カカシ「神威で遊ぼう」 (31)

カカシ「勇気絞って神威の中に入ってみたけどすっごいなこれ、広いし静かだし最高だな、今度からここで暮らそうかな」

カカシ「がんばればここから出勤できるかもな、次は家具と一緒に神威するか。」

カカシ「よし、まずはここから出るか、神威!」

カカシ「いやぁ今日も疲れたなぁ神威!!!」スウ…




カカシ「できないし、やっちまった…家具全部転移したから寝る場所ない…」

カカシ「家要らないと思って売っちゃったし…やっちまった…くそっ!だらしない」

ナルト「カカシ先生、なんで公園で寝てたんだってばよ」

カカシ「実は神威へ引っ越したんだけど、チャクラ切れで帰れなくなってさぁ、もう困って困って」

ナルト「(バカじゃねえの?)」

カカシ「まぁなんとかなったわけだ」

ナルト「(なんとかいかなかったから公園で寝てたわけじゃ?)」

カカシ「ナルトも入ってみるか?」

ナルト「いいや全然全然!遠慮しておくってばよ!」

カカシ「そうか、じゃあ俺は今日休みだから帰るから。神威!」スゥ…


―――――



カカシ「今度は出れなくなった…くっ!だらしない先生ですまない…。」

カカシ「体が…写輪眼を使いすぎたか…動けない…」


カカシ「幻覚が見え始めたか…変な下半身だけが走っていたり、腰が浮遊していたり…俺はもうダメなのか…」


カカシ「…落ち着こう、お茶でも飲もう」

カカシ「神威!…できない」


カカシ「まずいな、確か今日は暁と接触するんだったな。俺がいないとあいつらが…」


カカシ「俺が居ても居なくても変わらないか。とりあえず出れるまで休もう」

トビ「秘術、エリマキトカゲ!」

ナルト「てめえふざけてんじゃねーぞ、螺旋丸!」

トビ「うわー」スゥ

――――

カカシ「うわビビった、また腰かよ」


――――

ナルト「くそ、当たらねえ!」

サクラ「カカシ先生どこいったんだろう…」

ナルト「(どうせ神威の中でチャクラ切れて動けないんだろ)今はこの仮面野郎をなんとかするってばよ!」

カカシ「最近忍具使ってないなぁ、たまには整備するか」


カカシ「そういえば千本ってまったく使わないな。白みたいに指に挟んで戦ってみるか」

シュッッシュッ

カカシ「あ、これ絶対手の皮ヤラれるわ。使いにくいけど、あるだけマシだろう。この辺に束にして置いておこう」

カカシ「じゃああっちのほうに苦無と手裏剣を」チャキ

カカシ「あっちの方にはワイヤーを」タッタッタッタ




トビ「遊びすぎて忍具無くなっちゃった、もうこれ以上遊んでても仕方ないし退散しようかぁ、お」

トビ「なんだぁ、ここに一杯忍具あるじゃん。回避する時に吸い込んだ忍具かな?それとも忍を吸い込んだ時に落ちたのかな?」

トビ「千本?…こんな時代遅れなの投げてきた奴居たかなぁ…まぁたまには使ってみるか、よし」スウ・・・


カカシ「まだ千本余ってたよ…・・・・・あれ?消えた?俺の忍具は?」


――――


トビ「秘術、針千本の術ー」シュバババババババ


ナルト「あぶねぇ!!」

サクラ「きゃあ!」

カカシ「もしかしたらここは常に違う場所?…なわけないか」

カカシ「俺の部屋エリアの場所にはずっと家具があるしなぁ…」


カカシ「心配だな、一応見に行こう」タッタッタッタ

―――――――

トビ「秘術、台風の術ー」シュバババババ


ナルト「うわあ!ベットを投げてきたってばよ!」

キバ「こいつはどんだけ武器を持ち込んでやがんだー!!」


――――――

カカシ「やはり俺の部屋エリアが無くなってる…」


カカシ「ここは同じ場所にずっといるわけじゃないのか。俺が今立っているこの地面も、一歩進み一歩戻れば、さっき立っていた地面とは違う地面なのか」


カカシ「くそ。神威を舐めていた!」

カカシ「俺は元の場所に戻れるのか…?今ここで神威を使って戻った世界は本当に俺が今までいた世界なのか?」

カカシ「もしかしたら別の世界かもしれない…俺はもう…」


――――

トビ「カリン、サスケの治療をしておけ」スウ・・・

カリン「きゃーー!」

――――

サスケ「」

カリン「サスケ…今治してやるよ…」


カカシ「?」

カリン「?…え?なんで居るの?え…なんでなんで?????」

トビ「ダンゾウ、久しぶりだな。サスケ召喚」スウ…

カカシ「んぁ?」

トビ「…あれ」

カカシ「お前はうちはマダラ!」

トビ「なぜカカシが、いったい何をした!」

カカシ(こんな近距離でマダラを見るのは初めて…ん?)

カカシ「お前オビトか」

トビ「!?」

カカシ「解るぞ、この匂いはオビトだ。お前を抱いた時の同じ匂いだ」

トビ(なぜバレた。しかも10年は前のことをなぜこいつは…)

トビ(今はマダラとして生きているが…マダラでないといろいろとめんどくさいことになるかもしれないな)

カカシ(久々の外だ…こんなにも日差しは痛いんだな)

トビ「万華鏡写輪眼!」ギン

カカシ「」

トビ「しばらく眠っておけ。くそ、あの時を思い出す…」


ミナト「9尾の結界とかいろいろ詳しいお前は…うちは…」

仮面の男「…」バサッ

ミナト「マダラ…と思ったけどお前どう見てもオビトじゃん」

仮面の男「」ジャララララララララララララララララララ

ミナト「お前生きてたのかー!」

仮面の男「…」ジャラララララララララララララララ

ブォンッ

ミナト「懐かしいなぁ!」シュッッ

仮面の男(さっきよりなぜか早い!?)

ミナト「あの岩からどうやって生還したんだ?どうやったんだ?」

仮面の男「き…気まぐれであり気まぐれのためでもあり…!」

ミナト「え?なんだって?」

仮面の男「」ジャララララララララララララ

カカシ「」

トビ「ここでもすぐにバレた…もしや鬼鮫の時も!」

―――――

マダラ「うちはマダラだ」

鬼鮫「まさか!お顔を見してください、そして触らしてださい」

マダラ「いいだろう」スタスタスタ


鬼鮫「」ゴクリッ…


マダラ「俺はうちはマダラだ」







鬼鮫(誰ですかこの人…?)

トビ「ゼツ、出てこい」

ゼツ「呼んだー?」ヌゥ


トビ「俺って、どう見える?」

ゼツ「どうってどういうことー?」

トビ「俺は謎の仮面の男トビ、またの名をうちはマダラだよな?」

ゼツ「えー?君はオビトでしょー?」


トビ「俺一人馬鹿みたいじゃねえか」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

トビ「なんだ?この地鳴りは?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

鬼鮫「マダラさん…聞きましたよー…」

トビ「鬼鮫、お前は8尾を探しているはずじゃ」

鬼鮫「ゼツさんから聞いて戻ってきました」

ゼツ「えへへー」

トビ「いったい何を聞いたんだ?(それになんでそんなに怒ってるんだ?」

鬼鮫「あなた…私は二人目ですか…!」


トビ「は?」

鬼鮫「あの時、あなたはこう仰いましたね?」

――――――――――――――――――

マダラ「こんなに触られたのは始めてた」

鬼鮫「もしかして、お初めてだったのですか」

マダラ「…ああ。初めてだ。俺の純潔だ」

鬼鮫「それは光栄ですねぇ、あなたの純潔を奪った罪としてあなたの作戦に同行致しましょう」

マダラ「ああ、頼むぞ鬼鮫」

――――――――――――――

鬼鮫「そしてそこのコピー忍者カカシが『お前を抱いたとき』と言いましたね?」

ゼツ「言ってた言ってたー」

トビ「なんで俺は三角関係のほつれに巻き込まれてるんだ」

鬼鮫「私は二人目、ずっと私を騙していたのですね?とても残念です。」

トビ「裏切るのか」

鬼鮫「裏切ったのはそちらです。」

カカシ「俺は目が覚めた!」

トビ「なら消えろ。」スゥ…

鬼鮫「遅いですよ!」バッ

カカシ「うわー」

―――――――――――――――――――――――――

カカシ「またここか…」

―――――――――――――

カカシ「ずっとここに居たから喉乾いたなー…」

―――――――――――――

鬼鮫「水遁!」ドガァァァ

トビ「そんな水ごとき、消してやる」スゥ…

――――――――――――

水「」ドボボボボボボボボ

カカシ「おお水だ!すごいな神威!」

―――――――――――――

トビ「ダンゾウからシスイの目を奪うために、お前に構ってる時間はない」

鬼鮫「私をそう簡単に倒せますかー?」

―――――――――――――

カカシ「腹減ったなー。」


トビ「印を結べなくしてやろう」スゥ…

バッ

鬼鮫「腕を消されましたか…」

――――――――――――

カカシ「おお、今度はハムか!神威って懐くんだな」

カリン「んなわきゃねーだろうが…」

―――――――――――――

鬼鮫「鮫肌の本当の力をお見せしましょう」

トビ「これは厄介だな」

――――――――――――――

カカシ「女ほしいなぁ」

カリン「はぁ?」

カカシ「お前は眼中になし」

カリン「こっちからお断りだ!アタシにはサスケが!」

サスケ「…(ダンゾウはどうなったんだ)」


トビ「お前も消えろ。」スゥ…

鬼鮫「グワー」

―――――――――――

カカシ「ほら見ろ、俺の期待を叶えるために神威が女を連れてくるぞ」

鬼鮫「お体に触りますよ。」

カカシ「」

鬼鮫「お体に触りますよ」

――――――――――――――――――――

トビ「サスケ、ダンゾウが居たぞ。戦わせてやろう」スゥ…


―――――――――――――――――

サスケ「やっとか、あばよカカシ」

カカシ「待って置いて行かないで!俺はまだチャクラ回復してないから神威使えないんだ」

カリン「あばよー。二人で仲良くしてな。」

カカシ「嫌だー!!!」



鬼鮫「お体に触りますよ。」

小南「あなたは役5分間しか体を消せない。そして体を消している間は、あなたは妙に体がプルプル震えるわ」

トビ(そうだ、この神威の中に居る馬鹿二人が俺の体を触りやがるからな)

小南「このいっぱいの起爆札は10分間爆破し続けるわ!」

トビ「やめてくれ小娘」

小南「式神の舞!」

トビ「やむを得ない」スゥ

―――――――――――――

カカシ「出たぞ!今日は胸部だ!」

鬼鮫「お体に触りますよ」

カカシ「さらにもう一触!」

トビ「長門を死体を見つけたが、吸い込んだらあの馬鹿二人が何をするかわからないな。この場で移植するか」

小南「」

トビ「この小娘の死体でも吸い込んで馬鹿共に与えるか」スゥ


―――――――――――――――

小南「」バッ

カカシ「神威!!」スウ…

――――――――――――――

小南「」ボトッ


トビ「光の速さで返却された」

トビ「無限月読は成功したと思ったが、駒にされただけとはな…」ガクッ

カグヤ「それでは無限月読を」

トビ「…」スゥ


シュタ

カカシ「おや、戦争でもやってたみたいだなこりゃ」

鬼鮫「疼きますねぇ」

カグヤ「!?」

カカシ「女か…」

鬼鮫「削りがいがあるお方だ…」

トビ(もうどうにでもなれだ)

ナルト「カカシ先生ってばすげえってばよ!大筒木カグヤを倒すなんて」

カカシ「まぁな。」

鬼鮫「それでは私たちはコレを連れて」

トビ「」

カカシ「神威!」スゥ…

オビト「リンリンリンリンリンリンリンリン」

リン「オビトオビトオビトオビトオビトオビト」

オビト「きっと現実では無限月読が始まっているだろう。そしてこの世界は月読の世界。いや、これこそが現実なんだ。」

リン「オビトオビトオビトオビトオビトオビト」

オビト「リンリンリンリンリンリンリンリン」

リン「お体に触りますよ」

オビト「リンリンリンリン…!?」

カカシ「解!」

鬼鮫「お体に触りますよ…」


オビト「カカシ貴様ぁぁ!!!」


カカシ「オビト、お前の現実はこの世界だ。帰還神威!」スウ…


鬼鮫「お体に触りますよ」

オビト「」

―――――終

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