ある生徒会の平凡な日常 2 (12)

のんびり続きます

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松田「…」ポケ-

金田「おっすー」

松田「…」ポケ-

金田「おーい、りょーこー」

松田「あ、金ちゃんおはよ~…」

金田「眠そうだな…」

松田「えへへ、昨日夜更かししちゃって」

金田「普段真面目な遼子が夜更かし…まさか、また小テストが!?」

松田「違う違う」

松田「これを眺めていたのです」ジャ-ン

金田「…サイン?」

松田「うん!しかも外国人のだよ~!」

金田「へー、誰?バース?」

松田「オンニーさん」

金田「…は?」

松田「だからー、オンニーさんだよっ」

金田「お、オンニー?何人だよそれ」

松田「あ、金ちゃんオンニーさん知らないんだった」

松田「オンニーさんはこの学校に編入してきた韓国人なの」

金田「へー…って有名人じゃないの!?」

松田「そうだよー」

金田「そんな人のサイン貰って喜ぶ遼子って…」

金田「(いや待てよ。もしかするとそのオンニーって人がもの凄い人ならサイン貰う価値はあるかも!)」

金田「なぁ遼子」

松田「んー?」

金田「その、オンニーさんって人はどこにいるんだ?」

松田「えっと…高宮さん達と同じクラスだったから、2年の」

金田「…先輩かよっ!」

~廊下~

金田「うーん…」スタスタ

金田「(どこに行ってもいない。もしかして今日来てないのか?)」スタスタ

金田「いやいやいや…編入して即効休むなんて有り得ないっしょ」

ドスン

金田「わっぷ」

金田「ったた…何でこんな所に壁が」

女子生徒「あ、あの…」

女子生徒「壁じゃないですぅ」

金田「え?え?人間?でかっ!」

女子生徒「うぅ…また壁扱いされた」シュン

金田「ご、ごめん!」

金田「へぇ~、同じ学年だったんだ」

女子生徒「は、はい…ゴニョゴニョ」

金田「へ?何て言ったの?」

藤浪「!!」

藤浪「/////」モジモジ

金田「(恥ずかしがりやなのか…?)」

藤浪「ふ、藤浪です…」

金田「藤浪さん」

藤浪「あの…お怪我は」

金田「え?あぁ、何てことないよ。にしてもおっきいねぇ」

藤浪「そ、それは…/////」

先輩「あ、いたいた~!おーいふーじなみー!!」ダダダダ

藤浪「ひっ!西岡先輩…」

藤浪「ごめんなさい、さようなら」ダッ

金田「あっ、ちょっと…」

金田「脚なげー」

西岡「ねぇ!藤浪どっちいった!?」

金田「へ?こ、この階段降りていきましたけど…」

西岡「そっか、サンキュー♪」ダッ

金田「…」

金田「…どういう関係?」

~教室~

金田「…という訳で、サインは貰えなかったけど巨人には出会ったのだよ」

松田「何そのファンタジー!?」

金田「2メートル近くはあったんじゃないの?バレーでもやってたのかなぁ」

松田「に、2メートル…」

ーー
ーーー
巨人「グレーーーーーーーン」

松田「ひぇー!!」

巨人「」ゴウッ

巨人「マーーーーーーーース」

ギャー!ワー!!
ーーー
ーー

松田「もうこの学校はおしまいだぁ!!」ガクガクガク

金田「何言ってんだお前」

岩本「ねぇねぇ金ちゃん遼子、この学校の噂知ってる?」

金田「噂?」

松田「あ、この子はガンちゃんと言って同じクラスのお友達です♪」

岩本「誰に言ってるの?」

金田「で、噂って何だよ」

岩本「あぁそうそう、この学校…出るんだって」

松田「出る?」

金田「何が?」

岩本「…」

岩本「お〜〜〜〜ば〜〜〜〜〜け〜〜〜〜〜」

松金「…」

松金「ッハン」ヤレヤレ

岩本「放課後、昔使われてた音楽室からピアノの音が聴こえるの。そしてその扉を開けた人は、なんと異世界に連れていかれるんだって」

松田「異世界かぁ…どんな感じなんだろう」

金田「遼子がバインバインの世界とか?」

松田「こ、これから育つもん!!」

岩本「話そらさなーい」

岩本「だからさ、3人で行って確認してみない?」

金田「はぁ?私ら巻き添えかよ」

松田「バインバイン…」ゴクリ

岩本「見に行くだけ!誰も扉を開けるなんて言ってないから!!」

松田「なんだぁ」ショボン

金田「ま、興味本位で行ってみるか」

松田「そだね。あ、でも私生徒会だから終わってからでいい?」

金田「別に大丈夫だけど、ガンちゃんは?」

岩本「私も大丈夫、バイトは無いし」

岩本「一旦家に帰ろうかな。準備したいことがあるから」

松田「準備?」

岩本「七不思議調査と言えばの準備だよ」

金田「決まりだな。遼子の生徒会が終わり次第連絡しあおう。それまで図書室にでもいるか…」

岩本「ワクワクしてきたなぁ」

松田「(お化けなんているわけないのに)」

で、放課後

金田「…」

岩本「お待たせ〜」タッタッ

金田「おお、ガンちゃ…って何だその格好!?」

岩本「やっぱりお化けと言えばこれっしょ」オフダビッシリ

金田「…よくそんなんで職質されなかったな」

岩本「フフン」

松田「ハァ…ハァ…お、お待たせぇ」タッタッ

金田「揃ったな。よし行くか」

岩本「おー!」









???「フフフ、遼子の後をつけてきて正解デース。こんなに面白いこと黙っておくなんて遼子も水臭いデス」タッタッ

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