デレた幼馴染「男、大好きよ」 男「うん」(80)

デレ幼「私のこの気持ち、ちゃんと伝わってる?」

男「ちゃんと伝わってるよ、幼」


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ツン幼馴染「はぁ?」男「いや、だから…」
ツン幼馴染「はぁ?」男「いや、だから…」 - SSまとめ速報
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デレ幼「なんか、軽く聞こえるのだけど?」

男「え?軽く無いよ」

デレ幼「長年してきた我慢をもうしなくても良い…」

デレ幼「私、今とっても清々しい気分なのよ?」

男「うん、解ってるよ?」

デレ幼「じゃ、じゃあ、今日の帰り道…」

デレ幼「ずっと…手を繋いでても良い?」

男「お安いご用だよ」

デレ幼「ホントに?」

男「可愛い彼女のお願いだもんな」

デレ幼「か、可愛いとか、頻繁に言う物じゃないわよ」

男「あぁ、俺の彼女は本当に可愛いなぁ」

デレ幼「もうっ!男ってば…恥ずかしいから…」

男「幼、顔赤いぞ?ははは」

友「…おい、お前ら」

友「間に俺が居る事を忘れんなよ!」

デレ幼「男、今日の晩御飯は何が食べたい?」

男「幼、料理上達したもんなー」

デレ幼「うふふ…そうかしら?」

男「何を作っても美味しいから、何でも良いよ」

デレ幼「一番困っちゃう回答ね…どうしようかしら」

友「…」

男「あ!強いて言えば、久々にきんぴらが食べたいかも」

デレ幼「解ったわ。じゃあ帰りにスーパーに寄らなきゃね」

デレ幼「他には何か無い?何でも作るわよ?」

男「後はいつもの味噌汁とご飯で良いよ」

デレ幼「あと一品、何か作るわね」

男「うん、宜しくお願いします」


友「…もうお前らには何も言わん!」

友「勝手にイチャイチャでも爆発でもしろっ!」



クラス一同「友!うるさい!」



男「それじゃ帰ろうか、幼」

デレ幼「うんっ!」

男「じゃあ、はいっ」
サッ

デレ幼「え?」

男「手、繋ぐんでしょ?」

デレ幼「う、うん…」
ギュッ

男「さ、行こう」

デレ幼「き、教室から手を繋ぐなんて大胆ね、男」

男「そう?あ、ひょっとして嫌だった?」

デレ幼「そ、そんな訳無いじゃないの」

男「じゃ、行こう行こう」

デレ幼「う、うん」

友「おいお前ら」

男「ん?」

友「教室でそう言うのはどうかと思う」

男「良いだろ、手繋ぐくらい」

デレ幼「そうよ、別に構わないじゃない」

友「はいはい、爆発しろ、爆発しろ」

男「じゃーな、友。また来週」

デレ幼「またね、友君」



デレ幼「け、結構周囲から見られてるわね」

男「気にしない、気にしなーい」

デレ幼「男、意外と大胆ね」

男「そう?」

デレ幼「私が知らない男の一面を垣間見た気がするわ」

男「嫌だった?」

デレ幼「嫌だなんて、とんでもないわ」

デレ幼「好きな人の意外な一面を見られて、とっても嬉しいわよ」

男「それは良かった」

デレ幼「ずっとこうして居たいわ」

男「俺もだよ」



男「お?大根が安いみたいだぞ、幼」

デレ幼「じゃあ、ふろふき大根でも作ろうかしらね」

男「良いね!財布にも優しいし、美味しいし」

デレ幼「それじゃ、大根決定ー」


スーパーの店員(リア充…リア充だ…)

スーパーの店員(何で店内で手繋いでんだ…)

スーパーの店員(店の外で、爆発すれば良いのに)



ユサユサ
デレ幼「男、そろそろ起きて?」

男「んぁ?」

デレ幼「ご飯出来てるから、起きて」

男「あぁ、ごめん、寝てたー」

デレ幼「うん、見てたわよ」

男「うわ、もうこんな時間なのか!ごめんな、幼」

デレ幼「男の寝顔、可愛かったわよ?」

男「う…可愛いって言われるの、照れるな」

デレ幼「そうでしょ?ふふ」

デレ幼「さ、ご飯温めなおして、食べましょう」

男「おう」

デレ幼「はい、男」

男「ん?」

デレ幼「あーん」

男「おっと…」

デレ幼「今日からは、こんな事も…して良いのよね?」

男「もちろん」

デレ幼「ほら、あーん」

男「おう…あーんぐっ」
パクッ

男「はふはふ」

デレ幼「お味はどう?」

男「おいひいれふ」

デレ幼「ふふっ、良かったわ」

男「幼、ナイス笑顔!」

デレ幼「男が美味しいって言ってくれたからよ」

男「本当に美味しいよ、幼」

デレ幼「男に食べてもらう為に、一生懸命練習したもの」

男「そう言う事、もう隠さないんだな」

デレ幼「もうそんな必要無いでしょう?」

男「そうだな、必要無いなー」

デレ幼「私、もう絶対、自分の気持ちを隠したりしないからね?」

男「俺は幼がどんな態度でも、好きだけどな」

デレ幼「…嬉しい」

男「俺もだよ」

デレ幼「…」

男「…」

デレ幼「と、取り敢えず、ご飯食べちゃいましょう?」

男「そうだな。せっかく温めたんだしな」

男「改めて、頂きます!」

デレ幼「はい、召し上がれ」



男「ご馳走様でした」

デレ幼「お粗末様でした」

男「いやー、堪能したー」

デレ幼「食べさせ合うのって、案外照れるわね」

男「そうか?楽しくないか?」

デレ幼「正直、心が弾むわね」

男「それは良かった」

デレ幼「これからもやりましょうね?」

男「大歓迎!」

デレ幼「それじゃ、後片付けしてくるわね」

男「一緒にやろう」

デレ幼「そう?」

男「幼ばっかり大変だろう?」

男「それにもう俺が手伝いするのを、止めたりしないだろ?」

デレ幼「そうね…じゃ、じゃあ一緒に、やりましょうか」

男「おう!久々の共同作業だなー」

デレ幼「久々?」

男「確か小5の時、調理実習で」

男「後片付け一緒にしたのが最後の共同作業じゃないか?」

デレ幼「よくそんな事覚えてるわね」

男「その次の日、先生に呼び出されて、説教されたからな」

男「忘れられないよ」

デレ幼「…じゃ、久しぶりの共同作業、しますか」

男「おう!ぱぱっと片付けようぜ」

デレ幼「私が洗うから、そこの布巾で拭いてくれる?」

男「よっしゃ!どんと来い!」

デレ幼「…」
カチャカチャキュッキュッジャー

デレ幼「はい、どんどん行くわよ」

男「おう!皿拭きは意外と得意なんだぜ」
キュッキュ

男「…何か、こうして並んでると夫婦みたいだな」

デレ幼「!?」
ツルッ
ガチャン

男「あー…大丈夫か、幼」

デレ幼「あ、あの…ごめんなさい」

男「危ないから触らないで。俺が片付けるからさ」

デレ幼「ご、ごめんなさい…」

男「俺が変な事言ったから、落としちゃったんだよな」

男「こっちこそ、ごめんな」

デレ幼「ち、違うの…変な事じゃなくて…」

デレ幼「う、嬉しくて…」

男「あぁもう、可愛いなぁ、幼は」

デレ幼「う…」

男「さ、早く片付けて、お茶でも飲もうぜ」

デレ幼「う、うん」



デレ幼「…と、思うのよ」

男「んー…」

デレ幼「ちょっと、男、ちゃんと聞いてる?」

男「聞いてるよ、幼」

デレ幼「それじゃ、私が言ってる事、解ってくれたわよね?」

男「いや、それは急過ぎるだろう」

デレ幼「どうして?良いでしょ、一緒に住む位」

デレ幼「近い将来、結婚するんだから」

男「二人暮らしする金はどこから出るの?」

デレ幼「バイトしましょう、二人で」

男「高校生が出来るバイト位じゃ全然足りないでしょ」

男「大体、今年受験だよ?勉強もしなきゃだし」

幼「…男は私と一緒に住みたくないの?」

男「そりゃ出来ればそうしたいけどさ」

幼「…男は私の事、真剣に考えてくれてるのよね?」

男「もちろん考えてるよ」

幼「じゃあ!」

男「まぁ、ずっと一緒に居たいけどさ」

男「二人暮らしはせめて大学入ってからだろ?」

男「幼、やりたい仕事があるって言ってただろ?」

幼「…そうだけど」

男「じゃあまずは大学行って、勉強してさ」

男「幼のやりたい仕事出来る様になってからでも」

男「一緒に住むのは遅くないんじゃない?」

男「俺は幼の傍にずっと居るからさ」

男「そんなに焦らなくても良いだろ?」

幼「…もう良い…私帰るね」

男「そ、そうか?じゃあ…」

幼「見送りとか要らないから」
タタタッ
バタン

男「怒ったのかな?でもなぁ…」

男「同棲はまだ早いよなぁ…」

男「ひょっとして、明日からまたツンツンな幼に逆戻りかなぁ…」



幼母「ごめんね、幼ちゃん、今日は学校休むって」

男「そうなんですか…体調悪いんですか?」

幼母「そうみたいなの」

幼母「昨日の夜から調子悪いみたいで」

幼母「朝はあんなに浮かれて出て行ったのにねぇ」

男「そうなんですか…ちょっと会えませんか?」

幼母「男ちゃん、時間は大丈夫なの?」

幼母「学校、遅刻しちゃうんじゃない?」

男「大丈夫ですから、ちょっとだけ」

幼母「解ったわ、声かけてあげて」

男「お邪魔します」

コンコン
男「幼?大丈夫?入っても良いかな?」

幼「…今は入って来ないで欲しい」

男「体調は大丈夫なの?」

幼「大丈夫だから…今日はお休みするけど」

男「解った、学校終わったらまた来るから」

幼「今日は来ないで欲しいわ」

男「…解ったよ」




ユサユサ
男「…ん、んん?」

男「あれ?おはよう、幼」

男「昨日は大丈夫だった?」

ヤンだ幼馴染「…おはよう、男」

男「ん?」

ヤン幼「なぁに?私の顔に何か付いてる?」

男「幼、目の下にクマが…昨日寝てないの?」

ヤン幼「そんな事無いわよ」

ヤン幼「そんな事より、私あなたに言いたい事があるのよ」

男「ん?何?」

ヤン幼「男、愛してるわよ」

男「俺もだよ、幼の事大好きだよ」

ヤン幼「大好きじゃ足りないの…」

男「ん?」
ガチャガチャ

男「あれ?俺の手に…あれ?」

ヤン幼「手錠よ、それ」

男「何で手錠が…幼がやったんだよね?」

ヤン幼「幸い今日から3連休だし」

ヤン幼「男がちゃんと私の事考えてくれるようにしてあげる」

ヤン幼「むしろ私の事以外考えない様になってね」

男「ちょっと、幼、落ち着いて」

ヤン幼「私はとても落ち着いてるわよ?」

ヤン幼「もう、一秒足りともあなたと離れて居たくないだけよ」

男「冷静に…」

ヤン幼「すっごく冷静よ」

ヤン幼「勢いだけでこんな事すると思うの?」

ヤン幼「一昨日の夜から昨日の昼まで寝ずに考えた結論よ」

男「…」

ヤン幼「それから色々準備したのよ」

男「準備?」

ヤン幼「その手錠とかね」

男「この手錠、どうしたの?」

ヤン幼「駅前のアダルトショップで買ってきたのよ」

ヤン幼「手首が痛くならない様になってるでしょ?」

ヤン幼「でもちょっとやそっとの力では壊れないわよ」

男「アダルトショップって…」

ヤン幼「ネットで色々と調べたんだけどね」

ヤン幼「通販だと時間がかかってしまうでしょう?」

ヤン幼「だから直接お店に買いに行ったのよ」

ヤン幼「一人で入るのはちょっと勇気が必要だったけど」

ヤン幼「男の事を考えれば、勇気が湧いて来たわ」

ヤン幼「お店の人に相談して、この手錠にしたの」

ヤン幼「他にも色々買ってきたからね」

ヤン幼「後で…使おうね」

男「幼、ちょっと一旦これ外してくれないかな?」

ヤン幼「何故?」

男「その…トイレに行きたいんだけど」

ヤン幼「あぁ、大丈夫よ、おまるを用意してあるわ」

男「それはちょっと…」

男「幼、俺の事信じられない?」

ヤン幼「もちろん信じているわよ」

男「俺、用を足してまた戻ってくるから」

男「ちょっと手錠を外して欲しい」

ヤン幼「本当に絶対逃げない?」

男「俺が幼に嘘ついた事ある?」

ヤン幼「…」

ガチャガチャカチッ
ヤン幼「…」

男「ありがとう、幼」

男「ちょっと行ってくるね」

ヤン幼「私はここで待っているわね」

男「うん」

ヤン幼「逃げたら…」

男「絶対に逃げないよ」



男(何とかトイレに来られたものの…)

男(さてどうしたものか)

男(今回の幼の行動は…俺が原因だもんな)

男(俺の事が好き過ぎて、こんな事しちゃったんだなぁ)

男(二人暮らしの話しが切っ掛けだったから…)

男(そこん所を何とかしないと駄目だろうなぁ)

男(…)

男(あ…そう言えば、叔父さんが…)



男「ただいま」

ヤン幼「遅かったわね…おかえりなさい」
ジャラッ

男「幼、もう一度手錠される前にちょっと話しがあるよ」

ヤン幼「何?私を丸め込もうと思っているのなら無駄よ?」

男「違うよ、ちゃんと聞いて欲しい」

ヤン幼「何?」

男「二人暮らしの話しだけどさ」

ヤン幼「しばらくはこの部屋で二人で暮らしましょう?」

ヤン幼「私が男の手足になるから」

ヤン幼「きっとおばさん達も解ってくれるわ」

ヤン幼「私、高校辞めて働くから」

ヤン幼「それで、アパート借りて、二人でずっと一緒に…」

男「幼が外に働きに出たら、一緒に居る時間は」

男「普通に高校通うよりも、逆に減るんじゃない?」

ヤン幼「!」

男「やっぱ普通に高校生してた方が良いと思うんだ」

男「それで…」

ヤン幼「やっぱり私を丸め込もうとしてるのね?」

ヤン幼「そうは行かないわよ…」

ヤン幼「絶対に貴方の傍から離れない!」

男「話しは最後まで聞いて」

ヤン幼「何?」

男「ウチの叔父さんにさ」

男「アパート経営してる人が居るんだけどさ」

男「今電話してみたら、部屋空いてるって」

男「ちょっと古いけど、二人で暮らすには充分の広さだし」

男「高校にも、俺らが目指してる大学にも近いんだよ」

男「家賃も安くしてくれるって」

男「ウチと幼の両親にちゃんと話しをして」

男「了解が貰えたら、そこで二人で暮らそう」

幼「…」

男「…だからさ」
ぎゅっ

幼「あっ…」

男「もうこんな無茶な事はしないでよ」

男「幼は俺さえ居れば他に何も要らないって言うかもだけどさ」

男「お互いの両親にも祝福されない結婚なんて、俺は嫌だよ」

男「俺達に子供が出来た時にさ」

幼「!!」

男「じいちゃんばあちゃんと会えないなんて可哀想だろ?」

男「だから色々ちゃんと順番に、な?」

幼「…ごめんなさいね、男」

男「長い付き合いなんだ、解ってるよ」

男「いつもの幼なら冷静に考えられるだろうけど」

男「長年溜まってた俺への想いが」

男「ちょこっと暴走したって事だよね?」

幼「そうね…私の事は何でもお見通しって訳ね」

男「何でもでは無いけど、幼の事は大体解るよ」

幼「…ごめんなさい」

男「大丈夫だから」

男「俺は幼の事を誰よりも何よりも大事に思ってるよ」

男「愛してるよ、幼」

幼「嬉しい…」
ぎゅうっ

男「きっと幼の事だから」

男「そこの鞄の中には色々入ってるんだろ?」

幼「う…」

男「ネットで調べたって事は、他にも色々と考えてたんだろ?」

幼「…」

男「そう言うのはさ、ゆっくりで良いんじゃないかな?」

幼「そ、そうね」

男「大体、俺達、キスもまだなんだぜ?」

男「最初はそこからだろ?」

幼「ごめんなさい…私、貴方に謝らなきゃ」

男「何?」

幼「私、ファーストキスはもう済んじゃってるの」

男「幼稚園の頃、俺とした事を言ってるなら」

男「あれはノーカンで良いんじゃないかな」

幼「…」

男「え?違うの?」

幼「実は極々最近…」

男「最近?」

幼「と言うか、30分程前にね…」

男「え?まさか?」

幼「貴方が寝ている間に…我慢出来なくて…」

幼「本当にごめんなさい」

男「いや、良いよ、うん」

男「ちょっとびっくりしたけど」

幼「…」

男「それじゃ、改めて」

男「幼、キスするよ?」

幼「そんな事聞かなくても良いわ」

更にデレデレになった幼「私の全部、もうずっと前から貴方の物なんだから」




男「お早う、友」

友「おう、おはよ…う?」

サラデレ幼「お早う、友君」

友「…」

男「何だ?俺の顔に何か付いてるか?」

友「いや、お前はいつも通りのお前だ」

サラデレ幼「あら、じゃあ私の顔に何か付いているのかしら?」

友「あ、いや、何か付いてる訳じゃなくて…」

サラデレ幼「何?」

友「幼ちゃん、この連休中に何かあった?」

サラデレ幼「どうして?」

友「何か、先週と雰囲気が…」

サラデレ幼「そうかしら?」

友「取り敢えず、手の繋ぎ方が恋人繋ぎになってる事に」

友「ちょっと軽く爆発して欲しいって思うんだけど」

男「付き合い始めたって、先週言ったろ?」

友「でも先週帰る時は普通の繋ぎ方だったろ?」

男「あぁ、そうだったかな」

友「て言うか、幼ちゃんの雰囲気が…何て言うか…」

友「大人っぽいって言うか…」

友「先週は何か、はしゃいでる感じだったのに」

友「今日は落ち着いてるって言うか…」

サラデレ幼「友君、中々良い勘してるわね」

友「え?」

サラデレ幼「連休中、色々あったのよ、私たち」

友「は?」

男「そうだな…何て言うか…何て言ったら良いかな」

サラデレ幼「別に、簡単な事じゃない?」

男「まぁ、簡単に言えば…」

男「結婚を前提にしたお付き合いって言うのが」

男「俺の18の誕生日に結婚する事に決定したって事かな?」

サラデレ幼「今は婚約者って事になるわね」

友「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?」


ザワ…ザワ…

男「ついては友、ちょっとお願いがある」

友「な、何だよ?」

男「俺達、来週から二人暮らしするんだけど」

友「なっ…なっ…?」

男「バイト探してるんだ」

男「友の家の喫茶店、ウェイターとウェイトレス募集してたろ?」

男「俺達を雇って欲しいんだけど」

友「ちょっと待て、お前、今何て言った?」

男「だからバイトを…」

友「あぁ、それは母ちゃんに頼んでみるよ」

友「お前ら2人なら即採用だろうけど…」

友「聞きたいのはそこじゃねぇ!」

友「お前ら結婚するっつったか?」

男「うん」

友「一緒に住むっつったか?」

サラデレ幼「そうよ、夫婦なんだから当たり前じゃない?」

友「アホか!高校生だぞ?そんなの親が許す訳…」

男「あぁ、お互いの両親は両手を上げて賛成してくれたよ」

サラデレ幼「拍子抜けだったわよね」

友「マジでか?」

男「マジだ」

男「高校卒業するまでは生活費全額出してくれる事になったんだけどさ」

男「受験に差し障り無い程度にバイトして」

男「少しでもお金貯めておこうかなと思って」

友「マジで、二人で暮らすの?籍入れて?」

男「そうだ」

サラデレ幼「来月が楽しみよね」

友「男、来月誕生日なのか?」

男「実はそうなんだよ」

友「…」

男「あ、話し戻すけどさぁ、バイトの…」

友「バ…シロ」

男「なんて?」

友「バカップル、爆発しろ!!!!!!!!!!」



クラス一同「友、うるさい!」

友「ち、違うんだ、皆!聞いてくれ!」

友「この二人、来月結婚するんだってよ!」

友「しかも実家から出て、二人暮らしするんだと!」

友「そんな事聞いたら、大声出さずに居られないだろ?」

ザワザワザワ

サラデレ幼「友君、嫉妬?みっともないわよ。ね?男」

男「そうだな、嫉妬はちょっとカッコ悪いな」

女子a「幼、本当なの?」

サラデレ幼「えぇ、本当よ」

ザワザワザワ

男子a「証拠見せろよ、男ー」

男「んー?証拠って…何が証拠になるかな」

サラデレ幼「簡単じゃない」

男「ん?」

サラデレ幼「こうすれば良いのよ」
ガシッ
チューッ

男「ぷはっ…幼、ちょっと…」

サラデレ幼「い、良いでしょ?」

サラデレ幼「私は男の、お、嫁さんになるんだから」マッカッカ

クラス一同「…」

友「皆、どう思う!どう思う?コレ!」

クラス一同「バカップル、爆発しろ!!!!!!!!!!」

男・サラデレ幼「えっ?」



担任「…あー、お前ら2人、放課後ちょっと職員室な」

男・サラデレ幼「えっ?」




友「えっ?じゃねぇよ!!なんだその意外そうな顔!!!!」

友「マジで爆発しろ!!!リア充めーー!!!!」


おわり

乙!

これで終わりです
誰か読んでくれたら嬉しいです
…マッカッカってどんな擬音?って自分でも思います

次スレは
男「俺のベッドで何してんの?」 幼馴染「監禁された?」
ってタイトルで立てると思います
では。

乙です 面白いです
幼が進化してますね ツン→デレ→ヤン→サラデレ

最後はどうなるんでしょうか?

おつおつ

おつー!
続編なのにさらに続きが気になるw

随分前のスレの続きだな

読んでくれた人、ありがとうございます

>>73 >>75
ずいぶん後になりますけど続き書いてみます
今、書いてる途中の物が10本くらいあるんで…

>>76
ちょっと前に続き気ななるってレスを頂いたので書いてみました

自分で書いた昔のss読むのは恥ずかしいですね
マッカッカって書いて、まとめで叩かれて凹んだのも、今では良い思い出です

おっつー

過去編も見たい

爆発編見たいです

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