井倉たかし「食らえ！」
俺「うぐあっ！いくらに見とれている間に…　俺の服が一瞬でいくらまみれになっちまいやがった！！」

俺「糞野郎！！いくらはちゃんと食いやがれ！可哀想だろうが！」

たかし「可哀想？今は道徳の授業をしている場合ではないのだよ……君」

俺「魚おおおおっ！！！」
ブシャブシャブシャッ
たかし「何！？」
俺「これが俺の能力…精子を弾丸のように発射する能力だ」

俺「どうやら顔射には至らなかったようだな」
たかし「君も食べ物を粗末にするなとか言っている場合ではないではないか」

ブシャブシャッ！！
たかし「クソッ…いくらで防ぐのが精一杯だ」
俺「精子まみれのいくらか……ケッケッケッ、新たな趣味に目覚めそうだぜ」

？？？「……………………」
たかし「負けんっ！！」ドンドンッ！
俺「おらあっ！」ブシャブシャッ！
？？？「あのーーー」

俺「えっ？」たかし「……！？」
警察官「道路で怪しい人達が何かの儀式をやっているとお聞きしたのですが……ちょっと署まで来てもらえませんでしょうか？」

俺「あっそれ知ってますハイハイ。令状がないと逮捕できないんすよね？」
警察官「持ってます」
俺「許可ちゃんとしてるー？ｗｗｗ」
警察官「しっかり裁判官から」

俺「おらあっ！」ブシュッ！


警察官「バカめ……私も能力を持っていないとお思いでしたか」

俺「うおっ！？」たかし「うっ！」
警官「くっくっく…勃起する能力だ！恥ずかしくて町を歩けまい」

ウーーーーーーーーーーー
警察官「ん？」俺「へ？」たかし「えっ？」

全員「こ、この音は…」
全員「パトカーだ！！！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

こうして彼らの戦いは幕を閉じた……
この事件は権力によって揉み消され、
今では誰にも知られていないという……

完