めだか「…というわけで、本日より私が貴様たちの性徒会長だ」
めだか「恋愛、性交、妊娠、結婚、私生活から性生活に至るまで」
めだか「悩みごとがあれば迷わずハメ安箱に洋書するがよい!」
めだか「24時間365日私は誰からの性的相談でも受け付けるっ!」
めだか「…と大見得を切っては見たものの、こんなに沢山の投書が来るとはさすがに予想していなかったな。ハメ安箱が妊娠してしまったよ」
めだか「しかし困ったなぁ、これだけの依頼となるとさすがの私も一人ではさばききれん。誰か手伝ってくれないかなぁ」チラッ
善吉「…くっ、俺は絶対手伝わないからなめだかちゃん」
善吉「だいたいほとんどの投書が、童貞を卒業させてくださいとかめだかちゃんとセックスさせろとかそんなんばっかじゃねーか」
善吉「こんなの全部燃やして学校の屋上から馬鹿どもの頭に振りかけてやるぜ!!」
めだか「待て善キチよ、たとえどんな内容であろうとそれらは全て我が生徒達の心の声だ、むげにするわけにはいかん」
めだか「何より私は性徒会長、やりたい盛りの生徒たちの性欲はすべて私が受け止めるのが務めだ」
善吉「じゃあ投書した生徒と一人ひとりめだかちゃんがその…せ、セックスして輪るってのかよ!」
めだか「いや、それは…さすがに私もうら若き乙女なのでな…」
善吉(ほっ…めだかちゃんもそこまで非常識じゃ…)
めだか「フェラチオや素股で我慢してもらうとするよ」
善吉「…」
善吉「そういやめだかちゃんはこういうやつだったぜ…」
善吉(めだかちゃんがこんな風になってしまったのは小5の時からだ…と言ってもヤリ○ンってわけじゃない)
善吉(見知らぬ他人の役に立ちたい、そう願っていためだかちゃんは世の男たちが彼女に一番してほしいことに気づいた、いや気づいてしまった)
善吉(それからのめだかちゃんは毎日のように同級生や学校の先生、果ては町で出くわす見知らぬおっさん達の性欲解消までするようになった)
善吉(本人は、処女はきちんと守ってるから大丈夫だって言ってたけどそういう問題じゃないだろう!)
善吉(危うく誘拐されて輪姦されそうになったことも何度あったか思い出せないくらいだ)
善吉(めだかちゃんは俺が守ってやらないと絶対ここでも危ない目に合う…)
善吉「しかたねぇなめだかちゃん、特別にこの俺が性徒会に入ってやるよ」
めだか「本当か善キチ!?」
善吉「モチのロンよ、なんたって…」
めだか「ありがとうっ!!」ダキッ
善吉「~~~ッ///、ちょ、めだかちゃん…///」
善吉「ノーブラじゃねーかあああああああああっ!!///」
めだか「では、さっそくだが記念すべき投書第一号を解決するとしようか」
善吉「まともな依頼なんだろうな?変なのだったら俺は手伝わないからな」
めだか「ふむ…剣道場を不良たちがたまり場にしていて困っています。追い払ってくださいお願いします。なるほど」
善吉「案外まともだな…」
めだか「あと、性徒会長とセックスがしたいです。だそうだ」
善吉「やっぱりまともじゃない!!くそっ、誰だその投書したクソヤローは!俺がその腐った根性を叩きのめしてやる」
めだか「匿名だよ。これくらいのことでそんなに大騒ぎするな善キチ」
善吉「めだかちゃんはめだかちゃんでちゃっかりエロ下着に着替えてんじゃねーよ!!もっと恥じらいを持て!!」
善吉「着替える時はせめてドア閉めて鍵閉めてカーテン閉めろよな。誰かに見られたらどうすんだよ」
めだか「ふっ、この若く美しいねりあげた肉体を衆目にさらすのに何を恥じることがある?」
善吉「いーから服着ろ///」
めだか「それになぁ善キチ、私は毎日何人もの見知らぬ他人に一糸まとわぬ姿を見られているのだがな」
善キチ「くっ、そういえばそうだった…」
???「おっじゃましまーす」ガチャ
めだか「ん?」
善吉「だあああああ、鍵閉めねーから!!めだかちゃんを見るなあああ!!」
不知火「あひゃひゃひゃひゃw相変わらず嫌味なくらいの露出狂っぷりだね性徒会長サンは」
めだか「ふん、そういう貴様こそ相変わらずだな不知火」
善吉「なんだよお前かよ焦ったぜ不知火…。わりーけど鍵閉めてくれる?これ以上めだかちゃんの裸を人目にさらしたくねーからな」
めだか「それは余計なお世話だ善キチよ。私のカラダは世の男たちのためにあるのだからな」
めだか「見たければ好きなだけ見ればよい。おさわりもオーケーだ。着替え中に鍵を閉めるなど言語道断だよ」
不知火「って言ってますけど?」
善吉「だあああああああめだかちゃんは黙ってろ!もう高校生なんだから少しは異性の目を気にしねーとダメだぜ」
不知火「もう高校生だから~の使い方が逆じゃないですか?あひゃひゃひゃひゃ」
善吉「とにかく、俺が副会長になったからにはめだかちゃんのカラダは俺がきちんと管理させてもらう!!」
めだか「それはそれで…エロいな」ボソッ
善吉「そーいう意味じゃねぇっ!!」
不知火「おふたりさんのラブコメはいつまで見ても見飽きなそーだけどそろそろ話しを進めないとね」
善吉「ラブコメに見えるか…?まぁいいや、そーいや不知火は何の用があって生徒会室に来たんだ?」
不知火「んーまあ用ってほどの用もないんだけど」
不知火「しいて言えば顔見せっ!…みたいな?」ニカッ
めだか「わざわざご足労いただいたのにあいにくだがまだ生徒会は私と善キチしか面子がそろっていないのだ。副会長や書記、会計が決まったらまた来てくれ」
善吉「えっ!副会長はもう決まってるだろめだかさん?」
めだか「善キチは庶務」
善吉「なん…だと…」
不知火「あひゃひゃひゃひゃw」
めだか「ところで不知火よ、一応聞くが…さっきから貴様が口に含んでいるものは一体なんだ?」
不知火「えっ、それいまさら聞く?まあいーけど、答えてあげるけど」
不知火「もちろんこのスウィートでビターなほのかに青臭い恋の味がする棒状の嗜好品は…」
不知火「日向くんのおち○ぽだけど?」
日向「…ども」
善吉「もうどこから突っ込んでいいかわかんなかったからスルーしてたが…」
善吉「不知火てめー、クラスメイトの生殖器をスナック感覚で頬ばってんじゃねーよ!!」
不知火「あらー、嫉妬かしらん善キチちゃん?」ジュポジュポ
善吉「いやしてねーし!!マジでほんとに日向お前代われよとかこれっぽっちも思ってないからな!!」
めだか「…」イライラ
不知火「あー残念、あとは善キチのおち○ぽを味見させてもらえば1年1組の男子はコンプリートなんだけどなぁ」
善吉「お前さぁ、いったい何を目指してんだよ…ってかちょっと待てよ!俺がクラスで最後ってどういうことだよ不知火!」
善吉「普通そう言うときは一番最初に俺に声をかけるべきだろ!あ、もしかして俺って自分で思ってるほど不知火の親友じゃなかったりする?うわっ恥ずかしー、やっちまったー俺」
善吉「今言ったことは全部忘れて…」
不知火「あたしってさー、好きな食べ物は最後までとっておくタイプだからー」
善吉「悪いけどめだかちゃんと日向は席をはずしてくれないか」キリッ
めだか「いー加減にしろ馬鹿者っ!貴様にはまず性徒会の庶務としてやるべき仕事がある。行くぞ」グィ
善吉「ちょ、引っ張るなってめだかちゃん。不知火ー!ちょっと待っててくれよー!」
不知火「あいあーい」ジュポジュポ
日向「んほぉっ!?」ビクンビクン
めだか「…ここが剣道場か。ひどい荒れようだな」ガラッ
善吉(不良が全部で八人…。全員木刀もってやがるな。腐っても剣道部ってか?)
不良リーダー「あぁ?誰だてめーら?」
めだか「私は性徒会長の黒神めだかだ。ハメ安箱の投書に基づき、性徒会を執行する!」
不良リーダー「あー噂に聞く、いろいろイカした新会長さんがこんなところに何の用だ?」
不良リーダー「わざわざ袴なんてはいて俺たちに剣道の試合でも申し込みに来たか?」
めだか「貴様がリーダーの門司三年生だな。私も剣道は昔かじったことがある」
門司「それにしては全然なってねーな。剣道着をそんなに胸元開けてきてんじゃねーよ、ま俺が言えたことじゃねーが…」
門司「袴もミニスカートみてーに短けーしよ。そんなんじゃあ試合中にみえちまぜ、こんな風にな」ブンッ
善吉(あの野郎!木刀でめだかちゃんのスカートをっ!)
めだか「そんな風に使ってはよく手入れされた木刀が泣くぞ」スッ
門司「え…?い、いつの間に俺の木刀を取りやがった!?なんであんなとこに…」
善吉「出たぁ!!めだかちゃんの奥義、無刀取りぃッッ!!門司の木刀がめだかちゃんのスカートに触れる寸前に消えて、めだかちゃんの胸の谷間に移動してしまったぁ!!」
門司(木刀を取られた感覚どころか気配もしなかったぞ…)ゾッ
門司「おめーらこいつを囲めぇっ!!」
不良たち「おっ、おうっ!!」ザッ
めだか「多人数で一人を囲むのは卑怯だ…とは言わないが…」スッ
門司「なんだぁっ!?」 不良たち「うわあああ!!」
善吉「出たぁ!!めだかちゃんの基本技、分身の術っ!!目にもとまらぬ速さで複数のめだかちゃんが不良たちの間を駆け抜けるっ!!」
めだか「それでも避妊具(コンドーム)だけはつけておけ。8人中4人しか持っていなかったぞ」
不良たち「あっ俺のコンドーム!?」 「なんだ今の忍法か!?」
善吉「めだかちゃんが不良たちのポケットから奪ったコンドームの箱を、開いた扇の上に積み重ねているぅ!!」
めだか「もし相手を妊娠させてしまったら責任を取らないといけないし」
めだか「何より将来の(生ハメ○ックスという)楽しみがなくなるぞ!」
善吉「でもあのコンドームの箱どれも封が開いてないっ!!この不良共ただの童貞だぁ!!」
不良たち「くっ、ほんといったい何しに来たんだよ会長さんよぉ!!」 「性徒会室に帰れー!!」
めだか「…哀れなことだ」
門司「…!?」
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