ピーチ「マリオ、大変っ!ルイージとクッパが大喧嘩してるの!」(88)

マリオ「!」

ピーチ「今、キノピオが必死に止めててくれてるわ!」

マリオ「」コクコク

ピーチ「でも、いつまで持つ事か……二人共、今にも殴りかかりそうで……」

マリオ「!」

ピーチ「お願いっ!二人を止めれそうなのはマリオしかいないの!お願いっ!早く行ってっ!」

マリオ「!」ピョインピョイン

キノピオ「ふ、二人共っ……!落ち着いて下さいっ……!」

クッパ「黙レ!キノコ小僧!」

ルイージ「キノピオさんは黙ってて下さいっ!」

キノピオ「あわわ……あわわ……」

クッパ「ドウヤラ、貴様ハ殴ラナイト分カラナイラシイナ!?」

ルイージ「僻んでるのか!?来いよ、いつまでもやられてる僕じゃないぞ!?」

クッパ「……ダカラ、我輩ガ言ッテルノハ、ソウイウ事デハナイト言ッテルダロウガッ!」ガァー


ヒュー


クッパ「……フゲッ!」ポコッ

マリオ「!」ピョインピョイン

キノピオ「マ、マリオさんっ!」

ルイージ「……に、兄さん」

クッパ「……グヌヌ、マリオカ」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「ほら、二人共!マリオも怒ってるじゃない!?」

ルイージ「あっ……ピーチ……さん……?」

クッパ「ソウカ……マリオヲ呼ンダノハ、ピーチカ……」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「二人共、なんで喧嘩してたのってマリオが聞いてるわよ」

rpg使用のマリオか。アクションで会話すんの懐かしいな。

クッパ「………」

ルイージ「………」

マリオ「……?」

ピーチ「……どうしたの?喧嘩の理由教えてよ?」

ルイージ「……兄さんにはわからない悩みだよ」ボソッ

マリオ「?」

クッパ「……コラ待テ、貴様何処へ行ク!?我輩ノ話ハマダ終ワッテナイゾ!?」ガルルル

ルイージ「……ふん」

クッパ「……貴様ァ!?」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「ほらほら、だ~め!もう喧嘩はおしまいっ!」

クッパ「待テッ!ルイージッ!」ジタバタ

ルイージ「………」

ーーーーー


マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「そうよそうよ。喧嘩の理由を教えてよ?」

クッパ「……アノ馬鹿ガ、マタ凝リズ二「るいーじまんしょん」ヲヤリタイト言イダシタノダ」

マリオ「?」

ピーチ「……そんなくだらない理由?」

クッパ「クダラナイトハ何ダッ!?」

ピーチ「きゃ!」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「あっ、わかった~?クッパ、やきもち焼いてるんでしょ?」

クッパ「……ナンダト?」

マリオ「?」

ピーチ「ライバルのマリオだけじゃなくて、その弟のルイージまで主人公になっていくのが許せないんでしょ?」

クッパ「………」

ピーチ「大丈夫よ?クッパを主役にしたゲームもそろそろ出てくれるわよ?
.クッパ軍団と戦略シミュレーションとか面白そうじゃない?」クスクス

クッパ「フザケルナァ!」

ピーチ「!」ビクッ

マリオ「!」ビクッ

クッパ「………」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「そ、そうよ……いきなり大声出して、どうしちゃったのよ……?」

クッパ「……我輩ハソンナげーむナド、出タクハナイ」

マリオ「………」

ピーチ「………」

クッパ「我輩ハ……マリオ……貴様ヲ痛ブリ、卑劣ナ罠ヲ用意シ、子供達ニ恨マレ憎マレ……」

マリオ「………」

ピーチ「………」

クッパ「ソシテ最後ニ貴様ニ負ケルノダ」

クッパ「我輩ダケジャナイ。友人ノででで大王ヤどくたーわいりーダッテソウダ……」

マリオ「………」

ピーチ「……うん」

クッパ「彼等モ我輩ト同ジヨウニ、主人公ノ敵役ダトイウ事ニ人生ヲ捧ゲテイル……」

マリオ「………」

ピーチ「……うん」

クッパ「……我輩ダッテ辛イ時モアル。安イ居酒屋デ彼等ト主人公達ノ悪口大会ヲスル時ダッテアル」

マリオ「………」

ピーチ「クッパ……」

クッパ「ダガ、ソンナ存在がナイトまりおしりーずハ成リ立タンノダ!」

クッパ「ソレヲドウダ!?アイツハ!自分ガ主人公ニナリタイト言イ出シタデハナイカッ!?」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「そうよそうよ!それはルイージ君が地味だからスポットを当ててあげるのも……」

クッパ「違ウッ!アイツハすぽっとヲ浴ビテハイケナイノダ!マリオノ2pからーデアル事ガ本来ノ役割デアルハズダッ!」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「そうよそうよ!ちょっと言いすぎよ!」

クッパ「イヤッ、違ウッ!マリオッ!貴様ガ甘スギルノダ!」

マリオ「?」

クッパ「……覚エテイルカ?『すまっしゅぶらざーず』ノ企画会議ノ時ヲ」

ーーーーー

リンク「それでは、今日が初顔合わせと言う事で……皆さん、よろしくお願いしま~す!」


「よろしく」

「ウッホウッホ」

「了解」

「ヨッシーッ!」

「ペポ」

「ピカピーカー」

「!」ピョインピョイン

クッパ「……オイ、剣士ノ少年ヨ?何故、我輩ガココニイルノダ?」

リンク「あっ、クッパさんですか……?あ~、それじゃあもう隠しキャラ枠の事説明しますね?」

クッパ「?」

リンク「実は隠しキャラを四人出そうと思うんですけどね?」

ドンキー「ウッホウッホ!」

サムス「クッパさん?ドンキーさんがマリオカート以来だねって喜んでますよ?」

クッパ「……ヌ?」

リンク「現在、隠しキャラ枠で確定してるのが……まずはfーzeroから、キャプテンファルコンさん……!」

フォックス「有難い。実はこのメンバーでは少し浮いてないか心配だったんだ」

サムス「……あら、私もいますわよ?」

リンク「それと……motherから、ネス君ですね!お二人共、久々の参戦ですっ!」

リンク「それで……残った二枠なんですが……やっぱりマリオシリーズとポケモンシリーズから出てもらいたいんですが……」

クッパ「ナルホド……ソレデ、我輩ト……」

プリン「プリプリーン」

リンク「そうです。プリンさんに来ていただいたというわけです。どうですか?参戦してもらえませんかね?」

プリン「プリプリーン?」

リンク「あっ、大丈夫ですよ?プリンさんの場合、ちょっと癖のある感じになりそうですけど」

プリン「プリプリーン」

リンク「クッパさんの場合はイメージ通り、怪力系になりそうですかね?大振りで当てにくいけど、当たれば大ダメージ!……みたいな?」

クッパ「………」

リンク「……どうですか?参加してもらえます?」

クッパ「……有難イ話ダガ」

リンク「……えっ?」

クッパ「我輩ハ断ル」

ドンキー「ウホ!?」

サムス「そうよそうよ!?クッパさんどうして!?」

フォックス「……悪い話ではないと思いますが」

クッパ「……マァ、我輩ノ話ヲ聞ケ」

クッパ「我輩ガぷれいやーきゃらニナルトイウ事ハ……」

ドンキー「………」

クッパ「コノぱわーデ、マリオヲぼこぼこニスルトイウ事モ、アリ得ル訳ダ……」

サムス「でも、それは……」

フォックス「……格闘ゲームですしねぇ?」

クッパ「イヤ、我輩ハマリオヲぼこぼこニスル事自体ハ抵抗ナドナイ……タダ……」

リンク「……あちゃ~」

クッパ「チビッ子達ガ我輩ノ姿デ、マリオヤぴかちゅうヲ倒シテルノヲ見ルノハ嫌ダ」

リンク「……しまった、クッパさんはボスにするべきだったな」

ドンキー「ウッホ!ウッホ!」

サムス「そうよ!それならドンキーさんだって……」

クッパ「……どんきーハどんきーこんぐしりーずデ主人公ヲシテイルダロウ。我輩トハ違ウ」

フォックス「しかし、これでクッパさんが出ないとなると……隠しキャラ、どうします……?」

リンク「僕としては……マリオシリーズからマリオさんとヨッシーさんだけっても……
.やっぱり、看板としてもう一人は出てもらいたいんですが……」

サムス「……クッパさん以外だったら誰が候補かしら?」

フォックス「う~ん……ピーチさんとか、キノピオさん……?」

リンク「ピーチさんは戦い向きじゃなさそうですしねぇ……?」

な~んかブレブレだな
結局喋れない奴が大半だし色々失敗したなこれ

マリオ「!」ピョインピョイン

リンク「えっ?マリオさん、ルイージさんはどうかですって?」

フォックス「え~?」

サムス「……マリオさんの2pカラーとかじゃなくて?」

マリオ「!」ピョインピョイン

リンク「……えっ?マリオさんとの違いなんかありましたっけ?」

マリオ「!」ピョインピョイン

サムス「……あっ、そういえばそんな設定あったかも」

クッパ「……一応、マリオ2トusaノ時ノ設定ダ」

フォックス「あ~、あ~、そういやその時ジャンプ力高かったですよね!?」

マリオ「!」ピョインピョイン

リンク「……でもマリオさんよりジャンプ力があるだけってのも」

フォックス「そうですよ。隠しキャラなんだし、それだけってのも……」

マリオ「!」ピョインピョイン

サムス「……えっ?アッパーの設定を変える?」

クッパ「……オイ、マリオ」

マリオ「!」ピョインピョイン

リンク「なるほど!初太刀にのみ、クリーンヒット効果をつけると!」

フォックス「……確かに、それだけで結構、差別化ができそうそうですね」

マリオ「!」ピョインピョイン

リンク「えっ!?マリオトルネードも差別化の為に設定を変える!?」

マリオ「!」ピョインピョイン

サムス「あ~、なるほど~。流石、マリオさん」

クッパ「………」

ーーーーー


クッパ「……マリオ、貴様ハ何故アイツヲ特別扱イシヨウトスル」

マリオ「………」

ピーチ「そんな事ないわよ!マリオは私達皆を同じように……!」

クッパ「イヤ、違ウッ!我輩ハ軍団ヲ持ッテイルカラ分カル!」

マリオ「!」

クッパ「かめっくガよっしーあいらんどデ脚光ヲ浴ビタ時ニモ!我輩ハくりぼーヤのこのこニ命ジ続ケタ!」

マリオ「………」

クッパ「マリオニ踏マレロ!マリオニ蹴ラレ続ケロト!」

ピーチ「………」

クッパ「奴等ハソウヤッテ、マリオしりーずヲ代表スルもんすたーニナッタノダ!マリオしりーずニハ欠カセナイ雑魚きゃらニナッタノダ!」

クッパ「マリオ……貴様ガ弟ヲ心配スル気持チハ良ク分カル……」

マリオ「!」

クッパ「マシテヤ 、貴様ノヨウナ偉大ナ兄ノ弟ナラ尚更ダ……」

ピーチ「……マリオ」

クッパ「ダガ、奴モモウ大人ダ」

マリオ「!」

クッパ「自分ノ人生ハ自分デ切リ開カナイトイケナイ……2pきゃらトシテノ人生ヲナ……」

マリオ「………」

ーーーーー


マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「……ごめん、マリオ。私よくわからない」

マリオ「………」

ピーチ「クッパの言ってる事もわかるような気がするし……それでもルイージ君が新しいキャラを見つけようと頑張ってるのも分かる……」

マリオ「………」

ピーチ「……思えば、私も同じだったかも」

マリオ「?」

ピーチ「私、ずっとお姫様だったけど……」

マリオ「………」コクコク

ピーチ「……やっぱり何処かでデイジーが身を引いてくれたおかげって思う事あるもん」

マリオ「!」

ピーチ「……クッパみたいに、自分のマリオシリーズでの在り方みたいなのを真剣に考えてなかったかも」

マリオ「………」

ピーチ「当たり前のようにクッパが私をさらって……当たり前のようにマリオが私を助けに来て……」

マリオ「………」

ピーチ「……ひょっとしたら逃げてたのかもしれない。自分と向き合う事に」

マリオ「………」

ピーチ「………」

マリオ「………」

ピーチ「……クッパって強いね」

マリオ「………」コクコク

ピーチ「………」

マリオ「………」

ピーチ「ルイージ君も……多分、今自分と向き合って……悩んで、迷って……」

マリオ「!」

ピーチ「マリオシリーズでの自分の在り方を考えているんだと思う……」

ーーーーー


マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「……あっ、兄さんおかえり」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「……今日もファンレター来てたよ?」ドサッ

マリオ「!」

ルイージ「うん……大丈夫。全部兄さんのだから」

マリオ「………」

ルイージ「僕、疲れたからもう寝るね?おやすみ」

マリオ「………」

ーーーーー


子供「あのね!あのね!?僕、マリオ2クリアしたよっ!?」

ルイージ「わぁ、凄いね!あの難しいゲームクリア出来るなんて、君凄いねっ!」

子供「ルイージのおかげだよっ!ルイージジャンプ力高いからさ!」

ルイージ「ははは、兄さんではクリアした?」

子供「う~ん……マリオじゃ出来ないや?だってマリオはジャンプ力がないんだもん!デブだから!」

ルイージ「あはは!兄さんは太ってるわけじゃないよ」

子供「えぇ~?でもさぁ……?」

ルイージ「……や……

子供「……だ

ルイ

ルイージ「……はっ!」ガバッ

ルイージ「………」

ルイージ「……くそっ」

ルイージ「……また、あの時の夢だ」

ルイージ「………」

こういうテーマで書いてるってのはあるんだけど
自分で言うのは格好悪いし伝えれてなさそうで不安

とりあえず今日はここまで気が向いたら書く

ちゃんと伝わってるから安心しろ

クッパ△ 悪役の流儀とでもいうのかねぇ
ただルイージの気持ちも……ううむ

翌日ーーー


キノピオ「はい!皆さんおはようございま~す!」

ピーチ「うふふ、おはよう」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「………」

クッパ「キノコ小僧……今日ハ何ノ集マリダ……?」

キノピオ「あっ、じゃあ皆さん揃いましたので説明しますね……?」

キノピオ「もうすぐクリスマスでしょ?そこでっ……!我々、任天堂オールスターズでファン感謝デーとして、クリスマスイベントをする事になりましたっ!」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「へぇ~、楽しそうね?……オールスターズって事は、ポケモンチーム最
さんや、カービィチームさんも出るの?」

キノピオ「はい、他にもゼルダシリーズやメトロイドシリーズも参加します!」

クッパ「ガハハ!我輩、祭リ事ハ嫌イジャナイッ!」

キノピオ「マリオシリーズの威厳を見せる為にも!他のチームに負けないよう、皆さん頑張りましょうっ!」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「ふふ、マリオったら張り切っちゃって」クスクス

ルイージ「………」

なんか酷いミスしてるな
まぁいいか

キノピオ「え~、それで……まず、色々と担当を決めたいのですが……」

ピーチ「うんうん」

キノピオ「まずは……え~、物販コーナーの担当ですっ……!」

マリオ「」コクコク

キノピオ「新作・旧作のソフトを販売したり、グッズを販売したりするブースですね。え~っと……それを……」

ルイージ「………」

キノピオ「クッパ軍団の中から数名出したいのですが?」

クッパ「……ヌ?」

クッパ「我輩トクッパ軍団デ物販ヲ仕切レトイウ事カ?」

キノピオ「あっ!いえいえ、クッパさん以外の方達で……って、事です」

クッパ「ウ~ム……クリボーヤ、ノコノコ達二任セルトイウ事カ……」

キノピオ「はい、どうでしょう……?」

クッパ「……キノコ小僧、貴様ジャ駄目ナノカ?」

キノピオ「いえっ……!僕もそうしたいのは山々なんですが……僕、総合司会の方も任されてるんですよ……?」

クッパ「ト、スルト……キノコ大臣……」

ピーチ「えっ、お父様?」

キノピオ「いやね……それ、僕も考えたんですが、やっぱり大臣様だけじゃちょっと……ねぇ……?」

クッパ「ウ~ム……」

クッパ「……ルイージハ駄目ナノカ?」

ピーチ「えっ?」

キノピオ「いやね……それ、僕も最適だと思うんですけど、ルイージさんは……」

ルイージ「……ちょっと待てよ」

キノピオ「ん?」

クッパ「ヌ?」

ルイージ「僕が……最適って……どういう事だよ……」ブルブル

ルイージ「ふざけるなっ!」

マリオ「!」

ピーチ「きゃっ」

ルイージ「キノピオが……キノピオが総合司会だってのに、僕が物販コーナー?何だよそれっ!?」ブルブル

クッパ「 ………」

ルイージ「どうせ、兄さんやピーチはもっと大役を任されるんだろ!?どうして僕が物販コーナーなんかに!」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「そ、そうよ……ちょっと……落ち着いて……?」

ルイージ「うるさいっ!」

クッパ「……物販モ立派ナ仕事ダ」

ルイージ「なんだって……?この野郎っ……!」

キノピオ「あわわ……」

ピーチ「きゃあ!マ、マリオっ……!二人を止めてっ!」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「この野郎っ!いつもいつも僕を馬鹿にしやがってっ!
そんなくだらない仕事はお前の手下にやらせておけばいいんだよっ!」

クッパ「!」

クッバ「………」ガスッ

ルイージ「……がっ」

マリオ「!」

ピーチ「ちょっとっ……!ちょっと、クッパっ!」

ルイージ「がっ……ううぅ……」

クッパ「……殴ッタ理由ハ二ツアル」

ピーチ「……えっ?」

クッパ「一ツハ……コイツハ仕事ハ何ヲ分カッテイナイ事ダ……」

キノピオ「………」

クッパ「ソシテ、モウ一ツハ……我輩ノ軍団ヲ侮辱シタ事ダ……」

マリオ「………」

クッパ「確カニ我輩ノ軍団ハ弱イ……」

ピーチ「………」

クッパ「戦車ヲ用意シ……飛行船ヲ用意シ……ソシテ、ソノ上デ丸腰ノマリオニ襲イカカル……」

キノピオ「………」

クッパ「ソシテ負ケル」

マリオ「………」

クッパ「馬鹿ニサレテモ不思議デハナイ軍団ダ。見下サレテモ不思議デハナイ軍団ダ」

ルイージ「………」

クッパ「ダガ、マリオ……ルイージ……ピーチ……!オ前達ガソレヲ口ニスル事ダケハ許サン……!」

マリオ「………」

ピーチ「………」

キノピオ「………」

ルイージ「……ふんっ」

クッパ「………」

ルイージ「何だよ、それ?何言ってるか意味わかんないよ」

クッパ「………」

ルイージ「……ふんっ」

マリオ「!」

ピーチ「ちょ、ちょっと……!ルイージ君、何処行くの……!?」

ルイージ「……企画書を書いてくる」

キノピオ「……企画書?」

ルイージ「クリスマスにイベントをするんだろ?それまでに『ルイージマンション』を間に合わせる……!」

ピーチ「ちょっとっ……!そんな無茶な……!」

ルイージ「僕には時間がないんだっ!」

ルイージ「兄さんは分かる?いつ消えるかわからないキャラクターの気持ち」

マリオ「!」

ルイージ「クッパやピーチには、マリオシリーズでの居場所がちゃんとある……悪役とヒロインって居場所がね」

ピーチ「そ、そんな……!」

ルイージ「僕はずっと兄さんのおかげで出演できてるようなものさ……」

キノピオ「………」

ルイージ「僕にはマリオシリーズでの居場所はないんだっ!」

ピーチ「……ルイージ君」

ルイージ「企画書書いてくるね……?この時期はクリスマスに、お正月のお年玉……勝負するなら今しかないんだ……」

ーーーーー


ピーチ「………」

マリオ「………」

キノピオ「とりあえず、話進めましょうか?」

クッパ「ソウダナ」

ピーチ「えっ?」

マリオ「!」

キノピオ「え~っと……販売ブースの事ですが……クッパ軍団に任せてもいいですかね?」

クッパ「ウム。クリボートノコノコニ任セヨウ」

ピーチ「ちょ、ちょっと……!」

キノピオ「あ~……でも、ノコノコさんはこっちの方に使いたいんですよ……?」

クッパ「ナル程……ソンナ企画モアルノカ……」

マリオ「!」ピョインピョイン

キノピオ「どうでしょう……?クリボーさん以外にも誰かいます……?」

クッパ「ガハハハハ!クッパ軍団ヲ甘ク見ルナ!カメックトプクプクヲ派遣シテヤルッ!」

ピーチ「二人共っ!?」

キノピオ「……はい?」

クッパ「……ヌ?」

ピーチ「ルイージ君の事、心配じゃないの!?」

キノピオ「心配って……ねぇ……?別に気にするような事でも泣いでしょ?」

クッパ「……我輩ハ相手スルノガ馬鹿ラシクナッタダケダゾ?」

ピーチ「ルイージ君が真剣に自分の事で悩んでるのよ!?マリオシリーズでの居場所を見つけようとしてるのよ!?」

キノピオ「………」

クッパ「………」

ピーチ「二人は心配じゃないの!?皆でルイージ君の居場所を見つけてあげてもいいじゃないっ!」

キノピオ「………」

クッパ「………」

キノピオ「……ピーチさんはお姫様」

ピーチ「……えっ?」

キノピオ「つまり……ヒロインです」

ピーチ「……う、うん」

キノピオ「クッパさんは悪役。マリオさんは主人公」

マリオ「………」

キノピオ「クリボーさんとノコノコさんは雑魚敵。カメックさんは少し厄介な敵ですね」

クッパ「ウム」

キノピオ「じゃあ、僕は?」

ピーチ「……えっ?」

キノピオ「僕はなんですか?」

ピーチ「……それは、キノコ王国の」

キノピオ「そう、キノコ王国の一市民です。ただ、それだけです」

ピーチ「……そんな事」

キノピオ「僕に出来る事なんて限られてます。マリオさんにアイテムを渡したり、チュートリアルを担当したり……ただ、それだけです」

マリオ「………」

キノピオ「正直、僕じゃなくても構いません。カメックさんやクリボーさんがしたっていい」

クッパ「ガハハ!アイツラモ、ソコマデ成長シタカ!」

キノピオ「それが僕の仕事です」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「そ、そうよ……!そんな事ないわよ!だって、マリオカートやマリオusaの時だって……!」

キノピオ「……いえ、そういう事ではないのです」

ピーチ「……えっ?」

キノピオ「いいですか?マリオさんが戦う。クリボーさん達が邪魔をする。クッパさんが負ける。ピーチさんが救われる」

ピーチ「……うん」

キノピオ「その合間の手の届かない所……つまり、隙間を埋める作業とでも言えばいいのかな……?」

マリオ「………」

キノピオ「それが僕です」

キノピオ「僕は自分の役割を誇りに思っています」

クッパ「ウム」

キノピオ「ヒーローのマリオさん……ヒロインのピーチさん……悪役のクッパさん……」

マリオ「………」

キノピオ「彼らが出来ない事、したくない事、やれるけどやりたくない事……」

ピーチ「………」

キノピオ「そういう事をするのはキノコ市民である僕しかいないのですから」

マリオ「………」

キノコ「……主人公の弟?素晴らしい居場所があるじゃないですか?」

ピーチ「!」

キノピオ「僕から言わせてもらえば、そんな恵まれた居場所があるのに、自分のやるべき事をわかってない人なんて話になりませんね」

ピーチ「………」

マリオ「………」

キノピオ「……僕の話は以上です」

ピーチ「………」

マリオ「………」

クッパ「……全テノ登場人物ニスポットガ当タル訳デハナイ」

ピーチ「……えっ?」

クッパ「ソウスレバ、すてーじハ眩シスギルシ、誰ノ話ナノカワカラナクナッテシマウ……」

ピーチ「……うん」

クッパ「ダカラ我輩達クッパ軍団ヤ、きのぴおハソウイウ事ヲ避ケタノダ」

マリオ「………」

キノピオ「ルイージさんはどういうポジションなんでしょうね?」

ピーチ「えっ……?」

キノピオ「彼は僕よりもスポットに近い位置にいる……」

マリオ「………」

クッパ「……ダガ、自分ヲ魅セル術ヲ知ラン」

ーーーーー


ルイージ「………」カキカキ

ルイージ「……ジャンプ力を生かして」

ルイージ「………」カキカキ

ルイージ「……くそっ!」

ルイージ「これじゃあ、兄さんが主人公なのと何の変わりもないじゃないかっ!」

ルイージ「くそっ……くそっ……!」カキカキ

ルイージ「兄さんとの違いを作るんだっ……!もっと、ジャンプ力みたいな小さな事じゃなくてっ……!」

今日はここまで
クリスマスまでに終わるといいな

ん、けっこう好き。
頑張って。

テーマ云々に感しては相対的なもんだから断言できないけど
こういうテーマがあるのかなと予想はできたよ、つまり。
なにかしらの軸は通ってるんだなとおもた。
長々とすまそ。

ーーーーー


ピーチ「はぁ……なんだか自己嫌悪……」

マリオ「?」

ピーチ「……クッパだけじゃなくて、キノピオもしっかりした考え持ってたんだな……って」

マリオ「………」

ピーチ「……私、甘かったのかな?」

マリオ「?」

ピーチ「クッパもキノピオも、それにルイージ君だって……皆、真剣にマリオシリーズでの自分のあるべき姿を考えてる……」

マリオ「………」

ピーチ「私だけだったのかなぁ……?こんな甘い考えだったの……」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「……?」

マリオ「!」クルクル

ピーチ「……ふふ」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「ふふ、元気付けてくれてるんだ?」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「ふふ、そうだよね!?元気ないお姫様なんか、らしくないもんね?」

マリオ「」コクコク

ピーチ「マリオ……ありがとう……」

ピーチ「よ~し!それじゃあ、頑張ってイベント成功させなきゃね!」

マリオ「!」コクコク

ピーチ「あっ……ねぇ、マリオ……?」

マリオ「?」

ピーチ「……ルイージ君の事なんだけどね?」

マリオ「」コクコク

ピーチ「今日、決まった事を報告しておくべきだと思うんだけど……」

マリオ「………」

ピーチ「……マリオ一人で大丈夫?」

マリオ「………」

ピーチ「……私も一緒に行ってもいいよ?」

マリオ「………」

ピーチ「ルイージ君、悩んでるみたいだし……マリオ一人じゃ心配だから……」

マリオ「!」プルプル

ピーチ「……えっ?」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「……本当?マリオ一人で大丈夫?」

マリオ「!」ピョインピョイン

ーーーーー


マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「あっ……兄さん、おかえり……」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「………」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「………」

マリオ「!」クルクル

ルイージ「………」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「……ふ~ん」

ルイージ「……そんな企画をするんだ?」

マリオ「」コクコク

ルイージ「ふ~ん……スタンプラリーか……スタンプを四つ集めたらマリオグッズが貰えるねぇ……?」

マリオ「」コクコク

ルイージ「それで……スタンプを押す役が兄さんとピーチとクッパと……僕……?」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「ふ~ん……」

マリオ「………」

ルイージ「……ねぇ?」

マリオ「?」

ルイージ「……僕で大丈夫?」

マリオ「!」

ルイージ「その役、ヨッシーとかでもいいんじゃない?子供だって僕からスタンプ貰っても……」

マリオ「!」プルプル

ルイージ「………」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「………」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「……でもさぁ」

マリオ「!」プルプル

ルイージ「………」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「……でも」

マリオ「!」プルプル

ルイージ「………」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「………」

ルイージ「………」

マリオ「………」

ルイージ「………」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「………」

マリオ「………」

ルイージ「……わかったよ」

マリオ「!」

ルイージ「……じゃあ、尚更イベントまでに『ルイージマンション』を間に合わせないとね?」

マリオ「!?」

ルイージ「今の僕がそんな事しても、きっと子供達は喜んでくれないだろうしさ」

マリオ「………」

そしてクリスマスーーー


キノピオ「はいっ!皆さんっ!今日から2デイズ、頑張っていきましょう~!」

ピーチ「お~!」

マリオ「!」ピョインピョイン

ルイージ「………」

クッパ「………」

キノピオ「それでは、担当場所の確認から……」

クッパ「……キノコ小僧。少シ待ッテクレ」

キノピオ「……え?どうしましたか?」

クッパ「……オイ、ルイージ」

ルイージ「………」

クッパ「今カラいべんとナノニ、ソノ腐ッタ顔ハ何ダ?」

ルイージ「……えっ?」

クッパ「人前ニ出ル顔ジャナイナ。貴様モひーろーナラ、コウイウ場トぷらいべーとナ事ヲ持チ込ムナ」

ルイージ「……僕はヒーローなんかじゃないよ」ボソッ

クッパ「……アァ?」

ルイージ「いや……何でもない……」

クッパ「………」イライラ

マリオ「………」

キノピオ「え~っと……時間も推してるし……そろそろ進めたいんですけど……」

ルイージ「そうだよクッパ……進めようよ……」

クッパ「貴様ァ!イイ加減ニシロッ!」

マリオ「!」

キノピオ「ちょ、ちょっと……!クッパさんっ……!?」

クッパ「大方『るいーじまんしょん』ノ企画ガ通ラカッタ事ニ腐ッテルノダロウ!?」

ルイージ「……何?」

クッパ「ダガ、ソノ事ヲコノ場に持チ込ム事ハ我輩、許サンゾッ!」

ルイージ「……なんで毎回毎回、僕につっかかってくるんだよ」イライラ

クッパ「当然ダッ!最近ノ貴様ノ頭ノ中ハ『るいーじまんしょん』ノ事バカリダ!貴様ニハまりおしりーずトシテノ……」


ゴスッ


クッパ「フゲ!」

ピーチ「二人共!いい加減にしなさいっ!」

マリオ「!」

キノピオ「ちょ、ちょっと……!ピーチさんっ!フライパンでどつくなんてやりすぎですよ………?」

ピーチ「いいのよ!クッパはそれくらいじゃ死にはしないんだからっ!」

クッパ「……ガ、ガガッ」ピクピク

ルイージ「ク、クッパ……大丈夫か……?」

ピーチ「二人共っ!今日がどんな日かわかってるの!?喧嘩するんだったら別の日にしなさいっ!」

クッパ「………」

ルイージ「………」

クッパ「イヤ……シカシ……」

ピーチ「言い訳無用っ!」

クッパ「……ハイ」

ルイージ「……すいませんでした」

キノピオ「………」

マリオ「………」

ピーチ「ほら!仲直りの握手っ!」

クッパ「……ヌ?」

ルイージ「……えっ?」

ピーチ「また殴るわよ?」

クッパ「!」

ルイージ「!」

クッパ「……るいーじ君、我輩ガ悪カッタ。今日ハ楽シイいべんとダ
コンナ日ニ揉メ事ヲ持チ込ムナンテ、我輩ドウカシテイタ……」

ルイージ「い、いや……僕の方こそ……ごめん……『ルイージマンション』と今日のイベントは関係ないよね……」

ピーチ「はい、握手!」

クッパ「ルイージ君、今日ノいべんと頑張ロウ」ギュッ

ルイージ「う、うん……」ギュッ

ピーチ「は~い!じゃあ、これで喧嘩はおしまいね?キノピオ、進めて?」

キノピオ「えっ、えっ?あっ、はい!わかりました……!それでは担当地
エリアの説明を……」アセアセ

ま~たミスってらぁ

キノピオ「……という訳で、マリオさんはaエリア」

マリオ「!」ピョインピョイン

キノピオ「……クッパさんはbエリア」

クッパ「ウム」

キノピオ「……ピーチさんはcエリア」

ピーチ「は~い」

キノピオ「ルイージさんはdエリアとなります」

ルイージ「……はい」

キノピオ「細かな指示の方はインカム通して、キノコ大臣が指示してくれると思いますが……何か、質問点などはありますか?」

クッパ「……モシ、我輩ノ所デ子供ガ泣イタラドウスル?」

キノピオ「その場合、マリオさんかピーチさんに助けに行ってもらう事になってます」

ルイージ「………」

クッパ「待テッ!?マリオハ分カル!ダガ、ピーチハドウスル!?我輩、マタふらいぱんデ殴ラレルノカ!?」

マリオ「!」ピョインピョイン

ピーチ「うふふ、腕がなるわね……」

クッパ「オ、オイッ!キノピオッ!コイツヲ止メロッ!我輩、マダ死ニタクナイゾッ!」

キノピオ「まぁ、クッパさんは丈夫だから、大丈夫でしょう。それが嫌なら子供を泣かせないようにして下さい」

クッパ「待テッ!我輩ノ仕事ハ子供ヲ泣カセルノモ一ツダッ!オイッ、ルイージ!コイツラヲ止メテクレッ!」

ルイージ「………」

クッパ「聞イテイルノカッ!?ルイージッ!?」

キノピオ「……とまぁ、冗談は置いておいて」

ピーチ「マリオrpgの時の感じで行けば大丈夫よね?」

キノピオ「そうですね?あっ……でも、マリオrpgってフライパン……」

ピーチ「もう!子供の前でお姫様がフライパンなんか使う訳ないでしょっ!」クスクス

キノピオ「まぁ、信じています」クスクス

クッパ「………」

ルイージ「………」

キノピオ「……では、そろそろ時間ですね?各自、担当エリアについて下さい」

マリオ「!」ピョインピョイン

クッパ「ウム」

ピーチ「は~い」

ルイージ「……はい」

キノピオ「それでは!一日目、頑張っていきましょうっ!マリオさんっ、お願いしますっ!」

ピーチ「せぇ~のっ!」

クッパ「エイッ!エイッ!」

ルイージ「………」

マリオ「イヤッフウウゥゥゥゥゥ!」

ーーーーー


クッパ「……オイ、ピーチ?」

ピーチ「ん?クッパ、どうしたの?」

クッパ「……何カ、イイ事デモアッタノカ?」ニヤリ

ピーチ「……えっ?」

クッパ「いべんとデ気合ガ入ッテルダケジャナイダロウ?今日ノオ前は」

ピーチ「……それは、そのっ」

クッパ「何ガアッタ?」ニヤリ

ピーチ「………」

ピーチ「そろそろ担当エリアに行かないと…… !」

クッパ「マダ、時間ハアル」

ピーチ「……デモ」

クッパ「聞カセロ。我輩ヲふらいぱんデ殴ルクライダ。ヨッポドノ事ガアッタンダロウ?」

ピーチ「あっ……あれは……ごめんなさい……」

クッパ「ガハハハ!我輩ガアノ程度でヤラレルワケナイダロウッ!」

ピーチ「そ、そうよね……?」

クッパ「ガハハハ!」

ピーチ「………」

クッパ「………」

ピーチ「あ、あのね……?」

クッパ「……ウム」

ピーチ「私……その……クッパとかキノピオみたいにね……?」

クッパ「……ウム」

ピーチ「自分がどういう風に在るべきかなんて、ずっと考えた事なくて……」

クッパ「……ウム」

ピーチ「ううん……クッパやキノピオだけじゃない……ルイージ君だって、クリボーさんだって、ノコノコさんだって……
皆、真剣にマリオシリーズの事を考えてる……」

クッパ「………」

ピーチ「そんな姿を見てたら、急に自分が情けなく……思えて……」グスッ

クッパ「?」

ピーチ「皆みたいに明確な目的を持ってる訳じゃないけど……自分にできる事をやらなきゃって……」グスッ

クッパ「………」

ピーチ「私も……マリオシリーズの一員だから……このままじゃいけないって思ったの……」グスッ

クッパ「……ピーチ」

ピーチ「?」

クッパ「!」ビローン

ピーチ「!」

ピーチ「あははは!何よ、クッパ!その顔!」クスクス

クッパ「……痛テテテ。我輩ハ百面相モ得意ダ」

ピーチ「あはは、そういえば、マリオパーティーでそんなミニゲームあったわね!」

クッパ「……ピーチ」

ピーチ「ん?」

クッパ「……ヒロインニ泣キ顔ハ似合ワンゾ?」

ピーチ「!」

クッパ「……ピーチ」

ピーチ「……うん」

クッパ「我輩トるいーじガ喧嘩ヲシタ……」

ピーチ「……うん」

クッパ「誰カガ止メネバナラナイ……ソレデハ誰ガ止メルカダ……」

ピーチ「うん」

クッパ「マリオガ我輩ヲ倒シテ止メルノモ一ツノ方法……キノコ小僧ガ無駄ナ努力ヲスルノモ一ツノ方法……」

ピーチ「……そうだね」

クッパ「ソシテ……ピーチ……貴様ガふらいぱんデ我輩ヲ殴ルノモ一ツノ方法……」

ピーチ「……うん」

クッパ「……一ツ、ひんとヲ教エテヤロウ」

ピーチ「……えっ?」

クッパ「アノ時、オ前ガ我輩ヲふらいぱんデ殴ッタ事デ場ハ丸ク収マッタ」

ピーチ「……そんな事」

クッパ「アアイウ形デ場ヲ収メル事ガ出来タノハ、オ前ダケダ。マリオデモ……キノピオデモナク、ピーチダケダ」

ピーチ「……うん」

クッパ「ガハハハ!非常ニオ前ラシイヤリ方ダッタゾ!」

クッパ「……ソレデイイノダ」

ピーチ「……うん」

クッパ「悩ンデ……考エテ……迷ウノハ、王女ラシクナイ」

ピーチ「………」

クッパ「………」

ピーチ「……難しいね」

クッパ「……悩ムカラ難シクナル」

ピーチ「……うん」

クッパ「………」

ピーチ「………」

クッパ「!」ビローン

ピーチ「もうっ!クッパ、やめてよっ!」クスクス

クッパ「……痛テテテ。オイ、ピーチ」

ピーチ「もうっ!何よ!?」

クッパ「……ルイージヲ頼ム」

ピーチ「……えっ?」

クッパ「我輩達ガ馬鹿ナ冗談ヲ言イ合ッテタ時……」

ピーチ「うん……ルイージ君だけ参加してなかった……」

クッパ「最近ノアイツハ自分ヲ見失ッテイル……我輩ハ心配ナノダ……」

ピーチ「うん……」

クッパ「ダカラ……今日、何カガアッタ時ノふぉろーハオ前ニ任セタイ……」

ピーチ「……私に?」

クッパ「我輩ヤきのぴおジャ出来ナイ事ダ」

ピーチ「………」

今回もうちょっと練れた気がするのは気のせい
今日はここまで年内に終わるといいな

乙!面白い
期待してるよー

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