神「きみ、明日から勇者ね」(8)



神「ね」

女「え」


神「おねがーい」

女「ええええ?あなただれです?なんなんです?」

わたしです(aa略



神「わし?わしは神じゃよ。テヘ」

女「かみ?かみって髪?えっ」


神「わー、珍しい勘違いですねぇ」


女「あはは、ほめ言葉ですか?」

神「いいえ。貶してます」

女「ガッカリです」

神「と言う訳で勇者をやって貰います」

女「遊車?」

神「わー、また珍しい勘違い」

女「また誉められました」

神「いいえ。貶してます」

女「ガッカリです」

神「勇者、即ち勇気友情熱血幸運魂閃き集中加速根性奇跡必中を兼ね揃えた人を言います」

女「わー、精神コマンドいっぱい」

神「違います。勇者です」

女「残念です」

神「わかりましたか」

女「いいえ」

神「勇者、即ち太陽や伝説や特急や刑事、指令、黄金そして王などを兼ね揃えた人を言います」

女「わーファイバードが一番好きでした」

神「違います。勇者です」

女「ガッカリです」

神「わかりましたか」

女「いいえ」

神「話が進みません」

女「ならわかりました」

神「良かったです」

女「そうですか」

神「勇者になってくれますか」

女「無理です」

神「なんで」

女「ムー帝国の皇帝の子孫じゃ無いので」

神「ロボットから離れてください」

女「残念です」

神「やってくれますか」

女「何を」

神「勇者を」

女「蝣煮?」

神「怖い当て字はやめてください」

女「蝣煮を食べられたら勇者になります」

神「嫌です」

女「ガッカリです」

神「とうしたらなってくれますか」

女「だから蝣煮を食べられたら」

神「だから嫌です」

女「どうしたら食べてくれますか」

神「どうしても嫌です」

女「ならこうしましょう」

神「何ですか」

女「私の代わりに勇者になってくれたら蝣煮は食べなくていいです」

神「本当ですか」

女「本当です」

神「なら勇者になります」

女「はい。明日から神は勇者になります」

神「やりました」

女「おめでとうございます」

神「では、失礼します」

女「はい、さようなら」

神「さようなら」







おわり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom