世界迷作劇場 カトリの悲劇 (50)

カトリの悲劇 前編・「続・災難」

ナレーション(牛を怪我させてしまったカトリは主人の怒りを買い、鞭で打たれました。
しかしそれは、主人の病気の妻を気遺っての事だったと知り、誤解は解けます。
一件落着に終わるに見えた物語はさらに続きます。カトリの「災難」はまさにこれからなのでした…)


(コンコンコン…)

カトリ「お呼びでしょうか、旦那様」

テーム「ああカトリか、入りなさい」

カトリ「はい…失礼します」

テーム「カトリ、今日は本当にすまなかった、心から侘びを言うよ」

カトリ「いえ、ちゃんと訳を言わなかったわたしも…」

テーム「しかしそれは妻のせいだ、許しておくれ」

カトリ「いえ、もう…わたしはなんとも思っていませんから」

テーム「ああカトリ、ありがとう。そう言ってくれると私も…」

テーム「ところでカトリ、傷を見せてごらんなさい」

カトリ「いえ、もう大丈夫です。アンネリさんが薬草を塗ってくれましたから」

テーム「いやいや、あんなに強く打ってしまったんだ、大丈夫な訳がないよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416673284

カトリ「いえ、本当に大丈夫ですから…」

テーム「そう言わずにこっちに…」

(ぽんっ)

カトリ「きゃっ、いたっ!」

テーム「ほら、大丈夫じゃない」

カトリ「まだ痛みはありますが、本当にもう…」

テーム「自生の薬草では心もとない。ここにトゥルクの医者から貰った塗り薬があるんだ」

カトリ「でも…本当になんともありませんから」

テーム「そう言わずに…これで私の気が済むと思って…な、いいだろ」

カトリ「そ…そうですか…それじゃお願いします」

テーム「そうか、よしよし、ありがとう…じゃあ上着を脱いで後ろを向いてごらん」

カトリ「えっ、服を脱ぐんですか?」

テーム「そりゃあそうだろ、そうしないと薬が塗れない」

カトリ「そ…それはそうですけど…」

テーム「お願いだカトリ、私にやらせてくれ。これは私の侘びのしるしなんだ。
これで本当に私の気が済んだと思ってだな…な?」

カトリ「…わ、わかりました…それではお願いします、旦那様」

テーム「そうかそうか、後ろを向いたままでいいから…ありがとうカトリ」

(しゅるしゅるしゅる…ふぁさ)

カトリ「ぬ…脱ぎました…」

テーム「おお、なんて事だカトリ。お前の白い背中がこんなに真っ赤に…」

テーム「私はなんという事をしてしまったんだ。カトリ、本当に許しておくれ」

カトリ「旦那様、そんなに何度も謝らなくても…わたし…困ってしまいます」

テーム「いやいや、すまないカトリ…じゃあ、薬を塗るよ」

カトリ「はい…」

(ぬりゅ)

カトリ「あっ!…つっ!」

テーム「どうした、しみるか?」

カトリ「ええ…少し…でも、大丈夫です」

テーム「分かった、じゃあ続けるよ」

(ぬりゅ…ぬりゅ…ぬりゅ…ススー)

カトリ「うっ!…くっ!…」

テーム「カトリ、大丈夫か?」

カトリ「だ…大丈夫です…続けて…ください」

テーム「ふむ…少しの間だけ我慢してくれ」

(すり…すり…すり…すり…)

カトリ「ふぅっ!…はぅっ!…」

テーム「よし、たっぷり塗れた。終わったぞカトリ」

カトリ「は…ひ…」

テーム「じゃあ薬が取れないように、上からガーゼを当てて包帯を巻いておこう」

カトリ「わ…わかりました」

テーム「こうしてガーゼを当てて…カトリ、包帯を巻くからバンザイをしなさい」

カトリ「あ…はい…」

(しゅる…しゅる…しゅる…しゅる…)

カトリ「ふわあああぁぁぁぁ~!!」

テーム「どうしたカトリ、大きな声を出して」

カトリ「す…すみません旦那様。少し…きついです…」

テーム「そうか…そりゃすまなかった。じゃあともうちょっと緩めて巻き直すよ」

(するするするする…しゅる…しゅる…しゅる…しゅる…)

カトリ「はわわわわあああぁぁぁぁ~ぁぁ!!!」

テーム「今度はどうした!きついっていうから緩めてるんじゃないか」

カトリ「は…は…は…はひ…。なんでも…なんでもありません…ん!」

テーム「おかしなやつだな、とにかく続けるよ」

カトリ(ダメ、さっきから旦那様が包帯を巻いたり緩めたりするたびに、
包帯が乳首とこすれて…んんん!くうぅぅっ!)

テーム「よし、もうすぐ巻き終わる…」

カトリ「はうっ!!」

テーム「またか!今度はなんだ?」

カトリ「いえ…大丈夫です…つ…続けてください…」

カトリ(包帯と包帯の間に乳首が挟まっちゃった!
旦那様が手を動かすたびに…刺激が!!)

(しゅる…きゅっ…コリ…コリ…)

カトリ(それにおかしいわ。挟まれているのは乳首なのに、足の付け根がジンジンする!)

テーム「よし…終わったよカトリ」

カトリ「は…はひ…ありがとうございました…」

テーム「カトリ」

カトリ「なんでしょうか、旦那様」

テーム「…」

(がばっ!)

カトリ「きゃっ!旦那様、何をなさるんですか?急に後ろから抱きついて…」

テーム「カトリすまない。少しだけこのままでいさせてくれ」

カトリ「旦那様?」

テーム「知っての通り、娘が死んでからというもの、妻はああなってしまった。
でも娘が死んで辛かったのは妻だけではない、私も同じだ」

カトリ「旦那様…」

テーム「娘が生きてた頃は一緒にサウナに入ったものだ。
お前の背中を見てると、それを思い出して…だから…うっ…」

カトリ「なんてお気の毒な…わかりました、では、しばらくこのままで…」

テーム「ありがとうカトリ」

(ぎゅううぅぅぅ)

カトリ(あっ!旦那様が力を入れると、また乳首に刺激が!)

テーム「うう…ふう…」

カトリ(なに…?旦那様の息が耳にかかって、なんか変な感じが…?)

カトリ「だ…旦那様…耳に…耳に息が…」

テーム「耳?耳がどうしたって?」

カトリ(いや!旦那様が喋るとよけいに耳への刺激が!)

テーム「カトリ、さっきからなんか変だぞ。どうしたって言うんだ?」

カトリ「そ…それ以上、喋らないで…」

テーム「えっ?そりゃどういう意味だ、何でそんな変な事を言う?」

カトリ(もうダメ、お股が熱くてたまらない!!)

テーム「おい、カトリ…?白かった背中がピンク色に染まってるぞ!」

カトリ「ふ…は…ひゃはああぁぁぁぁああぁぁ~っ!」

(しょぉぉぉぉ~…ちょろちょろちょろちょろ)

テーム「わっ!なんだこれは!!」

(どさっ!ばたっ!)

テーム「これは…おもらし?…カトリ!カトリ!どうしたんだ?しっかりしなさい!」

カトリ「…」

テーム「おい!しっかりしろ!」

(ぺしっ!ぺしっ!)

カトリ「…ふぁ?…へ?…」

テーム「なんなんだいったい…子供とはいえ赤ん坊じゃないんだぞ」

カトリ(いったいなにが…えっ?…わたし…はだか?)

カトリ「きゃっ!!」

テーム「恥ずかしがってる場合じゃないぞ、これを見てみろ」

カトリ「あっ」

テーム「服も床もびちょびちょじゃないか」

カトリ「あっ…すみません…すぐ着替えを…」

テーム「待て待て、そんなおもらしで濡れたままの服で屋敷の中を
歩き回られたんじゃたまらん、まずは掃除が先だ」

カトリ「はい…申し訳ありません…すぐに掃除を」

テーム「おっと、ちょっと待ちなさいカトリ」

カトリ「…はい?」

テーム「濡れた服は脱ぎなさい」

カトリ「えっ…でも…」

テーム「でも、じゃない!そのまま部屋の中をうろついたんじゃ、汚れが広がってしまうだろ」

カトリ「でも…でも…」

テーム「聞き分けのない事を言うんじゃない!早く脱ぎなさい!!」

カトリ「ひっ!…は…はい」

(しゅるしゅるしゅる…)

テーム「汚れた服はそこにひとまとめにして…まずは濡れた床を拭くんだ」

カトリ「は…はい…ぐすっ…ぐすっ…」

テーム「むっ?」

テーム(これはいったいどうしたというのだ?半ベソをかきながら床に這いつくばってる
全裸の少女の姿を見ていると、なにか腰の下から突き上げてくるような感触が)

テーム(これはなにか懐かしい、久しく忘れていた感覚だ)

(しゅるる…ぱさっ)

カトリ「ぐすっ…ぐすっ…」

テーム「カトリ、掃除はもういい」

カトリ「えっ?…でもまだ全然…」

テーム「それはもういい…こっちに来なさい」

カトリ「あ…はい…。えっ?…きゃあ!旦那様…何で裸!?」

テーム「お前のせいで私のズボンもびしょ濡れなんだ。脱がなきゃしょうがないだろう」

カトリ「旦那様、早く何かお召物を!!」

テーム「なんだカトリ、男の裸は見た事がないのか?」

カトリ「いえ…小さい時、おじいちゃんと一緒にサウナに入ってましたから…」

テーム「じゃあそんなに驚く事はなかろう」

カトリ「でも…おじいちゃんのは…そんな風に…上を向いて…ません」

テーム「これか?ははは…これはだな…『お前が欲しい』と言っているんだ」

カトリ「えっ…?」

テーム「最初にも話した通り、娘が死んでからというもの、妻は何年もあの通りだ。
だから、とてもご無沙汰してるんだよ、分かるだろう?」

カトリ「なにがですか、分かりません!」

テーム「アンネリはああ見ても身持ちが固くてダメなんだ。だから…な?」

カトリ「なにをおっしゃってるのか分かりません!」

テーム「わがままを言わずに、こっちに」

(ぐいっ)

(どさっ!)

カトリ「きゃあ!」

(くちょ…くちょ…)

カトリ「ひゃあぁぁぁ~!…旦那様、そんなとこ!」

テーム「おやおや、おもらしは止まってるはずなのに、随分とぐちょぐちょだな」

カトリ「そ…それは包帯がこすれて…」

テーム「そうかそうか、その時すでに…準備万端という訳か…
こらこら、暴れるんじゃない!」

カトリ「いやっ…!だめぇ…!」

テーム「そうだ、こうしよう。給金を契約の倍払うよ。
そうすれば心臓の悪いおじいさんをお医者様に診せられるだろ」

カトリ「そ…それは…」

テーム「おばあさんのリュウマチも診せてあげられるかもしれない」

カトリ「…」

テーム「うまくすれば、お母さんを呼び戻せるかもしれない
家族みんなで暮らす事が出来るんだよ。だから…な?な?」

カトリ「…」

テーム「どうだいカトリ?」

カトリ「…3倍です」

テーム「ん?なんだって?」

カトリ「給金は3倍にしてください」

テーム「これはこれは…私と取引をしようっていうのかい?」

カトリ「それだけ全部しようと思ったら、3倍は必要です」

テーム「大きくでたね…。まあ、いいだろう…」

テーム「ただし、私が呼んだらいつでもここに来る事。どんな要求にも応じる事。
それが新しい契約だ、分かったね」

カトリ「…わ…分かりました…」

テーム「ようし、いい子だ。なあに、お前もすぐに良くなる」

カトリ「う…」

テーム「じゃあまず、私が横になるから、四つん這いになって私の顔をまたぎなさい」

カトリ「えっ?」

テーム「なんだカトリ、今の話を忘れたのか?契約は、どんな要求にも応じる…だ」

カトリ「くっ…」

テーム「…そうじゃない、お前は足の方を向くんだ、そして尻は私の顔の上に」

カトリ「うう…」

テーム「よしよし、そうだ。もっと腰を落として…うむ…」

(ちゅぷ…ちゅぷ…ぬちゅ…ちゅぷ…)

カトリ「ん…ん…ん…!ふわあぁぁぁ~っ!!」

テーム「目の前にあるモノをしゃぶるのも忘れるな」

カトリ「うっ…うっ…ちろ…ちろ…」

テーム「ちゅぷ…ちゅぷ…、実に美味い。それに素晴らしい眺めだ、カトリ」

カトリ「ふうあうぅぅぅうう~んんんっ!!!」


ナレーション「こうして、ライッコラ屋敷の夜は更けていくのでした」

前編 お わ り

カトリの悲劇 中編・「契約」


(ライッコラ屋敷の牧場にて)

カトリ「今日もいいお天気ね」

アベル「わん!」

カトリ「ここは北の牧場と違って、危険な事はないから助かるわ」

アベル「わんわん!」

カトリ「それにしても…」

アベル「わうん?」

カトリ「昨日の夜の事があってから、ずっと…
ここが…熱くて仕方ないの…ああ…」

(くちゃ…くちゃ…くちゃ…)

カトリ「くっ…ふうんっ!…」

アベル「くう~ん?」

カトリ「やだ!わたしったらまた手が勝手に…
夕べはお金のために仕方なく…のはずだったのに、
やめられなくなっちゃった…」

(くちゃ…くちゃ…ぬちょ…ぬちょ…)

カトリ「ふうっ!…くうぅぅっ!」

カトリ「はぁ…はぁ…はぁ…。わたし…いけない子になってしまったわ」

カトリ「やだ…手もあそこもこんなにぐっしょり…拭かなきゃ」

アベル「わんわん!」

(ペロペロペロペロ…)

カトリ「きゃっ!ダメよアベル、そんなところを舐めちゃ!」

アベル「わんわんわん!」

(ペチョペチョぺチョ…クチョクチョクチョ…)

カトリ「ああっ!舌が中までっ!!…くふっ!…きゃうん!!」

アベル「わん…わん…」

(ずちょずちょずちょずちょずちょ…)

カトリ「ダメ!ダメよアベル!…それ以上すると…わたし」

アベル「はっ!はっ!はっ!はっ!…わん!」

(がさがさ…)

???「ふふふ、み~ちゃった」

カトリ「!!!」

???「随分いけない遊びをやってるのね、仕事中なのに」

カトリ「ヘ…ヘレナ!…ち…違うの、これは…」

ヘレナ「四つん這いになってお尻を突き出して、違うもなにもないわよ」

カトリ「そ…それは…」

ヘレナ「それに飼い犬に舐めさせるなんて…変態よ!!」

カトリ「う…う…」

ヘレナ「こんなこと、マルティが知ったらどう思うかしら」

カトリ「!!!!!」

ヘレナ「そうそう、あの乱暴者のペッカって子にも教えてあげようかしら」

カトリ「それだけは!それだけはやめて!!」

ヘレナ「どうしよっかな?…ふふふ」

カトリ「お願いヘレナ、わたしが出来る事なら何でもするから、お願い!」

ヘレナ「わたしが出来る事なら…?」

カトリ「はっ!」

ヘレナ「そうね…私の言う事を聞いてくれるなら、黙っててあげてもいいわ」

カトリ「…それって…どんな…?」

ヘレナ「そうね…じゃあ、さっきの続きをやってもらおうかしら」

カトリ「ええっ!ここで?あなたの前で?」

ヘレナ「もちろんよ、誰もいないところでやっても意味ないじゃない!」

カトリ「そんな…」

ヘレナ「嫌ならいいのよ別に…。マルティに話すだけだから」

カトリ「お願い…それだけは…」

ヘレナ「じゃあ、他に選択肢はないわよね~、ふふふ」

カトリ「くっ…。わ…分かったわ」

ヘレナ「そうそう、家畜番は素直じゃなくっちゃね」

カトリ「その代わり、誰にも言わないで…約束よ」

ヘレナ「ええ、分かったわ…これは私とあなたとの契約よ」

カトリ「契約?」

ヘレナ「そう、契約。私がいいって言うまで契約は続くの」

カトリ「えっ?それってどういう…?」

ヘレナ「いいから私の言うことを聞いてればいいのよ。そしたら誰にも言わないから」

カトリ「本当に、約束よ…じゃあアベル、こっちにおいで」

アベル「わん!」

ヘレナ「ちょっと待って…続きって言っても、さっきと同じじゃつまらないわ」

カトリ「じゃあどうすれば…」

ヘレナ「見なさいよカトリ、アベルのがさっきからこんなに膨らんじゃってるわ」

カトリ「アベル!これは…いったいどうしたの?」

ヘレナ「そりゃあんたがバター犬なんかさせるからよ」

カトリ「そんなんじゃ…そんなんじゃないわ」

ヘレナ「どう言い訳したってやってる事はバター犬よ!」

カトリ「う…」

ヘレナ「あんたはさっきとおんなじように四つん這いになりなさい」

カトリ「でも…でも…これって…」

ヘレナ「つべこべ言わずに言う事を聞きなさい!マルティに話してもいいの?」

カトリ「ううう…」

ヘレナ「そうそう…じゃあカトリ、アベルに命令して」

カトリ「う…ううう…。アベル、こっちに来て、うしろから…」

アベル「はっ!はっ!はっ!はっ!わんわんわん!」

ヘレナ「あらあら、こんなに興奮しちゃって。あははは!」

カトリ「うう…こんなの、こんなの…」

ヘレナ「ほらほら、もっと腰を落としなさいよ。短足犬のが届かないわよ!」

カトリ「ううう…。はっ…はうっ!!…入ってくる??!!」

ヘレナ「そりゃそうよ、そのためにやってるんでしょ」

カトリ「いやあっ!中でどんどん大きくなってくるぅっ!!!」

ヘレナ「うわあ、すごい。カトリ、あなたびちょびちょよ」

アベル「ぐるるるるうううう…わんわんわん!」

カトリ「ふあっ!くうっ!いやっ!ダメっ!!」

ヘレナ「こんなに漏らしてて、いやもダメもないでしょうに、あははは!」

カトリ「こんなこと…こんなことまだ旦那様にだって…」

ヘレナ「えっ、なんですって?」

カトリ「いえ…な…なんでも…ふわあああぁぁぁぁ~っ!!」

ヘレナ「あんた、ライッコラのご主人となにをやってるのよ!」

カトリ「なにも…なにもやってないわ…はうぅぅぅっ!!」

ヘレナ「なにもなくてそんなこと言う訳ないでしょ!」

カトリ「なんでもない!なんでもないっ…わ!!!」

ヘレナ「はは~ん…そういう事ね」

カトリ「なんでもないったら!!!ふくぅぅぅう~っ!!」

ヘレナ「良かったじゃない、アベルが最初で。これで一心同体になれた訳だし」

アベル「ばうばうばう!ぶうおぉぉぉぉ~ん!」

(どぷるるるるるる~!!!)

カトリ「ひぃやはあぁぁぁぁ~っ!!!」

(がくっ…どたっ)

ヘレナ「あら…?やだ、気を失ってるわ」

ヘレナ「それにしてもご主人とそんな関係に…可愛い顔して恐ろしい女ね。
しかも畜生と交わるなんて…汚わらしい」

ヘレナ「でもこれで当分退屈しそうにないわね、ふふふふ…」


後編 お わ り

修正

中編 お わ り

カトリの悲劇 後編・「友だち?」


(ヘレナの別荘にて)

(ドタドタドタドタ…)

(…ガチャッ)

マルティ「カトリが来てるって、本当かいヘレナ!」

ヘレナ「なによ、女の子の部屋に入る時はノックくらいしてよ」

マルティ「ああ…ごめん…で、さっきの話は本当なのかい」

ヘレナ「ええ、本当よ…中を見れば」

カトリ「…マ…マルティ…」

マルティ「本当だ、本当にヘレナの部屋にカトリがいる!」

ヘレナ「もちろんよ、嘘なんかつかないわ」

マルティ「でもいったいどういう風の吹き回しなんだい?
僕はてっきり、君はカトリの事が嫌いなんだと思ってた」

ヘレナ「ええ、最初はちょっとね…でも思い直したのよ。
私を同い年なのに辛い仕事をしてて、可哀想だって…」

マルティ「本当のホントなんだね!…でも今日はどうしたの、カトリは仕事のはずじゃ?」

カトリ「え…ええ…」

ヘレナ「私が頼んで休んでもらったの。このあたりには私と同じ年頃の女の子がいないでしょ。
だからカトリに遊び相手になって欲しいって、ライッコラのご主人にお母さんから
頼んでもらったの。代わりに家畜番のお手当は、お母さんに出してもらったわ」

マルティ「そうなのかいカトリ?」

カトリ「え…ええ…ヘレナの言う通りよ…」

マルティ「ヘレナ…ごめん。僕は君に謝らなきゃいけない。君はもっと意地悪な子だと思ってた。
でも本当は優しい女の子なんだね。僕、君の事大好きだよ!」

ヘレナ「あら…調子いいのね…まあいいわ」

マルティ「じゃあさっそく3人で遊ぼう!」

ヘレナ「ちょっと待ってよマルティ。同い年の女の子がいないからって来てもらったのよ。
あなたと遊んだんじゃいつもと変わらないわ」

マルティ「えっ?なんで?」

ヘレナ「最初は私とカトリだけ、女の子だけで遊ぶの」

マルティ「そんな~」

ヘレナ「あなたもあとで入れてあげるわよ、だから早く出てって」

マルティ「ええええ~」

ヘレナ「早く早く!言っとくけど、女の子の部屋をのぞき見するなんて悪趣味な事しないでよ」

マルティ「そんな事はしないけど…」

ヘレナ「済んだら呼ぶから、それまではお母さんの相手でもしてて」

マルティ「ちぇっ!」

(…ガチャン!…カチャカチャ)

ヘレナ「さ、マルティは出て行ったわよ。鍵もかけたしカーテンも閉めてる。
これで誰にも邪魔されないわよね、ふふふ」

カトリ「う…」

ヘレナ「じゃあ、足を広げて…」

カトリ「ううう…」

ヘレナ「マルティがいる間、よく我慢できたわね、それは誉めてあげるわ。
それにしてもこんなに太い張子、よく呑み込めるわね」

カトリ「は…うう…」

ヘレナ「さあ、自分で引き抜いてごらんなさい」

カトリ「…ふぅっ…くぅぅぅ~…」

(ぬちょ…ぬちょ…ヌポン!)

カトリ「はあぅぅぅううぅぅぅ~!!」

ヘレナ「じゃあ次はなにして遊ぼうかしら、ふふふ」

カトリ「お願い…ヘレナ…もう…もう許して…」

ヘレナ「ダメよ、これは契約だって言ったでしょ。
それとも、マルティに本当の事を知って欲しいの?」

カトリ「…」

ヘレナ「じゃあ、自分でイってごらんなさい、そしたら今日は許してあげるわ」

カトリ「…」

ヘレナ「そうそう、自分で乳首とお豆をつまんでね…あはははは」

(コリ…コリ…ぬちょ…ぬちょ…)

カトリ「うっ…うっ…うわはあぁぁぁ~っ!!」

ヘレナ「大声出すんじゃないわよ、マルティに聞こえるでしょ。
このレースでハンカチでも噛んでなさい!」

カトリ「ヴ…ヴ…ヴウウゥゥゥ!!」

ヘレナ「あはは!この子ったら自分でよがってるわ!!」

カトリ「ヴヴウウゥゥゥゥ~」

マルティ「カトリとヘレナ、遅いな。いったい何やって遊んでるんだろう…」

ヘレナ「マルティ、もういいわよ」

マルティ「おっ!よし!」

(どたどたどたどた…ガチャッ)

マルティ「遅かったじゃないか二人とも。さ、なにして遊ぶ?」

ヘレナ「それがマルティ…」

マルティ「なに…どうしたって言うんだい?」

ヘレナ「カトリの様子がおかしいのよ、見てやって」

マルティ「なんだって?…カトリどうしたんだい?」

カトリ「マ…マルティ…はぁ…はぁ…」

マルティ「カトリ!顔が赤いし、それに辛そうだ。熱があるんじゃないか?」

カトリ「はぁ…はぁ…はぁ…」

ヘレナ「せっかく来てもらったんだけど、帰ってもらった方がいいと思うわ。
マルティ、カトリを馬車でライッコラ屋敷まで送って行ってくれない?」

マルティ「う…うん。せっかくだけど、その方がいいみたいだね。よし、馬車を出してくるよ!」

ヘレナ「お願いね」

マルティ「ああ!」

(どたどたどた…)

ヘレナ「分かってるわねカトリ、言った通りにするのよ、でないと…」

カトリ「はぁ…はぁ…うう…」


(パッカパッカパッカパッカパッカ…)

マルティ「カトリ、大丈夫かい?もうすぐお屋敷に着くから…」

カトリ「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

マルティ「どうしたの?辛いの?」

カトリ「マルティ…ごめんなさい…ちょっと馬車を止めてほしいの…」

マルティ「どおおおうっ!」

馬「ひひーん!」

カトリ「ちょっと…乗り物酔いしちゃったみたいなの、馬車を降りたい…」

マルティ「よし、わかった。あそこの木の下でちょっと休もう」

カトリ「ごめんなさい」

マルティ「いいんだよ」


マルティ「よっこいしょっと…どうだい、少しは楽かい?」

カトリ「マ…マルティ…お腹が苦しいの、うしろのスカートのヒモ、ほどいて」

マルティ「あ…ああ…わかった」

(しゅる…しゅる…)

カトリ「ありがとう…で、少しスカートを下にずらして…はぁ…はぁ…」

マルティ「ええっ!?」

カトリ「苦しいの、お願い」

マルティ「わ…わかったよ…じゃあ…」

(する…する…)

カトリ「ありがとう…少し楽になったわ…ふぅ…ふぅ…」

マルティ「あ…ああ…」

(ドキドキドキドキドキドキドキドキ…)

(するするするするする…)

マルティ「ひえっ!!カ…カ…カ…カトリ!なんでスカート脱ぐの!!」

カトリ「…み…見て…」

マルティ「うわっ!!なんで…なんで下着はいてないの!!」

カトリ「…こ…こ…ここよ…」

マルティ「な…な…なに…?その…股の間に挟まっているのは…!?」

カトリ「ふぅ…くぅ…うはあぁぁぁぁ~っ!!!」

(ぬちゅ…ぬちゅ…ぬっぽん!)

(ゴロン)

マルティ「なんでそんな太いのが…!」

カトリ「こ…ここ…見て…マル…ティ…」

(ぐちゅ…ぐちゅ…ぐちゅ…ぬちゃ…ぬちゃ…ぬちゃ…)

マルティ「カトリ…なにやってるの!!」

カトリ「こうすると…ふぅっ!…とっても…気持ちいいの…はぅっ!」

マルティ「ダメだカトリ、そんな事をしちゃダメだ!!」

カトリ「はぁ…はぁ…はぁ…手が止まらないの」

マルティ「嘘だ!こんなの嘘だ!!」

カトリ「なにか…なにかが来るわマルティ!!」

(ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ…)

マルティ「僕のカトリが!こんなのうそだぁ~!!」

カトリ「わたし、わたし飛んじゃうぅぅぅぅぅ~っ!!!」

(ぷしゃあああぁぁぁぁ~)

マルティ「うそだあああああーっ!!」

(バタバタッ!がたん!ひひ~ん!!パカラッパカラッパカラッパカラッ)

カトリ「と…とんじゃうぅぅぅぅぅ…」

カトリ「…」

カトリ「…ヘレナの命令で仕方なくやった事だけど、マルティが行ってしまっても
手を止める事は出来ないわ…もう、わたし…完全に壊れてしまったのね」

カトリ「う…う…う…うわああああぁぁぁ~ん!!(泣)」


ナレーション(こうして、カトリの苦難の悲劇は無事に幕を閉じたのでした)

後編 お わ り


世界迷作劇場 カトリの悲劇

お し ま い

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom