ニャル子「這いよれ!ニャル子さんOVA制作決定!」(50)

注意
這いよれ!ニャル子さん以外の逢空万太作品のキャラが登場します

ニャル子「やったー! 買います! 絶対買います!」

クー子「……また可愛いニャル子が見られる、ハァハァ……クー音姉さんを質屋に入れても手に入れる」

真尋「質屋に断られると思う」

ハス太「どんな内容だろう」

シャンタッ君「み~」

ニャル子「意表を付いて絵も内容もニャルアニ時代に戻ったりして」

真尋「原点復帰か」

ハス太「それだとぼくの出番がないよぉ」

真尋「無難にアニメ版でやれなかった原作の内容かな」

ニャル子「つまり私と真尋さんの夜の営みですか!? いや~ん♪」

真尋「いろいろハードすぎるだろ」

ニャル子「夫婦の夜の営みになんて事言うんですか!」

真尋「お前僕のペース関係なく絞りきってただろ! 三途の川が一瞬見えたわ! 遠くでおじいちゃんが手を振ってると思ったら一巻のノーデンスだったよ!」

ニャル子「もう、とはいえ最近は慣れてきて真尋さんも楽しんでいる癖に♪」

真尋「……」

クー子「……わたしもニャル子とえっちしたい、少年混ぜて、いろいろ楽になるよ」

真尋「以前から僕を孕まそうだの何だの言ってる奴なんて混ぜるか、それ以前の問題もあるが」

クー子「……『でゅるわぁあああああぶるわっひゃあひゃひゃひゃひゃどぅるわっはあああああああああぎゃあああああうわああああああああ』」

クー子「わたしはあんな末路を辿りたくないだけなのに……」

真尋「その理由もどうかと思う」

ハス太「のろけ話それくらいにして、聞いてるこっちが恥ずかしい」

真尋「ごめん」

ニャル子「個人的には真尋さんがメイド服着た話をOVA化してほしいですねぇ、Wラストのエンドカードもメイド真尋さんのイラストでしたし可能性はあります」

クー子「……あの時の少年は可愛かった、でもあのフォーク地獄だけは勘弁してほしい」

ニャル子「そうですね……って何でその時の記憶残ってんですか! 記憶消去(メモリブレイク)バットで記憶を消したはずですよ!」

クー子「……いつからクトゥグア族に記憶消去(メモリブレイク)バットが効くと錯覚していた?」

ニャル子「……何……だと……」

ハス太「勝手に設定無視するのはよくないよ」

クー子「……てへ」

ハス太「ところでそれいつの話? ぼくその時の記憶ないんだけど」

ニャル子「ハスターくんが地球に来る前の話です、確か真尋さんと私が精神交換した夜のことでしたっけ」

クー子「……幻夢境でメイド服を着させた、すごくよかったけどあの後は嫌な事件だった」

ハス太「へぇ、ところでさ」

ニャル子「なんですか?」

ハス太「まひろくんがフォークでフル装備してるけどどうしよう」

ニャル子 クー子「「え」」

真尋「……どういう事か全部吐いてもらおうか?」フォークシャキーン

ニャル子「……」

クー子「……」

ニャル子「これまずい奴ですね」

クー子「……うん、目がガチ、確実に痛い」

ニャル子「……逃げますか」フルフォースフォーム

クー子「……逃げなければ生き残れない」クロスファイアシークエンス

ダッ

真尋「言わなかったか? 邪神ハンターの息子からは逃げられない」フォークシュシュシュ

ザクザクザクッ

ニャル子「きゃあああ! おちついてください、最終的に邪神相手でもフォーク一本で部位破裂出来るほどの戦闘能力になったんですから洒落になりません!!」

クー子「……流石にこの痛みは快感に出来ない、痛い」

真尋「吐け、どういう事だ……ん?」

ボォォォッ

クー子「……少年のフォークをすべて蒸発させた、これて勝つる」ダッ

ニャル子「でかした!!」ダッ

真尋「蒸発したなら作り出せば良い!」シュシュシュ

ニャル子「はぎゃあああ!」ザクッ

クー子「ひいいいい!」ザクッ

ハス太「設定無視して無からフォークをつりくだすのはよくないよ」

真尋「フォークだし出来ると思った、実際出来た」

ハス太「まひろくん、ニャル子ちゃんと共に過ごす事を誓ったからっていろいろふっきれすぎ」

ニャル子「生体時間加速(クロックアップ)までしたのに命中させたですと……」

クー子「……やはり少年は先天的因子適合者(インヒレント・ジーンドライバー)……?」

真尋「だから奇妙な用語出すな、これ以上へんな体質追加されたらたまんねえよ」

ハス太「無からフォークをつくりだした人が何いってるの」

シャンタッ君「みー」


珠緒「もう、八坂くんDVはよくないよ?」

健彦「相変わらず仲良いね」

真尋「おっ、暮井、余市」

健彦「OVA化か、でも何でアニメ化じゃないんだろう」

真尋「それを言うか? 大人の事情だろ」

健彦「ああ、ごめん」

ニャル子「なんだかんだ言ってニャルアニ含めて4回もアニメ化しましたしラノベアニメとしては上出来な結果じゃないんですか?」

真尋「そうかもな……」

珠緒「11巻がOVA化されればあたしが大活躍なんだけどなぁ」

ニャル子「むむ、真尋さんを寝取るつもりですか? そうはいきませんよ!」

珠緒「もう、あたしがそんな事すると思う?」

ニャル子「そ……それは……」

珠緒「でも最近出来たメル友に二股、三股を堂々としてる男子がいるんだよなぁ、見習ってそれをするのもいいかもしれないよ」

ニャル子「珠緒さん!?」

クー子「……つまりわたしと少年を二股するの? 暮井はよくばり」

珠緒「クー子ちゃんは何を言っているのかな?」

健彦「モテモテだね」

真尋「ははは……」

健彦「……OVAで俺の出番あるかな」

真尋「……」

健彦「原作で一番目立ってたのは3巻だろ、でもその時の記憶ないし、それからほとんどちょっと会話した程度の出番しかないじゃないか」

真尋「原作では出番がなかった話でもアニメ版だとあった話あったじゃないか、プールの時とか」

健彦「その時台詞なしで笛吹いてただけだぞ」

真尋「でも委員長キャラだし、そこらへんの役目も」

健彦「その委員長設定が生かされた試しがあるかい?」

真尋「……」

ハス太「学校内の話少ないもんね」

健彦「出番があったとしても経費削減のために台詞が無い事だってありえる」

真尋「……」

健彦「……」

ハス太「……」

健彦「ははは」頭ポンポン

真尋「!?」

健彦「気にしないさ、ラノベアニメってのはそういうものだろ」ポンポン

真尋「いいのかよ」

健彦「君がよければ別にいいさ」

真尋「余市……」

ハス太「……あれ?」


ツル子「ホモが湧いてるときいて!」


ニャル子「って真尋さん、見てない内に変な空気かもし出さないでください! そしてアニメオリジナルの腐った女、湧いてんじゃねーですよ!」

真尋「変な空気? 何の事だよ」

ニャル子「自覚してくださいよ、珠緒さんからも何か言ってください!」

珠緒「うむ、すごくいい」

ニャル子「珠緒さん?……」

クー子「……ニャル子も初期は腐った所もあったよね?」

ニャル子「自分の旦那をダシにするほど腐ってませんよ!」

ハス太「いいなぁ」

クー子「……ハス太くんはルーヒーがいるんだから」

ハス太「むぅ」

ニャル子「だいたいそういう空気出すのはニャル子ちゃんタイムだけで十分ですよ!」

真尋「あ、裏をかいて『這いよれ! スーパーニャル子ちゃんタイム』のOVA化も」

ニャル子「この空気で流石にありませんよ、『這いよれ!ニャル子さんF』ってタイトルも決まってますし」

真尋「だよな」


ナッ子「のじゃ!?」

ルーヒー「……」


ニャル子 真尋「「あ」」

ナッ子「……」ウルウル

真尋「お……おい……」

ニャル子「真尋さんも同感したじゃないですか」

真尋「確かに……」

ナッ子「大丈夫なのじゃ」

真尋「?」

ニャル子「?」

ナッ子「スピンアウトオリジナルキャラじゃ、身の程くらいわけまえてるのじゃ」ウルウル

真尋「あ、あのー」

ナッ子「大丈夫、大丈夫なの……じゃ」ウルウル

ニャル子「……」

ルーヒー「ナッ子ちゃん……」

ナッ子「せめてお姉さまだけでも活躍してほしいのじゃ」

ルーヒー「ええ、貴方の分まで頑張るわ」

ニャル子「話折るようでわるいですがあんたが活躍したのって8巻ですよね」

ルーヒー「ええ、OVA化でチャンスを掴むわ」

ニャル子「アニメから入った人はそれ見て喜ぶでしょうか、アニメ組の人達ってハスターくんはホモの印象がありますよ」

ハス太「酷い言われようだ」


ツル子「ホモっ!」

敏美「やっぱホモじゃないですか!(歓喜)」


真尋「あんたらこれ以上出てくるな、話がずれる、仲間を連れてくるな」

ルーヒー「で……でも皆ハスターが活躍する姿を見たいはずよ!」

ニャル子「ですがそのためだけにわざわざあの話やりますかねぇ、アニメ組のハスターくんの需要を考えると……」

ルーヒー「」

ナッ子「お姉さま……」

シャンタッ君「みー……」飴舐めて幼女化した

ナッ子「元気出すのじゃ!」ギュー

シャンタッ君「みー!」ギュー

ルーヒー「!? 2人とも……」ギュー

ルーヒー「……すーはーすーはーすーはー」クンカクンカ

ナッ子「のわわ!?」ビクッ

シャンタッ君「みみっ!?」ビクッ

ニャル子「あいつ、あんなキャラでしたっけ?」

真尋「ニャル子ちゃんタイムだとロリコンキャラだったな」

真尋「ルーヒーあのまま帰ったな」

ニャル子「ついでにシャンタッ君とハスターくんをお持ち帰りしましたね」

クー子「……あの姿見ると親子みたい、ルーヒーとハス太くんが親でナッ子とシャンタッ君がその子どもみたい」

真尋「そうか? どう見てもルーヒーの子連れ――」

クー子「……少年、いくらなんでもそれは酷い、わたしも気を使って言ったのに」

真尋「ごめん」

ニャル子「まあ普通はそう見えますね」

真尋「あれ、余市は?」

珠緒「姪っ子と用事あるから帰ったよ」

真尋「そういえば姪っ子いたな、結局本編には出なかったけど」

ニャル子「たぶん声優ネタだったんでしょうね」

真尋「ああ、それか」

クー音「おー……OVA化するらしいわね……」

クー子「……クー音姉さん」

クー音「皆がOVA化の話で盛り上がってたから来たんだけど……」

真尋「……」

珠緒「……」

ニャル子「……?」

クー音「死ね」

真尋「何で!?」

クー音「OVA化するって事はおそらくアニメ版でやれなかった部分を作る訳でしょ」

クー子「……うん」

クー音「あたしの出番6巻と8巻だけじゃない、しかも後者はちょびっと出ただけ」

真尋「あ……」

クー音「ほとんど出番ないだろうからどうでもいいのよ、というかOVA化でどんちゃん騒ぎしてる奴等、正直うざい、灰にしていい?」

クー子「……やめて」

ニャル子(だからここまでテンション低かったんですか)

クー音「こんなんじゃあたしのテンションだだ下がり、そうだクー子を補充しにきたのよ、スーーーーー」

クー子「……ね……姉さん、わたしのスカートの中に入らないで……ひゃっ!」ビクッ

クー音「空気がおいしい!!」

珠緒「うわぁ……」

クー音「じゃあ帰るわ、OVA化どうでもいいし」クンカクンカ

真尋「何しに来た」

クー子「……姉さん、わたしを持ち運ばないで。少年、助けて……」

真尋「ごめん、無理」

クー子「……しょうねん……」

アト子「わたくしの出番はあるでしょうか」

ニャル子「おお、アト子ちゃん」

ニャル恵「私もいますよ!」

ニャル子「……」

真尋「……」

珠緒「……」

ニャル恵「……どうしたのですか?」

ニャル子「どちらさまでしたっけ?」

ニャル恵「」

ニャル恵「なーんで忘れるんですか! ニャル子の高校時代の友人でニャルアニ2期オリジナルキャラのニャル恵ですよ!」

ニャル子「ああ……」

真尋「……いたな、そんなキャラ」

ニャル恵「なんで雑に扱われてるんですか! 暮井さんからも何か言ってください!」

珠緒「どうでもいい」

ニャル恵「酷い!」

珠緒「あたし達面識ないし、ニャルアニ時代あたしの出番なかったし……」

真尋(ニャルアニ時代、人間の出番ほぼ僕しかなかったな)

アト子「まぁまぁ、そう気を落さずに」

ニャル恵「裏切り者が! 同じ穴の狢かと思ったのに原作に出てるじゃないですか!」

ニャル子「アト子ちゃんは初期から名前だけは出てましたし」

ニャル恵「ぐぬぬ」

ニャル恵「うう、何で私の知名度少ないんですか、ニャルアニ2期のメインキャラですよ、ヘタすれば2話しか出てないオニメオリジナルのグタタンより人気も知名度も低いじゃないですか」

ニャル子「グタタンはこの作品じゃ珍しい完全な幼女キャラですよ、シャンタッ君とナッ子は薬によって幼女化してるだけですし、そっちの需要があるんでしょう」

真尋「というかヒロインが暮井以外平均年齢20代後半以上ってラノベとしての年齢高すぎ――」

ニャル子「クー子、やっちまいなー」

クー子「……少年はわたし達の若さのパワーをまだしらないの?」ボオオオッ

アト子「あらあら」腕蜘蛛化シャキーン

真尋「ぎゃあああああああああああ!!!」

真尋「お前等年齢の事になると容赦ねえな! それとクー子いつのまに戻ってきた!」

ニャル子「乙女の年齢に触れるなんてエチケットというものを学んでください、ねえ珠緒さん」

珠緒「あたし、まだ十代だし気にするほどじゃ――」

ニャル子「ねえ、た ま お さ ん ?」

珠緒「うん、そうだね(棒読み)」

ニャル恵「せめてモブでいいから……」

ニャル子「モブで銀髪めがねの子がいたら目立って違和感しかありませんよね」

珠緒「だったら斉藤ちゃんをモブとして出したほうがまだ馴染むと思うよ」

ニャル恵「わたし、斉藤以下ですか!?」


斉藤
原作2巻137ページで2回だけ台詞があったキャラ
先生の反応から女子だと思われる
特徴、気温の変化に敏感

ニャル恵「うう、一時はニャルアニでメイン張ったのにどうしてここまで落ちぶれちゃったのかな」

ニャル恵「まだチャンスはある、自分にそう言い聞かせ待ち続けました」

ニャル恵「でも原作もアニメも終了、アト子ちゃんは寝取りキャラとしての地位を築いたのにわたしは完全に存在を忘れられた」

ニャル恵「せめてモブ、でも今更わたしをモブに出してくれるでしょうか」

ニャル恵「モブで出すなら『深山さんちのベルテイン』か『ヴァルキリーワークス』のキャラにした方が宣伝も兼ねれますしそちらを優先しますよね」

ニャル恵「しょせん使い捨てのキャラだったんですか、うう、出番が……出番がほしい!」ジタバタジタバタ

ボンッ

ニャル恵「う……う……」肉塊に変身

ニャル子「久々ですね、このパターン」

真尋「ああ、処分は頼んだ」

クー子「……暮井は見ちゃ駄目」目隠し

珠緒「はい?」

ニャル子「いやぁ、ニャル恵ちゃんを落ち着かせるの大変でしたー」

アト子「保健所の方も困惑ぎみでした」

真尋「あれ保健所なんだ……」


ベルテイン「モブの話と聞いて来たであります、来たであります」

理々「呼ばれた気がしたわ!」

琥太郎「どうもー」

耕平「……」

ディアナ「わんっ」

理樹「OVAでは僕達も出たいです」

フェル子「わたし達もモブで出たいです!」

ファーヴニル「ふぁー」


ニャル子「おや、我々と同じ逢空万太作品のみなさん」

真尋(OVAの話でモブに出たいからという理由で別の作品(同作者)のキャラが来るのはどうなんだ)

真尋「そういえば『深山さんちのベルテイン』メンバーはアニメでモブで出たな」

ベルテイン「その中でもベルが一番出番が多かったであります、多かったであります」モブ回数3回

琥太郎「さりげなく人形としてもでてたもんね、『ベルさんブランド』で」モブ回数2回

理々「どうしてベル助が一番出番多いのよ」モブ回数1回

耕平「一回でもあるだけマシだろ」出演なし

ディアナ「くぅん……」出演なし

理々「ごめん」

琥太郎「大丈夫! OVAでチャンスがあるよ!」

真尋「高原とディアナは原作(這いよれ!ニャル子さん)でも未登場だし無理じゃないか?」

耕平「だろ……」

ディアナ「……」

琥太郎「こ、こーへー……」

耕平「そうだよな……ラノベで脇役の普通の男子って需要がない……見た目はなやかにするために女かショタ優先か」

琥太郎「え、えっえーと、元気だして!」

理々「そ……そうよ、まだチャンスはあるわ!」

耕平「出番が何度かあったお前達すら出ない可能性が高いのにそれが可能と思うか?」

ディアナ「くうん……」

ベルテイン「ですが我々の中では一番あちら側に近い存在でありますよ、でありますよ!」

真尋「そういえばお前の母親と僕の母親、友人だったな、しかも2人とも邪神ハンター」

耕平「そういえば……少し希望が……ってなるか! 不気味な肉をたまに食べてる以外でその設定まったく俺に生かされてねえだろ!!」

琥太郎「おちついて、いつものこーへーじゃない!」

真尋「その設定いかすならぬーこさん(耕平の母親)出したほうがはるかに話広がりそうだしな」

耕平「俺より先に母さんの出番あったらさすがにグレるぞ!」

理々「上げて落としてんじゃねえわよ、顔面殴るわよ」

真尋「ごめん」

ディアナ「わぅ……」

耕平「だがディアナ様は出てもよかったんじゃないか?」

ベルテイン「陛下がいなくてさみしかったであります、さみしかったであります」

ディアナ「くうん」

理々「ディアナ様だって立派なメインキャラだしどうして出なかったのかしら、雄だから?」

琥太郎「わたし達があっちにゲスト出演したシーン、すべて店内だったから犬のディアナ様が出るのはおかしかったんじゃない?」

理々「それだ」

耕平「じゃあ外なら希望はあるわけだ、俺の分まで頑張ってくれ」

琥太郎「『俺の分』じゃないでしょ」

ベルテイン「コーヘー殿も一緒に出るであります、出るであります」

理々「皆でモブ出演目指して頑張るわよ!」

琥太郎 耕平 ベルテイン 理々「「おーーー!!」」

ディアナ「わん!」

ニャル子「話を折るようで悪いんですが何を頑張るおつもりで?」

理々「……」

耕平「お百度参り?」

琥太郎「もう少し確実な方法で頑張りたい」

ベルテイン「であります、であります」

ディアナ「くぅん……」


ファーヴニル「ふぁー! ふぁー!」

理樹「ディアナ様に出番があれば同じマスコットポジの自分にもチャンスがあると?」

ファーヴニル「ふぁー♪」

理樹「よくてモブですからね、背景に赤いドラゴンが映るのは流石に……」

ファーヴニル「ふぁー……」ショボーン

理々「それよりデパートでモブで出たシーン、原作(這いよれ!ニャル子さん)だとあたしなのになんでアニメだとベル助なのよ!」

ベルテイン「メインヒロインの特権であります、特権であります」

理々「あたしもメインヒロインよ!」

ベルテイン「我々の作品は『深山さんちのベルテイン』でありますよ、タイトルに名前が入ってるからベルがメインヒロインであります、メインヒロインであります!」

理々「ポンコツーー!!」

琥太郎「2人とも……」

理樹「11巻、12巻がOVA化されれば僕達『ヴァルキリーワークス』メンバーもモブで出そうですね」

真尋「あの巻のお前達結構インパクトあったもんな」

フェル子「うまく行けば声付きで!?」

琥太郎「わたし達が登場したシーンでも声なかったしそれはないんじゃないかな」

フェル子「そうですよね……」

理樹「つまり原作で僕が顔射されるシーンは、OVAだと顔射されたまま何事もなかったように放置プレイされる訳ですか」


敏美「おおおおおおお! 露口くんがいるのに浮気!? 大神くん、だ い た ん !」

ツル子「真尋きゅんがそこまで大胆だったなんて……」

和泉「うむ」


真尋「お前さー、誤解されないように少しは努めろ」

理樹「OVAに出番の可能性なんて低いのでこちらで爪あと残そうと思いまして、それはそれとして井上さん、何故ここに」

琥太郎「局長も何故ここに」

理樹「原作ではただの水を顔射されただけでしたが、OVA版ではヨーグルトドリンクだったら売り上げ伸びると思うんですけど」

珠緒「なるほど!」

真尋「どこの層狙ってんだ、というかそのネタそっちで一度やっただろ、そして暮井、何がなるほどだ」

理樹「しかしどちらの話でモブで出たとして、11巻の場合は喫茶店でモブとして通りすがるだけでしょうが問題は12巻ですね」

真尋「はい?」

理樹「12巻は僕がフェル子さんと一緒にランジェリーショップに来ているシーンあるじゃないですか」

真尋「ああ、あそこな」

理樹「あのシーンでモブで登場したらまるでフェル子さんに自分好みのパンツを押し付けてる変態みたいじゃないですか」

真尋「台詞ありだったとしても常識知らずの純粋無垢な女の子に紐パンを進める変態という事実はかわらないからな」

フェル子「リキはすこしリビドー抑えるべきです」

ニャル子「しかしOVAでやれる時間がどれほどかまだわかりません、一巻だけなのか、それとも何巻か続けて出るのか」

真尋「そうだな、前者の場合いきなり12巻とかの内容やっても違和感しかないな」

クー子「……原作だと少年が少しずつデレていくけどアニメ版だとそれがわかりにくかった」

アト子「ラストにわたくしが真尋さんを寝取る場面も、何の説明もなしですから急展開になりますわね」

真尋「勝手にラストを訂正するな、説明あっても急展開だ」

理樹「甲斐性ありませんね、僕のところはいつ本番が始まってもおかしくない状況ですよ?」

フェル子「ほほほほほほんばん!?!?」

真尋「本番より痴情のもつれで刺されるほうが早いと思う」

理樹「わーい、以前露口くんにも似た事言われたよ」

ニャル子「となると無難に真尋さんの女装回が一番ですね、しっかりオチもついて」

クー子「……その時のために、女装のスペシャリスト深山くん、正しい女装の仕方を少年に伝授して」

琥太郎「わたしの場合女装じゃないけど頑張ります!」

ベルテイン「駄目であります、駄目であります!」

理々「コラー! ころ太の女装スキル生かそうとしてんじゃねえわよ! あんたの場合も女装でしょ!」

理樹「女装プレイとは中々ハードな事してますね」

真尋「何故プレイだと思った」

真尋「……そういえばその話まだ詳しく聞いてなかったな、全部吐いてもらおうか?」フォークシャキーン

ニャル子「ここでそれを使うんですか?」ニヤニヤ

クー子「……皆がいること忘れないでね?」ニヤニヤ

真尋「え?」

琥太郎「何そのフォーク」

ベルテイン「DVでありますか、DVでありますか」

理々「うわ、最低」

耕平「何もない所からフォークがいきなり現れなかったか?」

フェル子「DVなんて最低です!」

理樹「フォークじゃなくて下半身挿しましょうよ」

珠緒「さすがにそれは……」

アト子「あらあら」

真尋「……ちっ」

ニャル子「とはいえそれだけって事もないでしょうけど他の原作やると少々長くなりますからね」

クー子「……ここで予想しても仕方ない、次の情報待つだけ」

真尋「無理矢理話そらしたな」

琥太郎「わたし達もモブで出られるといいね!」

理々「絶対出るわよ!」

ベルテイン「モブキャラの意地を見せるであります、見せるであります!」

耕平「出番があればいいな」

フェル子「わたし達もモブで出られるといいですね!」

理樹「最悪八坂くんとニャル子さんの夜のプロレスごっこをモブとして見物しましょう」

真尋「その理屈はおかしい、お前何言ってんだ」

フェル子「夜のプロレスごっこ?」

理樹「見られながらだと興奮しません?」

真尋「お前もう黙れ」

ニャル子「情報少ないですし今日はこれでお開きにしましょう」

クー子「……次の情報出るといいね」

アト子「ゲストの皆様もモブとしての出番心待ちにしています」

真尋「じゃあ今回はこれで――」


田中「はっ、俺の存在を忘れては困るぜ、八坂真尋」


真尋「なんだ、田中か」

田中「『這いよれ!ニャル子さん』のOVA化、そうと決まれば俺が黙ってねえだろ」

ニャル子「モブキャラが何のようですか」

珠緒「何でここにいるの?」

田中「うるせぇよ、妖怪スピーカー女、原作の俺の台詞をアニメ版で奪いやがって」

真尋「アニメにも出れなかったんだし、OVAでも出番ないだろ」

田中「お前本当に俺に冷たいな、いじめとして訴えるぞ!」

真尋「で何かよう?」

田中「OVA化とは言っても原作の内容すべてをやるのは酷なものだろう、先ほども話題に出たがいきなり12巻の内容をやるわけにはいかないし9~12巻俺の出番ないからやるわけない」

クー子「……後者は関係ないんじゃない?」

田中「そして『這いよれ!ニャル子さん』の特徴のひとつ、無理矢理な伏線回収、4巻のお前の母親のゲーム機コレクション、6巻の邪神様のメモ帳!」

田中「そして1巻で起きたイベントが9巻での伏線だった事もある!」

ニャル子「9巻で何かありましたっけ?」

クー子「……さぁ?」

真尋「何故お前がそれ知ってるかは置いといて何が言いたい」

田中「つまり今まで起きた事にOVA化で映像化する内容の伏線は隠されていた」

田中「その伏線こそ『深山さんちのベルテイン』3巻にあったんだよ!」

真尋「……はい?」

琥太郎「わたし達の作品に?」

ベルテイン「どういう事であります? どういう事であります?」

真尋「流石にそれは意味がわからない……」

田中「HAHAHA! まあ少し話しを聞いてくれたまえ」

珠緒「田中くん、そんなキャラだっけ?」

田中「うるせークソビチスピーカー、原作1巻から出てるのに出番少なすぎて自分のキャラ把握してねえんだコノヤロー」

琥太郎「でっでもどうしてわたし達の作品で『這いよれ!ニャル子さん』OVAの伏線が!?」

田中「その前にこの伏線を説明するための承認にきてもらおう、出てきな」

田中の妹「どうも、田中の妹でーす」

理々「なんだ、あんたそいつの妹だったの」

田中の弟「どうも、承認じゃないけど出番がほしくて出た田中の弟だ」

理樹「ではそちらが噂のお兄さん?」

田中の弟「そうだよ」

田中「『深山さんちのベルテイン』3巻、『ヴァルキリーワークス』3巻と『這いよれ!ニャル子さん』12巻もそうだがGA文庫のブログ内で大々的に発表された逢空万太先生作品、3カ月連続刊行の1つ」

田中「『這いよれ!ニャル子さん』12巻に関しては最終巻という発表がなされていなかったという事と俺の出番がなかった事もあり当時ファンの間で様々な話題があった」

真尋(この説明で当分あるんだろうなぁ、田中の自己主張)

田中「これらの作品を読んでる人はおわかりだろう、『深山さんちのベルテイン』『ヴァルキリーワークス』『這いよれ!ニャル子さん』が同一世界観である事」

田中「それぞれの作品でそれぞれの作品の話題に出る事もある、『深山さんちのベルテイン』3巻でも俺や真尋、クソビチが通う昂陵高校の話題が出た」

珠緒「せめてスピーカーつけて」

田中「その時、267ページの内容、深山琥太郎、俺の妹、覚えてるな?」

田中の妹「ええ」

琥太郎「ふぇ?」

田中「はい、その時の台詞を復唱」

田中の妹「『うち、兄弟多くて、学校ほとんどバラバラだからアテはたくさんあるんだよね、来週だと昂陵が学校祭やるから、兄貴に言えばいろいろもらえるよ?』」

琥太郎「!?」

田中「この『深山さんちのベルテイン』3巻267ページの俺の妹の台詞こそ、『這いよれ!ニャル子さん』OVAの伏線だったんだよ!」

皆さん「「「な……なんだってー!!」」」

田中「当時『深山さんちのベルテイン』3巻を読んでいた人はこう思っていただろう、『這いよれ!ニャル子さん』12巻の内容は学校祭ネタだと」

田中「だが実際は違った、学校祭とは関係なく俺の出番もなく、GA文庫の代表ライトノベル、『這いよれ!ニャル子さん』は幕を落としてしまった」

田中「では俺の妹の発言は何だった? ただの他愛の無い会話だったのか」

田中「否、今まであらゆる無理のある伏線を回収してきた『這いよれ!ニャル子さん』そして逢空万太先生作品、3カ月連続刊行として宣伝された『深山さんちのベルテイン』3巻は購入した人も多いだろう」

田中「伏線をはめ込むのには十分値すると逢空万太先生は考えた!」

田中「お膳立てはこの時から開始されていたんだ、アニメ版から入っていえる人はビチもヒロインの1人として拝見しているだろう、そして余市健彦も主要人物の1人としてみている」

珠緒「ビチって、原型留めてない……」

田中「その2人、とくに余市は学級委員長キャラを発揮させるため、そして逢空万太作品バグ削除プログラマー田中一族の代表である俺の出番を出すため」

田中「今までやらなかった学校イベントにスポットを当てるため」

田中「OVAの内容は昂陵高校、学校祭だ!」

クー音「その話乗った!」

真尋「あんた帰ったんじゃないのか!」

クー音「OVAオリジナルの話なら少しは出番がある可能性があるのよ!」

真尋「これ以上話ややこしくすんな! それと高校の話にあんたを入れるスペースないと思うぞ!」

真尋「気は済んだか」

田中「ばっちり」

真尋「よし、帰れ」

田中「お前本当に俺に冷たいな、俺が何したって言うんだ」

耕平「それじゃあ俺達は出番があったとしてもモブ止まりだけど皆で健闘を願おう!」

理々「他作品だろうとがっつり目立つつもりで!」

ベルテイン「活躍するであります、活躍するであります!」

琥太郎「皆一緒に出られるといいな」

ディアナ「わん!」

ファーヴニル「ふぁー」

理樹「では背景で僕達のラブラブっぷりを見せ付けましょう」

フェル子「ラブラブっ!? そのそんな確かにリキのこと嫌いじゃないですよ……でも……」モジモジ

田中「せめてモブだけでも――」

田中の弟「『深山さんちのベルテイン』『ヴァルキリーワークス』のモブ出演未満の可能性だから諦めよう」

田中「何で正規の『這いよれ!ニャル子さん』の登場人物なのにこいつらより可能性低いんだコノヤロー! ハス太にふっとばされるシーンだけでもいいから出番ほしいぜ!」

田中の妹「兄貴……」

ニャル子「まだOVAの内容は決定してませんし、女装ネタを願って楽しみに待ちますか」

クー子「……少年とニャル子をわたしのものに出来ればそれでいい」

真尋「それはないから安心しろ」

クー子「……『でゅるわぁあああああぶるわっひゃあひゃひゃひゃひゃどぅるわっはあああああああああぎゃあああああうわああああああああ』な最期だけは迎えたくないだけなのに」

アト子「真尋さんをニエする事を願って頑張ります」

珠緒「あたしだって活躍するよ! 11巻のOVA化願ってる!」

健彦「台詞あるかな」

ルーヒー「私も忘れないでね、そして8巻のOVA化を……」

ハス太「ぼくの出番も多いといいな」

頼子「また可愛いヒロ君が見られるわ」

真尋「余市、ハス太にルーヒー、母さんもいつのまに」

ナッ子「ニャル子ちゃんタイムのOVA化、もしくはアニメも諦めないのじゃ!」

クー音「そっちの方があたしの出番多いわね」

シャンタッ君「みー」

真尋(ま、一番僕が活躍する9巻がOVA化されればそれで満足かな)

















ユー子「あたし達もモブ出演頑張ろう!」

閑也「僕達は『深山さんちのベルテイン』『ヴァルキリーワークス』の方々と違ってあちらでゲストで出たことないし、というか『這いよれ!ニャル子さん』が終わってからの作品でまだ単行本化もされてないからさすがに無理じゃないか?」

ユー子「(´・ω・`)」ショボーン


ハス太きゅんハスハスできりゃ満足、ハスハス
贅沢言えば理樹きゅん琥太郎きゅんペロペロしたいペロペロ
お疲れ様でした。

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