雪美「私の……事務所は……」 (51)


P「……」カタカタ

雪美「……P」

P「ん?」

雪美「……膝……」

P「ああ、いいぞ……ほら」

雪美「……いいの?」

P「なんで俺が雪美を断るんだ、いつでも俺の膝は雪美のものじゃないか」

雪美「……本当?」

P「本当だ!」

雪美「……」

雪美「……じゃあ」

雪美「Pの方……向きながら……でも、いい……?」

P「俺の方を向きながらって……お互い向き合いながら座るのか!」

P「いやぁ雪美の顔を見ながら膝に乗せれるなら最高だな、是非頼む!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418836153

あっ、やべ、ミスった死にたい

前々作;モバP「俺の事務所は」
モバP「俺の事務所は」 - SSまとめ速報
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前作;杏「杏の事務所は」
杏「杏の事務所は」 - SSまとめ速報
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小さな事務所のぐだぐだな日常
一応続編ですが、前の読んでなくても多分読めます



雪美「うれしい……んしょ……」

雪美「……ん、これでPの顔……よくみえる……」

P「……ペロッ!」

雪美「やっ……」

P「ペロペロ、ペロッ!」

雪美「P……なんで顔……顔舐めるの……?」

P「ペロペロペロペロペロペロペロペロ」

雪美「やめっ……やぁ……」

雪美「もう……そんな……」

雪美「P……そんなに……ダメ……」



ーーーー
ーー




ペロペロ

雪美「ん……あう……?」

ペロペロ

雪美「……」

雪美「ペロ……」

ニャー

雪美「……」

雪美「良い夢……ペロ……馬鹿……」

ニャウン……

雪美「あ……ごめんね……ペロ……馬鹿……違う」

雪美「ペロは……私の大事な……家族……」

ニャー♪

雪美「……うん」

雪美「大事な……」

雪美「……」

ニャウ?



…………
……



ガチャ


P「お? 来たか雪美、おはよう」

ちひろ「おはよう雪美ちゃん」

杏「おはよ~」

< フヒッ……オ、オハヨー……

P「……お前、挨拶ぐらいは机の下から出たらどうなんだ」

雪美「みんな……おはよ……」


P「ちょっと早かったんだな、まぁレッスン始まるまで自由にしとけ」

雪美「うん……」

P「あっ、でも自由にっつっても膝とかには乗ってくるなよ?」

雪美「……」

雪美「……うん」

P「不安になる間だな……」

ちひろ(……あれ?)

ちひろ(いつもは注意されても諦めないのに……?)

雪美「……んと……んん」

P「あれ? なんだその大きなバッグ?」

雪美「……なんでもない……」

P「なんでもないってことはないだろう、ほら、持ってやるから」

雪美「ソファーまで……だから……いい……」

P「……まぁ、そうなんだけど」


雪美「……ふぅ」

杏「重そうだったねー、これなんなの?」

雪美「……」

杏「?」


P「さぁ仕事再開しましょう、今日は留美さん達いないから頑張らないと」

ちひろ「そうですね、乃々ちゃんのライブも近付いてることですし……」


杏「中見ていい?」

雪美「……」

杏「……」

杏「まぁ、嫌ならいいけ…」


ニャー


杏「ど……」

雪美「……」

P「……え?」


P「おいちょっと今なんか猫の鳴き声しなかったか」

杏「あー……」

雪美「……にゃ」

雪美「にゃー……」

P「なんだ雪美か……」


ニャー


P「……雪美じゃないっ!」


P「おいまさか事務所に……雪美、ちょっと鞄の中見せてみろ」ガタッ

雪美「……!」

雪美(杏……どうしよう……どうしたら……?)

杏(えー……どうしようもないと思うけど……)

雪美(Pがくる……くる、前に……!)カチャカチャ

ニャー

杏(あ、やっぱペロだ)

雪美「……んしょ……えい」ズボッ

杏「ちょ……くすぐった……なんで杏の服の中に……!」

P「こらっ!」

雪美「……!」ビクッ


P「さぁ鞄の中を見せてもらうぞ雪美」

雪美「……うん」

P「やけに素直だな……失礼するからな」ゴソゴソ

P「……あれ?」

雪美「……」

P「何もない……」

P「なんで……勘違いじゃ無いと思うが……」

雪美「……」

ちひろ(雪美ちゃんが心なしかドヤ顔に見える)

寝ます


P「隠す時間は無かっただろうし……いったいどこに……」

杏「……」

P「……」

P「なんでお前そんなにお腹ぽっこりしてるの?」

杏「んー……んとね……」

P「……」

杏「……」

杏「杏……プロデューサーの子ども……責任とってね……?」

P「お前かっ!」ガシッ

杏「ちょっ、ちょっと! 乙女の服に手を突っ込もうとするなんてどういう了見だ! 然るべき所に訴えるぞ!」

P「ええいっ、早くだせっ! どうせそこにペロがいるんだろ!」

杏「やめろー! 襲われるー!」

乃々「プロデューサーさんとの……子ども……?」

P「んなわけ無いだろっ!」

P「……って、乃々?」


ちひろ「あら、おはよう乃々ちゃん」

雪美「おはよ……」

乃々「お、おはようございます……わ、私、ノックしたんですけど……誰も反応なくて……」

乃々「だから、断腸の思いで開けてみたんですけど……そしたら……」

P「……」

杏「……」

乃々「……」

乃々「あの……わ、私、知らなかったので……何も……あ、前プロデューサーさんから貰った飴ならまだありますけど……」

杏「じゃあそれでいいよ」

P「何がいいんだ何が」

乃々「け、結婚式には……いきたいですけど……あんな華やかなとこにもりくぼがいるのは……」

雪美「結婚式……誰が……?」ゴゴゴゴゴ

ちひろ(段々カオスなことに)


ちひろ(あー、こういう時早苗さんがいたら……いや、あの人も一緒にふざけるかも……)

ちひろ(でも一応締めてくれる時は締めてくれる人だし……まぁ、しょうがない、私がこの場をどうにかする方法を考……)



早苗「Pくん、杏ちゃんのお腹のことお姉さん詳しく聞きたいな?」

P「えっ、ちょっ、早苗さんなんで……なんでいるんですか!?」

早苗「昨日事務所に忘れ物しちゃったから取りに来たのよ」

早苗「本当にそれだけのつもりだったんだけど……うーん……」

P「……こっ、これはっ」

早苗「シメるっ♪ 本気でっ♪」ズルズル

P「いやああああああああ!」



ちひろ「……」

杏「……」

雪美「……」

乃々「……」


ニャー


ちひろ「……ペロちゃんをどうするか考えましょうか」



…………
……




P「……うう」ボロッ

ちひろ「あ、お帰りなさいプロデューサーさん……長かったですね」

P「ただいまです、命からがら逃げ帰ってきました……」

早苗「酷いなぁ、命まで取ろうとしてなかったでしょ?」

P「酷いのはそっちです! 冤罪なのに!」

早苗「いや、そりゃ子供云々は嘘ってわかってたけど」

早苗「……杏ちゃんの服の中に手を突っ込もうとしてたのはちょっといただけなかったからね」

P「……」

P「……はい」

早苗「それでペロちゃんは? どうしたの?」

ちひろ「ペロちゃんはあそこに……」


輝子「キノコ……た、食べる……?」

雪美「輝子……変なのあげちゃだめ……」

輝子「へ、変じゃない……このキノコは、わ、悪くない……」

ニャー

輝子「……! そ、そっちは私が育ててる……ノー! ノーマイフレンズううぅぅ!!」

杏「わっ、叫ばないでよ輝子、ビックリしたじゃんか」

紗南「隙ありっ! このラウンドは頂いたね!」

杏「あっ、ちょっ、卑怯だ! そっちがその気なら……」

紗南「ふっふー、どうするの杏さん、大乱闘はノーコンテニューだよ」

杏「いっけぇペロ!」

ニャー!

紗南「わっ、なんでペロちゃんが……! が、画面見えないからどいてっ!」

杏「お、切り札ゲット」

紗南「……再戦しちゃだめ?」


杏「ノーコンテニュー……あ、ペロもう大丈夫だよ……そうだな、あそこに突撃!」

乃々「ひいっ……わ、私のところ、なんですか……!」

ニャー

乃々「え……あ、膝に……」

乃々「……」

乃々「そ、その、撫でてもいいですか……?」

ニャウウン

乃々「……どっちか分からないんですけど」



ちひろ「あんな感じです」

P(……なんでいつの間に紗南がいるの)


P「はぁ……事態は何も進展してないじゃないですか」

ちひろ「でも雪美ちゃんには話をしておきましたよ、ちゃんと反省してました」

P「……ちひろさんが叱ってくれたならこれ以上は言いませんけど」

P「でもあいつなんで今日ペロを連れてきたんですかね」

ちひろ「家族だからって言われましたが……」

P「……なんかあったのかなぁ」

早苗「それより今日留美ちゃんいなくて良かったね、いたらきっと大惨事だったわよ」

P「そうですね、それだけが救いです、あの人結構な猫アレルギーですし」

早苗「それもそうだけどストレスの方もねぇ……」


P「ストレス? なんで?」

早苗「それは……例えばあんな風に」


乃々「……」ナデナデ

乃々「もりくぼなんかにも撫でさせてくれるこの子は……天使です、きっと素晴らしい人格者……猫格者なんですけど……」

雪美「ペロは……人懐っこい……」

ニャー

留美「はうっ……!」


杏「ふーん、猫としてどうなんだお前ー……あ、ちょ、顔舐めてくるなっ」

雪美「ペロは顔舐めるのも……好き……」

杏「顔はやめろ顔は……ほら、手ならいいから」

杏「……おお、舌ザラザラする」

留美「ザラザラ……!」0


輝子「ううう……マイフレンズ……」

輝子「食べるなら、まだ……つ、爪でバリバリ……とか……」

ニャー

輝子「……あ、あれ? 爪、ないな……どこに、隠した……?」

輝子「どこに……」フニフニ

ニャウッ、ニャウウッ

留美「に、肉球柔らかそうね……触りたい……触りたいわ……」


早苗「猫好きなのにああやって遠目で歯を食いしばりながら見るしかないとストレス溜まると思うの」

P「なんで紗南といい留美さんといいいつの間にか事務所にいるんですかっ!」


P「事務所は遊び場じゃないんです、こんな気軽に集まってワイワイやってもらうところじゃ…」

留美「あら、失礼ね……私は皆に差し入れを持ってきたのに」

P「差し入れ……?」

留美「これよ……はい、どうぞ」

P「でかっ、なんだこれ……重箱……?」

P「えっこれ、もしかしてお弁当……とか……?」

留美「ええ」

P「そ、それは……ありがとうございます……でもなんでまた……」

留美「最近料理の練習をしているのよ……料理の上達には他の人に食べてもらうべきだと本にも書いてあったし……」

P「……あ、でもお金は……払いますよ俺、どれくらいかかりました?」

留美「いいわ、そんなにかからなかったから」

P「けど……」

杏「お、留美さんなにそれ? お弁当?」

紗南「おー、大っきいね! ……頂いてもいいんですか?」

留美「ふふ、どうぞ……ちょうどそろそろお昼だし、皆で食べましょう?」

留美「ほら、Pさんも」

P「……すいません、いただきます」


輝子「キノコはないのか……キノコ……」

紗南「キノコは気を付けた方がいいよ、毒キノコ食べると小さくなっちゃうからね」

輝子「そ、そうなのか……そんなキノコ……し、知らない……」

杏「まぁそりゃ、現実のキノコじゃないし……あ、卵焼きもらっていい?」

雪美「ペロも……ご飯……持ってきた……」

早苗「それじゃあペロちゃんの分のお皿探さないとね……といっても……あ、コピー用紙でちっちゃい箱作ろうか」

留美「……はい、Pさん、どうぞ」

P「あっ、ありがとうございます……それじゃあ頂きますね」

乃々「わ、私も……食べていいんですか……」

ちひろ「せっかくなんだから貰いましょう乃々ちゃん、ほら、欲しいのとってあげますよ?」

乃々「あ、あう……そ、それは悪いんですけど……いただきます」

P「……」

P(……なんか一気にお昼の風景になったな)

留美「Pさん、お味はどうかしら」

P「え、あ……美味しいです!」

留美「そう、よかったわ……ふふ」



…………
……




杏「ふー、ごちそうさま」

留美「ごめんなさい、こんなに人がいるとは思わなくて……すぐなくなっちゃったわね」

P「そんなことないですよ、助かりました……皆も満足したよな」

紗南「うん、ゲージ回復85%までいったかなー!」

雪美「お腹……いっぱい……」

輝子「キノコなかった……」

乃々「いただきすぎて申し訳なかったです……もりくぼ、いやしかったんですけど……」

早苗「お姉さんも大満足よ!」

留美「ふふ、喜んでもらえて良かったわ……それじゃあ私は帰りましょうか」

P「えっ、もう帰るんですか!? 本当にお弁当を渡しに来てくれただけなんですか……?」

留美「あら、事務所に長居してはいけないって言ったのはPさんじゃない」


P「でも……」

留美「せっかくの休みだもの、このまま帰りに少しお買い物でもして帰ろうと思うわ」

留美「お弁当食べてくれて嬉しかった……また今度食べてね?」

P「そ、それは……是非、こちらこそありがとうございました」

留美「じゃあまた…」

ニャー

留美「……」

P「……」

留美「じゃ、じゃあまたあし……」

ニャウー

留美「はうっ……!」

P「アレルギーがあれだから大変ですけど、よければもう少し事務所にいても大丈夫ですよ……?」



…………
……




P(結局、猫アレルギーに不安もあったため)

P(留美さんはアイドルがしちゃいけない程の苦々しい顔をしながら事務所を去った)

P(その後すぐ、他アイドル達をちひろさんがレッスン場に連れていき、紗南や早苗さんも帰っていった……紗南は本当に何しに来たんだ)

P(……)

P(まぁ、こうして、さっきまでザワザワしてた事務所も急に俺一人になり…)

ニャー

P「……いや、一人と一匹か」

P「……」

P「……」キョロキョロ

ニャー

P(今なら)ガタッ

ニャウッ?


P「ペロ、おいでー……ペロ……」

P「……あ、あれっ、どうした……怖くないぞー、怖くない怖くない」

P「あっ、ちょっ、逃げるなっ……撫でさせてっ、撫でさせて悪いようにしないから!」

フシャー!!

P「あつっ……ひ、ひっかくことないだろ? 先っちょだけ、先っちょだけでも撫でさせてくれるだけで……」

フーッ、フーッ……!

P「……」

P「そうか、分かった」

P「撫でることをのぞむ俺、撫でられることを拒否するお前、実にワカりやすい」

P「……強さの本質を実感させる……またとない機会だ」



…………
……




P「ほら! どうだ参ったかこれが人間様の力だ!!」

ニャー! ニャアア!

P「ほほうモフモフしてるな……ナデナデ、ナデナデナデ!」

P「首かっ、ここがいいのかっ!? ゴロゴロしろ! 存分にゴロゴロしろ!!」


ギニャアア


雪美「……」

P「たまんねぇなぁ全く、いやがる猫を無理やり撫でつくすのは気持ちいいぜ!」

雪美「……」

P「はははははははははっ……は、はは……」

P「……」

雪美「……」

P「……雪美?」

雪美「……」

P「……」

雪美「にゃー……」

P「」


P「お、お前っ、レッスンはどうした、なんで、ここに、いつからっ……!」

雪美「忘れ物……にゃ……」

P「……み、見た?」

雪美「……P、猫……好き……知らなかった」

P「……」

雪美「……にゃ」

P「さっきからそれは何なんだ!」


雪美「P、体傷だらけ……ペロ、嫌がる……」

雪美「だから……私が、Pの猫になる……にゃ」

P「い、いいから、大丈夫だから」

雪美「にゃー……」カポッ

P「お前その猫耳どこから出した」

雪美「にゃにゃ……にゃー」

P「ちょ、近づいてくるな! それ以上近づいてくるな……!!」

雪美「たくさん、撫でていい……撫でて欲しい……」

P(無理だろ、猫耳雪美がにゃーとか……ダメだろ! 何だかとってもダメだろ!)

雪美「私……Pのペットにゃ……」

P「あ、ああ、ああああ……」


P(ここで雪美を撫でたらもうどうしようない、俺は小さな女の子に猫耳をつけて猫のフリさせて猫プレイを楽しむど変態になりさがる)

P(誰か……どうか現状を変えて……)

ガチャ

杏「ふー、疲れた……」

P「っ!」

杏「あ、プロデューサー、ただいま」

P「杏っ、いいところに来た!」

杏「えっ、な、なに、急……に……」

雪美「……」

杏「……」

杏「……猫耳プレイなんて杏はおことわりだーっ!!」バタン

P「ちがっ、違うんだ杏! 行くなあああああああっ!!」



…………
……




杏「……はぁ、それで雪美がそんなことに……いやわかんないけど」

P「俺もわかんないよ……」

雪美「だって……」

杏「けど、別に猫好きなの隠さなくても良かったじゃん」

P「いや……いやだろ、女の子達が可愛い可愛いって言ってる中でむさいオッさんが猫きゃわいいきゃわいいって言うのって」

杏「言い方が気持ち悪いよ……」

雪美「でも……P、ペロ……好き……」

P「……そうだな、もう隠すこともない、大の猫好きだ」

雪美「だから……たまに……だめ?」

P「……事務所に連れてくることか?」

雪美「うん……」

P「……留美さんが猫アレルギーなの忘れてるだろ」

雪美「あ……」


P「なぁ、何があったんだ、今日に限ってペロを連れて来るなんて」

雪美「……ペロは、家族」

雪美「大事な家族だから……一緒にいたかった……」

P「……」

雪美「……」

雪美「……うん、だめ……分かるから……もう、連れてこない」

P「……」

P「……」ナデナデ

雪美「……!」

P「帰りにキャットフードでも買って帰ろう、送ってやるから」

雪美「……」

雪美「……にゃー」


ニャー



…………
……




~次の日~


留美「……くしゅん!」

P「だ、大丈夫ですか?」

留美「ええ、もう少し酷いのを覚悟してたから……大丈夫よ、それより、事務所が相当綺麗になったわね」

P「本格的に掃除しましたから……ちょうどいい機会でしたし」

留美「……雪美ちゃんは?」

P「あそこに……」


雪美「あ……こう……?」

紗南「うんうん! いいセンスしてる!」


P「……昔、俺も実家の猫を友達の家に遊ぶ時に連れて行ったの思い出しました」

P「その時家に他に家族がいなくて、俺が出かけちゃうとそいつ一人になっちゃうのが可哀想で」

留美「……そう」


P「ペットってのはいいもんですね、一人暮らしだけど……飼おうかなぁ」

留美「ふふ、猫とかどうかしら?」

P「いいかもしれないですね、はは……」

ニャー

P「……ん?」


紗南「雪美ちゃん、声マネ? 上手だったね!」

雪美「……」


P「……」

留美「……Pさん、今日は早上がりでいいかしら」

P「ええ、そうしてください……雪美! 鞄の中見せてみろ!」




おわり

おまけさらっと投下して終わる


絶対こずのの流行らせような


☆こずえとのの1



こずえ「ののー……」

乃々「こ、こずえちゃん……どうかしたんですか……?」

こずえ「……なまえよんでくれないのー?」

乃々「……? 呼んでますけど……」

こずえ「よびすてー」

乃々「……」

乃々「こ、こずえ、ですか……?」

こずえ「んー」

乃々「こ、こずえー……」

こずえ「えへー……ののー」

乃々「こ、こずえー……ですけど」




P「なぁ、杏ちゃん」

杏「気持ち悪いよP」

P「……新鮮だな」

杏「ええぇ……杏はやだよ、プロデューサーはプロデューサーだし、そう呼ぶからね」


☆こずえとのの2



こずえ「のの……まくらー……」

乃々「枕……持ってないですけど」

こずえ「ひざだせ、ひざー」

乃々「あ、え、は、はい……」




杏「あー……杏も眠くなってきた」

杏「プロデューサー膝だしてよ」

P「ニーキックでいいか?」

杏「そういうんじゃない」




こずえ「……ふかふかー」


☆こずえとのの3



こずえ「ののー……おふろはいろー……」

乃々「い、一緒に、ですか……」

こずえ「んー」

乃々「……」

乃々「い……いいです、けど……」

こずえ「えへー……あらいっこー……」




P「こずえとお風呂……いいな……」

杏「いいなって……その発言は危ないでしょ……」

P「……」

P「杏で我慢するか」

杏「何をだ……!」


☆こずえとのの4



乃々「お仕事大変だったんですけど……」

こずえ「ののがんばったー……よしよし」

乃々「こ、こずえちゃんもお疲れ様です……よしよしです……」

こずえ「えへー」




P「杏」

杏「ん?」

P「俺も今日仕事頑張ったんだ」

杏「うん」

P「よしよししてくれ」

杏「断る」

P「飴を」

杏「断る」

ロリコンでいいです、ちっちゃいのは凄い

読んでくれてありがとうございました
駄文失礼しましたー

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