【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」 咲「さようなら、京ちゃん」17機目 (1000)

タイトル通り咲-Saki-×ZOIDSのクロス物になります

咲-Saki-のキャラが惑星Ziにて生まれた世界設定です。


・安価や選択肢次第でルート変化します。
・安価や戦闘の勝敗次第でどちらかの作品のキャラ死亡も場合もありえます。(現ルートは選択肢間違えたりよっぽどやらかさない限りは大丈夫です。)
・クロス物とかそういうの苦手な人は注意です。


◇通常戦闘演出

パイロットの操縦値+機体性能数値+コンマ下二桁+スキル数値=合計値+一部のスキル数値(一部スキルのみ。合計値にさらに補正をかける。)


合計値の高いほうが判定に勝利しHPにダメージを与えます。
HPを0にすれば基本的に勝利となります。

◇簡易戦闘演出
HPが0になるまでではなく、一度の判定で合計の判定値が高いほうが勝利となります。



◇能力値説明

操縦値:戦闘における基本の数値。要は操縦の上手さ。これがあると戦闘に勝利しやすい。
指揮値:戦場における基本の数値。これがあると良い状況や有利な状況で戦闘に持ち込める。
対応値:イベントや緊急時における判定の元になる数値。高いほど失敗がおきず成功に繋がりやすい。
恋愛値:イベントやキャラとの交流時に高いほどいい結果を招きやすい。

これらはイベント等であがります。


操縦値の基準


200以上:覚醒レイヴンや完全覚醒咏並
180前後:完全覚醒プロ勢並
150前後:一次覚醒時のプロ勢及び、完全覚醒魔物並
100:GF編のレイヴン
95:GF編のバン
90:GF編のシュバルツ兄さん
80:GF編のハーマン
70:シュバルツ(弟)
60:翼の男爵
50:1期のラスト付近除いたバン
40:名有りMOB兵士
30:共和国MOB兵士
20:1話の盗賊団レベル
10:1話のバン


◇操縦値による補正値が高ければ高いほど低コンマが出ても勝ちやすいです。
 こういった具合で機体補正やスキルの補正もかかります。



◇重要な選択肢の場合や分岐では安価ではなく一定の多数決をとって決めます。




基本物語は
イベントパート

戦術パート

戦闘パート

エピローグ

次の話
へのループです。


全29話です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421241181

初期スレ
【安価】 京太郎「これがZOIDS…」 咲「そうだよ、京ちゃん!」
【安価】 京太郎「これがZOIDS…」 咲「そうだよ、京ちゃん!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407083037/)

2個目のスレ
【安価】 京太郎「これがZOIDS…」 怜「これがゾイドやで、京ちゃん。」2機目
【安価】 京太郎「これがZOIDS…」 怜「これがゾイドやで、京ちゃん。」2機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408338544/)

3個目のスレ
【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 憧「これがゾイドよ!京太郎!」3機目
【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 憧「これがゾイドよ!京太郎!」3機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409413079/)

4個目のスレ
【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 やえ「これが王者のゾイドよ!京太郎!」4機目
【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 やえ「これが王者のゾイドよ!京太郎!」4機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410364810/)

5個目のスレ
【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 宥「…これがゾイドだよ。…京太郎君。」5機目
【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 宥「…これがゾイドだよ。…京太郎君。」5機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411288829/)

6個目のスレ
【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 淡「これがゾイドだよ!キョータロー!」6機目
【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 淡「これがゾイドだよ!キョータロー!」6機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412008889/)

7個目のスレ
京太郎「これがZOIDS…」 照「これがゾイドだよ、京ちゃん」 7機目
京太郎「これがZOIDS…」 照「これがゾイドだよ、京ちゃん」 7機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412778707/)

8個目のスレ
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」小蒔「これがゾイドですよ!京太郎さん!」 8機目
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」小蒔「これがゾイドですよ!京太郎さん!」 8機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1413550670/)

9個目のスレ
京太郎「これがZOIDS…」 衣「うむ、これがゾイドだぞ京太郎」 9機目【咲安価】
京太郎「これがZOIDS…」 衣「うむ、これがゾイドだぞ京太郎」 9機目【咲安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414340215/)

10個目のスレ
京太郎「これがZOIDS…」玄「これがゾイドだよ、京太郎君!」 10機目 【咲安価】
京太郎「これがZOIDS…」玄「これがゾイドだよ、京太郎君!」 10機目 【咲安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415089259/)

11個目のスレ
京太郎「これがZOIDS…」由暉子「これがゾイドですよ、京太郎君」 11機目【咲安価】
京太郎「これがZOIDS…」由暉子「これがゾイドですよ、京太郎君」 11機目【咲安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415701863/)

12個目のスレ
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」竜華「前スレで一切出番無かったなぁ…」12機目
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」竜華「前スレで一切出番無かったなぁ…」12機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416417112/)

13個目のスレ
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」憩「復活おめでとうございますぅー!」 13機目
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」憩「復活おめでとうございますぅー!」 13機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417273491/)

14個目のスレ
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」健夜「これがゾイドの全てだよ、京太郎君」14機目
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」健夜「これがゾイドの全てだよ、京太郎君」14機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418053268/)

15個目のスレ
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」塞「私は京太郎のライバルさっ!」15機目
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」塞「私は京太郎のライバルさっ!」15機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418744180/)

16個目のスレ

【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」霞「うふふっ……これこそがゾイドよ」16機目 
【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」霞「うふふっ……これこそがゾイドよ」16機目  - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419865065/)


◇1期終了、GF編終盤。

◇怜と憧と玄と宥とやえはノーマルエンディング1閲覧済み。

◇玄、衣、照、小蒔、淡、穏乃、憧、やえ、咏、はやり、怜、由暉子、憩、健夜はノーマルエンディング2閲覧済。

◇ノーマルエンディング1到達キャラは条件次第でノーマルエンディング2と真エンディングに行けます。

◇レイヴンの仲間フラグ発生済み。

◇現在の所持金720000G

◇現在の所持物 レオマスターの紋章 リペアキットⅢ×2 エネルギータンク×2

◇安価の導きで京太郎の武道の師匠が東方不敗(西方不敗)に。しりあすの 法則が 乱れる。

◇初期に設定した怜が京太郎より生身の格闘戦で強いって設定がそのせいでとんでもない事に。そのついでで同郷の照もやばい事に。
  ・怜はトキで流派西方不敗奥義で西方有情破顔拳を使います。
  ・照は神砂嵐とか使えます、どうしてこうなった。

◇アコチャーはゲテモノに好かれます。あわあわはゲテモノが好きです。末原ちゃんはゲテモノに乗せられる運命。

◇隠しゾイドはハリーホーン(ダークホーンRS)、ジェノハイドラ、エレファンダー、ステルスドラゴン、ダークスパイナー、ライガーゼロ・イクス、オリジナルジェノブレイカー、ガン・ギャラド、マッドサンダー入手済み。

◇咲しか知らないって人でも楽しめるように作っております。
 ですが両方知っていると多分より楽しめます。

◇ゾイドの微かな記憶がある方もどうぞ。20代30代ほいほいとなっております。

◇尚本作品はアニメ版ゾイドと公式のゾイドバトルストーリーの両方の要素を持ってきております。
 両方知らなくても楽しめるようにはしてますが両方知っていると小ネタでニヤリと出来るかもしれません。

◇連投は同一ID無効と書いている時以外は20分で可能です。

◇現在初期パートナー怜、帝国ルート、アニメ・バトスト混成ルートで進行中です。


◇メインキャラ以外の仲間達の現在の簡易搭乗ゾイド一覧


◇白糸台面子+咏+リッツorアーサー(勢力によって変化)

咏 スキル 火力系 
 セイバータイガーAT→ジェノザウラー(初期生産型)→ジェノブレイカーUS
 シールドライガーDCS→ブレードライガー(初期生産型)→???

照 スキル 特殊:火力系 
 セイバータイガー→ライジャー→ジェノザウラー(初期生産型)→ジェノブレイカー(量産型)→???
 シールドライガー→ライジャー→???→???

菫 スキル 特殊:火力系 
 セイバータイガー→ジェノザウラー(初期生産型)→操縦値90以上で???
 シールドライガー→ブレードライガー(初期生産型)→???

尭深 スキル 特殊:火力系 
 セイバータイガー→ジェノザウラー(初期生産型)→操縦値90以上で???
 シールドライガー→ブレードライガー(初期生産型)→???

誠子 スキル 特殊:火力系 
 セイバータイガー→ジェノザウラー(初期生産型)→操縦値90以上で???
 シールドライガー→ブレードライガー(初期生産型)→???

リッツ スキル:火力系
 セイバータイガーAT→ジェノザウラー(初期生産型)→ジェノザウラーRS→ジェノブレイカーRS

アーサー スキル:火力系
 シールドライガーDCSJ→ブレードライガー(初期生産型→)ブレードライガーAS→ブレードライガーAS AB仕様


◇宮守面子+レイorアーサー(勢力によって変化)

塞 スキル デバフ系
 シールドライガー→シールドライガーDCS→ブレードライガー(初期生産型)→ブレードライガーAB(初期生産型)

豊音 スキル 特殊系:場面対応型
 ゴドス→ゴドスPB→ゴジュラス→ゴジュラスmk2→ゴジュラスmk2限→???

エイスリン スキル 特殊:バフ系
 プテラス→プテラスボマー→レイノス→???→???

胡桃 スキル 攻撃確定系
 コマンドウルフ→コマンドウルフAT→シールドライガーDCS→ブレードライガーAB(量産型)→???

白望 スキル バフ系:金銭+補正
 カノントータス→カノントータスHG→ディバイソン→ディバイソンキャノン→???

◇新道寺面子+ウェイン 

哩 スキル:特殊系
 ゴドスWPB→ゴジュラス→ゴジュラスmk2→ゴジュラスmk2限定型

姫子 スキル:特殊系
 ゴドスWPB→ゴジュラス→ゴジュラスmk2→ゴジュラスmk2限定型

仁美 スキル:攻撃確定系
 コマンドウルフ→シールドライガー→ブレードライガー(量産型)→ブレードライガーAB(量産型)

美子 スキル:デバフ系
 プテラスボマー→サラマンダー→サラマンダー・キャノン

煌 スキル:防御系
 ダブルソーダ→ディバイソン→ディバイソン・キャノン→???

ウェイン スキル 攻撃系
 シールドライガー→シールドライガーDCS→ブレードライガー(初期生産型)→ブレードライガーAB(初期生産型)→???


◇鶴賀面子

ゆみ スキル デバフ系
 コマンドウルフ→ブレードライガーKS→ブレードライガーKS AB仕様

桃子 スキル 攻撃確定特殊:奇襲系
 コマンドウルフ→ブレードライガーKS→ブレードライガーKS AB仕様

佳織 スキル 特殊:攻撃系
 コマンドウルフ→ブレードライガーKS→ブレードライガーKS AB仕様

智美 スキル 攻撃系
 コマンドウルフ→ブレードライガーKS→ブレードライガーKS AB仕様

睦月 スキル 攻撃系
 コマンドウルフ→ブレードライガーKS→ブレードライガーKS AB仕様

レイ スキル 特殊:攻撃系
 シールドライガーDCSJ→ブレードライガー(初期生産型)→ブレードライガーAB(初期生産型)→???


◇清澄+風越面子

久 スキル 特殊系
 マンモス→マンモスキャノン→マンモスmk2→???

まこ スキル バフ系
 バリゲーター→ハンマーヘッド(初期生産型)→ハンマーヘッドVL(初期生産型)

優希 スキル 特殊:攻撃系
 プテラス→ガンスナイパー(量産型)→ガンスナイパーWW(量産型)→ガンスナイパーGS(量産型)

和 スキル 特殊:デバフ系
 ゴルドス→ゴルドスキャノン→ゴルドスmk2→シャイアン

華菜 スキル バフ系
 コマンドウルフ→コマンドウルフAT→ガンスナイパー(初期生産型)→ガンスナイパーWW(初期生産型)→ガンスナイパーGS(初期生産型)

美穂子 スキル 特殊:バフ系
 コマンドウルフ→コマンドウルフAT→ブレードライガー(量産型)→ブレードライガーAB(量産型)


◇永水面子 

小蒔 スキル 特殊:バフ系
 アイアンコングPK→エレファンダー・コマンダータイプAG→???

霞 スキル 特殊:攻撃、防御系
 アイアンコングPK→エレファンダー・コマンダータイプAG

春 スキル 防御系
 アイアンコングPK→エレファンダー・ファイタータイプAG

巴 スキル 防御系
 アイアンコングPK→エレファンダー・ファイタータイプAG

初美 スキル 特殊:バフ系
 アイアンコングPK→エレファンダー・ファイタータイプAG


◇臨海面子

智葉 スキル 攻撃系
 ジェノザウラー(初期生産型)→スレイヤーライガー

慧宇 スキル デバフ系
 ジェノザウラー(初期生産型)→ヴァルガ→グラビティ・ヴァルガ

ネリー スキル 攻撃系
 ジェノザウラー(初期生産型)→デススティンガーKFD

ダヴァン スキル 攻撃系
 ジェノザウラー(初期生産型)→エレファンダー・ファイタータイプAG

明華 スキル 攻撃確定系
 ブラックレドラー→ジェノザウラー(初期生産型)→ストームソーダーF1

◇ルートに関わらず一定の加入条件付きのキャラの一覧


◇有珠山面子

成香 スキル 特殊系
 シールドライガー→ブレードライガー(初期生産型)→ブレードライガーAB(初期生産型)

誓子 スキル バフ系
 シールドライガー→ブレードライガー(初期生産型)→ブレードライガーAB(初期生産型)

揺杏 スキル バフ系
 シールドライガー→ブレードライガー(初期生産型)→ブレードライガーAB(初期生産型)

由暉子 スキル 特殊系
 シールドライガー→ブレードライガー(初期生産型)→ブレードライガーAB(初期生産型)→???

爽 スキル 特殊:火力系
 シールドライガーDCSJ→ブレードライガー(初期生産型)→ライガーゼロ(素体)→ライガーゼロ→ライガーゼロ・パンツァー(換装可能)


◇特殊加入メンバー

憩 スキル 特殊:バフ+再生
 シールドライガーKS→ブレードライガーKS→ブレードライガーKS AB仕様

晴絵 スキル バフ系
 シュトルヒ→セイバータイガー→ストームソーダ(初期生産型)→ストームソーダF1

理沙 スキル 特殊:底力系
 アイアンコング→???→エレファンダー・コマンダータイプAG

はやり スキル 特殊系
 ダークホーンHS→???

真深 スキル 特殊系
 ダークホーンMS→???

健夜 スキル 特殊:バフ系+無効化系+???
 ???→ビガザウロ→デススティンガーKFD→???

レイヴン スキル 特殊:バフ系+火力系+無効化系
 セイバータイガーRS→ジェノザウラーRS→ジェノザウラージェット→ジェノブレイカー・ジェット

トーマ スキル 特殊:擬似オーガノイド
 ディバイソンTS→ディバイソンTS・ロングレンジバスターキャノン装備仕様

透華 スキル デバフ系
 ダークホーン→ダークホーンRS→ダークホーンRS(暗黒仕様)

一 スキル 特殊:バフ系
 ダークホーン→ダークホーンRS→ダークホーンRS(暗黒仕様)

純 スキル バフ系
 ダークホーン→ダークホーンRS→ダークホーンRS(暗黒仕様)

智紀 スキル 攻撃確定系
 ダークホーン→ダークホーンRS→ダークホーンRS(暗黒仕様)

バン スキル 特殊:英雄系
 シールドライガーBS→ブレードライガーBS→ブレードライガーBS AB仕様

終わりも近いというのと、テンポ重視のために今回からテンプレは簡易表示で行きます。

ではではこちらでもよろしくお願いします。


では投下いきますー
ウルトラザウルスの判定から再開します。


前スレ>>1000
アコチャーとユキでユニット……
難題ですね……いっそハイドラ複座にして……うごご

ねじ込めそうだったらねじ込ませますが終盤故、もし無理だったらゾイドバトル編で同じチーム的な感じにねじ込みます。
過度な期待はせずにお待ち下さい。

◇ウルトラザウルス ブリッジ



豊音「凄い……あのブロッケードからは通常の3倍の出力は出ているよー!」

真深「プラネタルサイト砲弾、装填完了っ」

トーマ「今度は……外さん……!」


豊音「周囲の全ゾイドの収容及び全発射シークエンス完了っ!」

豊音「システムオールグリーン!」

豊音「格納庫のやえ大佐から発射許可も降りてるよー!」

アーサー「何時でも撃てるぞ、ハーマンの坊主!」


ハーマン「……撃てエエエエェェェェェェェ!!!」



◇狙撃判定


◇イベントにより自動的にグラヴィティ・カノンが使用されます。



ウルトラザウルス 判定 ウルトラザウルス(超重力、超巨大砲装備) HP35000
 (ハーマン操縦値100+ムンベイ操縦値70+豊音操縦値95+アーサー操縦値118+はやり操縦値150+真深操縦値100+トーマ操縦値140+菫操縦値85)858+150+(ウルトラザウルス(超重力、超巨大砲装備)機体値)300+150+150+↓2コンマ下二桁+(スキル:クレイジーアーサー)300+(スキル:八尺様)100+(スキル:シャープシュート)+(スキル:夢の共演:新旧ハイのお姉さんコンビ)+(スキル:希望の射手)×2+(スキル:グラヴィティ・カノン:残2)+(スキル:120000mmウルトラキャノン」残6)

◇菫所持スキル
【シャープシュートLV3】
 帝国の訓練校において歴代最高の射撃成績を残した菫の持つスキル。
 元より凄まじい精度であったその射撃はより強化されまるで針の目を通すような正確無比な攻撃となる。
 その精度は世界の命運を左右するウルトラザウルスの射撃においても強力な力を発揮するだろう。
 自身の判定コンマが70以上の場合判定の最終値にさらに2.5倍の補正をかける。

◇はやり&真深所持スキル
 【夢の共演:新旧ハイのお姉さんコンビLV4】
 伝説のアイドルゾイド乗りと呼ばれたはやりと真深の持つ特殊なスキル。
 それによりファンの声援を糧にして自身の力を大幅に強化する事が可能となっている。
 この二人が揃った事により、彼女達をよく知っているウルトラザウルスの人員は限界以上の力を発揮するだろう。
 敵のコンマ判定終了後、7分以内にあった書き込み数(ファンの声援)×140の補正を最終判定に+する。
 仲間やファンの声援が彼女達、そして人類の希望となり力となる。

◇トーマ所持スキル
 【希望の射手LV3】
 様々な苦難や、危機を乗り越えたトーマが獲得した新たなスキル。
 ガーディアンフォース内でも射撃に関してはトップクラスの腕を持つ彼がウルトラザウルスの照準を務める事でその一撃は正確無比な物となる。
 それにより、スキル使用時に2倍の補正をかけ、相手がシールドスキルを所持している場合も無効化判定に関わらず50%のダメージを貫通させる。

◇ウルトラザウルス(超重力、超巨大砲装備)所持スキル2
 【グラヴィティ・キャノン】
 ウルトラザウルスの左舷に装備された常識では考えられない程の巨大さを誇る決戦砲。
 半径10mにブラックホールを発生させ全てを押し潰すその威力は凄まじく、直撃させれば耐えられる物質はこの世に存在しないだろう。
 それにより3発に限り、自身の判定値に9倍の補正をかける。



ウルトラザウルス専用BGM 挑発(1:33辺りから)

ttps://www.youtube.com/watch?v=j4D_J4Q1Eko





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            |  イ´⌒`ヽ. | ̄ ̄`l    '=∟ ゝ::::::::::::::::::::::::::::::j二l.        l ̄ ̄| ,r'´⌒` 、. |
            | i γ⌒ヽ, !|    .| __........-'に n、::::::::::::::::::::::::::. エ -弋辷ー-、.l   | γ⌒ヽ i  |
            | ! .ゝ_ノ !.|     r "ji三! i冖 |!. \::::::::::::::::::/r ニ -!'リぅ辷┘ |   | !ゝ_ノ l  ||
            |_ `ー─一'´_|    |゙゙'ーニコllli土.  |::::::::::::::.::| |i i i i i i'''''゙゙´.   |   |_`一─.''. _|
              |____|    |      |┌ /Ξi|::::::::::::::::|┐.ヽ|.        l     |____|
                    |      |      l┌ / / ヘ::::::::ノ┐ヽ|           !     |
iー―――――‐‐j_____.|      |     _'‐ |  ,ヘゝ../へ  /           |     |______j‐‐―――――i
|            ||    ||    | l     .!       |  ⊥ '、  |___|...丿  |       !     |.   ||    ||              |
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゛゛''ー 、、      .||    ||    |            .l| |三〕 .'l_l_l_l_l_l_l l三||l.             .|    ||    ||      ....‐‐ ̄|
--..   ' 、     .||    ||    |_______||―ゝ- -===ー丿 --! .||_______|    ||    ||    , - ´   ..--
 :::::::::ヽ、 ヘ   .||    ||    |             |    し--- ___;.i.'、   |              |    ||    ||  ,'´    , ′:::::::
  :::::::::゙ 、 ',   ||    ||    |              |.   .ノ ''iニニニニニi'、__   | .          |    ||    || .¦   /:::::::::::
   ::::::::::'、 、 .||    ||    |             | ォ‐'l∟ ニニニニニj三 l. |              |    ||    || .1   /::::::::::
    :::::::::l  l  .||    ||    |             | |三ル _ {三三 |--′ |              |    ||   ||. i1  l::::::::
   :::::::::::/  l . .||    ||    |             |  ̄ヘ..  ̄'|斗‐!l..     |              |    ||    ||. iヽ  ゝ:::::::::
  ::::::::::::ノ  /i.  ||    ||    |             |     f― |l|'ヒコl    |              |    ||    || l ヘ  ヘ.::::::::
::::::::::::,,/ ./ |......||    ||    |             |    │  |ト|l ‐ ゝ.,,、 |              |    ||    || |   \ 丶、:::::::
---‐" ,/  | . ..||    ||    |             |  'Fi∥   |〕々  |三| .| .             .|    ||    || |    `‐ 、 ^''ー





ハーマンの叫びと同時にウルトラザウルスに装備されたグラヴィティ・カノンより1発の巨大な砲弾が放たれる。


それは再び寸分違わずデススティンガーへと向かっていく。


先程と違う点を敢えて言うとすればそれは……
















ヒルツ「何故だ……何故壊れん……!」




デススティンガーが未だにブロッケードの内部に居るという点だろう。



再度再生した爪を自身を覆うバリアに振るうが、それはビクともしない。

そうこうしている内にも砲弾は音速を遥かに超えた速度でこちらへと接近してきている。


ヒルツ「この私が……このような所で死ぬ訳には……!」



ヒルツ「いかんのだァァァァァ!!」



パリーン



必至の形相でヒルツが放った一撃は強烈だった。

その上にその強力な意思が通じたのか、先程までビクともしなかったフィールドがついに崩壊する。


ヒルツ「くっくっく……愚かな下等生物共め……」

ヒルツ「今に見て……」



ピキーン


だがその時には既にデススティンガーの真上にプラネタルサイト砲弾が到達していた。



ヒルツ「あ………」






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ウルトラザウルス 判定

858+150+300+150+150+92×9×2+300+100+900×2.5=79750



◇【ブロッケード】成功によりデススティンガーへの攻撃確定!


デススティンガー残HP0



ガーディアンフォースと皆様の勝利です!


京太郎「すげぇ……これがグラヴィティカノンの……」

怜「ホンマの威力……」


憧「……あのデススティンガーが……ひしゃげていく……」



上空で炸裂したプラネタルサイト砲弾はその場で即座に超重力のフィールドを形成した。


先程と違い本来の運用法で、本来の威力で発動したそれは瞬く間に大地を削り、そこにある全てを押しつぶしていく。

たった数秒でそこには半径10kmのとてつもなく巨大で深いクレーターが発生していた。



それを効果範囲の外から見ている京太郎達の下へと一つの巨大な熱源が接近してきていた。



由暉子「こ、後方から巨大な熱源が接近してきますっ!」

由暉子「嘘……このエネルギー反応はオリジナルのデススティンガーと同様……いえそれ以上ですっ!」



京太郎「何だと……!?」


新手の敵の襲撃かと思い、全員が即座に戦闘に備えて振り返る。


だが、振り返った先にあった光景は京太郎を除く全員が予想外の物だった。



照「お待たせ、京ちゃん」ニコッ

淡「やっほー、キョータロー!」フリフリ

衣「待たせたな、皆の者っ!」


小蒔「雷神マッドサンダー……ただいま到着しました」ニコッ



地鳴りを起こしながら超弩級ゾイド、マッドサンダーがこちらへと進んできていた。
その迫力に全員が一瞬だけ見惚れる。


京太郎「みんなっ!」パァァ

京太郎「なるほど……照お姉ちゃん達がウルトラザウルスの救援を…」


照「うん、そういう事」コクン



憧「な、なななな何よこれぇ!?」

穏乃「ウルトラザウルスとほとんど同じ大きさのゾイドが……もう一機……?」

憩「これがお爺ちゃんの言っていた……もう一つの希望……」


宥「IFFは友軍の反応……」

怜「あの時うちらの村の近くの遺跡で回収した遺物……」

怜「まさかこんなえらいゾイドの物だったとはなぁ……」ジミジミ

由暉子「す、素敵ですっ!」ナルカァ


衣「あのデススティンガーの事だ、用心する越した事はないのでなっ!」

衣「万が一に備えて衣達が駆けつけたという訳だ!」

穏乃「一体何メートルあるんだろう……このゾイド……!」

小蒔「ふふっ、全長、41000メートル、全高16600メートルですよ、穏乃ちゃん」ニコッ

小蒔「私達霧島神殿の巫女の務め……」

小蒔「それこそがこの雷神マッドサンダーの守護でした」

穏乃「なるほど……あのサクラが綺麗な神殿にはそんな役目があったんですね」ウンウン


京太郎「そういえば穏乃は村を救った後に俺と一緒に小蒔さんの霧島神殿に行っていたもんな」




怜「京ちゃん、グラヴィティ・カノンの超重力が終わるで」

京太郎「っ!」




見れば既に重力フィールドは先程と比べると反応が大幅に低下していた。
このまま行けば後数秒で効果は終わるだろう。



京太郎「全機、効果終了と同時に全速力でデススティンガーの所へ向かうぞ!」

京太郎「奴のゾイドコアの完全停止を確認するまでは油断するな!」

全員「「了解っ!」」


宥「……効果の終了を確認したよ!」


京太郎「よし……全機前進!」

◇グラヴィティ・カノン中心点



憩「……中々酷い有様ですねぇー」



着弾点に到着した京太郎達の目に映ったのは、ゾイドコアを除いた全ての箇所が押しつぶされ、消滅したデススティンガーだった物の姿だった。
そのコアですら、反応を調べると完全に停止していた。



穏乃「ボディが……完全になくなっている……」

憧「凄い物ね……グラヴィティ・カノンの威力ってのは……」



怜「ゾイドコアが完全に停止してしまえば流石のデススティンガーといえども終わりや」

怜「……長かったなぁ」



やえ「京太郎君、念のため私達もその場に向かうわね」


ブリッジに戻ったらしいやえから通信が入る。


京太郎「やえさん……無事で良かった…!」

やえ「ふふっ、さらに凶暴化したデススティンガーに殺されかけたけど……」

やえ「照大尉達が救ってくれたわ」


やえ「そのゾイド……マッドサンダーは凄いわ」

やえ「背中に装備された衝撃砲はたった一撃で数体のデススティンガーを粉々に破壊……」


やえ「そして頭部に装備された巨大な角、マグネーザーは進路上に居る全てのデススティンガーを容易く貫き葬り去る」

やえ「極めつけに私達が以前交戦したトリニティライガーの持つ反荷電粒子シールド……あれの完成版とでも言うべき物を持っているわ」

やえ「その出力は凄まじく本能的に危険を感じ取ったと思われる全てのデススティンガーの荷電粒子砲を受け止めて尚傷ひとつなかった」




憩「あははっ……中々に中々な……」ヒキ


照「心強いでしょう、京ちゃん」ドヤァ



遅れること数分、マッドサンダーもこの場へと到着。


宥(……玄ちゃんのドヤ顔みたい)



京太郎「了解しました」

京太郎「けど、奴のゾイドコアは完全に停止しています」

京太郎「恐らく来るまでも無いですよ」ニヤリッ


やえ「念には念、よ」

やえ「それじゃあ、後で会いましょう」

やえ「人類の勝利を祝してね」ニコッ


やえ「では通信終わり」



プツン


京太郎「よし……それじゃあコアを跡形もなく吹き飛ばすとしましょうか」



淡「その役目は!」

衣「衣達が受け持とうではないかっ!」


照「……京ちゃん下がって」

照「念のためこのマグネーザーでコアを完全に打ち砕く」


直後、まるで照の神砂嵐のようにマッドサンダーの頭部に装備された巨大な槍、マグネーザーが暴風を発生させながら高速で回転する。

小蒔「古代ゾイド人と縁を持つ私達がこの手で決着をつけます」

淡「今度こそ永久に眠りにつきなさいっ!」

淡「デススティンガー!」



そのままマッドサンダーが大地を踏み鳴らしながらデススティンガーのコアへと一直線に突撃を開始する。








だが、デススティンガーのコアの目前にオーガノイドが発する物とよく似た一筋の光が突如として降り立つ。





宥「何事……!?」

アン「こ、この感じ……まさかゾイドイヴっ!?」

バン「なっ!?ゾイドイヴだとッ!?」


カピー「………そういう……事なのですね……」

京太郎「……カピー?」クルッ



振り返るとカピーがまるでこの世の終わりのような悲しい表情をしていた。

自分たちは勝利したはずなのだ。
それなのに何故そんな表情を……

怜「っ!この匂いと気配……まさか……!」


由暉子「見てくださいっ!」

由暉子「光が人型に……!」


見れば一筋の光が徐々に人の形へと変わっていくのがわかった。

やがてその姿は何処にでも居そうなごく普通の少女の姿へと変わる。



だが、この中に居る数名はその姿をよく知っていた。



京太郎「さ、咲……!?」

怜「咲ちゃん……なんで……!?」


咲「………」ブツブツ



照「良かった……」

照「咲無事だったんだね……」ジワッ

照「さぁ、咲そこをどいて」

照「今から咲の後ろにある物を破壊す」




咲「させない」ゴッ!!!




直後咲からこれまで感じたことの無い程の強烈なプレッシャーを感じる。



京太郎「っ……!」ゾクッ






◇???



0~98 ???


25~30 ???




↓2

◇安価判定



0~99   マッドサンダーのゾイドコア停止




咲「カン」




照「……咲?」



咲がたった一言。


そう呟くだけでマッドサンダーの動きが停止する。

そしてまるで力尽きたようにそのままその場に崩れ落ちる。



京太郎「………え?」




怜「ぞ、ゾイドコアが仮死状態になっとる…!」

憧「ちょ、ちょっと一体何が起きたのよっ!?」

失礼しました。
ゾロ目無しで、25~30を除く全ての範囲が同判定です。

◇照のスキルが覚醒しているため、イベント展開が変化します。

◇淡、衣、小蒔のスキルが覚醒しているためイベントが発生します。




咲「……流石お姉ちゃんや私達の同胞が乗っているだけあるね」

咲「完全にコアを停止させられなかったのは初めてだよ」



完全に感情を失ったかのような様子で咲がつぶやき続ける。


京太郎「さ、咲!お前……自分が一体何をしたかわかってるのか!?」

怜「きょ、京ちゃん落ち着くんや……!」

怜「ただの本好きの大人しい文学少女だった咲ちゃんがこんな事出来るはずがないやろ!?」

京太郎「くっ……」


咲「ううん、マッドサンダーのコアを仮死状態にしたのは私だよ」

憧「な、なんて事を……!」



淡「きょ、キョータロー!私達の事はいいからデススティンガーのコアを!」

小蒔「今は一時的に停止していますが、時間さえあればマッドサンダーは私達の力で再起動出来ますっ!」

小蒔「ですから今のうちにっ!」


京太郎「わ、わかりました!」

京太郎「相棒!荷電粒子砲でデススティンガーのゾイドコアを破壊するぞ!」


即座に発射体勢を取ろうとするが、相棒は一切反応しない。



京太郎「……相棒?」クルッ


グレサ「……か、カピー……貴方……!?」

ジェノ「どう……して……?」



後ろを振り返るとそこには顔面蒼白になった二人の相棒の姿があった。


カピー「……ごめんなさいなのです」

カピー「殺しは……しないのです……」


カピー「コアを一時的に機能停止寸前までさせてもらったのです」


カピー「それが咲ちゃんの……」





















カピー「私の本当のご主人様の命令なのです」ポロポロ



大粒の涙を零しながらカピーが言った。




京太郎「………おいおい」




一つだけ思い当たるフシがあった。


3年前に一度故郷に帰った際の事だ。


当時公に出来なかった事で遠くで秘匿していたカピーを咲は、一瞬でこちらに呼び寄せた。
まるで俺がカピーと融合する時に行うように、だ。




思えばあの時咲は何故かカピーの名前を知っていて、カピーは咲の名前を知っていた。



あの時はどちらも大事な存在だったという事もあり対峙する事など夢にも思わなかったので深くは考えなかった。




カピー「さようなら、京太郎お兄ちゃん」ポロポロ

カピー「大好きだったのです……」




そう言い残してカピーが相棒から離れ咲の方へと飛び去っていく。



憧「何が何だかわからないけど……せめてコアだけはぁ!」




それを見ていた憧が即座に荷電粒子砲をデススティンガーのゾイドコアに向けて発射する。



だが




咲「カン」スッ



咲がその右手を荷電粒子砲に向けてかざすだけで荷電粒子砲が霧散する。



憧「生身の人間が……荷電粒子砲を……?」

憧「あ、ありえないでしょ……」カタカタ




咲「……久し振りだね、カピー」

カピー「………ただいまなのです、ご主人様」ポロポロ


咲「ごめんね……でも……」


咲「……ない……いは………るから……」ボソッ

カピー「……わかっているのです」

照「咲……どうしてこんな事を……?」

咲「……お姉ちゃんは忘れたままの方がいいよ」

咲「きっとお互いのために、ね」

咲「私はただ……私の持つ使命のために動いているだけ」


照「訳がわからないよ……!」

照「ようやく再会出来たと思ったら咲は変わっちゃってるし変な力を使うし……!」

照「どうして……なんで……!?」

照「早くそのコアを破壊して……世界を平和にして……もう一度京ちゃんや怜と一緒に静かに暮らそう……咲?」ジワッ



咲「……それは無理だよお姉ちゃん」

咲「お姉ちゃんの持つゾイドイヴの生命を司る力……」

咲「それがある限りこの世界は本当に平和にはならない」


咲「だから……私は全てを終わらせ、完結させる」

咲「この力……ゾイドイヴの司る死の力で全てを、ね」



咲「だからこのコアは貰っていくよ」


咲「さようなら、お姉ちゃん、怜さん」

咲「そして……」ジワッ





















咲「さようなら、京ちゃん」

バン「ま、待ってくれ!ゾイドイヴって……!」


京太郎「咲!待ちやがれ咲!!」

怜「何言っとるんや咲ちゃんっ!?」

怜「今ならまだ引き返せる……だから……!」


咲「……フィーネさんとのリンクも完了」

咲「行こう、カピー」


咲「終わりを始めるために」

カピー「………」コクンッ



機獣の状態に戻ったカピーが無言で頷くと、以前レイヴンに敗れた京太郎を助けた時のように装甲が展開し全身からチューブ状の物が伸び、咲を包み込む。

すると何時ものように、そのままデススティンガーのゾイドコアへと融合し彼方へと飛び去っていった。




京太郎「咲イイイイィィィィ!!」




コアの出力が低下した相棒では追撃する事は敵わず、京太郎はその場で叫ぶ事しか出来ない。



穏乃「くっ……逃がさないっ!」


ダークスパイナーが咲の飛び去った方向に動こうとする。



しかし



スパイナー(ごめん……相棒……エネルギーが……)


穏乃「くっ……!」

宥「無理もないよ……あれだけの連戦をしたんだから……」



デススティンガーとの激戦を潜り抜けた全機は、掠った攻撃などで大なり小なりの損傷を負っており、エネルギーもほぼ限界目前だった。

この状態で追撃を行えばろくでもない結果になるのが目に見えていた。



京太郎「あいつ……最後泣いてやがった……」

京太郎「何とか機械のように無感情に努めていたけど……まるでそれに耐え切れなかったように……」


京太郎「咲……なんでお前は……こんな事を……?」

京太郎「使命ってなんだよ……」


京太郎「お前にはせめて平和に……過ごして欲しかったのによぉ……!」ギリッ


訳がわからない事が余りにも多すぎた。




ビービービー


やえ「京太郎君、大変よっ!」



混乱している京太郎の下へと突如としてやえ達から通信が入る。



やえ「ここから遠く離れたレアヘルツの谷から計測不能な程のゾイドコアの反応と巨大な都市が出現したわっ!」


京太郎「巨大な……都市……?」


照「……っ!」ゾクッ

照「この……感じ……!」

淡「まさか……まだ残っていたの……?」


衣「……何だこの……身の毛がよだつ感覚は……!?」

小蒔「………この感覚」


やえ「偶然付近の偵察を行っていたストームソーダが捉えたデータよ……!」



そう言ってやえから送られてきた画像データに写っていた光景は恐らく俺達が最も見たくない物だった。



一度目は多くの帝国軍人の犠牲を出し、二度目は無数の両軍の軍人と市民を焼き払った最強にして最悪の存在。





京太郎「で、デスザウラー!?」




そこには磔のような状態で停止しているデスザウラーの姿があった。

やえ「このデータを最後にレアヘルツによってストームソーダは暴走」

やえ「彼らのバイタルの停止も確認したわ」


穏乃「は、背後に写っている山が地図に載ってる私の知っている山だとすると……!」


由暉子「このデスザウラーの大きさは……32000メートルはある……という事になりますね」



やえ「幸いまだ起動していないようだけど……見つけてしまった以上これよりウルトラザウルスを始め帝国と共和国の全軍はデスザウラーの討伐に向かうわ」

やえ「こんな物を放置する訳にはいかない……!」



淡「やえ!」

やえ「……どうした、淡中尉?」



淡「あの都市……私の記憶があっていればだけど……」

淡「かつて古代ゾイド人達の都として栄えていた都市……イヴポリスだと思う……」


淡「そして……あの都市から発せられているエネルギー源は……恐らくゾイドイヴ」


淡「テルーの力の根源……それがあの場所にはある」

淡「とっくの昔に滅んだと思っていたけど……まさか残っていたなんて……」


やえ「……なら尚更急いで向かう必要があるわね」


小蒔「間もなくマッドサンダーの再起動が完了します」

小蒔「すぐに追いつきますのでウルトラザウルスは京太郎君達を収容して即座にイヴポリスへ」


やえ「了解よ」

やえ「そういう事だから、京太郎君達は今スグに帰還を」

京太郎「了解です……!」


京太郎「……疑問は色々とあると思うが全機、ウルトラザウルスに帰還!」

全員「「了解ッ!」」


そう言って全機がその身を翻し、ウルトラザウルスへと向かっていく。



淡(……あのデスザウラーは以前帝都で戦った物のおおよそ10倍の大きさ)

淡(恐らくだけど……あのデスザウラーは偽りの存在で……このデスザウラーこそが)



淡(…私の両親や友達を皆殺しにした……オリジナルのデスザウラー……!)ゾクッ




ハーマン「ば、バン大変だ!」

バン「どうしたハーマン!?」


ハーマン「たった今フィーネが……光の粒になって消えた……!」


バン「なっ……!?」


京太郎「フィーネさんまで……!?」




アン「終焉が……」ボソッ

宥「……アンちゃん?」


アン「宥様……本当の終焉が……始まるわ……」








27話 「大決戦 Episode of Side A」  終了

◇27話終了時点での京太郎のステータス



操縦値 300(?)(すこやんクラス)
指揮値 219(全盛期のクルーガー大佐クラス)
対応値 300)(?)(すこやんクラス)
恋愛値 300(?)(歩く恋愛ゲームクラス)




◇勝利ボーナスによりボーナスとして3のボーナスポイントを獲得しました。


◇お好きなステータスに振って下さい。



↓3

◇27話終了時点での京太郎のステータス



操縦値 300(?)(すこやんクラス)
指揮値 222(全盛期のクルーガー大佐クラス)
対応値 300)(?)(すこやんクラス)
恋愛値 300(?)(歩く恋愛ゲームクラス)


◇以上に変化しました。


第28話 「滅びの時 Episode Of SideT」





ルドルフ「現在動かす事の可能な帝国軍の全戦力を派遣します!」

ハーマン「レアヘルツの谷へ急げ!」


やえ「三日後……全てが決まる」




ダークカイザ「間もなく私の真のボディが手に入る……」

ダークカイザー「滅びの時が来たのだ」


ダークカイザー「私がデスザウラーだ」



京太郎「プロイツェン……お前の好きにはさせねぇ!」



京太郎「……バーサークフューラー……?」





レイヴン「これが……本物のデスザウラー……!」



やえ「グラヴィティ・カノン装填!」

ハーマン「撃てェェェェェェェ!!」








淡「次回もめちゃくちゃ動きまくるよっ!」

という所で眠気が限界なので今日は終了とします。


申し訳ありません、誤字です。

マッドサンダーとデスザウラーのサイズがそれぞれ一桁おかしな事になっていました。

デスザウラー 全長 3200m

マッドサンダー 全長4180m 全高 1660m


です。
大きさが天元突破してグレンラガン状態になりかねない所でした。


明日は27.5話から再開します。

それと自由行動なのですが、ストーリーの都合上で2話分まとめるのと、判定ボーナスにより9回あります。
9回の自由行動を終えた後にそのまま28話(前半)と29話(後半)にノンストップでラストまで進みますので、行動を良く考えた方がいいかもしれません。

あ、ショップは一度何処かで利用した方がいいと思います。
一部のアイテムはゾイドバトル編に引き継げたり、引き継げない物もレートは低い物の換金されて初期資金になるので。


ちなみにマッドサンダーの見せ場はあるのですがl、演出の都合上スキップした戦闘のデータ(ウルトラザウルス救援の場面)も用意はしていますので、希望があれば明日サクッとそこだけやろうかと。
ぶっちゃっけ天照大神全員のフラグを完遂している関係でパーツが4つ全部揃っている上に、スキルも覚醒しているのでデススティンガーより強いです。

雷神の勇姿を見たいって方は何か一言書いて頂けるとー。

ではではお付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。

お疲れ様でした。


なるほどなー
もう色々うろ覚えだけど竜華のED見てないならショップ覗く前に見た方がいいかな?
何のボーナスも無くてもEDが増えるのはそれだけでプラスだし

乙ー
自由行動9回とは大盤振る舞いだな
これならED待ち全員回収してショップ行って教本読んでもまだ余るぞ

乙、せっかく苦労してマッドサンダー取ったんだし少しでも長くその勇姿を堪能したいところ。

だから支援物資をまた用意して来た。
マッドサンダー ガーディアンフォース仕様

http://mup.vip2ch.com/mdl.php?img=44702 http://mup.vip2ch.com/mdl.php?img=44701
/0放送当時にゾイドを買ったら貰えたステッカーを貼っただけだけどたぶんこんな感じであってる筈。

ショップ行くのは有りな選択だと思うがせっかくの確定ゾロ目をそこで使ってしまうのはもったいないと思う
二回目以降に回すべきじゃね?

確かに、確か仲間のパラメーターやスキルもある程度引き継がれるんだったよな?

帰りました。




>>74
竜華は好感度に応じてショップで割引ボーナスあるのでありですね。

>>75
勝利とかによるボーナスやらで自由行動の回数が増えていますね。

>>78
すばらっ!
まさにこんな感じですね!
こんなの貼られたら頑張るしかないじゃないですか(歓喜)

この勇姿を見ると実家に保管してあるマッドサンダーを持ってくれば良かったと後悔してしまいます。

>>81
ゾロ目はどれも有効ですからね。

ショップの場合は1週目では本来購入不可能なアイテムが変えたり。

>>82
ですです。
このストーリーで覚醒イベントが発生したり、スキルが一定レベルまで到達したキャラやエンディングを見たキャラはゾイドバトル編での初期能力や、成長タイプや習得スキルが変化します。

この後一応本来のゾイドバトル編での素のステータスと覚醒イベントを起こしたキャラの比較的なステータス貼っておきます。



本編投下予定23時です。
では後ほど。

共和国ルートならシュトゥルム枠はどの装備になったんだろうな

本編投下前にサクッと先程の成長比較の一例を貼っておきます。
 これが素のゾイドバトル編のやえさん。


【パイロット】 小走 やえ
 【LV1】(成長タイプ:万能型:普)  
 【所属チーム】  チーム晩成

 【搭乗ゾイド】 アイアンコングmk2量産型 HP1400+100 EN270 
  
                 ... -―――‐- ....      /}
               /:::::::::::/::::::::::::::::::::::::\  / /
              /:::::::::/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::∨ ∠...__
             /{_:::/::::/::/l::::::| :::::: :ト、:::::::::::::::∨\__彡'
.             ∧__::|::::/::/八::::|\:::::| \:::::|__∧\\
           /イ::::::|:/l:/ ̄`ヽ{  \{´ ̄ }从::|:::|  \\
.          {::::|:/∧{ /芹うト     /芹うト }:|:::l    }::::}_
          _ノミV ノ{∧ 、V炒      V炒/ 小リ   ノ-=≦}
.          /::::::::::/   {ハ   ̄   '     ̄  /^l/  /≧=-く__
.       {/:::::::::{   ヽ圦    r― v    //  {/-=≦彡'_
.          廴:::::::l            `ニ ´   . ´    \/≧=-く
           `^^′        `ト  __ ィ        辷_ -=≦)
                   ┌ |   __ノ\__ __       /∠
                / /∨ \____// ̄\    ̄} /

             __∠二ニ≠==≦二二/:.:.:{   /∧   くく
             //:.:.:{二二二襾二ニニニ/.:.:.:.:|  /   }   ノノ
.          / /.:.:.:.:}ニニニニ/ ∧二ニニ{:.:.:.:.:.:| ,/  \_〉 /

【パイロット能力値】
 【射撃値】 B 75 +20 
 【格闘値】 B 75 +20
 【防御値】 B 75 +20

 【機動値】 B 75 
  
【固有スキル】

  【王者の操縦LV1】  
   名門の名に頼ること無く、幼い頃より努力と鍛錬を続けたやえの持つスキル。
   それにより搭乗ゾイドのHPに+100の補正をかけ、追加で射撃値、格闘値、防御値に+20の補正をかける。

【パイロットスキル】
  【指揮官LV1】
    状況判断に優れ、指揮官としての才能に優れた者のみが持つスキル。
    チームメンバーの命中補正と回避補正に+10の補正をかける。
  【援護射撃LV1】
    優れた射撃能力と、サポート能力を有した者のみが持つスキル。
    チームメンバーが射撃属性の攻撃を選択時に限りダメージ補正に+100の補正をかける。
 
【地形適正】
 【陸】 A 
 【砂】 B
 【海】 B
 【空】 C

【ゾイド性能】 サイズL
 【装甲値】 250
 【運動性】 20+10

【武装】
 【アイアンハンマーナックル】威力:620 命中補正+50 EN5
  ・属性 強格闘
 【対ゾイド6連ミサイルランチャー】 威力:550 命中補正+40 弾3
  ・属性 実弾 強射撃
 【10連発自己誘導ロケット弾】 威力:450 命中補正+60 弾数4
  ・属性 実弾 弱射撃

【ゾイドスキル】
 【レーザーセンサー】 
   ・射撃武器の命中補正に+20
 【ウイングスラスター】
   ・回避率補正に+20
 【複合センサーユニット】
   ・運動性+10

チーム晩成ってことはちゃんと5人とかいるってことだよね
そうなると京ちゃんはどこになるんだ、清澄?

そしてこっちが本編で覚醒イベント及び隠しゾイド入手及びユニークスキルを習得したボーナスの加算されたやえさんですね

【パイロット】 小走 やえ
 【LV1】(成長タイプ:万能型:強)  
 【所属チーム】  チーム晩成
 【搭乗ゾイド】 アイアンコングmk2限定型 HP1700+200 EN280

  
                       __
                    ´        ` 、 r―ァ
                     ' . : : : : : : : : : : : : : ヾ  /
                ′: /: : /:::::/i∧:::i:::: i::::::::く

                  |: : /: : : :/⌒ヽ:/}:::::ト::.. ハ::\
                V/:::i: ::f斧刈 / /⌒i:::::::::i }:::〉

     _rvヘ^ヽ         / ミ/|::::| " `    f斧/::::://::/
    比∧}く>'7     /::::::::/\:::ト  、 __ ` {::::イ-==く
.     人  _ノ     ヾ::::::/ ⌒ヾ 、      人⌒>:::::::}
   / __彡ヘ__ -==ニ¨¨ヽ\  `ー-y< ≧ニ=<
    ∨  _ 人   `ヽ       \:ヽ/^ヽ{ ∧ `≫
    ∨    /}          }:::r≠‐rァ=ミVi {{ r'^ヽ
      \         __,  /::八///⌒7/〈  { `ヽ ヘ
       \  _,. =-   Y^ヽ/::::::::::∨∧::{//>ハ f   /
                     |::::::i : : : : : ⌒~:::|。: : :::iヘ〉  ∧
                   \:::: : : : : : : : : :|. : ::::::| | V/〉ヘ
                       Y: : : : : : : :::::|:::::::::::1j ∨7 }\
                    >ァ: : : : :::::::|。:::::八  \/  ヽ
                     /: : : : ::::::::::::::|:::::::::::::::ヽ     ヘ
                /: : : : : : :::::::::::::∧::::::::::::::::ヘ     ハ


【パイロット能力値】
 【射撃値】 A 95 +30 
 【格闘値】 A 95 +30
 【防御値】 A 95 +30

 【機動値】 A 95 
  
【固有スキル】

  【絶対王者の操縦LV1】  
   名門の名に恥無き力を得るべく、幼い頃よりとてつもない努力と鍛錬を続けたやえの持つ強力なスキル。
   それにより搭乗ゾイドのHPに+200の補正をかけ、追加で射撃値、格闘値、防御値に+30の補正をかける。

【パイロットスキル】
  【指揮官LV2】
    状況判断に優れ、指揮官として非常に優れた者のみが持つスキル。
    それによりチームメンバーの命中補正と回避補正に+20の補正をかける。
  【援護射撃LV2】
    優秀な射撃能力と、サポート能力を有した者のみが持つスキル。
    それによりチームメンバーが射撃属性の攻撃を選択時に限りダメージ補正に+200の補正をかける。
  【戦術指揮LV2】
    自身の仲間の事を当人以上によく知り、その力を活かす事の出来る者のみが持つ強力なスキル。
    それによりチームメンバーの射撃値及び格闘値及び防御値に+30の補正をかける。

【地形適正】
 【陸】 A 
 【砂】 B
 【海】 B
 【空】 B

【ゾイド性能】 サイズL
 【装甲値】 320
 【運動性】 40+10

【武装】
 【アイアンハンマーナックル】威力:620 命中補正+50 EN5
  ・属性 強格闘
 【対ゾイド6連ミサイルランチャー】 威力:550 命中補正+40 弾3
  ・属性 実弾 強射撃
 【10連発自己誘導ロケット弾】 威力:450 命中補正+60 弾数4
  ・属性 実弾 弱射撃
 【ビームランチャー】 威力:750 命中補正+40 EN60
  ・属性 B 強射撃
 【2連想パルスレーザーガン】 威力:600 命中補正+50 EN30
  ・属性 B 弱射撃
 【4連装グレネードランチャー】 威力:500 命中補正+30 弾数2
  ・属性 実弾 特殊:命中時のコンマ判定が50以上で敵を焼夷状態にし、追加で最大HPの10%のダメージを与える。
【ゾイドスキル】
 【レーザーセンサー】 
   ・射撃武器の命中補正に+20
 【ウイングスラスター】
   ・回避率補正に+20
 【複合センサーユニット】
   ・運動性+10

という事で人居れば数レスですが27.5話投下の後に、本編投下といきます。
(安価まで行けるか微妙ですが)


>>88
バトルストーリーラストでレイが乗っていた物を元ネタにしたパーフェクトストライク的な良い所どりライガーゼロor某B・フライハイト大佐のように完全な一心同体で機体が光り輝く状態の覚醒ライガーゼロでしたね。
あのごちゃまぜ感大好きです。

>>91
残念ながら原作の規則上で1チームは最大で4人までとなっているので、チーム晩成は、小走 やえ、巽 由華、岡橋 初瀬の3人で構成されています。
そこに安価で選択して京ちゃんが入って4人となります。

晩成の場合はやえさん以外が初期能力がやや低いので難易度はそこそこ高いです。

ちなみに清澄の場合、最初から4人、竹井久、染谷まこ、片岡優希、原村和が配置されています。
そのため初期チーム選択でチーム清澄を選択した場合は、京ちゃんの加入と同時に優希or和が高遠原中学の繋がりで煌先輩のチームか、和が小学校時代の繋がりでチーム阿知賀に移動して4人という事になります。

今回同様、初期ヒロイン(幼馴染)を選ぶ事が出来るのでそれによっては京ちゃんと幼馴染が加入したりもします。
また、幼馴染は最初から一緒のチームorライバルチームの好きな方に配置する事が可能です。



では人居れば投下いきます。

俺を斬れる者はおるかぁ!?(人居ますか?)

ところで、
>和は新道寺か阿知賀行き
京ちゃんが和と同じチームになることが不可能ってことけ?
変なデータキャラとして戦闘中描写してたり……実はイッチ和のこと好きじゃないのか

ありがたやー
では数レスですが27.5の後に28話と行かせてもらいます。

>>100
一応優希と入れ替えにすれば和は仲間にする事が可能です。

いっそ全チーム初期は3人にして、京ちゃんが入ったチームに応じて後から一部チームが4人に増えるとかにした方がいいのかな?
まぁその辺は考えておきます。

ちなみにのどっちはかなり好きです。
この間の咲CUPの巫女のどっちとか某まりり○んさんの薄い本ののどっちがかわいすぎて(検閲により削除)

第27.5話 「花はやがて枯れる」





◇イヴポリス




突如としてレアヘルツの谷を切り裂き現れた巨大な都市、イヴポリス。


かつて古代ゾイド人の都として栄え……そしてデスザウラーによって滅ぼされた都市だ。


住人が滅び、長きに渡り誰一人として動く者の居なかったこの都市に一筋の金色の光が落ちてきた。



ダークカイザー「……ふっ……来たか宮永咲」



それは地面に到達するのと同時に3つの人影へと分離する。


咲「………はい」

カピー「…………」ギロッ

フィーネ「…………っ」

フィーネ「ここは………?」




ダークカイザー「宮永咲とフィーネ・エレシーヌ・リネ」

ダークカイザー「そしてそのオーガノイドであるカピー……」

ダークカイザー「くっくっく……終わりの扉を開き、デスザウラーを蘇らせる鍵はこれで揃った……」

フィーネ「プロイツェン……!?」

フィーネ「貴方……生きていたの……!?」


ダークカイザー「ガイロス帝国皇帝、ギュンター・プロイツェン……そう呼ばれていた頃もあったな」

ダークカイザー「だが、私はもうプロイツェンではない……」

ダークカイザー「今の私はデスザウラーなのだッ!」



ダークカイザー「惑星Ziの頂点に立つ生命体、デスザウラーッ!」

フィーネ「……プロイツェン……目を覚ましなさい!貴方はもう…!」


ダークカイザー「どうやら勘違いしているようだな……」

ダークカイザー「私は最早人間などという下等な生き物ではない……」


ダークカイザー「既に人間という躯を捨て去り、最強の生命体となったのだッ…!」ニヤリッ




ドクン



プロイツェンの全身を覆っているどこか生物的な異物が妖しく光り輝く。


フィーネ「っ……!?」ゾクッ


フィーネ「まさか……その体……デスザウラーのゾイド……コア……?」

フィーネ「もしかして……デスザウラーと融合を……!?」

ダークカイザー「そういう事だよ……」

ダークカイザー「お前と宮永咲を呼んだのは他でもない……ゾイドイヴを完全に再起動してもらうためだ」

ダークカイザー「今お前達の目の前にある……な」


直後、目の前にあった構造物が崩れ、中から巨大な女性の像が出現する。


咲「これが……ゾイドイヴ」

ダークカイザー「そうだ」


ダークカイザー「さぁ……フィーネ・エレシーヌ・リネよ!」


ダークカイザー「宮永咲と共にゾイドイヴの力を再び蘇らせるのだッ!」ゴッ!!!


フィーネ「………」


その言葉と同時にフィーネの目から光が消える。


ダークカイザー「お前達はゾイドイヴに会いたかったはずだろう?」

フィーネ「……そう、私はゾイドイヴに会いたかった」

咲「……そのために私はここまで来た」

カピー「………」


ダークカイザー「終わりを告げるフィーネという名に、宮永咲の持つ全てを完結させるカンの力……」

ダークカイザー「くっくっく……全てを終焉に導く者に相応しい響だ……」

ダークカイザー「ゾイドイヴは全てのゾイドの母であり、ゾイドコアを無限に生み出す装置……」

ダークカイザー「かつてゾイドイヴは無数のゾイドコアを産んだ」

咲「それはこの惑星に無限の繁栄と発展、そして希望をもたらした」

フィーネ「しかしそのゾイドを戦闘兵器として改造する者が現れた」



ダークカイザーに操られるがままに二人の少女が言葉を紡ぐ。


ダークカイザー「古代ゾイド人の無意味な権力争いのために勝利も敗北もない戦争を続けていた」

ダークカイザー「そんな終わりのない戦争に終止符を打つべく、かつてr古代ゾイド人達はこの私デスザウラーを作り出した」


咲「でもそれは間違いだった」

咲「デスザウラーは惑星Ziの全ての文明を破壊し、大多数の古代ゾイド人を滅ぼした……」


フィーネ「僅かに生き残ったゾイド人は全てのゾイドが滅び、全ての古代ゾイド人が滅びようとも最終手段としてゾイドイヴを停止させようとした」

フィーネ「古代ゾイド人はゾイドイヴの力無しでは生存が出来ない」

フィーネ「だけど……それでもデスザウラーを止めるべくして……」


咲「ゾイドイブを停止させればデスザウラーを含全てのゾイドは死滅する」


咲「だけど……その力は完全には無くなっていなかった」


咲のその言葉と同時にゾイドイヴの前に立つ二人の周囲にフィールドが形成される。


フィーネ「だから今もゾイドは惑星Ziに存在し続けている」



ダークカイザー「逆にその力開放し、再起動すればゾイドは無限に増え続け私のボディも完全に復活する事が出来るのだ」スッ


ダークカイザーが構造物に磔にされたデスザウラーの方を見据える。


ダークカイザー「これこそが私の真のボディ……」


ダークカイザー「かつて帝都ガイガロスを焼き払ったデスザウラーはこのボディをクローニングし、培養した未完成体に過ぎない……」

ダークカイザー「これこそが真のデスザウラーなのだ……」



咲「破滅の魔獣……デスザウラー」



ダークカイザー「さぁ宮永咲、フィーネ・エレシーヌ・リネよ」

ダークカイザー「ゾイドイヴの力を完全に開放するのだッ!」






咲「……そんな事」スッ

フィーネ「ごめんだわ」スッ



二人の瞳に光が戻る。


ダークカイザー「なに……まさか私の洗脳を……!?」





咲「私達は……生き残った古代ゾイド人として使命を果たすために」

フィーネ「完全にゾイドイヴを停止させる」



ダークカイザー「き、貴様らァァァァァ……!!」


ゾイドイヴを停止させようとする二人を止めるべくダークカイザーの体から衝撃波が発せられる。



だがそれは、二人の周囲に形成されたフィールドに弾かれ消滅する。



咲「無駄だよ……」

フィーネ「これで……何時までも続く戦いに終わりを告げられる」

咲「今日……この日が全ての終焉の日になる」


咲「ゾイドイヴを止めればデスザウラーも……デススティンガーも……全てのゾイドが滅びる」


咲「そうすればもう京ちゃんや怜さん……そして誰も戦わずに済む……」

咲「絶対に誰も勝てないデスザウラーとの戦いに身を投じて死なないで済む……」


フィーネ「バンも……アーバインも……ムンベイも生き残れる……」


咲「そのために私は……私達は今度こそ完全にゾイドイヴを止めるよ……!」

ダークカイザー「くっくっく……手が震えているぞォ!」


咲「っ……!」


ダークカイザー「貴様らにそのような事は出来ぬ……出来ないはずだ」

ダークカイザー「この星に居る全ての罪のないゾイド……そしてゾイドイヴ無しでは生きる事の出来ない古代ゾイド人……」


ダークカイザー「その全てを死滅させる事など貴様らに出来るはずがないのだ!」


ダークカイザー「その中には宮永咲、お前の最愛の姉……宮永照も含まれているのだからなぁ」ニヤリッ


咲「……ぁ……わ、私は……それでも……」カタカタ

フィーネ「くっ………」


ダークカイザー「古代ゾイド人がゾイドイヴを止める事など出来るはずがないのだ……」


ダークカイザー「フッハッハッハッハッハ!!」






第27.5話 「花はやがて枯れる」    終了

第28話 「滅びの時 Episode Of SideT」




◇ウルトラザウルス ブリッジ



あの戦いから数時間後、淡の持つイヴポリスに関する情報を下に作戦を立てた京太郎達はウルトラザウルスによってイヴポリスへと向かっていた。
そんな中、ウルトラザウルスにルドルフ皇帝から通信が入る。



ルドルフ「………話はわかりました」

ルドルフ「これより現在帝国軍が稼働可能な全ての戦力をレアヘルツの谷へと編成が完了次第派遣します」

ルドルフ「オリジナルのデススティンガーを撃破した事により、大陸全土に存在する幼体の動きも一時的とはいえ停止中」

ルドルフ「故にこの機を逃さないためにも最低限の防備を残し、デスザウラーを破壊すべく共和国と帝国、そしてガーディアンフォースの総力を結集しましょう」ニコッ


ハーマン「助かります、ルドルフ殿下」ビシッ

やえ「この戦いこそが今度こそ人類の決戦となるでしょう」

やえ「救援に心から感謝します」ビシッ


ルドルフ「ふふっ、当然の事です」

ルドルフ「明日の朝にはガーディアンフォースの遺跡派遣部隊やマルクス隊、そしてシュバルツ大佐の第一装甲師団もそちらへと合流するはずです」

ルドルフ「この力があればきっと私達は負けません」

ルドルフ「それでは、三日後レアヘルツの谷でお会いしましょう」


プツン




教本ゾロはスキル確定強化でいいんだっけ?

ハーマン「聞いての通りだ!」

ハーマン「各員はレアヘルツを防ぐためにもパルスガードの最終確認を怠るなよ!」


やえ「作戦は先ほど説明した通りに、恐らく敵が目論む何らかの手段でデスザウラーが目覚める前にグラヴィティ・カノンによる砲撃でデスザウラーを完全に破壊」

やえ「万が一それで完全に破壊出来なかった場合は共和国と帝国の全軍を投入し、デスザウラーを欠片も残さずに消滅させるわ」


やえ「帝都でのデスザウラーよりも強力だという淡中尉の話が本当だとすれば並大抵の攻撃は通じないと思われるわ」

やえ「だけどそれでも貴方達なら必ず勝利を掴めると私は信じている……」



やえ「……ハーマン大佐」チラッ

ハーマン「了解です」コクンッ


ハーマン「レアヘルツの谷へ急げッ!」

ハーマン「間もなくマッドサンダーが追いつくはずだ!」

ハーマン「遅れを取るなよ!?」


ムンベイ「あいよっ!」

豊音「了解だよー!」

アーサー「やれやれ……こちとら只でさえ鈍足な上に重装備だというのに無茶を言う……」

アーサー「まぁ全力を尽くそうではないか」



竜華「三日後……やなやえ」ポンッ


やえ「ん……竜華か」

やえ「ええ……三日後……全てが決まる」

やえ「デススティンガーとの激戦で損傷した無数のゾイドへの補給と修理……」

やえ「それを3日で終わらせろなんて……我ながら酷いと思うわ」

竜華「あはは……整備兵の皆さんはまた不眠不休やろうなぁ……」

やえ「うん……この戦いが終わったらまた彼らにご飯でも奢る事にするわ……」ハハッ


竜華「人数が人数だからえらい金額になるでー?」

やえ「ふふっ、それくらい世界と天平にかければ安いものよ」


やえ「……竜華」

竜華「んー?」

やえ「絶対に皆と生き残って勝ちましょう」ニヤリッ

竜華「当然やろ?」ニヤリッ



◇ウルトラザウルス内部 朝 自室




京太郎「………三日後……か」

グレサ「ええ……」

ジェノ「……生き残りましょう、主様と私達全員で」


カピーが離脱した事がよっぽど堪えているらしく、あれから二人は元気が無かった。
……無理もないだろう、カピーのおかげで二人は人格を潰し合う事なく同居するという奇跡のような現象を起こし、幾度と無く生命を救われた。

そしてその生命が失われた時もカピーの力を下に皆の思いを束ねたことでバーサークフューラーに進化し生き残ったのだ。
そのショックは計り知れないはずだ。


京太郎(俺自身もかなりショックが大きいんだけどな……)


何しろカピーが居なければ自分自身もとっくの昔に死んでいるはずなのだから。


ジェノ「……カピーも含めて」ニコッ

グレサ「あの馬鹿……何も説明しないで勝手に泣いて勝手に行っちゃって……」

グレサ「絶対に私達の所に引きずり戻してデコピンしてあげるんだからっ……!」ニコッ


京太郎「……相棒」


自身よりショックは大きいはずなのに俺のために気丈に笑顔で振る舞う相棒に胸が熱くなる。


京太郎「へへっ、もちろんだ、相棒!」ニヤリッ

京太郎「必ず取り戻すぞ!」

京太郎「カピーを咲を……全てを!」グッ

グレサ「ふふっ、それでこそご主人よっ」


京太郎「お前達のおかげだよ、相棒」ナデナデ

グレサ「んっ♪」

ジェノ「えへへっ……♪」



京太郎「今回は必ず……生き残るぞ」ナデナデ

グレサ「今回も、でしょ?」

ジェノ「ふふっ、当たり前」ニヤリッ


京太郎「そうだな」ニヤリッ




京太郎「よし、それじゃあちょっと外に出てくる」

京太郎「また後でな、相棒」フリフリ


グレサ「はーい」

ジェノ「気をつけて」フリフリ



………
……



◇ウルトラザウルス内部 朝 廊下


京太郎「さて……イヴポリスに到着するまで3日」

京太郎「それまでは自由だな」


京太郎「やれる事は全て……やろう」

京太郎「さて、どうするかな?」



◇OWABIにより一度だけ強制ゾロ目判定となります。




1:誰かに会いに行く(ゾロ目で指定キャライベントと特殊イベントが発生)


 怜× 宥× やえ× バン

 玄× 憧× 穏乃× 灼  竜華 

 咏× 照× 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー
 
 小蒔× 霞 春 巴 初美
 
 爽 由暉子× 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣× 淡× トーマ 憩× 相棒× 

 透華 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜× はやり×

 いちご 靖子 良子× アーバイン


◇怜、玄、小蒔、淡、照、衣、穏乃、やえ、咏、宥、憩、由暉子、はやり、健夜は現状でこれ以上選んでも進展がありません。選択時は下にずれます。



2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)


3:部屋で教本を読む(能力値アップ及び能力値に応じてイベント:ゾロ目で追加イベント)


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)


5:???(ゾロ目で特殊イベント)




↓3

ん?ところで選択キャラの中に影仮…レイヴンはおらんのかね?

という所で眠気が限界なので今日はこれまでとします。

明日は竜華とのイベントから再開します。

>>133
おうふ、眠気で追加忘れている……。今回の判定で選んでいる人居なくて幸いでした。
失礼しました。次回イベントから追加しておきます。


泣いても笑っても後8回で自由行動は終わりなので、行動は計画的に!

>>120
ですね。


ではではお付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。

お疲れ様でした。

帰りました。


何故か今朝の夢ですこやんと一緒に鍋を食べてました。
本当に何故だろう……


本編投下予定22時前後となります。
では後ほど。

戻りました。

すこやんってアラフォーってネタにされてるけど、ぶっちゃっけかわいいですよね。
現実で居たら普通にアリだと思うんです。


では人居れば投下いきます。
俺を斬れる者はおるかぁ!?(人居ますか?)

普通に好きだわすこやん

いますよー

>>145
キャラととんでもない経歴のギャップ含めてプロ勢の中でもかなり好きです。

ありがたや、投下いきます。


◇安価判定



1:竜華(ゾロ目)



京太郎「よし、竜華さんに会いに行こう」


………
……



京太郎「とは言ったものの……何処に居るんだ?」



◇爽との好感度が一定以上かつ、ゾロ目のためイベントが発生します。


爽「お、京太郎ー!」フリフリ



京太郎「はいー?」

爽「……ふぅ、戦いの前に会えて良かったよ」

爽「実は京太郎に渡したい物があってさ」スッ


京太郎「これは……ライガーのペンダント?」


何処かレオマスターの紋章とよく似た意匠の蒼いペンダントを渡される。


爽「まっ、そんな所さ」


爽「獅子原家……引いてはライガー乗りに代々に伝わる証……みたいなものだね」


爽「ああ、ちなみにそれは私の持っているこれの対だな」チャラ


そう言って爽が胸元からよく似た意匠の赤いペンダントを取り出す。


京太郎「そ、そんな大事な物を俺が貰ってもいいんですか!?」

京太郎「しかも俺は爽さんと違ってライガー乗りですら……」

爽「んー……信じてもらえないかもしれないけどさ」


爽「昨日京太郎と戦う前に夢を見たんだ」

京太郎「夢……ですか?」

爽「ああ」


爽「ライガーゼロとも違う……見たこともない白いライガーがこれをお前に託せ、って言ってね」

爽「普通なら笑い飛ばして終わりなんだけど……あの夢で白いライガーが言っていた事が次々と的中してさ」

爽「信じてみるかなーって気持ちになった訳だ」ウンウン


爽「まっ、そういう事だから騙されたと思って、とりあえず大事に持っていてくれ」ニコッ

京太郎「わ、わかりました!」

京太郎「大事にします、必ず!」


爽「おうっ、頼むよー!」グッ


爽(本当は私の夫になる存在に渡せって父さんには言われているけど……知らん!)ニシシ



◇【引き継ぎアイテム:誇り高き獅子のペンダント】を獲得しました。



◇ゾイドバトル編で【チーム:獅子王】選択時に爽の能力値に補正がかかります。


◇ゾイドバトル編でライガータイプに搭乗時、専用イベント及び能力値に補正がかかります。


爽「そんじゃ、三日後の決戦がんばろうなっ!」フリフリ


京太郎「はいっ!」



そう言い残して爽は軽快な足取りで京太郎の下から立ち去っていった。




京太郎「……………あ」

京太郎「竜華さんの居場所聞くの忘れてた……」


怜「んー?竜華がどないしたんやー?」スッ

京太郎「うお!?」ビビクン

京太郎「お前いつからそこに!?」

呆然と立ち尽くしていると完全に気配を消していたらしい怜がぬるりと俺の前に顔を出してくる。


怜「たった今やでー」

怜「なんか京ちゃんがえらい廊下で唸ってるからすこーし驚かそうとしただけや」

怜「そないな幽霊でも見たような反応しなくてもええやんー?」ムスー



京太郎「……拗ねたフリしても無駄だぞ」

京太郎「ってか冷静に考えたらそもそもお前が驚かそうとしたのが原因じゃねぇか!?」ビシッ

怜「ん……いいツッコミや」ニコッ

怜「ああ、竜華ならそこのエレベーターで最上階に行った所の展望スペースにおるでー」

怜「急に風を浴びたいとか言ってちょうどさっき別れたばっかやしな」



京太郎「おう、ありがとな」

怜「竜華に何か用があるん?」クビカシゲ


京太郎「いや、ただ決戦前に話しておこうと思ってな」

京太郎「竜華さんには色々とお世話になったからな」

怜「なるほどなぁ」


怜「………っ」キュイン


京太郎(ん……一瞬怜の目が緑色に光ったような?)


怜「………はぁ」


怜「まっ、竜華ならしゃーないわなぁ……」

京太郎「……何がだ?」


唐突に怜がつぶやき始める。



怜「ん、それじゃうちはイクスの調整でもしてるわ」スッ


怜「………せいぜいヘタレずに幸せになるんやで」ボソッ


すれ違いざまに怜は何かを呟いたが、良く聞き取れなかった。


京太郎「お前今なんて」

怜「ほなさいならー」フリフリ



だが聞き返すまでもなく怜はそのまま立ち去っていった。



京太郎「……あいつ少し泣いていたか?」


京太郎「……まさかな」



特に泣く理由も思い当たらないので、竜華が移動してしまう前に展望スペースへと向かう事にする。


………
……





チーン



京太郎「ん……結構風が強いな」


ウルトラザウルスの全高がとんでもないというのもあるのだろう。
後部カタパルトの上部に備え付けられた展望スペースは思いの外風が強かった。



京太郎「……けど気持ちいいな」


だがその風の強さが却って決戦に向けての作戦やら何やらで火照っていた脳を冷却するにはちょうどいい感じもする。



京太郎(案外竜華さんもそんな事を考えていたのかもな)フフッ


京太郎「さて……竜華さんは何処に……?」


京太郎「……お、いたいた」


なんて事を考えながら辺りを見回すと端っこの方で竜華が一人でゆっくりと流れる景色を見ているのを発見する。

京太郎(……風で竜華さんの黒髪が揺れている)

京太郎(綺麗だな……)



竜華の何処か艶のある綺麗な黒髪が風になびきさらさらと揺れ動く。
その動きを見るだけで遠目であるにも関わらずその髪質の良さややわらかさが伝わってくる。




竜華「………ん?」クルッ


京太郎「あ」


視線を感じたのだろうか、竜華がこちらへと振り返る。
その際におもちが微かにぷるんと揺れる。


京太郎(すばら)


竜華「京太郎君やない。どうしてここに?」

京太郎「おもち……じゃない」

竜華「おもち?」クビカシゲ


京太郎「竜華さんに会いたくて来ちゃいました」

竜華「あははっ、嬉しい事言ってくれるやないー」ニコッ


竜華「けど……ちょっと前に怜と少しだけ話し合いをしててなー」

竜華「んー、その……深くは言えへんのやけど、今京太郎君と会ったらうちは怜にずるをしたみたいな感じになってまうんや」ウーン




京太郎「いえ、実は怜に竜華さんがここに居るって言われたんです」

竜華「えっ!?怜に!?」


珍しく竜華が目を見開き驚愕の表情で数秒固まる。


京太郎「よくわからないんですけど、なんか竜華さんにならしょうがない…みたいな事を言ってました」


竜華「はぁ……あの時のお返しのつもりやろうか」

竜華「……まぁ一世一代のチャンスやし……約束通り行かせてもらうで」ボソッ


京太郎「ん、今何か言いましたか?」


風の音や、声が小さかったという事もありよく聞き取れなかった。



竜華「すぅー……はぁー……」

竜華「よしっ!」グッ



深呼吸をした竜華が、まるで何かを決意したかのように拳を握りしめ不敵に笑う。



竜華「好きや、京太郎君っ!」ギュッ

京太郎「オモチィ!?」ビビクン



直後あろうことか竜華さんが勢い良く抱きついてくる。
あの豊かなおもちが俺の体へと押し付けられ、心拍数が一気に跳ね上がる。

その余りにも予想外の事態に思わず感じたままの台詞を口走ってしまう。


竜華「まず京太郎君はうちの大切な親友の怜と宥、そしてやえを救ってくれたっ!」

竜華「それだけでも感謝しきれないくらいなのに……それれでいて誰よりも優しくてっ!」

竜華「そしてどんな絶望的な状況でも前向きに希望を信じて戦い続けるその姿勢が……うちにとってとても眩しかったっ!」


竜華「そしてその眩しさはいつからか憧れに変わって……一人の女として京太郎君を好きになっていたんやっ!」

竜華「大好きや、京太郎君っ!」ギュー



顔真っ赤にしながら大声で竜華さんが叫ぶ。

恥ずかしさのせいだろうか、俺を抱きしめていたテがより一層強くなる。


京太郎「お……俺は……!」

竜華「今返事ができひんかったらこの戦いが終わった後でもええっ!」

竜華「ただこの気持ちを……うちは最後の決戦の前に伝えたかった!」




◇エンディング判定



◇恋愛値が300のためエンディングボーナスに強力な補正がかかります。

◇恋愛値が300のためエンディング判定の選択肢に印がつきます。




1:……俺も竜華さんの事が大好きですッ!! ☆


2:すいません、今は返事は出来ません




↓7で最多で判定(余り人がいなそうなので、埋まらなければ5分で多い方で)

◇エンディング判定



1:……俺も竜華さんの事が大好きですッ!! ☆




京太郎「俺も竜華さんの事が大好きですッ!!」


竜華「っ!」

京太郎「思えば今の俺が生きていられるのは竜華さんのおかげです」

京太郎「……かつての小走隊の帝国の内部に有りながら対プロイツェンの特務隊という複雑な立場」

京太郎「万が一戦死者が出てもプロイツェンの息がかかっておらず、実力も高いなんていう都合の良い補充要員がそうそう居る訳もない」

京太郎「そして当時死に場所を探していたやえさんが戦死した場合の代替という役割で竜華さんはセーラさんと共に整備兵として俺達の戦いを裏から支え続けてくれました」

京太郎「そう……ゾイド戦の実力も十分あるのに、後ろで眺めている事しか出来ないという歯がゆさを押し殺して……」


京太郎「……にも関わらず竜華さんは明るく笑顔で俺達を送り出し、帰ってくればおいしいご飯と共に微笑んで言ってくれる「お疲れ様」の一言……」

京太郎「やえさんも言っていましたけど…どんな辛い事があっても明るく笑顔で部隊を支えてくれる竜華さんにどれだけ感謝をしていたか」


京太郎「そんな竜華さんが俺達の相棒を常に最善の状態にしてくれて……そして相棒の改良やパーツの都合をしてくれて居なければ恐らく俺はとっくの昔に死んでいました」



京太郎「そして……今竜華さんの言葉を聞いて改めて実感しました」

京太郎「俺は竜華さんの事が誰よりも大好きですッ!!!」


竜華「京太郎君……んんっ」




竜華「ふふっ……大胆やな……」ニコッ


京太郎「竜華さんが可愛すぎるのがいけないんです」

竜華「ん……竜華や」


竜華「竜華、でええで?」

京太郎「愛してる……竜華」スッ

竜華「うちもや……」



二人の影が再び一つに重なる。








憧「ふぅ……ハイドラの対レアヘルツ用の調整をしてたら汗をかいちゃったわ」パタパタ

憧「展望スペースの風が気持ちいいってシズが言っていたし行ってみる価値はあるわよね」


チーン


憧「っと、着いた着いた」スッ


憧「ん~~~♪」ノビノビ

憧「風が気持ち良いっー!」



クチュ



憧「あら……水音……?」

憧「雨かしら……?」クルッ





憧「……………え”」


………
……



◇ガン・ギャラドを獲得済みかつ、玄のスキルが【覚醒】イベント発生済みかつ、ステルスドラゴンを入手済みかつ、竜華のスキルが【覚醒】イベント発生済みかつ、ゾロ目エンディングのため特殊エンディングへと分岐します。




◇5年後   



◇帝国領   とある谷
  


玄「うーん……っと」


玄「竜華さんのお祖母ちゃんの遺した地図が正しければこの辺なのですっ!」


ガン・ギャラド(……恐らく間違いないだろう)

ガン・ギャラド(……周囲から我と同等……いやそれ以上の何かの力を感じる……!)

玄「それは本当なのです!?」

ガン・ギャラド(うむ)

玄「竜華さん、京太郎君!ガンちゃんもこの周囲に何らかの気配を感じるって言っているよ!」ウンウン

京太郎「本当ですか!?」

竜華「なら早速探索といこかっ♪」ニコッ


玄「それじゃあ二人は探索をっ!」

玄「この辺は野良ゾイドが多いから私は念のため周囲の警戒をしておきますっ」

竜華「了解やで」

竜華「ありがとなー、玄ちゃんっ!」

玄「いいのですよっ」ニコッ

玄「何というか……結婚をして幸せそうな二人を見ているだけで私も幸せな気分になれるのです」

玄「だから手助け出来る事なら何でもしたくなるのですよ」エヘヘ


玄「それじゃ、ひとっ飛びいこうっ!ガンちゃんっ!」



そう言って玄さんのガン・ギャラドが飛び去っていく。


京太郎「それじゃ、行こうか竜華」

竜華「せやな、京太郎」



俺達は今二人でステルスドラゴンへと乗っていた。

長年相棒としてステルスドラゴンを使い続けた竜華が操縦席、俺が後部操縦席といった感じだ。



京太郎「しかし……こんな地図に名前すら乗っていない谷に本当にそんなとんでもない代物があるのか…?」

竜華「あははっ……うちも正直半信半疑やで?」


竜華「かつて古代ゾイド人のドラゴン使いの一族、つまりうちの祖先の里がここで……」

竜華「その祖先が住処兼有事の際のために秘匿していたゾイドがおるなんて、な」



京太郎「ただ5年前の決戦の日……あの光に呼応するように一瞬だけこの場所で巨大なエネルギー反応があった」

京太郎「結局その後のごたごたで埋もれていたそれがふとした拍子に明らかになって……」


竜華「その場所が……うちのお祖母ちゃんが遺した手記の地図のマーカーと一致した……」

竜華「この一族の血も悠久の時の流れで薄れに薄れて……何の偶然かたまたまうちの代で強くその力が発現」

竜華「その上こんな今までずっと誰も気づかなかった事まで明らかになるなんてなぁ……」


京太郎「まぁ、もし偶然なら凄いと思うぜ」

京太郎「偶然なら、な」


竜華「あははっ、なんやそれー?」

京太郎「俺はこう考えるんだ」


京太郎「竜華の一族が必至に、それこそ決死の覚悟で戦ったけど敵わず逆に滅ぼされたデスザウラーという宿敵」

京太郎「それが目覚める時に竜華がその力を持って生まれたのはきっと偶然じゃない、ってな」ニコッ


竜華「なるほどなー」

竜華「うん、そういうの……なんかええな」ニコッ




京太郎「もしそれに書いてある伝承が正しければ……そのゾイドはまた世界が滅びの危機に陥った時にきっと人々を救い出す希望の方舟になる」


京太郎「ギルドラゴン……か」




竜華「うちらがそれを見つけて情報を残せばきっと……」

竜華「うちらがウルトラザウルスに救われたように、その子もきっとその時代の人間を救ってくれるはずや」



………
……




京太郎「……竜華」



それから数分谷の間を捜索していると、ふと何もない場所であるにも関わらず何かの気配を感じた。


竜華「ん……うちも感じたで」

竜華「多分……この岩の向こうやな」

京太郎「あぁ」コクン

竜華「行くで……!」



直後、ステルスドラゴンの頭部に装備されたマシンガンを巨大な岩に向けて撃つ。

するとバラバラと岩が崩れ、中から巨大な何かが出てくる。



京太郎「………すげぇ……これが……」

竜華「ギル……ドラゴン」

竜華「純白で……綺麗やなぁ」

京太郎「あぁ……長い間岩の中に埋もれていたなんて信じたれないほどに綺麗だ…」


そこにはざっと見て4000mはあるだろうか。
ウルトラザウルスにこそ劣る物のとてつもなく巨大な純白の竜型のゾイドが居た。


竜華「あの時の反応はきっとこの子がうちらを呼んでいたんやな」

京太郎「そんな気がするぜ」フフッ



京太郎「お腹の中の子にもこのゾイドの勇姿見せてやりたいぜ」ニコッ

竜華「せやなっ」ニコッ



京太郎「それじゃ、早速これをやえさんに報告しようか」

竜華「了解やで、京太郎」クルッ


竜華「んっ♪」チュッ


京太郎「ん……また随分といきなりだな」ハハッ


竜華「えへへっ♪」


竜華「あ、そや。京太郎」

京太郎「ん?」


竜華「もし……うちらが二人共寿命や病気で死んでしもうてもさ」

竜華「この子……ギルドラゴンのように時代を超えてまた一緒になろうなっ?」ニコッ

京太郎「こんなとんでもない偶然を超えた奇跡のような現象に立ち会えたんだ」

京太郎「きっとなれるさ」ニコッ

竜華「せやなっ!」



竜華「まっ、それまでは……」

竜華「末永くよろしくな京太郎っ!」

京太郎「おうっ!」













竜華 ゾロ目専用エンディング 終了





◇ゾロ目専用エンディングボーナス判定



◇恋愛値が300あるためエンディングボーナスの補正値に最大のボーナスが加算されます。


◇上限突破ボーナスにより恋愛値を除く京太郎のステータスが+10されます。


◇ゾロ目及び特殊エンディングボーナスにより竜華の操縦値が+145(+60)、対応値が150(+60)に変化しました。


◇ゾロ目ボーナスにより引き継ぎ要素として【5大竜の伝説】の情報を獲得しました。
  ・特定イベントを見た際に限定イベントが発生します。

 
◇恋愛値が300のためエンディングボーナスとしてが覚醒イベントを10個スキップします。


◇ゾロ目ボーナスにより、エンディングを閲覧した玄及び京太郎のスキルの【覚醒】イベントが完了しているため竜華のスキルが【改変】されます。


◇それにより竜華のスキルが変化します。


◇竜華所持スキル
 【無極天LV5】
 全てを見通すほどの恐ろしい集中力を獲得した竜華の新たなる力。
 それは相手のゾイドの体温だけでなくパイロットの動きの癖や呼吸までも感じ取り、相手の動きや思考すら先読みする。
 その力はさらに強化され、今の竜華の攻撃を防げる者は早々居ないだろう。
 それにより自身の判定値の最終値に2.5倍の補正をかけ、一度だけ敵の攻撃判定確定時に判定を無効化する。

◇竜華所持スキル2
 【神竜華憐LV5・改】
 ドラゴン使いの一族の血を受け継ぎ、竜の名を受け継ぎし竜華のスキル。
 その力はは歴代の一族の中でも最強の力を誇り、ドラゴンに乗った竜華を止めれる者は早々居ないだろう。
 型名にドラゴン又は名前に竜系統が付くゾイドに搭乗している場合互いに感応する事で力を強く引き出す。
 条件を満たした場合は自身の操縦値と機体値に+600の補正をそれぞれかける。
 また覚醒した玄及び京太郎が同じ戦場に居る場合はさらに操縦値と機体値に+300の補正をかける。



◇ゾロ目ボーナスにより、竜華のスキルの【改変】に合わせ玄のスキルが大幅に変化します。


◇玄所持スキル
 【ロード・オブ・ドラゴンLV5・改】
 全てのドラゴンと感応し、力を引き出し共に歩んでいく事を可能とした玄の完全覚醒したスキル。
 その力はまさにその名に相応しい力を発揮しており、ドラゴンや竜と名の付くのゾイドに乗っている彼女に敵う者はいないだろう。
 ゾイドの名前、または型名にドラゴン又は竜系統が付くゾイド及びに搭乗している場合自身の判定値の最終値に+2000の判定を加える。
 さらにガン・ギャラド又はサラマンダー・F2に搭乗時に限り、操縦値と機体値、さらに判定値へそれぞれ+600の補正をかける。
 また、戦場に竜と名のつくパイロットが居る場合、力を引き出しお互いの操縦値と機体値に+300の補正をかける。
 また、戦場にドラゴンや竜と名の付くゾイドが居る場合、力を引き出しお互いの操縦値と機体値に+300の補正をかける。



◇ゾロ目ボーナスにより、隠しゾイドを入手済みのためガン・ギャラドの性能が変化します。


搭乗ゾイド ガン・ギャラド HP6400(Z・Oアーマー補正+400)
機体値 260

◇ガン・ギャラド所持スキル
 【ハイパー荷電粒子砲LV2】
 ガン・ギャラドが背面に装備した最強の武装。
 その威力はデスザウラーの荷電粒子砲に匹敵すると言われており、とてつもない威力を発揮する。
 それにより自身の最終値に5度まで6倍の補正をかける。
 また敵がシールドスキルを所持している場合、無効化判定に関わらず50%のダメージを貫通する。
 ※連戦時に5度使ってる場合は一度場面が切り替わるか次の話に移行するまで使えません

◇ガン・ギャラド所持スキル2
 【ゴッドテイルLV2】
 ガン・ギャラドが尾に装備した巨大な鋸状の尻尾による攻撃スキル。
 その威力は凄まじく、その巨大な体躯と合わせてありとあらゆるゾイドを破壊する。
 それにより自身の判定値に4倍の補正をかける。


◇竜華のゾロ目エンディング及び宥又は穏乃のどちらかのゾロ目エンディングを閲覧しているため、玄の能力値が変化します。



◇玄の操縦値が120(+20)、対応値が116(+20)に変化しました。



◇ゾロ目ボーナス及び条件を満たし竜華の特殊エンディングを閲覧したため、シュトゥルム・フューラーの性能が変化します。


搭乗ゾイド シュトゥルム・フューラー HP5900(Z・Oアーマー補正+400)
機体値400





◇以上に変化しました。


この後、本来なら時間軸を戻して2の分岐に行くのですが、なんか流石に人が居なそうなので明日に回します。
ちょうど眠気も限界なので。


竜華の血やその他にも色々と情報はちらつかせて居ましたが色々と強化判定の多い竜華でしっかりとゾロ目エンディングを踏んできたので住人の皆様は流石としか言えませんね。
80行制限に引っかかって1レスに収まりきりませんでした(白目)


明日は2の分岐の後に自由行動から再開します。

ではではお付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。
お疲れ様でした。

乙ー
竜華も天照みたくゾイドバトル編で初期好感度変わる感じかな?

帰りました。


恒子ちゃん誕生日おめでとう!
憧れのすこやんと一緒に仕事出来たり、養って発言までしちゃったり恒子ちゃんは勝ち組。


>>180
失礼ました。
竜華もゾロ目補正で天照大神組と同様にゾイドバトル編で補正かかります。


本編投下予定22時です。
では後ほど。

戻りました。

人居れば投下いきます。
俺を斬れる者はおるかぁ!?(人居ますか?)

ありがたやー、投下いきます

◇エンディングを見たため選択肢まで時間を戻し強制的に別選択肢へ分岐します。


◇竜華の真エンディングフラグが開放されました。



2:……すいません、今は返事は出来ません



京太郎「……すいません、今は返事は出来ません」

竜華「……そっかっ」パッ



体を包み込んでいた竜華の温もりが離れていく。
その事に一瞬だけ寂しさとも何とも言えないものを感じた。



京太郎「その……俺には返事を待たせている人達が居ますから」

京太郎「それに……今回の決戦を生き残れる保証もありませんしね」

京太郎「だけど…この戦いが終わったら必ず答えは出します」

京太郎「だから……!」

竜華「あははっ、ええんやで」ポンポン


竜華「うん、やっぱり抜け駆けはあかんわっ」

竜華「うちはどんな結果でも文句は言わへん」

竜華「だから京太郎君が後悔しない答えを出すんやで?」ニコッ


京太郎「はいっ!」ニコッ


竜華「ほな、うちは体が冷えてきたし一旦降りるわ」

竜華「またなー」フリフリ


そう言って竜華さんがエレベーターで下へと降りていった。
それと入れ違いでエレベーター憧が昇ってきたので少しだけ談笑をしてから俺も下へと降りた。


◇ウルトラザウルス内部 昼 廊下



京太郎「さて、昼だな」

京太郎(そういえば照お姉ちゃん達が一回だけならマッドサンダーと特別に【模擬戦】をしてもいいって言ってたっけ)

京太郎(まぁ俺一人じゃ敵わないだろうけど、最強クラスのゾイドとの戦いだしその経験はきっとこの後の決戦でも役に立つだろう)ウンウn

京太郎(時間があったら行くとするか)



京太郎「さて、どうするかな?」


1:誰かに会いに行く(ゾロ目で指定キャライベントと特殊イベントが発生)


 怜× 宥× やえ× バン レイヴン

 玄× 憧× 穏乃× 灼  竜華× 

 咏× 照× 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー
 
 小蒔× 霞 春 巴 初美
 
 爽 由暉子× 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣× 淡× トーマ 憩× 相棒× 

 透華 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜× はやり×

 いちご 靖子 良子× アーバイン 


◇怜、玄、小蒔、淡、照、衣、穏乃、やえ、咏、宥、憩、由暉子、はやり、健夜、竜華は現状でこれ以上選んでも進展がありません。選択時は下にずれます。



2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)


3:部屋で教本を読む(能力値アップ及び能力値に応じてイベント:ゾロ目で追加イベント)


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)


5:???(ゾロ目で特殊イベント)


6:マッドサンダーと模擬戦(ゾロ目で専用イベント)



↓3

EDフラグ立ってるの後何人だっけ
塞とネリー、あと透華もだったか?

◇安価判定


1:爽



京太郎「爽さんに会いに行くか」


京太郎「さて……爽さんは何処に居るかな?」


京太郎「っと、揺杏中尉ちょうどいい所に!」

揺杏「んー?」クルッ


揺杏「なんか用かい?」

京太郎「爽さんを何処かで見ませんでしたか?」

揺杏「あぁ、爽なら格納庫でライガーゼロと話してるんじゃないかなー?」

揺杏「あいつ子供の頃から何かあればライガーと話してたからな」アハハッ

京太郎「了解です」

京太郎「ありがとうございます、揺杏中尉」ペコッ

揺杏「ん、いいって事さ」


揺杏「あ、そだ、京太郎」クイクイ

京太郎「はい?」


揺杏「一々中尉とか付けるのめんどいだろうし私の事も爽と同じで揺杏って呼び捨てでいいよ」

揺杏「ってか階級はそっちが上だしなー」

京太郎「わかりました、揺杏さん」ニコッ


揺杏「別に年齢も対して違わんし呼び捨てでいいのにー」

揺杏「まっ、及第点にしとくか」ニシシ

京太郎「ははっ、お願いします」ペコッ



京太郎「それじゃあ!」タッタッタ

揺杏「おう、またなー」フリフリ


◇揺杏の好感度が中上がりました。




◇ウルトラザウルス内部 第二格納庫




京太郎「……多分この辺に居るはずだな」キョロキョロ

京太郎「お、居た居た」

京太郎「揺杏さんの言っている通りライガーゼロと何か話してるみたいだな」



京太郎「爽さーん」タッタッタ

爽「お?」スッ


爽「京太郎じゃないか、どうしたいきなり?」クビカシゲ

京太郎「何となく爽さんと会いたくなりまして」ハハッ


爽「嬉しい事言ってくれるじゃないか」クスッ


ライガーゼロ「ガルルルル……」


などど話しているといきなりライガーゼロが唸り声をあげる。
何となくだが不満そうな感じだ。



爽「あははっ、なーに不機嫌なってんだよライガー」

爽「んー、もしかして妬いてんのか?」ニヤニヤ

ライガーゼロ「ガォォ……!」プイッ


爽「あー、うそうそ!悪かったって!」ペコッ

>>197
その3人がエンディングフラグ立っていますね。

京太郎「ふふっ、ライガーと仲が良いんですね」

爽「ん、まぁな」


爽「子供の頃から触れ合っていたシールドライガーDCSJを帝都のPK師団との戦いで失ってから……その何というかさ」

爽「心の中にぽかーんって穴が空いたような感じだったんだ」


爽「どのゾイドに乗っても、どんなライガーに乗っても前は感じ取れたライガーとの一体感や心を感じれなくて、さ」フゥ

爽「そんな時に私はこいつと、ライガーゼロと出会った」チラッ


爽「ライガーゼロに乗っている時に気分はさ、何というかまるでアイツが生まれ変わってもう一度私の前に相棒として現れたようでね」

爽「それ以来私はこいつにべた惚れさ」ナデナデ

ライガーゼロ「………♪」

京太郎「見ていて微笑ましいし、やっぱり相棒と仲が良いのはいい事だと思います」

爽「だろー?」ニコッ


そう言って爽がまるで太陽のように明るい笑顔で微笑む。
その笑顔が余りにも眩しく、爽に似合っていて思わず一瞬だけドキッとしてしまう。


京太郎「え、えぇ…!」ドキドキ

京太郎(こうやって見ると……やっぱり爽さんっておもちが無いにしても美人だよな)

京太郎(スタイルはいいし……常に明るい性格だし、男女問わず好かれるんだろうなぁ)ウンウン


爽「あ、そうそう」クルッ


まるで何かを思い出したように爽が口を開く。
それと同時にピタッとライガーゼロを撫でる手を止め、こちらへと振り返る。

爽「ライガーと同じくくらい私はお前にもべた惚れだから」ニコッ


京太郎「そうですか」

爽「うん」








京太郎「って、ええええええええええぇぇぇぇぇ!?」

ライガーゼロ「ガ、ガォォォォォォ!?」ビビクン

???「ふきゅっ!?」


余りにも予想外の言葉に一瞬何事も無かったように流しかけてしまった。

思わず叫び声を上げるのと同時にライガーゼロも驚いたようで京太郎でも分かるほどに驚愕の咆哮をあげる。


京太郎(あれ……今そこのコンテナの影から変な声が聞こえたような……?)



京太郎「じょ、冗談ですよね?」オソルオソル


爽「いや、本気だけど」マガオ


京太郎「お、俺なんかの一体何処が……?」

爽「んーー?」


爽「お前のその何事にも真っ直ぐな所とか、強い心とか?」


爽「まぁ、一番大きいのはお前と戦っていると最高に楽しいってのがあるかもな」

京太郎「俺と戦うと……ですか?」


爽「あぁ」コクン

爽「味方として共に肩を並べて戦う時の心強さと高揚感、演習で敵として戦う時の緊張感と楽しさ」

爽「そんな気持ちに私をさせてくれたのはお前が最初だからさ」


京太郎「で、でも爽さんは共和国の由緒ある家柄の人何ですから俺なんかじゃ釣り合いが……」

爽「ん」

爽「私は容姿とか家柄なんてどうでもいいんだ」


爽「一緒に居て楽しめるか、一緒に居て幸せになれるか」

爽「私はそれさえ満たせればぶっちゃっけ他はどうでもいい」



爽「まっ、そういう訳だからもし良ければ返事を聞かせてくれよ京太郎」ニヤリッ


そう言って、ニヤリといたずらっぽく爽が微笑む。

京太郎(あ、あの目は肉食獣だ……!)

京太郎(獅子原の名とライガー乗りに相応しい野獣の眼光……!)


爽「………ジュルリ」



京太郎(下手に動けば……食われる……!)ゾクッ


京太郎「………」キッ



◇エンディング判定



◇恋愛値が300のためエンディングボーナスに強力な補正がかかります。

◇恋愛値が300のためエンディング判定の選択肢に印がつきます。





1:た、大変魅力的ですけどそんな急に…… ☆



2:(この場に居たら危険な予感がする……逃げよう)




↓7で最多で判定(埋まらなければ5分で多い方で)

◇エンディング判定


1:た、大変魅力的ですけどそんな急に…… ☆



京太郎「た、大変魅力的ですけど……そんな急に返事は……!」

爽「そっか……」ウツムキ



爽が残念そうに肩を落として俯く。
その様子に一瞬だけ心が痛む。


京太郎(……せっかく勇気を出して告白(?)をしてくれたのに……これじゃああんまりじゃないか)

京太郎(……うん、何か声をかけないとな)


京太郎「爽さん……この戦いが終わったら返事を」スッ

爽「ならばライガー乗りらしく……頂いて行くッ!」ニヤリッ


フォローをすべく近づいた京太郎の目に映ったのは先程以上に妖しげに目を光らせながら、不敵に微笑む爽の姿だった。


爽「んぁ……んふっ……ちゅっ…♪」ギュッ

京太郎「んんー……!?」

                                                                   フキュウウウウ!?     ドンガラガッシャーン


その直後目にも留まらぬ速さで顔を両手でぎゅっとホールドされ唇を奪われる。

更にそれと同時に口内ににゅるりと爽の舌が滑りこんで来て蹂躙される。


爽「……ぷはぁ♪」ニコッ


二人の間に架かっていた透明なアーチがツーっと重力に引かれてゆっくりと落ちていく。


爽「ごちそうさま」

京太郎「………え、あ……?」ボッー


レオマスターの名に相応しい肉食獣のような年上のお姉さんからの猛攻は今の京太郎には余りにも刺激が強かった。
行為が終わったにも関わらず、心ここにあらずといった感じで焦点の合わない瞳を爽へと向ける。


爽「……おっ」チラッ


爽「京太郎のライガーがこんなに……!」パァァ

爽「うん、ここで続きをするのはナンセンスだしな」ウンウン


爽「このまま私の部屋に行くとするかっ!」ニコニコ

京太郎(もう、どうにでもなれ)ズルズル


爽(既成事実さえ作ってしまえば周りも納得するだろうしな)ニシシ


爽「そんな不安そうな顔をするなよ」ナデナデ

爽「ちゃんと京太郎のライガーをバーニングビックバンさせてやるから安心しろって!」ズルズル



そのまま爽の手によって京太郎は爽の部屋へと引きずられていく。




ライガーゼロ「」

憧「」

◇8年後


あれから様々な戦いを乗り越えた俺達は結婚し、軍を退役した。

俺と爽は退役後は、爽の実家のある共和国の村で過ごす事となりそこで生まれた子供と爽、同じく退役し故郷へと戻ってきた揺杏さんや誓子さんやナルカァと共に平和な日々を過ごしている。



◇共和国領 獅子原邸


京太郎「ストレート」

揺杏「……ツーペア」

揺杏「うがぁぁ!……また負けたァ…」

ナルカァ「素敵……じゃないです……!」

京太郎「ふっふっふ」ニヤリ


誓子「ゾイド戦だけじゃなくてトランプまで強いとか反則よー…」グッタリ

爽「まっ、私の旦那様だしなっ!」フンス


共和国の名門である獅子原家と結婚したという事もあり、迂闊に前線へと出る事が出来なくなった俺は戦いの日々が嘘であったように、静かな時を過ごしていた。
……たまに仮面とマフラーを付けた女性や、拳法を使う見た目だけは病弱そうな仮面を付けた女性や仮面をつけているけど仮面から赤いホーンがはみ出しているせいで色々と残念な事になっている人達が俺を強奪に来るが。


どの道全盛期の力を俺達は出せなくなったという事もあり、やるとしても精々適当なゾイドに乗って訓練の教官役や仮想敵を務めるくらいだ。
最も、適当なゾイドでも並大抵の相手には負けないのだが。

そして今は全員で豪邸と言っても差し支えのない爽さんの屋敷でかつての仲間であり、爽さんの幼馴染でもある3人と共にトランプをしていた。

成香「とりあえず4位なので私が一度抜けますね」

成香「次は爽さんがどうぞ」ニコッ

爽「おう、ありがとな!」

爽「やるからには勝つぜ、京太郎」ニヤリッ

京太郎「やってみろよ、爽」ニヤリッ


誓子「そういえば話は変わるけど、ユキは無事に東方大陸でも人気になったみたいねー」

京太郎「それは本当ですか!?」ガタッ

誓子「うんうん」

誓子「こっちだけじゃなくて復興を応援すべく向かった向こうでもハイのお姉さんとして大人気らしいわね」


成香「素敵ですっ!」パァァ

揺杏「ふーん、あいつも本当に立派になったよなぁ」


京太郎「ユキは元々誰かのためになら自分以上に真摯に動けるタイプでしたからね」

爽「お~~良く見てんじゃん京太郎」ギュッ


そう言って爽が腕を絡ませて。上目遣いでこちらを見てくる。


京太郎「まぁな」スッ

爽「んぁっ♪」


付き合っている内に爽がこうする時はキスをして欲しいという合図だとわかった。

揺杏「……げっろ」

揺杏「砂糖吐きそう」オエー


誓子「このコーヒーブラックなのに胸焼けしのうだわ……」オエー

成香「……私達もいい相手見つけないと」ハァ

誓子「ってか呑気にトランプなんてしてるけど私達……もうアラサーなのよねぇ……」

揺杏「」

成香「」





成香「そ、そういえば!昨日も来てた何時もの仮面の人達はどうなったんです?」


一瞬この世の絶望を全て練り込んだような悍ましい空気になりかけた場の流れを変えるように成香が言う。


爽「あぁ、あの3人なら何時も通りそれぞれの妹さんと憧がすぐに回収に来たよ」


京太郎「……昨日のアレはちょっと可哀想だったな」

揺杏「アレ?」クビカシゲ


爽「憧がさ、ズバッと言ったんだよ」

爽「いい加減3人共年齢を考えて落ち着きなさいっ!」

爽「ってね」


揺杏「うわぁ……」

京太郎「そしたら3人共我に返ったようにピタッと止まって、その後目尻に涙を浮かべて見事なまでに黙ってさ……」

成香「い、居た堪れない……」


京太郎「そのままずるずると回収されて行ったよ……」

誓子「うん、ショック大きすぎて流石にもう来ないでしょ、それ……」

爽「だといいんだけどな……」ハハッ



京太郎(多分数日後には来るだろうなぁ……)

爽(多分何日かしたらケロッと回復して再来するなぁ……)


………
……





揺杏「それじゃ、また時間が合えば遊ぼうなっ!」フリフリ

誓子「楽しかったのよ」ニコッ

成香「ナルカァ!!」(素敵な時間でした)



京太郎「はい、是非ー!」フリフリ

爽「またおいでー」フリフリ



その後夕方まで遊び続けた俺達は、ゲームを終了し解散する事にした。
まぁ解散と言っても俺と爽はこの後また獅子原邸に戻るだけなんだが。



爽「ん………行ったか」

京太郎「今日は楽しかったな」ナデナデ

爽「うん」ギュッ

京太郎「なぁ、爽」

爽「ん、どうした?そんな改まって」


京太郎「俺達は色々と失ったけどさ……」

爽「……そうだな」


京太郎「でも……いや、だからこそ俺はお前と揺杏さん達だけは絶対に守りぬいてみせる」

京太郎「だから……これからもよろしくな」ギュッ


爽「ははっ、何を今更」ギュッ


爽「私は死ぬまでお前だけを見て、お前だけを愛し続けてやる」

爽「こちらこそよろしくって感じさ」ニコッ


京太郎「ありがとう、爽」スッ

爽「だーめ」プイッ


爽「続きは……夜、な」クスッ

京太郎「わかったよ」ハァ


爽「それじゃ屋敷に戻るとするか」スッ

京太郎「そうだな」ギュッ



伸ばされた手を握り、そのまま屋敷へと二人は戻っていく。


京太郎「大好きだぜ、爽」


爽「私もだよ、京太郎」ニコッ


















爽 ノーマルエンディング   カンッ

◇恋愛値が300あるためエンディングボーナスの補正値に最大のボーナスが加算されます。

◇【???】5/6

◇上限突破ボーナスにより恋愛値を除く京太郎のステータスが+10されます。


◇爽の操縦値が162(+20)、対応値が162(+20)、指揮値が100(+20)に変化しました。


◇恋愛値が300のためエンディングボーナスとしてが覚醒イベントを10個スキップします。


◇爽所持スキル
 【真紅の獅子王LV4・改】
 共和国軍内でも最強クラスの腕を持つ証である紅のレオマスターの称号を持つ爽の力。
 代々ライオン型ゾイドの扱いを得意とするレオマスターの家系である獅子原の一族の中でもその力は歴代最強と言われている。
 その力はライオン型ゾイドに搭乗時のみ効果が発動する。
 それによりライオン型ゾイドの性能を最大限以上に引き出し操縦値と機体値と最終値にそれぞれ+300の補正をかける。
 また戦場にバーサークフューラー系統のゾイドが存在し、爽がライガーゼロに搭乗時に限り【Ultimate X】による補正を2倍にする。


◇以上に変化しました。


◇爽のスキルが一定レベルに到達したため、ゾイドバトル編で一部のイベントの内容が変化します。



◇ライガーゼロの換装パーツに、【ライガーゼロ・パーフェクト】が追加されました。

 ・素体限定である【Ultimate X】が発動しない代わりに非常に強力な性能を発揮します。



◇エンディングを見たため選択肢まで時間を戻し強制的に別選択肢へ分岐します。



◇爽の真エンディングフラグが開放されました。


2:(この場に居たら危険な予感がする……逃げよう)



京太郎(この場に居たら危険な予感がする……逃げよう)

京太郎「返事は決戦が終わったら必ず出します……!」

京太郎「だから……!」


爽「だから?」


京太郎「ごめんなさぁぁぁぁぁい!」ダッダッダ


反転し脱兎の如し勢いで一気に爽から逃げる。

その衝撃で暴風が発生し、格納庫に置いてあったコンテナが横転する。


爽「……鉄板の床が凹んだぞ、おい」タラー




憧「ひっ!?」ビビクン


憧(偶然京太郎の声が聞こえたからコンテナの影で聞き耳を立ててたら……潰されかけた……)カタカタ

憧(なんか温か……あっ……ちょっと漏れちゃってる……)ジワッ



………
……



◇ウルトラザウルス内部 夜 廊下



京太郎「……なんか最近ヒマさえあれば告白して返事を待ってもらっている気がする」

京太郎「俺その内刺されないよな……?」カタカタ


1本くらいなら刺されても気合でどうにかなるが、複数で刺されたら流石にどうにもならない。


京太郎「……気を取り直して何かするか」

京太郎「さて、どうするかな?」





1:誰かに会いに行く(ゾロ目で指定キャライベントと特殊イベントが発生)


 怜× 宥× やえ× バン レイヴン

 玄× 憧× 穏乃× 灼  竜華× 

 咏× 照× 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー
 
 小蒔× 霞 春 巴 初美
 
 爽× 由暉子× 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣× 淡× トーマ 憩× 相棒× 

 透華 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜× はやり×

 いちご 靖子 良子× アーバイン 


◇怜、玄、竜華、憧、小蒔、淡、照、衣、穏乃、やえ、咏、宥、憩、爽、由暉子、はやり、健夜は現状でこれ以上選んでも進展がありません。選択時は下にずれます。



2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)


3:部屋で教本を読む(能力値アップ及び能力値に応じてイベント:ゾロ目で追加イベント)


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)


5:???(ゾロ目で特殊イベント)


6:マッドサンダーと模擬戦(ゾロ目で専用イベント)



↓3

◇安価判定


5:???(ゾロ目で特殊イベント)




◇特殊遭遇イベント判定



0~33 ???

34~66 ???

67~98 ???

ゾロ目 ???



↓3

という所で眠気が限界なので今日はこれまでとします。

明日はイベントの続きから再開します。
コンマ的に中々面白い所を引いたかな、って思います。


ではではお付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。

お疲れ様でした。

乙~
アコチャーついに失禁か~ww

乙ー、肉食系な爽かわええんじゃー
次回から別行動組戻るし今のうちにせショップとかマッドサンダーと演習したいな

マッドサンダーってやっぱ模擬戦でも照達四人のスキル全部使ってくんのかな?
今の京太郎の火力だと鏡の反射だけでも溶けちゃいそうだし勝ち目あるのかな…

グラマスが発動すれば次ターンに移れる、というのの繰り返しとかじゃね?
淡の絶対安全圏とかで確定してもダメージ無効にされる可能性あるし

イッチの説明的に恐らくだけど荷電粒子はシールドで防がれるから通用するのはクローのみ
そしてウルトラザウルス見た限り天照大神の第一スキルがそれぞれ適用されるからグラマスとシールドで攻撃と反射を防ぎつつ、あわあわの防御をぶち抜くとかいうデスステ以上の強敵の予感しかしない
長引くとところたんのスキルも来るし

帰りました。


実はゾイドバトル編の新システムをほぼ流用して咲とビルドファイターズのクロスの構想とかが浮かんでいたりします。
プロ勢をラルさんとかセイパパみたいな殿堂入りに据えて、安価で初期ガンプラを決定してからそれぞれのカスタマイズをしていくみたいな。

能力値にプラモの制作値を設定してこれが低いとV2使おうが弱いし、これが高ければボールでも最強目指せたりとか妄想が捗ります。


>>241
アコチャーが目尻に涙を浮かべてへなへなと座り込みながら、片手で口を抑えて悲鳴を堪えながらしめやかに失禁するの似合い過ぎるのがなんもかんも悪いです。

>>242 >>244 >>246
マッドサンダーはウルトラザウルス同様に全員の操縦値の合算とそれぞれの第一スキル。
それ+格闘系の攻撃スキルと射撃系の攻撃スキルに加え再生スキルと装甲スキル及びシールドスキルを装備しています。

以前も言った通り、最強の隠しゾイドという扱いなのでデスステより遥かに強いです。
(本来なら)タイマンで京ちゃんが勝つのは不可能です。
ただ、グラマスのレベルやCCのレベル、更には相棒が強力なシールドスキルを持っているので、照の反射を数回なら無効化出来るので勝利判定は狙えます。(一定ターン経過時点で京太郎生存or一度でもマッドサンダー撃破で勝利)

ちなみに負けてもそれなりにゾイドバトル編で受ける恩恵が大きいです。
もちろん勝てばそれ以上ですが。

>>245
コンマ次第ではそうなりますね。


本編投下予定22時半前後です。
では後ほど。

>>1のアコチャーの愛情がすごすぎるww
意外にちゃちゃのんも失禁似合うんじゃないか?

ここの>>1の愛情は歪んでるからなぁ
お気に入りのキャラは処女を喰われたり(物理)するし
いっそヤンデレ方向で京ちゃんに自分の体を食べさせる方向でも良かったのよ?(お弁当)

戻りました。


>>248
ちゃちゃのんは失禁したコラ画像何処かで見た記憶があります。
似合いますよね。

>>249
純愛もダークも、燃えも鬱も希望展開も絶望展開も全て楽しんで描ける程度には趣向のストライクゾーン広いですからね。
安価次第ではいろんな方向に転がってましたしね。

でもNTRだけは勘弁な!


では人居れば投下いきます。
ヘル・アンド・ヘヴン!(人居ますか?)

ありがたや、投下いきますー

◇安価判定


67~98 白築 ナナ




何をしようかな、などと考えながら廊下を歩いていると正面で瑞原はやりと、以前一度だけ話した事のある女性、白築ナナがそこに居た。


ナナ「そう……じゃあはやりちゃんもあれ以来慕とは…」

はやり「はい……私なりに調査はしたんですけど……成果は……」シュン


京太郎(慕……?初めて聞く名前だな……)


ナナ「ふふっ、もう随分と長い時間が経つのに調べてくれているだけでも有難いわよ」ナデナデ

はやり「ナナさん……」

ナナ「さっ、貴方も自分のゾイドの調整があるでしょ?」

ナナ「私の事はいいからお行きなさい」ニコッ

はやり「はい……何かわかったら必ず連絡をします」スッ

はやり「では、また」


そう言い残すとはやりは反転し格納庫の方へと歩いて行った、

ナナ「もしあの子達の力があれば……この後に控える決戦できっと役に立ってくれると思ったのだけど……」

ナナ「無い物強請りをしてもしょうがないか……」ハァ


ナナ「私は……残された身なりに私のやれる事を……やるだけ、ね」スッ



ナナ「さて……誰かは知らないけど盗み聞きは関心しないわね」クルッ

京太郎(なっ……気づかれた!?)


一見すると白衣を来た美人の研究者といった風貌であるにも関わらず、自身の気配を見抜けれた事に驚愕する。
気の流れをコントロール出来る京太郎の気配を察知する事はベテランの兵士でさえも困難なはずだった。



京太郎「……良く気づきましたね」スッ


まぁ何の気なしに盗み聞きをしてしまったのは事実だったので大人しく通路の影から身を出す事にする。


ナナ「わぉ、本当に居たのねー」

ナナ「ふふっ、ナイショ話をしている時ってついつい盗み聞きをしちゃう人が多いって本当みたいね」ニコッ


京太郎(やられた……)ガックシ


あの時に見せた物と同様に年齢を全く予想させない程妖艶にナナが微笑む。


京太郎「すいません……悪気は無かったんですけど……」ペコッ


とりあえず素直に謝る事にした。
こちらに非があるのは間違いなかったからだ。

ナナ「ん、気にしないで」

ナナ「大して隠すような内容でもないのよ、正直」

ナナ「むしろ多くの人に知っていて貰いたいくらいだから」フフッ

ナナ「せっかくだし貴方にも教えておくとするわ」


京太郎「はい」゙

ナナ「もう10年以上前になるんだけどね、11歳になる娘が居たのよ」スゥ


そう言ってナナが過去に思いを耽るように瞳を閉じる。



京太郎(待て、10年前に11歳の娘が居るって本気で何歳だこの人!?)


見た目は20台後半くらいにしか見えなかった。


ナナ「当時私はとある目的………デスザウラーの存在の調査をしていたのよ」

京太郎「その当時からですか!?」

ナナ「ええ、そしてその調査の一環で古代遺跡を調査している時に3機の古代のゾイド」


ナナ「ペガサス型ゾイド、オルディオスと出会ったのよ」

京太郎「オルディオス……聞いた事のないゾイドですね」


ナナ「そりゃそうよ」

ナナ「今のところそのゾイドは私が発見した3機以外には見つかっていないもの」

ナナ「さっき一緒に居たはやりちゃんと仲の良かった娘の慕、そしてその友達の閑無ちゃんと杏果ちゃんが私の目を盗んでイタズラ半分でオルディオスに乗り込んだ時に……事件は起こった」


ナナ「3機のオルディオスは突如として共鳴を始め、強烈な光と共に私の前から姿を消した」

ナナ「……それ以来私は娘とは出会っていないわ」

ナナ「あの時……一瞬とはいえどうして目を離してしまったのだろうって今でも後悔しているわ」

ナナ「……私がその後ドクターDの下で本格的に科学者としての道を歩んだのも娘達の手がかりを見つけるためよ」

京太郎「そんな……慕さん達に一体何が……?」


ナナ「多分だけど……遥か過去……もしくは遥か未来……またまた別の世界にでも飛ばされたんじゃないか……って私は考えているわ」

京太郎「そんなオカルト」

ナナ「あるのよ、それがね」ハァ


ナナ「少し古代の文献を漁ったら出てきたんだけど、オルディオスは時空を超える能力があるらしいのよ」

ナナ「デスザウラーによって滅ぼされる世界から離脱し、古代ゾイド人の血を何らかの形で残すために、ね」


ナナ「恐らくだけど娘達はその力で何処かに飛ばされてしまった……そう考えるの」

ナナ「あの子達は皆ゾイド乗りの才能に溢れていたし……もしはやりちゃんが見つけていればきっと心強い味方になってはいたと思うのだけどね」ハァ


ナナ「……多分だけど私が生きている内に娘達と出会う事は出来ないわ」

京太郎「そ、そんな悲しい事を……!」


ナナ「ふふっ、この10年で数えきれない程に後悔と懺悔を繰り返して泣き続けたから覚悟はしているわ」

ナナ「だから気にしないで」


京太郎「っ……!」

ナナ「だけど……もし私が死んだ後……いえ……それこそどんな形でもいいからもし娘達と出会う事があれば伝えて欲しいのよ」

ナナ「『ごめんなさい。そして愛していた』ってね」クスッ


そう言って自嘲気味にナナが微笑む。


ナナ「……あの子は鳥とか翼の生えた物が好きだったから……うん、きっとオルディオスにもそれが伝わって好かれたのよ」

ナナ「だからきっと悪いようにはなっていないはず」


ナナ「それじゃ、私の話はこれで終わり」

ナナ「忙しいでしょうに時間を取らせて悪かったわね」ペコッ

京太郎「いえ、お気になさらず」


京太郎「……もし出会うことがあれば必ず……必ず伝えます!」

ナナ「ありがとうっ」ニコッ


ナナ「それじゃ、貴方の力期待しているわよ英雄さん」フリフリ


そう言ってナナは軽く手を振り、白衣を靡かせながら京太郎とは真逆の方向へと去っていった。



京太郎「白築……慕さん、か」




◇特殊イベント:【白馬の少女達】のフラグが成立しました。

 ・ゾイドバトル編でエイスリンorはやりor???の好感度を上げるor一定ランクまでランクを上昇させる事でイベントが発生します。

◇ウルトラザウルス 内部 朝 廊下



京太郎(あの後日付が変わるのとほぼ同時に別行動を取っていた恭子さんやシュバルツ大佐達が合流した)

京太郎(互いの無事を祝い合い最低限の会話を交わした後に作戦や移動の疲労の色濃い彼女達はやえさんの判断で休む事になった)


京太郎(夜も明けた事だし多分そろそろ起き始めている頃だろう)

京太郎(彼女達に会うのも一つだろうな)


京太郎「さて、どうするかな?」


1:誰かに会いに行く(ゾロ目で指定キャライベントと特殊イベントが発生)


 怜× 宥× やえ× バン レイヴン

 玄× 憧× 穏乃× 灼  竜華×

 セーラ 恭子 洋榎 絹恵 由子 漫 

 咏× 照× 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー

 ゆみ 桃子 佳織 智美 睦月 レイ

 久 まこ 優希 和 華菜 美穂子
 
 小蒔× 霞 春 巴 初美
 
 哩 姫子 仁美 美子 煌 ウェイン

 爽× 由暉子× 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣× 淡× トーマ 憩× 相棒× 

 透華 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜× はやり×

 いちご 靖子 良子× アーバイン 


◇怜、玄、竜華、憧、小蒔、淡、照、衣、穏乃、やえ、咏、宥、憩、爽、由暉子、はやり、健夜は現状でこれ以上選んでも進展がありません。選択時は下にずれます。



2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)


3:部屋で教本を読む(能力値アップ及び能力値に応じてイベント:ゾロ目で追加イベント)


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)


5:???(ゾロ目で特殊イベント:ナナとは遭遇済みのためナナ以外との遭遇になります)


6:マッドサンダーと模擬戦(ゾロ目で専用イベント)



↓3

◇安価判定


3:部屋で教本を読む



京太郎「よし、部屋で教本を読むか」


◇対応値が60以上あるため誰かを誘うことが出来ます。



京太郎「せっかくだし誰かを呼んで一緒に読むか」

京太郎「その方が効率がいいはずだしな」ウンウン


◇教本を読むを選択すると京太郎のステータスの4種類のうち安価で指定された能力を成長させることが出来ます。
  ・成長数値は読む教本やコンマによって変化します。


◇また対応値が一定以上上がると誰かと一緒に教本を読むことが可能になります。
  ・その場合一緒に読んだ仲間の能力も一緒に上昇します。

  ・さらに恋愛値が高い場合そのキャラの好感度も直接会う選択肢程ではありませんが上昇が期待できます。
   現時点で近くに居るキャラなら誰でも選択可能です。

◇カンスト能力値があるため追加で情報が開示されます。


◇また隠し要素として能力がカンストしている場合特殊なイベントorスキルの習得イベントが起きます。
 
 ・イベントや習得スキルは読む教本によって変化します。
  習得したスキルをさらに成長させたい場合はそのスキルの元となったキャラに会うといいでしょう。

◇そのキャラが居ない場合は縁のあるキャラの好感度を上げれば遭遇が可能になります。




京太郎「さて、誰と読もうかな」


 怜 宥 やえ バン レイヴン

 玄 憧 穏乃 灼  竜華

 セーラ 恭子 洋榎 絹恵 由子 漫 

 咏 照 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー

 ゆみ 桃子 佳織 智美 睦月 レイ

 久 まこ 優希 和 華菜 美穂子
 
 小蒔 霞 春 巴 初美
 
 哩 姫子 仁美 美子 煌 ウェイン

 爽 由暉子 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣 淡 トーマ 憩  

 透華 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜 はやり

 いちご 靖子 良子 アーバイン 



↓3

◇安価判定


 咏



京太郎「よし、咏さんと読もう」

京太郎「咏さんと一緒に読んで学んだ力で何度この命を救われたかわからないしな」フフッ


………
……




京太郎「お、いたいた!」

京太郎「咏さーん!」フリフリ


咏「ん~?」クルッ


咏「お、京君じゃんっ!」パァァ


赤い着物をなびかせながら振り返った咏の顔が京太郎を見つけるのと同時に笑顔に変わる。


咏「どうした、私に何か用かぃ?」パタパタ


僅かに頬を紅潮させながら落ち着きなく着物から覗く両手が上下に揺れ動く。


京太郎(うん、やっぱりさっきの純粋な笑顔とか子供っぽい動作のせいで童女にしか見えねぇ……)


これで年上だというのが今でも時々信じられなくなる。


咏「……なんか今失礼な事考えなかったかぃ?」ジトー


京太郎「ハハッ、まさか」

京太郎(ごめんなさい)



京太郎「もし時間があれば一緒にまた教本を読みませんか?」


気を取り直して本来の目的に戻る。


咏「暇じゃないけど京君と一緒に過ごせるなら暇を作るぜぃ!」ニコッ


京太郎「いえ、忙しいのなら無理をせず……」

咏「ふふっ、後で通常の3倍で動くから問題なしじゃねっ!知らんけどっ」


咏「さぁ、そうと決まれば善は急げってねぇ!」ギュッ

咏「さぁ京君の部屋に行こうじゃないかぃー♪」ニコニコ


そう言って咏が腕を深く絡ませて来る。
そしてそのまま笑顔を浮かべながら京太郎の部屋へと引っ張っていく。



京太郎(何だこの年上のかわいい生き物!?)



◇ウルトラザウルス内部 京太郎の部屋




ガチャッ



咏「かぁっ~~~!!」

咏「この部屋中に漂う京君の匂いたまんねぇ!」ピョンピョン


咏(さて、真面目に教本を読むとするかぃ!)

京太郎「」


咏「………あれ、もしかして今私逆に」

京太郎「さ、さてどの教本を読みましょうか?」タラー


京太郎(うん、何も聞かなかった事にしよう)

京太郎(グレサ達が偶然格納庫に行ってて良かったぜ……)


◇能力値にカンスト項目があるため特定の教本以外も読むことが可能になります。


◇複数のカンスト項目があるため選択時の習得スキルのヒントが開示されます。


◇4項目全てがカンストしているため初期段階のスキルは全て100%習得可能です。


◇能力が上限突破しているため、レベル2以降のスキルの習得難易度が低下します。


1:カール・リヒテン・シュバルツ著の教本
 上昇能力値:小  難易度:易
 
習得スキル:不屈系+最終値+補正 効果小


2:瑞原はやり著の教本
 上昇能力値:中 難易度:普

習得スキル:特殊系 声援による+補正


3:野依理沙著の教本
 上昇能力値:大 難易度:難
 
習得スキル:特殊系 残HPに応じて最終値に+補正 効果大

4:赤土晴絵著の教本
 上昇能力値:大 難易度:難
 
習得スキル:バフ系 操縦値に+補正 効果中

5:三尋木咏著の教本
 上昇能力値:特大 難易度:激難
 
習得スキル:バフ系 最終値+補正 効果特大or特殊系 コンマ値に応じた+補正 効果大

6:小鍛治健夜著の本
 上昇能力値:超特大 難易度:魔物級

習得スキル:判定無効化系orHP、操縦値、機体値に+補正 効果小

7:次元覇王流拳法の本
 上昇能力値:特大  難易度:魔物級

習得スキル:特殊系 最終値に特殊+補正 効果中


◇京太郎が習得可能なスキル数は最大で4つです。
  残りスキル数の空き枠は0です。
  新たにスキルを習得する場合はどれか一つを解除する必要があります。



◇能力値が上限を突破しているため、咏と相性のいい教本の情報が開示されます。

 相性補正:大 【三尋木咏著の教本】

 相性補正:小 【小鍛治健夜著の本】 【野依理沙著の教本】 【赤土晴絵著の本】


↓7分以内で最も安価の数の多い教本の判定とします。


◇安価判定


5:三尋木咏著の教本
 上昇能力値:特大 難易度:激難
 
習得スキル:バフ系 最終値+補正 効果特大or特殊系 コンマ値に応じた+補正 効果大



咏「そ、それじゃあ私の本でも読むとするかぃ!」

京太郎「そうですね!」



お互い先程の件は無かったことにした。


京太郎「さて、どの項目をメインで読みましょうか?」

咏「ん~そうだねぃー}



1:操縦値の項目(300到達済)


2:指揮値の項目


3:対応値の項目(300到達済み)


4:恋愛値の項目(300到達済)



↓3

◇安価判定


2:指揮値の項目



京太郎「指揮に関する項目を読みましょうか」

咏「あいよっ!」ニコッ



京太郎「指揮官たる者は常に最前線にあるべし……か」

京太郎「帝国軍の訓練教本に書いている事とは真逆ですね」

咏「ん、だろうねぃ」

咏「軍隊っていうのは分隊、小隊、中隊、大隊、連隊、そして師団」

咏「それぞれ指揮官が部下の運命を担っているって言っても過言じゃない」

咏「指揮官を喪失すればその指揮官が有能で、優秀であればある程その動揺や損失は下へ、さらにその下へと大きく響いていく」

咏「故に帝国軍は基本的には指揮官は中衛の地点で指揮を執る」

咏「だから私の言っている事は一見ナンセンスかも知れないけどねぃ」


咏「だけど、後ろで旗を振っているだけの指揮官に部下は本当の意味で付いてこない」

咏「なら、部下を本当の意味で従えて、100パーセント、引いてはそれ以上の力を引き出すにはどうすればいい?」


京太郎「……指揮官が最前線に出る、って事ですね」

咏「正解」ニヤリッ

咏「一見愚行だけど、つまり突き詰めればその指揮官が絶対に戦死しない程の絶対的な自信を持っていれば話は変わるんだよねぃー」


咏「普通の部隊であれば自分達より後ろに居る指揮官が自分達より前で戦い道を切り開いていく」

咏「我に続け、と鼓舞をしながらねぃ」

咏「さらにそれが軍で絶対的なエースと呼ばれている存在であれば、それだけで兵士たちの士気は跳ね上がる」


咏「そして士気が最高潮に達し、指揮官の下で最大限以上の力を振るう兵士達は本来であれば不可能な任務でさえ、可能とする」

咏「それが私の指揮に関する考え方だねぃ、知らんけどっ」


咏「まぁ京君の周りじゃこのやり方でやえ大佐やシュバルツ大佐がそれを実践して高い戦果をあげてるねぃー」

京太郎「なるほど……」


咏「まっ、これは私の持論だから京君は京君のやり方で行くといいんじゃね、知らんけどっ!」ニシシ

咏「もしこのまま行けば京君はいずれ有能な指揮官ややえ大佐の片腕となるだろうしねぃー」パタパタ


京太郎「ありがとうございます、咏さん」

京太郎「何かが掴めた気がします」ニコッ




◇教本効果判定

◇カンストステータスが4箇所あるためコンマ補正に+80の補正がかかります。

◇上限突破ステータスが4箇所あるため、コンマ補正に+40の補正がかかります。
  
◇ゾロ目は素で出た場合か+80によりゾロ目になった場合に有効となります。

◇上限突破ステータスが4箇所あるため、成長能力値に補正がかかります。

◇【三尋木咏著の教本】と相性のいいキャラのため成長能力値に多少の補正がかかります。

0~100  失敗     操縦値 京太郎+1 咏+1

101~150  成功     操縦値 京太郎+3 咏+3

150~219  大成功   操縦値 京太郎+10 咏+10

ゾロ目   ???   操縦値 京太郎+20 咏+20


↓3 コンマ下二桁

ひぃ、ここで出ますか…!

そういや前も同じ判定でゾロ目出したっけか

◇安価判定


◇ゾロ目   MIRACLE RUSH!  指揮値 京太郎+20 操縦値 咏+20


◇咏のエンディングを閲覧済みかつ、スキルが最高レベルに到達済みかつゾロ目が出たためイベントが発生します。



京太郎「これで俺はさらにもう一歩前に進むことが出来そうです…!」

京太郎「貴重な時間をありがとうございましたっ!」ペコッ

咏「ん、いいって事さっ」


咏「私もこうやって京君と教本を読んでいると前のあの時みたいに自信の原点に触れる事で……何かが掴めた気がするしねぃ」ニヤリッ





◇ゾロ目ボーナスにより京太郎の指揮値が242(+20)、咏の操縦値が255(+20)、咏の指揮値が110(+20)に変化しました。


◇イベントにより咏のスキルが特殊変化します。


◇咏所持スキル
 【迫り来る怒涛の業火LV4・改】
 かつて帝国最強のゾイド乗りの名をほしいままにした三尋木咏が完全に力を取り戻した事で覚醒した真のスキル。
 その業火は己に立ちはだかる全ての敵を跡形もなく焼き払うだろう。
 それにより自身の最終判定値に+1200の補正をかける。
  



◇以上に変化しました。

◇安価判定


◇咏のノーマルエンディングを閲覧済みにつき、確定でどちらかの【受け継ぎ】スキルをレベルアップまたは習得する事が可能となります。


1:【受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改】
 かつて帝国最強のゾイド乗りの名をほしいままにした三尋木咏の持つ力を受け継いだスキル。
 それにより特定条件下で全ての敵を跡形もなく吹き飛ばす程の力を発揮する。
 京太郎はそのスキルを実戦の中でさらに磨き、独自の理論を組み込んだ事で新たなスキルへと昇華させた。
 それにより常に自身の判定の最終値に2倍の補正をかけ、判定コンマが60以上の場合2.5倍、以降70以上で3倍、80以上で3.5倍、90以上で4倍の補正をかける。
 さらにゾロ目の場合は5倍の補正をかける。

2:【受け継ぎし力:迫り来る怒涛の火力LV2】
 かつて帝国最強のゾイド乗りの名をほしいままにした三尋木咏の持つ力を受け継いだスキル。
 その力は全盛期と比べると遠く及ばないがそれでも尚非常に強力な力を持つ。
 自身の最終判定に+80の補正をかける。



↓3分で多い方で判定

>>298
そうなんですよね。
またここで出たので素で驚きました。

うたたん何か持ってる。

安価なら↓

(とりあえず今日は次の自由行動安価出して終了にします)




◇安価判定


1:【受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改】
 かつて帝国最強のゾイド乗りの名をほしいままにした三尋木咏の持つ力を受け継いだスキル。
 それにより特定条件下で全ての敵を跡形もなく吹き飛ばす程の力を発揮する。
 京太郎はそのスキルを実戦の中でさらに磨き、独自の理論を組み込んだ事で新たなスキルへと昇華させた。
 それにより常に自身の判定の最終値に2倍の補正をかけ、判定コンマが60以上の場合2.5倍、以降70以上で3倍、80以上で3.5倍、90以上で4倍の補正をかける。
 さらにゾロ目の場合は5倍の補正をかける。



◇以上を習得しました。


ビービービー



咏「ん、ちょいとごめんねぃ」



教本を読み終えてしばしの間咏と談笑をしていると通信が入る。


やえ『ああ……咏少佐すいません』

やえ『姿が見当たらないので通信を入れさせてもらいました』


咏「ん、急に姿を消した私が悪いから気にしないでいいぜぃー」パタパタ


やえ『これから戻ってきたシュバルツ大佐や恭子大尉や久大尉と共に再度作戦の最終調整を行うので戻ってきてもらえると…』

咏「了解っ、すぐに戻るねぃー」


プツン




咏「京君、そういう事だから私は戻るねぃー」

京太郎「むぅ、なんか貴重なお時間を使わせてしまったみたいで…むぐっ」


咏へと謝ろうとすると、その口を咏の白く整った指が塞いでくる。


咏「私は京君と居たいから来たんだ、だから謝る必要はないんじゃね。知らんけどっ」ニコッ

京太郎「ふふっ……何時もありがとうございます、咏さん」

咏「うん、謝罪よりお礼の方が好きだねぃ、やっぱりっ!」スッ


咏「それじゃ、私は行くとするよ」

咏「じゃねぃ、京君っ!」フリフリ

京太郎「はい!」フリフリ


ガチャ


……



◇ウルトラザウルス内部 昼 廊下



京太郎(……決戦の時が近づいてきたな)

京太郎(咲……カピー……何があったのかは知らねぇけど)

京太郎(馬鹿な事だけはするんじゃねぇぞ……!)




京太郎「よし……とりあえず何かするか」

京太郎「さて、どうするかな?」


1:誰かに会いに行く(ゾロ目で指定キャライベントと特殊イベントが発生)


 怜× 宥× やえ× バン レイヴン

 玄× 憧× 穏乃× 灼  竜華×

 セーラ 恭子 洋榎 絹恵 由子 漫 

 咏× 照× 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー

 ゆみ 桃子 佳織 智美 睦月 レイ

 久 まこ 優希 和 華菜 美穂子
 
 小蒔× 霞 春 巴 初美
 
 哩 姫子 仁美 美子 煌 ウェイン

 爽× 由暉子× 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣× 淡× トーマ 憩× 相棒× 

 透華 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜× はやり×

 いちご 靖子 良子× アーバイン 


◇怜、玄、竜華、憧、小蒔、淡、照、衣、穏乃、やえ、咏、宥、憩、爽、由暉子、はやり、健夜は現状でこれ以上選んでも進展がありません。選択時は下にずれます。



2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)


×3:部屋で教本を読む(能力値アップ及び能力値に応じてイベント:ゾロ目で追加イベント)


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)


5:???(ゾロ目で特殊イベント:ナナとは遭遇済みのためナナ以外との遭遇になります)


6:マッドサンダーと模擬戦(ゾロ目で専用イベント)



↓3

ファ!?ゾロ目連発な上にゾロ目透華……だと……?
(ゾロ目だところたんも関わってくるのでゾイドバトル編の龍門渕があかん強さになりそうです)

デバフキャラとして透華の冷やし透華は最高峰の性能なので中々エグい事に…
ちなみに1期の最終回の自由行動で龍門渕のいずれかを離脱前に選んでいると永水の加入が遅い代わりにGF編最初期に龍門渕が加入していたりしました。

では眠気が限界なので今日はこれまでとします。
明日は透華とのイベントから再開します。

ではお付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。

お疲れ様でした。




乙ー
京ちゃんの火力が悍ましい事になって来てるな
適当に収束荷電粒子砲ブッパするだけで約3万、ブースター付きで約6万とか頭オカシイ(震え声)

ゾイドバトル編の舞台が日本(or日本みたいな地形)でないのなら地域別での予選とかないし、
全国の臨海相当の敵として後半で出せばバランスはどうにか、どうにかとれなくもないこともないかもしれないよ(震え声)


かなり前に言ってた気がするけどゾイドバトル編って遥か未来になるんだっけ?

京太郎の指揮値262じゃない?

帰りました。


>>318
こんなん考慮しとらんよ

>>319 >>322
舞台は引き続き西方大陸なのですが、ゾイド本編同様に既に世界各地で甚大な被害が出ているので…

・そのためこの直後にゾイドバトルを行うのは流石に不可能。

・戦争の傷を癒やしたり、復興を進めめて、ある程度世界が落ち着くまでにどれだけルドルフややえさんやシュバルツ達がどう頑張ってもある程度の年数は必要

・かといって年数経過するとキャラの年齢が悲惨(特に(31)さんとか)


なので原作通り、戦争のあった時代から2000年後、といった形にします。


暫定プロットでは↓で言っていますが咲本編で言う所の長野予選のような地区大会的な物を予定しているので、選ぶチーム次第では結構ややこしい事に。

本編の予定では1ターンを1周間として、1週の期間を一年とします。
おおまかな目標はゾイド/0のチームブリッツ同様にチームのランクのSクラスへの到達。(チームによって目標に差はあります)

おおよその流れとして1月に1周目では制覇困難な新人カップ(クラス問わずゾイドバトル1~2年目のキャラ限定、個人戦)、4月にU-18カップ(クラス問わずに18歳以下のキャラのみ参加可能、チーム戦)
7月に咲本編でインハイにあたる大陸の各地区予選から代表を決めてトーナメント形式で決勝戦(チーム戦)
10月に武装限定カップ(格闘のみとか狙撃のみとかライガーのみとかの大会。個人戦)、そしてラストの12月にゾイド/0最終回にあたるロイヤルカップ(Aクラス限定、勝てばSクラス、チーム戦)

その後、事前に個人戦に参加するというのが安価で決定していれば個人戦を行います(ゾイド/0でのリノンやバラッドの言葉から、個人ポイント及び個人戦の存在が確定しているので)


>>325
あ、その通りですね。
失礼しました。


本編投下予定22時半です。
では後ほど。

>地区大会
クリア狙うなら長野にあたるチームを選ぶのはやめておいたほうがいい、と
京ちゃんの能力を完全に引き継ぐなら覚醒強化龍門渕相手でもワンチャンあるかもしれないけど……

ん?つまりゾイドバトル編は今から2000年後の惑星Ziで京太郎たちは未来に転生するのか?

京ちゃんがこのままハーレム築いちゃえばどこに生まれ変わろうと遺伝子的に不自然はないよね
だから本編はハーレムでいこうず

戻りました。

この時代のままゾイドバトル編行ったら京ちゃん負けようがない上に最初からレベル100なりそうってのもあったりします。

>>327
まぁ一応全員レベル1にはするので、100%無理ゲーって程にはなりませんが、厳しいですね
ゾロ目やパーツやモジュール次第では勝ち目があるようなバランスにはします。
理不尽負けはあまり好きじゃないので。

>>329
この時代のキャラクターの子孫、或いは生まれ変わりやらって感じって思ってもらえれば問題ないです。
だから(ごく一部を除いて)記憶とかも初期化されます。
ただ血に眠る力的な感じでこっちで覚醒したキャラとかはその一部が引き継がれる感じです。

>>330
ハーレムは(過去の松美姉妹EDとか怜照咲淡と暮らすED的な)ゾロ目とか特殊判定エンディング限定なので勘弁してつかァさい!
予定ではノーマルエンディングを見たキャラ全員の中から安価で最多のキャラの真エンディングを見れる感じとなります。


では人居れば投下いきます。
俺を斬れる者はおるかぁ!?(人居ますか?)

お前を殺すのは一番最後にしてやる(ありがたや、投下いきます)

◇安価判定


1:透華(ゾロ目)




京太郎「透華さんに会いにいくか」


……




京太郎「お、和中尉ー!」

和「はいー?」タユン


京太郎(相変わらずすげぇおもち)


京太郎「何処かで透華さんを見なかったか?」

和「えっと……透華さんなら衣さんと一緒に部屋に入っていくのを見ましたよ」

京太郎「了解、ありがとよ和中尉!」ダッ

和「………」ギュッ


目的を果たしたため和へとお礼を告げ、透華の下へと向かおうとする京太郎の手を和が両手で包み込むように握りしめる。


京太郎「え……えっと……もしかして俺何かしたか……?」


思い当たる節はないが、常識人かつ冷静な原村和がこのような行動を取るからには理由があるはずだ。

◇【指揮値】が150以上かつやえが【絶対王者の指揮】を獲得しているためイベントが発生します。



和「須賀中尉……いえ須賀君っ!」クワッ

京太郎「ひゃい!」ビビクン


京太郎(身を乗り出したせいで俺の腕が和中尉のおもちに沈んで……!)


和「先日の戦いの貴方の指揮の戦闘記録を見ました!」

和「以前より須賀君の操縦技量には一目置いていましたが……それでいて指揮の能力までもあれ程とは……」


和「私は貴方を護るためなら、愛機の赤いシャイアンと共に何でもする覚悟です!」

京太郎「いや、指揮ならやえさんの方が…!」


確かに前線での指揮は最近出来るようになった自覚があるが、やえのように後方での砲撃部隊や爆撃部隊との兼ね合いや、大陸全体をも見据えた指揮が出来るかと言われればまた別だ。
やえの指揮能力は一つの戦場だけでなく、全ての戦場を左右するほどに強大で、高い。


和「それと」スッ


和がさらに身を乗り出し京太郎の耳元へと口を近づける。


和「……貴方の事を個人的に好いていますから」ボソッ


京太郎「えッ!?」


驚愕する京太郎を余所に和は握っていた手を離しそのまま横を通り過ぎて行く。



和「ふふっ、それでは明後日の決戦、お互い全力を尽くしましょう!」カァァ


言ってから恥ずかしくなったのか和が顔を真赤に紅潮させる。


和「ではさようならです、ゼロォォォォォォ!!!」ダッダッダ


そのままおもちをゆさゆさと揺らし、謎の単語を叫びながら廊下を走り去っていった。



京太郎「……ゼロって誰だよ」


この短時間に色々とありすぎて疲労感に襲われる。



京太郎「うん……とりあえず透華さんの所に行こう」スタスタ



◇ゾロ目ボーナスにより和の好感度が特大上がりました。



っていうかいつの間にかシャイアンがキャノニアーゴルドスめいた専用機に……。

きれいなプー様の指揮値はどんぐらいなんだろうな

◇ウルトラザウルス内部 透華の部屋の前



京太郎「……おかしくね?」

京太郎「なんかやたら扉が豪華なんだけど……」


ウルトラザウルスはまだ出撃をしてからそう日は経っていない。
にも関わらず、ここの部屋の扉だけがまるでお屋敷の一室であるかのように豪華絢爛な装飾と、通常の部屋3倍の大きさを誇っていた。



一「あぁ、ハギヨシさんが決戦と聞いて昨日帝都から走ってきて合流したからね」

一「ハギヨシさんがやってくれたんだと思う」ウンウン



京太郎「あぁ、なるほど…ハギヨシさんが……あの人なら仕方ない……」

京太郎「っていつの間に背後に……!?」クルッ

一「ごめんね、ボクは君を部屋に入れるように言われているんだ」ガチャッ


背後を取られていた事に驚き振り返ろうとするが、それより僅かに早く手錠がかけられる。


京太郎「俺に手錠を……!?」

京太郎「今の動き……まさか……!?」

一「ふふっ、手品とハギヨシさんから教わった次元覇王流のちょっとした応用だよ」ニコッ



一「それじゃごゆっくりっ!」ポンッ

京太郎「おわぁぁぁ!」


ガチャッ



手の自由が利かないまま一に背中を軽く押される事で室内へと強制的に入室する事になってしまった。

>>344
デススティンガー戦の後にカレン繋がりで赤いシャイアンになりました。(元ネタはPSゾイド2の鹵獲カラーのシャイアン。非常にイカしてます)
安価で選択していればイベントがあったり。

>>345
バトスト編の場合はラスボスがぷー様なので、全盛期の物に引き上げられ操縦値、対応値200、指揮値300となります。
ちなみに1期ラストと比べ物にならない程強力になった真のブラッディデスザウラーに乗りながら、帝都でヴォルフと共に立ち塞がります。

京太郎「いてて……」ムクリ


衣「おぉ!京太郎ではないかっ!」タッタッタ

透華「あら……京太郎ではありませんの」

透華「…随分と勢い良く入室してきましたわね……」

京太郎「あははっ……」


まさか一に蹴られたなどと言えるはずもなく、どうした物かと考えていると衣が勢い良く京太郎へと抱きついてくる。



衣「久方振りに出会えて衣は嬉しいぞー!」ギュー

京太郎「おっとと、俺も嬉しいですよ、衣さん」


京太郎「マッドサンダーでの活躍、皆から聞きました」ナデナデ

京太郎「流石ですね」ニコッ

衣「ふふっ、そうであろうっ!」ニコッ


透華「相変わらず仲が良さそうで見ているだけで幸せになりますわ」ニコッ



透華「さて……まさか京太郎の方から来てくれるとは思いもしませんでしたわ」ニヤリッ


京太郎「」ゾクッッ

京太郎(何だ……今まるで咏さんやはやりさんが俺を見る時の感覚に近い何かを……!)


透華「……衣」チラッ

衣「うむっ」チラッ


衣「私達家族で半分こ、であろう?」ニヤリッ

衣「衣は下半身をいただくぞ!」
透華「では私は上半身を……。でも、たまに交換しませんこと?」
衣「うむ、よかろう」

こうですか、わかりません><

透華「ハギヨシ」パチンッ


ハギヨシ「はい、こちらに」シュピン


京太郎(しゅ、瞬間移動……!?)

京太郎(流石ハギヨシさん…怜と互角……いや下手をすればそれ以上の……!)


透華「京太郎に、お茶をお出ししなさい」

ハギヨシ「畏まりました」シュン


京太郎「また消えた!?」

ハギヨシ「お待たせしました」シュン

京太郎「疾い!?」


その間実に3秒。


ハギヨシ「アイスティーしかありませんでしたが」

ハギヨシ「よろしいですか?須賀様」ニコッ



◇エンディング判定


◇恋愛値が300のためエンディングボーナスに強力な補正がかかります。

◇恋愛値が300のためエンディング判定の選択肢に印がつきます。



1:ああ^~いいっすね^~ ☆


2:いえ、遠慮しておきます




↓7で最多で判定(埋まらなければ5分で最多安価)

◇エンディング判定


1:ああ^~いいっすね^~ ☆



京太郎「ああ^~いいっすね^~」

京太郎「ちょうど喉がカラカラだったんですよッ!」ゴクゴク


京太郎「うん、おいしい!」



透華「……飲みましたわね?」ニシシ

衣「うむ、飲んだな」ニシシ


京太郎「え……?」


京太郎「あれ……何だか急に意識が……」フラフラ

京太郎「うっ………Zzz……」


衣「流石はハギヨシ特製の睡眠薬っ!」

ハギヨシ「ふふっ、ありがとうございます衣様」ペコッ


ハギヨシ「須賀君、貴方は良き友人でした」


ハギヨシ「そしてこれからも末永くよろしくお願いします」ニコッ


………
……



京太郎「うーん……ここは?」パチッ



妙にぼーっとした頭で先程の事を思い出そうとするがまるで霧がかかったかのように中々思い出せない。


京太郎「………ベッドの上?」

京太郎「あれ……俺ってさっき……確かアイスティーを飲んで……」

京太郎「そこで急に意識が……!」ムクリ


苦戦しつつも全てを思い出し、起き上がる。

すると両腕に暖かさと重みがあるのを感じる。



京太郎「……え?」


衣「……む……めざめたか、きょーたろー」ポケー

透華「ん………おはようございます。京太郎」ニコッ


何故かそこには裸の透華と衣が居た。


京太郎「…………え?」


まさかと思うが、必至にその考えを脳内で否定する。


透華「昨夜はお楽しみ……でしたわねっ」ポッ

衣「京太郎のダークホーン……立派だったぞ」ポッ


京太郎「」シロメ

透華「京太郎……いえ、京太郎様がイケナイのですわ」

透華「大事な家族である衣を絶望から救い出しただけではなく……」

透華「一度だけはなく二度も貴方の命を奪おうとした私にまで優しくしてくださるんですもの……」ポッ


透華「さらには帝都の屋敷に帰るごとに衣から聞かされる貴方と衣の幸せな日常を聞いている内に何時しか貴方の事を私も好きになっていたようですわ…」

透華「ある日京太郎様が窓辺でうたた寝をして怒られていた、ある日演習でタッグを組んで2対1とはいえあの宮永照に勝った……そんな些細な話が私にはまるでキラキラと輝く宝石箱のように聞こえましたわ」


透華「ですが私は衣の想い人である貴方に思いを告げる勇気も……覚悟も無かった」

透華「幼少時から人体実験を繰り返され……不幸のどん底にあった衣の幸せを奪うなんて事は出来ませんでしたわ」


衣「ふふっ、だから衣が言ったのだ」

衣「私達は家族、ならば大事な存在、つまり京太郎を二人でわけ合えばいいと、なっ!」ニコッ


京太郎「いや、その理屈はおかしいですよ!?」

衣「元々照や、淡や小蒔とは誰が京太郎を勝ち取っても文句は言わないという約定を交わしていた」

衣「故にこうやって衣と透華が京太郎を勝ち取る事に何の問題もないのだっ!」フンス


京太郎「問題しかないですよ!?」

京太郎「確かにおふたりとも美人だったり可愛らしかったり大変魅力的ですけど…!」

京太郎「俺は所詮庶民の出なので透華さんのような名家とは…」


透華「ふふっ、私達は両親が殺害されたため居りません」

透華「……そのためどの道誰かと結ばれなければこの龍門渕の血は途絶えますわ」シュン

透華「良くも悪くも相手の家柄で文句を言う人間は周りには残っておりませんし……私達は貴方の事を愛しておりますの」


透華「ですから……」

透華「んぅ……♪」スッ


今にも泣きそうな顔で言葉を紡ぎ続ける透華の口を京太郎が塞ぐ。

京太郎「……そこまで言われて引き下がる程俺は男をやめていません」


京太郎「それが誰が見ても美少女と答えるような存在である透華さんと衣さんであれば尚の事、ね」ニコッ

透華「京太郎様っ!」ギュッ

衣「それでこそ京太郎だっ!」ギュッ


京太郎「貴方達が俺の翼ですっ!」






………
……

◇10年後 帝都ガイガロス 龍門渕邸




あれから様々な戦いを乗り越えた俺は透華と衣と結婚をした。
まさかの嫁が二人という事態に一部の者は反対したが大体の人間は『英雄色を好む』とは言ったものだと笑って流してくれた。


ちなみにその一部は……


Yさん「お嫁さんが二人なんてあったかくないよっ!」

Yさん「どうせ同じ二人なら私達姉妹で(検閲により削除)」


Tさん1「おかしいやろ」

Tさん2「こんな事は許されない」

Tさん2「初恋の相手は私のはず……どうして……!」

Tさん1「まさか幼馴染って負けフラグやった……?」


Uさん「天江衣が良いならついでに私もどうだぃー?」

Uさん「天江衣でイケる君なら魅力なんじゃね?知らんけどっ!」


Sさん「透華さんや衣ちゃんも魅力的だとは思います」

Sさん「でも京ちゃんにはわた、宮永咲ちゃんが似合うと思います」


上記の数名以外はおおよそ納得してくれた。


ちなみに断り続ける事数年、ついに諦めたらしく彼女達は今世界中の軍人崩れの盗賊や山賊による被害を止めるべく飛び回っているそうだ。

その理由が鬱憤晴らしと聞いて思わず彼らに同情してしまった。

偶然にもその数名は生身でもゾイドでも世界でトップレベルのエース揃いなのだから。



娘1「パパ~何考えてるの~?」スッ


などと考え事をしていると、娘にわかってしまったらしく顔を覗きこまれてしまった。


娘2「衣ママに似て娘1は勘が鋭いもんね~」


京太郎「ふふっ、確かに顔の雰囲気と良い衣に似てるな」

京太郎「まぁそれはお前もだけどな」ナデナデ

娘2「ん~♪」


それぞれの両親の面影を濃く残した二人の娘の頭を撫でる。

ちなみにそれぞれ俺の両膝に居る。



ガチャ


京太郎「お、そんな事を話していたら帰って来たみたいだぞ」


透華「帰りましたわよ~」

衣「帰ったぞっ!」タッタッタ


扉を開け放ち透華と衣を先頭に、それに続き純、一、智紀そしてハギヨシの面々が入ってくる。


衣「京太郎、娘達よ元気にしていたかっ!」ナデナデ

娘1「うんっ!」ニコッ

娘2「問題ありませんわっ!」ニコッ

京太郎「どうだった?例の凱龍輝とかいうゾイドのテストは?」


京太郎(しかし……10年前と衣は本当に変わらねえなぁ)

京太郎(透華は少しだけ落ち着いた雰囲気になったりおもちが成長したけど……)チラッ


ふと衣の胸元へ目をやるがそこには不毛な平地が広がるだけだった。


京太郎(うん………犯罪臭しかしねぇ)


透華「ふふっ、素晴らしいの一言でしたわ」


ハギヨシ「10年前の京太郎様や宥様の戦闘データや運用データ、それを元にドクターDや憩様やナナ様などの名だたる技術者の総力を結集して完成させたゾイド、凱龍輝」

ハギヨシ「我々が出資をしているのは確実に無駄ではない、そう確かな実感を得ました」ニコッ

透華「今後の世界の平和の維持のためにも護るためのゾイドとして凱龍輝は必ず必要不可欠な存在となりますわ」

娘1「ママー、ハギヨシさん、お腹が空いたのだー」

娘2「難しい話はさっぱりですわっ!」キッパリ


透華「あらあら、ごめんあそばせ」ニコッ

透華「それでは、食事にしましょうか」


ハギヨシ「今準備をしてきますのでお待ちくださいませ」スッ

一「ボクも手伝うよー」

純「俺も行くぜ!」

智紀「凱龍輝の良いデータが取れたし、気分がいいから私も手伝う…」



ガチャッ



食事の準備すべく、4人が部屋から出て行く。


それにより部屋には京太郎と娘達、そして透華と衣が残るのみとなった。


京太郎「気を遣わせちゃったみたいだな」フフッ

衣「凱龍輝のテストへの協力で数日合えなかったからな」

衣「京太郎と一緒に居れるようにしてくれたのだろう」


透華「ふふっ、色々とあの子達には感謝してもしきれませんわね」



それから俺達はしばし親子水入らずで雑談をしていると、ハギヨシさんが例の瞬間移動でご飯が出来たと伝えに来た。

余談だが結婚してからずっとハギヨシの次元覇王流を習ったおかげか以前は見えなかった瞬間移動を捉える事が出来るようになり、俺自身も多少であれば空間を超え瞬間移動を出来るようになった。
技術ではまだまだハギヨシに及ばないが、流派西方不敗と次元覇王流を組み合わせたオリジナルの技を使う事で力や立ち回り次第では時々ハギヨシを上回る事もあった。



透華「それじゃ行きましょうか、京太郎」ギュッ

衣「冷めぬ内に食べるのが料理人に対する礼だっ!」

衣「行くとしようぞっ」ギュッ


娘1「行くとしようぞ~~!」ギュッ

娘2「お腹がぺこぺこですわー!」ギュッ

京太郎「ははっ、そんな焦るなって」


それぞれの両手に衣と透華、足に笑顔でしがみつく二人の娘と共に食事を行う広間へと向かう。



京太郎「ふふっ」

透華「どうしましたの?急に笑い出して」スッ

京太郎「いや……俺幸せだなぁって」


衣「ふふっ、当然であろう」

衣「京太郎は絶望の底に居た衣と大事な家族である透華を救い出してくれたのだ」

衣「それくらいの見返りがあって当然だっ」ニコッ

透華「そういう事ですわ」ニコッ


透華「これからも衣共々よろしくお願いしますわね」

透華「旦那様っ♪」ニコッ







透華 ゾロ目専用エンディング カンッ


◇ゾロ目専用エンディングボーナス判定



◇恋愛値が300あるためエンディングボーナスの補正値に最大のボーナスが加算されます。


◇上限突破ボーナスにより恋愛値を除く京太郎のステータスが+10されます。


◇ゾロ目エンディングボーナスにより透華の操縦値が+125(+40)、対応値が125(+40)に変化しました。


◇ゾロ目ボーナスにより衣の操縦値が163(+20)、対応値が153(+20)に変化しました。

 

◇恋愛値が300のためエンディングボーナスとしてが覚醒イベントを10個スキップします。


◇ゾロ目エンディングボーナスにより透華のスキルが【覚醒】します。



◇透華所持スキル
 【治水完全覚醒LV5】
 数的不利時及び特殊イベント及びHPが半分以下で発動。
 戦場のありとあらゆる流れを己の望むままに完全に支配する、透華の覚醒したスキル。
 そのプレッシャーは凄まじく並の敵はまともに動くことすら不可能になるだろう。
 それにより自身の操縦値×10の数値を相手の最終判定値からマイナスする。
 さらに相手がスキルを複数持っている場合、最大で上から2つのスキルを完全に無効化する。



◇京太郎が【受け継ぎし力:執事の嗜み】を習得済みの状態で透華のゾロ目エンディングを見たため特殊判定が発生します。


◇ゾロ目エンディングボーナスにより【受け継ぎし力:執事の嗜み】のレベルが上昇します。


◇京太郎所持スキル4
  【受け継ぎし力:執事の嗜みLV3】
 龍門渕に仕える、素敵滅法な執事の持つ力を受け継いだスキル。
 その力は強力であり、自身の主や仲間のために非常に心強い力となってくれるだろう。
 それにより自身の最終判定値に常に1.5倍の補正をかける。


 
◇以上に変化しました。


◇エンディングを見たため選択肢まで時間を戻し強制的に別選択肢へ分岐します。


◇透華の真エンディングフラグが開放されました。



2:いえ、遠慮しておきます



京太郎「いえ、遠慮しておきます!」


京太郎(逃げなきゃやばい気がする……!)バキッ

京太郎「では用事があるので失礼しますッ!!」ダッダッダ


気合で手錠を破壊し即座に反転しそのまま部屋から出て行く。




透華「……あの手錠Z・Oアーマーと同じ材質じゃ……?」カタカタ

衣「ふっふっふ、流石は京太郎だなっ!」


ハギヨシ「んふふっ、また腕を上げましたね京太郎君」ニコッ

ハギヨシ「貴方ならいつの日か私を超える……そう信じていますよ?」





………
……

この後二日目ラストの夜の自由行動安価出そうと思うのですがまだ人居ますか?

何人いるかね

最終値3倍じゃ、爽とかの4倍にはまだ及んでないからな

おお、有難い事に居てくださったので夜の安価を出して眠気が限界なため今日は終了とします。
3人居れば安価が出せます!

◇ウルトラザウルス内部 夜 廊下



京太郎「……夜か」

京太郎「いよいよ明日を終えれば……決戦だ」

京太郎「やれる事は全てやらないと、な」


京太郎「さて、どうするかな?」




1:誰かに会いに行く(ゾロ目で指定キャライベントと特殊イベントが発生)


 怜× 宥× やえ× バン レイヴン

 玄× 憧× 穏乃× 灼  竜華×

 セーラ 恭子 洋榎 絹恵 由子 漫 

 咏× 照× 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー

 ゆみ 桃子 佳織 智美 睦月 レイ

 久 まこ 優希 和 華菜 美穂子
 
 小蒔× 霞 春 巴 初美
 
 哩 姫子 仁美 美子 煌 ウェイン

 爽× 由暉子× 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣× 淡× トーマ 憩× 相棒× 

 透華× 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜× はやり×

 いちご 靖子 良子× アーバイン 


◇怜、玄、竜華、憧、小蒔、淡、照、衣、穏乃、やえ、咏、宥、憩、爽、由暉子、透華、はやり、健夜は現状でこれ以上選んでも進展がありません。選択時は下にずれます。



2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)


×3:部屋で教本を読む(能力値アップ及び能力値に応じてイベント:ゾロ目で追加イベント)


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)


5:???(ゾロ目で特殊イベント:ナナとは遭遇済みのためナナ以外との遭遇になります)


6:マッドサンダーと模擬戦(ゾロ目で専用イベント)



↓3

では、今日はこれまでとします。


明日はマッドサンダーとの模擬戦から再開します。
(本来なら)勝てたら奇跡なので勝てると思わない方がいいかもしれません。
負けても得られる物は大きいです。

ではではお付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。

お疲れ様でした。

乙ー
要はコンマ44以下を出し続ければいいんだよな?ならよゆーよゆー

マッドサンダー相手に単騎でどうにかできる可能性があるのは……
京ちゃん・レイヴン・すこやん・淡・怜 ってところか
いずれも無効化を持ってるし


戦えんの京太郎一人だけなん?
透華が手伝ってくれればすこぶる楽になるんだがなあ

おつー
ゾイドバトル編って咲のチーム以外にチームブリッツとかも選べるのかな?

イニシャルの人達はいつも、ED完全にオチに使われるからウケますねw
とくにYさん

帰りました。


>>381
まぁ、そういう事ですね。
3ターン経過でころたんの確定スキルが発動する絡みで、3ターン経過時点で生存で判定で勝利となります。

>>383
あとバンが条件次第で勝利可能ですね。
隠しが色々あって詳しくは言えませんが。

>>385
タイマンですね。

>>386
ブリッツは選べますね。

>>387
Y姉が震えている所が可愛すぎるのが何もかんも悪い。
本当に魅力的なキャラだと思います。


ちょっと仕事忙しくて帰宅が遅くなってしまったので本編投下予定23時です。
では後ほど。

さすがの主人公だなぁ、バン
シズは深山幽谷が発動するまで生き残れないから無理か

戻りました。

人居れば投下いきます。

>>389
シズは隠し判定でレベル5まで成長していればまた違ったんですけどね。


俺を斬れる者はおるかぁ!?(人居ますか?)

馬岱連れてくる(います)

ありがたや、投下いきます

◇安価判定


6:マッドサンダーと模擬戦(ゾロ目で専用イベント)




京太郎「せっかくだしマッドサンダーに挑んでみるか」


京太郎「デススティンガーの群れを一瞬で薙ぎ払うほどの力……見せてもらおうか」ニヤリッ


圧倒的な強敵との対峙に胸が踊るのを感じる。


………
……










◇荒野



速度の関係上すぐに追いつく事が可能なウルトラザウルスをレアヘルツの谷へと先行させ、荒野ではマッドサンダーとシュトゥルム・フューラーの2機が対峙していた。
その大きさの差は凄まじいが、シュトゥルム・フューラーに、京太郎に一切に怯えは無かった。



京太郎「……すげぇ、近くに居るだけでわかる」

京太郎「なんて力強さなんだコイツは……!」


グレサ「ふふっ、デスザウラーに対抗するために作られたってのは伊達じゃないみたいねっ!」

ジェノ「帝都で戦ったデスザウラーより…ずっと強いわ…!」

サラマンダーよりずっと速い?(難聴)

衣「当然であろう?」ニヤリッ

照「このゾイドには私達の……古代ゾイド人の全てが込められていると言っても過言じゃない」


マッドサンダーから通信が入る。


衣「衣の両親が遺したこの素体!」

小蒔「霧島神殿が悠久の時を渡って護り続けたこのメモリー!」

照「私が皆の命と引き換えに託されたこのゾイドコア…!」


淡「(すっかり忘れていたけど)私と一緒に封印されていたハイパーローリングチャージャー!」


照「いくら京ちゃんでもこの子……マッドサンダーと私達には敵わないよ?」ニヤリッ


照が何処か好戦的な笑みを浮かべる。

他の3人も京太郎が勝てるとは思ってはいないのだろう。


京太郎「確かに勝てないかもしれねぇ…」

京太郎「けど……やってみなくちゃわからない、そうだろ?」ニヤリッ

京太郎「行くぜ……相棒っ!」


シュトゥルム・フューラーがマッドサンダーへと突撃を開始する。


淡「それこそキョータローだよ」ニヤリッ

衣「さぁ、かかってくるがいい京太郎」

衣「お主の全てをかけて!」ゴッ


小蒔「私達の全てをかけてお相手しますっ!」ゴッ

照「さぁ、行こう」

照「マッドサンダー」


マッドサンダー「グォォォォォォォ!!!」



今戦闘の火蓋が切って落とされる

>>396
やめてください、しんでしまいます

◇イベント戦闘判定


◇勝利時、敗北時にイベントが発生します。


◇3ターン経過時点で生存していた場合勝利扱いとなります。



京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP6000(Z・Oアーマー、カピー補正+1000)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+200+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+200+255+200+↓2 コンマ下二桁+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:拡散荷電粒子砲:無制限)+(スキル:爆熱ゴッドクロー:無制限)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残3)+(スキル:白き流星、夜を切り裂いて)200+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み)1.5

◇シュトゥルム・フューラー所持スキル3
 【爆熱ゴッドクローLV3】
 シュトゥルム・フューラーの側面に新たに装備された改良型エクスブレイカー及びストライクレーザークローによる攻撃スキル。
 それは流派西方不敗を極めた京太郎及び、京太郎と全てをリンクした相棒が揃う事により、ゾイドで一部の流派西方不敗の奥義が使用可能になる事で開放される。
 その威力はシュトゥルム・フューラーの性能も相まって凄まじく、並のゾイド一撃でヒートエンドする。
 それにより自身の判定値に5倍の補正をかけ、ゾロ目時に6倍の補正をかける。

天照大神 判定 マッドサンダー(完全体) HP70000
 (照操縦値208+衣操縦値183+小蒔操縦値161+淡操縦値173+マッドサンダーの守護の意志150)875+(マッドサンダー機体値380+マッドサンダーの守護の意志150)530+↓1 コンマ下二桁+(スキル:真・照魔鏡)+(スキル:天の江に煌めく聖衣)+(神々の意志)+(大いなる星々の淡き輝き)+(スキル:マグネーザー:無制限)+(スキル:大口径キャノンビーム砲:無制限)+(スキル:超再生:残1)+(スキル:超重装甲)+(スキル:ハイパーローリングチャージャー)+(スキル:反荷電粒子シールド)

◇照所持スキル
 【真・照魔鏡LV5】
 照が己自身の力で完全に覚醒した事で目覚めた本当の力。
 一ターン以上交戦もしくは、仲間が交戦した事のあるゾイドにのみ有効。 
 相手の全てを見通す照魔鏡の力により2ターンの間相手の判定値を強制的に0にする。
 また相手の攻撃が確定時に判定値の最終合計値の50%を半減させ、50%の数値を反射させ相手にダメージを与える。
 さらに自身の判定値の最終値に5倍の補正を常にかける。 

◇衣所持スキル
 【天の江に煌めく聖衣LV4】
 衣の持つ完全に覚醒した恐るべき古代ゾイド人の力。。
 天を流れる巨大な力を利用し何者も抗えない支配力を発揮し、相手に抗えない敗北の運命を決定づける。
 戦闘が2ターン以上続いた場合3ターン目の攻撃を相手の数値に関わらず強制的に自身の判定に確定する。
 さらにその判定値の最終値に3回連続で3倍の補正をかける。ただしその後ターン判定はリセットされる。
 
◇小蒔所持スキル
 【神々の意思LV4】 
 古代ゾイド人の末裔である神代の一族でも特に神々との親和性が高かった小蒔の持つスキル。
 第一世代ゾイドと呼ばれる九面の古代の神々の力を眠っている間だけであるが完全に使うことが出来る。
 コンマに9の数値が含まれる場合のみ発動。自身の力を増幅し判定の合計値に3倍の補正をかける。
 さらに効果発動時にゾイドのスキルの使用残数が減っていた場合一度だけゾイドのスキルの使用残数を回復する。
 しかしその効果は5ターン経過で小蒔の目が覚める事により消滅される。

◇淡所持スキル
 【大いなる星々の淡き輝きLV5】
 淡の覚醒した古代ゾイド人の強大な力。
 その力はとてつもなく強力であり、空に光り輝く星々の力を自身に宿し扱うことが出来る。
 これまでと違い、いかなる時間であってもその星々の力を使いこなす事が可能となる。
 星々の加護により相手の判定コンマの下二桁が55以下及び下一桁が5の場合相手の判定数値に関わらず数値を無効化し強制的に自身の攻撃を確定する。
 またその星々の加護により相手の攻撃判定確定時もダメージを50%カットする。
 さらにゾイドの所持スキルの残数を使い切った場合2度まで全回復する事が出来る。 

◇マッドサンダー所持スキル
 【マグネーザー】
 マッドサンダーの頭部に装備された最大にして最強の装備。
 全てのパーツが揃った事で完全体となった事でその威力はデスザウラーの超重装甲すら紙のように切り裂くだろう。
 それにより自身の判定値に9倍の補正をかける。
 またその圧倒的な攻撃力により全ての装甲及びシールドスキルを貫通し、無効化する。

◇マッドサンダー所持スキル3
 【超重装甲LV5】
 マッドサンダーの全身を覆う超重装甲によるスキル。
 その防御力は圧倒的であり並の攻撃を完全に無効化する。
 それにより5000以下のダメージ判定の場合は無効化、それ以上の場合でも5000軽減する。
 

南無三

これはどうなるんだろ、お互い無効でノーダメ?

天照大神 専用BGM 大神 太陽は昇る
ttps://www.youtube.com/watch?v=aH8HIebZlyg





照「さぁ始めようか」スッ

衣「おうっ!」スッ

淡「やってやろうじゃないのっ!」スッ

小蒔「はいっ!皆さんの心を…全てを一つに!」スッ


コクピットに座る4人が一斉に瞳を閉じる。

それぞれの思考や意思、そして力を完全に一体化させるためだ。
4人が持つ強大な力をマッドサンダーの意思の下に束ね、小蒔の持つ第一世代のゾイドの力を卸す力で一つにする。
それによりマッドサンダーはそれぞれの力を喰い合う事無く、完全に引き出し合い真の力を発揮する事が出来る。





京太郎「まずは小手調べだッ!」


京太郎がマッドサンダーへと高速で接近しつつも荷電粒子砲を発射する。

並のゾイドであれば一瞬で融解する程の出力を誇る一撃だ。




だが



淡「無駄だよっ!」



直撃すると同時にマッドサンダーの前面に蒼白い巨大な光波防御シールドが発生し一瞬で荷電粒子が霧散する。


グレサ「この光……トリニティライガーと同じ…!」

ジェノ「だけどシールドの出力が段違い……!」


衣「ふっ、あのトリニティライガーのシールドはこのマッドサンダーのシールドを元にコピーした物だ」

淡「デスザウラーの荷電粒子砲を耐えるために作られたシールドの前にはっ!」

小蒔「京太郎さんの荷電粒子砲でも防ぐ事は容易ですっ!」


京太郎「ちぃ……!」


照「今度はこっちの番だよ、京ちゃん」

照「マグネーザー……起動……!」ゴッ!!



マッドサンダーの頭部に装備された全長3000mはあろうかという程の巨大な角が高速で回転を開始する。

その恐ろしい回転力によって生まれる暴風により大地が抉れ、周囲の物体が浮き上がる吸い込まれていく。
そして吸い込まれた物体は一瞬で粉々に砕けていく。


あれにもし当たったら、と思うとゾッとする。



衣「コアは外すから安心するが良いぞ」ニヤリッ

淡「悪いけど手加減して勝てる相手じゃないからね、キョータローは」

小蒔「全力以上で行かせてもらいますっ!」

照「負けても私達の力で治してあげるから…」


照「安心して落ちるといいよ…!」


マッドサンダー「グォォォォォォォ!!」

ジェノ「……来る!」


照「突撃……開始!」


照の号令と共にマッドサンダーの背面に装備されたハイパーローリングチャージャーが唸りを上げ、雷光を発しながら強烈に回転する。


直後大地を蹴り、その巨体からは信じられないほどの瞬発力でマッドサンダーがこちらへと突撃をしてくる。


京太郎「は、疾い……!?」

グレサ「あの化け物染みた出力を全て瞬発力に回したって訳っ…!?」



京太郎「やられてたまるかよぉぉぉぉ!!」



だが京太郎も即座にブースターを側面へと向け、紙一重の所でマッドサンダーの突撃を回避する。


しかし回避し、マッドサンダーが横を通り過ぎただけで脚部の装甲の一部が破壊される。


京太郎「なんて威力だ……」


照「躱したっ!?」

衣「流石だな、京太郎っ…」ニヤリッ

◇戦闘判定


京太郎 判定
500+200+255+200+600+200+255+200+27+200+1820×2×1.5/2/2=3343

天照大神 判定
875+530+26×9×5=64395


◇互いに特殊な【無効化】判定のコンマのため攻撃判定が無効化されます。


マッドサンダー残HP70000

京太郎「仕切り直し…か!」

衣「既に時は夜…」


衣「夜空に輝く月が!」

淡「星々が私達に無限の力を与えてくれる…!」

淡「さぁ…第二ラウンドと行こうか、キョータロー?」ニヤリッ



◇戦闘判定を行います


京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP6000(Z・Oアーマー、カピー補正+1000)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+200+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+200+255+200+↓2 コンマ下二桁+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:拡散荷電粒子砲:無制限)+(スキル:爆熱ゴッドクロー:無制限)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残3)+(スキル:白き流星、夜を切り裂いて)200+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み)1.5


天照大神 判定 マッドサンダー(完全体) HP70000
 (照操縦値208+衣操縦値183+小蒔操縦値161+淡操縦値173+マッドサンダーの守護の意志150)875+(マッドサンダー機体値380+マッドサンダーの守護の意志150)530+↓1 コンマ下二桁+(スキル:真・照魔鏡)+(スキル:天の江に煌めく聖衣)+(神々の意志)+(大いなる星々の淡き輝き)+(スキル:マグネーザー:無制限)+(スキル:大口径キャノンビーム砲:無制限)+(スキル:超再生:残1)+(スキル:超重装甲)+(スキル:ハイパーローリングチャージャー)+(スキル:反荷電粒子シールド)

◇マッドサンダー所持スキル
 【マグネーザー】
 マッドサンダーの頭部に装備された最大にして最強の装備。
 全てのパーツが揃った事で完全体となった事でその威力はデスザウラーの超重装甲すら紙のように切り裂くだろう。
 それにより自身の判定値に9倍の補正をかける。
 またその圧倒的な攻撃力により全ての装甲及びシールドスキルを貫通し、無効化する

◇マッドサンダー所持スキル4
 【超再生LV5】
 マッドサンダーが持つ最高クラスのゾイドコアの生命力によってもたらされる再生スキル。
 その再生力はハイパーローリングチャージャーにより強化された事で多少の傷であれば一瞬で完全に回復する程の力を誇る。
 それにより毎ターン自身のHPが30000回復する。
 さらにHP0時に一度だけ全快状態へと再生する。
 
◇マッドサンダー所持スキル5
 【ハイパーローリングチャージャー】
 マッドサンダーの背面に装備された大型の特殊装備によるスキル。
 これが稼働する事によってマッドサンダーは一切の補給の必要が無くなる程の強力なエネルギーと、桁外れの再生能力を発揮する。
 また通常であれば膨大なエネルギーを消費し、回数制限が発生する反荷電粒子シールドを無制限に使用することが可能となる。
 さらに戦闘2ターン目以降に【マグネーザー】を使用した場合、その桁外れのエネルギーを元にした瞬発力により自身の攻撃を確定する。


 

3ターン凌ぐのはいいが。別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?

ちなみにどれか一つ欠けていればPSゾイド2のプロトタイプマッドサンダーよろしく弱体化していたんですが、全て揃ったためにこんなイカれたゾイドになっています。

>>425
ええ、遠慮はいらないわ

淡専用BGM ダークプリズン(Ver.魔装機神Ⅲ)
ttps://www.youtube.com/watch?v=dnG2dZDgCp4


◇戦闘判定



京太郎「なら……その瞬発力を上回る速度とパワーで行くだけだ!」

ジェノ「ブースター……点火!」

グレサ「この速度……そんな巨体じゃ対応出来ないでしょっ!」



シュトゥルムブースターを使用しデススティンガーすら翻ろうする程の強烈な速度でシュトゥルム・フューラーが大地を駆ける。


小蒔「は、疾い…!」

照「くっ……捉えられない!」


即座に京太郎を止めるべくマッドサンダーからデススティンガーすら一撃で破壊するほどの威力の衝撃砲が連射されるが京太郎はそれを容易く回避していく。
そして一瞬の間にマッドサンダーとの距離を詰めていく。



京太郎「へへっ、ご自慢の装甲とやらを…切り裂いてやる!」

京太郎「流派西方不敗奥義ッ!!」

ジェノ「爆熱……!」


グレサ「ゴッドクロォォ!!!!」


そのまま真っ赤に燃え上がった爪をマッドサンダーへと振るう。

淡「させるかぁ!」ゴッ!!!



だがその直後、重力感じさせないかのように髪が波打った淡が動く。


淡「サンダーホーン!」


そしてマグネーザーの下部の頭部へと装備された鋭利に尖ったサンダーホーンをシュトゥルム・フューラーへと振るう。


ジェノ「な、なんて反射…!」

グレサ「ご主人っ!」

京太郎「ちぃ……!」



即座に攻撃を中止しそのままブースターの機動力を生かし反転、マッドサンダーと再度距離を取る。


あのまま攻撃をしていればこちらの爪が届くより僅かに早くあの角はシュトゥルムを間違いなく貫いていた。


淡「へぇ、これも避けれるんだ」ニヤリッ


淡「ふふふっ……ますます好きになっちゃいそうだよっ!」

淡「うん、やっぱり貴方は最高だよ!キョータローっ!」ニコニコ



◇戦闘判定


京太郎 判定
500+200+255+200+600+200+255+200+85×5×2+200+980×3.5×1.5/2/2=34296

天照大神 判定
875+530+31×9×5=64620



◇互いに特殊な【無効化】判定のコンマのため攻撃判定が無効化されます。


マッドサンダー残HP70000



京太郎「味方だと頼もしい4人が敵になるとこれだけ厄介だなんて、な」


あの4人はこちらの全力の一撃すら容易く無効化してくる。
恐らく今まで戦ってきた中でも最強の分類に入るだろう。


京太郎「勝てる気がしねぇ……」


グレサ「けど……そういう割には顔が笑っているわよ、ご主人?」クスッ

ジェノ「楽しそう……」


京太郎「ふっ……勝てる気がしない相手に勝つ」

京太郎「俺の憧れだった照お姉ちゃんに……淡に小蒔さんに衣さんに、勝つ」

京太郎「そんな機会が巡ってくるなんて思わなかったからな」


京太郎「楽しいに決まってるだろ……?」ニヤリッ

京太郎「さぁ、行くぞ相棒」

京太郎「勝ちに、な」


グレサ「ええっ!」ニコッ

ジェノ「それでこそ主様…」ニヤリッ



◇3ターン目に達したため展開次第で特殊イベントが発生します。


京太郎(ゾイドイヴが発動して、その力の根源とでも言うべき照お姉ちゃんや……星や月のエネルギーすら操る二人)

京太郎(そしてオーガノイドに近い、ゾイドの性能を極限まで引き出す小蒔さん、それぞれ4人が最大限力を発揮している中で間近で戦っているせいだろうか…)

京太郎(俺の中の何かが……脈打っているのを感じる……)

(すいません。カピー補正が書いていましたが、ミスです)




◇再度イベント戦闘判定を行います

◇3ターン経過時点で生存で判定で勝利となります。




京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP5400(Z・Oアーマー補正+400)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+200+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+200+255+200+↓2 コンマ下二桁+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:拡散荷電粒子砲:無制限)+(スキル:爆熱ゴッドクロー:無制限)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残2)+(スキル:白き流星、夜を切り裂いて)200+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み)1.5


天照大神 判定 マッドサンダー(完全体) HP70000
 (照操縦値208+衣操縦値183+小蒔操縦値161+淡操縦値173+マッドサンダーの守護の意志150)875+(マッドサンダー機体値380+マッドサンダーの守護の意志150)530+↓1 コンマ下二桁+(スキル:真・照魔鏡)+(スキル:天の江に煌めく聖衣)+(神々の意志)+(大いなる星々の淡き輝き)+(スキル:マグネーザー:無制限)+(スキル:大口径キャノンビーム砲:無制限)+(スキル:超再生:残1)+(スキル:超重装甲)+(スキル:ハイパーローリングチャージャー)+(スキル:反荷電粒子シールド)

◇照所持スキル
 【真・照魔鏡LV5】
 照が己自身の力で完全に覚醒した事で目覚めた本当の力。
 一ターン以上交戦もしくは、仲間が交戦した事のあるゾイドにのみ有効。 
 相手の全てを見通す照魔鏡の力により2ターンの間相手の判定値を強制的に0にする。
 また相手の攻撃が確定時に判定値の最終合計値の50%を半減させ、50%の数値を反射させ相手にダメージを与える。
 さらに自身の判定値の最終値に5倍の補正を常にかける。 

◇衣所持スキル
 【天の江に煌めく聖衣LV4】
 衣の持つ完全に覚醒した恐るべき古代ゾイド人の力。。
 天を流れる巨大な力を利用し何者も抗えない支配力を発揮し、相手に抗えない敗北の運命を決定づける。
 戦闘が2ターン以上続いた場合3ターン目の攻撃を相手の数値に関わらず強制的に自身の判定に確定する。
 さらにその判定値の最終値に3回連続で3倍の補正をかける。ただしその後ターン判定はリセットされる。
 
◇小蒔所持スキル
 【神々の意思LV4】 
 古代ゾイド人の末裔である神代の一族でも特に神々との親和性が高かった小蒔の持つスキル。
 第一世代ゾイドと呼ばれる九面の古代の神々の力を眠っている間だけであるが完全に使うことが出来る。
 コンマに9の数値が含まれる場合のみ発動。自身の力を増幅し判定の合計値に3倍の補正をかける。
 さらに効果発動時にゾイドのスキルの使用残数が減っていた場合一度だけゾイドのスキルの使用残数を回復する。
 しかしその効果は5ターン経過で小蒔の目が覚める事により消滅される。

◇淡所持スキル
 【大いなる星々の淡き輝きLV5】
 淡の覚醒した古代ゾイド人の強大な力。
 その力はとてつもなく強力であり、空に光り輝く星々の力を自身に宿し扱うことが出来る。
 これまでと違い、いかなる時間であってもその星々の力を使いこなす事が可能となる。
 星々の加護により相手の判定コンマの下二桁が55以下及び下一桁が5の場合相手の判定数値に関わらず数値を無効化し強制的に自身の攻撃を確定する。
 またその星々の加護により相手の攻撃判定確定時もダメージを50%カットする。
 さらにゾイドの所持スキルの残数を使い切った場合2度まで全回復する事が出来る。 

◇マッドサンダー所持スキル
 【マグネーザー】
 マッドサンダーの頭部に装備された最大にして最強の装備。
 全てのパーツが揃った事で完全体となった事でその威力はデスザウラーの超重装甲すら紙のように切り裂くだろう。
 それにより自身の判定値に9倍の補正をかける。
 またその圧倒的な攻撃力により全ての装甲及びシールドスキルを貫通し、無効化する

◇マッドサンダー所持スキル4
 【超再生LV5】
 マッドサンダーが持つ最高クラスのゾイドコアの生命力によってもたらされる再生スキル。
 その再生力はハイパーローリングチャージャーにより強化された事で多少の傷であれば一瞬で完全に回復する程の力を誇る。
 それにより毎ターン自身のHPが30000回復する。
 さらにHP0時に一度だけ全快状態へと再生する。
 
◇マッドサンダー所持スキル5
 【ハイパーローリングチャージャー】
 マッドサンダーの背面に装備された大型の特殊装備によるスキル。
 これが稼働する事によってマッドサンダーは一切の補給の必要が無くなる程の強力なエネルギーと、桁外れの再生能力を発揮する。
 また通常であれば膨大なエネルギーを消費し、回数制限が発生する反荷電粒子シールドを無制限に使用することが可能となる。
 さらに戦闘2ターン目以降に【マグネーザー】を使用した場合、その桁外れのエネルギーを元にした瞬発力により自身の攻撃を確定する。

天照大神 専用BGM 太陽は昇る
ttps://www.youtube.com/watch?v=aH8HIebZlyg


◇戦闘判定



◇3ターン目にスキル【爆熱ゴッドクロー】を使用したため特殊イベントが発生します。

◇淡のスキルが完全覚醒済みかつ1期時点で淡を京太郎が目醒させているためイベントが発生します。



照「……っ!この感じ…!」ゾクッ

小蒔「どうしたのですか、照さん?」

淡「あは……あはははははっ!!」

衣「この土壇場で……来るか京太郎っ!」ゾクッ

照「京ちゃん……来るんだね」



京太郎「グレサ、ジェノお前達も感じるだろ?」

京太郎「俺達の中に眠る更なる力が……業火のように燃え上がろうとしているのを…!」

グレサ「ふふっ、私達は一心同体。当然でしょう?」

ジェノ「多分……あのゾイド、そしてあの4人の力を間近で感じ、浴びたおかげ」



シュトゥルムフューラーの目が一際真紅に輝く。



淡「今わかったよ……キョータロー」

淡「仲間とママとパパの命と引き換えに私が悠久の時間をデスザウラーへの絶望と恐怖に震えて過ごしたのも」

淡「デスザウラーが蘇ろうとしているこの時代に目覚めたのも」


淡「キョータローと私が出会う運命のためだった」

淡「あの時……夢で出会った私を目覚めさせてくれたキョータローが私には白馬の王子様に見えた」

◇【大いなる星々の淡き輝き】が発動しているため特殊イベントが発生します。



淡「私はそんな貴方がやっぱり大好きっ!」

照「淡……!?」ガタッ

小蒔「はわわっ……」

衣「ほぅ、言うではないか」ニヤリッ


淡「テルーやトキに向ける好きとは全く違う好きで……それよりも遥かに大好きっ!」

淡「だから……だからこそ!」

淡「この戦いは……負けられない!」


淡「さぁ、来なよキョータローっ!」

淡「さらに目覚めた貴方の全力の一撃すら!」

淡「この愛で受け止めてあげるよっ!」ニコニコ



◇天照大神全員のエンディングを見ているため特殊イベントが発生します。


照「わ、私だって淡に負けない…!」

照「小さい頃からずっと私はその思いを抱いてきた」

照「……大好きだよ、京ちゃん」ニコッ


小蒔「私だって京太郎さんの事が大好きですっ!」

小蒔「京太郎さんが居なければ私はあの時帝都で死んでいました!」

小蒔「あの時から私は京太郎さん一筋ですっ!」


衣「ふっ、絶望の底に居た衣を救い出してくれた京太郎への思いの強さであれば負けるつもりはないぞ」

衣「愛しているぞ、京太郎っ!」ニコッ



通信機から次々と少女達の想いが告げられていく。

グレサ「……いつか刺されても知らないわよ」

京太郎「へへっ、それすら受け止めてやるさ」


少女達の熱い思いに釣られて自身の胸までも熱くなるのを感じる。

そしてその熱さを京太郎は相棒へと巡らせていく。


京太郎「さぁ……お望み通りに全力で行くぜ!」


直後、2年前にジェノザウラーとのリンクが最高潮に達した時のようにシュトゥルム・フューラーの関節から金色の輝きが漏れ始める。
そしてすぐにその輝きは全身へと至り、眩しいばかりの光を放つ。




京太郎「流派、西方不敗奥義……!」

京太郎「爆熱ゴッドクロー!」



京太郎「改め!」


金色に光り輝くシュトゥルム・フューラーがブースターに点火し、先程よりさらに疾くマッドサンダーへと突撃する。


京太郎「石破天驚!ゴッドクロォォォォォォ!!!」


照「計測不能……なんて出力……!」

照「でも……!」


衣「それでもっ!」

小蒔「だからこそっ!」


ゴッ!!!


淡「倒すっ!」



マッドサンダーも高速で迫る京太郎へと起動させたマグネーザーを向ける。


淡「これが私達のぉぉぉぉ!」


京太郎「俺達のぉぉぉ!!」



京太郎淡「「全力の一撃だァァァァァ!!」」




マグネーザーと光り輝くストライクレーザークローが正面からぶつかり合う。


それは数秒間に渡りどちらも譲らずに拮抗する。

それだけで大地が、空気が震え、周囲の大地を見る見るうちに削り取っていく。


京太郎「ウォォォォォォォ!!」

淡「はぁぁぁぁぁ!!」


だが、終わりの時は訪れる。

次第に互いの爪と角に少しづつヒビが入り始める。



淡「くっ……!」

京太郎「ちっ……!」



淡「頑張ってマッドサンダー……もうひと踏ん張りしてっ!」

京太郎「相棒超えるぞ、あの4人を……!」

京太郎「マッドサンダーを!!」



相棒の両手と、マッドサンダーの両方のマグネーザーがそれぞれ尚も激突し続ける。






それが続くこと数秒後だった。



押し負けたシュトゥルム・フューラーの左腕がマグネーザーによって貫かれ粉々に砕け散る。
さらにその余波は左脚部へと届き、そのままズタズタに引き裂かれる。


だがそれと同時にシュトゥルム・フューラーの右腕がマグネーザーの右のマグネーザーを粉々に破壊しする。
さらにシュトゥルムはそのまま直進しマッドサンダーのマグネーザーの奥に装備された反荷電粒子シールドを発生させる部分を破壊し、そのまま胴体へとブースターの出力で直進していく。


それによりマッドサンダーの上部及び砲台が破壊され、マッドサンダーが苦痛の叫び声をあげながら大地へと崩れ落ちる。


だが左腕と脚部を破壊されたシュトゥルム・フューラーもマッドサンダーを貫いた後にバランスを崩し大地へと突っ込みそのまま立ち上がる事無く動きを停止する。

京太郎「……引き分け……か」

淡「引き分け……だね……」



京太郎「流石だったぜ、皆」ニコッ

照「流石だったよ、京ちゃん」ニコッ



全身が痛いにも関わらずどちらからとも言わずに笑みが溢れてくる。



京太郎「悔しいし……いてぇけど……」

京太郎「楽しかった……な」



◇戦闘判定


京太郎 判定
500+200+255+200+600+200+255+200+85×6×2+200+1120×3.5×1.5/2/2=40767

天照大神 判定
875+530+31×9×5×4=258480



◇互いに特殊な【無効化】判定のコンマのため攻撃判定が無効化されます。


◇一定ターン経過により京太郎の勝利判定となります!


◇勝利判定ボーナスにより50000Gを入手しました。


◇特殊条件を満たしたため京太郎のスキルが覚醒します。



◇シュトゥルム・フューラー所持スキル3
 【石破天驚爆熱ゴッドクロー】
 シュトゥルム・フューラーの側面に新たに装備された改良型エクスブレイカー及びストライクレーザークローによる最強クラスの攻撃スキル。
 それは流派西方不敗を極めた京太郎及び、京太郎と全てをリンクした相棒が揃う事により、更なる流派西方不敗の奥義が使用可能になる事で開放される。
 その威力はシュトゥルム・フューラーの性能も相まって凄まじく、デススティンガークラスのゾイドですら一撃でヒートエンドする。
 それにより自身の判定値に6倍の補正をかけ、ゾロ目時に8倍の補正をかける。



◇特殊条件を満たしたためマッドサンダーの所持スキルが変化します。



◇淡の【大いなる星々の淡き輝き】が2回以上発動したため、淡のみ第二スキルがマッドサンダーへと反映されます。


◇淡所持スキル2
 【二重立直LV5】
 完全に覚醒した淡のもう一つの強大な力。
 その力は神々の力と言っても過言ではなく、ありとあらゆる相手をなぎ払う能力を持っている。
 戦闘判定時、最初の2回までの判定を毎回2倍にする。
 さらにゾイドの所持スキルを使用時に2度だけ判定値に4倍の補正をかける。
 


◇以上が追加されます。



キリが良いように最後に自由行動の安価を出して終わりにしようと思うのですが、まだ人居ますか?
もう2時回っているので…

姫様が二回発動してたらやっぱりイベントあったのかしらね?
照と衣の能力は発動しようがないけど……

ええい、ままよ!
居なかったら朝までには誰かとってくれるでしょう(願望)

◇ウルトラザウルス内部 朝 廊下



京太郎(あの後照お姉ちゃん達のおかげでお互いに動けるまでには回復したものの、ボロボロにしすぎたせいでやえさんに怒られた……)

京太郎(……カピーが居ればすぐに再生できた……なんて考えちゃダメだよな)


京太郎(……まぁ、4人の力でレアヘルツの谷に着くまでにには相棒もマッドサンダーも完全に再生出来るらしいからなんとかなるだろう……)


京太郎「さて、明日には決戦か…」

京太郎「やれることは全てやらないと、な」


京太郎「さて、どうするかな?」



1:誰かに会いに行く(ゾロ目で指定キャライベントと特殊イベントが発生)


 怜× 宥× やえ× バン レイヴン

 玄× 憧× 穏乃× 灼  竜華×

 セーラ 恭子 洋榎 絹恵 由子 漫 

 咏× 照× 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー

 ゆみ 桃子 佳織 智美 睦月 レイ

 久 まこ 優希 和 華菜 美穂子
 
 小蒔× 霞 春 巴 初美
 
 哩 姫子 仁美 美子 煌 ウェイン

 爽× 由暉子× 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣× 淡× トーマ 憩× 相棒× 

 透華× 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜× はやり×

 いちご 靖子 良子× アーバイン 


◇怜、玄、竜華、憧、小蒔、淡、照、衣、穏乃、やえ、咏、宥、憩、爽、由暉子、透華、はやり、健夜は現状でこれ以上選んでも進展がありません。選択時は下にずれます。



2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)


×3:部屋で教本を読む(能力値アップ及び能力値に応じてイベント:ゾロ目で追加イベント)


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)


5:???(ゾロ目で特殊イベント:ナナとは遭遇済みのためナナ以外との遭遇になります)


×6:マッドサンダーと模擬戦(ゾロ目で専用イベント)



↓3

という所でキリがいいし眠気が限界なので今日は終了とします。


>>465
ですね。
ころたんはレベル5にゾロ目とかで到達していれば第二スキル反映のチャンスがありました。
てるてるはヒルツ戦の後に出撃していたらイベントがあったり。


ではでは遅くまでお付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。

お疲れ様でした。


このレスは安価から除外です。


マッドサンダーの最後の4倍ってなんのスキル?
ステ欄にはそれっぽいのないよね

乙です

朝の行動は3が無効だから下にずれてショップ利用かな?
行動回数あと何回残ってたっけ、次がラストか?
ラス1なら取りたいようにとればいいかと。ゾロじゃないなら塞でもネリーでもそこまで差はないだろうし
バンやレイヴンと演習したいって人もいるだろうし……つくづく行動回数が足りない、小憎らしいバランスだじぇ

帰りました。


>>473
淡の二重立直発動による四倍ですね。

>>475
出来てますね。
β版ですが後で張ります。

>>478
ですね。
ショップにしておきます。

一応次回からは最終話ボーナスで一期同様に選択済みの教本が復活し、新しい判定が追加されます。


本編投下予定22時です。
では後ほど。

戻りました。



人居れば投下いきます。
俺を斬れる者はおるかぁ!?(人居ますか?)

ショップだからそれなりの人数が必要かね

むう……余り人いなそうですね

>>482
ショップだから多いほうが何かと便利だと思いますね。


とりあえずその内増えると信じて投下いきます。

◇安価判定


2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)




京太郎「よし、ショップに行くか」


京太郎「……物凄く久しぶりな気がするぞ」



………
……





◇ウルトラザウルス内部 ショップ



京太郎「聞いた話だとここがショップのはずだな」




ガチャ



竜華「いらっしゃーい」ニコッ

セーラ「おうっ!そろそろ来ると思ってたでー!」


京太郎「ふふっ、やっぱりお二人が経営していたんですね」

京太郎「そういえば最近泉さんと浩子さんの姿を見て」

セーラ「二人ならだいぶ前に旅に出たで…」

京太郎「え?」


最近見かけないとは思ったがまさか旅に出ているなんて初耳である。


竜華「隠しの参戦フラグがへし折れたとかショップ利用されなすぎて出番なさすぎぃ!って言い残して何処かへ消えてったんや…」

京太郎「そ……そんな事が」


京太郎(もし今度会ったら謝っておくか…)


竜華「コホン、気を取り直して本題に戻ろかっ!」ニコッ


京太郎(意外とドライだ……)

竜華「ちなみに前回の利用時との変更点なんやけどな」

竜華「うちの好感度がカンストしたりエンディングを見ているおかげで一部を除いた全ての商品が通常時の半額になってるでー」

セーラ「お買い得やでっ!」

京太郎(好感度とかエンディングって何の話だ……?)


竜華「そして待望の商品一覧はこれやっ!」バッ

◇補給物資一覧(様々な技術者が居るため通常より上位の物が購入出来ます。)

◇京太郎の所持金810000G

1:☆フルリペアキット 任意のタイミングでHP全回復 消耗品 100000G

2:☆リザレクションキット HP0時に一度だけHP1の状態で蘇生出来る 消耗品 ※1個以上の所持は出来ません 200000G

3:☆Z・Oアーマー HP+4000 装甲値+200(ダメージにマイナス200の補正) 80000G

4:☆超合金Z(ゾイド) HP+1000 装甲値+500(ダメージにマイナス500の補正) 150000G

5:☆大容量エネルギータンク ゾイドの所持スキルの残弾数を全回復 消耗品 ※1個以上の所持は出来ません 150000G

6:☆デススティンガーKFD 300000G

7:☆ジェノブレイカー(量産型) 250000G

8:☆シャドーフォックス(量産型) 250000G

9:ゴルヘックス 100000G

10:ブレードライガーAB(量産型) 220000G

◇所持金や購入した商品は引き継ぎ或いは、低換金レートで換金されゾイドバトル編で持ち越す事が可能です。


◇23時に購入安価を取ります。
 ・それまで相談などありましたらご自由にどうぞ。

ごめんなさい、Z・Oアーマーの補正は+4000× +400○です。


お詫びもかねて最終回ですし、ゾロ目専用商品も開放しちゃいます。

シャドーフォックスとかガンブラスターは購入しておくとゾイドバトル編で色々とボーナスがあります。
搭乗者がそのゾイドを入手しやすくなったりとか。



11:ゴジュラス・ジ・オーガ 2号機 400000G
  ・購入時 豊音が自動で搭乗  

12:ガンブラスター(初期生産型) 350000G
  ・購入時 白望が自動で搭乗

13:サラマンダーF2 380000G
 ・購入時 エイスリンが自動で搭乗

14:ブレードライガーミラージュ 350000G
 ・購入時 塞が自動で搭乗

15:マンモスmk2 冷凍砲装備 220000G
 ・購入時 久が自動で搭乗

16:スナイプマスター フルパッケージ 100000G
 ・購入時 優希が自動で搭乗

17:シャドーフォックス 1号機 300000G
 ・購入時 胡桃が自動で搭乗


以上お詫びの追加です。
所持金もお詫びに所持金850.000Gにしておきます。

23時15分に再度安価を取ります。

一応これで共和国側の隠しゾイドがほぼ出ました。

ただケーニッヒウルフと後一機だけは完全に共和国ルート専用の隠しなんでお詫びゾロ目でも出ません。

◇購入安価



◇補給物資一覧(様々な技術者が居るため通常より上位の物が購入出来ます。)

◇京太郎の所持金850.000G

1:☆フルリペアキット 任意のタイミングでHP全回復 消耗品 100000G

2:☆リザレクションキット HP0時に一度だけHP1の状態で蘇生出来る 消耗品 ※1個以上の所持は出来ません 200000G

3:☆Z・Oアーマー HP+400 装甲値+200(ダメージにマイナス200の補正) 80000G

4:☆超合金Z(ゾイド) HP+1000 装甲値+500(ダメージにマイナス500の補正) 150000G

5:☆大容量エネルギータンク ゾイドの所持スキルの残弾数を全回復 消耗品 ※1個以上の所持は出来ません 150000G

6:☆デススティンガーKFD 300000G

7:☆ジェノブレイカー(量産型) 250000G

8:☆シャドーフォックス(量産型) 250000G

9:ゴルヘックス 100000G

10:ブレードライガーAB(量産型) 220000G

11:ゴジュラス・ジ・オーガ 2号機 400000G
  ・購入時 豊音が自動で搭乗  

12:ガンブラスター(初期生産型) 350000G
  ・購入時 白望が自動で搭乗

13:サラマンダーF2 380000G
 ・購入時 エイスリンが自動で搭乗

14:ブレードライガーミラージュ 350000G
 ・購入時 塞が自動で搭乗

15:マンモスmk2 冷凍砲装備 220000G
 ・購入時 久が自動で搭乗

16:スナイプマスター フルパッケージ 100000G
 ・購入時 優希が自動で搭乗

17:シャドーフォックス 1号機 300000G
 ・購入時 胡桃が自動で搭乗



◇購入する商品の番号を記入して下さい。複数の場合は×2~という具合で。


↓3

◇購入安価



2:☆リザレクションキット HP0時に一度だけHP1の状態で蘇生出来る 消耗品 ※1個以上の所持は出来ません 200000G

4:☆超合金Z(ゾイド) HP+1000 装甲値+500(ダメージにマイナス500の補正) 150000G

5:☆大容量エネルギータンク ゾイドの所持スキルの残弾数を全回復 消耗品 ※1個以上の所持は出来ません 150000G

17:シャドーフォックス 1号機 300000G
 ・購入時 胡桃が自動で搭乗


合計金額 800.000G




京太郎「リザレクションキットと超合金ゾイド、大容量エネルギータンク」

京太郎「それとシャドーフォックスを下さい」

京太郎(シャドーフォックスってなんだ……?)

竜華「毎度ありっ!」


セーラ「超合金Zはシュトゥルムに装備でええんか?」

京太郎「えっと……」




1:シュトゥルム・フューラーに装備する


2:その他のゾイドに装備する(名前も明記で)


↓2

殆どすっからかんやな
半額でこれとか全額なら隠しゾイド1体だけでほぼ金欠やん

◇安価判定


1:シュトゥルム・フューラーに装備する



京太郎「はい、俺の相棒にお願いします」

セーラ「任せときっ!」グッ



◇シュトゥルム・フューラーのHPと装甲値が上昇しました。


京太郎「それじゃあありがとうございました!」


ガチャッ


竜華「おおきに~」

セーラ「消耗品はターンと引き換えに使用やから忘れないようにな~!」



………
……


>>514
(複雑だったり面倒な条件の隠しゾイドをお金で買える代わりに非常に高いです。お詫び無ければそもそも店頭にないレベルの品ですしね)





◇ウルトラザウルス内部 昼 廊下


京太郎「財布が寂しくなったな……」

京太郎「まぁ決戦前にお金なんて残してもどうしようもないしちょうどいいか」


京太郎「さて、とりあえず自由だ」

京太郎「どうするかな?」



◇最終話ボーナスにより教本安価の再度使用が可能になりました。


1:誰かに会いに行く(ゾロ目で指定キャライベントと特殊イベントが発生)


 怜× 宥× やえ× バン レイヴン

 玄× 憧× 穏乃× 灼  竜華×

 セーラ 恭子 洋榎 絹恵 由子 漫 

 咏× 照× 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー

 ゆみ 桃子 佳織 智美 睦月 レイ

 久 まこ 優希 和 華菜 美穂子
 
 小蒔× 霞 春 巴 初美
 
 哩 姫子 仁美 美子 煌 ウェイン

 爽× 由暉子× 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣× 淡× トーマ 憩× 相棒× 

 透華× 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜× はやり×

 いちご 靖子 良子× アーバイン 


◇怜、玄、竜華、憧、小蒔、淡、照、衣、穏乃、やえ、咏、宥、憩、爽、由暉子、透華、はやり、健夜は現状でこれ以上選んでも進展がありません。選択時は下にずれます。



×2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)


3:部屋で教本を読む(能力値アップ及び能力値に応じてイベント:ゾロ目で追加イベント)


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)


5:???(ゾロ目で特殊イベント:ナナとは遭遇済みのためナナ以外との遭遇になります)


×6:マッドサンダーと模擬戦(ゾロ目で専用イベント)



↓3

◇安価判定


1:ネリー

(間違って途中送信してしまいました…)



◇安価判定


1:ネリー



京太郎「よし、ネリーに会いに行くか」



………
……




京太郎「むぅ、居ないな……」

???「誰が居ないのさ?」


京太郎「ん?」クルッ


背後から突如として声が聞こえたため振り返る。

だが振り返った先には誰の姿も無かった。


京太郎「あれ……おかしいな、確かに声が聞こえた気がしたんだけどな…」


???「きぃぃぃぃ!京太郎大尉まで私を馬鹿にしてぇ!」

???「下よっ!下ぁ!」オッペケーペームッキー


京太郎「下?」スッ

胡桃「ぐぬぬぬ……」ウルウル


言われた通りに振り返り下を見るとそこには目を潤ませながらジト目でこちらを見上げる胡桃の姿があった。


京太郎(かわいい)

京太郎(……これで年上とか信じられねぇ)


胡桃「あぁ~~!今失礼な事考えたでしょっ!?」

京太郎「ははっ、まさかぁ」

京太郎(ごめんなさい、そのまさかです)



胡桃「まぁ、いいわ……それで誰か探している風だったけど、誰をお探し?」

京太郎「えっと、ネリーを何処かで見ませんでしたか?」

胡桃「んっ。ネリーなら今は格納庫に居るんじゃんないかな?」

京太郎「了解です、ありがとうございました!」タッタッタ






胡桃「……理由はよくわからないけどお礼を言いたいのは私よ」

胡桃「ありがとう、京太郎」ニコッ



◇シャドーフォックス購入ボーナスにより胡桃の好感度が特大上がりました。

◇ウルトラザウルス内部 格納庫



京太郎「胡桃さんの話じゃこの辺に居るはず……」

京太郎「っといたいた」

京太郎「おーい、ネリー!」タッタッタ

京太郎「ってよく見たら明華さんと智葉さんも一緒か」



ネリー「ん……誰か呼んだ?」クルッ

ネリー「うひゃぁっ!?きょ、京太郎っ!?」カァァ

智葉「くっくっく……これはこれは……」ニヤリッ

明華「ふふっ、いいタイミングですね」ニコッ


京太郎に気づくと何故かネリーが頬を染める。
対照的に智葉と明華の二人はそれを見て何処か悪い笑みを浮かべていた。

……どちらもさっぱり理由がわからなかった。




京太郎「あ、もしかして俺お邪魔でしたか?」


智葉「いや、邪魔どころかかえって好都合だよ、英雄殿」ニコッ


戦闘時と違い髪を降ろした智葉が京太郎へと微笑む。
その姿からは雄叫びをあげ、敵を容赦なく切り伏せていく様子が全く想像できなかった。



京太郎(戦闘の時は男勝りなエースってイメージだけど……こうやって髪を降ろすと育ちの良い美少女って感じがするな智葉さんは)

明華「ふふっ、せっかくだしばらしちゃいましょうか、智葉?」

智葉「そうだな、どうせ無駄に一途でピュアなネリーの事だ」

智葉「私達がポンっと背中を押さなければ永遠にもじもじとしたまま終わるだけだろうしな」ニヤリッ


京太郎「ん、ネリー何か俺に用があったのか?」クビカシゲ

ネリー「な、ななな何でもないよっ!」カァァ


明華「用も用。それもとびっきりの用がありませんでしたっけ、ネリー?」ニコッ

ネリー「う、うぅぅぅぅ……」モジモジ


京太郎(普通の様子じゃ……ないよな……)


ただならぬ気配を察した京太郎は膝を折り、ネリーの目線へと自身の顔の高さを合わせる。
そしてそのままネリーの小さな体を抱きしめ、二人に聞こえないようにそっと耳打ちをする。



京太郎「ネリー」ギュッ

ネリー「っっ~~~~~~!?」ボンッ

智葉「……これはこれは」ハァ

明華「………なるほど、彼の周りにあれだけの少女が居る理由がわかりました」ハァ

京太郎「周りに言いづらい事なら後で俺がこっそり聞いてやる」ボソッ

京太郎「だから……無理をするんじゃないぞ」ギュー

ネリー「む、無理なんてしていまひぇんっ!」


智葉(噛んだな)

明華(噛みましたね)


ネリー「ただネリーはどうやってだいしゅきな京太郎に告白をしゅればいいかのアドバイスを聞こうとっ……」

ネリー「………あっ」サァァ


噛み噛みな上に茹でダコのように真赤だったネリーの顔が蒼く染まっていく。

顔面エグザムシステムからの顔面ブルーディスティニーという謎の単語が京太郎の頭に浮かぶ。

突然の告白にそんな訳のわからない言葉が浮かぶ程度には京太郎の頭も混乱していた。



京太郎「お前が俺を……大好き?」

ネリー「あっ……あぁ……どうしよう」ガクガク


京太郎の体の中に収まっているネリーが震え始める。


智葉「ネリー、こういう時女は度胸だっ!」グッ

明華「もうイク所までイッちゃいましょう、ネリー」グッ


ネリー「で、でも……」

智葉「今更取り繕っても手遅れだ、行けっ!」


ネリー「………すぅー……はぁー……」

ネリー「大好きだよっ!京太郎っ!」

ネリー「だから……ネリーと付き合ってくだひゃいっ!」ギュッ



告白しながらネリーが強く京太郎を抱きつき返してくる。
その子供っぽい見た目ながらも僅かに感じるおもちのやわらかさや、何処か甘いネリーの匂いが京太郎から冷静さを完全に奪った。


京太郎「え、うええぇぇぇぇぇ!?」




智葉「さぁ、どうする英雄殿?」ニヤリッ

明華「あらあら、うふふっ」ニヤリッ


京太郎(ちくしょう、この二人なんていい笑顔なんだッ……!)


京太郎の気も知らずに外野二人がニヤニヤしながらこちらの答えを心待ちにしていいる。
この状況を全力で楽しんでいるようだ。


京太郎「くっ………」







◇エンディング判定



◇恋愛値が300のためエンディングボーナスに強力な補正がかかります。

◇恋愛値が300のためエンディング判定の選択肢に印がつきます。




1:お、俺もネリーの事が好きだッ!☆



2:い、今は返事を待ってくれッ!


↓7で最多で判定(埋まらなければ5分で多い方で)

◇エンディング 判定


1:お、俺もネリーの事が好きだッ!☆



京太郎「お、俺もネリーの事が好きだッ!」

ネリー「京太郎……!」ギュッ




智葉「ふっ、これが若さか」

明華「良かったですね、ネリー」ニコッ



告白を終えた二人はその場で笑顔のまま抱きしめ合う。


バタッ


智葉「ん……後ろから物音?」

明華「何かが倒れた音ですね…」クルッ



玄「」シロメ

怜「………京ちゃん?」カララン

宥「あったかく……ない」カタカタ

照「……おかしい……こんな事は許されない」ペタン



唯一の問題はここが決戦前で人の多い格納庫という点だろう。



………
……

◇5年後  帝国領 ネリーの村





ネリー「あははっ、あの後は本当に大変だったね」

京太郎「決戦前なのに危うく暴動になる所だったからな……」


ネリーへの告白の後の騒動を俺は未だに忘れることが出来ない。
後に第一次京太郎戦争と呼ばれる事になるあの大戦の傷(敗れ去った者の心の傷)は深い。


ネリー「まぁ5年も経てばアレも楽しい思い出かな、なんて思えたりっ♪」ペロッ


そう言ってネリーがいたずらっぽく舌をチョロっと覗かせる。


京太郎「まぁな」ニコッ


そう、あれから様々な戦いを乗り越えた俺とネリーは軍を退役し、故郷の村でこのように他愛のない話をしながらも静かに暮らしていた。
ちなみに健夜さんも同時に村に戻ってきており、今でも良く恒子さんや健夜さんと共に食事をしたりなどしている。


ネリー「こんな平和がずっと続けばいいね」ナデナデ


そう言ってネリーが先月生まれたばかりの俺達の大事な娘の頭を優しく撫でる。

5年が経過したにも関わらずあの頃からほとんど見た目の変わらないネリーが娘を見ている時は母の顔、とでも言うべき慈愛の篭った表情を見せる事に最初は少しだけ驚いたものだ。


京太郎「続けばいいんじゃない、続けていくんだ」

京太郎「俺達の手で、そしてその次の世代の手でな」

京太郎「ようやく訪れたこの尊い平和が続くように守っていくんだ」ニコッ


ネリー「ふふっ、そうだねダーリン♪」ニコッ


京太郎「なーにやえさん達や、いざとなればお前や俺そして健夜さんも居るんだ」

京太郎「しっかりと俺達の経験やらを受け継ぎ、護っていけばどうにかなるさ」

ネリー「頼もしい事でっ♪」


ネリー「……ダーリン、私今凄く幸せ」ナデナデ

京太郎「ん、どうした急に?」


ネリー「改めて思ってさっ♪」

ネリー「傭兵をやっていた頃のような大金もないし、田舎だから娯楽も余り無いけどさ」

ネリー「それでも……凄く幸せだよ」

京太郎「ふっ俺もだよ、ネリー」


ネリー「この子……士栗も今の私達みたく幸せな人生を歩んで欲しいね」ニコッ

京太郎「俺とお前の娘なんだ、きっとどんな運命も跳ね除けて幸せを掴むさ」

士栗「すぅー……すぅー……」


京太郎「可愛い寝顔だな」ニコッ

京太郎「お前とよく似ている」

ネリー「目元はダーリンにそっくりっ」ニコッ



京太郎「ネリー」スッ

ネリー「んぁっ……」スッ

京太郎「これからもずっと、よろしくな」ギュッ

ネリー「うんっ♪」

ネリー「大好きだよっ、京太郎っ!」ニコッ














ネリー ノーマルエンディング カンッ

◇恋愛値が300あるためエンディングボーナスの補正値に最大のボーナスが加算されます。


◇上限突破ボーナスにより恋愛値を除く京太郎のステータスが+10されます。


◇ネリーの操縦値が140(+20)、対応値が140(+20)に変化しました。


◇恋愛値が300のためエンディングボーナスとしてが覚醒イベントを10個スキップします。


◇ネリー所持スキル
 【FATALIZER:LV4】
 ネリーが持つ、運命すら塗り替える、強力な運命奏者の力。
 その力は凄まじく、敗北の運命すら時に改編する事を可能としている。
 それによりスキル使用時に常に3倍の補正をかけ、さらに以降自身の攻撃が確定する毎にさらに先程の補正に1倍の補正を+していく。
 ただし一度攻撃判定が失敗し打ち切られると、最終値に強制的に0.5倍のマイナス補正がかかる。
 


◇以上に変化しました。


◇エンディングを見たため選択肢まで時間を戻し強制的に別選択肢へ分岐します。


◇ネリーの真エンディングフラグが開放されました。


2:い、今は返事を待ってくれッ!


京太郎「い、今は返事を待ってくれッ!」ババッ


そう言って慌ててネリーから離れる京太郎。


智葉(ヘタレめ)

明華(ヘタレましたね)


京太郎「い、今は決戦前だ……!」

京太郎「この返事は必ずこの決戦が終わってから出すッ!」

京太郎「だから今はすまんっ!」ペコッ


ネリー「ううん、大丈夫だよ」

ネリー「ネリーもちょっと頭が混乱して暴走しちゃってたし」カァァ


ネリー「代わりに……全てが終わったら返事……聞かせてね?」ニコッ


京太郎「ああッ!約束するぜッ!」



◇ウルトラザウルス内部 夜 廊下






京太郎「……夜が明ければいよいよレアヘルツの谷を射程に収める」

京太郎「そうなれば間違いなく決戦が始めるだろう」



展望デッキで夜風を感じながら京太郎は一人星空を見ていた。


京太郎「カピーが居ない以上……もしあの時のヒルツのような力を使われた場合俺は……」


自身の力を大きく制限してきたヒルツの力を思い出す。
カピーと仲間たちが居たからその力を無効化出来たが、もしこのままカピーが居ない場合それは叶わないだろう。


怜「なに、不安そうな顔をしとるんや?」ポンッ

京太郎「ん……怜か」


怜「そんな顔京ちゃんには似合わないでっ?」クスッ

京太郎「ふっ、そうだな」


京太郎「それはそうとこんな所までわざわざどうしたんだ?」

京太郎「お前の部屋とは反対方向だぞ、ここは」

怜「そんな深い理由はあらへん」

怜「ただ、京ちゃんに会いたかっただけやでっ♪」コテン


そう言って怜が瞳を閉じ、そのまま俺の胸元へその細く白い体を預けてくる。

服の上から怜の心地良い重さと体温、そして呼吸が伝わってくる。


京太郎(…そういえば子供の頃も怜はよくこうやって身を預けてきたな)


怜「なぁ、京ちゃん?」

京太郎「ん?」

怜「明日……直感やけど何事も無くそのまま終わる、って事はない」

怜「そんな気がするんや」

京太郎「奇遇だな、俺もだ」

怜「なぁ、京ちゃんもしうちが死んだら」

京太郎「ストップ」スッ

怜「むぐっ…」


京太郎「誰も死なせない……なんていうのは都合が良すぎるし無理だろうけどな」

京太郎「せめて……俺の身の回りの人間は誰も死なせねぇよ」


京太郎「だからそんな縁起でもない事を言うなよ、怜」

怜「ふふっ……そうやなっ」クスッ

怜「ほな、代わりにうちは京ちゃんを守るとするわ」

京太郎「へへっ、頼むぜ怜」

怜「当然やろ?」

怜「うちらはずっと子供の頃からそうやって生きてきた」

怜「それを明日も……これからもずっと続けていくだけやっ♪」



怜「さて」スッ


怜が京太郎から預けていた身を離す。


京太郎「行くのか?」

怜「最終調整に宥と軽く演習を、なぁ」

京太郎「そっか、頑張れよっ」

怜「ありがとっ」クルッ



怜「あ、そやっ」クルッ


演習をすべく格納庫のある方向へと身を翻した怜が再度こちらに向き直る。


怜「せっかくやし」スッ


するとそのまま数歩前に歩みを進め京太郎の前に立つと背伸びをして……



怜「……ちゅっ♪」


怜「……演習前の景気付けやっ」

怜「……今日のところは頬で我慢したるわ」カァァ


怜「ほな、なっ!」タッタッタ

顔を真赤にしたまま有無を言わさず怜は走り去っていく。



京太郎「……やわらかかったな」


………
……






京太郎「さて、最後の自由行動だ」

京太郎「良く考えて、やらないとな」


京太郎「どうするかな?」




1:誰かに会いに行く(ゾロ目で指定キャライベントと特殊イベントが発生)


 怜× 宥× やえ× バン レイヴン

 玄× 憧× 穏乃× 灼  竜華×

 セーラ 恭子 洋榎 絹恵 由子 漫 

 咏× 照× 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー

 ゆみ 桃子 佳織 智美 睦月 レイ

 久 まこ 優希 和 華菜 美穂子
 
 小蒔× 霞 春 巴 初美
 
 哩 姫子 仁美 美子 煌 ウェイン

 爽× 由暉子× 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣× 淡× トーマ 憩× 相棒× 

 透華× 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜× はやり×

 いちご 靖子 良子× アーバイン 


◇怜、玄、竜華、憧、小蒔、淡、照、衣、穏乃、やえ、咏、宥、憩、爽、由暉子、透華、はやり、健夜は現状でこれ以上選んでも進展がありません。選択時は下にずれます。



×2:ショップを利用する(ゾロ目で上位品が購入可能)


3:部屋で教本を読む(能力値アップ及び能力値に応じてイベント:ゾロ目で追加イベント)


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)


5:???(ゾロ目で特殊イベント:ナナとは遭遇済みのためナナ以外との遭遇になります)


6:このまま展望デッキに居続ける。(ゾロ目で特殊イベント)



↓3

◇安価判定


4:演習を挑む(任意キャラを選択、ゾロ目で特殊イベント)



京太郎「よしっ、怜に倣って俺も最後に演習をするかっ!」

京太郎「誰に挑もうかな?」


 怜 宥 やえ バン レイヴン

 玄 憧 穏乃 灼  竜華

 セーラ 恭子 洋榎 絹恵 由子 漫 

 咏 照 菫 尭深 誠子 リッツ
 
 塞 豊音 エイスリン 胡桃 白望 アーサー

 ゆみ 桃子 佳織 智美 睦月 レイ

 久 まこ 優希 和 華菜 美穂子
 
 小蒔 霞 春 巴 初美
 
 哩 姫子 仁美 美子 煌 ウェイン

 爽 由暉子 揺杏 誓子 成香

 ネリー 智葉 慧宇 明華 ダヴァン

 衣 淡 トーマ 憩  

 透華 純 一 智紀 

 晴絵 理沙 健夜 はやり

 いちご 靖子 良子× アーバイン 



↓2

という所で今日は眠気が限界なので終了とします。

明日はレイヴンとの演習から再開します。
ラストにライバルと戦闘って中々に王道な感じですね。


ではではお付き合いありがとうございました。

例のβ版のチームリスト貼っておくので、追加して欲しいとかこうした方がいいとかありましたら気軽に言ってみて下さい(プロットの関係上反映できるとは限りませんが)

質問などありましたらご自由にどうぞ。
お疲れ様でした。


◇初期選択チームリスト β版



1:【チーム・清澄】  初期クラスC 【目標:Sクラス到達】

  ・所属メンバー  ・宮永咲 原村和 片岡優希 
  
2:【チーム・ブリッツ】 初期クラスC 【目標:Sクラス到達】

  ・所属メンバー  ・バラッド・ハンター リノン・トロス ジェミー・ヘメロス

3:【チーム・風越】 初期クラスB 【目標:打倒龍門渕及びSクラス到達】
  ・所属メンバー 竹井久 福路美穂子 池田華菜

4:【チーム・セカンド】 初期クラスC 【目標:Sクラス到達及び目立つ】
 ・所属メンバー 染谷まこ 沢村智紀  妹尾佳織

5:【チーム・龍門渕】 初期クラスB 【目標:打倒白糸台及びSクラス到達及び目立つ】
 ・所属メンバー 天江衣 龍門渕透華 国広一

6:【チーム・鶴賀】 初期クラスC 【目標:Sクラス到達】
 ・加治木ゆみ 東横桃子 蒲原智美

7:【チーム・阿知賀】 初期クラスC 【目標;原村和との再戦及び赤土晴絵が挫折したSクラス到達】
 ・所属メンバー 高鴨穏乃 新子憧 鷺森灼

8:【チーム・レッドドラゴン】 初期クラスC 【目標:Sクラス到達及び有名になる事による旅館の再興】
 ・所属メンバー 松実玄 松実宥

9:【チーム・千里山】 初期クラスB 【目標:打倒白糸台及びSクラス到達】
 ・所属メンバー 園城寺怜 清水谷竜華 江口セーラ

10:チーム・白糸台 初期クラスA 【目標:包囲網を潜り抜けロイヤルカップ及びU-18カップ及び個人戦3連覇及びSクラス到達】
 ・所属メンバー 宮永照 弘世菫 渋谷尭深

11:チーム・新道寺 初期クラスB 【目標;打倒白糸台及びSクラス到達】
 ・所属メンバー 白水哩 鶴田姫子 江崎仁美

12:チーム・姫松 初期クラスB 【目標:打倒白糸台及びSクラス到達】
 ・所属メンバー 末原恭子 上重漫 真瀬由子

13:チーム・愛宕 初期クラスB 【目標:打倒タイガース及びSクラス到達】
 ・所属メンバー 愛宕洋榎 愛宕絹恵 船久保浩子

14:チーム・霧島 初期クラスC 【目標:姫様の社会勉強及び神殿の維持費獲得】
 ・所属メンバー 神代小蒔 石戸霞

15:チーム・永水 初期クラスB 【目標:姫様を止める及び神殿の維持費獲得】
 ・所属メンバー 薄墨初美 狩宿巴 滝見春

16:チーム宮守 初期クラスC 【目標:Sクラス到達】
 ・所属メンバー 小瀬川白望 臼沢塞 鹿倉胡桃

17:チーム・臨海 初期クラスB 【目標:打倒白糸台及びSクラス到達】
 ・所属メンバー 辻垣内智葉 雀明華 ?慧宇

18:チーム・有珠山 初期クラスC 【目標;Sクラス到達及び由暉子をはやりんポストへ】
 ・所属メンバー 獅子原爽 真屋由暉子 岩館揺杏 桧森誓子

19:未所属 初期クラスD 【目標・個人戦での優勝】
 ・未所属メンバーや敵対チームのキャラを引き抜き独自のチームの結成が可能。

20~25 【1週目時点ではLOCKされています】
 ・特定条件で開放されます。

ここに載っていないキャラは/0でいう所のジャック・シスコや咲でいう憩ちゃんみたいに個人戦のみの出場、或いは19のような未所属の状態と思ってもらえれば。
そんな未所属ながらも強力なメンバーを自分のチームに引き込めるかが色々と勝利とかイベントの分かれ目だったりします。


ではお疲れ様でした。

チーム戦は3人だっけ
そうなると個人的には2人しかメンバーいないチームか、あるいは未所属がいいなぁ

しかし、有珠山は成香だけいないってちょっと切ない



京太郎・純・豊音でBIGなチームがつくれるね

乙ー
Sクラスはプロ勢の領域かな?
レイヴンは高コンマ出せばなんとかなりそうだし天照大神よりは楽そうだな

多分次で最終戦行くのに大丈夫かってくらい人居ないな…
開始から半年経つし人が減るのはしゃーないけど未だに何人くらい見てるのやら

帰りました。


ラスト近いのでちょこっと余談というかネタばらし(?)のような物を。
実は1スレ目から色や状況の表現で、紅と赤を使い分けていました。

紅は紅い流星や紅いジェノザウラーと言った表現のように宥姉やアンビエント、ヒルツが何らかの形で絡んでいる場合の表現、赤は赤いゾイドとか赤い血のように純粋に色と場面の表現にそれぞれ使われていました。
勘の良い方はこれでかなり序盤からある程度の展開を見抜いていたのかな、なんて思っています。

ちなみにこういったネタの仕込みは他にも結構あったりします。

>>555
MAX4人なので、京ちゃんをいれれば上限になるように組んでいます。
まぁこのSS同様に初期に選ぶ幼馴染とか、出会ったプロ勢から選べる義姉(現在の京太郎の持つ受け継ぎスキルのようにレベル1でスキルの継承が可能)次第で細かい点は変化しますが。


>>556
実はそういった特定の組み合わせをするとチームにボーナスがあったりします。
BIGチームや金髪チームとかetc…

>>557
ですね。
Sクラスは1周目では挑む事が出来ません。
理不尽なレベルと強さなので。

ロイヤルカップで優勝すればSクラス入り出来るのにも関わらず、2年連続でロイヤルカップで優勝している絶対王者白糸台がSクラスからAクラスに落ちている事からその強さはお察し下さい。


>>560
多分明日から最終決戦いけるので、その時には人が多いと嬉しいですね。
エンディングを見ている人数やイベントの関係上で人数必要になる場面があるので。

ただ最悪人集まらなくてテンポ悪ければプロット多少弄らざるを得ないかな、とは思っています。
人が居てくれればそれが最善なんですけどね。

本編投下予定22時前後です。
では後ほど。

金髪チームなら龍門渕に淡連れて入ればできるのかな?

師匠枠は咏ちゃんかすこやんの二択かねぇ。人がたくさんいるならはやりんでもいいけど、安定しないし

ステータスとスキル全部引き継いで師匠ポジとかでもやってみたいな
本人そのままでも機体がフューラーじゃないと大分弱体化しちゃいそうだけど

打倒タイガースってどういう事?
有珠山だったら師匠枠ははやりん意外になるのかな?

チームタイガースというチームがスラッシュゼロにいてだな

>ラストにライバルと戦闘
あれ、ライバルって塞さんjaな、なにをするきさまー

しかし、ラストとなると真EDの選択もあるんだよな
怜宥淡の三人で決められん。一人だけ……ぐぬぬ

戻りました。

>>563
エイスリン「」

師匠的な義姉(仮)はエンディング迎えたキャラのほうがいいかもしれません。


>>564
ステータスとかスキルを完全に引き継ぐとストーリー破綻しすぎてやばいんです。
京ちゃんが強すぎてチーム戦なのに「もうこいつ一人でいいんじゃないかな」になっちゃうんです。

>>566
原作にチームタイガースっていうセイバータイガー3機のチームがあったりするのです。

>>567
さ、塞さんがライバルに決まってるじゃないですか、やだー

>>568
泣いても笑っても一人だけなんで存分に悩んで下さい(悪鬼スマイル)


では人居れば投下いきます。

コール・ゲシュペンスト!(人居ますか?)

エイスリンは……幼馴染選択にいないだろうし淡・衣・透華と比べちゃうと弱すぎるから(います)

スラッシュゼロ世代でやばいゾイドがいれば、ロイヤルカップの裏でそういうのと戦ってるって設定でいけそうな気がする。全引き継ぎ京ちゃん(いるのよー)

>>570
エイスリンは弱くないんです…
他の金髪勢が軒並み覚醒&ゾロ目イベント回収しまくるせいでぶっ飛んでいるだけなんです…

>>572
一応裏ボスを/0編も設定してはいるのですが、今の京ちゃんならワンパンKOという悲劇。


ありがたや、投下いきますー

◇安価判定


 レイヴン



京太郎「よし……あいつと決着をつけるか」

京太郎「レイヴンと……な」


………
……






レイヴン「ふっ、京太郎にしては気が利くじゃないか」

レイヴン「最終決戦の前に俺と模擬戦なんて、ね」ニヤリッ


京太郎「へへっ、3年前の再戦の約束を果たそうと思ってな」

京太郎「お前なら決戦の前の最終調整に持ってこいだ」ニヤリッ


レイヴン「その言葉、そっくりそのまま帰すよ京太郎」

レイヴン「精鋭揃いのガーディアンフォースでも俺とまともに渡り合えるゾイド乗りは全然居なくてね」

レイヴン「君なら最終調整にピッタリだよ」




ウルトラザウルスの後方の荒野で対照的な白き竜と黒き竜が対峙する。

既に決戦を控えた夜だと言うのにその戦いをひと目見ようとウルトラザウルスの後部ブリッジには人だかりが出来ていた。

……それも当然だろう。

何しろ今ここで対峙している2機と2人はこの西方大陸、引いてはこの惑星Ziにおいても間違いなく最強クラスだ。
これを見ている全員が明日の決戦に活かすためにその片鱗でも、欠片でも吸収できれば、と瞬きする間も惜しんで激突を今か今かと待ち望んでいた。



京太郎「ギャラリーをあんまり待たせても悪いし、最終確認と行くぜ」

レイヴン「ああ」

京太郎「通常の演習項目と同様に荷電粒子砲及びゾイドコアへの致命傷となる攻撃は禁止」

京太郎「また損傷が一定以上を超えた場合も戦闘を中止し、その時点でより損傷の大きい者の敗北とする」




京太郎「ってルールじゃ不満そうだな?」ニヤリッ

レイヴン「そんな生温いルールに則った戦いが最終調整になる俺達じゃないだろう?」

レイヴン「そして何より……明日に控えている最悪の事態を想定した場合それじゃあ意味がない」ニヤリッ



京太郎「全兵器使用自由、ゾイドコアへの致命傷は互いの腕を信じて自力で回避」

京太郎「先に体力か気力が尽きて動けなくなった方の敗北」



京太郎「これで満足か?」ニヤリッ

レイヴン「くっくっく…それでこそ京太郎…!」

レイヴン「それでこそ俺が認めた数少ないゾイド乗りだッ!」

それを聞いた仲間から通信機越しに『何を馬鹿な事を!』 『今スグ演習を中止しなさいっ!』といった制止の声が木霊する。


だが




やえ『結構よ、それで演習を開始しなさい』


それを認めるやえの声が響き渡る。



やえ『この二人のレベルのゾイド乗りになれば並大抵の模擬戦じゃ訓練にすらならないわ』

ハーマン『それに二人の言う通り……もし……もしもだが最悪の事態になった場合……互いに加減をし合った戦闘程度で最終調整なんて洒落こんでいた場合死ぬだけ、だ』


やえ『その通りよ』

やえ『小走やえとロブ・ハーマン両大佐の権限で貴方達の望む演習内容を許可するわ』


ハーマン『代わりと言っちゃ何だが、死んだら承知しないからな?』ニヤリッ


京太郎「へへっ、その点はお任せあれッ!」


レイヴン「さて、上のお墨付きも出た事だし」スッ

京太郎「やろうか」スッ



京太郎「俺達の…」

レイヴン「全てをかけた…」


京太郎レイヴン「「ゾイド戦をッ!!」」


◇特殊戦闘判定を行います。


◇勝敗に応じてそれぞれ専用イベントが発生します。


京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP6500(超合金Z補正+1000)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+255+200+↓2 コンマ下二桁+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:拡散荷電粒子砲:無制限)+(スキル:石破天驚ゴッドクロー:無制限)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残3)+(スキル:白き流星、夜を切り裂いて)200+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み)1.5

◇シュトゥルム・フューラー所持スキル3
 【石破天驚ゴッドクロー】
 シュトゥルム・フューラーの側面に新たに装備された改良型エクスブレイカー及びストライクレーザークローによる最強クラスの攻撃スキル。
 それは流派西方不敗を極めた京太郎及び、京太郎と全てをリンクした相棒が揃う事により、更なる流派西方不敗の奥義が使用可能になる事で開放される。
 その威力はシュトゥルム・フューラーの性能も相まって凄まじく、デススティンガークラスのゾイドですら一撃でヒートエンドする。
 それにより自身の判定値に6倍の補正をかけ、ゾロ目時に8倍の補正をかける。

◇京太郎所持スキル
 【受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改】
 アイドルゾイド乗りである瑞原はやりの力を受け継ぎ、より発展させた京太郎のスキル。
 その力は強力で、ファンや仲間の声援により京太郎は限界以上の力を発揮するだろう。
 ハイの由来は彼女が語尾に必ず☆が付くほどのハイテンションだった事に由来するらしい。
 敵と自身のコンマ判定終了後、7分以内にあったら書き込み数(ファンの声援)×140の補正を最終判定に+する。
 ありとあらゆる絆が京太郎の更なる力となる。

◇京太郎所持スキル2
 【受け継ぎし力:Cat ChamberLV3・改】
 かつて帝国最強のゾイド乗りの名をほしいままにした三尋木咏の持つ力を受け継いだスキル。
 それにより特定条件下で密閉された箱から溜め込まれた火力が噴火するが如き力を発揮する。
 京太郎はそのスキルを実戦の中でさらに磨き、独自の理論を組み込んだ事で新たなスキルへと昇華させた。
 自身の判定コンマ下二桁が60以上の場合1.5倍の補正、以降70以上で1.6倍、80以上で1.8倍、90以上で2倍の補正をかける。
 ゾロ目の場合は3倍の補正をかける。

◇京太郎所持スキル3
 【受け継ぎし力:GrandmasterLV2・改】
 小鍛治健夜の持つ全てを飲み込み、ねじ伏せる最強の力を目覚めさせ、発展させたスキル。
 それにより相手の判定コンマが22以下の場合、判定値に関わらず相手の攻撃を無効化し、自身の攻撃を確定する。


レイヴン 判定 ジェノブレイカー・ジェット(最終決戦仕様) HP4000(超合金Z補正+1000)
 (レイヴン操縦値)250+300++200(ジェノブレイカー・ジェット機体値)220+300+300+200+↓1 コンマ下二桁+(スキル;収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:収束荷電粒子砲最高出力照射:残1)+(スキル:エクスブレイカー:無制限)+(スキル;変革の心)×4+(帝国最強のゾイド乗り)+(スキル???)200

◇レイヴン所持スキル
 【変革の心LV5】
 自分自身ですら気づくことのなかったシャドーへの思いを気づき、更なる成長を遂げたレイヴンの持つスキル。
 その思いはゾイドを極限まで強化し、敵をねじ伏せる。
 それにより自身の最終判定値に4倍の補正を常にかける。 

◇レイヴン所持スキル2
 【帝国最強のゾイド乗りLV5】
 幼少の頃にプロイツェンにより特殊な訓練を受け続けたレイヴンの持つスキル。
 元よりの才能もあったのだろう彼の操縦技量は瞬く間に成長し、いつしか彼は子供でありながら帝国最強のゾイド乗りと呼ばれるに至っていた。
 その技量は元々圧倒的であったが、今までは一方的に力でねじ伏せるだけだったゾイドと心を通わせ、最高峰の力を引き出す。
 それにより自身の操縦値及びゾイドの機体値にさらに+300の補正をかける。またコンマ判定が44以下の場合合計値に関わらず相手の攻撃を捻じ伏せ無効化し、自身の攻撃判定を確定する。
 

訂正です

◇京太郎所持スキル2
 【受け継ぎし力:Cat ChamberLV3・改】
 かつて帝国最強のゾイド乗りの名をほしいままにした三尋木咏の持つ力を受け継いだスキル。
 それにより特定条件下で密閉された箱から溜め込まれた火力が噴火するが如き力を発揮する。
 京太郎はそのスキルを実戦の中でさらに磨き、独自の理論を組み込んだ事で新たなスキルへと昇華させた。
 自身の判定コンマ下二桁が60以上の場合1.5倍の補正、以降70以上で1.6倍、80以上で1.8倍、90以上で2倍の補正をかける。
 ゾロ目の場合は3倍の補正をかける。

◇京太郎所持スキル3
 【受け継ぎし力:GrandmasterLV2・改】
 小鍛治健夜の持つ全てを飲み込み、ねじ伏せる最強の力を目覚めさせ、発展させたスキル。
 それにより相手の判定コンマが22以下の場合、判定値に関わらず相手の攻撃を無効化し、自身の攻撃を確定する。

◇京太郎所持スキル2
【受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改】
 かつて帝国最強のゾイド乗りの名をほしいままにした三尋木咏の持つ力を受け継いだスキル。
 それにより特定条件下で全ての敵を跡形もなく吹き飛ばす程の力を発揮する。
 京太郎はそのスキルを実戦の中でさらに磨き、独自の理論を組み込んだ事で新たなスキルへと昇華させた。
 それにより常に自身の判定の最終値に2倍の補正をかけ、判定コンマが60以上の場合2.5倍、以降70以上で3倍、80以上で3.5倍、90以上で4倍の補正をかける。
 さらにゾロ目の場合は5倍の補正をかける。

◇京太郎所持スキル3
 【受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改】
 小鍛治健夜の持つ全てを飲み込みねじ伏せる最強の力を目覚めさせ、発展させたスキル。
 さらに成長したその力は並大抵の攻撃を完全に無効化し、敵を圧倒するだろう。
 それにより相手の判定コンマが44以下の場合、判定値に関わらず相手の攻撃を無効化し、自身の攻撃を確定する。


こちらが正しいです。
失礼しました。
安価なら↓

後期レイヴン 専用BGM Wild Flowers
ttps://www.youtube.com/watch?v=07cNDoNinww




レイヴン「君との戦いに敗れた俺はそれまでの自分を捨てて新しい自分へと変われた」

レイヴン「その事に……ゾイドに乗ることの楽しさに目覚めさせてくれた事に俺は心から感謝しているよッ!」


レイヴン「だからこれはそのお礼だ」

レイヴン「まずは1発……受け取れ京太郎ォ!!……俺の全力の荷電粒子砲をッ!」



ジェノブレイカーがアンカーを展開し、荷電粒子砲の発射体勢を整える。


京太郎「へっ……お前に勝ったおかげで俺は一つの壁を乗り越えれた」

京太郎「だからそのお礼を……俺の全力の荷電粒子砲で返してやるぜッ!」

グレサ「アンカー展開ッ!」

ジェノ「荷電粒子砲……スタンバイ……」



レイヴン「」ニヤリッ

京太郎「」ニヤリッ



京太郎レイヴン「「喰らえェェェェェ!!」」



互いに正面から最大出力の荷電粒子砲を撃ちあう。
それは空中で拮抗し合いその余りの出力に大地が融解し真赤に燃え上がる。

それは一見すると互角だった。



だが


レイヴン「ちぃっ……!」


京太郎「出力はこっちが上だッ!」



突如としてレイヴンが荷電粒子砲の照射を止めて空中へと飛び上がる。

その直後先程までレイヴンが居た箇所を京太郎の荷電粒子砲が薙ぎ払う。


レイヴン(後一秒でも撃ち合いを続けていればやられていた……!)


京太郎「避けたッ!?」


レイヴン「いい一撃だったよ、京太郎ッ!」

レイヴン「今度はこっちの番だッ!」


ジェノブレイカーの脚部に装備されたウェポンバインダーが展開し、凄まじい精度と連射速度でビームとレーザー、そしてミサイルが発射される。


京太郎「ちっ!」


京太郎はそれを即座にシールドを展開し防ぐ。
並のパイロットであれば回避を選んだ末に、その精度前に回避は敵わず撃ちぬかれていただろう。




次々とシールドへと突き刺さる一撃は跳弾し、付近の大地へと着弾する。

それは次第に周囲一帯を覆い隠す程の土煙を発生させていく。


京太郎「……攻撃が止んだ」

グレサ「ご主人……レイヴンの気配が消えた…!」

ジェノ「多分この煙に紛れて奇襲を仕掛けてくるわ…!」


京太郎「なるほど……ならッ!」


ならばと京太郎も空中へと飛翔し土煙から相棒を脱出させる。
恐らくジェノブレイカーが居るであろう箇所に向けて。




だがそこにはジェノブレイカーの姿は無かった。


京太郎「消えた……!?」キョロキョロ

ジェノ「何処……?」


グレサ「レーダー感なし……いえこれはっ!」


レイヴン「遅いッ!」


京太郎「下だとッ!?」



先程まで京太郎が居た真下の土煙の中からジェノブレイカーが凄まじい速度でこちらへと接近してくる。

そのままジェノブレイカーはエクスブレイカーを展開し京太郎へと振るう。

京太郎「ぐぁぁぁぁ!?」


そのエクスブレイカーは容赦なくシュトゥルム・フューラーの右舷の改良型エクスブレイカーと右腕を抉り取っていく。


京太郎(なんて奴だ……!?)

京太郎(俺が土煙から脱出して奇襲する事を先読みして自身で起こした土煙の中に紛れるなんて……ッ!?)


レイヴン「生憎と基本性能じゃこちらが不利だからね」

レイヴン「不利な戦いってのを楽しみながら」

レイヴン「その分頭を使わせてもらっているよ」ニヤリッ


京太郎「へっ……上等ッ!」


バランスを崩しながらもシュトゥルム・フューラーは大地へと着地し、先程とは逆の位置で二人は相対する。



京太郎「接近戦がお望みなら……やってやるよレイヴンッ!」



京太郎の叫びに呼応してシュトゥルム・フューラーの関節部が金色に光り輝く。



レイヴン「っ……この光……マッドサンダーとの演習時と同じ…!?」


京太郎「行くぜ、相棒ッ!」

京太郎「流派西方不敗の奥義……そしてその先にッ!」

グレサ「ええっ!」

ジェノ「さっきのお返しを……あげる……!」

レイヴン「来るかッ……!」


レイヴン「……来い!京太郎!」

レイヴン「その一撃を乗り越えて俺は……今度こそ俺はお前に勝つ!」

レイヴン「行くぞ、ジェノブレイカーッ!」

ジェノブレイカー「ガォォォォォ!!」



京太郎「乗り越えれるものなら……乗り越えてみせろッ!」

京太郎「俺達の絆の一撃をッ!」


京太郎「ブースター……展開ッ!」

京太郎「うぉぉぉぉぉぉ!!」



シュトゥルム・ブースターを使用し、史上最速の速度でレイヴンへと京太郎は攻撃を仕掛ける。


レイヴン「……見えたァァァ!」


ガキン!


京太郎「こいつッ!」


だがレイヴンは音速を遥かに超えた速度で振るわれたストライクスマッシュテイルによる一撃をエクスブレイカーで掴みとり、逆に京太郎を投げ飛ばす。


しかし京太郎も空中でブースターによる姿勢制御を行い即座に体勢を整え再度レイヴンへと突撃を開始する。

レイヴン「見切ったぞッ!」

レイヴン「だが……その程度じゃないだろう京太郎ッ!?」

レイヴン「あの爪の一撃を見せてみろッ!」

レイヴン「マッドサンダーすら半壊させたあの一撃をッ!!」


京太郎「言われなくてもそのつもりさッ!」

京太郎「今の攻防で俺もお前の動きは見切ったぜ、レイヴンッ!」



ピチョーン


京太郎「……見えた、水の一滴ッ!」


グレサ「私達のこの爪が真赤に燃えるっ!」


さらに金色の光を増したシュトゥルム・フューラーの爪が真赤に燃え上がる。


レイヴン「ついに来るか…!」


ジェノ「貴方を倒せと轟叫ぶ…!」


シュトゥルム・フューラーがジェノブレイカーへと向けて雄叫びをあげる。


レイヴン「なら俺も奥の手を使うとしようじゃないかッ!」

レイヴン「やるぞ、ジェノブレイカーッ!」

ジェノブレイカー「グォォォォォ!!」



レイヴンの声に呼応するように、オリジナルのジェノブレイカーのみの機構であるはずの頭部のレーザーチャージングブレードがまるで槍のように全面へと向けられる。


レイヴン「エネルギーシールド……展開ッ!」


さらに宥のオリジナルジェノブレイカーしか持たないはずのシールドまでもが展開される。


直後シールドは頭部のブレードへと収束し、ライガーゼロのシュナイダーのファイブレードアタックのようにブレード周辺が赤く染まる。



京太郎「ッ…!?」

レイヴン「シャドーとブレイカーとの絆で進化したジェノブレイカーの必殺技だ……受け取れェェェ!!」

京太郎「いいぜ……その必殺技を正面から打ち破るッ!」


京太郎「石破天驚ゴッドクロォォォォォォ!!」


レイヴン「ルシファーブレードッ!!」



互いにシュトゥルム・ブースターとウイングスラスターを最大出力で起動し真正面から爪とブレードをぶつけあう。




京太郎「ぐぅぅぅうううぅッ………!!」

レイヴン「うぉぉぉぉおおおぉぉ………!!!」




互いに30秒にも渡って拮抗しあったそれは眩いばかりの輝きを放ち見ている者を魅了した。



怜「……綺麗や」

宥「不思議……見てるだけであったかい……」

やえ「これが……最強クラスのゾイド乗りの戦い……」



バン「二人はただただ純粋に互いの強さを競い合っている…」

バン「だからこその想いが反映されているかのようにこんな輝きを放つんだ」

淡「だけど……そんな時間もやがて終わりが来る」

ハーマン「……俺は生涯この戦いを忘れないだろう」



ハーマン「二人共、見事だった」



やがてジェノブレイカーのブレードに小さなヒビが入り始める。

そのヒビは秒数を重ねるごとに大きくなっていき……



パリーン



砕け散った。



レイヴン「………見事だよ、京太郎」クスッ


同時に真赤に燃え盛る爪がジェノブレイカーの頭部と背面に装備されたウイングスラスターを打ち砕く。


直後、ジェノブレイカーが大地へと崩れ落ちる。


レイヴン「君の勝ちだ」


京太郎「へっ、ぎりぎりだったけど、な」


京太郎の言葉と時を同じくして、無事だった左腕も粉々に砕け散る。


もし破壊までの時間が数秒違えば結果は全く違う物になっていただろう。

戦いが終わりを告げると同時に、ジェノブレイカーへとシャドーが、シュトゥルム・フューラーへと予め待機していたジークが融合し互いの傷を即座に修復していく。


レイヴン「ありがとう、シャドー」


レイヴン「けど……次は負けないよ京太郎?」ニヤリッ

京太郎「次も勝つぜ、レイヴン」ニヤリッ


レイヴン「くっくっく……」

レイヴン「あっはっはっはっ!」

京太郎「へへっ……ゾイドに乗るのは楽しいだろう、!レイヴンッ!?」


レイヴン「ああッ!最高だッ!」


レイヴン「京太郎!」

京太郎「ん」

レイヴン「明日の決戦……何が起きても死ぬなよ」

レイヴン「約束したはずだ、君を倒すのは俺だって、ね」クスッ


京太郎「お前こそ死ぬんじゃねぇぞ、レイヴン」

京太郎「もう一回お前を倒すのは俺だからな?」ニヤリッ

レイヴン「言ってくれる…」ニヤリッ

京太郎 判定
500+200+255+200+600+200+255+200+92×6+200+100+840×1.5×4=96912

レイヴン 判定
250+300+200+220+300+300+200+96×3×3+200×4=67976


◇最終自由行動でレイヴンとの演習を選んだためボーナスが発生します。


◇ジェノブレイカー・ジェットに新たなスキルが追加されました。
 【ルシファーブレード】
 覚醒したレイヴンがジェノブレイカー及びシャドーと極限まで心を通わせることで会得したスキル。
 ジェノブレイカーの全エネルギーを頭部のブレード及びエクスブレイカーへと集中させる事でありとあらゆるゾイドを貫く。
 それによりエクスブレイカーによる3倍補正に再度追加で3倍補正をかける。
 


◇SSSランク仮想敵撃破ボーナスにより、100000G及び特別ボーナスステータスとして10のポイントを獲得しました。


◇お好きなステータスに振って下さい。



↓2

(ゾイドバトル編は上限が変化するので、素で引き継がれるわけではありませんが全くの無駄ではなかったりします)


◇28話現在の京太郎のステータス


操縦値 300(?)(すこやんクラス)
指揮値 300(?)(綺麗だった頃のプロイツェンクラス)
対応値 300(?)(すこやんクラス)
恋愛値 300(?)(歩く恋愛ゲームクラス)



以上に変化しました。

ブースター使ってるから京ちゃんの攻撃力更に2倍じゃね?
CCがミス時の場合は2倍でそこにブースターの2倍が乗るからその計算式だったんだろうけど

◇???


◇ウルトラザウルス内部 深夜 廊下



何となく、本当に何となくだが寝付けずに京太郎は廊下を歩いていた。
もしかしたらレイヴンとの演習の興奮が冷めやらないのかもしれない。



京太郎「……とはいえそろそろ寝ないとな」


何だかんだシーンとした何処か誰も居ない肌寒い廊下を歩いていると眠気が徐々に襲ってきた。


京太郎「……部屋に戻るか」



だが部屋に戻ろうとしていると、正面から影が近づいてきた。




◇安価判定


影の数は……



0~33 一人

34~67 二人

68~98 三人

ゾロ目 たくさん



↓2

>>608
失礼しました。さらに2倍ですね。
コンマ90のCC発動したからというのもありますがいよいよもって手が付けられませんね、この京ちゃん(絶望)


安価なら↓

◇安価判定


誰だった?



◇選んだメンバーにより最終話の内容が若干変化します。


1怜

2玄

3宥

4竜華

5憧

6小蒔

7淡

8照

9衣

10穏乃

11やえ

12咏

13宥

14憩

15爽

16由暉子

17透華

18はやり

19健夜



↓3分で最多

失礼しました。ラストだったので追加漏れだった模様…

申し訳ありませんが、最安価で。
このお詫びは何処かのタイミングでします。


1怜

2玄

3宥

4竜華

5憧

6小蒔

7淡

8照

9衣

10穏乃

11やえ

12咏

13宥

14憩

15爽

16由暉子

17透華

18はやり

19健夜

20ネリー


↓3分で最多

8

最安価視ていない人も居ると思うので、先ほどのみレスしてくれた人のカウントは活かしつつ、お詫びで票数が多い二人が来る事にします。

>>627 さんの後のレスを加算した場合

宥姉、あわあわ、てるてるが同数なのでお詫びもかねて3人にしちゃってもいいですか?

◇遭遇判定


宥、淡、照



京太郎「3人……?」


雲に隠れていた2つの月が顔を出し、薄暗い通路が明るくなるとこれまでよく見えなかった顔が光に照らされ露になる。



淡「……あっ!」パァァ


向こうもそれは同じだったようで、目と目が合うと淡の顔に笑顔が咲き誇り、こちらへと真っ先に走ってくる。


淡「キョータロー!」ポフン


京太郎「おっと」ギュッ


相変わらず小さい体だな、なんて思いつつも淡の体を受け止める。


淡「ん~~キョータローの匂い♪」

淡「あ、そだっ。キョータロー?」

京太郎「ん?」

淡「前見たく私の頭を撫でてっ!」

京太郎「ああ、いいぜ」ナデナデ


淡「んふふふふっ~~……♪」

照「うらやま……コホン」

照「淡、京ちゃんの迷惑になるからやめて」キリッ

宥「あったかそう……」ニョローン


遅れること数秒、宥と照も京太郎の前へと到着する。


京太郎「どうしたんですか。3人揃って決戦前のこんな夜に?」クビカシゲ

宥「ふふっ、お恥ずかしながらちょっと寝付けなくてね…」

宥「なんとなーくお散歩をしてたら二人とばったりと……」


照「寝付けないしお菓子を食べようと思って探してたら淡と宥と出会ったの」


淡「なんとなーく直感で寝ないほうがいいかなーって思って歩いてたらばったりとっ!」フンス


照「京ちゃんはどうしたの?」

京太郎「ははっ、俺も照お姉ちゃん達と似たようなものだよ」

京太郎「何となく寝付けなくて歩いていたら皆と出会ったんだ」


宥「偶然かもしれないけど……こうやって思いがけず皆と会えるのってなんだかいいねっ~」ポワワ

京太郎「ええ、何だかロマンチックです」

淡「ぷっ、キョータローがロマンチックとか似合わなっ」クスッ

京太郎「うるさいぞ、淡っ」スッ


いたずらっぽい笑みを浮かべながら京太郎は抱きしめるのをやめて淡から離れる。


淡「えへへっ、淡ちゃんは正直だからっ!」

照「じゃあ今度は私の番……」スッ


今度は照が京太郎の胸元へと密着してくる。

するとまるで京太郎の鼓動を聞き入るかのように整った瞳を閉じ、胸元へと耳を当てる。


京太郎「っ……!」ドキッ

照「………~♪」


その仕草は何処か艶があり、思わず一瞬ドキッとしてしまう。
恐らくそうなった事で速くなった鼓動を照は感じ取っているだろう。


淡「テルー、嬉しそう……?」

照「んっ、嬉しいよ♪」ニコッ


淡「……テルーの笑顔は時々同姓の私でもドキってするよ」アハハ


照(……決戦前に京ちゃんと出会えて……こうやって京ちゃんの鼓動を感じていられる)

照(……幸せ)



照「京ちゃん……?」

京太郎「ん?」

照「月が……綺麗だね?」モジモジ


宥「わぁ……大胆……」

淡「えっ?」

京太郎「ああ、そうだな」ナデナデ

照「………」ムスー


京太郎「あれ、照お姉ちゃん怒ってる?」

照「……怒ってないっ」バッ


ぷくーっと頬を膨らませた照が京太郎から離れる。


照「……京ちゃん、私は京ちゃんのためなら」

照「死んでもいいわ」

宥「あらあら……」ニコニコ

淡「えっ?どういう意味?」クビカシゲ


京太郎「ちょっ!照お姉ちゃん何縁起でもない事を……」

照「……これでもダメ……か」ハァ


何故かため息をつかれてしまった。


照「なんでもないっ!」プイッ

照「それと死んでもいいって言ったけど死ぬつもりはないから…!」


照「……それじゃあ私は寝るから、おやすみ京ちゃん」プンスコ

照「I love you.」ボソッ


京太郎「え、今なんて?」

照「……おやすみっ♪」ニコッ


最後に微笑むと照はそのまま自身の部屋の方へと戻っていってしまった。




淡「え、ちょテルー待ってっ!」

淡「さっきのやりとりどういう意味ー!?」タッタッタ


淡「あ、キョータローおやすみっ!」ピタッ

淡「明日の決戦絶対に生き残ろうねっ」ニコッ


淡「それじゃっ!」



それを追うように淡も照の方へと去っていった。





宥「……ふふっ、二人っきりだね」ペロッ

京太郎「っ……」ドクン


京太郎「ええっ」


宥「京太郎君、照ちゃんと淡ちゃんみたく少しだけ抱きしめてもらってもいい、かな?」クビカシゲ

京太郎「いいですよ」スッ


宥「ありがとうっ……」スッ

宥「………やっぱりあったかい」ギュー


京太郎(おもちが……宥さんのおもちが俺の体に押し付けられて!?)

宥「前も言った気がするけど……」

宥「多分私が今こうやって京太郎君と一緒に居られるのは……きっと神様がくれた奇跡の結果だと思うの」

宥「京太郎君には感謝してもしきれないよ……ありがとう、京太郎君っ」ギュー


非力ながらも宥が京太郎を抱きしめる力がより一層強くなる。


京太郎「俺は自分が出来る事を……最善の行動を取っただけです」

京太郎「それに……例え奇跡でも宥さんがこうして俺の目の前に居るのは変わりません」ギュッ

宥「んっ♪」スリスリ



宥「ねぇ、京太郎君?」

京太郎「はい?」


宥「……大好き、この世の誰よりも」

宥「どんな存在よりも大好き」


宥「大好きで大好きで大好きで……だーいすきっ♪」スッ

京太郎「~~~~っっ!?」ビビクン


背伸びをした宥が京太郎の頬に触れるだけの軽いキスをする。


奇しくもそれは怜が先ほど京太郎にキスした頬とは反対方向だった。



宥「さてとっ♪」スッ


頬を紅潮させ満足気に微笑んだ宥が京太郎から離れていく。


宥「ごちそうさまでしたっ」ペロリ


宥「明日の決戦、必ず一緒に乗り越えようねっ」

宥「二人の流星であの時見たくどんな深い絶望の夜が待っていても切り裂いて……ねっ?」ニコッ


京太郎「は、はいっ!」ドキドキ


先ほどの事態に困惑している京太郎を余所に宥が微笑む。


宥「京太郎君からお守りももらったし、私も寝るね」


宥「おやすみ、京太郎君っ♪」パチッ


軽くウインクをして宥が反転し部屋へと戻っていく。








京太郎「……寝れるかな……俺」

何だかんだ部屋で悶々とした後に京太郎は眠りについた。



そんな京太郎を起こしたのは毎日行われる相棒達の目覚めのハグでも無ければ、軽いイタズラでも起床ラッパでもなく




鳴り響く警報だった。








今、最後の戦いが始まる。




という所で眠気が限界なので今日は終了とします。


明日から最終決戦を開始します。
如何せん我が大地北海道が豪雪のため、家にまで帰る道が通行止めになったり大渋滞になっていない限り明日は夜19時から本編を開始しようと思います。


明日の中盤頃からもしかすると人数が必要になる安価が出てくるかもしれないので、なるべく多くの人が居ればいいな、なんて思います。
多分、本編は後2日で終ります。
これまでの約半年の成果の総決算と思って頂ければ。

書き手と読み手でお互いに楽しんで最後まで進行出来ればな、って思います。


ではではお付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。

お疲れ様でした。


乙っす

淡はさすがに真EDではハーレム(?)容認ではないかね、さすがに
個人的には次周回は淡を幼馴染で狙いたいから、EDは自重して怜宥のどっちかに振るかなぁ

乙ー
あと残り約二日か、名残惜しいな


レイヴンのルシファーブレード出してくれただけで感謝だわ
もう二度とその名前を見ることなんて無いって思ってたからな

乙、釧路根室エリアは猛吹雪でもう動きが取れんよ。イッチがどの辺りに住んでるかはわからないがくれぐれも無理はしないで欲しい。

帰りました。


>>644
ですね。

>>646
何事にも終わりは来るものです。
まぁこの後にゾイドバトル編と以前ちらっとは話しましたがゾイドバトル編のシステム流用で作ったビルドファイターズ編をご用意しているので良ければそちらでもお付き合いを!



>>647
漫画版要素はちょっとマイナーすぎてあまり出せなかったので、分かる人はニヤリと出来れば、と思い出しました。

>>649
なかなかのなかなかでした(愕然)


今から盛大に積もった雪の雪かきと食事済ませてくるので投下19時半前くらいになりそうです。
では後ほど。

バンとも戦いたかったとも思うけど…それは、また別の機会があれば、ということにしてみよう

前回のデスステ戦でヒルツのブロックスキル無効にしたのってカピーの力だっけ?

バンって実際戦ったらどれくらいの強さなんだろ?
普通にやったらスキルと性能差で圧殺出来そうだけど流石に原作主人公だけあって
隠しスキルとか隠し判定が怖いんだよなぁ……条件次第で雷神にも勝てるらしいし

現在、戦場の絆ではビルドファイターズとコラボ中です(ステマ)
ビルドストライクは今週末まで操縦可能
来週末からはビルドバーニングが登場

BF編の前に共和国編をパトスピベースルートでやってみたいけど……さすがに無理かね?

戻りました。


>>651
バンとは2期の序盤にした約束があるのでご期待ください

>>652
ですね。
正確にはカピーの力に呼応する形で絆の力でスキルを復活させた感じ。

>>654
魔物勢と互角かソレ以上には渡り合えるくらいには現状でも強いです。

>>655
戦場の絆昔はやっていたんですが、友達が引退したのに合わせて引退してしまいました。
ビルドストライク使えるならSS完結後に一回行ってみようかな。


>>656
本当はやるつもりだったんですが、所謂1周めでは達成出来ない2週目のお楽しみ要素(レイヴン撃破ジェノブレイカー撃破、デススティンガー撃破、特定キャラ仲間入りや生存、名前だけ出ていたすこやんの登場…etc)
これらが1周目で達成してしまったので間違いなくマンネリ化してしまうのですよね……

やるとしても時間かけてまたストーリーとプロットを新製して、ですね。


ではでは人居れば投下いきます。
俺を斬れる者はおるかぁ!?(人居ますか?)


ありがたや、投下いきますー
残りの回数も最早余りありませんがお付き合い頂ければ!


◇ウルトラザウルス内部 京太郎の部屋



耳を劈く警報に目を覚ました京太郎の耳にやえからの艦内放送が響く。



やえ『総員第一種戦闘配備!』

やえ『事態は急を要する故に、放送にてこれより簡易ブリーフィングを行う』

やえ『現在ウルトラザウルス前方30km地点に計測不能な数のスリーパーゾイド及び多数のデススティンガーの出現を確認したわ』

やえ『稼働全機は直ちに出撃ッ!』

やえ『それと同時にレアヘルツの谷において異常なエネルギー反応をキャッチしたわ』

やえ『この行動は恐らく敵の時間稼ぎの可能性が高い』

やえ『そのためウルトラザウルスは現時刻をもって120000mmウルトラキャノンの発射体勢に移行する』

やえ『目標は前方の軍団規模の敵の排除並びに殲滅』

やえ『稼働全機はそれまでの時間稼ぎを行って頂戴!』


やえ『そして悪いのだけど、京太郎大尉は先行してレアヘルツの谷に急行を』

やえ『レアヘルツの谷に動きがあった以上、状況は一刻を争うわ』

やえ『そして京太郎大尉のゾイド、シュトゥルム・フューラーは史上最速よ』

やえ『故に先行して現地の強行偵察を頼むわ』


やえ『京太郎大尉周辺の全部隊は京太郎大尉の敵軍団の突破を最優先任務として行動せよ』

やえ『以上よ』


やえ『私もエレファンダーで前線指揮を執る、各員の奮戦を祈る』


プツン

京太郎「相棒…!」クルッ


グレサ「起きているわよ、ご主人」

ジェノ「…行きましょう、主様」

ジェノ「全ての戦いを終わらせに……カピーを取り戻しに、ね」ニコッ


京太郎「ああ!そうだなッ!」

京太郎「危険な任務になるだろうが……これが出来るのは俺達だけだ」

京太郎「頼むぜ、相棒!」グッ


ジェノ「ふふっ、危険なのなんて何時もの事……」

グレサ「そういう事よっ♪」ニコッ



そう言って微笑む二人の相棒の姿が京太郎にはとても心強く思えた。

この二人と、そしてカピーが居れば何処までも進んでいける。
そう確信させる程に。



………
……





その後、準備を整えた京太郎が背部カタパルトより出撃すると、既にウルトラザウルスの外では無数のスリーパーゾイドと即応部隊として待機していた共和国軍及び帝国軍、そして照達のマッドサンダーや恭子達が激戦を繰り広げていた。


京太郎「な、なんて数だ……!」


この大陸中のスリーパーが集まっているのではないか、と言いたくなる程の数に思わず息を呑む。


グレサ「多分……レアヘルツのせいで暴走をしているのよ、あの子達は」

京太郎「くっ……!」



衣『ふっ、ようやくお出ましか京太郎ッ!』

照『これから私達は4時方向の敵集団へと砲撃を行いつつ突撃を開始する』

照『マグネーザーと合わせて道を切り開くから京ちゃんはそこからレアヘルツの谷へ…!』

淡『ウルトラザウルスとここは淡ちゃん達に任せておきなさいっ!』

小蒔『京太郎さんは私達に構わずレアヘルツの谷……いえ、イヴポリスへ!』


京太郎「了解ですっ!」


恭子『援護するで、マッドサンダー、京太郎大尉!』

恭子『こんな事もあろうかと即応部隊として待機しておいて良かったわっ!』


洋榎『須賀、お前の道はうちらが作ったる』

洋榎『お前はこの場を弾薬の一発も消耗する事無く突破するんや』


絹恵『うちらの力で無傷で最善の状態で京太郎大尉を送り届けたる!』

漫『今回はシュトゥルム・フューラーの足が頼りやっ!』

漫『頼んだでっ!』


由子『これまでの敵スリーパーの思考パターンから解析した最適のルート候補のデータを幾つか送っておくのよー』

由子『信じているから……頑張るのよー』ニコッ


共和国軍中隊長『こちらトミー・バリス中尉!貴方に首都で貴方に救われた恩……今こそ果たしますッ!』

帝国軍中隊長『こちらはキルシェ・ハルトリーゲル大尉だ。我らには構わず英雄殿はレアヘルツの谷へッ!』


京太郎「っ……!」


全員が覚悟を決めた瞳で京太郎を見つめてくる。
恐らく彼らは京太郎を目的地へ無事に送り届けるためなら自身の命を簡単に投げ出すだろう。


……本来ならその事に意義を申し立てる所だ

だが今それをすれば彼らの覚悟を踏み躙ることになるだろう。



京太郎「……ありがとうございます、皆さん!」

京太郎「ルートの確保と同時にシュトゥルム・ブースターを使用して一気に駆け抜けますッ!」


恭子『ふっ……それでええんや、京太郎大尉』ニコッ

恭子『うちらの希望……紡いでくれなぁ!』


照『マッドサンダー、突撃を開始します』

照『撃ち漏らした敵は頼みます、恭子大尉、キルシェ大尉、トミー中尉』

全員『了解ッ!!』




ウボァ、訂正です


4時方向 ×

11時方向 ○


失礼しました。

淡『マグネーザー起動……!』

衣『行くぞ……蹴散らせぇぇ!!』

マッドサンダー「グォォォォォォォ!!!」



マグネーザーを起動させたマッドサンダーが雄叫びをあげて無数の敵へと突撃を開始する。
それに反応した多数のデススティンガーが戦闘を中断し、マッドサンダーへと荷電粒子砲を放つがマッドサンダーはそれらを全て無効化する。


小蒔『上部大口径衝撃砲……撃ちますっ!』

淡『2連装ビームキャノン発射ぁ!』


1発1発が規格外の大きさの砲撃が放たれ、それだけで敵の集団が次々と撃破されていく。
そしてそれを阻止しようと立ちはだかった数機のデススティンガーさえもマッドサンダーはマグネーザーでまるで紙切れのように切り裂いていく。

マッドサンダーが撃ち漏らした少数の敵も後方を追随する恭子達によって撃破されていく。


マッドサンダーの戦闘開始から数分後、そこには全員の奮戦によって無数の敵の中に作りだされた一筋の道が出来ていた。


京太郎(あの帝国と共和国のゾイド乗り……すげぇ腕だ…!)

京太郎(識別データなしの白い狼型ゾイドと改良型のレブラプターであの動き…!)

京太郎(ガーディアンフォースでも恐らくトップエースクラスの腕を…!)


やえ『京太郎君、今よッ!』

京太郎「りょ、了解っ!」


京太郎「さぁ行くぜ相棒!」

グレサ「ええっ!」

ジェノ「ブースター……点火!」


京太郎「須賀京太郎、シュトゥルム・フューラー行きますッ!」

ブースターを使用し、史上最速の疾さで戦場を、仲間たちが作り出した道を駆け抜ける京太郎。



だが



照「この感じっ……!」ゾクッ

照「京ちゃん下から何か来る…!」



京太郎「っ……!」



以前の時のようにコアを仮死状態にし、地下に潜んでいたと思われるデススティンガーの爪が京太郎へと迫る。




◇安価判定



0~50 ブースターを使用し回避(ブースター残数:1減少)

51~75 ???

76~98 ???

ゾロ目 ???


↓2

◇安価判定


51~75  増援到着



京太郎(くっ……回避が間に合わねぇ…!)

京太郎(出来れば温存したかったが背に腹は……)




だがその爪を側面から発射された荷電粒子砲が一瞬で蒸発させた。



京太郎「っ!?」


宥「京太郎君、ここは構わず先へ進んでっ!」


ズバッ


最高速度で接近してきた宥がそのままエクスブレイカーをデススティンガーへと振るい、腕を切り落とす。


宥「ここは私達がっ!」

デススティンガー「キシャアアアアア!?」


怜「後で必ず追いつくから前へ進むんや!」



トドメと言わんばかりに光学迷彩の解除と同時に怜がブレードでデススティンガーのコアを貫く。





京太郎「すまねぇ、頼んだぞ!」

京太郎「……死ぬんじゃ無いぞ……二人共」


宥「京太郎君こそ死なないでね」

怜「当然やろ?」ニヤリッ


京太郎「……信じてるぜ」



一瞬の邂逅。

直後、一筋の暴風を残してシュトゥルム・フューラーが一瞬で荒野の彼方へと消え去った。



………
……




◇数十分後  イヴポリス



ダークカイザー「くっくっく……古代ゾイド人は自身の生命の源であるイヴポリスの前であれば食事を摂らなくても生存は可能とはいえ肉体や精神へと掛かる疲労や負担は別……」

ダークカイザー「であるにも関わらずこの三日間よくもまぁ耐えぬいた物だ、宮永咲、フィーネ・エレシーヌ・リネよ……」


フィーネ「………っ」ギロッ

咲「………はぁ……はぁ……」

カピー(ご主人様……)



ダークカイザー「さぁ、止めれる物ならゾイドイヴを止めてみろ」

ダークカイザー「そして惑星Ziと全てのゾイドと貴様ら古代ゾイド人に終焉をもたらしてみろ!」


ダークカイザー(……まぁどの道そろそろ手遅れだが、な)ニヤリッ



咲「…………」

咲(私は……私はどうすれば………)

咲(私の選択で全てのゾイドの生命を……奪ってしまえばいいの……?)

咲(誰か……誰か教えて………!)

咲「京ちゃん……助けてよ……京ちゃん……!」ギュッ

ダークカイザー「ふっ……ゾイドイヴを止める……所詮そんな事が古代ゾイド人であるお前達に出来るはずがない」


ダークカイザー「滅びの時は来た」

ダークカイザー「最強のボディが……デスザウラーが私を呼んでいる……」


ダークカイザーが拘束され封印状態のデスザウラーに目をやる。


カピー「………この感じっ!」

咲「……カピー?」



ドクン


咲「ぁ………ぁぁ……」カタカタ

咲「まさか……どうして………」



???「どうしても何も……!」













京太郎「お前が俺を呼ぶ声が聞こえたから来たんだぜ、咲っ!」


上空からビルを乗り越え到着したシュトゥルム・フューラーが、咲達の前で滞空する。



プロイツェン「ほぅ……!」

プロイツェン ×

ダークカイザー ○

です。
失礼しました。

咲「ダメ……京ちゃん逃げて……!」

咲「ここには……」


ダークカイザー「フハハハハハハッ!!」

ダークカイザー「来たか……須賀京太郎…!」


京太郎「プロイツェン……お前の好きにはさせねぇ!」


ダークカイザー「何度言ったらわかるのだッ!」

ダークカイザー「私はプロイツェンなどではないッ!」

ダークカイザー「私はデスザウラーだッ!」


京太郎「そうかいッ!」

京太郎「それは潰しがいがありそうだなッ!」


京太郎「お前さえ倒せば全ては終わる……覚悟しろプロイツェン!」


ダークカイザー「ふっ……愚かな」


咲「ダメ……京ちゃん避けて!」











グレサ「ご主人っ!下方向から荷電粒子砲っ!」

京太郎「っ……!?」

◇安価判定




0~50  荷電粒子砲被弾(HP半減)

51~98 エネルギーシールドで防御(シールド残数減少)

ゾロ目 完全回避


↓2

 

◇安価判定


51~98 エネルギーシールドで防御(シールド残数減少)




京太郎「間に合え…!」


即座にシールドを起動し、荷電粒子砲を耐え凌ぐ。


だがその直後、それとは全く反対の方向から1機のゾイドが跳びかかり、京太郎を空中から地面へと叩き落とす。



京太郎「ぐあああぁぁぁ!?」



グレサ「くっ……一体何処から攻撃が……?」

ジェノ「周囲に熱源3……こ、これは……!?」


京太郎「ぐぁっ……どうした……ジェノ……?」

ジェノ「主様……アレを見て……」スッ

京太郎「……アレ?」スッ

京太郎「なっ……嘘……だろ……!?」



京太郎「バーサーク……フューラー……!?」



起き上がった京太郎の目に入ったのは3方向から迫る自分自身。

3機のバーサークフューラーの姿だった。


ダークカイザー「私が手を下すまでもない……」

ダークカイザー「ヒルツのデススティンガーの戦闘データを元に、ゾイドイヴの力で培養した3機のバーサークフューラー……」

ダークカイザー「くっくっく…須賀京太郎、貴様を殺すにはコイツらを持ってして他にないだろう……?」


ダークカイザー「自身の愛しい相棒と同じ姿形を持つ物に無残に殺されるがいい……!」


咲「京ちゃんお願い、逃げて!」

咲「その3機は京ちゃんの戦闘データを元に作られている……つまり京ちゃんと同じ強さを持っているの…!」

咲「それが3機なんていくら京ちゃんでも無理だよっ……!」


京太郎「なにッ……!?」


相棒と完全にリンクしている影響だろう。
バーサークフューラーの姿と被るように、ジェノにそっくりな少女の姿が京太郎の目に浮かぶ。


グレサ「この子達……完全に心を狂わされている……」

ジェノ「多分私達のように絆やカピーの力で生み出された訳じゃなく……プロイツェンの歪んだ精神に、歪んだやり方で生み出されたせい……!」


だがその目に光は無く、姿形こそ同じだが京太郎にはそれが相棒と同じ風には見えなかった。



フューラーA「コロス……」

フューラーB「……キエロ」

フューラーC「シンジャ……エ」



京太郎「くそっ……趣味が悪ぃな……!」


その声までもが同じだった。
その事実が余計に京太郎の精神をすり減らすこととなる。

相棒への愛が深い故に、通じあっているが故に同一存在に吐かれる言葉の一つ一つが心へと突き刺さる。

グレサ「ご主人!奴らが来るよっ!」

京太郎「くそっ……俺に相棒を……大事なお前達を殺せってのか……プロイツェン!」ギリッ


ジェノ「主様……あれは私達であって私達ではないわ」

ジェノ「あれを殺さないと……私達が殺される」

ジェノ「そうなればこれまで積み重ねてきた道のりも……犠牲も……皆の努力も無駄になる…!」

グレサ「やりましょう……ご主人……!」


グレサ「その痛みも……傷も辛さも私達が一緒に背負うわっ…!」スッ


後ろからグレさが手を伸ばし、同族を殺すという嫌悪に震える京太郎の左手へと重ねてくる。


ジェノ「そう、それこそが私達とアイツらとの違い……」

ジェノ「そんな重荷を主様だけには背負わせないわっ」スッ


後ろからジェノが手を伸ばし、迷いで震える京太郎の右手へと重ねてくる。


ジェノ「アイツらにはご主人と私達の間にある絆も、仲間たちとの絆もない…」

ジェノ「だから……やりましょう……主様」


グレサ「私達で……3人で……!」

京太郎「……ありがとよ、相棒」


京太郎「……せめて苦しまないように……一撃で楽にしてやる…!」ジワッ



◇戦闘判定を行います。


京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP6500(超合金Z補正+1000)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+255+200+↓2 コンマ下二桁+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:拡散荷電粒子砲:無制限)+(スキル:石破天驚ゴッドクロー:無制限)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残3)+(スキル:白き流星、夜を切り裂いて)200+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み)1.5

◇シュトゥルム・フューラー所持スキル3
 【石破天驚ゴッドクロー】
 シュトゥルム・フューラーの側面に新たに装備された改良型エクスブレイカー及びストライクレーザークローによる最強クラスの攻撃スキル。
 それは流派西方不敗を極めた京太郎及び、京太郎と全てをリンクした相棒が揃う事により、更なる流派西方不敗の奥義が使用可能になる事で開放される。
 その威力はシュトゥルム・フューラーの性能も相まって凄まじく、デススティンガークラスのゾイドですら一撃でヒートエンドする。
 それにより自身の判定値に6倍の補正をかけ、ゾロ目時に8倍の補正をかける。

◇京太郎所持スキル
 【受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改】
 アイドルゾイド乗りである瑞原はやりの力を受け継ぎ、より発展させた京太郎のスキル。
 その力は強力で、ファンや仲間の声援により京太郎は限界以上の力を発揮するだろう。
 ハイの由来は彼女が語尾に必ず☆が付くほどのハイテンションだった事に由来するらしい。
 敵と自身のコンマ判定終了後、7分以内にあったら書き込み数(ファンの声援)×140の補正を最終判定に+する。
 ありとあらゆる絆が京太郎の更なる力となる。

◇京太郎所持スキル2
【受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改】
 かつて帝国最強のゾイド乗りの名をほしいままにした三尋木咏の持つ力を受け継いだスキル。
 それにより特定条件下で全ての敵を跡形もなく吹き飛ばす程の力を発揮する。
 京太郎はそのスキルを実戦の中でさらに磨き、独自の理論を組み込んだ事で新たなスキルへと昇華させた。
 それにより常に自身の判定の最終値に2倍の補正をかけ、判定コンマが60以上の場合2.5倍、以降70以上で3倍、80以上で3.5倍、90以上で4倍の補正をかける。
 さらにゾロ目の場合は5倍の補正をかける。

◇京太郎所持スキル3
 【受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改】
 小鍛治健夜の持つ全てを飲み込みねじ伏せる最強の力を目覚めさせ、発展させたスキル。
 さらに成長したその力は並大抵の攻撃を完全に無効化し、敵を圧倒するだろう。
 それにより相手の判定コンマが44以下の場合、判定値に関わらず相手の攻撃を無効化し、自身の攻撃を確定する。


バーサークフューラーA 判定 HP3000
 (バーサークフューラーの狂気の意思)300+(バーサークフューラー機体値)280+↓1コンマ 下二桁+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:バスタークロー:無制限)+(スキル;Eシールド:使用無し)

◇バーサークフューラー所持スキル
 【収束荷電粒子砲】
 バーサークフューラーの持つ最強の武装。その威力は3基装備された荷電粒子ジェネレーターによりジェノザウラーの物を凌駕する。
 またそれにより最大で5連続での発射が可能となり、プロイツェンによって付与された狂気により使用回数の制限が無くなった。
 それにより自身の判定に4倍の補正をかける。
 
バーサークフューラーB 判定 HP3000
 (バーサークフューラーの狂気の意思)300+(バーサークフューラー機体値)280+↓3コンマ 下二桁+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:バスタークロー:無制限)+(スキル;Eシールド:使用無し)

バーサークフューラーC 判定 HP3000
 (バーサークフューラーの狂気の意思)300+(バーサークフューラー機体値)280+↓4コンマ 下二桁+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:バスタークロー:無制限)+(スキル;Eシールド:使用無し)

戦闘BGM 夢轍?ユメワダチ?(広告無し、無加工がつべになかったので)
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19468711






3機のバーサークフューラーが一斉にアンカーを起動し荷電粒子砲の発射体勢を整えてくる。



京太郎「………」

フューラーA「……シネ」



3機が同時に荷電粒子砲を京太郎へと向けて発射する。


京太郎「はぁぁぁぁ!!」


それを即座に側面へとホバー機動で回避し、正面に居る1機へと全速力で肉薄する。

正面のフューラーはその余りの速度と荷電粒子砲の発射硬直により動く事すら出来ない。


フューラーA「………エ?」キョトン


京太郎「……すまん」


振るわれた爪がバーサークフューラーの首をねじ切る。


何が起こったかわからないといった表情のまま少女の首が重力に引かれ落ちていく光景が視えてしまう。
続けざまにそのまま動かないバーサークフューラーのコアへとエクスブレイカーを突き刺し、完全に破壊する。


フューラーB「………ヨクモ」

フューラーC「シネ………!」



それを見た2機のバーサークフューラーが隊列を組み直す。

1機が京太郎へとバスタークローを高速で回転させながら高速で突撃し、1機が後方から援護射撃として荷電粒子砲の再チャージを開始する。


京太郎「……遅い」スッ


だが後方から振るわれた一撃をまるで後ろに目があるかのように回避する。

そして振るわれたバスタークローの可動部を爪で握りつぶしへし折ると、後方で荷電粒子砲をチャージしているバーサークフューラーへと向けて投擲する。
発射体勢に入った事で口を展開する事で露出た弱点である荷電粒子発射口へと。、


フューラーB「あ……がぁっ……!?」


それはシュトゥルム・フューラーのパワーも相まって凄まじい速度で回転力を保ったまま1機のバーサークフューラーの口内へと突き刺さり、一撃で機能を停止させる。


フューラーB「ワタシ……シヌ……ノ……?」バタッ


唖然とした表情でそのまま1機のバーサークフューラーが大地へと崩れ落ちる。


京太郎「あと……一機……」ギリッ



フューラーC「ヒッ………!」ビクッ



残る最後の一機のフューラーが狂気の中に僅かに怯えた表情を浮かべながら残ったもう片方のバスタークローを振るう。

京太郎「ごめん……な」スッ


だがそれを容易く回避した京太郎はバーサークフューラーの側面へとホバー機動で高速で回りこみ、そのままエクスブレイカーをコアへと突き刺す。


フューラーC「がはっ………あ……ごぼっ……ぁが……」


だがコアを貫かれたにも関わらず最後の1機は機能を停止せずに苦悶の表情を浮かべ、血まみれになりながらこちらを見てくる。
その姿にとてつもない罪悪感が襲ってくる。


後方ですすり泣きながらも相棒が今も手を握ってくれていなければ狂っていたかもしれない。


京太郎「ちくしょう……なん……で死なねえんだ……!」


フューラー「ごほっ……はぁ……はぁ……」ニコッ


直後、何故か血まみれのフューラーが微笑む。


フューラーC「ありが……とう……主様……」


その言葉に一瞬だけ思考が停止する。


京太郎「……まさか姿形だけじゃなくて……相棒と同じ記憶まで……!?」

京太郎「プロイツェンに狂わされながら……お前達は……俺と戦っていたのか……!?」


フューラーC「これで……開放……される……」

フューラーC「さようなら……主様………」

フューラーC「本当に……ありが……と……」バタッ



そう言い残して最後の1機のバーサークフューラーが大地へと崩れ落ちる。




◇戦闘判定


京太郎 判定
500+200+255+200+600+200+255+200+60+200+100+1540×2.5×1.5=16163


バーサークフューラーA 判定
300+280+86×4=2664

バーサークフューラーB 判定
300+280+85×4=2660

バーサークフューラーC 判定
300+280+32×4=2448


合計判定値 7772




京太郎の攻撃確定


バーサークフューラー残HP0


バーサークフューラーの撃破に成功しました



ダークカイザー「ば、馬鹿なッ!?」

ダークカイザー「ジェノブレイカーすら凌駕するはずのスペックのバーサークフューラー3機を……たった1機で…」カタカタ

ダークカイザー「それも一瞬でだとォ……!?」



京太郎「………もし……来世でも遥か未来でも構わねえ……」

京太郎「お前達ともう一度出会ったらその時は絶対にお前達を愛してやる……」ポロッ


京太郎「だから……今は許せ……!」


ジェノ「……彼女達はエネルギーシールドを使用しようと思えば使用できた」

グレサ「ええ……そうすれば私達の攻撃は凌げたはずよ…」

グレサ「でも……それをしなかった」


京太郎「……恐らく狂わされ……支配されていても心の底で抗っていたんだろう…な」

ジェノ「他ならぬ私達に……支配から開放される事を信じて……ね」


グレサ「……前へ進みましょう…ご主人」

グレサ「これ以上……あんなゾイドを増やさないためにも……!」


京太郎「っ……ああッ……!」


京太郎「覚悟しろ……プロイツェン!」

京太郎「これでもうお前を遮る者は居ない……!」


ダークカイザー「ぐぅっ……!」

◇バーサークフューラーを1ターンで撃破したためイベント展開が変化します。



???「時は満ちた……」




イヴポリスに一つの声が木霊する。


京太郎「い、今の声は……まさかッ!?」


咲「う、うそ……どうして!?」

フィーネ「こんな事が……」


























ヒルツ「ごきげんよう、諸君」ニヤリッ



咲の背後に保管されていたデススティンガーのコアから全身が青白く変色したヒルツがせり出してくる。

見れば下半身は完全にゾイドコアと融合し、融け合っている。
最早その姿は人間では無かった。

ヒルツ「簡単な事だ、宮永咲」

ヒルツ「貴様ら古代ゾイド人がゾイドイヴの側であれば生命力を活性化させ生きていられるのと同様に私も力を蓄えていたのだよ」

ヒルツ「もう一度貴様らの前に姿を表すために、なぁ」



京太郎「なんてしぶとい奴だ……!」

ジェノ「主様と同じ……いえ、それ以上のしぶとさ……!」



ダークカイザー「フッハッハッハッハ!!」

ダークカイザー「どうやら後一歩遅かったようだな、須賀京太郎ッ!」

ダークカイザー「これで私の勝利は決まったッ!」


ダークカイザー「よくぞ蘇ったなデススティンガーよ」

ダークカイザー「ついにヒルツの体を完全に支配下に置いたか!」


ダークカイザー「さぁ、デスザウラーと融合しろ」

ダークカイザー「貴様のその力もこの私が……」

ダークカイザー「いや、このデスザウラーが受け継ごう!」




ヒルツ「………」



ヒルツ「………」ニヤリッ


ダークカイザー「む、どうしたのだデススティンガーよ?」

ダークカイザー「早くその身をデスザウラーへと捧げるのだッ!」


ヒルツ「そろそろお時間です、ダークカイザー」

ダークカイザー「む、何の時間だ?」



ダークカイザー「ぐォ……ウォォォ!?な、なんだ、なんだコレハぁアア!?」


直後、ダークカイザーの至る所を包んでいたデスザウラーのゾイドコアの欠片が急速に増大し、プロイツェンの全身を覆い始める。


ヒルツ「愚かしい……」

ダークカイザー「ナァ!?」

ヒルツ「貴方はデスザウラーの強大な力を手に入れたと錯覚していたらしいが」

ヒルツ「貴方はデスザウラーに利用されていただけだ」

ヒルツ「くっくっく……所詮デスザウラーの大切なコアを守る卵の殻でしかない……」


ダークカイザー「わ、私はデスザウラーダァァァ!」

ヒルツ「思い上がりも甚だしい、貴方にデスザウラーを支配する資格など無い」

ヒルツ「所詮下等な生き物に過ぎない」

ヒルツ「全てを手に入れる事が出来るのは古代ゾイド人である私だけだ」

ヒルツ「貴方の役目も終わりだ」


ヒルツ「今まで良くデスザウラーのコアを守ってくれた」

ヒルツ「ご苦労、デスザウラーのコアは私が頂く」


ヒルツ「ばいばい、プロイツェン」ニヤリッ

プロイツェン「ヒルツ貴様ァァァアァ………!!」


その声を最後に完全にデスザウラーのゾイドコアがプロイツェンを飲み込み、気配が無くなる。

京太郎「ヒルツ、貴様ァ!」


ヒルツ「さぁ、来いデスザウラーよ!」


ヒルツがそう言うと、デスザウラーのゾイドコアが空中へと浮かび上がりデススティンガーのゾイドコアへと融合を果たす。


フィーネ「で、デススティンガーとデスザウラーが融合を……!?」


ヒルツ「さぁ、行こうか。我がボディへ」


そのまま融合を果たしたゾイドコアはデスザウラーへと向かっていく。


咲「さ、させないっ!」

咲「カンッ!」スッ


それを見た咲がコアへ力を振るう。


だが



咲「き、効かない……!?」

京太郎「ならっ!」


ならばと、京太郎もデスザウラーへと向かうゾイドコアへ荷電粒子砲を撃つが、一瞬で弾かれる。


京太郎「馬鹿なッ!?」



ヒルツ「私の力とデスザウラーの力が融合した今ありとあらゆる攻撃が意味を成さない」

ヒルツ「最早私を止める事は出来ない……ゾイドイヴにより……」

ヒルツ「無限の力を、デスザウラーを手に入れたのだァァァ!」



一切の攻撃を無効化したゾイドコアがとうとう封印されたデスザウラーへと融合を果たす。



フィーネ「うそ……」


ドクン



ドクン



ドクン



咲「ゾイドイヴが活性化を……!?」

咲「ダメ……デスザウラーが……目覚める……!」






デスザウラー「ガォォォォォォォ!!!」


デスザウラーの紅い目が光り輝くと同時に、雄叫びをあげる。
すると拘束をいとも容易く破壊しついに行動を開始する。



京太郎「デスザウラーが……復活した…」ギリッ

やえ『待たせたわね、京太郎君ッ!』


京太郎「やえさんっ!?」


やえ『たった今ウルトラザウルスはデスザウラーをグラビティ・カノンの射程に収めたわ』

やえ『これより発射と同時に先ほどの戦闘の補給を終えた全軍を出撃させる』

やえ『もっとも、デスザウラーと言えどもグラビティ・カノンの直撃には耐えられないでしょうけどね』ニヤリッ


ハーマン『そこはグラビティ・カノンの有効圏内だ!』

ハーマン『退避しろミラクルボーイッ!』

京太郎「了解ですっ!」








ヒルツ「ふっ……ウルトラザウルスか」

ヒルツ「愚かな下等生物共め……」ニヤリッ

◇ウルトラザウルスブリッジ


やえ「ハーマン大佐、発射と同時に私も再度出撃するわ」

やえ「…グラビティ・カノンの直撃に耐えられる物質なんてこの世にはあるはずがない」

やえ「大丈夫だとは思うけど、念の為、ね」

ハーマン「了解です、後は任せて下さい」


やえ「ありがとう」スッ


ルドルフ『やえ大佐!帝国の全軍及び共和国全軍、約4万機のゾイド部隊もたった今レアヘルツの谷上空へと到着しました!』

ルドルフ『万が一に備えホエールキングから全機を対デスザウラー戦を想定し出撃させますッ!』

シュバルツ『第一装甲師団、並びにウルトラザウルスの搭載ゾイド部隊全機いつでも行けるぞ!』

やえ「了解です!ありがとうございます、殿下、シュバルツ大佐!」


照「マッドサンダーも効果範囲外で待機し、効果終了と同時に万が一の場合デスザウラーへと突撃を開始する」

やえ「了解よ、照大尉!」



やえ「……よし、グラビティ・カノン装填!」

豊音「了解!グラビティ・カノン装填だよー!」


真深「艦内の全エネルギーをグラビティ・カノンへっ!」

はやり「射撃ブロックの全作業員は退避っ☆」


菫「ふっ……撃ちぬいてやるさ、今度もなっ!」

菫「ヒルツめ……もう一度葬り去ってやる……!」

アーサー「グラビティ・カノン装填完了!」

アーサー「何時でも撃てるぞ!」

やえ「了解!」

やえ「菫大尉、後は任せたわ!」


菫「了解ですっ!」

菫「さぁ……もう一度眠りにつけ破滅の魔獣よ!」




◇狙撃判定


◇イベントにより自動的にグラヴィティ・カノンが使用されます。



ウルトラザウルス 判定 ウルトラザウルス(超重力、超巨大砲装備) HP35000
 (ハーマン操縦値100+ムンベイ操縦値70+豊音操縦値95+アーサー操縦値118+はやり操縦値150+真深操縦値100+トーマ操縦値140+菫操縦値85)858+150+(ウルトラザウルス(超重力、超巨大砲装備)機体値)300+150+150+↓2コンマ下二桁+(スキル:クレイジーアーサー)300+(スキル:八尺様)100+(スキル:シャープシュート)+(スキル:夢の共演:新旧ハイのお姉さんコンビ)+(スキル:希望の射手)×2+(スキル:グラヴィティ・カノン:残1)+(スキル:120000mmウルトラキャノン:残2)

◇菫所持スキル
【シャープシュートLV3】
 帝国の訓練校において歴代最高の射撃成績を残した菫の持つスキル。
 元より凄まじい精度であったその射撃はより強化されまるで針の目を通すような正確無比な攻撃となる。
 その精度は世界の命運を左右するウルトラザウルスの射撃においても強力な力を発揮するだろう。
 自身の判定コンマが70以上の場合判定の最終値にさらに2.5倍の補正をかける。

◇はやり&真深所持スキル
 【夢の共演:新旧ハイのお姉さんコンビLV4】
 伝説のアイドルゾイド乗りと呼ばれたはやりと真深の持つ特殊なスキル。
 それによりファンの声援を糧にして自身の力を大幅に強化する事が可能となっている。
 この二人が揃った事により、彼女達をよく知っているウルトラザウルスの人員は限界以上の力を発揮するだろう。
 敵のコンマ判定終了後、7分以内にあった書き込み数(ファンの声援)×140の補正を最終判定に+する。
 仲間やファンの声援が彼女達、そして人類の希望となり力となる。

◇トーマ所持スキル
 【希望の射手LV3】
 様々な苦難や、危機を乗り越えたトーマが獲得した新たなスキル。
 ガーディアンフォース内でも射撃に関してはトップクラスの腕を持つ彼がウルトラザウルスの照準を務める事でその一撃は正確無比な物となる。
 それにより、スキル使用時に2倍の補正をかけ、相手がシールドスキルを所持している場合も無効化判定に関わらず50%のダメージを貫通させる。

◇ウルトラザウルス(超重力、超巨大砲装備)所持スキル2
 【グラヴィティ・キャノン】
 ウルトラザウルスの左舷に装備された常識では考えられない程の巨大さを誇る決戦砲。
 半径10mにブラックホールを発生させ全てを押し潰すその威力は凄まじく、直撃させれば耐えられる物質はこの世に存在しないだろう。
 それにより3発に限り、自身の判定値に9倍の補正をかける。


菫「最後の一発のグラビティ・カノンだ……」

菫「受けとれぇぇぇぇぇぇ!!!」


カチッ



菫がトリガーを引くのと同時に寸分違わず砲弾はデスザウラーへと向かっていき、その上空で爆ぜた。

直後デスザウラーの上空でデススティンガーすら完全に押しつぶした重力フィールドが形成されデスザウラーの姿が掻き消える。




ハーマン「やったッ!」

ムンベイ「これでッ!」

豊音「流石のデスザウラーもこれなら一撃だよー!」


アーサー「………待て今何かが動いて…!」
































ヒルツ「その程度の攻撃……最早デスザウラーには通用しない…!」


京太郎「なっ……!?」



デスザウラーの周囲に全長数千mはあろうかという巨大なリングが展開し、それが徐々に上空へと浮かび上がっていく。

そう、超重力を上空へと押し戻しながら。




菫「ば……馬鹿な……グラビティ・カノンを……」カタカタ

ハーマン「押し返した……だと……?」

シュバルツ「なん……だと……?」

憩「そんなッ!?」


トーマ「超重力を押し戻すなんで……あ、ありえない!」


やえ「くっ、全ゾイド部隊出撃開始!」

やえ「デスザウラーへの総攻撃を開始せよっ!」



◇ウルトラザウルス 判定


デスザウラーの所持スキル【フルブロック】により全てのゾイド及びパイロットのスキルが使用不能となります。



858+300+89=1247


ウルトラザウルスの攻撃確定



デスザウラー残HP???

ヒルツ「貴様らに見せてやろうではないか……」

ヒルツ「真なるデスザウラーの真なる荷電粒子砲の威力だァァァァ!!」



デスザウラーが荷電粒子砲を真上の超重力を押し戻したリングへと発射する。


するとそれは遥か上空で数百を超える幾筋もの光へと拡散し、惑星全域へと降り注いでいく。

拡散したにも関わらず一切の威力を減衰する事無く。




その一発は惑星全域の基地や都市へと降り注ぎ、至る箇所を一瞬で焦土へと変えていく。







豊音「わ、惑星全域の都市や基地で甚大な被害を確認……」

ハーマン「馬鹿な………」

アーサー「……今の一発で恐らく数億の人間が死んだだろう」

アーサー「デススティンガーの被害を抑えるべく各大陸の人間は大都市や基地へと避難をしていた」

アーサー「そこに荷電粒子砲が降り注いだのだ……」

豊音「じゃあ……彼らは……」ポロッ



真深「こ、こんな事が許されるはずが……」ポロポロ

はやり「ひどい……ひどすぎるっ…」


トーマ「強すぎる……」

ヒルツ「くっくっく……ふっはっっはっはっは!」


ヒルツ「さて……それでは貴様らの最後の希望とやらを潰させてもらおうか」




ウルトラザウルスとマッドサンダーへと向けてデスザウラーが一歩、また一歩と歩みを進めていく。



だが直後デスザウラーに向けて、夥しい数の砲火が突き刺さる。


ヒルツ「……なんだ?」



ルドルフ「皆、最後まで諦めてはいけません!」

やえ「こちらには帝都で戦ったデスザウラーを数十機は倒せるほどの戦力が揃っているわっ!」

やえ「全ての火力を集中させなさい!」

全員「「了解ッ!!」」



恭子「うちの荷電粒子砲の威力を味わうとええでっ!」

塞「数万機のゾイドがこちらには居るんだ!」

塞「皆諦めないでっ!」


久「こんな分の悪い戦いは私でも初めてだけど……やってみせる!」

哩「こっちにはゴジュラス部隊も居るばい!そう簡単に通れると思わんさねっ!」

ゆみ「帝都戦と同様に関節部の装甲は薄いはずだ!そこを狙えっ!」



あの光景を見ても尚兵士達は果敢に攻撃を続ける。
故郷を、星を守るために命を賭して。

だが4万機を超えるゾイドからの集中砲火を空と陸から浴びて尚、デスザウラーの歩みは止まらない。


ttps://www.youtube.com/watch?v=2LsLm9cHTzU




デスザウラー「ガォォォォォォ!!!」



だがデスザウラーがたった一度吼えるだけで全てのゾイドの攻撃が停止する。




久「な……どうして動かないのよ!」

塞「ぞ、ゾイドが怯えてシステムフリーズを!」

晴絵「あははっ……規格外過ぎるでしょ…」

理沙「理不尽っ!」プンスコ



ヒルツ「ふむ、そろそろ目障りだな」

ヒルツ「消えるがいい」




シュバルツ「くっ……いかん、総員ゾイドから脱出を!」



デスザウラーが再び上空へと荷電粒子砲を発射する。

するとそれは先程と違い大陸全土ではなく周辺へと、ゾイド部隊や上空へと浮かぶホエールキング。
そしてウルトラザウルスへと降り注ぐ。



ハーマン「………もう……終わりだ……」

それは一撃で3万機以上のゾイドと9割のホエールキングをを蒸発させ、ウルトラザウルスの左足を消滅させた。

共和国軍兵士「ひ、ひぃぃぃぃ!」

帝国軍兵士「逃げろぉぉぉぉぉ!」


先程までは気力を振り絞り戦っていた兵士達も、ついに耐え切れずにフリーズから回復したゾイドから次々と後方へと後退していく。


シュバルツ「待て!後退するな!……くそ……言うだけ無駄か……!」

シュバルツ「どの道私のアイアンコングも動けん……」

シュバルツ「一度ウルトラザウルス内部に……!」



やえ「一度まだ戦意のある残存部隊を率いて後退します!」

やえ「なんとか体勢を整えなければ…!」ギリッ






京太郎「ヒルツ貴様良くもぉぉぉ!」

ヒルツ「ふっ、須賀京太郎か」

ヒルツ「最早貴様如きに用はない」

ヒルツ「黙っていれば楽に殺してやるぞ?」ニヤリッ

京太郎「やれるもんなら……やってみろよ!」



京太郎「行くぜ、相棒ッ!」

グレサ「了解よ、ご主人っ!」

ジェノ「ヒルツ……許さない……」



ヒルツ「ふん、愚かな……」

ヒルツ「せっかくだ……更なる絶望を与えてやろう!」

ヒルツ「来い……デススティンガーよ!」



直後、上空から夥しい数のゾイドコアが降り注ぎ、先程の融合と同様に次々とデスザウラーの内部へと格納されていく。



京太郎「な、何が……!?」

ヒルツ「このデスザウラーであれば惑星全土をここから攻撃できるのでな…」

ヒルツ「最早デススティンガーを惑星全土に散らばらせる意味が無くなったのだ」


ヒルツ「故にこの惑星全土に存在する全てのデススティンガーのコアをデスザウラーへと融合させた」

ヒルツ「これでデスザウラーは古の時より遥かに強大な存在となるのだッ!」



ヒルツ「さぁ……来い、須賀京太郎」ニヤリッ


京太郎「っ!?」ゾクッ

京太郎「この感覚あの時のヒルツの…!」

グレサ「いえ……あの時以上よっ…!」

ジェノ「デスザウラーと対峙するだけで……体の震えが……止まらない……」カタカタ

京太郎「力が……力がでねぇ……!」

◇戦闘判定を行います。


◇ターン数に応じてイベントが発生します。



京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP6500(超合金Z補正+1000)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+255+200+↓2 コンマ下二桁+(スキル:収束荷電粒子砲:使用不可)+(スキル:拡散荷電粒子砲:使用不可)+(スキル:石破天驚ゴッドクロー:使用不可)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残3)+(スキル:白き流星、夜を切り裂いて)200+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み:使用不可)1.5


真・デスザウラー判定 HP???
 (真・デスザウラーの破滅の意思900+ヒルツ操縦値100)1000+(真・デスザウラー機体値650+真・デススティンガー機体値350)1000+↓1 コンマ下二桁+(スキル:大口径荷電粒子砲」無制限)+(スキル:フルブロック)+(スキル:超再生:無制限)+(スキル;デスザウラー専用Eシールド:無制限)+(スキル:歪められし破滅の意思)×4


◇真・デスザウラー所持スキル1
 【大口径荷電粒子砲】
 オリジナルのデスザウラーが持つ、最大にして最強の荷電粒子砲。
 その威力は凄まじく一撃で都市や大部隊を消滅させる。
 さらに弱点だった荷電粒子吸入口が荷電粒子コンバーターへと進化した事でその威力は跳ね上がっている。
 それにより自身の判定値に10倍の補正をかける。
 また、ありとあらゆるシールドスキルや装甲スキルを貫通する。

◇真・デスザウラー所持スキル2
 【フルブロック】
 オリジナルのデスザウラーがヒルツの持つ古代ゾイド人の力と融合した事で獲得したスキル。
 ゾイドは本能的にデスザウラーに怯え、パイロットはヒルツの力に遮られ本来の力を発揮する事が出来ない。
 それにより一部を除く敵対する存在の全てのスキルを完全に使用不能にする。
 
◇真・デスザウラー所持スキル3
 【超再生LV10】
 オリジナルのデスザウラーが持つ無数のデススティンガーのコアとゾイドイヴの力、そしてアンビエントのゾイド因子による驚異的な再生スキル。
 その再生能力は凄まじく、どのような致命傷ですら即座に回復させる。
 それにより制限無く自身のHPを全回復させる。

◇真・デスザウラー所持スキル4
 【デスザウラー専用エネルギーシールド】
 無数のデススティンガーを吸収した事でデスザウラーが新たに獲得したスキル。
 その防御性能はジェノブレイカーすら上回りありとあらゆる攻撃を無効化する。
 それにより10000以下のダメージを完全に無効化する。
 ただし10000以上の場合はシールドを貫通する。

◇真・デスザウラー所持スキル5
 【超重装甲LV10】
 無数のデススティンガーを吸収した事で帝都のデスザウラーの3倍の装甲による防御スキル。
 その装甲は凄まじく、通常兵器は勿論の事、並大抵の荷電粒子砲すら通さない。
 それにより30000以下のダメージを無効化し、30000以上の場合は30000軽減する。

という所で今日は眠気が限界なので終了とします。
本編は多分明日で終われると思います。

ちなみにここから徐々に援軍が来ますがウルトラザウルスから京ちゃんの地点までは距離があるので今は一人です。


明日は恐らくラストなので人が集まってくれれば有難かったりします。

ではでは長時間お付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。

お疲れ様でした。

ミスか知らんがブースターだけ封印されてないんだよねぇ
これは3ターン使って凌げ、ってことよね


流石にカピー居ても勝てるのかってくらい強いな
いやタイマンでラスボスに勝てるか怪しいって時点で狂ってるんだけどな(白目)

絶対見るでー
乙!

ちょっと暇が出来たりしたのですが、この時間は流石に人が居ないと思うので本編投下は昨日に引き続き19時予定です。

それまではとりあえず件の次回作のプロットとシステムの調整をしておきまする。

>>761
ブースターは唯一使用可能です。
そこだけしっかり忘れずに使用しておけばイベントまで耐えられるはずです。

>>762
絆で倒すようなラスボスに万全ならタイマンで挑めるってのが色々とおかしいんです(白目)

>>763
ありがとうございますのだ!


ではでは後ほど。

少し早いですが人居れば再開しようかと。

明日用事が入ってしまった関係で0時過ぎには切り上げないと死んでしまうのでもしかしたら今日で終わらないかも…


ツイン・バード・ストライク!(人居ますか?)

まだ人集まらないと思うのでビルドファイターズ編のテスト版ステータスを貼ったり。


【パイロット】 松実宥
 【LV1】(成長タイプ:万能型:強)   
 【搭乗機】 シャア専用ザクⅡS HP1030 EN80
  
                > -─── <
              / : : : : : : : : ` 、
            / : : : : : : : : : : : : \
           / : : : :/ : : : : : : : : : : \

          ./ : : : : : :/ : : : : : : : : : : :  ヽ
          /: : : : /: : /: : : :/: : : : : :l : : : : : ヽ
        .∨: : : : :j: :∨: : : /: : : ::ル : : , j : : l : : : Y

         .j: : : : :Y´:ノ: : : ,; : ノ/j: : :イハ: : : : :! : : :  }
        .イ: : : : :ト'´Y: : : :ナ卅'‐x- zノ/j: : : : /ハ: : : : }: : : }
        l:!: : : : ::!: ::!: : : :レ'≠=≦、ノ ./: : : ::イ/.!:イ: : :!: : :!:!

        !:!: : : : Y .Y: : : :{ んzハソ  ノ ノ: :ノ/∧!' !: : :!: : ハ:}
        〉:l : : : : | .!: : : :| ゝ-ク'    ´ r=≦'.`メ: :ノ :/ノ.リ
       ./: :{: : : : ::! !: : : :l         ん.v/.}ノ::ノ': /'
      ./: : :〉: : : : ト-!: : : :!        ゝ.乂./: : :/:ノ

      /: :/´∧: : : :!`|: : : :|       `   ./: : :/イ
    ノ -‐'  .ヽ: : : {. {: : : :!   r--,    ./: :!: : : :j
 , r:'´'´     .∧: : :∧.、: : :{.`ヽ、  ̄´   ノ: !リ: : : リ
´: : :/,r ‐ .、   .∧: : :∧ヽ: :ゝ  `ヽ -‐<r‐-、': : : /

: : :/r.⌒ヽ、 `ヽ、 ∧: : :∧、\ゝ     ̄ /./Y !: : :/

: : {     ヽ  〉、∧: : ::∧` ,v‐ー-、   / }l | {:/
::/.!.     ヽ ∥} `}: : |: ::ヽr' ´   >./ /j' j .!
' .!      ∨' l  .}: :l: : ::Y´  r'´ r./ 〉'  { .ト,
  |      ∥ .j  l::j: : : ::}ゝ-{ / \    .' }、
  l      .∥∨  }/: : : : }  ∨   \   .∧

【ファイタースキル】
 【射撃値】 B 80+20(射撃武器の攻撃に影響)
 【格闘値】 B 70+20(格闘武器の攻撃に影響)
 【防御値】 B 75(ダメージに影響)
 【反応値】 C 60+20(命中及び回避に影響)
 【覚醒値】 B 70 (ファンネル系統の性能に影響。パイロットによっては0。宥姉はアニメの麻雀牌ファンネルの描写から高め。)
 
【ビルダースキル】
 【制作技能】  C 50(ガンプラの攻撃力に影響)
 【塗装技能】  C 60(ガンプラの防御力に影響)
 【創作技能】  B 70(ガンプラの機動力に影響)

【固有スキル】
  【紅い流星LV1】
   紅いガンプラ使用時に限り、数値以上の性能を引き出す宥のスキル
   それにより自身の射撃値、格闘値、反応値及びガンプラの攻撃力、機動力に+20の補正をかける。

【パイロットスキル】
  【ガードLV1】
   優れた防御技能が習得する事の出来るスキル。
   それにより自身へのダメージを100軽減する。
  【逆襲LV1】
   反撃時に条件次第で特殊な攻撃を行うことが可能なスキル。
   それにより自身のHPが50%以下の場合に限り確定で先制攻撃を行える。

【地形適正】
 【陸】 S
 【宇】 A
 【海】 D
 【空】 C

予告時間の30分前なのに人居てくれるとか有り難や……


【機体性能】 
 【攻撃力】 14+50+20
 【防御力】 14+60
 【機動力】 18+70+20

【武装】
 【ヒートホーク】 威力320+180 EN5 命中補正+45
  ・属性:弱格闘
 【専用キック】 威力350+180 EN10 命中補正+45
  ・属性:強格闘 
 【120mmザクマシンガン】 威力280+180 弾数6 命中補正+50
  ・属性:弱射撃 実弾 
 【360mmザクバズーカ】 威力400+180 弾数3 命中補正+35
  ・属性・弱射撃 実弾 

【機体スキル】
 【シールド防御】
  ・防御選択時、ダメージを50%軽減
 
【バトルアシストモジュール】 スロット8
 【無し】

【強化パーツ】 スロット4
 【無し】



こんな感じで、アニメ同様に素体のガンプラの基本性能よりファイターやビルダーの腕に勝敗がかかっている感じになっています。
極端な話、機体スキルに最初から強力なスキルが搭載されていたり、基本性能の高いストフリとかユニコーン使っても、ファイターやビルダーとしての能力が低いと木偶の坊になる感じです。

1stとかのどうしてもアナザーとかUC後半と比べると基本性能低いガンプラはモジュールや強化パーツの枠を増やすことで調整する感じに。



ではありがたや、投下いきます!

一応今日で本編(ラストエンディング分岐前まで)進めるのが目標です。

デスザウラー専用BGM 破壊の衝動
ttps://www.youtube.com/watch?v=2LsLm9cHTzU


◇戦闘判定



京太郎「……ブースターだけは使用可能か」


相棒たちがデスザウラーへと本能的に怯えてしまっている頃でゾイドの出力が低下し、ゴッドクローはおろか荷電粒子砲すら撃つことが不可能となっていた。
だがそんな中でも辛うじてシュトゥルム・ブースターだけは使用可能な状態だった。

もっとも通常のゾイドであればデスザウラーの近くに居るだけでシステムフリーズを起こし、行動不能になる事を鑑みれば動ける上にブースターが使えるという事実は相棒の強さを如実に表していた。


京太郎「ならッ!」


シュッ


ブースターを使用した事により京太郎が一気にデスザウラーへと肉薄していく。


ヒルツ「ほう……このデスザウラーの前で尚それだけ動けるとはな」

ヒルツ「面白い」

ヒルツ「流石はデススティンガーだけでなくデスザウラーまでもが欲したアルティメットXの力だな…」


ヒルツ「だが……たった一機で何が出来るゥ!」


京太郎「ちぃ……!」


だが肉薄する京太郎へと次々とデスザウラーの頭部のビーム・キャノンやレーザーが降り注ぐ。

常識はずれな奴の大きさから放たれるソレは1発1発が荷電粒子砲以上の威力を秘めているだろう。
現状まともにシールドの使用も出来ない事を鑑みれば当たれば一環の終わり。


京太郎の背を冷や汗が伝う。

京太郎「だが……!」

京太郎「当たらなければどうという事はないッ!」


しかし京太郎はそれを全て紙一重で回避していく。


ヒルツ「機体性能が低下した状態で回避をするか、須賀京太郎」



京太郎「うおおぉぉぉぉぉぉ!!」

グレサ「エクスブレイカー……展開っ……!」

ジェノ「切り裂くっ!」


ズバッ


そしてついにデスザウラーの足元まで到達した京太郎はその場で即座に飛翔し帝都での戦闘で奴の弱点だった関節部を狙い、そこでエクスブレイカーを振るう。


それは力を抑えられて尚京太郎の圧倒的な技量により寸分違わず関節部を切り裂く。







だがその傷はデススティンガーのように紅い光を発しながら即座に塞がり元の姿を取り戻す。


京太郎「ちぃ!」

ヒルツ「無駄なのだよ、このデスザウラーの前では、な」ニヤリッ

◇戦闘判定

京太郎 判定
500+200+255+200+600+200+255+200+42×2+200=5104

デスザウラー 判定
1000+1000+36×4=8144



◇スキル【シュトゥルム・ブースター】により京太郎の攻撃確定!


デスザウラー残HP994895


◇スキル【超再生LV10】によりデスザウラーのHPが全快します。


咲「ダメ……ダメだよ京ちゃんっ!」

咲「全てのデススティンガーのコアを吸収したデスザウラーなんかに敵う訳がないよっ!」

咲「お願い……逃げてぇ!」


ヒルツ「ゾイドイヴが活性化する前に貴様達がゾイドイヴを止めていれば須賀京太郎やお前の仲間達は死なずに済んだのかもしれないのになぁ」ニヤリッ

ヒルツ「もっとも……くっくっく、その場合この惑星の全てのゾイドの生命が途絶えるわけだがな」

咲「っ……」



ヒルツ「ふっ……それに今更世界の何処へ逃げても無駄だぞ、須賀京太郎」

ヒルツ「このデスザウラーは上空のリングを介し此処からこの大陸の何処でも自由に攻撃をする事が可能となっている」

ヒルツ「世界の果てまで逃げようとも殺してやるだけだ」


京太郎「安心しろよ、ヒルツ」

京太郎「逃げるつもりなんかねぇ」

京太郎「お前を倒して、咲と一緒に仲間の下へと生きて俺は帰る」

京太郎「そう約束したからな」ニヤリッ


咲「京ちゃん……」


ヒルツ「つくづく愚かだな、人間という生き物は…」

ヒルツ「ならその約束とやらを果たせず朽ち果てるがいいッ!」


ヒルツがそう言うのと同時にデスザウラーの尾が展開し、そこから無数のミサイルが上空へと発射される。

それは空中で炸裂し、数千もの槍型の散弾となり京太郎へ降り注ぐ。

京太郎「なんて数だ……!」


その数は帝都での決戦時と比べデスザウラーの体躯そのものが10倍近く巨大になったという事もあり、散弾の数自体もとつてもない数へと増加していた。


ジェノ「荷電粒子砲があれば……薙ぎ払えたのに…!」

グレサ「くっ……いくら何でもあの数は避けきれないわっ!」


京太郎「っ……!」


そして無数の槍型の散弾が容赦なく、京太郎へと突き刺さる。

















だがその直前で何処からか放たれた大出力の荷電粒子砲が散弾を全て上空でなぎ払い消滅させる。




ヒルツ「荷電粒子砲だと…?」

ヒルツ「しかもこの出力……何者だッ!?」


























宥「ふふっ、どんな絶望の夜が訪れても私達の流星はそれを切り裂いて希望へと進んでいく」

宥「そして私は京太郎君という白い流星の隣に何時までも在り続ける……」


宥「そう約束したよね?」ニコッ


ヒルツ「松実……宥……!」ギリッ



◇宥のスキルが完全覚醒済みのため、到着が1ターン早まりました。


◇宥のジェノブレイカーが最終決戦仕様に変化済みかつ、ジェノブレイカーが完全な状態で加入済みのため到着が1ターン早まりました。


◇現状のジェノブレイカーの速度は史上最速のシュトゥルム・フューラーに次いで最速となっています。


◇【???】のフラグが5/6のためイベントが変化しました。


◇【松実宥の増援】イベントが発生しました。

京太郎「宥さんッ!」パァァ


グレサ「宥っ!来てくれたのねっ!」

宥「うん、来たよ~」ニコッ


宥のジェノブレイカーが京太郎のシュトゥルム・フューラーの隣へと寄り添うように着地する。



ヒルツ「何故……何故私の、このデスザウラーの前で荷電粒子砲が撃てるのだ?」

ヒルツ「……まさかアンビエントの力か!?」


アン「………そういう事よ、ヒルツ」ギロッ

アン「アンタの力の仕組みも、根源も長年共に在った私は誰よりも理解し把握している」

アン「その事実に正直反吐が出そうだけど、ね」ニヤリッ


宥「貴方のその力は私には通用しない……」

ヒルツ「だがそれでもたかだがジェノブレイカー一機と力の発揮できない須賀京太郎如きではなァ!!」

宥「本当にそう思う?」ニコッ

ヒルツ「……どういう意味だ?」



宥「京太郎君、行けそう?」クルッ

京太郎「はいッ!この胸に……宥さんの力と鼓動を確かに感じますッ!」

グレサ「ふふっ、さっきより体がずっと軽いっ!」


ヒルツ「なんだ……2機のエネルギー反応が増大して……」


ヒルツ「くっ,まさかッ!」

宥「そのまさかだよ、ヒルツ」

宥「私と京太郎君を結びつけている強い絆は貴方なんかの力じゃ断ち切る事は出来ない」

宥「ふふっ、貴方を何度も敗走へと追い込んだ私達の流星の力を見るといいよ?」ニコッ


京太郎「そういう事だ、ヒルツッ!」

ヒルツ「小癪な真似を……!」



◇宥のゾロ目専用エンディングを閲覧済み、及び京太郎のスキル【白き流星、夜を切り裂いて】が完全覚醒済みのためイベントが発生します。


◇イベントにより京太郎と宥の【白き流星、夜を切り裂いて】及び【紅き流星、夜を切り裂いて】が完全な状態で復活しました。




流星、夜を切り裂いて Ver.H
ttps://www.youtube.com/watch?v=wWBQkUfsdhs




京太郎「さぁ、行きましょう宥さんっ!」

宥「さぁ、行こうか京太郎君っ!」


京太郎宥「「絶望を切り裂きにッ!」」



◇再度戦闘判定を行います。


◇ターン数に応じてイベントが発生します。


◇スキル【拡散荷電粒子砲】及び【収束荷電粒子砲】が開放されました。



京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP7300(超合金Z、流星補正+1800)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+200+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+200+255+200+↓2 コンマ下二桁×2+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:拡散荷電粒子砲:無制限)+(スキル:石破天驚ゴッドクロー:使用不可)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残2)+(スキル:白き流星、夜を切り裂いてLV5・改)400+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み:使用不可)1.5

◇京太郎所持スキル3
 【白き流星、夜を切り裂いてLV5・改】
 宥とのより強い絆により開放された京太郎の新たなスキル。
 京太郎が名前に白の付くゾイド、または色の白いゾイドに搭乗時にのみ発動する。
 ゾイドは主である京太郎を信じ、守るべく限界以上の動きを見せ、京太郎は信じてくれたゾイドに応えるべく限界以上の能力を発揮する。
 その効果は凄まじく、京太郎とゾイドはお互いがまるで一筋の白き流星の如き動きを見せる。
 その流星の流れは誰にも止められないだろう。
 自身の操縦値と機体値と判定の最終値にそれぞれ+200の補正をかけ、最大HPに800の補正をかける。
 また宥が同じ戦場に居る場合、操縦値と機体値と判定の最終値に追加で+200の補正を行い、さらに判定値に2倍の補正をかける。
 白と紅、2つの流星はどのような絶望をも切り裂いて進んでいくだろう。


宥 判定 ジェノブレイカー(最終決戦仕様) HP3700(紅き流星、アンビエント補正+500)
 (宥操縦値161+ジェノブレイカーの意思100)256+300+300(ジェノブレイカー(最終決戦仕様)機体値)240+300+300+↓3 コンマ下二桁×2+(特殊スキル:アンビエントの残滴)×2.5(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル;エクスブレイカー:無制限)+(スキル:フリーラウンドシールド)+(スキル:紅き流星、夜を切り裂いて)600+(特殊スキル:アンビエント)600

◇宥所持スキル
 【紅き流星、夜を切り裂いてLV5・改】
 京太郎とのより強い絆により解き放たれた宥の真のスキル。
 彼女が名前に紅の付くゾイド、または色の紅いゾイドに搭乗時にのみ発動する。
 ゾイドは主である宥を愛し、守るべく限界以上の動きを見せ、宥は信じてくれたゾイドを愛し以上の能力を発揮する。
 その効果は凄まじく、宥とゾイドはお互いがまるで一筋の紅き流星の如き動きを見せる。
 その流星の流れは誰にも止められないだろう。
 自身の操縦値と機体値と判定の最終値にそれぞれ+300の補正及び最終値に2倍の補正をかけ、最大HPに500の補正をかける。
 さらに紅いオーガノイドと合体時にオーガノイドによる効果を状況に応じてさらなる強化判定を追加で行う。
 また京太郎が同じ戦場に居る場合、操縦値と機体値と最終値に追加で+300の補正を行う。
 紅と白、2つの流星はどのような絶望をも切り裂いて進んでいくだろう。



真・デスザウラー判定 HP???
 (真・デスザウラーの破滅の意思900+ヒルツ操縦値100)1000+(真・デスザウラー機体値650+真・デススティンガー機体値350)1000+↓1 コンマ下二桁+(スキル:大口径荷電粒子砲」無制限)+(スキル:フルブロック)+(スキル:超再生:無制限)+(スキル;デスザウラー専用Eシールド:無制限)+(スキル:歪められし破滅の意思)×4


◇真・デスザウラー所持スキル1
 【大口径荷電粒子砲】
 オリジナルのデスザウラーが持つ、最大にして最強の荷電粒子砲。
 その威力は凄まじく一撃で都市や大部隊を消滅させる。
 さらに弱点だった荷電粒子吸入口が荷電粒子コンバーターへと進化した事でその威力は跳ね上がっている。
 それにより自身の判定値に10倍の補正をかける。
 また、ありとあらゆるシールドスキルや装甲スキルを貫通する。

◇真・デスザウラー所持スキル2
 【フルブロック】
 オリジナルのデスザウラーがヒルツの持つ古代ゾイド人の力と融合した事で獲得したスキル。
 ゾイドは本能的にデスザウラーに怯え、パイロットはヒルツの力に遮られ本来の力を発揮する事が出来ない。
 それにより一部を除く敵対する存在の全てのスキルを完全に使用不能にする。
 

京太郎&宥専用BGM 流星、夜を切り裂いて Ver.H
ttps://www.youtube.com/watch?v=wWBQkUfsdhs


◇戦闘判定



ヒルツ「そ、そのように虚勢を張った所たかが2機で何が出来るッ!」


デスザウラーが腕部に搭載された1発の大きさがゾイドを上回るミサイルを連射する。
さらに同時に頭部の砲台や、尾のミサイルなど、荷電粒子砲を除いた全火器を宥のジェノブレイカーと京太郎のシュトゥルム・フューラーへと集中させる。


京太郎「そんな攻撃ッ!」

宥「当たらないよっ!」



だが二人はまるで流星のように高速で大地を、空を縦横無尽に駆け巡りその周囲を埋め尽くすまるで豪雨のような攻撃を全て掻い潜る。


ヒルツ「速い……!?」


京太郎「巨大になったせいでお前がノロマになったんだよッ!」

京太郎「喰らえヒルツ!」


宥「私達二人の!」

京太郎「荷電粒子砲をッ!」


ヒルツ「ぐっ!?」


紅白の流星がデスザウラーの胸部装甲、そしてその奥に存在するコアに向けて同時に荷電粒子砲を照射する。

◇戦闘判定


京太郎 判定
500+200+255+200+200+600+200+255+200+200+0×5.5×2×2+400=61820

宥 判定
256+300+300+240+300+300+49×5+600+600×2.5×2=49625


合計判定値 111445!


デスザウラー 判定
1000+1000+33×4=8132



京太郎&宥の攻撃確定!


デスザウラー残HP888554



◇スキル【超再生LV10】によりデスザウラーのHPが全快します。

ガーディアンフォースが、いやこの惑星Ziにおいてもトップクラスのエースである二人とトップクラスの性能を誇るゾイドによる必殺の一撃は大軍を持ってしても損傷を負わせる事が出来なかったデスザウラーへと確かな損傷を与える。

そう、その一撃は確かにデスザウラーの装甲を融解させたのだ。



だがその傷も融解していく側から紅い光を放ちながら凄まじい速度で再生していく。


二人が照射を終えた時には先程と同じく傷ひとつない状態のデスザウラーがそこに居た。



京太郎「くそっ……尋常じゃない装甲を何とかぶち抜いてもあの再生能力かよ…!」

宥「確かにデスザウラーは強い……でもっ」

宥「諦めたらダメだよ、京太郎君っ!」

宥「二人でもう一度荷電粒子砲を!」

京太郎「了解ですッ!」




二人が再度動かないデスザウラーへと向けて荷電粒子砲を斉射する。



だがそれはデスザウラーの装甲へと直撃する手前で何かに弾かれ霧散する。

その直後、デスザウラーの全身が紅いフィールドに覆われる。



京太郎「何ッ!?」

宥「まさか……エネルギーシールドッ!?」



ヒルツ「やれやれ……たかが2機と侮っていたが……」

ヒルツ「どうやら私を本気にさせてしまったみたいだなッ!」

グレサ「なんて出力のエネルギーシールドなの…!?」


京太郎「まさかデススティンガーの…!?」

ヒルツ「その通りだ、須賀京太郎」


ヒルツ「無数のデススティンガーを吸収し、その内に眠るアンビエントのゾイド因子を流用する事でデスザウラーは本来装備し得ないエネルギーシールドを獲得するに至ったのだ」

ヒルツ「それもそんじょそこらのエネルギーシールドを凌駕する出力の物を、な」



ヒルツ「ここからが本当の地獄だッ!」ニヤリッ


◇再度戦闘判定を行います。


◇ターン数に応じてイベントが発生します。


京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP7300(超合金Z、流星補正+1800)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+200+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+200+255+200+↓2 コンマ下二桁×2+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:拡散荷電粒子砲:無制限)+(スキル:石破天驚ゴッドクロー:使用不可)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残1)+(スキル:白き流星、夜を切り裂いてLV5・改)400+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み:使用不可)1.5

◇京太郎所持スキル3
 【白き流星、夜を切り裂いてLV5・改】
 宥とのより強い絆により開放された京太郎の新たなスキル。
 京太郎が名前に白の付くゾイド、または色の白いゾイドに搭乗時にのみ発動する。
 ゾイドは主である京太郎を信じ、守るべく限界以上の動きを見せ、京太郎は信じてくれたゾイドに応えるべく限界以上の能力を発揮する。
 その効果は凄まじく、京太郎とゾイドはお互いがまるで一筋の白き流星の如き動きを見せる。
 その流星の流れは誰にも止められないだろう。
 自身の操縦値と機体値と判定の最終値にそれぞれ+200の補正をかけ、最大HPに800の補正をかける。
 また宥が同じ戦場に居る場合、操縦値と機体値と判定の最終値に追加で+200の補正を行い、さらに判定値に2倍の補正をかける。
 白と紅、2つの流星はどのような絶望をも切り裂いて進んでいくだろう。


宥 判定 ジェノブレイカー(最終決戦仕様) HP3700(紅き流星、アンビエント補正+500)
 (宥操縦値161+ジェノブレイカーの意思100)256+300+300(ジェノブレイカー(最終決戦仕様)機体値)240+300+300+↓3 コンマ下二桁×2+(特殊スキル:アンビエントの残滴)×2.5(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル;エクスブレイカー:無制限)+(スキル:フリーラウンドシールド)+(スキル:紅き流星、夜を切り裂いて)600+(特殊スキル:アンビエント)600

◇宥所持スキル
 【紅き流星、夜を切り裂いてLV5・改】
 京太郎とのより強い絆により解き放たれた宥の真のスキル。
 彼女が名前に紅の付くゾイド、または色の紅いゾイドに搭乗時にのみ発動する。
 ゾイドは主である宥を愛し、守るべく限界以上の動きを見せ、宥は信じてくれたゾイドを愛し以上の能力を発揮する。
 その効果は凄まじく、宥とゾイドはお互いがまるで一筋の紅き流星の如き動きを見せる。
 その流星の流れは誰にも止められないだろう。
 自身の操縦値と機体値と判定の最終値にそれぞれ+300の補正及び最終値に2倍の補正をかけ、最大HPに500の補正をかける。
 さらに紅いオーガノイドと合体時にオーガノイドによる効果を状況に応じてさらなる強化判定を追加で行う。
 また京太郎が同じ戦場に居る場合、操縦値と機体値と最終値に追加で+300の補正を行う。
 紅と白、2つの流星はどのような絶望をも切り裂いて進んでいくだろう。



真・デスザウラー判定 HP???
 (真・デスザウラーの破滅の意思900+ヒルツ操縦値100)1000+(真・デスザウラー機体値650+真・デススティンガー機体値350)1000+↓1 コンマ下二桁+(スキル:大口径荷電粒子砲」無制限)+(スキル:フルブロック)+(スキル:超再生:無制限)+(スキル;デスザウラー専用Eシールド:無制限)+(スキル:歪められし破滅の意思)×4


◇真・デスザウラー所持スキル1
 【大口径荷電粒子砲】
 オリジナルのデスザウラーが持つ、最大にして最強の荷電粒子砲。
 その威力は凄まじく一撃で都市や大部隊を消滅させる。
 さらに弱点だった荷電粒子吸入口が荷電粒子コンバーターへと進化した事でその威力は跳ね上がっている。
 それにより自身の判定値に10倍の補正をかける。
 また、ありとあらゆるシールドスキルや装甲スキルを貫通する。

◇真・デスザウラー所持スキル2
 【フルブロック】
 オリジナルのデスザウラーがヒルツの持つ古代ゾイド人の力と融合した事で獲得したスキル。
 ゾイドは本能的にデスザウラーに怯え、パイロットはヒルツの力に遮られ本来の力を発揮する事が出来ない。
 それにより一部を除く敵対する存在の全てのスキルを完全に使用不能にする。
 

(実はヒルツは以前話した内部のマスクデータの性格が慢心型なので数値で圧倒している場合、初手とかにスキル使用しません。逆に1期バンとかは熱血型(回数限定スキルでも構わずに初手でブッパ)だったり)

デスザウラー専用BGM 破壊の衝動
ttps://www.youtube.com/watch?v=2LsLm9cHTzU




京太郎「宥さん!ブースターを使用して俺が先行します!」

京太郎「もう一度二人で荷電粒子砲を当てましょうッ!」

宥「了解だよっ!」


ジェノ「主様、エネルギーの残量からしてブースターはこれが最後……」

グレサ「絶対にこれで決めないとねっ!」


京太郎「わかっているぜ、相棒ッ!」

ヒルツ「ふっ、何をごちゃごちゃと話しているのだ?」

ヒルツ「貴様らに最早未来はない……」


ヒルツ「もう一度間近で見せてやろう、真なるデスザウラーの真なる荷電粒子砲を!」


ヒルツ「死ねエエエェェェェェ!!!」



デスザウラーの口内から二人へ向けて荷電粒子砲が放たれる。


京太郎「くっ!」


宥「っ……」


並のパイロットであれば反応する事すら出来ずに蒸発する一撃に二人は即座に散開する事で回避する。

>>818
あっ・・・(察し)

>>822
初期スパロボとかの要素でしたっけ?

こいつ本当失敗から何も学習しなさ過ぎて草生えますわ
声的に盲目になりやすいのかもしれない

だがそのデスザウラーは首を可動させ、荷電粒子砲で京太郎を執拗に狙い続ける。


京太郎「ぐぅうううぅぅぅっ!!」



ブースターを利用し、そんじょそこらのエースゾイド乗りが行うマニューバーとは比べ物にならない程巧みな技術で時に掻い潜り、時に後方へ離脱する事でそれを辛うじて回避し続ける。


そしてその照射の方向が上空の京太郎へと向いたその一瞬突いて、デスザウラーの下部へと到着した宥が荷電粒子砲のチャージを開始する。


ヒルツ「なるほど、須賀京太郎を囮に接近したか」

ヒルツ「下等生物にしては考えたな」


宥「京太郎君っ今だよっ!」

京太郎「はいっ!」



一度大きく旋回し、荷電粒子砲から距離を稼いだシュトゥルム・フューラーが空中で荷電粒子砲の発射体勢を整える。



京太郎「収束荷電粒子砲ッ!」

宥「発射っ!」



再び2機から同時に放たれた荷電粒子砲がデスザウラーへと直撃する。






◇戦闘判定


京太郎 判定
500+200+255+200+200+600+200+255+200+200+11×5.5×2×2+400=62462

宥 判定
261+300+300+240+300+300+92×5+600+600×2×2.5=50825


合計判定値 113287!


デスザウラー 判定
1000+1000+11×10×4=80440



京太郎&宥の攻撃確定!


デスザウラー残HP916712


◇スキル【超再生LV10】によりデスザウラーのHPが全快します。

>>824
色んなゲームから参考にしてますね。

所謂敵側のキャラのスキルタイミングや行動は、極端な話GM的な>>1のやり方次第ではコンマを見てから後出しジャンケンのようにプレイヤー側の裏をかいたり、不利になるように仕向けれるので…
なので予めキャラクターにマスクデータとして性格を付与してそれに応じてそれぞれの思考ルーチンに基いてスキルを使用するようにシステムを作っていました。

◇一定ターン数の経過によりイベントが発生します。




だがそれはシールドと装甲に阻まれ有効打を与える事は敵わず、辛うじて与えた損傷も即座に紅い光によって全回復される。


京太郎「くそっなんて生命力だッ!」

京太郎「こっちは頼みのブースターがもう使用できないってのに…!」

宥「これが……本物の破滅の魔獣……」

宥「強すぎる……」


宥「でも……それでも諦めない…!」キッ

宥「京太郎君が私を助けだすのを最後まで諦めなかったように……私も最後まで絶対に諦めない……!」


京太郎「宥さん……!」


ヒルツ「くっくっく……私の手で人生を狂わされた物同士、傷の舐め合いが似合っているぞ」ニヤリッ


ヒルツ「これでわかっただろう?どれだけ抗おうがこのデスザウラーの前では無駄だと、な」

ヒルツ「オーガノイド無しであれだけ派手に戦い続けたのだ……そろそろエネルギーの残量も心許ないだろう?」

京太郎「くっ……!」


ヒルツ「さぁ……大人しく死ね!須賀京太郎ッ!」


非参戦時 後期咲 専用GGM 神秘への誘い
ttps://www.youtube.com/watch?v=InjhSXzBudA



咲「させないよ、ヒルツ」

フィーネ「もう一度世界を終焉に迎えさせる訳にはいかない」


これまで沈黙を保っていた咲の声が響き渡る。


ヒルツ「ふんっ、ゾイドイヴが起動した以上、最早貴様に用はない宮永咲」

ヒルツ「世界を滅ぼしてからフィーネ・エレシーヌ・リネと共に古代ゾイド人の世界を作り出すための女として使ってやるから黙って見て…」クルッ


ヒルツ「貴様達……何をしている……?」

京太郎「咲……カピー……お前達何を……?」


そこにはゾイドイヴの前で、人型形態を解除したカピーの内部から伸びたコードによってまるで生贄のように吊るされたフィーネと咲の姿があった。

何故だかとても嫌な予感がした。



咲「さようなら、ゾイドイヴ、そして京ちゃん」

フィーネ「さようなら……バン……ジーク……」


直後、背後にあるゾイドイヴの光が急速に弱まっていく。


ヒルツ「馬鹿な……もう一度稼働したゾイドイヴが停止するだと……!?」

ヒルツ「あのオーガノイド……まさかイヴコンソールのエリアに入り込んだのか……!?」

ヒルツ「ゾイドイヴを停止させるためにッ!」


咲「その通りだよ、ヒルツ」

咲「元々カピーの役目はゾイドイヴ本体、そして私達のゾイドイヴを司る姉妹の守護だった」

咲「カピーの力が他のオーガノイドと比べてゾイドの力を増幅させる幅が少ない代わりに、防御性能や守護に関しては他のオーガノイドと比べて群を抜いていたのはそういう事」


京太郎「そうか……だから淡は3年前に遺跡でカピーを初めて見た時に、カピーをまるで何かを護る事に特化したオーガノイドって言ったんだな…」


ヒルツ「馬鹿な真似はやめろォ!?」

ヒルツ「ゾイドイヴを本当に止めれば全てのゾイドはおろか我々古代ゾイド人も死に絶えるのだぞッ!?」


咲「知っているよ」

咲「……さようなら、京ちゃん」


咲「大好きだよっ!」ニコッ



京太郎「やめろ!」

京太郎「やめるんだ、咲、カピー!」

京太郎「ゾイドイヴを止めるなッ!」

咲「っ………京ちゃんがゾイドを愛しているのも…大好きなのもわかるよ」

咲「だけど……だけどこうしないとプロイツェンやヒルツのようにデスザウラーの邪悪な意思に囚われる存在が現れ続ける…!」

咲「そしてデスザウラーが破壊を止める事はないの……!」


咲「それにこのまま戦えば京ちゃんが……京ちゃんが死んじゃうっ!」ポロポロ

咲「これ以上……誰かが死んでいくのを見るのなんて耐えられないよっ!」ポロポロ

京太郎「そんなのやってみなくちゃわからねぇだろッ!?」

京太郎「俺は……俺達はまだ諦めていないッ!」


京太郎「何か手が……そう、まだ何か手があるはずだ!」







アン「……手なら、あるわよ京太郎様」スッ

宥「……アンちゃん?」クルッ


ジェノブレイカーの後部操縦席に座っていたアンが立ち上がる。

振り返った宥が見たアンの表情は、何処か悲しげで、だが目には決意が篭っており幼少時に救われて以来長年の付き合いの宥でさえ初めて見る表情だった。



ヒルツ「アンビエントか」

ヒルツ「今更お前に何が出来る?」

ヒルツ「最早史上最強の力を得た私にはお前の力など不要だ」



アン「………言ったわね?」ニヤリッ

ヒルツ「それは、どういう意味だ?」


アン「あの驚異的な再生能力も、エネルギーシールドも元はといえば私の因子を応用して作られた物」

アン「無数のデススティンガーと完全に融合を果たした事で跳ね上がっている力も私の持つ強力な融合と進化の力の応用……」


アン「なら、そこに全く同じ因子を持っていながら全く真逆の作用を起こすように調整した存在を無理やり流し込めばどうなるか……」


ヒルツ「ふっ……そんな事が可能であればだが、デスザウラーの再生能力やシールドやコアの出力は融合が大幅に低下するだろうな」

ヒルツ「もっとも、そんな事が出来る存在等この世には存在しない」


ヒルツ「無理やり出来るとすればお前が自身の生命、そして存在と引き換えに辛うじて可能になるといった所……」




ヒルツ「アンビエント……まさか貴様ァァァァ!?」


アン「アハッ!アハハハハハッァァ!!」


アン「そのまさかだよォ、ヒルツッ!」ニヤリッ


            /I:I:I:I:I:I:I:I:】        __  【:I:I:I:I:I:I:I:I:I>'´::.\ ,r¬__ノしク
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              | .::.::.::.:│| ::.:: ∨ /リ│|           /::.::./ / /    /∧::.::|
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          | ::.::.::.::. |  ∨`|      |  / 丿   // / /           | :.::|
           | ::.::.::.::.::|  [ 八     ∨,ん冖ト、 ∨゚   / //         丿::.::|




アン「私がデスザウラーへと融合すればその力は消える…」

宥「あ、アンちゃんまさか……!」

宥「ダメっ!そんな事をしなくてもまだ他に方法が……!」

京太郎「そうだッ!俺達はそれを今から」


アン「だめ………」フリフリ

アン「そんな事をしている間に二人のどちらかは確実に死ぬわよ?」


アン「アレを……破滅の魔獣を止めるためにはこれしかないわ」

宥「させないよっ!」ギュッ


宥がアンの見た目は完全に小さな子供の手を掴む。



アン「……ありがとう、宥様」

アン「貴方は許してくれるって何度も言ったけど……でも」

アン「それでも、私はあのヒルツという肥溜めのせいで貴方に許されざる罪を犯した」

アン「京太郎様の力でヒルツの支配から完全に脱した時に……それを自覚していたわ」


アン「そして何時か贖罪の日が来ることを待っていたわ」

アン「それに備えてちゃんとこの子、ジェノブレイカーには私の持つゾイドの力を増幅させる力の大部分を渡している」

アン「だから私が居なくなっても宥様は存分に戦えるはずよ」

宥「まさか……あの時イカちゃんが急激に強くなったのは……!?」

アン「そういう事よ」コクン


アン「そしてデススティンガーが再生時に発するあの紅い光の正体が私のゾイド因子による物と気づいた時に、これを無効化するために自身の残る力を改変し続けた」


アン「そう……この瞬間のためにねっ!!」バッ


宥の手からアンの手が解き放たれる。

当然だ。オーガノイドが少し力を出せば人の拘束程度解くなど容易い事だった。

今まではそれをしなかっただけだった。

宥「あ、アンちゃんっ!」スッ


宥は慌てて手を伸ばすがそれは虚しく空を切る。


アン「さようなら、宥様」

アン「そして京太郎様」

アン「私をヒルツの手から開放して……完全に宥様の物にしてくれた事、心から感謝しているわ」


アン「宥様、京太郎様……大好きだったよ」

京太郎「待て、アンッ!」


アン「ふふっ、嬉しい」

アン「ちゃんと……私を宥様みたくアダ名で呼んでくれた…」ポロッ


京太郎「っ……!?」

アン「もし……もしも生まれ変わったら……次はヒルツなんかの下じゃなくて……」


アン「玄ちゃんみたく宥様の妹が……いいなっ」ニコッ



〃《zzz、{{三i\ニ/.:.:.:/.:.:/.:.:./.:|.:.:.:/ |.:.:.:.|.:.:.:.:ト、丶.:.:.:.ヽ.::ヽ.:.:.:ヽ::::::.:.:.:',
《{三三三三|.:.:У.:.:.:/.:.∥.:.:i.:/l :.∥ |.:.:.:.|i.:.:.:.l \\.:.:.ヽ.:.',.ヽ.:ハ:::::.:.:.:.i
 ヾ'゙⌒゙'ー‐i.:∥./ ∥.:.,':l .:.:/ !:∥ ! .:.:.i∨.:.| ___丶:.:.:i .:|.:.i.:.:.i:::::.:.:.:l
       |∥/|.:.:i.:.:.:|.:l.:.∥ 斗─┼-: | 丶::'´ __ ` \:| .:|.:.|.:.:ハ::::::.:.:.|

       l:l /.:|.:..|.:.:.:|.:|.:.:l  V _!ハ.:.:i  ヽイ゙,ィz==z、|ハl .:|:.::l |:::::.:.:.:i
       l:l/ ::|.:l:|.:.:.:i.::!.:.|  z=≡=、ヾ:.',   〃トノ:ハ 〃|:i.:.i/リノ::::::::.:.ハ
       | .:.:.:.!:|:l.:.:.:.', |ハ<゙ トノ:::ハ  \    弋しリ   !:|./ノ:| ∨::::.:.:.:',
        l.:.:.:.:ヽ∧'、.ヽl::::\ 弋しリ       ''゙゙゙`  ∥イ.:l:.:| ∨:::.:.:.:.:',
        |.:.:.:.:.i.:| ヽV ヘi代  ´¨゙´    、   〃〃ノハ.:.:.:l:.:|   ヽ::::.:.:.:ヽ
       ,'.:.:.:.:::|.:|   |.:.:.:.:.:|\〃〃        ,       /l :.:.:.| :|    ヾ:.:.:.:.:ヽ
       ,':.:.:.:.::::|.:|   |:l:.:.:.:.| ヘ       `  ´     / j.:.:./|lリ    |:i、::::.:.:.丶
      /:.:.:.:.:::::|.:|   |ハ .:.:.|   > 、         ,ィ  // 乂    !| ヽ::.:.:.:.:\
      /:.:.:.:.:.::∥:!  i| \ハ       !>ー- <  !> /           |!  \:::.:.:.:ヽ

宥「ま、待ってアンちゃんっ!私にはアンちゃんが……!」ポロッ



アン「……ばいばい」フリフリ



ヒルツ「待て!アンビエント!馬鹿な真似はッ!」



最後に笑顔で手を振ったアンはジェノブレイカーとの融合を解除し、一筋の紅い流星へと変化した。


そしてそのまま目にも留まらぬ速さでデスザウラーのコアが存在する胸部装甲へと突撃し、消え去った。




宥「あっ……ぁぁぁぁ……!」ガクッ



それだけで長年共に過ごしていた宥には分かってしまった。

アンの気配が、コアの鼓動が完全に停止しこの世からその存在が消え去ったという事が。


憎んでいた時期が無かったと言えば嘘になるかもしれない。


殺してやりたいと思っていた時期が無かったと言えば嘘になるかもしれない。



だが少なくとも長年の付き合いの間に、幾度となく自身の命を救われていくとその感情は薄れていった。


何時しか宥にとってアンは大事な存在だったのだ。






京太郎「馬鹿野郎……そんな事したって……宥さんは喜ばねぇってのによ……!」


グレサ「……ご主人、デスザウラーがパワーダウンを引き起こしている」

京太郎「くっ……!」


見ればデスザウラーはその内部が所々鮮血のように紅く輝きもがき苦しんでいた。

同時に奴から感じていた圧倒的なプレッシャーが薄れるのを感じる。



ジェノ「残酷かもしれない……けど、この状態が何時まで続くかもわからないわ」

ジェノ「だからすぐに……攻撃をッ!」


京太郎「っ……了解だっ!」

京太郎「宥さんッ!」



宥「大丈夫……ぐすっ……だよ」

宥「わかっている……から、アンちゃんの犠牲を無駄にしないためにも……」

宥「今……ぐすっ……私は前に進まないと行けないって事くらい……わかっているから」キッ

宥「だから……この涙の続きは戦いが終わってからっ!」ゴシゴシ



宥「何時か……どれさだけ未来になるかわからないけど、アンちゃんは私の妹になるって決まったから…!」

宥「その時に再会すれば、いいからっ……!」


宥「アンちゃんが残してくれた力と……京太郎君と一緒に私は今を戦い抜くっ!」

ブレイカー「グォォォォォ!!」



宥の決意に呼応するようにブレイカーが勇ましく吼える。

だが、その声は少しだけ悲しげだった。

ヒルツ「やってくれたな……アンビエントッ!」


デスザウラーの各部が悲鳴をあげているのがわかる。

恐らくアンビエントの目論見通り再生機能を始めとした一部の機能が使用不可能になっているのだろう。


ヒルツ「よくも……よくもォォ!」




京太郎「ヒルツ……」

ヒルツ「」ゾクッ


京太郎が静かにヒルツの名前を呼ぶ。


一瞬、ほんの一瞬だがヒルツはその声に怯えた。


ヒルツ「だが……例え再生能力が使えなくとも重装甲や荷電粒子砲は健在だッ!」


ヒルツ「これさえあれば貴様らを滅ぼす事など容易に…」


京太郎「それがどうしたッ!?」

ヒルツ「ッ!?」


京太郎「ヒルツ、今からもう一度その身に叩き込んでやるッ!」

京太郎「ゾイドの愛し方を……!」


京太郎「そして……俺達の反撃をなッ!」


最終話 「明日への帰還 Episode Of Side K」



BGM  いつか来るべき日のために
ttps://www.youtube.com/watch?v=ZkmRMsbhjSo

ヒルツ「い、いくら虚勢を張ろうが貴様らがたった2機である事に変わりはないッ!」

ヒルツ「ふはっふはははははっ!」


ヒルツ「そうだ…かつて惑星の全てのゾイドをたった滅ぼし、世界を終焉に導いたデスザウラーが2機で止められるはずがないッ!」






◇一定のターン数が経過したためイベントが発生します。




???「たった2機なら、なッ!」

???「それはどうやろうなぁ?ヒルツッ!」


直後、側面より複数の砲火がデスザウラーへと直撃する。



ヒルツ「馬鹿なッ……帝国と共和国の部隊は先の荷電粒子砲で後退したはずでは…!?」



◇怜の搭乗ゾイドが隠しゾイドである【ライガーゼロ・イクス】のため【園城寺怜の増援】イベントが発生しました。


◇バン及びレイヴンが覚醒済みのため【バン・フライハイトの増援】及び【レイヴンの増援】イベントが発生しました。


◇爽のエンディングを閲覧済みかつ、【???】のフラグを一定以上満たしているため【獅子原爽の増援】イベントが発生しました。




怜「京ちゃんごめんな…遅れてもうたわっ…!」


バン「すまねぇ京太郎!デスザウラーに呼応して新たに出現したスリーパーの大軍に絡まれて遅れちまったッ…!」

レイヴン「京太郎!もうちょっとでやえ大佐達、そして荷電粒子砲の被害から再編の済んだ両軍の増援が来るぞッ!」

爽「それまで何としても持ちこたえるよっ!」

誤字です。

ゾイドをたった滅ぼし ×

ゾイドをたった一機で滅ぼし ○

です。
失礼しました。

◇覚醒イベント等により最終決戦仕様、或いは覚醒状態となった事で一定以上の速度に達した高速ゾイドが援軍として参戦しました。


咲「と、怜さんまでっ!?どうして……!?」

怜「よっ、咲ちゃんっ」ニコッ


怜「カピーで触手プレイなんて随分とレベルが上がったなぁ」ニヤニヤ

咲「ち、違いますっ!」カァァ

怜「と、まぁ冗談はさておいて」スツ


怜「そんなんうちの大事な幼馴染の京ちゃんと咲ちゃんを助けに来たに決まっとるやろ?」ニコッ

咲「それでこんな危険な所に……?」

怜「せやせや。うちは大事な存在を護るためなら何でもするでぇー?」


怜「まっ、そういう事やからゾイドイヴを止めるのはもうちょっと待ってなぁ」

怜「今うちらが、奇跡ってのも起こしたるから、な」ニヤリッ

咲「怜さん………けど」チラッ

カピー「カピッ♪」コクン


咲「……わかりました、信じます皆をっ!」


そう言うと咲とカピーが何かの行動を開始する。

怜「それでこそ咲ちゃんやでっ♪」


ヒルツ「ほぅ、園城寺怜にバン・フライハイト、獅子原爽…そしてレイヴンか」

ヒルツ「くっくっく、何事かと思えばたった4機の増援とはなァ!」

ヒルツ「たった4機増えた所では無駄だ!」


ヒルツ「……ちょうどいい、ガーディアンフォースの主力である貴様達をここで一網打尽にすれば惑星の終焉という計画がより早まる」

ヒルツ「纏めて殺してやろうではないかァァ!」



京太郎「へっ……出来る物ならッ!」

怜「やってみるとええでっ!」




ドクン


ドクン





◇スキル【破滅吹き払う希望の蕾】が完全復活しました。



京太郎「さぁ、行くぜ皆!」

京太郎「攻撃開始ッ!」

◇戦闘判定を行います。


◇ターン数に応じてイベントが発生します。


京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP7300(超合金Z、流星補正+1800)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+200+200+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+200+200+255+200+↓2 コンマ下二桁×2+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:拡散荷電粒子砲:無制限)+(スキル:石破天驚ゴッドクロー:使用不可)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残0)+(スキル:破滅吹き払う希望の蕾)150+(スキル:白き流星、夜を切り裂いてLV5・改)400+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改:使用不可)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み:使用不可)1.5

宥 判定 ジェノブレイカー(最終決戦仕様) HP3400(紅き流星補正+300)
 (宥操縦値161+ジェノブレイカーの意思100)261+300+300(ジェノブレイカー(最終決戦仕様)機体値)240+300+300+↓3 コンマ下二桁×2+(特殊スキル:アンビエントの残適)×2.5(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル;エクスブレイカー:無制限)+(スキル:フリーラウンドシールド)+(スキル:紅き流星、夜を切り裂いて)600

ジェノブレイカー所持スキル5
 【アンビエントの残適】
 自身の生命と引き換えに希望を紡いだアンビエントが宥とジェノブレイカーへと残していった自身の力の結晶と思いの残適。  
 それはアンビエントが居なくとも宥とジェノブレイカーへ、自身が融合している時と同等の強化を「付与する。
 それにより自身の最終値へと2.5倍の補正をかける。

 
怜 判定 ライガーゼロ・イクス(最終決戦仕様) HP2400(Z・Oアーマー補正+400)
 (怜操縦値168+ライガーゼロの野生体の意思75)243+(ライガーゼロ・イクス機体値)250+↓4 コンマ下二桁+(未来改変)×4+(スキル:受け継ぎし力:駆け抜ける漆黒の幻影:残2)+(スキル:破滅吹き払う希望の蕾)150+(スキル:ストライクレーザークロー残4)+(スキル:スタンブレード:残3)+(スキル:エレクトロンドライバー:残3)

バン 判定 ブレードライガーBS AB仕様(最終決戦仕様) HP4200(Z・Oアーマー補正+200)
 (バン操縦値)250+200+250+(ブレードライガーBS機体値)280+200+250+↓5 コンマ下二桁+(スキル:ブレードアタック:無制限)+(スキル:AZハイデンシティビームキャノン:無制限)+(スキル:ブレードライガーBS専用Eシールド)+(スキル:真・不屈の英雄:残1)7500+(スキル:真・閃光の英雄)7200+(スキル:???)200+(特殊スキル:ジークLV4)500

レイヴン 判定 ジェノブレイカー・ジェット(最終決戦仕様) HP3500(シャドー補正+500)
 (レイヴン操縦値)260+300+300+200(ジェノブレイカー・ジェット機体値)220+300+300+200+↓6 コンマ下二桁+(スキル;収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:収束荷電粒子砲最高出力照射:残1)+(スキル:エクスブレイカー:無制限)+(スキル;変革の心)×4+(帝国最強のゾイド乗り)+(スキル???)200+(特殊スキル:シャドーLV4)600

爽 判定 ライガーゼロ(素体) HP1200(ハイブリットアーマー補正+200)
 (爽操縦値162+ライガーゼロの完全野生体の意思150)+312+100+300+65+(ライガーゼロ(素体)機体値)200+300+100+65↓7 コンマ下二桁+(スキル:ストライクレーザークロー:残4)+(真紅の獅子王LV4・改)300+(完全野生体ゾイドの意思)+(スキル:Ultimate X)???


真・デスザウラー判定 HP???
 (真・デスザウラーの破滅の意思900+ヒルツ操縦値100)1000+(真・デスザウラー機体値650+真・デススティンガー機体値350)1000+↓1 コンマ下二桁+(スキル:大口径荷電粒子砲」無制限)+(スキル:フルブロック)+(スキル:超再生:使用不可)+(スキル;デスザウラー専用Eシールド:使用不可)+(スキル:歪められし破滅の意思)×4


◇真・デスザウラー所持スキル1
 【大口径荷電粒子砲】
 オリジナルのデスザウラーが持つ、最大にして最強の荷電粒子砲。
 その威力は凄まじく一撃で都市や大部隊を消滅させる。
 さらに弱点だった荷電粒子吸入口が荷電粒子コンバーターへと進化した事でその威力は跳ね上がっている。
 それにより自身の判定値に10倍の補正をかける。
 また、ありとあらゆるシールドスキルや装甲スキルを貫通する。

◇真・デスザウラー所持スキル2
 【フルブロック】
 オリジナルのデスザウラーがヒルツの持つ古代ゾイド人の力と融合した事で獲得したスキル。
 ゾイドは本能的にデスザウラーに怯え、パイロットはヒルツの力に遮られ本来の力を発揮する事が出来ない。
 それにより一部を除く敵対する存在の全てのスキルを完全に使用不能にする。
 

(失礼、スキルは自動使用です。エネタンとか使うのであればエネタン使用と書いてもらえれば京ちゃんの使用判定とします)



安価なら↓

すいません、安価埋まるまで時間要ると思うし、ちょっと集中力が途切れてきたので少しだけ休憩します。

申し訳ない。

ソロモンよ、私は帰ってきたァ!


>>892
今日中に完結すると言ったな?あれは嘘だ。(プロットに肉付けしていたら筆が止まらなくなって予想以上に長引きました。申し訳ない)

あと明日は色々と外せない用事があるので始めれても21時くらいになるかもしれません。
確定次第時間はここへ書きますが。

では、お待たせしました。再開します。

対デスザウラー専用BGM SKILL
ttps://www.youtube.com/watch?v=Mt2Z0jKcddw




ヒルツ「消しとべェェェェェ!!」



京太郎の号令と同時にデスザウラーから上空のリングへと向けて荷電粒子砲が発射される。


京太郎「全機散開しろッ!」

京太郎「さっきのアレが来るぞッ!」


恐らく上空で荷電粒子砲は夥しい数へと拡散し、あの一撃で惑星ZI全土に破壊と死を振りまいた一撃が来る。

故に京太郎は即座に全機を密集陣形から散開させた。


怜「安心してええで、京ちゃん」ニコッ


静かに京太郎へと向けて微笑んだ怜の目は淡く緑色に輝いていた。


京太郎「な、なんでお前未来を創る能力が使えて…!?」

怜「元々この力の拠はゾイドイヴやったからな、多分そのゾイドイヴが今目の前にあるからうちの力が強まってるんやろうな」

怜「さてと………視えたでっ!」キュピン



怜「着弾予測……いや着弾確定地点や」ニヤリッ


京太郎「全機!怜の送った座標データを元に回避行動ッ!」



バン「了解だぜッ!」

レイヴン「本当に君の周りには良いゾイド乗りが揃っているな、京太郎ッ!」




直後、数百にも及ぶ荷電粒子砲の雨が上空より京太郎達へ向けて降り注ぐ。
その一本一本が一撃でありとあらゆる存在を蒸発させる威力を誇る。




だが



京太郎「当たってたまるかよッ!」

爽「着弾地点がわかっていればどんな攻撃でもなぁ!」

宥「当たらなければどうという事はない、よ」ニコッ



ヒルツ「馬鹿な……この一撃を全弾一発も掠る事すら無く回避した……だと……?」

ヒルツ「園城寺怜の口先だけでしかないかも知れない未来を……信じた結果だとでも……!?」


京太郎「そうだッ!俺は怜の信じた未来を信じるッ!」

京太郎「それだけだッ!」


ヒルツ「そ、その上何故貴様らはデスザウラーの前でそのような動きが出来るのだッ!?」

ヒルツ「まるで私とデスザウラーの力による支配が通じていないかのように……!」

バン「通じていないぜ!ヒルツッ!」

ヒルツ「なん……だと……?」


バン「俺にはジークが!」

レイヴン「俺にはシャドーが居るッ!」

宥「アンちゃんが残してくれた力があるからっ!」


爽「装甲やパーツがある状態ならともかく素体となり、完全に野生の本能で動いている私とライガーにそんな支配とやらが通じるかよっ!」


怜「そういう事やで、ヒルツッ!」

ヒルツ「あ、あり得ん…ありえグォオオオォォォォ!?」



レイヴン「驚愕するのはいいが、動きが鈍っているぞ、ヒルツ!」ニヤリッ


唖然とし、動きが停止したデスザウラーへと容赦なく宥、レイヴンの荷電粒子砲が突き刺さる。


宥「京太郎君は怜ちゃんが持ってきたエネルギータンクで今のうちに補給をっ!」

京太郎「了解ですッ!」



ヒルツ「ほ、補給などさせ……グァァァ!?」


怜「妨害なんてさせへんっ!」


京太郎の補給を阻止しようと動き始めたデスザウラーへと怜、バン、爽のブレードが爪が牙が高速で続けざまに叩き込まれる。


その余りの速さに一瞬だけデスザウラーが防戦一方になる。


そしてその一瞬で京太郎には十分だった。

京太郎「……よしッ!補給完了です!」


宥「了解だよっ!」



京太郎の声に呼応して全機が反撃を警戒するという意味も含め一度後退し、再度陣形を組み直す。


怜「さて、京ちゃんの補給も終わった事やし覚悟するとええで、ヒルツ?」ニヤリッ


ヒルツ「ぐっ……!」ギリッ



◇戦闘判定

京太郎 判定
0+0=0

◇【大型エネルギータンク】により全スキルの残数が全回復しました。


宥 判定
261+300+300+240+300+300+77×5+600×2×2.5=44450

怜 判定
243+250+95×5×2+150×4=24120

バン 判定
250+200+250+280+200+250+71×5+7500+7200+200+400=22805

レイヴン 判定
260+300+300+200+220+300+300+200+1×5+200+600×4=44820

爽 判定
312+100+300+65+200+300+100+65+67×4+300×8=50688



合計判定値 186883!


デスザウラー 判定
1000+1000+87×10×4=83480


京太郎隊の攻撃確定!



デスザウラー残HP813116!





◇一定ターン経過時にデスザウラーの残HPが減少しているためイベントが発生します。


咲「すごい……たった6機でデスザウラーに傷を負わせた……!」

咲「これなら……!」パァァ


京太郎「へへっ、言っただろう咲?」ニヤリッ

京太郎「やってみなくちゃわからない、俺達はまだ諦めていない、ってなッ!」

咲「その……京ちゃん、今からそっちに行ってもいいかな?」モジモジ


咲「京ちゃんの信じたデスザウラーという絶望へ抗う希望を……私も信じてみようと思うのっ…!」







◇重要安価判定




1:咲を受け入れる



2:危険だからと言って拒絶する




↓3分で最多で判定

◇重要安価判定


1:咲を受け入れる



京太郎「来いよ、咲ッ!」

怜「遠慮はいらへんでっ!」


咲「京ちゃん……怜さんっ……!」ビワッ


咲「ありがとう……そして……」


咲「ただいまっ!」

カピー「なのですっ!」ニコッ

咲「フィーネさんっ!」

フィーネ「ええっ!行きましょうっ!」ニコッ



咲がそう言うのと同時に、フィーネと共に二つの光の筋へと変わり、一方はバンのブレードライガーへ。

そしてもう一方は京太郎のシュトゥルム・フューラーへと融合を果たす。



京太郎「カピーっ!?」クルッ

後部操縦席に気配が増えたのを感じる。

実際は別れてからそれ程時間が流れて居ないにも関わらず、まるで長い事会っていなかった感じがした。



グレサ「せ、狭いっ……!」ギューギュー

咲「く、くるひぃ……助けて京ちゃん……」ギューギュー

カピー「一人用の操縦席に3人でもきついのにご主人様まで来たから…!」ギューギュー

いくら咲が小柄とは言え、ただでさえ人口密度の高かった後部操縦席は最早悲惨な密集具合になっていた。

だがその様子が微笑ましく、決戦だというのにも関わらず、一瞬だけ頬が緩んでしまう。


京太郎「ふっ……咲、こっちに来いよ」ポンポン


そう言って膝を叩く京太郎。


咲「ふぇ、ええええええぇ!?」

咲「わ、私が京ちゃんの膝の上になんて……!」カァァ

咲「きゅふ……きゅふふふふ……」モジモジ


京太郎「いいから来いっ!」ギュッ

咲「きゃっ…!」


モジモジしだして中々来ない咲に業を煮やした京太郎はギュッと咲を抱きかかえると自身の膝へと乗っける。


怜(うらやましい)

宥(あったかそう…)

カピー(うらやまなのです…)

ジェノ(いいなぁ……)

グレサ(うらやましいっ!)



京太郎「お前……前より軽くなったか?」

咲「……色々、あったからね」

京太郎「……そうか」


その表情と声色だけで何となくだが咲の言いたいことや感情が京太郎へと伝わった。
伊達に長年幼馴染をしていた訳ではないのだ。

咲「コホン」

咲「京ちゃん、怜さん今から私の持つもう一つの力を二人に開放するね」

咲「それは……」


ヒルツ「そんな事をさせると思っているのかァァァ!?」


咲がそう言いかけた所でデスザウラーが動き出し攻撃態勢を整える。



だが




宥「邪魔はさせないっ!」

爽「足止めは私達が行うッ!」

爽「だから今のうちにその力とやらを開放しなっ!」


爽「ライガーもその方が良いって言っているしなっ!」

ライガーゼロ「ガォォォォォ!!」


デスザウラーの前に宥と爽が立ちはだかり時間稼ぎを開始する。
2機では恐らく防戦一方になるだろうが、少なくとも多少の時間は稼げる。


それで十分だった。

咲「私の持つゾイドイヴの終わりと死司る力……そして!」

咲「人々の希望と絆という未来へ続く種を開花させる力!」

咲「今から二人の中に眠る希望の蕾……そしてもう京ちゃんとバンさんとレイヴンさんに眠る一つの種、どんな絶望という荒野にも咲き誇る花……それを開花させるよっ!」


京太郎「あの時3年前の帝都での決戦時に現れたお前がやったヤツか!?」

咲「そうだよ。あの子……今は私と同化している古代ゾイド人としての私」

咲「あの子は京ちゃん達のような希望を紡ぐ存在へと小さな種を植えた」

咲「咲き誇る可能性が限りなくプラスマイナスゼロに近い種を」


咲「だけどそれは京ちゃん達が引き起こした数々の奇跡によって生まれた人々の希望によって……今咲き誇るっ!」



咲「森林限界を超えた高い山のような絶望の先 そこに希望の花が咲くこともある」

咲「京ちゃんが紡いだ多くの希望と絆……そしてその中でも一際強く光り輝く20にも及ぶ希望と絆よっ!」

咲「さぁ……今こそ咲き誇れ!」

咲「嶺上開花っ!」




ドクン



ドクン



ドクン




京太郎「なんだ……この感覚……!」

怜「力が……力がこみ上げてくる……!」

咲「それが京ちゃんと怜さんの新しい力っ!」

咲「破滅の魔獣デスザウラーという高き山を超えて明日という希望へと繋がる……」


咲「破滅超え咲き誇る希望の花々!」



◇一定の条件を満たしたためスキルが【覚醒】します。


【破滅吹き払う希望の蕾】
 咲の力とカピーの力と怜の種によって目覚めた京太郎のスキル。
 その力は以前の物より遥かに強力になり、破滅へと抗う強い希望になる。
 それによりデスザウラーの因子を含むゾイドと敵対時自身の判定値に+100の補正をかける。
 また怜が同じ戦場に存在し2つの希望が揃う場合さらに+50の補正をかける。


 以上のスキルが



 【破滅超え咲き誇る希望の花々】
  咲の力とカピーの力、そして数多くの希望と絆によって覚醒した最終スキル。
  その力は圧倒的であり、立ちはだかる絶望を超えていく強い希望となる。
  それによりデスザウラーの因子を含むゾイドと敵対時、自身の最終値に2倍の補正をかける。
  また怜が同じ戦場に存在し2つの希望が揃う場合、さらに1,5倍の補正をかける。




◇以上に変化しました。

これが一切のエンディング補正のない状態です。

◇怜のゾロ目専用エンディングを見ているためスキルに大幅な補正がかかります。

◇玄のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇宥のゾロ目専用エンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇竜華のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇憧のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇小蒔のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇淡のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇照のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇衣のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇穏乃のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇やえのゾロ目専用エンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇咏のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇憩のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇爽のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇由暉子のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇透華のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇はやりのエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇健夜のエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇ネリーのエンディングを見ているためスキルに補正がかかります。

◇相棒との好感度が一定以上のためスキルに補正がかかります。

透華もゾロエンドだった気がするけど、関係ないのかな?

 
◇京太郎所持スキル
 【破滅超え咲き誇る希望の花々LV20】
  咲の力とカピーの力、そして無数の希望と絆、そして一際強い多くの絆によって覚醒した最終スキル。
  その力は圧倒的であり、立ちはだかる絶望を全て吹き飛ばし、希望を紡いで行くだろう。
  それによりデスザウラーの因子を含むゾイドと敵対時、自身の最終値に5倍の補正をかける。
  また怜が同じ戦場に存在し2つの希望が揃う場合、さらに3倍の補正をかける。
  さらに敵が【Grandmaster】が含まれる名前のスキルを所持していた場合コンマの無効化判定を60軽減する。

◇怜所持スキル
  【破滅超え咲き誇る希望の花々LV20】
  咲の力とカピーの力、そして無数の希望と絆、そして一際強い多くの絆によって覚醒した最終スキル。
  その力は圧倒的であり、立ちはだかる絶望を全て吹き飛ばし、希望を紡いで行くだろう。
  それによりデスザウラーの因子を含むゾイドと敵対時、自身の最終値に5倍の補正をかける。
  また京太郎が同じ戦場に存在し2つの希望が揃う場合、さらに3倍の補正をかける。
  さらに敵が【Grandmaster】が含まれる名前のスキルを所持していた場合コンマの無効化判定を60軽減する。

◇以上に変化しました。

>>915
このスキルへゾロ目の影響があるのは一部のメンバーだけですね。

◇【???】が6/6に達している及びバンとの戦闘に勝利している及びレイヴンが仲間のためイベントが発生します。




ttps://www.youtube.com/watch?v=07cNDoNinww







咲「そして、これがもう一つの希望っ!」

咲「二人の希望の花が咲き誇る時…今、その希望に照らされもう一つの花も花開く!」


咲「どのような野や荒野にも咲き誇る強く気高い花……!」


咲「自由と勇気、そしてあくなき探究心を持つ者だけがその種を得ることが出来る…」


咲「その力の根源は、疾風の風、無限に流れる雲、そして永遠にあくなき冒険!」


咲「Wild Flowers!」



◇バンのスキルが【覚醒】します。


◇バン所持スキル
 【Wild Flowers:冒険】
 バンの持つ冒険と明日を愛する心から開花した新たなスキル。
 それは一人の英雄の生ける伝説。
 それにより自身の操縦値と判定値と最終値にそれぞれ400の補正をかける。
 またHP0時に一度だけHP1の状態で踏みとどまる。
 さらに同じ戦場に【Wild Flowers】を持つ者が居る場合最終値に2倍の補正をかける。


◇レイヴンのスキルが【覚醒】します。

◇レイヴン所持スキル
 【Wild Flowers:雲】
 レイヴンの持つ雲と未来へと進む心から開花した新たなスキル。
 それは一人の英雄の生ける伝説。
 それにより自身の操縦値と判定値と最終値にそれぞれ400の補正をかける。
 またHP0時に一度だけHP1の状態で踏みとどまる。
 さらに同じ戦場に【Wild Flowers】を持つ者が居る場合最終値に2倍の補正をかける。


◇京太郎のスキルが【覚醒】します。

◇京太郎所持スキル
 【Wild Flowers:風】
 京太郎の持つ風と希望を信じる心から開花した新たなスキル。
 それは一人の英雄の生ける伝説。
 それにより自身の操縦値と判定値と最終値にそれぞれ400の補正をかける。
 またHP0時に一度だけHP1の状態で踏みとどまる。
 さらに同じ戦場に【Wild Flowers】を持つ者が居る場合最終値に2倍の補正をかける。




◇以上のスキルが【覚醒】しました。


バン「全身に力が……みなぎるようだぜ!」

レイヴン「これが……俺達の新しい力…!」


怜「京ちゃん……」コクッ

京太郎「ああ……!」


京太郎「さぁ行こうぜ、バン、レイヴン、怜」スッ


京太郎「そして咲、グレサ、ジェノ、カピー!」クルッ

グレサ「ええっ!」グッ

ジェノ「カピーの力でいつも通り…いえ。いつも以上に動けるわ!」

カピー「さぁ、行くのですよ京太郎お兄ちゃんっ!」


京太郎「おうっ!」

京太郎「特に咲はしっかり捕まってろよッ!」

京太郎「俺の操縦は……荒っぽいぜッ!」

咲「う、うんっ!」ギュzツ


京太郎「宥さんと爽さんは一度後退をッ!」

京太郎「俺達が前衛を努めますッ!」



京太郎「……よし、全機総攻撃、開始!」


ヒルツ「そ、そのような虚仮威しが私に通用するとでも思っているノカァァァッ!?」

◇戦闘判定を開始します。

◇カピーのマイナスステータス解除能力により、全スキルの使用が可能となります!

◇スキルが自動使用されます。



京太郎 判定 シュトゥルム・フューラー HP7900(超合金Z、流星補正、カピー+230000)
 (京太郎操縦値300+恋慕の意思200)500+200+200+200+400+255+200+(シュトゥルム・フューラー機体値400+200)600+200+200+200+400+255+200+↓2 コンマ下二桁×2+(スキル:収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:拡散荷電粒子砲:無制限)+(スキル:石破天驚ゴッドクロー:無制限)+(スキル:シュトゥルム・ブースター:残3)+(スキル:破滅超え咲き誇る希望の花々)×15+(スキル:白き流星、夜を切り裂いてLV5・改)400+(スキル:受け継ぎし力:ハイのお兄さんLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:Cat ChamberLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:GrandmasterLV4・改)+(スキル:受け継ぎし力:執事の嗜み)1.5+(特殊スキル:Wild Flowers:風)×2

◇京太郎所持スキル
 【Wild Flowers:風】
 京太郎の持つ風と希望を信じる心から開花した新たなスキル。
 それは一人の英雄の生ける伝説。
 それにより自身の操縦値と判定値と最終値にそれぞれ400の補正をかける。
 またHP0時に一度だけHP1の状態で踏みとどまる。
 さらに同じ戦場に【Wild Flowers】を持つ者が居る場合最終値に2倍の補正をかける。

怜 判定 ライガーゼロ・イクス(最終決戦仕様) HP2400(Z・Oアーマー補正+400)
 (怜操縦値168+ライガーゼロの野生体の意思75)243+(ライガーゼロ・イクス機体値)250+↓3 コンマ下二桁+(未来改変)×4+(スキル:受け継ぎし力:駆け抜ける漆黒の幻影:残2)+(スキル:破滅超え咲き誇る希望の花々)×15+(スキル:ストライクレーザークロー残4)+(スキル:スタンブレード:残3)+(スキル:エレクトロンドライバー:残3)

◇怜所持スキル
  【破滅超え咲き誇る希望の花々LV20】
  咲の力とカピーの力、そして無数の希望と絆、そして一際強い多くの絆によって覚醒した最終スキル。
  その力は圧倒的であり、立ちはだかる絶望を全て吹き飛ばし、希望を紡いで行くだろう。
  それによりデスザウラーの因子を含むゾイドと敵対時、自身の最終値に5倍の補正をかける。
  また京太郎が同じ戦場に存在し2つの希望が揃う場合、さらに3倍の補正をかける。
  さらに敵が【Grandmaster】が含まれる名前のスキルを所持していた場合コンマの無効化判定を60軽減する。

バン 判定 ブレードライガーBS AB仕様(最終決戦仕様) HP4200(Z・Oアーマー補正+200)
 (バン操縦値)250+200+250+400+(ブレードライガーBS機体値)280+200+250+400+↓4 コンマ下二桁+(スキル:ブレードアタック:無制限)+(スキル:AZハイデンシティビームキャノン:無制限)+(スキル:ブレードライガーBS専用Eシールド)+(スキル:真・不屈の英雄:残1)7500+(スキル:真・閃光の英雄)7200+(スキル:???)200+(特殊スキル:ジークLV4)500+(特殊スキル:Wild Flowers:冒険)×2

◇バン所持スキル
 【Wild Flowers:冒険】
 バンの持つ冒険と明日を愛する心から開花した新たなスキル。
 それは一人の英雄の生ける伝説。
 それにより自身の操縦値と判定値と最終値にそれぞれ400の補正をかける。
 またHP0時に一度だけHP1の状態で踏みとどまる。
 さらに同じ戦場に【Wild Flowers】を持つ者が居る場合最終値に2倍の補正をかける。

レイヴン 判定 ジェノブレイカー・ジェット(最終決戦仕様) HP3500(シャドー補正+500)
 (レイヴン操縦値)260+300+300+200400+(ジェノブレイカー・ジェット機体値)220+300+300+200+400+↓5 コンマ下二桁+(スキル;収束荷電粒子砲:無制限)+(スキル:収束荷電粒子砲最高出力照射:残1)+(スキル:エクスブレイカー:無制限)+(スキル;変革の心)×4+(帝国最強のゾイド乗り)+(スキル???)200+(特殊スキル:シャドーLV4)600+(特殊スキル:Wild Flowers:雲)×2

◇レイヴン所持スキル
 【Wild Flowers:雲】
 レイヴンの持つ雲と未来へと進む心から開花した新たなスキル。
 それは一人の英雄の生ける伝説。
 それにより自身の操縦値と判定値と最終値にそれぞれ400の補正をかける。
 またHP0時に一度だけHP1の状態で踏みとどまる。
 さらに同じ戦場に【Wild Flowers】を持つ者が居る場合最終値に2倍の補正をかける。


真・デスザウラー判定 HP813116
 (真・デスザウラーの破滅の意思900+ヒルツ操縦値100)1000+(真・デスザウラー機体値650+真・デススティンガー機体値350)1000+↓1 コンマ下二桁+(スキル:大口径荷電粒子砲」無制限)+(スキル:フルブロック)+(スキル:超再生:使用不可)+(スキル;デスザウラー専用Eシールド:使用不可)+(スキル:歪められし破滅の意思)×4

◇真・デスザウラー所持スキル1
 【大口径荷電粒子砲】
 オリジナルのデスザウラーが持つ、最大にして最強の荷電粒子砲。
 その威力は凄まじく一撃で都市や大部隊を消滅させる。
 さらに弱点だった荷電粒子吸入口が荷電粒子コンバーターへと進化した事でその威力は跳ね上がっている。
 それにより自身の判定値に10倍の補正をかける。
 また、ありとあらゆるシールドスキルや装甲スキルを貫通する。

という所で眠気が限界なのと明日は早いのでこれまでとします。

多分もう京ちゃんは私の手の届かない所に行っちゃいました。(補正イベント満たしすぎてラスト目前だし数値計算放棄)
もしこの判定でデスザウラーがHP0になった場合でも他のキャラの見せ場のために無理やりヒルツにはサンドバックとしてくいしばってもらいましょう(悪鬼スマイル)

多分明日で今度こそ終了できるかな、って思っています。

スキル【Wild Flowers】の元ネタは分かる人は多分ニヤリと出来るかも。

ではでは長時間お付き合いありがとうございました。
質問などありましたらご自由にどうぞ。

お疲れ様でした。

(なんかゾロでてるけど)私のレスは安価↓です。

失礼しました。
眠気で書き忘れてた…



いや、クッソ懐かしかったわ
BD-BOX買うかなぁ・・・

ざっと計算してみたけど、間違ってないなら京ちゃん今回ので600万とか出てない?
え、600万? 俺の頭がおかしくなったのかな……

素の判定値が4010+86で4096。それに石破天驚爪とブースターと嶺上開花で180倍?
更にCCと執事と野に咲く花が乗って9倍……だったかな
うん、なにこれ。感無量だわ

俺の計算が正しければ……って言ういっそ間違ってて欲しいレベルなんだが

狂ちゃん一人で1500万超えてるんだけど(白目)

>>927


補正が色々とおかしくない?

1 フューラーのHP補正
2 宥が居ないのに+400となってる流星補正
3 レイブンのルシファーブレード


後 説明が無いから色々と分からない補正が数々在るので後で説明をお願いします

こんなとんでもダメージを与えてもアンが犠牲になってなければ即時回復されていたって思うとな…

バンとレイヴンのスキルにまだ???があるけどこれは明かされないんかな

次スレで、完結だね。

次スレは最終戦続き、約束の遂行、エピローグ、エンディングのための殴り合い…色々あるな

最後の真エンディングだけはここの住人でも流石に意見割れそうだな
俺はあわあわか怜で迷ってる

お祭り騒ぎになりそうだな
きっと楽しいぞ、すごく

俺は真エンディングは宥姉と怜とアコチャーで悩んでいる

帰りました。


用事が思ったより立てこんでしまいました。
申し訳ない。

>>934
是非買いましょう!
あれは良い物だ!

>>936
……(目反らし)

>>940
エンディングはかなーり初期の方に言った記憶がありますが想定では10人前後でしたので本当に予想外です(もっとキャラ人気割れたり教本やらショップが利用される予定だったので)

>>943
本当に京ちゃんじゃなくて狂ちゃんじゃないですか、やだー……

>>945
宥姉は一度下がっているだけで同じ戦場に居るので白き流星が発動します。
ちょっと確認出来ませんがフューラーのHP補正はこちらの明記ミスっぽいですね。
ルシファーブレードに関しては引用元を間違ったこちらの完全なミスです。
失礼しました。

スキルに関してはUltimateXや???のように意図的に説明していない物もあるので何とも言えませぬ。

>>946
そういう事ですね。
いくらケタ違いのダメージを与え続けても蘇生するので、その内荷電粒子砲を上空に撃たれて惑星が滅んでます。

>>950
ごめんなさい、???はWild Flowersですね。
眠気によるこちらの修正ミスです。
失礼しました。

>>951 >>952
このままいけばそうなりますねー

>>953 >>954 >>955
全ては安価の赴くままに!


多忙の関係で予告出来ていませんが、人が居れば始めて行こうと思います。
このままデスザウラー倒れた場合マッドサンダーとか他のヒロイン勢が流石に悲惨過ぎるので、1期最終回のデスザウラー戦同様に食いしばってもらいます。


では恐らく本編ラストの俺を斬れる者はおるかぁ!?(人居ますか?)

【咲安価】京太郎「これがゾイド!」怜「最終話、しっかり決めるで京ちゃん!」18機目
【咲安価】京太郎「これがゾイド!」怜「最終話、しっかり決めるで京ちゃん!」18機目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422187515/)

という事で念のため次スレを立てておきました。
あちらでもよろしくお願いします。


では、始めましょう!

デスザウラー戦 専用BGM2 GONG
ttps://www.youtube.com/watch?v=KeEkUC44b5c


◇戦闘判定



ヒルツ「貴様らに今度こそ見せてやろうッ…!」

ヒルツ「世界すら容易に滅ぼす事が可能なデスザウラーの荷電粒子砲の威力をォォ!」



怜「京ちゃん、来るでっ!」キュピン


京太郎「ああッ!」


ヒルツ「……死ねェェェェェ!!!」



背部の荷電粒子コンバーターを全力で稼働させ、その体躯から荷電粒子が漏れ出る程にエネルギーをチャージしたデスザウラーが荷電粒子砲を放つ。

その余りの出力に直撃していないにも関わらず、周囲のビルが溶解していく。


バン「言っただろう、ヒルツッ!」

レイヴン「いくら出力を上げようが、当たらなければどうという事はないッ!」


4機のゾイドはその一撃をカタログスペックを遥かに凌駕した動きで完全に回避する。



ヒルツ「あ、ありえん……私の荷電粒子砲を一度ならず二度までもッ……!?」

レイヴン「行くぞ、バンッ!」

バン「了解だぜッ!レイヴンッ!」


バン「ジーク!ブレードアタックだッ!」

ジーク「ギュオオオオ!!」


レイヴン「シャドー!ルシファーブレードを使うぞッ!」

シャドー「ガォォォォォ…!」


蒼と黒、それぞれのゾイドがデスザウラーへと接近すると同時にシールドとブレードを全面に集中する。


ヒルツ「このデスザウラーに接近戦を挑むなど愚かなァ!」


デスザウラーの巨大な尾、荷重力衝撃テイルが風を切り裂きながら振るわれる。

だが、デスザウラー本体のパワーと巨体さと相まって必殺の破壊力を持つソレにバンとレイヴンは即座に反応し回避する。



ヒルツ「ば……馬鹿な、人間が反応出来る速度ではッ!」


バン「ウォォォォォォ!!」

レイヴン「貫けェェェェェ!!」



ズバッ


直後、2機が通過し一拍を置いてデスザウラーの巨大な右腕が重力に引かれ落下を始める。

二人の驚異的な操縦技量はデスザウラーの腕部の関節部やほんの僅かな装甲の隙間をピンポイントで切り裂いていた。

ヒルツ「私の……デスザウラーの右腕が……」

ヒルツ「切り裂かれた……だと……?」


ヒルツが愕然とした様子で呟く。


怜「ふふっ、左腕だけじゃないでっ!」ニヤリッ


ズルッ


光学迷彩を使用しいつの間にか肉薄していたイクスがデスザウラーの肩より飛び降り着地をするのと同時に、追い打ちのように左腕までもが落下していく。


ヒルツ「この出力……馬鹿なッ!?」

ヒルツ「奴らの力が……先程までとは比べ物にならなくなっているッ!!」

ヒルツ「一体奴らに何が起きているのだッ!?」



京太郎「教えてやるよ、ヒルツ!」

ヒルツ「須賀京太郎ッ!」クルッ



グレサ「ご主人、荷電粒子砲のチャージ完了よっ!」

ジェノ「ふふっ、怜達に気を取られてくれたおかげで楽だったわね」ニヤリッ


京太郎「咲や大事な仲間達がくれた……奇跡ってやつが起きているんだよッ!!」


京太郎の叫びと同時にシュトゥルム・フューラーから荷電粒子砲が放たれる。


ヒルツ「ひぃっ……!」

◇戦闘判定

バン 判定
250+200+250+500+280+200+250+400+88×6+7500+7200+500×2=59816

レイヴン 判定
260+300+300+200+400+220+300+300+200+400+79×3×3+600×2×4=222648

怜 判定
243+250+90×5×2×4×15=349800

京太郎 判定
500+200+200+200+400+255+600+200+200+200+400+255+86×5.5×2×2+400+840×1.5×3.5×15=6540345


合計判定値 7172609!



デスザウラー残HP0



◇特殊判定【デスザウラーの破滅の渇望】によりHPが30%回復します。

◇残HPが333333に変化しました。

京ちゃんの計算式の5.5×2×2ってゴッドクローとブースターと流星補正だよな?
となるとWild Flowersの最終値2倍補正が抜けてるから本当は1300万になると思うんだが……

その圧倒的な攻撃力によりデスザウラーの体勢が崩れ落ちていく。

その損傷は最早動ける物ではなく、コアも致命傷を受けているのは明白だ。


だがそれでもデスザウラーは動く。


バン「おいおい……」

バン「あいつはなんてあんな状態で動けるんだッ!?」


怜「この感じ……3年前の帝都での決戦と同じや」

宥「そう……あの時もデスザウラーは行動不能な損傷を負いながらもコアが完全に破壊されるその瞬間まで動き続けた」

京太郎「俺達を滅ぼそうとするその瞬間まで、な」ギリッ


レイヴン「なんて生命力なんだ…!」



ヒルツ「ガハッ…まさか貴様らの力がこれ程とはな……!」

ヒルツ「だがデスザウラーは完全にコアが崩壊しない限りィ!」

ヒルツ「ゾイドイヴの光がある限り絶対に倒れないのだァァ!!」


ヒルツ「くっくっく……いくら貴様らが力を発揮しようがデスザウラーのゾイドコアを通常の攻撃で完全に破壊できると思うなよ……!」

>>978
はい、1300万ですね(白目)

正直桁がでかすぎて計算ミスに気づけなかったです。
失礼しました…

???「なら……通常ではない攻撃ならどうかしらっ!?」


ヒルツ「グォォォォォ!?」



直後デスザウラーの側面、後方、上空、そして遠方より飛来した砲撃……


ありとあらゆろ攻撃が全方位からデスザウラーの姿を覆い隠す程に放たれる。




京太郎「その声はッ!」パァァ

怜「ふふっ、相変わらずの最高のタイミングやっ!」




◇一定ターンの経過によりイベントが発生します。

>>978宛てだが、わかりにくかったね。すみません
とはいえ、今までは基本的にダメージ大きくなる方を使ってたけど今回は低い方にしたのはなんでやろ、演出?

やえ「デスザウラー……いやヒルツッ!」

やえ「お見せしよう……王者の操縦をッ!」


やえ「ガーディアンフォースの全軍、並びに残存共和国軍、帝国軍の各機へ通達ッ!」

やえ「合図と同時にデスザウラーへ再度総攻撃を仕掛けるッ!」

やえ「京太郎大尉達の奮戦で装甲が裂け、一人の少女の犠牲で再生能力を喪失しパワーダウンを引き起こした今なら、通常兵器による攻撃も有効だッ!」

やえ「この戦いで散っていった数多くの仲間達の!友の怒りと無念をデスザウラーへの砲弾に乗せなさいッ!」

やえ「これは弔い合戦であり、我々人類の明日への戦いだッ!」

やえ「全機英雄達の後に続けェェ!!!」



 ウォォォォォォ!!!!



バン「これは……両軍共に撤退していったはずじゃ!?」

ハーマン『ふっ、やえ大佐の決死の覚悟と演説を聞いて兵士達が戦意を取り戻したんだよ』

ハーマン『数は減ったがここに居る兵士達のガッツは数十倍だぜッ!』


穏乃「お待たせ、京太郎ッ!」パァァ

憧「ふふっ、全員無事なんて最高よアンタ達っ!」ニコッ

玄「お姉ちゃん、京太郎君っ無事で良かったのですっ!」ジワッ


竜華「ええ加減永遠の眠りにつくとええで、破滅の魔獣ッ!」

憩「3年前の戦闘データと京太郎君達の戦闘データを元に真デスザウラーの装甲データの解析は終了していますぅ!」

憩「両軍の皆さんはこのデータを元に攻撃をっ!」


透華「最終決戦なんて目立ってなんぼですわっ!」

透華「弾薬代や修理費は全て龍門渕が持ちますわっ!」

透華「皆様、出し惜しみせずに攻撃をッ!」

>>990
(クローは別に使用箇所考えているので演出ですね)



咏「見せてやろうじゃないかぃ!迫り来る怒涛の業火ってヤツを!」


健夜「デスザウラー……私の中の何かが貴方を止めろって言っている」

健夜「だから……ここで滅ぼすよッ!」ゴッ!!!!

京太郎「皆ッ!無事で良かった……!」


由暉子「私達も居ますよっ!」

はやり「はややっ!ファンの皆を!京太郎君を守るために最前線に馳せ参じちゃったよっ☆」

真深「まふっふ~!さぁ最高に素敵なライブにしましょうっ☆」

由暉子「ハイのお姉さんが勢揃いですよ~っ☆」


京太郎「ユキだけじゃなくてはやりさんに真深さんっ!?」

京太郎「じゃあウルトラザウルスの管制には……」




シュバルツ『安心しろ、京太郎大尉』

シュバルツ『君を助けに前線へ行きたいというはやりの代わりに射撃管制には我々が入った』

アーバイン『相棒が動けねぇからなぁ!』

アーバイン『不本意だがこっから援護するぜッ!』


トーマ『これよりやえ大佐達が再度攻撃を開始する!』

トーマ『その隙にバンと共にウルトラザウルスへ戻ってこい京太郎ッ!』

京太郎「今からウルトラザウルスにか…?」


シュバルツ『我々に考えがある…!』ニヤリッ

そろそろ怪しいので次スレへ移行します

こちらは埋めて頂けると!

1000ならアコチャーが幸せになる展開に(オチ要員でもいいから)

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