イナホさんの自室
韻子(伊奈帆が私に興味を持ってくれたってことかなぁ…)
韻子(…でもまたあの左目で体重とか分析されたら恥ずかしいし……ここは…)タジッ…
伊奈帆(…!…韻子の全身の筋肉の緊張と右足への重心移動を確認…)キュイ…キュイーン…
伊奈帆(…走って部屋から逃げ出す気だな…ならば…)
…ドンッ!…
韻子「ちょ…ちょっと…伊奈帆…なんのつも……///」
韻子(か…壁ドン……ってか顔近いよ……///)カァ…
伊奈帆(体温の上昇、頬の赤らみ、瞳のうるみを確認…これなら…)キュイキュイーン…
伊奈帆「…いける」ズイッ…
韻子「何がぁぁー!?///」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422614703
http://youtu.be/X012-_UBcvg
【bgm:イナホ無双の時のあれ】
伊奈帆「…まずは胸から」ワキワキ…
韻子「きゃあ!」バッ!
伊奈帆「両腕でガードか…」
伊奈帆「だが、その強固なバリアにも隙間はある…!」シュバッ!
…コチョコチョコチョ!…
韻子「ちょ…あははは…わ、脇は駄目だってぇ!」
伊奈帆「よし、バリアが解除された今なら…」ガシッ…モミュン☆
韻子「ひゃん…///」ビクンッ
伊奈帆「…感度良好」
韻子「い、伊奈帆ー!…いくらあんただからってそれ以上は…!」グッ…
伊奈帆「単一分子と化した韻子の拳骨が時速86km/時で側頭部に迫ってくる…」キュイーン…
伊奈帆「回避は不可能…」キュイキュイーン…
韻子「伊奈帆のバカぁぁー!」
伊奈帆「…だが、拳の起動を反らすことは可能…」スッ…
…モモミュンっ☆…
韻子「ひゃん…///」ブンッ!
…スカッ!…
伊奈帆「体勢をくずした今のうちに後ろに回り込む…」シュバッ!
伊奈帆「…装甲の薄い背後からなら揉み放題だよ」ワキワキ…
韻子「伊奈帆…いい加減に……!」
伊奈帆「裏拳気味にまた拳が来る…そう何発も耐えられない…」
韻子「離してっ!」ジダバタ…
伊奈帆「韻子の拳の威力と僕の側頭部の強度を相対的に算出…耐えらるのは3発まで…」
伊奈帆「拳のスイングスピードから割り出して今から3発目が飛んでくるまで6秒…」
韻子「いやぁぁー!」
…ガスッ!…
伊奈帆「…今一発目が被弾したからあと4秒といったところか…」
伊奈帆「…残り時間は4秒…」
韻子「うわぁーん///」ブンッ!
伊奈帆「再び拳の接近を確認…」キュイーン…
伊奈帆「…この体勢からでは回避だけでなく防御も不可能…」
伊奈帆「…けど、先程の韻子の感度からして、韻子を無力化するには…」
…バシッ!…
伊奈帆「うぐ…!…20揉みで十分だっ!」クワッ!(左目開眼)
…モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミュンっ☆…
韻子「んあぁぁぁー///」プッシャアァァ!
韻子「ふぁ…///」ビクンビクン…
伊奈帆「…絶頂を確認」
韻子「はぁ…はぁ…伊奈帆…どうして、こんなこと…」はぁ…はぁ…
伊奈帆「………」ゴソゴソ…
韻子「…?…伊奈帆?」
伊奈帆「……抜刀っ」ボロン☆
韻子「ま、まって…伊奈帆…!…そんなモノだして…何するつもり!?」
伊奈帆「ナニをするつもりだけど…?」キョトン…
韻子「…ですよねー」
伊奈帆「さぁ…韻子…」ズィ…
韻子「でも…心の準備とかがまだと言いますか…その……///」モジモジ…
伊奈帆「大丈夫だよ…韻子…僕に任せて…」ナデナデ…
韻子「あ…///…うん…///…じゃ、じゃぁ……お願い…するね///」テレリ…
伊奈帆「…韻子」
韻子「伊奈帆…///」
???「…待たれよッ!」(太い声)
韻子「だ…誰ぇー!?」ビビクン!
伊奈帆「…あなたは…!」
ザーツバルム「はやまるな、少年ッ!」【太い声】
伊奈帆「…どうやってこの艦内に…」
ザーツバルム「そんなことはどうでも良い!それより、私の話を…」スゥ…
ザーツバルム「…聞かれよッ!」【渾身の太い声】
伊奈帆「…」キュイ…キュィーン…
ザーツバルム「少年…本当にその地球人でいいの?…本当によいのか?」【渋い声】
伊奈帆「…」
韻子「伊奈帆…」
ザーツバルム「悪い事は言わんッ!考え直したまえッ!今からでも遅くはないッアセイラム姫殿下にしたまえッ!そうだ、それが良い!貴様にぴったりではないか!きっと姫殿下もそれを望んでおられ…」【まくし立てる太い声】
伊奈帆「…」スタスタスタ…
…つんっ☆…
ザーツバルム「…ひゃん///」【まんざらでもない太い声】
韻子「…え?」
伊奈帆「間違えた…もう少し下だったか」
…つんつんっ☆…
ザーツバルム「…や、やめたまえぇー///」【何かを期待する太い声】
-カッ!-
韻子「わっ!…まぶし……」
アセイラム「…」
韻子「…って、え?アセイラムさんがなんでここにー!?…さっきのおぢさんは?え?…えぇ??」
伊奈帆「落ち着いて、韻子…さっきのはホログラムだよ」
アセイラム「…やはり気づいていらしたんですね、伊奈帆さん」
伊奈帆「はい。それより、どうしてこんなことを?」
アセイラム「それは…」
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