・独自の解釈、設定あり
・このスレを読んで心がぴょんぴょんしなくても、当方では一切責任を負いません
・前スレ『【ごちうさ×Fate】千夜「聖杯戦争?」【安価】』
【ごちうさ×Fate】千夜「聖杯戦争?」【安価】 - SSまとめ速報
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【聖杯戦争7日目】
【『虚栄の空中庭園』発動まで残り90時間】
――アインツベルン城――
タタタタッ
ココア「…………」
ココア「…………」キョロキョロ
ココア「…………」
~数分前~
ココア「私、キッチン探してくるね!」
千夜「待ってココアちゃん! 一人だと迷子に……!」
ココア「平気だよー」
ココア「…………」
ココア「どこだろう、ここ」
桜「あ、ココアさん。やっと見つけました」
ココア「桜ちゃん! どうしたの?」
桜「えっと……」
桜「キッチンの場所が分かったので、報告に」
ココア「ほんと!? じゃあ、さっそく行こう!」
桜「はい」
アサシン「ところで、マスター。アーチャーは休んでいる、お主はここにいる。朝食は誰が?」
千夜「! しまった……!」
短編の安価はとっていません。前スレ>>995以降、勘違いさせて申し訳ない
切嗣(さて……ここで誰につくかは大きな分岐点だ)
切嗣(遠坂時臣……は地雷だな。どうせ、根源の渦に到達するとか訳のわからないことを考えているのだろう。僕のような魔術使いを受け入れてくれるとも思えない)
切嗣(アーチャーアサシン同盟も……難しいな。間桐雁夜を瀕死に追い込んだ以上印象は最悪、そもそも、聖杯の使い道はもう決めてあるだろう)
切嗣(となれば……)
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「ランサーを探そう」
6~0、「ハイアットホテルに行こう」
コンマ1桁目7
切嗣「準備をしてくれ、アイリ、舞弥。ハイアットホテルに向かう」
舞弥「ハイアットホテル……」
アイリ「もう1人のバーサーカーね」
切嗣「バーサーカーという御しにくい手駒を有している以上、こちらの協力を拒む可能性は低いと考えていい」
切嗣「もちろん、交渉に失敗した場合は相応の報いを覚悟しなければならないが……」
舞弥「もとより、我が身を案ずるつもりもありません」
アイリ「行きましょう、切嗣。あなたの……私たちの、願いのために」
――ハイアットホテル――
切嗣「どうだろう。僕たちを雇ってはくれないだろうか」
ソラウ「…………」
ソラウ「なるほど、話は分かったわ」
ソラウ(正直、猫の手も借りたい状況。マスター戦になった場合の私の安全が保障されるだけでも、旨味は十分)
ソラウ(それに、バーサーカーのマスターである以上、令呪は最低1画残す必要がある。つまり、聖杯を取った後は自害させることができる)
ソラウ「……まあ、そこまでは考えてるわよね。報酬は聖杯の使用ね?」
切嗣「ああ。基本的には君に従うが、そこだけは譲れない」
ソラウ「…………」
ソラウ「一つ聞かせて。近代兵器、私に提供できる?」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「こういう事態を想定して、市内の数か所に分散させて保管してある。数はあるだろう」
6~0、「拠点を棄ててきたような有様でね。手持ちのものしかない」
最近千夜ちゃんにかかっている呪いがお仕事してない気がする
コンマ1桁目6
切嗣「拠点を棄ててきたような有様でね。手持ちのものしかない」
ソラウ「いえ、構わないわ。2つ貸してくれれば十分よ」
ソラウ「じゃあ、交渉成立ね。部屋は、このフロアの好きなところを使ってちょうだい」
ソラウ「そうそう。私は常にバーサーカーを傍に控えさせておくから、おかしなことは考えないでね」
アイリ「おかしなこと……!? バカにしないで、切嗣は私の旦那です!」
ソラウ「は?」
舞弥「マダム、これはそういう話では……」
アイリ「え?」
――ブルーマウンテン道場――
弟子一号「コンマでどっちが出ても原作で射殺した相手とチームになる衛宮陣営。うーん、この大混戦」
弟子一号「龍之介が流れ弾で死なないか非常に不安だわ」
アオヤマ「ちなみに、前スレのアルクさん令呪判定でコンマ1が出てたら」
アオヤマ「空想具現化を解放して城か森が吹き飛んでました」
弟子一号「じゃ、今日も最後に短編をお送りするわね」
・登場人物は『ご注文はうさぎですか?』または『Fate(staynight,zero,apocrypha,EXTRA)』に登場する人物のみ
※ごちうさに関しては、アニメ版、もしくはコミックス3巻までの登場人物に限ります
・ごちうさとFateから、最低でも1人ずつ選出
※『Fate/EXTRA』には『CCC』は含みません
※人物の代わりに、場所などを指定することもできます(ラビットハウス、衛宮邸など)
・前スレおよびそれ以前のネタを前提とするものは無効
・R-18は無効
アオヤマ「↓2で、登場人物とシチュエーションを指定してください」
○バーサーカーとして召喚され、手当たり次第に妹をもふもふしていくココア
イリヤ「よろしくね、バーサーk」
ココア「お姉ちゃんって呼んで!」ガバァッ
イリヤ「ひゃぁっ!?」
ココア「もふもふー!」モフモフ
イリヤ「ちょっ、バーサーカー、くすぐった…………ん?」メキメキ
イリヤ「タイムタイム! いくら無銘だからってサーヴァントにそんなことされたら骨が……!」
アサシン(ジャック)「誰も私を見つけることなんて……」
ココア「私の妹になって!」ガバァッ
アサシン(霧の中で、しかも初見で見つかった!?)
ココア「もふもふー!」
アサシン「あ、ああ……」
アサシン(ダメ、なんかおかしく……体中が熱を…………え?)メキメキ
アサシン「痛い痛い痛い痛い――――!」
ありす「おねえちゃん」
アリス「遊ぼ?」
ココア「喜んで!」
ありす「…………ねえ、アリス。ありす、なんだか怖いわ」
アリス「同意するわ、ありす。アリスも、なんだか怖い」
ココア「あなたも私の妹になって!」
ココア「ふふ、もう少し。もう少しで……!」
ココア「聖杯を手にして、ココアお姉ちゃん帝国を建国するんだ……!」
セイバー(ネロ)「ほう、面白そうだな」
ココア「! あなたも私の妹に――――!」
セイバー「なっ! 見境なしか!」
弟子一号「一応注意しておくけど、原作のココアは年下にしかお姉ちゃん呼びは求めてないわよ。>>1のスレのココアはちょっとおかしいの」
アオヤマ「では、今日はここまでです。2スレ目に突入しましたが、これからもよろしくお願いします」
>>20
→ 千夜の呪いについては、もうちょっと詳細な設定があります。が、本編中に解明できるかは不明
できなければ、本編完結後にでも補足します
――遠坂邸――
時臣「ふむ……」
ライダー「どうした、時臣?」
時臣「どうかしているのは熱心にプラモデルを組み立てているライダーの方だと思うが……まあいい」
時臣「アーチャーアサシン同盟がアインツベルン城を奪ったようだ」
ライダー「ほう」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「余をもてなす準備というわけか!」「は?」
6~0、「それよりもバーサーカーだ。セイバーと綺礼の借りは返さねばな」
コンマ1桁目7
ライダー「危惧すべき事態かもしれんが……」
ライダー「それよりもバーサーカーだ。セイバーと綺礼の借りは返さねばな」
時臣「それは戦略的には安易だと言わざるを得ない…………が」
時臣「奇遇だな、ライダー。私も、あれを放置したままほかの戦いなどできぬと思っていたところだ」
ライダー「ランサーも干渉していたようだが……まずはバーサーカーだな」
時臣「ああ。拠点は割れている。今夜にも仕掛けるぞ」
ライダー「応――――!」
――アインツベルン城――
ガチャ
アサシン「ん? ああ、サクラか」
桜「おじさんは……」
アサシン「目は覚めている。立ち上がるのはまだ無理そうだが……」
雁夜「おはよう、桜ちゃん」
桜「おじさん……!」タタッ
雁夜「心配いらないよ。アサシンが治療してくれたし、しばらく休めばよくなるよ」
桜「……」チラ
アサシン「む、信用できんか? 安心しろ、自身の身体の調子は、本人が一番理解しているものだ」
アサシン「カリヤがああ言っているのだから、心配はいらん」
桜「そう、ですよね」
雁夜「桜ちゃんは、これから?」
桜「えっと、千夜さんがお料理を教えてくれるって……」
雁夜「そっか。頑張ってね」
桜「……!」コク
バタン
雁夜「…………」
雁夜「騙しきれたと思うか?」
アサシン「どうだろうな。女は、男が思っているよりはるかに嘘が得意だ。吐くのも、見抜くのもな」
雁夜「そうか……」
雁夜「アサシンは、今の俺の状態をどう判断する?」
アサシン「お主が一番よくわかっているのではないか?」
雁夜「…………。ああ、その通りだ」
雁夜「けど、それでも。俺は桜ちゃんを救うまでは……」
龍之介「オレは敵がつぶし合って、いつの間にか勝ち、っていうのもアリだと思うけど」
龍之介「ランサーは?」
ランサー「強敵との戦いに喜びを見出すタイプでない、といえば嘘になろう。だが」
ランサー「マスターが掲げる方針であれば、そむく理由はない」
↓1(コンマ1桁目)
1~3、「今日は森の方に行ってみよう」
4~7、「今日もブラブラしよっかなあ」
8~0、「今日は適当なとこ見つけて休もう」
コンマ1桁目8
龍之介「今日は適当なとこ見つけて休もう」
ランサー「やはり、歩きっぱなしは苦痛だったか?」
龍之介「それもなくはないけど……」
龍之介「ランサーも疲れてない?」
ランサー「……!」
ランサー(令呪によるバックアップを受けたとはいえ宝具を使い、マスターからの魔力供給も十分でない)
ランサー(確かにオレは、疲労しているのかもしれない。しかし、見抜かれるとは……)
龍之介「あれ、気のせいだった? だったら今日も」
ランサー「……いや、従おう。君も侮れないな、リュウノスケ」
――アインツベルン城――
ココア「さすがお城! こんなに大きいオーブンがあるなんて!」
ココア「パン作り放題だよ!」
桜「千夜さん、今日もよろしくお願いします」
千夜「うん、よろしくね」
千夜(でも、いいのかしら。聖杯戦争中なのに、こんな……)
アーチャー「君が気にすることではないぞ、千夜。それどころか、それは君にしかできない仕事だ」
千夜「こ、心を読んで……!?」
千夜「じゃなくて、もう動いても?」
アーチャー「戦闘となると厳しいが、伝書鳩の真似事くらいはできる。アサシンに頼まれてな」
アーチャー「マスターが、余計なことを心配しているだろう、と」
千夜「え……?」
アーチャー「君たちは、桜の救済に協力してくれるという。私たちも同じだ。だが、私と…………ごほん」
桜「?」
アーチャー「……私とアサシンは、いつまでもいっしょにいてやれない。だから、救済した後の彼女のために知識や技術を仕込むのは、必要なことだ」
千夜「!」
アーチャー「無論、戦闘で援助してくれれば、それに越したことはないがね」
アーチャー「桜の教育係も、この聖杯戦争における立派な業務の一つというわけだ」
千夜「……そっか。ありがとう」
千夜「すこし、気が楽になったわ」
アーチャー「余力があれば、料理だけと言わず家事を全般的に仕込んでやってくれ」
千夜「じゃ、桜ちゃん。頑張りましょうね!」
桜「はい……!」
ココア「私も! 私もいるからね!」
鳩「……」ジー
アサシン「ふ、随分と口が上手いな、アーチャー」
アサシン「……さて、そろそろ準備に取り掛かるか」
『虚栄の空中庭園』発動のための儀式は↓1(コンマ1桁目)
1~3、「72時間かかりっきり」
4~7、「かかりっきりである必要はないが、アサシン自身の魔術の使用などに制限がかかる」
8~0、「アサシンが自由に動ける時間が割とある」
コンマ1桁目9
アサシン「では、行ってくる」
アサシン「そうだ、カリヤ。立ち上がれるようになってからも……」
雁夜「わかってる。これ以上魔術を使うと、本格的に危ないっていうんだろう?」
アサシン「わかっているならよい。もとより、我にはお主を制止する権利もないがな」
アサシン「身の振り方は熟考せよ。死を覚悟しても……お主が満足に魔術を使えるのは、あと1戦が限度だ」
雁夜「言われるまでもないさ。俺の命が、どれだけ軽いかなんてな」
アサシン「そうか」
バタン
――アインツベルンの森――
ドガァァァンッ
アサシン「伐採するのも楽ではないな。まあ、この程度の広さがあればよいか」
アサシン「あとは到着を待つのみ、か。ああ、まさかあれをこの世に生み出せようとは」
アサシン「あと3日……さて、うまくやり過ごせればよいが」
――ハイアットホテル――
切嗣「…………」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「気付く」
6~0、「気付かない」
コンマ1桁目3
切嗣「……?」
切嗣(下の方が騒がしいな。なにかあったのか?)
スタスタ
切嗣「これは……」
切嗣「ホテルの入り口付近に人が集まっている……いや、違う」
切嗣「ホテルにいた人間が全員外に出たのか……?」
切嗣「一体どういう…………」
切嗣「! まさか……!」ダッ
分かりづらい書き方で申し訳ない。今回から朝昼夜に分けて描写してみましょうか
【7日目・夜】
バンッ
ソラウ「何事?」
切嗣「至急、敵襲に備えるんだ! 誰かは知らないが、すでに手回しが終わりかけている!」
ソラウ「なんですって……?」
「――――AAAALaLaLaLaieッ!」
ドガァァァァンッ
ソラウ「なっ……!?」
バーサーカー「!」ザッ
切嗣「あの雄叫び、雷、大胆すぎる攻め方……」
切嗣「ライダー――――!」
時臣「まだ早いと言ったのが聞こえなかったのか、ライダー!? これでは神秘の秘匿が……」
ライダー「ビルに突っ込むなど初体験でな! 少しはしゃいでしまったわい!」
時臣「突然の来訪、失礼するよ」
時臣「どうしても……彼らが討ち損じた敵を、この手で葬りたくてね」
時臣「乗り込んでしまった以上、仕方がない。暴れていいぞ、ライダー」
ライダー「言われるまでもない――――!」
ソラウ「っ……迎え撃って、バーサーカー!」
バーサーカー「■■■■――――!」
切嗣(よりによってこいつらか……!)
切嗣(戦車に乗ったままでは、遠坂時臣を狙うのが難しくなる……!)
↓1(コンマ1桁目)
1~3、「バーサーカー優勢」
4~7、「拮抗」
8~0、「ライダー優勢」
コンマ1桁目5
ドドドドドドドドドドッ
ライダー「おお! それは噂に聞く『マシンガン』とやらか!」
時臣「楽しんでいる場合ではない! どうしてサーヴァントがアレを……いや」
時臣(大きな損害は受けていないが……あの弾丸、どうしてこの戦車に傷をつけられる……?)
時臣(近代兵器など、神秘からは最も遠い存在と言っても過言ではないはず)
バーサーカー「■■■■■■――――!」
ドドドドドドドドドドドッ
ライダー「面白い……が」
ライダー「決定打には程遠いぞ、バーサーカー!」
ソラウ(まずい……いくらバーサーカーでも、あの戦車に直撃したら)
ソラウ「バーサーカー、まずは距離をとるのよ!」
バーサーカー「!」バッ
時臣「む……直接的な戦闘はできないようだが、向こうのマスターも愚鈍ではないらしい」
時臣「ライダー。ここは別行動で、私がマスターを……」
ライダー「いや、それはやめておけ」
時臣「なに?」
ライダー「気付いておらんのか? 姿こそ隠しているが……2人。貴様の脳天を狙っているというのに」
時臣「…………!?」
切嗣(くっ…………やはり、そう簡単にはいかないか)
舞弥(切嗣)
切嗣(待機だ、チャンスはあるはず……)
ライダー「――――AAAALaLaLaLaieッ!」
バーサーカー「■■■■■■――――!」
↓1(コンマ1桁目)
1~3、「宝具を使いなさい、バーサーカー!」
4~7、「ハイアットホテルが死んだ!」
8~0、「彼方にこそ栄えあり――――いざ征かん!」
コンマ1桁目2
ソラウ「宝具を使いなさい、バーサーカー!」
バーサーカー「!」
ガシャンッ
ライダー「む……武器を棄てたか。いいだろう、勝負――――!」
時臣「っ、待てライダー! ここは慎重に……」
バーサーカー「■■■■■■――――!」
ソラウ(あの剣の真価は、バーサーカーのパラメーターアップにある。バーサーカーの速度を見切った気になってるライダーは、初撃を避けられない)
ソラウ(この一撃が、勝負……!)
切嗣「……!」
切嗣(構えろ舞弥。隙ができるとしたら、ここだ)
舞弥(……)コク
バーサーカー「■■■■■■――――!」ダッ
ライダー「!」
時臣「迅い……!?」
↓1(コンマ1桁目)
1、「遠坂時臣死亡」
2~5、「ライダー重傷」
6~8、「令呪による回避が間に合う」
90、「ライダー、自力で回避」
コンマ1桁目0
ライダー「っ……おおおおっ!」
バーサーカー「!」
ソラウ「なっ……!?」
ソラウ(うそ、あれを避けるの!?)
ライダー「それがセイバーを殺した剣か! 余までそれにやられては、あ奴に顔向けできんのでな!」
ライダー「――――AAAALaLaLaLaieッ!」
ドガァァァンッ
バーサーカー「ッ……!」
ガシャァンッ
時臣「よし、ライダー、一気に……」
ゴゴゴゴゴゴゴ
時臣「! まずい、これは……」
ライダー「む、少々派手にやりすぎたか。脱出するぞ、時臣! 巻き込まれる前にな!」
ソラウ「バーサーカー、私たちも脱出を!」
バーサーカー「……」ダッ
切嗣「このままだと瓦礫に押しつぶされる……!」
切嗣「舞弥、つかまれ! アイリを迎えに行く!」
切嗣「Time alter――――double accel!」
――冬木市上空――
時臣「…………」
時臣「こうなることは予期できたはずだが」
時臣「やはり、ホテルに突っ込むのは無謀だったか」
ライダー「だが、悪くはなかった! それに、時臣」
ライダー「一時の感情に流された采配は愚策やもしれぬが……しかしだ」
ライダー「余には、仇を討ちたいという想いが愚かであるとは思えん」
時臣「……仇か。私も随分と、人間らしくなったものだな」
――アインツベルン城――
アサシン「戻ったぞ」
桜「おかえりなさい」
アサシン「む、まだ起きておったか。夜更かしは美容の敵ぞ?」
千夜「アサシン、お母さんみたい」
ココア「え? アサシンは私の妹だよ?」
アサシン「なら、姉上はサクラの叔母だな」
ココア「おばさん!? この年でおばさん!?」
千夜「アサシン。儀式の方はどう?」
アサシン「予想通りだ。この土地はいい」
アサシン「72時間かかりっきりの可能性も考慮していたが……数時間ごとに調整していくだけで大丈夫そうだ」
アサシン「まあ、戦闘はなるべく避けたいが」
桜「あの、アーチャーさんは?」
ココア「今日は元気なかったね。いつもは1日くらいで復活するのに」
千夜「あの白いバーサーカー、よっぽど強かったのね」
アサシン「で、あれば……敵襲がなかったのは幸いだな。明日以降はわからんが」
アサシン「さあ、もう寝ろ。見張りは我の使い魔に任せておけばよい」
ココア「うーん……じゃあ、寝よっか」
ココア「おやすみ、アサシン!」
桜「おやすみなさい」
アサシン「ああ、おやすみ」
アサシン「……そうだ、マスター」
千夜「なに?」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「……いや、なんでもない」
6~0、「少し、付き合え」
コンマ1桁目5
アサシン「……いや、なんでもない。しっかり休めよ」
千夜「うん、毎日ありがとうね、アサシン」
千夜「おやすみなさい」
【7日目・終了】
【聖杯戦争8日目・朝】
【『虚栄の空中庭園』発動まで残り66時間】
ソラウ「……酷い目に遭ったわ。バーサーカーも負傷しちゃったし」
バーサーカー「…………」
ソラウ「そっちは大丈夫? 相当無理したみたいだけど」
切嗣「多少の無理は承知の上……気にすることはない」
アイリ「ところで、これからはどうするの?」
切嗣「心当たりはある。ついて来てくれ」
――衛宮邸――
ソラウ「ここは……」
切嗣「ある程度の魔術的な細工は、すでに完了している」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「わかったわ。ここを私たちの拠点にしましょう」
6~0、ランサー「奇遇だな」
コンマ1桁目9
切嗣「……!」
切嗣「まずい、下がれ!」
ソラウ「え?」
アイリ「切嗣?」
切嗣(どういうことだ……!? 僕たちが移動した後ならともかく)
切嗣(どうして無人のこの家に魔術師が侵入している……! 空き巣か!?)
ガラッ
ランサー「奇遇だな。お前たちも、ここをねぐらにしようとしていたのか?」
切嗣「僕の家だよ!」
ランサー「む……そうだったか」
ランサー「リュウノスケがあまりに躊躇なくこの家の扉を開けたからな。問題ないものとばかり」
龍之介「ランサー? どうしたの?」
ランサー「リュウノスケ。どうやらオレたちは、不法侵入をしていたらしい」
龍之介「? そうだよ?」
ランサー「?」
切嗣「頭が痛い……!」
舞弥「ひとまず距離をとりましょう。すでに朝、住宅地とはいえ」
舞弥「戦闘に発展しないとも限りません」
ソラウ「…………」
バーサーカー「…………」
ランサー「…………」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「出会ってしまった以上、是非もなし。殺し合いを始めよう」
6~0、「少し気になることがあってな。ここで戦わずに済めば、助かるのだが」
コンマ1桁目9
ランサー「少し気になることがあってな。ここで戦わずに済めば、助かるのだが」
ソラウ「…………」
ソラウ(戦意がないのは本当みたいだし……こっちとしても、今は戦いたくないのよね)
ソラウ「いいわ。今回は……いえ、今回も、ね」
ランサー「助かる。行くぞ、リュウノスケ」
龍之介「はーい」
アイリ「それにしても、有利な戦闘を放棄してまで調査したいことって何かしら……」
切嗣「それは分からないが……今は、無事にやり過ごせただけで良しとしよう」
――アインツベルン城――
ココア「アーチャー! ごはん!」
アーチャー「ちょっと待ってくれ。レディが起きぬけに、病み上がりの私に対して言うセリフだろうか」
アーチャー「君にはもう少し慎みというものをだね……」
千夜「……」
千夜「お母さんポジションはアサシンがいるし……二人もいらないわよ?」
アーチャー「誰がおかんだ! せめておとんだろうが!」
桜「アサシンさんがお母さんで、アーチャーさんがお父さんですか?」
アーチャー「!?」
ココア「!」
千夜「!」
アサシン「は?」
アサシン「アーチャー……いたいけな娘にナニを言わせている?」
アーチャー「どうしてこのタイミングで戻って来るんだ! 誤解だ!」
アーチャー「と、ところでマスターの容体は……」
アサシン「話を逸らす気か? そうはいかんぞ」
ココア「修羅場だねえ」
千夜「そうねえ」
桜「……」
千夜「桜ちゃん?」
桜「……いえ、その。賑やかで、楽しいなって」
アーチャー「楽しんでいる場合か! 助けてくれ!」
アサシン「嘴で眼球を突かれると、結構痛いぞ? 奴らは加減を知らんからな」
アーチャー「その鳩をしまえ!」
――ブルーマウンテン道場――
弟子一号「あ、なんか書きやすい。ということで、次回からも1日を朝昼夜に3分割して描写するわ」
アオヤマ「次回は、8日目の昼から再開です」
弟子一号「じゃ、今日も最後に短編をお送りするわね」
・登場人物は『ご注文はうさぎですか?』または『Fate(staynight,zero,apocrypha,EXTRA)』に登場する人物のみ
※ごちうさに関しては、アニメ版、もしくはコミックス3巻までの登場人物に限ります
・ごちうさとFateから、最低でも1人ずつ選出
※『Fate/EXTRA』には『CCC』は含みません
※人物の代わりに、場所などを指定することもできます(ラビットハウス、衛宮邸など)
・前スレおよびそれ以前のネタを前提とするものは無効
・R-18は無効
アオヤマ「↓2で、登場人物とシチュエーションを指定してください」
○いつもの様にカラスに拉致されてしまったあんこ、次に彼が気付いたらそこは本家タイガー道場であった。
ドガァァァァンッ
タイガー「な、何事じゃあああああああああ!?」
弟子一号「大変ですししょー! 謎の黒い物体が、天井を突き抜けて落下してきたであります!」
タイガー「鉄球!? はたまたダークマター!?」
あんこ「…………」
弟子一号「どう見てもうさぎです本当にありがとうございました」
タイガー「…………」プルプル
弟子一号「ししょー?」
タイガー「天井から道場破りとはいい度胸じゃない! 受けて立つわ!」
弟子一号「タイガーって呼ばれたら怒るくせに、獣の侵入に対抗意識を燃やしてるー!?」
あんこ「!」
あんこ「…………」ダッ
弟子一号「あ、逃げた」
タイガー「コラァー! 待たんかああい!」
ダダダダダダダ
弟子一号「うーん、虎とうさぎだったら勝負するまでもない気がするけど」
ドゴォンッ
タイガー「ギャース!」バタンッ
弟子一号「ず、頭突きで一発KO!? ししょー! 早く死んで、私にもっと出番をくださーい!」
タイガー「なんだとー!?」
弟子一号「あっ、本音が」
弟子一号「みんなのあんこへの信頼感。……あ、私ロリブルマじゃないから。ブルーマウンテン道場の弟子一号だから」
アオヤマ「でも、ブルマですよね?」
弟子一号「そんな嘘ついたら、みんなが勘違いしちゃうでしょう!? ラパンの制服よ!」
弟子一号「もう。今日はここまでよ」
アオヤマ「ありがとうございました~」
【聖杯戦争8日目・昼】
――アインツベルン城――
アサシン「……!」ピクッ
千夜「アサシン?」
アサシン「森の結界が反応した。侵入者だ」
桜「でも、まだお昼ですよ?」
アーチャー「聖杯戦争で咎を受けるのは、神秘の秘匿を怠った場合だ。たとえ昼間でも、人目につかないのなら問題はない」
ココア「ど、どうしよう……!」
アサシン「落ち着け、姉上。侵入者は1人…………ん、1人?」
アサシン「マスターが見当たらんな」
千夜「マスターが狙われるのを警戒した、ということかしら」
アーチャー「だとしたら、ここに陣取っているのが我々だということが露見している……?」
ココア「2対1上等! ってこと?」
アサシン「そうなるな。凡百のサーヴァントなら無謀の一言で切って捨てるところだが……ランサーではそうもいかん」
アサシン「さて、どうすべきか」
↓2
1、「アーチャーを向かわせる」
2、「アーチャーとアサシンを向かわせる」
3、「城で迎え撃つ」
アーチャー「こちらから打って出る必要もあるまい。ここで迎え撃つ」
アーチャー「千夜たちはどこかに隠れていろ」
千夜「アサシン、儀式は途中なんでしょ? 問題ないの?」
アサシン「襲撃に備えぬとでも思ったか。抜かりはない」
ココア「じゃ、私たちは隠れてるよ! 桜ちゃん!」
桜「は、はい! アーチャーさん、アサシンさん。気を付けて」
アーチャー「ああ」
アサシン「もとよりそのつもりだ」
――アインツベルンの森――
ザッザッ
ランサー「…………」
ランサー(乗り込むのはやはり無謀な気がせぬでもない……だが、ここで何かが起こっているのは間違いない)
ランサー(戦闘になったらそれはそれで構わないが、せめて。彼らが何をしようとしているかは見極めねばならん)
ランサー「…………」
ランサー「来ないな。てっきり、アーチャーあたりが迎撃に来るかと思っていたが」
ランサー「さて……」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「城まで来る」
6~0、「森を視察しただけで帰る」
コンマ1桁目1
――アインツベルン城――
アーチャー「やはり、正面から入ってくるか」
ランサー「ああ。戦う気がないわけではないが、それが目的ではないのでな」
アーチャー「そうか。ところで、あの鎧はどうした? 君の象徴のようなものだろう、あれは」
ランサー「そちらには関係のないことだ。それとも、オレが弱くなったように見えるか?」
アーチャー「恐ろしいことだが……まったくそうは見えん」
ランサー「見る目はあるようだな。人間の理想の体現者……いや、理想を追った人間よ」
アーチャー「…………」
ランサー「ところで、アサシン。姿は見えないが、いるのだろう?」
ランサー「オレは、お前が何をしようとしているのか、見極めるためにここに来た」
アーチャー「なに……?」
ランサーは、アサシンの策について↓1(コンマ1桁目)
1、「ほぼ完全に看破した」
2~5、「なんとなく気づいた」
6~0、「結局わからなかった」
コンマ1桁目8
ランサー「まあ、結局なにもわからなかったが」
ランサー「しかし、あのバーサーカーの拠点を強襲してまで拠点を変えた時点で……大きな策が動いていることは明白だ」
ランサー「なにを企んでいたとしても……お前たちを倒せば、解決しよう」
ダッ
アーチャー「っ!」ギィンッ
ランサー「恨みはないが、悪く思うな。オレとて、主に聖杯を捧げると約束したのでな」
ヒュヒュヒュッ
ギギギンッ
アーチャー「……!」バキィンッ
アーチャー(たった数合でこの双剣を砕くか……!)
ランサー「すぐに代わりを用意できる主兵装とは、妙な話だ。あの心象風景と、無関係ではなさそうだな」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「ランサー優勢」
6~9、「拮抗」
0、「アーチャー優勢」
コンマ1桁目8
アーチャー(この威力、卓越した技巧。破壊力と速度のみに依存したバーサーカーとは、違うタイプの強敵……!)
アーチャー(だが…………!)
アーチャー「おおおおっ!」
ヒュヒュヒュッ
ギギギンッ
ランサー「!」ブシュッ
ランサー「この身に刃を届かせるか、アーチャー……!」
アーチャー「生憎だが……主と約束を交わしたサーヴァントは、お前だけではないぞ、ランサー!」
ランサー「ふっ――――!」
アーチャー「おおおっ――――!」
ヒュヒュヒュヒュッ
ギギギギンッ
ランサー(やはり、拮抗している……! オレが衰えたか、あるいは、アーチャーの意志の力か…………!)
ランサー「はっ――!」ブンッ
ギィンッ
アーチャー(距離を……? っ、まずい!)
ランサー「真の英雄は目で殺す……!」
ランサー「――――『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』!」カッ
ドゴォォンッ
アーチャー「っ……!」
アーチャー(間一髪、急所は外したが……体勢を崩された…………!)
ランサー「終いだ、アーチャー――――!」ダッ
「おっと、そいつはどうかな?」
ランサー「っ、アサシン……!?」
ランサー(しまった、背後からの暗殺ばかり警戒していたが……まさか、アーチャーの盾になるか!)
アサシン「走れ、アーチャー!」
アーチャー「……!」
↓2
1、「ランサーとの距離を詰める」
2、「ランサーから距離をとる」
ランサー「っ、そこをどけ、アサシン!」ヒュッ
アサシン「そうはいかん。それに、脅しのつもりなら無意味だぞ? 暗殺者とて、最低限の自衛の手段は持ち合わせておる」
バキィンッ
ドスッ
ランサー「!」
アサシン「さすがに、完全に防げはせぬが……これでよい。捕まえたぞ、ランサー」
ランサー「それが狙いか、アサシン……!」
アーチャー「ランサー――――ッ!」
↓1(コンマ1桁目)
1~3、「完全に回避される」
4~7、「致命傷は免れる」
8~0、「命中」
コンマ1桁目5
ヒュヒュヒュッ
ランサー「っ……!」バッ
ドシュッ
アーチャー「!」
アーチャー「……さすがだな、ランサー。完璧なタイミングだったと思ったのだが」
ランサー「いや、見事だった。アーチャー、アサシン」
ランサー(軽傷で済んだが……果たして、次のチャンスがあるかどうか。オレとアーチャーがほぼ拮抗している以上、アサシンがいる分だけオレは不利だ)
ランサー(戦闘続行と撤退、双方のリスクとメリットを考えれば……)
アサシン「帰るのか?」
ランサー「止めるのなら、相手になるが」
アサシン「いや、いい。追うつもりはないさ」
アサシン「ご苦労だったな、アーチャー」
アーチャー「怪我は君の方がひどいだろう」
アサシン「心配はいらん。我は、儀式の調整に向かう」
アサシン「マスターたちに、無事を報告してやってくれ」
アーチャー「ああ、そうしよう。まったく、このままだと参加者全員と戦う勢いだぞ」
アサシン「不安か?」
アーチャー「ああ。負けるつもりはないがね」
ランサー「…………」
ランサー(傷を負った元くらいはとれたか。しかし、あの広大な敷地で彼らは一体何をするつもりだ……?)
龍之介「おかえり、ランサー……って、怪我してるけど」
龍之介「大丈夫?」
ランサー「大事はない。しばらく休めば回復しよう」
ランサー(だが、それよりも)
ランサー(アーチャー。オレはお前と、もう一度刃を交えたい――――!)
龍之介「…………」
龍之介(なんか楽しそう)
【聖杯戦争8日目・夜】
――遠坂邸――
時臣「ライダー。戦車の使用に問題はなさそうか?」
ライダー「うむ。多少の傷は負ったが、これしきで走れなくなるようなやわな代物ではない!」
時臣「そうか。では」
↓1(コンマ1桁目)
1~3、「アインツベルンの森に向かおう」
4~7、「バーサーカーを探そう」
8~0、「ランサーを探そう」
コンマ1桁目3
時臣「アインツベルンの森に向かおう」
ライダー「バーサーカーは放置でいいのか?」
時臣「探してはいるが、めぼしい成果がなくてね。わざわざ出撃するのだから、確実に敵がいるところを選んだ方が効率がいい」
時臣「それに、綺礼たちの仇をとるにしても……最終的に、私が聖杯に至らなければ意味はないからね」
時臣「いいな、ライダー?」
ライダー「応。それに、余もあのアサシンには用がある。異論はない!」
――アインツベルン城――
アサシン「今日の我らは運に見放されたか……」
ココア「え?」
千夜「ど、どうしたの?」
アサシン「敵襲だ。それに、この速さ……数十秒と待たずに、ここまで来るぞ」
ピシャァァンッ
桜「!」ビクッ
ココア「か、雷!?」
千夜「まさか……」
アーチャー「ライダーか」
アサシン「作戦を練る時間もないな……仕方ない、いくぞ、アーチャー」
アーチャー「ああ……!」
ライダー「ふむ、城自体は悪くないが……こう、活気が足りんな」
時臣「敵兵で埋め尽くされていても困るが……ところで、ライダー」
時臣「これはどういうことだ?」
ライダー「これとは?」
時臣「いや、だから……」
時臣「どうして敵陣に襲撃をかけるのに酒樽を持参したのかと聞いている」
ザッ
アーチャー「敵陣のど真ん中で口論とはな。よそでやってくれないか?」
ライダー「おお、アーチャー。どうも、余は貴様とも縁があるようだな」
アーチャー「可能なら切ってほしいものだ」
アーチャー「で、なにをしにきた? まさか、敵と酒を飲みに来たはずは……」
ライダー「おう、それだ」
アーチャー「…………」
アーチャー「は?」
時臣「え?」
ライダー「アサシン、いるのだろう? いつぞや約束したとおり、語り合おうではないか!」
アサシン(いつぞや……? ああ、初日のあれか)
アサシン(…………あれでアポをとったつもりだったのか……)
↓2
1、「応じる」
2、「無視。暗殺を試みる」
アサシン「まったく、豪放磊落とはお主のためにある言葉なのかと疑ってしまうな」
アーチャー「アサシン……!」
アサシン「案ずるな、アーチャー。ライダーは、口車に乗せて罠にはめる類の男ではない」
アサシン「それは、あそこで頭を抱えているマスターが証明してくれているようなものであろう」
時臣「…………」
アーチャー「……そうだな。だが、ライダー」
アーチャー「万が一ということもある。私もここに残るぞ」
ライダー「むしろ望むところだ、ギャラリーは多い方がいい! ほかにはいないのか?」
ココア「呼んだ?」
アサシン「なにをしに来た、姉上」
ココア「私、楽しそうな雰囲気には敏感なんだよ!」ドヤァ
千夜「えっと、大丈夫なのかしら」
桜「戦うんじゃ、ないんですか……?」
アサシン「まあ、問題ないだろう。む……カリヤ、もう大丈夫なのか?」
雁夜「ああ。俺だけいつまでも寝てるわけにはいかないからな」
ライダー「賑やかになったな、おお、これでこそ宴よ! さあ、まずは飲め!」
アーチャー「それは許可できん。ライダー、私の目の黒い内は、未成年の飲酒は許容できんぞ」
ライダー「む、ケチな男だなアーチャー」
時臣「余裕をもって優雅たれ余裕をもって優雅たれ余裕をもって優雅たれ…………」ブツブツ
ライダー「しっかりせんか、時臣!」
アサシン「誰のせいだと」
ココア「わー、パーティだね! さすがアーチャー!」
桜「お料理がたくさん……」
千夜「さすが、どれもおいしいわ」
雁夜「お前も大変だな、アーチャー」
アーチャー「まったくだ」
ライダー「ほう、うまいものだなアーチャー! 日々の食事は兵たちの士気に大きくかかわる……」
ライダー「気に入ったぞ、アーチャー。望むのなら、貴様も余の軍門に」
アーチャー「お断りだ」
アサシン「ははは、振られてばかりだな、ライダー」
ライダー「なに、これもスカウトの醍醐味よ! 強い者こそ、そう簡単には靡いてくれんものだ」
※聖杯問答中は安価(選択肢、コンマ含む)をとりません。どの程度の長さになるかは未定ですが、ご了承ください
アサシン「さて、そろそろ本題に入っていいのではないか?」
ライダー「そうだな、アサシン。余はな、聖杯を手にするにふさわしき者を決めるには、必ずしも殺しあう必要はないと思っている」
アサシン「お主が、純粋な平和的解決を望むとは思えんな。で、あれば……力でなく格を競えばよい、と言いたいのだな?」
ライダー「然り。だが、話の通じぬやつばかりでなあ」
アサシン「狂戦士2人に、楽園の創造を目論んだ魔術師がいる戦いだ。無理もない」
ココア「なんかシリアス始まったみたいだし、お菓子食べよっか」
桜「ちゃんと聞いた方がいいのでは……」
千夜「でも、向こうのマスターは酔いつぶれてるし……いいんじゃないかしら?」
アーチャー「自由すぎないか」
アサシン「しかし、よく覚えていたな。1週間も前の、ほんの一言であったろう」
ライダー「貴様の言葉を一言一句違わず記憶している自信はないが……あのとき、貴様の言葉を聞いて」
ライダー「余は貴様と語らいたいと思った。それを覚えていれば、十分ではないか?」
アサシン「くく、そうか。ああ、お主の性格が見えた気がする」
ライダー「聞かせてもらおうか、アサシン。……いや、その前に、貴様の名を聞いていなかったな」
アサシン「我を語るうえで、我の名を語る必要はない」
アサシン「どこにでもある、復讐と暴虐の記録にすぎんのだから」
ライダー「ほう? 己が人生を、王道を。ありふれていると切り捨てるか」
アサシン「切り捨てはせんよ。そのありふれた記録の果てが、今の我だ」
アサシン「だが、イスカンダル。お主は前提を間違えているぞ」
ライダー「なに?」
アサシン「我は、確かに王であった。だが、我は王であり続けるつもりはない」
アサシン「今の我は、王ではないのだ」
ライダー「む……わからんな。それは自分を捨てるということだろう」
アサシン「お主にはわからんだろうな。多くの人間に慕われ、同じだけの人間に恨まれ」
アサシン「それでも、自らが王であることに疑問を抱かなかったお主には。お主はきっと、これからも王であり続ける」
アサシン「この戦いに、勝っても負けてもな」
ライダー「当然だ。それが、イスカンダルたる余の在り方ゆえ」
アサシン「だろうな。我には、それを讃えることも、悪と謗ることもできん」
アサシン「だが、教えてやろう、征服王。我のように」
アサシン「……」チラ
千夜「……?」
ココア「アサシン?」
アサシン「……我のように。王を辞め、信じた者に尽くすために生きようとする者もいるということを」
ライダー「王を……辞めるだと?」
アサシン「理解できんだろうな。サーヴァントとして召喚されることを、第二の生と呼んで喜びながら」
アサシン「一度目の生と同じ道を進むことに疑問を抱くこともないお主には。お主が思っているよりはるかに、道とは広く分岐しているものだぞ?」
アサシン「もったいないとは思わないか」
ライダー「思わんな。新たな道を模索する、それこそが、生前の余と、その臣下を否定することにほかならぬ」
アサシン「…………強いな、お主は。よほど人生を楽しんだとみえる」
アサシン「だが、これでわかったな。我らは、もとより」
ライダー「うむ、相容れん。だが、面白い話だったぞ、アサシン」
ライダー「王を辞め、ただの娘となった女か。やはり貴様とは、力で決着をつけねばならんらしい」
アサシン「同感だ。今すぐ始めるか?」
ライダー「否。この問答の余韻、血で塗りつぶすのは少々惜しい。今日はこれでお開きだ」
アサシン「そうか。次に見えるのを、楽しみにしているぞ。ライダー」
ライダー「さあ、時臣。帰るぞ。…………時臣?」
雁夜「俺だって……俺だって葵さんを愛していたのに! 時臣ぃぃぃ!」
時臣「身を引いたのは君の方だろう! 正々堂々と、勝負すればよかったではないか!」
ヒュッ
バキッ
雁夜「がっ……!」ドサッ
時臣「ぐぅっ……!」ドサッ
ライダー「なにをしておるのだ?」
アーチャー「大の大人が、悪酔いして過去のいざこざを持ち出して殴り合いの喧嘩だ。まったく……」
ライダー「よっと。まったく、酒に負けるとは。だらしのないマスターだ」
時臣「」
ライダー「ではな! 待っていろ、アサシン! 次は、余の王道のなんたるかを身を以て教えてやろう!」
アサシン「期待しているぞ」
アーチャー「嵐のような……いや、嵐の方がマシだな」
アーチャー「片付けるか。千夜たちは戻っていてくれ」
アサシン「カリヤは我が運ぼう。まったく、世話のかかる」
【8日目・終了】
――ブルーマウンテン道場――
弟子一号「そろそろ終盤……かな? 空中庭園が間に合えばいいけど」
アオヤマ「時臣さんから優雅がログアウトしてますねえ。優雅な時臣さんをお求めの方には、申し訳ないです」
弟子一号「どこに行けば優雅な時臣さんが見れるのかしら。Zero1巻とか?」
弟子一号「じゃ、今日も最後に短編をお送りするわね」
・登場人物は『ご注文はうさぎですか?』または『Fate(staynight,zero,apocrypha,EXTRA)』に登場する人物のみ
※ごちうさに関しては、アニメ版、もしくはコミックス3巻までの登場人物に限ります
・ごちうさとFateから、最低でも1人ずつ選出
※『Fate/EXTRA』には『CCC』は含みません
※人物の代わりに、場所などを指定することもできます(ラビットハウス、衛宮邸など)
・前スレおよびそれ以前のネタを前提とするものは無効
・R-18は無効
アオヤマ「↓2で、登場人物とシチュエーションを指定してください」
弟子一号「果たしてこれは『綺礼』の誤字なのか、それとも『綺麗な綺礼』という意味を込めてあるのか……」
弟子一号「こちで勝手に判断するわ」
○綺礼とギルと青山さんといっしょにごちうさBD鑑賞会
ギルガメッシュ「お前が我に娯楽を教えようとするとは……気でも狂ったか?」
綺礼「当てがなければこんなことは言わん。それに、今回は信頼できる講師もついている」
ギルガメッシュ「ほう?」
青山「こんにちは~」
綺礼「小説家の、青山ブルーマウンテン先生だ」
ギルガメッシュ「我に読書を勧める気か?」
青山「いえいえ、今日は」
青山「こちらを」スッ
ギルガメッシュ「! ブルーレイとやらか!」
綺礼「食いつきがいいな」
ギルガメッシュ「時臣の家にはなかったからな。興味はあったのだが」
ギルガメッシュ「しかし、アニメか。子供だましではないか?」
綺礼「案ずるな。見終わる頃には、お前の心もぴょんぴょんすることだろう」
青山「皆さん可愛らしいですね~」
綺礼「ああ、心が躍る……これが娯楽、これが愉悦…………!」
ギルガメッシュ「…………」
青山「ギルガメッシュさん、お気に召しませんでしたか?」
ギルガメッシュ「続きはどうした! というか、チマメ隊の出番が少ないのではないか――――!?」
綺礼「続きが見たくなる、好きなキャラの出番の少なさを嘆く……」
綺礼「ようこそ、ギルガメッシュ。これが、現代の娯楽だ」
弟子一号「綺礼さんが聖職者(オタク)になってしまった……どうしてこんなことに」
アオヤマ「ごちうさブルーレイといえば、オーディオコメンタリーもお勧めですよ」
弟子一号「速水さんがやってる回はあんまり本編の話しないけどね」
弟子一号「今日はここまで。次回は9日目から再開よ」
アオヤマ「ありがとうございました~」
【聖杯戦争9日目・朝】
【『虚栄の空中庭園』発動まで残り42時間】
――アインツベルン城――
アーチャー「戻ったか」
アサシン「見張りは鳩に任せておけと言ったのだがな。高いところが好きなのか?」
アーチャー「そんなことはない。私はバカでも煙でもないのでね。ただ、何もしないのもな」
アーチャー「儀式の方はどうだ?」
アサシン「順調だ。このまま何もなければ、予定通りに発動できよう」
アーチャー「そうか」
アーチャー「…………。アサシン、私のマスターは」
アサシン「わからぬほど愚かなお主ではなかろう?」
アーチャー「具体的にはどの程度なのか、君の所見を聞きたい」
アサシン「そうだな」
アサシン「このままじっとしていればあと3日、といったところか。魔術を使うならこの限りではないが」
アーチャー「そうか……やはり、彼は」
アサシン「限界、というならとうに限界だぞ? むしろ、3日もつのは異常と言っていい」
アサシン「まったく、ヒトとはわからぬものよ。身体は活動限界を訴えているというのに、精神がそれを無理矢理動かす」
アサシン「お主も、そういうタイプであろう。やはりお主らは相性召喚だな」
アーチャー「ノーコメントだ」
アサシン「ふ、そうか」
――遠坂邸――
時臣「なに、客だと…………」
ライダー「ああ、サーヴァントの方は……おい、どうした時臣」
時臣「は、吐きそうだ……」
ライダー「なんと、二日酔いか! 情けない男よ」
ライダー「よい、余が出て用件を聞いてこよう」
時臣「ま、待て……自分が交渉に向いているかどうかくらい……」
時臣「うっ…………!」
ライダー「待たせたな、ランサー。すまんが、マスターはいま動けん状況でな」
ランサー「負傷したのか。なに、問題はない。戦いに来たわけではないからな」
ライダー「ほう。では、何の用だ?」
ランサー「対アサシンアーチャー同盟に対抗するため、力を貸してほしい」
ライダー「なるほど。そういえば時臣が……」
時臣はアサシンの策について↓1(コンマ1桁目)
1、「ほぼ察知した」
2~5、「なんとなく察した」
6~0、「アルコールにやられて忘れてしまった」
コンマ1桁目5
ライダー「なんとなくわかったとか言っておったな」
ランサー「! やはり、昨日の雷鳴はお前たちだったか」
龍之介「じゃあ、向こうにダメージ与えたりしたの?」
ライダー「いや、昨日はアサシンと杯を交わしたのだ!」
龍之介「え?」
ランサー「そうか。いや、お前らしい行動だ、征服王」
ランサー「で、どうだ? マスターに相談しないと決められぬ、と言うならいったん帰るが」
ライダー「それには及ばん。余だけでも問題はないが……」
ライダー「向こうにはアーチャーもおる。真に格を競うなら、数の点では対等になるべきであろう」
ランサー「そうか」
龍之介「いいの? マスターと相談しなくて」
ライダー「なに、構わん! 貴様のような者と、束の間とはいえ手を組めるのだ。文句などあるまい!」
時臣「ライダー、勝手に同盟を結んだりしてないだろうな……いや、あれでも王。ある程度の慎重さはあるはず……」
時臣「うっ…………!」ガクッ
ランサー「それで、ライダー。そちらのマスターが回復次第、城に向かいたい」
ライダー「…………それなのだがな。アサシンが何かしようとしておるのだろう?」
ランサー「おそらくな」
ライダー「で、あれば。余はそれの完成を待つつもりだ」
ランサー「なに……? 正気か、征服王。何が起こるかわからない。それを、みすみす見逃すと?」
ライダー「うむ。余はな、あれを越えねばならん。聖杯を手にし、受肉を果たしたとしても。その果てに、世界を征服したとしても」
ライダー「あれを超えん限り、余は真にすべてを征服したことにはならん。それも、倒すだけではない。余の力を以て、全力の彼女を蹂躙せねばならん」
ランサー「…………そうか。お前は、彼女を倒すべき敵ではなく、超えるべき壁だと判断したのか」
龍之介「どうするの、ランサー? アサシンの策が発動する前に倒すっていう作戦だったよね」
ランサー「ああ。だが……オレだけで乗り込んで勝てる可能性は低い。その後、残った2陣営を相手にすることを考えればなおさらな」
ランサー「ならば、征服王に従うべきだろう。彼と手を組み、真っ向からアサシンを倒す」
ライダー「うむ、交渉成立だな。さあ、案内しよう! 奴らと雌雄を決するまでは、ここを拠点とするがいい」
龍之介「このお屋敷に?」
ランサー「助かる。定まった拠点がなかったのでな」
時臣「…………あ、ランサーがこっちにくる」
時臣「……ま、まあ、大丈夫だ。なるようになるだろう」
【聖杯戦争9日目・昼】
――衛宮邸――
切嗣「アイリ、身体の調子はどうだい?」
アイリ「まだ全然大丈夫よ。3騎脱落したにしては、随分楽だわ」
切嗣「そうか」
アイリ「…………切嗣、今、安心した?」
切嗣「っ……」
アイリ「疲れているのね。ダメよ、切嗣。私は、あなたのために死ぬんだから」
アイリ「私の体調を慮る理由があるとしたら……それは、聖杯戦争の経過を気にする以外にはない。あってはならない」
切嗣「……ああ、わかってる。わかってるよ、アイリ」
切嗣「ただでさえ、窮地なんだからね」
切嗣はソラウに、聖杯の器について↓1(コンマ1桁目)
1~3、「何も話していない」
4~7、「アインツベルンが用意することになっている、程度には話してある」
8~0、「サーヴァントのいない身で手札は隠せない。アイリのことは説明済み」
コンマ1桁目4
アイリ「でも、切嗣。私のこと、彼女に説明しなくていいの?」
切嗣「僕たちの目的は、あくまで聖杯だ。途中で彼女が僕たちを切り捨て、ほかのサーヴァントと同盟を結ぶ可能性は考えられる」
切嗣「すべてを明かすには、尚早だよ」
アイリ「そう……そういうことは、私は疎いから、口は出せないけど」
ガラッ
切嗣「!」
アイリ「!」
ソラウ「……あら、夫婦の時間だったかしら。邪魔したわね」
切嗣「気遣いは無用だ。で、なにか用かい?」
ソラウ「バーサーカーの傷も癒るわ。そろそろ、準備を始めてちょうだい」
――アインツベルン城――
桜「あ、おじさん。もう起きても……?」
雁夜「ああ。心配かけたね。ところで、桜ちゃんは何を?」
桜「えっと、探検です。千夜さんとココアさんとで、手分けして」
桜「いろんな部屋にいろんなものがあるから、なにか役に立つものが見つかるんじゃないかって」
雁夜「そっか。気を付けてね」
桜「……」コク
タタタ
雁夜「探検、か。楽しそうだな、桜ちゃん」
雁夜「……俺が勝てば。俺が勝てば、桜ちゃんは…………」
タタタ
桜「!」ピタッ
ココア「あわわわわわ……」
千夜「こ、これって……」
桜「どうしたんですか?」
ココア「あ、桜ちゃん!」
千夜「実は……」
桜「! これ……」
千夜「そうなの。ココアちゃんが偶然隠し扉みたいなものを見つけたんだけど……」
ココア「こんなに銃とか弾とかがあるなんて聞いてないよ!」
千夜「でも、これ……」
「自衛の手段にしよう、などとは考えるなよ」
ココア「!」
桜「アーチャーさん?」
アーチャー「素人が扱うと碌なことにならん。何も持たず、ただ逃げ回った方が幾分かマシというものだ」
アーチャー「私とアサシンを頼ってくれればいい」
千夜「……うん。そうよね」
ココア「えっと、じゃあこの部屋は見なかったことに……」
アーチャー「それがいい。君たちには縁のないものだ」
【聖杯戦争9日目・夜】
ソラウ「さて……」
バーサーカー「…………」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「アインツベルン城に行くわ」
6~0、「遠坂邸に行きましょう」
コンマ1桁目2
ソラウ「アインツベルン城に行くわ。取り戻せば、兵器の調達もできるのよね?」
切嗣「ああ。ところで、アーチャーのマスターは任せてほしい」
切嗣「一度戦ってるからね。対策は練ってある」
ソラウ「わかったわ。じゃあ、そっちはお願いね」
ソラウ「行くわよ、バーサーカー」
バーサーカー「…………」コク
――アインツベルン城――
アサシン「ここまで来ると笑うしかないな。今夜の客は、黒い方のバーサーカーだ」
アーチャー「そうか。わかった、出よう」
雁夜「アーチャー、俺も行くぞ」
アーチャー「マスター? しかし……」
雁夜「バーサーカーのマスター相手なら、俺も戦える。力になれるはずだ」
アーチャー「……わかった。ただし、できるだけ離れていてくれ」
アサシン「ふむ。では我は……」
↓2
1、「アーチャーとともにバーサーカーを迎え撃つ」
2、「千夜たちの護衛にあたる」
アサシン「マスターたちを護衛していよう。前回のような助太刀はできそうにないが……」
アーチャー「構わないさ。なんとかしてみせよう」
アサシン「ああ、そうだ。アーチャー」
アサシン「追い返せば十分なのだが…………別に、倒してしまっても構わんぞ?」
アーチャー「…………」
アーチャー「盗聴でもしていたのか」
アサシン「魔術には多少の心得があるからな」
千夜「もうこの玄関もボロボロね」
ココア「持ち主に申し訳ないなあ……」
アサシン「もう少し下がった方がいいな。相手はバーサーカーだ。間合いを見誤れば、一歩で詰めてくるぞ」
雁夜「…………」
桜「おじさん、大丈夫……?」
雁夜「ああ。心配いらないよ」
アーチャー「……!」
アーチャー「くるぞ!」
ドガァァァァァンッ
バーサーカー「■■■■■■――――!」
アーチャー「…………おい待て」
アーチャー「そのショットガンはなんだ――――!?」
バーサーカー「■■■■■■――――!」
ダダダダダダダダダダダダダッ
アーチャー「まずい、みんな下がれ! もっとだ!」
ココア「わわわっ……!?」
アサシン「アーチャー、そっちは任せるぞ!」
アーチャー「ああ……!」
ダダダダダッ
カチッカチッ
バーサーカー「…………」ポイッ
ガシャン
ソラウ「あら、弾切れね。でも、いいわ。これで彼の注文通り」
ソラウ「サーヴァントとマスターを分断できたし」
アーチャー「……! それが狙いか!」
ソラウ「知ったところで、逃がしはしないわ」
ソラウ「やりなさい、バーサーカー! 遠慮はいらないわ!」
バーサーカー「■■■■■■――――!」
アーチャー「黒い、剣…………! アロンダイト――――!」
ココア「はあ、はあっ……!」
千夜「もう、平気かしら……」
アサシン「…………!」
アサシン「いかん、カリヤ!」
雁夜「!」
切嗣「前回は姿を見せたから、つけ入る隙を与えてしまった」
切嗣「なら……撤退後の安心した瞬間を狙撃だ。回避できるか、間桐雁夜――――!」パァンッ
1~5、「回避できず」
6~9、「アサシンが間に合う」
0、「雁夜が自力で回避」
コンマ1桁目6
アサシン「なめるなよ、魔術師――――!」バッ
ギィンッ
切嗣「……アサシンか」
アサシン「所在が露見すれば、もう策の弄しようもあるまい。諦めろ、サーヴァントを失った落ち武者よ」
パァンッ
ギィンッ
アサシン「……ああ、もう一人いたな。だが、無駄だ」
切嗣「そうだろうね。けど、これでいい」
アサシン「なに……?」
切嗣「あのバーサーカーを、甘く見ているのかい? そろそろ、勝負がつくはずだ」
ヒュヒュヒュッ
パキィィンッ
アーチャー「っ……こいつ、本当にバーサーカーか……!?」
バーサーカー「■■■■■■――――!」
↓1(コンマ1桁目)
1~5、「バーサーカー優勢」
6~9、「拮抗」
0、「アーチャー優勢」
コンマ1桁目1
バーサーカー「■■■■■■――――!」ヒュヒュヒュッ
アーチャー「っ、おおおっ……!」
パキィィンッ
ドスッ
アーチャー「ぐっ……! この……!」
バーサーカー「■■■■――――!」
アーチャー(届かんのか……あと一歩、あと一歩なんだ! ようやくたった一人、救えるところまで……)
ドスッ
アーチャー「がっ……!」フラッ
バーサーカー「■■■■――――!」
アーチャー「っ……まだだ、まだ――!」
ギィンッ
パキィィンッ
アーチャー(っ……もう今の私では、一合耐えることもできないのか…………!)
バーサーカー「■■■■■■――――!」
ソラウ「っ……じぶといわね」
ソラウ(あの宝具を解放しっぱなしにするのは危険……でも、勝利を確信して攻め手を緩めれば、逆転される可能性が芽生えてしまう)
ソラウ(私の限界より早く……バーサーカー、そいつを倒して…………!)
雁夜「…………甘く見てるのはお前だ、衛宮切嗣」
切嗣「なに?」
雁夜「いかに実力差があっても……あいつは、そう簡単には負けない」
雁夜「まだ、間に合うはずだ……!」
千夜「! 雁夜さん……!」
切嗣「令呪……!」
雁夜「令呪を以て命じる」
↓2
1、「バーサーカーを倒せ!」
2、「その他(内容併記)」
※間桐雁夜、残り令呪3画。2画以上使わせる場合、その旨を併記
雁夜「2画重ねて命ず……!」
雁夜「――――桜ちゃんを救うまで消えるな、アーチャー!」キィィィンッ
アーチャー「…………こんな時まで桜か。ああ、まったく」
アーチャー「私は、いいマスターに巡り合った――――!」
ヒュッ
ギィンッ
バーサーカー「!」
ソラウ「持ち直した……!?」
アーチャー「自白しておこう。強くなったわけではないと。だが……」
アーチャー「今の私は、強くはないがしぶといぞ。なにせ、消えるなと命令されたからな」
アーチャー「私を殺したければ、夜明けまで戦い続ける覚悟を決めることだ――――!」
ソラウ「……っ!」フラッ
ソラウ(まずい、もう……!)
ソラウ「バーサーカー!」
バーサーカー「!」
ダッ
アーチャー「……やはり、あの宝具。使いすぎると毒のようだな」
切嗣たちは?↓1(コンマ1桁目)
1~5、「逃走」
6~0、「なにも、トラップはお主だけの専売特許ではあるまい」
コンマ1桁目0
アサシン「確かにバーサーカーは強かったが……過信していたな? サーヴァントの前に姿を晒して、無事で帰ろうなどとはおこがましい」
千夜「あ、アサシン、罠なんていつの間に……」
アサシン「アレを発動させるまで全くの役立たず、ではアーチャーに合わせる顔がないからな」
アサシン「まあ、奴のと違って魔術的なトラップである故、準備にちと時間がかかったが」
雁夜「けど、拘束するだけで大丈夫なのか?」
アサシン「ふむ、それだ。正直、我としては早々に殺しておきたい」
切嗣「…………」
舞弥「…………」
アサシン「……む? もう一人罠にかかったな。少し離れているが」
ココア「バーサーカーのマスター?」
アサシン「いや、違うようだ。身をひそめていた、非戦闘員がいたようだな」
切嗣「……!」
アサシン「心当たりがあるようだな」
アサシン「まあ、そっちは後で回収しよう。して、マスター。どうする?」
千夜「…………」
↓2
1、「殺すのはちょっと……」
2、「……アサシンに任せるわ」
3、「その他(内容併記)」
千夜「……アサシンに任せるわ」
アサシン「そうか。我としては早々に殺しておきたい」
アサシン「そう言ったのが聞こえていたな?」
千夜「…………」コク
アサシン「承知した、マスター。席を外しておけ、お主は、こちら側に踏み込む必要はない」
アサシン「魔術をかじっただけの三流として、血に穢れぬ道を歩いていればよいのだからな」
千夜「……ごめんなさい、アサシン」
アサシン「命を奪うことを、悪く思うか。ならば」
アサシン「その想い、忘れるな」
アサシン「さて、魔術師。言い残すことはあるか?」
切嗣「殺されることが確定した以上……敗者は消える。それだけのことだ」
切嗣「遺すべきものも…………遺す資格も、ない」
アサシン「お主は?」
舞弥「…………」
アサシン「命乞いはなし、か。いいだろう、その潔さに免じ」
アサシン「苦しむ間も与えず、逝かせてやろう」
――アインツベルンの森――
アイリ「…………」
アサシン「戦えぬのに戦場に来るとは……いや、サクラを連れまわしている我らが言えたことではないか」
アサシン「さて、城に運んでしまおうか。……む」
アイリ「…………」
アサシン「こやつ……」
【9日目・終了】
――ブルーマウンテン道場――
弟子一号「さあ、そろそろ最終局面ね」
アオヤマ「あと5騎もサーヴァントが残っているんですがそれは」
弟子一号「…………ほんとね。なんでこんなに残ってるのかしら」
弟子一号「と、とにかく。今日も最後に短編をお送りするわね」
・登場人物は『ご注文はうさぎですか?』または『Fate(staynight,zero,apocrypha,EXTRA)』に登場する人物のみ
※ごちうさに関しては、アニメ版、もしくはコミックス3巻までの登場人物に限ります
・ごちうさとFateから、最低でも1人ずつ選出
※『Fate/EXTRA』には『CCC』は含みません
※人物の代わりに、場所などを指定することもできます(ラビットハウス、衛宮邸など)
・前スレおよびそれ以前のネタを前提とするものは無効
・R-18は無効
アオヤマ「↓2で、登場人物とシチュエーションを指定してください」
○タカヒロさんとトッキーが知り合い。今日は両家の保護者達とティッピーがロリ凛、ロリ桜、チノが遊ぶところを温かく見守っている
ピョンッ
凛「あ、また逃げた! 待てー!」
桜「ね、姉さん。あまり走るからウサギさんが怖がっているんじゃ……」
チノ「そうです。凛さんは少し落ち着いてください」
凛「お、落ち着いてるわよ! 二人こそ、テンション低いんじゃない!?」
チノ「? そうでしょうか。私、とっても楽しいですが」
桜「私も楽しいです」
凛「……なんか似てる。ホントは私が一人っ子で、チノと桜が姉妹なんじゃない?」
タカヒロ「二人とも、いい子じゃないか」
時臣「そう思うかね? ああ、私もそう思う」
葵「この人ったら、娘が生まれてからはすっかり心酔してしまって」
タカヒロ「他人事とは思えないな。俺も似たようなものだ」
時臣「ああ、そうだろう。嫌なことなど忘れてしまうな」
ティッピー「わしも生意気な息子じゃなくて、可愛らしい娘が欲しかったのう」
葵「いいじゃありませんか、お孫さんに恵まれて」
タカヒロ「生意気な息子? はて」
ティッピー「お前じゃよ!」
弟子一号「軍人、魔術師……タカヒロさんの交友範囲がどんどんカオスに」
弟子一号「じゃ、今日はここまで」
アオヤマ「ありがとうございました~」
【聖杯戦争10日目・朝】
【『虚栄の空中庭園』発動まで残り18時間】
――アインツベルン城――
アサシン「…………」
カツカツ
アサシン「!」
アサシン「マスターか。今朝は早起きだな」
千夜「うん。おはよう、アサシン」
千夜「こんなところで何してるの?」
アサシン「ここからなら、外の景色が見える。ああ、自然はいい。人間と違って、余計なことを考えないからな」
アサシン「お主も、余計なことでで悩んではいないか」
千夜「……余計なこと、なのかしら」
アサシン「…………」
アサシン「マスター。我は、自分語りなぞ得意ではないのだがな。聞いてゆかぬか?」
千夜「アサシンの、お話?」
アサシン「我の主観故、多分に偏見が含まれるがな」
千夜「そんなの、関係ないわ」
千夜「私、聞いてみたい」
アサシン「そうか。うむ、お主ならそう言ってくれると思っていた」
アサシン「朝食までの、暇つぶしくらいにはなるだろう」
アサシン「お主は、我の始まりを知っているはずだ」
千夜「はじまり……あ、あの夢?」
アサシン「そうだ。……いや、あんなところで生を受けたわけではないのだが」
アサシン「男に弄ばれるような女から産まれ、捨てられたことなぞ……セミラミスの来歴には含みたくもない」
アサシン「だが、まあ……それが我という女の形成に役立ったのだから、切り捨ててよい過去でもないが」
千夜「…………」
アサシン「そのあとは、お主もよく知っているだろう」
アサシン「愚かな母に捨てられ、毒と謀略を以て王として君臨した。我は、そういう女だ」
アサシン「だから、此度の戦いの果てには……絶対唯一の王になることを、目指すつもりだった」
千夜「つもり……?」
アサシン「お主らと出会い、駆け引きも毒も必要ない絆を築いた。……勘違いするなよ? 我は求めていない。お主らが勝手にやったことだ」
アサシン「だが、それで我はおかしくなった。生前、さんざん頭をひねって、さんざん策を練って、ようやく得た数多のモノは」
アサシン「お主らが労せずに与えてくれる日常に、劣っていた。ああ、言ってやろう。楽しいのだ。幸福なのだ」
アサシン「頼りない友と姉が。我に平穏という幸福を教えてしまった」
千夜「アサシン……」
アサシン「我はこの戦いが終われば消えるが……お主らには、今と変わらぬままでいてほしい。だから、我は力を貸す」
アサシン「我の手はすでに血みどろだ。真っ赤を通り越して真っ黒になっている。ゆえに、だ。マスター」
アサシン「なにも気負う必要はない。我がお主に代わって敵を滅するは、我の望みであるのだから」
千夜「…………」
千夜「うぅ……」グスッ
アサシン「ま、マスター!? なぜ泣く、我の人相はそこまで悪かったか……!?」
千夜「ううん、違うの……私、アサシンに何もしてあげられないって、ずっと思ってて……!」
アサシン「…………はあ。案の定だったな。それをいらぬ心配というのだ」
アサシン「そも、10日も経ったのに毒殺していない時点で、気づいてくれてもよかっただろうに」
千夜「そ、そうなる可能性があったの……!?」
アサシン「あっただろうさ。ああ、我ならやりかねん」
千夜「………ところで、アサシン」
千夜「今のお話、ココアちゃんにはしてあげないの?」
アサシン「姉上に? はっ、世迷言を」
アサシン「つけあがるだけではないか」
千夜「結構辛辣よね、アサシン」
アサシン「素の状態でもふわふわしておるというのだ、これ以上は必要あるまい」
アサシン「というか彼女、我が何を言っても楽しそうだぞ?」
千夜「ココアちゃんにとっては、妹とのコミュニケーション自体が幸せなのよ」
アサシン「まったく、めでたい姉上だな」
【聖杯戦争10日目・昼】
――衛宮邸――
ソラウ「結局ここに戻ってきちゃったわね。……あの人たちが帰ってこないってことは、まあ、そういうことよね」
ソラウ「…………」
↓1(コンマ1桁目)
1~3、「ライダーとランサーが手を組んだらしい。行ってみようかしら」
4~7、「ライダーとランサーが手を組んだらしい。警戒しなくちゃ」
8~0、「今夜あたり、あの城にリベンジに行きましょう」
コンマ1桁目6
ソラウ「……なんか、私の知らない間に1対2対2とかいう状況になってるらしい。なんなの」
ソラウ「私もバーサーカーも万全、今夜あの城に行く予定は変えないけど……ライダーたちにも警戒しなくちゃね」
ソラウ「特にライダーには一度、完敗してるし……あなたも気を付けてね、バーサーカー」
バーサーカー「…………」コク
――遠坂邸――
龍之介「へー、この写真の女の子が時臣さんの娘さんかあ……いいなあ」
時臣「わかるかね、龍之介君。自慢の娘でね、彼女がいれば遠坂も安泰というもの」
ライダー「わからんものよ。あれだけ不機嫌だった時臣が、娘を褒められるだけで上機嫌になるとは」
ランサー「オレたちにとってはそれだけのことでも、彼にとっては一大事ということだろう」
ランサー(おそらくなにかがすれ違っているのだろうが……)
ライダー「ところで、時臣。アサシンの奴に動きはないのか?」
時臣「偵察はしているが……森の結界に加え、その『策』にも別に防護が施してある。詳細なデータを得るのは難しい」
ライダー「そうか。いやなに、問題はあるまい! あのアサシンの奥の手、発動すれば嫌でも分かろう」
時臣「まったく……王という人種も困りものだ」
ランサー「魔術師というのも、大概常軌を逸しているがな」
時臣「……そうかもしれないね。ああ、結局枠の外から眺めてみれば、人の生き方なんて滑稽に映るものだ」
時臣「それでも、聖杯を目指す。聞くところによれば、彼の願いは『識ること』だそうじゃないか」
時臣「最終的には敵対する運命だが、いや、非常にいい願いだ」
龍之介「でしょ!?」
ランサー(なぜかみ合ってしまっているのだろうな……)
――アインツベルン城――
アサシン「さて、そろそろ準備をしてくれ」
ココア「準備?」
アーチャー「……そうか。いよいよだな」
桜「アサシンさんの……」
雁夜「けど、準備って?」
アサシン「持参すべきものなぞない。心の準備をしろと言っている」
アサシン「我が宝具が落とされなければ勝利は揺るぎなく、落とされるなら敗北は必至」
千夜「!」
千夜「これが、最後になるかもしれないってことね」
千夜「…………」
誰かと話をしますか?↓2
1、「アサシン」
2、「ココア」
3、「雁夜」
4、「桜」
5、「アーチャー」
6、「一人で過ごす」
千夜「アサシン。ちょっといい?」
アサシン「む、マスターか。ああ、最後の調整まではもう少し余裕がある」
アサシン「なにか用か?」
千夜「…………」
千夜(なにも考えてなかったわ。なんとなく、いっしょにいたかっただけなんだけど……)
アサシン「マスター?」
千夜「…………」
↓2
1、「アサシンのことを話してもらったから、私の話をしようかなって」
2、「用はないの。ただ……いっしょにいたくて」
3、「その他(内容併記)」
千夜「えっと……今朝、アサシンのこと話してもらったから、私の話をしようかなって」
アサシン「ほう。それは興味があるな」
アサシン「……そうだ、マスター。それなら、いっしょに行くか」
千夜「え?」
アサシン「宝具を準備している区画だ。本来は、我が先に行き、後から皆を来させるつもりだったが……」
アサシン「せっかくだ、なるべく長く聞いていたい。構わんか?」
千夜「!」
千夜「ええ、もちろんよ」
――アインツベルンの森――
千夜「うちの看板うさぎの、あんこっていうんだけど。その子が……」
千夜「で、その時シャロちゃんったら……」
千夜「ココアちゃんと同じ学校なんだけど、この間ね……」
アサシン「…………」
千夜「アサシン、聞いてる?」
アサシン「ああ、聞いているとも。それと、後悔もしていた」
アサシン「無理にでも、お主に自分の話をさせるべきだったとな」
千夜「え?」
アサシン「気付いておらぬか? それほど楽しそうに笑っているというのに」
千夜「……!」
アサシン「やはり、戦いなど柄ではなかったのだろうな」
アサシン「まあ……束の間とはいえ、その顔が見られてよかったよ。やる気が出た。是が非でも、お主を聖杯に至らせよう」
千夜「ありがとう、アサ……いたっ!?」
千夜「ど、どうしてデコピン……!?」
アサシン「その言葉はとっておけ。すべて終わるまでな」
アサシン「さて……そろそろ、最終段階に入ろう。この宝具を以て、聖杯戦争に終止符を打つ――――!」
【聖杯戦争10日目・18:00】
――遠坂邸――
時臣「…………」
ランサー「…………」
龍之介「すっげー……!」
ライダー「ははははははははははっ! とんでもないものを隠しておったな、アサシン!」
時臣「笑いごとか! なんだあれは、あれが宝具だとでもいうのか……!?」
ランサー「ここまで出鱈目だとはな。やはり、放置は愚策だったか?」
ライダー「結果論だ、気にすることはない! むしろ上等」
ライダー「やはり貴様は、余が越えねばならぬ壁よ、アサシン――――!」
――『虚栄の空中庭園』――
アーチャー「…………」
アーチャー「なんだこれは」
アサシン「同盟を結ぶ際に説明したはずだが?」
雁夜「いや、まさかここまで桁違いだとは思ってなくて……」
雁夜「そもそも、お前のマスターが一番びっくりしてるじゃないか」
千夜「……」ポカーン
ココア「……」ポカーン
アサシン「言ったろう、終止符を打つと。できぬことは言わんよ」
桜「すごい……アサシンさん、ここに住んでたんですか?」
アサシン「…………痛いところを突くな」
桜「?」
アサシン「まあ、いい。これで、バーサーカーは警戒に値せん。問題は……」
千夜「ライダーね」
アサシン「そうだ。奴の戦車は空を駆るからな、ここも射程圏内だろう」
ココア「そういえば、パーティしてから来なくなったよね?」
アサシン「大方、待っていたのだろうよ。故に……今夜が、勝負だ」
【聖杯戦争10日目・夜】
――『虚栄の空中庭園』――
アサシン「!」
アサシン「来たぞ、ライダー……と、ランサーだ」
アーチャー「ここまでの距離は?」
アサシン「今しがた森の結界に入ったところだ。じきに来る……む?」
千夜「アサシン?」
アサシン「……まさか来るとはな。バーサーカーも森に突入した」
アサシン(なにをするつもりだ……? できることなぞないはずだが……)
ピシャァァァンッ
ライダー「さあ、アサシン! 決着をつけるぞ!」
アサシン「望むところ…………ライダー。ランサーはどうした?」
ライダー「ああ、途中で降ろした。やってもらうことがあるのでな」
アサシン「なに……?」
――アインツベルンの森――
ランサー「準備はできた。さあ、リュウノスケ」
龍之介「……」コク
龍之介「令呪を以て命じる! 宝具を使い、アサシンの宝具を破壊しろ――――!」キィィィィン
ランサー「わが身を呪え……!」
ランサー「――――『梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)』!」
――『虚栄の空中庭園』――
アサシン「なっ……これは…………!」
アーチャー「ランサー、これほどの宝具を……!」
ライダー「おっと、上ばかり見ていては余を止められんぞ!」
ライダー「彼方にこそ栄えあり――いざ征かん!」
ライダー「――――『遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)』!」
アーチャー「アサシン!」
アサシン「っ……!」
アサシン(『十と一の黒棺(ティアムトゥム・ウームー)』をすべて運用しても、対抗できるのはどちらかだけか……!)
↓2
1、「ランサーの宝具をアサシンが、ライダーをアーチャーが止める」
2、「ランサーの宝具をアーチャーが、ライダーをアサシンが止める」
3、「その他(内容併記)」
アサシン「アーチャー! お主はライダーを!」
アーチャー「承った……!」
アサシン(だが、いけるか? あの宝具、文字通り桁が違……)
千夜「アサシン! この戦い、絶対に勝って――――!」キィィンッ
アサシン「!」
アサシン「……マスターらしくなってきたじゃないか」
アサシン「いいだろう! 令呪まで切られては、弱音を吐いてはおれん!」
アサシン「来い、ランサー! 叩き落としてくれる!」
ドドドドドドドドドドドッ
アーチャー(盾で防ぐのは無理がある……破壊力をぶつけ、少しでも威力の相殺を狙う…………!)
アーチャー「――――I am the bone of my sword.」
アーチャー「――――『偽・螺旋剣(カラドボルグII)』!」
ギュオォォォォォッ
アサシン判定↓1(コンマ1桁目)
1~3、「ほぼ打ち負ける」
4~7、「辛うじて相殺」
8~0、「完全に防ぎきる」
アーチャー判定↓2(コンマ1桁目)
1~3、「ほぼ打ち負ける」
4~7、「辛うじて相殺」
8~0、「ライダーにダメージが通る」
コンマ1桁目3、0
アサシン「っ……!」
アサシン(令呪の加護を以てしてもこの様か……! ランサー…………!)
ドドドドッ
ドガァァァンッ
ライダー「……やるなあ、アーチャー。よもや、一矢を以て余の進軍を阻むとは……!」
アーチャー(傷は与えたが、結局落とすことはできず……しかも、庭園の受けたダメージがでかい……!)
ランサー「……仕事は果たしたな。あれだけダメージが通れば、落ちるのは時間の問題だろう」
龍之介「じゃあ、帰るの?」
ランサー「ああ、そういう約束で…………っ、リュウノスケっ!」バッ
龍之介「え――――?」
ドスッ
ランサー「貴様、バーサーカー……!」ガクッ
バーサーカー「…………」
ソラウ「さすがに、宝具を使った直後じゃ、反応も鈍くなるわね」
ランサー「なにを、しに来た……お前たちに、できることなど」
ソラウ「あら、ないと思ったの? 私には、まだ2画の令呪があるのに?」
ランサー「…………!」
ライダー「どけ、アーチャー! 余はアサシンに用がある!」
アーチャー「そういうわけにはいかん……!」
ヒュヒュッ
ギィンッ
時臣(ライダー、距離を詰めろ。アサシンを効果範囲に入れれば……私たちの勝利だ)
ライダー「応! そのためには、まずアーチャーを倒さねばな!」
アサシン「アーチャー、援護を……」
アサシン「っ、まずい、下がれアーチャー!」
アーチャー「……!?」
ヒュッ
ドガァァァンッ
アーチャー「まさか、お前は……」
バーサーカー「■■■■■■――――!」
アサシン(マスターは下……令呪を使って、ここまで跳ばせたか!)
ライダー「ほう、これは都合がいいな。通らせてもらうぞ、アーチャー!」
アーチャー「しまっ……」
ヒュヒュヒュッ
ギギギンッ
パキィィンッ
アーチャー「っ、まだ邪魔をするのか、バーサーカー――――!」
バーサーカー「■■■■■■――――!」
ライダー「決着だ、アサシン!」
アサシン「ふ……いいだろう。だが侮るなよ、征服王。ここは我の陣地、我の国だ。今までとは違う」
ライダー「ならば、ここから引きはがすまでのこと。貴様の力を見せてもらった礼だ」
ライダー「余の力を以て、貴様を打ち負かす――――!」
アサシン「なに……?」
ゴォォォォォッ
アサシン「っ!? いかん、これは……」
アサシン(この距離、転移で離れれば……いや、それでなんになる。ここから逃げても、勝てる保証など……)
アサシン(ならば、せめて……お主は巻き込めん――――!)
アサシン「離れろ、マスター――!」
千夜「っ……!?」
ドサッ
千夜「痛たた…………あ、れ?」
千夜「アサシン……?」
――『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』――
アサシン「…………なるほどな。ライダー、語らう必要などなかったではないか」
アサシン「これを見れば、お主がいかな王であったかなど、想像するまでもない」
ウオオオオオオオオオオオオオオッ
ライダー「然り。これこそが、我が王道の象徴。余の生涯を具現化する世界」
ライダー「イスカンダルたる余の最強宝具『王の軍勢』なり――――!」
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオッ
アサシン「…………」
アーチャー「っ、アサシン……!」
バーサーカー「■■■■■■――――!」
ヒュヒュヒュッ
ギギギンッ
アーチャー(彼女がいないままだと、ここはどうなる……? いや、今はそれどころではないか……!)
間桐雁夜、最後の令呪を↓2
1、「使う(詳細併記)」
2、「使わない」
再安価
間桐雁夜、最後の令呪を↓1
1、「バーサーカーを倒せ!」
2、「使わない」
3、「その他(内容併記)」
雁夜「令呪を以て命じる! バーサーカーを倒せ――――!」キィィィンッ
アーチャー「……!」
アーチャー「そうだな。今の私は、消えぬだけではだめだ。すべての敵を打倒し、聖杯に至らなければ」
アーチャー「そのために……今度こそ決着をつけよう、バーサーカー――――!」
バーサーカー「■■■■■■――――!」
ヒュヒュヒュッ
ギギギンッ
アーチャー「おおおっ――!」
バーサーカー「■■■■――!」
――『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』――
ライダー「自分では何を言おうと、やはり王の器だな。この状況で、笑うか」
アサシン「この笑みが強がりでないことは断言できるが……王である故ではない」
ライダー「かたくなに否定するか。それもよい。どちらにしても、余は貴様を超えてゆく―――ー!」
ドドドドドドド
アサシン(……お主は我の思惑になぞ気付くまい。だが、それでも。お主は何も考えぬまま、我の望む行動をするはずだ)
アサシン(なあ、マスターよ。今は、お主を信じるよりほかにないが……そうか。信じるとは、かくも心地よいモノだったか)
千夜「アサシン……? どこ、どこにいるの……?」
千夜「いや、待って……! 消えないで! 私、まだ」
千夜「っ、あ、ああああああっ……!」
千夜「アサシン……!」
↓2
1、「負けないで、アサシン――――!」
2、「戻ってきて、アサシン――――!」
3、「助けて、アサシン――――!」
千夜「負けないで、アサシン――――!」
スタッ
千夜「!」
千夜「アサシ……」
時臣「君がアサシンのマスターだね?」
千夜「っ! …………あ、ああ……っ」
ライダー「貴様のサーヴァントの戦いは、実に見事だった。もう、あやつには聞かせてやれんのでな」
ライダー「代わりに、貴様に言っておくぞ」
千夜「アサシン……そんな…………」
時臣「魔術師なら、覚悟はできているね?」
ゴォッ
千夜「っ、ぁ――――」ドサッ
【DEAD END】
ラビット道場に送還されます
――ラビット道場――
ろぜ「お、久しぶり。もう来ないかと思ってたぞ」
ちの「お久しぶりです」
ろぜ「さて、察しのついてる奴もいるようだが……正解したら超解釈が爆発する。一応理屈は用意してるから、まあ、勘弁してくれ」
ちの「いまさら言うことでもないかもしれませんが」
ちの「さて、このスレも終了間近です。千夜さんをハッピーエンドまで連れて行ってあげてください」
ろぜ「じゃあ、>>332まで戻すぞ」
>>332に戻ります
千夜「アサシン……? どこ、どこにいるの……?」
千夜「いや、待って……! 消えないで! 私、まだ」
千夜「っ、あ、ああああああっ……!」
千夜「アサシン……!」
↓2
1、「戻ってきて、アサシン――――!」
2、「助けて、アサシン――――!」
千夜「助けて、アサシン――――!」キィィィンッ
アサシン「……助けて、か。予想とは少し違ったが、まあ」
アサシン「上出来だ、マスター」
ライダー「っ!? アサシンの身体が……?」
時臣「バカな、いかに令呪を用いようとも、発動が完了した固有結界から脱出するなど……!」
アサシン「確かにそうだ。だが、マスターを連れてではなく、我一人の脱出だ。令呪の力は、余すところなく我に働く。それに……」
アサシン「我の助けを待つマスターは、どこにいる? そこいらの半端な霊地などではない。我は」
アサシン「このセミラミスが存在すべき空中庭園に戻るのだ……! ライダー、お主の心象風景も」
アサシン「チヤの我がままと、我の虚構には勝てんということだ――――!」
スタッ
千夜「!」
アサシン「大義であった、マスター」
千夜「アサシン――!」
アサシン「待て、話は後だ。ここを逃せば、万に一つも勝ち目はない」
千夜「勝ち目……?」
アサシン「あのとき、アーチャーの固有結界を見れたことこそ僥倖。すでに、固有結界の性質は把握している」
アサシン「再出現は、発動時の座標とほぼ同一。そして、ほんの一瞬だが……空間に歪みが生じる」
千夜「……!」
アサシン「卑怯と謗るか。外道と嗤うか。好きにしろ、我は何としてでも、勝たねばならんのだから――――!」
ヒュヒュヒュヒュッ
ギギギギンッ
バーサーカー「■■■■■■――――!」
アーチャー「はあっ――――!」
アーチャー(届く……! 3画の令呪、そのすべてを己が力とできる今なら……!)
ブンッ
ギィンッ
バーサーカー「!」
アーチャー(距離が開いた……ここだ―――――!)
アーチャー「――――鶴翼、欠落ヲ不ラズ」ヒュヒュッ
ザッ
ライダー「アサシン、次こそは……!」
時臣「っ、待てライダー! なんだ、この魔方陣の数は……!?」
アサシン「言ったはずだ。ここでの我は、今までとは違うと――――!」
アーチャー「――――両雄、共ニ命ヲ別ツ……!」ヒュッ
ズバァッ
バーサーカー「――、――――!」
――ブルーマウンテン道場――
弟子一号「腑に落ちてない人、いると思う。うん、ごめんなさい。私たちも落ちてないの」
アオヤマ「途中まではよくても、着地点を見失いますねえ……」
弟子一号「ま、いいわ。反省会は>>1の脳内でやってもらうから。気を取り直して短編行きましょ」
・登場人物は『ご注文はうさぎですか?』または『Fate(staynight,zero,apocrypha,EXTRA)』に登場する人物のみ
※ごちうさに関しては、アニメ版、もしくはコミックス3巻までの登場人物に限ります
・ごちうさとFateから、最低でも1人ずつ選出
※『Fate/EXTRA』には『CCC』は含みません
※人物の代わりに、場所などを指定することもできます(ラビットハウス、衛宮邸など)
・前スレおよびそれ以前のネタを前提とするものは無効
・R-18は無効
アオヤマ「↓2で、登場人物とシチュエーションを指定してください」
前スレネタになるかもしれないけど三重結界チノがキャスターのクラスで召喚みたいな感じのネタって有効?
前提が崩れるみたいなことは無さそうなんだけど
○千夜のサーヴァントがジークフリートだったら
千夜「じ、ジークフリート!?」
セイバー「ああ。知っているのか」
千夜「知ってるなんてものじゃないわ! 有名人よ!」
セイバー「そうか。……どうした、マスター。震えているが」
千夜「『幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)』……! 素晴らしいわセイバー! あなたのセンス、うちの店で活用してみない!?」
セイバー「えっ」
セイバー「……いや、この身はサーヴァント、マスターに聖杯をもたらすための…………」
千夜「こんな時のために、男の子用の制服も用意してあるわ! さあ!」
セイバー「…………」
セイバー「いらっしゃいませ」
千夜「ダメよセイバー、もっと明るく、元気に!」
セイバー「生前、それなりに多くのことをしてきたつもりだったが、甘味処の店員は未知だ」
セイバー「なかなかに難しい。我が武力が生かせぬとなれば、竜を殺すより困難かもしれない」
千夜「! 竜……殺す…………ああ、なにかいいのが浮かびそうだわ! 待ってて!」
セイバー「……?」
千夜「できたわ! 名付けて、『トリプルカラー・ドラゴンスレイヤー』よ! 三色団子を、竜に突き刺して……」
セイバー「たい焼きを竜と主張するのは無理があるぞ」
千夜「だってないのよ! 竜っぽい和菓子が!」
弟子一号「ジークフリートの口調がよくわからな不具合」
アオヤマ「次回か、その次で完結しそうですね。もう少しお付き合いください」
アオヤマ「ありがとうございました~」
>>355
→ より具体的には『このスレしか見てない人が、わざわざ前スレを見ないとピンとこないネタ禁止』
よって、『前作のチノが召喚される』ならNGだけど『三重結界が使えるチノが召喚される』ならOK
ただ、その設定の説明を混ぜる必要があるので、短編としては物足りなくなるかも
>>1に質問だけど、前スレにある短編の続編をやるのは無理なの?
それとカルナさんってソラウさんに始末されて消滅したの?
>>362
→ 短編の続編自体は禁止ではありませんが、これも前スレに戻るのは禁止、今回のように同一主人公で2スレ目に入った場合は、1スレ目のネタも禁止とします
また、こちらは強制ではありませんが、レス指定をして『~の続き』という書き方をしてくれるとありがたいです
なお、同じ短編の続編リクエストが頻繁に発生する場合、制限をかける場合があります
→ バーサーカーはカルナを倒した後で庭園に乗り込みました。龍之介については、後程描写します
エンディング、エピローグにつき安価なし。ご了承ください
――『虚栄の空中庭園』――
ドドドドドドドドドッ
ライダー「…………油断しておったわけではないがな」ドサッ
ライダー「そうか。固有結界を抜けた後の行動も、考えてあったのか」
アサシン「まさか、アーチャー以外にも使い手がいるとは思わなかったがな」
アサシン「お主の対魔力は、そう高くないと見た。今の有様がその証明だ」
ライダー「ふっ……ははははは! 王を棄てた娘が、余を負かすか! まったくもって、戦とは何があるかわからぬものよ!」
時臣「っ、ライダー……」
ライダー「時臣。貴様とともに戦うのは、実に愉快であった。……ああ、そうだ。忘れるな」
ライダー「己にとって一番大切なものが何なのか。それは、貴様自身が一番よくわかっているはずだ」
時臣「……!」
アサシン「ではな、ライダー。お主はまさしく、最強の敵であったよ」
バーサーカー「……」ドサッ
アーチャー「気付いていなかっただろうが、お前の剣には魂が乗っていなかった。おそらく、セイバーを倒した後からだろう」
バーサーカー「……そう、か。やはり私は…………王を、憎むことなどできなかった……」
アサシン「さて」
千夜「アサシン!」
アサシン「チヤ。サクラを連れて来い」
千夜「え?」
アサシン「この庭園も長くはもたん。だが、ここでは我は、常以上の力を行使できる。魔術についても同じだ」
アサシン「ここでしかできぬ、最後の大仕事が残っている」
千夜「それって……」
ザッ
雁夜「どうするつもりだ、アサシン」
桜「……」
アサシン「聖杯なんぞに頼らずとも、我の手で、サクラを救えるやもしれぬと思ってな」
――アインツベルンの森――
ソラウ「っ……!」
龍之介「負けちゃった?」
ソラウ「……そのようね」
龍之介「そっか……もう、終わりなのか」
ソラウ「あなた、これからどうするの?」
龍之介「今まで通りの生活に戻る……つもりだったんだけど」
龍之介「なんか、ランサーを見てたら、眩しくって。オレ、あの光をもう一度見てみたい」
龍之介「この世のどこかにあるのかは、よくわからないけど」
ソラウ「……そう。あなたも、誰かの生きざまに狂わされてしまったのね」
龍之介「狂わされた、か。そうかも」
――『虚栄の空中庭園』――
蟲「ピギィ」
ココア「ちょっ……グロい!」
千夜「これは……?」
アサシン「ただの蟲を装って白を切るか?」
アサシン「間桐臓硯」
雁夜「なっ……!?」
蟲「…………」
アサシン「まさか摘出されるとは思っておらんかっただろう。だが、甘い。魔術でもって埋め込んだのなら、魔術でもって外せぬ道理もない」
アサシン「あんまり深くにいるものだから、さすがに時間がかかったが」
アサシン「ただ、ほかの蟲をすべて除くには、時間がない。……カリヤ。どうする?」
雁夜「なに?」
アサシン「間桐臓硯がいなくなる以上、サクラの救済は果たされる、と解釈できる。むろん、刻印中に体内を荒らされるし、虚数という属性は残るが」
アサシン「それでも、彼女を虐げる要因はなくなる。つまり、お主が自身の延命を望んでも罰は当たらんということだ」
雁夜「愚問だな、アサシン」
アーチャー「……いいのか、マスター。桜は、君がいなくなれば、きっと…………」
雁夜「悲しんでくれるかな。いや、それでも。俺は桜ちゃんを魔術なんてくだらない世界から解放したい。それに」
雁夜「……」チラ
千夜「……?」
ココア「……?」
雁夜「彼女たちがいてくれる。時臣や葵さんや、凛ちゃんもいる。だから、大丈夫だ」
アサシン「そうか。…………では、最後の儀式を始めよう」
アサシン「器が偶然手に入ったのは幸運だったな。こうもあっさり終わるとは」
アーチャー「アサシン」
アサシン「ああ、わかっている。庭園の崩落に巻き込まれて死亡、では締まらんからな」
アサシン「脱出するぞ。皆、我の近くに」
――アインツベルンの森――
アサシン「……そろそろか」
ココア「アサシン!」ギュー
アサシン「どうした、姉上。…………泣いているのか?」
ココア「だって、だって……! アサシンは私の大事な妹だもん!」
アサシン「大事な妹、か。お主はバカな姉であったな」
ココア「ひどい!」ガーン
アサシン「ふっ……だが、それでよい。楽しかったぞ、姉上」
ココア「アサシン……!」
雁夜「世話になったな、アーチャー」
アーチャー「まったくだ。マスターが復讐マシーンだと知った時は、いっそ殺したほうがいいかと思ったが」
アーチャー「……なんにせよ、ここまで辿り着けてよかった」
アーチャー「今一度問おう。マスター。後悔はないな?」
雁夜「当然だ。もう、俺の出る幕はない」
雁夜「魔導に背を向けた男が、そのツケを払って終わり。……まあ、少しは彼女のためになったと、信じたいけどな」
雁夜「付き合ってくれてありがとう、アーチャー」
アーチャー「礼を言うのは私の方だ。マスター」
アーチャー「桜を救う手助けをさせてくれて、ありがとう」
アサシン「さて、時間だ。我は行くぞ」
ココア「ち、千夜ちゃん! お話ししなくていいの?」
千夜「うん。もう、たくさんお話ししたから」
千夜「別れの言葉も、必要ないわ」
アサシン「そうだな。ああ、チヤ」
アサシン「ありがとう。お主らとの10日は、わが生涯すら凌駕する重みであった」
千夜「うん。ありがとう、アサシン」
【第四次聖杯戦争終結から数か月】
カランカラン
千夜「いらっしゃいませ~。あら」
桜「こ、こんにちは」
葵「こんにちは、千夜ちゃん」
千夜「こんにちは」
時臣「今日はこっちにいるんだね」
千夜「はい。たまには様子を見に来ます」
凛「わあ、すごい! お客さんがいっぱい」
時臣「繁盛しているようだね。この」
時臣「甘兎庵冬木支店は」
――甘兎庵冬木支店――
千夜「時臣さんが力を貸してくれたからです」
時臣「まあ、魔術師としては君たちを恨むところだったのだろうが」
時臣「父親として、お礼をしなければと思ったまでだよ」
シャロ「ちょっと、千夜! 混雑してるんだから、手伝ってよー!」
千夜「はーい、いま行くわー」
葵「彼女は?」
千夜「お手伝いを願いしてるんです。いつもは、私たちの町にいるんだけど……」
千夜「ふー、忙しいわね」
シャロ「そうね……、っ! 千夜、危ない!」
千夜「えっ?」
ガタン
ゴチンッ
千夜「痛っ!?」
シャロ「壁にかけてた画が落ちてきたのね……大丈夫?」
千夜「ええ、大丈夫よ」
シャロ「…………」
千夜「シャロちゃん?」
シャロ「ううん。千夜、最近運悪くなったかなって。前は、こんなことなかったじゃない」
千夜「そっかあ……そうね」
千夜「ええ。私、運が悪くなったみたい」
シャロ「……? なんで嬉しそうなのよ」
千夜「ふふ、秘密」
「店員さーん、注文お願いしまーす」
千夜「はーい、ただいまー」
【END】
――ブルーマウンテン道場――
アオヤマ「これにて『【ごちうさ×Fate】千夜「聖杯戦争?」【安価】』全編終了です」
アオヤマ「付き合いいただき、ありがとうございました」
弟子一号「次回もあるわよ。気が向いたら、また見に来てね」
弟子一号「というわけで、次回の話を、今日の21:00頃から始めるわ」
アオヤマ「判定などする予定なので、ご協力いただければ幸いです」
アオヤマ「では、また今晩、お会いいたしましょう」
乙、次はリゼか
銃火器に魔術師…うっ、頭が…
って、sage忘れたよ、くそだよ
――ブルーマウンテン道場――
アオヤマ「こんばんは~」
弟子一号「じゃ、予定通り、次回のお話をしましょう」
ちの「それで、お願いというか、ご報告があります。次回の舞台は月にしたいと思っています」
ろぜ「お察しのとおり、試行錯誤の最中なんだ。ごちうさ側のキャラが1巡する前に、一通り聖杯戦争の舞台は経験しておきたい」
ろぜ「4次か5次を希望してた人には悪いけど、今回は、舞台についての安価はとらないぞ」
ちの「マスターの年代などの設定がガバガバになりますが、ご了承ください。なんとか設定を捻じ曲げて調整します」
月か
ちなみに那須与一とアポの設定集にいる奴らはOK?
急ですまないが>>1に提案があるんだが
今まで8騎目のクラスは7クラスの中のどれかしか出してないけど、今度から特殊クラス(アヴェンジャー、アルターエゴ、ランチャーカルナさん、ルーラー)も追加して欲しいんだけど
>>391
→ 原作でキャラとして動いてない方たちは採用しません。会話文の中にちょろっと出すくらいならいいですが……
アオヤマ「では、さっそくですが。マスターをどうするか、多数決で決めましょう」
参戦するマスターは↓1~(多数決、4票先取)
1、「EXTRAの敵マスターをそのまま採用(凛とラニ、ガトーとランルーくんについては後程判定)」
2、「各作品(Stay night・Zero・EXTRA・EXTRACCC・Apocrypha)からランダムに採用」
2かな、可能な限り出て欲しいし
>>392
→ 確かに、そこを避ける意味は特になかったんだすよね……
今回は月の表なので出せそうにありませんが、次々回以降、冬木などで8騎目が登場する場合は選択肢に追加します
安価下
弟子一号「よく見たら投票終わってた。安価下とか言って恥ずかしい……」
アオヤマ「では、今回はマスターを各作品から選出します。数が偏らないように調整はします」
ろぜ「じゃあ、準備してくるからちょっと待っててくれ」
ちの「まず、4人はコンマで決めますね」
ろぜ「凛とか慎二とか、同じ名前で複数の作品に出てる奴は、少し確立を調整するからな」
↓1
01~15、「衛宮士郎」
16~20、「遠坂凛」
21~35、「間桐桜」
36~40、「間桐慎二」
41~55、「葛木宗一郎」
56~70、「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」
71~85、「言峰綺礼」
86~00、「間桐臓硯」
コンマ11
1人目:衛宮士郎
2人目↓1
01~15、「衛宮切嗣」
16~29、「遠坂時臣」
30~44、「間桐雁夜」
45~58、「雨生龍之介」
59~72、「ケイネス・エルメロイ・アーチボルト」
73~86、「ウェイバー・ベルベット」
87~00、「言峰綺礼」
コンマ46
2人目:雨生龍之介
3人目↓1
01~13、「ダーニック」
14~25、「ゴルド」
26~38、「フィオレ」
39~50、「カウレス」
51~63、「セレニケ」
64~75、「ロシェ」
76~88、「獅子劫界離」
89~00、「六導玲霞」
コンマ16
3人目:ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア
ろぜ「ちょっと、修正。EXTRA勢が多すぎる。ここだけ2人選出するぞ」
4人目↓1、5人目↓2(重複した場合安価下)
01~07、「岸波白野(男)」
08~15、「岸波白野(女)」
16~20、「間桐シンジ」
21~28、「ラニ=Ⅷ」
29~33、「遠坂凛」
34~41、「レオナルド・B・ハーウェイ」
42~48、「ユリウス・B・ハーウェイ」
49~56、「ダン・ブラックモア」
57~65、「ありす」
66~72、「ランルーくん」
73~79、「臥藤門司」
80~86、「トワイス・H・ピースマン」
87~95、「殺生院キアラ」
94~00、「ジナコ=カリギリ」
テキトーに、
…あれ?……俺、とんでもないことしちゃったか……?……(汗)
コンマ22、83
4人目:ラニ=Ⅷ
5人目:トワイス・H・ピースマン
ちの「個性的な面々になってまいりました」
ろぜ「さて、残り2人だが。これは自由安価で決めるぞ。ここまでの判定に参加してくれた人も、ぜひ参加してくれ」
弟子一号「>>402、>>406、>>412、>>419を参考に記入して。ちなみに」
弟子一号「凛、慎二、綺礼さんみたいに『名前は同じだけど性格や来歴が異なる』人物を指定する場合、どちらかわかるように書いてね」
6人目↓2、7人目↓4
ステイナイトの桜
衛宮士郎
雨生龍之介
ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア
ラニ=Ⅷ
トワイス・H・ピースマン
衛宮切嗣
獅子劫界離
ろぜ「主人公含めて女が2人しかいない、だと……?」
ソラウとか、舞弥みたく協力者(女性限定)いてもいいかもな
弟子一号「じゃ、次はサーヴァントよ。これは偏りを考慮して」
弟子一号「今回(『【ごちうさ×Fate】千夜「聖杯戦争?」【安価】』)登場したサーヴァントは選択肢から外すわ」
ちの「準備してきますので、少々お待ちください」
ろぜ「主人公のサーヴァントは最後に決めるからな」
セイバー↓1
01~25、「ネロ・クラウディウス」
26~50、「ジークフリート」
51~75、「ガウェイン」
76~00、「モードレッド」
アーチャー↓2
01~25、「ケイローン」
26~50、「ロビンフッド」
51~75、「ギルガメッシュ」
76~00、「アタランテ」
ランサー↓3
01~40、「クーフーリン」
41~55、「ヴラド3世(王)」
56~85、「エリザベート・バートリー」
86~00、「ヴラド3世(ドラキュラ)」
コンマ04、71、69
セイバー:ネロ・クラウディウス
アーチャー:ギルガメッシュ
ランサー:エリザベート・バートリー
ライダー↓1
01~25、「メドゥーサ」
26~50、「アストルフォ」
51~75、「スランシス・ドレイク」
76~00、「アキレウス」
キャスター↓2
01~20、「メディア」
21~40、「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」
41~60、「ウィリアム・シェイクスピア」
61~80、「ジル・ド・レェ」
81~00、「玉藻の前」
※ナーサリーライムはオリキャラになりかねないので不採用
あ
コンマ94、96
ライダー:アキレウス
キャスター:玉藻の前
キャス狐?!マジでキャス狐か?!見間違えか?!マジで?!
キャス弧には是非、士郎が当たるように…
というか、それ以外のマスターだと…(汗)
アサシン↓1
01~20、「ハサン・サッバーハ(腕)」
21~40、「ジャック・ザ・リッパー」
41~60、「李書文」
61~80、「ハサン・サッバーハ(百の貌)」
81~00、「佐々木小次郎」
バーサーカー↓2
01~25、「呂布」
26~50、「スパルタクス」
51~75、「ヘラクレス」
76~00、「フランケンシュタインの怪物」
あ
コンマ83、85
アサシン:佐々木小次郎
バーサーカー:フランケンシュタインの怪物
セイバー:ネロ・クラウディウス
アーチャー:ギルガメッシュ
ランサー:エリザベート・バートリー
ライダー:アキレウス
キャスター:玉藻の前
アサシン:佐々木小次郎
バーサーカー:フランケンシュタインの怪物
ろぜ「こんな感じだな。さて……主人公のサーヴァントの決め方を決めるぞ」
アオヤマ「多数決です。ここまでの判定や多数決にご参加いただいた方も、ぜひ参加してください」
リゼのサーヴァントは↓1~(多数決、4票先取)
1、「上記の表から多数決で選出。ここで抜けたクラスでもう一度判定を行い、敵サーヴァント7騎を決定」
2、「上記の表からコンマ判定で選出。ここで抜けたクラスでもう一度判定を行い、敵サーヴァント7騎を決定」
3、「上記のサーヴァントを除いた表を用い、コンマ判定で選出」
3
弟子一号「協力ありがとう。えっと、4票先取だから……」
ちの「3ですね。ランダムがお好きな方が多いのでしょうか」
アオヤマ「ところで、アキレウスさんがいるから神性持ち引かなきゃ詰みませんか?」
ろぜ「そこを何とかするのが月の聖杯戦争の醍醐味だから大丈夫だ(白目)」
ちの「では、リゼさんのサーヴァントは敵のみなさんの組み合わせを決めてからにしましょう」
弟子一号「準備するから、もう少し待ってて」
ろぜ「じゃあ、今回もトリップで決めるぞ」
弟子一号「>>435の表を参考に、マスターを記入して」
↓2
切嗣
ろぜ「険悪待ったなし」
◆QqAISlRs.6 = #竜の娘
衛宮切嗣 & ランサー
弟子一号「き、気を取り直して次行きましょう」
ろぜ「言い忘れてたけど、このトリップ判定は連取なしだ。一回取ったら、一回休んでてくれ。その次からは参加してくれていいぞ」
アオヤマ「人もいらっしゃるようなので、すこし、遠目にしますね」
↓3
士郎
ちの「やりましたね。敵マスター唯一の美少女を引きました」
◆tcBIrpyzAY = #ローマ皇帝
ラニ=Ⅷ & セイバー
そういえば結局トリップの仕組みがまだわかってない
>>517
→ >>1が名前欄に『#~』と記入して書き込みます。すると、>>1の名前がこれまでとは違ったものとして表示されます
~には、サーヴァントを示す言葉が入ります
今のを例にすると名前欄に『#ローマ皇帝』と書き込んだ>>509の判定でラニが選択されたので、ラニ&セイバーになりました
ろぜ「どんどんいくぞ」
↓3
士郎
弟子一号「非常に面白い、相性もよさそう。けど、戦力的には……?」
◆HHoppWuhtE = #燕返し
衛宮士郎 & アサシン
アオヤマ「4組目、行きまーす」
↓3
ピース
ろぜ「強い(確信)」
◆yDvULfGSNzlZ = #俊足のアキレウス
獅子劫界離 & ライダー
ちの「次、いきましょう」
↓3
ピース
アオヤマ「これは……未知数ですねえ。死ぬほど引っ掻き回してきそうです」
◆sdD.FmGMNk = #天照の化身
雨生龍之介 & キャスター
ろぜ「さて、判定ラストだ。これで最後の2組が決まるぞ」
↓3
ピース
弟子一号「大丈夫かしら……」
◆rrzUu00zNpf = #人類最古の英雄王
トワイス・H・ピースマン & アーチャー
ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア & バーサーカー
いいんじゃね(ラスボスタッグに目を逸らしながら)
ろぜ「組み合わせが決まったな」
衛宮切嗣 & ランサー
ラニ=Ⅷ & セイバー
衛宮士郎 & アサシン
獅子劫界離 & ライダー
雨生龍之介 & キャスター
トワイス・H・ピースマン & アーチャー
ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア & バーサーカー
ちの「では、リゼさんのサーヴァントを決めましょう」
アオヤマ「まずはクラスからですね」
弟子一号「エクストラクラスは今回選択肢に入らないと思うと言ったわね。あれは嘘よ。ごめんなさい」
ろぜ「あれだよ。選択肢7つだと等確立にならないんだよな」
リゼが契約するサーヴァントのクラス↓1
01~13、「セイバー」
14~26、「アーチャー」
27~39、「ランサー」
40~52、「ライダー」
53~65、「キャスター」
66~78、「アサシン」
79~91、「バーサーカー」
92~00、「エクストラクラス」
エリザベートは龍之介と組ませたら最高だったかもな
コンマ13
ろぜ「セイバーか。主人公っぽくていいじゃないか」
弟子一号「ところでみんな、そんなにフラグ立てちゃだめよ。ガウェが来るわ」
ちの「おのれガウェイン(予言)」
リゼのサーヴァント↓1
01~33、「ガウェイン」
34~67、「モードレッド」
68~00、「ジークフリート」
やったやん、モード引き当てたやんwww
コンマ61
リゼ & セイバー(モードレッド)
ろぜ「フラグが折られた、だと……?」
弟子一号「モードレッドは銃使う人と組む運命なのかしら」
ろぜ「次は主人公のステータスだが……能力の低さによる空気化を避けるために、以下のルールを設定した」
ろぜ「ちょっと、ややこしいかもしれないが、勘弁してくれ」
戦闘力(身体能力、基礎体力など)、魔力、魔術(魔術を行使する能力)をコンマ判定で決定。数字が大きいほど優秀(0=10)
○戦闘力
・5以上の場合、体術や武器を用いて戦闘に参加できる
○魔力
・3以下の場合、サーヴァントの運用(おもに宝具の使用)に制限がかかる
・7以上の場合、サーヴァントの能力アップ
○魔術
・1の場合、魔術は使えない
・5以上の場合、魔術を用いて戦闘に参加できる
・8以上の場合、特別な魔術(例:シャロの『焙煎回路』)を習得
○合計値による補正
・戦闘力+魔術が10以下、かつ双方が6以下の場合、役に立つ礼装をプレゼント
・3つの合計が26以上の場合、特殊能力が覚醒
ライダーとキャスターが揃えば完璧だなw
アオヤマ「すみません、判定はこれから行います」
弟子一号「リゼ先輩は、原作でいろいろ言われてるから、戦闘力にのみ補正がかかるわ」
ちの「普通の女子高生(お父さんから護身術などを仕込まれている、ワイルドなキャンプを経験している、等)」
戦闘力↓1(コンマ1桁目)
1~5、「5」
6以上、「その数字に準ずる」
魔力↓2(コンマ1桁目)
魔術↓3(コンマ1桁目)
あ
今回月聖杯だけど魔術関係あるの?
>>581
→ そうだった。魔術じゃなくて……えっと、なんだっけ。コードキャスト……?
霊子ハッカーとしての技術、という感じで脳内補完お願いします
コンマ1桁目0、4、5
戦闘力10、魔力4、魔術5
ろぜ「完全に脳筋じゃないか」
ちの「強いのはいいことです。魔力も、ペナルティを受けないぎりぎりのところですし、いいバランスです」
ろぜ「えっと……決めるのはこんな感じか?」
ろぜ「忘れてた事とかあったら、本編の中で判定していくぞ」
ちの「リゼさんの戦い方については、もう決めてあるので判定はしません」
ちの「それと、戦う順番ですが。これはこちらで決めようと思います。3回戦で強敵が全滅、とかなったらアレなので」
弟子一号「もう日が変わっちゃったけど……少しだけ本編進めるわ」
アオヤマ「では、次スレを立ててきます。少々お待ちください」
アオヤマ「次スレ立てましたー」
『【ごちうさ×Fate】リゼ「聖杯戦争?」【安価】』
【ごちうさ×Fate】リゼ「聖杯戦争?」【安価】 - SSまとめ速報
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ろぜ「次回もよろしくな」
弟子一号「こっちは、近いうちにHTML化依頼を出しておくわ」
ちの「それでは、私たちとはこれでお別れです。お世話になりました」
このSSまとめへのコメント
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