幼馴染「もう・・・この関係終わりにしよう」男「なんでだよっ!?」(30)

お手軽なssです

お手軽ならはよ

幼馴染「つ、付き合ってください!」

男「!!」




ことの発端は私のこの一言でだった・・・

http://hello.ap.teacup.com/dodongo/timg/1356788644.jpg

幼馴染「お兄ちゃん、そろそろ行こうよ」

幼兄「よし、行くか」

ガチャン

幼馴染「あ」

男「よぉ」

幼兄「おや、おはよう男くん。早いね」

男「おはようございます、幼兄さん」

幼馴染「おはよう、わざわざ向かえに来てくれたの?」

男「当たり前だろ?だって俺はお前の彼氏なんだしさ」

幼馴染「か、彼氏///」

男「・・・///」ポリポリ


幼兄「俺はお邪魔かな?」

幼馴染「そ、そんなことないよっ!一緒に行こうよ」

男「そうですよ。幼兄さんとも一緒に行こうと思ってここまで来たんですよ」

幼兄「そう?じゃあ一緒に登校しようかな?」

…お手軽なら暗くなんないよね?

トコトコ


男「それで~~」

幼兄「ホントに~?」


幼馴染「……」

幼馴染(やっとの思いで告白して…早三ヶ月)

幼馴染(お兄ちゃんも長年一緒にいた男くんだから快く受け入れてくれたし…)

幼馴染(男くんもお兄ちゃんと最近よく話してくれるようになったし)

幼馴染(なんだか…毎日が充実してるなぁ)

男「幼馴染??」

幼馴染「うん?」

男「なんかボーッとしてたけどどうかしたか?」

幼馴染「ううん。なんでもないよっ」

――――――――――――

――――

幼馴染「おはよ~~」

男「おはよーーっす」


幼友「きたわね」

男友「夫婦で登校とはやってくれますねぇ」

男「夫婦って年かよ」

幼馴染「そうだよぉ…」

幼友「心なしか顔がにやけてるんですけど」

幼馴染「えへへへへ…」

男友「なんで俺にはこんな可愛い幼馴染みがいないんだよ…」

男「自分の生まれの不幸を呪うんだな」

幼友「付き合いだした途端にあんたも開き直ったわね」

男「いいじゃないか、前々から俺らがいつ付き合いだすのか噂してたんだろ?」

幼友「まぁ…ねぇ」

幼馴染「そんなに噂されてたの…??」

幼友「知らないのは多分あんただけよ」

男友「だな。てか男が気づいてるくらいだったのに、なんで幼馴染ちゃんは気づかなかったんだよ?」

幼馴染「だって…そんな話聞かなかったし……」

幼友「聞かなくても…大体雰囲気とかでわかるでしょ」

幼馴染「そ、そんな雰囲気なんてわからないよ…」


男「まぁ…さ、幼馴染はそういうところで鈍いからさ」


幼馴染「むぅー…男くんだって、私が告白した時そんな風に思わなかったって言ってたじゃん」


男「まぁ…そうだけどさ」(ホントはなんとなく気づいてたけどな)


男友「男の鈍感も大概だけど幼馴染ちゃんも結構鈍いと思うよ?」

幼馴染「そうかなぁ……」

アハハハハハ

キンコンカンコン♪

ガヤガヤ

幼馴染(おっ昼~おっ昼~♪)

幼友「幼~お昼食べよう~」

幼馴染「いいよ~~」


―――――――――

―――――

食堂にて…


幼友「で?どうなのよ」

幼馴染「何が~?」もぐもぐ

幼友「何がじゃないがな、男くんとはどれだけ進展したの?」

幼馴染「進展~?」もぐもぐ

幼友「ほら…例えば、手を繋いだとか一緒にご飯食べに行ったとか」

幼馴染「ご飯ならほぼ毎日一緒に食べてるよ~」

幼友「……じゃあキスとかhはしたの?」


幼馴染「え、えぇ、エッチ!?」ガタ


ガヤガヤ
ナンダナンダー?
イマ、エッチッテ

幼友「馬鹿!!声が大きい!!」

幼馴染「ご、ごめんなさい…」

※このssはntrです

こいつのssは基本お手軽じゃないから…

切るなら今か・・・

幼友「声がでかいわよ」

幼馴染「ご、ごめんね・・・。でも幼友ちゃんが変なこと言うから・・・」

幼友「そうだけど・・・そんな驚くことかなぁ」

幼馴染「普通は驚くから・・・」

幼友「ていうかホントになにもないの?」

幼馴染「何が?」

幼友「だから、男くんとの進展よ」

幼馴染「進展って言われてもなぁ…」

幼友「デートとか、手を繋いだとか。キスやhはあんたのことだからないのは分かってるから」

幼馴染「はわわわわ」

幼友「そんなに驚くことかねぇ…」

幼馴染「お、お幼友ちゃんだってそういうことないじゃんかっ」

幼友「あたしは別にまだ処女でいいし」

幼馴染「私だってまだ…」

幼友「男くんはそう思ってないかもよ?」

幼馴染「そ、そうなの…?」

幼友「さぁ?あたしの勝手な主観だけど男ってそういうものじゃないの?」

幼馴染「そ、そうなのかなぁ……」

幼友「でも最初は恐いのはなんとなくわかるよ~」

幼馴染(それもあるけど……)

幼馴染(なにより男くんにイジワルされそうだし……)

幼馴染「うぅ……」

幼友「なんなら友伝いで聞いてみようか?」

幼馴染「うーん……いいのかな…そういうこと」

幼友「どう思ってるか聞くくらいいいじゃない?あんただって気になるんでしょ?」

幼馴染「それは…そうだけど」

幼友「よしっ、じゃあ早速友に聞いてみるから」

幼馴染「う、うん…」


幼馴染(いいのかなぁ……)

――――――――――――――

↑訂正:友を男友に変換しといてください(;一_一)

――――――――

男友「っと…」pipi

男「メールか?」

男友「おう今度の合コンの予定でちょっとな」

男「好きだねぇ……」

男友「誰かさんみたいに可愛い彼女がいるわけじゃないんでね」

男「お前ならその気になればできるだろ…」

男友「それは嫌味か?」

男「思ったこと言っただけだってば」

男友「それよりさ、お前幼馴染ちゃんとはヤッたのか?」

男「してねぇよ」

男友「なんだよ…長年好きだった相手なんだろう?なのになんで?」

男「長年好きだったからだよ……。逆にどうやってそういうことすればいいのかわかんねぇんだよ」

男友「自宅に招いてそのままルパンダイブじゃダメなのか?」

男「ムードもへったくれもねぇな……」

男友「あー……やっぱそういう経験ないと苦労するのね」

男「お前にだけは言われたくない…」

男友「ま、俺としては童貞同盟が解散しなくて済む分ありがたいがな」

男「結成すらされてないのになんだよそれ…」

男友「そうだよなぁ……やっぱ経験ないときついよな」

男「経験の有無関係あるのか…?」

男友「そういう雰囲気が作れないんだろ?だったらここは俺が一肌脱いで幼馴染ちゃんの…」

男「それ以上言ったらどうなるかわかるよね?」

男友「幼馴染ちゃんを経験豊富にしてリードしてもらえという俺の計画を……」

男「そんなの嫌だわ!!てか幼馴染がokするはずないだろうが!!」

男友「ああいうタイプはちょっと押しただけでコロっと…」

男「……」キッ

男友「じょ、冗談だってば…」

男友「じゃあどうすんだよ…風俗でも行くか?」

男「いかねぇよ……自分でなんとかするわ」

男友「なんとかって…どうすんだよ?」

男「それはまだわからねぇけど……」

男友「自分でどうにかするっていう気持ちは分かるがあんまり幼馴染ちゃんを待たせるなよ?」

男「お、おう…」


キンコンカンコン♪

幼馴染(あんなことしてもらったけど……男くんに知られたら変に思われちゃうよ…)

幼馴染(けど……付き合いだしたんだから今まで通りというわけにもいかないよね)

幼馴染(そういうことも必要だよね…)

幼馴染「うぅー……どうすればいいのかなぁ…」


男「幼馴染ー」

幼馴染「あ、男くん」

男「一緒に帰ろうぜ」

幼馴染「うんっ」


幼馴染(今は……まだこのままでもいいよね…?)

トコトコ

男「それでさ~」

幼馴染「そうなんだ~」


幼馴染(男くんはどう思ってるのかな…。付き合いだして三カ月経つけど)

幼馴染(何も進展のないこの関係に……やっぱり不満を抱いてるのかな…)


男「幼馴染?」

幼馴染「うん?」

男「話つまんなかったか?」

幼馴染「な、なんで??」

男「なんか元気なさそうだったし…反応も薄かったから」

幼馴染「そ、そんなことないよっ!!」

男「そうか?ならいいんだけどな」

幼馴染「あはははは…」



――――――――――――
自宅前

幼馴染「家まで送ってくれてありがとう」

男「気にするなよ」

幼馴染「じゃあ…また明日ね」

男「おう、じゃあな」

がちゃん

幼馴染「ただいまぁー」

幼兄「お帰りー妹よ。今日も男くんとイチャイチャして帰っていたのかー?」

幼馴染「お、お兄ちゃんっ!!」

幼兄「いいじゃないか、ちょっと茶化すくらい」

幼馴染「もう……」

幼兄「それでどうなんだ?ここ三カ月で進展はあったのか?」

幼馴染「お兄ちゃんも同じこと言う…」

幼兄「気になるだろやっぱり、兄として」

幼馴染「そ、そんな思ってるようなことはないよ?」

幼兄「当然だな、まだお前には早いしな」

幼馴染「いつまでも子供じゃないよぅ…」

幼兄「俺から見たらまだまだ子供だな♪」

幼馴染「むぅー」

幼馴染「お兄ちゃんこそ…彼女さんもいないのに」

幼兄「俺が彼女作ったらお前が寂しがるだろ?」

幼馴染「寂しがらないもん」

幼兄「ホントか~?」

幼馴染「そんなことないもん」

幼兄「ちっちゃい頃は『お兄ちゃんと一緒にいる~~』って言ってたのに…」

幼兄「いつの間にか『男くんと結婚する~』とか言い出すし……」

幼兄「お兄ちゃんは悲しいよ…」

幼馴染「ちっちゃい頃に言ったことなんか間に受けないでよ…」

幼兄「お兄ちゃんの心は純粋で繊細なんだよ」

幼馴染「妹の入浴してるところを覗こうとするお兄ちゃんが純粋?」

幼兄「兄として妹の成長記録は取らなきゃな♪」

幼馴染「そ、そんなのとらないでよ!!」


幼兄「ちなみに上から88…」
幼馴染「言わなくていいからー!!!」

――――――――

男「はぁ…さみぃな」
タタタタタタッ

美少女「……」フラフラ


男(あの子大丈夫か…?ふらつきながら歩いてるけど)


男(おいおい…信号赤になるけど歩いてるぞ……)

ブ―――――!!!


男「危ないっ!!!!」

―――――――

翌日


幼兄「ははは、今日は男くんは迎えに来なかったな?」

幼馴染「そんな毎日来てもらったら悪いよ」

幼兄「彼氏なんだしそれくらい苦にならないだろ?」

幼馴染「そういう問題じゃないから」

タタタタタタッ


男「幼馴染~~~、幼兄さ~ん!!!」


幼兄「噂をすればなんとやら」

幼馴染「男くんっ!!」

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