幼馴染「一体どうすれば男は構ってくれるのやら」 (12)

続きの続き いつも通り短い

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417797289

幼馴染「おっとこー!」ダキッ


男「…」カリカリ


幼馴染「勉強かい?精が出るねぇ」


男「…」カリカリ


幼馴染「あれ、寝てるのかな…?」チラッ


男「…うーむ」カリカリ


幼馴染「起きてるじゃーん。返事してよぉ」


幼馴染「おとこさーん!かわゆいかわゆい幼馴染が呼んでますよー!」


幼馴染「振り向かないと飛び蹴り入れるよー!」


男「…」カリカリ

幼馴染「飛び蹴りカウントダウンー!ごー!よーん!さーん!にー!いーち!!」


幼馴染「ぜ「お願いだから静かにしてよぉ!」


幼馴染「…」


男「今見て!どう考えても勉強してるでしょ!?集中したいのよぉ!!」グスグス


幼馴染「…」


男「今は一人にさせて!!」


幼馴染「…はぁい」ガラッ


男「窓から帰らないでっ!!」

ーーー
ーー



幼馴染「…てなことがあってさぁ」


幼友「99.8%お前が悪い。てか、男ってキレたらオネエみたいな口調になるのね」


幼馴染「うんそうだよ!じゃなくて、何で私が悪いの!?」


幼友「男は勉強してたんでしょ!?なら黙ってあげなさいよ!!」


幼馴染「だってぇ…構ってほしいんだもん」


幼友「はぁ…ここまでべったりだと苦労もわかるよ」


幼馴染「ねぇねぇ、どうすれば男は構ってくれるかなぁ?」


幼友「黙って見守れ」


幼馴染「そんなぁ!」

ーーー
ーー



幼馴染「…というやりとりがあったんだよ」


委員長「幼友の正論じゃない。貴女は黙って見守ってあげなさい」


幼馴染「だってだってだってー!男が約束したもん!!構ってあげるって!!」


委員長「時間が出来たらでしょ?貴女が行った時完全に勉強してたじゃない」


委員長「てゆーか、少しは男君を我慢しなさい」


幼馴染「む〜りぃ!」


委員長「」イラッ


委員長「じゃあ男君は浪人しちゃうかもね。貴女のせいで」


幼馴染「そんなことなる前に私が何とかするよ。私なら男を志望校に連れていく自信があるから」


委員長「そ、そう…」


委員長「(流石は学年1位…ならそうしてあげなさいよ!)」

ーーー
ーー


幼馴染「な訳だから男にベタベタしてもいいよね?」

生徒会長「いやダメでしょ」

幼馴染「でもでもー、男は私と同じところ行きたいって言ってるし何だかんだでもう私そこに行けるから」

生徒会長「あっそ」

生徒会長「貴女はそうだとしても男は厳しいんじゃないの?勉強させてあげなよ」

幼馴染「うん…でも何か寂しそうなんだよ」

生徒会長「寂しそう?」

幼馴染「この前遊びに来たとき、辛い辛いって言ってたんだ」

生徒会長「そうなんだ…」

生徒会長「それなら、少しくらいは甘えてもいいんじゃないかな?」

幼馴染「だよね!」

生徒会長「でも、男君がペンを持ってないときに行くこと。わかった?」

幼馴染「は〜い」

幼馴染「…という訳でやってきました」

男「…」

男「あのさ、今俺何してるよ?」

幼馴染「ご飯を食べています」

男「そうだよね。ご飯を食べているよね」

幼馴染「美味しいよこの煮物」

母「あらそう?」

男「聞いて」

男「わざわざ今来なくてもいいんじゃないか?」

幼馴染「うーん…でもご飯を食べている以外は男はいつも何か手に持ってるって聞いたし」

男「ぶほ」

母「あらあら」

男「あのな、いつもなわけ無いだろ!」

幼馴染「じゃあいつ来ればいいの!?」

男「取り敢えず今は帰れ!」

ーーー
ーー


幼馴染「って言ってきたんだ。全くもう!」プンスカ

不良「いやいやいや…どう考えてもアンタが悪いよ」

幼馴染「不良ちゃんまで男の肩を持つの!?」

不良「肩なんか持つか!常識の範囲内言ってるんだよ!!」

幼馴染「むぅ…」

不良「あのな、時と場合を考えてやれよ。てか、連絡くらいしろよ」

幼馴染「!!」

幼馴染「それだ!!」

不良「今まで思いついてなかったのかよ…」

幼馴染「サンキュー!今度パフェおごるねー!!」タッタッ

不良「ぱ、パフェ!?」

不良「ふ、ふふふふ…」ニヤニヤニヤ

子分「ねーさーん、ねーさーん?」テテテ

不良「パフェパフェ嬉しいなっ♪まっかな苺に真っ白のクリーム♪」ルンルン

子分「ね…」

不良「」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom