チアキ「ハルカ姉さま、○○○とは何ですか?」part2 (54)

取りあえず、○○○を安価、後は流れ次第で出せれば安価出します

と言う訳で○○○の内容>>4

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420802101

野獣先輩

安価って難しいな、長く書ける予感がしない

取りあえず始める

チアキ「ハルカ姉さま、野獣先輩とは何ですか?」

ハルカ「え?」

チアキ「今日同級生が『野獣先輩って男らしいな!』と野獣先輩とやらを賞賛する話をしていたのですが」

チアキ「話を聞いていても良く分からず、ハルカ姉さまに聞いてみようという結論に至りました」

ハルカ「はあ、なるほど…」

チアキ「それで、野獣先輩とは何でしょうか?
    恐らく人物だとは思うのですが…」

ハルカ「うーん、私もわからないな」

チアキ「そうですか」

ハルカ「取りあえず、ネットで調べてみましょうか」

チアキ「はい」

チアキ「…AV男優? ホモビデオ?」

ハルカ(…チアキの同級生、なんて知識を持ってるのよ! ましてや男の子なんでしょ!?)

チアキ「あの、ハルカ姉さま。このAVとかホモとは…」

ハルカ「ごめん、それの回答はまた後日!」ピュ-

チアキ「あ…」

ちょっと聞きたいんだけど、一つのレスの分量ってどれくらいの方がいいの?

書き手の裁量次第なのか、それとも何か基準があるのか知りたい

自分が読み返して読みやすいと思うくらい。とりあえず、文量は今くらいでいいよ

-翌日-

ハルカ「はあ…」

マキ「ハルカー、どうしたの? またため息なんかついて」

アツコ「私たちにも話せなくて、ネットでも聞けなかったりするの?」

ハルカ「そんな事は無いんだけど…」

ハルカ「それじゃあアツコ、ちょっと相談に乗ってくれる?」

アツコ「うん、いいよ」

マキ「私はー?」

ハルカ「マキはちょっと遠慮して。後は人払いをお願い」

マキ「え~…」

アツコ「それじゃあ、ちょっと人通りの少ない所に行こっか」

書き貯めしてたり地の文多かったら比較的分量多いけど安価スレなら更新頻度の方が大事っぽい(大体5~20分くらいの範囲?)

>>10 ありがとう、じゃあそんな感じで続ける

ハルカ「…と言う事なんだけど、アツコはどうしたらいいと思う?」

アツコ「そっか、チアキちゃんがホモの世界に…」

ハルカ「ほんとどうしたらいいのかしら?」

ハルカ「なんとかごまかして、チアキにはこの事に触れないようにしてもらいたいんだけど」

ハルカ「ホモなんてアブノーマル過ぎるし、ちょっとねえ…」

アツコ「そんな事無いよ!」

ハルカ「えっ?」

アツコ「男同士で愛し合う事の何が悪いの!? それだって立派な愛の形じゃない!」

ハルカ「あ、その…」

アツコ「生物学的視点から見ても、女性が男同士の恋愛に興味を持つのは不自然な事じゃないし、ましてや誰かの愛を否定するなんて…!」

ハルカ「ご、ごめんアツコ、私が間違ってたわ!」

アツコ「…はっ!」

アツコ「ごめんなさい! つい熱くなっちゃって…!」

ハルカ「ううん、私もちょっと差別的な発言しちゃったし、本当にごめんね」

アツコ「う、うん…」

>>12 なるほど、まあそんなしょっちゅう安価出すつもりは無いからマイペースで行く

ハルカ「それにしても、アツコがそんなに熱弁している所、始めてみたわ」

ハルカ「その、ホモってそんなにいいものなの?」

アツコ「あ、えっと…」

アツコ「話してもいいけど、その…」

ハルカ「教えて欲しいな、アツコがそんなに夢中になる事って何なのか」

ハルカ「さっきあんな発言しておいて何だけど、友だちの好きな事だもの、頭ごなしに否定なんてしないわ」

アツコ「ハルカ…」

アツコ「わかった、じゃあさわりのところだけ…」

>>1はホモに関する知識はほぼ全く無いので、あくまで想像上の話になります。

ガチの人は不満が起こる部分もあるかもしれないが、勘弁して下さい。

ハルカ「な、なるほど…」

アツコ「それでね、野獣先輩って言うのはホモビデオの業界でも有名な人の一人なんだよ」

アツコ「ほんとに名前の通りの人って感じで、顔を見ただけでも…」

ハルカ「う、うん、よくわかったから、ちょっとトリップから戻って来てもらっていい?」

アツコ「…はっ! ごめんねハルカ」

アツコ「私って、こういう話になるとつい夢中になっちゃって…」

ハルカ「それだけ好きだってことだもの、恥ずかしがる事は無いわ」

アツコ「うん、ありがとう」

アツコ「あ、そうだ! せっかくだからハルカも見てみる?」

ハルカ「え?」

アツコ「ほら、チアキちゃんに説明するんだったら、やっぱり現物を見ておいたほうがいいと思うよ?」

ハルカ「確かに…。それじゃあお願いしていい?」

アツコ「うん! そしたら放課後、家に来て貰っていいかな?」

ハルカ「わかったわ」

ハルカ「…」

アツコ「ふう、ふう…」

アツコ「どうだった?」

ハルカ「…一言で表現すると、凄いわね」

ハルカ「体の大きな男の人が、あんな風に乱れるなんて」

ハルカ「それに攻める方も、なんかすっごく漢って感じで…」

アツコ「うんうん、始めてでそこまで共感できるのはいい事だよ」

アツコ「それで、チアキちゃんにはうまく説明できそう?」

ハルカ「あ、えーっと…」

ハルカ「それはちょっと無理かも。そもそも、チアキ相手に絡みのシーンを話すのは…」

アツコ「あ、そうだよね」

アツコ「それじゃあ、ホモに関しては男同士で恋愛する事」

アツコ「AVは男女のおかしな事に関するハウツーの教材だって言ってあげればいいんじゃないかな?」

ハルカ「ああ、なるほど…」

ハルカ「ありがとうアツコ、おかげで何とかなりそうよ」

アツコ「こちらこそ、私の趣味を理解してくれる人が出来て嬉しいよ」

アツコ「また今度、新しいのが手に入ったら一緒に見てくれる?」

ハルカ「いいわよ。でも、アツコについていくには時間がかかるかもしれないけど…」

アツコ「大丈夫、時間をかけて布教するから!」

ハルカ「うん。じゃあ、私はこれで失礼するわ。また明日、学校で」

アツコ「うん、またね!」

-みなみ家-

チアキ「…なるほど、そういう事でしたか」

ハルカ「納得してくれた?」

チアキ「はい、ありがとうございました」

チアキ「とすると、私がその知識を得るのはまだ早いようですね」

ハルカ「そうだね。前も言ったけど、おかしな事は大事な人と二人で覚えていかないと」

チアキ「はい、ハルカ姉さま」

チアキ「では、明日も学校があるので寝ます。おやすみなさい」

ハルカ「うん、おやすみ」

ハルカ「ふう…。今回は余計な手間がかかる事も無かったし、一件落着ね」

カナ「そうはいかないぞ!」

ハルカ「カナ! また変な事して引っ掻き回すつもり!?」

ハルカ「散々お仕置きしたのに、まだ懲りないのかしら?」

カナ「違う違う! 今回はそんなつもりは全く無いって!」

カナ「そうじゃなくて、ハルカにそういう感じの相談があるんだよ」

ハルカ「今回はって所が気になるけど…。まあいいわ、それでどんな相談?」

カナ「実は私の友だちにもホモが好きな奴がいるんだけど、かなりヤバくてさ…」

ハルカ「どんな感じ?」

カナ「何かそれっぽい場面に出くわすとすぐ興奮して、周りから見て引くぐらいの勢いになって…」

ハルカ「そうなの?」

ハルカ「まあでも、それくらいなら心配ないんじゃない?」

ハルカ「私にホモについて教えてくれた人も、すっごく興奮する性質だったけど、あくまで個人の趣味の範囲に留まってたし」

カナ「いやまあ、そんな感じだったらまだ良かったんだけどさ」

カナ「最近、『リアル野獣先輩を見てみたいわ…。いっその事近場から調達を…』なんて言い出したんだよ」

ハルカ「ああ、現実と創作の区別がつかなくなってるレベルか…」

ハルカ「表現規制派の主張にはよく上がるけど、本当にそういう人っているのね…」

カナ「そうだよ、どれくらい区別がつかない奴がいるかはわからないけど、少なくとも私の傍には一人いるんだ!」

カナ「それで、そいつを何とかして押さえ込んで、身の回りで起こる悲劇を未然に防ごうって思って…」

ハルカ「なるほど…」

ハルカ「わかった、協力するわ。私も、友だちや妹の友だちが変な目で見られるのにいい気分はしないし」

カナ「ほんとか? ありがとう、ハルカ!」

カナ「それで、今私が一番心配しているのは藤岡なんだ」

ハルカ「藤岡くん?」

カナ「ああ、あいつは男の割に消極的だし、そういうののターゲットになるんじゃないかって思って」

ハルカ「なるほど。確かに一理あるかも」

カナ「どうすればいいと思う?」

ハルカ「そうねえ…」

ハルカ「一番平穏に解決する方法としては、その子の欲求を解決してあげる事だと思うんだけど」

カナ「でもそれって、藤岡をそういう目に合わせるって事だろ?」

カナ「藤岡にそういう趣味があるならともかく、出来ればそういうのは避けて欲しい」

ハルカ「う~ん」

ハルカ「ここで色々考えるよりは、実際その子に会ってみた方がいいかもしれないわね」

ハルカ「明日、家に呼んで来てくれる?」

カナ「ああ、わかった」

-翌日-

カナ「連れて来たぞー」

???「あ、あの、よろしくお願いします…」

ハルカ「…どうして顔を隠して声も変えているのかしら?」

カナ「それが、何かカミングアウトするには勇気がいるとか何とか…」

ハルカ「そうなの…」

ハルカ「でも、それはちょっと悲しいかな」

ハルカ「だって、人に堂々と話せる程、自分の好きって気持ちに自信が持てないって事だもの」

???「すみません…」

ハルカ「あ、別に責めてるわけじゃないの、ごめんね」

ハルカ「それで、単刀直入に聞くけど、あなたは現実に野獣先輩のような絡みを見たいって事よね?」

???「はい! 荒々しく男性を犯す先輩と、それに感じてしまう姿を想像するだけで、もう…!」

カナ「お、おいケイ…じゃなかった、???!」

カナ「鼻血が出てるぞ少しは落ち着け!」

???「そう、そうよ、もっと責めなさい!」

???「口では嫌って言っても実際は…ふうっ」バタッ

カナ「おい、???、返事をしろ!」

ハルカ「う~ん、これは重症っぽいわね…」

ハルカ「やっぱり、実際やってもらった方がいい気がしてきた」

ハルカ「中途半端なものだと、かえって刺激しちゃいそうだし」

カナ「だが、藤岡は…」

ハルカ「わかってるわよ。ちゃんと藤岡くんを巻き込まない形で何とかするから、心配しないで」

カナ「ハルカ…。ありがとう」

ハルカ「どういたしまして。可愛い妹の為だもの」

ハルカ「真面目に勉強して家事のお手伝いも積極的にしてくれる妹の為なら、私は何でもするわ」

カナ「うっ、わかったよ…。努力してみる」

ハルカ「よろしい。さーて、他にこういう事を頼めそうな人と言えば…」

―翌日、学校―

ナツキ「ハルカ先輩」

ハルカ「あ、ごめんね、ナツキくん。放課後に呼び出したりして」

ナツキ「いえ、自分暇なんで」

ナツキ「ところで、どんな御用でしょうか?」

ハルカ「うん、ちょっとお願いがあって…。色々考えた結果、ナツキくんに頼むしかないって思ったの」

ナツキ「…任せて下さい。ハルカ先輩の頼みだったら何でもするッス」

ハルカ「ほんと!? じゃあ早速お願いなんだけど…」

ナツキ「はい」

ハルカ「ホモプレイをして欲しいの」

ナツキ「」

ナツキ「あの、先輩、それはどういう…」

ハルカ「言葉のままの意味よ。相手はこれから選ぶ事になると思うけど」

ナツキ「そうッスか…」

ハルカ「…やっぱりダメ?」

ナツキ「いや、その…」

ハルカ「もちろん、こういうのに興味が無い人に頼むのは自分でもどうかなって思う」

ハルカ「でも、他に頼れそうな人がいなかったから…」

ハルカ「お願い! お礼に何でもしてあげるから!」

ハルカ「ナツキ君が男と絡まれる事で、救われる人がいるの!」

ナツキ「…」

ハルカ「どう、かな…?」

ナツキ「…わかりました」

ナツキ「俺も男です、一度言った事はひっくり返しません」

ハルカ「ほんと!? ありがとう!」ギューッ

ナツキ「ハ、ハルカ先輩…」

ハルカ「本当に断られたらどうしようって思ってたから、本当に嬉しいわ!」ギューッ ムニュ

ナツキ(ハルカ先輩、その抱きつき方はやばいッス!)

ナツキ(おかしな部分が当たって、男と絡む前に女と絡みたくなる気分に…)

ハルカ「さて、それじゃあナツキ君の立場を決めましょうか」パッ

ナツキ「立場ッスか?」

ハルカ「そう。攻める方か攻められる方か、どっちか好きな方を選んで」

ナツキ「俺が選んで大丈夫ですか?」

ハルカ「大丈夫よ、その結果次第で相手をキャスティングするから」

ナツキ「そうッスか、じゃあ俺は…」

1.やっぱり男なんで攻めで

2.攻められる側でお願いします

3.どっちでもいいので早く終わらせて下さい

安価>>30

書き込み無ければその時の気分で決める

1~3の選択肢じゃなかったら再安価する

2

part1もあるのか?

>>31 ある ただこれが1の続きとかではない

ナツキ「攻められる方でお願いします」

ハルカ「うん、わかったわ。でも何でそっちなの?」

ナツキ「単純に、そういう趣味が無い男は、攻められるのが嫌ではないかと思ったからッス」

ナツキ「なんで、俺がその役をやれば、相手も少しはマシかと思って」

ハルカ「なるほど、ナツキ君らしい理由ね」

ハルカ「それじゃあ、相手役を考えないと。誰がいいのかしら…」

速水「何してるのー?」

ハルカ「あ、速水先輩」

ナツキ「ちょうど良かった。速水先輩に相談してみたらどうッスか?」

ハルカ「え…。ナツキ君はそれでいいの?」

ナツキ「もちろんッス」

速水「何の話よ~?」

ナツキ「実はですね…」

速水「な~るほど~」

速水「そういう事なら、私にまるっと任せなさいよ」

ナツキ「ほんとッスか?」

速水「ええ、ナツキくんはただ寝そべっているだけでいいわ」

速水「私がホモ大歓喜の演技を出来る男優を連れて来てあげるから」

ナツキ「助かるッス。よろしくお願いします」

速水「りょーかい。ハルカちゃんもそれでいいわよね?」

ハルカ「あ、はい」

速水「それじゃあ、明日にでもヤッちゃいましょうか。場所もこっちで確保するから、後でメールするね~」

ハルカ「はい、わかりました」

ナツキ「了解ッス」

―そして翌日―

???「カナ、本当にここでリアル野獣先輩が見られるの?」

カナ「まあ、ハルカの話ではそういう事だけど」

???「♪」

ハルカ(大丈夫なのかしら? ここただの部屋にしか見えないんだけど)

速水「みんな、おっまたせ~。早速だけど、北側の壁の方を見てちょうだい」

カナ???ハルカ「「?」」

―ウィーン―

カナ「うわっ! 壁が持ち上がってる!」

速水「この壁はマジックミラーになっていてね」

速水「向こうからこっちは見えないけど、こっちからは向こうの動きが丸見えって訳よ」

カナ「お~っ、すげえ~!」

ハルカ(…これ、かなりお金かかってるわよね? どこから出てるのかしら?)

???「おおっ、あれは…」

ナツキ『…』

???「もしかしてあの人が…」

速水「そう、今回野獣に襲われる俳優さんよ」

???「…エクセレ~ント!」

カナ「あっ、スイッチ入ったっぽい」

???「きっと襲うのはあの人の知り合いって設定ね!」

???「これまで築いた関係が崩れていく消失感を覚えながら、ダメだと分かっていても感じてしまう身体…!」

速水(重症ね…)

速水(でもこの作戦なら、彼女の目を覚まさせる事も可能なはず)

速水(私が大人のジュースと保坂との絡み以外にもキャラがある事を見せてあげるわ)

速水(場を引っ掻き回すって言うのはね…、相応の知能が無いと出来ないものなのよ!)

速水「さーて、そろそろ野獣役の人がご登場だよ~」

???「ドキドキ…!」

カナ「…」

ハルカ「…」

保坂『確かここで合ってるはず…。ん、ナツキ? なぜこんな所で寝ているんだ?』

???「アリだわ! 細マッチョって感じの体つきだけど、野獣先輩とはちょっと違う獣っぷりがみられるかも!」

速水「満足してもらえそうね。それじゃあ、私はこれで」

???「あ、はい、ありがとうございました!」

保坂『おい速水、これはどういう事だ?』

速水『マイク着けて話してよ、他の人に聞かれたら冷めるでしょ~?』

保坂『…こうか。それで、どういう事なんだ?』

速水『どうもこうも、説明したでしょ?』

速水『貴方にホモプレイをお願いして、その相手がナツキ君ってだけよ』

保坂『そうか…』

速水『何、ここまで来てためらうの?』

速水『ホモが大好きなハルカちゃんの為に一肌脱ぐって言ってほんとに脱いだ貴方の覚悟はどこへ行ったの?』

保坂『そうだ、これは南ハルカの為…』

保坂『愛する彼女が望むなら、俺は獣でも犯して見せよう!』

ハルカ「…」

速水(ハルカちゃん、引いてるわね…。予想通り、よい副産物ができたわ)

保坂『それで、俺はナツキを襲えばいいのか?』

速水『そうよ~。ナツキくんは寝てる設定だから、好きなようにヤッちゃって』

保坂『わかった、では早速…』

ナツキ『…保坂先輩?』

保坂『』

???「ちょっと、これじゃあレ○プにならないじゃない!」

カナ「お、おい、これは失敗なのか?」

速水「大丈夫、まあ見てなさいよ」

ナツキ『これはどういう…、う、動けない!?』

保坂『抵抗されても困るからな…。少々拘束させてもらった』

???「拘束プレイ…ありね!」

カナ(何とかケイ…じゃなくて???の眼鏡にかなったようだ)

保坂『今まで隠していたのだが…』

保坂『お前を一目見た瞬間、並々ならぬ衝撃を覚えたのだ』

保坂『これほど俺の心を夢中にさせた男は、お前が初めてだ』

保坂『お前をバレー部に誘ったのも、いつかこのような機会を得んとしたが為』

ナツキ『だからって…、こんなの間違ってるッス!』

保坂『今は何とでも言え、いずれお前は俺を受け入れるようになる』

ナツキ『くっ…』

保坂『さあ、まずは口付けから…』ずいっ

ナツキ『やめろ!』ガツッ!

保坂『くっ…』

保坂『両手足が拘束されている中で、抵抗として頭突きをかましてくるのは自然だが…』

保坂『なぜ、そうまでして俺を拒むのだ?』

ナツキ『俺は…』

ナツキ『ハルカ先輩の事が好きだからだ!』

ハルカ「えっ…?」

ナツキ『今のあんたならわかるだろう、自分の愛を壊されるのがどれだけつらく、そして悲しい事か…』

ナツキ『例えどれだけ相手を愛していても、こんな形で強引に愛を伝えるなんて、間違ってる!』

保坂『…』

ハルカ(速水先輩、何かお願いしたのと大分違う展開になってきてるんですけど!?)

速水(大丈夫よ、???ちゃんを見て御覧なさい)

ハルカ(?)

???「…」

速水(見入ってるでしょ? きっと彼女の中で思うものができたはずよ)

速水(このまま上手く事が運べば、きっと…)

保坂『そうだな、俺が間違っていたのかもしれん』

保坂『すまなかった、ナツキ。虫のいい話だが、今日の事は忘れてくれるとありがたい』

ナツキ『いえ…』

ナツキ『保坂先輩、今度どこか食べに行きませんか?』

保坂『何だと?』

ナツキ『俺たちに必要なのは、お互いをよく知る時間…。俺はそう思うッス』

保坂『ナツキ…』

保坂『分かった期待しておけ。お前が俺に夢中になるような時間を提供してやろう』

ナツキ『楽しみにしてるッス、先輩』

???「…」

速水「どうだった? ???ちゃん」

???「私、間違っていたのかもしれません…」

???「今までの私は、強引に交わりあう事がホモの愛情表現だと思っていました」

???「でも、違うんですね。ホモもノーマルも関係ない、大事なのは相手を労り、慈しむ気持ち」

速水「わかってくれて私も嬉しいわ」

速水「もう野獣先輩が見たいだなんて言わないわよね?」

???「はい! 私、もう目が覚めました!」

カナ「そうか、よかったな~、ケイコ。あっ…」

ケイコ「カナ、もう大丈夫だよ」

ケイコ「今の私は、自信を持ってホモを好きだと言える。だって、どんな形でも愛は素敵なんだもの」

カナ「そっか…」

ケイコ「そして、そんな愛を壊してしまうレ○プがどれだけ酷い行為かも理解したわ。もうレ○プ物のホモとは距離を置こうと思うの」

カナ「そ、そうか、それは何よりだ!」

ハルカ「…えーっと、これはつまり解決って事でいいのかしら?」

速水「本人たちが満足してるし、これでいいんじゃない?」

ハルカ「はあ、まあ確かに…」

ケイコ「カナ、ありがとう。おかげで私、大切な事に気がつけたわ」

カナ「いやいや、それほどでもあるかな~!」

速水(ほとんど私の仕事なんだけど、今それを言うのは野暮かな)

ハルカ「それじゃあ、そろそろ帰りましょうか。もう夕飯の時間よ」

速水「あ、最後にちょっとお願いしていい?」

ハルカ「はい、何でしょうか?」

速水「三人でこれを言って欲しいのよ」

ハルカ「…なるほど」

ケイコ「これは大切な事よね。カナも協力するでしょ?」

カナ「当然だ!」

速水「よし、じゃあせーので言おうか。せーの…」

ハルカ カナ ケイコ「「レ○プはダメ、絶対!!」」

―END―

何とか完結できた。

チアキや野獣先輩がいなくなった事とか反省点はあるけど、とりあえず一言。

SS初心者にホモの絡みは書けません!

と言う訳でこのスレは完結します。

ただ、温めてる別のネタがあるので、早ければ今日中に別のスレを立てるかも。

では。

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