【NARUTO】安価とコンマで忍世界を生き抜く【オリキャラ】 (339)

オリジナルのキャラクターでNARUTO世界を生き抜きます

原作は一応最終話まで既読、手元には67巻まで、アニメはほとんど見てない

時折長期間開けるかも

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421591295

まずは主人公の性別を↓1

次に主人公の姓を決めます

既存の一族にするか完全オリジナルにするか↓1

スレを上げ~る~上げ~る~上げ~る~るりるら~♪

オレってば意外とシャイなアンチクショーでバカヤローコノヤロー♪

oh…既存かオリジナルかが聞きたかったんや…既存ってことでええんやな?決めるで?はい決まりー!

あ、ちなみに里は木の葉な


なに一族でつか?↓1~4で>>1影が気に入った奴

あ、日向も候補な

厳正なる>>1影会談の結果猿飛一族に決まりましたぁん!

続いて能力を決めるよ

チャクラ量、体力、知力の順にコンマで決めるで高いほど強いって感じ

チャクラ量コンマ↓1

体力コンマ↓2

知力コンマ↓3

チャクラ量…83

体力…56

知力…65


で決定~!これほどのチャクラ量を…やはり天才か

さてと、最後に名前を決めよう!女の子だからな!


安価↓1~4で>>1影が気に入ったやつ!

厳正なる>>1影の直感によってイサヤに決定!


猿飛イサヤ

チャクラ量…83

体力…56

知力…65


性格とかは能力イメージで>>1影が決めるで!

そいじゃ始めんべ!

――――――――――

――――――――

――――――


昔、妖狐ありけり。その狐九つの尾ありけり。

その尾一度振らば山崩れ津波立つ。

これに困じて人ども忍の輩を集めけり。

わずか一人の忍の者、生死をかけこれを封印せしめるが、その者死にけり。

その忍の者、名を四代目火影と申す―



イルカ「―と、このように命を懸けて守ったのが四代目火影様というわけだ!」


イルカ「それじゃ次のところを…ナルト!読んでみろ!」


シーーーン


イルカ「…ナルト!おい聞いているのか!?」


シカマル「先生ぇ、ナルトなら授業始まってすぐに出てきましたよ」


イルカ「なにぃ…?」


「大変だぁ!火影様の顔岩に落書きがぁ!」


「またあのガキだ!捕まえろ!」


イルカ「……まさか」


イルカ「みんな、少しの間自習してなさい!」タタタ


イサヤ(…またやってんのね、あいつ)

――――――


イルカ「お前なぁ!明日は忍者学校の卒業試験だぞ!?」


イルカ「外で悪戯なんかしている場合じゃないだろう!」


ナルト「はいはい」プイッ


イルカ「…今日は変化の術の復習テストだ!全員並べ!」


「「「えぇ~~~っ!?」」」


イサヤ(……バーカ)

――――――


イサヤ「んーっ!やっと終わったかぁ…」


イサヤ「結局テストも途中で中止になっちゃうし…」


イサヤ「…あ、顔岩」


イサヤ「フフッ…ヒルゼンじーちゃんまでやられてる」


イサヤ「………」


顔岩のとこまで行く?行かない?安価↓1

イサヤ「…いや、やっぱやめとこ」


イサヤ「自分でやったことは自分でケリつけなさいよ」


イサヤ「さてと、帰って木の葉丸でも弄るか~」



――翌日


イルカ「…で、卒業試験は分身の術を行う」


イルカ「呼ばれた者は1人ずつ教室に入ってくれ」


イサヤ(な~んだ分身の術か)



イルカ「次、猿飛イサヤ!始めっ!」


イサヤ「分身の術!」


コンマ99以外で成功!コンマ↓1



イサヤ「「「「「フフッ」」」」」


イルカ「す、すごい数だな…よし、合格!」


イルカ「これで忍者学校無事合格だ!」


イサヤ「ありがとうございました」ボボボン


イルカ「それでは卒業した証として、この額当てを与える!」


イルカ「忍者は卒業してからが大変だからな…がんばれよ!」


イサヤ「はいっ」


――――――――


イサヤ(よし…後でヒルゼンじーちゃんに報告っと)


ナルト「……」ドキドキ


イサヤ(…ずいぶん緊張してるわね)


イサヤ(…ちょっと声かけてやるか)


1ナルト!リラックス!

2なーに緊張してんのよ!

安価↓1

あぁたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!


八卦六十四掌ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!


許せサスケェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!

んほぉおおおお!!千年殺しきくぅううう!!死んじゃぅううう!!


らめぇえええ!!広がっちゃぅううう!!んほぉおおおおおおお!!







今日は寝よう

始めるぞサスケェ!!

お前の前の単行本取って単行本!!

イサヤ「ナルト!」


ナルト「!!」ビクビクッ


ナルト「な、なんだってばよイサヤ!」


イサヤ「リラックス!そんなんじゃまた落ちるわよ?」


ナルト「なにぃ~!?」


イサヤ「フフッ…緊張取れたみたいね」


イサヤ「がんばんなさいっ」


ナルト「…お、おう!」


イルカ「次、うずまきナルト!」


ナルト「オッス!!」


イサヤ(あの調子なら大丈夫…かな)

――――――――――

――――――――

――――――


ナルト「……」ポツン


「良くやった!さすがオレの子だ!!」


「これで一人前だねオレ達!!」


「卒業おめでとう!!今夜はママご馳走作るね!!」


三代目「…イルカよ、後で話がある」


イルカ「はい…」


イサヤ(……ナルト)


キー…キー…

――夜


イサヤ「……うーん」


イサヤ「…あれ?なんだか外が騒がしい…?」


「今度ばっかりは悪戯ではすまされません!!火影様!!」


三代目「うむ!初代火影様が封印した危険な書物じゃ」


三代目「使い方によっては恐ろしいことになりかねん…」


三代目「書が盗まれて半日以上立っておる…急いでナルトを捜すのじゃ!!」


イサヤ(封印の書を…ナルトが!?)


イサヤ(あのバカ…!一体なにを…)


イサヤ(……とにかく私も行かなきゃ!)

コンマ20以上でイルカよりも先にナルトを発見


コンマ↓1

――森


ナルト「はぁ…はぁ…」ボロボロ


イサヤ「いたっ!ナルト!」


ナルト「ん?なんだイサヤかぁ…」


イサヤ(私が最初に見つけたみたいね…よかった)


イサヤ「なんだじゃないわよ…封印の書なんか持ち出して…」


ナルト「へへ~っ!オレってばすごい忍術覚えちゃったもんね!」


イサヤ「…すごい忍術?」


ナルト「いくぜぇ~!影分身の術!!」ボンッ


分身ナルト「へへへ~っ!」


イサヤ「な、なにその術…!?残像じゃなくて…実体!?」


ナルト「すごいだろ!?あのさあのさ!この書物に書いてあったんだってばよ!」


イサヤ「…この書物に…」


イサヤ(…印は簡単ね)


イサヤ「」サッ


イサヤ「影分身の術!」コォオオオ


コンマ40以上が1個あれば成功↓1~3

日向は!!!!木の葉にて!!!!最強ぉおおおおおおお!!!!

ぬるぽ

分身イサヤ「フフッ」


ナルト「なにぃ~!?」


イサヤ「なによ…わりと簡単じゃない」ボンッ


ナルト「オレってばこれだけでもすっげー大変だったのに…」


ナルト「くそーっ!こうなったら次の術早く覚えるってばよ!」


ナルト「次は…互乗…起爆札…?」


イサヤ「ふふーん♪…ってそんなことより…」


イルカ「見つけたぞ…コラ…!!」ピクピク

ナルト「あーっ!鼻血ブーッ見っけーっ!!」


イルカ「見つけたのはオレだ馬鹿者!!」


イルカ「…ってイサヤ!?お前までこんなところに!?」


イサヤ「いや、私もナルトを連れ戻しに来たんだけど…」


ナルト「あのさ!あのさ!オレこれからすっげー術見せるからさ!そしたら卒業させてくれよ!」


イルカ(こいつ…!こんなになるまで特訓してたのか…)


イサヤ(そっか…それで封印の書物の術を…)


イルカ「ナルト…その巻物は…?」


ナルト「あ、これ?ミズキ先生が教えてくれたんだ!」


ナルト「この巻物の術見せたら合格間違いねーって!」


イサヤ「えっ…!?」


イルカ「ミズキが…っ!!」


イルカ「伏せろ!!ナルト、イサヤ!!」


イサヤ「きゃっ…!!」


ナルト「うわぁ!!」


ガガガガッ!!

ミズキ「よくここがわかったな…」


イルカ「…なるほどそーいうことか!!」ズボッ


ミズキ「ナルト、巻物を渡せ!」


ナルト「あのさ!あのさ!これってどういうこと!?」


イルカ「ナルト!!巻物は死んでも渡すな!!」


イルカ「それは禁じ手の忍術を印して封印したものだ!」


イルカ「ミズキはそれを手に入れるためにお前を利用したんだ!!」


ナルト「…っ!」


イサヤ「そんな…!」


ミズキ「これはこれは…火影様のお孫様まで…」


ミズキ「そもそもナルト!お前がそれを持ってても意味がないのだ!」


ミズキ「本当のことを教えてやるよ!」


イルカ「バ、バカよせ!」


ミズキ「12年前…バケ狐を封印した事件を知っているな」


ミズキ「あの事件以来…里では徹底したある掟が作られた」


ミズキ「しかしナルト!お前にだけは決して知らされることのない掟だ」ククク


イサヤ「なに…?なんの掟…?」


ナルト「オレだけ…!?どんな…どんな掟なんだよ?」


ミズキ「ナルトの正体がバケ狐だと口にしない掟だ」ククク


ナルト「……え?」

ミズキ「つまりお前がイルカの両親を殺し!!」


イルカ「やめろ!!」


イサヤ「……嘘…」


ミズキ「里を壊滅させた九尾の妖狐なんだよ!!」


イサヤ(ナルトが…妖狐…!?)


ミズキ「お前は憧れの火影に封印された挙げ句―」


イルカ「やめろー!!」


ミズキ「里のみんなにずっと騙されていたんだよ!!」


イサヤ(…ナルト!!)


ナルト「ちくしょう!!ちくしょうちくしょうちくしょう!!」


ミズキ「イルカも本当はお前のことが憎いんだよ!!」


ミズキ「お前なんか誰も認めやしない!!」ギュン


ミズキ「その巻物はお前を封印するためのものなんだよ!!」


イサヤ「ナルトっ!!危ない!!」


ザクッ!!

イルカ「ぐっ…!」ボタボタ


イサヤ「イルカ先生……」


ナルト「…なんで…」


イルカ「…そうだよなぁ…ナルト…」ポロポロ


イルカ「さみしかったんだよなぁ…苦しかったんだよなぁ…」ポロポロ


イルカ「ごめんなァ…ナルト…オレがもっとしっかりしてりゃ…こんな思いさせずにすんだのによ…」ポロポロ


ナルト「………」ダッ


イルカ「ナルトォ!」


イサヤ「ナルト…!」ザッ


イルカ「イサヤ…!お前も逃げろ!」


イルカ「ナルトを…頼む…!」


イサヤ「…はいっ!」ダッ

――――――――――

――――――――

――――――


ナルト「……っ」ダッ


イサヤ「ナルトっ!」


ナルト「……イサヤか」


ナルト「…オレってば、バケ狐だったんだな」


ナルト「…どーりでみんなから嫌われるはずだってばよ」


イサヤ「……」


ナルト「お前だってオレがバケ狐だって知ってれば…そんな風に話しかけてこねーもんな」


ナルト「早く逃げろよ…お前まで殺されっちまうぞ」


イサヤ「……っ!」


イサヤの台詞↓1

あまりにもアカン奴はアイアンクローじゃ!!

イサヤ「…あんたはバケ狐になりたいの?」


ナルト「…なに言って…オレはバケ狐…」


イサヤ「あんたのなりたいものを、素直に口にしなさい」


ナルト「……オレは…火影に」


イサヤ「そうよ…あんたいつも言ってたもんね」


イサヤ「いい?あんたが目指すのは火影でしょ?バケ狐なんかじゃない!」


イサヤ「だったらそれだけを考えなさいよ!!みんなが認めないなら…認めさせなさい!!」


イサヤ「あんたはそういう奴でしょ!!」


ナルト「……!!」


イサヤ「……あんたはバケ狐なんかじゃない…未来の火影、うずまきナルトでしょ!」


ナルト「イサヤぁ…!!」


イサヤ「…っ!隠れて!」


ナルト「うわっ!」


ザザザザッ!!


イルカ?「そ…そんな…どうしてだ…ナルト…」ボンッ


ミズキ「どうしてイルカじゃないとわかった…!!」


ナルト?「へへへへ…」ボンッ


イルカ「イルカはオレだ…」

ミズキ「……なるほど…」


イサヤ(イルカ先生…!)


ナルト(………)

ミズキ「あいつを庇ってなんになる…」


イルカ「お前みたいなバカヤローに巻物は渡さない」


ミズキ「バカはお前だ…ナルトもオレと同じなんだよ」


イルカ「…同じだと…?」


ナルト(…!)


ミズキ「あの巻物を使えば何だって思いのままだ…あのバケ狐が力を利用しない訳がない」


ミズキ「あいつはお前が思っているような…」


イサヤ(あいつ……っ!)


ナルト(……)


イルカ「…ああ!」


イサヤ(…えっ…!?)


ナルト「……っ」


ナルト(ケッ…やっぱそうだってばよ!イルカ先生も本心ではオレのこと…認めてねーんだ)


イルカ「バケ狐ならな」


イルカ「けどナルトは違う!あいつは…このオレが認めた優秀な生徒だ!」


イルカ「努力家で一途で、そのくせ不器用で誰からも認めてもらえなくて…」


イルカ「あいつはもう人の心の苦しみを知っている…今はもうバケ狐じゃない」


イルカ「あいつは木の葉隠れの里の…うずまきナルトだ!」


ナルト「……!!」ポロポロ

ミズキ「ケッ!めでてー野郎だな…イルカ、お前を後にするっつったがやめだ…」


ミズキ「さっさと死ね!!」ガッ


イルカ(……これまでか)


イサヤ「イルカ先生!!」


ドカッ!!


ミズキ「!?」


イルカ「…ナルト…!?」


ミズキ「……やってくれるじゃねェーか…」グッ


ナルト「イルカ先生に手ェ出すな…殺すぞ…!!」


イサヤ「先生、大丈夫!?」


イルカ「イサヤ!?バ、バカ!お前ら何で出て来た!!逃げろ!!」


イサヤ「悪いけど先生…ナルト!やるわよ!!」


ミズキ「ほざくな!!てめェーらみたいなガキ共、一発で殴り殺してやるよ!!」


ナルト「やってみろカス!千倍にして返してやっから」スッ


ミズキ「てめェーこそやれるもんならやってみろバケ狐ェ!!」


イルカ「!」


ナルトイサヤ「「影分身の術!!」」ボボボボボボン


ミズキ「なっ!なんだとォ!!?」

分身ナルト「どうしたよ来いってばよ」


分身イサヤ「私たちを一発で殴り殺すんでしょ?ホラホラ?」


イルカ「…お前ら……」


イサヤ「…それじゃあ」


ナルト「こっちからいくぜ」


ミズキ「あ…あ…」


うぎゃああああああああああああぁぁぁ…!!!!


イルカ(実体を生み出す高等忍術影分身…おまけにナルトは本当に千人に分身しやがるとは…)


イルカ(コイツ…ひょっとすると本当にどの火影をも…)


ナルト「へへ…ちょっとやり過ぎたか?」


イサヤ「自業自得よこんな奴!」


イルカ「…フー…ナルト、ちょっとこっち来い!お前に渡したいもんがある!」



ナルト「先生…まだ?」


イルカ「よし!もう目開けていいぞ…」


イルカ「卒業…おめでとう」


ナルト「……!!」


イサヤ「フフッ…よかったわね、ナルト!」


イルカ「今日は卒業祝いだ!お前たちにラーメンを奢ってやる!」


ナルト「……」フルフル


イルカ「うん?」


ナルト「イルカ先生ェー!!」ガバッ


イルカ「わっ!いてーよオイ…」


イサヤ「全く…はしゃいじゃってもォ…」


イサヤ(本当に…おめでとう、ナルト!)

――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ(ヒルゼンじーちゃんにばれないように…)ソローリソローリ


三代目「遅かったのイサヤ」


イサヤ「げっ!ヒルゼンじーちゃん!」


イサヤ「えーっと…これにはその…理由が…」アタフタ


三代目「…ワシはお前のような孫を持てて幸せじゃわい…」


イサヤ「……え?」


三代目「ホッホッ!里の未来は明るいの!」スタスタ


イサヤ「……なんなの??」

今日はここまで!!


まさか一話だけでこんなにかかるとは…なんと卑劣なSS…!!


許せ名無し、また今度だ

あと遅くなったが…


>>50
ガッ!!

始めるで!!


みな本体の方にも気を配っておけよ

――――――――――

――――――――

――――――


三代目「よろしい、忍者登録書、たしかに受け取ったぞ」


イサヤ「はーい、ヒルゼンじーちゃん!」


三代目「…それよりそのヒルゼンじーちゃんというのいい加減やめんか」


三代目「お前も忍者になったんだから他の者のように火影様と…」


イサヤ「さーて、帰って修業しよーっと」ガラガラ


三代目「こりゃイサヤ!…はぁ…全く」

――――


イサヤ(ヒルゼンじーちゃんの話って長くなりそうだしね)


イサヤ(ここは退散退散♪)


ナルト「あっ!イサヤじゃん」


イサヤ「あらナルト…あんたも忍者登録書出しに来たの?」


ナルト「でっへへー!これこれ!なかなかかっこよく撮れてんだろ!?」


イサヤ「……これは」


イサヤ「…うん、いいんじゃない?(棒)」


ナルト「だろだろ!?いやーなかなかいい顔決まんなくってさ!」


ナルト「それになるまで3時間もかかっちまってさ!」


イサヤ「へー…そうなの…」


ナルト「そんじゃ!オレってば出して来んな!」タタタ


イサヤ「ああ、うん…行ってらっしゃい」


イサヤ(…あれは間違いなく撮り直しね)

イサヤ「……うん?」


イサヤ「…なにやってんのよ木の葉丸」


木の葉丸「はっ!イサヤねーちゃん!?」


イサヤ「あんた今エビス先生の勉強の時間じゃないの?」


木の葉丸「めがね教師の授業なんかやってらんないぞ、コレ!」


木の葉丸「これからじじィに今日20回目の奇襲をかけるんだ、コレ!」


イサヤ「20回って…あんたも飽きないわね…あんまヒルゼンじーちゃんを困らせないでよ…」


イサヤ(なぜか怒られるの私なんだから…)


木の葉丸「じじィ!!勝負だァ、コレ!!」


イサヤ「ああ、もう!!言ってるそばから…!!」


三代目「…次から次へと…」フー

ナルト「なんだぁ…?」


木の葉丸「あ!」ツルッ


木の葉丸「いってェー!!」ゴンッ


エビス「ああ!またなんてことを…」


木の葉丸「くっそぉおトラップかコレ!?」


イサヤ「どこにもトラップなんてないわよバカ」


エビス「だ…大丈夫でございますか!?お孫様!!」


イサヤ「…こんにちは、エビス先生」


エビス「あ、イサヤ様!元気そうで…いや、今はそれより…」


ナルト(な…なんだ?コイツってば?)


エビス(!こ…こいつは確か…)


エビス(…フン!九尾のガキか…私の大嫌いな落ちこぼれだ…)


木の葉丸「そうか!!貴様が何かしたんだなコレ!!」


ナルト「てめェーが一人でこけただけだろーがコラァ!!」


エビス「コラ!!ナルト!!手を放さないか!!」


エビス「その方は三代目火影様のお孫さんだぞ!!」

ナルト「……」


木の葉丸「殴れるもんなら殴ってみろ!!」


木の葉丸(火影の孫って分かった途端コレだもんな…)


木の葉丸(フン…こいつもしょせんめがね教師やみんなと同じに決まってるんだ…)


イサヤ(…バーカ…ナルトにはそんなの…)


ナルト「ンなの知るかってばよボケ!!」ゴチッ


木の葉丸「いってェエエー!!」


エビス「なにィー!?」


イサヤ(なーんも意味ないわよ)


三代目「やれやれ…」

――――――――――

――――――――

――――――


エビス「あれ?くそ!また逃げられた!?」


三代目「どうやらナルトの後をつけていきおった」


エビス「何とそれは一大事!!」ダッ


三代目(はぁ~…なんであんなふうに育ってしもーたんじゃろ…)


三代目(ナルトと一緒にいるとなると余計心配じゃな…あやつにバカなことを吹き込まれなければ良いのじゃが…)


三代目「…イサヤ、ちょっとナルトと木の葉丸の様子見てきてくれんか」


イサヤ「えーっ!?」


三代目「そもそもイサヤ、お前が普段から木の葉丸にしっかりと言っておけば…」


イサヤ「あーあー!分かったわよ!行けばいいんでしょ行けば!」ダッ


三代目「…はぁ…」

―――――


イサヤ「全く…なんで私が…」キョロキョロ


イサヤ(…いた!)


ナルト「ところで…何でお前ってばそんなに火影のじいちゃんに食ってかかんだ?」


木の葉丸「……木の葉丸って名前…この里の名前にあやかってじいちゃんがつけてくれたんだ」


木の葉丸「でもこれだけ聞き慣れた響きの名前なのに…誰一人その名前で呼んでくんない!」


木の葉丸「みんなオレを見る時やオレを呼ぶ時…ただ火影の孫として見やがんだ」


イサヤ(………)


――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ『みんな!私も忍者ごっこ混ぜてっ!』


『それじゃあイサヤ様が火影様の役ね!』


イサヤ『え…私普通の忍者の役が…』


『いやいや!イサヤ様は火影様をやってよ!』


『そうそう!火影様の孫なんだからさ!火影様役が一番だよ!』


イサヤ『………』


『うわぁ!やられたぁ!』


『やっぱりイサヤ様は強いなぁ!』


イサヤ『………』


イサヤ(私…なにもしてないよ…)


イサヤ(…こんなの…私のやりたかった忍者ごっこじゃないよ…)

――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ(……木の葉丸…)


木の葉丸「誰もオレ自身を認めてくんない…もうやなんだそんなの!!」


木の葉丸「だから今すぐにでも火影の名前がほしーんだ!!」


ナルト「……バーカ!!お前みたいな奴誰が認めるか!」


木の葉丸「え!?」


イサヤ(……!)


ナルト「ガキが語るほど簡単な名前じゃねェんだよ」


木の葉丸「なに!?」


ナルト「簡単じゃねェーんだバーカ!」


ナルト「火影火影って…そんなに火影の名前がほしけりゃな…」


木の葉丸「な…なんだよ!!」


ナルト「このオレをぶっ倒してからにしろ!!」


イサヤ(……フフッ)



エビス「見つけましたぞ!!」


ナルト「!!」


木の葉丸「え!?」

イサヤ(エビス先生…追いかけて来たのね…)


エビス(フン…バケ狐め…)ギロ


ナルト(くっ…またあの目だ…どいつもこいつも…)


エビス「さっ!お孫様、帰りましょ!」


木の葉丸「ヤダ!!オレはじじィ倒して火影の名前もらうんだ今すぐ!!邪魔しにくんな!!」


ナルト(まだ言ってらコイツ)


エビス「火影様とは仁・義・礼・智・忠・信・考・悌の理を知り、あらゆる術を使いこなせてはじめて…」


木の葉丸「変化!!」


エビス「ん?」テクテク


木の葉丸「くらえ!!おいろけの術!!」ボンッ


エビス「……」アングリ


イサヤ(……早速ナルトに影響されてるわね…)


木の葉丸「あれ?きかねェ!!」ボンッ


エビス「な…なっ…!なんというお下品な術をおお!!」


エビス「私は紳士です!!そのような超低俗な術には!!決してかかりませんぞォ!!」


ナルト「……」ムカッ

エビス「お孫様!!そんなふざけた奴と一緒にいるとバカになる一方ですよ!!」


エビス「私の言う通りにするのが火影の名をもらう一番の近道なのですぞ!!」フグゥウウ…


エビス「ささっ!帰りましょ!!」ズズズズ


木の葉丸「ヤダァー!!」


ナルト「影分身の術!!」ボボボン


イサヤ(ナルト…?影分身なんかしてなにを…)


イサヤ(まさかエビス先生に喧嘩売る気じゃ…)


木の葉丸「うっわぁああ!!スッゲェー!!コレ!!」


エビス「フン!くだらない!」


エビス「こう見えても私はエリート教師…ミズキなどとは違うんですよ…」スッ


分身ナルトs「「「「「変化!!」」」」」ボンッ


エビス「……ん?」


女体ナルト「うふ~ん&a」


女体ナルト「あは~ん&a」


女体ナルト「エビス先生ぇ~ん&a」


エビス「!?!?」ブーッ!!


エビス「」ゴンッ


ナルト「名付けて、ハーレムの術!!」


イサヤ(…影分身とおいろけの術を複合させたのね…)


イサヤ(またくだらない術を…はぁ…)

――――――――――

――――――――

――――――


木の葉丸「くっそぉお!!まためがね教師すら倒せなかった!!コレ!!」


木の葉丸「オレは早くみんなに認められる名前がほしーのにィ!!なぜだコレ!?」


ナルト「そう簡単にいくかバカ」


ナルト「里の誰もが認める最高の忍者、火影の名前を奪うってんだからよ」


ナルト「色々やなことだらけで、色々迷うことばっかだろーし…」


ナルト「オレだってオレのこと認めてくれる人が二人できたけど…それだけでもスッゲー大変だったんだぞ!!」


イサヤ(……ナルト…)


ナルト「…やっぱ覚悟しとかなきゃな」


木の葉丸「……覚悟?」


ナルト「みんなが認めてくれる火影ってスゲー名前語るのによーお!」


ナルト「ぜってェー!近道なんかねェーってことはよ!!」


イサヤ(……!)


木の葉丸「……フン!えらそーに説教なんかしちゃってさコレ!」


木の葉丸「オレもう子分なんかやーめた!」


ナルト「………」


木の葉丸「これからは…ライバルだ!」


ナルト「へっ」


木の葉丸「へへへ」


ナルト「お前にゃ悪りーがオレってば明日っから一足先に忍者だ!」


ナルト「でも…ま!いつか火影の名をかけてお前とは勝負してやんよ」


ナルト「…それまで楽しみにしとけよな、木の葉丸!!」


木の葉丸「……!!」

ナルト「じゃあな!」ザッザッザッ


木の葉丸「……ナルトの兄ちゃん」


イサヤ「木の葉丸!」


木の葉丸「イサヤねーちゃん!」


イサヤ「…帰ろっか!」


木の葉丸「…おう!帰るぞコレ!」


イサヤ「……」


――――――――――

――――――――

――――――


ナルト『あのさ!あのさ!オレ火影役やりたい!』


『たまに混ぜてやったらワガママ言いやがって!』


『火影様役は火影様の孫のイサヤ様に決まってんだろ!』


イサヤ『……』


ナルト『ンなの知らねーってばよ!火影の孫だろーが関係ねーよ!』


イサヤ『!』


ナルト『なんせオレは…未来の火影、うずまきナルトだからな!』


イサヤ『……!!』


ナルト『だからオレが火影役ねー!』


『なに言ってんだよこいつー!』


『いっぺんシメるか?』


――――――――――

――――――――

――――――



イサヤ「……未来の火影、か」


木の葉丸「なにィ!?それってオレのことかコレ!?」


イサヤ「んなわけないでしょ」ゴチッ


木の葉丸「いってェー!!」


イサヤ「ほら、早く帰るよ木の葉丸!」スタスタ


木の葉丸「くそーっ!覚えてろコレ!!」スタスタ




エビス「」

いったん切るで!!イサヤとナルトの関係を勝手に掘り下げてみたわ!!すまんな!!


次から安価増えるはずやから堪忍してくれ柱間ァ!!


1時間後くらいに再開

始めるで!!…と思ったけどその前に決めなきゃアカンことがあるんや…


次は知っての通り班分けの話なんやけどな?イサヤの他の三人一組を決めなアカンのや


イサヤ以外にオリジナル忍者出してもええか?

ホンマか!?ええんか!?

ほんならオリジナル忍者出すことにするわ!

既存忍者で話を作り切れないだらし無い>>1影ですまない…

つーわけでオリジナル忍者安価で決めるで!!

実は一人は厳正なる>>1影の妄想で決めてあるんや!!

だから安価で増やすのは一人だけや!すまんな!


あとイサヤが女の子やったから安価は男の子固定でやらせてもらうで!!すまんな!!

班の上忍は誰になるんや

>>93
一応既存の上忍で考えてはあるで!!安価がいいってんなら考えるけどな!!


まずは既存の一族かオリジナルか↓2

なんて一族や?安価↓1~3で>>1影が気に入ったやつ!














お身体に触りますよぉおおおおおおおおおおおおお!!!!


―――――

―――――












やめろォ!!!!!!

厳正なる>>1影の気まぐれでヤタ一族に決めたで!!

コンマ判定70以上1回で血継限界獲得↓1~2

どんな血継限界や?あんまりヤバすぎるのはアカンで!!


安価↓1~5で気に入ったやつ

名はうちはサスケェ…嫌いなものならやめろォ!!好きなものは別にやめろォ!!

それから…やめろォ!!なんて言葉でやめろォ!!す気はないが

やめろォ!!はある!一族のやめろォ!!とあるやめろォ!!を必ず…


やめろォ!!ことだ

>>1影の独断と偏見によって千里眼に決定!!


【千里眼】
一度の発動で視界に捕らえた景色の数秒~数分先の未来を見ることができる



こんな感じでいくで!!ええな!!

次に能力決めるで!

コンマ↓1チャクラ量

コンマ↓2体力

コンマ↓3知力


ただし、血継限界持ちやから補正かけるかもわからん!!すまんな!!

麒麟とか1回しか使ってないじゃないですかぁああああああああああああああああああああああああ!!!!!

チャクラ量…51

体力…40

知力…68


こんな感じやね!!普通やなこの子…

最後に名前を決めたろか!!


安価↓1~3で>>1影が気に入ったやつ!


あと今日は更新ここまでな!!

厳正なる>>1影のえり好みでキズトに決定や!!


ヤタ・キズト

チャクラ量…51

体力…40

知力…68

血継限界…【千里眼】


例によって性格とかは>>1影が決めてくわ!

あと担当上忍は一応既存の上忍でやらせてもらうってことでええな!?


それじゃあお休みや!!無限月読の幻術の中で眠っていろ…

イサヤと木の葉丸って姉弟?

チャクラ量83がどれほどなのかイマイチわからないけど下忍と認められたばかりの子が影分身使ってピンピンしてるってことは相当なんだよな

知力68ってなってますけど、反転してません?
コンマを反転しないのなら86ではないでしょうか?

>>131
姉弟設定やで!!


>>132
そんなに具体的には考えてないんや…だらし無い>>1影ですまない…

とりあえずカカシ先生よりはチャクラ量はかなり上と見てくれや!!


>>133
>>1影のレスはいかなる安価コンマ判定では無視やで!!


それじゃあ始めるで!!


安価方法はボタンフックエントリーだ

――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ「…よし!準備オッケー!」


木の葉丸「あれ?イサヤねーちゃんどこ行くんだコレ?」


イサヤ「これから下忍の説明会よ、昨日ナルトが言ってたでしょ?」


木の葉丸「…あ、そうだったコレ!」


イサヤ(…また暴れるかな?)


木の葉丸「よーしィ!オレもめがね教師の授業がんばるぞコレ!!」


イサヤ「…!」


木の葉丸「オレもナルトの兄ちゃんに早く追いつかねーとな!コレ!」


イサヤ「……そうね!がんばんなさい!」


木の葉丸「おう!」


イサヤ「じゃ、行ってきまーす!」

――――――


ナルト「へへへへ」


イサヤ「なにニヤニヤしてんのよ、ナルト」


ナルト「あ、イサヤ!」


ナルト「なんかさ!なんかさ!今日から忍者だと思うと…オレってばワクワクしてさ!」


イサヤ「ま、気持ちはわかるけどね…隣、いい?」


ナルト「別にいいってばよ!」


イサヤ「ありがと」


突然やが安価や!!イサヤのモテ度は?安価下1

高いほどモテるで!!

ナルト「へへへへへへ」


イサヤ「あんた気持ちはわかるけどいい加減普通にしてなさいよ…気味悪いわよ?」


「ナルトこらぁ!!そこの席変われ!!」


「てめぇなんてうらやましい野郎だぁ!!」


「ぶっ殺す!!」


ナルト「なんでオレが席譲んなきゃなんねんだってばよ!!」


イサヤ「えーっと…私席変わろうか?」


「いやいや!イサヤちゃんはそのままでいいんだよ!!」


「むしろイサヤちゃんがいなきゃ意味が…」


イサヤ「???」


サクラ「ちょっと男子ども!そこどきなさい!」


ナルト(!サ…サクラちゃん!!)


イサヤ「あ、サクラおはよ」


サクラ「おはよーイサヤ!ちょっと向こう座りたいんだけど…」


イサヤ「別にいいけど…」


ナルト(も…もしかしてオレの隣に…)ドキドキ


サクラ「ナルトどけ!私はアンタの向こう側に座りたいのよ!」


ナルト「え?…はっ!!」クルッ


サスケ「……」

ナルト(こいつってばオレらの同期で人気No.1だった男!)


ナルト(うちはサスケ!)


サスケ「…なんだよ!」キッ


ナルト「てめーこそなんだよ!」


サクラ「サスケくぅん&a隣いい!?」ガッ


ナルト「グォ!!」


イサヤ「あはは…ん?」


ダンジ「……」


イサヤ「……なに?」


ダンジ「……フン」プイ


イサヤ「……?」


キズト「あ、イサヤちゃんおはよう~」


イサヤ「あらキズト、おはよ」


キズト「今日から忍者だね!僕ドキドキするよ!」


イサヤ「フフッ、そうね」


キズト「でも忍者ってやっぱり色々危ない目にも会うんだよね…」


キズト「もしいきなり任務で死んじゃったら……」アワワワワ


イサヤ「そ、そんなに心配しなくても大丈夫じゃない…?」

――――――――――

――――――――

――――――


イルカ「今日から君達はめでたく一人前の忍者になったわけだが…」


イルカ「しかしまだまだ新米の下忍!本当に大変なのはこれからだ!」


ナルト「……」プスプス


イサヤ(なんでちょっと目を離しただけでこんなになってんのよ…)


サクラ「フン!」


サスケ「……」イライラ


イルカ「えー…これからの君達には里から任務が与えられるわけだが…」


イルカ「今後は三人一組の班を作り…各班ごとに一人ずつ上忍の先生が付き」


イルカ「その先生の指導のもと任務をこなしていくことになる」

サスケ(三人一組か…足手まといが増えるだけだな)


サクラ(絶対!!サスケ君と同じ班になるわよ!!)


ナルト(まずサクラちゃんと…イサヤがいいかなぁ)


ナルト(とにかくサスケだけは無しだってばよ!)


イサヤ(三人一組…ヒルゼンじーちゃんも協力が大事って言ってたっけ…)


イサヤ(協力しやすい人と一緒がいいわね…ナルトとか)


男子s「「「「絶対イサヤちゃんと同じ班に…!!」」」」


イルカ「それじゃあ一班から名前言ってくぞー」

――――――――――

――――――――

――――――


イルカ「…次!第三班!」


イルカ「猿飛イサヤ!」


イサヤ「はいっ!」


イルカ「ヤタ・キズト!」


キズト「わっ!は、はいっ!」


イサヤ「よろしくね、キズト!」


キズト「う、うん!よろしく!」


イルカ「志村ダンジ!」


ダンジ「!?」


イルカ「以上!次、第四班!」


男子s「「「「ちくしょー!!」」」」


ナルト(イサヤは別の班か…)


ナルト(仕方ねー、この際サクラが一緒であとはサスケ以外なら誰でもいいや!)


ダンジ「……」ギリッ

――――――


イルカ「…次、第七班!」


イルカ「春野サクラ!…うずまきナルト!」


ナルト「やったーっ!!」


サクラ「……」ガク


イルカ「それと…うちはサスケ!」


ナルト「……」ガク


サクラ「しゃーんなろー!!」


イサヤ(ナルトの班はサクラとサスケか…ナルトにとっては複雑ね…)


イルカ「以上!次…」


ナルト「イルカ先生!!よりによって優秀なこのオレが!何でコイツと同じ班なんだってばよ!!」


ダンジ「オレも異議ありだ!なんでこの班なんだよ!!」


イサヤ「……むっ!」


キズト「あわわわわ…」


イルカ「…サスケは卒業生27名中一番の成績で卒業、ナルト…お前はドベ!」


イルカ「いいか!班の力を均等にするとしぜーんとこうなんだよ」


サスケ「フン…せいぜいオレの足引っ張ってくれるなよ…ドベ!」


ナルト「何だとォコラァ!!」


サクラ「いい加減にしなさいよナルト!!」

イルカ「……はぁ」


イルカ「そういうわけだから…こっちも各班のバランスを考えた上での班分けだ」


イルカ「だから納得してくれ、ダンジ」


ダンジ「……ちっ」ガタッ


イサヤ「…なんか感じ悪いわね…あいつ」


キズト「ふ、不安だ~…」


イルカ(…ま…どうにかやっていけそうかな!ナルトの奴も…)


イルカ「じゃ、みんな午後から上忍の先生達を紹介するから…それまで解散!」

――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ「ふぅ…第三班かぁ…」


イサヤ「うまくやっていけるかしら…?」


イサヤ「…ま、その前にお昼よね」


イサヤ(…誰と食べようかしら…やっぱりキズト?)


誰と食べる?第三班のメンツか第七班のメンツの中から選んでくれや!!

安価↓1

イサヤ(…ま、でもこっちはこっちで心配だし)


イサヤ「ナルト!」


ナルト「なんだってばよ?」


イサヤ「お昼、一緒に食べよ」


ナルト「おう!いいってばよ!」


男子s(ナルトの野郎ぉ~!!)


―――――


イサヤ「…でもよかったじゃない、サクラと同じ班になれて」


ナルト「そりゃサクラちゃんと同じ班になれたのはうれしいけどさ!」モグモグ


ナルト「でもさ!でもさ!もう一人がサスケなんてよォ!ついてねーってばよ!」


イサヤ「そりゃ思い通りには行かないわよ…私なんて班の一人に睨まれたりしてんのよ?」


ナルト「そういやあいつイサヤのことじっと睨んでたな…」


イサヤ「本当、これからうまくやっていけるのか…不安だわ」フー

ナルト「なーに!イサヤなら大丈夫だってばよ!」


イサヤ「…そうかしら?」


ナルト「おう!オレが保証するぜェ!」モグモグ


イサヤ「…フフッ、ありがと!」


ナルト「……やや!」


サスケ「……」モグモグ


イサヤ「…あら?サスケじゃない」


ナルト「…!いーこと思いついたってばよ!!」


ナルト「悪りィ!オレってばちょっとやること思い出したから!」タタタ


イサヤ「あっ!ちょっとナルト!」


イサヤ「もォ…あれ多分録なこと思いついてないわね…」


イサヤ「…ちょっと早いけど教室戻ってよっと…」スタスタ

――――――――――

――――――――

――――――


ナルト「ム~~…」キョロキョロ


サクラ「ナルト!じっとしときなさいよ!!」


ナルト「何でオレ達七班の先生こんなに来んのが遅せーんだってばよォ!!」


イサヤ「あんたたちだけじゃないわよ…」


キズト「僕たちの先生も遅れてるねー…」


サスケ「……」


ダンジ「……」


ガラガラガラ


ナルト「来たァ!!」


「えーっと…第三班の生徒たちはいますか?」ゴホッ


キズト「あ、はーい!僕たちです!」


イサヤ「それじゃああなたが…」


「えー…あなた達第三班の担当上忍です…」ゴホッゴホッ


サクラ(…なんか随分体調悪そうな先生ね…)


ナルト「なんだァ…オレ達の担当じゃねーのか」


「それではここで話すのもアレなんで…場所を移しましょう」ゴホッ


ダンジ「…その前に時間に遅れた釈明とかないんですか?」


「ああ…いえ、私実は朝弱くて…それでちょっと遅れてしまいましてね…」ゴホッゴホッ


キズト(朝って…もうお昼だよぉ…)


イサヤ(しかもちょっとどころじゃない…)


ダンジ「……ちっ」

――――――


「えー…それでは自己紹介でもしてもらいましょうか…」ゴホッ


キズト「ハイ!先生~!」


「…なんでしょう?」ゴホッ


キズト「その前に先生のこと教えてください!」


「私のことですか…」


ハヤテ「えー…名前は月光ハヤテ……終わり」ゴホッ


イサヤ「ちょっ…それだけですか?」


ハヤテ「私基本的に個人主義なんで…ちょうどいいんでじゃあ君から…」ゴホッ


イサヤ「わ、わかりました…」


イサヤ(なんかやりづらい先生だなぁ…)


イサヤ「えーっと、名前は猿飛イサヤです」


イサヤ「好きなものは…」


イサヤの好きなもの安価↓1


あんまり変なのには雷犂熱刀じゃ!!

イサヤ「…好きなものはこの木の葉隠れの里です!」


キズト「わぁ…」パチパチ


ダンジ「……フン」


ハヤテ「…はい、ありがとうございます…」ゴホッ


ハヤテ(さすがは三代目のお孫さんですね…)


ハヤテ「じゃあ次、君ね…」ゴホッ


ダンジ「…名は志村ダンジ」


ダンジ「好きなものは特になし…それと…」


ダンジ「夢…いや、野望はこれまでのどの火影よりも強い火影になることだ!」


イサヤ(これまでの…ヒルゼンじーちゃんよりもってことか…)


キズト(わぁ…すごいなぁ…)


ハヤテ「…はい、ありがとう…」ゴホッ


ハヤテ(…普通に聞けばいい台詞なんですけどね…)

ハヤテ「…はい、じゃあ最後君…」ゴホッゴホッ


キズト「は、はいっ!」


キズト「えっと…名前はヤタ・キズトです!えと…12歳です!」


キズト「好きなものは…えっと…えっと…」


キズトの好きなもの安価↓1


あまり変なのには億怒端数煩流奴じゃ!!

おでん

家族

ところで月光さん特別上忍のはずだけど昇格したの?

キズト「…あっ!焼肉Qの特上カルビです!」


キズト「あの肉の柔らかさと噛んだら口いっぱいに広がる肉の香りが最高で…そこに焼肉Q特製焼肉のタレと白いご飯が合わさればもうまさに宝石の……」ペラペラ


ハヤテ「あ、もうその辺で結構です…ありがとうございます」ゴホッ


ハヤテ(思ったよりも食に強い子ですね…)タラー


ハヤテ(見たところ…まだあの眼は開眼してないみたいですね…)


ハヤテ「はい、自己紹介ありがとうございました…」ゴホッゴホッ


ハヤテ「それでは…第三班は明日から任務を開始します…」ゴホッ


イサヤ「いきなり明日から…ですか?」


キズト「どんな任務なんだろ~」ドキドキ


ダンジ「……」


ハヤテ「最初の任務は…サバイバル演習です…」ドーン

>>162
oh…もう遅いってばさ…

まぁ今回はしゃーんなろーってことで!!


次から気をつけるわい


>>164
このSSでは上忍ってことで…色々考えたんだけどあんまいい忍者思いつかなかったんや…すまんな!!堪忍してくれ!!

イサヤ「サバイバル…」


キズト「演習…?」


ハヤテ「私相手の演習です…」ゴホッ


ダンジ「ちょっと待った、任務で演習ってのはどういうことだ?」


ハヤテ「えー…それについてですが…もちろんただの演習ではありません…」ゴホッ


イサヤ「…どういう演習なんですか?」


ハヤテ「この演習は君達が下忍としてやっていけるかどうかを見る…いわば最終試験みたいなものです…」ゴホッ


ダンジ「…!?」


キズト「最終試験~!?」


イサヤ「ちょっ…ちょっと待って!それじゃあアカデミーの卒業試験は…?」


ハヤテ「あれはあくまで下忍になる可能性のある者を選抜するだけですよ…?」ゴホッゴホッ


キズト「…そんなぁ~…僕アレでも大変だったのに~…」ガク

ダンジ「…その最終試験に落ちた者は?」


ハヤテ「えー…もちろんその場合は下忍になる資格無しということで…」


ハヤテ「アカデミーでもう一度勉強してきてもらうことになります…」ゴホッゴホッ


イサヤ「またアカデミーから…!」


ダンジ「…ちっ」


ハヤテ「それじゃあ詳しいことはこのプリントに書いてあるので…遅れないように…」ゴホッ


ハヤテ「…そうだ、朝ごはんは食べない方がいいですよ…?」ゴホッ


ハヤテ「多分、食べても意味がなくなると思うので…」ニヤリ


イサヤ「……!」ゾッ


キズト「あわわわわ…」ガクガク


ダンジ「……」


ハヤテ「それではまた明日…」ゴホッゴホッ


シュン!


キズト「どどどどうしよう~!!」


ダンジ「……フン!」スタスタ


イサヤ(冗談じゃないわ…絶対合格しなくちゃ…!)

今日はここまで!!


残念だがこれ以上はナンセンスだ…帰るぞ

始めるで!!


ここは定石通り土遁で地下からいくよ

――――――――――

――――――――

――――――


ハヤテ「えー…みなさんおはようございます」ゴホッ


イサヤ「…今日は遅刻しないんですね」


ハヤテ「私は誰かさんと違って遅刻癖があるわけではありませんから…」


イサヤ(…誰のこと?)


ダンジ「…それで?どういう演習をやるんだ?」


ハヤテ「えー…その前にみなさん、ちゃんと朝ごはん抜いてきましたか?」ゴホッ


キズト「抜いてきました!おかげでお腹が…」グゥ


イサヤ「私も…抜いてきました」グゥ


ダンジ「……」グゥ


ハヤテ「…はい、オッケーです」カチカチカチ


ハヤテ「…セット完了」


イサヤ「…えーっと、なにやってるんですか?」


ハヤテ「それを今から説明します…」ゴホッ

ハヤテ「えー、これからみなさんには…」


ハヤテ「あのタイマーが鳴るまでに私から鈴を奪ってもらいます」ゴホッ


ダンジ「……は?」


イサヤ「鈴…?」


キズト「わぁ…楽しそう…」キラキラ


ハヤテ「鈴は二つ…無事時間内に鈴を奪取できた方は無事合格…」


ハヤテ「お昼のお弁当をご馳走します…」ゴホッ


キズト「……あれ…二つ?」


ハヤテ「そうです…つまり一人は必然的にお昼抜き、そしてアカデミー送りとなります…」ゴホッ


イサヤ(朝ごはん抜いてこいって…そういうこと…)


キズト「そ、そんなぁ~…」


ハヤテ「えー…ちなみに手裏剣、クナイ等の使用も認めます…」


ハヤテ「とにかく…どんな手を使ってでも私から鈴を奪ってみてください…」ゴホッ


キズト「で、でもそれじゃあ先生が危ないんじゃ…」


ハヤテ「ああ…別に気にしないでください…」


ハヤテ「多分それでも取れないと思うので…」ゴホッ


イサヤ「…む」


ダンジ「…っ!」


キズト「あわわわわ…」

ダンジ「…取れないかどうか…」カチャ


イサヤ「!」


キズト「!」


ダンジ「試してみろ!!」シュシュシュ!!


キズト「ダンジ君いきなりィ~!?」


ハヤテ「……」フッ


イサヤ(!消え…)


ダンジ「!?」


ハヤテ「…まだスタートとは言ってないんですがね」トン


イサヤ(いつのまに…!?)


ダンジ(…っこれが上忍のスピード…!)


ハヤテ「…まぁ、本気にはなってくれたみたいなので…よしとしましょう」


ハヤテ「それじゃあ…スタートです」ゴホッ

―――――


ハヤテ「…みんなうまく隠れたみたいですね」ゴホッ


ハヤテ(さて…どう来ますかね…)



イサヤ(…さっきのスピード…)


イサヤ(多分真正面から行っても鈴は取れっこない…!)


イサヤ(…どうしようか)



どうやって鈴を取る?安価↓2

イサヤ(多分ダンジなら私が先生と争っている間に鈴を狙いに来る…)


イサヤ(それで先生は私とダンジに対応している隙に影分身の私で鈴を取りに行けば…)


イサヤ「…よし!」


イサヤ「影分身の術!」ボンッ



ハヤテ(…来ましたか)ピクッ


イサヤ「いくわよ先生!」ガサッ


ハヤテ「…まさか真正面からとは…」


イサヤ「やあっ!」ブンッ


ハヤテ「…」ヒョイ


イサヤ「っ…えい!」バッ


ハヤテ「…」ヒラリ


イサヤ「くっ…当たらない…」


ハヤテ「馬鹿正直にやっても取れませんよ…」ゴホッ


イサヤ(…こうして攻撃をしていればダンジが攻撃してくるはず…!)


ダンジ「……」

ガサガサッ


イサヤ(来たっ…!)ブンッ


ダンジ「……」タタタ


ハヤテ(…なるほど、このタイミングで…)ヒラリ


ダンジ「……」バババババ


ハヤテ(…っ!あの印は…!!)


ダンジ「風遁、真空波の術!!」ビュン


ハヤテ(まずい…っ!!)ガシッ


イサヤ「…えっ?」ゴォオオオ


ズバァン!

木片「」


ハヤテ「…っ危ない…」ザザザザ


イサヤ(えっ…?ハヤテ先生が私を抱えてる…??)


ダンジ「!」ダダッ


ハヤテ(っ!私の避ける方向をあらかじめ予想して…)


ダンジ(もらった!)ブンッ


ハヤテ(フー…)


シュン


イサヤ「きゃっ!」ドサッ


ダンジ(…消えたっ!?)


ハヤテ「志村うしろー…」ゴホッ


ダンジ「なっ…!?」


ハヤテ「忍者が何度も後ろを取られるのは感心しませんね…」カチャ


イサヤ「首元にクナイ…!」


ダンジ(さっきのスピードが全開じゃなかったのか…!!)

ハヤテ(とはいえ…アカデミーを出たばかりの子供があんな風遁を…)


ハヤテ(さすがは志村一族、優秀な子だ…しかし)フッ


ハヤテ「ダンジ君…さっきの風遁はイサヤさんも巻き込みかねない…」スタッ


ハヤテ「なぜあのタイミングであの術を…?」ゴホッ


ダンジ「あんたなら…そいつを連れて逃げると思っただけだ」


ハヤテ「…もし、そうしなかったら?」ゴホッ


ダンジ「…その時はその時だ」


イサヤ「なっ…!?」


ハヤテ(…フー…やれやれ…)

イサヤ「ちょっとダンジ!私がどうなろうと関係ないってこと!?」


ダンジ「…それならそれで先公に隙ができた」


イサヤ「なんですってー!?」


ダンジ「そもそも…お前だってオレを利用しようとしていただろーが」


イサヤ「…っ!」


ダンジ「先公に殴り掛かったかと思えばチラチラこっちのこと見やがって…」


ダンジ「大方オレの攻撃を待って混乱に乗じて鈴を奪うつもりだったんだろ」


イサヤ(うっ…見抜かれてる…)


ダンジ「だからオレも同じようにしただけだ…文句を言われる筋合いはねーよ」


イサヤ「うぅ…」


ハヤテ(はぁ…この子たちは本当に…)


ハヤテ(なんでこの二人を同じ班にしたのか…恨みますよ、火影様…)

ハヤテ「もしもし二人とも…」


ハヤテ「そろそろ演習を再開したいんですけど…いいですか?」ゴホッ


ダンジ「……ちっ…次は取る」ザッ


ハヤテ「……イサヤさん?」


イサヤ「……わかりました」ザッ




イサヤ(………)


コンマ判定↓1!

コンマ40以上…ダンジの言う通りね…

コンマそれ以外…ダンジの奴ぅうう!!

イサヤ(ダンジの奴ぅうう!!)


イサヤ(なによなによあの言い方!!あんなムカつく奴初めてだわ!!)


イサヤ(こうなったら私一人で鈴を奪ってみせる…!!)


――――――――――

――――――――

――――――


キズト「やーっ!!」ダダダダ


ハヤテ「…」ヒョイ


キズト「うわぁーっ!!」ズザザザ


ハヤテ「あのですね…突っ込むだけじゃ意味ないでしょう…」ゴホッ


キズト「いたたた…」


ジリリリリリリリ!!


キズト「あっ…!」


ハヤテ「…どうやら時間のようですね」ゴホッ


ハヤテ「…みなさん!出てきてください!」


ザザッ


ダンジ「…ちっ…時間切れか…」


イサヤ「っ…取れなかった…」


キズト「うぅ…これじゃやっぱり…」


ハヤテ「えー…それではこの演習についてですが…」

ハヤテ「あなたたちはアカデミーに戻る必要はなさそうですね」


イサヤ「えっ…?」


キズト「それじゃあ…!」パァアアア


ダンジ「……」


ハヤテ「…はい、みなさん忍者をやめてください」ゴホッ


イサヤ「!?」


キズト「え…?」


ダンジ「…なにィ!?」


ハヤテ「……」


イサヤ「ちょっと待ってください!」


イサヤ「なんで忍者をやめろって言われるんですか!?」


キズト「そうだよ!鈴は取れなかったけど…僕たちがんばったじゃないですか!」アワワワワ


ハヤテ「…がんばった、ですか」ゴホッ


ハヤテ「ならなおのこと…あなたたちを忍者にするわけにはいきませんね」


ダンジ「…どういうことだ?」


ダンジ「他の二人はともかく…オレは何度か鈴を奪いかけた」


イサヤ「むっ!」

ハヤテ「…そうですね…たしかに君は今回鈴に一番近かったでしょう…」


イサヤ「……む~」


キズト「たしかに…ダンジ君は惜しかったよね…」


ダンジ「…なら」


ハヤテ「…君、忍者をナメてませんか?」ギロッ


ダンジ「!?」ビクッ


イサヤ(な…なんて殺気…!?)ビリビリ


キズト「あわわわわ…」ブクブクブク


ハヤテ「…たしかに君は優秀です…」スッ


ハヤテ「しかしあくまでそれはアカデミー生としては、です」


ハヤテ「世の中君の力なんて箸にも棒にもかからない実力を持った忍者なんていくらでもいるんですよ」


ダンジ「……ちっ」


ハヤテ「それを君は自惚れて個人技に走って…」


ハヤテ「挙げ句同じ班員を巻き添えにまでしようとした」


ハヤテ「この演習の意図をまるで理解できてません」

イサヤ「この演習の…意図?」


ハヤテ「そうです…」ゴホッ


キズト「それってなんなんですか…?」


ハヤテ「…私がこの演習で見たかったのは…あなたたちのチームワークです」


ダンジ「…チームワークだとォ!?」


キズト「えっ…でもでも!鈴は二つしかないんだから…チームワークなんて言われても…」アタフタ


ハヤテ「たしかにそう…しかしそれはこちらがあなたたちのチームワークを乱すためのものです」


ハヤテ「そんな状況でも、あなたたちが己の利害に関係なく協力できるかどうかを見るための…」ゴホッ


ハヤテ「それを…ダンジ君はさっき言った通りの個人プレー」


ダンジ「……っ」


ハヤテ「イサヤさんはカッとなって周りを見ず、ただただ暴走するだけ…」


イサヤ「うぅ…」


ハヤテ「キズト君は二人に遠慮して完全に傍観者…まぁ、最後は取りに来ましたが…」


キズト「ご、ごめんなさい…」シュン

ハヤテ「たしかに優れた能力は必要ですが…それ以上に忍に必要なのはチームワークです」


ハヤテ「そもそもそのために四人一組で行動しているんですからね」ゴホッ


ハヤテ「チームワークを乱す個人プレーはそれだけでチームを危機に陥れます…」


ハヤテ「そんなこともわからないあなたたちを…私は忍者にするわけにはいきません」ゴホッ


イサヤ「……」


キズト「……」


ダンジ「……」


ハヤテ「…というわけで演習は終了」


ハヤテ「みなさんは明日から一般市民としての生活をがんばってください」ゴホッ


イサヤ「ま、待ってください!」

ハヤテ「……なにか?」


イサヤ「もう一度…もう一度だけチャンスをください!」


ハヤテ「……」


キズト「ぼ、僕も…お願いします!」


ダンジ「……お願いします」


ハヤテ「………いいでしょう」ゴホッ


ハヤテ「では午後からもう一度…鈴取りを始めます」


イサヤ「先生…!」


ハヤテ「ただし!午後からは今度は私も本気でやりますので…そのつもりで」


ハヤテ「それと…代わりにイサヤさんはお昼抜きの上にそこの丸太に縛り付けます」


ハヤテ「二人とも、イサヤさんの縄を解くこともお昼を与えることも禁止します」


ハヤテ「破ればもちろん…演習は中止ですので」ゴホッ


キズト「そんな…縛られるなら僕が…!」


イサヤ「いいの!キズト!」


キズト「……イサヤちゃん」


イサヤ「…元はと言えば私が最初にダンジを利用しようとしたのが間違いだったんだから」


イサヤ「これでいいのよ」


ダンジ「……」

――――――――――

――――――――

――――――


ダンジ「……」モグモグ


キズト「イサヤちゃん…」


イサヤ「大丈夫!それよりキズトもダンジもしっかり食べときなさいよ!」


イサヤ「午後からはみんなて鈴を取りに行くんだから…!!」グゥ-


キズト「……」


イサヤ「……だ、大丈夫大丈夫…アハハ…」


イサヤ(…は、恥ずかしい…///)


ダンジ「……食え」スッ


イサヤ「え…?」


キズト「ダ、ダンジ君!?」


イサヤ「ちょっ…ちょっとダンジ!なにやってんのよ!」


イサヤ「私に食べさせたら中止にするって先生が…」


ダンジ「今は先公の気配はない…」


ダンジ「それに…空腹で足引っ張られたらたまったもんじゃねーからな」


イサヤ「ダンジ…」


キズト「…うん!イサヤちゃん!僕のも!」


イサヤ「キズト……二人とも…ありがとう!」

ハヤテ「お昼を与えたら…演習は中止と言ったはずでしたが…」ボンッ


イサヤ「!?」


キズト「あわわわわ…」


ダンジ「ちっ…!!」


ハヤテ「これは…仕方ないですよね…」シャキン


イサヤ「刀…!?」


ダンジ「イサヤ!!」


キズト「イサヤちゃん!!」


イサヤ(切られる…!!)


スパァン!


イサヤ「…………あれ?」


ダンジ「……!?」


キズト「切ったのは…縄だけ……?」


ハヤテ「……」ニコッ


ハヤテ「演習終了…第三班、合格です」チャキン


イサヤ「…合格…!?」


ダンジ「…どういうことだ?」


ハヤテ「…あそこまで説明して、まだ協力する意図を見せなければ即終了するつもりでした」


ハヤテ「しかしあなたたちは私の言い付けを破ってまでチームワークを優先した…」


ハヤテ「…落第寸前の滑り込みですが、あなたたちは見事私の問題に正解してくれたということです」


キズト「…先生…」ウルウル

ハヤテ「あなたたち第三班はまだ始まったばかりです…」


ハヤテ「落第寸前のチームワークでも、これから高めていけばいい…」


ハヤテ「少なくともそうできるだけの可能性を、あなたたちは示してくれました」ニコッ


イサヤ「……あはっ」


ダンジ「……フン」


ハヤテ「それでは全員合格に伴い…第三班は明日より任務開始です」ゴホッ


ハヤテ「みなさんしっかり今日の疲れを取ってくださいね」


「「「はいっ!!」」」


ハヤテ「それでは…解散」ゴホッ

――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ「ただいま!ヒルゼンじーちゃん!」


三代目「おお、イサヤ、帰ったか」


イサヤ「私ね私ね!ちゃんと合格してきたよ!」


三代目「ハヤテから聞いておるよ…まぁギリギリじゃったみたいだがのぉ」


イサヤ「うっ…えへへ…」


三代目「…とにかく、今日教わったことを忘れずに明日からがんばるんじゃぞ」


イサヤ「うんっ!」


三代目(…始めはどうなるかとちと不安じゃったが…)


三代目(どうやら心配ないようじゃの…)


イサヤ「明日から…忍者…!!」


イサヤ(がんばらないと…!チームワークで!)

今日はここまで!!


今…名無し君を刺せば全て終わる…!!

原作のまんまじゃん
これならオリキャラでする必要性が無い

>>7

>>203
ぐうの音もでませんわ……すまんな!!


>>209
つまり…どういうことだってばよ?


始めるで!!


名無しの力を取り込んでから傷の治りが早い…

――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ「うぅぅぅ…!!」ググググ


キズト「うぐぐぐぐ…!!」ググググ


ダンジ「……っ!!」ググググ


ハヤテ「はい、みなさんがんばってくださいね…」


ハヤテ「これが最後の一本ですから」ゴホッ


ズボッ!!


イサヤ「きゃっ!」ドサッ


キズト「うわぁ!」ドサッ


ダンジ「…終わったぞ」


「いやぁご苦労さん!」


「この歳になるとイモ掘り一つでもきつくてのォ!」


ハヤテ「…これで全部ですね」


ハヤテ「えー…これにてイモ掘り任務終了です」


ハヤテ「さ、帰りますよ」ゴホッ


キズト「終わった~もう泥だらけだよ~」


イサヤ「…フフッ、キズト鼻の下にもついてるわよ?」


キズト「わわっ!」


ダンジ「……」

――――――――――

――――――――

――――――


ハヤテ「それじゃあこのまま任務報告に向かいましょうか…」ゴホッ


キズト「次はどんな任務なのかな…」ワクワク


ダンジ「…さぁな」



カカシ「ん?」


ナルト「あっ!イサヤじゃん!」


イサヤ「あら、ナルト…それに第七班も」


サクラ「やっほーイサヤ!」


サスケ「……」


カカシ「やーハヤテ、そっちは任務帰りか?」


ハヤテ「そうですよ…そっちはこれから任務ですか?」ゴホッ


ナルト「にししし…!オレたちってばこれからCランク任務なんだ!」


キズト「わぁ~すごいね~!」

イサヤ「Cランクって…私たちがやってきた任務より上じゃない」


ナルト「そうそう!これからこのオッサンの…」


カカシ「あんまり任務を他人に話すんじゃないよ、まったく…」


カカシ「ほら、いくぞ」スタスタ


サクラ「はいっ!またねイサヤ!」スタスタ


サスケ「……フン」スタスタ


ナルト「あっ!待ってくれってばよ!イサヤ、またな!」タタタ


キズト「行ってらっしゃ~い!」


イサヤ「…そっかぁ…ナルトたちはCランク任務かぁ…」チラッ


ダンジ「……」チラッ


ハヤテ(…二つの視線を感じますね…)ゴホッ

―――――


三代目「うむ、任務ご苦労じゃったな」


三代目「さて、第三班の次の任務は……」


イサヤ「……」


駄々をこねる?こねない?安価↓2

イサヤ(…まぁ変に意地張ってもしょうがないし…)


イサヤ(私たちは私たちのペースでやればいいわよね)


三代目「それじゃあ…老中様のぼっちゃんの子守りをお願いしようかの」


ハヤテ「はい、了解です…」ゴホッ


キズト「子守りかぁ…」


ダンジ「…ちっ」


ハヤテ(フー…二人が思ったより大人で助かりましたね…)


ハヤテ「それじゃあ第三班、出発しますか…」ゴホッ

―数日後


ハヤテ「えー…みなさんおはようございます」ゴホッ


イサヤ「おはようございまーす」


キズト「う~ん…」ムニャムニャ


ダンジ「…それで?今日の任務は?」イライラ


ハヤテ「いえ、今日は任務ではありません…」ゴホッ


ハヤテ「今日はみなさんにあることをしてもらいます」


イサヤ「……あること?」


ハヤテ「はい…」ゴホッ

―――――


ハヤテ「今日はみなさんに鬼ごっこをしてもらいます」ゴホッ


イサヤ「…鬼ごっこ?」


ハヤテ「はい、鬼ごっこです」


キズト「あの~…鬼ごっこって…あの…?」


ダンジ「…鬼ごっこだとォ!?」


ハヤテ「はい、鬼ごっこです」ゴホッ


ハヤテ「鬼はあなたたち三人…今日の夕方までに私を捕まえてください」ゴホッ


ハヤテ「あまり簡単な任務ばかりでみなさんもモヤモヤしてきてるでしょうし…」


ハヤテ「ここらで息抜きでもと思いましてね…」ゴホッ


ダンジ「ふざけるな!!だったらまだ任務でもやってた方がマシだ!!」


イサヤ「ちょっ…ダンジ!落ち着きなさいよ!」


ダンジ「他の奴らはどんどんCランク任務やってんのに…」


ダンジ「オレたちはいつまでたってもしょぼい任務ばっかりじゃねーか!」


ハヤテ「……」

イサヤ「まぁ…それはそうだけど…」


キズト「ダンジ君怖いよぉ…」アワワワワ


ダンジ「それを…鬼ごっこなんてやってられるか!!」


ハヤテ「…ではこうしましょう」ゴホッ


ハヤテ「今日中に私を捕まえることができたら…CランクでもSランクでも任務をやってもらいましょう」


イサヤ「!?」


ダンジ「なにィ…!?」


ハヤテ「…どうです?これならモチベーションも上がるでしょう?」ゴホッ


ダンジ「…その言葉、忘れんなよ?」


ハヤテ「ええ、もちろんです」ゴホッ

―――――


ハヤテ「範囲はこの演習場の中、私の身体にタッチできたらそれでオッケーです」ゴホッ


ダンジ「……絶対捕まえてやる…!!」


キズト「タッチ…だけなら…」


イサヤ(…先生、どういうつもりなのかしら…?)


ハヤテ「それでは…スタート」ボンッ


ダンジ「どこに行きやがった…!!」


キズト「あ…あそこ!」


イサヤ「なっ…!!」


ハヤテ「ここですよー…」ゴホッ


キズト「あんな高い木の上に…!?」


ダンジ「くそっ!」ダダダダ


イサヤ「ちょっとダンジ!どうするつもり!?」


ダンジ「登るんだよ!」ヨジヨジ


イサヤ「あんなところじゃ登る前に逃げられるわよ!」


ダンジ「うるせー!!」ヨジヨジ

ハヤテ「…登ってきましたか」


ハヤテ「さて…」ブゥン


イサヤ「なっ…!?」


ハヤテ「……」テクテク


キズト「木に逆さまにぶら下がって…歩いてる…」アワワワワ


ダンジ「なにぃ!?」


ハヤテ「さて、ダンジ君…それで追いつきますかね?」


ダンジ「ぐっ…!」


イサヤ「あんなの普通に登ってたんじゃ追いつきっこないわ…!」

ハヤテ「さてと…」ヒョイ


イサヤ「別の木に移った!」


キズト「ダンジ君ー!別の木に移ったよー!」


ダンジ「ぐっ…!わかってる!!」バッ


ハヤテ「っ」ピョン


イサヤ「あ、また移ったわね」


キズト「ダンジ君ー!また移ったよー!」


ダンジ「わ、わかって…」


ハヤテ「…」ピョン


イサヤ「あ、また移った…」


キズト「ダンジ君ー!また移っ…」


ダンジ「てめーらおちょくってんのか!?」

―――――


ダンジ「ぜぇぜぇ…」


ハヤテ「もう終わりですか…?」ゴホッ


ダンジ「くそっ…」ハァハァ


イサヤ「でもあんな高いところにいたんじゃ…普通にやったら届かないわね」


キズト「手裏剣もあの高さじゃ届かないし…」ウーン


イサヤ「……」


コンマ判定40以上でイサヤがなにか思いつく↓1

イサヤ(…そうだわ!)


イサヤ「…ダンジ」


ダンジ「あ?」ハァハァ


キズト「イサヤちゃん、どうかしたの?」


イサヤ「…あんた確か風遁使えたよね?」


ダンジ「使えるがそれがなんだ!?」ハァハァ


イサヤ「…この前の演習とは違うってとこを先生に見せてやりましょう!」


ダンジ「…?」


キズト「それって……」


イサヤ「そう、私たちの…チームワークをよ!」


イサヤ「みんな、集まって」

―――――


ハヤテ(なにやら話し込んでるみたいですね…)


ハヤテ(さて…どうするのやら…)ゴホッ


イサヤ「いいわねキズト、ダンジ!」


キズト「任せて!!」


ダンジ「お前こそ失敗するなよ猿飛!!」


ハヤテ「来ますか…!」ゴホッ


キズト「うりゃ!!」シュシュシュ


ハヤテ(手裏剣…?しかしキズト君の技術じゃまだこの高さまでは…)


キズト「ダンジ君!お願い!」


ダンジ「フン!」バババババ


ダンジ「風遁・烈風掌!!」ブワッ


ヒュンヒュンヒュン!!


ハヤテ「なっ…!?」ビュンビュンビュン


ハヤテ(っ!バランスが…!)ヒューン


ダンジ「今だ猿飛!キズト!」


キズト「行って!イサヤちゃん!」


イサヤ「お願い!キズト!」タタタ


キズト「うりゃあ!!」ガッ


イサヤ「いけーっ!!」ビュン


ハヤテ(イサヤさんがキズト君を踏み台にして大ジャンプ…!!)


イサヤ(空中なら身動きが取れないはず!これなら…!)


イサヤ「ターッチ!!」

スカッ


イサヤ「……あれ?」


ハヤテ「フー…危ない…」


イサヤ「なっ…!?」


イサヤ(落下中に木にへばり付いて…!?)


キズト「イサヤちゃん危なーいっ!!」


イサヤ「きゃああああっ!!」


イサヤ(落ちる…!!)ギュッ


ハヤテ「おっと」シュッ


イサヤ「きゃっ!」ゴンッ


キズト「あ…先生がクナイでイサヤちゃんの服を木に…」ホッ


イサヤ(た、助かった…)ブラーン

ハヤテ「今のは惜しかったですね…」ゴホッ


ハヤテ「キズト君の投げた手裏剣をダンジ君の風遁で私のところに届かせ…」


ハヤテ「バランスを崩して落下する私目掛けて大ジャンプ…」


ハヤテ「なかなか見事なチームワークでしたよ…」ゴホッ


キズト「えへへ~…」テレテレ


ダンジ「…触れなきゃ意味ねーけどな」


イサヤ「あとちょっとだったのに…っと!」ドサッ


ハヤテ「いえいえ…あの演習からちゃんと成長してくれてるみたいで…」


ハヤテ「先生はうれしいですよ…」ゴホッ


ハヤテ「…とはいえ、私を捕まえられなかったのは事実」


ハヤテ「まだまだ演習は続行ですよ」ゴホッ


イサヤ「よーし、今度こそ捕まえるわよ!キズト、ダンジ!」


キズト「うん~!」


ダンジ「言われなくてもやってやる」


ハヤテ(…どうやら落第寸前の評価は撤回しなければなりませんね)


ハヤテ(なかなかいいチームじゃないですか…)ニコッ

――――――――――

――――――――

――――――


ハヤテ「…はい、時間切れです」


イサヤ「…時間切れ…?」ハァハァ


キズト「もう動けないよ~…」ハァハァ


ダンジ「くそっ…!」ハァハァ


ハヤテ「えー…それでは今日の演習はここまで」


ハヤテ「残念ながら捕まえることはできませんでしたね」ゴホッ


イサヤ(結局あの後木から降りてはきたけど…全然捕まらなかった…)ハァハァ


ハヤテ「…ところでみなさん、私が木に登っていたときのことを覚えてますか?」ゴホッ


キズト「そういえば先生…まるで木に張り付いてるみたいだったよね…」ハァハァ


ハヤテ「その通りです…実は今回の演習の目的の一つはあれを見せることでした…」ゴホッ


ダンジ「…?」ハァハァ

ハヤテ「あれは自分の足の裏にチャクラをため、木に吸着することでできるようになります…」ゴホッ


キズト「へぇ~…」


ダンジ「…で?それを見せてどうしようってんだ?」


ハヤテ「みなさん全員にあれをできるようにしてもらいます」


キズト「えぇ!?」


ハヤテ「これから任務の合間にここを使って特訓してもらいますので…」ゴホッ


イサヤ(たしかに…私たちもあれができれば木に登ってた時点で先生にタッチできたもんね…)


ハヤテ「もちろん高所での活動をよりしやすくなるのもありますが…」


ハヤテ「この特訓の本題は別にあります…」ゴホッ


イサヤ「別…?」

ハヤテ「それは…あなたたちにチャクラの正確なコントロールと持続力を持ってもらうことです」ゴホッ


イサヤ「コントロールと…」


ダンジ「持続力…」


ハヤテ「これが当たり前にできるようになれば…」


ハヤテ「あなたたちの忍としての力量は格段に上がるでしょう…」ゴホッ


キズト「わぁ~…!」キラキラ


ハヤテ「どうです?任務よりも魅力的な特訓でしょう?」


イサヤ「…やります!」


キズト「僕も!」


ダンジ「ちっ…仕方ねー…やるぜ」


ハヤテ「それでは明日から特訓、始めますね」ゴホッ


ハヤテ(フー…これでしばらくは暴れられる心配はないでしょう…)


ハヤテ「それでは、解散です…」ゴホッ

今日はここまで!!


>>1秘技危機一発…終演!

始めるで!!


新レスでいっきに終わらせてやる!!

――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ「はぁああああっ!!」ダダダダダダ


イサヤ「っ!」ガッ


イサヤ「……やった!記録更新!」ズザザザ


ダンジ「…っ!」ガッ


ダンジ「……くそっ!」ズザザザ


ダンジ(猿飛のが少し高ぇ…!)


ダンジ「…負けるか…!」


ハヤテ(Dランク任務の合間にこの特訓を始めて数日…)


ハヤテ(イサヤさんとダンジ君はかなり距離を伸ばしたみたいですね…)


ハヤテ(…一方で)


キズト「やぁああああっ!!」ダダダ


キズト「うわわっ…」グラッ


キズト「っ!」ガッ


キズト「はぁ…はぁ…」ズザザザ


ハヤテ(二人に比べてキズト君は苦戦しているみたいですね…)


ハヤテ「…それまで、今日はこの辺で終わりにしましょう」ゴホッ

―――――


ハヤテ『今日の午後はオフにします』ゴホッ


ハヤテ『みなさん任務に特訓にと少し疲れ気味のようですからね』


ハヤテ『時には身体を休めることも忍には必要なことですよ…』ゴホッ



――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ「なんて言われたけど…どうしよう?」


イサヤ「ナルトたちはまだ任務から帰ってないみたいだし…」


イサヤ「ダンジもキズトもどっか行っちゃうし…」


イサヤ「…仕方ない、少しぶらぶらしてみよ」


イサヤが誰かに遭遇安価↓2


第七班以外の木の葉にいる奴で頼むで!!

第九、肛門…開ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!


ストロベリーパフュームぅううううううううううううううううううううううう!!

―――――


イサヤ「うーん…ただなんとなく歩いてもなにもないか…」


イサヤ「……あら?」


ヒナタ「……はぁ」トボトボ


イサヤ「ヒ~ナ~タ!」ポンッ


ヒナタ「きゃっ!」ビクッ


イサヤ「フフッ、ビックリした?」


ヒナタ「あ…イサヤちゃん…」


イサヤ「なんだか久しぶりね!調子はどう?」


ヒナタ「う…うん……まぁまぁ…かな…?」


イサヤ「…その割には元気なさそうだけど…」


イサヤ「ひょっとして…任務でなんかあった?」


ヒナタ「う…」ギクッ


イサヤ「図星かぁ…」

―――――


ヒナタ「実は…今日も任務でみんなの足を引っ張っちゃって…」


イサヤ「ふーん…たしかヒナタの班ってキバとシノの班だったよね?」


イサヤ「どうせキバ辺りがまたなにか言ったんでしょ…気にしない方がいいわよ?」


ヒナタ「…でもキバ君の言うこと、本当だから…」


ヒナタ「私…いつも任務で出遅れちゃって…みんなに迷惑かけちゃって…」


ヒナタ「……私って本当ダメだから…いつも足手まといで…」


ヒナタ「…やっぱり私なんか…」


イサヤ「ストップ!」


イサヤ「ヒナタ…もう少し自信持ちなさいよ」

ヒナタ「でも…」


イサヤ「…私の友達…っていうかナルトのことなんだけど」


ヒナタ「…ナルト君」


イサヤ「あいつは…周りから落ちこぼれって言われ続けてきたけど」


イサヤ「いつだって自信満々な顔しているじゃない?」


ヒナタ「…うん」


イサヤ「失敗してもめげずにいつも立ち向かって…落ち込んでるそぶりも見せないでいつも突っ走る…」


イサヤ「ヒナタはそんなナルトをずっと見てきたんでしょ?」


ヒナタ「え…えぇ!?」


イサヤ「フフッ、バレバレよ!」

イサヤ「だからさ…まぁ、あいつほどとは言わないけどさ」


イサヤ「少しは見習ってみてもいいんじゃない?」


ヒナタ「……うん」


ヒナタ「ありがとうイサヤちゃん…もう少し自信を持ってみる」


イサヤ「よし!」


ヒナタ「あ…もうこんな時間…」


イサヤ「あ…本当だ…もう日が暮れかけてる…」


イサヤ「そろそろ帰らないと…」


イサヤ「それじゃヒナタ!また今度ね!」タタタ


ヒナタ「……あ、あの!イサヤちゃん!」


イサヤ「なにー?」クルッ


ヒナタ「イサヤちゃんは……ナルト君のこと…」モジモジ


イサヤ「えー?聞こえないよー?」


ヒナタ「…う、ううん!なんでもない!」


ヒナタ「…またね、イサヤちゃん!」


イサヤ「うーん!またねー!」タタタ


ヒナタ「……」


ヒナタ「…帰ろう」

今日はここまでや!!短くてすまんな!!


だらし無い>>1影ですまない…

始めるで!!


ちょうどいい…オレのレスも時間がかかる…

――――――――――

――――――――

――――――


イサヤ「はぁ…はぁ…」ハァハァ


キズト「…えへへ~」ハァハァ


ダンジ「……へっ!」ハァハァ


キズト「やった~!!頂上まで登り切った~!!」


ハヤテ「…えー…それではみなさん降りて来てください」ゴホッ


ハヤテ(およそ2週間…みなさん思ったよりも早く達成しましたね)


ザザザッ!


ハヤテ「えー…みなさんひとまずおめでとうございます」ゴホッ


ハヤテ「これでみなさんは忍としての基礎をマスターしたわけですが…」


ダンジ「そんなことより…特訓の成果を試させてくれよ」


キズト「…!」


ダンジ「鬼ごっこだろうが鈴取りだろうがよ…!」


イサヤ(ダンジってば…鬼ごっこでからかわれたのいつまで根に持ってんのよ…)

ハヤテ「そうですね…まぁそうしてもいいんですけど…」


ハヤテ「せっかくだからそれはまた今度…実戦で試してもらいましょう…」ゴホッ


イサヤ「実戦…?」


キズト「それって…?」


ハヤテ「…まぁ、近いうちにわかりますよ」ゴホッ


ハヤテ「さ、明日からまた任務漬けの日々ですよ…」


ハヤテ「明日からはCランク任務にもついてもらいますからね」ゴホッ


ダンジ「…やっとかよ」


キズト「Cランク任務かぁ…し、死んだりしないよね…?」


イサヤ「心配しすぎよキズト…」


ハヤテ「…では、今日はこれにて解散」ゴホッ

突然やけど安価や!!


この後の展開は…


1中忍試験

2オリジナル任務


どっちがええ?ちなみに任務やとオリキャラ(多分ほぼモブ)が出るけど


安価↓1~5で多数決や!!

――――――――――

――――――――

――――――


三代目「さて…それでは第三班の次の任務は…」


イサヤ「……」


三代目(…ホッホッ…なかなかいい面構えになったの…)


三代目「…よし、Cランク任務をやってもらおうかの」


イサヤ(…来た!)


キズト(うぅ…不安だ…)


ダンジ(…ようやくまともな任務ができる…)


三代目「お前たちにやってもらうのは要人警護任務だ」


イサヤ「それで…一体誰を護衛するんですか?」


三代目「今から紹介する…入ってくだされ」

ヒザマル「……」


イサヤ(…誰かしら?)


三代目「この方はヒザマル殿と言って鍛冶職人じゃ」


ダンジ「鍛冶職人…?」


キズト「ってことは…刀とかを造ってるんですか?」


三代目「いや、彼が打っておるのは農具や調理器具の類じゃよ」


ダンジ(…ようするにただの一般人か)


三代目「今回の任務は彼を故郷の村まで送り届けることじゃ」


三代目「詳細はこの資料に書いてある…頼んだぞ」


ハヤテ「了解しました」ゴホッ


ヒザマル「…よろしくお願いします」


キズト「よ、よろしくお願いします~…」


ダンジ「オレたちがお願いしてどうすんだよバカ」


イサヤ(護衛任務…か…)

やっべちょっと抜けてた!!

書き直すから待っててくれや!!

>>269訂正


ヒザマル「……」


イサヤ(…誰かしら?)


三代目「この方はヒザマル殿と言って鍛冶職人をやっておる」


ダンジ「鍛冶職人…?」


キズト「ってことは…刀とか造っているんですか?」


三代目「いや、彼が打っておるのは農具や調理器具の類じゃよ」


ダンジ(…ようするにただの一般人か)


三代目「お前たちにはヒザマル殿を村まで送り届け、彼の村の村長就任の式典までの期間護衛を任せる」


三代目「詳細はこの資料に書いてある…頼んだぞ」


ハヤテ「了解しました」ゴホッ


ヒザマル「…よろしくお願いします」


キズト「よ、よろしくお願いします~」


ダンジ「オレたちがお願いしてどうすんだよバカ」


イサヤ(…護衛任務…か)

―――――


ハヤテ「それでは出発しましょうか…」ゴホッ


イサヤ「って私たちはどこに向かうんですか?」


ハヤテ「ヒザマルさんの村は草隠れの外れにありますからね…」


ハヤテ「ひとまず火の国を出ることになります」ゴホッ


キズト「草隠れ…たしかそこって忍者がいるんじゃ…」アワワワワ


ハヤテ「ええ…確かに隠れ里はありますよ」


ダンジ「…ってことは忍と戦うってことか?」


ハヤテ「いえ…あくまでも護衛の対象は山賊など金品目的の輩から…ですね?」


ヒザマル「はい…」


ハヤテ「まぁそういうわけですから…忍者と戦闘になることはないと思ってていいですよ」ゴホッ


ダンジ「…ちっ」

―――――


イサヤ「ところで…その村長就任の式典ってなんなんですか?」


ヒザマル「私の村では代々村で最も優れた鍛冶職人が村長に選ばれるんです」


ヒザマル「一応、私はその候補に選ばれてはいるのですが…」


キズト「へぇ~…ヒザマルさんってすごい人なんだね~!」


ヒザマル「いえ…私なんてまだまだ…」


イサヤ「…でもその式典まで護衛をするって…」


ヒザマル「…どうやら私が村長に就任するのを反対している村人がいまして…」


ヒザマル「私が木の葉から戻るこの時を狙っているようなのです…」


ハヤテ「…そうみたいですね」ゴホッ


イサヤ「!?」


ヒザマル「!?」

ゾロゾロ


「へへへへへ……」


「そういうわけだからよ…その兄ちゃんの命もらいに来たぜ…」


「ついでに荷物もな!!」


イサヤ「こいつらが…!」


キズト「あわわわわ…」


ダンジ(数は…10…いや、15か…)


ハヤテ(おそらくさっきの話の方々が雇った山賊…ってところですかね?)


ハヤテ「…みなさん、ちょうどいい機会です」


ハヤテ「せっかくなので彼らで試させてもらいましょう」ゴホッ


イサヤ「……!」


キズト「!」


ダンジ「……へっ!」


ハヤテ「…存分に暴れてきてください」ニコッ

「なにゴチャゴチャくっちゃべってんだコラァ!!」ダダダダ


「さっさと死にやがれぇ!!」ダダダダ


ダンジ「…!」


キズト「大丈夫…大丈夫…」ブツブツ


イサヤ(よーし…)スッ


イサヤ「影分身の術!!」ボボボン


「なにィ!?」


「増えやがった!!」


分身イサヤ「「「はぁ!」」」


「うがぁ!」ドカッ


「ぐあっ!こいつら…!」バキッ


ダンジ「……」ブゥン


「うぉおおお!!」ブンッ


ダンジ「っ!」シュン


「なっ…消えた…!?」


ダンジ「上だ!」シュッシュッ


「ぐぁあああ!!」グサッ


「いてぇ…!!いてぇ…!!」


ダンジ「フン…」スタッ

「死ねコラァ!!」キラーン


ヒザマル(…っ!!これは…!!)


キズト「危ないヒザマルさん!!」ドカッ


「ぐぉおおおっ!!」ズザザザ


イサヤ「ナイスキズト!」


キズト「えへへへ…」


「このクソガキ共がぁ…!!」キラーン


イサヤ「!!キズト、後ろ!!」


キズト「えっ……」


「死ねぇえ…ぐはっ!!」ドカッ


ハヤテ「油断大敵ですよキズト君…」ゴホッ


キズト「せ、先生…」ウルウル


ヒザマル「……」


ハヤテ「……」


イサヤ「ホッ……さっ!さっさと片付けちゃいましょう!!」


「こいつら…強すぎる!!」


「忍者なんて…話が違うじゃねーか!!」

――――――――――

――――――――

――――――


「うぐぅ……くそっ…」


「いてぇ……」


ハヤテ「…まぁ、こんなところでしょう」


キズト「はぁ~…疲れた…」


イサヤ「お疲れ様、キズト」


ダンジ「このくらいの奴ら相手になに言ってんだよ」


ハヤテ「みなさんご苦労様でした…ヒザマルさん」


ヒザマル「…はい」


ハヤテ「先程山賊に襲い掛かられた時、様子がおかしかったようですが…」


ハヤテ「どうかしましたか…?」ゴホッ


ヒザマル「………」


キズト「ええぇ!?ひょっとしてヒザマルさんケガしたんじゃ…!!」


ヒザマル「いや、ケガじゃないんだ…」


ヒザマル「…ただ、わかってしまったんです…」


ハヤテ「…わかってしまった…?」ゴホッ

ヒザマル「……私の命を狙っている相手が…です」


イサヤ「えっ!?」


キズト「本当なの!?」


ダンジ「……」


ハヤテ「…その相手…とは?」ゴホッ


ヒザマル「…正直信じたくはなかったのですが…多分間違いありません…」


ヒザマル「私の命を狙っているのは……私の兄、ヒゲキリです…」


イサヤ「えっ…!?」


キズト「ヒザマルさんのお兄さん…!?」

ハヤテ「…それはまた…何故そう思ったのですか?」ゴホッ


ヒザマル「…あの山賊の一人が持っていた刀…」


ヒザマル「あれはかつて兄が造っていたものでした…」


イサヤ「えっと…偶然似たような刀だったってわけじゃ…」


ヒザマル「私が見間違えるはずがない!!」


イサヤ「きゃっ…!」


ヒザマル「…すまない…大声を出して…」


ハヤテ「…なるほど、なら狙っているのがお兄さんとして…その動機は?」ゴホッ


ヒザマル「…先程の村長の候補者の話…実は元々は兄が候補者になるはずでした…」


ヒザマル「しかし…兄はある理由で候補者から外れ、私が候補者となっているのです…」


ヒザマル「そのことを兄が恨んでいるとしたら…でもまさか私を殺そうとするなんて…!!」

イサヤ「…ヒザマルさん」


ハヤテ「…参考までに聞きたいんですが…お兄さんが村長候補から外れた理由は…?」ゴホッ


ヒザマル「…おそらく兄は…村をかつての刀鍛冶の村に戻そうとしていたからです」


ダンジ「…どういうことだ?」


ヒザマル「かつて私たちの村は名刀を生み出す村として有名でした…」


ヒザマル「そしてその刀剣を火の国へと供給し生計を立てていました…」


ヒザマル「しかし…先の大戦でそれを心良く思わなかった他の大国に村は壊滅寸前にまでなってしまったのです…」


ヒザマル「そこで先代の村長…私たちの父が刀造りの一切をやめ、なんとか村を存続させたのです…」


ヒザマル「それ以来…村では農具や調理器具などを造って、細々と生計を立てているのです…」

ヒザマル「しかし兄は…刀を造ることに昔から傾向していました」


ヒザマル「それゆえに…村の人たちから危険とみなされ…候補から外されたのです」


イサヤ「…ヒザマルさんの村にそんな過去が」


ヒザマル「…兄さんと話がしたい」


ヒザマル「みなさんお願いします!私を…私を村まで送り届けてください!」


イサヤ「…もちろんです!」


キズト「ま、ま、任せてください!」


ダンジ「もとよりそれが任務だ」


ヒザマル「…ありがとう!」


ハヤテ「……」ニコッ

――ナコの村


ヒゲキリ「くそっ…まさか忍者なんて雇うとは…」


ヒゲキリ「このままではヒザマルが村長に…」


???「お困りのようだな…ヒゲキリさんよ」


ヒゲキリ「だ、誰だ!?」


???「そう慌てなさんな…オレたちはあんたの味方だよ」


???「あんたの村長就任…オレたちが手伝ってやるよ…条件つきだがな…」


ヒゲキリ「条件だと…?」


???「なに…簡単な話さ…あんたが村長になったら…オレたちの里にこの村で造った武器を流してほしいのさ」


ヒゲキリ「……そうか…あんたらは…」


???「ククク…相手は忍者を雇ったんだろ?」


???「なら…目には目を…ってやつさ」

今日はここまで!!


ポップは死んだ!!これからはスーパーフラットだ!!

2日も空けてすまんな!!始めるで!!

――――――――――

――――――――

――――――


ハヤテ「さて…村に到着しましたね」ゴホッ


キズト「わぁ~…どの家からも煙が上がってるね~」


イサヤ「それにどの家からも金属を叩く音がするわね…」


ヒザマル「この村の人はほとんどが鍛冶職人だからね…それより早く兄さんに…」


ハヤテ「えー…そのことなんですがヒザマルさん」


ハヤテ「お兄さんにお会いするのは少し待っていただきたい…」ゴホッ


ヒザマル「なっ…!?」


キズト「先生なんで~!?」


ハヤテ「あなたの命を狙っている相手がわかっている以上、迂闊に会わせるわけにもいきません…」


ハヤテ「我々はあなたの命を護るためにこの村に来ているわけです…リスクの高い行動はなるべく避けたい」


ハヤテ「その行動を読まれて罠を貼られている可能性もありますしね」ゴホッ


ヒザマル「っ…しかし…!!」


イサヤ「……」


だだをこねる?こねない?安価↓2

犠牲になったのだ…古くから続く犠牲…その犠牲にな

そもそもは木の葉隠れの里が生まれた時からある大きな犠牲だ…それがイタチの犠牲を決めた


…犠牲……?


そうだ


犠牲…


イタチは犠牲になったのだ…犠牲の犠牲にな

イサヤ(ヒザマルさんの気持ちはわかるけど…)


イサヤ(ここはハヤテ先生の言う通り様子を見た方がいいよね…)


ヒザマル「くっ……」


ダンジ「…それじゃあどうする?」


ハヤテ「…確かヒザマルさんはお兄さんとは別々に住んでいらっしゃるんですよね?」ゴホッ


ヒザマル「……はい」


ハヤテ「ならこのままヒザマルさんの家に向かいましょう…」ゴホッ




―ヒザマル家


ハヤテ「……ブービートラップの類はなさそうですね…」


ハヤテ「大丈夫です、みなさん入ってください」ゴホッ


キズト「わぁ~!ヒザマルさんの家って大きいんだね~!」


イサヤ「本当…村のどの家よりも大きい…」


イサヤ(…仕事場も兼ねてるのね)

ハヤテ「さて…それでは村長就任の式典まで私たちがあなたに必ず付き添いますので…」


ハヤテ「いいですね?」ゴホッ


ヒザマル「…わかりました」


キズト「僕たちが必ず護るからね!」


ヒザマル「ありがとう……」


ハヤテ(………フム)


ハヤテ「それでは今日はもう休みましょう…日も暮れて来たことですし」ゴホッ


イサヤ「賛成ー!私もちょっと疲れたし…」


ダンジ「フン…あの程度の奴らに…」


イサヤ「……なによー?」


ダンジ「なんでもねーよ」


キズト「それより僕、お腹空いたよ~…」


ハヤテ(…任務だってことちゃんとわかってますかねこの子たち…?)

ちょっと休憩するで!!すまんな!!

始めるで!!


覚悟してくだされ…名無し様!!

――3日目


グウド「……」


ニワハ「なかなか隙を見せませんね奴ら…」


バヨウ「あの男にべったりだからな…どうします?」


グウド「そう慌てるな…時間の問題だ」


グウド「おそらく今夜辺り…準備しとけよ」


ニワハ・バヨウ「「ハッ!」」


グウド「オレたちに失敗は許されねんだからな…」

―――――


ヒザマル「……」シャッシャッシャッ


ハヤテ(村に入ってから3日…なにも仕掛けて来ないとは妙ですね…)


ハヤテ(私たちが着いたことを知ったからなのか……あるいは…)


キズト「えいっ!」シュッ


イサヤ「はっ!」ガシッ


キズト「わわわっ!」


イサヤ「やぁ!」ブンッ


キズト「うわぁっ!」ドサッ


ハヤテ「…そこまで、イサヤさんの勝ちです」ゴホッ


イサヤ「キズト大丈夫?」


キズト「いたたた…イサヤちゃん強いなぁ…」


ダンジ(任務の間に忍組み手…いつまでこんなことを…)


ハヤテ「そろそろ終わりにしましょう」


ハヤテ「やりすぎて護衛する体力が無くなってしまっては意味ないですからね」ゴホッ


ヒザマル「……」シャッシャッシャッ


ハヤテ「……」

――夜


イサヤ「すぅ…すぅ…」ZZZ


キズト「くぅ…くぅ…」ZZZ


ハヤテ「……」ZZZ


ダンジ「……」ZZZ


ヒザマル「……」ムクッ


ガチャッ


バタン


ハヤテ「……」



タタタタタ…


ヒザマル(みなさんすいません…)ハァハァ


ヒザマル(やはり兄さんに話を聞かないと…!)ハァハァ


ヒザマル(兄さん…!)ハァハァ

―ヒゲキリ邸


ヒザマル「ハァ…ハァ…」


ヒザマル「兄さん……」



ヒゲキリ「待っていたぞ弟よ」


ヒザマル「!?兄さん!」


ヒゲキリ「……」ザッザッ


ヒザマル「兄さん…もうやめてください!こんなの間違ってる!」


ヒゲキリ「……」


ヒザマル「この村はもう刀鍛冶の村じゃないんだ!今更刀なんて造ってなんになる!?」


ヒゲキリ「……愚か者め」


ヒザマル「ハァ…ハァ…」


ヒゲキリ「刀鍛冶が刀を造らずしてなんの意味がある…」


ヒザマル「この村はそれでやっていけてる!昔に戻る必要なんてないんだ!!」


ヒゲキリ「…お前や親父のような腑抜けのせいで…お前には刀鍛冶の誇りはないのか!?」


ヒゲキリ「オレたちの造った刀が戦乱で使われる!!則ち、オレたちが戦乱を左右できるのだ!!」


ヒゲキリ「これほど素晴らしいことはあるまい!?これほど名誉なことはあるまい!?」


ヒザマル「…兄さん…!!」



グウド「ご高説もっともだがヒゲキリさんよ…もういいだろう?」


ヒザマル「!?」


ヒゲキリ「…そうだな」


ヒゲキリ「愚かなる弟よ…この村の誇りのために…」


ヒゲキリ「死ね…!!」


ヒザマル「兄さん…!!」


グウド「そういうわけだ…あんたに恨みはないが…」シャキン


グウド「死んでもらう!」ダダダダ


ヒザマル「……っ!!」


ガキィン!!


ヒゲキリ「なに!?」


ヒザマル「……!!」


ハヤテ「…フー…」ギリギリ


グウド「ほう……」ギリギリ


イサヤ「ヒザマルさん大丈夫!?」ザッ


ヒザマル「みなさん…どうして…!?」

ハヤテ「…っ!」キィン


グウド「…っ!」ザザザザッ


ハヤテ「護衛任務は夜中だろうと見張りはつくんですよ…」


ハヤテ「あなたの性格からいずれ勝手にお兄さんの元に向かうだろうと思ってましたけどね…」


ヒザマル「……っ」


ハヤテ(とは言え…)


イサヤ「あれってやっぱり…」


キズト「あわわわわ…き、聞いてないよぉ…」


ダンジ「間違いねー…忍だ!!」

グウド「…これはこれは…木の葉の忍のみなさま…」


ハヤテ「その額当て…岩隠れの忍者ですね…」


グウド「さぁ…?どうだろうな?」


ハヤテ「……この村に一体なんの用ですか?」


グウド「素直に聞かれて教えてやるほどオレが親切に見えるかい…?」


ハヤテ「…見えませんね…なら…」


ハヤテ「少ししゃべり易い状態にしてあげましょう…」シャキン


イサヤ「先生…私たちは…」


ハヤテ「みなさんはヒザマルさんを守っていてください…」


ハヤテ「絶対に手を出さないように」ゴホッ


キズト「わ、わかりました!」


ダンジ「……ちっ!」



グウド(ククク…オレに意識が向いてるな…)

ハヤテ「っ!」シュッ


グウド(今だ!!)


グウド「ニワハ!!バヨウ!!」キィン


ハヤテ「!?」


ニワハ・バヨウ「ハッ!」


ハヤテ(っ!やはり仲間が…!)


ニワハ・バヨウ「「土遁・地動核!!」」


ゴゴゴゴゴ


ハヤテ「なっ…!」


グウド「ククク…」


イサヤ「な、なにっ!?」


キズト「地面が揺れて…!!」


ダンジ「っ!見ろ!!」


ドゴォン!!


イサヤ「ハヤテ先生が…」


キズト「き、消えちゃったぁ~!!」


ダンジ「良く見ろ!地面ごと下に沈んだだけだ!」


ダンジ「あの忍者…オレたちを引き離すのが目的だったみてーだぜ…」


イサヤ「…ってことは…!」


ニワハ「へっ…」


バヨウ「そういうことだよヒヨッコ共!!」

―――――


グウド「ククク…これで引き離せたな…」


ハヤテ(しまった…私を誘い込むのが狙いだったか…)


ハヤテ(まずい…上の二人はおそらく中忍クラス…あの子たちでは…!!)


グウド「ククク…早くオレを倒さないと上がヤバいかもな…」


ハヤテ(急がないと…っ!!)


グウド「そぉら!!」ブンッ


ハヤテ「っ!!」キィン


グウド「だが上ばかり心配してるとあんたがヤバいぜ?」グググ


ハヤテ(くそっ…みなさん…!!)

―――――


ニワハ「さぁて…」


バヨウ「やるかぁ…?」


キズト「あわわわわ…」


ダンジ「……」チャキ


イサヤ(どうしよう…まさか本当に忍者と戦うなんて…)


イサヤ(ハヤテ先生はさっきの術で地面ごと下に…多分助けは期待できない…)


イサヤ(私たちだけでやるしかない…それにヒザマルさんも逃がさなきゃ…!)


イサヤ(どうする…どうすれば…!?)


どうする?安価↓2


あまりに変なやつはダイナミックエントリーじゃ!!

ナルトほどはチャクラないから多重影分身はまだ無理や…


再安価↓1

ダンジ「おい…猿飛、キズト…!」


イサヤ「…!」


キズト「ダ、ダンジ君…?」


ダンジ「オレが風遁で隙を作る…その隙に奴らを叩け…」


イサヤ「ダンジ…!?」


キズト「で、でもヒザマルさんを逃がした方が…」


ダンジ「ここで逃げたところで奴らはすぐに追いつく…」


ダンジ「なら撹乱しつつ細かい攻撃を繰り返して時間を稼ぐのが一番だ…」


ダンジ「そうすりゃ先公も下を片付けてこっち来るだろ…」


イサヤ「…そうね…ダンジの作戦でいきましょう」


キズト「うぅ…よ、よーし…」

ダンジ「いくぞ!!」


ダンジ「風遁・真空波!!」ビュンビュン


ニワハ「っ…!?」サッ


バヨウ「こいつ…ただのガキじゃなさそうだ…」サッ


イサヤ「はぁああっ!!」ブンッ


バヨウ「なにぃ!」ガッ


キズト「やぁああ!!」バッ


ニワハ「ちっ…!」ドカッ


キズト「うわぁっ!」ズザザザ


ダンジ「猿飛!下がれ!!」


イサヤ「っ!」バッ


ダンジ「風遁・真空玉!!」ダダダダ


ニワハ「ちぃっ…!」


バヨウ「ぐっ…!」


コンマ判定70以上で岩忍二人撃破

30以上でダメージ有り

それ以外でピンチや!!コンマ↓2

ホンマは連投は避けたいけど…まぁ今日はええわ!!


ちなみに今のキズトは分身とか変化とか基本的な忍術しかできんで!!わかりやすく言うなら頭がちょっと悪いサクラやね…

ニワハ「ぐぅううっ!」ダダダダ


バヨウ「ぐあああっ!」ダダダダ


イサヤ「今だっ!」ブンッ


キズト「やぁああっ!」ブンッ


ニワハ「ぐはっ!」バキッ


バヨウ「ぐおっ!」バキッ


ニワハ「ハァ…ハァ…くそっ!!」


バヨウ「ガキの分際で…!!」


イサヤ「よし…!」


イサヤ(かなりダメージ入ってる…この作戦なら…!)


ニワハ「くそっ…あの風遁のガキが厄介だ…」


バヨウ「あのガキから片付けるぞ!!」


ダンジ「!!」

ニワハ「土遁・裂土転掌!!」


ドドドドド


イサヤ「っ!?」


キズト「わわっ…!地面に亀裂が…!?」


ダンジ「…っ!!」


イサヤ(亀裂がダンジの方に向かって…!!)


イサヤ「ダンジ!危ない!!」


ダンジ「ちぃっ!」ダッ


バヨウ「おらぁっ!!」ブンッ


ダンジ「ぐあっ!!」バキッ


イサヤ「ダンジ!!」


ダンジ「ぐっ……」


バヨウ「死ね…!」チャキ


イサヤ「させないっ!」ヒュッ


バヨウ「っ…ちっ!」サッ


イサヤ「はあっ!」バキッ


バヨウ「くっ…!」ザザザザ

バヨウ「ちっ…!仕留め損なったか…!」


ダンジ「くっ…がはっ…!」フラフラ


イサヤ「ダンジ…!」


キズト「ダンジ君!!大丈夫!?」


ニワハ「だが十分だ…奴はもうフラフラだ…」


バヨウ「これでもう風遁は来ない…決めるぞ!!」ダッ


ニワハ「おうよ!!」ダッ


イサヤ「来るっ…!」


ダンジ「ぐっ……」ハァハァ


キズト「ううぅ…!!」


ニワハ「死ねぇ!!」ダダダダ



コンマ判定30以上で……?コンマ↓1

この時間やから無理かな?


続きは明日にするで!!すまんな!!

長らく開けてすまんな!!始めるで!!


>>1影…あんたはいつも遅すぎる

イサヤ「影分身の術!!」ボボンッ


バヨウ「!」


ニワハ「影分身!?」


分身イサヤ「はあっ!」ガシッ


バヨウ「なにっ!?」


イサヤ「っ!」ガッ


ニワハ「このガキ…!」


イサヤ「これ以上私の仲間を…傷つけさせやしないわ!!」


バヨウ「邪魔だっ!!」バキッ


分身イサヤ「きゃっ!」ボンッ


ニワハ「おらあっ!」バキッ


イサヤ「くっ…!まだまだっ!」ボボンッ


バヨウ「ちっ…!しつこい…!」


ニワハ「さっさとくたばりやがれっ!」

イサヤ「これ以上…これ以上私の仲間を傷つけさせない!!」ダダダダ


分身イサヤ「はあああっ!」ダダダダ


バヨウ「いい加減あきらめやがれっ!!」ブン


分身イサヤ「きゃっ!」ボンッ


ニワハ「とどめだっ!!」ブン


イサヤ「きゃあっ!!」バキッ


ニワハ「へっ!やっ…!?」


イサヤ「」ボンッ


ニワハ「なっ!?影分身!?」


ボコッ!


イサヤ「はあああっ!!」バキィッ

ニワハ「なっ…がはっ!!」ドサッ


バヨウ「なっ…地面から…!?」


バヨウ(まさか…さっきの裂土転掌でできた割れ目から…!?)


ニワハ「クソ…が……っ」ガクッ


バヨウ「ガキがぁああ!!」


イサヤ「はぁ…はぁ…」


バヨウ「ぶっ殺してやらぁ!!」


イサヤ「残念ながら…これまでよ…」ハァハァ


バヨウ「ほざけぇええっ!!」ダダダダ


ダンジ「風遁、真空波!!」ビュオオオ


バヨウ「なっ…!?ぐわぁあああっ!!」ズバァン


バヨウ「馬鹿…な……!?」


ダンジ「てめぇが猿飛に気を取られてる隙に…キズトにてめぇの背後まで運んでもらっただけだ……」ハァハァ


キズト「えへへ…」


バヨウ「ガキ…ども…が…」ドサッ

イサヤ「た…倒した…」ハァハァ

ヒザマル「き、君!大丈夫か!?」


イサヤ「私は大丈夫です…!それよりダンジが…」


ダンジ「ぐっ……」ガクッ


キズト「あわわわ…ダンジ君!!」


ヒザマル「わ、私が見よう!」


ヒザマル「…大丈夫だ…少し頭を強く打ったみたいだが、命に別状はないよ」


イサヤ「…よかった…」


キズト「ダンジ君~!!よかったよ~!!」


ヒザマル「君たち…本当にありがとう…!」


キズト「で、でもまだ先生が…!」


イサヤ「そうよ…!ハヤテ先生が…!」


キズト「イサヤちゃん!ダンジ君は僕が看てるから先生を…!」


イサヤ「キズト…わかった!」ダダダダ



ヒザマル「…私も行く!」ダダダダ


キズト「あっ…ヒザマルさん!?」



ハヤテ「……」ハァハァ


グウド「どうやらよっぽど上が気になるみてーだな…」


グウド「さっきから焦ってんのがまるわかりだぜ」


ハヤテ「くっ…!」


ハヤテ(やはり上忍クラスが相手だと…早く助けに行かなければならないというのに…!)


グウド「そおら!」シャキン


ハヤテ「っ!」ガキィン


グウド「いい加減あきらめちまいなよ…この村の人間どもは利用される運命なのさ…」ググググ


ハヤテ「そんなことはさせません…!」ググググ


ヒゲキリ「やれ!やってしまえ!」


ヒザマル「兄さん!もうやめてくれ!!」


ヒゲキリ「!?」


ハヤテ「っ!」


グウド「…なに…!?」

ヒザマル「もうそんなことする必要なんてない!」


ヒゲキリ「まだ言うか愚かな弟め…!!」


グウド「…あの兄ちゃんがここにいるってこたぁ…」


イサヤ「ハヤテ先生!!」


ハヤテ「イサヤさん!?…ダンジ君とキズト君は!?」


イサヤ「ダンジはちょっとダメージを受けたけど…二人とも無事!!」


イサヤ「だから気にせず戦って!!」


ハヤテ「…そうですか」ホッ


グウド「ちっ…仕方ねーな…オレが全員殺るしかねーか」


ハヤテ「…どうやらあなたの部下より私の部下の方が優秀だったようですね」ゴホッ


グウド「…そのようだな…だが」


グウド「上官の方はどうだろうなぁ…?」


ハヤテ「…もちろん」


ハヤテ「そちらも証明してあげますよ…」スッ

短いけど一旦終わるで!!

続きは後でや!!すまんな!!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom