父「よ、妖怪のせいだぞ」 (37)


小学生息子「そうなの?」

父「そうだぞ…これは妖怪のせいなんだぞ」パンパン

母「んああっ!あなたっ!!息子が見てるっ…んぅっ!!」アンアン

ギシギシアンアン

小学生息子「お母さん泣いてる…?」

パンパン

父「だからそれは妖怪のせいなんだ」パンパン

母「んっ…あっ…だめ…」パンパン

小学生息子「た、助けてあげなきゃ!」

父「やめなさい!近づけば息子も妖怪に襲われちゃうぞ!」パンパンパンパンパンパン

小学生息子「ふえぇぇ…それは怖いよぉ…」

父「わかったら今日はもう寝るんだ!お母さんはお父さんが助けるから!」パンパン

小学生息子「う、うん!わかった!お父さん頑張って!おやすみ!」パタパタ

父「うむ」パンパンパン

母「だめぇ…もぅ…」

母「イクッ!イっちゃうぅぅぅぅ!!」

ビビクン

母「はっ…はーっ…」

父「まだまだ妖怪さんは元気みたいだぞ?お母さん」フヒヒヒヒ

母「もう…」////

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次の日

小学生息子「ってことが昨日あってさー」

小学生息子「妖怪ってやっぱいるんだねー」

友1「うわぁ…妖怪ウォ○チと違って実際の妖怪ってこわいね」

友2「笑えないよねー」

友3「お前それはやべーよ」

小学生息子「でも次は僕がお母さんを守れるようにならないと!」

友1「頑張れよ!小学生息子!」

友2「応援するぜ!小学生息子!」

友3「あのさぁ…」

小学生息子「お、次は保健の授業か」

友1「体育のがいいよなー」

友2「ほんとそれ」

友3「なにやるんだろ…窓際行ってオナニーかな」


先生「ーであるからして第一次成長期というのは…」

小学生息子(保健の授業ってつまらないよなーなんでこんな話するんだろ)

小学生息子(ふぁー…眠い)

小学生息子(今日もあの妖怪来るのかな?)

小学生息子(お母さん…すごい顔してたからな…)

小学生息子(すごい辛いのかもしれないし…)

小学生息子(僕がなんとかしないと!)

友3(あいつやべーこと考えてんな…)


放課後

小学生息子「ただいまー!」

お母さん「んあっ!だめっ!もう息子が帰ってきちゃうからぁっ!!」パンパン

お父さん「問題無い!全部妖怪のせいだからな!」ドワッハッハー

パンパンパンパンパンパン

お母さん「また…んっ…そうやってぇ…」////

お父さん「ん?おおお!息子よ!お帰り」パンパン

お母さん「ふぇっ!?」パパパパン

小学生息子「お、お母さん!!!どうしたの!?」

小学生息子「まさかまた妖怪が!?」

お父さん「そうなんだ息子よ!昨日成敗できなかった妖怪が昨日の夜から今まで元気でなぁ!」アッハッハー

パンパンパンパン

小学生息子「お父さん!?ダメだったの!?」

お父さん「こいつなかなか手強くてなぁ!」パンパン

お母さん「お父さんっ…!これ以上息子に変なこと教えないでっ…ハァッ」////

お父さん「変なこととはなんだ!これは妖怪のせいだぞぉ!」パンパン


お父さん「おおおおお!そろそろ退治できるぞぉ!!!」パンパンパンパン

お父さん「中で退治するぞぉぉぉ!」パンパンパンパン

お父さん「んああああーーーーーっ!」

ドビュルビュル

お母さん「あああああっ!!!!」//////

お母さん「中でドピュドピュでてりゅう!!」////

お父さん「ああああああっ!また新しい子供ができてしまうぅぅぅぅ!!」

小学生息子「え?え?え?」

小学生息子「退治したの?お父さん」

お父さん「はっ…はあっ…」

お父さん「ああ…もう大丈夫だ」

お父さん「心配かけたな」ナデナデ

小学生息子「よ、よかったぁ」


お母さん「はぁっ…はぁっ…」グデッ

ドサッ

小学生息子「あああっ!お母さん!!」スタタタ 

ガバッ

小学生息子「だ、大丈夫?」

お母さん「う、うん…平気よ…ちょっと妖怪さんのせいで動けないけど…すぐに良くなるから」ニコッ

小学生息子「よかったぁ…」ホッ

その夜

お母さん「お父さん!やるなら場所と時間をしっかりしないと今日みたいに息子に…」ガミガミ

お父さん「悪ィ悪ィ…ついな」フヒヒ

お父さん「そんなこと言ってっと今日も妖怪さんが来ちまうぜ?」ニヤリ

お母さん「っ!…」////

お父さん「さすがに1日中ぶっ通しでヤったから無理そうだけどな」

お母さん「えっ…」

お母さん「…」ショボーン

小学生息子「おやすみーってお母さん?どうしたの?」

お母さん「なんでも無いわ…おやすみなさい息子」

お父さん「歯ァ磨いたか?」

小学生息子「風呂入ったよ」

お父さん「また来週!」

お父さん「って歯磨いてねーのかよ」

小学生息子「めんどくてさぁ」

お父さん「歯磨きは大事だぜぇ」

小学生息子「…わかったお」

お母さん「あら…お父さんがお父さんらしくしてるの珍しいわね」

お父さん「お父さんだからな」

お父さん「実の息子じゃなくても…父親らしくしねぇとな」

お母さん「…」




お母さん「…勝手に重い設定作るのやめてくれない?」

お父さん「ふははははっ!一回言ってみたかったんだよ」フハハハハ

お母さん「しゃれになんないわよそれ…」ハァ

スタタタ

小学生息子「おとーさん!歯磨きしてきたよ!」

お父さん「おーどれどれぇ?」グイッ

お父さん「あっはは!きれいに磨けたじゃないか!これならよし!!」

小学生息子「やった♪じゃあ寝るねー!おやすみ!」

お父さん・お母さん「おやすみー」



そして少しの月日が流れ、小学生息子は小学校高学年となった



小学生息子「ただいまー」

お母さん「お帰りなさい」

お母さん「母さん同窓会で今日は帰らないからご飯作っておいたわよ」

小学生息子「はーい」パタパタ

お母さん「お父さんとお留守番よろしくねー」

小学生息子「まかせてー!」

ガチャン

そうこの日…お母さんが同窓会にさえ行かなければ…あんなことにはならなかったのだ


その日の夜


ガチャリ

小学生息子「お父さんお帰りー!」

お父さん「おぉ…息子か」

お父さん「紹介するよ…こいつはお父さんの妹だ」

スッ

浮気相手の女「こんばんわー♪君が甥の子かなー?」

小学生息子「おい…?」

浮気相手の女「あっはは♪まだわかんないか♪」

お父さん「今からこのお姉さんにとり憑いてる妖怪さんを退治するから息子はお父さんとお母さんの部屋には近づいちゃあダメだよ?」

小学生息子「…?そーなの?」

浮気相手の女「ぷっふふっ…そんな言い方してるの?」フフフ

お父さん「…」ゲシッ

浮気相手の女「痛っ!」

お父さん「妹だからな!」

小学生息子「そっかーじゃあ僕はもう寝るね」

お父さん「うん!そうしろそうしろ!」

小学生息子「ご飯はお母さんが作っておいてくれたからね!」

お父さん「う…ん…」

浮気相手の女「…」ニヤニヤ


お父さん「しっかり食べとくな!」

小学生息子「うんー!すごくおいしいよ!」 

お父さん「そーかそーか…」アッハハ

小学生息子「じゃあおやすみなさいー!」

小学生息子「お姉ちゃんおはらい頑張ってね!」

お父さん「ん!おやすみ」

浮気相手の女「むっふふっ♪おやすみ♪お姉さん頑張っちゃうよー」ニヤニヤ

トントントン

浮気相手の女「じゃ…そーゆーわけで頑張ろうね?お・と・う・さ・ん♪」

お父さん「…」

お父さん「当然さ」ニヤリ

そしてベットイン

んっ…あっ…

だめっ…そこっ…

チュッ…クチュッ…

モウトロトロジャネーカヘンタイオンナメ

アナタノヨウカイサンダッテギンギンヨ?

モウガマンデキン!

アアン////ハゲシスギィ////

小学生息子(…)

小学生息子(やっぱり…お姉さん辛そう…)

小学生息子(お父さん頑張ってお姉さんのお股に自分のお股叩きつけてる…)

小学生息子(…)

小学生息子(な、なんだろう…おはらいを見てると…おちんちんがむずむずするよぅ)////


小学生息子(ズボンとパンツ一回おろしてっと…)

スルッ

小学生息子(!?!?)

小学生息子(な、なんだこれ!?僕のオティンティンが!)

息子の息子「ギンギンでっせー」

小学生息子(うわわわわわ!!なんだこれ!?キモッ!!!)

小学生息子(これも妖怪のせいなのかな?お父さんのいいつけ破って部屋に近づいたから?)

小学生息子(こっ…怖いよぉ…)

小学生息子(怒られるかもしれないけど…お父さんに助けてもらわないと!)


お父さん「っくぅぅぅー!浮気セックス最高♪」パンパンパンパン

浮気相手の女「っん…//はぁっ…////イケナイお父さん…//ね…♪」パンパン

小学生息子「おっ…お父さん!!」

お父さん「ん?」

浮気相手の女「え?」

お父さん「…」パンパン

浮気相手の女「…」パンパン

お父さん「うぇぇぇぇぇ!!息子ォ!?」パンパン

お父さん「どっどどっ…どうして!?寝たんじゃなかったのかっ!」スパァン!!!

浮気相手の女「んあああっ!!!」////

小学生息子「ご、ごめんなさい…僕も妖怪を退治できるようになりたくて…お父さんのおはらいをみておこうかと思って…」オドオド 

お父さん「よ、妖怪?」パン?

小学生息子「そうだよ!」

お父さん「あっ…ああ!ああ!妖怪!妖怪ね!!」パンパンパンパン

お父さん「そうかそうか!なーんだそーか!」パンパパンパパーンパパーン

お父さん「お前は真面目な奴だなぁ!」フハハハハ

パンパンパンパンパンパンパンパン

小学生息子「そしたらね!おちんちんが…その…」////

小学生息子「こ、こんなに腫れちゃってね!」ビキビキィ

小学生息子「お父さんのいいつけ守らなかったからきっと妖怪が憑いちゃったんだと思って…怖くなって…」グスッ

お父さん「でかっ…お前ほんとに小学生かよ…それ綾鷹のペットボトル並じゃねーか…」

小学生息子「にごりが自慢です」

お父さん「うまいっ」パンパン

お父さん「ってそーじゃないや」

お父さん「そうかそうか…お前もそんな年か…」パンパン
 
お父さん「よし!父さんが退治する方法を教えてやろう!」パンパン

小学生息子「ほ、ほんとに!?」パァッ

小学生息子「僕助かるの!?」

お父さん「おうよ!まかせときなって!」

お父さん「まずはこのお姉さんの妖怪を一匹退治してからな!」

小学生息子「え?お姉さんにはまだ妖怪がいるの?」

お父さん「そーなんだよ!これが困ったことにあと50匹くらいはいるんじゃないかな?」ニヤニヤ

浮気相手の女「ちょっ…//どんだけ…んっ…//イかせる…気よっ…んあぅぅっ////」

浮気相手の女「んっ…//もう…//イきそう…」////

お父さん「おいおい!まだ退治汁は出ないぞぉ!!」パンパンパンパン

浮気相手の女「んっ…ふうっ…///…ダメ…そんな奥…突かれ…たら///」ビクッビクッ

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン

お父さん「盛大にイってしまえぇぇぇ!!!」ズパァン


浮気相手の女「んあああああああっ!!!!///////」ビビクン

プッシャァァァ

小学生息子「うわわわわ…おしっこ?」

お父さん「潮吹きさっ」ドヤッ

小学生息子「しおふき?」

お父さん「おしっこじゃないよ」

浮気相手の女「はぁ…はぁ…//」

浮気相手の女「でかちんぽさいっこう…////」

お父さん「じゃあ次の妖怪退治するぞー」

浮気相手の女「えっ?ちょっ…まだイったばっかで敏感に…」

スパァァァァァァン!!!

浮気相手の女「んふぁぁぁぁぁぁ///」

お父さん「まだまだたくさん妖怪はいるんだ!休憩してる時間はないぞ!」パンパン

浮気相手の女「ーっ//はぁっ…//」

小学生息子「お父さん…?僕の妖怪は?」

お父さん「おう!今準備ができたぜ!」

お父さん「よぉ!お姉さん!息子の息子を舐めて妖怪を退治してやってくれや!」パンパン

浮気相手の女「えっ!?マジで!?」

お父さん「性教育だよ」パンパン

浮気相手の女「うっわー…えぐいことするわねぇ…」

浮気相手の女「でも…ショタチンポ食べれるなんてこの先なさそうだし…いいかな♪」ペロリ

お父さん「よし!ほら息子!お姉さんの顔の近くにおちんちんを出すんだ!」パンパン

小学生息子「ええっ!?でもお姉さんに妖怪がいるから余計に増えちゃうんじゃない?」

お父さん「逆だ!お姉さんにお前の妖怪を吸い取ってもらうんだ!」パンパン

小学生息子「でも!そーしたらお姉さんが!!」

浮気相手の女「お姉さんは大丈夫よぉ…♪」

小学生息子「え…?」

小学生息子「怖く…ないの?」

浮気相手の女「子供に憑いてる妖怪くらいどーってことないわよ♪」

小学生息子「ん…」

お父さん「やってもらえよ」

小学生息子「ご、ごめんなさい!お姉さん!僕を助けてください!」ボロン

ビキビキィ

浮気相手の女「うっはw小学生の大きさじゃねぇよこれw」

寝ます


浮気相手の女「もっとかわいげのあるやつかと思ったのにw」

ピクッビクッ

浮気相手の女「でも包茎だしいいか♪」

スッ

小学生息子「うあっ…////」

ギュッ

小学生息子「あふぅん////」ビビクン

浮気相手の女「うっは…触っただけでこれとかやばw」

お父さん「こっちも始めるぞー」パンパン 

浮気相手の女「んっ!///いきなりはだめだって…////」

小学生息子「お、お姉さん…」

浮気相手の女「はいはい焦らないの♪」

シコシコ

小学生息子「んふぅあっ/////」ビクン

浮気相手の女「かーわいぃ♪」シコシコ

シコシコ

パンパン

シコシコ

パンパン

シコシコ

パンパン

小学生息子「んぅぅうっ…///」

浮気相手の女「んふふ♪そろそろやばそうね」

お父さん「しゃぶれしゃぶれぇ!!ハッハッハー」パンパン

浮気相手の女「うひひっ」ジュルッ

小学生息子「えっ?」



浮気相手の女「それじゃ…いただきまーす♪」アーン

小学生息子「なっ!?だっだめだよ!お姉さん!!!」

浮気相手の女「え?なんで?」アー…

小学生息子「そこはおしっこする所だから…その…汚いよ?」オズオズ

浮気相手の女「そんなことないよ?」

浮気相手の女「毎日お風呂で体洗ってるでしょ?」

小学生息子「そ、それはもちろんそうだけど…」

浮気相手の女「なら大丈夫よ」

浮気相手の女「それに妖怪退治(笑)してほしいでしょ?」

小学生息子「うっ…」

小学生息子「それは…」

浮気相手の女「ならお姉さんにまかせときなって」

小学生息子「ん…うん」

浮気相手の女「じゃ改めて…」アーン

カプッ

小学生息子「んうあっっっつ!!?」////

小学生息子「やべぇよ…やべぇよ…」////

浮気相手の女「むふぉふぉ♪…ふぃもひふぃい?」(むふふ…気持ちいい?)

ジュポジュポ…

ジュルルッ…

チュー

グチュ…グチュ…

小学生息子「んほぉぉぉぉ////」ビックンビックン

浮気相手の女「んっ…んくっ…っぷぁっ…////」

浮気相手の女「はっ…はっ…んちゅ…」パクッ

ヂュルヂュルヂュルヂュルッ…

ジャポッ…ジュルッ

グッポグッポ…ジュルルルルルル


小学生息子「あああああっ!!!おしっこでちゃうぅぅぅ!!!」////

浮気相手の女「むふふ…ふぁふぃふぇふぃいふぁふょ」(むふふ…出していいわよ)

小学生息子「あっあっ…」ガクガク

小学生息子「イワーーーーークッ!!!!」

小学生息子「ッイワーーーーーーーーーックッ!!!!!」

お父さん「城之内君!!!」

小学生息子「あっ…あれ?おしっこじゃない…?」

ぬちゃあ

んべっ

浮気相手の女「んっふふ…たくさん出たね♪」

浮気相手の女「んっ…っむぅ…」グチュグチュ

ゴックン

浮気相手の女「あー」ベー

小学生息子「え…?おねえさん…飲んじゃったの?」////

浮気相手の女「そうよー♪」

浮気相手の女「これで妖怪さんもいなくなったわよー♪」

小学生息子「…」チラッ

息子の息子「お疲れ!」シナシナ

小学生息子「あっ!いつもと同じだ!!」パァッ

小学生息子「ありがとう!お姉さん!!」


その日の出来事は大人になった今でも鮮明に覚えている

月日が流れいろんなことを知っていく中で

あの日起きたことの意味を理解してしまった

そしてあの事件は中学生3年の時だったかな

お母さん「お父さん!!…また…また浮気したわね!!!」

お父さん「…」タバコフー

ジリジリ

お母さん「ねぇ!聞いてるの!?」

お父さん「あー…ぴーぴーうっせぇよ」

お母さん「なっ!?」

お父さん「んなことどーでもいいだろ」スクッ

お母さん「どーでも…っ!」グワッ

バシン

ドサッ

お父さん「いきなり殴りかかってくんなよ…あぶねぇな」

お母さん「…」ウルッ

お父さん「寝るわ」スタスタ

お母さん「うっ…ううっ…ぐすっ…」ポロッポロッ

トントントン

中学生息子「母さん…」カベチラ

中学生息子「…っ」スタスタスタ

トントントン

ガチャ

中学生息子「父さん!!!」

お父さん「ん?なんだ息子か…どうした?」

中学生息子「どうした?じゃないよ!またお母さん泣かせて!どーゆーつもりなんだ!!」

お父さん「どーもこーもねぇよ」

中学生息子「また浮気したんだろ!」

お父さん「あーしたした」

お父さん「でも仕方ないんだよ…あれは妖怪のせいなんだから」フフフッ

中学生息子「ふざけるな!」

お父さん「…おい…いつからそんな口たたけるほど偉くなったんだ?お前」

中学生息子「っ!?」ビクッ

お父さん「…つーかまじお前らだるいわ」

お父さん「めんどくせー」スタスタ

中学生息子「と、父さん?どこ行くの?」

お父さん「でてくんだよこんなとこ」

中学生息子「えっ!?」


中学生息子「ま、まってよ!父さん!!!」

タッタッタッ

お父さん「ついてくんな!」バシッ

中学生息子「きゃっ」ドサッ

お父さん「おれを恨むなら…妖怪を恨むんだな」ザッザッザッ

中学生息子「・・・・・・・・」

中学生息子「いやその理屈はおかしい」





そして高校生になった僕はお母さんと2人で生きていくために毎日アルバイトをしてお金を稼いだ

お母さんはパートでは間に合わないと言い水商売を始めた

キャバクラかな?と思っていた…いや思いたかった

水商売といえどピンキリである

せめて愛想笑いをして酒をついでるだけの仕事でいてほしいと願った

でもある日僕がピンサロに行った時

エッロい格好の母が笑顔で出てきた

高校生息子「…」

おかん「…」

高校生息子「…」

おかん「…」

薄暗いソファに座ってる2人は口をきかず行為もせず

ただ無為に時間が流れた

おかん「…なにしてん?」

高校生息子「こっちのセリフだきゃあ!!」

シン…

他のお客さん「ゴホン」

高校生息子「…」

おかん「…」

高校生息子「仕事の先輩に行ってきてみろって…それでお金までもらっちゃったから…」

おかん「なるほど…もうそんなリーマンみたいなことを…」

高校生息子「てゆーかさ…おかん…水商売って…なんでよりによってピンサロなんだよ…」

おかん「挿れられない程度で高収入ってゆーとこれぐらいしか…」

おかん「キャバクラは門前払い食らったし…」

高校生息子「…」

おかん「…」

高校生息子「ままならんなぁ…世の中」

おかん「おかんだけに?」ドヤッ

高校生息子「シバこうか?」

おかん「この店じゃそんなことやってないよ」



とまぁそんなこともあったがなんやかんやで僕も大人になりそれなりにいい企業に就職して

安定した収入を得て母親にピンサロをやめさせることができた

そしてある日飲み屋で会った変なおっさんに

おっさん「なぁ兄ちゃん…ええ仕事あんねんけど…どや?」

息k…いや…もう子供ではない彼はさなぎから蝶へと変態したのだ…だからもう息子とは呼ばないよ「ん?いい仕事?」

おっさん「せや…儲けまっせー」ニヤニヤ

男(何だ…あやしい人だな…酔ってはないみたいだが)

男(1人で飲んでて少し暇だったし…話くらいは聞いてみるか)

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・


このおじさんとの出会いが僕の人生を大きく変えた


男「つ、つまりその『わしずまーじゃん』?に勝てば一生遊んで暮らせるくらいの金が手に入る…と?」

おっさん「せやでー」

男「ほほう…」

麻雀なんて少しかじった程度だったがなんか面白そうだったので受けることにした


ゴゴゴゴゴ

わしず「やぁようこそ我が館へ」

男「ちゃっちゃちゃーっす」

わしず「無礼者め!なんやかんやで色々日本に貢献してきたわしに対してなんたる言葉遣いじゃー!!!くらえ杖アターック!!」ビシビシ

男「痛いっ」

わしず「まぁいいわ」

男「いいのかよ」

わしず「とりあえず麻雀しようず」

男「麻雀経験少ない奴がわしず麻雀やった結果wwwwwwwwwっと」

わしず「速報にあげんなよ」

男「えー」

わしず「ルールわかる?」

男「頭ハネされたら牌投げればいいんでしょ?」

わしず「もうそれについては言わんといて…恥ずかしい」

男「血抜かれるんだっけ?」

わしず「ふえっふぇっふぇっ!その通り!血を抜かれ死に向かう絶望の顔がみたくて…みたくて…みぃたくてぇ…」クックック

わしず「ぬぅわんにぃんも殺してしまったよぉぉぉ!!!」

男「あ、今の録音したんすけどこれ自白って断定されますよね?」

わしず「ちょっ…待ってよぉ…」

わしず「これはその…ノリじゃん!?狂ってますよアピールじゃん!!」

男「アピール言った時点で台無しやん」


わしず「とにかくやるよ!」 

男「はーい」

わしず「わーい天和」

男「ちょっwww」

わしず「1600ccイっちゃえー!!」

鈴木「GO!!!!」

黒服「おけぃ!」シュコシュコシュコ

男「ンアーーーーーー」><

わしず「その顔文字だけ流行らせない」

男「やべぇだろこれ」

わしず「まぁそんな時もあるよ」

男「なんとか取り返して順位の差だけはつけないようにしないと死んじゃうよぉ」

わしず「一本場」カチ

男「お、いい牌配」

わしず「それ言っちゃう?」

男「すげえよこれ」

わしず「牌一枚見せてー」

男「ほい」白

わしず「それはやべぇよ」

男「だろ?」

鈴木(なんだこのやりとりは…まったくわけがわからない…これが狂気のぶつかり合いか…)

わしず「怖いなー」タン

男「おー!ロン!ロンロンロンローンロンロンロンロン!!!」

わしず「それ死亡フラグだぞ!ソースはわしっ!!」

男「大三元、字一色、四暗刻、地和」

わしず「うおー!!すげえ!!!」

男「これなんだっけ?エクアドル役満だっけ?」

わしず「わしずわかんない」

男「とりあえず飛んだなわしず」

わしず「これは飛ばざるを得ない」

男「ボタンぽちっとな」ポチッ

ジュッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

わしずのイスがロケットのように飛んで行ったのだった

鈴木「ええぇ…飛ぶってそっちかよ」


わしず「アーイキャーンフラァァァァァァァァァァァイ!!!!!!!」

そしてわしずは星になったのだ

北を切ることもなく彼自信が宇宙の一部となったのだ

福本さんが延ばしすぎるからこんなことになるんですよ?わかってるっすか?

鈴木「ま、負けだ…金はもってけ」

男「わーい」

おうぎ「腕切られずに済んだお」

安岡「やったね多恵ちゃん!」

男「なんかお前気に食わないからドーーーーーン!!!!!」腹パン

安岡「ごっふ!!!!!!」ゴファッ

男「よしよし」

男「これで全て揃ったぜ!」

男「ついに…ついに来たぞあのクソ親父とクソビッチに対する復讐の時が!!!」



そう…彼にはとある目標があった

自分と母親にひたすら辛酸を舐めさせたあの父親…いやそう呼ぶのも虫酸が走るから男にしよう

あの男に自分たちの今の生活を見せびらかしてお前より幸せに生きてるんだと知らしめてヤることである

そのためには膨大な金が必要だった

                 ざわっ
それも手には入った今が彼の満長期・・・期が熟した瞬間・・・まさに垂涎の金っ・・・
   ざわっ        ざわっ

男「よーし…そのためには」


男「まずは女をはべらせるか…女なんざ金でいくらでも買える」クククッ

男「どの女を買うかな…」

男「若いやつがいいな」

男「ホテル街に行ってみよう」

ホテル街

ビッチギャル「ねぇねぇお兄さん!ホ別5万でどう?」

男(早速来たか…薄汚い雌豚め)

男「いいねぇ…ちなみに時間は?」

ビッチギャル「うーん…2時間でどー?」

男「2時間5万か」

男「では…」ごそごそ

男「これでどうかな?」スッ

500万

ビッチギャル「・・・・・・・・・・え?」

男「これで君の200時間を買わせてもらう」

ビッチギャル「な、なにいってんの?」

ビッチギャル「てかその金…」

男「ブラックな金じゃないさ…正当に手に入れたものだ…心配は無用」

男「とりあえずホテルいこうか」

ビッチギャル「…お、おう」

部屋の中

ビッチギャル「でさー…わたしの200時間?も買ってどーすんの?」

ビッチギャル「あんまりハードなプレイは無理だよ?」

男「この200時間…僕は君にいやらしいことはなにもしないよ」

男「ただ僕と一緒にいてくれればいい」

ビッチギャル「…なにそれ?」

ビッチギャル「もしかしてお兄さんめちゃくちゃ寂しい人?」

男「そーだね…寂しいっちゃ寂しい人だ」

男「そんなのはどーでもいいさ」

男「ぼくは君の話が聞きたいな」

男「なんで援助交際なんかするようになったのか」

ビッチギャル「…」

男「ちゃんと答えてね?」

ビッチギャル「しゃーねぇな」チッ

そこから1日はずっと彼女の話を聞いた

話をしてる途中で泣き始めたりしてしまったが要約するとよくある離婚家庭の子で親の再婚相手とそりが合わず家を飛び出し1人で生きてきたそうだ

その為に金が必要だったようだ




そんなこんなでいろんな女の子を救った彼は伝説になった

終わり

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