新世紀聖帝伝説 アイドルマスター イチゴ味 (92)

北斗の拳イチゴ味とアイマスのクロスSSです。

765以外の事務所(モバマスとか)も出ます。

キャラはおろか、時系列、年齢、口調などその他多くの基本設定要素がカオスです。というかキャラが本当の意味で別人だったりします。

一部強烈なキャラsageがあります

わりとイチゴ味ではなく本家北斗要素も強かったりするかもしれません

アイドル全員は出せないかもです。他事務所は特におまけ程度です

細かいことは気にしたら負けです

以上の点に耐えられない方はブラウザバックを推奨します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408189032

199X年、世界は核の炎に包まれた!

だが案外生命体は絶滅せず、意外と元気だったし、現代の日本の若者に心配されるバイタリティに満ち溢れていた!

人類は徐々に文明をを取り戻し、それなりに水や食糧に困らなくなり、拳士達は姿を消していった!その力に取って代わったのが人々を魅了する輝きを持つもの・アイドルだった!そう、時代はまさにアイドル乱世へと突入していくのであった!!

しかし、かつて乱世の世を支配していた拳士達は存在意義を無くし、食糧にもありつけぬ様であった!そして、それは聖帝サウザーをもってしても例外では無かった!!


サウザー「うぅ…水……」フラフラ

バタッ

高木「むっ…向こうで人が倒れている…!」ダッ

サウザー「…おうちに…帰りたい……」グスッ

高木「君!大丈夫か!?」ガシッ

サウザー「……うぅ…お腹すいた…」


ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー
ーーーーー



近くの飲食店


サウザー「ガツガツガツ…ハフッ、ハフッ!バクバクモグモグ!」

高木「よく食べるねぇ…このご時世でそこまで食に困るとは…一体何があったんだい?」

サウザー「フン…貴様、カレーを差し出すとはわかっているではないか!」ドヤァ

高木(人の話聞いてないし、なんで食べさせてもらっている立場でこんなに偉そうなんだ?…なんか口の周り食べカスだらけだし……)

サウザー「フハハハ!!」ドヤァアア

高木(だがそれはそれで肝が座ってる気がするし、なんか大物に見えてきたぞ…ちょっと興味出てきた)

高木「君…名前は?」

サウザー「フッ…本来貴様のような下郎に名乗るものではないが、カレーの返しだ。いいだろう…我が名は聖帝サウザー!南斗の極星に輝く男だ!」

高木(そうか、彼があの南斗DE5MENの…!)

高木「サウザー君!私の事務所にきてくれないか!ティンと来た!君のような人材を待っていたんだ!」

サウザー「何をふざけたことを言っている!この俺に貴様ごときの下につけと言うか!」

高木「働いてくれるなら毎日カレー(レトルト)を提供しよう!」

サウザー「さっさと事務所を案内してもらおうか」キリッ

765プロ


高木「皆、集まってくれ!紹介したい人がいる。さあ、サウザー君」

サウザー「フハハハ!俺が今日から765のプロデューサーとなる聖帝サウザーだ!」ドヤァ

サウザー(えっ…どうしよう、まさか事務所がこんな女だらけなんて聞いてないぞ……)ダラダラ

小鳥貴音「「サウザー!!?」」

ドカッ

サウザー「!?」

亜美真美「……」

春香「ちょっと二人とも、何でいきなり足にナイフを刺してるの!?」

亜美「い…いや→」

真美「体が勝手に…」

サウザー(こいつら…かつてのターバンのガキと全く同じ場所を両側から…!)

春香「って、小鳥さんと貴音さんは知ってるんですか?」

小鳥「知ってるも何も男性アイドルの先駆けの南斗DE5MENのリーダーよ!…ってもう時代じゃないかしら」

真「…ん?…南斗DE5MEN……ああ!!シンのいたグループですね!ボクもファンでしたよ!」

小鳥「あら、シンのファンなの?普通女の子ならレイにいきそうなものだけど」

真「レイもかっこいいですけどやっぱりシンですよ!まるで王子様みたいですし、女性をお姫様みたいに扱いそうですよね!……でも」

小鳥「…サウザー以外のメンバーは亡くなったのよね……貴音ちゃんもファンだったの?」

貴音「…そのようなところです」

一同(話について行けない…)

貴音「少しプロデューサーと二人で話をしてもよろしいですか?」

小鳥「まあ!もしかしてサウザーのファン!?キャー!」

高木「ん?…ああ、別に構わないが…」

貴音「真、ありがとうございます。ではプロデューサー、こちらへ」

サウザー「何故貴様の指図を受けねばなら…おい、引っ張るな!力強っ!?女の力じゃないぞこれ!!?」

貴音「どういうことだサウザー、こんなところで何をしているのだ!」

サウザー「むっ?このサウザーに向かって何だその口の聞き方は…というかまるで男のような口調だな」

貴音「……ああそうか、分からないのか……こんな状態では無理もないか……それに人のことを言えた立場でもないな…」

サウザー「さっきから何を言っている!?話が全く掴めん!」

貴音「私は北斗の次兄トキだ……今となっては長女になってしまったが」ズーン

サウザー「はあ!?貴様がトキだと!?なんの冗談だ!トキが女のはずがなかろう!」

貴音「……心臓をはじめ各種臓器と秘孔の位置」ボソッ

サウザー「!!?…しかし、俺の体の謎はケンシロウとの戦いでそれなりに知られたはず!」

貴音「………こむら返り」ボソッ

サウザー「………何があった、トキ」

貴音「………」グスッ

北斗神拳の次兄トキ!その拳才は伝承者のケンシロウや長兄ラオウをも凌ぐと言われ、当時は誰もが伝承者に選ばれるものと思っていた!だが、ケンシロウとユリアを助けるために自ら死の灰を浴び、病を負った体になってしなったために伝承者の道を諦める結果となった!だがその病は死の病ではなかった!!ある日目覚めたトキの体は2つの豊かな乳房を引き換えに鍛えられた筋肉と男のシンボルを失い、病もすっかり治っていたのだった!!


貴音「この体になってから、柔の拳が研ぎ澄まされてな…体力や筋力が著しく落ちたのを差し引いても以前より強くなっている気がする…病も治ったしな。複雑な気分だが……」

サウザー「oh…」

貴音「だが今となっては拳の力などあまり意味を持たない。医療も発達し、私の力も必要なくなった…そこで、私も一人のアイドルとして、この生を全うすることにしたのだ」

貴音「サウザー、かつては敵対した者同士だが、同じ事務所の仲間として、共に歩んで行こうではないか!」スッ…(手を差し伸べる)

サウザー「何を…俺に仲間などいらぬ!」

貴音「いらないのではなくできないの間違いではないか?」

サウザー「ぐはっ」ブアッ(おでこから血が噴き出す音)

貴音「そんなことばかり言っているから南斗DE5MEN女性不人気No.1なのだ」

サウザー「ぬくくぅ~~」プルプル

貴音「お前は腐っても聖帝、そしてこの世はアイドル乱世。しかしながらこれも乱世だ…この世に覇を唱えたいのだろう?しかし今の世は一人では何もできぬ。サウザー…今こそ仲間が、愛が、ぬくもりが必要なのではないか?」

サウザー「…………か…勘違いするなよ!別に貴様と友達になりたい訳じゃないからな!」ガシッ!

貴音(“友達”とは一言も言ってないのに…そこまで孤独だったか、サウザー…)グスッ



サウザー「ところで、プロフィールでは貴様の年が18となっているのだが…これはどういうことだ」

貴音「……とっぷしーくれっとです」


かくして、聖帝サウザー(笑)のアイドルプロデュースが幕を開けるのであった!

高木「話は終わったかね」

貴音「はい」

サウザー「さて、俺も業界を退いてから細かいことは疎いのだが…765プロというのは大して有名ではないのだろう?」

伊織「ちょっと!何よその言い方!」

サウザー「事実を言ったまでだ。せいぜい名ありと呼べるのは竜宮小町程度か?」

伊織「私がその竜宮小町のスーパーアイドル水瀬伊織よ!」

サウザー「何がスーパーアイドルだ!南斗DE5MENの足元にも及ばん」ニヤァ

伊織「なんですってえ?!このホクロデコ!!」

サウザー「なにを!このツルピカデコ!!」

やよい「伊織ちゃん!けんかはだめですーっ!」

律子「プロデューサー殿も何喧嘩売ってるんですか!」

伊織「…確かにあんたの言うとおりかもしれない。でも、今のところ何もしていないあんたにとやかく言われる筋合いはないわよ!」

サウザー「フン…ならば仕事をとってくればいいのだろう?」

伊織「!?…あのね、そんな簡単なもんじゃないのよ?」

サウザー「俺を誰だと思っている、聖帝サウザーだ」ドヤァ

伊織(本当に大丈夫かしらこいつ)

サウザー「そうだな…ユキホを連れて来い」

伊織「?雪歩…?分かったわ」

貴音「…どうするのだ、サウザー」

サウザー「まあ見ておけトキ。面白い事に気づいたのだ」

雪歩「……あ…あの…何ですか?プロデューサー……」ガタガタ

サウザー「貴様…確かハギワラという姓だったな?」

雪歩「は…はい」ガタガタ

サウザー「今日の夜貴様の家に出向く。“聖帝サウザーが家にくる”と貴様の親父に話しておけ。それだけで方がつく」

雪歩「わ……わかりましたぁ……」ガタガタ

サウザー「行けい!」

雪歩「し…失礼しましたぁ!」スタタタ


貴音「なぜ雪歩……まさか」

サウザー「フハハハ!これもまた聖帝の豪運のなす技だな!」ドヤァ

一応本物です。前日偽物のなりすましが起こったようで大変ご迷惑をおかけしました。書き溜めてあるので一気に終わらせます!

雪歩宅


雪歩父「サウザー様!よくぞご無事で!」

サウザー「フハハハ!まさか貴様らが現代でも建築業をしているとはな!聖帝十字陵の建築技術が生きているということか!」

雪歩父「夜はしっかりお眠りになられてますか?野菜はしっかりと食べられていますか?」

サウザー「帝王に野菜などいらぬ!無駄な睡眠もいらぬ!」

雪歩父「サウザー様……」

雪歩「まさかプロデューサーがうちの組の長だったなんて…」

雪歩父「覚えてないのも無理もない。まだあの頃は雪歩は物心もついてなかったからな…」

サウザー「おい、今日からこの家に住ませてもらおうか。元々俺の残した金で建てたのだろう?」

雪歩父「ごもっともです。それに、サウザー様の不摂生を矯正させていたたきたいと思います」

サウザー「え~それはやだー!」

雪歩父「夜遊びを覚えたてのはしゃぐ子供じゃないんですから、全く…」

雪歩「ええ!?プロデューサーが家に住むの!?」

雪歩父「そうか、男が怖いんだったな…雪歩、上着を脱げ」

雪歩「えっ…うん」パサッ

サウザー「お…おい!お前自分の娘になんてことさせるんだ!!」///

雪歩「」

雪歩父「ほら、あの方はお前以上に異性に慣れてないのだ。心配することはない」

サウザー「そ…そそそんなことより、仕事の話だ!お前たちに動いてもらいたいことがある」アタフタ

雪歩父「かしこまりました」

雪歩「…なんかプロデューサーって、かわいい」ボソッ

サウザー「か…か……かか可愛いだと?!なにを、こ、ここの聖帝に向かって…おい、ついて来い!」///

雪歩父「あ、ちょっと、引っ張らないで下さい!」





雪歩「…ふふふっ」

翌日


サウザー「ゴールデンタイムのTV番組とってきた」ドヤァ

伊織「」

サウザー「あれ~昨日の威勢は何処に行ったのかな~ツルピカデコちゃ~ん」ニヤニヤ

伊織「ぐっ…悪かったわね!」イライラ

雪歩「プロデューサー、お茶が入りましたぁ」ガチャッ

サウザー「ちょっ…ユキホ!やめてくれその薄い生地の服!!目を向けられん!!」

伊織(確かに雪歩にしてはちょっと大胆な服の気がするけど、いうほどかしら)

サウザー「ちょ…まて……近い…近…あ」プシュー///

コトッ

雪歩「失礼しましたぁ」タタッ

伊織(雪歩…まさかあんなやつに……いや、あの感じだとからかっているって線もあるけど、あの雪歩が男相手にからかう…?それにしても、あいつの思わぬ弱点が見つかったわ!にひひっ)





サウザー「………」

サウザー「ふぅ…」

タタタッ

亜美「おっはよ→兄ちゃん!」ヒラヒラ

真美「どう?今日の真美たち、さくち→でしょ!」ヒラヒラ

サウザー「別に」

亜美真美「……」

ドカッ

サウザー「ぬふっ!?」

サウザー「いいか、番組は7月2日、7時から始まる2時間スペシャルの歌番だ!下郎ども、それまでに各々の技量をしっかり磨いておけ!」

千早「歌番!?」

響「ダンスもあるのか!?」

貴音「プロデューサー、流石にこのような番組は少し早すぎると思うのですが…」

サウザー(二人きりじゃないといつもの口調じゃないのか…やりにくい)「時期など関係ない。ここで真価を発揮できぬのなら所詮そこまでということだ」

伊織「…いいわよ、やってやろうじゃない!」

サウザー「そこで貴様ら下郎に衣装と曲のプレゼントだ!」

アイドル達「「「!!!!」」」

サウザー「まずは衣装!この俺聖帝サウザーと同じ聖帝タンクトップだ!!」ゴゴォッ

アイドル達「」

サウザー「さらに、アイドル志向に合わせピンク色のイチゴ柄だ!!」ドヤァ

アイドル達「」

サウザー「そして、特番でやってもらう曲はこれだ!!」


♪ welcome to this crazy time
このイかれた時代へようこそ
君は tough boy toughboy
tough boy toughboy ♪


伊織「アイドルを何だと思ってるのよー!!!!」

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ーーーーーー


サウザー「トキ、少しいいか?」

貴音「どうした」

サウザー「星井美希とは何者なのだ?」

貴音「!!?何故貴様が彼女の名前を!?」

サウザー「先日聖帝軍改め萩原組に番組スタッフを脅しにいかせた時に聞いた名前だ…実は今回の番組が取れたのはその女が765プロに“いた”ことが買っているらしい」

貴音「…彼女は史上2人目のSランクアイドルだ。日高舞と年を同じくして頂点に登りつめたが、突然765を去り、芸能界からも姿を消してしまった…それが丁度一年前だ」

サウザー「日高舞…?」

貴音「伝説のアイドルと言われる女性だ。それに対して星井美希は幻のアイドルと言われていたそうだ。私がアイドルとなったときには星井美希はいなかったから詳しくは知らないが…」

サウザー「ほう、ツルピカデコにはああ言ったが、ここもただの無名という訳ではないようだな……まあいい、今回の番組を下郎たちが成功させるかどうかにかかっているからな」ニヤァ

そして、番組に向けたレッスンが始まった!亜美真美に足を刺され、雪歩にからかわれ、再発したこむら返りを貴音(トキ)に治してもらい、亜美真美に足を刺され、伊織と小学生レベルの喧嘩を繰り広げ、亜美真美に足を刺された!

そして、ついに番組収録の日が訪れた!!



司会「それでは次は、765プロのアイドルの皆さんで“tough boy”」

カッ!


アイドル達(聖帝タンクトップ着用)






シーン





そこには、聖帝タンクトップを着た765のアイドル達の姿があった!凍りつく会場!正直逃げて帰りたいくらいの本人達!だが、その中にも意思を曲げない強者もいた!!


千早(どんな形であろうと、私の歌を日本全国に届ける絶好の機会、絶対に無駄にしない!)

伊織(あのバカのいいようにされっぱなしなんてたまったもんじゃない!目にものを見せてやるわ!!)

雪歩(プロデューサーと触れ合ってたら、男嫌いとかバカらしくなってきちゃった、ここからが、本当の私のはじまり!)

貴音(ラオウ…おそらくあなたもこのステージを見ているはずだ…その目に焼き付けておくがいい!!)

その気に当てられた他のアイドルたちは、次第に自分を取り戻し、集中力を高めて行く!
そして!!

「「「welcome to this crazy time このイかれた時代へようこそ 君は tough boy tough boy tough boy tough boy」」」

結果として、奇抜なファッションやアイドルに似合わないロックなナンバーとは裏腹に確かな歌とダンス、何より何かを感じさせる謎の魅力に溢れ、この瞬間、番組の最高視聴率を叩き出すのであった!!


春香「まさかここまで盛り上がるなんて夢にも思わなかったよ」

千早「流石は元有名アイドルなだけあるわね。メチャクチャなように見えて大事なところはしっかり掴んでるわ」

春香「それに、偉そうにしてるように見えて繊細で寂しがりやだったり、なんかかわいいよね」

千早「萩原さんと同じようなこと言うのね」

春香「へっ?雪歩が!?」

雪歩「どうでしたかぁ?プロデューサー」

サウザー「待て、俺が悪かった。思ってたよりその服やばい。女子にきせるもんじゃない。だから落ち着いて着替えてきて…」

雪歩「プロデューサーも着てみますか?ピンクのイチゴ柄も似合うと思いますよぉ?」パタパタ

サウザー「やめろぉお!!胸元をパタパタするなぁああ!!!」ダッ!



ドカッ

\ギャーッ/

春香「雪歩…変わったね」

雪歩「私も本当は恥ずかしいよぉ…でもそれ以上にプロデューサーが恥ずかしがるから楽しくなっちゃって…えへへ」

春香「そっか…羨ましいなぁ……」

千早(こ…これは……)



伊織(今回はまんまとしてやられたわ。癪に障るけど確かにアイツは一流だわ。でも、だからこそ追い抜いてやる!)

765の番組が成功に終わった後、ややほとぼりが覚めてきたある日の昼下がり

サウザー「フハハハ!」ドヤァ

貴音「どうしたのですか?」

サウザー「思い出し笑い!」

貴音「はぁ」

サウザー「もはや何があっても今なら面白い!」

貴音「そうですか」

サウザー「例えばこれを見てみろ!?ブーンブブーン…キキー」

サウザー「ボギャーン!!」ボチョッ

サウザー「フハハハ!」ドヤァアア

貴音「楽しそうで何よりです」

小鳥(この人がなんだかんだいって敏腕なプロデューサー…よくわからないものね……)

ガチャッ

律子「プロデューサー殿!」ガチャッ

サウザー「むっ…どうしたリツコ」キリッ

律子「それが……」

「すまぬ、上がらせてもらうぞ」

小鳥「黒井社長!?」

サウザー貴音「ラオウ!!?」

ラオウ「いかにも、俺が黒井崇男、またの名を世紀末覇者にして北斗の長兄ラオウ!」

サウザー「…リツコにコトリ、この場は席を外してくれ(トキの女言葉は慣れん)」

律子「…分かりました」

小鳥「……失礼します」ガチャッ


律子小鳥(あれ?貴音(ちゃん)はいいの?)



ラオウ「久しぶりだな、トキ…いや、今は貴音か」

貴音「いや、トキでいい。それより兄さん、どうしてここに」

ラオウ「サウザーに話があったのだが、トキもいるとは丁度いい。今から話すことは極めて重要な話…」


ラオウ「そう、この世がアイドル乱世になるに至るまでの話だ」

CGプロ


「………」



「ケン、もうあの事は忘れようよ」

「!…リン?!……いや、しかし…」

「いつまで引きずってても変わらないよ…それに今は私のプロデューサーでしょ?」ギュッ

「………リン」








(私のケンをこんな目に合わせて………絶対に許さない)

番外(茶番)

春香「そんな……千早ちゃん……歌えなくなるなんて…」

千早「もうだめ…歌のない私なんて……」

貴音「…一つ手段があります、ですか、それは死よりも苦痛な激痛が伴う非情の手段…」

千早「何でもいいわ四条さん!私にそれを!!」

貴音「……はじめるまえにこれを渡しておきます。苦痛に耐えられないのであればお飲みください」

貴音「心霊台!!」ドカッ!

千早「ぐはっ!」ビキーン

千早「うおあっ、おあわあ…うわあああああ!!!」ピキッ バキッ

千早「あがわわ!!」ゴボァ ブシャァビチャビチャ……

春香「やめて…もうやめて千早ちゃん!」ドンドン

春香「はっ!?」

伊織「ち…千早の声が途絶えた…」

雪歩「ま…まさか……」


春香「千早ちゃん!!」


ガチャッ…





サウザー


サ ウ ザ ー

ラオウ「まず、日高舞について語らねばなるまいアイドル史上初のSランクアイドルにして世界がアイドル乱世となった発端の女だ」

貴音「日高舞か…ってサウザー!?」

サウザー「んーっ……んーっ」チューチュー

貴音「大事な話してるのに子供にみたいにぎこちなくシェイクを吸うな!」

サウザー「……ぷはーっ」ほっこり

ラオウ「……続けてよいか?」

貴音「……ああ」

日高舞!その前には人はなく、その後ろにも人はいない。アイドルはただ一人と言わしめた世紀末アイドルである!その圧倒的な魅力に惹かれ、人々は拳を捨て、アイドルへ傾倒していくのだった!そして、3年間もの間、世界の全てを握った彼女であったが、突然の結婚により、アイドル乱世から突如姿を消したのであった!!

ラオウ「……そして、その日高舞の正体は…ユリア!」

貴音「!!!!…まさか、彼女にはケンシロウが」

ラオウ「何でも勢いで男と夜を共にし、そのまま子を宿したらしい。ケンシロウもその後フられておったわ」

貴音「そんな…あんまりだ……」


サウザー「えっ?あいつ見るからにビッチじゃん。幼馴染のジュウザといい感じだったのに従兄だとわかった瞬間何の感慨もなくケンシロウに乗り換える女だぞ?」

ラオウ貴音「………」

貴音「それでは…ケンシロウは」

ラオウ「CGプロで渋谷凛をプロデュースしているそうだ」

トキ「凛……リンか!彼女もアイドルになっていたとは…」

ラオウ「しかもシンデレラガールにして史上3人目のSランクアイドルだ。ケンシロウもどうやらプロデュースの腕も立つようだな」

貴音「……私にこの話をしたということは…」

ラオウ「そうだ。トキ、俺とCGプロへいくぞ。敵情視察を兼ねて我らの弟の様子を見に」

サウザー「フッ…ケンシロウか。そこまでこの俺と友達になりたいか……」

ラオウ貴音(なにいってんだこいつ…)

CGプロ

貴音「ここがCGプロ…」

ラオウ「200人以上のアイドルを抱えている大事務所だ…」

サウザー「フハハハ!ここに俺の友達となる男が!」児童帽子+リュック+短パン

ラオウ貴音(こいつを連れて行ったのは間違いだったか…)

CGプロ事務所

ちひろ「お話は伺っております。あなたが黒井…社…長……」

ラオウ「千川といったか…邪魔をする」 ズコココ

ちひろ「ひぃっ……」ガタガタ

貴音(ああ、初対面の、しかも女性にラオウは見るだけで厳しいものがあるな…)

サウザー「チヒロといったか、ケンシロウはどこだ」ズイッ

貴音(ほんと置いてくれば良かった)

ちひろ「今は凛ちゃんと営業に行っています……わ…私は用事があるのでこれで!」ダッ!

貴音「…ラオウ!そんな威圧的ではいつまで経っても独り身だぞ!?」

ラオウ「ぬぅ…しかし……」シュン

ガチャッ

ケンシロウ「ちひろ、ただいま戻…ラオウにサウザー!?」

凛「ただいま…ってええええ!?」

ラオウ「よく生きがいを失いながらも生きながらえたな、ケンシロウ…」

ケンシロウ「兄さん…そこの女性は、確か四条貴音さんでしたか?」

ラオウ「それは間違いではないが…」

貴音「ケンシロウ、私はトキだ。こんな姿になってしまったがな…」

ケンシロウ「まさか…いや、確かにこの冴え渡るオーラは確かにトキのものだ…すっかり変わったな、トキ」

貴音「フッ…だがまだ生きている」ニコッ

凛「まさか…四条貴音がトキだったなんて…気づかなかった…」

貴音「リンももはやSランクアイドルか…かつてはあんなに幼い娘だったのに、私が後を追う立場になるとはな…」

凛「そんな…トキはまだアイドルになって数ヶ月じゃない。それに、私がここまでこれたのはケンがいたからで…///」

サウザー「ぬくくぅ~この俺を無視するどころか人前で惚気おって…」プルプル




ガチャッ



一同「………?」

ヒューイ「ここがCGプロか!」

シュレン「ああ、QUEEN様のおっしゃる通り、ラオウとサウザーにトキも集まっているな」

フドウ「ブハハハハ!」

アイン「カモンビバリーヒルズ!!!」

ジュウザ「フッ…俺はその辺はどうでもいいがな。この事務所には200人余りの女がいるそうじゃないか…むっ?サウザーか!久しぶりだな」

サウザー「…おお、ジュウザか!何なのだこいつらは?そしてお前たちは何しに来たのだ!?」

ジュウザ「それは俺たちがアイド」

ヒューイ「我らは新たな慈母星、QUEEN様の元に募った新生南斗五車星!」ビシィン!

シュレン「またの名を、sideMプロアイドルグループ・Five Car Star’s!!」バシィン!

ジュウザ「……」

ラオウ「…むっ?慈母星といえばユリアだったはず…QUEEN?」

ジュウザ「…ユリアは他の男に勝手に堕ちたからな…目的を失った俺たちに新たな光をくれたのがQUEENさ」

貴音「QUEEN…そう呼ばれる人物はこの世でたった一人…」

「アイドルこそ正義…変な時代になったものだ…」スタスタ






美希「久しぶりだな、ケンシロウ」

一同「「「!!!!」」」

五車星「QUEEN(様)!!」「ブハハハハ!!」「バブルス!!」

ラオウ「こ…この小娘が…幻のアイドル・星井美希……」

貴音「まさかsideMプロのプロデューサーになっていたとは…」

ケンシロウ「リン…この女が、お前がいずれ越えなければならない最大の壁の一つ…」

凛「…うん、分かってる」


サウザー「なにずれたことを言っているんだ貴様ら……驚くところはそこじゃないだろう」ワナワナ






サウザー「………何で生きているんだ、シン」

一同「「「!!??」」」

美希「…なぜ分かった、サウザー」

サウザー「フン…QUEENか……以前貴様のKINGという名称を侮辱してやったのを覚えてるか?アイドル乱世を制しても、その無様なネーミングセンスは変わらなかったらしいな!……だが、貴様はケンシロウに殺されたはず……」

美希「……死んださ。今も南斗孤鷲拳のシンは墓の中だ。今の俺はあくまで星井美希だ」

美希「そう、転生したのさ。生前の記憶を保持したままな」

アイドル乱世二人目のSランクの称号を得た幻のアイドル・星井美希!彼女の正体は前世の記憶を保持したまま転生したシンだった!
本来ならあり得ないであろうこの現象は、ひとえに彼女…いや彼の狂気とも言える執念により成し遂げられたのだった!その執念の源はもちろん……!!

凛「シン…今でこそケンからあの女を奪ったこと自体はそんなに責めないけど、あんたもケンを傷つけた男…許さないよ」

美希「…何を勘違いしている?俺もユリアなどどうでもいい。というか存在自体が許せなかった!」

一同「「「!!??」」」

美希「俺は昔からケンシロウ…いや、ケンが好きだった!誰よりもケンと時を過ごし、共に笑い、共に泣いたのだ!俺がユリアを攫ったのも、全てはケンの気を引くためだったのだ!!」

ケンシロウ「」

凛「」

美希「だが俺もケンもあの時は男だった!俺は何もできなかった!だが今は違う!性別の壁も乗り越えた!もはや俺を妨げるものは何もなくなった!!」

美希「何故俺が一線を退いたか分かるか?ケンシロウをプロデュースするためだ!そして俺とケンは互いをプロデュースしあい、共にトップアイドルとして永遠に君臨するのだ!!」

凛「そんなの狂ってるよ!それにあんたにケンは渡さない!ケンは私のプロデューサーで、私の大切な人なんだから!」

美希「フン…女のいうことなど信用なるか!あのユリアもそんな薄っぺらい言葉と感情で媚びへつらい、結局ケンを裏切った!すなわち女の体を持ちながら男の精神を持った俺こそがケンの隣にふさわしい!」

凛「何を!どんなに正当化したって、結局はあんたはただのホモでしょ!」

美希「悔しくて感情論でしか返せないか?このビッチが!」


プチーン


凛「…何?やる気?私がケンのアイドルって意味分かってる?私は第65代北斗神拳伝承者渋谷凛だよ?」

美希「なら俺は今日をもって第66代北斗神拳伝承者星井美希だ!随分短い在任期間だったな!」


凛「北斗飛衛拳!」ダッ

美希「南斗獄屠拳!」ぶあ~


ビシャッ!


バギャアアアン ドゴオオン


ズガアアアアアン


ヒューイ「ぐっ……なんて凄まじい戦いだ!」

シュレン「俺たちには何もできないのか!」

フドウ「ブハハハハ!」

アイン「ミシシッピー!」

ジュウザ「くそっ…何もせんのかこいつら…だがリンとQUEENの実力は本物だ…そうだ、他の奴らなら!」

サウザー「フハハハ!やれー!そこだー!フハハハハ!!」

ラオウ「ぬぅ…今止めに入ったらまた……生涯独り身にまた一歩……」

ケンシロウ「そんな……シンが…………ホモ………」

ジュウザ「駄目だこいつら!?」





貴音「北斗有情拳!!」カッ!

凛「ぐっ!!」ドシィッ

美希「がっ!!」バシィッ


貴音「ここは更地ではない…たくさんの無関係な人々がいるのだ。今はよせ!」

凛「か…体が……」ピキンッ

美希「動か…な…い」パキンッ


ラオウ(ぬぅ…トキの拳が以前よりさらに冴えておる…)

サウザー「あーあ…終わっちゃった…」シュン

貴音「しかし、このような世にここまで世紀末の拳士が揃うとはな…」

凛「それって私も数に入ってるの?」

美希「どうやらケンシロウの心の傷は思っていた以上に深いようだな…ユリアめ……」ギリッ

凛「いや、半分はあんたのせいでしょ」

サウザー「聖帝…北斗3兄弟…シンデレラガール…QUEEN……そうだ!いいことを思いついたぞ!!」

サウザー「ラオウ、俺と巨大なアイドルライブフェスを開催するぞ!」

一同「「「!!??」」」

ラオウ「うぬと…?ああ、萩原組は聖帝軍だったな…確かに可能だろう…だが参加するアイドルはどうする?」

サウザー「ここに少なくとも765、961、CG、sideMの代表格はいるぞ?これだけで実質的にも価値のあるものになるだろう?」

ラオウ「!確かに」

サウザー「この4プロダクションがいるだけで、他のプロダクションも参入するはずだ!そこで事実上の頂上決戦だ!!」

ラオウ「ほう…うぬにしてはまともなことを言うではないか」

サウザー「あと…ちょっとやって見たいことがあるのだ…」









一同「「「はあああああああああああ!???」」」

番外(恋文)

学校や会社もできはじめ、テレビや電話もできてきたけど、君への想いは大きくなるばかりでした。たまに力こそ正義だったあの頃が懐かしくなったり、サザンクロスの街が恋しくなったりするけれど、君への恋しさは比ではありません。こんな世界でこんな僕だけど新しい友達もできました。赤と青のうざい奴とでかい奴と自由な奴とアメリカンな奴で変わった連中ですが、はなしてみると気さくな連中です。今度みんなにも紹介したいです。今年の夏も暑くなりそうなので、熱中症にはみんな気をつけてください…なんて。

ーQUEEN 星井美希

765プロ

サウザー「2ヶ月後に巨大なアイドルフェスやるぞ!」ドヤァ

あずさ「巨大って…どれくらいのですか?」

サウザー「ほぼ全てのプロダクションが参加する事実上の全面戦争だ!!要は各ブースの客の取り合いだ!」

真「全面戦争!?なんか燃えるなあ!」

やよい「うっうー!楽しみですー!」

伊織「…またあの変な服や歌を持ってくるんじゃないでしょうね?」

サウザー「心配するな!今回はリツコにその辺は任せてある。貴様の好きにやれ!」

伊織「?…やけに大人しいわね」

サウザー「いいか、今確定しているだけでもジュピターとニュージェネレーションの参加が決定している。それがどういう意味かわかるな?」

千早「一筋縄じゃいかないって事ね」

春香「そうだね。でも、負けられないよね!」

サウザー(まあ、それだけじゃないがな…色々と)

萩原家(聖邸)

06:00

朝ピヨー 朝ピヨー

サウザー「zzz…んんっ」ムクッ

サウザー「……むっ?」

雪歩「お…おはようございます、プロデューサー…(キャミソール一枚)」テレッ

サウザー「」





貴音「…どうしたのだサウザー、今日がフェスの当日だというのに…」

サウザー「ふぅ…………」

ブース表

765オールスター
ジュピター
ニュージェネレーション
Five Car Star’s
876トリオ
μ's
STAR☆ANIS
ユリア
QUEEN

伊織「ちょっ…ユリアってまさか日高舞!?」

亜美「QUEENってどう見てもミキミキだよね→…」

響「それにニュージェネレーションの渋谷凛もいるぞ…」

サウザー「貴様ら!始まる前から萎縮するな!勝った方が強いのだ!」

サウザー「貴様ら!始まる前から萎縮するな!勝った方が強いのだ!」

雪歩「そうですよぉ!要は勝てばいいんですよぉ!」

真美「ゆきぴょんって変わったよね→…」

伊織「良くも悪くもね…それだけアイツの影響力が大きいって事ね…認めたくないけど」

サウザー「なんだかんだで貴様らも全員Aランクアイドルまでになった!相手は所詮Sランクたった一人ずつだ!数では勝っている!!」

雪歩「そうですぅ!」

千早「春香…萩原さん、プロデューサーと仲いいわね」

春香「あ…うぅ……でもそうだね、気持ちで負けてちゃダメだよ!みんなー!頑張ろーっ!!」


全員「「「おおーっ!!」」」

こうして、アイドル乱世史上最大の全面戦争フェスが始まった!!


サウザー「……ちっ、やはりユリアとシンの二強か…」

ラオウ「やはりあの二人は圧倒的だな…」


当初はやはり日高舞(ユリア)と星井美希(シン)の対決となった!他のブースにも客はいるものの、やはりSランクアイドルは伊達では無かった!渋谷凛もSランクアイドルではあるが、正直なところ2人に比べれば知名度が劣るところであった!


だが、それはあくまで知名度のみの話である!!


サウザー「むっ…765とニュージェネレーションに客が流れはじめた!?」

765ブース

客「うわあ、四条貴音って凄くないか!?」

客「ああ、今宙に浮いたような…」


貴音「ユクゾッ…ユクゾッ…ユクゾッ…」ヒュン ヒュン


CGブース

客「しぶりんすげぇ……」

客「あの落ち着いたイメージを覆す強烈なシャウト…」


凛「あたぁああああああ!!!!」グァアアアアッ

サウザー「ほぼ4箇所にまとまってきたな…」

ラオウ「ジュピターは…駄目じゃないか……」シュン

サウザー「……フッこれで勝負は見えたな」

ラオウ「?何故だ…まだこれで互角と言ったところだろう」


サウザー「見くびるなよラオウ、765の本当の強さはトキなんかじゃない」


サウザー「仲間だ!」ドヤァ


雪歩(プロデューサーのおかげて、ここまで来れた…私は変われた)

雪歩(私は…ここにいるすべての人に恩返しがしたい!)

雪歩(ここまで導いてくれたプロデューサーに、ここにいる仲間たちに、ここにいるファンの皆さんに!)

客「…何かあの子も良くないか?」

客「ああ、ひしひしと感情が伝わってくる…」

客「他の子もよく見たら、凄くいいぞ?!」

客「ああ、すごいな…765プロ……!」


ダダダダダ


サウザー「帝王に敗北はないのだ!!」ドヤァ


結果!最終的には約四割の客を765プロが惹きつけ、サウザー率いる765プロの大勝利となった!しかし、フェスはこれで終わりではない!実はサウザーの恐るべき計画はこれからだった!!


サウザー「行くぞ、ラオウ!」

ラオウ「ぬぅ……」

春香「プロデューサーさん!大勝利ですよ、大勝…ってあれ?」

千早「どこにもいないわね…ここで見ていたはずなんだけど…」

真「……あれ?あっちのブースに人が集まってる」

伊織「変ね…もう終わったはずなのに…」

亜美「おもしろそう!真美!行こう!」ダッ

真美「がってん承知の助!」ダッ

伊織「ちょっと二人とも!…全く…」

真「あれ?雪歩はもういない!?」

響「貴音もいないぞ!?」

春香「私たちもいってみようよ!」

中央ブース

春香「…まだステージには誰もいないね…」

千早「でもこれだけ人がいるってことは、何かが始まるのよね…」

ナレーション「199X年!人類は核の炎に包まれた!」

全員「「「!!??」」」

ナレーション「海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた!だが、人類は死滅していなかった!!」


チャララ ララララ~~デデデ デデデ デデデ デン



ドガァアアアアアアアン!!!!


伊織「きゃあああっ!」グォオオ

千早「ケホッ…ケホッ……」グォオオ

春香「会場が爆発で煙が……あああああ!!」

世紀末六神聖!!!!

友達募集中!聖帝765P!
世紀末覇者!黒井崇男!
悲しき宿命の天才!四条貴音!
北斗神拳伝承者!モバP!
北斗の新たな星!渋谷凛!
執念の血の十字架!星井美希!

全員聖帝タンクトップ着用!




客「「「」」」


チャララ~~バン


ブリリリリーリリリ


リーーー

リーーー リーーー


リーーーリーーー

~企画 サウザー~


一同「「「youはshock!!」」」


~特殊効果 ラオウ~


サウザー「愛で空が~落ちてく~る」


一同「「「youはshock!」」」

原案 武論 尊・原哲夫
シナリオ 河田雄志
作画 行徒妹
「webコミックぜにょん」連載中

ラオウ「俺の胸に」

~音楽 ケンシロウ~

ラオウ「落ちてくる」

サウザー「熱い心 鎖でつないでも 今は無駄だよ」

ケンシロウ「邪魔するやつは指先一つで ダウンさ」


一同「「「youはshock!」」」


ケンシロウ「愛で鼓動 早くなる」


一同「「「youはshock!」」」


~ 制作担当 サウザー~


サウザー「俺の鼓動 早くなる」


~キャラクターデザイン 四条貴音~

ラオウ「お前求めさまよう心今 熱く燃えてる」


サウザー「全てとかし」


~美術デザイン 渋谷凛~


サウザー「無残に飛び散る は ず さ」


雪歩「キャアアア!サウザーーー!!」

ダッ ダッ

雪歩「……?」

貴音「俺との愛を守る為 お前は旅立ち」


亜美真美「「えーいっ」」

サウザー「ぬふっ!?」

~制作担当 双海亜美 双海真美~

凛「明日を 見失った」


美希「微笑み忘れた 顔など」

~シリーズディレクター 星井美希~

美希「見たくは ないさ」

一同「愛を」

~プロデューサー サウザー~


一同「「「取り戻せ!!!!」」」


チャーン チャーン チャーン チャーン

貴音「いや~っ!!」キュァアア

美希「はあっ!!」ぶあ~~

サウザー「フハハハ!」グバアッ


チャララー チャラララン!!





ワアアアアアアアアアアアア!!!!




伊織「結局あいつに全部持っていかれたー!!!!」

ユリア「………」

美希「敗者の気分はどうだ?ユリア」

ユリア「!…星井美希ちゃん……いえ、シン……」

美希「本当は俺の結果などどうでもいい、お前がアイドルとして失墜する様が見れただけで俺の勝ちだ」

ユリア「あなた…やはりケンの事を…」

美希「貴様がケンなどと呼ぶな!この裏切り者め!!」グイッ

ユリア「!!…ぐっ……」

美希「……だが」パッ

ユリア「……がはっ…?」トサッ

美希「……これで世紀末の男どもを誑かした魔女・ユリアは死んだ!ここにいるのは娘を想う一人の母親日高舞!」

ユリア「…!!」

美希「行け!そして二度と顔を見せるな!もし今後俺たちに接触したり、娘を貴様のような外道に育てようものなら…その時はもう一度地獄へ突き落としてやる」

ユリア「…ありがとう、ごめんなさい」ダッ…



美希「…さらばだ、ユリア」

後日


961プロ

ラオウ「ぬぅ……」

冬馬「その…すまねぇ…」

ラオウ「別に気にする事ではない。うぬ達にはまだ未来がある」

北斗「いや…そうじゃなくて……」

翔太「その……」

ラオウ「何だ?」

ジュピター(俺たちアイドルがおっさん(クロちゃん)(社長)に負けるなんて…)

CGプロ

ケンシロウ「リンもすっかりトップアイドルだな」

凛「そうだね。でも、シンが復活しちゃったし、トキもSランクアイドルになったし、これからだよ」

凛「あ…あのね、ケン………私……」


ガチャッ


美希「ケン!今夜はハレー彗星がモロにヤバイらしいぞ!?」

凛「げっ……また来た泥棒猫」

美希「なんだと!?お前の方が後からだろう?この泥棒犬!」

凛「なんですって?」

美希「なんだと!?」


バチバチバチ……

ケンシロウ「ちょっと二人とも…落ち着いて」

凛美希「「ケンは黙ってて(ろ)!!」」

ケンシロウ「」



ガチャッ


真「見つけた…美希……いや、シン様!!」

美希「……へ?」

真「ボクはずっとシン様のファンだったんです!亡くなったと聞いた時は一週間食事も通らなかったんですよ?でも…まさか美希がシン様だったなんて…きっとボクのために生まれ変わってくれたんですね!今のシン様は女の子ですけど、シンが様はずっと同性愛だったんですよね?ならボクも問題ないですよね?それに肉体的にはあれですけど、精神的には異性ですよね?ね?ね?」

真「モバPさん!」

ケンシロウ「…ん?」

真「今日からライバルですね!」

ケンシロウ「……ん?」

美希「えっ…おいちょっとまて!やめろ!ケン!助けてくれー!!」ダッ

真「待ってくださいシン様ー!!」ダッ

765プロ

サウザー「フハハハ!」ドヤァ

伊織「どうしよう、最近はこいつの顔にも慣れてきちゃった…」

貴音(伊織……哀れな……)

ガチャッ


雪歩「おはようございますぅ!」
春香「おはようございますっ!」

雪歩「……」
春香「……」

雪歩「お茶ですぅ!」
春香「クッキーですよ!クッキー!」

サウザー「おい…ちょっと待て!落ち着いて……」


prrr…

小鳥「はい、765プロです…はい……はい……分かりました、失礼します」ガチャッ

小鳥「また世紀末六神聖宛ての仕事の依頼です…」

サウザー「フハハハ!!!」ドヤァ

貴音「………ハァ」

雪歩「えっ?またプロデューサーのライブですかぁ?見たいですぅ!」

春香「私も私もー!」





伊織「なんでアイドルの私たちよりあいつの仕事の方が多いのよー!!」




というわけで、前日からお騒がせしてしまって申し訳ありませんでした。これで完結です!
ぶっちゃけ世紀末六神聖がやりたかっただけです。すいません。

祝!43万部!!

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