博打の神「おう、よく来たな」【安価あり】(74)


博打の神「まったく、てめえも妙な加護を選ぶもんだ」

博打の神「いいか?俺の加護は幸運の女神みてえにツキを良くするもんじゃねえ」

博打の神「人を賭場へと誘い、分の悪い一か八かの賭を容易く踏ん切らせるもんだ」

博打の神「解るか?お前は凄まじい馬力の制御もロクにできねえ暴れ馬に乗って細い橋を渡るんだ」

博打の神「その馬は細い橋を踏み抜いちまうかもしれねえし谷底へまっしぐらかもしれねえ」

博打の神「でもな、その馬は細い橋を無視して飛び越えるかもしれねえんだ」

博打の神「お前が選んだ神はそういうもんだぜ、勇者」


勇者「ああ、構わない
強大な魔王を討伐するこの旅元より決死の旅路になるだろうと考えている
ならば必要な物は幸運ではなく分の悪い賭に踏み出す酔狂の心だ」

途中送信してもうた(´・ω・`)

博打の神「いいねえ、これまでの勇者にゃいなかったタイプだ
気に入った、俺の神器をくれてやる」

勇者「ありがたい」

博打の神「ほらよ、好きなモノを持っていきな、但し、一つだけだぜ?」

↓1持っていく神器を選んで下さい。

1、出目の書いてないサイコロ
2、ルーレットの付いたボウガン
3、ディーラーとトランプ
4、全部持っていく


勇者「全部だ」

博打の神「何ぃ?全部だあ?」

勇者「ああ、力は多いに越したことはないだろう?」

博打の神「ほう?じゃあこのサイコロで一勝負といこうじゃねえか」

勇者「…出目が無い白いサイコロでか?」

博打の神「これは『外神の賽』、俺ともお前とも違う世界に生きる神の法則で出目と結果が決まるサイコロだ」

博打の神「このサイコロを振って数値の大きい方が勝ちだ」

勇者「俺が勝てば全て持っていく」

博打の神「負けても一つはくれてやるよ」

勇者「では、最初の一勝負
よもや神が相手とはな」

博打の神「初戦だ、勝ってみせな!」

↓1勇者の出目【秒】

↓2神の出目【秒】


博打の神「は、はははっ!!こりゃあいい!」

勇者「か、勝てたのか……」

博打の神「呆けてんじゃねえよ!約束通り全部持っていきな!」

勇者「あ、ああ」

博打の神「くくっ、いやーこれだから博打は止められねえよ!」

勇者「……ずいぶんと俗っぽい神だ」

博打の神「ハンッ、博打が俗じゃなけりゃ何だってんだよ
賭場を神聖なもんと見るヤツは場違いってもんだ」

博打の神「っと、もう時間か
行きな、勇者よ他の神器は使う時が来たら説明してやるよ」

勇者「感謝する、博打の神よ」

博打の神「……俺に勝ったのはてめえの力だ、感謝はいらねえ」

勇者「……」

博打の神「ま、せいぜい分の悪い賭をするこったな、それで死んじまったら俺が迎えてやろう」

勇者「それは勘弁願いたいな」

博打の神「へっ!じゃあな、博打打ちの勇者!」


【旅立ち前の神器を賭けたサイコロ勝負】

使用神器【外神の賽】
結果
勇者の出目【2】
神の出目【0】

勇者の勝利!神器を3つ手に入れた!

次の目的地を自由に余り無茶じゃない方向性でお願いします。↓1


勇者「ふぅ、いきなり神と勝負することになるとは……」

勇者「それにしても神器が3つもか…
色々準備も必要だから一度帰宅するか……」

~勇者の自宅~

勇者「ふむ、準備は一通り終わった、次は……神器を少し調べるか……」

↓1

1、【外神の賽】を調べる
2、ルーレット付きのボウガンを調べる
3、そう言えばディーラーは何処へ?


勇者「【外神の賽】と、言ったか、このサイコロは」

勇者「石とも木とも違う材質の白い六面のサイコロだ……
おっと」

勇者は手を滑らせてしまい【外神の賽】が振られた!

↓1
発動する効果【秒】
00~09・能力が……
10~58・お金が……
59・仲間が……

↓2
結果【idの数字の合計】
奇数・プラスの効果
偶数・マイナスの効果
ぞろ目の場合は効果が大きい

>>16追記
結果の方でidにすうし

書き込みミス(´・ω・`)
数字が無かった場合は効果が無くなります。

しまった、ここから↓1、↓2でお願いします。

しまった、ここから↓1、↓2でお願いします。


【外神の賽】の効果が発動。

秒の出目【59】
idの出目【6】

結果
勇者の仲間は魔法が使えない!

勇者「なんと……しかし俺は使えるようだな」

勇者「魔法に頼ることはほぼ出来ない、か
しかし一人旅は厳しい、魔法を使わない人を集めるか」

↓1~3
勇者のパーティーを決めて下さい、安価一つにつき一人です。

【職業】、【性別】、【その他特徴】を書き込んで下さい。

【制約】
魔法は使えない

 
勇者「酒場で魔法を使わない人材を募集したが……果たして来てくれるのだろうか?」

スナイパー「おっ、あんたが魔法を使わない人を集めてた勇者さんか?」

勇者「ああ、そうだアナタは?」

スナイパー「俺はスナイパー、弓でも銃でも、投石機だって扱える……自分で言うのもアレだが遠距離攻撃のエキスパートってヤツさ
まあ、近寄られると厳しいんでな、そこは頼むぜ?」

勇者「ああ、任せてくれ、こう見えて頑丈なんだ」

医療学者「やあ、博打の神の加護を受けた奇特な勇者はキミかい?」

ゲノマメ「……」

勇者「ああ、そ「ふむ、そうみたいだね、私は医療学者、こっちはゲノマメという」よ、よろしく頼む……」


スナイパー「博打の神ってマジかよ……」

勇者「すまない、騙してしまったようで……」

スナイパー「いやいや、尊敬するぜ?冒険者たるもの結果が出るかどうかなんてそれこそ博打さ
いやー、アンタにしてて良かったぜ」

医療学者「キミは近接攻撃ができないから断られっぱなしだったろう?」

スナイパー「うっ、うるせーよこのア、……アンタ一体女か男のどっちだ?」

医療学者「ふむ、私は魔法に頼らない医学や薬学を極めていてね、性別なんかはとうに超越しているよ、生やすも生やさないも自由自在さ」

勇者「」ゼック
スナイパー「マジかよ……」

医療学者「ま、元の性別は女さ」


勇者「そ、それでそこの何とも言えない姿のあなた、ゲノマメと言ったか……は一体?」

医療学者「ソレは今は喋れないからね、私が代わりに説明しよう」

医療学者「コホン、ソレはゲノマメと言って機械のように見える生命体だ
相手を捕食してその根源を読み取り、使える部分を取って進化することができるのさ」

スナイパー「ソイツはすげえ、無敵じゃねえのか?」

医療学者「早とちりはいけないな、進化はするがソレは一時的なモノさ、しばらく何も食べずにいると退化していってしまうんだよ」

勇者「維持するためには何かしら食べさせ続ける必要がある、か」

医療学者「その通り、今のこの状態はベースの状態と言ったところだね」

スナイパー「はー、奇妙な生き物がいたもんだ」


勇者「さて、俺は勇者だ
魔王を討伐する為に神の加護を得た
俺に加護を与えたのは博打の神、その加護は分の悪い賭に容易く賭けるという非常に危うい物だ」

勇者「俺の旅路について行くのは他よりもずっと危険だ、他の神の加護を受けた勇者のところへ行くというのなら俺は止めない」

スナイパー「俺は勇者さんについて行くぜ?博打上等さ」

医療学者「私もついて行くさ、他のパーティーだと治療は魔法に頼りっきりで私の医学薬学を信用しないからね
魔法が使えないのも恐らく博打の神の仕業だろう?私が活躍できるだろう」

ゲノマメ「……!!」

ゲノマメから強い決意を感じる。


勇者「ありがとう、皆
それでは出発だ!」

「「応っ!!」」

とりあえず今日はこの辺で、おやすみなさい。
安価はまた翌日にでも。

再開していこうと思います。
とりあえず勇者のデータ。

勇者
職業・勇者
性別・男
加護・博打の神
その他・
神の加護を受ける前に師事していた人物からの教えにより『酔狂の心』を教わる。
勇者の師匠はおふざけで言ったが勇者が真面目過ぎたので勇者は『酔狂の心』を緊張しない為の心構えのように思い込んでいる。


医療学者「出発するのはいいけれど当面の目標を決めておいた方がいいと思うんだ」

スナイパー「俺も賛成だ、金策するなり、そこのゲノマメを進化させるなりした方がいいな」

医療学者「どうする?勇者」

勇者「ふむ、まずは……」

↓1
勇者達の行動を選んで下さい。

1、兎に角先に進むが肝心だ
2、ギルドに行き金策しなくては
3、ゲノマメの進化の為に魔物を討伐する
4、神器を使ってみる【サイコロ、ボウガン、トランプから一つ選択】


勇者「まずは金策から始めよう、ギルドへ行き何か手頃な依頼をこなすとしよう」

スナイパー「了解だ」

医療学者「異論はないよ」


~ギルド~

受付「あら、ギルドに勇者様が来るなんて珍しいわね~」

勇者「勇者とて人間、金策は必要さ」

受付「うんうん、そうよねーアナタ現実解ってるわー
さ、て、と、アナタ達なら……こんな依頼が妥当ね」

【依頼】
リザードマンの討伐

依頼者・筋肉自慢の農夫

倉庫として使っている村近くの小さな洞窟にリザードマンが住み着いてしまっただ。
おら、力はあるだが肝が小さくて……頼む!あのトカゲのバケモンをなんとかしてくんろ!

勇者「解った、この依頼を請けよう」

受付「この村はこの街からすぐ近くにあるわ
討伐が終わったらリザードマンの鱗を証拠として持って来てね~」


~村~

農夫「おお、あんたらが依頼を請けて下すった人だね?」

勇者「ああ、そうだ
それで、リザードマンが住み着いてしまったという洞窟は何処に?」

農夫「案内しますだ、村のすぐ近くですだ」


~村近くの洞窟~

農夫「ここですだ、村の近くだもんでおっかなくておっかなくて……」ブルリ

勇者「解った、では、行ってくる」

農夫「気をつけて下せえ、あっ!これを渡すだよ!」

勇者は薬草の入った袋を受け取った。

農夫「おらが作った薬草ですだ、申し訳ねえけどすり傷ぐらいにしか効果がないけんど……」

勇者「ありがとう、恩に着ます」

~洞窟の中~

医療学者は袋の中の薬草を調べている。

医療学者「ふーむ……この薬草の質は……」


↓1
薬草の質が決まります。【秒】

00~05・最高だ!重傷ですら治せる薬が作れるぞ!
06~58・普通かな、軽傷の治療薬にはなるだろう
59・こ、これは……

うわあ、マジですか?狙いましたか?

医療学者「こ、これは……」

スナイパー「ん?どうかしたか?」

医療学者「農夫が渡してくれた薬草を調べてたんだ」

勇者「何かあったのか?」

医療学者「薬草は確かにあった、それに混じってこんな物が……」

スナイパー「何だそりゃ?種?
……力の種とかの類か?」

勇者「いや、違う……能力が増える不思議な種の類じゃあない……この感じは……魔物?いや、それとも違う……」

スナイパー「医療学者さんよぉ、そりゃ一体何なんだ?」

医療学者「これは」

↓1
良性のものか悪性のものかを決めて下さい【id】
偶数かgまたはgを含む・良性
奇数かbまたはbを含む・悪性

よっしゃ!

【g】と【偶数】、要素二つでしたので>>53の方、お手数をかけますが良性の植物が何であったかを自由にお願いします。


医療学者「これは【宇宙藻】、宇宙でも育つ強靭な植物さ
適応力が高くてね、育つ環境によって全く別のものに成長するんだ
大きなものだと一つの惑星になるものもあるんだとか」

スナイパー「ゲノマメといい超生物によく出くわすなオイ」

勇者「それは種のようだが……」

医療学者「いや、これはこういう風に成長したものさ
周りに薬草があったからだろうね、治癒、それも最高峰の力があるね」

医療学者「さて勇者、これには様々な利用方がある、複数挙げるからどれか選んで欲しい」

宇宙藻の利用方

1、治療薬に加工する
2、ゲノマメに捕食させる
3、効果を反転させる


勇者「ゲノマメに与えようと思う」

医療学者「ふむふむ、確かにゲノマメは何も食べていない状態だしね、価値はある」

スナイパー「でもこまめに何か食わせないと退化しちまうからちょっともったいなくねえか?」

勇者「とりあえずゲノマメ、宇宙藻だ」

勇者はゲノマメに宇宙藻を与えた。

スナイパー「あ」


ゲノマメ「……」ブルリ

ゲノマメは体を震わせている。

スナイパー「おいおい……大丈夫なのかよ?」

医療学者「大丈夫さ、今ゲノマメは進化しようとしている
いきなり宇宙藻という強力な生物を取り込んだから情報も多いのだろう」

ゲノマメ「……!」


ゲノマメの震えが収まり、変化が起きた!無事に進化したようだ。

ゲノマメ「……」ピョコン

勇者「芽だ」

スナイパー「芽が生えてるな」

医療学者「薬草のようだね」

ゲノマメの頭部(?)には植物の芽のような何かが生えている。

スナイパー「えーっと……こりゃどういう進化なんだ?」

勇者「薬草のようだが……」

医療学者「ふーむ?ゲノマメが話すことができたら解るんだけどなぁ」

スナイパー「リザードマンと言えば言葉を話すだけの知能はあるから、ちゃっちゃと討伐して食わせないとだな」


勇者「リザードマンが住み着いて数日だという、そろそろ他の魔物と出くわしてもおかしくないな……」

スナイパー「いや、もういるぜ……よっと!」ヒュッ

スナイパーの放った矢はゴブリンの心臓を正確に打ち抜いた!

医療学者「お見事、エキスパートを自称するだけのことはあるね」パチパチ

スナイパー「まだまだいるぜ……っと」ヒュッヒュッヒュッ

スナイパー「うーん、近寄られちまうかな、勇者さんそろそろ頼むぜ!」

勇者「解った!スナイパーは下がってくれ!」

医療学者「私も前に出よう、強化薬を使うまでもないね」

なんかフラグっぽいセリフなので安価↓1【秒】
奇数・フラグなんて無かった
偶数・あ、こいつ強い
ゾロ目・???


44というゾロ目でしたので↓1~4の方々はひらがな一文字だけ書き込んで下さい。
くどいようですがお一人様一文字だけでお願いします。
単語ができたらなんかします。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom