みく「ねえ、これみくが付き合う必要無いよね?」 (206)

※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
これは釣りスレです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421888452

拓海「アタシが付き合わされんのか……」
http://jump.vip2ch.com/http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1421141394

芳乃「ねーねー、付き合ってくださいませー」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1421630256

の続きです
47作目なのでみくにゃんのファン辞めます
きばるっちゃ

車内

七海「さかなさかなさかなー♪」

櫂「さかなーをたべーるとー♪」

みく「…………」

七海・櫂「あたまあたまあたまー、あたまーがよーくなるー♪」

みく「…………」

七海P「随分とご機嫌だな?」

七海「えへへ〜…分かっちゃうれすか〜。」

七海P「そんだけ楽しそうな嫌でも分かる。」

七海「えへへへ〜、だって今日はこれから釣りれすから〜。お魚いっぱい獲るれすよ〜!」

みく「…………」

七海P「櫂、今日は礼を言うぜ。わざわざ七海に付き合ってくれてな。」

櫂「七海ちゃんとはよく一緒に水族館に行く仲だからね!ねえ、七海ちゃん!」

七海「れす〜。」

七海P「そう言ってもらえると助かる。なんせうちのガキは未だにカナヅチが治らねえからな。櫂がいりゃあ安心だ。」

櫂「…七海ちゃんまだカナヅチ治して無かったの?」

七海「いいれすか?七海は治せないんじゃなくて治さないんれす。カナヅチは七海の大事なアイデンティティーれすから無くなったら七海のアイデンティティーがクライシスなのれす!」

みく「………」

七海「へぇ、そいつは知らなかったな。」

七海P「だったら今度の外洋でのまぐろ釣りの仕事はキャンセルだな?泳げねえ奴には危ねえからな。」

七海「そ、そんな〜……ひどいのれす〜。」

櫂「泳げないといざという時に危ないよ?……よし、今度あたしと一緒に練習しよっか!」

七海P「ハッハッハ、そいつはいいな!ぜひ頼む!」

七海「>>8

どんな泳ぎ方がオススメれすか?

七海「どんな泳ぎ方がオススメれすか?」

櫂「うーん……平泳ぎが一番楽かな?」

七海「平泳ぎ………無理れすね。七海には泳ぎには縁が無いみたいれす〜。」キッパリ

櫂「ちょっと、諦めるのが早いよ…!」

七海「だ、だって無理なものは無理なのれす〜……」

櫂「でも泳げないとまぐろ釣りに行けないよ?」

七海「そ、それは〜………」

七海P「やっぱり無しってことで決ま…」

七海「れ、練習する、練習するれす!七海も泳げるようになりたいれす!」

櫂「うんうん!じゃあ明日からあたしと一緒に練習しようね!」

七海P「ハッハッハ!鍛えてやってくれよ?」

櫂「そりゃあもうビシバシと鍛えてあげちゃうよ!」

七海「な、七海の体力は持つんれすかね………」

七海「あっ、海が見えて来たれす〜。お魚いっぱいいましゅかね〜?」

櫂「本当だ………ねえ、今どこに向かってるんだっけ?」

七海P「大分で有名な釣り場だ。生きのいい魚が取れることで有名なところだぜ。」

櫂「へー……でも何で大分?」

七海「それはれすね〜…まあなんとなくれすね。」

櫂「な、なんとなく………」

七海「お魚を釣るのに理由は重要ではないのれす〜。理由なんてぶっちゃけガリみたいなもんれすよ〜。」

七海P「なんとなくで旅館の予約までしなきゃいけなくなった奴の事も考えて欲しいけどな。」

七海「えへへ〜、ごめんなさいなのれす〜。」

七海P「まあ……次からはもう少し早く行き先を決めて欲しいもんだな。」

七海「次からは気をつけるのれす〜。みくにゃんさんも海が綺麗れすよ〜?」

みく「>>14

……そろそろこの状況に突っ込んでいいかにゃ?

みく「……そろそろこの状況に突っ込んでいいかにゃ?」

七海「?」

みく「ねえ、何でみくはお休みの日に一泊二日で釣りに付き合わされてるの?」

七海「何か問題があるれすか?」

みく「問題しかないよ……みくはお魚嫌いって言ってる…」

櫂「みくちゃん語尾。」

みく「お魚嫌いって日頃から言ってるにゃ!」

みく「なのに何でみくなの?もっといるでしょ?みくは気が付いたらいつの間にか車の中だったんだよ?!」

七海「生きてればそんな事くらいあるれすよ〜。」

みく「無いにゃ!!」

七海「チッ……騒がしい猫れすね……」

みく「?!」

七海「あっ、なんでも無いれすよ〜?」

みく「今明らかに舌打ちして騒がしい猫って言ったよね?」

七海「嫌れすね〜。七海がそんな事いうわけないじゃないれすか〜?」

櫂「七海ちゃんがそんな事いうわけないじゃん。みくちゃんの聞き間違いじゃない?」

七海「そうれすよ〜。失礼しちゃうれすね。」

みく「え、ひどくない……?」

みく「いや、みくの気のせいじゃないにゃ!もう七海チャンには付き合いきれな……」

七海P「高速に乗った。黙ってろ。舌噛むぞ?」

櫂「ヤバっ………」

みく「えっ、なになに?!」

櫂「七海Pさん、スピードマニアだから高速乗ると人が変わるの!」

七海P「エントリィィィィィィ!!!」
グッ

大分 釣りポイント

七海P「ヒャッハーっ!アハッアハッアハハハハハハハっ。ヒーっヤッハァーーッ!イィーエァーッ!アハッアハハハハハハハぁ~…」

七海「ヒャッハー、れす〜!」

みく「もう嫌にゃああああああ!みくばっかりなんでこんな扱いなのにゃああああ!」

櫂「うう……気持ち悪…………七海ちゃんは何で平気なの…?」ヨロッ…

七海「>>21

愛れす

七海「愛れす。愛があれば大丈夫なのれす〜。」

櫂「愛って……?」

七海「それはもちろんお魚、そしてプロ……」

七海P「……俺は疲れたから車で休んで来る。用があったら呼べ。」

七海「……えへへ〜、可愛いれすね〜。」

七海P「…………」スタスタスタスタ

七海「全く照れ屋さんれすね〜。困ったものれす〜。」

櫂「えっと……七海Pさんとは………」

七海「プロデューサーの竿の手入れを毎・してあげる仲れす〜。」

櫂「………えっ…………」///

七海「プロデューサーの竿は太くて大きいからお世話が大変なのれす〜。」

櫂「…あわわわわ………」//////

七海「あっ、釣りの話れすよ〜?」

櫂「えっ、いやっ、そのっ、うん!わ、分かってたよ!」///

七海「ふっ……これだからおぼこ娘は……」

櫂「?」

七海「何でも無いれすよ〜?ただの独り言れす〜。さぁ、早く釣りをするれす!」

櫂「そ、そうだね!」

七海「さーて、大漁目指して頑張るれすよ〜!」

櫂「おー!たくさん釣って亜季さんたちへのお土産にしないとね!」

みく「待ってよ!何でみく抜きで……うっ……みく抜きで話を進めてるのにゃ!!」

七海「うるさいれすよ?魚が逃げたらどうするれすか?」

みく「にゃあああああ!!不当な扱いに断固抗議するにゃ!とにかくみくは釣りなんて絶対やらないよ!」

櫂「あんまり大声で騒ぐと他の釣りをしてる人に……」

???「そこ、静かにするが!!」

櫂「ほら………」

???「さっきからにゃあにゃあうるさいっちゃ!!魚が逃げたらどうするっちゃか!」

みく「えっ……あっ……」

櫂「ごめん……邪魔しちゃったね…」

???「けっちゃらきい………それくらいきちんとするっちゃ。」

みく「あの……その……ごめんなさい…」

七海「>>31

一時中断します

>>29

再開します

七海「あなたも釣り人れすか〜?」

???「そうっちゃ……ってええ!あんた浅利七海じゃないかや?!」

七海「そうれすけど……どうかしたれすか……?」

???「ぜ、全国区のアイドルっちゃ?!あっ、『浅利七海の釣り紀行』毎週見てるっちゃ!」

七海「なんだかよくわからないれすけど〜…ありがとうれす〜。」

櫂「七海ちゃんのファンの子かな…?」

???「いや、ファンというか一応同業者として………ってこっちは西島櫂っちゃ!」

櫂「えっ……まあそうだけど……」

???「はぁ……めんどしい……あたしったら何て事を……い、いや、相手が全国区だからって気持ちだけは負けんに…」

櫂「何だか忙しい子だな……」

七海「イカみたいに表情が変わるれすね。」

???「よ、よく聞くっちゃ!あたしこそがこの大分を代表するアイドル、首藤葵っちゃ!………これでいいかな…?」

葵「…って事はそっちのにゃあにゃあ言ってたのは………」

みく「ふっふっふ………ばれてしまっては仕方ないにゃ。みくこそが元祖猫アイド……」

葵「………誰だったっけ?」

みく「にゃー!!何でみくだけ名前が出てこないのにゃ!みくはみくにゃ!前川みく!」

葵「あー、名前だけド忘れしてたき……」

みく「フー…!!」

櫂「アイドルにしては………あっ、ごめん!」

葵「ふ、ふんっ!どうせあたしみたいなご当地アイドルなんか眼中にないっちゃね……!」

櫂「あっ、いや……悪気は無かったんだけど………」

葵「ううう…な、何しにこんなところまで……ま、まさか………」

七海「なかなかいい釣りの腕れすね〜。」 ヒョコ

葵「>>38

葵「あたしと釣り勝負しに来たっちゃか!?」

七海「七海はただいいお魚だなーって思っただけれすよ〜?このアジなんかとっても可愛いのれす〜。」ヒョイ

サバ「関アジはマアジとは全然味が違います。」ピチピチ

葵「そ、そうっちゃか……?」///

七海「今すぐ食べちゃいたいくらい可愛いれすね〜。」

櫂「サバじゃなかったら結構猟奇的な事を言ってるね……」

葵「へ、へぇ……結構分かってるっちゃね。案外…い、いやその手には乗らないっちゃ!」

七海「ほーら新鮮れすよ〜。」ピチピチ

櫂「確かに綺麗なアジだね。食べたくなるのも分かるかも……」

みく「ち、近づけないで欲し……ひっ、なんかすごくピチピチしてる……!」

葵「は、話を聞くが!!」

七海「あっ、余りに綺麗なお魚だったので夢中になっちゃったれす〜。」

葵「えっ……そ、そこまでかや……?」///

七海「れす〜。」

葵「そ、そこまで言うなら今この場であたしが捌いちゃる!」///

みく「みくは別に………」

七海「ぜひお願いしたいのれす〜。」

櫂「あたしも興味あるかも!」

みく「えっ、ひどくない…?」

葵「ただし、一つ条件があるっちゃ!」

葵「このあたしに釣り勝負で勝つのが条件っちゃ!」

七海「え〜……今すぐ味を確認したいんでしゅけど〜……」

葵「た、タダでくれてやるわけにはいかんき……それに実際の浅利七海の腕も確かめたいっちゃからな……!」

七海「……しょうがないれすね〜?受けてあげるれす〜。」

みく「みくはやらないよ?ねえ、聞いてる?」

葵「くっ……これが余裕っちゃか…け、けどあたしも釣りには自信があるっちゃ!」


釣り勝負の結果
>>44

みくにゃんが海に落ち有耶無耶に

櫂「みくちゃん、自分の苦手な事から逃げてていいの?」

みく「いや……これはそういう事じゃないと思うんだけど……」

櫂「のあさんも昨日なんかみくちゃんが朝ごはん食べてくれなかったって……」

みく「のあチャンが朝ごはんって言ってドヤ顔で出したの鰹節(一本)だよ?食べられるわけないにゃ!」

櫂「…それは無理だね。」

みく「でしょ!みくは悪くないにゃ!」

櫂「でも魚嫌いも少しは克服しないと……」

みく「ぐぬぬ……み、みくは自分を曲げないよ!」ダッ

櫂「あっ、待ってみくちゃん!」

みく「待てと言われて待つ奴はいな……」ピーン

みく「えっ、なにこれ……?」

櫂「釣り針……?」

みく「何だかすごく嫌な予感がするにゃ……」

七海「行くれすよ〜!」

葵「望むところっちゃ!せーのっ…」

七海「はっ!」ブンッ

みく「ふにゃあ!!」

櫂「みくちゃんが空を…!じゃなくて2人ともみくちゃん釣って……」

七海・葵「……………あ。」

みく「やっぱりにゃあああああ!!」
ヒュウウウ……ザバアアアアアン!

みく「寒い寒い……ひいっ!なんか居るっ!」バシャバシャ

七海「それはただの昆布れすよ〜?」

みく「あっそうなの……?……じゃないにゃああああ!」バシャバシャ

七海P「七海!!……何だみくか。」

みく「みんなさっきからみくの扱いひどくない?は、早く助けてよ!」バシャバシャ

櫂「あっ……今助けるね!」ザバン

3分後

みく「寒い……寒いにゃあああ………」ガタガタガタ…

葵「まだ泳ぐにはまだ早いからね……大丈夫っちゃ?」

みく「大丈夫じゃ……くしゅん!無いにゃあああ!」ガタガタガタ…

七海P「櫂が居てくれて正解だったな。」

櫂「うーん…みくちゃんがここまで不憫体質だとは思わなったよ……」

みく「>>51

一時中断します

誰のせいだと思ってるにゃ!

みく「誰のせいだと思ってるにゃ!くしゅん!」

櫂「…あたし?!」

みく「櫂チャンも結構ノリノリだったけど…そもそも七海チャンがみくを無理やり連れて来なかったらみくはこんな目に遭わずに済んだんだよ!!」

七海「みくにゃんさんは釣りは嫌だったれすか〜?」

みく「嫌に決まってるでしょ!みくはお魚嫌いなんだよ!釣りなんか来たく…くしゅん!来たくなかったに決まってるでしょ!」

みく「ふんっ、理由だってどうせみくだったらリアクションが面白いとか……」

七海「……ごめんなさいなのれす……」

みく「えっ……?!」

七海「七海はみくにゃんさんにもこの機会にお魚を好きになって欲しかっただけだったんれす………」

みく「そ、そうなの……?」

七海「当たり前じゃないれすか!」

葵「お魚嫌いっていうのは聞き捨てならないっちゃ!」

みく「だ、だって磯臭いのにゃ!」

七海「七海は…お魚の良さを教えであげたかっただけなのに…………悲しいれす………」

七海P「あー、ほらよしよし。」ポンポン

櫂「七海ちゃん大丈夫?」

七海「いいんれす……七海が悪かったのれす……」

葵「人の親切を、ましてや魚を踏みにじるとはどういうことっちゃ!」

櫂「七海ちゃんずっと前から準備してたんだよ?」

七海P「うちのガキすげえ張り切ってたんだぜ?」

みく「えっ、……いや、どうせ腹の底では……」

七海P「七海はまあ…確かに腹の内を全く見せねえヤツだが、今回に限っては本当だぜ?」

七海「>>59

ふっ(暗黒微笑)

七海「ふっ(暗黒微笑)」

みく「?!い、今七海チャン明らかに笑ったよね?」

七海「ふえええん、ひどいれす〜……!七海がそんな事するわけないのれす〜。」

櫂「もう!みくちゃんったら七海ちゃんが可愛そうだよ!」

葵「そうっちゃ!ちゃんと謝るが!」

みく「みくがわるいにゃ?!」

七海P「ふええええ……七海は…」チラッ

みく「ほら、今こっちをチラ見したよ!」

七海「七海は……みくにゃんさんにお魚が美味しい美味しいって言ってもらいたくて……」

櫂「よしよし。……みくちゃーん?」

みく「だからみくが悪いの?!」

七海「プロデューサー!みくにゃんさんが………」

七海P「おい、あんまりうちの七海を泣かすんじゃねえぞ?」

みく「みくは悪くな…………」

七海「七海は…ふえええ…………みくにゃんさんが…」

七海P「七海……」

みく「だから何でにゃ!!」

葵「分かるっちゃ…魚の良さが理解されないのかは悲しいっちゃ……」

七海「そうれす……一生懸命七海がとってきたお魚を食べてもらえないのはつらいれす………」

みく「み、みくは自分を曲げ……」

櫂「ちょっと謝ったほうがいいんじゃない。亜季さんも栄養バランスが心配みたいだよ?」

みく「だ、だって……」

葵「>>56

安価ミス
>>67

魚が好きになるまで帰さない

葵「魚が好きになるまで帰さないっちゃ!」

みく「えっ?!」

葵「魚はちゃんと料理すれば絶対に美味しいのよ。だからあたしが今からここにあるので魚を好きになってくれるような料理を作っちゃる!!」

七海「……葵さんはお魚が大好きなんれすね〜?」

葵「…まあ色々あってね……よし、じゃあ今から早速……!」

みく「にゃっくしょい!!」

櫂「今のってくしゃみ?」

みく「そ、そう……にゃっくしょい!ううう……」

七海P「こいつは飯より先に風呂だな。」

みく「うわあああん!全身ベタベタにゃあああ!早くお風呂入りたいにゃああ!」

七海P「悪いが風邪を引かせるわけにはいかねえからな。先に民宿に行ってきていいか?」

葵「その方が良さそうっちゃね。あたしもせっかくだからちゃんとした料理道具を取りに帰るっちゃ。」

民宿

七海「こんにちわれす〜。」

葵「ああ、ちょっと待って欲しいっちゃ!今別の用事で……ってええ!な、何でここに居るっちゃ?!」

七海P「あー、そんなもん客だからに決まってんだろ。」

葵「め、名簿名簿……ほ、本当っちゃ!同姓同名の他人かと思ってたっちゃ……」

櫂「へー…葵ちゃんって民宿やってたんだ…」

浴場

みく「ふにゃあああああ………」

葵「んー、厳密にはうちのおとんとおかんの仕事は料亭だけど、今は多角経営の時代っちゃ。そこであたしが民宿部門を任されてるっちゃ!」

櫂「まだ小さいのにすごいね……13歳くらい?」

葵「腕だけならそこらへんの大人には負けないっちゃ!……それにしてもさすが全国区っちゃ……!」

櫂「?」

葵「>>73

葵「地元にこんなスタイルの良いのはいないっちゃ………おっとろしゃのう……」

櫂「そ、そうかな……?」///

葵「身長が高くてすらっとしてるのに、出るところは出てるっちゃ………あたしもそんな風になるにはどうすればいいかや?」

櫂「うーん……強いて言えば水泳をしでるからかな?」

七海「それと毎日揉まれてるれすからね〜。」

葵「?!」

葵「も、揉まれるって………」///

七海「みくにゃんさんや櫂さんはよく揉まれてるれすから〜」

葵「そ、それで……スタイルがいいと思ったら……ま、毎にちむ……」///

七海「あっ、芸能界の荒波の話れすけろ、どうしたんれすか〜?」ニコニコ

葵「んなっ?!」

七海「なんだと思ってたんれすか〜?」ニコニコ

葵「な、な、な、なんでもないっちゃ!!(めんどしか……!)」///

みく「ねえねえ何の話をしてるにゃ?」

櫂「みくちゃん、もういいの?」

みく「なんかお風呂に入ってゆっくりしてたらどうでもよくなったにゃ……極楽にゃあああ………」

七海「(計画通りれす〜。)葵さんのお仕事の話を聞いてたんれす〜。」

櫂「そうそう、葵ちゃん1人でここやってるんだって!」

葵「まあ、あたしにかかればそれくらい楽勝っちゃ!」

葵「ここで料理を作るのは修行も兼ねてるき、流石に万全とまではいかないけど…結構なんとかなってるっちゃ!」

櫂「でもそれに加えてアイドルまでやってるんでしょ?すごいよ!」

葵「…………………」

みく「どうしたにゃ?」

葵「…それは…………ねえ、櫂さん。アイドルと他の仕事の掛け持ちって大丈夫っちゃか?」

櫂「>>80

大丈夫だよ、たぶん、きっと、おそらく…

安価把握

一時中断します

再開します

櫂「大丈夫だよ、たぶん、きっと、おそらく…」

葵「ず、随分と自信なさげっちゃね……?」

櫂「あたしもアイドルと水泳選手と学生を掛け持ちしてるから大丈夫…って言ってあげたいんだけど……多分葵ちゃんはアイドルと料亭の仕事を掛け持ちできるか悩んでるんでしょ?」

葵「…………」

櫂「水泳選手と料亭の仕事とは全然勝手が違うだろうから………」

葵「………そうっちゃか……」

みく「でも葵チャンは今までアイドルと両立できてたんでしょ?」

葵「最近アイドルの方が忙しくなってきてね……ちょっときつくなってきたのよ……」

七海「………イシダイとシイラは同じ仕掛けじゃ釣れないれすよ?」

葵「えっ………?」

七海「さて、そろそろ上がらないと七海Pさんが待ちくたびれちゃうのれす〜。」

みあ「ふにゃあああ……みくはもうちょっと入っていたいにゃあ……」

櫂「まあまあ、みくちゃんはまた後で入り直せばいいじゃん。」

みく「………仕方ないにゃあ。」

葵「ちょうどお昼の時間っちゃね。よし、あたしの料理の腕前を見せてやるっちゃ!」

七海「楽しみれす〜。早くお魚食べたいれすね〜。」

葵「へっへーん!とびきり美味いのを食わせてやるっちゃ!」

みく「あのみくはお魚は………」

廊下

七海P「…………」

葵(お客様とはいえ……あの人だけは怖くて少し苦手っちゃ……)

櫂「今上がったよ!」

七海P「……ああ。くあぁ……すっかり待ちくたびれちまったぜ。」

七海「暇なら覗いても良かったんれすよ〜?」

櫂「な、七海ちゃん……?!」///

みく「だ、駄目だよ、そんなの??」///

七海P「安心しろ。酒も飲めねえガキどもには興味はねえよ。」

七海「えへへへ〜…照れちゃって可愛いれすね〜。」ニコニコ

葵(七海さんは七海Pさんが怖くないのかや……?)

七海P「……………チッ、早く飯に………」

七海「えへへへ〜。だったらこれはどうれすか〜?」ギュー

七海P「……?!……>>89

ふっ...まだまだだな

七海P「ハッ…まだまだだな。相変わらず寸胴体型じゃねえか。」

七海「えへへへ〜…でも七海に抱きつかれてちょっとドキッとしたように見えたんれすけろ〜?」

七海P「……誰だって急に飛びつかれたら驚く、普通の反応だ。」

七海「本当にそうれすかね〜?」

葵(雰囲気は怖いけど悪い人じゃ………)

七海P「……ん?人の顔を見てどうした?」

葵「あっ……えっと……仲が良いんだなーって……」

七海P「あん?」

葵「いや……だから………」

みく「もう、葵チャンが怖がってるにゃ!」

七海P「なっ?!俺は別に………………悪かったな。」

葵「い、いや………あたしこそじろじろ見て悪かったっちゃ。」

七海「仲がいいのは本当れすよ〜?七海たちは偕老同穴みたいにラブラブれすから〜。」

櫂「そうだったんだ……」

七海P「本気にすんな!デマだデマ。」

七海「……じゃあ七海の事は嫌いれすか……?」シュン……

七海P「……あ、いや………そうは言ってねえだろ!」オロオロ

七海「えへへへ〜。七海Pさんは分かりやすいれすね〜。」

七海P「………っ!!」

七海P「………俺は部屋で寝る。起こすんじゃねえぞ?」

葵「ご飯は………」

七海P「…後でいい!」ドスドスドスドス

七海「ふふふ……からかい甲斐があって楽しいれすね〜。」

葵「あ、あれって大丈夫なのかや?」

櫂「まあ…よくある事だね。」

葵「>>96

全国区アイドルって凄いっちゃ……

葵「全国区アイドルって凄いっちゃ……」

櫂「あの二人が特別なんだけどね。何でも七海ちゃんが逆スカウトしたとか。」

みく「みくもその話は知ってるにゃ。みくたちの事務所では結構有名な話にゃ。」

葵「逆スカウト?」

みく「つまり七海チャンが七海Pチャンを自分のプロデューサーにスカウトしたっていう事らしいにゃ。」

葵「あー、確かにそれは逆スカウトっちゃ……!」

葵「でもそんな事って出来るのかや?」

七海「えへへ〜、ガードが固くて口説くのが大変だったんれすよ〜。あっ、スカウトの話れすよ〜?」

葵「き、聞こえてたっちゃか?!」

七海「七海に隠し事は出来ない、なんちゃって〜。普通に聞こえただけなのれす〜。」

みく「…って事は本当だったのにゃ…!」

七海「全部本当の話れすよ〜?」

七海「そんな事よりお魚はまだれすか〜?」

葵「ああ、今作ってくるっちゃ!話に夢中になってしまってたき。」

七海「えへへへ〜、お腹が空いちゃったれす〜。」

葵「さーて、楽しみに待ってるっちゃよ!今まで食べた事が無いくらいの魚を食わせちゃる!」

みく「…七海チャンって一体何者なのにゃ…?……ってだからみくはお魚は…」

座敷

葵「へっへーん!どうっちゃか?」

櫂「うわっ……すごく綺麗…お造りとか光ってるよ!」

七海「見た目はまあ……及第点れすね。」

みく「い、磯臭いにゃあ!!」

葵「さっ、たーんと召し上がれ♪」

七海「………」パクッ

葵「………ど、どうかや?」

七海「>>103

美味しくて無言で涙を流す

七海「…………」ポロッ…

葵「…?!ワサビでもつけすぎたかや?」

七海「違うのれす……美味しくて思わず涙が出てきちゃったのれす………すごく美味しいれす…!」

葵「そ、それは流石に大げさっちゃ…!あたしなんかまだまだよ?」

七海「確かに………技術的にはまだまだ未熟れす。青二才もいいところれす。」

葵「だ、だよね………」

七海「でもお魚への愛と食べてもらう人への思いやりがよく伝わってくるれす。」

葵「……!」

櫂「あたしも……」パクッ

櫂「本当だ……!美味しい…ひょっとしたら亜季さんより上手いかも……」

七海「葵さんは…お魚を捌くのに一番大切なものを持ってるれす。」

葵「………」

みく「お魚嫌いにゃあああああ!」

葵「……そう言うと思って…」トンッ

葵「こっちも用意してあるっちゃ!」

みく「これって…ハンバーグ…?で、でもどうせお魚ハンバーグなんでしょ?」

葵「あたしもそうしたかったけど、魚が嫌いみたいだったから、みくさんのだけ牛肉っちゃ。」

みく「………だ、騙したら許さないからね…」パク

みく「……!お、美味しいにゃ!!」

葵「魚の良さも知ってもらいたかったけど、やっぱり一番は美味しいって食べてもらえる事だからね!」

みく「ううう……お肉にゃ…美味しいにゃあ……!」モグモグ

葵「魚嫌いの人用に練習しておいて良かったっちゃ!いやぁ…本当に…………ぐすっ………」

七海「どうしたれすか?」

葵「いやね……今までおとんとおかんの料理に負けんよう頑張ってきたのが報われたような気がしたきぃ………」

七海「……>>110

一時中断します

このシリーズの腹黒七海好き

再開します

七海「葵さんの料理はとってもおいしかったのれす。もっと自信を持ってもいいのれすよ?」

葵「そ、そうかや?でもあたしの料理はおとんとおかんに比べたら全然…料亭の方で出したら顔に泥を塗っちゃう……」

櫂「こんなに美味しいのに?」

葵「うちの料亭は自慢じゃないけど結構歴史があるき、中途半端なもんは出せんのよ…あっ、もちろんこっちもあたしに出来る限りの料理は出してるっちゃ。」

みく「お肉…お肉………」モグモグ

葵「なーんてね、ついお客様相手につまらない愚痴を言っちゃった。今のは忘れて欲しいっちゃ!」

櫂「葵ちゃ……」

七海「おおっ、この姿煮も美味しいのれす〜。」

葵「分かるっちゃか?それあたしの自信作なのよ!」

七海「れす〜。煮汁がよく染みてるのれす〜。」

葵「へっへーん!まだあるからいくらでもお代わりして欲しいっちゃ!」

食後 厨房

葵「ふぅ……やっぱり作った料理を美味しいって言ってたべてもらえるのは嬉しいっちゃね…」ザー カチャカチャ

葵「あれだけ美味しそうに食べてくれたら夕飯もきばらなきゃ駄目っちゃね!」ザー カチャカチャ

葵「最近跡取りとしてか不安になってたけど……ちょっと自信を取り戻せたっちゃ。」ザー カチャカチャ

葵「……でも……本当はアイドルを辞めて専念しないと……」

七海P「おい。」

葵「うひゃあ?!」

七海P「…声をかけたぐらいでそこまでビビんじゃねえよ。」

葵「あっ……!これは失礼したっちゃ
……!」

七海P「…はぁ……まあ自覚はあるから構わねえが…七海たちは?」

葵「えっと…七海さんたちなら午後の釣りに行ったっちゃ。」

七海P「そうか……うちのガキが迷惑かけるな。何考えてるか全然分からねえ奴だろ?」

葵「>>118

確かによく分からない所もあるっちゃ…でも魚が好きな人に悪い人はいないっちゃよ

葵「確かによく分からない所もあるっちゃ…でも魚が好きな人に悪い人はいないっちゃよ?」

七海P「……ハッハッハ!違えねえな。俺も未だにあいつが何考えてるか分からねえがな。」

葵「プロデューサーでも分からんのかや…ところであたしに何か用っちゃ?」

七海P「…腹が減った。軽くでいいから何か作ってくれ。」

葵「結局お昼食べなかったもんね。お茶漬けでいいかや?」

七海P「ああ、飯を食えるなら何でもいいぜ。」

座敷

葵「あたし特製の鯛茶漬けっちゃ!」
トンッ

七海P「へえ、結構美味そうじゃねえか。」

葵「手の込んだ物じゃないけど、素材がいいから味は保証するっちゃ。」

七海P「…………」ズズッ

七海P「……成る程、美味いな。」

葵「へっへーん!素材がいいのよ、素材が!」

葵「大分は美味しか魚がいっぱい獲れるからね!あたしはそれを活かしてるだけっちゃ。」

七海P「ハッ、急な注文でこれだけの物が出せりゃ上出来だ。」

みく「ねえ、なんか磯くさいんだけど……」

七海P「……何だ居たのか?」

みく「えっ、ひどくない……?」

葵「あれ、一緒に釣りに行ったんじゃないのかや?」

みく「フンッ!みくはしばらく海には近づかないにゃ!」

みく「みくが行ったらまた海に落っこちるに決まってるのにゃ!みくは絶対に行かないよ!」

七海P「…七海と櫂の二人か。まあ櫂が居りゃあ心配は要らねえか。」

葵「ここに居ても面白か事はあんまりないっちゃよ…?」

みく「うーん……だったら七海Pチャンの昔話が聞きたいのにゃ。」

七海P「あ?」

みく「逆スカウトの話が何だか気になるのにゃ。」

七海P「……好奇心は猫をも…」

みく「ちょっと、今そのことわざ関係ないでしょ!」

七海P「言ってみただけだ。気にすんな。」

みく「フカー!!」

葵「………あたしも少し気になる……なーんて…」

七海P「………チッ、一回しか話さねえぞ?………俺は元海兵だ。」

葵「ど、道理で……だったらどんな経緯で…?」

七海P「>>126

七海P「…大和亜季っていうアイドルを知ってるか?」

葵「ま、また全国区のアイドルっちゃ……し、知ってるっちゃ!」

七海P「なら話は幾らか早えか…元々あいつと俺がサバイバルゲームの仲間だったんだ。」

みく「サバイバルゲームって…おもちゃの銃で戦争ごっこをするやつにゃ?」

七海P「……………まあその認識でいいぜ。」

葵「本物の軍人さんとサバゲー…噂通り大和亜季はすごいっちゃね……」

七海P「サバイバルゲームに関しちゃ今も五分五分ってとこだな。俺が居たところにもあんな奴は居なかったぜ。」

葵「…七海Pさんが居たところって……?」

七海P「ドイツだ。ドイツの海兵部隊に居た。どう見ても日本人じゃねえだろうが。」

みく「言われてみれば確かにそうにゃ…」

七海P「言われなきゃ気付かねえのか……外人が皆金髪ってわけじゃねえんだぜ?」

葵「それにしては日本語が上手いっちゃね…?」

七海P「サバイバルゲームと釣りが趣味でよく日本には来てたからな。日常会話で覚えた。」

葵「七海Pさんもお魚好きだったっちゃか……」

七海P「…何だ?」

葵「へっへーん、べっつにー?」

七海P「……ガキの考えは理解出来ねえぜ…続けるぞ。」

みく「そ、それで七海チャンとどうやって知り合ったにゃ?」

七海P「………サバイバルゲームで日本に来たついでに釣りをしてる時に声をかけられた。」ガシガシ

葵「な、七海さんは勇気があるっちゃね……」

七海P「はぁ……全くだ。第一声が『いいお魚れすね。七海のプロデューサーになって欲しいれす。』だぜ?最初は訳のわかんねえガキだと思ったよ。」

みく「ふーん…じゃあどんな風にして口説かれちゃったのにゃ?」

七海P「>>132

安価把握

一時中断します

>>111
サヨリではないのね〜?

再開します

七海P「………『まだ誰も釣ったことのない獲物を釣りたいのれすけろ、手伝ってくらさい。』って満面の笑顔で言われたんだよ…」

葵「うーん…何だか意味深っちゃ…」

七海P「そうだな……今考えてみりゃあ、あの笑顔に騙されるんじゃなかったぜ…あの時は屈託のねえ笑顔に見えたんだがな……」

みく「ふんふん………つまり七海チャンの笑顔にノックダウンされたって事?」

七海P「……?!」

葵「はー…そんなドラマみたいな事が………」

七海P「………」ガッ

みく「ふにゃっ?!」

七海P「…………」ガツガツガツガツ ドンッ

七海P「…………俺は道具の手入れをしなきゃいけねえんだった。今から部屋で手入れしてくる。」

葵「は、はぁ………」

七海P「…つまりだな…………ああ…!自分のやりたいようにやれって事だ!じゃあな!」ドスドスドスドス

葵「お、お粗末っちゃ……」

葵「しょわしか人っちゃね…」

みく「七海チャンによるとあれは照れてるらしいにゃ。」

葵「あれは照れ隠しなんね。…七海Pさんが分かってきた気がするっちゃ…」

みく「最初はみくも怖かったけど…慣れてみると、ただぶっきらぼうなだけって分かったにゃ。」

葵「………やっぱり魚好きに悪い人はいないっちゃね…」

みく「…少なくとも七海Pチャン”は”いい人にゃ。」

葵「みくさんは七海さんたちが帰ってくるまでどうするっちゃか?」

みく「そうだね……じゃあのあチャンとあーにゃんへのお土産を買って来ようかにゃ?」

葵「それがいいっちゃね。あたしは今から仕込みをしないといけないき、土産物屋なら探せばすぐに見つかると思うっちゃ。」

みく「お散歩がてら探してみるにゃ。みくは気ままな猫チャンだからお散歩が好きなのにゃ!」

葵「7時ごろにお夕飯にするき、それまでには帰ってきて欲しいっちゃ。」

みく「分かったにゃ、それまでには戻るにゃあ。」スクッ スタスタスタ

葵「ふぅ……これで今中に居るお客様は七海Pさんだけっちゃね。」スクッ

葵「ゆっくり仕込みにとりかかれるっちゃ。」

葵「…………あっ、すぐ分かるって言ったけど地元感覚だったかも………まさか迷子になったりはしないっちゃよね?電話も持ってるだろうし…いざとなればタクシーでも呼べばいいき…考えすぎっちゃね!」

葵「それにしても…あんしは自分のやりたい事を選んだんだね……七海さんたちもきっとそうに……」

葵「……あたしはどうしたいのかや……?>>142

↑+このままアイドルを続けていてもいいっちゃかね…?

葵「全国区のアイドル……かぁ…このままアイドルを続けていてもいいっちゃかね…?」

葵「……あたしも全国区のアイドルになってみたいっちゃなあ………なんて、あたしじゃ無理っちゃ…」

葵「うちの料亭の宣伝になるかもって始めたアイドルがここまで楽しいとは思ってなかったっちゃ……………続けたかね……」

葵「……でも、あたしの本職はあくまで料亭の方に…アイドルが仕事の邪魔になるようだったら………………」

葵「…あー、辞め辞め!うじうじ悩むのはあたしらしく無いっちゃ、とりあえずは仕事からせんとね!」

7時半

ガラガラガラ

櫂「ただいまー!」

七海「えへへへ〜、大漁なのれす〜!」

葵「お帰りっちゃ!魚はクーラーボックスの中っちゃか?」

櫂「うん!獲れすぎちゃってちょっと重いくらいだよ!」

葵「見せてもらってもいいっちゃか?」

七海「いいれすよ〜。」

櫂「よいしょっと!」ドンッ

葵「どれどれ………」パチン パチン ガチャッ

七海「どうれすか〜?」

葵「……………これ全部七海さんと櫂さんが釣ったっちゃか?」

櫂「あたしはあんまり……釣ったのはほとんど七海ちゃんだよ。」

葵「………(これをほとんど一人で…………あたしには到底出来ないっちゃ………)」

櫂「どしたの?」

葵「い、いや……何でも無いっちゃ…」

葵「……七海さんはしんけん、あっ、とっても釣りが上手いっちゃね…」

七海「そんな事……ない事はないれすね〜。」

櫂「見ててびっくりするよ?入れ食いっていうか……もうとにかくすごいの!」

七海「えへへへ〜、そんなに褒められたら照れちゃうのれす〜。」

葵「勝負なんか挑もうとした自分がめんどしかよ……どうしたらそんなに釣りが上手くなれるっちゃ?」

七海「>>148

↑+そうすればお魚の動きが自然と読めてくるれす

七海「とにかく楽しむことれすよ。そうすればお魚の動きが自然と読めてくるれす〜。」

葵「そんなもんかや……?」

七海「そうれすよ〜。釣りって言うのは楽しむのが大切なのれす〜。嫌な気分じゃお魚も逃げちゃうのれす〜。特に何か悩んでたりしたらよくないれすね〜。」

葵「………?!」

七海「選ぶ事も時には大切れすよ?」

葵「そ、それって………?」

七海P「…今帰ったみたいだな。調子はどうだった?」スタスタスタ

櫂「ああ、七海Pさん。ただいま!」

七海「えへへへ〜、七海たちを出迎えに来てくれたれすか〜?」

七海P「物音がしたから見に来てみただけだ。ガキが自惚れんな。」

七海「そのわりには毎回七海が帰ってきたら出迎えてくれましゅけろ〜?」

七海P「プロデューサーとして行動ぐらい把握してねえといけねえんだよ。」

七海「えへへへ〜、素直に七海が帰って来たのが嬉しいって言えばいいんれすよ〜?」

七海P「…………………みくはどうした?」

葵「みくさんならお散歩に行ったっちゃ。気ままな猫って自分で言ってたき、ぶらぶらしてるんじゃないかや?」

七海P「……まあ猫娘ならそう言う事もあるかもしれねえな。アイドルの仕事ばっかだと息が詰まるからたまには息抜きでゆっくりさせてやるか…」

櫂「みくちゃん………まあケータイとお財布があるから大丈夫だよね。」

葵「ご飯とお味噌汁とだいたいのおかずはもう出来てるっちゃ。後はせっかくだからこの魚も何匹か捌くっちゃか?」

七海「是非お願いするれす〜。」

櫂「お魚祭りだね!」

七海P「…じゃあ俺は道具の手入れに戻る。」

葵「一緒に食べないっちゃか…?」

七海P「昼が遅かったから腹が減らねえんだよ。」

七海「七海は七海Pさんと一緒に食べたいれすよ〜?」ニコニコ

七海P「……………>>154

七海P「……………仕方ねえな…」

七海「えへへへ〜、そう言ってくれると思ってたれす〜。」

七海P「……ったく、どの口がほざいてやがる。お前の笑顔は裏があるんだよ……」

七海「七海Pさんと一緒がいいのは本当れすよ〜?」ニコニコ

七海P「………………」

葵「…………羨ましかね…」

七海P「…ああ?」

葵「あたしのおとんとおかんは、毎日仕事がしょわしいから……そんな風にできる時間は無いっちゃから……とぎともなかなか遊べんからね………」

櫂「………寂しいの…?」

葵「まあ……自分で選んだ道だからね……」

七海P「………チッ…。」

葵「あーあ…今日のあたしは何だかあたしらしく無いっちゃ……さぁさ、早くお夕飯にするっちゃ!」

七海「…………」

深夜

葵「お夕飯もみんなして美味しい、美味しいって言って食べてくれたっちゃ………嬉しかね……」

葵「七海Pさんと七海さんは……楽しそうっちゃね………あたしなんか……七海さんに比べたら何も無いっちゃ……………」

葵「ふふっ…あたしには悩みばっかりあるっちゃね………問題ばっかり山積みっちゃ…………」

葵「さーて……あたしもそろそろ……」

七海「七海とお話ししないれすか?」

葵「?!」

葵「えっ……な、何で……?!人が入ってくる気配は……」

七海「そんな事どうだっていいじゃないれすか〜?七海は葵さんとお話がしたいれす〜。」

葵「………ええっと…………」

七海「何かお悩みがあるんじゃないれすか?」

葵「…………」

七海「七海に話して欲しいのれす。」

葵「…>>163

一時中断します

↑+今の生活はなんだか中途半端な気がしてるっちゃ……

再開します

葵「あたしはこのままアイドルを続けるべきっちゃか…?今の生活はなんだか中途半端な気がしてるっちゃ……」

七海「…………」

葵「あたしは……アイドルとしても料亭の跡取りとしても……そして首藤葵としても中途半端っちゃ……あたしはどうしたらいいのかな……?」

七海「………チッ、つまらない悩みだな……れす〜。」

葵「?!」

七海「そんな風に悩むって事はもう結論が出てるって事じゃないかと思いましゅけろ?」

七海「悩むって事は葵さんはアイドルを続けたいんじゃないれすか。」

葵「あ、あたしは…………」

七海「それなのにうじうじ悩んで……なれ鮨みたいに腐ってるだけれすね。やりたいようにやればいいじゃないれすか。」

葵「あ、あたしだって…辞めたくて辞めようとしてるわけじゃないが!」

七海「それが甘えなんれすよ。」

葵「………!!」

七海「葵さんはもしアイドルを辞めちゃったらどうするんれすか?」

葵「…そ、それは………料亭の仕事に専念するっちゃ!あ、あたしは……うちの料亭の看板に相応しい料理人にならなくちゃいけないに………」

七海「……後悔するれすよ?後から絶対辞めなければ良かったな、って思いましゅよ?」

葵「…………そうだけど……でも………」

七海「…………もういいれす。」

七海「……そんなのすぐに楽しかった思い出になっちゃいましゅよ……葵さん、アイドル辞めてくらさい。」

葵「……なっ?!」

七海「七海たちは思い出作りをやってるわけじゃないんれすよ。葵さんが続けたいがどうかなんてどうでもいいれす。そんな気持ちではアイドルという仕事に対して失礼れす。」

葵「あ、あたしは………そんな………」

七海「料亭の跡取りも諦めた方がいいれすよ?腕はあるれすけろ……それ以外は全然お話にならないれす。」

葵「>>170

葵「それでも……あたしにはどっちの夢も諦めきれないよ…」

七海「……………」

葵「料理人になるのは……ちっちゃい頃から目指してきたし……アイドルも……もっとやりたか………どっちかなんて選べないっちゃ……」

七海「料理人になるのを諦めてアイドルに専念するのは駄目なんれすか?」

葵「それはあり得ないっちゃ……あたしは…娘として……うちの料亭を継がなきゃならないっちゃ。」

七海「ふーん………」

七海「………料亭の娘は料亭を継がなきゃならないんれすか?」

葵「だって……あたしは伝統を守らなきゃいけないから……おとんとおかんだって…あたしが料亭の跡を継いで欲しいに決まってるっちゃ…」

七海「葵さんのお父さんとお母さんはそう言ったんれすか?」

葵「き、聞いた事は無いけど……そうに決まってるっちゃ…!あたしが料亭の手伝いをするのを喜んでくれてるし……だから……」

七海「…あなたは自分で生き方を選んでないれすね。」

葵「な、何を言うが!!これは…あたしが…………あたしが決めた……………」

葵「………あたしが決めた……………………」

七海「カツオノエボシみたいに状況に流されてるだけれす。自分から動く努力をしてないんれすよ。」

葵「………う、うるさいが!!あたしは……七海さんと違って……料理の腕ぐらいしか取り柄がないき、七海さんみたいに自分のやりたい生き方なんて出来ないが!!」

七海「……………」

葵「七海さんには分から無いっちゃ!!跡継ぎとしての期待の重さは……!」

七海「……本当につまらないな。」

七海「七海が羨ましいんれすか?」

葵「わ、悪いっちゃか?!」

七海「悪いれすね。何で自分にあるもので勝負しないんれすか?」

葵「…………」

七海「……今の葵さんは見るに堪えないれす。七海が………」ヒョイ

七海P「うるさくて眠れないだろうが。少し静かにしろ。」

七海「七海Pさん……>>176

七海「………聞こえてたんれすか?」

七海P「夜中にこんだけ騒いどいてそりゃあねえだろ。なあ、櫂。」

櫂「…ごめんね。…全部聞こえちゃった。」

葵「……そう……」

七海P「七海、腹が立つのは分かるが言い過ぎだ。」

七海「………」

七海「………だって………許せないじゃないれすか…あんなに美味しくお魚が捌けるのに……自分を貶めるような事を言って………」

葵「………七海さん……」

七海「七海だって………お魚系アイドルになりたいって……頑張って今の七海になったのに…葵さんは途中で諦めようとしてるんれすよ?腹が立つに決まってるじゃないれすか………」

七海P「………」

七海「どうして…自分のやりたいようにしたらいけないんれすか……?」

七海P「お前は葵が自分の夢を諦めようとしてるのが許せなかったわけか。」

七海「…………」

七海P「……本心みたいだな。いつもならヘラヘラ笑って言うはずだからな。」

七海「………」

櫂「……葵ちゃん、あたしの話も聞いてくれないかな?」

葵「……何っちゃか?」

櫂「あたしがアイドルになったきっかけ……かな?」

櫂「あたしはね……元々どこにでもいるただの水泳が好きなだけの女の子だったんだ。それこそ、ちょっと泳ぎが上手いくらいのね。」

葵「信じられないっちゃ……櫂さんみたいなアイドルが……」

櫂「誰だって最初は普通の女の子だよ。……でもね、ある時一人の男の人に会ったの。運命の出会い、ってやつ?その人は…初めてあたしに可愛いって言ってくれたの。……今はあたしのプロデューサーをやってくれてる人なんだけどさ……」

七海「………」

葵「…そ、それで………?」

櫂「……あんまり言いたくないんだけど…………その人が好きになっちゃったんだ。単純な理由だったけど、理由なんて何でも良かったのかも。」

葵「………櫂さんのプロデューサーさんって……?!」

櫂「うん……もう亜季さんと結婚してて……失恋しちゃった。でもね、それでもあたしはその人に…Pさんに着いていきたかったんだ。」

葵「…………」

櫂「だから身一つだけでPさんに着いて行ったの。着いて行って…今は本当に良かったと思ってる。…………っと言うわけでアイドル西島櫂の誕生秘話でした!」

葵「……>>183

あたしは……あたしは…………

葵「あたしは……あたしは…………」

七海P「……チッ、あのセクハラ男のどこがいいんだか…さっぱり分からねえな。」

櫂「うーん……セクハラは酷いけど…それ以外はすごく優しくていい人だよ?」

七海P「……フンッ、まあ如何にあいつの家庭が爛れてようが俺の知ったことじゃねえがな。」

櫂「……七海Pさんも優しいだね…」

七海P「俺はお喋りな人間が嫌いなだけだ。馬鹿も休み休み言え。」

七海「………えへへへ〜、Pさんばっかりモテるから嫉妬れすか〜?」

七海P「違う。女の好みは分からねえって話だ。」

七海「も〜、七海Pさんには七海がいるじゃないれすか〜?」

七海P「ハッ!もし嫉妬だったとしたら、俺はお前以外の女だったらもう誰でも構わねえよ。」

七海「そんな〜。」

七海P「腹黒いガキなんざ手に負えねえよ。」

七海「七海はそう言いながらも、いつも七海に付き合ってくれる七海Pさんが大好きれすよ〜。」ニヘー

七海P「………?!」

七海「ふふふ………そういう風に可愛くて扱いやすいところも大好きれすよ〜。」

七海P「……………調子に乗るな。」

七海「えへへへ〜。」

葵「…………あたしの………やりたい事…………七海さんは……キラキラしてるっちゃ…」

七海「あっ、そうだ…れす〜。今から葵さんにやりたい事をやるっていう意味を教えてあげましゅ〜。」

葵「へっ……?」

七海「れす〜。」ゲシッ

七海P「ぐおっ………?!」ガクン

七海P「い、いきなり何しやが……!」

七海「………」チュッ

櫂「はわわ………!!」///

七海P「〜〜〜〜〜っ?!」

七海「ぷはぁ………>>190

↑+これで既成事実は確保れす

七海「やりたい事なんてこんな風に簡単に出来るものなんれすよ~。」

葵「…………ちゃあまあ……?!」///

七海「これで既成事実は確保れす〜。えへへへ〜。」

七海P「………なっ、……なっ……」ヘタッ

七海「あれあれ〜?もっと欲しいれすか〜?」

櫂「な、七海ちゃん……だ、大胆………」///

七海P「なっ……何しやがる……!こ、この………………」

七海「七海のファーストキスれすから大切にしてくらさいね〜。」ニコニコ

七海P「〜〜〜っ!!!」

七海「ふふふ……もう一生七海から逃げられないれすよ〜?」ニコニコ

七海P「……………………やっぱりお前……意味が分からねえよ……」

七海「えへへへ〜。」

葵「はぁ…………七海さんは自由な人っちゃね……底が知れなか。」

七海「褒め言葉と受け取ってあげとくれす〜。」

葵「…あたしも七海さんみたいに……は無理だけど…自由にやってみようかな…!」

七海「その意気れすよ〜。やりたい事をやれば結果は後からついてきましゅ〜。」

葵「うん………あたし…アイドルがやりたいっちゃ!!七海さんたちにも負けないくらい……有名なアイドルになりたいっちゃ!」

七海「…………言えるじゃないれすか。」

葵「料亭の仕事も好きだけど………実はアイドルの仕事の方が本当のあたしって気がして好きなんよ………おとんとおかんにも……ちゃんと話してみる。まずは目指せ全国区っちゃ!」

七海「うーん、だったらもう一足跳びで全国区のアイドルから始めないれすか〜?」

葵「えっ……、それってどういう意味………?!」

七海「亜季さんが忙しい時は魚を捌いてくれる人が居なくて不便なのれす〜。七海たちの事務所に移籍しないれすか〜?七海は葵さんが居てくれたらとっても嬉しいのれす〜。」

葵「>>196

↑お父さんたちと相談してから行くっちゃ

葵「…よし、女は度胸っちゃ!その話乗っちゃる!」

七海「そう言ってくれると思ってたれすよ〜。これからよろしくなのれす〜。」

葵「あー、でもおとんたちと相談してから行くっちゃ。構わんかや?」

七海「いざとなったら七海が〆て……あっ、釣りの話れすよ〜?」

葵「納得してもらえるからは分からんけど………きばるっちゃ!」

七海「七海Pさんはもう一人ぐらい担当が増えても大丈夫れすか〜?」

七海P「………ハナから俺の答えなんか気にしてねえだろうが………まあ、魚を釣りに来てアイドルを釣るっていう外道釣りって事もあらあ。」

七海「えへへへ〜、ありがとうれす〜。」ニコニコ

七海P「…………けっ…」

葵「へっへー!お魚系アイドルの座をあたしに奪われても知らないっちゃよ?」

七海「やれるもんならやってみろ…れす〜。」

櫂「…………」///ボー

七海「………チッ、おぼこ娘は純真すぎて面倒くさいれすね〜。ほらほらしっかりしてくらさい〜。」ペチペチ

櫂「………はっ!いけないいけない……いやー……七海ちゃんったらなんかもう…すごいね。その……いきなりき、キス………」///

七海P「…あっ、さっきはよくもいきなり脛を蹴り飛ばしやがったな!痛かったじゃねえか!」

七海「フッ…七海程度の蹴りで痛い方が悪いんれすよ。」

七海P「ハッハッハ……言ってくれるじゃねえか……!」

葵「………しょわしか人たちっちゃね……………ん?ところでみくさんはまだ帰ってきてないみたいだけど………」

櫂「…………あっ……それなんだけど、実は部屋でこんな物を見つけて……」

ケータイ&財布「留守番してました。」

葵「………えっと……これってつまり…………」

一同「……………」

大分市内某所

みく「うわああああん!ここどこおおお!何でみくばっかりこんな目に遭わないかんのおおおお!理不尽やああああ!!」



みくにゃんは不憫

本当にみくにゃんはただ単に連れてこられただけです。
ぶっちゃけみくにゃん居なくても良かったんじゃ………失望しましたみくにゃんのファン辞めます。

葵のSSは少なくて悲しいです……
可愛くて料理が上手くて貴重な三つ編みなのに……

失望しましたみくにゃんのファン辞めて葵のファンになります。

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