男「俺たち三人とも女になっちまったのか…」友「…」達「…」(241)

男「あー疲れた。今日はマジ楽しかったわ」

友「久々に三人揃って遊べたな。いっつも都合が合わない誰かさんのせいで学生の頃と比べるとこんな機会ほとんど無くなったからな」

達「いや、だから悪いって。もっと休みが多ければいいんだがなあ…」

男「まあまあ。達だってあんなに忙しい中からきちんとスケジュール管理して合わしてくれる様にしてくれたからこそ今日は揃ったんだからさ、友だって分かってんだろ?」

友「…そんなブラック企業なんか辞めてもっと会える機会増やせよな」

男「まーたそういう事言う。素直じゃねーよなー、ったく」

達「事実っちゃあ事実だからさ。さて、随分と遅くなっちゃったな」

友「この辺でお開きにするか」

男「ああ、送るよ」

達「悪いね、じゃあお疲れ」

友「お疲れさん」

男「足元フラフラじゃん。飲み過ぎだろお前ら」

友「家近いんだから余裕」
達「余裕っすよ」

男「痴漢に気をつけろよ、ったく」

友「ホモは帰ってくれないか?」

達「はははっ」

男「おお帰れ帰れ、お疲れー」

友達「お疲れー」

男、友はいいとして達ってなんだよwww

男「うぷっ…俺が飲み過ぎたな。自宅で良かったぜ…」

ガサガサ

男「寝よう。どうせ明日も休み、片付けは起きてからだ」ファサッ

男「zzz」



気分が優れないながらも少し夢を見た。昔の話から今に至るまでの。

俺たちは、学生時代からの三人組で授業中も遊びでも常につるんでいた。分かりやすい仲良し三人組。先生や近所の方々ですらそう呼んで、何かと気を使ってくれていた時も多くあった。そのせいか一時期本当にホモなのではないかと噂になってしまっていた程だ。

聞こえは悪いかもしれないが、少なくとも俺はそれでもまんざら悪い気はしなかった。いつでも一緒なのはこれまでも変わらないだろうし、これからも変わらないで欲しい。しかし、友と達が悪く言われるのはあまりいい気分ではない。

ならいっそ、俺が女になってしまえたらなと思った事はあった。

まああり得ない話だし、何しろ性転換までしてもし二人が離れていったらどうしようもない。絶対キモがられる。別に恋愛感情を持ってる訳じゃないが、それに似通った何らかの欠かせない繋がりを保ちたい。ただ、それだけが心地いいだけだから。

そんなこんなで俺ら学生も卒業し、就職もして各々の道を進んで行って、それでもやっぱり定期的にこうやって必ず会う機会を設けている。

未だ、学生気分が抜けてないのかもしれない。

チュンチュン、チュンチュン

雀「焼き鳥が食べたい」チュン

男「――そうかそうか、ならばその身を差し出してもらおうか…」ムクゥ

雀「ひっ」チュンバサバサッチュンバサッ

男「おえっ。からだ重…」ギシィ

男「あー…朝か」

男「…」

男「…トイレ」ギィ

ガチャ

男「頭も重いわ…」

ガチャ

男「?…ドアノブでかくなったか?」

ガチャッバタン

ズルルゥ

男「あー…?あれ?…おかしいな…」モゾモゾ

男「チnコどこいった…?」モゾモゾ

男「…落としたかな…?」
ガチャッキョロキョロ

男「…んなわけねーよな」
バタン

男「…」

男「え?マジで?」

モゾモゾモゾモゾ

男「チnコねーよマジで」
モゾモゾモゾモゾモゾモゾ

男「嘘だろ…」

モゾモゾモゾモゾツプゥッ

男「!んくっ?!」

ピタピタ

男「…え、まさかこれって…」

ピタピタピタピタ、ツプゥ

男「んっ……これ、マnコじゃん…」

男「…ってことは」ガチャ

ガチャ

男「鏡、鏡」

チュンチュン、チュンチュン

男「う、わ…」



男「――女に、なってる」

ジャー

男「ションベンする時も座らなきゃいけないとか…」
ガチャバタン

男「はぁーまず病院なのかな…とりあえずテレビ…」ピッ

テレビ『えー速報です。今朝方から男性が一夜にして女性へと体が変化していると言う患者が相次いで運び込まれている病院の情報を入手致しました。病院から中継で繋がっています。現場の…』

男「」

トゥルルルル、トゥルルルル、ガチャ

電話『はい、こちら○○病院です』

男「あ、もしもし。すいません今日って検診今から予約出来ますか?」

電話『そうですね…今からとなると大分こみ合っていてすぐには出来ないと思いますので、大体午後以降からになってしまいますが宜しいでしょうか?』

男「あ、はい解りました。じゃ午後から行きます男と言います。…はい、はい失礼します」

ガチャプープー

男「他にも俺みたいになったって人がいるのかな…」

男「そうだ」

パカップチプチ

宛先:友
宛先:達
件名:ニュース見た?

男「送信」

ヴーンヴーン

受信:友
件名:夢みたいな話だなテンション上がってきた

男「!通話してやろうかな」プチプチ

男「いや…やめとこう」

パチン

男「…達はまだ寝てるのかな」

病院

医者「わざわざ来ていただいて申し訳ないけど、全員に言っていることだが今のところ原因や病名も全く検討がつかない」

男「まあ、そうですよね」

医者「他には。本当に体が痛いとか頭が重いとかない?」

男「気分が優れないのは二日酔いのせいだと思いますしこれといって悪い部分は感じられませんが、何か?」

医者「…いや、中には大量に血を吐いたりとか皮がめくれ上がったりとか内臓がぐっちゃぐちゃになったりで搬送された患者が他の病院で何名かいて集中治療室行きだ」

男「」ガクブル

医者「…そりゃ一晩で男が女変わるなんて相当体に負担がかかる事だろう。既に命を落とした人もいるらしい…決して楽観視してはいけないと思う、だからこそ他に症状はないのか?」

男「…いや、本当に何もないですけどね今のところ」

医者「そうか、とりあえず自分の体で遊ぶ等は決してしないこと。薬も現時点ではもしもの事があろうともの痛み止めすら出せない事を承知してくれ」

男「はい、今日はお忙しいところありがとうございました」



男「遊んじゃだめなのか…」スリスリモミモミ

達→ダチに脳内変換すれ

男「あー、そうだ。事務所にも電話かけた方がいいのかな」

パカップチプチ

トゥルルルル、トゥルルルルガチャ

電話『はいこちら事務所、どうした男?今日は休みのはずだろう』

男「あ、お疲れ様です。いやちょっと諸事情がありましてですね…」

電話『…?何か声変じゃないか?』

男「はは…今朝ニュースってご覧いただけましたか?」

電話『ああ、ラジオで聞いていたが、って!まさかお前…』

男「ああ、話が早くって助かります。それでですね…」

電話『今朝言ってた連続電車痴漢魔三十連発ってお前が犯人だったのか!』

男「」

電話『…そ、そうか。で、こちらとしてはどうすればいい』

男「すいません、急で申し訳ないのですが長期の有給休暇をもらえませんでしょうか?」

電話『…仕方ないよな。とりあえず治療できるならば治療が終わるまで待ち、心の整理もつくまで整理し尽してから出勤してこい』

男「え、本当にいいんですか?」

電話『いやだから仕方ないだろって。いいからゆっくり休んで全快してからアホ面下げて謝りに来い。そん時コキ使ってやる』

男「…本当にすいませんでした」

パチンッ

男「はー、随分と暇になってしまうな」

テレビ『一夜にして起きた謎の奇病の被害報告が続々挙がってきています、当番組のスタッフにも数名該当するスタッフがいました。医師連盟の発表に拠りますと「現在調査中で、過度の運動をしない事、また、患部などを激しく…」』

男「やっぱ解明できないだろうなー」ピッ

男「あー運動もしちゃダメって事は外出もできないっつーか外出てあんまこの姿晒したくないなー」ドサァ

タユン

男「…」

男「…」チラ

患部「プルンプルン」

男「…スウェットが大きく感じる」

男「ちょ、ちょっと着替えようかなー、なんて。風呂入っちゃおうかなー、なんて」トタトタ

患部「プルンプルン」

シャワワワワアアアアアアアアアアア

男「おお…」プヨンプヨン

男「朝起きた時は寝ぼけてたというか色々思考が追いついてなかったから気にしてなかったけど」

ムニョンムニョン

男「結構大きいぞ…やべえ」

男「テンション上がってきた!こうやってボディーソープをだな…」シャッコシャッコピチャピチャ

男「こうやっておっぱいにつければ…うひひほh」ムニムニ

ムニョーン

男「…いっぱい…出したね…」トロー

男「だはなあんつって!」

シャワワワワアアアアアアアアアアア

男「…チnコ亡くしたのは本当に痛いな…」

男「なんかまだ慣れないと思ったら腕や脚も細くなってら」

男「やたら動きづらいなと思ったのは胸や股間のスースー感だけじゃなくて筋肉も削がれたのか」

男「もう丸っきり女の体なんだなー」マジマジ

男「…ん?んんんんんん?」ズイッ

腕毛「ワサ」

脛毛「ワサ」

男「…あー、なるほどね…毛はそのままなんだ」

男「…何か見苦しいし、剃るか…」

シャワワワワアアアアアアアアアアア

男「ぐぬぬ…こっからだと中々見づらいな」

男「やっぱ鏡使うか」ガタッ

ペタン

男「…おー」

男「これが俺のまんまんになるのか…」グイッ

男「うわこの体勢すごくやらしい…なんか変わっても鏡に映ってる俺は俺なんだろうけど」

男「…まるで違う女の子が壁に手を付いて俺にお尻向けて、足を開いたり、閉じたり。おっぱいも重力通りにたゆんでるし動きに合わせて揺れてるし…」

男「すっごく…エッチ」

男「…体、洗う、か」キュコッ

男「腕も脚もスベスベだな…」

男「おっぱいも…」

乳首「キュッ」

男「んっ…はぅ…」

男「やっべ…自分の体見て興奮するのってすごく変な気分…」キュコッ

シャワワワワアアアアアアアアアアア

男「…女の子は、シャワーから目覚めるなんて、良く言ってるよな」

ガタッ

達がいたるとしか読めない

ストーリーもエロも気になるので支援

シャワワワワアアアアアアアアアアア

男「…」ググッ

ジャババババババババババ

男「!んはっ♪…こいつぁキくな…んん、変な声出たたたたた……あ、は…」

ジャババババババババババ

男「んんんぅー…やば、クセになりそう。これ――」

男「あ、あ……ち、ちくびも…」コリッ

男「――か、硬ひ!…硬くなってて、しかも、…敏感にぃっ!……んはぁっ!」

コリコリジャババコリジャバババ

ジャバッジャババババババババ

男「――腰がぁっ…♪」ガクガク

男「クリんとこぉ…っ」

男「っ……!………っっ!っ!」

ジャババババババババババ

男「く、ふぅ……っ!」

男「あ、あっ…クるっ……!きっと…これが、多分、女の体の…っ!」



男「――っっ!~~~~~~~~~~~~~~っっっっっ!」

ギュウウウウウウウウウジャババババババ

男「~~~~?!――っ(まだ、続くのかよっ…?!)」

ピチョン、ピチョン

男「…」

男「…すごいけど、さ…」

男「…何やってんだろ俺…」

男「…体で遊ぶなとも言われてたのに…」

ピチョン

男「…」

男「…こんな姿、あいつらに見せられない…見せたくない…」

男「嫌われる…っ…」

ピチョン

男「何か、急遽の特番とかやんないのかな…」ピッ

テレビ『ねればねるほど…ヒェッヘッヘッヘ、納豆』ピッ

男「――はぁ」ドサ

パカップチプチ

受信:友
件名:明日空いてないか?お前ん家行くわ

男「…」

プチプチ

件名:無理、仕事あるって
プチパタン

ヴーン

パカッ

受信:友
件名:そうか

男「…」

男「…あ、片付け。忘れてた」ガサッガサッ

男「――まあいいか、また明日で」ボフッ

男「…」

男「案外また一晩寝たら元通りになったりしてな…」
男「夢オチであって欲しいな」ギィ

男「もっと女になったらワクワクするもんだと思ってたんだけどな、アレしたいー、コレしたいーとか色々思い付くかと思ったら」ファサッ

男「…ま、名残惜しまなくてもこれから先、嫌でも考えていく事になんだろうな」パチン



モゾッ

男「う…」

男「…胸が苦しい、物理的に」

チュンチュン、チュンチュン

雀「かつての同胞の怨みを。今、ここにて晴らさん」チュンチュンチュン

男「――小物が数と怨恨を揃えれば我に勝てるとでも?ならば試してみろ…」ユラァ

雀「ひっ」チュンチュンバサバサッチュンチュンチュンチュンバサバサバサバサッ

男「…やっぱり、戻らないよな」ギィ

時計「十一時五十分」

男「もう午後か…」

男「…いい天気だ」

男「しかし、外出する気分には到底なれないな」

男「病院行ってから帰って来るまでの間もどうも視線が痛く感じたし…」

男「…やっぱ心の整理は時間がかかりそうだな…」

ヴーン

パカッ

受信:友
件名:おい、お前ん家にお前のチャリが残ってるんだがこれはどういう事だ?

男「?!やっべ!」

プチプチ

件名:いや、今日は使わなかっただけだよ

プチ

ヴーン

受信:友
件名:嘘付け!いるんだろ!開けろよ!

男「ったく親友の言うことを信用しろよ!」

ピンポーンガチャガチャ

ドンドンドンドン

男「うわマジかよあいつ信じらんねえ」

ドンドンドンドンピンポーンピンポーンピンポーン

男(マジで…どうやって説明すんだよこれ…)

男(…信じるしかないのか?)

男(俺たちの関係は、こんな事で壊れたり、おしまいになったりなんかは絶対にならないって)

男(口には出せない程恥ずかしいけど、これまでに強い絆は常に刻み込まれてきたって信じるのか?)

男(それは俺の願望?理想?勘違い?実際は?ただの遊び仲間?)

男(……やっぱ重いよな。俺って)

男(開けよう。俺が外から扉をふさいで自分に閉じ籠ってたら、外に伝わる訳がないんだから)

男(覚悟はいつか付けるべきだった、それが予想よりちょっと早かっただけだ)

男「とととりあえず落ち着いて聞いてくれ俺のこの姿はだな諸事情があって」ガチャ

?「ほらいるじゃねーか嘘つきめ」

男「ああああの今世間を騒がしている何か奇病らしくてニュニュニュース見た?見てくれてたら話があって?」

?「ん?」

男「あれ?」

チュンチュン、チュンチュン

男「や、すいません人違いでした…ところでどちら様でしょう?」

茶髪女「マジでか」

茶髪女「もしかしたらと思ってはいたが」

男「ちょっと待てよ…マジでかよ…マジで友なのかよ…」

友「ピーンポーン!へへ。お前に生まれ変わった俺の姿を見せてやろうと思ってな」

男「ならなんでメールの時にいってくれないんだよ!」

友「う、いや、まあ。あれだ、ほんのサプライズとして驚かしてやれば面白いんじゃないかって」

男「サプライズも何もパニック寸前だわ…服まで既に女モノだし、何でおめかししてんだよ…」

友「それはともかく」

友「男も、あー、何だ?随分と女の子らしくなったというか。俺もびっくりしたわ」

男「お前も随分可愛いじゃんか」

友「ん、んー?そうか?とりあえずおっぱいでかいなお前」

男「ちょ、とりあえず中に入ってから話そうぜ」

友「もみ合いっこしねえ?」
男「はよ入れカス!」

友「」

ガチャンカチッ

男「本当に見るのか?」

友「揉むのさ!」

男「お前なあ…あ、ちなみに俺ノーブラだから」ヌギヌギ

ノーブラ「プルンプルン」

友「――おお…巨乳様やで…」

男「何かやっぱ恥ずかしいな…」

友「俺のも見るか?」

男「え」

友「そこまで大きくはないがな」ヌギヌギ

男「既にブラまで着けてんのな…」

パチン

友パイ「プリリン」

男「うわ」

友「なんで目を背けるんだよ」

男「意識しちゃうでしょだって!」

友「元男じゃ萎えるってか。あ、勃つものもないか」

男「いや、それだけじゃなくて、親友だからとかそういう…」

友「おいおい今まで長く男三人のむさ苦しい付き合いの中、とうとう今、華が加わったと言っても違わない状況だぜ?中身は変わらぬ親友だからでこそもっとこの感動を味わってだな…」

男「あ、そう。ああ。そっか。そうだったんだ…は、ははははっ」

友「?いきなり笑いだしてどうしたんだ気持ち悪い」

男「いや、色々悩んでたけどその問題の、大事な一つが解決したんだ」

友「そうか、それは良かったな」

男(中身は変わらぬ親友だからこそ、か)

男「そういや達にこの事は?」

友「いんや、あいつにも驚いてもらおうと思って今日来れるかどうかメール送っておいたんだが」

パカッ

友「――返信は返ってきてないな」

男「そうか。激変した俺らを見せて達には余計にびっくりしてもらおうと思ったんだけどな」

男(何かふっきれたし、達にも打ち明ける事にしよう)

友「なんだハーレムじゃねえか達の一人勝ちかよ」

男「まさか達も女になってたりしてな」

友「…」

男「?どうした?」

友「達の家、様子見に行ってきていいか?」

男「いやそれこそ達は今日仕事じゃね?もし女になったとしても仕事行くだろうし」

友「それでも丸一日返信がないのは何か不安なんだよ。お前みたいに居留守使ってるかもしれないだろ?」

男「あー、じゃあ俺も行くよ、今から風呂入るから待っててくれ」

友「――一緒に入るか?」ヌギヌギ

男「!…ったく」バタン

友「…」

達宅前

トゥルルルルル、トゥルルルルル、トゥルルルルル…

友「…電話にでんわ」

男「インターホン押しても気配すらないね」

友「…」

隣「あら、達くんのおともだち?」

男「あ、こんにちは隣さん」

隣「え、何で私の名前を知ってるのかしら?」

友「やだなあ、友と男ですよ、というかあいつに用がある奴なんて俺らくらいしかいませんって」

隣「あ、あら、あら、あら。二人とも女の子になっちゃったのねえ。可愛くなったわね~。体は大丈夫?元気?」

友「それより、隣さん。達の奴と連絡がつかないんですが、何か知ってませんか?」

隣「…」

隣「…あの日の今朝ね、救急車が来たの。ここに」

友「やっぱりだ…畜生」

男(あ…)

――
テレビ『病院に搬送された患者が…』

医者「大量の血を吐いたり…」

医者「命を落とした…」
――

男「う…」

隣「私もなんだろうと思ってチラッと覗いただけなんだけどおびただしい血が…思い出すだけでも…」

友「それで!?どこの病院に搬送されたかは分かりますか!?」

隣「…○○病院って言ってたわ」

男「!…俺が検診受けたとこじゃねえか…っ!」

友「男!」

男「行こう!」

隣「ああっ、私も丁度行こうと思ってたから連れてってー」

スレタイの台詞前に一人死ぬとか無いよね

○○病院

友「すいません!先日、この病院に達って奴が運ばれたって聞いたのですが!?」ガッ

受付「ひゃっ!は、はい、少々お待ちください。…達、達」

男「友、落ち着け…」

友「…っ!」

受付「あっ、はい。達さんは昨朝七時十八分に搬送され集中治療室にて…」

男「…」

受付「なんとか一命を取り留めたとの事です。というよりもただ出血が酷く見えただけで、他の器官にはさして異常は見られなかった様で」



友「――」ヘナヘナハァー…

男「…なんでちょっと溜めたんだよ…みのもんたかよ…」

友「じゃあ、今から面会ってできたりしますか?」

受付「いえ、昨日の今日ですので」

友「そうですか…」

男「まあ達の安否は良い方に分かったんだから、またの機会に伺おう」

友「…そうだな」

男「…」

友「…?どうした?」

男「いや、何でも。これからどこへ行こうか」

友「え?うーん」

女性下着屋

男「」

友「とりあえずお前の下着や服を買うことから始めないとな」

男「いやいやいやいや、どうしてそうなった」

友「お前いつまでも女でスウェット着てるワケにはいかねえだろ。ノーブラだしトランクスだし」

男「いやいやいやいやいいって」

友「いいから。ほら、これとかどうよ」

男「」

友「試着室なう」ヌガセヌガセ

男「マジでかよ」

ノーブラ「プルンプルン」

友「やっぱでけぇ…」モミモミ

男「おい…っ揉むな…!」ヒソヒソ

友「いやだって…こないだなんだかんだで揉み合いしてないし」ヒソヒソ

男「おまっ、ここ街中だぞ?」ヒソヒソ

友「ちょ…じっとしてろよ今カップ計ってんだから」ヒソヒソ

男「嘘だろおい…」ヒソヒソ

友「でけぇ…」モミモミ

男「んっ…」モマレモマレ

友「――よし、分かった。今から持ってくるわ」パッ

シャッ

男「…」

男(どういうことなの…)

友「ほーれ勝負ぱんつ」

男「馬鹿やめろ。つーか揉むだけでカップや胸囲が解るとか変態なんじゃねーのお前。初めて着けるブラなのにやけにフィットするんだが」

友「四人の姉を持って実家住まいだと、見るだけでも大体解っちゃうっていうな」

男「…おい、見るだけでも解るなら何故揉んだし」

友「ほれ、このぱんつならブラと色合わせれるしいいんじゃないのか?」

男「おい」

友「根に持つ奴だなー」

男「じ、じゃあ、履き替えてみるか…」

友「…」

男「おま、でてけよ」

友「え?」

男「なんだその、いちゃ駄目なの?って顔は。ぱんつを履き替えんだぞ?乳首を見せるのとは更に訳が違うんだからな?」

友「なんだ、見せてくれないのか」

男「出てけカス!」

シャッ

友「…」

友(綺麗だったよな…体。おっぱいもでかいし柔らかいし、なのに腕や脚はスラッとしていて余計な肉もなくスベスベ…何だかんだでちゃっかり腕毛剃ってんじゃねえか)

友(顔も男の面影があっても少し化粧すれば美女に化ける事間違いない)

友(…いや!男が見たいのではなくて、男の変わった体を見たいだけなんだからな!これは好奇心、そう、俺の好奇心から来てるだけだ!だからいいよね!)



クイッ

友「…」チラッ

男「…」ジトー

友「!っうわぁっ」ドキッ

男「やっぱな…んなことだろうと思ったわ」

友「な、ななんだよ試着した姿を見ようと思って様子見しようと思っただけだよ!」

男「はあ、まあいいけど。危うく騙されるとこだったけど、下着の試着でぱんつは駄目だろ」

友「あ」

男「あ、って。ったく、店員さーん!これとこれくださーい」

友(…なんかスゲー悔しい思い)

カァー、カァー

男「買いすぎじゃないかな」ズシィ

友「おいおい、女ってのはここが一番人生の容量を食うんだぜ?金と時間と、精神的にもな」

男「――今日は色々と、ありがとうな」

友「…気にすんな。金だってお前が出してたんだし、ただ俺が付き添ってただけみたいなもんだ」

男「いや、それだけじゃなくてさ。とにかく、ありがとう」ニコッ

友「…」ドキッ

友「まあ、とにかく今日は解散しとくか。また達が元気になったら集まろう」

男「…だな。ってお前、仕事は?」

友「ああ、長期の有給貰った。折角の機会だからしばらくのんびりしたくてな」
男「なんだ、俺と同じか」

友宅

友「ただいま」

友母「お帰り、男君と達君、どんな反応だった?」

友「あいつらも女になってた」

友母「嘘っ、すごい偶然ね」

友「あー、いや。達は何か病院に運ばれたみたいで面会も出来なかったけど、命に別状はないらしい」

友母「え、そうなの…あら…達君、早く良くなるといいわね」

友「まあ、大丈夫。だろ…」

長女「入るわよー」ガチャ

友「勝手に入るなクソ姉貴」

長女「どうだったよ、私のお下がりは?」

友「いや、ぴったしだ。サイズ的に大分いい」

長女「で、私に言うべき事は?」

友「…はいはい。ありがとうございました。可愛いって言ってくれたよ」

長女「素直でよろしい」ガチャ

友(それだけかよ)

友(…)

友(男…あんなに変わっちゃったんだな)

友(俺もそうだけど、やっぱり親しい人がああなると…)

友(…何度も言うけどおっぱい、大きかったなあ…)ニギニギ

友(俺もあれくらいあったら、二人も喜んでくれてたかな…)モミモミ

友(もし、二人とも男のままだったら…)モミモミ

友(…)

クチュ

友(…俺、やっぱ変だ…)

シュルッ

仲良し三人組か・・・・俺の昔に似ている・・・ホモとも言われたな
なんか見てて面白いわ

支援

友(男の体は女だけど中身はオトコであり男のまま)

友(…俺の体も女だけど中身はオトコであり俺のまま)

友(中身はオトコだから誰かの女の体で興奮する。だけど俺の体はやはり女だ)

友(…オトコの体を受け入れる様にできているこの体と女を抱きたい中身の俺とでは矛盾している。つーか知らないオトコのチnコなんて挿れたくねーし)

友(…なんかこれ以上はぐっちゃぐっちゃになりそうだけど…)

友(…もしも二人がオトコのままだったら、もしも迫られたらとなると、むしろ体が火照ってしまう)

友(これは、女の体がそうさせてるのか。それともオトコの俺の願望なのか?)

友(いや、ならばそもそも今は何をオカズにオナニーしようとしていたんだ?)

友(中身はオトコの俺が女の体になった男に興奮して、俺は女になった体でオナニーをする)

友(実際現実はこうなるのだろう。これはこれでどれもおかしな所だけど)

友(さっきから変だ、と思うのは「男に興奮する」、この部分が一番あっちゃいけない所なんだ)

友(いや、もっとそれよりも…)

友(俺たちは今までいくらでもエロ話はした。チnコを見せ合った時もあった。好きな異性のタイプだって把握している)

友(でも俺たちは、オトコ同士の「親友」だ)

友(今まで互いをそんな気持ちで意識した事はない。根拠を言語化するのは難しいが、あいつらもそうだろうと断言できる)

友(なのに、あいつも俺も女の体になってから)





友(舞い上がってるのは俺一人じゃねえか…っ!)

ギシィッ!

友(クソッ…クソ野郎だっ…俺は…っ!)

友(達だって…あんな目に遭ってると言うのに…っ)

友(これじゃ、本当に最低の、クソ野郎だ…っ!)

チュンチュン、チュンチュン

雀「傲慢たる愚昧な人の子よ。今まで自ら冒した万事を悔悟しろ」チュン

男「――失セロ」カッ

雀「ひっ」チュンバサバサッ

シュルッ

男「…戻ってない、か」ギシッ

男「とりあえず、メシと風呂か…」ガチャ

男「そんで支度して…」

バタン

ピンポーン

ガチャ

男「おーっす」

友「お、おう」ズキ

男「?どうした?」

友「いや、三日ぶりだな、と」

男「まあ、そうだな。今あと少しで支度も終わるから取り敢えず中で待っててくれ」

友「まだなのかよ」

男「おめかしって奴が、中々な」

友「…お前、当初の俺よりも驚かす気満々なんじゃねーのか?」

男「ったりめーよ。あんな目に遭ったんだったらその分楽しませてやんねーとな」

友「面会時間過ぎたらどうすんだよ…」

○○病院

男「えっ?退院した?」

受付「ええ、当初見積もっていた期間よりも回復が早かったためと、達様自身から帰宅したいと本人の希望で申されたため、通院を条件として昨日退院しました」

男「なんだよ三日も待つこと無かったんだな」

友「つーか一言連絡くらい寄越せよあいつ」

男「全くだ、ったく。まあいいや」

パカップチプチ

受付「携帯電話の使用はご遠慮頂けますでしょうか」

男「あはい」

達宅

ヴーン、ヴーン

達「…」

ヴーン、ヴーン

ヴーン、ヴ

パチン

達「…」

ヴーン、ヴーン

パカッ

受信:男
件名:退院おめでとう、退院祝いに今からお前ん家いくぞ?

達「…」

プチプチ

男「電話にでんわ」

友「なんだあいつ寝てんのか?」

男「かもな。メール送っといたわ」

ヴーン、ヴーン

男「あれメール来たわ」

受信:達
件名:くんな

友「あ?」

男「…」

友「な、何だあいつ。退院の事といい冷たいっつーか無頓着っつーか」

男「…まあ短いとは言え入院してて疲れてたりナーバスになってるのかもしれないな」

友「言い方ってもんがあるだろーが」

男「そうか?」

友「いつもあいつこんなメールの返し方しねーよ」

男「ん。確かに」

楽しみ。

プチプチ

件名:やっぱまだ調子悪いのか?何日ぐらいなら大丈夫そう?

プチパタン

男「まあ昨日退院したばっかだからな」

友「だからそれでも連絡ぐらいは…」ブツブツ

ヴーン、ヴーン

受信:達
件名:頼むからそっとしておいて欲しい。もう関わらないでくれ、俺はお前らに会いたくない




友「んなっ…」

男「マジか」

友「――ざけんなっ!マジでドタマきたあのクソ野郎っ!無理矢理カチコミにいくぞ!」

男「待て、待てって。少し落ち着けっての。ったく、お前の気持ちも解るが冷静さを欠いたその状態で、一体あいつに何を言うつもりだ?」

友「だっておい!あいつ、俺らの事を………って、あれ?」

友「あの、何だ?いや。何でもない間違えた。いや、口の聞き方が気に食わないだけで別に寂しい事に腹を立てた訳じゃ…」

男「お前の気持ちも解るっつってるだろ。あいつ、俺らの事を蔑ろにした上で、ろくに話をしようともせず一人で結果を出したつもりで決め付けてやがる」

友「ぁぅ、ぁぅ…」アセアセ

男「おまけに理由も言わずにいきなり「会いたくない」だぁ?確かに言う通り大したクソ野郎だ。寝ぼけた事抜かして消えるつもりだったなら病院のベッドでしか夢語れない様にしてやろうかこのカスマジでよぉっ!!!」

友「お、落ち着け落ち着けお前の気持ちも解ったから。俺が悪かった」

男「…お、おう。おっと熱くなりすぎてたか悪い。よしよし、ふー…クールに行こうぜ?」

友「だっておい!あいつ、俺らの事を………って、あれ?」

友「あの、何だ?いや。何でもない間違えた。いや、口の聞き方が気に食わないだけで別に寂しい事に腹を立てた訳じゃ…」

男「お前の気持ちも解るっつってるだろ。あいつ、俺らの事を蔑ろにした上で、ろくに話をしようともせず一人で結果を出したつもりで決め付けてやがる」

友「ぁぅ、ぁぅ…」アセアセ

男「おまけに理由も言わずにいきなり「会いたくない」だぁ?確かに言う通り大したクソ野郎だ。寝ぼけた事抜かして消えるつもりだったなら病院のベッドでしか夢語れない様にしてやろうかこのカスマジでよぉっ!!!」

友「お、落ち着け落ち着けお前の気持ちも解ったから。俺が悪かった」

男「…お、おう。おっと熱くなりすぎてたか悪い。よしよし、ふー…クールに行こうぜ?」

ごめん恥ずかしいループしてるわ

友「だっておい!あいつ、俺らの事を………って、あれ?」

友「あの、何だ?いや。何でもない間違えた。いや、口の聞き方が気に食わないだけで別に寂しい事に腹を立てた訳じゃ…」

男「お前の気持ちも解るっつってるだろ。あいつ、俺らの事を蔑ろにした上で、ろくに話をしようともせず一人で結果を出したつもりで決め付けてやがる」

友「ぁぅ、ぁぅ…」アセアセ

男「おまけに理由も言わずにいきなり「会いたくない」だぁ?確かに言う通り大したクソ野郎だ。寝ぼけた事抜かして消えるつもりだったなら病院のベッドでしか夢語れない様にしてやろうかこのカスマジでよぉっ!!!」

友「お、落ち着け落ち着けお前の気持ちも解ったから。俺が悪かった」

男「…お、おう。おっと熱くなりすぎてたか悪い。よしよし、ふー…クールに行こうぜ?」

男(俺も自分を棚に上げた言い方になってしまったが、結局達は俺と似たようなもんだろう)

男(俺たちに嫌われる事で自分が傷付く事を恐れ、ならば傷が付かないために不安な事から逃げて必死に拒否しようとしている)

男(それは違うんだ、俺たちは傷を付けるためにいるんじゃない。既に付いた傷口に薬を塗るために俺たちがいるんだ)

男(達、お前だって本当はその選択が最良の事だと思ってる訳なんかないだろう…ただ、お前が一番、冷静さを欠いているだけだ)

男(メールだって、いつもしっかりした文面で神経質なぐらいにきっちりしてるのに、何故か文の最後に不自然な改行が一つだけ残っている)

男(やっぱり何か言いたい事はあったんだろ?いつも引っ込みがちなお前らしいミスだよ…)

友「で、どうする?」

男「うーん」

男(俺の時とは違って、会いたくないと言う意思を既に表してるからな。無理矢理に家へ殴り込みに行くのは得策ではないのでは…)

男「…まず、あいつからのアクションがない限り下手に動いても逆効果だろうな。少しでも話してくれる気になったのを確認できるまで待つしか」

友「どーだかな。いつも話してる内では周りに合わせたり自分から折れたりするけど、一度自分が決めた事や拗ねたりした時のあいつ、相当意固地になるからな…」

男「俺たちも女に変わったんだって事、言おうか?」

友「…サプライズできないのは惜しいが、そんな事言ってられなくなってきたな」

男「一応メールは送ったが返ってこないな」

友「…」

男(一番効果的なのはメールや電話ではなく、直接会ってお互いの姿を確かめ合いながら話をして解していくのが理想なんだが、それを行う為の順序が既に手詰まりなのがな)

男(…他の方法はないのか。天岩戸作戦?…いや、ないな。素直じゃないけど寂しがりな友ならまだしも、達じゃ余計に鬱ぎこむだけだろう)

男(…隣さん何か知らないかな)

男「一応メールは送ったが返ってこないな」

友「…」

友(…もしかしたらあいつも、自分が女の体になってしまった事で中身と外見のギャップから生まれる変なジレンマを、俺たちで捌け口にしてしまう事を恐れて会う事もしないでいるとか)

友(だとしたら、俺たちも女だって事を教えたら逆効果だったんじゃないのか?余計に俺たちとの関係と自分の感情の差を意識してしまうんじゃないだろうか。顔を合わせればそれこそ俺みたいに自己嫌悪に陥って、会いたくなくなる気持ちの摩擦が強くなるとかは十分にあり得る)

友(…いや、こんな事気付いた所でもう遅いか。メールは既に送っちまってる…クソ、裏目に出ない事を祈るしかねえ…)

友(今は情報を集める事しか出来ないのだろうか…)

隣「え?達くん帰って来てたの?」

男「あれ、ご存知無かったですか?」

男(やっぱり隣さんはあまりアテにはならないか…口だけでどこか無頓着っぽいって言うか何て言うか)

友(あの時も病院に行くとか言っておきながら途中で引き返していったしな…)

隣「いつ頃かしら?」

男「昨日退院したそうで。俺たちも今日知りました」
隣「えー?全然気付かなかった。というより家の電気、付いた気配がないわよ…」

男(いや、いるはずだ。もう、外界と一切の接触すら断とうとしているのだろうか…)

男「そうなんですか。いやすいません、お忙しい所急に訪ねてしまって」

隣「いえいえー、それじゃあ三人とも仲良くねー?」

友「ありがとうございました」

ガチャバタン

男「まあ仕方ないな、しらみ潰しの一環と言うことで」

友「隣さんは虱か」

カァー、カァー

友「結局、今日はどうも出来なかったな…」

男「あれからメールも返ってこないとは。何かしらのリアクションすらも貴重なヒントになるのに」

友「もう、解散にするか。今日はなんだかよく歩いた様な気がする」

男「ああ、疲れたな。ゆっくり休もうぜ。…っと、そうだ、今日の夜7時。忘れんなよ」

友「わかってるっつの。んじゃ、お疲れー」

男「お疲れ様」

ガチャバタン



男「…」

テレビ『…○月○日、早朝。静かな朝靄の中に鳴り響くサイレンの赤い音をほとんどの人が耳にしたでしょう』ピーポーピーポー…

男「俺はあの朝は寝坊助だったから聞いてないだろうな…あんま覚えてないっつーか」

テレビ『もしかしたら中には一番間近な場所から聞いた方もいるかもしれません…貴方は今、一体どんな姿でしょうか?』ズズーン…

テレビ『「○月○日の怪異~一夜にして起きた謎の奇病~」…』ゴーン

男「ちょ、いやいやなんで怖い話みたいな感じでナレーションと映像暗いの?そういうのいいからもうさっさと本題に移ってくれよ…ったく…」

ヴーン、ヴーン

パカッ

受信:男
件名:今テレビ見てるか?○○チャンネルで特番やってるぞ

達「…」

パチン

達「…」





ピッ

テレビ『…日本だけではなく、海外でもこの病気にかかったとされる患者…いや、神の気紛れの被害者と言うべきでしょうか。判明しただけでも全人類の男性の一割もの人間が一夜にして女性へと変身してしまったのです。悔やまれる事に、更にその中の二割もの元男性が、体の急激な変化に耐え切れず、命を落としてしまいました…』

テレビ『各国の医師団体、連盟も渾身の調査を進めていますが、依然原因不明の謎のまま。何故、あの日に突然、それも一斉に発病したのか』

テレビ『どうやって体の変化が起きたのか。男体、女体のホルモンの研究を行っていて、かつ心理学の専門家であるベンリーナ・カガクシャンさんはこう語ります』

テレビ『「これもまた根拠もないですし私の推測でしかないのですが…心のどこかに変身願望…特に異性に生まれ変わりたいと思った事がある方が主に症状にかかったと言えるかもしれません。理由は疎らです、プライベート、仕事上でのストレスから、性同一性障害、患者からは色々なカルテが出ました」』

テレビ『「その願望が、体の方にも影響を与えてしまう程に強力なホルモンの分泌を促したのではないのでしょうか?」』

テレビ『「ただ、体のホルモンバランスを覆す引き金となった原因は未だ解明されてません。月の引力説や太陽のフレア、宇宙時間の乱れ等々机上では様々な討論と仮説が飛び交っています」』

次女「なに?あんた女になりたかったんだ。へー」

友「推測だって言ってるだろ、ちょっと聞こえないから黙ってろ」

三女「あまり茶化してやるな姉者、こやつとて必死なのじゃ」

テレビ『――患者には様々な事情があり、体が変わってしまった事により今までの人生と明確に変わってしまった方が大半でしょう。当番組ではそれによって生活に影響を受けた方を何人か訪ねて話を伺ったので、ご紹介したい』

テレビ『「私はこの通り、おしゃれをして楽しんでます。女になってしまった以上は戻れない、男の生活はできませんから。楽しむまではいかなくても、受け入れて順応する事も大事だと思います」』

テレビ『「こんな体じゃ仕事はできない…もうお手上げさ。何しろ女の体じゃあ上手く動かせないってのもあるけど、力仕事は中々捗らない。職場の皆が優しくてみーんなが俺に代わって荷物を運んでっちゃうんだ。自分の仕事があるのにねえ…」』

テレビ『「俺は、目覚めたら病院のベッドの上だった。夜、苦しくて苦しくて這いつくばって救急車を呼んだんだ。待っている間、何度も血を吐いたさ。それでも死ななかった事は神に感謝しなきゃいけないけど、こんな理不尽を起こした神を信用しちゃあいけないね…」』

テレビ『「私は始め、こんな変わり果てた姿で友達とどうやって顔を合わせればいいかわかりませんでした。唯一無二の親友がいきなり女になってしまったと聞いたらそれは驚くでしょう。』

テレビ『もしそれが自分だったら絶対にどぎまぎしてしまいます。下手したら嫌われてしまうのではないかと怖かったです』

テレビ『しかし意を決して親友と会ってみました、私の顔を見た彼はやはり驚いていました。それでも彼は、一番最初に私の事を心配して「大丈夫だったか?」「無事で良かった」って言ってくれたんです。嬉しくて涙が出ました』

テレビ『そこで私は気付きました。そうか、もし立場が逆だったとしても、私は彼に同じ言葉をかけてたかもしれない。私たちは、親友だから心配したがりなんだ。親友を疑うのでは何も解決しない、そして自分をそこまで卑下する必要もなかったのです。』

テレビ『自分にとって、親友が欠け代えのない存在であると同時に、親友にとっても自分は、欠け代えのない存在だったのです…」』

テレビ『――いつか、それも速やかに、この病気が解明される事を祈るばかりです…』

○月○日の怪異・終



男「終わったか」

男(達の奴、見てくれたかな。途中、いいこと言ってた人いたからそれで気が変わってくれてたらいいんだが…)

ヴーン、ヴーン

男「おっ」

パカッ

受信:友
本文:姉貴たちがうるさくて全然内容入ってこなかったわ

男「何だお前か」プチプチ

達宅

達「…」スー、スー

テレビ『ザー…』

達「…」スー、スー

テレビ『ザー…』

達「ん…」バサッ



スー、スー





子男『なあ。俺たちって、親友でいいんだよな?』

子友『何で俺に聞くんだよ』

子男『違うの?なら別にいいよ』

子友『…』ブスゥ

子達『いきなり…どうしたの?』

子男『いや、悩んでる事があったなら一人で秘密にしないで親友の俺に打ち明けな、ってのが親友の務めって聞いてさ』

子友『何の漫画だ?』

子男『ちげぇーって、その代わり俺が苦しい時も親友として助けてくれるか?って事を言いたいの』

子達『え、えー?うーん、あんまり辛いのはやだよ…?』

子友『…出来る限りの事はしてやんよ』

子男『なんか漠然とした返事だな…ま、いっか。それじゃあ親友の盃をここに始めようと思います』

子男『はいコップ持って』

子達『ふぇぇ…なんか変な事になってきたよう…』

子男『よしこれで正真正銘俺たちは親友だ。困った事があったらすぐに言えよ?すぐ駆け付けるからな』

子友『はいはい…』

子達『トモダチと親友って、何が違うの?』

子男『ん、いやまあ、そこんとこはよくわかんねーけど。でもさ、違いも何も俺は既にこう思ってるんだけどさ』





子男『俺たちが、親友そのものだよな?って』

チュンチュン、チュンチュン

雀「おはようアナタ♪お目覚めのキス?私とお風呂?それとも…」チュン

男「――今日は朝から唐揚げかあ」ムクゥ

雀「ひっ」チュンチュンバサバサッ

男「…なんつってもう午後か、寝過ぎたな…というか寝過ごしたな」シュルッ

男「特番のせいで深夜アニメが放送時間ずらされたのがいけなかったんだ…もっと考えろカス局」

ヴーン、ヴーン

男「うん?」

パカッ

受信:達
本文:鍵は開いてる

男「…と言うわけだ」

友「」

男「早く準備しろ」

友「いや、起きたばっかで頭がよく…」

男「お前も寝坊助さんか。いいから顔洗え、早くしないと気が変わっちまうかもしれんぞ」

男「やっと意を決して待ってくれてんだ。これに応えなければ親友じゃねえ」

友「…解ったから解ったから。とりあえずあいつをどう殴るか考えながら待っててくれ。まず風呂に入りたい」

男「早く」

友「子供かお前は」

ガチャ

友「…本当に開いてら」

男「マンションとは言え、もし強盗が入ってきたらどうするつもりなんだ…」

友「電気点けてないのか」パチッ

男「お邪魔しまーす…」

ギッ、ギッ

男「あれ、いなくね?」

友「リビングにも台所にもトイレにも寝室にも風呂場にもいねえ」

男「まさか、気が変わるまでに間に合わなかったのか…?」

友「――どこ隠れてんだよ達。それとも逃げたのか?いるんだったら姿見せやがれこの腰抜け野郎」

男「お前なあ、挑発してどうす…」

ギシィ

男「!」

友「あっちか」

友「寝室か?」

男「さっき見ただろ?」

友「まさかかくれんぼしてるとは思わなかったからな、クローゼットの中とかベッドの下は見ていない」

ガラララッ

友「いねえ」

ゴソッ

友「いねえな…」

男「ほら、やっぱいなくなったんじゃね?――あーあ…お前がトロットロしてる間に達の気が変わってまた会いたくなくなっちゃったんだよ…ったく」

友「え、マジかよ…うわ甘く見すぎてたわ…」

男「いやでもさっき音聞こえたしなー。ベッドが独りでに軋んだりした音かねえ…」ボスッ



ベッド「ぅ」



男「…」

友「…」

男「おい、マジで?」

友「微妙に膨らんできたがまさか」グイッ

ベッド「やめろ!引っ張んな!」グイッグイッ

友「お前、何で隠れてんだよ!」グイッ

男「いや、つーかよくこんな掛け布団の下で不自然な盛り上がりも無く隠れられたな…」グイッ

ベッド「っ!離せ!引っ張んな!とりあえずこのままで話すから離せって!」グイッ

友「お、おう」パッ

ベッド「…」バサッ

男「…お前、本当に達か?」

ベッド「…お前こそどっちだよ。声変わってるから解らない」

男「男だ」

友「友だ」

ベッド「…メールは本当だったんだな」

男「それより、本当に達で間違いないな?」

ベッド「そうだよ…何でそんな確認取るんだよ」

友「お前、もしかして相当体縮んだんじゃないのか?」

男「ガタイは良かったあの体がそんな掛け布団一枚なんかに、ちまっと収まる訳ないからな。随分と小さくなったな」

達「…だから姿は見せたくないんだ。察してくれ…」

男「…解った、とりあえずこのまま話そう」

達「見舞いに来て…くれてたんだって?」

男「面会できなかったけどな。んで日をおいてきたら退院してた、と」

達「…ありがと」

男「そんなに体が変化したのなら相当きつかったんじゃないのか?大丈夫なのか?」

達「…なんかめっちゃ吐いた。血とかヌルネバっとした黄色っぽいのとか。あんま覚えてないけど」

友「正直キモいな」

達「で、体からも血が吹き出したりとかしてた。なんか骨の髄辺りからもガリガリ言い出してて、痛みというかはもう、死ぬ、俺。って絶望しか感じてなかった」

男「…俺たち無事でよかったな」

友「それほど身長も変わってないからかな…お前は胸の変化が凄まじいけどな」

達「マジか」

友「お、反応した」

男「見てみるか?」

達「…その手には乗らないぞ」

男(ちっ)



しえん

男「…なあ、姿見せてくれよ」

達「…無理」

友「何でだよ。俺も男も女になったんだぜ?お前だけじゃない」

達「それだけの話じゃないし、それだからこそ会えないんだ」

達「俺はこの変わり果てた体をお前たちに見せたくない。恥ずかしいのも多少あるけど、絶対キモく思われるから…」

男「…発症の時にいびつな傷とか出来たのか?皮がめくれ上がったままとか」

達「別にそういうのはないよ…だけど変化しすぎてて気持ち悪いって事」

男「引いたりしねーよ。そんな事で、お前を嫌いになったりなんかしない」

達「…」

達「…嬉しいよ」

達「だけど俺は、変わってしまった二人の姿も見たくないんだ」

男「…何だそれ、顔を見るのも嫌ってことか?」

友「…」

達「違う、そういう意味じゃなくて…」

達「…体は女でも中身はオトコだからさ。オトコの体に未練がありつつも女の体に興味があるままなんだ」
達「…その状態で女の体に変わってしまった親友の姿を見ちゃったら、もう俺の中で、二人は親友って見方ができなくなっちゃうんじゃないかなって…それが怖くて…」

友「異性として、意識してしまうって事。だよな?」

達「…」

男「…そうか」

男「でも俺は、それでも正直構わないけどな」

友「!」

達「…言ってる事分かってて言ってる?俺は、お前らを親友としての好意の目で見るのではなく、異性としての好意の目で見ようとしてるんだよ?」

男「ああ、もしかしたら俺も異性として見てしまうかも知れないな。それで問題ないんじゃないのか?って」

達「!そんなの親友なんかじゃない!ただの不純な異性間交友だ!」

男「むしろ開き直るべきだ。親友だったからでこそ、許されるものであると」

友「男…」

男「俺も色々あった中で色々考えたけどさ…重いこと言う様で悪いんだけど、親友って言葉じゃ表せない以上の、繋がりがあると思うんだ。俺たちには」

男「だから、その繋がりに逆らわず付き合う事をこれからも変わらず続けていくだけだ」

男「その過程で女の体に変わってしまったならば、それを意識してしまうのは当然だろう。何も逆らう必要はない」

男「だから、達のその不安を気にする必要もない。俺たちは俺たちだ」

友「…」

達「…」

達「…解った。けどさ、俺たち、現実には女同士な訳でしょ?」

友「まあレズに見られるかもな」

男「おいおい、今まで散々ホモって言われて来ただろ。別にオトコの体に興味があった訳でもないのに」

達「いやだから、開き直って交流した所で、中身はオトコだけど体は女、相手も女の体な訳で」

男「すると?」

達「オトコなのに体は女だから女相手にジレンマとか、その」

男「あー…」

友「…」

達「別に、二人がオトコの体のままで異性間の付き合い方でも構わないって言ってくれてたなら、俺は喜んで…いや、男と友だからだよ?他のオトコは絶対にやだよ?」

男「解ってるって、俺も同じだったと思う」

友「何だこの会話…いやまあ俺も…かな」

男「まあ三人だから取り合いになりそうだな」

友「おい」

達「そんなの生殺しにも近いじゃん。だからと言って女としての親友として続けていくだなんて中身がオトコである以上難しいし」

友「三人ともその考えで良かったなら、一人はオトコのままのがすっぱり切り替えれたかもな…」

男「そっか…そうなっちゃうのか…あー…」

男「俺たち三人とも女になっちまったのか…」

友「…」

達「…」

男「…」

友「…何か、何とも言えんな。三人とも男性一割の確率の中に入ったって言うのに」

達「その結果が裏目に出る。…少し残酷だね」

男「…ああ」

続きはまだかね?

やべぇ面白いよ

男「…」

友「…」

達「…」



男「…親友、やめるか?」

友「………わり、よく聞こえんかった」

男「…だって一緒にいるだけで焦れて苦痛になるんだろ?だったらもうそれしか無くね?お互いのためにも…」

バキィッ!

ドタン!

友「…女の体だからって容赦しねえぞ、自分が何言おうとしてんのか解ってんのか?」

達「…っ!おい、友…」

男「…っ痛…」

友「立てよクソ野郎。…お互いのためだ?てめえが怖気憑いただけじゃねえか。言い出しっぺはてめえだろ?自分の言った言葉に責任持てや…」

男「……上等だ、カス…」ガシッ

バシッ!ドシンッ!

バキィッ!ドカッ!ガタタッ!

達「…お、おい、二人とも。やめろって」

達「喧嘩してどうなるって言うんだよ!親友だろ!殴りあう必要なんかない!」

達「友!お前頭冷やせって!男も短絡的だったかもしれないけど真に受けるなよっ!」

達「あああああ…違う、違う。何でこうなるんだよ…違うんだよ…」

達「やめろ…やめろよっ…二人とも…っ」

達「…違うんだ…俺はただ、二人に嫌われたくなくて…変わらぬ二人であって欲しかっただけで…」

達「だけど俺、自分を抑えられる自信がなくて…それで関係を壊したくなくて…」

達「でもそれを恐れて今までの俺たちを無かった事にするなんてもっと嫌だよ!」

達「焦れたりなんかしない!余計な事とか考えないし我慢する!いい方法がないか考える!だから…だから」

達「――親友をやめるなんて言わないでよっ!!」

バサッ

流石献身的頭脳派の達さんやでぇ......

男「…」ニヤニヤ

友「…」ニヤニヤ

達「…」

達「…あ、あれ?」

男「…」ニヤニヤ

友「…」ニヤニヤ

達「…お二方。喧嘩は…?」

男「…」パカッ





メモ帳
本文:ドッキリ大☆成☆功

友「だっははははははは!まさか本当にこんな三文芝居で上手く釣れるとは思わなかったぜ!」プークスクス

男「やっと出てきてくれたか…達」

達「…携帯で筆談とか…マジかようわー、ハメられた…」

友「…ぷぷっ…いやしかしお前その体、小学生みたいだな。可愛いぞこっちこいよ」ナデナデ

達「!クソっ!さわんな!さわんな!」ベチッベチッ

男「顔真っ赤にして。愛い奴じゃ、愛い奴じゃのう」

達「…さっきまで自分の言った事を忘れていきなり「親友やめる」とか、どうも筋が通ってないなと思ってたら…ああああああ…このっ!このっ!」ベチッベチッ

男「いてっ、いてっ。ま、まあ聞け、聞いてくれ」

達「何だよバカぁっ!」

男「いいじゃんそんなん…」

達「…は?何が?」

男「女同士がー、とかオトコは女をーとかだよ。色々言っててどこを整理すればいいのか解らないけど、第一変わる前の俺たちって、今までそんなごちゃごちゃした事を一々考えながら付き合ってたか?って話よ」

男「もっと気楽に行こうぜ?」

達「気楽って…」

男「――俺たち、親友だろ?一緒に壁にぶつかりながら色々乗り越えて来たんだ。今更こんな問題なんかで挫かれる訳にはいかんだろ。障害なんて一笑いで蹴飛ばしとけ」

達「…」

男「…その布団一枚、剥がすまでは長かったが大した苦労はしていない」

男「それは、達も俺たちの事を親友と思ってくれてたからだ。だから簡単に顔を出させる事が出来たんだ。親友とかどうでもいいって考えてたら止めに来る訳もないからな」

男「それに、必ず出てくるって確証もあったしさ」

達「…何を確証にしたんだよ」

男「言語化させられる程の根拠はないが、今まで付き合ってきた俺たちの勘ってところか。十分有力だろ?」

達「…全く何言ってくれてんだか」

友「――まあとりあえず俺からも言いたい事はあるが、まずは、と…」

達「?」

友「ふんぬっ」

ギュムムムムムゥゥ

達「!?いひゃいっ!いひゃいっ!引っはんなっ!しゃけりゅ!ふちがしゃけりゅぅぅぅっ!」バタバタ

友「ここまで手間かけさせてこのクソ野郎…この、クソ野郎…」ギュムビローン

男「…俺にもやらせろ」ギュムビローン

達「あひぃぃぃぃぃぃっっ!!」

面白い支援age

素晴らしいスレを見つけた支援

達「…」ヒリヒリ

友「…これくらいで勘弁してやる」

達「はひ、はひ…」

男「なんか幼女いじめてるみたいで気が引けるな…悪かった達」

達「ふひぃ…」

男「若干涙滲んでるし…」

男「そうだ、おっぱい揉むか?」

達「!」コクコク

友「おい俺の時は抵抗あったのにどうしたんだ。不公平だぞ」

男「いや何か可愛いからつい心が許せちゃうっつーか」タユン

友「中身はアレなんだがな…」

達「おお…おおお~…」モミモミ

男「脱いだ方がいいか?」

達「え?マジ?そこまでいいの?」

お、おい、はやく続きをだな……

達「――いや、やめとくよ」

男「?なんでだ?」

達「いや、これ以上やっちゃうとさっき言ったみたいに変な…」

男「だから、一々気にする事はないって言ってるだろ?」

達「や、でも何か気が引けちゃうじゃない…既に揉んどいてあれだけど…」

パサッ

達「っ!なななな何脱いでんだよっ!」

男「ほれ、手」ガシッ

ポヨッ

達「」

男「どうだ?生おっぱいは?」フニョンフニョン

達「…スベスベで、柔らかい…じゃなくて!」

男「…お前の気が引けてても、俺は気にしない。お前が変な気を起こしても、俺は受け入れる。友にも言える事だが、俺たちはそういう繋がりだ」

男「むしろお互い気があるから付き合っているんだろ?ここまでやっても解らないのか?」

達「…ごめん」

男「はい言いたい事はもう無くなったからこの話はここで終わり」

友「まあ解ってくれただろ?今までの自分が馬鹿馬鹿しい事で悩んでたって事を」

友(なんつって俺も不安だった訳だが…これも男のおかげだな)

男「で、どうよ。変わった親友の姿をまみえた感想は?」

達「…すごくおっきい…」

友「おいそっちだけの話じゃなくてよ」

達「あ、ああすごく可愛くなっててびっくりしたよ」

男「そうか、服を調達した甲斐があったな」

友「その内お前のも仕立ててやるよ。ぐひ」

男「うわ」

胸、躍る!心、沸き立つ!

男「よし、じゃあ退院祝いと行きますかい」

達「退院したっつってもしばらく通院は余儀なくさせられるんだけどね」

友「あれ、そういやお前仕事は?」

達「…クビになった」

友「ナニィっ?!」

達「何か無断欠勤したとか、女になったからとか。電話で」

男「無断欠勤は緊急搬送されたんだし、そもそも女になったって出来なくなる様な仕事じゃねえだろ…」

友「前々から思ってたが法律屋に相談しろ。マジで。労働基準に沿ってるかも微妙な上に不当な解雇じゃねえかこれ」

達「…まあ考えとくよ。お前らは?」

男「俺らはまともな会社で良かったわ。有休でしっかり休めるからな」

達「マジでか。と、なるとアレじゃね」

友「だな」

男「うむ」



テレビ『…次の特集です』

テレビ『今日であの奇怪な奇病の一斉発症の日から14日。二週間が経ちました』
テレビ『医師連盟の発表によりますと、「現代の医学では如何ともし難く、現状より悪化させる事を抑える程度でしか…』ピッ

テレビ『…俳優の○○さんが女性になってしまった事により、連ドラのキャストが…』ピッ

テレビ『…女になっても関係ねえ!そんなの関係ねえ!はい、おっぱいぴ…』ピッ

テレビ『…以上、深夜のニュースをお伝えしました』

ピッ





ワイワイガヤガヤ

男「あー疲れた。今日もマジ楽しかったわ」

友「いつでも三人揃って遊べるってのはいいもんだな。前までは誰かさんのせいでしばらくご無沙汰だったのに」

達「いやもう終わった話だからいいだろって…」

男「そういやあれからあのブラック企業の話はどうなったんだ?」

達「ああ、なんか言われた通りに法律屋さんへ相談してみたらさ、なんか色々お金ふんだくれるみたい。退職金とかサービス残業とかの分でいっぱい」

友「おお、やるじゃん。奢れよ」

男「じゃあもうあの会社は辞めるんだな…それがいいと思う。良かったな、達」

友「…ま、あんなブラック企業なんざにいる奴のが悪かったんだがな」

男「まーたそういう事言う。素直じゃねーよなー、ったく」

達「事実っちゃあ事実だからさ。さて、随分と遅くなっちゃったな」

男「何だよー、もう帰るのか?泊まってけよー。こんな時間じゃ痴漢が来るぞー」

友「今日も泊まりだったろが。着替え持ってきてねーんだよ。女の下着って履き替えないでいると凄まじい臭さになるんだよ」

男「そうかー。なら仕方ないな。さっさと替えてこい臭マンども」

友「」

達「うん、また明日ねー」

友「だな。また明日」

男「…また明日、か」



男「なあ」

友「?」

達「?」

男「昨日も一緒に遊んで、一昨日も一緒に遊んで、その前も一緒に遊んで、今日も遊び終わって、最後に「また明日」。なんかさ、思い出さね?」

友「――ああ、学生の頃みたいだな」

男「勿論いつかは仕事の日々に戻るけどさ。今、すんごい懐かしい気分になって…」

達「わかるわかる…あの時は当然の様に遊んでたよね」

男「それを今こうしてまた、再現っつーか戻れた事に感慨深さを…」

友「…ま、そこら辺は三人とも女になってしまったからだろう。そのお陰で有休だったり暇が取れたんだからな」

達「そこだけは神様の気まぐれに感謝しないとね」

男「?まあそれもあるかも知れんがもっと大事な理由忘れてないかお前ら?」





男「俺たち親友だからだろ?」

俺たちは学生の頃も一緒につるんでいた。

俺たちは社会人となった今も一緒につるんでいる。

俺たちはこれから先も一緒につるんでいく。

だって会いたくなるから。

顔を見たくなるから。

お前らを忘れる事はないから。

自分に必要だから。



理由なんてないし、理屈なんてなくても。

確証はないし、確認もしてなくても。

信じられるし、信じてくれる。

親友だから





また明日

終わり

後は気が向いた時に三人の有休生活投下してくつもり
つーか女体設定生かしてなかったな
やっぱ行き当たりばったり書くのはいけないんだな

乙♪(^ω^)

結局女体化は何だったんだってのはあるけど面白かったよ

面白かった
とりあえず乙
まだやれるならまったりと待つ

"ゲーセン"

男「ゲーセンとかいつぶりだろうな」

友「俺は結構こいつと来てたりするけどな」

達「仕事の帰りとかでね。たまにここで」

男(俺は誘ってくれないのかよ…)ムスゥ

友(あ、やべ)

達「ねえ、あっちいこか」

友「お、おう。そうだな、アレやるか」

男「アレ?」

男「…ダンレボて」

友「古い呼び方すんな。ddrと言え」

男「え、これ二人ともやんの?」

達「うん、男もやってみる?」

男「え?うーん…でも二人まででしょ?これ」

達「じゃあ俺は見ておくよ。この背じゃ手すり使えないしさ。男と友でどうぞ」

友「まあ初めてやるんなら楽モードでいいな。個別に難易度選択できるから安心しろ」

男「え、えー…じゃあやってみようかな…」

友「このゲーセン100円で二人できる設定だから誰かと一緒にやった方がお得なんだよな」

男「ああ、なるほど。二人でやってるってそういう事でか」

達「一人で練習するのも寂しいってのもあるけどね」

友「さて何の曲にすっかな…」ポチポチ

男「このボタンでプレイすんの?」ポチポチ

友「よしじゃあこれにしとくか…ってお前いじるなよ!」ポチッ

デューン

『dynamite rave~air~』

男「あ」

友「おい何変なの選んでんだよ…お前向けの選ぼうと思ってたのによ…」

男「うわごめん…」

友「ちなみにこの曲は難易度変更できないから覚悟しとけよ」

男「え、マジで?」

友「まあつってもそこまで難しい訳でもねえ。全部四分で同時押しだけだから、運動神経よけりゃ初見でもできるかもな」

男「うえ」

友「ほれ、始まるぞ」

ddr『are you ready?』

支援④

~♪

男「わ、わ、足が、こんがらがるっ」ドテドテ

友「曲のリズムに合わせろ!曲に沿ってジャンプすれば自然とタイミングは合う!」ピョンピョン

友「後は譜面に合わせて足の着地地点を狙ってけ!」ピョンピョン

男「お、おう」ドテドテピョンピョン



達「ゲーセンの自販機って高いよねー」カキュッ

達「お、二人ともやってるみたいだね。どれどれ…」ゴキュゴキュ

達「――~~~~ッッッ!」ブブシューーーーーーッ!

バインボインバインバインボインボインバインボインバインボイン
バインボインバインボインバインバインボイン

男「――はぁっ!…はぁっ!」バインボインバインボイン

達(お…おっぱいが…っ!おっぱい様が…っ!まるで生きておられるかの様だ…っ!)

男「んはぁっ…ひっ、ひっふっ…んあっ!きつっ!んひぃっ!」バインボインバインボイン

モブ「お、女の子がddrしてら」

達(?!)

モブ「おいモブ、何してんだよ」

モブ「うわ何アレ…すげえおっぱいじゃん!」

モブ「たまらん!たまらんなあ!」

モブ「モブ、ちょっと見てみろよこっち!」

モブ「うっひょ~!」

達(何かすごく集まってきたんだけど)

男「んっ…もう!ダメッ!限界っ!やっ、らっ、苦っ、しっ、あっ、あっ、ひっ」バインボインバインボインバインボインバインボインバインボイン

モブ「乳神様や!乳神様や!これは崇めるしかねえっ!」

モブ「ありがたや~、ありがたや…」

モブ「でも隣の子も適度な大きさなのが良くね?」

モブ「そうだな。こちらはこちらで美しい曲線のままタユンタユンしてて…」

モブ「甲乙付けがたし」

達(何だこの人たち…)



友「後少しで終わるぞ、踏ん張れ!」タユンタユンタユンタユン

男「はぁっ、はぁっ」バインボインバインボイン

男「お…終わった~~~~~~……」

友「ま、当然のフルコンだわな」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!

友「うぉ、何だ?何でこんなにギャラリーが…」

モブ「ブラボー!ブラーボーゥ!!」

モブ「お前ら最高だ!」

モブ「いいもん見せてもらったぞ!!」

友「――は、さては俺の美技に酔いしれたって所か。ふふん」ドヤァ

男「も…もう、ダメ…達、代わって…代わってくれ…休憩…」

達「う、うん。大丈夫?ごめんよ?」

男「女の体だと…体力が…大分落ちてるんだな…」

達(体力のせいだけじゃないと思うけど…)



"ゲーセン"おわり

男「あ、飲み物がある…」ゴキュッゴキュッ

"毛"

カポーン…

達「――ふぅ…」

達「…この姿になってから、風呂に入るのも何回目になるんだか覚えてないけど…」

達「慣れないなあ…このロリ体型。おまけに…」チャプッ

腋毛「ワサ」

脛毛「ワサ」

陰毛「ワサ」

達「…変化する前の体毛はそのまま残るせいで見た目とのギャップが見苦しい…」

達「幸い男性ホルモンも根絶やしにされたのかこれ以上は毛が伸びないし髭も生えてこない」

達「身体中にカミソリ使うの怖いし女の子の肌だからすぐ切っちゃいそうなんだよね…」

達「――だが、しかし!」ザッパァッ

達「この、二人にオススメされた脱毛剤、「滅毛」を使えば塗るだけでそこがツンツルテンになるらしい!」

達「えーと使用法は、と…」



10分後

達「とりあえず腕に塗ってみたはいいけど、なんか…痒いな…」

達「やっぱ多少の刺激があるのかな…うう、もうそろそろ洗い流しても大丈夫かな…?」

シャワワワワワワワワワワワワワワワワ

達「――おおっ!」

ツンツルテーン!

達「すごい!効き目抜群!ツルツルスベスベ無毛幼女肌だ!」

達「よーし、次は脛だな…」ペタペタ

ツンツルてんの使い方がおかしい
言わんとしてる事はわかるんだが、寸足らずって意味だからな
東京の方言だそうだ



そういうのいらないから

シャワワワワワワワワワワワワワワワワワワ

達「――よし、これで一通りは終わったか…」



達「…さ、て…」

陰毛「ワサ」

達「…やっぱここも、やんないといけないよね…?」

達「うう、何かオトコとして一線越えるみたいで気が引けるんだけど…でも背に腹は代えられないし…」

達「うううう~…鏡の向こうの幼女がなんか気持ち悪いよぅ…」

陰毛「…もう一思いにやっておくんなまし…」ワサ

達「うううううううう~~~…っ」

達「…」

ピチャ

達「…陰部は特に毛が集まってるから多少多めに塗らないとダメかな…」

ピチャピチャ

達「――よし、いくぞ…っ」ガバァ

達「…少ーしずつ、少ーーしずつ…」ソロー…

達「そーっ…と…」プルプル…







ペタ

達「――ぁン」

10分後

達「よ、よし。こんなもんかな?もういいでしょう、あ、洗い流そう!」キュッ

シャワワワワワワワワワワワワワワワワワワ

達「――おお…」



ツンツルテーン!

達「やったあ!つるぺた幼女マnコの出来上がりだお!」プニプニ

達「鏡の前に映るのはまごうことなき裸のつるぺた幼女!鏡の向こうの幼女が僕を見てる!やったねたえちゃん!誰も触れない二人だけの国!これで勝つる!」

達「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」ペシペシ

達「……………何やってんだか」ストン



ムズムズ

達「…ん?」

ムズムズムズムズ

達「……何だ?」

達はもっとナイーブな子かと思ったら1人だとはっちゃけるタイプかwww

ムズムズムズムズムズムズ

達「――すごくお股が痒い」ムズムズ



達「か、痒いいっ!もう洗い流したのにいいいいいいいっ!」ムズムズ

達「ま、まさか液剤がワレメの中に入っちゃったのかな?!うわああああ痒いいいいい」ムズムズムズムズ

達「とにかくシャワーで中の液を掻き出さないと…っ」キュッ

シャワワワワ

達「あひぃっ!」ビクン

達「や、直接シャワー押し付けるのはかなりやばいかもこれ…」ドキドキ

達「でも痒いいいいいいいっ!」ムズムズムズムズ

達「うう、これはまずいって…」ムズムズ

達「くそぅ、もう腹を決めて、我慢するしか…一気に中を洗ってしまおう!」

達「その為には…くぅ、流石にちょっと恥ずかしいけど…」

クパァ

達「この体勢で…中を…洗う!」

キュッ

シャワワワワワワワワワワワワワワワワワワ

達「!!~~っ!あああああ…っ!んんっ」ビクンビクン

達(やばい、これ…腰から砕ける…っ頭からトびそうだ…)

達(で、でもこれなら…)

達「~~~~~~~~ っ! きひぃっ はぁ、はぁ、は、 …んんっ!」ビクンビクン

達(だ、駄目だ!痒みが全く収まらない!もっと奥なんだ!)ムズムズムズムズ

達(どうしよう、もうかくなる上は…)

ツプ

達(直接指で掻き出す!)

ツプ、ツププププ

達「ひっ…ああああ…あひ…」

達(は、入ってくる!指が、自分の指なのに…すごい異物感なのに、気持ちいい…っ!)

ツプ、ツプ、ツプ、ツプ

達「んっ、んっ、んっ、んっ」ビクンビクン

達(早く掻き出さないと…早く、早く…っ)

ツプ、ツプ、ツプ、ツプ

達(もっと、速く…!)

ツプツプツプツプツプツプ

達「いやっ、いやぁっ!ダメだ、こんなのダメだよぅ!変になっちゃうのに、変なのに!」

達「指が止まらない…っ!」

鏡「私を見てごらんなさい」

達「?!」

>>1から順に読んでみたがナイスだった。


達「――う…わ…」

達(こんな…体も未発達で、犯罪みたいな幼い子供の姿なのに…)

達(…顔が真っ赤で、目が潤んでて、息を荒げ緩んだ口からヨダレが垂れつつあって…)

達(すごく…エロい…)キュン…

達「んふぅっ!もう…止められないよっ…こんなの!っ見せられたら…っ!――いぎぃ!」

グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ

達(…でも、この鏡に映ってる女の子は…)

クリッ

達「んぁっ!クるっ!クる…っ来てるのおおおおぉっ…」

グチュグチュグチュグチュグチュグチュクリグチュグチュグチュクリグチュグチュグチュクリックリッ

達「あっ、あっあ、あ、あああ…」





達「ああああああああああ~~~~~~~っっっ……!!」ビクッビクッビクッ

達「」

シャワワワワワワワワワワワワワワワワワワ

達「――最低だ…俺って…」

達「…痒みは取れたけど…まだジンジンする…」

達(…こんな体だけど)

達(この体は、俺なんだよな…)

達「…」

達「…ま」

達「いっかぁ!」キュッ

達(あいつらがいいって言ってくれたんだから)

達(何も問題はないよな!)



達「へっくちっ」

"毛"おわり

"泥酔戦隊オボレンジャー"

男「ほろ酔いレッド!」

友「顔色ブルー!」

達「吐瀉物イエロー!」

男「三人揃って!」

三人「オボロロロロロロロロロ……」ビチャビチャァ…






男「というわけで酒盛り真っ最中でーす!」

達「誰に言ってんのさ!」ゲラゲラ

友「さっさと酒仕向けやクソ野郎」

男「もーさー。俺たち女になったんだからさー」ヒック

友「おう」

男「男のしゃべり方やめてお前ら女言葉使おうぜ~~~~ギャハハハ!」ヒック

達「ないわー」ゲラゲラ

友「じゃあ男。お前から行ってみようか」

男「ハハハ…うぇ?お、俺?いや待てって」

友「そういうのは言い出しっぺがまずやるもんだろが。オラ、はよやれ」ヒック

男「え、えー…つってもどんな感じの女になればいいのか」

友「演じる必要はないと思うが」

達「童顔巨乳のおっとり系おねいさんみたいだからそれでー」ゲラゲラ

男「お、おねいさんか…うーん」

男「えー…っと」

男「――ええ、こんなの容易い事。ふふっ、どう?あまり慣れない事だけれども、更なる新鮮味としてこんな提案をさせて頂いた訳…まあ、こんなものかしら」

友「」

達「おおー、何か違う気がするけどオッケー!」

男「何か違うって…どういうこと?」

達「タカビーなお嬢様的な感じがする。けどオッケー!だからこのままその口調でお願いしますねおねいさん!」ゲラゲラ

男「では、お次は達。いってごらんなさい?」

達「げぇ」

達「え、二人から見て俺ってどんな感じ?」

男「幼女、妹の二択かしら」

友「とりあえずお兄ちゃんって言ってみろ」

達「えー…」

友「はい3、2、1、q!」

達「――おにい、ちゃん…?」ウルウル

友「」

男「はい決定。達もそのままでいなさい」

達「ふぇぇ…ひどいよおにいちゃん…」

男「さて、友。二人ともやっているのだから、あなただけやらずに逃れようだなんて…考えてないでしょうね?」

友「お前ら何でノリノリなんだよ…ハードル上げんなよ…クソ野郎…」

達「おにいちゃんは…何だか、ツンデレ幼なじみって感じがする…」

男「案外簡単よ?ほら、さっさとやっちゃいなさいな」

達「おにいちゃん…私、おにいちゃんのちょっといいとこ見てみたいの…」

友「わ、わーかったから。ちょっと心の準備くらいさせてくれ」

男「冷めてしまうわ…」

達「おにいちゃん、カッコ悪いよ…」

友「ぐぬぬ」

しえん

友「う…」

友「わ、私…は…」

達「うんうんっ」

友「…」カアアアアアッ

男「…あら?どうしたのかしら?」

友「――やっぱ無理だっての!」

ドタドタガチャッ

達「ふぇっ?!どこいくの?」

友「…トイレ借りるぞっ!」バタン!



男「――ギャハハハ!やっぱあいつプライドたっけーなあ!」

達「あれはあれでいいじゃん。ツンデレの一環っぽくて」ゲラゲラ

男「ま、元々があんな性格だからな。そうそう素直になれん奴だってのは解りきってた事か」

達「おにいちゃんはおにいちゃんのままでいいの…おにいちゃんは、最初からツンデレだもん…」

男「お前が一番ノリノリだな」

達「お酒入ってますから」フフン

男「ったく、あいつも最初の頃の順応性はどこいったんだか…」



バタン!

友「わ、私のいない所で!好き勝手言って盛り上がってんじゃないわよっ!」

男「」

達「」

友「――あれ?」

"泥酔戦隊オボレンジャー"おわり

実に素晴らしい

" "



チュンチュン、チュンチュン

男「――朝、か」

男「…何か体の感覚が鈍いな…とにかくトイレ…」

ガチャッ

男「…?ドアノブが小さい気がする…」

男「…何か前にも似たような事が…」

バタン

ガチャッバタン

男「そしてこの股間の気だるさ…ま、まさか…」

スルッ

ポロリ

ちnこ「…久しぶりだな、兄弟」バキボッキ





男「うわああああああああちnこ付いてるううううううううううっ!!」

男「ってことは!!」

鏡「お呼びで?」



男「――やったああああああああああっ!!オトコに戻ったんやあああああああああっ!!」

男「よう、久しぶりだな我が善き理解者よ!元気だったか?!って聞くまでもないわな!」シコシコシコシコ

ちnこ「久方ぶりに会えたと思えば早速俺と遊んでくれるのかい?…嬉しいねえ」ギンギン

男「うわああああああああ懐かしいこの感覚ううううううっ!!」シコシコシコシコシコシコシコシコ

男「…」ピタッ

ちnこ「…?どうした兄弟。まだ賢者タイムになるにはまだ早いだろう?」

男「…いや、突然女になって、突然元に治ったんならさ」

男「友も達も、オトコに戻ったんじゃね?って思ってさ…」

男「ちょっと会いに行こうか」

ピンポーン

男「?誰だ?…はーい」

ガチャッ

友「よう、起きてたか?」

男「おおっ!丁度よく来てくれたな!実はな…」



男「」

友「」

友「…あれ、男お前…」

男「…あ、あれ?」



友「何でオトコに戻ってんの?」

男「何で女のままなの?」

男「ま、まあ入れよ」

友「お、おう」

バタン

友「マジか」

男「マジみたいだな」

友「俺は女のままで」

男「俺はオトコに戻った」
友「…」

男「…」

友「何でだ?」

男「いや知らん」

友「うわー、不公平だろー。お前のちnこ寄越せー、おっぱい上げるからさー」

男「いや、そんな事言われてもだな」ニヤニヤ

友「…何ニヤけてんだよ」

男「いや、何か俺だけ申し訳ないなって」ニヤニヤ

友「腹立つわー…」

友「…まあ、いいか」

男「え?いいの?」

友「別に今更オトコの体に未練はねーし。むしろ女の体のままで良かったかもな」

男「真面目に?負け惜しみとかじゃなく?」

友「ああ、つーか男がオトコに戻ってくれたんだからむしろ都合がいいって言うか、丁度良かったって事だよ」

男「?……え、それってまさか…?」



友「…言わせるの?」

男「え?」

男「…」

友「ちょっと椅子、借りるね」ギシッ

男「何で女言葉になってんだよ」

友「――気分?」

男「…どういう風の吹き回しだ?」

友「別にいいじゃない…にしても、この部屋さあ…少し暑くない?」

男「春だからな。温暖の差が激しい時期故にそういう日もあるさ…」

友「ちょっと楽になるわね。上着脱ぐからハンガーも借りるよ」パサッ

男「っ…その服、露出多くないか?肩も背中も見え見えで…肩紐取れたら上半身丸出しになるんじゃないか?」

友「ブラもしてないし、ね」ギシッ

男(…何考えてんだ、こいつ…)

友「あら、このジャンプ。今週の?」

男「…見たければどうぞ」

友「では遠慮なく」ギシッ

男「っ!!」

男(いくら中身がオトコとは言え無防備すぎだろ…足開きすぎじゃないか…)

友「…あっつ」パラ

男(…ぱんつ、見えてんぞ……と言ってやりたいのに、喉から中々出てこない…)パクパク

友「お、ブリーチ終わりかあ…久保さんお疲れ様」

男(何故だ…目が離せん…)


友「――どこ、ミてるの?」

つづきはよ






はよ

見てます!見ます!見せろ!

男「……い、や…」

友「どこミてるのって…」

ズイッ

友「聞いてるんだけど?」ジー

男(胸元が…っ!襟まで弛めてやがったのか…!)ジー

男(ダメだ…今度は胸から目が離せない!)ジー

友「――今度はここ?」クイッ

男(っ!そんなとこ引っ張ったら…!)

男(乳首が…っ!)

男「あ…あ…っ」

男(何だよ…っ!何で…体が言うことを聴かないんだよ…っ!)

友「…どうしたの?オトコに戻って体の調子が悪いのかな?」クスクス

男「――か、は…っ」

男(頭が…ボーっとする…クソ…しっかりしろ…っ!)

男「……お前…」

友「ん?」

男(…あの時の、俺が言ってた事があるといえ、もしかしたら、こいつ……)



男「…俺を、試してる…のか…?」

男(…オトコの体に戻った途端、親友に欲情して速攻で襲ってしまう様になる奴か、遊んでやがる…のか?)

友「まさか、試すって何の事やら…」

男「…じゃあ、何のつもりだ…っ!これは…っ!」





友「――誘ってるだけよ」

――アナタトキモチヨクナリタイカラ――

一際、頭がクラッ、とした。
いきなりの友の囁きは考えられない程に淫靡で、その言葉を反芻する度、耳元にかかった吐息が頭の中にまで入ってきてやわらかに蝕んでいる様に感じた。
…いや、冗談に決まっている事を何真に受けているんだろうか。こいつなりに俺をからかっているだけだ。
意識をしっかりと持ち、一笑に付して流さなければ。

「…な、何言ってんだよ。いいから離れろよ」

と、友の肩を押し離そうとする。
が、いない。
相手を見失った俺の手は空を切り、現状を掴めずにいた。
呆然とした体勢のまま、ふと両脇から腕が伸びる。

「うふふ……また言わせるのかな?どこミてるの…?」

ぎゅっ、と胸板に回された二本の細腕が絡み付いてくる。
不意討ちの言葉に気を取られ呆然としている間に、後ろに回られていたみたいだ。
正面にいたはずなのにどうやって?と考える暇もなく、細腕が徐々に下へと這い降りシャツの裾を掴んだなら、そこから片腕が入り込んでくる。

「!…何、してるんだ…何で、手ぇ…入れんな…っ!」

引き剥がせばいいのに、捕らえればいいのに、体ではなく口が動く。何故か体が動かないのか動かせないのか、もう手を上げる事すら出来ない。

「嫌なら逃げればいいじゃない…拒否しないって事はそういう事でしょう…?」

違う。違うはずだけど、何故だろうか。理性は拒否しようと思っていても、体が動かないのは。
あってはならない理由。
それは、動かす事の気だるさから。動いてしまえば終わってしまうから。このまま、どうせなら。続けて欲しいと感じてしまってるのではないかと。
それがダメなのは解っている。もしこのペースにそのまま流されてしまえば取り返しのつかない事になる。しかし、止めなければ、止めなければと警鐘を鳴らす程に劣情の重りは、その重力を増していく。

「――反応、無くてつまらないよ…」

シャツを掴んでいた方の右腕が離される。そこから更に下へと降ろしていくと、不祥に盛り上がる取っ掛かりでその指先が間もなく止まる。

 盛 り 上 が っ て !
  参 り ま し た !

keep on wrtiing and chugging away!

「…ほら、これ。…これは一体、何?」
俺の右肩越しに、女になって随分と様変わりした友の顔が覗きこんでくる。
友の左手が生の胸板を完全に捉え、強く引き寄せる。それによって彼女の体との距離が更に狭くなり、ついには体と体がくっつき密着する形となった。
女時の俺ほどの大きさはなくても、服を挟んで背中から心地好い柔らかさを十分に刷り込む事ができる膨らみが、こちらから見えてなくてもその形を歪ませて我慢を押し潰してくるのが分かる。

「…朝勃ち、だ…さっきから…ずっと…っだから、離れろ…」

声に力すら入ってないのが自分でも分かる。口の中は渇き、ジンジンと痺れてきている。横から覗く髪から漂う匂いは、鼻腔だけでなく、舌にまで届き色濃く刻み込んでくる。

「嘘…」

不意に、股間から甘い感覚が競り上がってきた。
見れば、白い手がまるで手のひらで覆う様に凹ませた形で、ズボンの上から先っぽをぐりぐりと虐めている。

「うっ…」

思わず下腹部に力が入り、それに伴いうめき声が漏れる。

「…ここがいいの?…もっと触って欲しい?…ねえ?…服の上からじゃ物足りない?…ねえ?…気持ちいいの?」

問い掛けの嵐に付き合う必要はない。否、付き合える余裕がない。
服の上からだというのに、亀頭からカリ首の位置までを的確に、重心的に責め立ててくる。たかが女手一本が、俺を翻弄していた。
いや、一本だけではなかった。シャツから抜いた左手は、俺の顎へと寄せられた。しっとりとした掌の肌が顎の先を捉え、整った細い親指が唇に触れる。

that's a quick-witted aneswr to a difficult question

the forum is a brigtehr place thanks to your posts. thanks!

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that's an apt answer to an ineetrsting question

「――もう。無視するなら、直接触っちゃうよ…?」

友の声に更に熱がこもる。
ついに下着の中へと侵入していく腕を払い除ける事が出来ない。

「あれ…ああ、寝る時はいつもトランクスだったんだね…」

そんな下らない、今のこの情事にも関係のない様な普通の事にさえも口が開かない。俺にはもう、友に抗う力は根こそぎ持っていかれて微塵も残されていない。
後は流れに委ね、友のペースに呑み込まれるままに。
既に俺の理性は、茹で上がってふやけきっていた。

「これが、女の手…」

肌と肌を馴染ませるというよりも刷り込ませるかの様に、シャフトをゆっくりと撫でてくる。
細い指が絡み、掌は密着させている。その状態のまま単調な上下運動を繰り返しているだけだが、反復する度に規則正しい間隔で肉棒が震える。
やがて、先端の穴から快楽の証が分泌されてきた。それに気付いた右手は、出来上がった球をいやらしく指で掬い取り、亀頭に塗り拡げたならば今までの単調な動きを切り替えてきた。
人差し指と親指でリングを型どり、カサの部分だけを重点的に責める様に絞る。塗り拡げたカウパーが潤滑液になるのを良いことに、多少強く握り込んでくる事により更に快感が強まる。
親指の付け根辺りが上半分を擦りつけ、人差し指の腹と関節で裏筋をグリグリと器用につねってくる。

「…ふぅ…っ!くっ…何で、こんな、巧いんだ、よぉ…っ…!」

渇いた喉からやっとの事で声が出せたが、出せた所でどうした。

「いつも自分ので慣れてるからね…どこが気持ちいいのかは、知り尽くしてる…」

と、余計に調子付いて大胆な責め方に切り替えてくるだけなのに。

気づいたら左手はシャツの中ではなく、竿の部分に添えられていた。
右手は亀頭に覆い被さり掌をグリグリと押し付け、左手は竿からカリ首にかけて上下の反復運動を、両手が規則正しく快感を送り込んでくる。
時には尿道口の周りを擦ったり、時には扱きながら捻るような動きを加えたりと、マンネリにならないための工夫が練り込まれていた。
まずい、このままだと…

「…もうそろそろ、だよね?」

まるで見透かしているかの様に、横顔が笑みながら言った。
途端、友の手がラストスパートに向けて激しいものに変わる。
とても器用に指を這わせ、その全てがまるで意思を持っているのではないかと思わせる程に、弱い部分を責め立てる。単純な手の動きも速くなっているのにこんな責め方をされてしまったらたまったものではない。
いくら下腹部に力を込めたとしても、波の様に押し寄せる快楽が防波堤を易々と飲み込んでいく。
一体、理性はどれくらい残っているのだろうか。
――いや、既に俺ごと流されてしまってるかもしれない。自覚も把握もできる余裕がない時点で、もう答えは出ている。
とうに限界だが、何なのか最後に残っていた妙な意地だけでなんとか持ちこたえている。
もちこたえていたのに。

「――ちゅぷ」

と、横から首筋を食まれてしまった。

もっとぉ!(;´д`)っ④"



それが決壊となった。
ペニスがドクッドクッと脈動する度に、塞き止められていて溜まりに溜まった精液が友の掌に何度も叩きつけられる。
その間も友の手は動きを止める事はなく、脈動に合わせて射精を促す。精液が湧き出る尿道辺りを掌で撫で回し、陰茎を根元から扱き上げて精液の奔流を助ける。
男の気持ちいい部分を知り尽くした女の手が、自分でするのとは段違いの快楽となり脳信号を乱しているのか、目の前がチカチカしてきた。体までもがビクンビクンと意思に関係無く反応し、思わず腰から砕けそうになる。

「ふふ…」

次第に脈動が落ち着き、やがてやっとの事で友は手を離してくれた。
しかし責めをやめてもまだ弄ぶかの様に手を開いたり閉じたりして、掌に溜まった粘液を指にまで延ばして絡めている。
目の前でそんな扇情的な光景を見せつけられたら呼吸を落ち着ける暇もなく、ただただ目を奪われるだけであった。

「――私のよりずっと多いね…」

べったりと、精液まみれの両手がまた覆い被さり、更にペニスに塗り付ける様にまた動き始める。射精したばかりで敏感な亀頭は五本の指で揉んで、俺の反応を楽しんでいるかの様に俺の顔を覗き込んできた友の顔はすっかりと上気していた。

素晴らしい

モットー!モットー!
( ・3・)っ④"

「――ねえ、もっと気持ち良くなりたくない?」

「…え……?」

「いや私も一回試してみたいなって…もあるし…」

「…あ…?あれ…?」

「女に…たら、どれくら…気持ちい…か……って」

「…景色が、黒…く……」

「…ら、も…びし…び…ょ…」





「…意識、が……」

――

チュンチュン、チュンチュン

雀「色々申し訳ないねえ」チュン

男「…」

雀「いい夢は見れたかい?」チュン



男「――夢精は……ない、か……」

" "おわり

(◎ω◎)

(;゚д゚)え?

(;゚ω゚)…

パンツ履くか…
(tωt;))))

" "



チュンチュン、チュンチュン

友「――んご……?んあ、朝か…」

友「……あー…?ああ、昼かな…?っ頭いって……」

友「昨晩は遅くまで飲んでた…か?」

友「…イマイチ思い出せん…とりあえず水…」フニョン

友「……?ん…?」



達「……すー……すー……」

友「」

友「…なんでこいつ、ワイシャツ一枚なの…?」

友「…思いっきり乳首とワレメ見えてんだが……これ、俺が男のままだったらまるで犯罪じゃねえか…?」

友「……おい、起きろカス」ユサユサ

達「…うーん…まだ食べれるよぅ…」ムニャムニャ

友「夢で食い意地張ってどうすんだっての。ほれ起きろ」ペチペチ

達「んぇ……」

達「…うぉ?」ムクッ

友「とりあえず服着ろ、股間が痛い」

友(…ん?股間?)

達「…おはよう…っていうか」

友(なにこのテント)

達「あれ?」



友「――俺、男に戻ってるじゃん」

なんだと?(;゚ω゚)…

達「何か聞き慣れた声と見慣れた顔が見えるなと思ったら…」

ズルッ

友(…おお、胸も無くなってら…)

友「…ええ~……折角女になったのに……」

達「えっ」

友「えっ」

達「いや喜ぼうよ…何で落胆してんの…」

友「もっと女として遊びたかった…まだやり残したこといっぱいあるんだが…」
達「代わってほしいわ…」
友「とりあえず服着ろって」

達「後でな…気持ち悪いし頭痛い…」

友(こんな見た目幼女な奴がほぼ全裸で青年と屋根一つの部屋にいる)

友(…犯罪じゃね…まずいって。チnコもギンギンだしよ…)

友「つーか何でお前そんな格好なんだよ…」

達「…一発芸、裸ワイシャツとかなんとか…うっすらとだけど覚えてる」

友(目のやり場に困るんだが…)

友(俺がそういう趣味だとわかっててやりやがったなこいつ…)

友(とにかく何か上からでも羽織るもの…)

達「……うう……気持ち悪い………」

友(………俺のシャツくらいしかないんだが…)ヌギッ

友(そういや姉貴達は…?母親は…?)

友「み、水取ってくるわ」ガチャ



友「……誰もいねえし靴もねえ。出掛けてるのか?」

友(マジで二人きりかよ…)コポコポコポコポ



ガチャ

友「…ほれ、水だ」

達「………すー」

友「…二度寝かクソ野郎」

友(…にしても)ゴクリ

ゴクリ…
(;・ω・)っ④"

パンツが爆発した

ソフト&ウェット!!

お前らのパンツを奪った ズギューン

支援!!

はよ!はよ!はよ!
スィェンン!!

友(無防備にも程があるだろ…)

友(見てはいけない、見てはいけないと思っていても、投げ出された生足や小さい胸元に目が行ってしまう)

友(うーん…正直たまらん)

達「…う………」パサッ

友「ゲェッ」

友(いやいやいやいや、これじゃあ丸見えじゃないですか。折角上から被せてやったのにわざわざ捲るとは)

友(さっきはチラッとしか見えなかったが、今は思いっくそおっぴろげ状態、惜しみ無く下半身を晒して脚を開いてる…)

友(ツルっツルで切れ込みが入っただけみたいな形…姉貴達とはもう形からして違うんだな…)



友(このまま一発抜いてもバレねえかな?)

友(――おいおい俺は何を考えているんだ、流石に目の前でそれはキモいぞ…)ジー

友(つーわけでここは一旦写メを撮ってだな…)ジー



ピロリン♪ピロリン♪ピロリン♪

友(――こんだけ鳴らしても起きないのか…ホッとしたと言うかシメたと言うか)

友(女酔わしてから無理矢理襲う男の気分ってこんな感じか…)



友(………襲う、ねえ)ジー



友(………触ってみてえな)

よしっ!④

友(肉の無い、か細くて白いシコシコの脚…)

友(綺麗だな、こいつの脚。きっと肌もスベスベなんだろうな…)

友(やべマジで触ってみてえ。つーか我慢がそろそろ限界なんだが…)

友(あれだけ音出しても起きないんだから、触るだけならいいよな…?)

友(…ああ…腕が勝手に動く…)



ムギュ

友「――うわ…」

友「こんな感触…初めてだわ…」モミモミ

友(思ってた通りに手触りが良く、モチモチというかはやはりシコシコしていて…予想と期待を裏切る事はなかったが)

友(思ってた以上に具合がいい…)

友(…起きないよな?)ムキュッ

友(……………よし)スリスリ

いいぞいいぞもっとやれ

おそい・・・

次は無いのか

>>1が遅いから風邪ひいたじゃねぇか

今、仲のいい2人と僕となんかにてる

つづきはよ

スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ

友(あー幸せ)

友(まさか夢にまで見た幼女をここまで弄くり回せるとはな)スリスリ

友(……いや、まだだ。まだまだ俺は満足しきっていない……これだけやっても起きる気配がないと分かった今、出来る事は一杯ある…)スリスリ

友(ほーれ)プチ…プチ…



友「シャツ全開っ」

友(乳首ちっさ。マンガみたいな幼女体型だなマジで)

友(もう達はこのまま男に戻らなくてもいいだろ…俺の都合上…)

友(一応これも撮っておくか)ピロリン♪

北ア亜あああああああああああああああああああ

友ォォォォォォ

友(さて…)ゴクリ

友(好き放題やってきたがそれでも辛抱たまらん部分がまだ残っている)ジー


幼まん「ひっ」


友(――さ、触ったり舐めたりするぐらいならいいよな…?イタズラの範囲内だよな…?)

友(………よし、我慢バイバイ)グッ

友(脚は既に開いてくれているから…あまり激しく動かしたりしなければ…)

グイッ

友(…間近で見てもきめ細かい肌だなー……)

友(では)



ペロッ

友(うわあ…スジの部分を舌でなぞっただけで分かるくらいの、弾力に富んだ触感が…)

友(味はなんつーか、まだツユが出てないのもあってか汗の味しかしないな…)

友(って初クンニで幼女ソムリエぶってどうする…もっと上の方をだな…)ペロッペロッ

友(クリはこの辺か…?)チュルッ



達「………ひぅ…っ」ビクン

友(!!やべっ!!)ササッ

友(――流石に起きたか?)



達「…………すー」

友(確率変動突入ゥ)

ペロペロペロペロペロペロペロペロ

友(ホントに起きねーな…もうこんなに蜜が溢れだしてきてるのに)

友(結構しょっぱいな。思ったよりは苦くないが…)

友(舌がもう中に入ってしまうくらいまで潤ってる…)

友(あー入れたい、あー入れたい。入れてみたい…が…)

達「………」ハァ、ハァ

友(うう、寝ながらもすっかり顔が上気してて可愛すぎる。駄目だ、本能が止まらん…)

友(もう…いいよね…?)ズルゥ



ちnこ「おっ?とうとうやるのか?」ビンビン

友「……スマタまでだ。スマタまで…」

ちnこ「なんつっといて滑ったふりして入れちゃうんだろ?イくなら行くとこまで素直にいっちゃおうぜ?」

友「スマタまで……」



ニュルッ

チンコいい事言った!

シュッ、シュッ、シュッ、シュッ

友「…っ、はぁっ、はぁっ……く、ふ……ぅ…」

友(スマタなのに超気持ちいい…!背徳感からクるものもあるかもしれないけど、プニプニしてる中ですっごいヌルヌルで、あっつい…)

友(一擦りする度に腰がもっともっとと勝手に求めてしまう…)

友(もう、ダメだ…!)

友(出そう…っ!)



達「……ぅ……………ん……?」

追いついた。めっさおもろい。

つ④

お・・きた?

>>216    喘いだだけだ!

友「…く、………ぅ……」ニュルッニュルッ



達「…………お前、何やってんの…?」



友「?!!」

達「…え、何これ……どうなってるん………」

友「ぅ…あ…」

まずい、やばい。

どうして。ずっと起きなかったのに。

ついに目を覚まされてしまった。

なんでこんな所で、まだ終わっていないのに。イくとこまで、最後まで達してないのに。あんまりだ。

おしまい?これで?

何もかも?達との関係も?

言い訳は。無理だ。完全に見られてしまっている。

前に達が言った事を信頼するべきか。いや、それでも眠姦はまずい。確実に引かれる。

ここで終わるのか?この遮られた迸りも。身体の熱も。情欲の猛りも。

嫌だ。このままじゃ何も残らない。生殺しじゃないか。どうしてこうなった。

どうすればいい。

どうなれば終わらない?

どうせ終わるくらいなら。

――ヤッテシマエバイイ――

ゴー!ゴー!レッツゴー♪

( ゚∀゚)ノ"

よっしゃキター!!

きたあ



まだか

つづきはよ

はよ

はよ

あれ?ひさびさにきたけどまだいないのか



つづきはよ

支援

はよおおおおおおおおおおお

はよはよはよはよはよはよはよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

はよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

とっさに腕が挙がっていた。
その腕は、上半身だけ起き上がろうとした達の側頭部を掴み、無理矢理に押さえつける。
「――うぐっ…」
華奢で小さな少女がうめき声を上げるが、意に介す事もなく今度はその細い腕を押さえつける。
「痛っ…って友、一体何を…」
どうやら達は現状をしっかりと把握していなく、抵抗する力もない。まだ酒が残ってて、思考力も鈍っている状態なのかもしれない。
ならば今が畳み掛ける好機であり、何よりも俺の方が溜まりまくってて限界だ。
「…まさか友。男に戻って欲情したって言うんじゃ…ないよな?」
そのまさかだ。
と声に出すのも非効率的なので、行動で示すかの如く乱暴に唇を奪う。
「んむぅっ?!」
ここで初めて達が抵抗の遺志を見せる。顔を左右に振って逃れようとするが、しっかりと両腕は片手で抑えつけ、余った片手はその顔を固定させる。
吸いやすくなった口を口でこじ開け、舌をさしこみ中を蹂躙する。それはさながら、この後に続く更なる行為の前戯にすぎない、と言わんばかりに乱暴なやり方で。

ぐちゅ、ぐぷっ…ちゅっ…
味はない。が、甘い。
口の中、舌から味わう、唾液から染み込む甘美な愉悦が味覚から感じると錯覚してしまうくらいに浸透して、身体を廻り流れ込んでいく。
ふと口を離す。
達の口周りは、混ざりあったお互いの唾液でベトベトにまみれている。
別に背徳感は涌かなかった。
ただ、ついに自分の置かれてる状況を理解し、怯えが垣間伺える眼差しで俺を捉えるその表情が、余計に扇情を煽っていた。

「――離せよ」
達が、あくまでそれを悟られない様にするためか、わざと声を低くする。
「離してよっ!!」
五月蝿い。
片手で達の口を塞いだ。
モガモガ言いながら足をバタバタさせて抵抗してるが、こちらとしてはいい加減メインイベントへと移りたくてしようがない。
自分のモノを、再度秘裂にあてがおうとする。

「んぐぅーーーーーっ!!!」

が、達は腰を大きく浮かせ、まるで凶者に追われる悲劇の少女の如く必死な形相で、挿入から逃れた。
更にイラつく。
かと言って足を固定させるにも手が足りない。腕を自由にさせる訳にはいかないし、口は塞がなければ五月蝿い。

――そうか。

まず、拘束を弛めない様に達の身体をうつ伏せに倒す。達の顔は地に伏せさせたまま、背後から口を押さえつける形になった。
その状態で達の腰を浮かせる。小さい尻がこっちに突きだし、色々な部分の詳細が見える。
達が一際高い声でうめき声を上げてたが、関係ない。
これなら上から抑えつけれて体勢が固定でき、挿入から逃れるのも難しくなるだろう。
後ろから覗きこむ様に達の顔を伺う。顔の大部分は俺の手に隠れてしまい、目の色くらいしか伺えないが、その眼差しは俺の理性ごと掻き立てるに十分過ぎる程の畏怖を訴えていた。
もしかしたらそこで初めて声を発したのかもしれない。




――オカシテヤル、と。

キタ━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!
10回近く保守した甲斐があったぜ

「――――――――――ッッッ!!!!」

待ち焦がれていた感覚が、大海の波となって押し寄せ広がっていく。
声にならない叫びは、達のものだったか、俺のものだったか。もしくは両方の声が混ざっていたのかもしれない。
しかし、力任せに突き挿れたはいいが、中腹辺りで頭が引っ掛かりそれ以上先に進めない。
自己防衛のために濡れているはずのオンナがあまりにも小さすぎたのか…いや、おそらくは。
今度は達の上体を起こさせ、後ろから羽交い締めにするかの如く俺の腕を肢体に絡ませた。
挿れてしまえばこっちのものだ、と結合したままの下半身は俺の膝の上に乗せる様に持ってくる。
いわゆる座位の姿勢となった。
途端、キツキツだった膣内が少し緩み、極端に圧迫される事がなくなった肉棒が奥へ奥へと徐々に滑り込んでいく。

はよ



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