リョーマ「ねえ、あんたが世界一?」俺「え?・・・え?」(32)

俺「えっと、だれ?」

リョーマ「自己紹介まだまだだったね、俺は越前リョーマ。」

俺「俺は俺。ていうかさっき俺のこと世界一って言ってたけど、なんかの冗談?」

リョーマ「?とぼけてんの?」

俺「こっちのセリフだよね」

リョーマ「話が通じないタイプなんだ。めんどいからもう俺にテニス教えてくんない?」ヒュッ

俺「いや悪いけど俺テニスとかスポッチャでしかやったことn・・おわ?!」キャッチ

リョーマ「はいラケット。なんで持ってないのか不思議だね全く。」 

俺「いやだから俺スポtty・・・」

リョーマ「どんどん行くよ」ヒュッ

俺「ちょっ!くんなし!」

リョーマ「んあっ!!」パーン!!

ギュルギュル
ドパーン!

俺「え?え?バウンド後こっち来んのかよ!?無理無理無理・・」ラケットガンメンマエ

ガッ

リョーマ(ロブ?!くっ・・太陽と重なった上にこの軌道は・・!!)

ドゴーン!!

俺「入った・・?」

リョーマ「やってくれるね、あんた」

俺の球は無回転で空中に舞い上がり、上空でその後乱回転し急降下したらしい。

リョーマ「先輩の技を軽くやってのけるとはね。ますますやりたくなってきちゃったよ」

俺「もう帰っていいかな?マジでマジで」

リョーマ「どんどん行くよ!」ヒュッ

俺(話できねえのかよ!てかさっきはまぐれだったけど今回はやべえ!)

リョーマ「んあっ!!」パーン!!

俺「たま光ってますやん!!なんなんやべえって!来ないで!」ラケットブンブン

・・・

俺「・・・ん?」ウッスラメアケル

その視線の先には頬から血を流した越前とやらが立っていた。

リョーマ「ふーん・・」

俺はラケットを水平にふってラケットの淵に当たったらしく、向かって来た球の勢いの二倍で返したらしい。

リョーマ「百錬自得の極みってわけ」

俺(なんか目つきやばい。多分殺される。帰りたい。てか何その自業自得の極みって、俺死ぬの?)

リョーマ「あんたさあ、どこの学校?」

俺「え?俺は○☆△だけど・・」

リョーマ「次あったら倒すから、じゃあね」

そういってリョーマは帰っていった。

俺(コミュ症なのかな?)



翌日 学校

俺「でなんか変な奴に絡まれたってわけww」

友達「バロッシュwww」



放課後

俺「じゃあ俺こっちだから」

友達「じゃあなーー。あ、絡まれんなよww」

俺「やめww」

帰路

テクテク

???「ねえ、俺にテニス教えてくんない?」

俺「!?」

振り向くとそこには越前とその仲間たちがいた。

手塚「昨日はうちの部員がお世話になったな」

不二「この人が僕の技を・・」カイガン

海堂「フシュー」

菊丸「あれ?ラケット持ってないよん?」

桃城「おおおうおおう?やるきあるんですかあ?」

大石「やめないかみんな!」

リョーマ「今日は潰すよ」

俺(コミュ症軍団かな?)

リョーマ「15時30分に昨日のとこきてよ。じゃあ」

そう言って越前とその仲間たちは帰っていった。

俺(え?それ言いたいだけにわざわざみんな連れてきたの?wwマジョスティック12かよww)



俺(やべえってマジで、今日は死ぬ。ほんとに死ぬ。遺書書いとこうかな)サラサラサラサラサラ

俺「おk。じゃ母さん行ってくるわ」

母「あら、どこ行くの?」

俺「ちょっとね、決闘だよ」

母(勉強のしすぎかしらねえ・・)



俺「もうなにも恐ることはない。死ぬ覚悟もできた。」

幼馴染女「あ、俺!こんな時間に何やってるの?」

俺「まだ昼だけどな。これから決闘に行ってくるよ。あ、それと好きだったよ」ニコッ

幼馴染女「あ、うん//」

俺(やることは全部やった。もう未練はない。そして・・)

リョーマ「お、ちゃんと来たじゃん。じゃ、始めようか。」

俺「その前に一つ、いいかな?」

リョーマ「?」

俺「今の俺は、昨日より、いや一秒前より強くなってるよ?それでもやる?」ゴッ

ビリビリビリビリビリ

一同(!?!)

俺(顔から火が出そうなくらいはずい!死ね!俺!)

リョーマ「それじゃあ・・」ヒョイ

不二「待ってくれ、僕が最初に行ってもいいかな?」

リョーマ「不二先輩・・・」

次は夜だな。よろしくなのです~

一回戦 不二VS俺

大石「ゲームはタイブレーク戦。俺は我ら青学に全員に勝つことが勝利条件。始め!」

俺(全員でつぶしにかかってるわけか・・)

俺(まあいい、全員潰す)

試合開始

不二「それじゃあ行くよ」ボールシタムキ

菊丸「あの構え!」

不二「この球、消えるよ」シュルシュル

スパーン!
ヒュンヒュン!

大石「1-0!」

菊丸「流石だよん!不二ぃっ!!」

桃城「いや菊丸先輩、見てください。あいつ微動だにしてませんよ」

菊丸「ほぇぇ~?!」

俺(今更だけど、なにやってんだ俺。こいつら消える球とかetc・・)

俺(ホントにやばい、これあと6回もやんの?)

俺(・・・いや違う!俺はすべてを捨ててここに来た!)

俺(ここに負けに来たわけじゃない!)

俺(俺は・・!俺は・・!)


キラーーーーーン

一同(!?!?)

手塚「・・・禿げた・・だと?」

桃城「顔つき、変わったっすね」ヒヤアセ

俺「悪いですけど不二さん、負けてもらいます」ヒュッ

・・・・・・・

不二「・・・・・・!?」

俺「手塚さん」

手塚「うむ、不二、ボールはここだ」

不二「まさか・・!」

俺「勝負ありっすね」

不二「うわああああ」ダッ

大石「不二棄権!俺のかち!」

俺「触覚。てめえはそこから降りろ」スパーン

海堂「あれは・・!ブーメランだと!?」

大石「な、審判席の足が消えた?!」

ガラガラ

俺「ウォンバイ俺。次は誰だ?」

海堂「おいてめえ、先輩に何してくれてんだ?フシュー」

俺「くちくせえ、しゃべんな」

海堂(デビル)「潰すぞおらァ!!」スパーン

俺「コミュ症末期かな?」

試合開始

タン・・

海堂「ああ!?ドロップだあ!?舐めやがって」ダッ

海堂(ギリギリ届き・・!?)

海堂「な!球が乱回転していたため着弾と同時に雷の軌道を描いてバウンド後一気にコートの後ろまで!?」

ドゴーン!!

俺「ウォンバイry・・次はry」

桃城「黙ってらんねえなあ?黙ってらんねえよ」

俺「黙ってろ。自問自答とかぼっちかよ。」

試合開始

パニューン

桃城「無回転でボールを上空に飛ばし、風の力を利用しまるで雪みたいな軌道だ!」

桃城「だめだ打てねえ!まさに自然の力ってわけね・・ハハ」バタ

俺「次は?」

菊丸「俺だよん!」10ブンシン

俺「雑魚が増えたとこで・・」

試合開始

菊丸「ほいほーい!」トン

俺「ドロップだと?!小癪な」

俺「全員消えろ・・フンッ」ブン

菊丸「空振り!?いや違うあれは・・!」

ギュンギュン

菊丸「俺のドロップに対して空振りで風を起こして球に回転をかけた?!」

俺「フンッ」シュパー

菊丸「ラケットを上から振り下ろして風をおこしたことにより」

菊丸「トップスピンのボールに対して今度はラケットを下から振り上げてバックで打った!?」

菊丸「回転が増してまるで花火のような技だね・・・」バタ

俺「さあ、ry」

手塚「後輩たちがお世話になったな」テンイムホウ

俺「ちょっとは違う・・みたい?」

試合開始

俺(なるほど、球が全てあの人に集められてる・・)

俺「なら、これでどうすかね?」パーン

手塚「フンッ」パーン

手塚「?!」

手塚「何?!俺がかけた回転に40倍の回転をかけて」

手塚「俺が打った球は相手のコートに着弾する前に俺のとこに帰ってきただと!?」

俺「そ。ゾーンが逆に使わせてもらったってわけ」

手塚「くっ・・・」

こうして越前以外を倒した。

今日はおやとぅみ good nihgt

こうして越前以外を倒した。

リョーマ「いよいよっすね」

俺「ああ、覚悟は出来てるんだろうな」

リョーマ「愚問っすね」

俺「じゃあ行くぜ!」ヒョイ


リョーマ(天衣無縫) 俺(天衣無縫(物理))
1-0
1-1
1-2
1-3
2-3
2-4
3-4
4-4
4-5

俺「はぁ・・はぁ・・」

リョーマ「ぜぇ・・ぜぇ・・」

リョーマ「どんどん、行くよ・・!!」ヒョイ

パァン!!


俺(・・・・・)

俺(今思えば俺はなんのために戦っているんだろう)

俺(昨日いきなり世界一だとか言われて絡まれ)

俺(偶然だけで追い返し、仕返しされてるなう)

俺(そして今日喧嘩を売られ、買い)

俺(遺書を書き幼馴染に告った)

俺(でもなんでだろう、後悔が一切ない)

俺(それはきっと、いいことなのだと思う)

俺(ずっとクソみたいな生活をしてきた俺に神様が送り込んだ刺客が彼なのかもしれない)

俺(だからこそ・・!)

俺「うおおおおおおお!」

ドピューン

リョーマ「!?」

リョーマ(球が・・!1 2 3 4・・・128?!)

リョーマ「負けてたまるか・・!!」

パンパンパン・・・・・・・

リョーマ「ラス1・・!」スッ

リョーマ「とど・・かない」バタ

俺「ウォンバイ・・俺・・・」

俺(だからこそ・・!!)




俺(俺は今日という日を精一杯生きる!!)



勢いだけっていいな

ただのストレス発散でした

見てくれた人あざます!

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