[暗黒の洞穴]
やけに強そうな竜「グオアアア!」
女魔法使い「凄い迫力……」
女僧侶「私達も気合いを入れないと」
女賢者「そうですね」
勇者「~♪」
勇者の手から放たれる炎が竜を包み込む……
竜「グギャアアアア!」
勇者「さて、進もうか」スタスタ
女魔法使い「……」
女僧侶「……」
女賢者「……」
ーーーーーー
勇者「ここにも目ぼしいお宝は無いなあ」ガサゴソ
女僧侶「今回も私達一回も攻撃してませんよね」
女魔法使い「そうね……補助魔法をかける暇もなかったわ」
女賢者「勇者様に私達は必要なのでしょうか……? ただ、足手まといになっているだけじゃ……」
女僧侶「そうですね……」
勇者「よし、町に帰るぞー」
女魔法使い「あ、今行くわ」
[宿屋]
女僧侶「そういえば勇者さんってgもいっぱい持ってますよね」
女魔法使い「確かに……三人いても広すぎるわよね、この部屋」
女賢者「すぅ、すぅ……」
女僧侶「でもいっぱい持ってるはずなのに、洞窟を見つけてはそこでお宝を探してますよね」
女魔法使い「うーん……勇者には、魔王討伐以外にも目的がある……とかかしら?」
女僧侶「ありそうですね」
女賢者「むにゃ……」
女魔法使い「……」
女魔法使い「///」
女僧侶「? どうしました」
女魔法使い「ん、ちょっと勇者と初めて会った時のこと思い出して」
女僧侶「恥ずかしいことでもあったんですか?」
女魔法使い「ええ、『私の足手まといにならないように、頑張りなさい』って言っちゃったのよ……」
女僧侶「ぶふっ」
女魔法使い「笑わないでよ……言わなきゃ良かったわ」
女僧侶「それでそれで、勇者さんは何て言ったんです?」
女魔法使い「『そうだな、頑張るよ』って」
女僧侶「」プルプル
女魔法使い「……何が可笑しいの」
女僧侶「す、すいません……何かツボにはまって……」
女魔法使い「……もう寝るわ」
女僧侶「怒りました?」
女魔法使い「怒ってるわ」
女僧侶「う、すいません……」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません