【SideM】猫柳キリオ「らじおのお仕事、でにゃんすか?」 (27)

アイドルマスターSideMの彩の三人がラジオをするSSです
一部に捏造設定を含みますので、ご注意ください

猫柳キリオ(18)
http://i.imgur.com/jutaxJG.jpg

華村翔真(27)
http://i.imgur.com/sU0Etnr.jpg

清澄九郎(19)
http://i.imgur.com/j90pEG4.jpg

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413469972

キリオ「猫柳キリオと」

翔真「華村翔真と」

九郎「清住九郎の」

三人「「「彩(いろどり)放送局~!!!」」」

キリオ「さて始まりました、彩放送局。この番組は、ワガハイたち彩の三人が、のんびりゆるーくお話する番組でにゃんす」

翔真「リスナーさんのお便りやメールも募集してるから、どしどし送ってきてちょうだいね」

九郎「お便りの送り先は○○○-△△△、メールアドレスは×××.co.jpです」

翔真「まさか、アタシたちがラジオのパーソナリティだなんてね」

キリオ「なんだか感慨深いでにゃんすなー」

九郎「これも応援してくださる皆様のおかげですね。本当に、ありがとうございます」

九郎「これからも精進いたしますので、応援よろしくお願いします」

翔真「もう、九郎ちゃんってばお堅いんだから!でも、ファンのみんなのおかげっていうのは本当よね」

キリオ「せめてもの恩返しに、このらじおを楽しんでもらいたいでにゃんすな」

翔真「それにしても、このラジオの番組名ってややこしいわよねェ」

翔真「アタシたちのユニット名は『さい』なのに、ラジオの番組名は『いろどり』でしょ?」

キリオ「おおーっと、開幕早々だめ出しでにゃんす!」

翔真「ちなみに、番組名はうちのプロデューサーが考えたわよ」

キリオ「そしてプロデューサークンを売ったー!!」

翔真「こんなセンスのない番組名だけど、内容はたぶん面白いからよろしくねー」

キリオ「でにゃんすー」

九郎「あの、そのくらいにしてあげてください。ブースの外でプロデューサーが泣いています」

翔真「あらホント。プロデューサーちゃーん、泣かないでー」

キリオ「あ、顔を上げたでにゃんす。…笑顔でにゃんすね」

翔真「なんだ、平気そうじゃないの。心配して損したわ」

九郎「泣いたふりでしたか…」

翔真「プロデューサーちゃんは放っておいて、そろそろお便りの方を読んでいきましょうか」

キリオ「読むのはあまりとーくに自信がないという理由で自ら志願した、くろークンにお願いするでにゃんす」

九郎「ちょっと、猫柳さん!?そういうことは、普通黙っておくものではないでしょうか!」

翔真「あはははは!まあ、気を取り直してお便り読んじゃいましょう」

九郎「まったく…えー、それでは最初のお便りです。ラジオネーム【とろっぴー】さんからです」

九郎「『キリオさん、翔真さん、九郎さん。ラジオ放送開始おめでとうございます』」

九郎「『私は三人の大ファンなので、これから三人のラジオが聞けるかと思うと、とても嬉しいです』」

九郎「『これからも応援しますので、頑張ってください』」

キリオ「これは嬉しいお便りでにゃんすな!とろっぴーさん、聞いてるでにゃんすかー?」

翔真「こういう風に言ってもらえると、これからも頑張ろうって気持ちになるわね」

九郎「とろっぴーさん、本当のありがとうございます。それでは、続いてのお便りです。ラジオネーム【社畜一年目】さんから」

九郎「『キリオ君、九郎君、翔真さん、こんばんは。ラジオ放送開始おめでとうございます』」

翔真「なんでアタシだけさんなのかしら」

キリオ「それは歳…ゲフンゲフン」

九郎「『皆さんがラジオを始めると聞いて、思わず奇声を上げて走り回るほど喜んでしまいました』」

九郎「『毎週欠かさず録音してリアルタイムでも楽しみたい思いますので、頑張ってください』」

翔真「社畜一年目さんありがとう。でも、少し落ち着きましょうね?」

キリオ「らじおねえむから、闇を感じるでにゃんす…」

九郎「ええと、社畜一年目さん。喜んでいただけるのは大変嬉しいのですが、程々になさってください」

翔真「奇声を上げて走り回るって、自分の家でかしら」

九郎「もし外でだったら、大問題ですよ」

キリオ「完全に不審者でにゃんすな」

九郎「では、次のお便り…これは、質問のお便りですね。ラジオネーム【肉球】さんから」

九郎「『彩のみなさん、こんばんは。ラジオ開始おめでとうございます』」

九郎「『今回、みなさんにどうしても質問したいことがありまして、メールしました』」

九郎「『315プロのアイドルのみなさんは猫好きな方が多いように思うのですが、彩のみなさんは犬と猫どっち派ですか?』」

九郎「『猫であるキリオさんがいらっしゃるし、やっぱり猫派ですか?ちなみに、私は犬派ですがキリオさんは大好きです』」

九郎「『これからも応援しています。ラジオ頑張ってください』」

九郎「この方…さらりと猫柳さんを猫扱いしていますね」

キリオ「うーん、上手く隠せていたと思ったんでにゃんすが」

翔真「そう、実はキリオちゃんの正体は何百年も生きてる猫で…」

九郎「いえ、そういのいいですから。猫柳さんは普通の人間ですから」

キリオ「くろークン、のりが悪いでにゃんすー」

九郎「付き合ってたら話が進まないんですよ!…で、犬派か猫派かでしたか。私は、どちらかというと犬でしょうか」

キリオ「にゃ!?」

翔真「ええ!?」

九郎「え、なんでそんなに驚いているんですか?」

キリオ「裏切られた…くろークンに裏切られたでにゃんす…!」

翔真「九郎ちゃん…目の前に猫がいるのにそれは…」

九郎「だーかーら!猫柳さんは普通の人間だと!」

翔真「九郎ちゃんいじりも程々にして、アタシは猫派かしら」

キリオ「ワガハイはどっちも好きでにゃんすが、やっぱり仲良くできるのは猫チャンでにゃんすなー」

翔真「キリオちゃんってすごく猫になつかれるわよねェ。実は猫の言葉とかわかっちゃったりして」

キリオ「…それ、うちの事務所の一部の子が、本気で信じてる噂でにゃんす」

九郎「え!?なんでそんな噂が…」

キリオ「冗談で言ったら本気で信じられたでにゃんす」

九郎「自業自得じゃないですか!」

キリオ「仕方なかったんでにゃんす!ワガハイも小学生相手ならこんなこと言わなかったでにゃんすが」

キリオ「相手がすざくクンだったんでにゃんす!高校生だったんでにゃんす!」

九郎「それは…本気で信じるとは思わないですね」

翔真「今時珍しい純粋な子だったのねェ…」

キリオ「そこから広まって、いまではしろークンやかのんクンになおクン、れいクンやしきクン、ぴえーるクンなんかも…」

翔真「純粋な子多すぎるでしょう!ちょっと心配になるわ…」

九郎「ええと、次のお便りです【山村の眼鏡割隊】さんから。やめてさしあげてください」

九郎「『彩のみなさん、こんばんは。突然ですが、私の悩みを聞いてください』」

九郎「『私は彩の皆さんのほかに、THE 虎牙道の三人も大好きです』」

九郎「『その中でも、翔真さんと漣君が特に大好きです』」

九郎「『そんな私は、今この怒りをどの山村にぶつければよいのでしょうか。教えてください』」

九郎「……………」

キリオ「……………」

翔真「ちょ、ちょっと二人とも!ラジオで黙っちゃダメでしょ!」

翔真「というかこの人、どの山村って答え出ちゃってるじゃないの!ダメよ、あんまり賢ちゃんをいじめちゃ!」

九郎「えー、あの件については悪いのは山村さんではなくもっと上の人間です」

九郎「なので、あまり山村さんを責めることはしないで差し上げてください」

キリオ「まあ、ワガハイもあの件については許してないでにゃんすが」

翔真「だから、そういうこと言っちゃダメだってば!プロデューサーちゃんに聞いたわよ?あの衣装のまま文句言いに行ったらしいじゃない!」

翔真「プロデューサーちゃんてば、すごく怖かったらしいんだからね!」

キリオ「確かに、あの時のくろークンは本当に鬼のようだったでにゃんす」

九郎「…確かに、あの時は少し冷静さに欠いていましたね。反省しています」

翔真「まったくよ!偽物とはいえ鉈を持って文句を言いに行くなんて」

キリオ「でも、プロデューサークンに聞いたんでにゃんすがね」

キリオ「どうやらタケルクンとみちるさんも、ワガハイたちと同じことをしたらしいでにゃんす」

翔真「え?それって、あの恰好で文句を言いに行ったってこと?」

キリオ「そうでにゃんす」

翔真「…あっちのプロデューサー、びっくりしたでしょうね」

九郎「それにしても、なんで何かあると山村さんが怒られるんでしょうか」

翔真「それ、前から不思議だったのよね…賢ちゃん頑張ってるのにねェ」

キリオ「事務員って大変なんでにゃんすな」

翔真「みんな、もうちょっと賢ちゃんに優しくしてあげてね。山村の眼鏡割隊さんも」

キリオ「お便りの紹介はこの辺で、そろそろこーなーの方にいくでにゃんすよー」

キリオ「最初のこーなーはこちら。『お悩み一刀両断!』」

キリオ「このこーなーは、りすなーから送られてきたお悩みを、ワガハイたちが一刀両断するこーなーでにゃんす」

翔真「さー、このコーナーはテンポが命だからね。サクサクいくわよ」

九郎「それではさっそく一通目のお悩みです。ラジオネーム【可憐な看板娘】さんから」

九郎「『バイト先で役に立たない先輩を心の中でこっそり小ライブ先輩と呼んでいたところ』」

九郎「『この前実際に口に出してそう呼んでしまいました。どうすればいいですか?』 謝りましょう」

翔真「いっそ懇切丁寧に、そう呼んでだ理由を説明してやりなさい」

キリオ「とりあえずごまかすでにゃんす」

九郎「次のお悩み。ラジオネーム【紅が好きかな】さんから」

九郎「『大好きなアイドルの2ndLIVEのチケットを取れなかったのですが』」

九郎「『ショックで死にそうです。どうすればいいですか?』 人間そう簡単には死にませんので、ご安心を」

翔真「ライブビューイングで我慢しなさい」

キリオ「代わりに、ワガハイの落語を見に来るでにゃんす」

九郎「ラジオネーム【恋する白芙蓉】さんから」

九郎「『好きになった男性がホモでした。どうすればいいですか』 …新しい出会いを探しましょう」

翔真「その彼が振り向くくらいに、貴女が魅力的になりなさい」

キリオ「いっそ性転換するという手も」

九郎「ラジオネーム【12%仕事しろ】さんから」

九郎「『ソシャゲのガシャで今月の生活費を使い果たしてしまいました』」

九郎「『給料日まであと半月あります。どうすればいいでしょうか』周りの方に相談しましょう」

翔真「日雇いのバイトをするとか」

キリオ「食べられる草というのは、意外とその辺に生えてるんでにゃんすよ」

九郎「ラジオネーム【ネオニート】さんかから」

九郎「『周囲の働けという圧力がひどいです。助けてください』働きましょう」

翔真「働きなさい」

キリオ「働くでにゃんす」

九郎「本日のお悩みは以上です。…これ、何の解決にもなってないですよね」

キリオ「回答をそろえることすら、しないでにゃんすからな」

翔真「いいのよ。このコーナーはあくまでも、一刀両断するコーナーなんだから」

キリオ「もしも真面目に悩み相談をしたいって人は、普通のお便りとして送ってくるでにゃんすー」

翔真「それにしても、これリスナーちゃんたちもネタで送ってきてるんじゃない?」

九郎「まあ確かに。ええと、【可憐な看板娘】さんの小ライブ先輩というのは、どういう意味なんでしょうかね」

翔真「大ライブ先輩やスペシャルライブ先輩に比べると、役に立たないとかそんなのじゃない?」

キリオ「無駄に枠を埋める、という意味もあるかもしれないでにゃんすな」

キリオ「ワガハイとしては、【12%仕事しろ】さんは本当なら心配でにゃんすな」

翔真「アタシとしてはキリオちゃんの回答も気になるけどね。何よ、文字通り道草食ってしのげって?」

キリオ「ワガハイ、極貧修業時代はそうやって飢えをしのいだんでにゃんす…」

翔真「…本当に?」

キリオ「嘘でにゃんす」テヘペロ

九郎「そうだろうとは思いましたよ」

九郎「そして、唯一回答が一致した…」

三人「「「ネオニート…」」」

翔真「アタシとしては、これが一番ネタであって欲しいわね」

キリオ「いやー、たぶんこれは本当だと思うでにゃんす」

九郎「【ネオニート】さん、もし本当なら明日にでも職業安定所に向かってください」

翔真「さて、そろそろ次のコーナーにいきましょうか」

キリオ「このこーなーでは、りすなーの皆さんのお悩みを大募集してるでにゃんす」

キリオ「ただし!あくまでも一刀両断して欲しいお悩みでにゃんすよ」

翔真「さっきも言ったけど、真面目にアタシたちに悩みを聞いてほしいって子は送っちゃダメよ!」

翔真「余計に落ち込んだとか言われても、責任は取れないからね!」

九郎「以上、お悩み一刀両断でした。ここで一旦、CMです」

志狼『怪我はないかよ、弱虫魔法使い!』

かのん『みんな一緒なら、ぜったい大丈夫だよ!』

直央『もう大丈夫です。みんなが…勇気の魔法を教えてくれたから!』


絆物語 ~正義の剣~
○月×日、全国映画館にて上映開始!

三人『『『みんな、絶対みにきてね(よな)(ください)!』』』

翔真「次のコーナーは『罰ゲームを回避せよ!縛りトーク』」

翔真「このコーナーはリスナーからから送られてきた縛りを守りながら、アタシたちがトークをするってコーナーよ」

キリオ「最初に縛りを破った人が負け、ということで罰げーむでにゃんす!」

九郎「…このコーナー、正直自信ないんですよね」

翔真「あー、確かに九郎ちゃんは弱そうね。逆にキリオちゃんは強そうだわ…」

キリオ「そんなことはないでにゃんすよー。では、今日のてぇま引くでにゃんす」

キリオ「今日のてぇまは…こちら!くろークン、お願いでにゃんす」

九郎「はい。それでは…今日のテーマは、ラジオネーム【ゴリゴリ園】さんの『カタカナ禁止トーク』です」

九郎「その名の通り、カタカナ表記の言葉を禁止してのトークになります」

翔真「定番ねェ。まあ、初回だしこんなものかしら」

キリオ「制限時間は三分!それで決着がつかなかったら引き分けでにゃんす。それでは…」

三人「「「開始!」」」

キリオ「ほらほら二人とも~、黙ってたら番組が進まないでにゃんすよ~」

九郎「わかってはいますが、緊張してしまいますね」

翔真「いつも思うけど、キリオちゃんは緊張とは無縁よねー」

キリオ「そういえば、くろークンとちょうちょさんは、こういう声だけのお仕事は始めてでにゃんすよね」

翔真「そうね。キリオちゃんは経験あったの?」

キリオ「落語の番組に、何度か出演したことがあるでにゃんすよ」

キリオ「と言っても噺を読み上げるだけで、こういう自由お話をする番組は始めてでにゃんすが」

九郎「そうですか。では、私たちよりは慣れているのですね」

キリオ「座って話すだけと思いきや、実は結構体力を使うんでにゃんすよー」

キリオ「だから、ちゃんと元気な状態じゃないと!」

九郎「そうですね。例え顔が見えなくとも、お客様を相手にしているのは同じですし」

翔真「万全の状態で挑まないとね」

キリオ「お二人はこの収録の前に、何か食べたりはしたんでにゃんすか?」

翔真「アタシはコンビ…じゃなくて、近所の二十四時間営業のお店で買ったおにぎりをさっき」

九郎「私は夕方にお弁当をいただきました。猫柳さんは?」

キリオ「ワガハイは、さっきおまんじゅうをいただいたでにゃんす」

翔真「あら、それだけで足りるの?」

キリオ「正直お腹減ったでにゃんす」

九郎「言ってる本人がそれじゃあ駄目じゃないですか!」

キリオ「収録が終わったら、三人で何か食べに行くでにゃんすー」

九郎「そうですね…私も、最後に食事をしたのはだいぶ前ですし」

翔真「そうねえ。近くのファミレスでも行く?」

ブッブー

翔真「え!?あ、しまった!ファミレスって…」

キリオ「ちょうちょさん、あうとでにゃんすー!」

翔真「しまったー…キリオちゃんに和んで、完全に気が抜けてたわ」

キリオ「これも作戦のうちでにゃんすー。あ、でもご飯は本当に行きたいでにゃんす」

九郎「それでは本日は、華村さんが罰ゲームですね」

翔真「悔しいわー…ええい、いいわよ。なんでも来なさい!」

キリオ「それでは今日の罰げーむの発表でにゃんす!今日の罰げーむは…」ドルルルルルルルルル

キリオ「こちら!せんぶり茶でにゃんす!」ドン!

翔真「うわー、出たわよ…これまた定番な」

九郎「それでは華村さん、どうぞ」

キリオ「ちょうちょさん!いっき、いっきにいくでにゃんす!」

翔真「無茶言うんじゃないわよ!…よし、いくわよ!」

キリオ「それじゃあ罰げーむ、執行でにゃんす!」

翔真「…………にが!にっが!なによこれ!」

九郎「だ、大丈夫ですか?お水どうぞ」

翔真「ありがと…あー、苦かった。あのさ、アタシ今アイドルよね?」

キリオ「駆け出しのあいどるなんて、所詮こんなものでにゃんすよ」

翔真「そういうこというのやめてちょうだい!…なんかまだ口が苦いわ。九郎ちゃん。そこの羊羹とって」

九郎「華村さん、本番中ですので」

キリオ「さっきのちょうちょさん、あいどるらしからぬ顔をしてたでにゃんすなー」

キリオ「らじおなので、お見せできないのが残念でにゃんす」

翔真「…ボーヤ、そろそろ怒るわよ?」

キリオ「ごめんなさいでにゃんす!」

九郎「猫柳さん、切り替え早いですね」

翔真「もう、次は負けないわよ!以上、罰ゲームを回避せよ!縛りトークでした」

道流『というわけで、今度の映画の宣伝をすることになったんだが』

漣『めんどくせーな、どうでもいいだろそんなの』

タケル『お前は出てないだろ』

漣『うっせーよチビ!』

道流『あーほら、喧嘩するなって!タケル、頼むぞ』

タケル『えーっと…絆物語 ~正義の剣~ ○月×日に、全国ロードショーです』

道流『みなさん、ぜひ見に来て欲しいッス!』

翔真「あら、もう終わりの時間みたいね?」

キリオ「いやー、楽しかったでにゃんすな」

九郎「それでは最後に、お便りのご紹介です。ラジオネーム【肝試しはトラウマ】さんから」

九郎「『初回放送お疲れ様でした。とっても楽しかったです!』」

九郎「『これからも楽しみにしていますので、頑張ってください』」

九郎「同様の内容のお便りを、他多数の方からいただいています。本当にありがとうございます」

翔真「あらあら、アタシたちも捨てたもんじゃないわねェ」

キリオ「いやー、始まる前はお便りが一通もこなくて、内容を捏造しないといけないのではと思ったでにゃんすが」

翔真「ちょっと、縁起でもないこと言わないでちょうだい!」

キリオ「実際はたくさんのお便りをいただけて、感謝感激、あめあられでにゃんす」

翔真「あら、上手いことまとめたわね」

九郎「最後に、この番組ではリスナーの皆様からのお便りを募集しております」

九郎「お便りの送り先は○○○-△△△、メールアドレスは×××.co.jpです」

キリオ「それでは彩放送局、本日はこの辺で!お相手は猫柳キリオと」

翔真「華村翔真と」

九郎「清澄九郎でお送りいたしました」

キリオ「それでは皆様、また次回~」

翔真「次も絶対、聴いてちょうだいね~」

放送終了後


九郎「ふう、なんとか無事に終わりましたね」

翔真「だから言ったじゃない。やってみれば意外となんとかなるって」

キリオ「終わったことだし、プロデューサークンも誘ってごはんに行くでにゃんすー」

翔真「そうね、さっきのお茶の口直しもしたいし」

キリオ「そういえば今回の罰げーむ、選んだのはプロデューサークンらしいでにゃんすよ」

翔真「…へえ、そうなの?プロデューサーちゃん」

九郎「あ、プロデューサーが顔をそむけました」

キリオ「そして逃げたでにゃんす」

翔真「あ、こら!ちょっと待ちなさい!」



おわり

今回の牙崎の悲劇で、姐さんのトラウマが呼びさまされたから書いた
山村は早く二人を救済するべき

読んでくれた方ありがとうございました

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