」ボロボロ

勇者「あ、折れちゃった・・・」

勇者(でも、これもこれでいいな。)ウットリ
布団叩きの上半分が折れて、なんとなく斧っぽくなっていた。


その後も、普段は縦に切る形で素振りしていた勇者は特に不便する事なく
スライムを切ったり、木になったみかんを切り落としたりしていた。

勇者「お、宿が見えてきたな。」もぐもぐ

小高い丘を登った先には街道をそこだけ広くした様に2階建ての建物があった。

日も暮れきたので、宿の前には幾つかの人のグループがいた。

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