パン工場
アンパンマン「ジャムおじさん、今日もいい天気ですね」
ジャムおじさん「そうだねぇアンパンマン、晴れていると、心も体も清々しいねぇ」
バタコ「さあ、張り切ってお洗濯とお掃除を済ませちゃいましょ」
チーズ「アンアーン!」
バタコ「まあチーズったら、朝ご飯を食べたのにもうお腹がすいたですって!」
全員「アハハハハ!」
アンパンマン「それじゃ、僕はパトロールに行ってきます!」
ジャムおじさん「ああ、気を付けていっておいで」
アンパンマン「はい!」
ジャム・バタコ「「それいけ!! アンパンマーン!」」
チーズ「アンアーン!」
アンパンマン「さあ、困っている人はいないかなぁ~?」ヒュ~ン
アンパンマン「あれ? 街に人だかりがいるぞ、行ってみよう!」
バイブぼうや「いらっしゃい!いらっしゃい!色んなバイブがありますよ~」
町の人「一つおくれ」
バイブぼうや「はい!毎度!」
アンパンマン「すごいなあ、何をくばっているの?」
バイブぼうや「バイブだよ、君も一つどう?」
アンパンマン「ぼくはいいよ! 僕、アンパンマン!」
バイブぼうや「オイラ、バイブぼうや!」
アンパンマン「手伝おうか?」
バイブぼうや「ありがとう、助かるよ!」
アンパンマン「バイブはどうですか~!」
バイブぼうや「ビーズや30㎝モノ、いろいろありますよ~!」
町の人「それじゃ、それとそれを頂戴」
バイブぼうや「ありがとうございます!」
アンパンマン「これで全部配り終えたね」
バイブぼうや「いや~、助かったよほんとにありがとう!」グギュ~
アンパンマン「どういたしまして!」
バイブぼうや「働いたらお腹すいちゃった!ハハハ!」
アンパンマン「それなら、僕の顔をお食べよ」ヒョイ
バイブぼうや「うわあ!きみ、大丈夫?!」
アンパンマン「心配ないよ、僕の顔はアンパンでできてるんだ!おいしいよ!」
バイブぼうや「……お、美味しい!」パクッ
アンパンマン「ふふふ、よかった!」
アンパンマン「おや?またあそこにも人だかりができてるよ」
バイブぼうや「え?……ああっ!」
ピンクローターちゃん「いらっしゃいませ!かわいくて気持ちいいローターはいかがですかー?」
バイブぼうや「ピンクローターちゃん!」
アンパンマン「ピンクローターちゃん?」
バイブぼうや「オイラといつも競争しているんだ、今度こそ負けないぞ!」
アンパンマン「へぇ~、そうなんですか」
ピンクローターちゃん「小さくて、持ち運び楽々!かわいいピンクから大人なブラックまでありまーす!」
町の人「私に一個ちょうだーい!」
町の人「赤色の頂戴!」
ピンクローターちゃん「はい!まだたくさんありますからあわてないでー!」
ピンクローターちゃん「バイブよりずっと気持ちいいですよ~!」チラッ
バイブぼうや「なにい!」ムカッ
バイブぼうや「バイブのほうがずっと気持ちいいぞ!」
ピンクローターちゃん「いきなり突っ込まれて気持ちいいわけないでしょ!ふん!」
バイブぼうや「そっちなんかすぐぶっ壊れる癖に!」
ピンクローターちゃん「見た目がかわいいローターのほうが気持ちいいし安心できるわよ!」
バイブぼうや「バイブ!」
ピンクローターちゃん「ローター!」
バイブぼうや「バイブ!」
ピンクローターちゃん「ローター!」
アンパンマン「まあまあ、おちついて…」
建物の影
ドキンちゃん「見た? ばいきんまん」
ばいきんまん「バイブとローターかぁ…腹の足しにはならんのだ」
ドキンちゃん「ばいきんまん」
ばいきんまん「はひ?」
ドキンちゃん「二つとも欲しいから、貰ってきて」
ばいきんまん「はぁ?なんで俺様が?!」
ドキンちゃん「いいじゃない、つべこべ言わず持ってきて」
ばいきんまん「そんなのなくても俺様がいるじゃないのドキンちゃん」
ドキンちゃん「おバカー!あんたなんかよりしょくぱんまん様でイきたいの!」
ドキンちゃん「いいから行ってきて!」ゲシ
ばいきんまん「いてっ!はいはい、まったく人使い荒いんだからもう…」トボトボ
ドキンちゃん「はぁ~、しょくぱんまん様~……」ポワワ~ン
妄想
ドキンちゃん「しょくぱんまん様ァ、今日はバイブとローターどっちにしますう?」
しょくぱんまん「う~ん、ドキンちゃんはどっちもかわいいから両方使っちゃいます!」ヴィィィ
ドキンちゃん「ああ~ん!しょくぱんまん様の~イ・ジ・ワ・ル♪」
しょくぱんまん「かわいいですよドキンちゃん」シコシコ
ドキンちゃん「あっ、んっそうですか?ドキン嬉しい~」
しょくぱんまん「私はもうイきそうです」シコシコ
ドキンちゃん「しょくぱんまん様、イってください!私にぶっかけてくださ~い!」
しょくぱんまん「イクッ」ビュルル
ドキンちゃん「しょくぱんまん様のあっつい精子かけてもらえてドキン幸せ~!」
妄想終わり
ドキンちゃん「でへへ~」
バイブぼうや「ちぇっ」
アンパンマン「どっちもとてもすてきだと思うよ」
ピンクローターちゃん「でも…」
ばいきんまん「そら~!俺様にバイブとローターをよこせ~!」
アンパンマン「ばいきんまん!」
ばいきんまん「アンパンマン!ついでおまえもやっつけてやる~!!」ブオーン
アンパンマン「うわっ!」
ばいきんまん「それそれ~!」ブンブン
アンパンマン「ばいきんまん!いたずらはやめるんだ!」
ばいきんまん「うるさ~い!」
ピンクローターちゃん「やめてぇ!」
ピンクローターちゃん「ローターならいくらでもあげるから!」
ばいきんまん「かっかわいい!」(ドキーン!)
ばいきんまん「よし、それなら早くよこせ!」
ピンクローターちゃん「は、はい」サッ
ばいきんまん「とみせかけて!」ガッ
ばいきんまん「お前も一緒に来るのだ!」
ピンクローターちゃん「きゃああ!」
アンパンマン「ばいきんまん!」
ばいきんまん「はっひふっへほー!」
アンパンマン「なんてひどいことを!」
ばいきんまん「それじゃお先に!」
アンパンマン「アーンパーンチ!」ドガッ
ばいきんまん「ぎゃー!覚えてろー!!」キラーン
ピンクローターちゃん「きゃああ!」ヒュー
アンパンマン「大丈夫?」
ピンクローターちゃん「あ、ありがとう」
アンパンマン「今日はパン工場に泊まっていきなよ」
バイブぼうや「ほんと?」
ピンクローターちゃん「いいの?」
アンパンマン「もちろん!みんなまってるよ」
パン工場
ジャムおじさん「そういうことなら、いつでもここにいなさい」
バタコ「歓迎するわ!」
チーズ「あんあーん!」
バタコ「まあチーズったら、バイブが欲しいんですって!」
チーズ「あうん」
バタコ「レアチーズちゃんにあげるんですって」
ピンクローターちゃん「それならバイブよりローターのほうがいいわよ」
バイブ「いいや、バイブだ!」
ジャムおじさん「まあまあ、どちらもとても気持ちのいいものだ、喧嘩はよくないよ」
続き
バイキン城
ドカーン
ばいきんまん「はひ~、いたた……」
ドキンちゃん「あ、ばいきんまんお帰り」
ばいきんまん「ど、ドキンちゃん…ローター…持って来た…のだ」ヨロヨロ
ドキンちゃん「あ~ばいきんまん、悪いけどそれもういらない」
ばいきんまん「はひっ?! ど、どうして?」
ドキンちゃん「あんたが遅いせいで抱き枕使ってたらどうでもよくなっちゃった」
ドキンちゃん「というわけで返してきてね、私ちょっとお散歩行ってくるから! じゃあね~」
ばいきんまん「そ、そんなぁ~」
ばいきんまん「いくら何でもひどすぎる! 俺様だけなんでこんな目に合うのだ?」
ばいきんまん「こうなったら、バイブも頂いてドキンちゃんにお仕置きするのだ!」
ばいきんまん「今度こそピンクローターちゃんも連れて帰ってご奉仕させるのだ!はっひふっへほー!」
パン工場
アンパンマン「もういっちゃうの?」
バイブぼうや「うん、別の街ではバイブを待ってる人がいるからね」
ジャムおじさん「寂しくなるねえ」
アンパンマン「でも、ピンクローターちゃんと一緒に行った方がいいんじゃない?」
バイブぼうや「あ、あいつと一緒に旅に出られるもんか!」
アンパンマン「でも、ピンクローターちゃんとは仲良しに見えるけどなあ」
バイブぼうや「そんなことないよっ!」
バイブぼうや「おいら、あいつに一回も勝ったことないんだ、いつも先に配ってるから今度こそ先に街に行かなきゃ」
ジャムおじさん「それなら、気を付けていっておいで」
バイブぼうや「はい!」
バイブぼうや「それじゃ、ありがとうございました!さよなら!」テクテク
アンパンマン「さようなら!」
ジャムおじさん「それじゃあ、私たちも朝ごはんにしようか」
アンパンマン「そうですね!」
バタコ「ピンクローターちゃん、起きて!朝よ!」
ピンクローターちゃん「うう~ん、あと五分…」
バタコ「まあ!おねぼうさんね、バイブぼうやはもう行っちゃったわよ」
ピンクローターちゃん「……ええっ!」ガバッ
ピンクローターちゃん「いけない!あいつに先こされるなんて!」
ジャムおじさん「おやおや、朝ご飯はいいのかい?」
ピンクローターちゃん「いいえ!泊めてもらっただけでもうれしいです!バタバタしちゃいましたけどさようなら!」
ジャムおじさん「ハハハ、朝から元気いっぱいだねえ」
アンパンマン「あの二人、一緒に行けばいいのに…」
草原 上空
ばいきんまん「う~ん、あの二人はどこだ?」ブルンブルン
ばいきんまん「たぶんこっちの方だと思うんだけどなあ」
ばいきんまん「お!いたいた!」ブォー
バイブぼうや「うわあ! ば、ばいきんまん!」
ばいきんまん「やいやい!バイブぼうやー!俺様にでっかいバイブをよこすのだ!」
バイブぼうや「やなこった!おいらの大切なバイブをおまえなんかに!」
ばいきんまん「うるさーい!とっととわたすのだ!」ガシャ
バイブぼうや「わあ!」
ばいきんまん「それそれそれ!」バッバッバ
バイブぼうや「負けないぞ!」
ピンクローターちゃん「えっほ、えっほ!」テクテク
ピンクローターちゃん「あいつなんかに、負けられないわ!」
ピンクローターちゃん「また負かしてビービー泣かせちゃうんだから!」
ピンクローターちゃん「あら?あそこにいるのはバイブぼうや!」
ピンクローターちゃん「お~い!」ピョコピョコ
バイブぼうや「ピンクローターちゃん! 来ちゃだめだ!」
ピンクローターちゃん「へ?」
ばいきんまん「誰かと思えば、ピンクローターちゃん!」
ばいきんまん「丁度いい、お前はこっちなのだ!」
ピンクローターちゃん「きゃああ!」
バイブぼうや「ひ、卑怯だぞばいきんまん!」
ばいきんまん「卑怯は俺様の得意技!はっひふっへほー!」
ピンクローターちゃん「……そうだ!」ピピピ
バイブぼうや「ピンクローターちゃんをはなせ!」
ばいきんまん「やなこった!さっさとバイブを渡すのだ!」
パン工場
ヴィィィ……!
アンパンマン「あれ?ジャムおじさん、ローターが震えていますよ」
ジャムおじさん「なんだって?どれどれ」
ジャムおじさん「これは遠隔式だ、きっと何かあったに違いない」
アンパンマン「僕、様子を見てきます!」
ジャムおじさん「ああ、くれぐれも気を付けるんだよ、私たちもすぐに行くから」
アンパンマン「はい!」
草原
ばいきんまん「さあ!バイブをよこすのだ!」
バイブぼうや「やだったらやだ!」
ばいきんまん「もう怒ったぞ!こうなったら無理矢理奪ってやるー!」グオオ!
バイブぼうや「わあ!はなせー!」
ピンクローターちゃん「バイブぼうや!」
バイブぼうや「わかった!くれてやるからはなせ!」
ばいきんまん「やっとその気になったか、よし」ッパ
バイブぼうや「あいた!その代り、ピンクローターちゃんをはなすんだ!」
ばいきんまん「なに?!」
ピンクローターちゃん「バイブぼうや…!」
バイブぼうや「さあ早くこれをやるから離せ!」
ばいきんまん「やなこった!バイブもピンクローターちゃんも俺様のものだ!」
バイブぼうや「なんてやつだ!」
アンパンマン「ばいきんまん!やめるんだ!」
ばいきんまん「げげ!お邪魔虫!」
アンパンマン「ピンクローターちゃんを離すんだ!」
ばいきんまん「ちくしょう!これでも食らえ!」ビュ
アンパンマン「わ!」
ばいきんまん「アンパンマンもやっつけてやるー!」ブンッ
アンパンマン「あぶないっ」
ばいきんまん「ちょこまかちょこまかと!食らえ!」ブンッ
グサッ
アンパンマン「あああああ~~!」ヒュルル ドサッ
バイブぼうや「アンパンマン!」
ピンクローターちゃん「アンパンマン!」
アンパンマン「も、もがもがもがもごもが~…!」(ば、バイブが突っ込まれて力が出ない…!)
バイブぼうや「アンパンマン!だいじょうぶ?!」
アンパンマン「もがもがもが~」(ジャムおじさんに伝えて~)
ピンクローターちゃん「あたしにまかs…ああっ!」ギュー
ばいきんまん「そうはさせるか!」
バイブぼうや「よおし、今度は僕が!」ッサ
バイブぼうや「試作品、ロケットバイブだ!」カチ パシュッ
バーン
アンパンマン号
チーズ「アンッ!アンアーン!」
ジャムおじさん「ああっ!あれは!」
バタコ「ジャムおじさん!」
ジャムおじさん「急いで新しい顔を焼くよ!」
バタコ「はい!」
アンパンマン「ううっ!」ジュポ
バイブぼうや「アンパンマン!」
アンパンマン「は、はやくにげて……」
バイブぼうや「ピンクローターちゃんがまだ捕まってるんだ、逃げるわけにはいかないよ」
アンパンマン「…!」
バイブぼうや「おいら必殺技を持ってるんだ、任せてよ」
バイブぼうや「ばいきんまん!欲しがってたバイブだよ!」バッ
ばいきんまん「なに!」
バイブぼうや「欲しがってたバイブ、受け取れ!」
クルクル
ばいきんまん「よーし、やっと渡す気に…あれ?」
ギューン ズブリュウ!
ばいきんまん「ぎゃああああああああああああああああ!!」
ばいきんまん「いでええええええええええええええええええええ!!!!」
バイブぼうや「どうだ、32㎝極太だぜ!」
ばいきんまん「あひいいいいいいいいいいいいいでええええええええええええええええ!!!」
ばいきんまん「」ガクッ
パッ
ピンクローターちゃん「きゃああ!」ヒュー
バイブぼうや「それっ」バッ
ピンクローターちゃん「あ、ありがとう…」
バイブぼうや「いいってことよ、お前がいなきゃ…おいら…!」
ピンクローターちゃん「え?」
バイブぼうや「な、何でもねえよ!」
バタコ「アンパンマン!新しい顔よ!それ!」ビュッ
ばいきんまん「いたた~…あ!しまった!」
アンパンマン「げんき100ばい!アンパンマン!」
アンパンマン「ばいきんまん!もうゆるさないぞ!」
ばいきんまん「ちくしょう!覚悟ー!」
アンパンマン「アーン…!」グルグル
アンパンマン「パーンチ!」バキ!
ばいきんまん「ばいばいきーん!」キラーン
パン工場
バイブぼうや「本当にありがとうございました」
ピンクローターちゃん「アンパンマンのおかげで助かったわ」
アンパンマン「いやあ、バイブぼうやとピンクローターちゃんが頑張ったからだよ」
ジャムおじさん「これからは2人で仲良くいくのかい?」
バイブぼうや「はい!でも…」
バタコ「でも?」
ピンクローターちゃん「競争はまだ終わってません!これからもずっと、どっちがさきに配り終えるのか競争です」
ジャムおじさん「それはそれは、ぜひ頑張っておくれ」
バイブぼうや・ピンクローターちゃん「はい!」
バイブぼうや・ピンクローターちゃん「それでは、本当にさよなら!」
アンパンマン「さよーならー!」
おわり
今作も前作も見てくれてありがとう
今度は長編オナニー「アンパンマンと自衛隊のたかし」近日投稿
俺のオナニー見てくれ!!!
追伸
やなせたかし先生ごめんなさい
でもアンパンマン大好きです愛してます
アカシヤの木の下でうんこするやなせ先生なら許して下さる
>>38
あれマジ見た時わけわかんなかった
単に笑わせようとしたのか、それとも……
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